令和 2年 9月
定例会 ┌─────────────────────────────────────
┐ │ 令 和 2 年
│ │ 阿南市議会9月
定例会会議録(第18号) │ └─────────────────────────────────────
┘◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 令和2年9月18日(金曜日)午前10時
開議◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇議事日程(第5号)第1 第1号議案から第3号議案 第5号議案から第15号議案 請願第4号及び請願第5号第2 第16号議案 令和元
年度阿南市
一般会計歳入歳出決算の認定について 第17号議案 令和元
年度阿南市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第18号議案 令和元
年度阿南市
加茂谷診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第19号議案 令和元
年度阿南市
伊島診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第20号議案 令和元
年度阿南市
加茂谷財産区
運営事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第21号議案 令和元
年度阿南市
伊島財産区
運営事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第22号議案 令和元
年度阿南市
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第23号議案 令和元
年度阿南市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第24号議案 令和元
年度阿南市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第25号議案 令和元
年度阿南市
伊島地区生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第26号議案 令和元
年度阿南市
学校給食事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第27号議案 令和元
年度阿南市
奨学資金貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第28号議案 令和元
年度阿南市
春日野地域下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第29号議案 令和元
年度阿南市
羽ノ浦農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第30号議案 令和元
年度阿南市
豊香野地区生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第31号議案 令和元
年度阿南市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 第32号議案 令和元
年度阿南市
西春日野生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第33号議案 令和元
年度阿南市夜間休日
診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第34号議案 令和元
年度阿南市
椿診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定について第3 第35号議案
監査委員の選任について 諮問第1号
人権擁護委員の候補者の推薦について第4 議第 1号
女性差別撤廃条約選択議定書のすみやかな批准を求める意見書第5 議第 2号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書第6 閉会中の
継続審査第7 閉会中の
継続調査 ───────────── 本日の会議に付した
事件日程第1 第1号議案から第3号議案 第5号議案から第15号議案 請願第4号及び請願第5号日程第2 第16号議案から第34
号議案日程第3 第35号議案 諮問第1号日程第4 議第1号日程第5 議第2号日程第6 閉会中の
継続審査日程第7 閉会中の
継続調査 +++++++++++++出席議員(27名) 1番 渡 部 友 子 議員 2番 陶 久 晃 一 議員 3番 福 谷 美 樹 夫 議員 4番 沢 本 勝 彦 議員 6番 幸 坂 孝 則 議員 7番 広 浦 雅 俊 議員 8番 福 島 民 雄 議員 9番 喜 多 啓 吉 議員 10番 保 岡 好 江 議員 11番 藤 本 圭 議員 12番 橋 本 幸 子 議員 13番 平 山 正 光 議員 14番 住 友 進 一 議員 15番 湯 浅 隆 浩 議員 16番 飯 田 忠 志 議員 17番 星 加 美 保 議員 18番 小 野 毅 議員 19番 佐 々 木 志 滿 子 議員 20番 井 坂 重 廣 議員 21番 奥 田 勇 議員 22番 久 米 良 久 議員 23番 横 田 守 弘 議員 24番 山 崎 雅 史 議員 25番 荒 谷 み ど り 議員 26番 住 友 利 広 議員 27番 林 孝 一 議員 28番 野 村 栄
議員 +++++++++++++欠席議員(1名) 5番 武 田 光 普 議員 ─────────────説明のため出席した者の職氏名 市長 表 原 立 磨 副市長 山 本 俊 也 教育長 稲 村 健 一
監査委員 鈴 木 諫
企画部長 松 内 徹
総務部長 桑 村 申一郎
危機管理部長 山 脇 雅 彦
市民部長 佐 野 雅 史
環境管理部長 富 永 悟
保健福祉部長 西 尾 和 洋
産業部長 青 木 芳 幸
建設部長 都 築 宏 基
特定事業部長 森 本 英 二
会計管理者 金 久 博
水道部長 田 村 和 彦
教育部長 長 田 浩 一 消防長 中 野 貴 裕
環境管理部理事 小 松 剛
教育部理事 岸 浩 範
秘書広報課長 吉 岡 次 男
財政課長 幸 泉 賢一郎
監査事務局長 倉 野 美 香 ─────────────
議会事務局出席職員氏名 事務局長 倉 野 克 省
議事課長 岡 部 仁 史
議事課長補佐 新 田 和 美
議事課長補佐 三 河 恭 普
議事課主査 天 川 晋
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○議長(
林孝一議員) これより本日の会議を開きます。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
林孝一議員) この際、諸般の報告をいたします。 お手元に配付のとおり、市長から第16号議案から第35号議案及び諮問第1号の計21件が提出されております。また、
