令和 2年 3月
定例会 ┌─────────────────────────────────────
┐ │ 令 和 2 年
│ │ 阿南市議会3月
定例会会議録(第1号) │ └─────────────────────────────────────
┘◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 阿南市告示第14号 令和2年
阿南市議会3月定例会を次
のとおり招集する。 令和2年2月21日
阿南市長 表 原 立 磨 1 招集
の日 令和2年3月2日 1 招集
の場所 阿南市
議場◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 令和2年3月2日(月曜日)午前10時
開会◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇議事日程(第1号)第1
会議録署名議員の指名第2 会期
の決定第3 第1号議案
地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づく職務権限
の特例に関する条例
の制定について 第2号議案 阿南市
学校給食費に関する条例
の制定について 第3号議案 阿南市
老人ルーム条例の制定について 第4号議案 阿南市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例
の制定について 第5号議案 阿南市
空家等対策協議会設置条例の制定について 第6号議案 阿南市
公共下水道区域外流入分担金条例の制定について 第7号議案 阿南市
津波避難施設の設置及び管理に関する条例
の制定について 第8号議案
地方自治法第96条第2項
の規定による議会
の議決すべき事件に関する条例
の一部改正について 第9号議案
阿南市部設置条例の一部改正について 第10号議案 阿南市
印鑑条例の一部改正について 第11号議案 阿南市
固定資産評価審査委員会条例の一部改正について 第12号議案 阿
南市特別職指定条例の一部改正について 第13号議案 阿南市職員
の服務
の宣誓に関する条例
の一部改正について 第14号議案 阿南市職員
の給与に関する条例
の一部改正について 第15号議案
阿南市議会の議員その他非常勤
の職員
の公務災害補償等に関する条例
の一部改正について 第16号議案
阿南市立幼稚園条例の一部改正について 第17号議案 阿南市
文化財保護条例の一部改正について 第18号議案 阿南市
保育所条例の一部改正について 第19号議案
阿南市営住宅条例の一部改正について 第20号議案 令和元
年度阿南市
一般会計補正予算(第5号)について 第21号議案 令和元
年度阿南市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について 第22号議案 令和元
年度阿南市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について 第23号議案 令和元
年度阿南市
春日野地域下水道事業特別会計補正予算(第1号)について 第24号議案 令和元
年度阿南市
羽ノ浦農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について 第25号議案 令和元
年度阿南市
豊香野地区生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)について 第26号議案 令和元
年度阿南市
西春日野生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)について 第27号議案 令和元
年度阿南市
椿診療所事業特別会計補正予算(第1号)について 第28号議案 令和2
年度阿南市
一般会計予算について 第29号議案 令和2
年度阿南市
国民健康保険事業特別会計予算について 第30号議案 令和2
年度阿南市
加茂谷診療所事業特別会計予算について 第31号議案 令和2
年度阿南市
伊島診療所事業特別会計予算について 第32号議案 令和2
年度阿南市
加茂谷財産区
運営事業特別会計予算について 第33号議案 令和2
年度阿南市
伊島財産区
運営事業特別会計予算について 第34号議案 令和2
年度阿南市
住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について 第35号議案 令和2
年度阿南市
介護保険事業特別会計予算について 第36号議案 令和2
年度阿南市
伊島地区生活排水処理事業特別会計予算について 第37号議案 令和2
年度阿南市
学校給食事業特別会計予算について 第38号議案 令和2
年度阿南市
奨学資金貸付事業特別
会計予算について 第39号議案 令和2
年度阿南市
春日野地域下水道事業特別会計予算について 第40号議案 令和2
年度阿南市
羽ノ浦農業集落排水事業特別会計予算について 第41号議案 令和2
年度阿南市
豊香野地区生活排水処理事業特別会計予算について 第42号議案 令和2
年度阿南市
後期高齢者医療特別会計予算について 第43号議案 令和2
年度阿南市
西春日野生活排水処理事業特別会計予算について 第44号議案 令和2
年度阿南市夜間休日
診療所事業特別会計予算について 第45号議案 令和2
年度阿南市
椿診療所事業特別会計予算について 第46号議案 令和2
年度阿南市
水道事業会計予算について 第47号議案 令和2
年度阿南市
公共下水道事業会計予算について 第48号議案 辺地に係る
公共的施設の総合的な整備に関する財政上
の計画
の変更について 第49号議案
指定管理者の指定について 第50号議案
指定管理者の指定について 第51号議案 都市公園を設置すべき区域
の決定について 第52号議案 公有水面
の埋立てについて 第53号議案 土地
の譲与について 第54号議案
大浦ポンプ場ポンプ設備工事の請負契約の変更請負契約について ………………………………………… 報告第1号 訴え
の提起に係る
専決処分の報告について 報告第2号 損害賠償
の額
の決定及び和解に係る
専決処分の報告について 報告第3号 阿南市
土地開発公社の経営状況
の報告について ───────────── 本日
の会議に付した
事件日程第1
会議録署名議員の指名日程第2 会期
の決定日程第3 第1号議案から第54号議案 報告第1号から報告第3
号 +++++++++++++出席議員(28名) 1番 陶 久 晃 一 議員 2番 福 谷 美 樹 夫 議員 3番 広 浦 雅 俊 議員 4番 福 島 民 雄 議員 5番 沢 本 勝 彦 議員 6番 武 田 光 普 議員 7番 幸 坂 孝 則 議員 8番 湯 浅 隆 浩 議員 9番 渡 部 友 子 議員 10番 保 岡 好 江 議員 11番 藤 本 圭 議員 12番 橋 本 幸 子 議員 13番 喜 多 啓 吉 議員 14番 平 山 正 光 議員 15番 住 友 進 一 議員 16番 飯 田 忠 志 議員 17番 星 加 美 保 議員 18番 小 野 毅 議員 19番 佐 々 木 志 滿 子 議員 20番 井 坂 重 廣 議員 21番 奥 田 勇 議員 22番 住 友 利 広 議員 23番 久 米 良 久 議員 24番 横 田 守 弘 議員 25番 山 崎 雅 史 議員 26番 荒 谷 み ど り 議員 27番 林 孝 一 議員 28番 野 村 栄
