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令和3年予算決算常任委員会 本文 2021-09-17

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  1. 小松島市議会 2021-09-17
    令和3年予算決算常任委員会 本文 2021-09-17


    取得元: 小松島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    2021年09月17日:令和3年予算決算常任委員会 本文                        [開会 午前10時00分]  -委員長開会宣告から日程説明までを省略- ◎ 井村委員長  当局より,議案第77号から議案第79号までについて説明を願います。                          〔当局より議案説明〕 ◎ 井村委員長  それでは,小休いたします。                        [休憩 午前11時08分]                        [再開 午前11時15分] ◎ 井村委員長  再開いたします。                          [当局より議案説明] ◎ 井村委員長  以上で議案の説明は終わりました。 ◎ 井村委員長  これより,議案第77号から議案第79号までに対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 池渕委員  まず,藍沢副部長さんの御説明の中で,本庁舎南倉庫の話が設計で120万円とあったのですけど,現存,今,何が,入っている所とか,大きさはどれぐらいでどれぐらいの日数を取るとか,その辺りについて御説明いただけますか。 ◯ 藍沢総務部副部長
     今回の移転先は,場所で言いますと,保険年金課と生活福祉課を超えて宿直の相談室がある対面に,現在は書類の保管庫,各民生系の書類であるとか備品であるとか,そういうのを置いているような形になっておりまして,そこは大体100平米ぐらいございます。そこに消費生活センターと人権対策の部分の部署が入っていくための改修を行うための設計予算という形で上程させていただきました。 ◎ 池渕委員  分かりました。  次,丸岡市民生活課長さんの,バス路線の補助8,000万円という話があって,前年度も,コロナに対してということで恐らく6,000万円からの上乗せがあったように記憶しているのです,1点は。御説明の中で,上半期と下半期を分けて,事業者さんの資金繰りの補助というか援助というか支援というか,そういう話があったのですけど,これ,8,000万円だったら一括で,今回,予算だけ補正を取るのか,支払いに対して上半期・下半期に分けての考え方なのか,その辺,どういう考え方なのかを教えていただけますか。 ◯ 丸岡市民生活課長  御質問に対して御説明いたします。  まず,今回の8,000万円につきましては年間通しての8,000万円でございます。昨年度の実績額ですけども,6,194万8,000円,運行補助金を計上してあります。まずはコロナの奨励金といたしまして,昨年度は1,080万円,合わせて7,274万8,000円の補助を,奨励金を含めてしているところです。今回させていただきますのは,上半期の分と下半期2回に分けて,上半期,4月から9月の実績が確定後,上半期分を交付する。あと,年度末の分,下半期の10月から3月までの分を確定次第交付するという形で予定しているところでございます。 ◎ 池渕委員  分かりました。  築原教育政策課長さんの御説明の中の教育庁舎のお話で6,000万円というお話だったのですけど,土地と建物で,今,先に投資額は,まず,お幾らでしたっけ。 ◯ 築原教育政策課長  昨年度購入しました土地については2,890万円,建物については2,112万円で合計5,002万円でございました。 ◎ 池渕委員  そしたら,大方1億円ぐらいの話になってこようかと思うのですけど,これ,先ほどの説明の中で,女子トイレの改修,床の張り替え,空調云々という話があったと思うのですけど,これ,面積的にはどれぐらいの延べ床面積を1階,2階合計で持っているものなのですか。 ◯ 築原教育政策課長  延べ床面積につきましては736.12平方メートルの建物になっております。 ◎ 池渕委員  分かりました。ありがとうございます。 ◎ 井村委員長  ほかに,質疑はございませんか。 ◎ 出口委員  児童福祉課の9ページの単独事業,目佐児童館,目佐集会所解体工事1,089万5,000円。それと,次の10ページの人権推進課の単独事業,目佐児童館,目佐集会所解体工事費195万円。これ,同じ所の同じ公園じゃないんですか。何で2つに分かれているんですか。 ◯ 田渕保健福祉部副部長  場所としては近隣でございますので,工事に関しましては,効率性等を考えまして一括の工事というふうに考えておりますが,旧目佐児童館に関しましては,建設時に国庫補助金等が入っておることもありまして解体の経費等につきましては別に管理するべきかというふうに考えまして,それぞれの解体費用をこのたび計上させていただくようになっております。よろしくお願いいたします。 ◎ 出口委員  よく分からないのですけども,同じ所の同じ工事なんでしょう,解体工事なんでしょう。それが何で2つに分かれるのかな,もうちょっと分かりやすく。 ◯ 田渕保健福祉部副部長  建物自体は別でございます。近くにはあるのですが,建物はそれぞれ別の建物でございます。 ◎ 出口委員  それでは,9ページの児童福祉課の旧目佐児童館,目佐集会所解体工事と人権推進課の旧目佐児童館,目佐集会所解体工事というのは違うんですか。 ◯ 田渕保健福祉部副部長  工事といたしましては一体のものと考えておりますので工事の発注等については一括でするような予定でございますが,それぞれの施設ごとの予算計上ということでございますので,御理解いただきますよう,お願いいたします。 ◎ 出口委員  ちょっと分からないですけどね,私,頭悪いけんかなあ。同じ工事を,別々に予算を取るということで,それでは,結果的に設計・解体工事が1,089万5,000円と195万円と足したもので予算化するということですか。 ◯ 田渕保健福祉部副部長  そうでございます。建物は2つございますが,かなり近隣でございますので工事自体は一括の発注でございますので,全体の工事費としては,それぞれの所管分を足した金額になるというふうに考えております。お願いいたします。 ◎ 井村委員長  ほかに質疑はございませんか。 ◎ 津川委員  御説明いただいたんですが,すみません,再度,確認させてください。タブレットナンバー350の11ページの泰地総合センター運営事業の電気代ですね。エアコンを新設したのと,ごめんなさい,これ,電気代との両方という意味ですか。すみません,もう1回,確認で御説明いただけますか。 ◯ 建島人権推進課長  泰地総合センターの事務室のエアコンが故障したんですけれども,こちらの設置に関しての予算は,その当時,ございませんでしたが,ただ,暑くなる前に急いで新しく設置する必要があったということですので,その当時,エアコンで電気代を流用させていただいて,エアコンは5月末までに新設とさせていただきました。  今回,補正をお願いするのは,流用して不足している電気代の補正をお願いするというものでございます。 ◎ 津川委員  分かりました。  あと,もう一点,すみません。9ページの母子家庭等対策総合支援事業についてですが,24万6,000円,この資格の内容ですとか支給要件,額とか扶助率あたりについて教えていただけますか。 ◯ 田渕保健福祉部副部長  対象者は,児童扶養手当の支給を受けているか同等の所得水準になる方とされております。資格を受けるために,養成機関において6か月以上終了をするというような,終了しないと得られない資格に対しての,6か月以上の就業ということは条件になっております。資格といたしましては,看護師,准看護師,介護福祉士,保育士,理学療法士,作業療法士あたりが想定をされておりますが,このたび,要件も増えましたので,デジタル分野というところも6か月の養成機関での就労が必要なものについては該当してくる部分もございますので,具体については児童福祉課の窓口の担当の者に御相談いただければと思います。  金額におきましては,訓練期間中,住民税非課税世帯につきましては月額10万円,課税世帯については月額7万500円というふうになっております。 ◎ 津川委員  ありがとうございました。 ◎ 出口委員  15ページの観光イベント振興事業の花火の関係なんですけども,18負担金補助金及び交付金の中の市制施行70周年記念行事運営補助金400万円。このうちの花火が350万円かな,幾らですか,花火のお金は。 ◯ 寺橋商工観光課長  ただいまの市制施行70周年記念の400万円,こちらは花火のほうではなくて阿波おどりのほうの事業の予算でございます。 ◎ 出口委員  そしたら,花火は,結局,どこで取るのですか,出るのですか。 ◯ 寺橋商工観光課長  花火は,当初予算におきまして補助金という形で600万円計上してございます。それを,今回,100万円減額補正をしているのですが,減額補正した500万円のうちに300万円程度を想定して,そちらの予算の中で執行するということでございます。 ◎ 出口委員  そしたら,300万円程度と,ここに書かれている業務委託料,医療従事者向けメッセージ花火打ち上げ委託料88万円,これとは別なんですよね。阿波おどり400万円というのは,阿波おどりに400万円ですか,全額ですか。 ◯ 寺橋商工観光課長  御指摘のとおり,花火につきましては,先ほど申しました約300万円程度に加えまして,今回,業務委託料として医療従事者向けメッセージ花火,こちらを別に88万円を計上して,この予算で花火を打ち上げることを計画してございます。  それから,阿波おどりにつきましては,こちらとはまた別で,先ほど申しましたように,kocoloの周辺の屋外スペースにおきまして阿波おどりに関するイベントを計画してございまして,そちらのほうの経費について市政施行70周年記念行事運営補助金400万円と,その下の市政施行70周年記念行事運営補助金コロナ対策分110万円,こちらのほうで計画しているということでございます。 ◎ 出口委員  予算やからあれでしょうけれども,そしたら,阿波おどりに510万円の予算をつけとるわけですよね。具体的には,内容はどうなのですか,何を考えておられるんですか。 ◯ 寺橋商工観光課長  400万円の内訳でございますけども,これは,屋外スペースにおいてテントですとかコンパート,桟敷等を設置するということで,会場の設営費用が110万円程度かかります。それから,電気配線工事代とか音響設備代,あと,警備代ですね,これが80万円から100万円程度かかります。あとは,バス代ですとか連の謝金とか保険ですね,それと交付関係費用,くくりますと約400万円程度を想定しているということでございます。 ◎ 出口委員  そしたら,例年やりよった阿波おどりとほとんど変わらん内容ということですか。コロナは大丈夫なのですか。 ◯ 寺橋商工観光課長  御指摘のとおり,例年の阿波おどりは,今まではステーションパークのほうで行っておったのですが,場所を変えましてやることになります。それから,コロナ対策についても,当然,県のガイドライン等がございますので,こちらのほうを重視する形で,こちらのほうは特に慎重にというか,徹底して対策を実施するような方向で考えてございまして,別に予算立てもしてございますが,コロナ対策を徹底するということを前提にして実施していくということで考えているところでございます。よろしくお願いします。 ◎ 出口委員  ありがとうございました。 ◎ 池渕委員  さっきの教育施設で面積を聞いていろいろ見ていたんですけど,まあまあの改修になるのかなというふうに思うんです。来年の4月から入りたいというような,たしか,お話だったと思うんですけど,これ,大丈夫なんですか,工程的な部分は。 ◯ 築原教育政策課長  今回,改修費の補正をお認めいただきましたら発注することになるんですけども,改修工事については3月中旬頃を見込んでおります。ただ,築年数が34年を経過しているような建物でございますので,改修工事を行っていく中で予期しないような事態が発生すれば工事の延伸ということも考えられるところではあるんですけれども,現時点では,年度内に改修工事を完了させて移転,年度から新たに業務を開始したいというふうには考えております。 ◎ 池渕委員  いや,課長はそうおっしゃるけど,単純に考えて,議決が9月末にあって10月に準備するじゃないですか。10月ぐらいか11月ぐらいに公告を打って,決定するのが,幾ら早くても11月中旬とか11月下旬になって実質着工が12月とかになると思うんです,これ,最短でも。それは,現実的な工程管理ができていないんじゃないのという指摘なんですけど,いかがですか。 ◯ 築原教育政策課長  委員御指摘のとおりではあるのですけども,今回,補正をお認めいただけましたら,10月に工事の審査会をかけまして11月からの契約に向けて進めていこうかと思っております。ですので,工期については4.5か月程度というふうに今は想定しておりますので,年度内に工事が完了できるというふうな見込みではあります。 ◎ 池渕委員  見込みなのであれですけど,見る限り厳しいかなという印象は持っていますので,十分精査の上,進めていただきたいと思います。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。 ◎ 松下委員  さっきの関連で阿波おどりのほうなんですけど,これ,どれくらいの規模で想定されているんですか。観客とか人員とか集めてなんですけど。 ◯ 寺橋商工観光課長  阿波おどりの規模ということですが,今想定しておるのは,kocoloの周辺の空きスペースで,kocoloの前と,それから,kocoloから見て右前辺りですね,北側辺りの道路を一部封鎖して,そこで阿波おどりのイベントを行うというように考えてございまして,ここが,面積で申しますと約5,400平方メートル程度になります。ですから,県のガイドラインとかも入れますと,そこで一定の間隔を保持するということを考えますと,そこで同時にそのスペースに入れる人数を1,350人程度ではないかなというふうに想定してございまして,そこに併せて,これ,当然,連の人とかスタッフを入れての数字でございますので,一度に入れる観客,ここらから割り出しまして,改めて,今回,コロナ対策ということでありますし,当然,ある程度,誰が来ているかというのを把握していかなければならないことになりますので,今想定しておるのは,事前でお申込みをいただいてという形で実施したいなというふうに考えているところでございます。よろしくお願いします。 ◎ 松下委員  運営委員会のほうがこの後に決まって,多分,やっていくのだろうなとは思うのですけど,イメージ的には,桟敷をそこで組んで1,500人ぐらい入れて,イベントとしたら阿波おどりだけを見に来るというふうな事業内容でよろしいのですか。 ◯ 寺橋商工観光課長  今のところは阿波おどりだけという感じで考えてはおります。ただ,これから先に,当然,連の皆様方ですとかに参加を呼びかけていくのですが,普段ですと,というか,例年ですと小松島市内の連の皆様に御参加いただくのですが,仮に,御参加いただけるのが少ないような場合においては,例えば,市外の学生連さんとか,そういった辺りにも,いろいろと私たちのほうにも,参加,これ以外でも,踊る場が欲しいというようなお声を聞くこともございますので,そこらにもお声がけをさせていただいて,市外の連なんかもお声がけをさせていただく中で実施していきたいなと。今のところはまだ確定しておりませんのであくまでも想定ではございますが,こういった形で考えているところでございます。 ◎ 松下委員  それと,上のところの業務委託料のところで花火ライブ100万円,これって100万円も要るんかな,ほんまにライブってここまで要るんかなって単純に思うのですけど,何で要るんですか。 ◯ 寺橋商工観光課長  花火ライブでございますけども,今のところはユーチューブでの同時配信等を考えてございます。これを業者に委託する中で,これだけあればできるというような想定の下でまず見積もっていただいてしておりますが,まだ,これ,実際にどの場所からとかいうのが,確定が,正直,できていないところでございます。ですから,今後詰めていく中で精査して実施に向けて努力していきたいというふうに思っております。よろしくお願いします。 ◎ 松下委員  要るんですかね。
