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  1. 小松島市議会 2020-01-17
    令和2年産業建設常任委員会 本文 2020-01-17


    取得元: 小松島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    2020年01月17日:令和2年産業建設常任委員会 本文                        [開会 午前10時16分]  -委員長開会宣告から市長挨拶まで省略- ◎ 出口委員長  本日は,今臨時会議において本委員会に付託されました議案1件についてを,審査するものであります。  これより,議案第3号 工事請負契約締結について(和田島ポンプ場建設工事)を議題といたします。  当局より,議案第3号について,説明願います。なお,本件議案補足資料として,小松島飛行場周辺障害防止事業についても,あわせて説明願います。 ◯ 茨木産業建設部長  産業建設部です。議案第3号 工事請負契約締結について(和田島ポンプ場建設工事)につきまして,担当より,御説明いたします。 ◯ 内山まちづくり推進課長  まちづくり推進課でございます。恐れ入りますが,ファイルナンバー197,小松島市議会第1回臨時会議議案書の7ページをお願いいたします。 ◎ 出口委員長  よろしいか。                         (「はい」と言う者あり) ◎ 出口委員長  はい,どうぞ。 ◯ 内山まちづくり推進課長  議案第3号 工事請負契約締結について(和田島ポンプ場建設工事)でございます。本議案につきましては,和田島ポンプ場建設工事のうち,ポンプ場下部工事に係る工事請負契約締結するものであり,令和元年10月31日に一般競争入札公告を行い,同年12月20日には落札予定者が決定し,12月24日に仮契約締結に至りました。  予定価格が1億5,000万円以上の工事であるため,地方自治法第96条第1項第5号及び議会議決に付すべき契約に関する条例第2条の規定に基づき議会議決を求めるものであります。  8ページをお願いいたします。  契約内容について,説明をさせていただきます。工事箇所につきましては,和田島字西林ポンプ場南側,約980平方メートルの用地でございます。工期につきましては,着工が議会議決を経た日の翌日から,完成が令和3年3月15日となっております。請負代金額につきましては,税込みで3億4,452万円でございます。請負者につきましては,株式会社松本建設誠建設有限会社のいわゆる工事共同企業体でございます。詳細については,記載してあるとおりでございます。
     議案についての説明は以上でございますが,引き続き,本議案に関連しまして,小松島飛行場周辺障害防止事業和田島ポンプ場建設工事等について,お手元に配付させていただいております,こちらのA3の資料,こちらの方で説明をさせていただきたいと思います。こちらのA3の資料の2ページをお願いいたします。A3資料の2ページの左側を御覧いただけたらと思います。  まず,初めに,現在,取り組みを進めております小松島飛行場周辺障害防止事業の全体的な説明をさせていただきます。近年の降雨状況が,以前とは異なるものとなりつつあり,浸水常習地区となっている和田島地区においては,その対応策が必要であること,また既存の排水機場建設から30年以上を経過し,施設老朽化が著しく,和田島排水機場における多くの機器が更新時期を超えていることなどから,その老朽化対策排水能力強化が喫緊の課題となっております。  このような現状を踏まえた浸水被害の抜本的な解消に向けた対策といたしまして,平成26年度に基地整備状況等との因果関係を調査するとともに,浸水解消を図るため3つの排水区域に大別し,対策施設整備を検討,整備計画を策定し,平成28年度に防衛省所管事業である小松島航空基地周辺洪水対策事業を採択していただきました。10年に一度程度発生する時間降雨量72.5ミリに耐え得る施設整備に向けた取り組みを推進しているものでございます。  現在,取り組んでおります事業内容について申し上げますと,ページ左側中段ポンプ場及び排水区域の図を御覧いただきたいと思います。  第2期事業といたしまして,和田島町南部の和田島地区排水区域約21.5ヘクタールにおきまして,ポンプ施設更新に当たり,排水能力強化に加え,耐震津波対策を行うこととしております。また,第3期事業といたしまして,和田島町北東部日の出内水地区排水区域約10.6ヘクタールにおきまして,ポンプ施設建設管渠施設建設を行うこととしております。  次に,和田島ポンプ場建設工事を進めております第2期事業について,説明をさせていただきます。  まず,新たなポンプ場位置についてでございますが,先ほども御説明させていただきましたが,和田島字西林でございまして,ページ左下航空写真の方を御覧いただきたいと思いますが,黄色の線で囲んである防衛施設,こちらの南側に現在の和田島排水機場がございますが,そのさらに南側の隣接した土地,こちらの航空写真で申し上げますと赤枠で囲んでいる,この部分ポンプ場の新たな位置でございます。  次に,事業概要についてでございますが,大変申しわけございませんが戻りまして,1ページの方をお願いいたします。  事業の名称や規模等につきましては,前段申し上げましたとおりでございまして,防衛省補助率につきましては,100分の75でございます。事業期間につきましては,平成28年度から令和6年度までを予定しており,総事業費は約20億円を見込んでおります。  次に,ポンプ場施設概要について御説明させていただきます。申しわけございませんが,もう一度2ページの方に戻っていただきまして,2ページ右側の上段の方を御覧いただけたらと思います。  