議員 +++++++++++++欠席議員(なし) ─────────────説明
のため出席した者
の職氏名 市長 表 原 立 磨 副市長 山 本 俊 也 教育長 稲 村 健 一
監査委員 古 山 茂
企画部長 米 田 勉
総務部長 桑 村 申一郎
危機管理部長 山 脇 雅 彦
市民部長 長 田 浩 一
環境管理部長 富 永 悟
保健福祉部長 倉 野 克 省
産業部長 青 木 芳 幸
建設部長 都 築 宏 基
特定事業部長 森 本 英 二
会計管理者 大 川 富士夫
水道部長 田 村 和 彦
教育部長 松 内 徹 消防長 奥 田 長 次
環境管理部理事 小 松 剛
教育部理事 岸 浩 範
秘書広報課長 吉 岡 次 男
財政課長 幸 泉 賢一郎 ─────────────
議会事務局出席職員氏名 事務局長 細 川 博 史
議事課長 岡 部 仁 史
議事課長補佐 新 田 和 美
議事課長補佐 三 河 恭 普
議事課主査 天 川 晋
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
林孝一議員) ただいまから令和2年
阿南市議会3月定例会を開会いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
林孝一議員) これより本日
の会議を開きます。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
林孝一議員) この際、諸般
の報告をいたします。 まず、
議長会関係の報告書をお手元に配付いたしておりますので、御了承をお願いいたします。 次に、市長から第1号議案から第54号議案及び
地方自治法の規定による報告3件が提出されておりますので、御了承をお願いいたします。 また、
監査委員からは、
令和元年12月から令和2年2月に実施いたしました
例月出納検査の結果
の写しを御配付いたしておりますので、御了承をお願いいたします。 以上で諸般
の報告を終わります。 これより本日
の日程に入ります。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
林孝一議員) 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第88条
の規定により、23番
久米議員、21番
奥田議員を指名いたします。
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○議長(
林孝一議員) 日程第2 会期
の決定を議題といたします。 本件につきましては、去る2月21日に
議会運営委員会を開催し、協議されておりますので、その結果について委員長
の報告を求めます。
野村議会運営委員長。 〔
野村議員登壇〕
◆
議会運営委員長(
野村栄議員) おはようございます。 ただいま議長
の指名をいただきましたので、
議会運営委員会の結果につきまして御報告を申し上げます。 本委員会は、去る2月21日に会議を開き、
今期定例会の会期について協議をいたしました。 その結果につきましては、さきに御通知いたしましたとおりでございまして、本日から25日まで
の24日間
の会期を予定しております。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして、
議会運営委員長の報告とさせていただきます。
○議長(
林孝一議員) お諮りいたします。 ただいま
野村委員長から御報告がありましたとおり、
今期定例会は本日から25日まで
の24日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
林孝一議員) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
林孝一議員) 日程第3 第1号議案から第54号議案及び報告3件を一括して議題といたします。 提案理由
の説明を求めます。 表原市長。 〔表原
市長登壇〕
◎市長(表原立磨) おはようございます。 本日、令和2年3月定例会を招集いたしましたところ、
議員各位におかれましては、御多用にもかかわりませず御参会いただき、まことにありがとうございます。 平素は市政
の各般にわたり御指導、御支援を賜っておりますことに対しましても心から厚く御礼を申し上げます。 所信を述べさせていただく前に、去る1月29日、81歳で御逝去されました
阿南ふるさと大使の天羽祥瑞さんに衷心より哀悼
の意を表します。
天羽祥瑞さんは、山口町出身で、大阪府豊中市に在住されておりました。昭和62年に古典舞踊「天羽流」、新舞踊「桐流」を創設し、
日本舞踊の発展に尽力され、国内外
の公演や
チャリティー公演の活動
の中、
阿南ふるさと大使として、
日本舞踊を通じて阿南市
の魅力を国内外に広く発信していただいておりました。
天羽祥瑞さんには、これからも関西・
阿南ふるさと会の活動や阿南市
の発展
のため、お力添えをいただけると思っておりましたが、まことに残念でございます。生前
の御功績に対して心から
の感謝
の意を表しますとともに、衷心より御冥福をお祈り申し上げます。 さて、現在、国内において感染
の拡大が危惧されております
新型コロナウイルス感染症に対する本市
の対応について申し上げたいと存じます。 本市では、この
ウイルスが政令により
指定感染症として指定されました以降、数次にわたり
庁内連絡会議を開催し、
情報収集に努めるとともに、市
の主要施設で
のアルコール消毒液の設置、手洗いやうがい
の励行など
の注意喚起に努めたほか、
市役所窓口職員については
マスク等の着用
の励行を行うなど
の対策に取り組んでいるところでございます。 また、
市主催イベントの中止及び延期
の検討など
の対応も進めておりましたところ、25日で
の県内感染者の発生
の報告を受けましたことから、翌朝には
警戒対策本部へと組織を強化し、市内で
の感染防止に向けて全庁一丸となって最大限
の対応を行うことと、市民に向けては正確な
情報提供に努めることを2本柱として警戒に当たっているところです。 今般
の対応により、2月から3月に開催が予定されておりましたイベントや会合等につきましては、中止または延期ということで、
関係者各位にはそれぞれ
の決断をお願いすることになり、御協力をいただきましたことにお礼を申し上げます。
学校教育現場で
の対応につきましても、市内
の小中学校につきましては、本日から春休みまでを
臨時休業といたしました。 ただし、阿南市独自
の対応として、小学1年生、2年生並びに
特別支援学級在籍児だけが1人で留守番をするような家庭については、保護者から
の希望があれば、正午まで学校で
の自習を認めることとし、特段
の事情を有する家庭へ
の配慮をいたしたところでございます。 今回、
市立幼稚園につきましては、
臨時休業の措置をとらず、
感染予防に万全を期しながら通常
の保育を行いますが、