    ◯ 寺橋商工観光課長  ただいまの御指摘で,予算は予算として,できるだけ効率的なやり方をできるように努めていきたいというふうに思っております。 ◎ 松下委員  ライブが一端にあかんと言うわけではないですけど,費用対効果というところで,例えば,花火を打つに当たって100万円は高額かなと非常に思います,今の時代に,配信するんで。この辺り,また,もう1回,調査・研究していただきたいと思います。 ◎ 米崎委員  6ページの新型コロナウイルス感染予防対策で,説明を受けたんであれだったんですが,17の中のほうの液晶モニター購入費と出とるのですけども,議会対応をするためにどうやこうやという話,もうちょっと,これ,詳しく,ごめんなさい,お願いします。 ◯ 溝杭新型コロナウイルス感染症対策推進課長  まず,議会開催時におきましては,大体,部長級が議場に入っておるのですが,その際に,特に一般質問等でございましたら課長とか課長補佐が,内容を聞くたびに出入口のほうに集まっていると。今回の委員会の場合では補佐が集まったりしています。ここでどうしても密が発生するというふうなことがございまして,事務局,多分,議員さんも考えていただいたとは思うのですが,委員会室のほうがございますので,そちらにモニターを設置してケーブルとか分配機とかで映るような環境を整えまして,そちらで待機するというか,見てもらうことによって密が避けられるのではないかということで,今回,予算を計上させていただきました。 ◎ 米崎委員  よう分かりました。これは,1台でよかった,2台ぐらい設置されるのかな。 ◯ 溝杭新型コロナウイルス感染症対策推進課長  現在の予定では,液晶の設置台数としては1台を予定いたしております。 ◎ 米崎委員  これは,コロナの中で,今コロナやから密になったら困るけんという話でされている話ですよね。仮に今の委員会室を使いますとなったら,また,どうなのかな,いろいろあるんかな。 ◯ 溝杭新型コロナウイルス感染症対策推進課長  おっしゃるとおり,コロナ対策ということでございます。もちろん,コロナ対策で設置した分であっても,ほかにいろんな運用とか工夫ができるのであれば,それに御使用いただくというのは十分可能なのですが,一義的にはコロナの密を避けるということで臨時交付金のほうを活用して設置したいというふうに考えてございます。 ◎ 米崎委員  分かりました。 ◎ 四宮委員  関連ですけど,私も同じところを聞こうと思ったのですけど,項目は違うのですけど。先ほど御説明いただいた,私は聞き損じたのか分からないんですけど,段ボールベッド,これの使用,何を想定されて,これ,予算を考えられているんですか。 ◯ 溝杭新型コロナウイルス感染症対策推進課長  まず,災害時等に避難所を開設されまして寝泊まりしていただくというときに地面で寝ていただいたりするのですけれども,床にコロナウイルスが付着しているというようなこともございまして,段ボールベッドを設置したほうが感染症対策になるということで,従前,整備も進めてした分になります。今回に関しては,要配慮者の方が来られたときに優先的に使う分ということで配備のほうを考えてございます。 ◎ 四宮委員  項目は庁用器具費というふうに書いてあったので,多分,災害の対応の分なのだろうなとは思うのですけど,災害の一部品というか,そういうものというのを,項目を私は詳しく見たことがないんですけど,今までは,段ボールベットというのはよく話題に出てきますけど,従来から置いてあるものなんですか,何台かは。 ◯ 泉危機管理課長  昨年度,170台購入いたしまして小・中学校をはじめとした各避難所には配備しておるところでございますが,今回,コロナのほうの交付金も活用いたしまして,福祉避難所も含め,また,各避難所にも追加で配備したいと考えております。 ◎ 出口委員  17ページのステーションパークの遊具改修設計業務委託料311万7,000円。これ,どのぐらいの遊具を配置するような計画なんですか。 ◯ 原都市整備課長  遊具の規模ですね,SL車両の西側にわんぱく広場という,子どもさんが遊べるスペースがございます。まだ,具体的に遊具の規模については,今回補正をお願いする業務の中で配置計画であるとか意匠性,あと,設置後の維持管理性等,全てを総合的に勘案して,整備する遊具の型式であるとか規模についてはこの業務の中で決めていきたいというふうに考えております。現時点では,どれぐらいの規模というのはまだ決めてはおりません。 ◎ 出口委員  単純に考えて,遊具の配置設計等で311万7,000円というのは,相当大きな公園というか,そういう施設になる可能性があるだろうと思うのですけども。では,具体的には決まっていないけども,設計業務で311万円,これ,何か基準があって,これぐらいの遊具をこれぐらいの面積に配置してするというのがあって,設計業務の見積りというか,あれが出てくるのと違うんですか。先に設計業務だけがあって,詳しいことはまだ,詳しいというか,大まかなことも決まっていないということはおかしいと思うのだけど。 ◯ 原都市整備課長  見積りにつきましては,公園の設計業務に関する設計基準書に基づきまして積算を行ったものでございます。今現在,もともと遊具が設置されておりました,わんぱく広場のスペースの面積を基に遊具の配置計画を行うという設計の見積りを市のほうで行いまして,その結果におきまして311万円と,今回,補正額のお願いをさせていただいているところでございます。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。 ◎ 松下委員  都市整備課,18ページで金磯地区排水路ポンプ増設工事,これ,どれぐらいのポンプの排水量というか,現状のを単純にもう1個つけるというイメージでいいのですか。 ◯ 原都市整備課長  現状が口径200ミリの水中ポンプが1台,これは,常時用の排水ポンプで1台設置しております。臨時用ということで,もう1台,150ミリの水中ポンプが1台。これにつきましては,水量等が増えたら,配管は,現状の運用で行きましたら,道路の上に配管して底止めをする必要がございますが,今回,この補正でお願いしているのが,この2台に加えて,もう1台,合計200ミリの水中ポンプを1台増設する計画でございます。 ◎ 松下委員  どれぐらい解決するんかなと,ふと思うのです。多分,想像しとるところやと思うのですけど,一番,公共下水道事業で今進めていきよる所の恩恵もまだまだ得られないところかなというところで,まだやっていかないといけない。一番,多分,浸水しやすいという所でやられていると思うんですけど,抜本的な解決とまでは行かなくても,どこまでの解決ができるのかなと思うんですけど,計画もないので分かりかねるんですけど,どれぐらいになるんですかね。 ◯ 原都市整備課長  委員御指摘のとおり,あくまで,これは,公共下水道事業による抜本的な対策までの暫定的な対策になります。ポンプ能力で言いますと,現在,口径200ミリと150ミリが1台ずつ座っている状態で毎分6トンの排水能力がございます。それに加えまして,今回計画しておりますのは200ミリの水中ポンプが1台。だから,プラス,現状の能力に加えまして毎分4トンのポンプがもう1台座ると,合計で毎分10トンの排水能力を有するポンプの能力になります。  ただ,御指摘のとおり,なかなか,暫定的な対策ということで現状の横須地区の排水の完全的な解決には至らないところでございますが,ただ,現状といたしまして,一旦,芝生川の水位が上がってしまえばなかなか内水が排除できない,かなり時間を,台風とか大雨のピークが過ぎてもなかなか水が排水されない状況でございますので,それの解決に向けての,できるだけ早期の雨の排除に向けた排水能力の向上ということで,今回,200ミリのポンプの増設の計画をしているところでございます。  あと,もともと横須地区,金磯地区もそうですけども,二級河川,芝生川が横に走っています。もともとは,この河川の流域には横須・金磯地区というものが含まれていないという関係で,河川管理者との協議の中で,なかなか大きな排水量を有するポンプを造れないという制約もございますので,その中で,最大限,暫定的な対策として認めてもらえる,排水路の中で最大限の合計といたしまして200ミリの,今回,ポンプの増設に至るものでございます。 ◎ 松下委員  まだ整備計画もなくて,なかなか大きいものをつけたくてもつけられないのは予算もあるのですけど,県の制約で。実際,これ,市長も特に御存じだと思うのですけど,この間のちょっとした雨でもつかるんですよね,引かないんですよね,水が。今,新しく月ノ輪線を整備してくれて,これからまた,もう1個,付け替えをしていくと思うんですけど,それにもよって,つかるのを,排水がこうしてきて,前よりか悪くはなっていないと思うんですけど,もうちょっと解決していかないと,「道がきれいになったわ,ほやけど,うちのほうに水が全部来るようになったわ」と言うて,つかっている所も多いので,なかなか抜本的な解決は難しいかもわからないんですけど,もう少し,まだまだ,ここって公共下水道は時間がかかるというか,まだ見通しもいっこもついていないんですよね,この辺りを解決しようと思ったら。一度,この辺りも御協議いただいて,例えば,道路がよくつかる,道路が低いんで家を結構上げているのですけど。ここ,道路のかさ上げ工事とか,そんなのも含めてまた検討していただきたいと思います。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  以上で,補正予算審査を終わります。  小休いたします。                        [休憩 午前11時54分]                        [再開 午前11時54分] ◎ 井村委員長  再開いたします。  この際,申し上げます。  これより,部局別審査を行いますが,議会選出監査委員である井内委員より,本委員会への出席の申出がありました。  お諮りいたします。  井内委員が部局別審査に出席することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  異議なしと認めます。  よって,井内委員の部局別審査への出席を許可することに決定いたしました。  小休いたします。                        [休憩 午前11時54分]                        [再開 午前11時54分] ◎ 井村委員長  本日は,この後,水道部,総務部,危機管理部,消防本部,会計課,監査委員事務局,議会事務局の部局別審査を行います。  午後1時まで小休いたします。                        [休憩 午前11時55分]                        [再開 午後 1時00分] ◎ 井村委員長  再開いたします。  ただいまから,井関監査委員より,令和2年度決算に係る総括説明をお願いいたします。                            〔総括説明〕 ◎ 井村委員長  以上で総括説明は終わりました。  小休いたします。                        [休憩 午後 1時04分]                        [再開 午後 1時04分] ◎ 井村委員長  再開いたします。  ただいまから,水道部,危機管理部,消防本部,総務部,会計課,監査委員事務局,議会事務局の部局別審査を行います。  また台風が接近しておりますので,総務部と危機管理部は順番を入れ替えております。また,会議中もエリアメールが鳴ることがあると思いますので,4時頃に鳴るかもしれないということでございますので,よろしくお願いいたします。  それでは,各部,各課単位で審査を行うこととしておりますので,令和2年度主要施策の成果等について,各課から説明を願います。また,担当課におかれましては,併せて報告15号から報告17号までについての説明をお願いいたします。  なお,質疑の発言順番については,委員長一任でお願いいたします。  日程表により,水道部から説明を願います。                         〔水道部より議案説明〕 ◎ 井村委員長  以上で水道部の説明を終わりました。  これより,水道部に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  初め,決算書の概要の文字が小さいのですが,文字をもうちょっと大きくしていただけませんかね。米崎委員が提案したUD書体はもちろんのこと,取り入れてください。  5ページの下から9行目。決算の収入総額7億7,146万円で,8億4,307万円引く7,160万円が仮受消費税でしょう。支出総額6億764万円で,6億3,826万円で差額の3,062万円は何でしょうか。 ◯ 橋本水道課長  まず,差額についてでございますが,これ,水道事業の損益計算書に係る収入総額7億7,146万9,000円。あと,支出総額6億764万8,000円については税抜きになっております。水道事業の収益,費用については,消費税を含んでいることからそのような形での差額ということになっております。
    ◎ 吉見委員  7ページ,営業外収益が5,416万円で,長期前受金が5,234万円,他の会計の補助金が140万円,営業外費用の6,540万円の主な項目は何でしょうか。 ◯ 橋本水道課長  まず,営業外収益の5,415万9,681円については,主に,過去に受けた補助金や加入金等に係る令和2年度計上分である長期前受金の戻入と児童手当等の他の会計補助金でございます。営業外費用6,540万1,790円については企業債の利息と確定消費税額でございます。 ◎ 吉見委員  8ページの一番下の表の,昨年も聞いたのですけど,メモしていないのですけども,もう一回言っていただけませんでしょうか。 ◯ 橋本水道課長  これについては,資本的収入が資本的支出に不足する場合については自己資金を使用して不足を補填することとなっております。この自己資金については利益から生じる資金であり,資本的収入には,まず,消費税及び地方消費税の資本的収支調整額を補填し,不足額については自己資金である損益勘定留保資金により補填をしているということでございます。 ◎ 吉見委員  6ページから15ページで,年間総配水量6万3,800立方メートルで102.7%増えている。年間総有収水量が516万立方メートルです。去年が508万立方メートル減っているので,638万立方メートルと509万立方メートルの差は漏水の増加が原因と考えられると指摘されていますけど,まだ有収水量率は,徳島市が95.8%,阿南市の80.6%,小松島市は79.3%と,徳島市より16.5%,昨年は13.2%低い。平成28年は83.4%で令和2年が4.1%落ちている。意見書には,今後も漏水調査及び管路検査などの配水測定の管理を適切に行い,有収水量率の向上と正確な把握に努められたいと,平成30年から令和元年度は同じ表記をされています。どのような対策をしたのか,また,今後はどのように評価していく予定でしょうか。 ◯ 橋本水道課長  現在ですけども,市内を4区域に分けて,毎年,1区域ごとに漏水調査を実施しております。昨年度の漏水判明箇所については,緊急性などを考慮しながら,順次,処理を行うなど,有収率の向上には努めているところでございます。令和2年度に有収水量率が2.4%下がっているということで,特に,ここの要因として,まず1つ,年初の1月から2月にかけての寒波によって水道管の凍結の破損ということで大きくまた漏水が増えたのかなというところでは考えております。  今後についてございますが,年々管路の老朽化が進み漏水発生を現在もしているという状況でございますので,今後も,従来の音聴による漏水調査は継続してはまいりたい。  ただ,あと,配水管の耐震化等への更新,また,その他の調査方法などについても費用対的な効果を考慮しながら検討してまいりたいと考えております。 ◎ 吉見委員  1月,2月の寒波で破損というけど,徳島市も阿南市も寒波で破損しとんのでしょう。そしたら,これ,管が古いから早くせんといかんということではないんでしょうか。 ◯ 橋本水道課長  特に昨年度の件でお話はさせていただきました。寒波で実際に凍結によっての管が裂けたということで漏水というのは増えております。今,委員さんおっしゃったように,当然,耐震化の更新も含めて,漏水に関する,少しでも減少に向けて取り組んでまいりたいと思っております。 ◎ 吉見委員  22ページ,重要給水施設配水管工事などの実施に向けて,受贈財産の台帳整備をしたことにより配水管の年度末総延長は28万400メートルとなった。昨年は26万1,982メートル,令和2年は1万8,418メートル出来た。残りはあと何メートルあるのでしょうか。 ◯ 橋本水道課長  耐震管に更新したことによる新設管等で667メートルと,あと,昭和53年から令和2年までに受けた受贈財産を精査したことによって1万7,751メートルで合計1万8,418メートルが増加しております。  今後の残りというのは,これ,交付金を活用しての耐震管の更新では,国の交付金を活用して10年間計画で計画を現在申請しております。重要給水施設の配水管事業と水道管路の緊急改善事業がございまして,現在,計約15キロメートル計画で申請しているところでございます。 ◎ 吉見委員  そしたら,これ,15キロメートルをするのに,いつ頃までにできるのでしょうか。 ◯ 橋本水道課長  まず,重要給水施設の配水管事業につきましては,本年度から令和13年の10年間ということで約11キロを計画しております。水道管路の緊急改善事業については平成29年から令和8年での10年間で残りが4キロほどということで,足して15キロメートルということでございます。 ◎ 吉見委員  タブレットの297,決算書6ページ,一層の市民サービスとともに,広域連合や民間人の積極的活用も視野に入れた効率的・積極的な事業運営に鋭意努めてまいるとあるのですが,3年間,同じ文章であるのですけど,少しは研究しているのでしょうか。 ◯ 橋本水道課長  現在も,耐震化等の更新も含めて,あと,広域連携も含めて,現在,県等とも協議をしながら進めているところでございます。 ◎ 吉見委員  どのように進めているかということを聞きたいのですけど。 ◯ 橋本水道課長  現在,広域化の中でも業務連携,あと,部分的な業務連携の中でも水質検査とか資材の購入等を含めた広域的な業務連携ができないかということで,県主導の下,現在,ブロック別の検討会ということで広域化についての検討会も進めております。 ◎ 吉見委員  そんなに進んでいないということですね。 ◯ 橋本水道課長  強化に向けての,現在,今後,他の自治体も含めてですけども,今,調整をしているという段階でございます。 ◎ 吉見委員  広域のほうを頑張ってください。それで,意見書の結びに,今後においても市民生活と都市活動を支えるため,安全な水の供給と持続可能な水道事業に取り組まれることを望むと表記してあります。池渕議員の一般質問で,令和4年に見直しの計算もすると回答しています。期待していますので,よろしくお願いします。