阿南市議会 > 2023-05-29 >
06月05日-01号

  • "専決処分"(/)
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  1. 阿南市議会 2023-05-29
    06月05日-01号


    取得元: 阿南市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-15
    令和 5年 6月定例会 ┌─────────────────────────────────────┐ │              令 和 5 年                │ │         阿南市議会6月定例会会議録(第6号)          │ └─────────────────────────────────────┘◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 阿南市告示第63号  令和5年阿南市議会6月定例会を次のとおり招集する。   令和5年5月29日                         阿南市長 表 原 立 磨 1 招集の日  令和5年6月5日 1 招集の場所 阿南市議場◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇        令和5年6月5日(月曜日)午前10時    開会◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇議事日程(第1号)第1 議席の変更第2 会議録署名議員の指名第3 会期の決定第4 承認第1号 阿南市税条例の一部を改正する条例に係る専決処分の承認について 承認第2号 阿南市国民健康保険税条例の一部を改正する条例に係る専決処分の承認について 承認第3号 阿南市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例に係る専決処分の承認について 承認第4号 令和4年度阿南市一般会計補正予算(第10号)に係る専決処分の承認について 承認第5号 令和5年度阿南市一般会計補正予算(第1号)に係る専決処分の承認について 第1号議案 阿南市地球温暖化等対策基金条例の制定について 第2号議案 こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について 第3号議案 災害による市税の減免に関する条例の一部改正について 第4号議案 阿南市介護保険条例の一部改正について 第5号議案 阿南市環境保全推進協議会設置条例の一部改正について 第6号議案 阿南市火災予防条例の一部改正について 第7号議案 令和5年度阿南市一般会計補正予算(第2号)について 第8号議案 令和5年度阿南市一般会計補正予算(第3号)について 第9号議案 令和5年度阿南市学校給食事業特別会計補正予算(第1号)について 第10号議案 新たに生じた土地の確認について 第11号議案 字の設定について 第12号議案 動産の買入れについて 第13号議案 妨害排除等請求に係る訴えの提起について  ………………………………………… 報告第1号 訴えの提起に係る専決処分の報告について 報告第2号 調停の申立てに係る専決処分の報告について 報告第3号 損害賠償の額の決定及び和解に係る専決処分の報告について 報告第4号 令和4年度阿南市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について 報告第5号 令和4年度阿南市一般会計事故繰越し繰越計算書の報告について 報告第6号 令和4年度阿南市羽ノ浦農業集落排水事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について 報告第7号 令和4年度阿南市水道事業会計予算繰越計算書の報告について 報告第8号 令和4年度阿南市公共下水道事業会計予算繰越計算書の報告について   ───────────── 本日の会議に付した事件日程第1 議席の変更日程第2 会議録署名議員の指名日程第3 会期の決定日程第4 承認第1号から承認第5号     第1号議案から第13号議案     報告第1号から報告第8号追加日程 緊急質問追加日程 第7号議案及び第9号議案の先議   +++++++++++++出席議員(25名)  1番  陶  久  晃  一 議員  2番  西  川  達  也 議員  3番  水  谷  あ ゆ み 議員  4番  広  浦  雅  俊 議員  5番  金  久     博 議員  6番  渡  部  友  子 議員  7番  福  谷  美 樹 夫 議員  8番  藤  本     圭 議員  9番  平  山  正  光 議員 10番  住  友  進  一 議員 11番  福  島  民  雄 議員 12番  喜  多  啓  吉 議員 13番  武  田  光  普 議員 14番  幸  坂  孝  則 議員 15番  湯  浅  隆  浩 議員 16番  佐 々 木  志 滿 子 議員 17番  奥  田     勇 議員 18番  橋  本  幸  子 議員 19番  久  米  良  久 議員 20番  星  加  美  保 議員 21番  小  野     毅 議員 22番  住  友  利  広 議員 23番  横  田  守  弘 議員 24番  山  崎  雅  史 議員 25番  荒  谷  み ど り 議員   +++++++++++++欠員(1名)   ─────────────欠席議員(なし)   ─────────────説明のため出席した者の職氏名 市長       表 原 立 磨 副市長      山 本 俊 也 教育長      坂 本 和 裕 監査委員     尾 山 勝 敏 政策監      松 崎 敏 則 企画部長     岡 田 佳 造 総務部長     吉 積 和 己 危機管理部長   石 本 祐 一 市民部長     吉 村 茂 宏 環境管理部長   荒 井 啓 之 保健福祉部長   吉 岡 泰 香 産業部長     吉 岡 次 男 建設部長     藤 原 雅 典 特定事業部長   田 中 修 司 会計管理者    橘   敬 治 水道部長     柏 木 邦 雄 消防長      中 川 恭 一 建設部理事兼特定事業部理事          柳 川 克 一 秘書広報課長   東 條 智 子 財政課長     山 崎 大 樹   ─────────────議会事務局出席職員氏名 事務局長     岡 部 仁 史 議事課長     近 藤 雅 美 議事課長補佐   谷 崎 裕 理 議事課長補佐   宮 本 隆 文 議事課主査    天 川   晋  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(藤本圭議員) ただいまから令和5年阿南市議会6月定例会を開会いたします。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(藤本圭議員) これより本日の会議を開きます。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(藤本圭議員) この際、諸般の報告をいたします。 まず、議長会関係の報告書をお手元に配付いたしておりますので、御了承をお願いいたします。 次に、お手元に御配付のとおり、市長から、承認第1号から承認第5号及び第1号議案から第13号議案の計18件と地方自治法の規定による報告8件が提出されておりますので、御了承をお願いいたします。 また、監査委員からは、令和5年3月から5月に実施いたしました例月出納検査の結果の写しを御配付いたしておりますので、御了承をお願いいたします。 次に、去る3月31日付で、沢本勝彦議員の徳島県議会議員選挙への立候補に伴い、公職選挙法第90条の規定により議員を自動失職されました。また、これにより、議会運営委員会委員及び行財政改革調査特別委員会委員に欠員が生じましたので、委員会条例第8条第2項の規定により、後任の委員に、お手元に御配付の阿南市議会委員会組織一覧表のとおり選任いたしておりますので、御了承をお願いいたします。 以上で諸般の報告を終わります。 これより本日の日程に入ります。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(藤本圭議員) 日程第1 議席の変更を議題といたします。 議員の欠員により議席の変更をいたしたいと思います。 お諮りいたします。 議員の議席は、ただいま御着席のとおり変更することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本圭議員) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(藤本圭議員) 日程第2 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、24番 山崎議員、16番 佐々木議員を指名いたします。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(藤本圭議員) 日程第3 会期の決定を議題といたします。 本件につきましては、去る5月29日に議会運営委員会を開催し、協議されておりますので、その結果について委員長の報告を求めます。 横田議会運営委員長。     〔横田議員登壇〕 ◆議会運営委員長(横田守弘議員) おはようございます。 議長の指名をいただきましたので、議会運営委員会の結果につきまして御報告を申し上げます。 本委員会は、去る5月29日に会議を開き、今期定例会の会期について協議いたしました。 その結果につきましては、さきに御通知いたしましたとおりでございまして、本日から23日までの19日間の会期を予定いたしております。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして、議会運営委員長の報告といたします。 ○議長(藤本圭議員) お諮りいたします。 ただいま横田委員長から御報告がありましたとおり、今期定例会は本日から23日までの19日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本圭議員) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(藤本圭議員) 日程第4 承認第1号から承認第5号及び第1号議案から第13号議案の計18件と報告8件を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 表原市長。     〔表原市長登壇〕 ◎市長(表原立磨) おはようございます。 本日、令和5年6月定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御多用にもかかわりませず御参会をいただき、誠にありがとうございます。 また、平素は市政の各般にわたり御指導、御支援を賜っておりますことに対しましても心から厚く御礼を申し上げます。 所信を申し述べる前に、3点御報告をさせていただきます。 