議員提出議案2件が提出されておりますので、御了承をお願いいたします。 次に、
監査委員から、第16号議案から第34号議案の
決算認定議案、計19件に対する
監査報告が提出されておりますので、御了承をお願いいたします。 以上で諸般の報告を終わります。 直ちに本日の日程に入ります。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
林孝一議員) 日程第1 第1号議案から第3号議案並びに第5号議案から第15号議案並びに請願第4号及び請願第5号の計16件を一括して議題といたします。 以上の各件について委員長の報告を求めます。
建設委員長 沢本議員。 〔
沢本議員登壇〕
◆
建設委員長(
沢本勝彦議員) 議長の指名がございましたので、
建設委員会の審査結果につきまして御報告申し上げます。 本委員会は、11日に会議を開き、付託されました
市長提出議案4件につきまして慎重に審査を行いました。 その結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以下、
審査過程でありました主な質疑、意見等の内容を御報告申し上げます。 まず、第5号議案 令和2
年度阿南市
一般会計補正予算(第8号)について
関係部分であります。 委員から、8款2項2目
道路橋りょう新設改良事業、12節
測量設計業務委託料1,300万円と14節
道路新設改良工事費1,500万円の内容等について質疑がありました。 理事者からは、12節
測量設計業務委託料1,300万円については、宝田町の
市道上分中友線と
羽ノ浦町新ノ池の
市道那東東9号線、2路線の
道路改良工事に伴う
測量設計業務委託料であり、内容について、
市道上分中友線は、
道路幅員が1.7メートル程度と狭小なため、
車両通行が困難であり、近接する市道も同様に
緊急車両等の通行に支障を来しているが、沿線に住宅が密集し、
道路拡幅が見込めないことから、その町筋への
アクセス道路として拡幅を行うものである。また、
市道那東東9号線は、
県道阿南羽ノ浦線から羽ノ浦駅
周辺地域を結ぶ
主要道路として利用者が多いことから、過年度において
道路拡幅工事を行ったが、
道路機能の向上により通行量がさらに増加し、県道と市道との
交差部分、特に
主要幹線道路である県道側にも車両の滞留が発生し、
地域住民から
交差点部の
改良要望があり、
拡幅改良を行うものである。また、このたび2路線の
用地関係者の協力が得られたことから、
測量設計業務委託料の補正をお願いするものであるとの答弁がありました。 次に、14節
道路新設改良工事費1,500万円については、加茂町の
市道惣道線の
道路復旧及び
かさ上げ工事費とのことである。内容については、加茂町で
国土交通省那賀川河川事務所が
那賀川床上浸水対策特別緊急事業で
加茂堤防を建設しており、支川となる
加茂谷川に架かる県管理の
加茂大橋及び本市管理の惣道橋の架け替え工事をそれぞれ
国土交通省に施工委託し、一体的に工事が進められている。事業の実施に当たっては、平成28年に、
地元加茂町
運営委員会及び加茂町
築堤推進委員会より要望が提出されており、その項目の一つに
市道惣道線の
道路冠水対策の要望があることから、県道の
仮設道路の一部として利用されている
市道惣道線の復旧及び
かさ上げ工事について、国と協力して
道路工事を実施することになっている。この工事は、国と既に
設計協議を終え、施工区分について確認済みであり、国は本年10月より
仮設道路の撤去を行う計画となっていることから、
道路新設改良工事費の補正をお願いするものであるとの答弁がありました。 また、委員から、補正によって工事をするからには、やはり緊急性というものが非常に大事だが、数年にわたって地元の
要望活動があったのかとの質疑がありました。 理事者からは、まず
加茂地区における工事費については、平成28年からの
地域要望を受けており、
那賀川本川の
河川改修と関連している工事であることから、国の計画に合わせて実施することで協議を行っている。また、委託料の
設計関係については、長年にわたり
拡幅要望があり、このたび
用地関係者の協力が得られ、このタイミングは重要であることから、補正をお願いするものであるとの答弁がありました。 また、委員から、
市道那東東9号線について、なかなか、1地域、
改良工事は1つの事業ぐらいしかできない予算であると聞いている中で、数年置いてすぐに同じところで事業ができるのか、このあたりの緊急性がよく分からないのだが、どのような状況で二、三年前に拡幅したところをまた拡幅するということになったのかとの質疑がありました。 理事者からは、
市道那東東9号線は、平成29年から平成30年にかけて
用地買収を要しない方法で
道路拡幅を4メートル確保し、直線部の通行はスムーズになったものの、県道と市道との
交差点部分に渋滞が発生している。現地でも確認を行い、県道は主要な
幹線道路であり、
事故等回避のために補正でお願いするものであるとの答弁がありました。 また、委員からは、それぞれの地域においての地元の
インフラ整備のやり方については、地元の協議会において一本化するように、地元で順位をつけて、その重要度に対して公平に周知を行い、
地元住民が納得のいく方法でやっていただきたいと土木課の担当者に言われている。予算が減額していく中で、地域的な配慮を行いながら、
インフラ整備の予算の張りつけを行うことは難しいと思うが、以前だったら2か所ぐらいの
改良工事ができていたところが、地域で1か所とはっきり言われている中では、緊急性があり、災害とか事故が多発しているような状況でない限り、二、三年前に
インフラ整備を行った場所を、
用地関係者の協力が得られたいうことで工事を行うというのは問題があるのではないかと思う。表原市政になって、ガラス張りの市政と表明されておりますので、地域の
インフラ整備についても住民に説明をしっかりと行っていただき、
地域住民が参加できるような仕組みで、当然必要性があって、どこでも工事がなされるような事業の進め方に努めていただきたいとの意見がありました。 また、委員から、8款4項2目
都市排水路新設改良事業1,190万円と8款4項5目
都市公園整備事業1,060万円の
事業内容と遊具に関するメンテナンス及び
耐用年数について質疑がありました。 理事者からは、8款4項2目
都市排水路新設改良事業の12節
設計業務委託料340万円については、辰己派川
那賀川樋門の地震・
津波対策に関するものであり、樋門の自動化に係る
詳細設計業務の変更及び耐震化に係る
詳細設計業務を委託するための補正をお願いするものである。また、14節
設備補修工事費850万円については、西路見町堤外にある
西路見ポンプ場の2基のポンプのうち1基の更新に係るものである。
当該ポンプは老朽化が進行しており、以前にもオーバーホールを行ったが、ポンプ内の浸水によりポンプが緊急停止するという事象が発生し、根本的な解決には至っていないことから、補正をお願いするものであるとの答弁がありました。 また、理事者から、8款4項5目
都市公園整備事業の12節
看板製作委託料370万円については、
駅前児童公園、
西部公園、
