小松島市議会 > 2019-12-11 >
令和元年文教厚生常任委員会 本文 2019-12-11

ツイート シェア
  1. 小松島市議会 2019-12-11
    令和元年文教厚生常任委員会 本文 2019-12-11


    取得元: 小松島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    2019年12月11日:令和元年文教厚生常任委員会 本文                        [開会 午前 9時59分]  -委員長開会宣告から議案説明まで省略- ◎ 井村委員長  以上で議案の説明は終わりました。  これより,議案第96号及び議案第97号に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  では,私から1点よろしいですか。少年武道場の件なのですけれども,議案説明会のときに若干聞いたのですけれども,稼働率ってどれぐらいの稼働率で,今まで南小松島公民館の1階でされていたのでしょうか。 ◯ 勢井教育委員会参事  南小松島公民館の時代には5団体が使っておりまして,平日は18時半から9時過ぎぐらいまで,それと,土曜日については午前,午後とも,午前は10時から11時ぐらい,それと午後は13時から15時ぐらいで使っておりました。現在は4団体がありまして,そのうち,登録者の児童数としては54人という形で,使用の方法については,先ほど申したとおり,平日の夜間と土曜日については午前・午後という形で使用するような状況になります。 ◎ 井村委員長  そしたら,じゃあ,新しい団体なり,利用したいというて,今使っている以外の空いている時間で調整すれば,それも利用はできるのですか。 ◯ 勢井教育委員会参事  はい。空いておる時間についての調整は可能と考えておりますが,実は,適用指導教室はなみずき学級が4階を午前中,平日使っておるので,そちらの時間を外した時間帯では可能と考えております。 ◎ 井村委員長  もう一点,利用料も発生して,どれぐらいの基準でされとんですか。 ◯ 勢井教育委員会参事  施設の使用料は,現在のところは無料でございます。ただ,夜間に照明を使う場合は1時間当たり50円ということになっております。 ◎ 井村委員長
     じゃ,赤石の市立体育館の横にある武道場を利用する場合は使用料が要りようわけね。じゃ,そっちで使っていたら安いね。じゃ,そっちに移りますよという,もしそういう団体が出てきた場合,日程の調整ができれば,そっちに動くという可能性もあるんやね。無料というのがちょっと今ひっかかったのやけど。 ◯ 勢井教育委員会参事  市立武道館の場合は一般の方も利用ということになりますが,ここ,少年武道場についてはあくまでも少年という形になりますので,子どもたちが対象となっております。 ◎ 井村委員長  市のものは市のものなんやね。個人で設置されてそのままというのではないね。市のものは市のものやね。 ◯ 勢井教育委員会参事  市の公共施設でございます。 ◎ 井村委員長  わかりました。ほかに皆さんからございませんか。よろしいですか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  それでは,質疑なしと認めます。  よって,質疑を終結いたします。  これより,討論に入ります。  討論はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  討論なしと認めます。  よって,討論を終結いたします。  これより,採決いたします。  まず,議案第96号 小松島市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第96号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第96号については,原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に,議案第97号 小松島市少年武道場条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案97号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案97号については,原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で,本委員会に付託されました事件は,全て議了いたしました。  次に,行政当局からの報告事項に移ります。  小松島市一般廃棄物処理基本計画の改定について,令和2年度小松島厚生福祉解放センター外壁改修に伴う県前保育所の休所について,以上2件の報告があります。  まず,市民生活課より小松島市一般廃棄物処理基本計画の改定について報告を願います。 ◯ 藍沢市民生活課長  それでは,タブレットファイルNo.166をお願いいたします。166になります。  166の小松島市一般廃棄物処理基本計画改定版素案の概要になりますけれども,あわせて,本日は素案の本体のデータにつきましても,タブレットファイルNo.167で御報告させていただいておりますのでよろしくお願いいたします。  166の方で説明いたします。  それではまず,資料の1ページをお願いいたします。  一般廃棄物処理基本計画改定版の概要でございますが,まず,計画の趣旨といたしましては,廃棄物の処理及び清掃に関する法律の規定に基づく一般廃棄物処理基本計画につきましては,ごみの減量化や資源化,生活排水適正処理に向けた取り組みを位置づける計画でございまして,近年の廃棄物処理を取り巻く環境や廃棄物処理に関する社会情勢をかんがみ,平成26年3月には小松島市一般廃棄物処理基本計画を策定しておりまして,平成28年4月には一部改定を実施しているところでございます。  続いて,計画期間及び目標年度につきましては,国の指針において,10年から15年先を目標年次に,概ね5年ごとに改定することとされておりましたことから,計画期間は直近の実績年度であります平成30年度を基準年度に令和2年度から目標年度となる令和15年度までとしております。  続いて,資料2ページをお願いいたします。  