初めに、先日、6月2日における台風2号の接近に伴う線状降水帯による大雨への対応についてであります。 徳島地方気象台が発表した大雨警報、続いて洪水警報、さらに土砂災害警戒情報と、想定を超える雨量となりました。結果的に、市内では人的被害の報告がなかったとのことで安堵いたしましたが、物的被害に見舞われた皆様には、心よりお見舞いを申し上げます。 また、長時間にわたる豪雨の中、現地へ赴き、作業に従事いただいた皆様、警戒等の対応をいただいた消防団の皆様をはじめ、関係機関の皆様には衷心より感謝を申し上げます。 今回の豪雨災害を経験として、今後においても、職員一丸となって、国、県、市全ての関係機関とも連携を図り、有事に備えてまいります。 次に、2点目は、本市の政策監人事についてであります。 表原市政における本市の政策監につきましては、令和2年12月1日、松崎氏及び桑村氏両名を政策監に任命し、私が指定をする直轄の特定重要施策に係る事務を担っていただいておりましたが、昨年11月末、2年の任期満了を迎え、松崎政策監は退任され、桑村政策監におかれましては、病気療養中にもかかわりませず、引き続き政策監の任に当たっていただいておりましたが、3月17日に御逝去され、以降、空席となっておりました。 複雑多様化する政策課題に的確かつ迅速に取り組み、市政の円滑な運営を図る上で重要な職責である政策監の人選については常に念頭にございましたが、行政経験、政治経験ともに豊富で、かつ過去2年間にわたり政策監として本市の市政運営に精通し、即戦力として働いていただくことのできる人物として、松崎氏に復職を要請し、去る6月1日付で政策監に任命いたしました。 松崎政策監には、豊富な知見を生かし、かねて担当いただいていた防災・減災対策や官民連携事業の推進をはじめ、公共事業関連業務などで再び手腕を発揮いただきたいと考えております。 次に、3点目は、モンゴル国との交流についてであります。 徳島県軟式野球連盟と那賀川体育協会の草の根活動をきっかけに、本市合併前の那賀川町とモンゴル国との国際交流が始まり、それ以来、スポーツ、文化交流を中心に相互間で友好訪問を続け、今年で32年目を迎えます。 本年1月には、在モンゴル日本国大使館の特命全権大使が本市に訪れ、私のほか、在徳島モンゴル国名誉領事並びに藤本市議会議長同席の下、昨年8月の日本モンゴル外交関係樹立50周年を記念して、ウランバートル市で開催された「白い道」踊りフェスティバルへの参加に対する感謝の意をお伝えいただくとともに、今後の本市とモンゴル国とのスポーツ、文化を通じた人的交流等について意見交換を行ったところであります。 その後、関係者から、ウランバートル市バヤンゴル区との友好都市の締結を考えてはどうかといった御意見をいただいておりましたところ、日本ティーボール協会の御協力を得て、バヤンゴル区でのティーボール普及活動を行うことを目的に、去る5月3日から4日間にわたり、初めてモンゴル国を訪問してまいりました。 モンゴル国滞在中は、在モンゴル日本国大使館の特命全権大使をはじめ、ウランバートル市長及びバヤンゴル区議会議長、モンゴル国立オリンピック委員会副会長等と面会し、特にバヤンゴル区議会議長とは、バヤンゴル区内の小学校及び幼稚園でのティーボールの普及をはじめ、本市とバヤンゴル区のティーボールを通じた交流を深めていくことを確認したところであり、今後、議員各位の御理解と御協力を賜りながら、双方のさらなる発展につながる、しかるべき友好関係の構築に向け、親善を深めてまいりたいと考えております。 それでは、提出議案の説明に先立ち、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴う本市の対応及び市政の重要施策等について申し上げます。 新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが、去る5月8日に、新型インフルエンザ等感染症の扱いから5類感染症に移行され、3年3か月にわたる見えない脅威との闘いも大きな区切りを迎えました。 この位置づけの変更に合わせ、国が示す基本的対処方針及び業種別ガイドラインが廃止されたことを受けて、本市におきましても、本庁舎をはじめとする公共施設の感染対策の緩和、見直しを行いました。 具体的には、公共施設等における主な利用条件の緩和として、文化会館等で取られていた収容率50%とする人数制限を撤廃し、料理教室等で調理し、飲食を伴う利用の場合、持ち帰りを条件としていた制限も解除いたしました。 また、市庁舎執務室内における対策につきましては、マスクの着用を個人の判断とし、窓口カウンターのパーティションにつきましては、高齢者や基礎疾患を有する方のほか、妊婦の方への配慮の観点から当面設置を継続し、万全を期して、来庁者対応する職員はマスクを着用することとさせていただきました。 その後、来庁者のマスク着用状況や直近の感染動向等を踏まえ、市民の皆様と円滑なコミュニケーションを図り、明るく開放的な窓口環境を取り戻すため、5月22日以降、順次本庁舎の窓口に設置しておりましたパーティションを撤去したところであります。 コロナと共にあった3年余りから、私たちは徐々にかつての日常を取り戻しつつありますが、この間、コロナ感染によりお亡くなりになりました市民の方々に改めて心より御冥福をお祈りいたしますとともに、感染で苦しまれた皆様、社会経済活動の様々な面で大きな影響を受けた子供たち、御高齢の方々、医療・介護関係者、飲食業や観光業をはじめとした事業者の皆様など、全ての市民の皆様の御労苦に思いをはせ、これまで市の対応、対策に御理解、御協力をいただいてまいりましたことに改めて厚く御礼申し上げますとともに、議員各位の御支援、御協力に対しましても心より感謝を申し上げます。 感染対策に関しては、今後は、個人や事業者の判断に委ねるとの国の方針でありますが、引き続き感染症の状況を見極めながら、医療機関や関係機関と連携をして、市民の命と健康、そして社会経済活動を守る施策に迅速かつ柔軟に取り組んでまいります。 市民の皆様におかれましては、一日も早く穏やかな日常を完全に取り戻し、以前にも増して活発な社会経済活動が行われるためにも、行政機関等による情報にアンテナを張りつつ、境遇も考え方も多様である他者に敬意を払い、誰もが心豊かに過ごせるアフターコロナに向けて、御協力のほど、切にお願いを申し上げます。 次に、電力・ガス・食料品等価格高騰支援策についてであります。 物価高騰の影響を受けた生活者の負担増を踏まえ、特に家計への影響が大きい低所得世帯及び低所得の子育て世帯に対して、政府方針に基づき、2つの支援策を実施いたします。 1点目は、低所得者世帯支援として、本年度の住民税非課税世帯等の1世帯につき3万円を給付するものであり、2点目は、低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金給付事業として、令和5年3月分の児童扶養手当受給者等を対象に、児童1人につき5万円を給付いたします。 なお、こうした支援策に要する予算につきましては、速やかな給付金の支給を行うため、去る4月28日に、令和5年度一般会計補正予算(第1号)として専決処分をさせていただいておりますので、御理解を賜りますようお願いいたします。 国内の物価をめぐる状況は、令和4年度平均の全国の生鮮食品を除いた消費者物価指数は、令和3年度に比べて3.0%上昇したとのことであり、今年度も物価上昇は続いております。 また、先般、電力大手7社が、国に電気料金の値上げ申請を行い、今月、6月使用分から値上げが実施されることとなりました。現在、政府において、電気・ガス価格激変緩和対策として、電気料金の軽減措置が9月使用分まで実施されておりますが、この激変緩和措置がなくなれば再び値上がりともなり、これらのことが生活者の負担をさらに増加させることが懸念されます。 こうしたエネルギー、食料品価格等の物価高騰の影響を受けている生活者や事業者の皆様に対しましては、国の一律の支援制度に加え、国の交付金を有効活用し、本市独自のさらなる支援を講じてまいります。 具体的には、子育て世帯に対する負担軽減の支援策として、今月から12月までの間、市内の小学生、中学生の学校給食費の2分の1に相当する額の減免を行うことといたします。 また、阿南市立の小中学校の在籍者に限らず、県立学校等通学者や食物アレルギー等の理由により給食を停止している児童・生徒等についても同様の支援を行うなど、本市に在住する小中学生全てを取り残すことのないよう配慮してまいります。 加えて、医療関係事業所や介護・福祉等施設に対する支援及び離島航路、地域バスの運営事業者に対する燃油高騰分補助などについても、きめ細かに支援等を行ってまいります。 こうした支援策を盛り込んだ補正予算案を第7号議案 令和5年度阿南市一般会計補正予算(第2号)及び第9号議案 令和5年度阿南市学校給食事業特別会計補正予算(第1号)として提案させていただいており、これらの事業予算につきましては、早期の事業実施を目指すため、先議ということでお取り計らいいただきますようお願い申し上げます。 次に、カーボンニュートラルの取組についてであります。 2050年カーボンニュートラルの実現に向け、昨年度から、阿南市環境保全率先行動計画(区域施策編)の改定に取り組んでまいりました。 改定に当たりましては、市民及び事業者の皆様の意識、行動を把握するためのアンケート調査やパブリックコメントを実施するとともに、外部の有識者で構成する阿南市環境保全推進協議会において4回にわたる御審議を賜り、このたび、その名称を阿南市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)と改め、策定いたしました。 新たな計画では、地球温暖化対策の推進に関する法律の改正に伴い、努力義務化された地域脱炭素化促進事業の促進に関する事項を位置づけ、本市における再生可能エネルギー導入量の目標値や地域脱炭素化促進事業の対象となる地域、いわゆる促進区域等に関する事項を定めております。 また、基本方針に基づく施策の実効性の観点などから見直すとともに、太陽光発電をはじめとする様々な再生可能エネルギーのポテンシャル(潜在能力)を検証しつつ、最大限の導入を推進していくこととしております。 加えて、2030年度の中間目標の達成に向け、基本方針に基づく施策の中から、2025年までの今後、3年間に集中的に取り組む実践計画として、阿南市版・脱炭素ロードマップを取りまとめております。 本ロードマップでは、市における取組、事業者向け対応・支援、市民向け対応・支援、再エネ事業の導入の4つの区分において、公用車の次世代自動車化、公共施設の省エネ改修、中小企業事業者向け普及・啓発活動、省エネ家電買替え支援、住宅用太陽光発電システムの導入補助など、脱炭素への効果が高いと思われる取組を選定し、個別事業ごとに各年度における財政措置等も明示することで、可能な限り取組の見える化を行い、より実効性を担保したものとしており、県下の市町村でいち早くゼロカーボンシティ宣言を行った本市として、しっかりと成果を打ち出してまいりたいと考えております。 また、こうした取組を着実に推進するための財源確保の観点から、阿南市公害対策基金の見直しを進めてまいりました。 