古庄児童公園、
羽ノ浦桜づつみ公園、
東部自然公園、
岩脇香風台公園、
楠根桜づつみ公園、市内7公園に看板を設置するものである。また、14節
施設改修工事費250万円については、
古庄児童公園、
明見児童公園、
あすみが丘中央公園、
楠根桜づつみ公園、市内4公園の遊具の購入費である。また、
耐用年数は、構造にもよるが、10年から15年で、安全点検は毎年行っているとの答弁がありました。 委員から、
ポンプ場のポンプの
経過年数及び公園の看板の内容、遊具の種類、個数、
設置場所等について質疑がありました。 理事者からは、
当該ポンプは昭和62年3月に設置しており、約30年が経過しているとのことである。また、理事者から、看板の内容としては、
那賀川北岸、
阿南西部、
阿南東部の各地区にある
市立公園に
案内看板を設置することで、一か所の公園に対する利用者の密度を減少させ、拡散させることができ、比較的3密を避けやすい
野外施設である公園を紹介することで、野外での
健康づくりを推進していきたい。また、遊具の種類、個数、
設置場所等については、
古庄児童公園にブランコ、
明見児童公園に
スイング遊具を、
あすみが丘中央公園に滑り台を、
楠根桜づつみ公園に
健康遊具をそれぞれ1基設置する計画であるとの答弁がありました。 以上が
審査過程における主な質疑、意見等の内容でございますが、他の議案につきましては特に質疑なく、可決すべきものと決しましたことを御報告申し上げまして、
建設委員長としての報告とさせていただきます。
○議長(
林孝一議員) 次に、
産業経済委員長 藤本議員。 〔
藤本議員登壇〕
◆
産業経済委員長(
藤本圭議員) 議長の指名がございましたので、
産業経済委員会の審査結果につきまして御報告を申し上げます。 本委員会は、14日に会議を開き、付託されました第5号議案 令和2
年度阿南市
一般会計補正予算(第8号)の
関係部分について慎重に審査を行いました。 その結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以下、
審査過程における質疑等の内容について御報告を申し上げます。 まず、委員から、
農林水産業費の
農業用施設新設維持費に計上されている1,300万円の内容について質疑がありました。 理事者からは、
西分排水機場の
ローラーゲート及び
フラップゲートの
改修工事費で、当初は
ポンプ設備の改修のみを予定していたが、国からの補助金の配当が多くなったことから、追加で工事を行うものであるとの答弁がありました。 また、他の委員から、
農業用施設新設維持費に計上されている
計画策定委託料90万円の内容について質疑がありました。 理事者からは、
ため池浸水想定区域図の
作成業務の費用で、阿瀬比町にある栗谷池を対象に作成を予定している費用であるとの答弁がありました。 この答弁を受けて、委員から、市内にはため池がたくさんあるが、決壊などで
浸水被害が想定されるため池を廃止する場合は、全て国の
補助対象であると伺っている。ため池を廃止しても、下流域の排水路が十分整備されていない箇所がたくさんあると思うが、その場合の工事について国の
補助対象となるのかとの質疑がありました。 理事者からは、防災・減災の観点からため池を廃止する場合、
受益者負担は不要であるが、下流域の工事に関しては国から補助は出ないと伺っている。下流域の水路の整備については、県単独もしくは市単独の
補助事業で対応していきたいと考えているが、
受益者負担があるので、関係者とよく協議をしながら整備をしていきたい。また、
多面的機能支払交付金事業の活用と合わせて、ため池の
廃止事業を推進していきたいと考えているとの答弁がありました。 さらに、委員から、防災・減災の観点から、県や市独自の補助金で対策をしていただきたいが、
受益者負担となれば、その額によっては負担することが大変厳しくなることから、十分検討するという方向性を示していただきたいが、との質疑があり、理事者からは、市の補助金の規定から
受益者負担は必要となるが、負担を軽減するような割合などについて、今後、検討していきたいとの答弁がありました。 以上、御報告を申し上げまして、
産業経済委員長の報告といたします。
○議長(
林孝一議員) 次に、
文教厚生委員長 星加議員。 〔
星加議員登壇〕
◆
文教厚生委員長(
星加美保議員) 議長の指名がございましたので、
文教厚生委員会の審査結果につきまして御報告を申し上げます。 本委員会は、15日に会議を開き、付託されました
市長提出議案4件、請願2件につきまして慎重に審査を行いました。その結果、
市長提出議案につきましては、いずれも
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。また、請願2件につきましても、いずれも採択と決した次第であります。 以下、
審査過程における委員からの主な質疑、意見等の内容について御報告を申し上げます。 まず、第5号議案 令和2
年度阿南市
一般会計補正予算(第8号)についての本委員会に関係する部分についてであります。 委員から、
羽ノ浦地区における
保育所整備についての
アンケート調査について、本会議において実施するとの答弁があったが、
保育所費の中でその調査費の
予算計上はどうなっているのか。また、
アンケート調査実施後の
スケジュールについて質疑がありました。 理事者からは、
アンケート調査については、先進地の
アンケート内容を参考に市独自で作成しているため、
アンケート調査費としての
予算計上はしていない。また、
アンケートの
調査実施後の
スケジュールについては、調査結果を踏まえ、阿南市子ども・
子育て会議での御意見を賜りながら、公立と私立の両面からの
施設整備を実現するため、
民間事業者の公募に向けた手続を進めていきたいとの答弁がありました。 また、他の委員から、
文化会館・
情報文化センター費のうち、
文化会館管理費の
設備改修工事費について、その
工事内容と
スケジュール及び効果等について質疑がありました。 理事者からは、
文化会館は築20年以上経過し、
空調設備等については
耐用年数を超え、特にホール棟での舞台及び
客室系統の空調に不具合が生じたため、このたび
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、
空調設備の
改修工事を行うものである。今後の
スケジュールについては、
設備改修設計に約3か月、工事の入札ほか施工期間は約4か月を見込んでいる。また、その効果については、改修することで空調の機能が高まるとともに、
換気機能もよくなり、
新型コロナウイルス感染症の
感染防止に効果があるものと考えるとの答弁がありました。 また、他の委員から、
児童福祉総務費の
子育て応援地域商品券給付事業について、対象が
特別定額給付金の対象外となる令和2年4月28日から同年12月31日までに出生した新生児ということであるが、来年1月1日から3月末までに
出生見込みの新生児に対する支援については、本会議において、その必要性について判断していくとの答弁があったが、どのように考えているのかとの質疑がありました。 理事者からは、今後の