ごみ処理の現況としての1),ごみ処理のフローにつきましては,こちらにお示しのとおり,ごみ種別ごと中間処理,それから最終処分までの処理の大まかな流れをお示ししている状況となっております。  続きまして,2)の1人1日当たりのごみ排出量は,年々減少基調で推移してきておりましたが,昨年より,粗大ごみの収集回数の拡充などの要因もありまして,平成30年度で約1,065グラムとなっております。  続いて,3)の燃やせるごみの性状となっておりますけれども,こちらはごみの処理,組成が高いのは紙・布類が5割を超えておりまして,三成分としては,水分と可燃分がともに約半数近くを占めております。  続いて,3ページをお願いいたします。  こちらは,4,ごみ処理施策の現状と課題についてでございますが,総括的に申し上げますと,現状といたしましては,ごみの排出抑制及び分別排出に向け,行政,市民,事業所等の方々が連携し取り組みを推進していく必要があります。また,課題については,食品ロス削減なども含めた市民1人1日当たりのごみ排出量の抑制に向けた減量化を初め,燃やせるごみの中から紙類等の分別を徹底していくことによって,ごみの資源化率の向上を図るほか,レジ袋やペットボトル使用量削減によるプラスチックごみ排出抑制などにも取り組んでいく必要があると考えております。  続いて,資料4ページをお願いいたします。  こちらは,一般廃棄物処理基本計画の改定にあたって基礎資料とするため実施した市民及び事業所アンケート調査結果の概要についてでございまして,市民用及び事業所用を合わせて計2,000件発送しまして,市民用,事業所用の回収率は,それぞれともに4割を超える形となっております。  アンケート結果の概要につきましては,まず,市民アンケート調査結果の主だった事項といたしましては,ごみの減量化や資源化の推進を目的としたエコバッグ運動の実施,また,食品ロスの解消を初め,ごみの分別,生ごみ水切りの徹底などについては,施策の認知度及び施策の取り組み度合いが高く,そのほかのごみ減量化や資源化を進めていく上での問題点及び施策の推進に当たって市に求められる取り組みといった調査項目などに対する結果をこちらにお示ししております。  また,2)の事業所用アンケート調査結果の主だった事項としましては,事業系一般廃棄物産業廃棄物に分類される廃棄物区分の認知度を初め,そのほかは,事業所での施策の取り組み度合い及び,ごみの減量化や資源化を進めるに当たっての問題点に関する調査項目などに対する結果をこちらにお示ししております。  続いて,資料5ページをお願いいたします。  こちらは,ごみ処理基本計画における基本理念を初め,4つの基本方針に基づく各施策の取り組みに係る基本計画の体系図となっております。基本理念については,このたびの改定では,「安全安心で快適に暮らせる資源循環型社会の構築」としまして,サブタイトルを「みんなで取り組む3R」としております。  こちらにお示ししている4つの基本方針に基づく施策の主な取り組みの概要を申し上げますと,まず,基本方針1の発生段階における(1),生活系ごみの発生抑制に向けた取り組みにおいては,エコバッグ持参によるレジ袋削減に向けた環境に配慮した行動を初め,(3)の事業系ごみ排出抑制に向けた取り組みでは,事業者用のごみの分け方,出し方の手引やリーフレットの作成などを検討してまいります。  それから,続いて,基本方針2の排出段階における再利用,再資源化の推進に係る(2)の生ごみの減量,資源化に向けた取り組みでは,資料2ページの燃やせるごみの性状の三成分の中で申し上げましたが,減量化のための生ごみの水切りや手つかず食品,食べ残しの縮減による食品ロス削減に向けた啓発周知を行います。  続いて,(3)の分別収集の拡充に向けた取り組みでは,ごみの減量,資源化の推進のため,廃プラスチック類や紙類を初め,ペットボトル分別ルール遵守を目的に,引き続き広報やホームページ等を活用した適正分別に向けた取り組みを推進いたします。  続いて,基本方針3のごみの適正処理及び再資源化の推進としての(3),最終処分場の管理運営につきましては,近年における埋め立て残容量の減少も踏まえまして,さらなるごみの減量化,資源化の推進により,埋め立て量の減量化に努めていく必要があると考えています。  また,(4)のその他の取り組みとしましては,関係6市町による広域ごみ処理施設整備に向け,今後も事業進捗に向けた市民への理解に努めていく所存でございます。  続いて,基本方針4の不法投棄対策及び災害廃棄物対策の項目では,(1)の不法投棄対策の推進に当たりましては,不法投棄看板の設置,また,警察などとの情報連携による巡回パトロールの実施要請を初め,平成29年3月に策定した小松島市災害廃棄物処理基本計画に基づき,災害廃棄物対策の推進に努めてまいります。  続いて,最後のページになりますが,資料6ページをお願いいたします。  本計画の改定に当たりまして位置づけております減量化,資源化の推進に向けた2つの主要な将来目標値であります1人1日当たりのごみの排出量及び資源化率につきましては,1人1日当たりのごみの排出量,いわゆる原単位につきましては,直近の実績値であります平成30年度の1,065グラムから,目標年次である令和15年度における目標値を950グラムとしております。ちなみに,広域ごみ処理施設整備基本計画で稼働予定とされている令和9年度における本市の目標値は約1,026グラムとなっておりましたが,本計画の令和9年度におけるこの目標値は約30グラムの減となる996グラムとしております。  また,2つ目の主要指標としましては,資源化率におけまして,平成30年度実績の13.4%から,令和15年度における資源化率の目標値を24.5%としております。  なお,下の囲みの部分ですが,前段御説明いたしました,このたび実施した事業者,市民アンケート調査において,ごみの減量化及び資源化等に対する各施策の取り組み度合いの意向として,「機会があればしたいと考えている」と回答した割合を協力度と定義しまして,この考え方に基づきまして,生活系燃やせるごみ等を初め,こちらにお示しのごみ種別による効果を前段で申し上げました将来目標値の設定で見込んでいる状況でございます。  