阿南市議会 > 2021-02-22 >
03月02日-01号

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  1. 阿南市議会 2021-02-22
    03月02日-01号


    取得元: 阿南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-15
    令和 3年 3月定例会 ┌─────────────────────────────────────┐ │              令 和 3 年                │ │         阿南市議会3月定例会会議録(第1号)          │ └─────────────────────────────────────┘◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 阿南市告示第15号  令和3年阿南市議会3月定例会を次のとおり招集する。   令和3年2月22日                         阿南市長 表 原 立 磨 1 招集の日  令和3年3月2日 1 招集の場所 阿南市議場◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇        令和3年3月2日(火曜日)午前10時    開会◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇議事日程(第1号)第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 承認第1号 令和2年度阿南市一般会計補正予算(第11号)に係る専決処分の承認について 第1号議案 阿南市住宅新築資金等貸付事業運営基金条例の制定について 第2号議案 阿南市国民健康保険税条例の一部改正について 第3号議案 阿南市介護保険条例の一部改正について 第4号議案 阿南市高齢者福祉計画・阿南市介護保険事業計画策定審議会設置条例の一部改正について 第5号議案 南部健康運動公園内の県有及び市有公園施設等に関する条例の一部改正について 第6号議案 阿南市羽ノ浦プール条例の廃止について 第7号議案 令和2年度阿南市一般会計補正予算(第12号)について 第8号議案 令和2年度阿南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について 第9号議案 令和2年度阿南市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について 第10号議案 令和2年度阿南市夜間休日診療所事業特別会計補正予算(第1号)について 第11号議案 令和2年度阿南市公共下水道事業会計補正予算(第2号)について 第12号議案 令和3年度阿南市一般会計予算について 第13号議案 令和3年度阿南市国民健康保険事業特別会計予算について 第14号議案 令和3年度阿南市加茂谷診療所事業特別会計予算について 第15号議案 令和3年度阿南市伊島診療所事業特別会計予算について 第16号議案 令和3年度阿南市加茂谷財産運営事業特別会計予算について 第17号議案 令和3年度阿南市伊島財産運営事業特別会計予算について 第18号議案 令和3年度阿南市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について 第19号議案 令和3年度阿南市介護保険事業特別会計予算について 第20号議案 令和3年度阿南市伊島地区生活排水処理事業特別会計予算について 第21号議案 令和3年度阿南市学校給食事業特別会計予算について 第22号議案 令和3年度阿南市奨学資金貸付事業特別会計予算について 第23号議案 令和3年度阿南市春日野地域下水道事業特別会計予算について 第24号議案 令和3年度阿南市羽ノ浦農業集落排水事業特別会計予算について 第25号議案 令和3年度阿南市豊香野地区生活排水処理事業特別会計予算について 第26号議案 令和3年度阿南市後期高齢者医療特別会計予算について 第27号議案 令和3年度阿南市西春日野生活排水処理事業特別会計予算について 第28号議案 令和3年度阿南市夜間休日診療所事業特別会計予算について 第29号議案 令和3年度阿南市椿診療所事業特別会計予算について 第30号議案 令和3年度阿南市水道事業会計予算について 第31号議案 令和3年度阿南市公共下水道事業会計予算について 第32号議案 市道の路線の認定について 第33号議案 羽ノ浦総合国民体育館除却工事の請負契約の締結について  ………………………………………… 報告第1号 訴えの提起に係る専決処分の報告について 報告第2号 損害賠償の額の決定及び和解に係る専決処分の報告について   ───────────── 本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 承認第1号     第1号議案から第33号議案     報告第1号及び報告第2号   +++++++++++++出席議員(28名)  1番  渡  部  友  子 議員  2番  陶  久  晃  一 議員  3番  福  谷  美 樹 夫 議員  4番  沢  本  勝  彦 議員  5番  武  田  光  普 議員  6番  幸  坂  孝  則 議員  7番  広  浦  雅  俊 議員  8番  福  島  民  雄 議員  9番  喜  多  啓  吉 議員 10番  保  