新型コロナウイルス感染症の影響や
社会経済状況を踏まえ判断していきたいとの答弁がありました。 次に、第15号議案 動産の買入れについてであります。 委員から、児童・
生徒用タブレット情報端末を保管する専用の
電源キャビネット一式225台の購入ということであるが、各学校において、その
キャビネットの大きさはどのようになるのかとの質疑、そして夏や冬の学校の
エアコン使用時期には特に
電力消費量が多くなるため、充電は夜間にするなど、
電気系統に支障が起こらないよう工夫していただきたいとの要望がありました。 理事者からは、
電源キャビネットの大きさは、
タブレット情報端末を10台分保管できる10台用のほか、25台用、45台用の3タイプがあり、各学校のクラスの人数等に応じて、10台用を23台、25台用を81台、45台用を121台の計225台を購入するものである。また、電源については、
輪番充電機能がついており、一度に一斉に充電するのではなく、幾つかの台数を順番に充電し、かつ充電は
電気消費量の少ない夜間等に行う予定であるため、
電気系統への影響はないものと考えるとの答弁がありました。 次に、請願第4号 「
女性差別撤廃条約選択議定書のすみやかな批准を求める意見書」の採択を求める請願についてであります。 委員から、国は1985年に
女性差別撤廃条約を批准しているが、
選択議定書の批准なくしてはこの条約の真の実効性はないと言える。そして、2030年までに実現しなければならない持続可能な開発目標、
SDGsの具体的な内容を記載したターゲットにも女性を守るための目標が書かれており、
選択議定書の批准は、
SDGsの理念を取り入れた
社会づくりの道しるべになるものと考え、採択すべきとの意見があり、採決の結果、採択と決した次第であります。 次に、請願第5号
小中学校への
デジタル教科書の導入を求める請願についてであります。 委員から、
小中学校の
デジタル教科書は各市町村によってそれぞれ導入している教科数や科目が違うと聞くが、子供にとってそのような格差があってはならない。ぜひこの請願を採択し、未来の教育に役立ててほしいとの意見があり、採決の結果、採択と決した次第であります。 以上が
審査過程における主な質疑、意見等の内容でございますが、他の議案につきましても、特に異議なく、可決すべきものと決したことを御報告申し上げまして、
文教厚生委員長の報告といたします。
○議長(
林孝一議員) 次に、
総務委員長 幸坂議員。 〔
幸坂議員登壇〕
◆
総務委員長(
幸坂孝則議員) 議長の指名がございましたので、
総務委員会の審査結果につきまして御報告を申し上げます。 本委員会は、16日に会議を開き、付託されました
市長提出議案9件につきまして慎重に審査を行いました。 その結果、
市長提出議案8件について、原案のとおり可決、認定すべきものと決し、1件を閉会中の
継続審査と決した次第であります。 以下、
審査過程における委員からの主な質疑、意見の内容について御報告を申し上げます。 まず、第1号議案 阿南市
ふるさと阿南応援事業基金条例の制定についてであります。 委員からは、
ふるさと納税で寄附していただいた金額のうち、
ふるさと納税ポータルサイトへの掲載料、
各種決済手数料、
返礼品代金及び送料、税の
寄附金控除に係る
ワンストップ特例システムの
使用料等を除けば、実質どの程度の額が寄附者の意向に沿った事業に充当できるのかとの質疑がありました。 理事者からは、総務省通知及び令和元年度6月の法改正により、募集に要する経費は寄附総額の50%以下で、うち返礼品調達に要する経費は30%以下と定められていることから、この基準を遵守した制度運用を考えると、実際には多くの自治体同様、寄附総額の約50%を想定しているとの答弁がありました。 次に、第2号議案 阿南市職員の災害派遣手当等の支給に関する条例の制定についてであります。 委員からは、災害支援等で他自治体に職員を派遣した実績及び県内自治体における同様の条例の制定状況、並びに施設を利用した場合の支給額の設定について質疑がありました。 理事者からは、災害派遣手当の対象となった職員派遣として、平成30年7月西日本豪雨で被害を受けた愛媛県大洲市及び西予市への職員派遣が該当しており、大洲市には平成30年9月から11月までの3か月間、市税の減免に関する業務を目的に、そして西予市には同年11月の1か月間、被害家屋調査に関する業務に従事するために職員を派遣し、それぞれの市で併任職員として業務を行った経緯がある。また、県内の自治体では、徳島県、阿波市、吉野川市において同様の条例が整備されている。 なお、派遣期間が長期間になると、手当額が少なくなることについては、本来の住居を離れた場所で長期間滞在するに当たり、宿泊、その他必要な経費を総合的に勘案したもので、一般的には長期間になれば、1日当たりに必要な経費額が少なくなるものと考えられるが、手当の額の設定については国の基準に沿って規定しているとの答弁がありました。 次に、第3号議案 阿南市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてであります。 委員からは、令和2年7月豪雨の被災地支援のため、本市保健師が派遣されたと伺っているが、この派遣に対する本条例改正の適用はあるのかとの質疑がありました。 理事者からは、当該派遣においては、感染の疑いのある者に対しての診察、看護等の行為があったという報告は受けていないことから、今回の場合は該当しないと考えていると答弁がありました。 これを受けて、委員からは、感染が拡大している地域で災害支援に当たる職員に対して柔軟な制度運用を検討してほしいとの要望がありました。 次に、第8号議案 令和元
年度阿南市水道事業会計決算の認定についてであります。 委員から、事業報告書において、収益的収支の3億6,659万5,779円の純利益に関して、水道料金の値上げ等に伴う利益であると考えるが、その後の施設改修等の事業計画はどのように進捗しているのかとの質疑がありました。 理事者からは、人口減少等に伴い給水収益が毎年減少する中で、経費削減と事業の見直し等を行い、収益的収支の純利益を建設改良積立金として積み立て、現在、その中から一部を繰り出しつつ事業を進めている。事業の見直し等については、阿南市水道ビジョンで5年ごとに見直しをすることになっており、来年度は中間年における見直し、状況確認を行う予定であるとの答弁がありました。 次に、第10号議案 阿南市土地開発公社の解散についてであります。 委員からは、簿価の上昇を抑制するため、市からの貸付金の利息を免除することは可能なのかとの質疑がありました。 理事者からは、土地開発公社に対し、市が低金利で短期貸付けを行い、年度末でこれを返済し、市中銀行から借入れを行う方式はオーバーナイトと呼ばれている。これについて、総務省からは、一概に不適切とは言えないが、規律ある財政運営とは言えないため、実質的な財政リスクを客観的に把握できるよう手当てを求められていることから、これらの方式を長く続けていくことは不適切であると認識しているとの答弁がありました。 他の委員からは、公社解散後の各保有土地の管理について質疑がありました。 理事者からは、大潟袙用地については、全て自然公園法の区域となっており、自然公園の機能を損なわないように適切に管理をしていきたい。また、大潟新浜工業用地については、そのほとんどが都市計画道路や公共埠頭用地であるため、市の公有財産として管理していきたい。阿南駅東口の市道専売公社西線等用地については、今後の駅前再整備のため、具体的な事業計画に沿った形で引き続き管理していきたいとの答弁がありました。 これを受けて、委員からは、3月までの解散に向けた手続を進めつつ、住民、議会に対しても徹底した情報公開等に努めていただきたいとの要望がありました。 以上が