排水量についてでございますが,現況の用水能力は毎秒1.8立米でございますが,第2期事業におきまして,毎秒2.05立米となります。なお,全体計画の中では,ポンプを増強する予定としておりまして,毎秒3.6立米となる予定でございます。ポンプ場建て屋概要でありますが,鉄筋コンクリート造,地下2階,地上2階であり,建築面積は370平方メートル,延床面積は929平方メートル,高さ16.55メートルでございます。放流口につきましては,口径1,800ミリであり,放流先徳島小松島港和田地区でございます。また,プラント設備についてでございますが,ポンプにつきまして,第2期事業では900ミリ,350ミリ,300ミリをそれぞれ1基としており,全体計画ではさらに900ミリを1基増強する予定としております。そのほか,深さ5,950ミリの細目自動除塵機を2基設置することとしております。  次に,和田島ポンプ場の今後のスケジュールについて申し上げさせていただきますと,本議案でもあります和田島ポンプ場土木工事を今年度から令和2年度までの2カ年で予定しており,令和2年度からはポンプ等建築工事を2カ年で,令和3年度からは流入渠工事を2カ年で,令和4年度からはポンプ除塵機電気設備などのプラント設備工事を2カ年。令和5年度からは放流渠及び場内整備予定しており,令和6年度からの供用開始を目指しております。  また,3ページ目以降では,ポンプ場平面図断面図を添付させていただいておりますので,また,お時間があるときに御覧いただけたらと思います。なお,断面図網掛け部分,こちらの方が今回の工事箇所となっております。  以上で,説明を終わります。 ◎ 出口委員長  以上で,議案説明は終わりました。  これより,議案第3号に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  済みません。2ページのプラント設備のところ,ちょっと聞きもらしたので,もう一回,言ってもらえますか。これ,書いてあるのが,するやつで,これにまだ追加があるということですか。 ◯ 内山まちづくり推進課長  2ページの資料で申し上げますと,プラント設備ポンプ設備,こちらの方を第2期工事で今年度から土木工事を進めるのですが,この第2期事業口径900ミリを1基,350ミリを1基,口径300ミリを1基で予定しております。最終的には,口径900ミリの1基を増強いたしまして,最終的に2基となる予定でございます。 ◎ 出口委員長  よろしいか。 ◎ 吉見委員  はい。 ◎ 出口委員長  ほかに質疑はございませんか。 ◎ 佐野委員  今の関連で。今,つくったら毎秒2.05立米で,口径900ミリをもう1基つけて,最後は3.6立米になるということですか。 ◯ 内山まちづくり推進課長  はい,そのとおりでございます。 ◎ 佐野委員  了解しました。 ◎ 井村委員  その中で,常時使うポンプというのがどれで,大雨のときに補助的に使うのがどれというのは,どうなるんですか。 ◯ 内山まちづくり推進課長  通常では300ミリもしくは350ミリ,このあたりのどちらかが動くという状況でございます。 ◎ 出口委員長  ほかに。 ◎ 松下委員  ちょっと教えてもらいたいのですけど,この新しくするポンプ場津波対策というか,こういったところでどんなのですかね。  機械ものなので,今後整備していく際にどうなるのかというのかというのが,GLから見て7メートルぐらいですか。蹴上げも入れて,そんな対策はどうなっているのかなと。 ◯ 小林産業建設部部長  耐震に対する備えということで御質問をいただきましたので,私の方からお答えをさせていただきます。  東日本大震災の際に,このポンプ場も含めて,下水道施設がかなり損傷を受けました。そういったことを踏まえまして,国の設計指針変更になっておりますので,その変更に沿った設計とさせていただいております。  具体的に申し上げますと,津波波力,それから津波沿岸に来たときに,その遡上高が約3倍,そういったことを踏まえるとともに,機械につきましては,その浸水深より上に上げる。そういった設計をしております。なので,沿岸部においては,窓,ドアとかは設置しておりません。波力に耐え得るための壁についても,かなり強固なものにさせていただいております。 ◎ 出口委員長  よろしいか。ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 出口委員長  質疑なしと認めます。  よって,質疑を終結いたします。  これより,討論に入ります。討論はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 出口委員長  討論なしと認めます。  よって,討論を終結します。  これより採決いたします。  議案第3号,工事請負契約締結について(和田島ポンプ場建設工事)を挙手により採決いたします。  お諮りいたします。  議案第3号について,原案のとおり決することに賛成の委員挙手を求めます。                            (挙手全員) ◎ 出口委員長  挙手全員であります。  よって,議案第3号については,可決すべきものと決しました。  以上で,本委員会に付託されました事件は議了いたしました。  散会に当たり,市長より御挨拶がございます。 ◯ 濱田市長  本委員会に付託されました議案につきまして,原案どおりお認めいただきましてありがとうございます。委員各位からは,貴重な御意見,御提言をいただいたところであります。本日はお世話になり,ありがとうございました。 ◎ 出口委員長  これをもって産業建設常任委員会を散会いたします。                        [閉会 午前10時32分] Copyright (C) 2005 Komatsushima City Assembly, All Rights Reserved....