令和 元年 9月定例会 ┌───────────────────────────────────
┐ │ 令 和 元 年
│ │ 阿南市議会9月
定例会会議録(第15号) │ └───────────────────────────────────
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開議◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇議事日程(第5号)第1 承認第1号 第1号議案から第23号議案 請願第3号 議第1号第2 第24号議案から第41号議案第3 諮問第1号
人権擁護委員の候補者の推薦について 諮問第2号
人権擁護委員の候補者の推薦について 諮問第3号
人権擁護委員の候補者の推薦について 諮問第4号
人権擁護委員の候補者の推薦について第4 閉会中の継続調査及び審査 ───────────── 本日の会議に付した事件日程第1 承認第1号 第1号議案から第23号議案 請願第3号 議第1号日程第2 第24号議案から第41号議案日程第3 諮問第1号から諮問第4号日程第4 閉会中の継続調査及び
審査 +++++++++++++出席議員(25名) 1番 福 谷 美 樹 夫 議員 2番 陶 久 晃 一 議員 3番 武 田 光 普 議員 4番 沢 本 勝 彦 議員 5番 福 島 民 雄 議員 6番 幸 坂 孝 則 議員 7番 湯 浅 隆 浩 議員 8番 保 岡 好 江 議員 9番 橋 本 幸 子 議員 10番 平 山 正 光 議員 11番 住 友 進 一 議員 12番 喜 多 啓 吉 議員 13番 飯 田 忠 志 議員 14番 星 加 美 保 議員 15番 小 野 毅 議員 16番 井 坂 重 廣 議員 17番 奥 田 勇 議員 18番 佐 々 木 志 滿 子 議員 19番 久 米 良 久 議員 20番 住 友 利 広 議員 21番 山 崎 雅 史 議員 22番 荒 谷 み ど り 議員 23番 横 田 守 弘 議員 24番 林 孝 一 議員 25番 野 村 栄
議員 +++++++++++++欠員(3名) ─────────────欠席議員(なし) ─────────────説明のため出席した者の職氏名 市長 岩 浅 嘉 仁 副市長 惠 来 和 男 副市長 西 田 修 教育長 稲 村 健 一 監査委員 古 山 茂 政策監 篠 原 明 広 政策監 水 口 隆 起 企画部長 米 田 勉 総務部長 桑 村 申一郎
危機管理部長 山 脇 雅 彦 市民部長 長 田 浩 一
環境管理部長 富 永 悟
保健福祉部長 倉 野 克 省 産業部長 青 木 芳 幸 建設部長 都 築 宏 基
特定事業部長 森 本 英 二 会計管理者 大 川 富士夫 水道部長 田 村 和 彦 教育部長 松 内 徹 消防長 奥 田 長 次
環境管理部理事 小 松 剛 教育部理事 岸 浩 範
秘書広報課長 荒 井 啓 之 財政課長 幸 泉 賢一郎 …………………………………
監査事務局参事 西 尾 和 洋 ─────────────
議会事務局出席職員氏名 事務局長 細 川 博 史 議事課長 岡 部 仁 史
議事課長補佐 新 田 和 美
議事課長補佐 三 河 恭 普 議事課主査 天 川 晋
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○議長(
橋本幸子議員) これより本日の会議を開きます。
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○議長(
橋本幸子議員) この際、諸般の報告をいたします。 お手元に御配付のとおり、市長から第24号議案から第41号議案及び諮問第1号から諮問第4号の計22件が提出をされております。また、委員会提出の修正案1件が提出されておりますので、御了承をお願いいたします。 次に、監査委員から、第24号議案から第41号議案の
決算認定議案、計18件に対する監査報告が提出されておりますので、御了承をお願いいたします。 以上で諸般の報告を終わります。 直ちに本日の日程に入ります。
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○議長(
橋本幸子議員) 日程第1 承認第1号、第1号議案から第23号議案、請願第3号及び議第1号の計26件を一括して議題といたします。 以上の各件について委員長の報告を求めます。
建設委員長 住友利広議員。 〔
住友利広議員登壇〕
◆
建設委員長(
住友利広議員) 議長の御指名がございましたので、建設委員会の審査結果につきまして御報告を申し上げます。 本委員会は、13日に会議を開き、付託されました
市長提出議案7件につきまして慎重に審査を行いました。 その結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以下、審査過程でありました主な質疑、意見等の内容を御報告申し上げます。 まず、第9号議案 阿南市
公共下水道条例の一部改正についてであります。 委員から、改正案の第1条の4重要な資産の取得及び処分、第1条の5議会の同意を要する賠償責任の免除についての質疑がありました。 理事者からは、改正案の第1条の4の重要な資産の取得及び処分については、
地方公営企業法施行令の規定によるものであり、また、第1条の5の議会の同意を要する賠償責任の免除については
地方公営企業法において準用する地方自治法の規定によるものであるとの答弁がありました。 次に、第10号議案 阿南市
水道事業条例の一部改正についてであります。 委員から、改正案の第8条給水装置の所有者について質疑がありました。 理事者からは、使用者の次に所有者を加え、管理義務及び責任の所在を明確にしたものであるとの答弁がありました。 次に、第12号議案 令和元年度阿南市
一般会計補正予算(第2号)(関係部分)についてであります。 委員からは、土木費の
道路橋りょう新設改良費2,100万円、
都市計画総務費の土地購入費及び災害復旧費の
公共土木施設災害復旧費の内容について質疑がありました。 理事者からは、まず土木費の
道路橋りょう新設改良費2,100万円は、
市道椿泊線等の
測量設計業務の委託料500万円と
市道春日野台4号線ののり面を補修するための工事費1,600万円であるとの答弁がありました。 次に、災害復旧費の
公共土木施設災害復旧費は、令和元年5月20日から21日の豪雨により被災した
準用河川久留米田川の
河川災害復旧工事費の既決予算の不足額として2,040万円補正するものであるとの答弁がありました。 また、土木費の
都市計画総務費の土地購入費は、現在、阿南駅東口に設置している1,100平米の借地の
高速バス専用駐車場を5,781万5,000円で購入するものであるとの答弁がありました。 また、委員から、
高速バス専用駐車場はパーク・アンド・ライドを目的としていることは理解できるが、利用率の推移を見ながら有効活用してはとの意見がありました。 次に、第15号議案 令和元年度阿南市
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。 委員から、下水道費の建設費の内容について質疑がありました。 理事者からは、
富岡雨水マンホール接続工事の用地取得に至る関係手数料44万円と、樋門の電動化を図る
設計業務委託費400万円及び富岡町木松地区の真空ポンプの新設工事費1,650万円であるとの答弁がありました。 次に、第22号議案
公営住宅春日野団地5号棟建設工事のうち建築工事の請負契約の締結についてであります。 委員から、1号棟と5号棟の建設費の上昇率について質疑がありました。 理事者からは、春日野団地1号棟と5号棟の建設費を比較した場合、材料費や消費税率の引き上げなどから、約20%上昇しているとの答弁がありました。 以上が審査過程における主な質疑、意見等の内容でございますが、ほかの議案につきましては、特に質疑なく、可決すべきものと決したことを御報告申し上げまして、
建設委員長の報告とさせていただきます。
○議長(
橋本幸子議員) 次に、
産業経済委員長 奥田議員。 〔
奥田議員登壇〕
◆
産業経済委員長(奥田勇議員) 議長の御指名がございましたので、
産業経済委員会の審査結果につきまして御報告を申し上げます。 本委員会は、17日に会議を開催し、付託されました
市長提出議案2件につきまして慎重に審査を行いました。 その結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決した次第でございます。 以下、審査過程で質疑、意見等がありました、第12号議案 令和元年度阿南市
一般会計補正予算(第2号)の関係部分につきまして御報告を申し上げます。 まず、委員から、農林水産費の
農業用施設新設維持費に計上されている
計画策定委託料1,578万4,000円の内容と商工費の観光費に計上されている
施設撤去工事費270万円の内容について質疑がありました。 理事者からは、
農業用施設新設維持費の
計画策定委託料につきましては、市内13カ所の
ため池ハザードマップを作成するもので、
農業水路等長寿命化・
防災減災事業交付金を活用し、国から100%の補助を受けて作成するものである。また、市内には68カ所のため池があり、そのうち20カ所につきましては平成26年度と平成29年度に既に作成済みのため、今年度13カ所を含めると、約半分の
ハザードマップが完成する予定である。 次に、観光費の
施設撤去工事費につきましては、市が管理する加茂町貝ノ河にある公衆便所の撤去に伴い、
アスベスト調査をした結果、屋根の下地材にアスベストが検出され、それを撤去するための追加費用であると答弁がありました。 また、他の委員からは、
ため池ハザードマップに関連した内容で、所有者及び管理者不明のため池はどうするのかとの質疑がありました。 理事者からは、国の制度により、ため池の所有者及び管理者につきましては、届け出をする義務があり、届け出がないと国からの補助が受けられないこともあるため、現在、市の
ホームページ等で公開をし、届け出をお願いしているとの答弁がありました。 以上、審査過程で出されました主な質疑、意見等の内容について御報告を申し上げまして、
産業経済委員長の報告とさせていただきます。
○議長(
橋本幸子議員) 次に、
文教厚生委員長 湯浅議員。 〔
湯浅議員登壇〕
◆
文教厚生委員長(
湯浅隆浩議員) 議長の指名がございましたので、
文教厚生委員会の審査結果につきまして御報告を申し上げます。 本委員会は、18日に会議を開き、付託されました
市長提出議案11件、
議員提出議案1件、請願1件につきまして慎重に審査を行いました。 その結果、
市長提出議案につきましては、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。また、