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。 ◎ 池渕委員  ページで言うと8ページ,建設改良工事の概況ですね。去年度までは重要契約の要旨という形で,これ,表記が変わって意味合いが変わっているのですけど,何か変化とか,表記に関してこういうふうに変わりましたみたいな話があってタイトルベースが変わって中身が変わったのでしょうか。御説明を願えますか。 ◯ 橋本水道課長  すみません。工事の部分に関しては,8ページから11ページという形では説明したのですけども,また,15ページから重要契約の要旨という形では入れさせていただいております。15ページから16ページにかけてです。 ◎ 池渕委員  分かった。こっちで言うところのタブレットのページでなしに,ああ,分かりました。これですっきりしました。分かりました。ありがとうございました。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。 ◎ 南部副委員長  私は,一般質問で田浦配水池について聞かせていただいて,事業としては,今後,財政面を考慮して新しい計画を立てていくというような趣旨の御回答をいただいたと思っています。  一般質問で聞けなかったのですか,財政面について少し,現状,どのような認識を持っているかについて少し聞かせてもらえたらなと思っているのですが,先ほど説明もいただきましたが,今,7億7,000万円の収入があって流動負債が2億6,000万円ほどあると。貸借対照表のほうから見させていただいているのですが,そのうえで現金・預金が今4億9,000万円あるということなので,まず,現金・預金比率的に言うと200%以上を超えているということなので,すごく余裕を持って運営をされているような印象を,まず,貸借対照表から出ているのかなと思うのですが。  また,小松島市水道事業経営計画のほうを見せていただくと,令和4年で,固定負債も含めて企業負債が44億円残ると,令和8年には53億円の企業負債残高になると書かれているので,現在は32億円程度なので,現在のところ,債を考えたら事業が進んでいないなというのも見えるのですが,今後,20億円以上の投資が,今の現水道ビジョンで言うとかかってくるのかなと思います。それに加えて,今回,田浦配水池の事業が入ると,幾らになるか,どういう計画で企業債を発行するかによっても全て変わってくるとは思うのですが,10億円,20億円というような状況になってくると合わせて40億円ぐらいの事業になっていくかもしれないと考えたら,現在,自己資本比率的に言っても38%程度なんですが,40億円,単純に総資本が増えたとしても20数%なので,これを見ても,まだ柔軟性があるのかなあと,貸借対照表の中からだと思うのですが,実際,水道部としてはどのような認識を持っているか,少し,すみません,聞かせていただければと思いまして。 ◯ 橋本水道課長  今後,収益が低下する中で,ビジョンにありますように,今後大がかりな改修や耐震化が控えております。事業費は,今後,増大することも明らかな中,また,災害等の突発的な状況にも備えて資金も留保していかなければならない,そういうふうには考えております。現在,金利も低い企業債を利用しながら運営を安定させている状況ではございますが,償還金が予算を圧迫しているというのも事実でございます。ですので,資金バランスを,今後,見極めながら資金繰り等も適正に行ってまいりたいと考えております。 ◎ 南部副委員長  今のお話にあります災害資金留保はどれぐらいを考えているのですか。 ◯ 橋本水道課長  現在4億円近くの留保の現金の資金というのはございますけども,ただ,実際,災害の規模等にもよって金額というのはどれぐらいというのもなかなか見えないところがあるので,まずは現在の水準を保っていきたいなと考えているところです。 ◎ 南部副委員長  今ある現金を,9,000万円は災害対策として置いておくべき資金だということですね。となると,手持ちの資金としても別に余裕があるような状況ではなく,計画を挑んでいかないといけないということなので,私としては,できれば,全体計画は,併せて,これが進められるかどうかというのも,今遅れている事業も含めて精査していただいて令和4年度に発表していただけるということなので,方向性を示していただけるということなので,お願いできたらと思います。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  それでは,質疑なしと認めます。  よって,水道部に対する質疑を終結いたします。  小休いたします。                        [休憩 午後 1時39分]                        [再開 午後 1時41分] ◎ 井村委員長  それでは,再開いたします。  先ほど説明いたしましたように,日程を変更して危機管理部より説明を願います。  なお,各課の説明の順番については担当部長に一任してございますので,指示願います。                        〔危機管理課より議案説明〕 ◎ 井村委員長  以上で危機管理課の説明は終わりました。  これより,危機管理課に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  24ページの課題及び目標で,令和元年は今後の課題で,津波避難困難地域で和田島,金磯地区,場所の確保,避難路の整備に取り組んでいくとありますけど,令和2年度の目標,成果及び進捗状況にも記載がないのですけど,これは,やらなかったのでしょうか。 ◯ 泉危機管理課長  委員おっしゃるとおり,令和2年度におきましては新たな津波避難場所等の確保というのができておりませんでしたが,今後につきましては,津波避難ビル,こちらを指定するに際しまして,国の基準とされております構造方法,こちらを仮に確かめる方法として,国から通知されました許容浸水深表による津波に対する安全性を確かめる方法,これ,倒壊,転倒及び滑動に対する安全性でございますが,こちらの表を用いていくとともに,原則として杭基礎工法であることなどを基準といたしまして,今後は,津波避難ビルの指定をしていくということで進めてまいりたいと考えておりますので,順次,津波避難場所の確保にも取り組んでまいりたいと思っております。御理解のほどをよろしくお願いいたします。 ◎ 吉見委員  25ページ,災害対策1,847万円。これ,やっているけど,周知はできているんでしょうか。 ◯ 泉危機管理課長  こちらのほう,この間,6月23日に議会の全協において説明をさせていただきました。翌日の6月24日には臨時情報についての情報,事前避難対象地域等に係る情報についてもホームページに掲載をいたしております。また,広報8月号でも掲載をさせていただきました。これらの内容をまとめました資料におきましては,各自主防災組織,現在27組織ございますけども,そちらのほうにも送付をさせていただいております。地域防災計画,津波避難計画につきましては,先日ですけども,9月15日にホームページにアップさせていただいております。現在,津波ハザードマップ,新しいものを作成中でございます。こちらの啓発面にもこの情報を掲載することとしております。 ◎ 吉見委員  26ページの防災士取得612万円,これ,市民はなかったんでしょうか,申請は。 ◯ 泉危機管理課長  こちらは職員の防災士資格を取得する事業でございまして,市民向けの補助につきましては,今年度,令和3年度の予算といたしまして当初予算でお認めをいただきまして,防災士資格補助の市民向けの受験費用の補助をすることといたしております。 ◎ 吉見委員  自助・共助・公助の比率をなぜ市民に知らせないんでしょうか。徳島新聞の読者の手紙に,避難時1日分の食べものをなぜ持参しなければならないのかというふうなことが投書にありました。避難所で全部用意してくれると思っている人が多いんですけど,いかがでしょうか。 ◯ 泉危機管理課長  委員おっしゃるとおり,一般的には自助・公助・共助の比率というのは7対2対1と言われておりまして,阪神・淡路大震災等では,救済とか自衛隊などの公助による救出というのは2%にも満たなかったということで,この比率というのをお伝えしていくということは,御自身で,自分で自分の身を守るということの啓発にもつながってこようかと思います。  今おっしゃった,新聞にあったという報道の部分でございますが,大雨や台風時に避難いただく際というのはもちろん,本市でも御自身の食料等につきましてはそれぞれで御持参いただくことを基本としております。ただ,避難が長引いた場合とか,外が台風とかで買物に行けない場合,緊急的に避難して食料等を持参できなかった場合などには,各避難所に備蓄している食料を提供することもできようかと思います。しかし,大規模災害時には混乱もありましてすぐに提供できない可能性がございますので,委員おっしゃるとおり,各家庭において災害時に備えて食料等を備蓄することや,避難時の持ち物等について周知するよう考えてまいりたいと思いますので,御理解賜りますよう,お願い申し上げます。 ◎ 吉見委員  ラジオで防災散歩といっていつも放送しているのですけど,こういうことを広報とか何かで周知すれば,もっと防災に対して意識が高まると思うのですけど,いかがでしょうか。
    ◯ 泉危機管理課長  委員おっしゃる防災散歩というのは,休日などに御家族などで散歩を楽しみながら避難場所までの経路を確認しようというものだと思うのですけれども,これ,平時に災害に備えるということは大変重要な取組であると思います。現在,コロナ禍でなかなか防災訓練というのも思うようにできないという一面ございますので,まずは御家族などの単位で,運動不足解消も兼ねて避難場所まで歩いてみませんかといったような働きかけを,おっしゃったように,ホームページ等でやってみることを考えてまいりたいと思います。 ◎ 吉見委員  終わります。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。 ◎ 近藤委員  いろいろと御報告をいただきました。だんだんと段ボールベッドや自立型パーティションの数も増えてきておりまして,各避難所が非常に充実をしてきておる状況も感じております。実際のところ,避難所が全てでもない,分散避難というのも重要にもなってきますが,今,避難所におきまして増やしていく段ボールベッドや自立型パーティションでありますけれども,どの避難所にも確実にあるという,段ボールベッドというのはまだ全ての避難所にはないとは思うのです,数が多いので。優先的に,体調不良の方や体が御不自由な方,それから,高齢の方は,非常にクッション性もありますと,そういう所,多い所と,まだないという所もあると思いますが,今の状況からいきますと,避難所の中で,ある程度,整備をされているなという所の雰囲気,割合を教えていただきたいと思います。 ◯ 泉危機管理課長  段ボールベッドにつきましては,現在,各小・中学校でございますとか,一部,ふだんから開けております公民館,あと,支援学校等にも配備しておるところでございます。今後,先ほど補正でも申し上げましたとおり,今回の補正でコロナ交付金を活用しまして段ボールベッドとワンタッチパーティションも購入することといたしますので,そうしましたら,追加で,今まで配備できていなかった所,あんまり小さなお部屋の所というのはいっぱいいっぱいになってしまいますので,全ての避難所ではございませんが,そういう所にも配備いたしていくとともに,今回,主には福祉避難所にワンタッチパーティションと段ボールベッド,あと,支援学校でありますとかにも主に配置したいと考えております。 ◎ 近藤委員  ありがとうございます。  大まかな,学校でありますとか,それから,福祉避難所に向かって準備が進んでいるというようなことも伝わってきます。先ほど,補正のことの御説明もあり,今もおっしゃっていただきました。この補正を使ってまた更なる充実を目指していただくということでありますが,本庁内のということで,本庁ということがついておりましたけども,例えば,サウンドハウスホールとかには段ボールベッドなどは,たくさんの方が利用もされると思うのですけれども,今,サウンドハウスホールには幾つぐらい常備されているのかも,大体の数でいいので,お分かりでしたらお教えください。 ◯ 泉危機管理課長  現在,サウンドハウスホールには段ボールベッドは2台ということでございます。 ◎ 近藤委員  2台ということで,うれしく感じました。子どもさんを連れて行くお母さんもいらっしゃる中で,非常に行って疲れてしまうというようなことも聞くときに,ちょっと横にいたわってあげていただくような,そういう柔軟な段ボールベッドの使い方もできればなというように思いました。  それから,先ほど,避難誘導標識や,要配慮の必要な方に対しても,今後,また考えていってくださるということで,その辺りもどんどんと災害対策が進んでいっているということをうれしく感じております。こういう避難所が整っていくということは,小松島市があらゆる所で,生活,避難所以外の所でも命を守っていく意識というのが高まっていくというように思いますので,いろいろと大変とは思いますが,過去に作られたもの,成果物も,今は津波ハザードマップをお作りいただいておりますけれども,今,土砂災害のマップに関しても作っていただいております。これに関しては,住民の方は,配布済みであるにもかかわらず,新しく配られるものを待っているというような状態でありますので,せっかく,過去の成果物も,土砂災害,この間,熱海市のほうであってから非常に興味を持っておりますので,それも併せて啓発も願えるようにお願いしたいなというように思います。 ◎ 井村委員長  ほかに。 ◎ 南部副委員長  聞かせていただきたいのですけど,災害用品購入費に関して,これ,850万円ですけど,どういう買い方をされているのかなと。大きい額なので,まとめて入札でやっているのか,それとも入札にかからない形で少しずつ買っていっているのか。少し聞かせていただきたいなと思うのです。お願いいたします。 ◯ 磯部危機管理課長補佐  お答えさせていただきます。基本的には,852万2,250円,この金額につきましては,全て,金額的に50万円,こちらのものにつきましては入札,また,金額につきましては見積り合わせというような形で購入している状況でございます。 ◎ 南部副委員長  もう一つ聞かせてもらいたいのですが,実際に,これは予算ありきで物を選別しているのか,物の目標数値が年間的にこれぐらい変えていきたいという中での予算を要求しているのか,どちらなのでしょうか。 ◯ 磯部危機管理課長補佐  特に,段ボールベッド及びパーティション,あと簡易テント,こういったものにつきましては,令和2年度,特にコロナ対応が必要になったというところで購入を急遽考えていったようなところでございまして,ただ,パーティション等につきましては,従前から要配慮者の方とか,そういった方への対応ということで,こういったものも定期的に購入していかなければならないというふうには考えておりました。そのほか,例えば,災害用毛布,こういったものにつきましても計画的に一定数購入もしておりまして,また,令和2年度につきましては,防災用の蓄電池,こういった辺りも避難所の機能強化というようなあたりで,令和2年度からにはなりますが,計画的に購入をさせていただいているところでございます。 ◎ 南部副委員長  ということは,今,目標数値をもって物を買っていっているというような状況でいいのですか。 ◯ 磯部危機管理課長補佐  段ボールベッド,パーティション,こうこういったものにつきましても目標数を定めておりまして,例えば,パーティションであれば,今,市内で63か所ほど避難所がございますが,平均して10張りを考えておりまして,目標といたしましては630張り。また,あと,段ボールベッドにつきましては,基本的には要配慮者の方に対して優先的に使用するという考えの下,例えば,避難行動要支援者の方の割合を人口で算定いたしまして,また,徳島県が公表しております避難の最大人数,これは,約1万8,800人になるのですが,それを算定した結果,約800台というようなところで算定もしておりますので,最終的にはこれぐらいの数を購入していきたいなと考えておるところでございます。 ◎ 池渕委員  24ページですけど,令和2年度の課題目標があって,それができたかどうかの効果があって今後の課題があります。今後の課題が,次,これは,令和3年に引き継がれていくわけですよね。だけど,振り返ると,令和元年度の今後の課題の中にある種目が令和2年度の課題の中には盛り込まれていないという書き方になっとるのよね。具体的に取り上げたら,多分,避難困難地域の具体的な,令和元年度は和田島,金磯地区の解消と具体的に書いているけど,令和元年の課題が令和2年の課題には,重要課題であろうけど,上がらないという,こういう並びになっているのやね。  だから,これ,多分,危機管理課だけに言えることではないと思うのですけど,前年度の課題が重要課題であるのを引き継いだ上で,さらに,現年での目標がきっとあるので,それを追加するのはあると思うので,現年目標も追加した上で,課題は引き継いで表記していただいて,できた,できていなかった,継続課題というのは書いてもらっているほうが,繰り返しのこちらからの質問はないと思うので,継続課題は継続課題でいいと思うし,こんなのだったという,成果のマル・バツ・三角あたり,マル・バツ・三角と書く必要はないのですけど,何か,見やすい理解しやすいような形で表記をお願いしたいなと思います。これ,多分,全般に言うことと思いますので,副市長,また,ほかのところも見極めた上で御判断のほどをお願いしたいと思います。 ◎ 井村委員長  よろしいですね。ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  それでは,質疑なしと認めます。  