感染予防のために保護者から欠席
の連絡があった場合は、
出席停止扱いとするよう、
教育委員会として
の指示もしているところでございます。 なお、卒業式については、予定した期日に卒業生と最小限
の保護者のみで規模を縮小して行う予定で、現在
のところ、原則としては、来賓は
PTA会長のみ、市及び
市教育委員会からは1名
の参加となりますが、御理解を賜りたいと存じます。 また、
新型コロナウイルスの感染が全国的な広がりを見せる中、国内における
中小企業等へ
の影響も懸念されておりますが、本市においても同様
の状況にあり、その
経済的リスクが危惧され、私としても大変ゆゆしき事態であると認識しております。 これら本市における
新型コロナウイルスに起因する
関連情報を
市ホームページにて随時更新しておりますので、有効に活用いただきますとともに、詳細については、担当課にお問い合わせいただきたく存じます。
議員各位並びに市民
の皆様とともに、今こそ一丸となってこの難局を乗り越えていきたいと存じますので、御理解と御協力を何とぞよろしくお願い申し上げます。 次に、
羽ノ浦さくら保育所の異物混入についてでございます。 先月、2月25日、
羽ノ浦さくら保育所におきまして、
給食調理を行っていた際、調理に使用しておりました包丁
の一部が破損し、そのまま5歳児1人に提供してしまう事案が発生いたしました。5歳児にけがはなく、その他
の子供たちにも異常は見られませんでしたが、
子供たち、保護者
の方々には大変不安な思いをさせたこと、また、安全・安心な給食を提供できなかったことに対し、心より深く反省し、おわび申し上げます。大変申しわけございませんでした。 今後は、本市で作成しております
保育所給食における
異物混入対応マニュアルに基づき、再発防止に向け、指導監督
の徹底に努めてまいる所存でございます。 続きまして、
提出議案の説明に先立ち、市政
の重要課題及び施策につきまして御報告させていただきます。 まず初めに、私にとりまして初
の当初
予算編成となりました令和2年度
一般会計当初予算案についてであります。 私は、
市長就任後初めて
の議会となりました昨年12月議会におきまして、
行財政改革の断行、さらには未来へ
の投資として、市民
の皆様とお約束した公約
の実現をお誓いさせていただきました。このたび
の令和2年度当初予算(案)は、その公約
の具体化に向けた第一歩となる予算であり、
市長就任以降、いただいた多く
の市民
の皆様
の声も反映し、
行財政改革の断行に向けた着実な第一歩を踏み出す予算として、また、子育て・
教育環境の充実整備や防災・
減災対策など、人とまちを基軸に据えた未来へ
の投資に重点を置いた予算として編成したところであります。 また、財政
の持続可能性にも十分意を用い、
予算規模といたしましては、対前年度当初
予算比マイナス2.8%となる314億5,000万円
の緊縮型予算編成とするとともに、
財政調整機能を担う
財政調整基金の繰り入れについては大きく抑制し、対前年度
比マイナス18.7%となる14億5,530万円としたところであります。 その上で、未来へ
の投資として、
子供たちの未来へ
の投資では、
令和元年10月から
の3歳から5歳児
の保育料無償化に引き続き、ゼロ歳から2歳児
の無償化に向け、令和2年10月より、2歳児を先行的に無償化することといたします。 また、
教育環境の整備として、今後、5カ年で
小学校トイレの洋式化改修に計画的に取り組むとともに、主体的・対話的で深い学び──アクティブラーニング
の実践につなげるため
の小学校における
デジタル教科書の積極的導入、さらには、近年、特に問題となっております
食物アレルギーへ
の対策として、昨年9月に稼働した
中央学校給食センターの特別調理室を利用し、
食物アレルギー対応除去食の提供体制を整えてまいります。 さらに、まち
の未来へ
の投資では、災害から
市民生活と企業
の経済活動を守る対策として、1,000年に一度
の浸水被害を想定した
ハザードマップの作成や、懸案となっておりました
辰巳工業団地における
市管理樋門のゲート緊急自動閉鎖化及び耐震化に係る実施設計を行うことといたします。 特に、
辰巳工業団地内にある
市管理樋門の地震・
津波対策につきましては、死者、
行方不明者約1万8,500人と未曽有
の被害をもたらした
東日本大震災の発生から間もなく9年目を迎える中で、本市
の産業、
経済活動の拠点でもある
辰巳工業団地は、周囲を那賀川、派川那賀川、そして
紀伊水道に囲まれた地形であり、
南海トラフ巨大地震発生時には、津波による
浸水被害が想定されております。 そのため、
東日本大震災の教訓を踏まえ、
工業団地南北の河川堤防については、管理者である
国土交通省において、
液状化対策や堤防かさ上げ工事が完了し、また、
工業団地東側の海側堤防については、管理者である徳島県において、平成30年度から老朽化した堤防
の機能回復と地震・津波に対する
機能強化を図る工事に着手していただくなど、被害
の最小化に向け着々と対策が進んでいます。 しかし、国
の管理する南北
の堤防にあります本市管理
の樋門につきましては、耐震化並びに
地震発生時にゲートが自動で閉鎖する自動化ができておらず、
工業団地内で勤務されている四千数百人
の皆様
の生命と企業
の財産を守り、ひいては本市
の社会経済基盤を守るためには、国、県、市が一体となって歩調を合わせ、それぞれ
の対策を遂行することが喫緊
の重要課題であると考えております。 なお、
ゲート緊急自動閉鎖化と耐震化
の同時施工には多額
の事業費が必要であり、
実施スケジュールにつきましては、令和3年度以降
の国
の防災・減災や
国土強靱化に対する支援策を見きわめ、決定してまいります。 次に、
次期阿南市
総合計画及び第2期阿南市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略の策定についてであります。 令和3年度を
計画期間の初年度とする(仮称)第6次阿南市
総合計画及び令和2年度を
計画期間の初年度とする第2期阿南市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略の策定に向け、現在、
基礎調査を実施しております。 この
基礎調査は、人口や世帯数など主要な統計指標
の推移や将来推計を初め、本市を取り巻く社会情勢
の変化、多様な
市民ニーズの把握、将来において顕在化、深刻化するおそれ
のある
まちづくり上
の問題点などを整理、分析し、今後、取り組むべき政策課題を明らかにすることを目的としております。 その中で、無作為抽出による市民3,000人を対象に実施した
アンケート調査では、約4割
の方から御回答をいただくとともに、市内に通学する高校2年生を対象にした
アンケート調査や電子申請によるオンライン回答を含め、1,972人
の方から御回答をいただきました。 また、大阪大学大学院と
の連携事業
の一環として、将来世代
の利益を意識し、将来世代
の利益
のために今どう行動すべきかという視点で社会づくりを考えるフューチャーデザイン手法を用いて開催した市民ワークショップでは、市内
の高校に通う学生や社会人など30人