議員提出議案につきましては、委員からの修正案が提出され、修正案及び修正部分を除く原案について可決すべきものと決し、請願につきましては、不採択と決した次第であります。 以下、審査過程における委員からの主な質疑、意見等の内容について御報告申し上げます。 まず、第2号議案 阿南市
地域医療充実対策基金条例の制定について、委員から、この基金に個人、法人にかかわらず寄附が可能かとの質疑がありました。 理事者からは、この条例の趣旨に賛同いただき、寄附をいただいた場合には、この基金に積み立てて、地域医療の充実を図るために活用させていただくとの答弁がありました。 また、委員から、
医療センターは徳島大学より専門指導医を派遣されるこの事業にどれくらいの経費を見込んでいるのか。また、市として年間どれくらいの補助金を支出するのかとの質疑がありました。 理事者からは、仮称ではあるが、
医療センター内に
阿南地域医療教育センターを設置し、来年度から5年間、徳島大学の内科、整形外科などの専門指導医を派遣していただき、患者の診療、医学生や研修医に対する教育や指導、研究に携わっていただく事業を計画しており、年間1億円から1億2,000万円の経費を試算している。毎年度の補助金の額については、今後、検討したいとの答弁がありました。 また、他の委員から、基金条例は、医師の確保に効果的なのかとの質疑があり、理事者からは、
医療センターの医師を確保することで、県南域の地域医療の充実につながるとの答弁がありました。 また、他の委員から、基金が不足した場合には一般財源からの繰り入れは考えているのかとの質疑があり、理事者からは、基金は
医療センターの医師確保のために取り崩す計画ではあるが、
医療センターは
市民病院ではなく、あくまでも市民の病院であり、
ランニングコスト等の市の補填は考えておらず、関係者とともに工夫をしながら、市民に愛される市民の病院をつくりたいとの答弁がありました。 次に、第6号議案 阿南市B&
G海洋センター条例の一部改正についてであります。 委員から、新艇庫の具体的な活動内容について質疑があり、理事者からは、6月から10月はスタンドアップパドルボードやカヌー体験を中心とした
海洋レクリエーションを行う。新艇庫は研修室を兼ね備えた施設であることから、
海洋レクリエーションのオフシーズンにおいても、市民の文化的活動や健康づくり、多種多様な研修や講習など、年間を通じて多目的な利用を計画して活動する予定であるとの答弁がありました。 次に、第12号議案 令和元年度阿南市
一般会計補正予算(第2号)の本委員会に関係する部分についてであります。 委員から、社会福祉費のうち、
プレミアム付商品券発行事業について、申請、申込件数が少ないことに対する市の今後の取り組みについて質疑がありました。 理事者からは、申請は11月29日までとしているが、国から全国の市町村に対し、さらに広報活動を強化するようにとの連絡もいただいている。県内の自治体の状況を鑑みながら、本市としても周知の方法を考え、広報活動に努めていきたいとの答弁がありました。 次に、議第1号 羽ノ浦町山分地区の浸水被害に対する抜本的解決を求める決議についてであります。 まず、委員から、議第1号の決議文の中には、必要性がないと思われる箇所があり、またできるだけ簡潔な決議文が望ましいとのことから、決議文を修正した修正案について説明がありました。その後、委員から、原案について、羽ノ浦町山分地区の
浸水被害対策に関して、中心となって動いていた議員の署名がない。水の流れをせきとめている擁壁について提案もなく、抜本的解決というのはあり得るのかとの意見。また、原案の提案者の一人である委員から、抜本的な解決を求めていくという趣旨で決議文を提出したが、修正案の提案理由である決議文の修正にも賛同できるとの意見。他の委員から、修正案の要望する項目については、原案とほぼ変わりなく、簡潔な決議文である。修正案に賛同したいとの意見がありました。挙手採決の結果、修正案及び修正部分を除く原案について可決すべきものと決した次第であります。 次に、請願第3号 羽ノ浦町中庄上ナカレ22番地1の
擁壁設置工事に起因する浸水被害の防止に関する請願についてであります。 まず、委員から、行政において暗渠水路の調査や関係機関との協議を行うなどの対応を進めており、その内容についても本議会での市長答弁で示されたところである。この浸水被害の問題を解決するには、現状を根底から見直し、抜本的な改善策を講じなければ解決しない事案であり、先ほど可決した
議員提出議案の決議を重く受けとめ、抜本的な解決を図る取り組みを執行していくことで浸水被害の軽減、解消が図られていくものと考え、本請願については不採択であるとの意見。他の委員から、議会での質問に対して、行政の適切な対応、適切な説明がなく、民と民の問題であり、所有者に対する対応はできないとのことで、住民の声を上げるべく署名を行っている。この署名は、何とか浸水、冠水をとめてほしいという思いが詰まったもので、本請願を採択すべきとの意見。また、他の委員から、本請願の紹介議員や住民の熱い気持ちは十分に読み取れるが、行政としてもできるものから一つ一つしっかり取り組んでいる。住民、行政、そして我々議員ももう少しお互いに話し合いながら、どこが解決できるのかという方向で進めてほしいとのことから、採択までいく必要はないのではないかとの意見。さらに、他の委員から、本請願の内容は争点が十分読み取れない文章になっており、誰が見ても明らかなはっきり示したものでなければ判断できないところがある。いろいろな材料や判断する時間が必要であることから継続審査でお願いしたいとの意見がありました。委員から、継続審査との意見があったことから、まず継続審査とすることについて挙手採決をした結果、挙手少数により否決されましたので、原案について挙手採決をした結果、挙手少数により、本請願は不採択とすべきものと決した次第であります。 以上、審査過程における主な質疑、意見等の内容を御報告申し上げまして、
文教厚生委員長の報告といたします。
○議長(
橋本幸子議員) 次に、
総務委員長 横田議員。 〔
横田議員登壇〕
◆
総務委員長(
横田守弘議員) 議長の指名がございましたので、総務委員会の審査結果につきまして御報告を申し上げます。 本委員会は、19日に会議を開き、付託されました
市長提出議案7件につきまして慎重に審査を行いました。 その結果、
市長提出議案7件につきましては、いずれも全会一致で原案のとおり承認、可決、認定すべきものと決した次第であります。 以下、審査過程における委員からの主な質疑の内容について御報告を申し上げます。 まず、第1号議案 阿南市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定についてであります。 委員からは、
フルタイム職員と
パートタイム職員における職の整理、賃金の区分及び想定される人数について質疑がありました。 理事者からは、従事する職務の内容や量、また、責任の度合いが常勤職員と同様で、職務上、フルタイムで任用することが必要な職であるかどうかという観点から精査したところ、定められた配置基準があり、登園から降園まで一貫して子供を保育する保育士は
フルタイム職員、事務補助員については7時間程度の勤務となる
パートタイム職員となると想定している。また、賃金の区分については
フルタイム職員に給料を、
パートタイム職員には報酬として支給することになるが、いずれにしても職員の人件費として計上していくこととなるとの答弁がありました。また、現在、在籍している臨時職員等の約770人の方が、全員、
会計年度任用職員として採用されたとすると、
フルタイム職員は約120名程度、
パートタイム職員は約650人程度になると想定しているとの答弁がありました。 これを受けて、委員から、フルタイムに比べ、
パートタイム職員が不利になるということはないのかとの質疑がありました。 理事者からは、給付の水準についても現行の水準をできるだけ下回らないよう想定していること、制度上では、
パートタイム職員は兼業が可能であり、働く方向性も広がることに加え、フルタイム、
パートタイムを問わず、支給の水準、それから休暇等の水準も上がると考えているとの答弁がありました。 また、他の委員から、現在、在籍している人員のままこの制度に移行した場合の人件費の上昇について質疑がありました。 理事者からは、フルタイムで任用することが最低限必要な職に限定したとしても、現時点では年間3億6,000万円程度の増額になることが見込まれており、安定した
行政サービスを維持するためにも、さらなる職の必要性、職務量を精査、検討していく必要があるとの答弁がありました。 次に、第11号議案 阿南市
消防手数料条例の一部改正についてであります。 委員からは、別表に掲げられている手数料が8区分中、3区分しか変更されていない理由について質疑がありました。 理事者からは、
消費税率引き上げにより、その積算上、増額の影響を受けることとなる手数料は物件費のみで、逆に人件費は低下しているものもある。このため、その相殺によって消費税の引き上げ分が吸収され、手数料額の引き上げに至らなかったものもあることから、試算により、1万円の増額があった3つの区分について手数料を引き上げるものであるとの答弁がありました。 次に、第12号議案 令和元年度阿南市
一般会計補正予算(第2号)のうち、本委員会に関係する部分についてであります。 委員からは、消防費の常備消防費に計上されている
消防ポンプ自動車購入費600万円と防災費に計上されている先進的防災・
防犯システム実証実験委託料108万9,000円について質疑がありました。 理事者からは、
消防ポンプ自動車購入費については、これまで2度の入札不調を受けて、その事業費等を勘案した上での追加要望であるとの答弁がありました。 また、先進的防災・
防犯システム実証実験委託料については、行政、地域、大学、企業等の産官学が連携した検討委員会の設置と実証実験に向けたデモ事業の実施に係る業務委託料で、今年度は、高台や高い建物などが少なく、避難場所が限定されている那賀川地区の沿岸部において、阿南市
科学センター及び
那賀川中学校周辺をモデル地区とした、災害時停電でも途絶しない通信網の整備を図るものであり、災害時には避難住民のモニタリングや家族の避難位置の確認・
センサー情報などの実現と、平時には子供や高齢者の見守りにも活用できるものである。来年度には、総務省等による公募にも提案し、
地上デジタル放送波と通信網との連携により、より的確でパーソナルな情報配信を確立したいとの答弁がありました。 次に、第20号議案 平成30年度阿南市
水道事業会計決算の認定についてであります。 委員から、事業報告書における重要契約の要旨に報告されている