審査過程における主な質疑等の内容でございますが、第5号議案、第9号議案、第13号議案につきましては、特に質疑なく、原案のとおり可決すべきものと決したことを御報告申し上げます。 なお、第4号議案 阿南市土地開発基金条例の廃止につきましては、行財政改革の一環として新たな財源の掘り起こしを行い、資金を有効に活用するため、廃止すべきという意見、他の基金の状況や今後の市の投資的事業への充当を考慮して、もっと議論を尽くすべきとの意見があり、本委員会といたしましては
継続審査と決した次第であります。 以上をもちまして
総務委員長の報告といたします。
○議長(
林孝一議員) 以上で各委員長の報告が終わりました。 これよりただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 ただいまのところ質疑の通告はありません。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
林孝一議員) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 ただいまのところ討論の通告はありませんので、討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 ただいま議題となっております
市長提出議案第1号議案から第3号議案並びに第5号議案から第15号議案の計14件を一括して採決いたします。 以上の14件に対する委員長の報告はいずれも可決、認定であります。 以上の14件を委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
林孝一議員) 御異議なしと認めます。 よって、以上の14件はいずれも原案のとおり可決、認定されました。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
林孝一議員) 次に、請願第4号 「
女性差別撤廃条約選択議定書のすみやかな批准を求める意見書」の採択を求める請願を起立により採決いたします。 +++++++++++++ このときの出席議員氏名 1番 渡 部 友 子 議 員 2番 陶 久 晃 一 議 員 3番 福 谷 美樹夫 議 員 4番 沢 本 勝 彦 議 員 6番 幸 坂 孝 則 議 員 7番 広 浦 雅 俊 議 員 8番 福 島 民 雄 議 員 9番 喜 多 啓 吉 議 員 10番 保 岡 好 江 議 員 11番 藤 本 圭 議 員 12番 橋 本 幸 子 議 員 13番 平 山 正 光 議 員 14番 住 友 進 一 議 員 15番 湯 浅 隆 浩 議 員 16番 飯 田 忠 志 議 員 17番 星 加 美 保 議 員 18番 小 野 毅 議 員 19番 佐々木 志滿子 議 員 20番 井 坂 重 廣 議 員 21番 奥 田 勇 議 員 22番 久 米 良 久 議 員 23番 横 田 守 弘 議 員 24番 山 崎 雅 史 議 員 25番 荒 谷 みどり 議 員 26番 住 友 利 広 議 員 27番 林 孝 一 議 員 28番 野 村 栄 議 員 +++++++++++++
○議長(
林孝一議員) 本件に対する委員長の報告は採択であります。 本件を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
林孝一議員) 起立全員であります。 よって、本件は採択と決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
林孝一議員) 次に、請願第5号
小中学校への
デジタル教科書の導入を求める請願を起立により採決いたします。 +++++++++++++ このときの出席議員氏名 1番 渡 部 友 子 議 員 2番 陶 久 晃 一 議 員 3番 福 谷 美樹夫 議 員 4番 沢 本 勝 彦 議 員 6番 幸 坂 孝 則 議 員 7番 広 浦 雅 俊 議 員 8番 福 島 民 雄 議 員 9番 喜 多 啓 吉 議 員 10番 保 岡 好 江 議 員 11番 藤 本 圭 議 員 12番 橋 本 幸 子 議 員 13番 平 山 正 光 議 員 14番 住 友 進 一 議 員 15番 湯 浅 隆 浩 議 員 16番 飯 田 忠 志 議 員 17番 星 加 美 保 議 員 18番 小 野 毅 議 員 19番 佐々木 志滿子 議 員 20番 井 坂 重 廣 議 員 21番 奥 田 勇 議 員 22番 久 米 良 久 議 員 23番 横 田 守 弘 議 員 24番 山 崎 雅 史 議 員 25番 荒 谷 みどり 議 員 26番 住 友 利 広 議 員 27番 林 孝 一 議 員 28番 野 村 栄 議 員 +++++++++++++
○議長(
林孝一議員) 本件に対する委員長の報告は採択であります。 本件を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
林孝一議員) 起立多数であります。 よって、本件は採択と決しました。
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○議長(
林孝一議員) 日程第2 第16号議案から第34号議案の計19件を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 表原市長。 〔表原市長登壇〕
◎市長(表原立磨) 議員の皆様方には、連日にわたり議案の御審議をいただいておりますことに対しまして厚く御礼を申し上げます。 さて、本日追加提案をさせていただきます議案19件につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 第16号議案 令和元
年度阿南市
一般会計歳入歳出決算の認定につきましては、歳入総額が337億9,365万5,215円、歳出総額は335億6,468万5,519円、歳入歳出差引き額の2億2,896万9,696円から翌年度へ繰り越すべき財源を控除いたしました実質収支額は9,414万1,696円の黒字となっており、地方自治法の規定により議会の認定を求めるものでございます。 第17号議案 令和元
年度阿南市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定から第34号議案 令和元
年度阿南市