岡  好  江 議員 11番  藤  本     圭 議員 12番  橋  本  幸  子 議員 13番  平  山  正  光 議員 14番  住  友  進  一 議員 15番  湯  浅  隆  浩 議員 16番  飯  田  忠  志 議員 17番  星  加  美  保 議員 18番  小  野     毅 議員 19番  佐 々 木  志 滿 子 議員 20番  井  坂  重  廣 議員 21番  奥  田     勇 議員 22番  久  米  良  久 議員 23番  横  田  守  弘 議員 24番  山  崎  雅  史 議員 25番  荒  谷  み ど り 議員 26番  住  友  利  広 議員 27番  林     孝  一 議員 28番  野  村     栄 議員   +++++++++++++欠席議員(なし)   ─────────────説明のため出席した者の職氏名 市長       表 原 立 磨 副市長      山 本 俊 也 教育長      稲 村 健 一 監査委員     尾 山 勝 敏 政策監      松 崎 敏 則 政策監      桑 村 申一郎 企画部長総務部長松 内   徹 危機管理部長   山 脇 雅 彦 市民部長     佐 野 雅 史 環境管理部長   富 永   悟 保健福祉部長   西 尾 和 洋 産業部長     青 木 芳 幸 建設部長     都 築 宏 基 特定事業部長   森 本 英 二 会計管理者    金 久   博 水道部長     田 村 和 彦 教育部長     長 田 浩 一 消防長      中 野 貴 裕 環境管理部理事  小 松   剛 教育部理事    岸   浩 範 秘書広報課長   吉 岡 次 男 財政課長     幸 泉 賢一郎   ─────────────議会事務局出席職員氏名 事務局長     倉 野 克 省 議事課長     岡 部 仁 史 議事課長補佐   新 田 和 美 議事課長補佐   三 河 恭 普 議事課主査    天 川   晋  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(奥田勇議員) ただいまから令和3年阿南市議会3月定例会を開会いたします。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(奥田勇議員) これより本日の会議を開きます。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(奥田勇議員) この際、諸般の報告をいたします。 まず、市長から承認第1号、第1号議案から第33号議案及び地方自治法の規定による報告2件が提出されておりますので、御了承をお願いいたします。 次に、監査委員からは、令和2年12月から令和3年2月に実施いたしました例月出納検査の結果の写しを御配付いたしておりますので、御了承をお願いいたします。 また、地方自治法第242条第3項の規定による令和3年2月に提出がありました住民監査請求1件について議長宛て通知がありましたので、御報告をいたします。 以上で諸般の報告を終わります。 これより本日の日程に入ります。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(奥田勇議員) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、17番 星加議員、14番 住友進一議員を指名いたします。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(奥田勇議員) 日程第2 会期の決定を議題といたします。 本件につきましては、去る2月22日に議会運営委員会を開催し、協議されておりますので、その結果について委員長の報告を求めます。 久米議会運営委員長。     〔久米議員登壇〕 ◆議会運営委員長久米良久議員) おはようございます。 議長の指名をいただきましたので、議会運営委員会の結果につきまして御報告を申し上げます。 本委員会は、去る2月22日に会議を開き、今期定例会の会期について協議いたしました。 その結果につきましては、さきに御通知いたしましたとおりでございまして、本日から24日までの23日間の会期を予定いたしております。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして、議会運営委員長の報告といたします。 ○議長(奥田勇議員) お諮りいたします。 ただいま久米委員長から御報告がありましたとおり、今期定例会は本日から24日までの23日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(奥田勇議員) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(奥田勇議員) 日程第3 承認第1号、第1号議案から第33号議案及び報告2件を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 表原市長。     〔表原市長登壇〕 ◎市長(表原立磨) おはようございます。 本日、令和3年3月定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御多用にもかかわりませず御参会をいただき、誠にありがとうございます。 そして、平素は市政の各般にわたり御指導、御尽力を賜っておりますことに対しましても心から厚く御礼を申し上げます。 