手島水源地施設用用地費1,553万2,750円に関して、今後の施設更新に関する質疑がありました。 理事者からは、老朽化している施設等の更新に向けての用地取得であるが、順調に進めば、令和13年度から本格的な基本計画等に取りかかる予定であるとの答弁がありました。 以上が審査過程における主な質疑の内容でございますが、他の議案につきましても原案のとおり可決すべきものと決したことを御報告申し上げまして、
総務委員長の報告といたします。
○議長(
橋本幸子議員) 以上で各委員長の報告が終わりました。 これよりただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 通告がありますので、発言を許可いたします。 5番 福島議員。 〔
福島議員登壇〕
◆5番(
福島民雄議員) 議長から発言の許可をいただきましたので、ただいまから議第1号、請願第3号の委員長報告について質問をいたします。 委員長報告に対する質問は、委員会審査の経過と結果に関するものであり、質疑の及び得る範囲をよく理解した上で質問いたしますのでよろしくお願いいたします。 まず、第1点目の質問でございますが、議第1号 羽ノ浦町山分地区の浸水被害に対する抜本的解決を求める決議案は、私を除く羽ノ浦町の地元議員4名が提出者となり、9月9日、議長に提出されております。私がこの議案の提出を知ったのは、9月12日の議場で議案を配付されて初めて知りました。この議案について、提案者に質問しようとしましたが、
質問通告期限が全日の11日午後3時であり、通告していないので質問できないという理不尽な議会運営でありました。本来、議案は質疑、討論を経て採決するのが会議原則でございます。本議案が質疑、討論ができないという異例な議事運営でありました。そこで、議事運営に関することでございますので、議長にお伺いいたしますが、なぜこのような議事運営をなさったのかお伺いいたします。 また、私は、先般、この問題について一般質問を行いましたが、発言を過ぎても、議長は市長の発言を許可いたしました。一方で、平成30年9月定例会での私の一般質問では、発言時間がゼロ分になると、直ちに発言を議長は制止しました。議長は、なぜこのような不公平な議事運営をされているのでしょうか。議事運営に関することでございますのでお答えいただきたいと思います。 次に、9月18日開催の
文教厚生委員会では、議案第1号、請願第3号の審査過程において、委員外議員の発言申し出や請願書の紹介議員の発言を求めましたが、許可されませんでした。阿南市議会において、請願書の紹介議員が発言を求め、許可されない事例は、私が調べた限りございません。議会は、言論の府と言われるように、議員活動の基本は言論であって、問題は全て言論によって解決するのが建前でございます。議会においては、特に言論を尊重し、その自由を保障しており、会議原則の第1に発言自由の原則が上げられているのもそのためでございます。 そこで、湯浅委員長に質問いたしますが、9月18日開催の
文教厚生委員会での議第1号、請願第3号の審査過程で、会議原則である発言自由の原則が担保されないなど、委員長として極めて不適切な運営であったことについて、
文教厚生委員長として責任をどのように考えておられるのかお伺いいたします。 次に、湯浅委員長は、議第1号の提出者でありますので、委員会運営の公平・公正を保つためにも、議第1号、請願第3号の審査については副委員長が委員長の職務を代行すべきであったと思いますが、なぜそのような対応をしなかったのかお伺いいたします。 次に、請願第3号は、羽ノ浦町民の1割近い方が署名した大きな地域問題であり、湯浅委員長は慎重な審査を図るために、阿南市会議規則第142条の紹介議員の委員会出席を求めることができましたが、こうした必要性を感じなかったのかお伺いいたします。 次に、阿南市議会の議会だよりに、市民に開かれた議会改革、議会や委員会に傍聴にお越しくださいと毎回のように掲載しながら、9月18日の
文教厚生委員会に20人余りの傍聴者が来ましたが、委員長は10人だけの傍聴を許可し、他の方の傍聴は認めませんでした。一方……。
○議長(
橋本幸子議員) 福島議員、委員長報告による質疑の範囲を超えておりますので、その文面だけでお願いいたします。
◆5番(
福島民雄議員) 発言は超えてないと思います。発言を続けます。 〔「小休」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本幸子議員) 小休いたします。 ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝ 休憩 午前10時40分 再開 午前10時45分 ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝
○議長(
橋本幸子議員) 小休前に引き続き会議を再開いたします。 議長から申しましたとおり、福島議員がもとの質疑に返していただけるんなら、発言を許可いたします。 5番 福島議員。 〔
福島議員登壇〕
◆5番(
福島民雄議員) 私が発言の当初申しましたように、委員長報告に対する質疑は、委員会の審査と経過に関するものであり、質疑の及び得る範囲をよく理解した上で質問いたしますのでよろしくお願いいたしますといたしました。そして、それに沿って、私は質問しているつもりでございます。 それでは、質問を続けます。 18日の徳島新聞朝刊に、傍聴席数は現状維持と掲載されていましたが、これはふやすなら、会期中ではなく、12月定例会から実施すればいいとして、傍聴席数は現状維持と決めただけで……。
○議長(
橋本幸子議員) 福島議員、再度、御忠告を申し上げます。 発言が質疑の範囲を超えております。よって、阿南市議会会議規則第55条第2項の規定によりまして、発言を禁止いたします。 暫時小休いたします。 ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝ 休憩 午前10時47分 再開 午前11時13分 ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝
○議長(
橋本幸子議員) 小休前に引き続き、会議を開きます。 傍聴人に申し上げます。 傍聴人は議事について可否を表明し、また、騒ぎ立てることは禁止されておりますので、御静粛にお願い申し上げます。 福島議員におかれましては、質疑の範囲を守った上での発言を許可いたします。 〔
福島議員登壇〕
◆5番(
福島民雄議員) 私は、この質問に当たりまして、どこまでが委員長に質問できるかということについて、いろいろな書物を見て勉強いたしました。それについては逸脱していないという思いで質問いたしましたが、議会として逸脱しているということでございますので、私は質問はこれで終わりといたします。それで、もし質問の通告内という部分があるとするなら、お答えいただきたいと思います。 以上で私の質問を終わります。
○議長(
橋本幸子議員) 以上で通告による質疑は終わりました。 これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 通告がありますので、発言を許可いたします。 5番 福島議員。 〔
福島議員登壇〕
◆5番(
福島民雄議員) 議長から発言の許可をいただきましたので、ただいまから、議第1号に反対し、請願第3号に賛成する討論を行います。 議第1号 羽ノ浦町山分地区の浸水被害に対する抜本的解決を求める決議は、羽ノ浦町が地元の星加議員、湯浅議員、幸坂議員、福谷議員が提出者となっております。議案の表題に、山分地区の浸水被害とありますが、浸水被害が想定されるのは山分地区だけではなく、中庄・高田・岩脇地区など広範囲に及ぶことから、適切でない議案の表題であります。 さらに、表題に、浸水被害に対する抜本的解決を求めるとありますが、コンクリート擁壁設置の問題について一切触れていませんので、浸水被害に対する抜本的解決を図ることはできません。 したがって、議第1号に記載されている既存排水路における障害物の除去とか調整樋門の洪水調節とか、市内各所における災害リスクに対して一つ一つ市が主体性を持ってハード・ソフト両面から市民協働による防災対策を講じることが、浸水被害に対する抜本的解決であるかのような、また、旧羽ノ浦町時代にはなし得なかった取り組みをしたと自画自賛しておりますが、本質をわきまえない枝葉末節のお話であり、浸水被害に対する抜本的解決にはなりません。 この文面に、市議会においても再三にわたり議論を重ねてきたとありますが、提案者4名の皆様が議会において議論を重ねている記憶は私は持っておりません。提案者の1人が一般質問の部分で取り上げたことはありますが、これは質問というより、阿南市と十分すり合わせた阿南市の方針に沿った質問であったように私は感じております。 さらに、文面の中に、私たち地元の提案議員も羽ノ浦町の有識者である前町長、北岸土地改良区理事長、前農業委員の方々と浸水対策について協議し、市当局に対策を提案しているところであると記載されております。私は先般、浸水対策について協議した事実があるのか、前町長にお伺いいたしましたが、確かに羽ノ浦公民館で会議をしたそうです。前町長のお話では、この会議は、コンクリート擁壁があることを前提にどういった対策がとれるかという会議であったそうです。この会議に、地元議員が5人いる中で、福島君が参加していないことを不思議に思っておりました。前町長は、中庄上ナカレ地区の水の流れを確保する旧羽ノ浦町の行政運営…… 〔「修正案出てますよ」と呼ぶ者あり〕 の責任者であり、コンクリート擁壁があることを前提とした対策では浸水被害の抜本的解決が図れないことはよく存じておりますので、こうした文面で前町長のお名前を使うことは差し控えていただきたいと思います。
○議長(
橋本幸子議員) 福島議員、発言が討論の範囲を超えております。修正案も出ておりますので、簡潔にお願いいたします。簡潔にまとめてください。
◆5番(
福島民雄議員) 次に、文面の中に、市当局と住民、そして住民同士の対立をあおり、この問題を政治利用しようとする一部勢力の行動は、羽ノ浦町、那賀川町の住民にとって不幸なことであり、まことに残念でならないと記されておりますが、憲法第16条で保障された請願書を提出した1,139人を冒涜した人権侵害行為であり……。
○議長(
橋本幸子議員) 再度申し上げます。 福島議員、修正案が出て可決されて、委員長報告もそのとおりだったんですよ。それに対しての討論ですよ。
◆5番(
福島民雄議員) そうです。ですから、私は……。
○議長(
橋本幸子議員) ですから、そういう文面の違うところも出てきてるように感じますので、そこら辺を修正して、もう一度、討論をもとへ戻して発言をしてください。まとめてください。
◆5番(
福島民雄議員) 討論の内容について議長が指示することはないと思います。
○議長(
橋本幸子議員) 範囲を超えていますので。
◆5番(