続いて,一般廃棄物処理基本計画の構成として,資料5ページのごみ処理基本計画とともに,廃棄物の処理及び清掃に関する法律の規定に基づき位置づけております生活排水処理基本計画につきましては,基本理念を「環境への負荷の少ない循環型都市の構築」としまして,この理念に基づき,こちらにお示しの5つの基本方針を定めておりまして,この基本方針に沿った生活排水処理及び排出抑制に向けた主な取り組みといたしましては,生活排水処理適正処理を初め,し尿処理施設の維持管理のほか,家庭等における発生源対策などを位置づけております。  一般廃棄物処理基本計画改定版素案の概要については以上でございますが,なお,「広報こまつしま」1月号でも予定しておりますが,来年1月7日から3週間の予定で本計画素案に対するパブリックコメントを実施する予定としております。  市民生活課の報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◎ 井村委員長  以上で報告は終わりました。  ただいまの報告について,何か御意見,御質問等はございませんか。 ◎ 津川委員  すいません,お尋ねします。2ページのごみ処理の現況の2)のとこ,1人1日当たりの排出量の推移というところで,先ほど御説明のところで,粗大ごみの回収が,恐らく年4回,年6回というふうに充実してきているというところもあって,粗大ごみの量が多くなって,全体量もちょっとふえているかなという話の御報告があったかと思います。その中で,燃やせないごみの部分がふえている。それぞれ項目が4項目,中にあるのですけど,このあたりについての,何というのでしょうかね,検証といいますか,どういった状況でこういうふうになっているかというのが,もしおわかりになれば教えていただけますか。 ◯ 藍沢市民生活課長  燃やせないごみにつきましては,若干微増という形で平成30年度に向けては125.5ということでございまして,特に金属,空き缶等が多いかなというような結果にはなっているとこではあります。こちらは推測でしかないのですけども,公共工事における解体工事とか,そういった分も多少は影響しているのかなという推測が考えられますが,ほかの品目につきましてはそれほど大きな,通じての変動は,この5年間,6年間で見る限りにおいては考えれないかなというような推測でございます。 ◎ 津川委員  ありがとうございます。  まだその先には進んでいないのですけど,もう一つ,ファイルNo.167のPDFの方で,9ページなんかを見ると,表の2の2ですね。人口及び世帯数の推移というところで,世帯数に関しては,数年前から比べたらふえている。にもかかわらず,1世帯当たりの人数というのが減少していっているということで,要は独居というか,単身世帯がふえている,数がどんどんどんどんふえている状況の中で,もしかすると,最近簡単なレトルトの食品だったりとか,ペットボトル,金属に入ったような缶の,そういった食料というのがひとり世帯では手軽に使用できるという部分もふえて,そういう燃やせないごみの量もふえつつあるのかなというのを,こういう資料を見ると,何となくイメージですよ。イメージで思われたりするのですけど,またそういったところに関する啓発だったりとか取り組みというのも,もし考えられるようなところがあったら,していただけたらと思います。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。よろしいですか。よろしいですか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  それでは,ないようでございますので,次に,児童福祉課より,令和2年度小松島厚生福祉解放センター外壁改修に伴う県前保育所の休所について,報告を願います。 ◯ 建島児童福祉課長  タブレットファイルNo.168をお願いいたします。  令和2年度小松島厚生福祉解放センター外壁改修に伴う県前保育所の休所についてであります。小松島厚生福祉解放センターの1階,2階にございます県前保育所について,同センターの経年劣化による外壁等の落下が現在生じておりまして,危険でありますので,令和2年度に小松島厚生福祉解放センター建物全体の外壁等の改修工事を行っていただくことになりましたが,工事に伴いまして,大音量の騒音,それから振動が発生すると見込まれることから,工事期間中の県前保育所での保育は困難であると判断いたしました。  これによりまして,来年度において,県前保育所を休所することとし,現在県前保育所に在籍しております児童の保護者に対して,去る9月26日に説明会を行い,令和2年4月から令和3年3月までの1年間,他の保育所への転所,転園することについて御了承いただきました。  また,転所希望者が最も多くなると予想される泰地保育所におきましても,去る10月10日に保護者説明会を行い,受け入れについて御了承をいただいたところでございます。  来年度の保育所,認定こども園の募集につきましては,公立保育所が4,公立認定こども園が1,私立保育園が2,私立認定こども園が3の計10園での募集になるということを御報告申し上げます。  以上でございます。 ◎ 井村委員長  ただいまの報告について,何か御意見,御質問等はございませんか。 ◎ 南部委員  聞かせてください。現在,県前の保育所で何名通われておりまして,実際,泰地の保育所自身が何名ぐらいだったら来年度,入ってくることも可能なのかという点と,いつにまた県前保育所が再開することができるのかということがわかればよろしくお願いいたします。 ◯ 建島児童福祉課長  現在,県前保育所にいる子どもさんについては,0歳児が3人,1歳児が10人,2歳児が11人,3歳児が8人,4歳児が2人で,5歳児は7人ですが,5歳児は来年小学校に就学いたしますので,それを除きます合計34名について,転所について11月29日に最終の内定の通知を発送いたしたところでございます。その中で,泰地保育所には22名転所する予定となってございます。来年度の募集につきましては,その関係もありまして,泰地保育所につきましては,全年齢で募集が若干名ということで,12月の広報にも載せさせていただいておるところでございます。また,県前保育所再開については,同センターの工事が令和2年度,令和3年3月までに完了するという予定であるとお伺いしておりますので,令和3年度,令和3年4月から再開する予定に現在はしております。 ◎ 南部委員  ありがとうございます。ちなみに,泰地保育所に移られた親御さん自身も,また,県前保育所に戻られるという流れ自身もあるのですか。