阿南市公害対策基金は、高度成長期における急速な工業開発等により、顕在化した公害による住民の健康被害の救済や原因の調査等を行うため、市内の立地企業からの寄附金を原資として、昭和48年3月に設置したもので、これまで大気の状況を測定するための機器の整備や更新等に活用してまいりました。 基金設置当時に懸念された公害による住民の健康被害などは、その後の関係企業の皆様の御努力などにより一度も確認されておらず、50年が経過した現在においては、公害問題は鎮静化している現状であります。 一方、社会経済活動における今日的課題は、公害問題から地球温暖化問題、脱炭素社会の実現へと変容しており、カーボンニュートラルの実現を目指す本市にとりまして、産業部門における脱炭素化の取組は産業政策の観点からも重要なテーマの一つとなっております。 こうした時代背景の変遷を踏まえ、御寄附いただいた立地企業の皆様にも御理解を賜り、設置目的を、これまでの公害問題への対策を継承しつつ、このたび策定いたしました阿南市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)における産業部門における脱炭素化に資する対策を含めたものとして再構築し、その経費の財源にも充当できるものとする阿南市地球温暖化等対策基金条例(案)を今議会に提案させていただいております。 ゼロカーボン社会実現のため、市内の中小企業における温室効果ガス削減の取組を積極的に後押しする推進エンジンとして有効に活用してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願いを申し上げます。 次に、カーボンニュートラルの実施を目指す具体的な取組の一つであるESCO事業についてであります。 ESCO事業は、民間事業者の資金と豊富な経験やノウハウを生かし、対象施設の電気設備について、省エネルギー化に向けた設備改修を実施し、事業者が省エネ効果を一定期間保証することにより、光熱水費の削減や環境負荷の低減による脱炭素の推進についても併せて実施するものであり、行財政集中改革プランの重点取組項目の一つにも位置づけ、事業導入に向けて取り組んでまいりました。 その結果、去る3月議会の所信で申し上げましたとおり、導入の第1弾として、阿南市立那賀川図書館において事業の実施者を募集し、審査の結果、東芝エレベータ株式会社が本市において初となるESCO事業を実施することとなりました。 本年度におきましても、既にESCO事業の公募型サウンディングを終えております科学センター、第一学校給食センター及び南部学校給食センターにおいて、本年度内の事業導入を目指すため、去る5月2日から公募型プロポーザルの募集を行ったところ、2社から参加表明をいただき、今月中旬に実施する審査手続を経た後、優先交渉権者を決定したいと考えております。 公共施設へのESCO事業導入は、通常の設備改修における公共発注に要する設計業務のほか、工事施工後の設備の維持管理や保守点検などの設備管理業務をESCO事業者が行うことで、職員の業務負担の軽減にもつながる効果を有しており、引き続き様々な公共施設への導入の可能性について調査検討し、市民の皆様に安全・安心かつ持続可能な行政サービスの提供ができるよう努めてまいります。 カーボンニュートラルへの挑戦は、地球温暖化の取組にとどまらず、産業構造や社会経済の変革をもたらし、地域の課題解決にも資する可能性を秘めた取組であり、新たな実行計画にも掲げた将来像「環境・経済・地域が好循環するゼロカーボンシティあなん」の実現に向け、行政はもとより、市民、事業者の皆様と連携をして、次代に引き継げる豊かな地域社会の構築に全力で取り組んでまいります。 次に、阿南駅周辺整備事業についてであります。 昨年度に着手いたしました阿南駅周辺まちづくり基本計画の策定に向け、駅周辺地区におけるまちづくりの将来像及びそれを実現するために必要な機能、施策等について、市民の皆様の御意向を把握することを目的として、去る4月15日に第2回まちづくりワークショップを開催し、幅広い年齢層の市民の皆様に御参加いただきました。 4班に分かれてのグループワークでは、第1回ワークショップでまとめられた各班の居心地の良い暮らしのシーンを共有し、居住者、利用者の目線で居心地の良い暮らしのシーンを実現するために必要な機能及び施策、仕組み等を考え、その上で、市民、民間事業者、行政などの各主体ができることについて活発な意見交換が行われ、参加者の皆様からはたくさんの御意見、アイデアをいただきました。 また、去る5月26日には、第3回阿南市魅力ある都市づくり審議会を開催し、各種アンケート調査及びまちづくりワークショップの結果を踏まえた新図書館の整備箇所、新図書館へ導入する複合機能、駅周辺公共用地への導入機能など、基本計画の核となる検討項目について素案をお示しし、御議論いただきました。 委員の皆様からは、天文台を有する科学センターや若杉山辰砂採掘遺跡など、本市ならではの魅力的な資源とのつながりが感じられる阿南らしさを前面に出した計画にしてほしいとの御意見や、ウオーカブルなまちづくりの観点から、新図書館の駐車場の配置はまちづくりの重要な要素となるなど、幅広い観点での御意見、御提言をいただきました。 今後、委員の皆様からの御意見等を踏まえ、基本計画全体の素案を作成し、本年7月に予定しております第4回審議会で御審議いただいた後、8月にはパブリックコメントを実施し、市民の皆様の御意見をさらに幅広くお伺いし、基本計画の策定につなげてまいりたいと考えております。 次に、まちづくり基本計画と合わせて策定を進めている新図書館基本計画についてであります。 新図書館基本計画については、昨年度から検討会議のほか、市民ワークショップやアンケートを重ね、去る6月2日に4回目となる検討会議を開催し、基本計画の素案について御意見をいただきました。 検討会議の構成員の方々は、5月に神戸市立西図書館及びあかし市民図書館へ実際に訪問され、最新のICT技術を取り入れた図書館サービスを見学し、また、サービスに携わる図書館の方々の努力やボランティアをはじめとした他機関との連携について説明を受けたことから、本市が目指す市民に愛され信頼される図書館の在り方について熱心に御協議いただきました。 新図書館基本計画は、まちづくり基本計画と同じく、8月にパブリックコメントを実施し、阿南駅周辺のまちづくりと合わせて、市民の皆様と共に新しい図書館の構想を描いてまいりたいと考えております。 次に、那賀川社会福祉会館の建て替えについてであります。 同会館は建設から50年近くが経過し、施設の老朽化が著しく、これまでにも地域住民の皆様から、新たな施設整備に対する様々な御意見、御要望をいただくとともに、地区選出の議員各位からも、近隣施設の集約化、複合化を前提とした御提案もいただいてまいりました。 このような現状やこれまでの経緯を踏まえ、現在、本市の公共施設マネジメントを統括する行革デジタル戦略課を中心に、関係各課で構成するワーキングチームを立ち上げ、新たな施設整備を行うことを前提に検討を進めております。 検討に当たっては、社会福祉会館の建て替えは単なる施設更新の問題ではなく、那賀川町エリアにおける公共施設再編の課題と捉え、施設を可能な限り集約・複合化し、一体的に整備をすることで、かかるコストの縮減と将来にわたって皆様が安心して利用できるまちの中心となる複合型交流拠点とするとの基本認識に立ち、周辺施設をどの程度まで集約し、どの場所に建てることが最も効果的な活用につながるのかといった点について、論点整理を行っているところであります。 今後、施設に必要な設備や機能、周辺環境との連携など、建て替えに係る諸課題について検討を重ね、可能な限り早期に、施設整備に当たっての議論のたたき台となる基本的な考え方を、地域住民の方々をはじめとする関係者の皆様にお示しし、協議を行い、整備構想を固めてまいりたいと考えています。 次に、羽ノ浦さくら保育所の閉園についてであります。 老朽化が著しい羽ノ浦さくら保育所は、これまでも一部耐震基準を満たしていないとのことから、議員の皆様をはじめ地元関係者、保護者の方々からも、一刻も早く閉園すべきとの御意見をいただくなど、御心配をおかけしてきたところであります。 一日も早い羽ノ浦地区での保育環境の質的充実を目指し、令和3年3月に策定いたしました羽ノ浦地区施設整備計画に基づき、今春、4月に、社会福祉法人ハート福祉会が運営いたします、利用定員150人の幼保連携型認定こども園エクセレント羽ノ浦こども園が開園いたしました。 開園初年度となる令和5年度の入園に当たりましては、羽ノ浦さくら・くるみ両保育所に通所している児童を優先して利用調整を行いましたが、今年度の羽ノ浦さくら保育所につきましては、小学校への就学前であることを理由として、強く継続を希望された5歳児のみを受け入れ、保育を行っております。 こうした過程を経て、羽ノ浦さくら保育所は、令和6年3月をもって閉園することとし、閉園後の施設については、本市有数の住宅街に立地していることなども踏まえ、早期に解体除去を行うべく、施設の除却に係る基本設計を行うための予算案を提出させていただいております。 また、これまでは羽ノ浦さくら保育所で調理した給食を羽ノ浦くるみ保育所に外部搬入しておりましたが、羽ノ浦さくら保育所の閉園に伴い調理ができなくなることから、その代替措置について検討を行った結果、令和6年4月からは、近隣の平島こどもセンターで調理を行い、羽ノ浦くるみ保育所へ給食を外部搬入することとし、必要な施設改修の予算案も提出させていただいておりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。 次に、民間提案制度の導入についてであります。 本市では、民間のノウハウを取り入れ、公共施設の有効活用の方向性を探るべく、令和3年度にサウンディングツアー、令和4年度にトライアル・サウンディング事業と2つのサウンディング、すなわち民間事業者との対話による市場調査を実施し、市役所庁舎をはじめとする公共施設を暫定的に利用していただく取組を通じて、事業者や各種団体、市民の皆様から多くのアイデアをいただいてまいりました。 こうした経験を基に、市として新たな財政負担を負うことのない前提で、公共施設のさらなる有効活用と、その発展形として、市政各般における公民連携の新たな可能性を広げることを目的に、本年4月に、阿南市民間提案制度を創設いたしました。 本年度におきましては、公共施設の有効活用に関する提案、カーボンニュートラルに資する提案、広告及びネーミングライツに関する提案の3つをテーマとして提案を募集しております。 1つ目の公共施設の有効活用に関する提案では、これまでのサウンディング対象施設に加え、閉鎖中のデイサービス施設や公園なども対象とし、これまでの暫定利用にとどまらない本格的な事業を展開していただける制度設計としております。 2つ目のカーボンニュートラルに資する提案では、公共施設における再生可能エネルギーの調達や断熱化の提案など、ゼロカーボンシティを宣言する本市ならではの公民連携による多種多様な脱炭素の取組の展開を目指すこととしております。 3つ目の広告及びネーミングライツに関する提案では、スポーツ総合センターのネーミングライツパートナーの導入や公用車への広告掲載の実績を踏まえ、事業者の広告の機会及び社会貢献の機会を拡大するとともに、施設等の運営及び維持管理に要する新たな財源を確保し、施設の安定的な管理運営とサービスの向上を目指してまいります。 