よって,危機管理課に対する質疑を終結いたします。  20分まで小休いたします。                        [休憩 午後 2時13分]                        [再開 午後 2時20分] ◎ 井村委員長  それでは,再開いたします。  次に,新型コロナウイルス感染症対策推進課より説明を願います。                  〔新型コロナウイルス感染症対策推進課より議案説明〕 ◎ 井村委員長  以上で,新型コロナウイルスの感染症対策推進課の説明は終わりました。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  27ページの新型コロナウイルス感染症ワンストップ総合相談窓口で,高齢者をなぜ受け付けなかったのでしょうか。みんな,高齢者の人は,どうしたらいいのかと言って困っていたのですけど。 ◯ 溝杭新型コロナウイルス感染症対策推進課長  ワクチン接種につきましては,80歳以上の方に対して4月26日に接種券を今発送されまして,その後,順次,年代別に発送されております。それで,これまで,これ,年度に入ってからのことにはなるのですけれども,ワンストップ相談窓口におきまして予約ができないのかというようなお問合せというか,御相談に対して,コールセンターへの電話の取次ぎでございますとか,本人持参のスマートフォン,こちらを持っている方に,こういうふうに入力するというような指導を通じまして,60件,接種予約の補助を行ったということでございます。 ◎ 吉見委員  サーマルカメラは今聞いたのですけど,小学校,幼稚園,保育所とか中学校,その所は検温していると思うのですけど,どのようにしているのでしょうか。 ◯ 溝杭新型コロナウイルス感染症対策推進課長  検温につきましては,昨年度,たしか,佐野議員の一般質問でもお答えさせていただきましたけれども,そのときに確認したときには,おうちで検温して報告を取る所と,検温の確認だけしておるというようなことでございました。それで,多分,御質問の趣旨といたしましては,恐らく,小・中学校とか幼稚園,保育所もサーマルカメラ等を置いたほうがいいのではというような趣旨の御質問だと思いますので,お答えさせていただきたいと思います。  こちらにつきましては,感染第5波において,市内の10歳未満の児童でございますとか,それとか,生徒さんの感染が非常に多いというふうなことも受けまして,教育委員会と児童福祉課のほうには確認をいたしました。サーマルカメラにつきましては,市内13小・中学校等に各1台は設置しておるのですが,幼稚園と保育所には設置していないというような現状もございまして,今,学校課と児童福祉課とが協議をして,今後,幼稚園,保育所だけでなく,学童とか児童館につきましてもサーマルカメラのほうをコロナ対策課のほうで購入するというようなことで話を進めておるところでございます。 ◎ 井村委員長  ほかに。 ◎ 出口委員  前も聞いたんだけど,明快な答えが返ってこなかったので,もう一回聞きます。  今のサーマルカメラと非接触式電子温度計,役所の正面玄関やったらここの所に2台置いてあるんですけど,これで,例えば,37度5分とかという数字を決めとんだろうと思うけども,そういうふうになったときにどういうふうな対応をしているんですか。 ◯ 溝杭新型コロナウイルス感染症対策推進課長  まず,対応の方針といたしましては,37度5分以上の熱が確認された方というのは,ちょうど本課が設置させていただいておりますワンストップ窓口の裏にパーティションを設置した受付台というのを置いております。基本といたしましては,そちらのほうで必要な担当者を呼んで事務のほうを執り行うというような取決めになってございます。  ただ,サーマルカメラも,西日が当たったりですとか,特に夏の暑い時期に自転車をこいで入ってきた方にはすぐ鳴るというようなことがあるのですが,そういう方は,運用上,もう一度落ち着いて計っていただくか,非接触式の電子温度計で確認して,それで,高熱になっていないということであれば,そのまま,それぞれ所要の部署のほうに行っていただいておるというような運用でございます。 ◎ 出口委員  今までに,1回計ってブザーが鳴って,今言うたような処置をして,なおかつ,高熱であったというような例はあるのですか。 ◯ 溝杭新型コロナウイルス感染症対策推進課長  総合窓口におきましては,本日どういうような相談があったとか,どういう状況であったというふうな報告を上げていただいておりますが,その報告の中に,熱が高くて裏で受付したという例はなかったと記憶しております。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。よろしいですか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  それでは,以上でコロナ対策課への質疑を終わります。  それでは,次に,消防総務課・消防課の説明を願います。                      〔消防総務課・消防課より議案説明〕 ◎ 井村委員長  以上で消防総務課・消防課の説明は終わりました。  これより,質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  45ページ,消防車両で,消防車など修理代で平成30年度が48万円で令和元年度が15万円,令和2年度が54万円。これ,変化があるのは,などがあるから変化があるのではないでしょうか。 ◯ 泉消防総務課長  お答えいたします。消防本部としましては,消防車両の適切な維持管理のために,定期的な部品交換のほか突発的な故障に対応しなければなりません。そのようなことで,各年度,修理内容が異なりまして,修理代に要する費用にも増減があるものでございます。 ◎ 吉見委員  消防車だけの修理ですか。 ◯ 泉消防総務課長  そのとおりでございます。消防車両のみの修理代になっております。 ◎ 吉見委員  いや,などがあるからほかの分もあるのかなと思いました。  6番目の消防防災航空隊設置事業負担金245万円,令和元年度が261万円,平成30年度が262万円,変化があるけど,基準は何でしょうか。 ◯ 泉消防総務課長  お答えいたします。この負担金は徳島県消防防災航空隊の人件費として県内各市町村が負担しているものであり,各市町村の負担額は人口割,面積割,均等割により決定されております。変動の理由につきましては,徳島県消防防災航空団員は,毎年度,メンバーが更新されまして,人件費の総額は各年度で変動しており,人口の増減や隊員にかかる人件費の総額により本市の負担金が増減しているものでございます。 ◎ 吉見委員  46ページの5番の消防団報奨費,障害補償年金122万円,令和元年度が121万円,平成30年度も121万円。これは,過去に災害現場で死傷した元消防団員1名に障害年金を支給とあるのですけど,これは,保険では補填されていないのでしょうか。 ◯ 泉消防総務課長  お答えいたします。障害補償年金は,消防団員等公務災害補償制度に基づき,また,本市の消防団員等公務災害補償に関する条例により対象者に支給しております。制度としましては,毎年,本市が消防基金に掛け金を支払い,消防基金が損害補償に要する経費を支払うことになっております。そういったことで,令和2年度で申しますと同額の金額122万円が市の歳入として入金されております。
    ◎ 吉見委員  47ページ,これは,津川委員も言ったのですけど,消防団活動補助金205万2,000円ですけど,これ,12か月と20人分で割ったら9万3,272円,1か月になるのですけど,これでは安過ぎて駄目なのではないでしょうか。 ◯ 泉消防総務課長  消防団活動補助金につきましては,消防団の運営費用で,その額については,県内,他の市町村を比較しましても決して低い額ではないと認識しているところでございます。また,消防団には軽微な装備品の維持を目的とした機械維持委託料各分団9万円,燃料等負担金各分団3万円の交付をしております。そういったことからも,今後につきましては,引き続き,今後の消防団の在り方について消防団と協議しまして地域防災力の維持に努めてまいりたいと考えておりますので,御理解賜りますよう,お願いいたします。 ◎ 吉見委員  最後の質問,消防団燃料等負担金,平成29年度より66万円,これは,使っても使わなくても66万円支払っているのではないでしょうか。 ◯ 泉消防総務課長  66万円のお金ですが,各分団に3万円支給しております。燃料等としておりますのは,ガソリン代,その他,オイル,燃料オイルですね,エンジンオイルや機械に係る部分での支出になっておりますので,3万円は各分団超えていると,このように認識しているところでございます。 ◎ 吉見委員  超えとったら駄目なんじゃないですか。そしたら,活動補助金で補填しよるのですか。 ◯ 泉消防総務課長  超えた部分,これについては,各分団,先ほども申しましたけど,消防団活動補助金であったり機械受託料,これがございますので,この部分でお支払いしていただいていると思います。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。 ◎ 南部副委員長  緊急出動件数1,789件中,今年度中にコロナに関して疑われる出動というのはあったのですか。 ◯ 泉消防総務課長  救急統計につきましては年単位でしておりまして,令和3年1月から換算しますと,PCR検査が必要な患者さん,これが62名ですね,62名の方を搬送しております。そのうち陽性患者の方が8名ございました。 ◎ 南部副委員長  もちろんそうだと思うのですが,この出動に対して別の隊員のプラスアルファが出ていたのではないかなと思うのですけど,手当があったように思うのですが,その分は全部支払われたということでよろしいですか。すみません,以上です。 ◎ 井村委員長  ほかに質疑はございませんか。 ◎ 四宮委員  これ,今回,46ページの救急救命士の養成事業というので2名を取り上げられて書いているのですけど,今まで,従来,職員さんの中で救急救命士の免許を持たれている方は何人おられるのですか。 ◯ 小笠消防次長兼消防課長  現在,救急救命士有資格者,41名の定員のうち17名が有資格者でございます。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  それでは,質疑なしと認めます。  よって,消防総務課・消防課に対する質疑を終結いたします。速やかに,交代願います。  それでは,次に,総務部から説明を願います。  なお,各課の説明の順番については担当部長に一任いたしますので,指示願います。  それでは,秘書政策課からの説明を願います。                        〔秘書政策課より議案説明〕 ◎ 井村委員長  以上で秘書政策課からの説明は終わりました。  小休いたします。                        [休憩 午後 3時02分]                        [再開 午後 3時03分] ◎ 井村委員長  再開いたします。  引き続き,企画政策課からの説明を願います。                        〔企画政策課より議案説明〕 ◎ 井村委員長  以上で秘書政策課及び企画政策課からの説明は終わりました。  これより,質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  15ページ,徳島県市長会分担金106万円。令和元年度は58万2,000円だったのですけど,なぜ変わったのでしょうか。 ◯ 芳賀総務部参事  市長会のほうでは10年ごとに見直しを行っているということなのですが,平成18年度から負担金のほうが据置きになっていたということで,このたび見直しということで,理由といたしましては,これまでの4市から8市に市が増えたあたりの事務経費の増減,また,人件費の増大,そして,平成30年に自治会館が耐震化の工事を行い,それに伴い賃料が増加したなどの理由に基づきまして,人口割など8市で負担を行いまして,本市の増額分といたしまして令和2年度から58万2,000円の増額となっております。 ◎ 吉見委員  16ページ,ふるさと納税返礼品,29品目追加で104品目になったとありますけど,ホームページでは89品目しか見当たりません。どうすればあとの品目が見えるのでしょうか。 ◯ 田中企画政策課長  ふるさと納税の返礼品につきましては,期間限定のものや常時販売しているものだけではなくて,事業者様の御都合によりまして上げたり下げたりしておりますので,その都度,出品件数は変わります。昨年度1年間続きで出したのが104品ということでございます。 ◎ 吉見委員  そう言いますけども,あかんやつは期間が終わりましたと書いてあるけど,それも消えるんですか。 ◯ 田中企画政策課長  現在表示されているものとの差といたしましては,定期便とかを去年しておったんですけれども,発送時期を変えたもの等が今見えない状況になっているので,数が合わないということでございます。 ◎ 吉見委員  さっき言いましたけど,定期便はやっていないのですか。 ◯ 田中企画政策課長  現在,昨年度初めて定期便を実施したのですけれども,昨年度1回やってみまして,事業者さんのほうで発送月とか回数とかで反省点等がありましたので,反省点を今協議中でございまして,整い次第,もう一度,掲示していくということで今協議を進めております。 ◎ 吉見委員  去年も言ったんですけど,ふるさと納税で使い道をはっきりしたらどんどん来ると。先ほど,海南町でも,海南町だったかな,洪水で被災したと,そしたら,それに使うからふるさと納税をやってくださいと言ったら返礼品なしでも大分集まったと聞きますけど,いかがでしょうか。 ◯ 田中企画政策課長  現在,本市では災害がございませんので災害というテーマではございませんが,昨年度はコロナということで1つテーマを増やさせていただいております。全国の事例を見ましても委員さんがおっしゃるような傾向があるかと存じますので,年度とは言わず,うちが個別に個性をもって協賛いただきたいような事業を,プロジェクトを組んだ上で対応はしていきたいというふうに考えております。 ◎ 吉見委員  応援メッセージが大分来ているのですけど,それに,ある所では,返信を書いていって,それからごっつい人気になっている。それで,あとの人も来ているという,リピーターも新規も増えているというふうなことを書いてあったのですけど,小松島市は応援メッセージに返信を書いていないのですけど,なぜでしょうか。 ◯ 田中企画政策課長  本市では,ふるさとチョイスというサイトと楽天を活用させていただいております。委員さん御指摘の分については,本市ではふるさとチョイスのところに自治体の応援メッセージというコーナーがございます。これにつきましては,実は,自治体から返信する機能がございませんので,現状のところは対応しておりません。 ◎ 吉見委員  対応する気はないのでしょうか。 ◯ 田中企画政策課長  機能としてそういう機能がございません。 ◎ 吉見委員  小松島市のホームページに応援メッセージが書いてあるのですけど,それにも返信の機能がないのでしょうか。 ◯ 田中企画政策課長  いただいたメッセージに全く返事をするつもりがないわけではございませんで,商品に対するメッセージもいただいておりますが,こちらのほうには,内容に応じて,その都度,判断をして返事をしております。もしもホームページのほうにそのような声があった場合につきましてはお返事もしてまいりたいとは思います。 ◎ 吉見委員  よろしくお願いします。  終わります。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。 ◎ 津川委員  ふるさと納税のことでお聞きします。成果及び進捗状況のところの下からポツの2つ目のところに,企業版ふるさと納税を活用するため,国から地域再生計画の承認を受けたというふうな文言があるんですけども,こちらに関しては,令和2年度のどの事業に当たるとか,予算などはまだついていたりはしないものなのでしょうか。 ◯ 田中企画政策課長  企業版ふるさと納税につきましては,一般のふるさと納税の後発でスタートした制度でございますけれども,この制度に乗っかるためには地域再生法に基づく再生計画の承認を受けることということになってございます。本市では,実は,地方創生のまち・ひと・しごと創生事業,小松島市版のやつですね,あれと同じような内容でもふるさと納税につきましては承認が得られるということで,国,県の方からも御指導といいますか,お知恵をいただきましたので,本市の場合は同内容で提出をしてございます。なので,地方創生のうちのまち・ひと・しごと小松島市の創生事業に記載されている事業につきましては全て該当事業になるということでございます。 ◎ 津川委員  ということは別に,これに関して,企業版ふるさと納税のほうに関して,今のところ,予算がついているとか,決算の価格にでているというものではないんですね。 ◯ 田中企画政策課長  いろいろやり方があるかと思います。企業版ふるさと納税につきましては,プロジェクト型で,本市のほうで,例えば,子育てしやすいまちづくりに関する事業なんかはプランニングしまして,これに共感いただける企業という形で手挙げ方式で募集するというようなやり方もございます。この場合は歳出予算がはっきりしていて,ここに目標とする歳入予算の企業版ふるさと納税というのを充当すると。歳入予算を組む,組まないは特に拘束はないかと存じますが,取りあえず,本市で,企業さんがなぜ共感をしていただけるということが,この制度に基づく一番趣旨に沿うやり方だと思いますので,そういった形で,歳出予算の中でこういった事業が今年度ございますが御共感いただけませんでしょうかという流れになるかと思いますので,特段,これに,本市の場合は企業版ふるさと納税を目標とした事業立て予算というふうにはなっていないのですけれども,当然,今年度につきましても募集をしていないわけではありませんので,例えば,マラソンであったり,コロナ禍ですけれども,市民を応援づけるために花火をできる範囲でやってみたりというような取組も,市長の考えもあってやっておりますので,この辺りに協賛をいただけるような企業がございましたら,ぜひいただきたいという思いはございます。 ◎ 津川委員  企業版ふるさと納税に関しては,令和6年度までの税のほう,特例措置があるように私自身は認識していたのですけど,合っていますかね。であれば,その期間と,あと,小松島市としての認定の事業,プロジェクトの件数ですとか寄附額の目標というところがあれば教えていただきたいなと思います。 ◯ 田中企画政策課長  申し訳ありません。制度的にいつまでという時限だったかどうかというのは,今,私は記憶がございませんので,申し訳ないのですが,寄附額の目標ということは,今,現課として明確に持っているわけではございませんが,市長のほうも新たな財源の確保ということで力を入れている領域ではございます,ネーミングライツも含めてですけれども。ということは現課としても十分認識しておりますので,企業さんのほうも,先ほども申しましたけど,協賛いただける企業からはいただきたいという思いはございますが,ただ,一方,私も,もともと商工観光課長でございましたけれども,コロナ禍の中ですので,その辺のバランスも踏まえながら,まずは,小松島市独自のまちづくりをはっきり立てて,個性あるまちづくりの事業を立てて,ここに共感いただけませんかという流れをつくりたいというのが,私は,今一番思っているところでございます。 ◎ 井村委員長  ほかに。