福島民雄議員) 議第1号について反対の立場から討論しますと言って討論をしているのです。 〔「小休」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本幸子議員) 暫時小休いたします。 ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝ 休憩 午前11時21分 再開 午前11時24分 ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝
○議長(
橋本幸子議員) 小休前に引き続き会議を再開いたします。 議会運営委員会を開催させていただきますので、議会運営委員の皆さんは委員会室へお集まりください。 休憩いたします。 ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝ 休憩 午前11時24分 再開 午前11時50分 ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝
○議長(
橋本幸子議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま皆さんに御了承いただきまして、2回の議会運営委員会を開催させていただきました。その委員長報告を今作成しております。委員長報告が必ず要ると思うんです。そういうことで、議運の委員長からの申し入れによりまして、昼食をとりまして、午後1時からの再開にしたいと思います。 休憩いたします。 ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝ 休憩 午前11時50分 再開 午後 1時 ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝
○議長(
橋本幸子議員) 午前に引き続き会議を開きます。 議会運営委員長の報告を求めます。 野村議会運営委員長。 〔野村議員登壇〕
◆議会運営委員長(野村栄議員) 議長の指名がございましたので、小休中に行いました2回の議会運営委員会の結果について御報告を申し上げます。 1回目の議会運営委員会につきましては、福島議員の
文教厚生委員会の委員長の報告に対する質疑に関してであります。 委員長報告に対する質疑の範囲は、委員会における審査の経過と審査結果に対するものに限られ、この範囲を超えた質問であると思われる可能性があったため、小休をいたしまして委員会を開催し、協議したところ、委員からは、その範囲を超えていると考える部分があったと認定されるとの意見があったことから、これを認定し、質疑の範囲内であると認定できる部分があれば、委員長の答弁を行うという結果となりました。 2回目の議会運営委員会につきましては、福島議員の討論における発言で、討論の趣旨から外れているのではないかとの意見があり、会議を小休して委員会を開催いたしました。事務局から、一括上程された議案に対して、討論は1人1回の原則があることから、賛否を表明する議案ごとの順序を明確、簡素に発言していただいたほうが発言趣旨が理解されやすいとの説明があり、福島議員には、各議題ごとに賛否を表明するよう発言していただくことを確認し、討論については引き続き認めるとの結果となりました。 以上、2回にわたり開会いたしました協議の結果を御報告申し上げまして、議会運営委員長の報告といたします。
○議長(
橋本幸子議員) 引き続き、討論を行います。 5番 福島議員。 〔
福島議員登壇〕
◆5番(
福島民雄議員) 私は、議第1号原案及び修正案について反対の立場から、先ほどから討論をいたしております。討論を続けます。 文中に、市当局と住民、そして住民同士の対立をあおり、この問題を政治利用しようとする一部勢力の行動は、羽ノ浦町、那賀川町の住民にとって不幸なことであり、まことに残念でならないと記載されていますが、憲法第16条で保障された請願権を提出した1,139人を冒涜した人権侵害行為であり、請願権の行使を妨害した極めて不適切な表現であったと私は思っております。 議第1号原案は、ただいま指摘した事項を
文教厚生委員会で削除し、修正案の決議案が採択されておりますが、基本的に原案と同様であります。そして、請願第3号を否決する対案として提出されたと思いますので、議第1号原案並びに修正後の決議文について反対討論といたします。 次に、請願第3号について、賛成の討論をいたします。 先般の
文教厚生委員会で、前議員が、コンサルに浸水被害想定の氾濫解析を独自で委託しております。このことに関係して、
文教厚生委員会で、篠原政策監の発言がございました。この中で、篠原政策監の発言は、調査の発注者が了解していない内容を、公共事業の発注者の地位を利用して調査報告作成者に資料提供、内容説明を求めており、優越的地位を濫用した情報入手に当たると私は考えております。行政みずからがコンプライアンス違反を犯すというあるまじき行為であり、断じて見逃すわけにはいきません。法令違反の疑いが極めて濃いものであります。さらに、その内容を議会の場で一方的に曲げて発言しており、議員に対する正しい情報を提供しておりません。このようなひきょうな行為が許されるなら、公共事業を受注する弱い立場の人は全て行政にそんたくするようになり、客観性が担保できなくなるおそれがあるという重大な問題を含んでおります。阿南市役所でこういった優越的地位の濫用が日常的に蔓延しているのであれば、異常な事態でございます。 次に、委員会質疑において、擁壁問題に対処することが行政を停滞させるがごとき発言があったと思いますが、この問題に対する誤った認識であり、非常に残念に思っております。 また、委員会質疑では、住民の請願はコンクリート擁壁の全面撤去を前提にしているから反対という委員がいたようでございますが、住民が難しいことをあえて要求している印象を与えたい意図があるのでしょうが、請願のどこに、手段を特定し、前提条件をつけている箇所がございますか。請願の内容を特定し、価値観や先入観を持つことなく、素直に読んでいただければ、請願の内容は、阿南市が住民に寄り添い、土地所有者と協議し、浸水被害が発生しないよう、水の流れ筋の確保について可及的速やかに解決手段を講じるよう請願しているのであります。 この問題は、土地の所有者が、その土地が旧那賀川の河道という立地環境を顧みず、過去の経緯を知りながら盛り土擁壁をつくり、水の流れ筋を阻害し、その結果、災害の危険性を増大させている人災の危険性を指摘しているのであります。急な自然災害には対応できないことがあっても、人災は防止できますし、起こすべきではありません。このことが今回の地域問題となり、請願書提出の動機となったもので、市内各所でひとしく起こる同様の地域があるというお話ではございません。 議第1号提出者4名の中には、当初、請願第3号の紹介議員になることを快諾されていた方もおいでます。請願の趣旨を理解されていた方もございます。阿南市の本件問題に対する方針と請願書の板挟みになっていたように、私は感じております。 この請願書に添えられた1,139人の思いは、住みなれた羽ノ浦町で安心して安全に住宅浸水におびえることなく、従来の暮らしを取り戻したいという市民の願いであります。羽ノ浦町が地元の議員として、200世帯以上が住宅浸水し、市民生活の命にかかわる問題の対策を求めることは、地元に詳しい議員として当然であり、今ほど、議員自身が住民の声に寄り添うのか、阿南市の方針についていくのかを問われていることはないと私は思っております。 議員各位の皆様におかれましては、1,139人の請願に添えられた思いを御理解いただきまして、何とぞ本原案が採択されますよう、紹介議員として心からお願い申し上げ、賛成討論といたします。
○議長(
橋本幸子議員) 18番 佐々木議員。 〔佐々木議員登壇〕
◆18番(佐々木志滿子議員) 議第1号の修正後の決議文について、賛成の立場から討論をさせていただきます。 原案には、問題をいろいろと感じていました。先ほど、福島議員も指摘をされていましたが、最初に目に入ったのは、市当局と住民、そして住民同士の対立をあおり、この問題を政治利用しようとする一部勢力の行動は、羽ノ浦町、那賀川町の住民にとって不幸なことであり、まことに残念でならないという表現です。これは、議会の議員提出の決議文にはふさわしくないなと、私は思いました。 それと、かつて阿南市が水道水源保護条例で最高裁まで戦いましたが、確かに苦い経験ではありますが、このようなものも書く必要はないかと思いました。 それと、1行目からあります今最も問題になっておりますコンクリート擁壁のことですが、私はこういう直接的な表現というのは、議決文にはそぐわないなというふうに感じています。 原案には問題がいろいろとありましたが、すっきりと修正をされ、必要な部分が明確になりました。議会の決議文としてふさわしいと思います。私はこのような問題では、余り直接的な表現はよくないと考えています。今後の協議や交渉を難しくしてしまうことになるのではないかと心配をしています。人権意識を高く持って、市の職員の能力と誠意を持った仕事を信じて、サポートをしていくことが肝要ではないかと思うのです。 改めて、決議文を読ませていただきます。 羽ノ浦町山分地区の浸水被害に対する抜本的解決を求める決議。標件について、その解決を図るために阿南市行政は当該地区住民の方が現に不安を抱えていることに対して真摯に向き合い、市政を執行するに当たっては住民に寄り添い、かつ法令遵守、国民主権、民事それぞれの権利、同時に羽ノ浦町のみならずその下流域の那賀川町の対策についても十分考慮しなければならない。ついては、下記に示すとおり主体的にハード・ソフト両面からの取り組みを進め、抜本的な解決を図るよう強く求める。 記。1、既設排水路における障害物の除去及び改修等、必要な排水路の整備を進めること。2、那賀川北岸用水に治水機能を持たせることや、羽ノ浦調整樋門の操作に関して、関係機関、関係団体、羽ノ浦町及び那賀川町の関係住民とともに、市が中心となり、これまでになし得なかった市民協働での抜本的な防災対策を講じること。3、当該案件を一つの事例として、阿南市内各所における防災上のリスクに対しても、一つ一つ市が主体性を持ってハード・ソフト両面からの市民協働による防災対策を講じること。以上、決議する。 お聞きの皆様の中には、物足りないと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、そこはサポートで解決していきませんか。どうか、議員全員の皆様の賛同をいただき、行政と議会が一丸となって進んでいくことが、一日も早い解決につながると信じています。 以上のような理由から、議第1号に御賛同いただけますようお願い申し上げます。
○議長(
橋本幸子議員) 12番 喜多議員。 〔喜多議員登壇〕