それでは、提出議案の説明に先立ち、市政に取り組む所信の一端を申し述べ、議員各位をはじめ市民の皆様方の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 初めに、新型コロナウイルス感染症の発症を予防し、死亡者や重症者の発生をできる限り減らすことを目的とした新型コロナウイルスワクチン接種についてでございます。 全国規模のワクチン接種につきましては、去る2月14日、我が国で初の承認となりましたファイザー社製ワクチンについて、同月17日より医療従事者4万人を対象としたワクチン接種がスタートいたしました。今後は、全ての医療従事者等、65歳以上の高齢者、基礎疾患を有する方と高齢者施設等の従事者、そして16歳以上の全ての国民へと段階的に対象者を拡大し、希望する方へのワクチン接種が行われる見通しとなっております。 ワクチン接種の実施に当たりましては、国の制度設計において、必要経費については全額国が負担を行う方針が明らかとされるとともに、実施に当たっては、医療従事者等については都道府県が、65歳以上の高齢者を含むその他の国民、市民の皆様へは市町村が実施主体となることとされており、これまで数次にわたり国及び県レベルでの説明会も開催されております。 現時点におきまして、本市が実施主体となる65歳以上の高齢者のワクチン接種については、4月12日以降の実施が想定されているところであり、円滑で迅速な対応に向け、接種券の構成や印刷、また、システム改修等の契約を2月上旬に終える必要があったことから、所要の準備経費につきましては地方自治法第179条の規定に基づき専決処分させていただいたところであります。 また、予算措置とともに推進体制の整備として、去る2月22日には、保健センター内に阿南市コロナワクチン対策チームを開設、来る15日には、市民の皆様からの接種に関する様々な問合せに対応できるようコールセンターを設置し、今月下旬には約2万3,000人の高齢者の方々に対しワクチン接種券を発送することといたしております。 今後、本市の16歳以上の対象者約6万2,000人の方々が滞りなくワクチン接種できるよう万全の体制で取り組むとともに、国からワクチンの効果や副反応等についての情報が提供され次第、速やかに市民の皆様に周知、広報するなど、安心・安全を担保しながら、円滑な運用に全力で取り組んでまいります。 次に、段階的なワクチン接種が開始されるという感染対策の新たな局面を迎える中で、新年早々の全国的な感染拡大を踏まえ、延期させていただいておりました令和3年阿南市成人式につきまして、感染予防対策をしっかりと施した上で、5月3日月曜日に阿南市文化会館夢ホールにおいて、午前、午後の2部制により開催したいと考えております。 延期の決定以降、新成人、御家族をはじめ関係者の方々からはできる限り早い時期での実施と1会場での開催を望まれる多くの声が寄せられております。 私といたしましては、こうした声を真摯に受け止め、また、本市並びに県内での感染状況も勘案の上、延期後の日程、場所の選定につきまして、新成人による実行委員をはじめ関係者からの御意見、御要望をお伺いし、このたびの実施方針を決定した次第であります。 もとより、ワクチン接種が開始されて以降も、感染拡大防止に向けてはでき得る限りの対応を行う必要があると考えており、県外から帰省される新成人の皆様がより安心して御出席いただけるよう、帰省に際して県外で受けたPCR検査もしくは抗原定量検査に対して、検査費用上限2万円を補助することといたします。 また、5月3日の式典を控えた4月下旬、5月上旬におきまして、なお全国的な感染状況が憂慮される場合においては、式典自体は開催を控えるものの、新成人や御家族の御負担や心情に配慮し、当日、会場となります阿南市文化会館内に写真撮影などの場所を設けるなど、来場可能な新成人の方が旧友と再会できるよう創意工夫を凝らし、一生に一度の思い出づくりを演出できるよう努めてまいります。 続きまして、令和3年度一般会計当初予算案の主要事業について申し上げます。 このたびの令和3年度当初予算(案)は、令和2年9月議会で議決いただきました阿南市総合計画「咲かせよう夢・未来計画2028基本構想」において、2028年の都市像として掲げた「多様な産業が咲き誇る 生涯チャレンジ都市 阿南」の実現に向け、新しいまちづくり施策に取り組む第一歩となる予算であります。 また、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化している状況に鑑み、新型コロナウイルス感染症対策応援基金を効果的に活用し、コロナ禍日常生活に制約のある幼児、児童・生徒たちが日常の学校等の生活を安全で快適に楽しく過ごすことができるよう、学びの環境の充実に重点を置いた予算としても編成したところであります。 さらに、財政運営持続可能性にも十分意を用い、予算規模といたしましては、対前年度当初予算比マイナス0.4%となる313億3,000万円の予算編成とするとともに、財政調整機能を担う財政調整基金の繰入れについては、対前年度比マイナス5.1%となる13億8,120万円としたところであります。 その上で、子供たちの未来への投資として、保育料等完全無償化に向け、令和2年10月からの2歳児の保育料等の無償化に続き、令和3年10月から1歳児の保育料等の無償化、また、妊娠から出産・育児期の多様なニーズに切れ目のない支援を行うため、子育て世代包括支援センター保健センターに設置いたします。 