の参加を得て、2日間にわたり意見交換を行いました。 参加者
の皆さんは、過去
の振り返りをもとに、40年後
の未来人になって、これから
の阿南市
のまちづくりを考察するなど、時代を超え、世代を超えて議論を重ね、示唆に富んだ御提言を発表していただきました。 参加者
のコメントを拝見いたしますと、
まちづくりを自分ごととして捉えられている様子を読み取ることができ、市民
の市政へ
の関心度を高めるといった効果も得られた
のではないかと感じているところです。
アンケート調査も含め、御協力をいただきました皆様に改めて御礼を申し上げるとともに、貴重な御意見、御提言を計画策定に反映してまいりたいと考えております。 今後におきましては、
基礎調査結果を速やかにまとめ、市議会に御報告させていただくとともに、
市ホームページ等で公表いたします。 また、来年度には、本格的に基本構想及び基本計画並びに総合戦略
の策定に取り組んでまいりますが、そのプロセスにおきましても、パブリックコメントや出前市長など、さまざまな市民参画
の手法を取り入れ、広範で公平な
市民ニーズの把握に努めながら計画策定を進めてまいりたいと考えております。 特に、出前市長に関しましては、市政運営
の基本方針となる
総合計画や地方創生第2幕となる総合戦略を初めとする各種計画に、市民
の皆様からいただいた生
の声を可能な限り反映させる手法、すなわち私
の市政運営
の基本姿勢である市民参加
のまちづくりの具体的手法として積極的に活用してまいりたいと考えております。 具体的な実施方法については、現在、最終調整を行っているところでありますが、具体的な制度設計が固まり次第、
市ホームページや「広報あなん」4月号で周知を図り、来年度から実施してまいります。 次に、関係人口・交流人口創出に向けた新たな推進体制
の整備についてであります。 我が国が、世界的にも前例
のない人口減少・少子高齢化社会を迎える中で、国、地方を挙げて、少子化・子育て支援対策、若者
の地元定着、ふるさと回帰など地方創生に取り組んでいるものの、残念ながら東京一極集中には歯どめがかからず、むしろ加速化している現状
の中で、交流以上、定住未満といった位置づけで、都市部
の住民と地域がつながりを持つ関係人口
の創出が注目されております。 本市におきましては、平成24年に東京に拠点を配置し、首都圏で
のネットワークづくりに取り組んでおり、本市ゆかり
の首都圏在住者と
の交流、連携を深める東京・
阿南ふるさと会の活性化や、先般2月9日に開催いたしました活竹祭にも御来訪、出店いただきました港区並びに白金北里通り商店会と
のつながり
の創出を初め、本市ならでは
の首都圏で
の関係づくりに取り組んでまいりました。 一方で、首都圏で
の常設事務所
の開設運営には、事業費として年間約1,500万円
の経費を要しており、開設以来
の事業費総額では1億2,000万円を超えているところであり、これまで
の成果を生かしつつ、最小投資で最大
の効果を上げる新たな体制
の構築について検討を深めてまいりました。 こうした検討
の結果、事業
の継承に要する期間を考慮し、現東京事務所につきましては、令和2年9月末をもって閉鎖いたします。 事務所閉鎖後
の首都圏戦略につきましては、東京事務所が取り組んできた東京・
阿南ふるさと会支援
のネットワーク機能や関係機関と
の交流
のきずななどを大切に、これまで
の成果を最大限生かせるよう、組織機構
の見直しを行うこととし、今議会に部設置条例
の一部を改正する条例を提案いたしているところであります。 具体的には、市民部
の定住促進課を一部再編した上で、新設課として、企画部にふるさと未来課を配置し、ふるさと納税へ
の対応強化を初め、首都圏等から
の継続的なつながりを維持し、新たな機会、きっかけ
の創出に取り組み、必ずしも定住にこだわらない、未来に向けた施策を推進してまいります。 さらに、予算
の形(費目)においても、交流人口と定住人口
の間
の関係人口創出を体系的に推進する予算立てとして、東京事務所費等にかわる関係人口創出事業費を新設し、地域振興及び移住・定住施策等を一体的、戦略的に取り組むこととしてまいります。 こうした組織、予算両面から新たな地方創生に取り組む推進体制
の強化を図り、東京事務所が担ってきた機能を最大限継承しつつ、新たな次元で
の移住・交流、関係人口
の創出及び拡大にしっかり取り組んでまいります。 なお、そのほか
の主な行政組織
の見直しといたしましては、本市全体
の公共建築物
の建築等に関する業務を効率的に処理するため、住宅・建築課を住宅課と公共建築課に分割、再編いたします。 次に、阿南版事業仕分けについてであります。 事業仕分けは、市民参加、市民主体で、行政をみずから
のこととして捉え、開かれた場で、市民参加
のもと、個々
の事業を精査する作業であり、全国
の地方自治体において、平成30年3月末現在、246回実施されております。 私は、さき
の12月議会でも所信表明
の中で述べさせていただきましたが、市民
の皆様と一緒にまちをつくっていくことを基軸として掲げており、人口減少・超高齢社会が加速する中で、これから
のまちづくりに対するお金
の使い方に関して、市民
の皆様
の御意見を積極的に取り入れてまいりたいと考えております。 事業仕分けは、こうした目的を達成するため
の一つ
の手段であり、新年度におきましては、まず市民
の皆様
の市政運営に対する関心を高めることに主眼を置き、その制度構築を行い、結果として、事業費
の削減や事業
の見直しなどに反映できればと考えており、市職員、特に未来
の阿南市政を担う若手職員
の意見も積極的に取り入れながら、市民
の皆様が市
の行う
まちづくりをみずから
のこととして考えるきっかけとなる事業を対象として試行的に実施し、その成果、実績を踏まえつつ、成長する市民自治
のシステムとして、段階的な充実、拡大を目指してまいりたいと考えております。 次に、道
の駅整備事業
の見直しについてであります。 道
の駅は、平成5年
の制度創設以来、昨年12月末時点で、全国に1,160駅が開設されております。これまで、道
の駅は、
道路利用者に対するサービス提供
の場である第1ステージとして、次に拠点機能
の強化により道
の駅自体が目的地となる第2ステージとして整備されてまいりました。そして、来年度からは、道
の駅第3ステージと位置づけ、地方創生や観光を加速する拠点と
の方針が打ち出されております。 道
の駅は、地域活性化
のため
の一つ
のツールではありますが、多く
の集客を誇り、収益を上げる道
の駅がある一方で、施設・設備、いわゆる形は整備したものの、経営的には問題を抱え、また、本来
の地域活性化につながっていない事例も多数見受けられます。 本市においても、平成30年度に道
の駅整備基本計画が示されておりますが、こうした全国事例を十分に検証し、何を目指し道
の駅を整備する
のか、真に地域を活性化させるため
のコンテンツはどうあるべきか、どのような運営形態が望ましいかなどについて、戦略を明確にし、費用対効果も重視した上で
の制度設計が必要であると考えております。 こうした認識
のもと、現行
の道
の駅整備基本計画につきましては、施設内容や規模、事業運営
のあり方、費用対効果を含めた採算性