現在、制度の運用指針及び募集要項を公表し、公共施設等の現地見学や事前相談の申込みを受け付けており、既に複数の事業者様からお問合せをいただいている状況でありまして、7月31日から提案書の受付を開始し、本年9月中の事業者選定に向け、鋭意取り組んでまいります。 次に、学校水泳授業の民間委託の試行についてであります。 本市の小学校プールは1970年代に造られたものが多く、老朽化が進んだプールが過半数となっており、設備の老朽化やプール槽からの水漏れなどの対応に迫られております。また、屋外プールでの授業は、熱中症など児童の体調への影響が大きいことや、天候不順のため、計画的な水泳授業が難しいことも課題となっております。 そうした背景を踏まえ、本年度から、市内の民間スイミングクラブを活用した水泳授業を試行的に実施いたします。 水泳授業を民間委託することにより、児童の適切な体調管理や計画的な水泳授業の実施が可能となり、また、インストラクターによる専門的な指導が加わることで、児童が水に親しみながら泳力の向上にもつながるものと考えております。 一方、学校側では、プール施設の管理が不要となるなど、管理面での効果も見込まれるところであります。 本年度におきましては、プールの老朽化が著しく、かつ民間スイミングクラブから近く、送迎可能な長生小学校及び大野小学校をモデル校とし、試行的に実施する予定としており、効果、課題などを検証した上で、令和6年度からは、この2校について民間委託の本格実施につなげてまいりたいと考えております。 次に、エシカル・サブカル・モウカル地域創造事業についてであります。 本事業については、行財政集中改革プランの重点取組項目にもある外部資金の活用による特定財源の確保にもつながる取組であり、このたび、一般社団法人地域活性化センターの助成金を活用し、移住・定住・交流推進に資する事業に補助を行うものであります。 具体的には、阿南市観光協会が実施主体となって、阿南商工会議所や富岡商店街組合等と連携し、市内観光スポットのPR動画制作による本市の魅力発信をはじめ、商店街周辺の空き家調査及び利活用、また、空き店舗等にペイントする街角アートや、エシカルとサブカルをキーワードに、環境配慮色を取り入れたイベントの開催やビーチ・リバークリーン等を実施することで、交流人口等の拡大につなげようとするものであります。 これまでにも市民等を対象とした様々な企画を実施してまいりましたが、本事業により、関係人口の創出・拡大、中心市街地のにぎわい創出、地域経済循環の促進及びまちに対する市民の誇り、いわゆるシビックプライドの醸成につながる取組を進めてまいります。 次に、事前復興ロードマップの策定についてであります。 南海トラフ巨大地震等の大規模災害は、これまで時を重ねて築き上げてきた人々の生活や社会の仕組みを瞬く間に破壊するものであり、そこから立ち上がり、日々の営みを取り戻すための復興には、幅広い領域にわたる政策の決定や合意形成はもとより、各種復興事業の遂行にも膨大な時間と労力が必要であり、被災後、限られた時間の中で、取組全てを迅速かつ円滑に行うことには多大な困難を伴います。 このため、国においては、大規模災害からの復興に関する法律、いわゆる復興法を制定し、都道府県においては復興方針を、被災市町村においては復興計画の策定を、それぞれ努力義務として規定しており、徳島県においても、この復興法に基づき、令和元年度に徳島県復興指針を定めております。 この県復興指針では、復興プロセスを時間軸に沿って、県が取り組むべき項目、手順等を具体的に明記するとともに、市町村には、震災からの復興を迅速かつ円滑に推進するための体制構築に努めることを掲げ、各項目に市町村に期待する取組が明記されています。 本市におきましては、こうした国、県の動向を踏まえつつ、平時より取り組んでおくべき事項について、作業工程を含めた整理を行い、事前復興ロードマップとして取りまとめたいと考えております。 事前復興の取組は、住まい、暮らしの再建から産業、経済の復興に至るまで、行政のあらゆる分野に及ぶものであり、全庁を挙げた問題認識の共有を図る必要があることから、ロードマップ策定に向けた検討体制構築の第一歩として、徳島県復興指針についての職員研修会を開催し、その上で、全庁的な検討体制を整備し、計画的、段階的に実効性のあるロードマップ策定に取り組んでまいります。 続きまして、今議会に提出させていただきました議案につきまして御説明を申し上げます。 今回提出させていただきました案件は、専決処分の承認案5件、条例案6件、補正予算案3件、その他の案件4件の計18件及び報告8件であります。 その概要は、承認案につきましては、承認第1号から第3号までが条例の一部を改正する条例に係る専決処分、承認第4号及び第5号は一般会計補正予算に係る専決処分であります。 その主なものについて御説明をいたします。 承認第5号 令和5年度阿南市一般会計補正予算(第1号)に係る専決処分の承認については、去る4月28日に、電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金等を活用した事業を可能な限り早期に実施するため、専決処分をいたしましたので、地方自治法の規定により議会に報告し、承認いただくものであります。 次に、条例案につきましては、第1号議案及び第2号議案が条例の制定について、第3号議案から第6号議案は条例の一部改正であります。 その主なものについては、さきに御説明いたしました第1号議案 阿南市地球温暖化等対策基金条例の制定についてをはじめ、第5号議案 阿南市環境保全推進協議会設置条例の一部改正についてにより、従前の環境保全推進協議会を地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく新たな組織に見直すための所要の改正などであります。 次に、令和5年度補正予算に係る議案といたしましては、第7号議案及び第8号議案は一般会計の補正予算、第9号議案は学校給食事業特別会計の補正予算であり、事務事業を執行するに当たり、必要額の補正を行うものであります。 また、第10号議案から第13号議案は、その他の案件4件であります。 その主なものは、第12号議案 動産の買入れについてでありまして、平成27年1月に購入した無線LANコントローラ及び無線LANアクセスポイントが、購入から8年が経過し、老朽化による機器故障のリスクが高いことなどから、当該機器の更新をするものであります。 去る5月12日に指名競争入札を執り行い、株式会社四電工阿南営業所が落札いたしましたので、購入契約を締結いたしたく、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものであります。 最後に、報告第1号から報告第3号の専決処分の報告につきましては、報告第1号は、市営住宅に関する家屋明渡し等請求事件を訴訟手続により履行請求することを、報告第2号は、市営住宅の滞納家賃の支払い請求に関する調停の申立てによるものを、報告第3号は、道路管理上の瑕疵に基づく事故に関するもので、それぞれ専決処分をいたしましたので、地方自治法の規定により議会に報告するものであります。 また、報告第4号から第8号の予算繰越計算書の報告につきましては、地方自治法施行令及び地方公営企業法の規定により議会に報告するものであります。 なお、任期満了などに伴う教育委員の任命、固定資産評価審査委員会委員の選任及び椿泊財産区管理委員並びに福井財産区管理委員の選任につきましては、閉会日に追加提案をさせていただくことにしておりますので、御了承賜りたいと存じます。 以上、提案いたしました議案等の概要について説明申し上げましたが、説明不十分な点も多いかと存じておりますので、今後の御審議を通じまして、御説明並びに御質問にお答え申し上げたいと存じます。何とぞ十分な御審議を賜り、原案どおり御承認賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明に代える次第でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  〔「議長」「議長、緊急質問あり」「緊急質問の許可を求めます」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本圭議員) ただいま18番 橋本議員及び24番 山崎議員、6番 渡部議員、15番 湯浅議員から緊急質問の通告がありました。 議事の都合により暫時休憩いたします。   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝    休憩 午前10時56分    再開 午後 2時   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝ ○議長(藤本圭議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩前に、18番 橋本議員から、政策監の各種選挙の関わり及びその他の件について、24番 山崎議員から、政策監人事の件について、6番 渡部議員から、市長の政策監人事における任命及び市長特別職の在り方の件について及び15番 湯浅議員から、政策監任命の件について、緊急質問の通告がありました。 よって、緊急質問の件を議題とし、採決いたします。 先ほど申しましたように、議会運営委員会で諮ったように進めさせていただいて御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本圭議員) よってさよう決しました。 それでは18番 橋本議員の発言を許可します。 18番 橋本議員。  〔(口々に言う者あり)〕 小休します。   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝    休憩 午後 2時 1分    再開 午後 2時 1分   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝ ○議長(藤本圭議員) 再開いたします。 御異議があったということでございますので、起立採決に切替えさせていただいてよろしいですか。  〔(議席から呼ぶ者あり)〕 小休します。   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝    休憩 午後 2時 2分    再開 午後 2時 9分   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝ ○議長(藤本圭議員) 小休前に引き続き会議を開きます。 休憩前に、18番 橋本議員から、政策監の各種選挙の関わり及びその他の件について、24番 山崎議員から、政策監人事の件について、6番 渡部議員から、市長の政策監人事における任命及び市長特別職の在り方の件について及び15番 湯浅議員から、政策監任命の件について、緊急質問の通告がありました。 よって、この緊急質問の件を議題とし、採決いたします。 この採決は起立により行います。   +++++++++++++   このときの出席議員氏名  1番  陶 久 晃 一 議 員  2番  西 川 達 也 議 員  3番  水 谷 あゆみ 議 員  4番  広 浦 雅 俊 議 員  5番  金 久   博 議 員  6番  渡 部 友 子 議 員  7番  福 谷 美樹夫 議 員  8番  藤 本   圭 議 員  9番  平 山 正 光 議 員 10番  住 友 進 一 議 員 11番  福 島 民 雄 議 員 12番  喜 多 啓 吉 議 員 13番  武 田 光 普 議 員 14番  幸 坂 孝 則 議 員 15番  湯 浅 隆 浩 議 員 16番  佐々木 志滿子 議 員 17番  奥 田   勇 議 員 18番  橋 本 幸 子 議 員 19番  久 米 良 久 議 員 20番  星 加 美 保 議 員 22番  住 友 利 広 議 員 23番  横 田 守 弘 議 員 24番  山 崎 雅 史 議 員 25番  荒 谷 みどり 議 員   +++++++++++++ ○議長(藤本圭議員) まず、18番 橋本議員の緊急質問に、同意の上、この際日程に追加し、発言を許可することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(藤本圭議員) すみません、一旦御着席ください。 小休します。   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝    休憩 午後 2時10分    再開 午後 2時11分   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝
    ○議長(藤本圭議員) それでは、再開いたします。 起立多数であります。 よって、18番 橋本議員の緊急質問に同意の上、この際、日程に追加し、発言を許可することは可決されました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(藤本圭議員) 次に、24番 山崎議員の緊急質問の件を起立により採決いたします。   +++++++++++++   このときの出席議員氏名  1番  陶 久 晃 一 議 員  2番  西 川 達 也 議 員  3番  水 谷 あゆみ 議 員  4番  広 浦 雅 俊 議 員  5番  金 久   博 議 員  6番  渡 部 友 子 議 員  7番  福 谷 美樹夫 議 員  8番  藤 本   圭 議 員  9番  平 山 正 光 議 員 10番  住 友 進 一 議 員 11番  福 島 民 雄 議 員 12番  喜 多 啓 吉 議 員 13番  武 田 光 普 議 員 14番  幸 坂 孝 則 議 員 15番  湯 浅 隆 浩 議 員 16番  佐々木 志滿子 議 員 17番  奥 田   勇 議 員 18番  橋 本 幸 子 議 員 19番  久 米 良 久 議 員 20番  星 加 美 保 議 員 22番  住 友 利 広 議 員 23番  横 田 守 弘 議 員 24番  山 崎 雅 史 議 員 25番  荒 谷 みどり 議 員   +++++++++++++ ○議長(藤本圭議員) 24番 山崎議員の緊急質問に同意の上、この際、日程に追加し、発言を許可することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(藤本圭議員) 賛成多数であります。 よって、24番 山崎議員の緊急質問に同意の上、この際、日程に追加し、発言を許可することは可決されました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(藤本圭議員) 次に、6番 渡部議員の緊急質問の件を起立により採決いたします。   +++++++++++++   このときの出席議員氏名  1番  陶 久 晃 一 議 員  2番  西 川 達 也 議 員  3番  水 谷 あゆみ 議 員  4番  広 浦 雅 俊 議 員  5番  金 久   博 議 員  6番  渡 部 友 子 議 員  7番  福 谷 美樹夫 議 員  8番  藤 本   圭 議 員  9番  平 山 正 光 議 員 10番  住 友 進 一 議 員 11番  福 島 民 雄 議 員 12番  喜 多 啓 吉 議 員 13番  武 田 光 普 議 員 14番  幸 坂 孝 則 議 員 15番  湯 浅 隆 浩 議 員 16番  佐々木 志滿子 議 員 17番  奥 田   勇 議 員 18番  橋 本 幸 子 議 員 19番  久 米 良 久 議 員 20番  星 加 美 保 議 員 22番  住 友 利 広 議 員 23番  横 田 守 弘 議 員 24番  山 崎 雅 史 議 員 25番  荒 谷 みどり 議 員   +++++++++++++ ○議長(藤本圭議員) 6番 渡部議員の緊急質問に同意の上、この際、日程に追加し、発言を許可することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(藤本圭議員) 賛成多数であります。 よって、6番 渡部議員の緊急質問に同意の上、この際、日程に追加し、発言を許可することは可決されました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(藤本圭議員) 次に、15番 湯浅議員の緊急質問の件を起立により採決いたします。   +++++++++++++   このときの出席議員氏名  1番  陶 久 晃 一 議 員  2番  西 川 達 也 議 員  3番  水 谷 あゆみ 議 員  4番  広 浦 雅 俊 議 員  5番  金 久   博 議 員  6番  渡 部 友 子 議 員  7番  福 谷 美樹夫 議 員  8番  藤 本   圭 議 員  9番  平 山 正 光 議 員 10番  住 友 進 一 議 員 11番  福 島 民 雄 議 員 12番  喜 多 啓 吉 議 員 13番  武 田 光 普 議 員 14番  幸 坂 孝 則 議 員 15番  湯 浅 隆 浩 議 員 16番  佐々木 志滿子 議 員 17番  奥 田   勇 議 員 18番  橋 本 幸 子 議 員 19番  久 米 良 久 議 員 20番  星 加 美 保 議 員 22番  住 友 利 広 議 員 23番  横 田 守 弘 議 員 24番  山 崎 雅 史 議 員 25番  荒 谷 みどり 議 員   +++++++++++++ ○議長(藤本圭議員) 15番 湯浅議員の緊急質問に同意の上、この際、日程に追加し、発言を許可することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(藤本圭議員) 賛成多数であります。 よって、15番 湯浅議員の緊急質問に同意の上、この際、日程に追加し、発言を許可することは可決されました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(藤本圭議員) 18番 橋本議員の発言を許可します。 18番 橋本議員。     〔橋本議員登壇〕 ◆18番(橋本幸子議員) 議長から発言の許可をいただきました。緊急質問して、政策監人事についてお伺いいたします。市民クラブの橋本幸子です。 昨年11月30日をもって松崎政策監は退任されました。その折にお聞きした話では、今春の知事選挙において、三木 亨氏の選挙活動、政治活動の支援に専念したいためと聞き及んでいます。このことは事実でしょうか。 三木 亨氏の選挙活動にあっては、支援者の一部において、とりわけ公職選挙法違反者が出て、まだ終結をしていない状況が伝えられているところでありますが、表原市長におかれましても、共に三木 亨氏の応援をされていましたので、実態はよく御存じかと思いますので、明確な御答弁をお願いします。 あわせて、お伺いします。 松崎氏は、表原市長の1期目の選挙において、表原市長誕生の立役者として応援されたと聞き及んでいますが、事実でしょうか、お伺いします。 もう一点お伺いします。 市役所内で各方面から悲鳴が聞こえています。それは、松崎政策監の前回就任されていた際に様々なハラスメントによる訴えの悲鳴です。市長は、任命権者として、そのような事実をどこまで把握されていますか。 以上、3点お伺いします。  〔(議席から呼ぶ者あり)〕 ○議長(藤本圭議員) ひとまず質問を続行します。 表原市長。     〔表原市長登壇〕 ◎市長(表原立磨) それでは、橋本議員の緊急質問にお答えをするその前に、一言申し述べをさせていただきたいというふうに思います。 今回、実に4名もの市議会議員の皆様から、緊急性がある、市政にとってとても大切で、恐らくは市民の皆様にとってもそうであって、やむを得ない事由により緊急性があると、そのような観点、見地から緊急質問という形で声が寄せられたものだというふうに認識をしており、先ほどの議会運営委員会における多数によってその緊急性を認めるかどうかという話が、この本会議によって、先ほど起立採決によって、本日は23名、ここにおいでの議員のうち12名の多数によってその緊急性が認められたという形であったと今私は理解をしており、それに対し、誠意を持って答弁を申し上げたいというふうに思います。 それでは、橋本議員の緊急質問に対し御答弁を申し上げます。 まず、第1点目でございます。 さきの統一地方選挙における徳島県知事選挙において、三木 亨氏の選挙活動を行ったのか、そのような趣旨であったかというふうに理解をいたしておりますが、この点に関しましては、個人の政治活動に関する御質問については、これは皆様御承知のとおり、ここにおいでになる全ての市議会議員の皆様方がそれは御承知のとおりだと思いますが、思想及び良心の自由につきましては、憲法第19条に定められた基本的な人権の一つであり、誰の選挙活動を行ったとか、あるいは行わなかったのか、まさに個人の思想、個人とは、つまりその統一地方選挙のこの期間においては、現松崎政策監はあくまで個人でありました。その個人の思想、政治、信条に関わるものでありました。この点においては、公の場で答えるべきものではないと私は認識をいたしております。 次に、第2点目でございます。 その松崎政策監が、これも個人のときに、政策監現職のときではなく、個人において、4年前の11月10日に投開票が行われた阿南市長選挙において表原を支持した、事前の通告においては表原選挙事務所にいたのはというふうに聞いておりましたが、いずれにしても、そういう立場で活動を行ったのかという、そういうことに関する御質問であったと認識をしております。 これにつきましては、私の記憶するところでは、そのときは個人の松崎氏が選挙期間中における、これも市民の皆様に御理解をいただきたいんですけれども、いわゆる後援会事務所と選挙事務所というものは、これは位置づけは異なるものでありまして、後援会活動、いわゆる政治活動というものと選挙活動、選挙期間における選挙活動というものもこれは一緒くたにしてはならない、法律上の位置づけとしてこれは異なるものだというふうに御理解をいただいた上で、後援会事務所ではなく、選挙事務所にいたという認識は私の中でございません。記憶にもございません。 3点目でございます。 市役所内での職員へのハラスメント、叫びの声があるというふうな先ほど声であったかと思いますが、そのハラスメントについて認知してきたのか、知っていたのかという話でございますが、私として、これは確信を持ってそのような事実、またはそのような声があったということは承知をいたしておりません。 