    ◯ 建島児童福祉課長  それにつきましては,また改めて県前保育所を再開したときに戻りたいか,それか,子どもが1年間いたときに,お友達とかができて,戻らずに,そのまま使いたいという希望も,前回,耐震改修があったときに同じようなケースがあったのですけれども,そういった場合で分かれることがございますので,改めて希望をお伺いして,それで戻りたいという子どもさん,それから保護者の方については,また再度転所ということで考えております。 ◎ 津川委員  すいません,前回耐震改修があったというのは目佐の方ですかね。ではなくて。                        (「両方です」と言う者あり) ◎ 津川委員  ちなみに,目佐の方が保育所があって,今,目佐の方は稼働というか,していなかったと思うのですけど,そのときの状況はどうだったのですかね。今,南部委員さんが言われたように,1回,例えば,坂野の方に移って,そこから帰るとか帰らんとか。ごめんなさい,そのときの記憶がはっきりせんので教えていただけますか。 ◯ 佐藤保健福祉部長  平成26年当時,私が担当しておりました。その状況についてなのですが,まず最初,目佐の保育所を言われておったのですが,まず,耐震改修に伴って,坂野保育所で合同に保育をしていただくということで,人数も当時,目佐の保育所で1桁であったということもありまして,それで,1年間合同保育する中で,多くのお友達の中で保育をすることで,はぐくみができたということで,その1年間耐震工事が終わった後も,目佐に帰られますか,保育所に帰って受けられますかということを一応,一応といいますか,希望をお聞きさせていただいて,ほんで,引き続き坂野保育所の方で保育を受けたいという方が多数であったということで,一応坂野保育所で引き続きお願いして,ゆくゆく目佐保育所については一応休園ということになりました。それで,前回の県前保育所のセンターに伴う耐震工事のときも泰地保育所の受け入れ体制が整って,恐らく同じぐらいの子どもさんの移転が,移転というか,一時的な泰地保育園への移動があったのですが,原則,1年間終わった後には県前保育所に帰っていただいて保育をしていただくという中で,先ほど,担当の課長も申したのですが,希望があれば引き続きそこに残っていただいて保育をお願いするということで,状況については前回と同様の動きになるのかなと思っております。 ◎ 井村委員長  ほかに御意見,御質問はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  特にないようでございますので,行政からの報告事項は以上で終了いたします。  その他,委員の皆様から,所管事項で何かございませんか。 ◎ 津川委員  教育委員会にお聞きします。6月の委員会で,小松島南中学校の雨漏りのことをお話しさせていただきまして,調査,できれば修繕をお願いしたいということでお話をしとったのですが,その後,状況はどうなっていますでしょうか。 ◯ 花岡教育政策課長  津川委員からは,6月の文教厚生常任委員会の方で御質問いただきまして,小松島南中学校の雨漏りの件に関しましては,そのときに工事等の保証期間はどうかということもお聞きいただいております。新築工事に関します品質の保証に関しましては,躯体や屋根の工事,それからシーリング工事に関する保証期間は5年間,それから防水工事に関する保証期間は10年間となっております。雨漏りの状況は通常の雨とかではなく,台風等の強い雨が降ったときに水が入ってきておるというような状況でございまして,去る11月20日に建設業者,それから設計業者立ち会いのもと,エキスパンションジョイントについて,一部取り外すなどして調査を行ったところでございます。現在,この調査結果をもとに対策を協議しておる段階でございまして,改善に向けて対策を講じていきたいと考えておりますので御理解のほどよろしくお願い申し上げます。 ◎ 津川委員  せっかく新しい学校ができて,保証の期間内ということで,ぜひこの機会にしっかり原因を調査して,修繕していただいて,今,学校再編の小学校の話もずっと続いているのですけども,やはり何十年という形で続けていく施設になりますので,当然,雨風に関しては,どこからどう入って,どこに落ちてというのが非常にわかりにくい,一般住宅でも非常にわかりにくい修繕の内容にはなってくると思うのですけど,この段階でしっかり原因を究明して直しておかないと,後々やっぱり施設の寿命にかかわってくると思いますので,しっかりとよろしくお願いします。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。 ◎ 広田委員  教育委員会にお尋ねします。学校再編の地域説明会の内容について,もう一度改めて確認させていただきたいと思います。きょう資料を持ってきとんですが,説明会で配付されたこの資料の中の3番目の検討プロセスというところで,交通の利便性で,通学支援のスクールバスの運行についての説明のところなのですが,道路の幅員の7.5メートル以上とあるのですが,すいませんが,もう一度7.5メートルの根拠を言ってくれませんか。 ◯ 花岡教育政策課長  7.5メートルの根拠というようなことで,まず,これはコンサルタント会社との調査の結果なのですが,スクールバスが通行する道路は車の往来が可能な2車線を前提とし,道路構造令により設計速度を30キロメートルから50キロメートルとした場合の車線の幅員が2.75メートルであるため,車道を2.75メール掛ける2の5.5メートルとして,そして,歩道を最低でも幅員1メートルとし,歩道幅員を2メートルとして,道路の幅員を最低で7.5メートルの評価の基準とするということで,今回行っております。 ◎ 広田委員  この測量についてはコンサル会社がやっているということでよろしいか。 ◯ 花岡教育政策課長  そうでございます。 ◎ 広田委員  教育委員会は,原則は立ち会いも何もしませんよね。コンサルからの数字の報告だけですよね。 ◯ 花岡教育政策課長  委託をする際に,それぞれ小学校の敷地は一緒に回っていって,現場を確認していただいて,今回こういう調査結果をいただいております。 ◎ 広田委員  地域説明会で,資料として提示された20の道路があるのですが,20の道路で中央線がある道路って幾つあるか知っていますか。 ◯ 花岡教育政策課長  はっきりと何線かというのは承知しておりません。 ◎ 広田委員  両側に歩道がある道路って幾つあるか知っていますか。 ◯ 花岡教育政策課長  確認できておりません。 ◎ 広田委員  ほな,せめて,片側に歩道がある道路って幾つあるか知っていますか。 ◯ 花岡教育政策課長  確認はできておりません。 ◎ 広田委員  第1回の説明会が本校であったときに,私も参加させていただきました。途中,2校ほど説明会に,ほかの所へ行っていたもので,参加できておりませんが,私も9校だけ参加させていただきました。本校のときに気がついての質問に移らせていただきますのでよろしくお願いします。確認しますが,坂野小学校の東側の道路の数字,教育委員会の中では14メートルと書いてあります。これはどこからどこまでの数字を示したものか,具体的にここからここまでという形で述べていただきたいと思うのですが。 ◯ 石山教育次長  今,資料を確認しておりますのでお待ちいただけると。 ◎ 井村委員長  10時50分まで小休いたします。                        [休憩 午前10時41分]                        [再開 午前10時51分] ◎ 井村委員長  それでは,再開いたします。 ◯ 花岡教育政策課長  道路の幅員ですけれども,コンサルタント会社に業務を委託する際に,道路の情報ということで都市計画マスタープランで使用しておった道路の情報をお渡しいたしまして,そちらで検討しております。先ほど申しました幅員ですので,歩道を含めた横幅ということで認識をいたしております。 ◎ 広田委員  ありがとうございました。道路の幅員というのは民地までの境の歩道を含めた間の説明は理解できました。地域説明会で,交通の利便性の中で,通学支援,通学支援ということを何回もおっしゃっていたのですよね。スクールバスを通らす,それぞれの地区を1回もしくは2回回る。回数は別として,通学支援をしっかりやりますということで言っていたのですが,これだけの幅があるので,14メートルあるので,大丈夫ですよ。だから,二重丸ですよという数字。二重丸が入っている所が南小松島小学校,北小松島小学校,千代小学校,児安小学校,立江小学校,坂野小学校,これが二重丸でした。丸が新開小学校です。これは,接してはいませんけど,民地を隔てた反対側に県道が通っていますので,その分で丸です。あとの学校は全てペケでした。坂野の小学校のことを例に挙げたのですが,坂野の小学校は陸橋があって,見た感じ,14メートルという非常に幅の広い道路なのですが,片側2メートルずつの歩道があるのです。植木が植わっている花壇もあります。歩道のある所は歩道を入れて,歩道のない所は道路のはたからはたまでのという解釈で,これはよろしいのですか。具体的に言えば,坂野の小学校の横の東側の道路って,歩道って関係ありますか。もう少し具体的に言えば,坂野の小学校,歩道の所はバスは通りませんよ。スクールバスは。道路しか通らないのですよ。14メートルという幅は必要ですか。 ◯ 花岡教育政策課長  今回検討するに当たり,先ほど言いました都市計画マスタープランの道路の幅員のデータを渡させていただいておりまして,車自身は車道を走るものですけれども,検討に関しては先ほど,最初に申しました歩道と車道の幅員ということで,今回の検討は行っております。 ◎ 広田委員  坂野小学校の東側の道路は歩道を除いてさらに路肩の所に白線が引っ張ってあります。これはほとんどの道路で引っ張ってあると思うのです。線を引っ張ってある部分を除いた部分,これを路肩と言いますけど,その外側,歩道の側の路肩という表現をするのですが,路肩を除いた,いわゆる有効車道部分という表現があるのです。車がここを通りますよ。路肩の線から外側の分については,車は原則通れないという表現になっとんです。白線から白線までの間が有効車道部分という表現になっています。坂野を通った方がほとんどだと思いますけど,ちょっと頭の中であの道路を描いてみてください。あの道路,和田津の木材の集積場に行く大型トラックもダンプも市営バスの乗り合いバスも,皆あの道路を通るのです。この14メートルという幅は,あくまでも道路の幅員という表現をしていますけど,大型バスや乗り合いバスからダンプ,それから貨物の大型トラック,あの道路,中央線と片側,あそこだけで何メートルあるか知っていますか。片側何メートルあるか御存じですか。 ◯ 花岡教育政策課長  承知をしておりません。 ◎ 広田委員  1回目の説明会があってから,実は巻き尺とメジャーを持って20カ所全部はかっていきました。ちなみに,教育委員会が示している道路で入っていない道路が2カ所ありました。1つは千代小学校の,千代小学校って,これは2カ所しか入っていませんけど,ずっと周回の道路が南側にも1つ入っとんですよね。道路の幅はほとんど変わりません。一緒です。それと,北小松島小学校。新しく北側に新しい道路ができました。この道路は入っていません。これは知っていますよね。ちなみに,坂野小学校の道路の中央線から左の白線までの路肩の白線を引っ張っている間は3.1メートルしかないのです。3.1メートルの中でダンプも大型トラックも乗り合いバスも皆走っていきよんです。ちなみに,千代小学校の北側の県道,南小松島小学校の北側の県道,児安小学校前の県道,新開小学校北側の県道,車が通る部分である走行車線の幅は,片側2.7メートルから3.5メートル,これだけの幅しかありません。教育委員会が二重丸をかけた7.5メートルどうのこうのというのがありますけど,はかった中では最大7メートルしかありませんでした。全て7.5メートル以下でした。スクールバスを走らせて,子どもたちを安全安心で運びますよという説明の中では,評価は二重丸がついておりますが,計測した中では全てバツでした。地域の説明会で本当に必要だったのは,車が通る幅だったと思うのですが,どうでしょうか。  委員長,すいません。ちょっと質問がややこしいという,私の方からの言い方はおかしいのですが,地域説明会でも保護者の方が手を挙げて言っていました。子どもたちが安心安全でという表現が何回も,どの会場でも多分言われたと思うのです。