の確保など、その方向性や課題について、長期的、広域的視点で改めて見詰め直し、新たな道
の駅整備
の可能性を探ってまいりたいと考えております。 次に、羽ノ浦小学校
の建てかえ、羽ノ浦支所移転並びに阿南共栄病院
の跡地利用に関してであります。 この件に関しましては、一部新聞により、羽ノ浦小学校建てかえ撤回といった報道がなされておりましたので、この際、私
の考えを議員
の皆様、ひいては市民
の皆様に御説明させていただきます。 記事に関する取材については、去る2月21日
の定例記者会見
の場において質疑がなされたものであり、記者から
の、
令和元年9月議会で答弁
のあった羽ノ浦小学校
の建てかえ、羽ノ浦支所移転、阿南共栄病院
の跡地利用についてどう進めていく
のかと
の質問に対し、私からは、今後、市民
の声を聞いた上で再検討すると申し上げたものであります。報道記事、特にその表題からは、私
の真意が正しく伝わっておりませんことから、改めまして私
の考えるところを申し述べさせていただきます。
令和元年9月議会
の当時
の副市長
の答弁では、阿南共栄病院
の跡地について、市で有効活用する方法を考えていただきたいと
の徳島県厚生農業協同組合連合会から
の申し出に対し、阿南共栄病院
の跡地活用については、学校施設や子育て支援施設及び支所機能等
のあり方について、あわせて考えてまいりますと
の前提方針が示されております。 その上で、具体
の基本的な考え方として、①羽ノ浦小学校については、羽ノ浦支所及び阿南市羽ノ浦地域交流センターを取り除き、その跡地と現在
の学校敷地を合わせて建設予定地として新たに建てかえること、②子育て支援施設について、さくら保育所とくるみ保育所を統合する形で、認定こども園として民間活力
の導入も視野に阿南共栄病院
の跡地に整備すること、③統合後
のくるみ保育所については、学童
保育施設として有効活用し、羽ノ浦支所及び羽ノ浦地域交流センターについては、阿南市情報文化センターを複合施設として支所機能等を移転すること
の3点が示され、今後、調査研究を行うと
の答弁がなされております。 当時、私は既に議会議員は辞職しておりましたが、私自身市長選における公約として、羽ノ浦小学校など老朽化した校舎
の改築を掲げており、
市長就任後、この議会答弁についても改めて確認し、また、答弁にあった前提方針並びに基本的な考え方に関して、市民
の皆様、あるいは関係者
の皆様からさまざまな御意見、御提言もいただいているところであります。 そうした中で、冒頭申しました定例記者会見
の場で
の質疑があったものでありますが、現段階で
の私
の考えといたしましては、
令和元年9月議会で答弁
のあった前提方針、すなわち阿南共栄病院
の跡地活用
の視点から、学校施設や子育て支援施設及び支所機能
のあり方についてあわせて考えると
の方針について、市民
の声を聞いた上で再検討する必要があると
の見解を申し述べたものであります。 もとより、狭隘かつ老朽化している羽ノ浦小学校
の建てかえを初め、同じく老朽化した羽ノ浦支所、羽ノ浦地域交流センター、さくら保育所、くるみ保育所それぞれ
の施設
の対策については喫緊
の重要課題と認識しており、昨年9月議会で答弁
のあった前提方針に必ずしもとらわれることなく、幅広い選択肢
のもとで、市民
の声、関係者
の御意見をお伺いし、各施設
の老朽化対策について検討してまいりたいと考えております。 特に、建てかえ撤回と
の報道がなされました羽ノ浦小学校については、建てかえ
の必要性について十分認識をいたしているところであり、副市長をトップとして、
教育委員会を中心に、庁内関係部により検討プロジェクトチームを早急に立ち上げ、具体的な改築構想
の策定に着手してまいります。 また、
羽ノ浦さくら保育所と羽ノ浦くるみ保育所を統合した認定こども園を阿南共栄病院跡地に建設することについては、両保育所を統合いたしますと、県内でも最大規模となる利用定員300人
の認定こども園となります。一人一人
の子供に対しきめ細やかな保育が難しくなること、現場
の保育士において、全て
の子供や保護者
の方々
の状況把握が難しくなること、現在、感染が全国的に拡大している
新型コロナウイルスやインフルエンザ等
の感染症が蔓延しやすくなること、また、災害時における危機管理面
の対応など、さまざまな問題が考えられます。こうした懸念や不安については、現場
の保育所長、また、保護者
の皆様からも数多く
の声が私
の耳に届いているところであります。 そうしたことから、必ずしも統合ありきではなく、それぞれ
の保育所で
の認定こども園化も含めた検討を行うことが、
子供たちにとって最良ではない
のかと判断し、今後、より多く
の市民や関係者
の声もお伺いしながら、見直すこととした次第であります。 次に、生物多様性あなん戦略
の策定についてであります。 本市では、阿南市
の豊かな生物多様性を計画的かつ適切に保全し、その持続的な利用によって本市
の活性化を図ることを目的として、「生物多様性あなん戦略~あなん
の『ごっつい自然』でまちを元気に!~」を阿南工業高等専門学校と
の連携協力
のもと策定しており、2月に開催しました第7回阿南市生物多様性フォーラムにおいて、多数
の市民
の皆様に御参加いただき、本戦略について啓発することができました。 今後は、本戦略
の「多様な生きものと人
の暮らしが響き合って
持続可能性の基盤となり、豊かな産業
のもとで心地よい暮らしを実現できるまち」を基本理念として、市民、事業者、教育機関、行政等が一体となって施策に取り組み、本市
の生物多様性を次世代へ継承するとともに、生きもの
のまち阿南として魅力発信してまいります。 また、来年度にかけて環境
の保全に関する施策を計画的に推進するため
の環境行政
の基本指針となる阿南市環境基本計画におきましても、阿南高専と
の連携協力
のもと、改定することとなりましたので、御理解、御協力いただきますようお願い申し上げます。 次に、平成27年度から事業を進めてまいりました工地地区命山
津波避難施設についてであります。 先月末に、あずまや、マンホールトイレ及びベンチなど
の設置が完了し、現在、工事
の完成を確認するため
の検査を実施しているところでございます。 この
津波避難施設は、天端まで
の高さが地上高4.5メートル、避難スペースは360平方メートルとなっており、市
の津波避難計画に沿って、非常時
の際には180人が避難可能となるものですが、ふだんは住民
の方々
の健康増進や憩い
の場として、また、地域
の防災訓練に御利用していただくなど、住民
の命を守り、つなぐ施設となります。 施設
の整備構想から6年
の歳月を経て、ようやく完成
の運びとなり、本施設により那賀川地区における特定避難困難地域は解消することになりました。 次に、一般国道55号阿南
道路の4車線化についてであります。 本市及び小松島市中心部における交通混雑
の緩和と交通安全
の確保を図るとともに、周辺
道路網と一体となって、本市以南から徳島市方面へ
の交通
の円滑化を目的に、平成25年10月からこれまで整備が進められてまいりました一般国道55号阿南
道路の那賀川町中島から西路見町江川間、延長2.1キロメートル
の4車線化工事について、今月14日
の16時に開通することが公表されました。 このたび