◆12番(喜多啓吉議員) 議長の許可をいただきましたので、ただいまより討論をさせていただきます。 まずは、議第1号の採択ということについて、反対討論をいたします。 今回の議第1号は、請願の紹介議員になるのを断った羽ノ浦地区の5名のうちの4名の議員から出されています。うち1名の議員は、一旦は紹介議員になると明言しておきながら、数日後には撤回、請願の採決には賛成と明言しながら、賛成の意思表示はしませんでした。他の3名の議員は、当初、態度を明確にしていませんでしたが、後に議員提案を出したことで、住民には寄り添わない、請願に反対であることが明らかになりました。なので、請願とは相当論点がずれています。しかし、上ナカレの浸水被害に対するものなので、勘違いしやすい論法となっています。抜本的な対策をとるという絵そらごとが、請願第3号の不採択事由の要因となっています。擁壁問題は置き去りにされています。 従来、市役所職員は、下流域との連携をとりながら、水を少しでも速く、多く流すように御苦労されてきました。環境管理課から車を持ってきてのごみ処理、樋門の開閉等、できる限りの対応をされてきました。今回の素早い連絡体制構築のための機器設置にも意欲的でした。ただし暗渠部分の工事に関しては、新しい試みです。しかし、そういった調査もしていたし、殊さら議案として出すようなことではありません。そういった現在も努力されている排水管理が、あたかも解決策のように語られ、治水機能を持たせるとか、抜本的な防災対策を講じることとしていますが、具体的な対策に言及したものではなく、防災についての一般論にすりかえています。抜本的な対策、それってどんな対策なんでしょうか。那賀川にポンプアップするのでしょうか。阿南共栄病院跡地に巨大な貯水槽をつくるのでしょうか。 現在、国は、大きな費用をかけ、那賀川地区に用水を浄化するための3カ所の貯水槽を計画、実施しています。一番大きい和田島で8,000立米です。大きな工事ですと担当者は言いますが、大雨の際には那賀川を1秒で流れる水の量です。水はフレキシブルで制御できず、どこに影響が大きく出るかわかりません。そんな水を制御できる抜本的な対策ってあるのでしょうか。相当大規模な国の工事になると思われます。実際のところ、抜本的な対策は不可能だと思っています。 議第1号の採択の後、議案を提出した議員3人のいる会派の部屋では、今までのところうまくいっていると拍手が湧き上がっていました。その後は、何をうまくいかせたいのか、そう考えると、請願第3号の不採択と推察できます。つまりは、請願第3号不採択への布石の議第1号提出だったと帰結できます。 9月9日に提出され、11日の通告期限後の12日に、議第1号を見ましたが、本会議直前の提出です。請願は8月27日に出されています。その請願第3号を真摯に議論するべきなのに、請願を否決するために用意されたと帰結せざるを得ない決議文により、請願の検討が本質的な議論もなく不採択となりました。本来、住民の願いを守るべき務めが議員にはあると思います。請願を市は受け取る義務があり、誠実に処理しなければなりません。市に住民が願いや希望を申し出るのが請願権ですが、議員は本来、その請願を守るように努めなければなりません。また、羽ノ浦地区に限らず、それぞれの地域で請願が出された際には、それを守るべく動くのが議員本来の務めだと思います。 今回の議第1号提出は、請願権の侵害に当たるのではないかと考えます。また、議第1号では、市当局と住民、そして住民同士の対立をあおりなどと、事実無根の喧伝でした。これは、住民の請願権に挑戦した憲法違反の議員提案ではないでしょうか。議員が守るべき羽ノ浦地区の住民から提出された請願第3号の審議に影響を与えるべく、同地区の4名の議員から提出された議第1号は請願権への侵害であり、憲法違反の議員提案ではないのかと思いますので、不採択とすべきものです。 続いて、請願の不採択について反対討論を行いたいと思います。 請願に対しては賛成でございます。 委員会で紹介議員が発言を求めましたが、断られました。さきの議第1号審議の際には、私も断られました。委員外議員の発言に対しては、委員会のルールで諮られたので、それはしようがないと思いますが、この請願の採決は、委員7名中、議案提出した利害関係者2名の議員がいて、うち1名は委員長です。バランス的には反対の立場の紹介議員に説明を求めるべきだったと思います。 擁壁の撤去要請に対して、市の顧問弁護士の見解を披瀝することなく、個人の財産だからと結論づける始末です。 6月議会では、当事者同士が一つのテーブルに着いて話し合いを持っていただきたいと要望いたしましたが、なされていません。きちんと一つずつ丁寧に話し合いながら進めていくべき事案ですが、解決に向かう姿勢は見られません。きちんと一つずつ丁寧に話し合いながら進めていくべき事案です。流れ筋の確保は大切です。それを無視して抜本的な対策とはどのような対策をするのでしょうか。擁壁で水がとどまることで、影響を受けた場所の変化により、思わぬところで被害を受けることがあるかもしれない。物事は重層的で想像できない事態を誘発します。 といに落葉がたまります。少ない雨ではすき間を縫って水は流れていきますが、大雨になると、その落葉の影響でといから水はあふれます。予測できない災害が多発しています。想定できないことを想定することが防災力です。最近は、想定できないことが起こることを意識してくださいと注意を促しています。明らかに水の流れを阻害している擁壁問題を取り上げないのは、行政の怠慢だと言わざるを得ません。 擁壁があれば、浸水被害はより大きくなります。より以上の深刻な被害が出た際には、責任はとれるのでしょうか。理事者側がコンサルタントの資料をもとに、どれくらいの被害になるのか説明していましたが、あの説明の仕方では水の脅威は理解しがたいと思います。水は、フレキシブルにどこに集まり、どのように動くか予測できません。 市が被害想定はしないので、表原前議員は自費で擁壁の影響をコンサルタント会社にシミュレーションしてもらいました。あくまで一コンサルタント会社であり、現実の動きはいろいろなことに影響されますので、一つの見方としての参考資料でした。表原前議員に確認したところ、市側への資料提供は許可していないとのことでしたが、市議会議長から、9月13日付の被害想定調査の結果資料提出依頼があったとのことでした。しかし、議員ではないので発言できないし、安易に資料が理解されないまま利用されてもいけないので断りましたとのことでした。表原前議員が被害想定を市がしないならと、自身で費用を出して求めた結果資料を、理事者側が持っているのはどうしてでしょうか。表原前議員が心配したように、資料は使われたと感じています。委員会で、このように資料が使われたことは重大な問題です。なぜ、どのように入手したのか、コンプライアンス上、問題があることがなぜなされたのか、入手経過に問題はなかったのか、今後、検証はなされなければならないと思っています。 擁壁があってもしようがないと考える根拠は何なのでしょうか。請願を採択し、丁寧にできること、できないことを確認しながら対応していただきたい。1,139名が署名しています。羽ノ浦地区に限らず、それぞれの地域で住民は行政にお願いする権利があります。それが請願権です。本来、議員は住民の願いを守るべき務めがあります。 会派で現場を視察し、5月20日の大雨の際には現場に行き、状況を見ました。地域の方や職員の方々が見回りに来られていました。翌日には、地域の方々とお話をして聞き取りをいたしました。その後、7月21日に山分自治会で請願署名活動が決議され、8月1日から8月16日にかけ実施されたと伺っています。8月27日には6名が議会に赴き、請願文書と1,139名の署名を議長に提出されたとのことでした。署名提出に至るまでには、延期せよ、やめよ、市への要望に変えよという動きがあり、提出後も押印がないと署名人数を何とか減らそうとする動きがあったということも聞いております。聞いてくれるかどうかもわからないけれども、誰もが自由に意見を述べる権利があるんだよと請願法では言っています。その請願法をどう考えているのか。 ともかく、そんなふうに不思議な違和感を覚える経過を経て現在に至っています。私はこの請願が提出されてしかるべきだし、市は受け取り、誠実に処理すべきだと考えています。 私は、市民の代表者としてこの場に立っています。この場で請願が不採択とされるのを見過ごすわけにはいきません。阿南市民の願いを受けとめないで、あなたは市民の代表ですよね。ちゃんとしてください。そんなふうに言われたくはありません。私は阿南市議会議員としてこの請願を採択すべきだと表明いたします。1,139人の請願書に託された願いや希望を守るように努めていただきたいと、議員の皆様にお願い申し上げまして、請願に賛成といたします。
○議長(
橋本幸子議員) 1番 福谷議員。 〔福谷議員登壇〕
◆1番(福谷美樹夫議員) 議長より発言の許可をいただきました市民クラブの福谷美樹夫でございます。よろしくお願いいたします。 議第1号 羽ノ浦町山分地区の浸水被害に対する抜本的解決を求める決議の提出に対する修正案について、賛成の立場から発言させていただきます。 決議の修正案については、18日の
文教厚生委員会に付託され、審議されたものですが、まず決議の発端となった羽ノ浦町の浸水について、これまでの経過を整理し、確認しておきたいと思います。 羽ノ浦町山分地区は、合併以前から、浸水被害がたびたび起こる場所でした。約1年ほど前に、この地区の流れ筋を確保する土地の一部の状況が変化したことから、本年3月、山分自治会長さんより、市議会には陳情書が、理事者側、市には要望書が提出されました。陳情の内容は、羽ノ浦町中庄上ナカレ22番地1の工事に起因する山分及び周辺地区の浸水リスク拡大の問題について、市議会に速やかな解決を求めるものでした。市への要望としては、条例に基づく適切な解決、流れ筋確保の政策の継続、市の責務の遂行などを求めていました。 陳情書について、本年3月の
文教厚生委員会では、具体的な陳情箇所の取り扱いについては採択とせざるを得ないが、陳情の根底には市内の各所の災害リスクに対する市民の不安があり、市として一層の防災対策を講ずることとする点については、委員会としても留意すべきところであるとの意見が出され、賛成多数による一部採択となりました。 その後、山分地区及び近隣の協議会からも同様の要望書が相次いで提出されたことから、市では関係部署が集まり、対応策について協議をしたとのことであります。協議の中で、浸水被害を防ぐためには、水路の適切な管理が必要であることから、水路の堆積物の現地調査や水位計の設置が検討されたとのことです。私が調査したところでは、この内容については、数カ月間、要望書を提出した住民に対して説明がありませんでした。この対応は、これまでに被害を受けてきた住民に対し、市としては大変不適切なものであり、結果、地域の皆さんに不安な日々を長く過ごさせてしまったことについては、担当課は十分反省すべきだと考えます。今後においては、協議内容をできる限り速やかに伝えるなど、住民の気持ちに寄り添った対応を確実に行うことを要望するところであります。 しかしながら、市は住民からの要望、陳情を受けて、浸水被害を解決するために、旧羽ノ浦町ではなし得なかった対応を行ってきています。まず、羽ノ浦調整樋門について、樋門は、那賀川北岸地域湛水防除施設組合の施設であることから、その管理・運用は、阿南市、小松島市、那賀川北岸土地改良区、阿南中央漁業協同組合が協議して行っているところです。このたび、市は阿南市中央漁業協同組合と協議し、阿南市に大雨警報、大雨洪水警報が発表された場合には、羽ノ浦調整樋門を従来より20センチ開門し、より早く湛水を排除し、浸水被害を軽減するとしました。 また、現地調査の結果、大きな堆積物がなかった暗渠排水路については、水路を横断する水道管及び用水路2カ所を関係機関と協議の上で、流水を阻害する構造物を迂回及び撤去するとしています。さらに、浸水状況をいち早く察知できるように、量水標を羽ノ浦農村環境改善センターの地下駐車場の柱に2カ所設置するとしています。 このように、市はこれまでできなかった対策を、関係者の御理解、御協力のもと、一つ一つ実施しています。 一方、9月議会に提出された羽ノ浦町中庄上ナカレ22番地1の