ただし、これは市庁舎全般の話として、もしそのようなハラスメントがあったと認められるときは、その指導であり、その指摘に関しては、その事実に基づいて、また、その職員の職責等を十分に考慮の上、正しく行っているつもりでございます。 以上、御答弁とさせていただきます。  〔(議席から呼ぶ者あり)〕 ○議長(藤本圭議員) 18番 橋本議員。     〔橋本議員登壇〕 ◆18番(橋本幸子議員) 市長から御答弁いただきました。 今回は、御案内のとおり、事件性があるからこそ緊急質問をしているわけでして、任命権者である市長に対して質問をいたしました。市長の答弁からは市長の所見を伺いました。責任ある任命権者として、ちょっと残念な答弁だったと思いますけれども、市長からの答弁をいただいたことなんですけれども、その政策監の任命は時期尚早ではないかという意見を私は持ってます。そういうなことで質問をさせていただきました。 だとしたら、当事者である松崎政策監に伺います。 あなたは三木 亨氏の選挙に関わったかどうか、イエスかノーでお答えください。 もう一点ですが、人事を統括する山本副市長に伺います。 松崎政策監に関するハラスメント被害の訴えが上がっていることについて、どのように把握されていますか。 以上、2点お伺いいたします。  〔(口々に言う者あり)〕 ○議長(藤本圭議員) 一度小休します。   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝    休憩 午後 2時23分    再開 午後 2時26分   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝ ○議長(藤本圭議員) 再開いたします。 議事の都合により暫時休憩いたします。   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝    休憩 午後 2時26分    再開 午後 3時10分   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝ ○議長(藤本圭議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 御報告をいたします。 本日の会議時間は、議事の都合のため、あらかじめこれを延長いたします。 表原市長。     〔表原市長登壇〕 ◎市長(表原立磨) それでは、橋本議員の緊急質問の御再問に対する御答弁を、松崎政策監を指名ということでございましたが、任命権者である私が代わって御答弁を申し上げたいというふうに思います。 まず、第1点目の、これは先ほどお答えしたとおり、個人の政治活動であったりですとか、政治信条であったりですとか、その他、憲法第19条に係る思想及び良心の自由、これに係ることに関して、この議場においてお答えをするものではないと存じておりますので、答弁は差し控えさせていただきます。 次に、市役所内での職員のハラスメントについて、こちらは副市長に対する御再問であったと思いますけれども、こちらについても、当然ながらそのようなハラスメントがあったと聞き及んでいるということであれば、それに基づく確かな証拠、資料等に基づいて申出をしていただくというのが私は筋だというふうに思いますし、もしそういうな事実が本当にあるのであれば、先ほども初問でお答えを申し上げたとおり、適正に対処をしていくのが私の務めであろうというふうに存じております。 そして、繰り返しになりますが、そのような事実、声が上がったという事実は、私自身承知をいたしておりません。 以上、御再問に対する御答弁とさせていただきます。 ○議長(藤本圭議員) 18番 橋本議員。     〔橋本議員登壇〕 ◆18番(橋本幸子議員) 私からは、2回目の質問といたしまして、当事者である松崎政策監に、三木 亨氏の選挙に関わってはどうか、イエスかノーかでお答えくださいと申し上げましたが、任命権者である市長からの御答弁でありました。 自由裁量で任命できることは百も承知でございますが、個人の立場でありながらも、いろいろな経歴を持っている人がこの阿南市の政策監に任命されるということが、市民の方はどのような方かということをもう一遍見たいとか、聞きたいわけですよね。だから、いろいろな形の中で、私に問合せもありました。だから、人物評価も必要だろうと思うことがありましたので、そういうところで質問したわけです。 それと、もう一つは、先ほども申しましたように、歴史的にというか、今美馬市で問われとることがありますよね。だから、そういうふうなことも含めて、ちゃんとしたことを調べておきたいなというふうなことで緊急をもって質問をいたしました。 そして、ハラスメントですけれども、これは代表質問で問題をちゃんとしていきたいと思っております。 最後にですが、市長に申し上げたいことがあります。 松崎政策監が退任から半年、関わった選挙が終わりました。時間的に余裕ができ、即戦力として復職ということですが、本当に行政に即戦力が必要であれば、行政の停滞を招かないためにも、すぐに再任するのが筋でないかと思うんですけれども、これは私の意見として申し上げておきます。 以上です。 ○議長(藤本圭議員) 24番 山崎議員の発言を許可します。 24番 山崎議員。     〔山崎議員登壇〕 ◆24番(山崎雅史議員) 議長の許可をいただきましたので、あなん至誠会の山崎でございます。通告をしておりますので、簡単明瞭に質問をさせていただきたいと思います。 まず、松崎政策監の今回任命された特命事項は何なのか、御説明いただきたい。 次に、3月に桑村政策監が亡くなられて、3月31日には多くの市の部長も退職されて人材が多くいる中で、なぜ市のOBから選考しなかったのか。あるいは、選考したができなかったのか。その点について御説明をいただきたい。 次に、政策監の仕事ということは、前の政策監の同意、あるいはあのときに議論をいたしました。その中で、政策監の政務活動は認められている、そして秘書的な役割であるというような議論もありました。 その中で、私は政策監という特別職、あるいは今は副市長も同じです、いわゆる地方公務員の中での特別職は政治活動は認められている、誰それの政治資金パーティーに参加するとか、そういった部分について、行政はやはり市の発展のために出席をしなきゃならないような部分は私は認められていると思います。オールマイティーではない。基本は政治活動の中でも、一歩微妙なラインがあります。職務権限があり、この範囲内のことで選挙活動と思われるようなことはやはり慎重な行動も取らなければいけないし、おのずから政治活動も制限が加えられているものと私は思います。 そこで、いわゆる政策監の施策の、そういった意味でどう市長は認識されているのか、これが1点。 それと、先ほどの知事選挙は、松崎政策監は知事の応援をしたいということで辞められるということを御自身がいろいろな方にもおっしゃってました。任期満了でお辞めになった。そして、それは選挙においてフリーな立場で迷惑をかけないようにという私は気持ちがあったんではなかろうかと思います。 しかし、今回の任命は、この11月に市長選挙を控えているときに、この時期に任命するのは、私はある意味選挙対策であると思われても仕方のないことだと、一般の市民の中にはそう感じている人もおいでます。特に、フリーな立場であった三木 亨候補を応援して、一緒に回って、市民の方がその行為自身を目にしていますから、やはりそう感じるのは市民であります。そういった意味で、阿南市のために疑われないように、職務権限がありますから、私は慎重な行為をしていただきたいと思います。 これは、確かに秘書的な役割だとありますが、仮にも阿南市の公金が出ております。私があのとき、政策監の報酬が非常に安いということで、政策監が活動しやすいように、56万円という金額に引き上げることを提案させていただいた者として、私は公正な行政を立派に務めていただくためにも、この点についての市長の見解をお伺いいたします。 ○議長(藤本圭議員) 表原市長。     〔表原市長登壇〕 ◎市長(表原立磨) それでは、山崎議員の緊急質問に対しまして御答弁を申し上げます。 主に3点、細かくは4点あったかと思いますが、まず第1点目の政策監を任用するに当たっての特命事項について御答弁を申し上げます。 政策監の特命事項についてでございますが、政策監は、阿南市特別職指定条例におきまして、市長が指定する直轄の特定重要施策について市長を補佐することと規定をされております。このたび任用いたしました松崎政策監においては、これまでの行政経験を生かし、主に防災・減災対策、官民連携事業の推進、環境衛生の推進、道路及び河川等の建設事業の推進、国及び県の事業の推進、水道ビジョンの推進等、阿南市の各分野における喫緊の重要施策について、私の補佐役を担っていただくこととしております。 続きまして、4月1日に退職をした市職員へのアプローチの部分についてでございますけれども、御承知のとおり、桑村政策監の御逝去によりまして、政策監ポストが、もともと2つ埋まっていたところが空白となって以降、所信表明でも申し上げましたとおり、後任候補者の選任については常に私の念頭に置いていたところでございます。市職員からの登用という部分についても、当然ながら私の中で選択肢の一つではございましたが、熟慮の結果、最終的に松崎政氏への復職について方針を決断したものでございます。 職員へのアプローチがあったかなかったか、その後についての詳細なプロセス等につきましては、これは人事案件に関することでございますので、答弁は差し控えさせていただきたいと存じています。 そして、11月に行われる阿南市長選挙を含め、公的な立場を利用した選挙活動、そういったことについての御質問もあったかと思いますが、それについて御答弁を申し上げます。 松崎政策監には、所信でも述べましたように、複雑多様化する政策課題に的確かつ迅速に取り組み、市政の円滑な運営を図る上で適任者として任命をいたしたものでございます。市長選挙を控えての立ち位置という趣旨については、私の中で分かりかねる部分もございますけれども、あくまで市政運営を円滑に行う上での任用であるということについて御理解を賜りたいというふうに存じます。 そして、議員御自身もおっしゃっておりましたけれども、特別職にある公務員には地方公務員法の適用は、これはない、ございませんけれども、公職選挙法において地位利用による選挙活動は禁止されており、これは政治、また、そして行政に関わる者として、その点については十分に認識をいたしております。 以上、御答弁とさせていただきます。 ○議長(藤本圭議員) 24番 山崎議員。     〔山崎議員登壇〕 ◆24番(山崎雅史議員) 答弁をいただきました。 私は政策監という立場、阿南市のナンバースリーであります。それだけに、行動は慎重に行政を進める立場の人間として頑張っていただきたい。今回の件の中で、市民の方からそういう声を私も何人もの方から伺っております。市民の中には、考え方によっていろいろな方がおいでます。私は行政の基本は、一番大事なことは、公正、公平に市民の方にすることが一番重要である、行政の信頼はそこから始まると思っております。