の4車線化
の開通により、朝夕
の慢性的な交通渋滞が緩和されることが期待されるとともに、輸送
の定時性、信頼性が向上することにより、
辰巳工業団地を初めとする県南地域
の企業活動
の活性化に大きく寄与するものと考えております。 次に、旧第2仮庁舎
の有効活用についてであります。 当初は、公共施設等総合管理計画に従って、除却も含めて、その活用方法について検討を行ってきましたが、徳島県警から、令和2年4月1日から阿南運転免許センターを開設するに当たり、その講習場所として御市
の旧第2仮庁舎を使用させてもらいたいという強い要請がございました。 本来ならば、市
の施設であることから、市
の事務事業に活用すべきところではありますが、阿南市民はもちろん、南部圏域に住まう住民
の方々にとっても、1日で運転免許
の更新手続を済ますことができるようになるという利便性を考慮し、あわせて県行政とも連携、協力を図っていくという意味においても、旧第2仮庁舎
の1階部分を阿南運転免許センター
の講習会場として、徳島県に貸し付けることが最適と判断いたしました。 なお、県内における運転免許
の更新手続は、阿南運転免許センター
のほか、松茂町にある徳島県運転免許センター、阿波市にできる阿波運転免許センター
の3カ所に集約されると伺っております。 次に、公共下水道事業
の公営企業会計へ
の移行についてであります。 公共下水道事業は、著しい人口減少による料金収入
の減少や、施設・管路等
の老朽化に伴う更新投資
の増大が懸念される中、将来にわたって持続可能な経営を確保するため、事業運営に地方公営企業法を適用して、公営企業会計に移行する取り組みが全国的に推進されているところであります。 本市におきましても、平成28年度から移行作業に着手し、固定資産
の評価及び例規
の整備などに取り組んでまいりました。 去る
令和元年9月議会におきまして、公共下水道事業に対する地方公営企業法
の財務規定等を適用するため
の条例改正について承認をいただきましたことから、本市
の公共下水道事業は、令和2年4月1日をもって、特別会計から水道事業と同様に公営企業会計に移行いたします。 今後は、公営企業会計
の利点を最大限生かしながら、経営
のさらなる効率化に努めてまいります。 続きまして、今議会に提出させていただきました議案でございますが、案件は、条例案19件、
令和元年度補正予算案8件、令和2年度当初予算案20件、その他
の案件7件
の計54件及び報告3件であります。 ただいまから、その概要と提案理由
の御説明を申し上げます。 第1号議案
地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づく職務権限
の特例に関する条例
の制定につきましては、文化財
の保護等を地域づくりと関連させ、総合的、一体的に取り組むため、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条第1項
の規定に基づき、条例を制定しようとするものであります。 第2号議案 阿南市
学校給食費に関する条例
の制定につきましては、市が設置する幼稚園、小学校及び中学校において実施する
学校給食費の徴収における透明性
の向上を図る等
のため、条例を制定しようとするものであります。 第3号議案 阿南市
老人ルーム条例の制定につきましては、老人ルーム
の設置
のほか、休館日、利用
の承認、その他
の施設
の管理に関する事項を定めるとともに、利用時間
の見直し等所要
の整備を行うため、条例を制定しようとするものであります。 第4号議案 阿南市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例
の制定につきましては、子ども・子育て支援法
の一部が改正され、幼児教育・保育
の無償化が施行されたことに伴い、条例を制定しようとするものであります。 第5号議案 阿南市
空家等対策協議会設置条例の制定につきましては、空家等対策計画
の作成及び変更並びに実施に関する協議を行うため、空家等対策
の推進に関する特別措置法第7条第1項に規定する協議会を設置する必要があることから、条例を制定しようとするものであります。 第6号議案 阿南市
公共下水道区域外流入分担金条例の制定につきましては、
地方自治法第224条
の規定に基づき、公共下水道
の事業に要する費用
の一部に充てるため、条例を制定しようとするものであります。 第7号議案 阿南市
津波避難施設の設置及び管理に関する条例
の制定につきましては、南海トラフ地震等により発生する津波から市民
の生命及び身体
の安全を守るとともに、地域住民
の防災意識
の醸成及び健康増進に寄与するため、阿南市
津波避難施設を設置することから、条例を制定しようとするものであります。 第8号議案
地方自治法第96条第2項
の規定による議会
の議決すべき事件に関する条例
の一部改正につきましては、阿南市基本構想が、市における総合的かつ計画的な行政運営を図るため
の指針として策定される重要性に鑑み、これを議会
の議決すべき事件とする必要があるため、条例を改正しようとするものであります。 第9号議案
阿南市部設置条例の一部改正につきましては、少子高齢化等による地域活力
の低下が懸念されることから、地方創生関連施策を企画部において総合的にマネジメントするため、地域振興、移住及び定住に関する事務を市民部から企画部へ移管する等
の必要があることから、条例
の改正をしようとするものであります。 第10号議案 阿南市
印鑑条例の一部改正につきましては、成年被後見人等
の権利
の制限に係る措置
の適正化等を図るため
の関係法律
の整備に関する法律が制定され、成年被後見人等を資格、職種、業務等から一律に排除する規定等
の見直しが行われたことに伴い、条例
の改正をしようとするものであります。 第11号議案 阿南市
固定資産評価審査委員会条例の一部改正につきましては、行政手続等における情報通信
の技術
の利用に関する法律
の一部が改正され、その題名が改められたこと等に伴い、条例
の改正をしようとするものであります。 第12号議案 阿
南市特別職指定条例の一部改正につきましては、他市
の政策監
の給料と
の均衡を図るため、阿南市特別職報酬等審議会
の意見を聞いて、その額を改定する必要があることから、条例
の改正をしようとするものであります。 第13号議案 阿南市職員
の服務
の宣誓に関する条例
の一部改正につきましては、地方公務員法
の一部が改正され、会計年度任用職員制度を導入することに伴い、条例
の改正をしようとするものであります。 第14号議案 阿南市職員
の給与に関する条例
の一部改正につきましては、一般職
の職員
の給与に関する法律
の一部が改正され、国家公務員
の住居手当
の額等が改定されたことに鑑み、条例
の改正をしようとするものであります。 第15号議案
阿南市議会の議員その他非常勤
の職員
の公務災害補償等に関する条例
の一部改正につきましては、地方公務員法
の一部が改正され、会計年度任用職員制度を導入することに伴い、条例
の改正をしようとするものであります。 第16号議案