擁壁設置工事に起因する浸水被害の防止に関する請願書は、さきの
文教厚生委員会では不採択となりましたが、請願には1,139名の署名が添えられており、署名された方々の浸水被害の解決を心から願う気持ちは察するに余りあるところであります。決して冒涜などはいたしておりません。 以上の経過を踏まえ、私たちが提出した議第1号 羽ノ浦町山分地区の浸水被害に対する抜本的解決を求める決議は、一部修正した修正案を
文教厚生委員会において御賛同いただき、可決されました。本決議は、羽ノ浦町山分地区の方々が抱える不安を一日でも早く解決するために、抜本的な解決を図る方策を講じること、そしてその対策を一つの事例として、阿南市内各所で起こり得る防災上のリスクに対しても、市が主体性を持って、ハード・ソフト面から市民協働による防災対策を講じるよう決議するものであります。
浸水被害対策は、下流域との調整も必要であり、当面の不安に対する対策を講じながらも、抜本的な対策を講じていかなければ災害を防止することはできません。市当局も、今までの長きにわたる被害を解決するための施策を進めていくわけですから、実効性のある具体的な対応策を早急に検討され、安心して暮らせる地域づくりに向き合っていただきたいと思います。 以上のことから、本決議の趣旨は、浸水被害に対する住民の不安を抜本的に解決するよう求め、羽ノ浦地域のみならず、阿南市全体の防災対策を目指す正当な考えであり、多くの議員の皆様から御理解、御賛同いただきたいことを申し添えまして、私からの賛成の意見といたします。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
橋本幸子議員) 6番 幸坂議員。 〔幸坂議員登壇〕
◆6番(幸坂孝則議員) 議長の許可をいただきましたので、発言してまいります。新生阿南の幸坂孝則です。 請願第3号について、不採択の立場で意見を申し上げます。 羽ノ浦町宮倉沢田、中庄上ナカレ地域は、過去において、集中豪雨により道路等の浸水がたびたびありました。議第1号により、浸水対策の抜本的な解決を求める意見が委員会において採択されました。このことにより、大雨時には、那賀川北岸用水関係者の協力により、那賀川北岸の岸からの取水をせきとめ、羽ノ浦町中庄にある調整樋門を下流域関係者の協力も得られ、20センチあけられることや、暗渠水路の阻害物を取り除くなどにより、スムーズな水の流れが図られるなど、抜本的な解決とともに、防災対策が講じられます。 また、上ナカレの盛り土をして擁壁をつくり、太陽光発電を設置した場所についても、政策監がコンサルタントの調査結果をお伺いし、この地域の影響について、水路内を100%流れる場合と50%流れる場合は水位が1センチから2センチ上昇、通常は考えにくいのですが、ゼロ%流れる、すなわち水が全く流れない場合は、当然、水位が上昇すると、
文教厚生委員会において、見解が示されました。 また、阿南市議会会議規則第142条の規定では、委員会において、請願の審査のため必要があると認めるときは、請願の紹介議員に対し説明を求めることができますが、必ずしも説明を求めるものではなく、このたびの請願の審査過程において、委員から紹介議員に対し、説明を求めるといった意見もなかったことから、出席要求には至っておりません。今回、事前に委員長に対し、紹介議員からの申し出もありませんでした。 そういうことから、僕も羽ノ浦中学校出身で、62年間、おじ、父とも町政にかかわった者の一人として、あの樋門の20センチというのはかなり思い切った決断であったと、私は考えます。私自身も、羽ノ浦中学校から帰るときには、そこらの友達、同級生、知人、友人も困っておりました。そこを市長みずから、関係各位にお願いして、樋門をあけていただいた。これまた、那賀川町の皆さんにとっても大英断だったと私は考えます。 今後、市当局においては、下流にも考慮した浸水対策が図られることなど、阿南市と住民が協働で問題解決するよう努めていただけると信じております。浸水対策について問題提起をしていただいた関係者の皆様に感謝を申し上げ、私の意見とさせていただきます。
○議長(
橋本幸子議員) 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより採決を行います。 ただいま議題となっております各案件中、
市長提出議案承認第1号及び第1号議案から第23号議案の計24件を一括して採決いたします。 以上の24件に対する委員長の報告はいずれも承認、可決、認定であります。 以上の24件を委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本幸子議員) 御異議なしと認めます。 よって、以上の24件はいずれも原案のとおり承認、可決、認定されました。 〔福谷議員・佐々木議員 退席〕
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
橋本幸子議員) 次に、請願第3号羽ノ浦町中庄上ナカレ22番地1(阿南信用金庫羽ノ浦支店裏側隣地) の
擁壁設置工事に起因する浸水被害の防止に関する請願についてを起立により採決いたします。 +++++++++++++ このときの出席議員氏名 2番 陶 久 晃 一 議 員 3番 武 田 光 普 議 員 4番 沢 本 勝 彦 議 員 5番 福 島 民 雄 議 員 6番 幸 坂 孝 則 議 員 7番 湯 浅 隆 浩 議 員 8番 保 岡 好 江 議 員 9番 橋 本 幸 子 議 員 10番 平 山 正 光 議 員 11番 住 友 進 一 議 員 12番 喜 多 啓 吉 議 員 13番 飯 田 忠 志 議 員 14番 星 加 美 保 議 員 15番 小 野 毅 議 員 16番 井 坂 重 廣 議 員 17番 奥 田 勇 議 員 19番 久 米 良 久 議 員 20番 住 友 利 広 議 員 21番 山 崎 雅 史 議 員 22番 荒 谷 みどり 議 員 23番 横 田 守 弘 議 員 24番 林 孝 一 議 員 25番 野 村 栄 議 員 +++++++++++++
○議長(
橋本幸子議員) 本件に対する委員長の報告は不採択であります。 原案についてお諮りいたします。 本件を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
橋本幸子議員) 起立少数であります。 よって、本件は不採択と決しました。 〔福谷議員・佐々木議員 入場〕
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
橋本幸子議員) 次に、議第1号 羽ノ浦町山分地区の浸水被害に対する抜本的解決を求める決議についてを起立により採決いたします。 +++++++++++++ このときの出席議員氏名 1番 福 谷 美樹夫 議 員 2番 陶 久 晃 一 議 員 3番 武 田 光 普 議 員 4番 沢 本 勝 彦 議 員 5番 福 島 民 雄 議 員 6番 幸 坂 孝 則 議 員 7番 湯 浅 隆 浩 議 員 8番 保 岡 好 江 議 員 9番 橋 本 幸 子 議 員 10番 平 山 正 光 議 員 11番 住 友 進 一 議 員 12番 喜 多 啓 吉 議 員 13番 飯 田 忠 志 議 員 14番 星 加 美 保 議 員 15番 小 野 毅 議 員 16番 井 坂 重 廣 議 員 17番 奥 田 勇 議 員 18番 佐々木 志滿子 議 員 19番 久 米 良 久 議 員 20番 住 友 利 広 議 員 21番 山 崎 雅 史 議 員 22番 荒 谷 みどり 議 員 23番 横 田 守 弘 議 員 24番 林 孝 一 議 員 25番 野 村 栄 議 員 +++++++++++++
○議長(
橋本幸子議員) 本件に対する委員長の報告は修正でありますので、まず委員会の修正案について起立により採決をいたします。 委員会の修正案に賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
橋本幸子議員) 起立多数であります。 よって、委員会の修正案は可決されました。 次に、ただいま修正議決をした部分を除く原案について、起立により採決いたします。 +++++++++++++ このときの出席議員氏名 1番 福 谷 美樹夫 議 員 2番 陶 久 晃 一 議 員 3番 武 田 光 普 議 員 4番 沢 本 勝 彦 議 員 5番 福 島 民 雄 議 員 6番 幸 坂 孝 則 議 員 7番 湯 浅 隆 浩 議 員 8番 保 岡 好 江 議 員 9番 橋 本 幸 子 議 員 10番 平 山 正 光 議 員 11番 住 友 進 一 議 員 12番 喜 多 啓 吉 議 員 13番 飯 田 忠 志 議 員 14番 星 加 美 保 議 員 15番 小 野 毅 議 員 16番 井 坂 重 廣 議 員 17番 奥 田 勇 議 員 18番 佐々木 志滿子 議 員 19番 久 米 良 久 議 員 20番 住 友 利 広 議 員 21番 山 崎 雅 史 議 員 22番 荒 谷 みどり 議 員 23番 横 田 守 弘 議 員 24番 林 孝 一 議 員 25番 野 村 栄 議 員 +++++++++++++
○議長(
橋本幸子議員) 修正部分を除く部分を、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
橋本幸子議員) 起立多数であります。 よって、修正部分を除く原案は可決されました。
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○議長(
橋本幸子議員) 日程第2 第24号議案から第41号議案の計18件を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 岩浅市長。 〔岩浅市長登壇〕