    ◎ 松下委員  事務事業評価を教えてください。何点かあるんですけど,まず,この中で,最近使い始めたSNSというのがあるのですけど,これって,労力ってどれぐらいかかっていますか。分かりかねるところがあるのですけど,今,あまりSNSをしていないので分からないですけど,ユーチューブとかインスタとかフェイスブックという形にされていると思うのですけど,アカウントを作って。手間ってかかっています,労務手間というか,負担になっているか,なっていないかは。 ◯ 芳賀総務部参事  ただいまの御質問でございますが,費用的なことはかかってはいないのですけれども,労力という部分で,実は,秘書広報のほう,広報担当職員1名という体制でして,時間外も非常に増えておりまして,そういう意味の労力は増えております。 ◎ 松下委員  それと,あと,事務業評価の中で,この内容の中,こういうことなのだろうけど,事業の内容というところで,市民ニーズ把握と意見反映につなげるという文言が入っているのですけど,その年代を,アンケートを通じてとあるのですけど,この事業を通じて,そんなにどうやって市民ニーズ把握と意見反映という,具体的に何かつないでいきよるのかなって気になったので,聞かせてもらっていいですか。 ◯ 芳賀総務部参事  具体的にホームページの声で質問があったり,様々なニーズを捉える手法というのはあると思うのですけれども,具体的に,モニターさんがおいでるのですけれども,今年でしたら,モニターさんにここの部分はアンケートを取りまして,広報広聴に対して何か改善点などということで,1件,ホームページ上で問合せ先が見づらいということで,質問コーナーを見やすく赤い文字でアイコン化しておるのですけれども,そういった1つ,改善点というのは実例としてございます。 ◎ 松下委員  ほんまに,議会のほうに来てもろたやつ,市政モニターのほうがメインかなと,具体例をおっしゃっていただいて,1件だけあったというふうなのを教えていただいて,今のところはこれぐらい,ぱっと思い浮かぶところはそれぐらいですかね,昨年度に関したら。分かりました。  それに併せて,今後,これを基に事務事業評価をつくって,こちらのほうも意見書ないしを作っていくようになるのですけど,それに当たって,例えばですけど,今後の方向性のところで,SNSを使って企画とかがあるのですけど,広報広聴の意味でですけど,自治体アプリみたいなので,何か検討したときとか調査したときとかってありますか。要は,ほかの,多分,危機管理のほうの防災とかもつながってくるのですけど,何かプッシュ型というか,そういうものをまとめて管理するというか,例えば,ごみとか防災であったりとか広報という意味であったりとか,そんなのも,最近,取り進めている所がたまにあるのですけど,どれぐらいの予算が要るかなんて僕は全く分からないのであれですけど,そんな検討はされたことってありますか。 ◯ 芳賀総務部参事  ただいまの松下委員の御指摘はごもっともであると認識しております。  一方で,本市のSNS情報発信の手法といたしましては,昨年の中山市長就任時以降に,急激にSNSを活用してというところで,現在のところ,まだまだ,行政情報をSNSで発信していくというところにとどまっております。ですので,今おっしゃっていただいたようなアプリなども,今後は,そういった層の方々へのニーズ把握に努めてまいりたいとは考えております。 ◎ 松下委員  費用対効果もあるので何もかも全て導入すればいいというものではないですけど,労務のかからない,手間が少ないので,なおかつ,一元化して,あっちもこっちもというシステムじゃなくまとめてね,何か,1回,目算を立ててもいいかなと思います。また,御検討いただければと思います。  次にですね,いけますか。主要施策のほうでお伺いしたいと思います。13ページですけど,この中で,昨年,頑張る学生応援事業ということで先着700名というのを対象にやられているのですけど,これ,結果115件とあるので115名という形でよろしいのですか。 ◯ 田中企画政策課長  要綱では一人1回限りということですので,名だと理解しております。 ◎ 松下委員  それに関しては,初めの予算の組み方というか,これが多めに見たのか,それか,もうちょっと広報が足らなかったのか,どっちか分からないのですけど,どちらか,何か,要因とか何かありますかね。 ◯ 田中企画政策課長  こういった事業は今後も想定されますので反省点は研究していく必要はあるのですけれども,移住・定住でもUターン人材を取るとか,移住・定住の方,ターゲットがどこにいるか分からない状況での,そこへの矢の刺し方といいますか,ここというのはよほど工夫しないと,情報の伝達というのは,地元の市民の方に情報を届けるのもなかなか難しいので今そういう工夫をやっているところを,エリア外の方への情報の伝達の仕方というのは,まだまだ勉強しながら,移住・定住施策にも振り返ってくることですので,私のほうでも研究が必要だというふうは考えております。 ◎ 松下委員  これって,行政が知っている情報というものは,この事業に関しては使えないものなのですか。年齢的なもので,大体,ピンポイントで絞りやすいとは思うのですけども。 ◯ 田中企画政策課長  私の考え方としましては,昨年度やったお米の配送事業につきましては,当然ですね,学生さんですから親御さんが小松島市にいらっしゃるというのが前提になるかと思います。住民票も小松島市にございます。住民票を活用してプッシュ型でやるというのは,そこまではやりにくいところはございますが,足元の小松島市民の方には,広報を通じて,たしか,徳島新聞にも掲載された記憶がございますが,ということで,県外に出ている方にどうお伝えするかというのは,親御さん,おじいさん,おばあさんなんかにまず知っていただいて「こんなんあるわよ」と言っていただくのが一番,こういう事業であればターゲットつかまえやすいと私は考えております。  それで言いますと,お米の配送事業は,割と足元に間違いなくお客さんはおりますし,広報で打っておりますので,やるべきことはやった中での結果ということではないかなと思うんですけれども,それでも,予算に対しての執行力は少ないということであれば,周知のところが,お声がけを,もうちょっとプッシュ型でするだとか,先ほど,参事のほうからもお答えがありましたけど,フェイスブックでも載せていただいたりしていますが,広報ツールを,特に若者ということでしたので,インスタとかも含めて,十分やっていただいていたとは思うのですけれども,回数を多くするだとか,どういうふうにするのがいいのか分からないんですけれども,もうちょっと勉強する必要はあるのかなというふうには感じます。 ◎ 松下委員  ここについては検証してもらいたいなと,個人的には感じる意見ですけど,例えば,700という数値がそもそも高かったのかなと,そもそも,逆算して,市内で中学生にはこの学年がこれぐらいおってという,県外に,今,学校へ進学している人ということがあると思うのですけど,この辺りの予算の組み方も研究してもらいたいなと。  続いて,17ページですけど,移住・定住促進事業で,こちらの中で,まず,移住・定住支援業務委託料で250万円支払っているのですけど,この中,委託料なので相手さんがおってからのことですけど,コロナ禍という中で,ある自治体とかによったら,首都圏とかそういった所から,これを契機に,コロナを逆手に取るというのではないのですけど,何か取組されたり,実際にそれが実った所とかもあるのですけど,何か取組をされたとか,そういったものをお聞きはしていたりするところはありますか。 ◯ 田中企画政策課長  昨年度は,本当に我々も初めての経験の中でやったことで,窓口サイドにしても御苦労があったかと考えております。都市部におけるマッチングのイベントやフェアというのは参加をしていただいておりまして,実は,昨年度も2回か3回あったと思うのですけれども,ウエブでのということで,初めて切り替わって,そのような環境の中で実施して,それにも参加はしていただいておるということはお伺いもしておりますし,確認もしております。  コロナ禍なので,環境が変わって,これをチャンスに移住者を取れるのか関係人口として取れるのかというところは,ターゲットを決めて事業の在り方を考えていく必要があるかと思うのですけれども,例えば,みなと交流センターのコワーキングスペースに社会人の方の御登録が増え,都市部の会社に勤続しているまま,うちのコワーキングスペースを利用していただけている方なんかもちらほら見受けておりますので,コロナの影響というのは出ていて,人の動きというのは目の前で変わっているというのは私も感じているところでございますので,この辺りをもっと積極的に,本市のUターンにつながるかどうかはまた別ですけれども,国のほうも力を入れておりますので,工夫をしていきたいというふうなことは考えております。 ◎ 松下委員  分かりました。  それと,あと,その事業の中の1つとして空き家バンク,これ,今回から,1件ですか,今回は増えたということなのですけど,何か,登録ベースが物すごく少ない。この事業を初期に始めてから,恐らく,1回,空き家を調査して,その中から何か,プッシュというか,何か郵送物でも送付して,どないかしませんかみたいなことをお願いして,多分,登録されたのが初期で終わったというイメージを受けるのですけど,その後,去年とかも何か動きというのはされたのですか。 ◯ 田中企画政策課長  初めての取組としては,固定資産税の納税通知に空き家バング等お問合せということで通知を入れさせていただきました。こちらのほうが多いか少ないかの判断は別としまして,これを見てうちのほうにお電話をいただけるということが数件出ておりますので,今までなかったチャンネルからの申出が出ているということで,1つ,取組としては御報告させていただきます。 ◎ 松下委員  新しい取組をされたということで,数件でも結果が出たら,なかなか,そういうのってタイミングって結構あると思うのです。去年とかは,ばたばたしとって空き家のままで放っとったのやけど,そない思わんかって,チラシが来とったけど放ったわと。だけど,次の年になったら,何か,タイミングで,ほな,ちょっとどうしようかなとか,人間って,大体,そういった心理って絶対あるんで,何か継続的に,常に先進事例も踏まえてなのですけど,何か,去年は何もアクションがなかったけど,今年は来年はって絶対あると思うんで,何か定期的にそういった施策を打っていただきたいと思います。 ◎ 井村委員長  35分まで小休します。                        [休憩 午後 3時28分]                        [再開 午後 3時36分] ◎ 井村委員長  それでは,再開いたします。 ◎ 吉見委員  16ページの3番目,定住自立圏連携事業負担金,去年はなかったのですけども,今年は10万円ですけど,成果はどうなのでしょうか。 ◯ 田中企画政策課長  この10万円は去年なかったですかね,毎年ずっといきよると思うのですが。東部地域の徳島市を中心とした定住自立圏構想に基づく負担金でございまして,東部圏域の自治体が参加させていただいております。  この負担金につきましては,徳島市に本部があるんですけれども,ここにも記載ございますが,NPOとかの民間団体をサポートするような形で,地域づくりをぐるっとまた補助していくという取組を,定住自立圏をみんなで負担金を出し合って運営するという事業でございます。 ◎ 吉見委員  成果のほうは。 ◯ 田中企画政策課長  成果というのは申し上げにくいのですが,支援団体の運営に負担金を出しているということでございますので,昨年度もその団体が何団体か,ホームページを見れば載っているかと思うのですけれども,こういう所のサポートだったり講習会をやったりだとか,設立の支援だとかもやっていただいている団体ですので,そういうのは去年も行っていただいていると考えております。 ◎ 井村委員長  ほかに。 ◎ 南部副委員長  まず,市制施行記念事業について聞かせてください。事業は,大変,私は出席させていただいたのですが,コロナ禍の中,考えられてつくられているなというすばらしい事業だったと思うのですが,決算を見せていただく中で380万円という額で,すごい額だなと個人的に思いまして,その中で大きいのが,70周年の歩み動画が200万円かかっていると,移住・定住に250万円かかっているような状況で,同じぐらいの効果を持ってこれを作られたのだろうと思うのですが,これをされるときのKPIとかは何か考えられて作られることになったのでしょうか,お聞かせいただければと思いまして。 ◯ 芳賀総務部参事  KPI値といたしましては,例えばですけれども,市のホームページに動画のほうを閲覧できるようにアップしておりますが,PRないしは市の魅力度発信という面もあるのですけれども,主には次世代,次の世代へデジタルデータとして本市の歩み・歴史を残すという目的ですので,閲覧数などがKPI値には当たらないと考えております。ただ,次の10年,100年に向かって残すデータと考えておりますので,具体のKPI値というものは考えておりません。 ◎ 南部副委員長  いや,正直,それでやったとしたら200万円かけるだけのものであったのかなあと思っております。それだけの価値のあるものであったとしたら,多くの方に見ていただいた上で,見える状況をつくって,実際は,私自身,あれから見せていただいたのはなくて,ケーブルテレビさんで流れるのも見ていませんし,ホームページにあるということだけは知りましたけど,それ以外,何も見る機会というのがなくて,すごくもったいないような気がします。別に,動画自身も悪い動画ではなかったと思うのですが,それをそのまま10年後までデータとして残しておくためのお金だったとしたら,もったいないと思うのですが,今後,活用する気はないのでしょうか。 ◯ 芳賀総務部参事  ただいまの御質問でございますが,例えばですけれども,先日行いました芥川賞作家の吉村萬壱氏のトークショー,そこにこの動画をアップさせていただいています。フォロワー数あたりというのは2万5000件ということで相当な方に見ていただいたりしておりますので,SNSでそういったリンクを貼ることによって広く閲覧はしていただいておるものと考えております。 ◎ 南部副委員長  作ってしまったものでございますので,実際にたくさんの方に見ていただくような動きで,せっかくいいものだと思いますので,広げていただければなと,見ていただく機会を増やしていただけたらなと思いますし,次世代のほうと言うのであったら,小学校のみんなに見ていただけるような機会とか中学校のみんなに見ていただくような機会もぜひつくっていただければなと思いますので,ぜひ,できますでしょうか。 ◯ 芳賀総務部参事  追加の情報で,各小・中学校には,学校にありますデジタル機器で見られるように,インターネットがつながっていないような環境もございますので,配布をしております。また,今後につきましては,モニターさんに上映会を行ったり,例えば,老人クラブ,これからシルバーウイークですけれども,そういった所でも上映機会をつくってまいりたいと考えております。 ◎ 南部副委員長  ぜひ広げていただければと思います。  また,以前,私が一般質問でもさせていただいていたので,聞かせていただかないとあかんなと思っているので聞かせていただくのですが,小松島市行政改革プラン2015,これが遅れてしまった理由というのは何でしょうか。 ◯ 田中企画政策課長  理由につきましては説明を申し上げにくいのですが,一つ,言い訳ではないのですけれども,今,私が担当としてやっておりまして,まち・ひと・しごと創生の推進期間,総合計画の推進期間,それと,行政改革の推進期間,これが全てずれておりまして,全ての計画を一緒にする必要はないかとは思うのですけれども,この辺りの推進期間と考え方というのは,一つ,後から地方創生なんかも出てきたということもございますので,その時々に合わせた改正は必要であったかとは思いますが,今回は,遅れたということについては,順次説明もさせていただいておりますが,令和4年度のスタートに合わせまして整えてまいりたいと思いますので,御理解賜りたいと思います。 ◎ 南部副委員長  田中課長にお答えいただくのも何か申し訳ない部分があるのですけど,これ自身,2019年に,たしか,できるはずの予定だったと思うので,実質2年前に完成の予定だったような気がします。それが遅れるということは,今,田中課長がお話しいただいた内容も加味したとしても,遅いのではないかなと正直感じるのですが。 ◯ 田中企画政策課長  今年度に限らず,計画はございませんが,計画に基づいてすると,目標を立ててするという重要性は十分認識してございます。ただ,計画がないので何もやっていないというわけと,そういう考え方に,今,立地して仕事をしているわけではございません。表立ってまだ文字化はできていませんが,精神は同じで,民間ができることについては民間でお願いをするということについて,今,費用対効果を含めて各課の話を聞いたりさせていただいておりますし,あと,例えば,今一番やかましく言われているDXに対する取組ということで,議員さん等からも前回お話もいただいておりますけれども,その分について前に少しお話させていただいたかもしれないのですが,現状,今までのアウトソーシングに限らず,内部管理,ばっこをしてきたところも民間に投げられるものは投げていくという考え方の下,これが正に今求められているDXということで言われているかと思いますので,今,担当所管課に限らず,全部の課からアイデア募集をして,そのような意見も全庁的にいただいておりますので,昨年度,一部,調査も手がけたりはしておりますけれども,その後の考え方を基に今年度も事業を回したいということで考えておりますので,取組が遅いと,もう少し見える化するというところは,御指摘は十分理解しておりますが,計画がないから何もしていないというわけではございませんので,そこのところも含めて,新たな歳入確保ということでネーミングライツをしていただいておりますし,というようなところを御理解いただけたらと思います。 ◎ 南部副委員長  いや,田中課長がこれからやっていくというところに関しては,すごい熱量も含めて今聞かせていただいているので,理解させていただきました。ただ,質問をさせていただいた,過去に遅れた理由というのはあまり分からなかったのかなと思うんですが,過去のことはこれ以上追求しても一緒だと思うので,早く完成させていいものに,ぜひ,していただければと思いますので,よろしくお願いいたします。 ◯ 芳賀総務部参事  前任の課長として,遅れた理由というか,昨年度の一般質問等々でも,行政改革プラン2015につきましては,言い訳と言えば言い訳になるのですけれども,昨年度,予定外に市長選があった。そういった中で,行政改革のトップの意見というのは重要でございます。併せまして,コロナ禍,そういった要因があって,これは,あくまでもそういう1つの要因でしかないので,遅れたことは事実でございますが,そういった部分を含めて,今年,企画政策課ということで課に格上げをして,そこで策定をしていくということで御理解いただければと思います。 ◎ 南部副委員長  市長選挙,コロナ禍も,2年前に考えたらなかったのかなと思うのですけど,昨年が遅れたというのは分かる気はします。これを言い続けても仕方がないと思いますので,今後,段階でいいものをつくっていただけるように願わせていただきたく思います。  あと,続いて,最後,いっこ,聞かせてください。事務事業評価の部分ですけど,話の中でもありました,広報こまつしまの発行に当たって700万円程度,印刷がかかっているということですけど,これ,実際,入札で行われているのでしょうか。 ◯ 芳賀総務部参事  こちらのほうは,見積り合わせの随意契約ということで契約のほうを行っております。 ◎ 南部副委員長  たしか,結構,長年,1者随意契約で続いているのではないかなと思います。企業さんがどこになろうと,私自身は,それに関しては,問題は何もないと思うんですが,ただ,入札や契約方針として,小松島市としてそれで良いのかどうかと思うんですが,それをしている理由というのはあるんでしょうか。 ◯ 芳賀総務部参事  広報は毎月5日に発行しております。市内業者さんと,現在,随意契約を交わしている状況でございますが,広報の運用上,5日に年度の広報を発行するということは,3月上旬には事務手続をしていくわけなんです。そういったことを含めまして,経費の面で幾つか要素としてはあるんですけれども,そういう市内業者で広報というのは,間際まで情報が変わったりとか変更作業等々がありますので,安定的に広報を発行する上で,現在の市内業者との随意契約という形で行わせていただいております。 ◎ 南部副委員長  それが,1年間続けての1者随意契約で,もしなければ,問題ないのかなと思うのですけど,ただ,それは,予算が決まって入札をかけてすぐに発行していかないといけない手続があるからというところだろうと思うのですけど,確かに,公的な機関においても1者随意契約で広報に関してやっている,徳島県内でもあります。あるのですが,例えば,3月時,1か月だけは随意契約を行ったとしても,残りの11か月を入札をかけるとか,3か月,もちろん,すぐに内容を大きく変えるわけにはいかないというのであったら,それぐらいの範囲を持って動くとかということもあるのだろうと思うんですが,実際に行政改革プランという形で動いている秘書政策課ですので,この形が,もちろんいいというのであればいいと思うんですが,いいと思われるかどうか,再度,聞かせていただきたいんですが,お願いいたします。 ◯ 芳賀総務部参事  市民の方からすれば,市の広報こまつしまというのは,最も重要な情報を取得する手法であります。ですので,広報こまつしまが,もしかしたら入札が流れて次の月に再度入札を行ってというような不安定な状態には置かれないというのは最もございます。それから,年度途中で業者が変わったりということは,広報は,ずっと継続的に市の様々な情報を一からつくるのではなくて,継続した情報を活用して,その作業も業者さんにとっては軽くなるということは重要なことかなと思います。ですので,現在,トータル的に様々な面,印刷の紙などもそうですけれども,1年間分ということで紙の調達をするとしないとでは費用にも反映してくるというお話もございます。なので,トータル的に現在のところは随意契約の手法で行ってまいりたいと考えております。 ◎ 南部副委員長  分かりました。  最後に,では,一言だけ言わせていただいて終わりたいのですが,実際に入札をかけたとしても,大変,今,入札を受けているのはそんなに高額なものではないと思うので,なかなかできる所も少ないのではないかなと思いますし,中の編集制作というのも助けていただいているというところもあるのだろうと思うので,その分の金額が加味してあるとしたら別に大きな額ではないとは思います。実際に,小松島市でも3者以上の印刷会社さんがあるのに,入札をしたとしても,なかなか,できる事業者さんは決まってくるのかなと思いますし,ただ,方法論だけはぜひ考えていただければと思いますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 吉見委員
     今,参事は,単年度だったら発行とかそんなのがあると言うので,複数年契約ならそんなのは解決するんちゃいますの,2年とか3年とか。 ◯ 芳賀総務部参事  広報を間違いなく安定的に市民の皆様に配布していく,作成していくという部分で,今の何年契約という部分については,また検討できる部分については検討していきたいと思います。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  質疑なしと認めます。  よって,秘書政策課に対する質疑を終結いたします。  それでは,次に,人事課より説明を求めます。                         〔人事課より議案説明〕 ◎ 井村委員長  以上で人事課からの説明は終わりました。  これより,質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 佐藤委員  20ページの2,職員健康管理事業のメンタルヘルス事業委託料でございますが,この相談実績をお伺いいたします。 ◯ 牛田人事課長  御質問いただきましたメンタルヘルス事業につきましては,職員の心の健康を保持する環境の提供ということが必要となっておりますことから,専門的知識を持った外部機関にカウンセリング業務をお願いし,月1回,心の健康相談室を本庁会議室に設けて職員の健康管理を行っているところでございます。予約から相談までの流れといたしましては,人事課を経由して予約していただくか,また,職員本人が直接外部機関のほうに予約いただくかというような形の相談体制となっております。  また,ほかにも,人事課への相談から外部機関のほうへつなぐといった,そういうようなケースのほうもございます。令和2年度の実績といたしましては,1年間で7件でございました。 ◎ 佐藤委員  昨年度は7件ということでございますが,この件数が伸びるのがいいのか少ないのがいいとかというのは判断が難しいところではあると思いますが,先般の新聞でも,コロナ禍のオーバーワークによって自治体職員の心の病気といいますか,休職なり退職なりというのが増えているというような記事もございましたので,早期発見ということと適切なケアということをお願いいたして,終了いたします。 ◎ 近藤委員  21ページをお願いします。職員の採用試験に関して大きく,令和2年度の氷河期世代からSPI3というのが導入されました。SPI3というのは,知っている方は知っているのですけれども,幅広く資質と能力等を量ることができて各自で受けてくることができるというメリットがあります。総合的な力を判断することができます。コロナ禍の中で,そうやって各自で受けてこられるという,そういうメリットも非常にあるというように思います。  令和元年度と比べまして,令和元年度がおよそ70万円で,令和2年度がおよそ100万円ということで,額にすると少し上がっていますが,募集人数,それから,区分等は非常に増えている状態でもあります。令和3年度の募集に関しても,SPI3は全てにわたって導入されているので,この導入によって得られる,これだけの額もちょっと上がっているということで,今年度も続けてということですが,これによる効果についてお教えいただきたいと思います。 ◯ 牛田人事課長  御質問いただきました,昨年度実施いたしました就職氷河期世代対象の試験でSPI方式を導入したということの成果ということだったと思います。こちらのSPI方式にしたことの成果といたしましては,公務員試験というものは受験される方の試験対策にかなりの時間を要するということがありまして,SPI試験を導入することによって受験される方の試験時間の縮減や,また,SPI試験のほうは主要都市にテストセンターというものが開設されておりまして県外の方でも受験することが可能となること。また,現に職を持っている方でも試験対策の時間が少ないことで受験しやすいような環境になり,昨年度の上級土木の就職氷河期世代の例で申しますと,直近の土木職の受験者人数と比べましても大きく増えております。さらには,民間企業での経験や知識を持った人材を確保することにもできるので,そういったことがこの試験の成果であったというふうには考えております。 ◎ 近藤委員  額のほうが上がったと言っても,メリットのほうが非常に多いということのようには聞かせていただきました。主要都市で受けられる,そして,大事な人材確保ができるということは非常に重要なことであると思います。小松島市に魅力を感じてもらって,小松島市を受けて採用されたいというように思ってくれる方が多くなっているというのも非常にうれしいことであります。  ここで,今まで教養と専門で頑張ってきた,何回も受けてきて頑張ってきたというような,小松島市をとても愛している,そういうような,働きたいという気持ちの人もいますが,そういう人たちが,このSPI3の試験になっても対応できるような,見抜けるような,そういうような方策は入れ込まれているのでしょうか,お伺いいたします。 ◯ 牛田人事課長  SPI試験を導入した目的といいますか,そういう御質問だったかと思うのですが,今年度の話にもなるのですけど,SPI試験は,試験方式を見直した1つの要因といたしましては,受験者数が,近年,大幅に減少してきたということもありまして,先ほども申しましたが,現に職に就いていらっしゃる方が受けやすいような試験の環境であったり,あと,令和3年度のお話にもなるのですが,これまでの二次試験制を三次試験制にすることによりまして,面接機会を増やすことで多様化する市民ニーズに対応できる人物重視の採用にもつながったのかなというふうには考えております。 ◎ 近藤委員  SPI試験に関してのメリットというのは,大分多くの県で取り入れられておりますので,非常に小松島市もそういうような方向性になってきて,ある意味,主要都市で受けられるということでうれしいというような感じも強くいたしております。受験者がとにかく増えてほしい。  それと,ほかの仕事に就いてしまって働いているのだけれども,でも,それを生かして小松島市で働きたいという人が受験するには,SPI3という体制は受けやすい。暗記して暗記して暗記してというような,そういうような試験ではないので,そこのところは受けやすいというところと,それと,今,面接の機会を増やしてもらっているという,たしか,2回目と3回目,3回目はプレゼンだったと思いますが,ああいう画期的な,自分をアピールできるような,そういう試験内容というのは今の時代に非常に重要であると思いますので,小松島市に対してどれだけの気持ちを持っているか,どれだけの働きたい気持ちを強く持っているかというところをまずは見ていただいて,SPIの今後の,コロナが終わった後も,どちらの試験のほうが,メリットが大きいというところもしっかり見ていただいて,いい方向に進みますように,よろしくお願いしたいところでございます。 ◎ 吉見委員  令和3年度の受験者は何人やったか,分かるでしょうか。 ◯ 牛田人事課長  本年度の受験状況ということで御質問いただきました。上級行政でよろしいですか。全ての職種。                         (「全て」と言う者あり) ◯ 牛田人事課長  全ての職種で,はい。一次試験では,上級行政受験者のほうが115名,上級土木の方が10名,幼稚園教諭,保育士につきましては29名が受験されております。 ◎ 吉見委員  本年度は氷河期とか障がい者対象があったのでしょうか。 ◯ 牛田人事課長  令和3年実施の就職氷河期世代の試験につきましては,現時点では予定のほうはしてございません。 ◎ 吉見委員  ということは,令和4年度もない可能性が多いのですね。 ◯ 牛田人事課長  そうですね,令和4年度実施の試験につきましては,今後,各課に対しても行います組織や人事ヒアリング,その辺りの状況も勘案しながら採用計画を策定することになると思いますので,今の段階では何とも申し上げられない状況ではございます。 ◎ 松下委員  ちょっとお伺いしたいのですけど,人員管理,主要施策のほうであるんですけど,今,令和3年4月1日で410名とあるんですけど,たしか,2015の行革の中で定員管理が399人かな,たしか,あったんですけど,今後の課題の中にも新しいプランに基づいてから,要るとこは要る,見極めを多分していくのだろうなと思うんですけど,現段階には399人というのは消えて,関係なく,今,現場のこれぐらい要るから足りないからということで採っていきよるという状態でよろしいんですか。 ◯ 西照総務部長  おっしゃるとおりに,前プランは定員管理の人員目標は399人というようなところでお示しをいたしておりました。本来,我々は,人事サイドとして,現状の,民間委託する・しないでありますとか,いろんな要素が当然ありますが,今の体制,民間委託をしないような体制であるならば,施設の統廃合もいろいろあるのですけども,大体400人前後ぐらいというのが基本的なところではないかというようなところで念頭に置いて定員適正化計画という計画をつくっています。  おっしゃるように,ここ一,二年,コロナの影響がありまして,御承知のとおり,予算についても,令和2年度については200億円を超えるというような形で仕事が非常に増えておる。ここ,特に1年少々ぐらいの間にそういった状況がございます。先ほど,吉見委員からも氷河期というような形で御質問ございましたが,昨年度の氷河期採用については,土木の技術職ということで,いろんな業務が多々ある中で,特に技術職についてはどうしても人数が少ないのではないかと,こういった形で職員採用をやっておりまして,結果的に令和3年,言わば今年度4月1日というのが410人になったというようなところでございます。  ただ,定員適正化計画,この計画の策定の目標については,職員数を基本的には増やさないというのが一番大きなところでありまして,その基準を示すものが定員適正化計画であるものというふうには認識をいたしておりますので,今後,行革プランの中でも改めて定員適正化計画というのをお示しすることになろうかと思いますが,今後,今の数字がいいのかと言うたら,当然,そういった話でもございませんので,業務委託の推進でありますとか民間委託,いろんな委託のやり方があろうかと思いますが,それによって職員総数の影響というのが非常に大きく受けてくるというようなところもございますので,そういった取組状況も踏まえて定員適正化計画についても見据えていくと必要があると,このように考えてございます。 ◎ 松下委員  多少,そういう加味はされてやられているのでしょうけど,この後につながるのだけど,民間委託だとか行革だとか,早期につくってからやらないと,あと,人数もそうですし,退職するタイミングもあると思うのです。この世代だけ異常に多くって,この世代が,間が空いていたりしたら,次,業務にも関わってくるので,バランスを取りながら定員という形もあると思うのですけど,何か,これだけを聞いていたら,あんまり,ここが,我々見る方のサイドからしたら見にくいんですよね。