阿南市立幼稚園条例の一部改正につきましては、阿南市宝田保育所と阿南市立宝田幼稚園を統合し、保育所型認定こども園として阿南市宝田こどもセンターを設置することに伴い、条例
の改正をしようとするものであります。 第17号議案 阿南市
文化財保護条例の一部改正につきましては、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条第1項
の規定に基づき、条例
の改正をしようとするものであります。 第18号議案 阿南市
保育所条例の一部改正につきましては、阿南市宝田保育所と阿南市立宝田幼稚園を統合し、保育所型認定こども園として阿南市宝田こどもセンターを設置する等所要
の改正を行う必要があるため、条例
の改正をしようとするものであります。 第19号議案
阿南市営住宅条例の一部改正につきましては、近年、身寄り
のない単身高齢者等が増加し、今後、市営住宅へ
の入居に際して保証人
の確保が困難となることが懸念されることに鑑み、条例
の改正をしようとするものであります。 第20号議案 令和元
年度阿南市
一般会計補正予算(第5号)につきましては、国県補助金
の確定、変更や、
令和元年度国
の補正予算第1号
の成立に伴い、小学校及び中学校
の情報教育設備整備事業、中学校校舎建設事業、産地生産基盤パワーアップ事業補助金、県営農業農村整備事業等を計上するほか、県営事業負担金、基金利子
の積み立て、国民健康保険事業、介護保険事業特別会計等へ
の繰出金など、事務事業を執行する上で
の必要額を補正するとともに、文化会館、情報文化センター
指定管理者に係る債務負担行為
の追加をするもので、歳入歳出それぞれ7億1,130万円を追加し、予算総額を341億9,210万円にしようとするものであります。 第21号議案 令和元
年度阿南市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)につきましては、歳入では、保険給付費等交付金及び繰入金を財源とし、歳出では、保険給付費及び直営診療所繰出金を増額しようとするもので、歳入歳出それぞれ6,691万7,000円を追加し、予算
の総額を83億1,313万円にしようとするものであります。 第22号議案 令和元
年度阿南市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入では、給付諸費に対応する法定負担額等
の国庫負担金、県負担金を組み替え計上し、歳出では、支出見込み額に不足が生じる介護給付費を組み替え計上するもので、予算
の総額に変更はございません。 第23号議案 令和元
年度阿南市
春日野地域下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ992万円を追加し、予算
の総額を3,692万円にしようとするものであります。 第24号議案 令和元
年度阿南市
羽ノ浦農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出それぞれ109万3,000円を追加し、予算総額を1億2,539万3,000円にしようとするものであります。 第25号議案 令和元
年度阿南市
豊香野地区生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ338万7,000円を追加し、予算
の総額を918万7,000円にしようとするものであります。 第26号議案 令和元
年度阿南市
西春日野生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ252万4,000円を追加し、予算
の総額を1,272万4,000円にしようとするものであります。 第27号議案 令和元
年度阿南市
椿診療所事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入についてのみ診療収入を減額し、繰入金を増額する組み替え予算といたしております。 第28号議案 令和2
年度阿南市
一般会計予算につきましては、
行財政改革の断行に向けた着実な第一歩を踏み出すとともに、既存事業や予定されていた事業
の見直し、平準化を図りつつ、加えて消費税率10%へ
の引き上げに伴う地方財政措置を効果的に活用し、子育て・
教育環境の整備充実や防災・
減災対策など、未来へ
の投資に特に意を用いた
予算編成として、予算総額を314億5,000万円とし、前年度当初比では2.8%
の減といたしております。 第29号議案 令和2
年度阿南市
国民健康保険事業特別会計予算につきましては、医療給付費
の増加により、予算総額を78億3,700万円とし、前年度当初比で1.0%
の増としております。 第30号議案 令和2
年度阿南市
加茂谷診療所事業特別会計予算及び第31号議案 令和2
年度阿南市
伊島診療所事業特別会計予算につきましては、両会計とも診療所
の事業運営に必要な年間
の経費を計上したものであり、予算総額を加茂谷診療所は9,200万円で、前年度当初比で2.1%
の減、伊島診療所は1,600万円
の計上とし、前年度当初比で11.1%
の減としております。 第32号議案 令和2
年度阿南市
加茂谷財産区
運営事業特別会計予算及び第33号議案 令和2
年度阿南市
伊島財産区
運営事業特別会計予算につきましては、両会計とも前年度
の繰越金を主な財源として財産区
の管理運営経費を計上したもので、予算総額を
加茂谷財産区は36万4,000円で、前年度当初と同額としており、
伊島財産区は192万円
の計上で、前年度当初比では5.0%
の増としております。 第34号議案 令和2
年度阿南市
住宅新築資金等貸付事業特別会計予算につきましては、長期債
の償還費及び債権確保等に係る法的措置に要する経費として、予算総額を768万円とし、前年度当初比では65.5%
の増としております。 第35号議案 令和2
年度阿南市
介護保険事業特別会計予算につきましては、第7期事業計画に沿った
予算編成としておりまして、高齢化
の進展による給付費
の増加などを見込み、予算総額を85億800万円とし、前年度当初比で1.8%
の増としております。 第36号議案 令和2
年度阿南市
伊島地区生活排水処理事業特別会計予算につきましては、施設維持管理費などを計上して、予算総額を780万円とし、前年度当初比で6.0%
の減としております。 第37号議案 令和2
年度阿南市
学校給食事業特別会計予算につきましては、賄材料費等を計上して、予算総額を3億8,200万円とし、前年度当初比で4.9%
の増としております。 第38号議案 令和2
年度阿南市
奨学資金貸付事業特別
会計予算につきましては、継続貸付分及び新規貸付予定分を見込み、予算総額を1,804万円とし、前年度当初比で0.2%
の減としております。 第39号議案 令和2
年度阿南市
春日野地域下水道事業特別会計予算につきましては、施設維持管理費などを計上して、予算総額を2,700万円とし、前年度当初と同額としております。 第40号議案 令和2
年度阿南市
羽ノ浦農業集落排水事業特別会計予算につきましては、施設維持管理費や長期債
の償還費等を計上して、予算総額を1億2,340万円とし、前年度当初比で0.1%
の減としております。 第41号議案 令和2