椿診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定までの18議案は、特別会計の歳入歳出決算でありまして、18特別会計全てにおいて実質収支額はいずれも黒字または収支の均衡が保たれており、それぞれ地方自治法の規定により議会の認定を求めるものであります。 以上、御提案申し上げました議案19件につきまして御審議を賜り、何とぞ原案どおり御承認賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の御説明に代えさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(
林孝一議員) 以上で提案理由の説明が終わりました。 続きまして、本件について
監査委員の報告を求めます。 鈴木
監査委員。 〔鈴木
監査委員登壇〕
◎
監査委員(鈴木諫) 議長の御指名をいただきましたので、
監査委員を代表いたしまして、令和元
年度阿南市一般会計及び特別会計の決算並びに各基金の運用状況等の審査結果について御報告申し上げます。 関係法令の規定により提出されました決算書及び関係書類について、去る7月30日から8月31日にかけ、古山委員、住友委員とともに審査をいたしました。 審査した限りにおきまして、各会計の決算書、その他関係書類が法令に適合し、かつ正確であることが認められたものであります。 詳細につきましては、お手元の意見書のとおりでありますので、その概要を申し上げます。 一般会計の歳入総額は、財政調整基金からの繰入金5億5,000万円を含めた337億9,365万5,000円、歳出総額は335億6,468万6,000円で、歳入歳出差引き額は2億2,897万円となり、翌年度への繰越財源1億3,482万8,000円を差し引いた実質収支は9,414万2,000円の黒字決算となっております。 また、一般会計の収入未済額は7億8,222万1,000円で、不納欠損額は5,059万9,000円であります。 市税、負担金、
使用料等につきましては、負担の公平性と財源確保の観点から、徴収率の向上に粘り強く取り組まれることを望みます。 次に、特別会計18会計の歳入総額は189億9,726万6,000円、歳出総額は188億3,584万5,000円で、歳入歳出差引き額は1億6,142万1,000円となり、翌年度への繰越財源155万円を差し引いた実質収支は1億5,987万1,000円の黒字決算となっております。一般会計からの繰入金の総額は、前年度より1.4%増加の28億9,982万1,000円であります。 特別会計全体の収入未済額は3億9,970万2,000円で、不納欠損額は5,175万2,000円であります。その縮減になお一層努められるよう願うものであります。 財政調整基金ほか39基金の当年度末現在高は、前年度末より6.8%減少の190億4,329万2,000円となっております。 今後におきましても、限られた財源を効率的かつ効果的に活用し、高い行政サービスの提供と市民満足度の向上に努め、より一層健全な財政運営が図られることを期待いたします。 以上をもちまして報告といたします。
○議長(
林孝一議員) 以上で
監査報告が終わりました。 これより本件に対する質疑に入ります。 ただいまのところ質疑の通告はありません。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
林孝一議員) 質疑なしと認めます。 よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 第16号議案から第34号議案の計19件の
決算認定議案につきましては、13人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の
継続審査にいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
林孝一議員) 御異議なしと認めます。 よって、本件については13人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の
継続審査に付することに決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
林孝一議員) お諮りいたします。 ただいま設置されました決算審査特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において指名いたしたいと思います。 なお、その氏名につきましては、お手元に配付の阿南市議会委員会組織一覧表(案)のとおりであります。 この委員会組織一覧表(案)のとおり指名することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
林孝一議員) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました13人の委員を決算審査特別委員会委員に選任することに決しました。 議事の都合により小休いたします。 ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝ 休憩 午前10時54分 再開 午前11時 ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝
○議長(
林孝一議員) 小休前に引き続き会議を開きます。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
林孝一議員) この際報告いたします。 先ほど小休中に決算審査特別委員会が開催され、正副委員長の互選が行われました。その結果、委員長に荒谷議員、副委員長に陶久議員が選任されましたので、御報告をいたします。 以上であります。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
林孝一議員) 日程第3 第35号議案及び諮問第1号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 表原市長。 〔表原市長登壇〕
◎市長(表原立磨) それでは、先ほどの決算の認定の議案に続き、本日追加提案をさせていただきました議案1件、諮問案件1件につきまして、提案理由の御説明をさせていただきます。 第35号議案
監査委員の選任につきましては、識見を有する者のうちから選任しておりました
監査委員古山 茂氏が令和2年8月31日をもって退職したことに伴い、その後任者の選任につきまして議会の同意をお願いするものでございます。 古山 茂氏につきましては、平成26年12月に阿南市
監査委員に就任以来、2期6年にわたりまして市の
監査委員として御活躍なされ、市行財政の適正な運営に御尽力をいただいたわけでございまして、多年にわたる御労苦と御功績に対し深甚なる敬意と感謝の意を表するとともに、今後におきましても、市政に対する御支援と御交誼をお願い申し上げる次第でございます。 後任の
監査委員といたしまして、新野町の尾山勝敏氏を選任いたしたく、地方自治法の規定に基づき議会の同意をお願いするものでございます。 尾山勝敏氏は、阿南市職員として長年にわたり勤務され、平成15年に会計課長、平成18年に税務課長、平成21年に