また、教育環境の整備としてデジタル教科書の導入教科の拡大を図るとともに、(仮称)羽ノ浦屋内運動場建設事業として、老朽化した阿南市羽ノ浦総合国民体育館に代わる屋内運動場建設工事に着手いたします。 さらに、まちの未来への投資では、災害から市民生活と企業の経済活動を守る防災対策として、羽ノ浦町山分地区において、冠水センサーを設置し、内水氾濫状況の監視を行う実証実験事業辰巳工業団地の地震・津波対策として、ゲートの緊急自動閉鎖化等に続き、樋門の耐震化に係る改修工事を行うことといたします。 また、行財政改革の推進といたしましては、持続可能な行財政運営の確立に向けて、若手職員による働き方改革検討チームから提案された改革プランを受け、おくやみコーナーの開設など、3事業を行うことといたします。 なお、昨年11月に実施いたしました阿南版事業仕分けの評価、判定結果を受け、市の対応方針等を定めた取扱要領に基づき、5つの対象事業において事業の見直し及び予算への反映について検討してまいりました。 このうち、不要・凍結と判定されました婚活応援事業及び国・県・広域で実施すべきと判定されましたテレワーク推進事業につきましては、令和3年度から事業としては廃止することとし、テレワーク推進そのものにおいては、県の事業を活用して、女性に限定しない形でテレワーカーの養成等にしっかりと取り組んでまいります。 また、要改善と判定されました長寿者福祉金等支給事業、阿南市活竹祭開催補助事業及び科学センター学習事業につきましては、関係団体等との調整や新たな実施体制の構築など、協議検討に時間を要することから、令和3年度におきまして市の対応等を決定し、令和4年度当初予算案に反映したいと考えております。 今回の事業仕分けは本市として初の試みでありましたが、市民目線で市の事業を評価・判定していただく中で、その事業が真に市民の皆様のためになっているのかどうか、一度立ち止まって見詰め直す機会となり、不断の業務改善の必要性を再認識することができました。 来年度の実施に向けましては、市民判定人の皆様や傍聴人の方からいただきました御意見も参考に、今回の成果と課題を検証し、実施方法にもさらなる検討を加え、本年度と同様、5つの事業を対象に実施したいと考えております。 また、議会からも御提案をいただいておりました事業仕分けの事業名につきましては、阿南版事業仕分けから阿南の未来「自分ごと」会議に変更し、市民による事業評価会議という分かりやすい副題をつけて実施したいと考えており、より幅広い市民の皆様の関心と共感をいただける制度運用を目指してまいります。 次に、阿南市総合計画の策定についてであります。 昨年9月定例会におきまして御承認を賜りました基本構想に基づき、阿南市総合計画審議会の皆様をはじめ、市民各層から御意見、御提言をいただきながら、計画の肉づけを行い、このたび次期総合計画基本計画案を作成いたしました。 基本計画は、基本構想に掲げた将来都市像を実現するための必要な施策を総合的かつ体系的に示すもので、6つの基本政策に関連づけたまちづくり分野ごとにビジョンを定め、主要な施策を掲載しております。 また、計画の実効性を担保し、持続可能なまちづくりを実現するため、次の2点に特色を持たせております。 まず、1点目は、まちづくり分野ごと基本目標を掲げ、その達成度を測る成果指標を設定した点であります。 2点目は、国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献するため、基本計画に掲げた32分野の施策がSDGsの17の目標にどう寄与しているか、その対応関係を一覧表にして見える化した点であります。 今議会におきまして、基本計画(案)について御議論をいただいた上で成案とし、各基本目標を達成するための主要事業を位置づけた実施計画を併せて、市民の皆様に分かりやすく周知広報し、まちづくりの担い手である市民の皆様をはじめ、企業や関係団体など全ての関係者と一体となって、「多様な産業が咲き誇る 生涯チャレンジ都市」を目指し、全力を傾注したいと考えておりますので、議員各位の御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 次に、第2期阿南市まち・ひと・しごと創生総合戦略についてであります。 地方創生の実現に向け、切れ目のない取組を進めるため、昨年9月に策定いたしました阿南市人口ビジョンを踏まえ、令和6年度までの5か年を計画期間とする第2期阿南市まち・ひと・しごと創生総合戦略案を策定いたしました。 第2期総合戦略におきましては、第1期で掲げた人口減少の抑制と人口減少に備えるという基本的な枠組みを維持しつつ、関係人口の創出・拡大や、志ある企業や個人による寄附などにより、本市への人や資金の還流を生み出す取組を強化するとともに、人工知能やモノのインターネットによる効率的で快適な社会、いわゆるSociety5.0の地域実装など、新しい時代の流れを力に変え、総合計画の推進と一体的に、人口減少に伴う地域の課題解決にしっかりと取り組んでまいります。 次に、行財政改革の加速化についてであります。 本市におきましては、平成9年度以降、5か年を計画期間とする行財政改革推進大綱を策定し、現在の第5次大綱に至るまで、行政を取り巻く社会経済情勢を踏まえた行財政改革に取り組んでまいりました。 こうした取組の結果、様々な分野で一定の成果を上げてきたところでありますが、人口減少少子高齢化をはじめとした社会経済の大きな変貌、南海トラフ巨大地震や気候変動への備えなど新たな行政課題に直面する中で、よりスピード感を持って大胆に行財政の在り方を見直すことが求められていると考えております。 