◎市長(岩浅嘉仁) 議員の皆様方には、連日にわたり議案の御審議をいただいておりますことに対しまして厚くお礼を申し上げます。 さて、本日追加提案をさせていただきます議案18件につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 第24号議案 平成30年度阿南市一般会計歳入歳出決算の認定につきましては、歳入総額が372億1,948万4,398円、歳出総額は357億3,518万2,485円、歳入歳出差し引き額の14億8,430万1,913円から翌年度へ繰り越すべき財源を控除いたしました実質収支額は1億6,156万6,913円の黒字となっており、地方自治法の規定により議会の認定を求めるものでございます。 第25号議案 平成30年度阿南市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定から第41号議案 平成30年度阿南市夜間休日診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定までの17議案は、特別会計の歳入歳出決算でありまして、17特別会計全てにおいて実質収支額はいずれも黒字または収支の均衡が保たれており、それぞれ地方自治法の規定により議会の認定を求めるものであります。 以上、御提案申し上げました議案18件につきまして御審議を賜り、何とぞ原案どおり御承認賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明にかえる次第でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(
橋本幸子議員) 以上で提案理由の説明が終わりました。 続きまして、本件について監査委員の報告を求めます。 古山代表監査委員。 〔古山代表監査委員登壇〕
◎代表監査委員(古山茂) 議長の御指名がございましたので、監査委員を代表いたしまして、平成30年度阿南市一般会計及び特別会計の決算並びに各基金の運用審査状況について御報告申し上げます。 関係法令の規定により提出をされました決算書及び関係書類について、去る8月5日から9月2日にわたり、鈴木委員、星加委員とともに審査をしてまいりました。関係職員一同からは真摯に対応していただきまして、適正に審査ができましたことを、各議員に御報告を申し上げます。 審査の方法と結果につきましては、会計管理者所管の関係帳簿、証拠書類などにより、適正かつ効果的に執行されているか照合を行うとともに、関係者の説明を聴取した結果、各会計における計数に誤りはなく、差し引き残高も関係金融機関における金額と一致をしており、また、各基金につきましても適切に管理され、指摘事項もなく、適正に処理をされておりましたことを確認をいたしております。 まず初めに、一般会計の決算につきましては、歳入総額372億1,948万4,000円、歳出総額357億3,518万2,000円で、歳入歳出差し引き額は14億8,430万2,000円となり、翌年度への繰越財源13億2,273万5,000円を差し引いた実質収支は1億6,156万7,000円の黒字決算でございます。 一般会計の財源別歳入につきましては、自主財源は192億6,285万円であり、これは前年度に比べまして、主に繰入金が減少したことにより0.5%減少しております。主な財源であります市税の収入済額は前年度より0.1%減少の139億8,613万2,000円となっております。依存財源は前年度より18.5%増加の179億5,663万5,000円となっております。 また、一般会計における収入未済額は8億3,794万6,000円であり、不納欠損額は6,926万2,000円であります。 市税、使用料等につきましては、負担の公平性と財源確保の観点から、徴収率の向上に粘り強く取り組まれることを希望いたします。 次に、歳出の決算の増減額を見ますと、前年に比べて増加しているものは、教育費、土木費、衛生費ほか4品目で、減少しているものは、総務費、民生費、公債費ほか3品目であり、総額では9%の増加となっております。 次に、特別会計17会計の決算につきましては、歳入総額189億3,167万9,000円、歳出総額182億2,561万9,000円で、歳入歳出差し引き額は7億606万円となり、翌年度への繰越財源808万8,000円を差し引きました実質収支は6億9,797万2,000円の黒字決算となっております。一般会計の繰入金の総額は前年度から2.8%の増加で28億6,011万2,000円であり、厳しい財政状況の中にあって一般会計には大きな負担となっております。 次に、特別会計全体の収入未済額は4億4,055万9,000円であり、不納欠損額は4,346万円であります。その縮減になお一層努められるよう願うものでございます。 市債の当年度末現在高は、前年度末より4.8%増加の412億7,505万7,000円であり、多額の市債残高が財政圧迫の要因とならないよう、将来にわたる財政負担を十分に見通した計画的な市債管理を望むものでございます。 今後におきましても、市税を初めとする自主財源の確保に努めるとともに、限られた財源を生かす効率的な事業を行い、
行政サービスを低下させることのないよう、適正で効果的な行財政改革を推進し、より一層健全な財政運営が図られることを期待いたします。 以上をもちまして報告といたします。
○議長(
橋本幸子議員) 以上で監査報告が終わりました。 これより本件に対する質疑に入ります。 ただいまのところ質疑の通告はありません。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本幸子議員) 質疑なしと認めます。 よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 第24号議案から第41号議案の計18件の
決算認定議案につきましては、12人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査にいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本幸子議員) 御異議なしと認めます。 よって、本件については12人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査に付することに決しました。
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○議長(
橋本幸子議員) お諮りいたします。 ただいま設置されました決算審査特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において指名いたしたいと思います。 なお、その氏名につきましては、お手元に配付の阿南市議会委員会組織一覧表(案)のとおりであります。 この委員会組織一覧表(案)のとおり指名することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本幸子議員) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました12人の委員を決算審査特別委員会委員に選任することに決しました。 議事の都合により小休いたします。 ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝ 休憩 午後 2時 2分 再開 午後 2時 7分 ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝
○議長(
橋本幸子議員) 小休前に引き続き会議を開きます。
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○議長(
橋本幸子議員) この際報告いたします。 先ほど小休中に決算審査特別委員会が開催され、正副委員長の互選が行われました。その結果、委員長に住友進一議員、副委員長に福谷議員が選任されましたので、御報告をいたします。 以上であります。
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○議長(
橋本幸子議員) 日程第3 諮問第1号から諮問第4号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 岩浅市長。 〔岩浅市長登壇〕
◎市長(岩浅嘉仁) 諮問案件4件につきまして提案理由の御説明をさせていただきます。 諮問第1号、諮問第2号、諮問第3号及び諮問第4号
人権擁護委員の候補者の推薦につきましては、西尾博幸氏、佐々紀美氏、原 務氏の任期がそれぞれ本年12月31日をもちまして満了となりますので、西尾博幸氏の後任候補者として、引き続き同氏を、佐々紀美氏の後任候補者として、引き続き同氏を、原 務氏の後任候補者として、引き続き同氏を、また、退任した委員の後任候補者として、牧 逸馬氏を推薦することといたしたく、議会の御意見を聞くものでございます。 以上の諮問案件4件でございますが、何とぞ原案のとおり御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
橋本幸子議員) 以上で提案理由の説明が終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております4件は、成規の手続を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本幸子議員) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。 まず、諮問第1号
人権擁護委員の候補者の推薦についてを採決いたします。 本件を原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本幸子議員) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり同意されました。
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○議長(
橋本幸子議員) 次に、諮問第2号
人権擁護委員の候補者の推薦についてを採決いたします。 本件を原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本幸子議員) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり同意されました。
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○議長(
橋本幸子議員) 次に、諮問第3号