会計管理者、平成22年には
企画部長と市の要職を歴任するなど、市政の各般にわたり活躍された方でございまして、人格も高潔で、財務管理、事業の経営管理、その他行政運営に関し優れた識見を有しており、
監査委員として適任と考えておりますので、議会の同意を賜りたいと存じます。 諮問第1号
人権擁護委員の候補者の推薦につきましては、樫本慈弘氏の任期が本年12月31日をもちまして満了となりますので、その後任候補者に是松 司氏を推薦することといたしたく、議会の御意見を聞くものでございます。 以上、議案1件、諮問案件1件でございますが、何とぞ原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の御説明に代えさせていただきます。
○議長(
林孝一議員) 以上で提案理由の説明が終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております2件は、成規の手続を省略し、直ちに採決をいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
林孝一議員) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。 まず、第35号議案
監査委員の選任についてを採決いたします。 本件を原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
林孝一議員) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり同意されました。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
林孝一議員) 次に、諮問第1号
人権擁護委員の候補者の推薦についてを採決いたします。 本件を原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
林孝一議員) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり同意されました。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
林孝一議員) 日程第4 議第1号
女性差別撤廃条約選択議定書のすみやかな批准を求める意見書を議題といたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議第1号
女性差別撤廃条約選択議定書のすみやかな批准を求める意見書は、
文教厚生委員会から提出されているものでありますので、成規の手続を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
林孝一議員) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。 これより議第1号
女性差別撤廃条約選択議定書のすみやかな批准を求める意見書を採決いたします。 本件を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
林孝一議員) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
林孝一議員) 日程第5 議第2号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書を議題といたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議第2号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書は、各派代表者全員から提出されているものでありますので、成規の手続を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
林孝一議員) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。 これより議第2号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書を採決いたします。 本件を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
林孝一議員) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
林孝一議員) 日程第6 閉会中の
継続審査を議題といたします。 第4号議案 阿南市土地開発基金条例の廃止について、
総務委員会委員長から審査の事件について、お手元に配付のとおり閉会中の
継続審査申出書が提出されておりますので、起立により採決いたします。 +++++++++++++ このときの出席議員氏名 1番 渡 部 友 子 議 員 2番 陶 久 晃 一 議 員 3番 福 谷 美樹夫 議 員 4番 沢 本 勝 彦 議 員 6番 幸 坂 孝 則 議 員 7番 広 浦 雅 俊 議 員 8番 福 島 民 雄 議 員 9番 喜 多 啓 吉 議 員 10番 保 岡 好 江 議 員 11番 藤 本 圭 議 員 12番 橋 本 幸 子 議 員 13番 平 山 正 光 議 員 14番 住 友 進 一 議 員 15番 湯 浅 隆 浩 議 員 16番 飯 田 忠 志 議 員 17番 星 加 美 保 議 員 18番 小 野 毅 議 員 19番 佐々木 志滿子 議 員 20番 井 坂 重 廣 議 員 21番 奥 田 勇 議 員 22番 久 米 良 久 議 員 23番 横 田 守 弘 議 員 24番 山 崎 雅 史 議 員 25番 荒 谷 みどり 議 員 26番 住 友 利 広 議 員 27番 林 孝 一 議 員 28番 野 村 栄 議 員 +++++++++++++
○議長(
林孝一議員) 本件を委員長からの申出のとおり閉会中の
継続審査に付することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
林孝一議員) 起立多数であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
林孝一議員) 次に、第16号議案から第34号議案の計19件の
決算認定議案につきまして、決算審査特別委員会委員長から審査中の事件について、お手元に配付のとおり閉会中の
継続審査申出書が提出されております。 本件を委員長からの申出のとおり閉会中の
継続審査に付することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
林孝一議員) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
林孝一議員) 日程第7 閉会中の
継続調査を議題といたします。 本件につきましては、各委員長から調査中の事件について、お手元に配付のとおり閉会中の
継続調査申出書が提出されております。 本件を各委員長からの申出のとおり閉会中の