現行の第5次大綱に基づく実施計画におきましては、多くの項目でおおむね達成との自己評価とは裏腹に、残念ながら財政収支は数年にわたり悪化傾向にあり、持続可能性ある行財政運営を行うためには、より抜本的かつ時間軸を意識した改革が求められています。 こうした認識の下、令和3年度までが計画期間の現行の第5次大綱に代えて、新たな行革の推進エンジンとして、令和3年7月を目標に行財政集中改革プランを策定いたします。 この集中改革プラン計画期間は、令和3年度から令和5年度までの3年間とし、行政を経営するという視点に立ち、受益と負担の適正化を図りながら、最少の経費で最大の効果を生み出すという経営感覚を持った戦略的な実践プランとして、重点的・集中的に取り組む事項を精選し、目標を設定してまいります。 去る2月15日には、有識者で構成する阿南市行財政改革懇話会を開催し、プランの基本方針、今後の進め方について御審議を賜り、御理解をいただいたところであり、今後は、できるだけ速やかに具体的な重点目標重点取組項目について全庁的な検討を行い、さらに懇話会の御意見もいただきながらプラン策定に取り組んでまいります。 なお、成果を意識した行財政改革の実践第1弾として、阿南市スポーツ総合センターへの指定管理者制度の導入を目指してまいります。 スポーツ総合センターにつきましては、平成13年の体育館開館、平成16年のプール開設以来、プール管理業務県内スポーツ施設運営会社に管理委託した上で、市直営での施設管理を行っているところであります。 一方、市内体育施設管理運営に関しましては、第5次大綱の実施計画におきまして、民間活力の導入を掲げ、県内他市の施設運営の状況について調査を行うなど、鋭意検討を進めてまいりました。 これまでの実務レベルの調査研究の結果、現在、プール業務民間事業者に委託しているスポーツ総合センターにつきましては、民間経営のノウハウや事業手法を全面的に取り入れることが、市民の皆様により御満足いただける良質なサービスの提供、市民目線での効率的な運営につながるとの判断に至ったところであり、指定管理者制度の導入に向け、本格的な検討に着手することといたします。 昨年12月には、全庁的な検討委員会を立ち上げ、現在、具体的な制度設計に向け、鋭意検討を進めているところでございます。 今後の予定といたしましては、令和3年6月議会におきまして、指定管理者制度の導入を可能とする現行条例の改正を提出させていただきたいと考えており、議会での御審議、御理解をいただいた上で、令和4年度からの制度導入を目指してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 また、地元企業の御交誼をいただいた官民連携による市民サービスの向上として、本年4月1日から供用開始予定の徳島県南部健康運動公園陸上競技場のナイター設備を充実させてまいります。 陸上競技場は、県の広域防災活動計画において救助活動拠点候補地として位置づけられており、施設整備を担う県では、夜間照明設備に関し広域応援部隊の夜間活動対応として10ルクス程度の照度の整備を行っておりました。 このナイター設備につきましては、関係競技団体から本市に対して、夜間でも競技ができる照度確保の御要望を大変強くいただいていたところであり、市としても導入可能な補助制度や官民連携型の整備方法について検討を行っていたところ、本年1月上旬に、徳島電機産業株式会社様からナイター設備の100ルクスの照度設備への増設について寄附の申出をいただき、お受けする運びとなった次第であります。 来る3月4日に、施設設置者である県と寄附事業者様及び運営主体となる市の三者による整備に関する調印式を行い、4月1日の供用開始以降に増設工事に着工いただける予定となっております。 市内事業者様の御寄附により完備されたナイター設備の下で、市内外から幅広い世代の競技者が集い、多様なスポーツ活動が行われることで、地域の活性化や市外からの交流人口の増加にも大きな期待を寄せるところであります。 御寄附に込められた志を大切に、市民の健康とにぎわいの新たな拠点施設としてしっかり運営してまいりたいと考えております。徳島電機産業株式会社様の地域貢献に対し、この場をお借りして、心より御礼申し上げます。 こうした民間活力の導入、官民連携の取組による新たな行政スタイルの構築をはじめとして、スピード感を持って、しっかりと成果を出す行財政改革を推進していくためには、全庁をリードする司令塔の存在が不可欠であります。 昨年12月に任命した桑村政策監には、全庁的な視点での行財政改革の推進を担わせておりますが、政策監の指揮の下、行財政改革を実務的・横断的に牽引する組織として、令和3年度から企画部に行革デジタル戦略課を新設いたします。 新設課は、企画政策課が担っている行政改革部門、総務課が担っている公共施設等総合管理計画、及び自治体デジタル化を担うIT推進課を統合再編し、時代、社会、市民、それぞれのニーズにしっかりと応え、新しい市役所像をつくる行財政改革実践の司令塔を担わせることといたします。 このほか、令和3年度における組織機構改革として、保健福祉部の福祉課と介護・ながいき課を再編し、様々な課題を抱えた世帯や市民の皆様への対応、特に複合的な支援を必要とするケースなどに対して窓口を一本化し、地域共生社会の実現に向けた包括的な支援体制を構築するための業務を行う地域共生推進課を新たに創設するとともに、これに伴い、生活保護業務の担いを生活福祉課へ、介護保険全般の担いを介護保険課へと再編いたします。 また、ダイバーシティー社会の実現や男女共同参画を推進するリーダーの育成と女性のエンパワーメント促進に努めるため、人権・男女参画課を人権・男女共同参画課に改め、男女共同参画室を廃止することといたします。 