人権擁護委員の候補者の推薦についてを採決いたします。 本件を原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本幸子議員) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり同意されました。
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○議長(
橋本幸子議員) 次に、諮問第4号
人権擁護委員の候補者の推薦についてを採決いたします。 本件を原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本幸子議員) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり同意されました。
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○議長(
橋本幸子議員) 日程第4 閉会中の継続調査及び審査を議題といたします。 本件につきましては、各委員長から調査中の事件について、お手元に配付のとおり閉会中の継続調査及び審査申出書が提出されております。 本件を各委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査及び審査に付することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本幸子議員) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。 以上で今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。 閉会に当たりまして、市長から御挨拶があります。 岩浅市長。 〔岩浅市長登壇〕
◎市長(岩浅嘉仁) 閉会に当たりまして一言お礼の御挨拶を申し上げます。 今議会は去る3日に開会いたしまして、本日までの22日間でございましたが、議員の皆様方には御多用の中にもかかわりませず、連日にわたり慎重なる御審議を賜り、提出いたしました各案件につきまして、全て原案どおり御承認、御可決いただき、まことにありがとうございました。 今議会の本会議並びに各委員会での御審議の過程におきまして、議員各位から賜りました貴重な御意見、御提言につきましては十分に検討し、今後の市政の運営に生かしてまいりたいと考えております。 さて、去る9月9日の未明から朝にかけて、関東を直撃した台風15号におきまして被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げますとともに、もとの生活に一日も早く復旧されることをお祈り申し上げます。 いつまで長期化するかわからない大規模停電、被害の全体がつかめない住宅被害、発災当初に生じた鉄道各社の運休やおくれによる大混雑など、このたびの台風15号ではさまざまな問題が露呈しました。とりわけ千葉県内の一部の自治体では、停電で市役所の全固定電話が不通となり、携帯電話やインターネットにもつながらず、さらに防災行政無線も使えなくなったことから、被害状況が把握できず、市民に避難所や支援物資の受け取り場所などを伝えられなくなったと報道されております。 また、復旧作業をしている東京電力パワーグリッド株式会社の人員配置の問題や、電源車の派遣を同社に要請する自治体側も被害状況の把握がおくれたことなどから、電源車があるのに使えず、深刻な被害を長期化させたと指摘する声も上がっており、停電時における電力確保の重要性が改めて浮き彫りになりました。 本市では、災害時における停電対応といたしまして、平成25年3月に、四国電力株式会社徳島支店との間で、災害時の協力に関する協定書を締結しており、災害により大規模な停電が発生した場合に、災害拠点病院等の医療機関や災害復旧対策の中枢となる官公署等への電力供給設備の復旧を優先して実施することのほか、電力設備復旧における電源車の使用に関することなどを双方で同意しているところでございます。 このことから、災害発生時には、この協定書に基づき、迅速で円滑な電力設備の復旧等に努めてまいる所存ではございますが、台風15号を教訓として、いま一度、電力設備の復旧対応や情報発信のあり方などについて詳細に検討し、防災体制の強化に万全を期してまいりたいと考えております。 一方で、本市の未来を担う子供たちの話題について喜ばしいお知らせがございます。 まず、9月20日に、津乃峰小学校が防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞しました。これは、津乃峰小学校がこれまでに熱心に取り組んできた防災教育が高く評価されたものであります。平成27年に、海部観光株式会社と阿南市、そして津乃峰町自主防災会、津乃峰小学校PTAとの間で防災協定を結んだことが思い出されます。その後、同校の取り組みは、数々のすばらしい受賞の機会を得ましたが、今回の受賞は、学校関係者のみならず、阿南市にとっても大きな誇りとなり、今後の防災教育、そして自助、共助、公助による防災力の向上にもつながるものと確信をいたしております。本当におめでとうございました。 また、先月17日から近畿地方で開催された全国中学校体育大会に、阿南第一中学校相撲部、阿南中学校柔道部、那賀川中学校男子剣道部及び女子剣道部、羽ノ浦中学校新体操部、富岡東中学校新体操部の選手27名が出場いたしました。大会前には、それぞれの選手たちが市役所を訪れ、全国大会に向けての抱負をきらきら輝くまなざしで力強く語ってくれました。私も、郷土の誇りを胸に全力を出し切ってくれることを期待し、激励の言葉を贈ったところでございます。 さらに、来月行われます第50回ジュニアオリンピック陸上競技大会に、阿南中学校から100メートルの1名、また、羽ノ浦中学校から1,500メートル、3,000メートルの2名の計3名が出場することになりました。 文化面でも、羽ノ浦中学校マンドリン部が11月に千葉県で行われる第8回日本学校合奏コンクール全国大会に県代表として選出されました。こちらに関しても、今後、表敬訪問でお会いし、激励の言葉を贈る予定でございます。 このように、本市の学校や子供たちが活躍していることを大変心強く感じているとともに、引き続き子供たちを応援してまいりたいと存じます。 次に、若杉山辰砂採掘遺跡についてでございますが、本遺跡の国史跡指定を記念して、来年秋に、本市において、全国鉱山採掘遺跡サミットを開催することを計画いたします。人々は、いにしえの時代から、地下に眠る金や銀、銅などの資源を求め、岩を砕き、穴を掘り進め、採掘を行ってきました。その歴史を後世に残すため、国史跡に指定されている鉱山採掘遺跡が全国各地にございます。これら国史跡指定の鉱山遺跡を持つ全国の自治体の関係者が一堂に会し、我が国の歴史を鉱山遺跡の視点から読み解き、現在、これらの鉱山遺跡がどのように守られ、活用されているのか、さらに、今後の課題について議論する場を設けることは、鉱山遺跡の歴史的価値を広く発信する貴重な契機となります。 来年の東京オリンピック閉幕後をめどに、全国鉱山採掘遺跡サミットを本市において開催するため、鉱山遺跡を持つ全国の自治体等の関係者に参加を呼びかけてまいります。そして、我が国における鉱山の歴史が始まったこの阿南の地から、最新の歴史研究の成果を全国に発信してまいりたいと考えております。 次に、羽ノ浦町山分地区の
浸水被害対策についてでございますが、私は以前から申しておりますように、浸水被害に対する本地区の皆様の悲痛な思いを重く受けとめ、全力を挙げて真摯に向き合っているつもりでございます。このような中、議第1号 羽ノ浦町山分地区の浸水被害に対する抜本的解決を求める決議が可決されたことは、本地区の皆様、そして私にとっても極めて大きな後押しとなり、改めまして、旧羽ノ浦町時代からの懸案であったこの
浸水被害対策に、関係者の皆様の御理解と御協力のもと、一つ一つ丁寧に取り組んでまいりたいと考えております。今後とも、浸水被害に不安を抱えている羽ノ浦町山分地区の皆様はもちろんのこと、この下流域の那賀川町の皆様、ひいては阿南市にお住まいの全ての皆様が、安全・安心に暮らせるよう、阿南市強靱化対策に全力を傾注してまいる所存でございますので、どうか議員各位を初め、市民の皆様のなお一層の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。 終わりになりましたが、報道関係の皆様方におかれましては、連日にわたり、御協力を賜り、厚くお礼申し上げます。 あわせて、議員各位を初め、市民の皆様方の御健勝、御多幸をお祈りいたしまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。お世話になりました。
○議長(
橋本幸子議員) 大変高いところからではございますが、閉会に当たりまして私からも一言御挨拶を申し上げたいと思います。 今期定例会は、今月3日から本日までの22日間にわたりましたが、一般質問につきましては3日間、熱心に市政全般にわたり議論をされましたことに対しまして敬意を表する次第であります。議員並びに理事者各位の御協力のおかげをもちまして、本日全日程を終了し、無事閉会の運びとなりましたことに対しまして、厚くお礼を申し上げます。 一般質問あるいは委員会審査を通じまして、議員から、数多くの意見、要望が述べられましたが、理事者におかれましては、これらを真摯に受けとめていただきまして、今後の市政に反映していただきますよう心からお願い申し上げる次第でございます。私どもも、会議規則等々を十分勉強して、品位を重んずる阿南市議会となりますよう努力を重ねてまいる所存でございます。 さて、暑さも一段落をし、朝夕めっきりと涼しくなり、少しずつ秋めいてまいりました。読書の秋、スポーツの秋、そして食欲の秋などのように表現されるよう、秋は過ごしやすく、さまざまなことに挑戦しやすい季節でもありますが、議員各位におかれましては、これから市内各地で行われる文化やスポーツ等々の行事で御多用のことと存じます。どうか健康に御留意をいただきまして、ますます御活躍いただきますよう御祈念を申し上げまして、簡単ではございますが、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。御協力ありがとうございました。
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○議長(
橋本幸子議員) これをもちまして令和元年阿南市議会9月定例会を閉会いたします。 ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝ 閉会 午後 2時24分────────────────────────────────────────地方自治法第123条の規定による署名者 阿南市議会議長 橋 本 幸 子 阿南市議会副議長 飯 田 忠 志 会議録署名議員 横 田 守 弘 会議録署名議員 住 友 利 広...