継続調査に付することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
林孝一議員) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。 以上で今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。 閉会に当たり、市長から御挨拶があります。 表原市長。 〔表原市長登壇〕
◎市長(表原立磨) 閉会に当たりまして、一言御礼の御挨拶を申し上げます。 今議会は、去る1日に開会いたしまして、本日まで18日間にわたりましたが、御多用の中にも関わりませず、連日慎重なる御審議を賜り、誠にありがとうございました。 提出いたしました各議案につきましては、一部
継続審査となった議案を除き、原案どおり御承認、御可決をいただき、厚く御礼を申し上げます。 また、
継続審査となった案件につきましては、今後とも丁寧な説明に努めてまいりますので、議員各位の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。 今議会の一般質問並びに各委員会の審議過程におきまして、数々の貴重な御意見、御提言をいただきましたが、十分に検討し、今後の市政運営に生かしてまいりたいと存じております。 さて、去る8月1日に市内では初となる新型コロナウイルス感染者が確認されて以降、市民の皆様におかれましては、強い不安や緊張を抱える中、自らのコロナ対策に加え、梅雨明けからの熱中症対策など、今夏におきましては、これまでにない自粛生活を経験し、心身共に疲弊しているのではないかと推察いたしております。暦の上では秋を迎え、幾分過ごしやすくなってまいりましたが、体調管理等十分に御留意なされますようお願い申し上げます。 また、本市におけるコロナ対策については、議員各位にも常々御心配いただいておりますけれども、今議会で御可決賜りましたコロナ関連予算につきましては、早急な執行に努め、対応の強化を図ってまいりますとともに、引き続き市内の感染状況等を注視しながら、必要な措置を講じてまいりたいと考えております。 なお、現在は市内における感染状況も落ち着きを取り戻しつつありますが、本市といたしましては、引き続き気を緩めることなく、警戒に当たってまいりますので、市民の皆様には感染拡大防止に最大限配慮した取組をお願いいたします。 次に、本市の特別職であります政策監の任用に関して私の考えを述べさせていただきます。 去る9月14日、徳島県知事により、令和2年6月5日付で行った審査申立てに対する裁定をいただきました。裁定結果は、議員各位も御承知いただいておりますとおり、本件審査の申立てに係る議決を取り消すというものであり、条例によりその任命に議会の同意を必要とすることは議会の権限を越えるものと言わざるを得ないとの判断でありました。 このたびの知事裁定までに至る一連の対応につきましては、これまで議会においても申し述べてまいりましたけれども、阿南市政を預かる市長として、法令に準じることを義務として市政を適正に運営する、その一念からであったことを改めて御理解賜りたいと存じます。 一方で、政策監の任命に関し、議会の同意を必要とする条例案が議員提案されるに至る背景には、私自身の問題として、議員の皆様との意思疎通、また、配慮に欠けた要因があったものと認識しているところでございます。また、一連の過程における私の政策判断について、市民の皆様への説明が十分でなかったがゆえに、市政混乱の印象をお与えし、御心配をおかけしましたことにつきましても、改めて深くおわびを申し上げます。 現在、本市は新型コロナウイルスへの対応をはじめとして、多くの課題、困難に直面しております。今こそ議会と理事者が一体となって市民の皆様の期待に応えていかなければなりません。そのために、議員各位の御指導、そして市民の皆様の御支援を賜り、行政の長、また、一人の政治家として、さらに精進を重ね、自らを成長させてまいりたい、そう決意を新たにしているところでございます。 特に、今後の市政運営における特別職の任命に関しましては、議会、そして市民の皆様への丁寧な説明を心がけ、任命権者として説明責任をしっかり果たしてまいりたい、そう考えております。 また、行財政改革の観点から、私の1期目の任期中は、条例で定められた上限である副市長2名及び政策監2名の特別職4名体制とはせず、スリムな体制で市政運営に当たってまいりたいと考えております。 今回の知事裁定を今後の市政運営を行っていく上での一つの区切りとして、改めて真摯に、そして謙虚に、議員の皆様との緊密な意思疎通、信頼関係の醸成に十分に意を用い、市民の皆様の幸せと市政発展のため、全力を尽くしてまいりますので、御理解賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 結びとなりますが、議員各位並びに市民の皆様方の御健勝と御多幸を心よりお祈り申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶に代えさせていただきます。誠にありがとうございました。
○議長(
林孝一議員) 大変高いところからではございますけれども、閉会に当たりまして私からも一言御挨拶を申し上げたいと思います。 今期定例会は、今月1日から本日までの18日間にわたりましたが、一般質問につきましては3日間熱心に市政全般にわたり議論されましたことに対しまして敬意を表する次第でございます。議員並びに理事者各位の御協力のおかげをもちまして、本日全日程を終了し、無事閉会の運びとなりましたことに対しまして厚くお礼申し上げます。 一般質問あるいは委員会審査を通じまして、議員から数多くの意見、要望が述べられましたが、理事者におかれましては、これらを真摯に受け止めていただきまして、今後の市政に反映していただきますよう心からお願いを申し上げる次第でございます。 さて、暑さも一段落し、朝夕めっきり涼しくなってまいりました。少しずつ秋めいてまいったところでございます。読書の秋、スポーツの秋、あるいは食欲の秋などのように表現される秋は過ごしやすく、様々なことに挑戦しやすい季節でもあるかと思います。議員各位におかれましては、
新型コロナウイルス感染症の感染状況等を注視しながら、どうか健康に御留意いただき、ますます御活躍をいただきますよう御祈念申し上げまして、簡単ではございますが、閉会に当たりましての御挨拶といたします。御協力ありがとうございました。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
林孝一議員) これをもちまして令和2年阿南市議会9月定例会を閉会いたします。 ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝ 閉会 午前11時21分────────────────────────────────────────地方自治法第123条の規定による署名者 阿南市議会議長 林 孝 一 阿南市議会副議長 平 山 正 光 会議録署名議員 福 島 民 雄 会議録署名議員 福 谷 美樹夫...