さらに、各種産業政策への取組の強化及び商工振興事務、企業振興事務を一体的に行うとともに、人的スケールメリットを有効に活用して業務の効率化を図るため、産業部の商工観光労政課と企業振興課を商工政策課として統合いたします。 これらの見直しにより、組織面からも新たな行政需要に対応できるよう最適化を図り、選択と集中による行財政改革を推進し、市民満足度の高い行政サービスの提供を目指してまいります。 次に、JR阿南駅周辺の再整備についてであります。 JR阿南駅周辺は、行政機能、文化学習機能、商業機能等、多様な都市機能が集積する本市の重要な拠点エリアでありますが、人口減少、大型店の郊外立地などに伴い市街地の空洞化が進む中で、かつての活力が失われ、中心拠点としての機能の低下が危惧されております。 そのような中、JR阿南駅周辺の市道整備や、市民会館、図書館など公共施設の在り方を含めたJR阿南駅周辺エリアの新たな都市拠点につきまして、昨年12月定例議会での御質疑をはじめ、これまで様々な観点から御議論、または御提言をいただいてきたところでございます。 このうち、駅周辺の幹線道路の一つである市道佃町滝ノ下線につきましては、平成21年の事業着手以降、長年にわたり事業が停滞している状況にありましたが、昨年12月、用地取得に関して徳島県立富岡東中学校・高等学校の校庭に存在する青線・赤線などの国有財産に係る用地境界を確認し、本年度及び令和3年度予算において学校用地の取得を行うことといたしております。 加えまして、令和3年度中に同校の大型浄化槽などの移転補償を進め、令和4年度より、学校敷地区間の整備に着手できるよう努めてまいります。 また、老朽化、耐震不足の市民会館、阿南図書館、この2つの公共施設の在り方についても、個別施設計画において基本的な方針を定めたことを踏まえ、JR阿南駅周辺エリアの新たな都市拠点づくりに向けて、令和3年度より本格的な在り方の検討に着手することといたします。 まず、JR阿南駅東側エリアの公共施設に関してですが、耐震不足により休館中の市民会館につきましては、これまで幾度も議会で御議論いただいておりますが、さきの12月定例議会におきましても御答弁させていただきましたように、公共施設個別施設計画に基づき、施設の除却等を検討するとの市としての基本的な考え方を整理させていただいているところでございます。 また、耐震不足や新型コロナ対応の観点から、市民の皆様の利用を中止させていただく予定の阿南図書館につきましては、安全性確保の観点から、市庁舎内に新たに開設する図書館カウンターによりサービスを提供する方針ですが、抜本的な対応につきましては、同じく個別施設計画におきまして、集約化・複合化との方針をお示ししているところであります。 特に、阿南図書館の在り方につきましては、多くの市民の皆様から、知の拠点、そして憩いの場、交流の場としての再整備を望む声をいただいております。老朽化し、安全性に問題のあるこれら2つの公共施設の在り方につきましては、これまでの市としての検討の積み重ね、さらには議会での御議論を踏まえ、市民会館については廃止することとし、解体除去を行います。 解体工事には事前準備を含め約4年間の期間を要すると見込んでおり、令和3年度当初予算案におきまして、解体に向けた準備経費を計上させていただいており、市民会館解体跡地を中心とした空間を活用した新たな拠点づくりに取り組みたいと考えております。 なお、新たな拠点づくりの検討においては、JR阿南駅周辺再整備基本計画(案)において、市民会館、ひまわり会館の再編整備を検討し、跡地は高密度の住宅地として整備し、集客並びにまちなか居住の推進を図るとして、都市型居住エリアとのコンセプトが示されていることから、このコンセプトを議論のたたき台としながら検討に着手いたしますが、現在の図書館は利用を中止させていただくこととしたことから、跡地の活用には図書館機能を盛り込むことも選択肢に入れ検討を行うこととし、ビジョンや事業化方策を検討するため、来年度当初予算案において所要の調査検討経費を計上いたしております。 また、公共と民間、それぞれの強みを生かす連携により、いわゆる箱モノの整備運営においても、財政負担の軽減や市民サービスの向上を図る官民連携の視点も取り入れ、建設、維持管理、運営等の面で、民間の資金、経営能力及び技術能力を活用する手法の導入も検討してまいります。 なお、新たな拠点づくりのビジョンの検討に当たりましては、都市再生やまちづくりに関して全国で優れた実績があり、まちづくりに関するノウハウと専門的知見を有し、公益性のある独立行政法人都市再生機構西日本支社のコーディネート業務による御支援をいただき、連携を図ることで、新たなまちづくり構想について、多面的な視点から御助言をいただきたいと考えており、既に同社には御了解をいただいているところであります。 まちづくりの専門家の英知とともに、広く市民の皆様の御意見も賜りながら、生涯チャレンジ都市阿南にふさわしい官民連携による阿南駅周辺の将来に夢や希望を持てるビジョンをしっかりと描いてまいりたいと考えております。 続きまして、今議会に提出させていただきました議案でございますが、案件は、専決処分の承認案1件、条例案6件、令和2年度補正予算案5件、令和3年度当初予算案20件、その他の案件2件の計33件及び報告2件であります。 ただいまから、その概要と提案理由の御説明を申し上げます。 