その中で,スクールバスの利便性で通学支援を一生懸命しますよという説明の中で,多分私は坂野小学校のみならず,ほかの所もいっぱい誤差がでてきました。そういった中で,地域の説明会で違った数字で説明したというのを認識されていますか。  答えがなかなか戻ってこないので,先,質問をずっとつけ加えていきます。皆さん方の記憶の中に,多分,委員の皆さん方も多分知っていると思うのですが,この6月に国の防衛システムで,イージス・アショアというのがあったのですよ。これは日本で秋田と山口に設置するというやつで,秋田の地域の説明会で,国が説明する中で,山の標高差がわずか違っとったのですよね。この資料では信憑性がないということで,一旦白紙に戻っているのですよね。だから,教育委員会の出しているこの資料に信憑性がないという言い方は私はしません。間違った数字を地域説明会でしたのと違いますかという形で説明しているのですが,どうですか。 ◯ 花岡教育政策課長  先ほども申しました幅員に関しましては,都市計画マスタープランで使っておったデータをもとにコンサルタント会社の方で選定をしていただいておりまして,実測値と違うところについてはあるかもわからないですが,間違った数字ということでは考えてはおりません。 ◎ 広田委員  委員長,小休をお願いします。 ◎ 井村委員長  小休いたします。                        [休憩 午前11時04分]                        [再開 午前11時11分] ◎ 井村委員長  それでは,再開いたします。 ◯ 花岡教育政策課長  先ほどの7.5メートルの幅員の根拠のところでも少し申しましたが,スクールバスが通行する道路については,車の往来が可能な2車線を前提とし,道路構造令により設計速度を30から50キロメートルとした場合の車線の幅員が2.75メートル。これは第3種第4級道路で,平地部で交通量1日当たり500台以上1,500台未満の場合であるため,車道を2.75メートル掛ける2として5.5メートルで,そして歩道を最低でも幅員1メートルとして,歩道幅員を2メートルとして,道路幅員を最低7.5メートルの評価基準といたしておりまして,この基準により今回判定をしたということでございます。 ◎ 広田委員  ありがとうございました。教育委員会の説明については,私は納得はしません。都合のいい解釈で歩道が入ったり,都合のいい解釈で抜けたり,そういう解釈は無理と思います。あくまでも車が通る白線内の有効車道幅,白線中央線があれば,中央線の片側,3メートルもあれば大型観光バスも皆通っているのです。別に14メートルという表示は合ってはいないと思います。14メートルの歩道の上,ほな,スクールバスが乗り上げて走るのかという表現になってきますけど,そういうことは乱暴ですので,そんなことは言いません。それで,一応,2月に入ったらパブリックコメントがあると思います。私はこの数字は完全に間違っているという解釈を持っています。自分でじかに調べて,じかに数字をたたき上げたのですから,これはよくわかります。教育委員会が地域説明会で示したあの数字は全て間違っていると思っています。訂正してパブリックコメントに入るのか,もう訂正せずに,このままパブリックコメントでいくのか,そこだけお答えください。 ◯ 花岡教育政策課長  道路幅員の考え方については,先ほど御答弁させていただきましたが,そのことについてはこの基準で判断をしておるということで,パブリックコメントについてもこのままでといいますか,この計画案でパブリックコメントをお願いしたいと考えております。 ◎ 広田委員  この間,12月の行政の広報が出ました。その中に,学校再編に関する個別説明会という表現の項目がありました。地域説明会での資料の中で,私もずっと,もう一度1ページ目からずっと見てみたのですが,また当日の資料の記憶をずっとたどってみても,この個別説明会という表現は地域の説明会の中でもなかったと私は思っています。この個別の説明会というのはどういう段階で出てきた話なのですか。 ◯ 石山教育次長  個別説明会について御説明をさせていただきます。個別説明会というのは,本来11校区,地区を回らせていただきまして,いろいろ御説明をさせていただいたわけでございますが,それ以外の団体,例えば学童であったり老人会の方であったり,いろんな年齢層の方で,ある一定の条件を満たしていただきましたら説明にお伺いいたしまして,御質問がある場合についてはお答えをするということでございます。この個別説明会につきましては,基本計画案を策定する際にも広報をいたしまして,基本計画では1件申請がございましたので,私どもが出向きまして御説明をさせていただいたというところでございます。ですので,個別説明会というのは,住民説明会においでいただけなかった方,また,いろいろな条件を満たしていただいた方に個別説明会を説明させていただくということで広報に挙げさせていただいております。 ◎ 広田委員  こういう形が当初から計画されているというのであれば,地域の説明会の中でも,きょうお見えになっていない方がまだかなりおられますと。実は後日に個別説明会をまた改めて,いろんな要件を出して開催しますので,またそのときにも足をお運びください,お友達にも声をかけて参加してくださいという言い方の説明会であったらよかったなという感じが今になったら思います。  それと,きのう新聞に出ていましたけど,月曜日に,9日付で,市民3,000人を対象としたアンケートが発送されたようです。今,ここでは「ようです」という表現になるのですが,発送された方から尋ねられても,どういう内容かというのが,私はわからないのですよ。できましたら,我々にどういうアンケートを出したかというのをお配り願うことはできるのですか。 ◯ 石山教育次長  アンケートにつきましては,先ほど委員から御説明していただいたように,発送済みとなっております。アンケート以外に,詳細,概要版をアンケートとは別に概要版を一応添付させていただいて,御回答いただいております。委員さん自身がその内容を知りたいということでございますので,その分について,資料として,またお配りをさせていただきたいと思いますので,よろしくお願いをいたします。 ◎ 広田委員  委員長,ありがとうございました。  もう一つお願いなのですが,私もできるだけ地域説明会の中に入っていって,保護者,地域の方が質問した内容,また答弁した内容というのをできるだけメモ書きは写してきたつもりでおりますが,教育委員会として,終わってから1カ月もならんけんど,地域説明会のどのような質問があって,どのような答弁を行ったという報告書はもうでき上がっとんですか。 ◯ 石山教育次長