本当にどれぐらいが適正なので,どれぐらいを採っていって,公務員という雇い入れる中で,そういったところもありますんで,早期にそういったところをお示ししていただきたいというところがあります。  また,女性管理職の割合というところで29.6%,小松島市は平均的に多いのかなと,管理職の割合は女性の形で多いのかなと思うのですけど,目標数値とかって定めているんですか。どうなのだろう。分からないので,お伺いいたします。 ◯ 牛田人事課長  職員の女性の管理職の割合につきましては,明確に何%を目指すというものはございませんが,目安といたしましては,前年度よりも率を上げるとか,そういうのが一定の指標といいますか,目安にはなっているというような状況でございます。 ◎ 松下委員  こういったものをどこにどう明記するか分からないのですけど,せっかくここまで効果まで書くのであれば,何か目標があってからの効果なので,単純に去年よりかは多かったので書いたよと言うのでは,あまり,行政がする目的効果というふうなとこにはつながらないかなと思うので,どういったものが指標と,どこに明記するか分からないのですけど,そんなのも加味していただきたいなと思います。  あと,これ,あればでいいのですけど,研修を行ったようなんですけど,この中で,遊休資源の活用というテーマで合同研修会を行っておられるのですけど,これで,行った後,何か成果になるものであったりとか成果につながるようなアクションを起こしたとか,あればでいいですけど,なかなかここまで求めないのですけど,あれば,お伺いしたいです。 ◯ 牛田人事課長  こちら,徳島大学との共同の合同研修ということになるかと思うのですが,こちらにつきましては,昨年3月に最終の意見といいますか,成果の発表をいたしまして,基本的な考え方といたしましては,取り入れられるものは取り入れていくというような大きな方針があったのですが,現実,今年度につきましては,具体な動きは,今のところはできていなくて検討している段階ではございます。 ◎ 松下委員  毎回,するたびに何か持っていかれるものがあるかというと,それは難しいと思うので,それは十分理解しています。そこまで求めていないのですけど,こういったことを行った後,受けていく体制,何か持って帰ったら,その後,ほかにそのことに対して課題解決ないし新しいものにつながる何か仕組みというか,何かそんなのを構築する必要があるのではないかなと思いますが,いかがですか。 ◯ 牛田人事課長  松下委員御指摘のとおりでして,研修をして,当然,成果というか結果が出ました。それを反映していかなければ研修をやっただけになってしまいますので,その辺りは,御意見は真摯に受け止めたいと考えております。 ◎ 南部副委員長  職員研修ですけど,いつも,職員研修の場合,人数を記載していただいているのですけど,受けられた人らはどのように集められているんでしょうか。 ◯ 牛田人事課長  研修も,市のほうで,市主催で実施しているものもございますし,県の自治研修センター等を活用させていただいている場合もございますし,また,昨年度とか,今年度は実施できていないのですが,市町村アカデミーとかジャイアム,滋賀県にある研修センターなんですけど,そういうものを活用して通常ですと研修を実施しているわけなのですが,こちらの研修の参加につきましては,それぞれ,研修によって若干募集の仕方というのは違うのですが,基本的には,こういう研修があるので参加される方はいませんかというような形で,まずはお声かけする場合もございますし,例えば,具体的には,例えば税とかそういった専門的な職の場合は,個別に勧誘といいますか,受けませんかというようなアクションを起こす場合もございます。 ◎ 南部副委員長  個別に勧誘というようなことがあればいいのですけど,よく,民間で研修を行う際に言われていくのが,公募とか,今の話では挙手制が多いという話だと思うのですけど,挙手制の場合,仕事が忙しい人に限って,一生懸命している方に限って研修を受けることができないというのがよく問題になると思います。前も,私もキャリア形成について少し言わせていただいたのですが,本当に職員の方々をどのようにキャリア形成を行っていくのかを考えていくのは職員研修事業だと思っています。挙手制だけでは人材を育てることはなかなか難しいのではないかなと思うんですが,新たな形で受けていただくような仕組みづくりみたいなのは考えていますでしょうか。 ◯ 牛田人事課長  研修に参加する職員とどういう形で研修に参加していただくかという手法のお話だったかと思うのですが,基本的に,現段階では,広報といいますか,庁内のネットワークシステム等を活用して,今こういう研修があるので参加しませんかというような呼びかけが,今の中では,それが基本になるのかなというふうには考えておりますが,確かに,おっしゃいますとおり,それだけでは駄目なような感じもいたしますので,その辺りを研究させていただけたらと思います。 ◎ 南部副委員長  例えば,1年に1回必ず受けないといけない,その時間は,指揮行政としてはつくらないといけないというようなルールをつくるとか,キャリア形成自身を,市長も9月定例会議冒頭で言われていたのかな,いろんな資格を持った人を採用または育てていかないといけないというような言葉も言われていたと思います。実際に,職員研修によってそういう仕組みづくりができるようにお願いできればと思いますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 吉見委員  先ほどの職員研修のことですけど,リモートは活用しなかったのでしょうか。市主催の研修で283人減になっているのですけど。 ◯ 牛田人事課長  市主催研修につきましては,リモートという研修の形式は,取っている分については,そんなにというか,あまりないのですが,例えば,主要施策のもので申しますと,自治研修センターで実施している市町村吏員研修,その他につきましては,DVD研修とか,そういったリモートとか,そういった研修形式を取って実施はいたしております。 ◎ 吉見委員  次に,印鑑の廃止が進んでいるかをお聞きしますけど,出勤日の機械化の検討は変化があったのでしょうか。 ◯ 牛田人事課長  出退勤システムの導入というようなお話かと思うのですが,以前より吉見委員より御質問いただいております出勤簿の機械化というようなお話につきましては,人事課としても,引き続きまして,他の市町村の状況であったり,事業者のほうから,システムで実施可能な機能であったりとか導入経費,管理経費,その辺りの説明は受けて情報収集には努めているところではございます。 ◎ 吉見委員  そしたら,まだ進んでいない,情報を取っているだけで進んでいないということですね。 ◯ 牛田人事課長  現段階では,昨年度から大きな進展はないというのは実情ではございますが,先ほどDXというようなお話もあったかと思うのですが,自治体のDXや自治体のデジタル化というのが推進されている中で,こういった方向性なども見据えつつ,さらに,出勤簿に関しては,機械化することによるメリット・デメリット,その辺りも慎重に検討してまいりたいというふうには考えております。 ◎ 吉見委員  そしたら,今でも出勤簿は印鑑を押しているというわけですね。 ◯ 牛田人事課長  押印しております。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。よろしいですか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長
     それでは,質疑なしと認めます。  よって,人事課への質疑を終結いたします。速やかに交代をお願いします。  次に,財政課に対する質疑に入ります。  まず,説明をお願いいたします。                         〔財政課より議案説明〕 ◎ 井村委員長  以上で財政課の説明が終わりました。  これより,質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  22ページで,基金が3億9,528万円減っているけど,市債残高が4億8,052万円減っているということは,これ,基金が減っても市債残高が減ったから差引きゼロより多いのと違いますか。 ◯ 南財政課長  吉見委員からは,基金残高と地方債残高に注目しての御質問かと思います。当該比較自体につきましては,財政の状況の傾向を推しはかる方法としては非常に有効な手法であるかと思いますが,あくまでも,傾向をつかむような手法でございまして規模まではつかめないものというふうに考えております。  現実に,先ほども申し上げましたけれども,令和2年度決算における実質収支につきましては昨年度より1億3,125万2,000円多い形になっております。これは,現在,繰越金というような形で会計管理者の口座のほうに入っておりまして,委員御指摘の,例えば,基金残高ですとか地方債残高には反映されていないというような状況になっております。ですから,こうしたことから考えましても,地方債の残高が増える,もしくは,基金の残高が減るというような部分について見ることで,財政が改善しているのか悪化しているのかといった傾向を推しはかることについては非常に有効な方法であるとは思いますけれども,金額まではなかなかつかめないのかなというふうに考えております。ただ,平成30年度なんかと比べますと基金残高が半分以下となっておりますので,議案説明会の際に今後の財政シミュレーションをお示しいたしましたけれども,今後,積戻しを行ってまいりたいと考えております。 ◎ 吉見委員  平成30年度の決算意見書に,単年度収支に格段の配慮が,令和元年度の意見書には,財源確保に経費の削減,健全な財政運営と,令和2年度の6ページにも,各会計において財源確保に努めるとともに経費の縮減を図り健全な財政運営を推進したいとあります。昨年独自の歳入とは副案はあるのかと質問した。回答は,未収金の回収,ふるさと納税の推進,ネーミングライツと言ったのですけど,私が見ている限りでは2,704万円である。他にどのような努力をして,結果はどうなったのでしょうか。 ◯ 南財政課長  昨年の予算決算委員会におけます委員の御質問に対して,今,委員おっしゃられたとおりのお答えを私がさせていただいております。ただ,その際に,なかなかすぐに効果が出るようなものというのはないのかなというような前置きをさせていただいた上で,まずは,現在取り組んでおります,おっしゃられました,未収金の回収ですとか税収確保など,既存の歳入確保に引き続き地道に取り組んでまいりたいというようなお答えをさせていただいたところでございます。  委員からは,ふるさと納税ですとかネーミングライツの例を出していただきまして金額も含めて御紹介いただきましたけれども,それ以外といたしましても,例えば,税収の確保について申し上げれば,令和2年度についても税務課が非常に滞納整理等を頑張ってくださっておりまして,徴収率についても,令和元年度よりも0.5ポイント上がっております。また,普通会計ベースで申しますと,住宅新築資金等貸付事業におきまして,委員も御承知のとおり,議会のたびに人権推進課より,訴えの提起ですとか,また,債権放棄の議案が上程されておりますけれども,債権の管理や回収に努めた結果,昨年度よりも2,700万円弱,繰上充用金が圧縮されたような形となってございます。昨年度も申し上げたところでございますが,歳入の確保については,なかなかすぐに効果が出るものはございません。地道な取組を今後も引き続き推進してまいりたいと考えておりますので,御理解のほどをよろしくお願いいたします。 ◎ 吉見委員  10ページの長期債利子,平成30年度が6,901万円,令和元年度が8,663万円で,平均化できていないのは金利の問題でしょうか。 ◯ 南財政課長  委員御質問の,会計課が執行しております公債費についての御質問でございますが,確かに,元金と利子を別々に比較をされた場合は,今,委員から御紹介のございましたとおりでございます。1,700万円弱,それぞれ金額に差がございますが,元金と利子を合計した金額で比較をしていただきますと,令和2年度につきましては約20億6,077万円,また,令和元年度につきましては20億6,142万円というような形になりまして,その差は65万円ほどとなってまいります。年度間における平準化につきましては,元金と利子を足していただいた場合には,それぞれ図られているものというふうに考えております。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  よろしいですか。  それでは,質疑なしと認めます。  よって,財政課への質疑を終結いたします。速やかに交代を願います。 ◎ 井村委員長  本日の会議時間は,議事の都合により,あらかじめ,これを延長いたします。  それでは,次に,総務課から説明を願います。                           〔総務課説明〕 ◎ 井村委員長  以上で説明は終わりました。  質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  36ページ,ガソリン代がえらい違うんです。2万8,000円しかきていないんですけどね。令和元年度は22万2,000円,平成30年度は9万2,000円要っているんですけど,どうしてでしょうか。 ◯ 藍沢総務部副部長  委員御質問の,燃料代における年度間の差異につきましては,令和元年度の決算額22万2,000円ほどの中で大幅に多いのは,本庁舎の非常用の発電機,これは,停電時などに使用する重油代が12万5,000円ほど含まれていたことなどを理由とするものでございます。その他,令和元年度の決算額と比較しまして令和2年度の決算額2万8,900円ぐらいになりますけれども,これが大幅に少ない理由としては,ガソリン代の年平均単価が前年度に比べてリッター当たり約19円大幅に下がったことに加えまして,新型コロナウイルス感染症の影響による出張とか研修,それから各種イベント等の中止やオンライン化によりまして,各課が使用する公用車を含め,使用頻度が減少したことなどが大きな要因となっております。 ◎ 吉見委員  36ページの下から11行目,庁舎内外清掃委託料170万円,これは,ロビーのコイの上のガラスの清掃は入っていないのでしょうか。玄関と言えば小松島市の顔であると思っています。クモの巣ですごく見苦しいのですけど。 ◯ 藍沢総務部副部長  庁舎内外の清掃委託料の内容につきましては,庁舎内の部分に関しましては,庁舎の清掃委託としては各階のトイレ,階段,廊下という業務内容になっておりまして,また,庁舎の敷地内の清掃業務に関しましては,敷地内の清掃,敷地内の草刈りや,そういった樹木の剪定なども内訳となっております。  委員御指摘の箇所につきましては,厳密には業務の範囲には含まれておりませんので,庁舎内の景観の保持の観点から早急な対応が必要と考えておりましたので,ただ,高所であることで専門業者に業務を依頼する予定でございましたが,このたび,応急的に職員対応でおおよそ除去したということでございますので,また御確認いただければと思いますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 吉見委員  そしたら,駐車場の北の桜の枯れ枝とか庁舎西の雑草なんかも別枠ですか。 ◯ 藍沢総務部副部長  駐車場付近に落ちている枝が車にというふうな話だと思うのですが,基本的には,高い木に関しては業務的には受けられないのですが,下に落ちているものとか手が届く範囲であれば業務内でやっていただくようにしております。また,職員等も,台風の後あたりは,下に落ちた分に関しては,適時,小まめに清掃して,高枝切りばさみあたりで届くような範囲であれば対応するということで,安全面に配慮しつつ,そういうことでやっていくということで御理解いただきたいと思います。 ◎ 吉見委員  土地取得事業の特別会計,今,土地開発公社が持っている土地はないのでしょうか。 ◯ 藍沢総務部副部長  現在,土地開発公社が保有している土地につきましては,平成29年度に土地開発公社が先行取得した日峯大神子広域公園用地のうち,令和4年度に市に売却予定の用地をはじめ,あと,基本財産となっております土地等がございます。 ◎ 吉見委員  選挙管理委員会のやつですけど,40ページと41ページ,令和元年度の市議会議員選挙と市長選挙と比べてみると,臨時賃金が37万円,それで,会計年度が1.6万円,入場券輸送量が96万円と臨時会回線電話が3.6万円,これが市議会議員選挙。そしたら,市長選挙だったら,会計年度が1.6万円で公用車が1.3万円,弁当代が19万円,切手代・電話代が104万円,投票立会人委託料が20万円というふうにいろいろ分かれているのですが,これは,そんなものでしょうか。 ◯ 藍沢総務部副部長  令和元年度執行の市議会議員選挙と令和2年度執行の市長選挙を比較しまして,例えば,市議会選挙の議員が,御指摘ありました,臨時職員賃金を,令和2年度の市長選挙では,会計年度任用職員制度の導入に伴いまして,会計費目上,報酬と旅費に分かれての支出となったことに伴いまして,報酬というのが選挙長立会人等報酬において含まれることになります。また,旅費については,会計年度任用職員の通勤手当としての支出となっております。また,市議会議員選挙での入場券の郵送料とか,先ほど言われました臨時回線電話代は,会計上の費目が節の役務費の細節は通信運搬費となっていることから,令和2年度の市長選挙では同じ役務費の通信運搬費である切手代・電話代等を含めて記載させていただいているところでございます。  