承認第1号 令和2年度阿南市一般会計補正予算(第11号)に係る専決処分の承認につきましては、新型コロナウイルスワクチンの接種時期に鑑み、直ちに本市におけるワクチン接種体制を整えるため、歳入歳出予算の補正をすることが必要となったことから、歳入歳出それぞれ4億4,560万円を追加し、予算総額を425億4,520万円とすることについて、令和3年2月5日に専決処分をいたしましたので、議会に報告し、承認をいただくものであります。 第1号議案 阿南市住宅新築資金等貸付事業運営基金条例の制定につきましては、住宅新築資金等貸付事業特別会計を存続し、円滑かつ確実な貸付金回収業務等を行うに当たり、地方債償還の財源確保を目的とした阿南市住宅新築資金等貸付事業基金の設置及び管理に関する条例を廃止し、事業の円滑化と効果的運営を目的とした基金を設置するため、条例を制定しようとするものであります。 第2号議案 阿南市国民健康保険税条例の一部改正につきましては、令和3年度から令和5年度までを対象期間とする徳島県国民健康保険運営方針に基づき算定された標準保険料率に準じ、本市の国民健康保険税の税率等を改定することに伴い、条例を改正しようとするものであります。 第3号議案 阿南市介護保険条例の一部改正につきましては、令和3年度から令和5年度までの第8期阿南市介護保険事業計画期間における第1号被保険者の保険料率を定める必要があるため、条例を改正しようとするものであります。 第4号議案 阿南市高齢者福祉計画・阿南市介護保険事業計画策定審議会設置条例の一部改正につきましては、阿南市行政組織の一部を見直すことに伴い、条例を改正しようとするものであります。 第5号議案 南部健康運動公園内の県有及び市有公園施設等に関する条例の一部改正につきましては、南部健康運動公園内に県が設置し、市が管理する陸上競技場の供用を開始することに伴い、その使用料の額を定める等所要の改正を行う必要があるため、条例を改正しようとするものであります。 第6号議案 阿南市羽ノ浦プール条例の廃止につきましては、公の施設である阿南市羽ノ浦プールを廃止するため、条例案を提出しようとするものであります。 第7号議案 令和2年度阿南市一般会計補正予算(第12号)につきましては、事業費の確定、変更や国の新型コロナウイルス感染症対策事業、県営事業負担金、基金利子の積立て、国民健康保険事業会計等への繰出金など、事務事業を執行する上での必要額を補正するとともに、繰越明許費の追加、債務負担行為の廃止をするもので、歳入歳出それぞれ6億1,240万円を追加し、予算総額を431億5,760万円にしようとするものであります。 第8号議案 令和2年度阿南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入では、保険給付費等交付金及び繰入金を財源とし、歳出では、保険給付費及び直営診療所繰出金を増額しようとするもので、歳入歳出それぞれ1億4,450万円を追加し、予算の総額を79億8,499万1,000円にしようとするものであります。 第9号議案 令和2年度阿南市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入では、給付諸費に対応する法定負担額等の国庫負担金、県負担金を組み替え計上し、歳出では、各介護給付費を支出見込額により組み替え計上するもので、予算の総額に変更はございません。 第10号議案 令和2年度阿南市夜間休日診療所事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入では、診療収入及び繰入金並びに県支出金を補正し、歳出では、総務費及び医業費を補正するもので、歳入歳出からそれぞれ287万8,000円を減額し、予算の総額を3,282万2,000円にしようとするものであります。 第11号議案 令和2年度阿南市公共下水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、令和2年度雨水管渠整備事業費の減額が見込まれることから、資本的収入で2,675万9,000円を減額し、資本的支出では2,651万5,000円を減額しようとするものであります。 第12号議案 令和3年度阿南市一般会計予算につきましては、さきに述べましたとおり、財政運営持続可能性に十分意を用い、予算総額を313億3,000万円とし、前年度当初比では0.4%の減としております。 第13号議案 令和3年度阿南市国民健康保険事業特別会計予算につきましては、予算総額を78億8,500万円とし、前年度当初比で0.6%の増としております。 第14号議案 令和3年度阿南市加茂谷診療所事業特別会計予算及び第15号議案 令和3年度阿南市伊島診療所事業特別会計予算につきましては、両会計とも診療所の事業運営に必要な年間の経費を計上したものであり、予算総額を加茂谷診療所は9,250万円で、前年度当初比で0.5%の増、伊島診療所は1,600万円の計上とし、前年度当初と同額といたしております。 第16号議案 令和3年度阿南市加茂谷財産運営事業特別会計予算及び第17号議案 令和3年度阿南市伊島財産運営事業特別会計予算につきましては、両会計とも前年度の繰越金を主な財源として財産区の管理運営経費を計上したもので、予算総額は、加茂谷財産区は36万4,000円で、前年度当初と同額としており、伊島財産区は196万7,000円の計上で、前年度当初比では2.4%の増としております。 第18号議案 令和3年度阿南市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算につきましては、住宅の新築、改修、住宅用土地取得資金貸付金の回収及び債権確保に係る法的措置等に要する経費として、予算総額を943万円とし、前年度当初比では22.8%の増としております。 