     小学校再編に関する住民説明会の概要ということで,昨日,ゆうべの22時ぐらいにアップをいたしておりますので,ホームページで御確認することもできますし,必要であればまたデータの方を送らせていただくような形でお願いしたいと思います。了解をいたしました。 ◎ 広田委員  いろいろ,私の質問はこれで終わります。決して教育委員会の足を引っ張ったろかという考えは一切ありません。少しでもいい小学校の再編にしてもらいたいがために質問しているだけで,それは御理解,御了承ください。お世話になりました。ありがとうございました。 ◎ 杉本委員  学校再編で,関連でお伺いします。一応,4校というお話だったのですが,現在,地域の学校がなくなるという保護者の方からの意見なのですが,小さい子どもさんを持っておって,地元の小学校がなくなると,非常に小さい子どもさんを通わすのは,親としては大変だという御意見が1つ。それと,聞くところによると,スクールバスの問題についても非常に乗務員不足という形で,本当にスクールバスで小さい子どもを迎えてくれるのかという不安。それと,まだ今,独身の人なのですが,これから結婚して子どもさんが学校へ行くのに,現在4校である。それによって未来に向けて家を建てて,その方向に行きたいなという人がおいでるのですが,今のままでスクールバス関係で,もし小学校が5つになるという場合であれば,現在の家元の近くで家は建てられるけども,4つになると現在の所では遠いので,近くの学校の方に家を用意したいというふうな方もおいでるのですが,その場合に,この前も答弁がありましたように,現在,スクールバスの乗務員に対しては,輸送している会社も運転手不足を非常に今苦労しております。そういう状態で,いざ8年,10年後にそういう状態が起きた場合に,現在の4校から5校になる可能性は本当にないんだろうか。そういうことで非常に現在の保護者も,また,未来に保護者になる方も非常にそこらあたりも懸念しておりますが,そこらあたりはどうなのでしょうか。 ◯ 花岡教育政策課長  現在,学校再編実施計画案ということで4校案を出させていただいておりまして,現在はこの計画で進めていこうと考えてはおります。 ◎ 杉本委員  いえ,4校で進めていくということはわかっておるのですよ。しかし,今言ったような状態の人がおいでますので,その状態のときに,もし5校に変わるやいうことがあるのかないか,それの確認を今しよんですよ。まず,家を建てるとなったら,未来,一生の問題ですからね。新しく保護者になろうかという方は。そういう方は,もし最初,3校から,これが4校になったので,次またそういうスクールバス関係で5校になるやいうのであれば,建てる場合にも非常にまた考えないかんというような方もおいでますので,そこらあたりをもう少し,ちゃんとした話をいただかないと,本人も非常に困ると,今迷っておるという方がおいでますので,その方が本当の学校でいうたときの保護者になるわけなのですよ。現在行っている方は,もう卒業するではないですか。これから学校に行く親御さん,保護者になる方が非常にそういうことを懸念しておるので,そういうことをもう少しこれからも進める中で,きっちりそういう方針を出していただかないと困るということが今の未来の保護者になる方の大きな問題なのです。そういうことで,そこらあたりはどういうふうに今,4校で進めるというのはわかっとるのですけども,そういう場合に,そういうこともなしに,やっぱり4校でずっと行くのですか。そういうことをお聞きしておるのですが。 ◯ 花岡教育政策課長  スクールバスの市民の方から懸念と申しますか,それにつきましては,今後,学校再編準備委員会の通学部会等で詳細を詰めていくことになりますが,現時点では,5校に変えるということは考えてはおりません。 ◎ 杉本委員  そういうことで一応お聞きしておきますが,もしそういうふうにならないように,また,その部門についても十分地域の皆様方にも御説明できるように,今後とも話をしていただいて,御理解いただけるようにお願いしたいと思います。 ◎ 津川委員  先ほどホームページに会議録をアップされているということで,ちらっと今見せていただきました。これは,住民の方が疑問,質問を聞いたことに対しての,その場での返答をきれいに言葉をまとめて載せられているということでよろしいですか。 ◯ 石山教育次長  おっしゃるとおりでございます。 ◎ 津川委員  私は本会議で,これは教育委員会だけの問題ではないのではないかという話をさせていただきました。関係する幾つかの部署をやっぱり今後もし説明の中で,この間の住民説明会,パブリックコメント,市民に送っているアンケート,もろもろいろんなことを考えて,その結果により,また説明会をすることもあり得るという話だったと思います。それがあるかどうかというのは現段階ではわからんのですが,今後またあるかもしれない説明会であったり,アンケートに対する回答だったりとか,いろんな部分で,どこかで各課の言葉があってもいいのではないかというのは,やっぱり自分自身はそういう思いであります。例えば,自分自身も話をしたように,いろんな学校を回らせていただきまして,幾つか,すいません,シンプルに読ませてもらいますね。気になったところ,わかりやすいところでいうと,立江小学校の方がすごい新開小学校周辺の道路が水につかるという部分があって,水はけの部分をすごい気にしていた方がいらっしゃいました。そのときの会議録がどうだったのかなと思って今見せてもうたのですけど,なぜ新開に行くのかわからないと。あそこは浸水地区で水はけも悪い。新開に持っていくんだったら絶対に反対だというような内容に対して,回答が,4校案とした場合,通学支援を考えたとき,新開小学校に再編するのが最も徒歩で通学できる児童が多かったという回答なのですよね。これは回答が一切水はけとか関係ないのですよね。また同じ方が質問して,浸水したときに新開は親も迎えに行けない。水につかるし,水はけも悪い。1週間ぐらい水が抜けないのだが考慮はしてくれるのかに対しての回答が,「北側の県道が浸水しているが,学校施設に関しては浸水していない」。