今、市職員の皆さんが毎日事務をこなしております。ミスがないように、市民の方に不公平感がないようにすることに日夜努力をされていること、私は職員の方に敬意を表したいと思います。それを我々議員、あるいは特別職の方も物事を進めるのに微妙な問題って実際あると思います。そのときにどういう判断をするかというのは非常に重大だと思います。職員にプレッシャーをかけたり、あるいはそういうことがないように、公正な行政を行う上で、私はあえて緊急質問という形でさせていただいております。この点について、市長の一番市民の信頼を得るのは何と考えられているのか、再問とさせていただきます。  〔(議席から呼ぶ者あり)〕 ○議長(藤本圭議員) 表原市長。     〔表原市長登壇〕 ◎市長(表原立磨) それでは、山崎議員の御再問に御答弁を申し上げます。 今の御質問の中で、ポイントとしては、やはり公金が、市民の皆様からお預かりをした税金が、しかも議員の提案によって、可決によって、56万円という月額報酬を得ている、その公職に携わる者として今回任用をしたと、任命をしたということに対して、市民の皆様方に対して公平公正な政治を進めると、市政運営を行うということが大事だし、そしてそれに対して、市長として市民の皆様に対してどのような形で信頼をこれを毀損しないようにするのか、あるいは高めていくのかということに関する私への見解という質問だと理解しておりますので、それに対して御答弁を申し上げたいというふうに思います。 この結果責任、任命責任というものは、当然ながら、私の中にあります。私にあるということです。だからこその専権事項だというふうに理解をしておりますし、今回、6月1日付での任命ということに、任用ということに私の中で決断をさせていただきました。 そして、先ほど来申し上げておりますとおり、今市政には重要な課題が、今日の所信を申し述べただけでも本当に山積みのようにあって、しかもコロナが5月8日から指定感染症法上の5類に見直しをされて、様々な社会経済活動がこれから回り始めていく、この重要な局面において、市政を円滑に運営をしていくこと、これは市民益に直結するものだと私は信じておりますし、その市政をしっかりと回していくこと、前に進めていくために、今回、松崎政策監を任命させていただいたということでございますので、議員からの御指摘はしっかり受け止めさせていただきまして、これから特別職、教育長を含めると4名、しっかりと力を合わせて市政運営に臨んでまいりますので、御理解と、そして御支援のほど何とぞよろしくお願い申し上げます。 以上、御答弁とさせていただきます。 ○議長(藤本圭議員) 山崎議員の緊急質問を終わります。  〔(口々に言う者あり)〕 6番 渡部議員の発言を許可します。 6番 渡部議員。     〔渡部議員登壇〕 ◆6番(渡部友子議員) 議長に発言の許可をいただきました、あなん至誠会の渡部友子です。 市長及び特別職の在り方について質問をさせていただきます。 昨年は、旧統一教会の政治の関わりが大きく取り上げられました。2022年8月20日の徳島新聞の記事を一部読み上げます。 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係について、美馬市を除く徳島県内23市町村長を対象に徳島新聞が実施したアンケートで、鳴門市の泉 理彦市長が関連団体の行事に複数回出席したことが19日に分かった。選挙や後援会活動では、旧統一教会と関係団体から支援は受けていないという。他の市町村長は行事への出席や選挙協力などはないと回答した。アンケートでは、旧統一教会や関連団体との関わりについて、会合や行事に出席したり、団体のパンフレットに登場したりしたことはあるか、選挙や後援会活動で支援を受けたかなどを尋ねた。ほかの宗教団体との関係も聞いたとあります。 この記事によりますと、表原市長は、この団体への行事出席もなく、選挙協力なども受けていないと回答されたと思われますが、このことにお間違えはありませんか。 また、このアンケート対象者には、阿南市の特別職も含まれていたのでしょうか、お尋ねいたします。 御答弁によりまして、再問させていただきます。 ○議長(藤本圭議員) 表原市長。     〔表原市長登壇〕 ◎市長(表原立磨) それでは、渡部議員の緊急質問に対して御答弁を申し上げます。 御答弁を申し上げる前に、先ほどの議会運営委員会において、渡部議員御自身の口から、何のための緊急質問なのですかという、このことに関して、委員外議員として横田委員長から発言を許可されて、発言されたことが、正確ではないかもしれませんが、弱き者の人権のため、そのように申されていたかというふうに思います。 確かに市政あるいは全ての政治といったものは一隅を照らす、そういった権力に抑圧をされて苦しい立場に立つ人がいるのであれば、そこに対して光を当てることがある意味政治の役割かもしれませんが、それを緊急性をもってして、この場で質問をする、その内容を今お聞きをしましたけれども、聞かれたのは旧統一教会に関して私がそこに関わっていたか、それに特別職が含まれているかどうかというこの2点の質問であったかと思います。これに本当に関連性があるものなのかどうなのか、緊急性は認められるのかということに関して思うところはございますが、御答弁を申し上げます。 旧統一教会に関係する行事をはじめ、私として関わりがないということは、これは徳島新聞の報道でもありますとおり、事実でございます。 そして、もう一つ、アンケートについては、これは首長へのアンケートということでお答えをさせていただいたと、このように認識をしており、徳島新聞のアンケートの趣旨が全ての特別職を対象としていたのかどうなのかということに関しては、これは首長である私自身のこととしてお答え申し上げたというふうに認識をいたしております。 以上、御答弁とさせていただきます。 ○議長(藤本圭議員) 6番 渡部議員。     〔渡部議員登壇〕 ◆6番(渡部友子議員) 御答弁をいただきました。そして、この質問について緊急性があるのかどうかについて、市長の政策監の任命のタイミングにおいて、この件が、この質問が市民の中から上がったからこそ伺っております。そのことにおいて市民の中に緊急性があったことをこの場において発言させていただきます。 そして、加えて、市民の方が心配しているのは、特別職の方もこの団体と政治的な関わりがあったのではないかということです。新聞のアンケートは首長が対象であったことではありますけれども、市民の方たちは、この特別職の方たちも含まれていたのかどうかということが心配だったわけです。 そこで、再問は、この旧統一教会との関わりにおいて、同じようなアンケート内容で、特別職の方に調査をしていただくことをしていただきたいと思います。そのことについてのお答えを求めます。  〔(議席から呼ぶ者あり)〕 ○議長(藤本圭議員) 表原市長、答弁をお願いします。不規則発言ですので、気にせずに答弁してください。 表原市長。     〔表原市長登壇〕 ◎市長(表原立磨) それでは、渡部議員の緊急質問の御再問に対してお答えを申し上げます。 市民からの声があった、だからこそというふうに先ほどの初問において申し上げられましたが、その中で、再問としては、いわゆる要望だと思いますけれども、特別職を含む職員に対して、特別職までその範疇を広げて、旧統一教会との関連性を、これは聞いてほしい、調べてほしい、調査を行ってほしい、そのような申出であったかと思いますが、先ほど来から御答弁申し上げておりますとおり、個人の政治活動あるいは思想及び良心の自由という渡部議員のおっしゃるところのこれ人権を守るために憲法で約束された基本的な人権の一つであることに関して、これを特別職にまでその範疇を広げて果たしてこれを調査を行っていくということが、私は人権のまち阿南にふさわしい行為であるのかということに対して、それを了承することは私の中ではできません。そして、この場でお答えするべきものでもないというふうに存じております。 以上、御答弁とさせていただきます。 ○議長(藤本圭議員) 渡部議員の緊急質問を終わります。  〔(口々に言う者あり)〕 15番 湯浅議員の発言を許可します。 15番 湯浅議員。     〔湯浅議員登壇〕 ◆15番(湯浅隆浩議員) あなん至誠会の湯浅隆浩でございます。議長の許可をいただきましたので、政策監任命について緊急質問をさせていただきます。 市長は、松崎政策監を11月の任期満了後、半年のブランクの後、再任をされました。市民の方からは、一番忙しい当初予算の編成、また、人事異動が終わった今、なぜこの時期に政策監を置くのか、11月の市長選挙のためなのかとの声まで聞こえてまいります。ガラス張りの行政を掲げる表原市政だからこそ、市民に対して丁寧に説明する義務があると考えます。 そこで、お伺いいたします。 今までの議論の流れで、いろいろな事柄が出てまいりましたけれども、市長は今でも松崎政策監を政策監として任命すべきと考えておられますか。 また、その根拠は何なのか、お伺いいたします。  〔福島議員「議会の権限を越えた質問じゃないですか、政策監は市長の任命責任であって、任命責任だけで……」と呼ぶ〕 ○議長(藤本圭議員) 福島民雄君、静かにしてください。  〔福島議員「私にも質問させてください」と呼ぶ〕 表原市長。     〔表原市長登壇〕 ◎市長(表原立磨) それでは、湯浅議員の政策監人事の緊急質問について御答弁を申し上げます。 政策監の任命についての思い、その根拠の部分に関して御質問、初問をいただいたというふうに理解しておりますが、これも何度も繰り返すことになりますけれども、市政において、複雑多様化する政策課題に対して的確に、そして迅速に取り組んで、市政の円滑な運営を図っていく上で重要な職責である政策監の人選については、私の中で常に念頭にございましたが、行政の経験、そして政治の経験ともに豊富で、かつ2年間にわたって政策監として本市の市政運営に精通をしている、即戦力として働いていただけることの人物として松崎氏に復職をお願いし、去る6月1日付で政策監に任命をさせていただいた次第でございます。 以上、御答弁といたします。 ○議長(藤本圭議員) 15番 湯浅議員。     〔湯浅議員登壇〕 ◆15番(湯浅隆浩議員) 御答弁いただきました。ありがとうございます。 同じ答弁の繰り返しになるんだろうなということでございます。今回の政策監人事について、市長自身、松崎政策監の在任中の2年間の言動について、全てを理解した上で今回の政策監人事を行ったということでよろしいでしょうか。 そして、全ての市民に対して市長は任命責任を果たしていると断言できるのでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(藤本圭議員) 表原市長。     〔表原市長登壇〕 ◎市長(表原立磨) それでは、湯浅議員の御再問に対して御答弁を申し上げます。 まずは、松崎氏の過去の言動について全て承知をした上で任命を行ったのかという質問、そしてもう一つは、全ての市民に対して任命責任を果たせるのかという質問であったかと思いますが、まず1つ目の言動について理解をした上でということでございますが、この趣旨に関してもはっきりと何をおっしゃりたいのかということがちょっと私の中で見えてまいりません。