第19号議案 令和3年度阿南市介護保険事業特別会計予算につきましては、第8期事業計画に沿った予算編成としておりまして、予算総額を86億200万円とし、前年度当初比で1.1%の増としております。 第20号議案 令和3年度阿南市伊島地区生活排水処理事業特別会計予算につきましては、予算総額を980万円とし、前年度当初比で25.6%の増としております。 第21号議案 令和3年度阿南市学校給食事業特別会計予算につきましては、予算総額を3億6,700万円とし、前年度当初比で3.9%の減としております。 第22号議案 令和3年度阿南市奨学資金貸付事業特別会計予算につきましては、予算総額を1,684万円とし、前年度当初比で6.7%の減としております。 第23号議案 令和3年度阿南市春日野地域下水道事業特別会計予算につきましては、予算総額を4,200万円とし、前年度当初比で55.6%の増としております。 第24号議案 令和3年度阿南市羽ノ浦農業集落排水事業特別会計予算につきましては、予算総額を1億4,370万円とし、前年度当初比で16.5%の増としております。 第25号議案 令和3年度阿南市豊香野地区生活排水処理事業特別会計予算につきましては、予算総額を780万円とし、前年度当初比で36.8%の増としております。 第26号議案 令和3年度阿南市後期高齢者医療特別会計予算につきましては、予算総額を11億8,100万円とし、前年度当初比で2.5%の増としております。 第27号議案 令和3年度阿南市西春日野生活排水処理事業特別会計予算につきましては、予算総額を1,300万円とし、前年度当初比で25%の増としております。 第28号議案 令和3年度阿南市夜間休日診療所事業特別会計予算につきましては、予算総額を3,430万円とし、前年度当初比で3.9%の減としております。 第29号議案 令和3年度阿南市椿診療所事業特別会計予算につきましては、予算総額を1,600万円とし、前年度当初と同額としております。 第30号議案 令和3年度阿南市水道事業会計予算につきましては、収益的収支については、収入で16億6,746万7,000円を見込み、支出では14億1,379万8,000円を計上しております。また、老朽管の布設替え事業等、建設改良事業実施に関する資本的収支については、収入で4億6,065万7,000円、支出で12億5,918万7,000円を計上しております。 第31号議案 令和3年度阿南市公共下水道事業会計予算につきましては、収益的収支については、収入及び支出ともに5億2,377万8,000円を計上し、資本的収支については、収入で1億6,593万9,000円を、支出で3億2,970万9,000円を計上いたしました。 第32号議案 市道の路線の認定につきましては、国土交通省が施工した一般国道55号阿南道路の側道である阿南道路側道東1号線ほか2路線を市道として維持管理をするため、道路法第8条第2項の規定により議会の議決を求めるものであります。 第33号議案 羽ノ浦総合国民体育館除却工事の請負契約の締結につきましては、耐震性がなく老朽化した阿南市羽ノ浦総合国民体育館の除却工事を行うものであります。去る2月2日に指名競争入札に付しましたところ、賀上建設株式会社が1億6,524万2,000円で落札しましたので、請負契約を締結いたしたく、地方自治法の規定により議会の議決を求めるもであります。 報告第1号 訴えの提起に係る専決処分の報告につきましては、市営住宅に関する家屋明渡し請求事件など2件を訴訟手続により履行請求することについて専決処分をいたしましたので、地方自治法の規定により議会に報告するものであります。 報告第2号 損害賠償の額の決定及び和解に係る専決処分の報告につきましては、交通事故による損害賠償の額を決定し、相手方と和解することについて専決処分をいたしましたので、地方自治法の規定により議会に報告するものであります。 なお、新型コロナウイルス感染症の長期的な拡大により、深刻な影響を受けております市民の暮らしを守るため、令和2年度3月補正予算に続き、令和3年度予算でも切れ目のない対策を講じる必要がございますので、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の第3次補正を活用した経済対策を、令和3年度コロナ対策予算第1弾として、令和3年度一般会計補正予算を、後日、追加提案させていただくことにいたしておりますので、御了承賜りたいと存じます。 また、人権擁護委員の候補者の推薦につきましても、閉会日に追加提案をさせていただくこととしておりますので、重ねまして御了承賜りたいと存じます。 以上、御提案申し上げました議案並びに報告の概要について御説明申し上げましたが、説明不十分な点も多いかと存じますので、今後の御審議を通じまして、御説明並びに御質問にお答え申し上げたいと存じます。何とぞ十分な御審議を賜り、原案どおり御承認賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明に代える次第でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(奥田勇議員) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 次回は9日に会議を開き、市政に対する一般質問を行います。御協力よろしくお願いいたします。   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝    散会 午前11時...