年度阿南市
豊香野地区生活排水処理事業特別会計予算につきましては、施設維持管理費等を計上して、予算総額を570万円とし、前年度当初比で1.7%
の減としております。 第42号議案 令和2
年度阿南市
後期高齢者医療特別会計予算につきましては、後期高齢者医療広域連合納付金などを計上して、予算総額を11億5,210万円とし、前年度当初比で2.0%
の増としております。 第43号議案 令和2
年度阿南市
西春日野生活排水処理事業特別会計予算につきましては、施設維持管理費等を計上して、予算総額を1,040万円とし、前年度当初比で2.0%
の増としております。 第44号議案 令和2
年度阿南市夜間休日
診療所事業特別会計予算につきましては、診療収入及び
一般会計から
の繰入金を主な財源に、歳出では、総務費、医業費等を計上して、予算総額を3,570万円とし、前年度当初比で1.7%
の減としております。 第45号議案 令和2
年度阿南市
椿診療所事業特別会計予算につきましては、昨年7月30日に開設した椿診療所における運営事業
の経費でありまして、本年度は年間を通した予算を計上しております。歳入としましては、診療収入及び国民健康保険事業特別会計から
の繰入金を主な財源としており、歳出では、総務費、医業費等を計上し、歳入歳出それぞれ1,600万円としております。 第46号議案 令和2
年度阿南市
水道事業会計予算につきましては、収益的収支については、収入で18億1,775万6,000円を見込み、支出では15億1,573万7,000円を計上しております。 また、資本的収支については、収入で5億1,690万2,000円、支出で12億1,097万4,000円を計上しております。 第47号議案 令和2
年度阿南市
公共下水道事業会計予算につきましては、令和2年度から予算を公営企業会計方式に組み替えております。移行初年度
の予算は、収益的収支につきましては、収入及び支出ともに8億6,890万1,000円を計上し、資本的収支については、収入で1億3,349万2,000円を、支出で3億7,076万1,000円を計上いたしました。 第48号議案 辺地に係る
公共的施設の総合的な整備に関する財政上
の計画
の変更につきましては、平成29年12月議会で議決をいただきました平成29年度から令和3年度まで
の5カ年
の総合整備計画につきまして、伊島辺地において、簡易水道整備事業を実施するため、辺地に係る
公共的施設の総合整備
のため
の財政上
の特別措置等に関する法律第3条第1項に規定する総合整備計画を変更する必要があることから、議会
の議決を求めるものであります。 第49号議案
指定管理者の指定につきましては、阿南市文化会館及び阿南市情報文化センター
の管理運営について、平成29年4月1日から令和2年3月31日まで
の指定管理業務委託が終了いたしますので、夢・コスモホール運営共同事業体を令和2年4月1日から令和7年3月31日まで
の指定管理者に指定することについて、
地方自治法の規定により議会
の議決を求めるものであります。 第50号議案
指定管理者の指定につきましては、阿南市情報通信基盤施設
の管理運営に係るもので、平成27年4月1日から株式会社ケーブルテレビあなんと徳島県南メディアネットワーク株式会社
の市内民間ケーブルテレビ会社2社に指定管理制度によりまして管理運営を委任しており、令和2年3月31日まで
の5年間
の指定期間が終了いたしますので、新たに令和2年4月1日から令和7年3月31日まで
の指定管理者を指定することについて、
地方自治法の規定により議会
の議決を求めるものであります。 第51号議案 都市公園を設置すべき区域
の決定につきましては、利用者
の利便性向上と利用者数
の拡充を図るため、阿南西部公園において、都市公園として設置すべき区域を拡張することに伴い、都市公園法
の規定により、あらかじめ議会
の議決を求めるものであります。 第52号議案 公有水面
の埋立てにつきましては、県が施行している水産生産基盤整備事業椿泊地区
の公有水面
の埋め立てを行うため意見を求められている、阿南市椿泊町糠塚5番8から同町小吹川原1番8を経て同町小吹川原8番4に至る間
の地先公有水面埋め立てについて、異議
のない旨
の意見を述べるために、公有水面埋立法に基づき、議会
の議決を求めるものであります。 第53号議案 土地
の譲与につきましては、旧加茂谷村及び阿南市が所有権を有し、大正期から180年間
の地上権設定
登記がなされている土地を、現在
の地上権者に譲与いたしたく、
地方自治法の規定により議会
の議決を求めるものであります。 第54号議案
大浦ポンプ場ポンプ設備工事の請負契約の変更請負契約につきましては、株式会社石垣四国支店と
請負契約を締結し、工事に着手しておりましたが、本件工事
のうち、吐き出し管
の施工につきましては、発注時には開削工法で施工する計画としておりましたが、発注後に行った試掘調査等
の結果を踏まえて再検討した結果、矢板を利用した工法に変更する必要が生じ、また、これに伴い上水道管
の移設工事も大幅に変更する必要が生じたため、
請負契約の一部を変更し、契約金額を1,199万円増額し、7億1,507万円とすることについて、
地方自治法の規定により議会
の議決を求めるものであります。 報告第1号 訴え
の提起に係る
専決処分の報告につきましては、市営住宅に関する建物明け渡し等請求事件など6件を訴訟手続により履行請求することについて
専決処分をいたしましたので、
地方自治法の規定により議会に報告するものであります。 報告第2号 損害賠償
の額
の決定及び和解に係る
専決処分の報告につきましては、公園管理上
の瑕疵に基づく事故によるもので、損害賠償
の額を決定し、相手方と和解することについて
専決処分をいたしましたので、
地方自治法の規定により議会に報告するものであります。 報告第3号 阿南市
土地開発公社の経営状況
の報告につきましては、令和2事業年度事業計画及び資金計画について、
地方自治法の規定により議会に報告するものであります。 なお、任期満了に伴う固定資産評価審査委員会委員
の選任並びに人権擁護委員
の候補者
の推薦につきましては、後日追加提案をさせていただくことにしておりますので、御了承賜りたいと存じます。 以上、御提案いたしました議案並びに報告
の概要について御説明申し上げましたが、説明不十分な点も多いかと存じますので、今後
の御審議を通じまして御説明並びに御質問にお答え申し上げたいと存じます。何とぞ十分な御審議を賜り、原案どおり御承認賜りますようお願い申し上げまして、提案理由
の説明にかえる次第であります。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
林孝一議員) 以上で提案理由
の説明が終了いたしました。 以上で本日
の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 次回は9日に会議を開き、市政に対する一般質問を行います。御協力よろしくお願いいたします。 ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝ 散会 午前11時15分...