過去の何の事実に対して、どのような根拠、資料に基づいて、それを了解した上で、私に任命責任を、任命をしたのかということを問いたいんだと思いますが、それがない状態の中で、私に対してじゃあ一体何が聞きたいのかということでございますが、私の中で今言えることとしては、昨年11月末までの任期満了における2年間において、当時の松崎政策監は本当に真摯に私の補佐役としての役割、特定事項、特命事項に係る全ての案件に関して誠意を持って取り組んでいただいたというふうに思っておりますし、政治活動においても、そして行政においても、それぞれに精通をして、即戦力として、そして今の表原市政をこれからしっかりと支えていただける、そういう職責を担う人物として十分に足るものというふうに私の中で決断をしたので、今回任命をさせていただいたということでございます。 そして、2点目の質問であるところの全ての市民の皆様に対して任命責任を果たせるのかということに関しては、まさにこの6月1日から任命をさせていただいて、これから市政における重要課題に一生懸命に、全ての職員と力を合わせて、もう一度しっかりと仕切り直してやっていこうというこのスタートを切ったばかりの段階で、それを問われるのはいかがなものかなと。それよりも、もし願うのであれば、これからどのような形で市政が運営をされていくのか、円滑に運営をされていくのか、そしてこれからの重要課題に対して取り組んでいくことができるのかということをしっかりとウオッチしていただいて、場合によっては御指導もいただいて、御支援もいただいて、そして議会と行政が両輪をもってして市政が前に進んでいく、これが市民益に直結することであり、そのことこそが市民に対する任命責任を果たすことだと私は信じております。 以上、御答弁といたします。  〔(口々に言う者あり)〕 ○議長(藤本圭議員) 15番 湯浅議員。     〔湯浅議員登壇〕 ◆15番(湯浅隆浩議員) 力強く答えをいただきました。これからを見てくれということでございますので、これから十分に見させていただきたいと思います。 また、在任中の2年間のやってきたことをおっしゃりましたけれども、この2年間、我々は議員としていろいろ市長に対してもこういうやり方はということも苦言も呈してまいりました。  〔福島議員「今言よるのは緊急質問の内容け」と呼ぶ〕 ○議長(藤本圭議員) 福島民雄君、静粛にしなさい。発言中ですよ。  〔福島議員「いっこも言わせてくれんけんよ」と呼ぶ〕 ◆15番(湯浅隆浩議員) 守りたい人がおるという思いは分かりますが、議員の意見を遮るような、そんなお行儀の悪いことでは大変困ると思いますので、またよろしくお願いしたいと思います。 先ほどの問題に戻りますけれども、この2年間、在任中の2年間において、市民の皆様のためにということでおっしゃっておられましたけれども、強引に進めるようなところが多々ございました。我々も市民からの意見を聞いて、それを市政に反映していただくように、市長にもお願いし、政策監にもお願いし、やっていることに対して正しい方向、みんなが同じ方向に向けるように努力をしてまいってきたつもりでございます。これからの2年間を見てくれということですので、しっかり見させていただいて、松崎政策監に頑張っていただけることを願っております。 以上です。 ○議長(藤本圭議員) 湯浅議員の緊急質問を終わります。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(藤本圭議員) お諮りいたします。 市長から提案のありました第7号議案 令和5年度阿南市一般会計補正予算(第2号)について及び第9号議案 令和5年度阿南市学校給食事業特別会計補正予算(第1号)についての計2件の先議を日程に追加し、一括して議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本圭議員) 御異議なしと認めます。 よって、第7号議案及び第9号議案の計2件の先議を日程に追加し、一括して議題といたします。 これより質疑に入ります。 ただいまのところ質疑の通告はありません。 質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本圭議員) 質疑なしと認めます。 よって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております第7号議案 令和5年度阿南市一般会計補正予算(第2号)及び第9号議案 令和5年度阿南市学校給食事業特別会計補正予算(第1号)については、産業建設委員会及び文教厚生委員会に付託いたします。 議事の都合により休憩いたします。   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝    休憩 午後 3時52分    再開 午後 5時30分   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝ ○議長(藤本圭議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 産業建設委員会の結果について委員長の報告を求めます。 産業建設委員長 武田議員。     〔武田議員登壇〕 ◆産業建設委員長(武田光普議員) 議長の御指名がございましたので、先ほど開催いたしました産業建設委員会の審査結果につきまして御報告を申し上げます。 本委員会は、付託されました第7号議案 令和5年度阿南市一般会計補正予算(第2号)の関係部分について慎重に審査を行いました。 その結果、委員からは特に質疑、意見等はなく、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上、産業建設委員長の報告といたします。 ○議長(藤本圭議員) 次に、文教厚生委員会の結果について委員長の報告を求めます。 文教厚生委員長 渡部議員。     〔渡部議員登壇〕 ◆文教厚生委員長(渡部友子議員) 議長の指名がございましたので、先ほど開かれました文教厚生委員会の審査結果につきまして御報告を申し上げます。 本委員会は、付託されました第7号議案 令和5年度阿南市一般会計補正予算(第2号)の本委員会の関係部分及び第9号議案 令和5年度阿南市学校給食事業特別会計補正予算(第1号)につきまして慎重に審査を行いました。 その結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以下、審査過程における委員からの主な質疑の内容について御報告申し上げます。 第7号議案 令和5年度阿南市一般会計補正予算(第2号)の本委員会に関係する部分についてであります。 委員から、学校給食に関する児童・生徒の子育て世帯支援について、阿南市立小中学校以外に在籍する県立学校等に通学している児童・生徒と表現されている文言のうち、県立学校等の等の部分について質疑がありました。 理事者から、私立学校及び国立学校で、具体的には、徳島文理小中学校、鳴門教育大学附属小中学校、特別支援学校であるとの答弁がありました。 これを受けて、委員から、特別支援学校においては既に支援がされ、支援が重複しているのではないかとの質疑がありました。 理事者からは、申請方式を考えており、申請が出た段階で、特別支援学校等に通学している児童・生徒について、支援が重複していないか確認するとの答弁がありました。 なお、第9号議案につきましては、特に質疑なく、原案のとおり可決すべきものと決したことを申し上げまして、文教厚生委員長の報告とさせていただきます。 ○議長(藤本圭議員) 以上で各委員長の報告が終わりました。 これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 ただいまのところ質疑の通告はありません。 質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本圭議員) 質疑なしと認めます。 よって、委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 ただいまのところ討論の通告はありません。 討論ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本圭議員) 討論なしと認めます。 これより採決を行います。 まず、第7号議案 令和5年度阿南市一般会計補正予算(第2号)についてを起立により採決いたします。   +++++++++++++   このときの出席議員氏名  1番  陶 久 晃 一 議 員  2番  西 川 達 也 議 員  3番  水 谷 あゆみ 議 員  4番  広 浦 雅 俊 議 員  5番  金 久   博 議 員  6番  渡 部 友 子 議 員  7番  福 谷 美樹夫 議 員  8番  藤 本   圭 議 員 10番  住 友 進 一 議 員 11番  福 島 民 雄 議 員 12番  喜 多 啓 吉 議 員 13番  武 田 光 普 議 員 14番  幸 坂 孝 則 議 員 15番  湯 浅 隆 浩 議 員 16番  佐々木 志滿子 議 員 17番  奥 田   勇 議 員 18番  橋 本 幸 子 議 員 19番  久 米 良 久 議 員 20番  星 加 美 保 議 員 22番  住 友 利 広 議 員 23番  横 田 守 弘 議 員 24番  山 崎 雅 史 議 員 25番  荒 谷 みどり 議 員   +++++++++++++ ○議長(藤本圭議員) 本件に対する委員長の報告は可決であります。 本件を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(藤本圭議員) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(藤本圭議員) 次に、第9号議案令和5年度阿南市学校給食事業特別会計補正予算(第1号) についてを起立により採決いたします。   +++++++++++++   このときの出席議員氏名  1番  陶 久 晃 一 議 員  2番  西 川 達 也 議 員  3番  水 谷 あゆみ 議 員  4番  広 浦 雅 俊 議 員  5番  金 久   博 議 員  6番  渡 部 友 子 議 員  7番  福 谷 美樹夫 議 員  8番  藤 本   圭 議 員 10番  住 友 進 一 議 員 11番  福 島 民 雄 議 員 12番  喜 多 啓 吉 議 員 13番  武 田 光 普 議 員 14番  幸 坂 孝 則 議 員 15番  湯 浅 隆 浩 議 員 16番  佐々木 志滿子 議 員 17番  奥 田   勇 議 員 18番  橋 本 幸 子 議 員 19番  久 米 良 久 議 員 20番  星 加 美 保 議 員 22番  住 友 利 広 議 員 23番  横 田 守 弘 議 員 24番  山 崎 雅 史 議 員 25番  荒 谷 みどり 議 員   +++++++++++++ ○議長(藤本圭議員) 本件に対する委員長の報告は可決であります。 本件を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(藤本圭議員) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝    散会 午後 5時35分...