こうしたことから,委員御質問の市議会議員選挙の項目にあって市長選挙にないとか,また,その逆といったような御質問であったかと思いますけども,基本的には,令和2年度からの会計年度任用職員制度に伴う報酬が違うところに分類されたということと,あとは,会計費目上の分類に従いまして,市長選挙の部分では主要施策の項目内容を集約化もしくは細分化して記載したため,このような形の若干の差異が生じているということで御理解いただきたいと思います。 ◎ 吉見委員  同じ品目で比べてみますと,市議会議員選挙で,選挙長立会人など報酬が137万円,市長選挙では190万円。投票開票事務が496万円,市長選挙では478万円。投票所の会場使用料御礼が15万円で市長選挙では25万円。入場券印刷代が82万円で市長選挙のほうで89万円。不在者投票事務手続は12万円で市長選挙では20万円。ポスター掲示板設置などが419万円で市長選挙では202万円。このように差があるのはなぜでしょうか。 ◯ 藍沢総務部副部長  令和元年度の市議会議員選挙と令和2年度の市長選挙の決算額において大きな差異が生じている項目を挙げていただいたと思うのですが,選挙長立会人等の報酬においては,先ほども申し上げましたが,市長選挙で53万円程度増加となっている主な理由としましては,前段お答え申し上げましたとおり,市議会議員選挙では臨時賃金等の項目での支出となっておりましたが,市長選挙では会計年度任用職員報酬の支出を選挙長立会人等報酬に含めて計上していることなどが考えられます。  続いて,大きな決算額で差異が一番ありますのがポスター掲示場の設営等の業務委託料につきましてですが,これは,市長選挙と市議会議員選挙の比較においてポスター掲示場の区画数の違い,市長選挙では6区画119か所,それから,市議会議員選挙では27区画88か所ということで,サイズも,市議会議員のほうが,候補者名が多いということで大きいことから,ポスター掲示場の設置・撤去委託料あたりで約190万円以上の差異が出ている,これが大きな理由ということを認識しております。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  以上で,総務課に対する質疑を終結いたします。  5時15分まで休憩します。                        [休憩 午後 5時06分]                        [再開 午後 5時15分] ◎ 井村委員長  それでは,再開いたします。  次に,電算管理課より説明を願います。                        〔電算管理課より議案説明〕 ◎ 井村委員長  以上で説明は終わりました。  質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 南部副委員長  アクセス解析をやられているということを今お話しされていたので,本当に1年間の伸び,すごい伸びですばらしいと思います。更新回数であるとか,著しく,この1年,大きく変わっていると思うのですけど,年代別とかは調べられていますか。 ◯ 勝野電算管理課長  これは,確認するサービスなのですけれども,年代とかそういったものは確認できない状況ですので,できておりません。 ◎ 南部副委員長  ホームページを活用して発信していくという動きに今なってきていると思いますので,SNS,広報こまつしま,様々な方法・手法があると思うのですが,どの年代層にどういう形で伝えていくかという仕組みから考えていけるような小松島市であってほしいなと思いますので,そういう解析もぜひ行っていただければ,今後できるのであれば考えていただければと思いますので,お願いいたします。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  それでは,質疑なしと認め,質疑を終結いたします。速やかに交代を願います。  それでは,税務課より説明を願います。                         〔税務課より議案説明〕 ◎ 井村委員長  税務課の説明は終わりました。  質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  収納率は上がり滞納額は下がったと評価しているが,取組はどうなのでしょうか。
    ◯ 荒井税務課長  徴収率向上のための取組はという御質問でございますが,現年度課税分の徴収強化と収入未済額の縮減が重要であると考えておりまして,その対策の1つとして,先ほど申し上げました,令和2年度より県と市の税務職員が併任して双方の徴収に当たる総合併任制度の運用を開始いたしまして徴収能力向上と徴収体制の強化に取り組んでいるところでございます。今後も,あらゆる手法を取り入れながら対応してまいりたいと考えております。 ◎ 吉見委員  不納欠損金約2,000万円,滞納繰越分が1,893万円,プラス現年度分が106万円で,滞納繰越分が1,893万円に増えた理由は。 ◯ 荒井税務課長  決算審査意見書の12ページの表を見てのことかと思いますが,滞納繰越分の不能決算額についての御質問ですが,不能欠損につきましては,その年々に1件当たりの額の大きいものを欠損処理することによって,結果として全体の不能欠損額が増加するということもございます。今回の不納欠損における主なものといたしましては,納税義務者本人が死亡し,法定相続人の相続放棄による相続人不存在や,法人が破産し財産がないということなどで欠損処理をしております。 ◎ 吉見委員  タブレット295番の12ページのことで質問していっています。意見書には滞納繰越分28.0%と4.2%増加している。増えた理由は,その死亡したために増えたのでしょうか。 ◯ 荒井税務課長  滞納繰越分の徴収率が前年と比べて4.2%増となっている理由ですが,過年度分につきましては,滞納整理機構への移管等を含め,厳正で公正な滞納処分に取り組んでおります。現年度分につきましては,現年度の徴収の成果がその後の滞納繰越額の増減に直結いたしますので,初期滞納者への早期対応を強化していることが滞納繰越分の徴収率の向上につながってきているかと思われます。 ◎ 吉見委員  意見書には,収入未済額については,現年度分が前年度比103.6%で139万円増加,収入未収額の縮減に努めたいとありますが,どのように努めるのでしょうか。 ◯ 荒井税務課長  収入未済額の縮減につきましては,先ほども申し上げましたように,新たな滞納繰越額の発生を抑制するため現年度課税分の徴収強化に取り組んでいるところでございますが,令和2年度におきましては,感染症に係る税制措置として徴収猶予特例措置がございまして未済額には徴収猶予分を含んでおりますので,前年度より増となっております。 ◎ 吉見委員  徴収率は平成30年度が95.7%,全国平均より増えたと平成30年に回答いただきました。令和2年の質問で,他市では市長の声で,市税対策本部をつくり1.3%上昇した。やる気があるかと部長に聞きましたら,調べると回答しました。どうなっているのでしょうか。 ◯ 西照総務部長  市税対策本部等をつくってはどうかというような御質問であったかと思います。昨年度については,よく検討して調べてまいりたい,このようにお答えをいたしておりますが,現在,本市におきましては,徴収率向上の取組といたしまして,吉見委員も御存じのとおり,県でありますとか滞納整理機構と連携を図って徴収率の向上に取り組んでおります。その結果といたしまして,これまで課長のほうからお話申し上げてありますように,徴収率の向上と収入未済額の縮減というような形につながっております。ですので,対策本部を設置するというような形ではなくて,今後,今までやってきておるような取組というのをやっていく中で着実に徴収率等を向上してまいりたいというふうに考えております。 ◎ 吉見委員  13ページの口座振替加入率が微増しているのですけど,また,今後,加入率を増やす手だては何か考えているのでしょうか。 ◯ 荒井税務課長  口座振替加入率を増やす取組についての御質問ですが,金融機関へ出向くことなく口座登録ができるサービスを今年度から開始いたしまして,現在,郵送受付の件数も増えている状況でございます。口座振替は納め忘れの防止には最も有効な手段でございますので,口座振替制度の周知や勧奨を様々なアプローチで行いまして,今後も口座振替の推進に取り組んでまいりたいと考えております。 ◎ 吉見委員  すごいですね。  主要施悪31ページの滞納整理機構負担金396万円で,なぜ多く徴収率が上がったのか。なぜ多くの徴収率が上がったのかを先に聞きます。 ◯ 荒井税務課長  滞納整理機構の負担金についての御質問でございますが,本市からの移管30件で,本税2,988万円1,955円に対し徴収額が2,641万129円で,負担金としては396万円を支出しております。令和2年度の徴収率につきましては69.1%という結果でございまして,機構での徴収率が上がったことにつきましては,これは,大口の滞納がある者が完納したことにより徴収率が上がったものと考えますが,徴収率については,その年によって変動はございます。 ◎ 吉見委員  前年度は38.4%なのですけど,これは,平均というか,他市とかそんなのでは何%ぐらいでしょうか。 ◯ 荒井税務課長  他市との比較でございますが,移管する事案ごとにそれぞれの内容も事情も違いますので,一概に他市町村と比較してどうかというのは難しいのですけれども,令和2年度の県全体の本税のみの徴収率は55.7%となっておりまして,本市が69.1%という結果でございます。 ◎ 吉見委員  どんな基準で移管,引渡しをするのでしょうか。 ◯ 荒井税務課長  機構移管の基準についての御質問ですが,滞納額累積事案や大口滞納事案でありますとか,また,再三の催告にも応じない,分納誓約も守らないような,差押え等,滞納処分が必要な事案など,機構の持つ専門的技術を生かした処分ができる事案を移管しております。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  以上で税務課への質疑を終結いたします。速やかに交代をお願いいたします。  引き続き,会計課より説明を願います。                         〔会計課より議案説明〕 ◎ 井村委員長  以上で会計課の説明は終わりました。  これより,会計課に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  質疑なしと認めます。  よって,会計課に対する質疑を終結いたします。速やかに交代してください。  次に,監査委員事務局から説明を願います。                       〔監査委員事務局より議案説明〕 ◎ 井村委員長  以上で監査委員事務局の説明を終わりました。  これより,監査委員事務局に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  11ページの,住民からの監査請求があった場合はとありますけど,過去2年ぐらいのときに住民からの監査請求はあったのでしょうか。 ◯ 大島監査委員事務局長  住民監査請求ですけれども,平成25年度以降,令和2年度までは事例はございません。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  質疑なしと認めます。  よって,監査委員事務局に対する質疑を終結いたします。速やかに交代を願います。  次に,議会事務局から説明を願います。                        〔議会事務局より議案説明〕 ◎ 井村委員長  以上で,説明が終わりました。  質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  7ページ,3番目の議会運営費120万円,令和元年度は462万円,平成30年度は371万円。その中で随行職員分が,平成30年度は25万円,令和元年度は39万円,令和2年度はなし。なぜ随行するのでしょうか。 ◯ 田中議会事務局長  昨年度につきましては,確かに,議長会であったりとか委員会の視察であったりというのがほぼございませんでしたので随行ということもございませんでした。今,執行は少ないのですが,ただ,随行の意義としましては,議長であったりとか委員会が視察に行くときには,それなりの事務手間であるとか細々した用向きを果たす必要もございます。議長会等ではかなりたくさんな資料を頂いたりであるとか,あと,行き帰りのチケットの手配であるとか,そういった経費が事務局としては必要かなというふうには思っております。  ただ,行かれる方によっては,場合によっては,事務局構わないよというふうな場合もあろうかと思いますので,そこは,そういった判断に基づいて事務局も対応したいなというふうに思っております。 ◎ 吉見委員  今,事務局長が言ったように,要らないという人もおります。ですから,随行をなくするか,それとも,議長一人では行けないのだったら,副議長とか担当委員長が随行すればいかがでしょうか。 ◯ 田中議会事務局長  確かに,おっしゃるように,会議の内容によっては委員長とかが一緒に行かれるということもあり得ることなのかなと思います。ただ,議長と副議長が同時に行くというのは危機管理的にもどうなのかなというふうなこともございますし,そこは,議長の判断で,トップで判断すべきであるのかなというふうには思います。 ◎ 吉見委員  大手の部長とか,そういう会長とか社長が行く場合は別ですけど,部長とか課長が行く場合は,ほとんど1人で行って,それで,1回目に行ったら2回目はたやすく行けるというので,そういうふうにやっているので,ぜひとも,次の運営委員会とかそんなので決めてほしいと思います。  7ページの議長交際費,平成30年度と令和元年度は50万円ぐらい出ています。令和2年度は4万円です。これは,会合がなかったというのですけど,市長交際費で出しているので,議長の交際費は要らないのではないでしょうか。 ◯ 田中議会事務局長  議長交際費についても,こちらについては,中身につきましては,大きなもので言えば賛助金ですね,あと,イベントがあった場合の協賛金の支出であるとか,あと,祝い金ですね,懇親会であるとか新年互礼会であるとかの祝い金,そういった辺りの内容が支出はされるのですが,昨年度についてはそういったことが極めて少なかったと。  ただ,こちらについては,昨年度たまたまそういうふうな状況であったというふうなことでございますが,平年ベースで言いましたら,議長の公職としてのお付き合いといいますか,交際費として執行が必要なものはもちろんございますので,これをなくすというのはなかなか難しいのではないかなというふうには思います。 ◎ 吉見委員  今までやってきたからやるというのではなしに,改革すべきところはすべきではないのでしょうかね。小松島市もそんなに財政は豊かでないと思いますので,一度,運営委員会とかそんな所で考えていただきたいと思います。  7ページの4番目の会議議事録作成で,118回で259万円,1回当たり2万1,971円。令和元年度は97回で207万円,2万1,340円。平成30年度は119回で289万円,2万4,338円。昨年はなぜ80万円減ったのかと,回答は,委員会が22回減ったからと答えてくれました。令和2年度と平成30年度の差は1回減で30万円減。1回当たりの単価も違う。どんな契約でしょうか。 ◯ 田中議会事務局長  会議録作成とあるのですが,この中にも,議会の会議録検索システムであるとか,あと,会議の言葉の反訳料であるとか,大きくは4つの種類の執行がございます。  この中で,259万6,000円の内訳としまして,まず,今,先ほど申しましたのが,1つ,定額が出ておる毎月4万8400円の12か月,これが,会議録のホームページにアップしておる運営の委託料の部分です。これが58万円。これは,毎年,毎月,定額の額でございます。それから,次に大きな額が音声の反訳料,こちらについては時間掛ける単価という計算をしますので,例えば,委員会が1回あったら,これが,1時間あれば1時間掛ける単価1万6,000円とか,そういうような単価になりますので,これが音声反訳料。これは,長い短いによって変わります。令和2年度の内訳で言えば166万円ほどでございました。それから,入力料ですね,こちらについては,音声でない情報の会議録に入れるための情報入力料。こちらについては,額は小さいのですが6万8,000円ほどでございました。それと,あと,データ調整料といいまして,こちらは,会議録検索システムに載せるためのデータの加工料ということで,本会議で1ページ180円,委員会が1ページ191円で,これの合計が28万2,000円というふうなことで,259万6,000円の内訳が主にこの4つの経費で占められております。  今回,増減がなぜあるのかというのは,2つ目の音声反訳ですね,ここは166万円と申しましたけど,ここは時間によって大きく増減します。令和2年度については102時間ほどございました。令和元年度も拾ってみたのですが,大体80時間弱ぐらいということで,開催回数は違うのですけれども,開催回数だけで積算できるものではなくて,委員会であるとか本会議の開催時間の長さによって額が変わってくるというふうな内訳でございますので,開催が増えればもちろん比率的には増えるのですが,一概にそれだけでは言えないというふうな内訳でございます。 ◎ 井村委員長  ほかに質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  質疑なしと認めます。  よって,議会事務局に対する質疑を終結いたします。
     以上で,本日の日程は終了いたしました。  21日は,午前10時再開,市民環境部,保健福祉部の部局別審査を行います。  本日はこれをもって散会いたします。                        [閉会 午後 6時05分] Copyright (C) 2005 Komatsushima City Assembly, All Rights Reserved....