これが通学の不安に対する回答の不安の解消になっているのかどうか。もう一回質問が同じ方から,多分,これは来ています。あの周辺は浸水しているので行けないという所が結構ある。スクールバスも行けなくなる。実際は,そんなこともないような気もするのですけど,親の送迎になったときに,水がなくなるまで子どもを待つのか。それとも水がある中,歩かせてくるのかというふうな心配に対しての回答が,「再編する2校について,集めてくる児童数を学校ごとにシミュレーションしたが,新開と和田島にするのが一番歩いてくる児童の数が最も多いことになる」という回答が出ています。これが果たして,本会議でも私は言わせてもらいましたけど,純粋に疑問,質問をぶつけてきてくれている市民の方に対して,真摯な回答に,これはなっているのかどうかというのが,本会議でも言わせてもらったとこなのです。教育委員会の回答がどうだこうだという話でなくて,やっぱり説明会を見ていても苦しいのですよね。3月に成案に持っていきたいというのに対して,私は本会議でも言いました。その3月というのが,私自身,何の根拠もなく,それが早いとか遅いとかいう話ではなくて,学校再編を全体で捉えてするときに,やっぱり市民に対してどれだけ,一生懸命やってくれようなと,一生懸命,できんことはできんと言うてくれてもいいと思うのですよ。絶対,100%,100点満点の回答ってないと思うので,できんことはできん。でも,こういうとこはしっかり努力していくというのを,例えば,さっきだったら,都市整備とかまちづくりの方の観点から回答を出していただけたらいいのではないかなと思うのです。これがやっぱりこの説明会の内容,1個の例なのですけど,見ていても,回答に対するやっぱり納得できる答えに全くなっていない部分が,全部ではないです。全部ではないです。あるところに対して,やっぱり3月に成案に持っていこうとしている中で,どこまでそれを,本会議で言いましたけど,やっていただけるのか。これは,この間本会議でも言いましたけど,これは教育委員会がお答えすることではないと思うので,市長,副市長,いかがですか。市長,お願いします。 ◯ 濱田市長  これは今,教育委員会での小学校再編計画で,個別に各小学校で説明会をしていただきまして,そしてまた,PTA,また市民の皆さんの声を聞いて,今答弁して,いろいろあると思いますけど,それはまず先に教育委員会で精査をしていただきまして,そしてまた市長部局へ上げていただきまして,市長部局とともにやっぱり課題は両方で次は解決して,また説明会になるかならんかはわかりませんけど,またそれはそれでまたホームページ等々で市民の皆さんに周知をしていきたいと私は考えておりますので,まずは教育委員会で精査していただくことが優先ではないかと考えております。 ◎ 津川委員  きょうの段階で,この間,それは本会議で,先週の末に話をさせてもらったばっかりなので,今の段階でアンケートに対してはどこの課が対応するとか,パブリックコメントに関してはどの課がどうこう対応するということは,今すぐ即答はできんと思うのですが,本当にできる限りその辺はしていただきたいです。これに関しては,教育委員会だけとか市だけとかではなくて,我々議員としても,やっぱり市民の方から聞かれた以上はこういうふうな形でやっていくよというのを,やっぱり自信を持ってお示ししたいです。何かようわからんけど,わからん,何かこれが一番数がいいらしいとか,こうらしいでは,やっぱりいかんと思うのですね。前も本会議で言いましたけど,何人説明に来たからいいとか,何人来たからだめとかではないと思うのです。やっぱりどれだけここの感情の部分で,市民の方がそれを受け入れてくれるかというとこがすごい大きいと思うので,これ以上は言いませんけども,できる限りの,ちょっとしんどいと思いますけど,対応してください。お願いします。 ◎ 井村委員長  ほかに。 ◎ 南部委員  聞かせてください。私自身,一般質問で,再度委員会の方でも聞かせていただきますとお話しさせていただいたので,本当に同じ内容になるかもしれませんが,実際に,この1,800メートルの通学支援に関しての数字,あるいは1分間で60メートル掛ける30分の検証自身が実際行われていたのかどうか。また,バスが会社,私自身が調べて聞かせていただいた中でも,たくさんの回答をいただいたということができているにもかかわらず,実際,御回答をいただいたものは,バス自身の運転手を確保できないという理由だけで2クラス維持ができなくなってきたと。1つの理由ではないかもしれないのですが,という状況になってしまったと。じゃ,この2つに関して,実際バスと30分の検証に関しては,実際教育委員会の方では行われていたのでしょうか。聞かせてください。 ◯ 花岡教育政策課長  30分の検証と申しますのは,あくまでも説明会で説明させていただいたように,一般的な子どもの歩く速さが分速60メートルということから,30分で1.8キロメートルと設定をさせていただいているということでございます。 ◎ 南部委員  つまり,だから,一般的な子どもの分速60メートルというのを検証はされたのでしょうか。 ◯ 花岡教育政策課長  一般的な子どもの速さが分速60メートルというのは検証はしておりません。 ◎ 南部委員  多分,その30分というのも,60メートルというのも,バス会社に詳しく聞いて,小松島市教育委員会として調べたという状況では,僕はなかったのではないかなと,正直思っています。その中で,皆さんの前で公に,2クラスの維持がこういう状況だったのですと。だからこそ,この維持ができなくなりましたという説明をされたということ自身が,私はすごく大きいことなのではないかなと,重いことなのではないかなと思っておりまして,私自身は,それを解決する方向性としては2つしか私はないのではないかなと思っています。1つは,実際,成案に持っていくもの自身をどうするのかという点と,もう一つは,自分たちが言ってしまったことに関して,しっかりケアをしていくという面の2つしかないのかなと。実際,1,800メートル,30分以上かかる生徒に関しては,実際私たちはこうしますと言わないけないかもしれないですし,バス会社の検証自身できなくて,できるという状況であったとしたら,その環境自身をどう整えていくかというものもしていかないといけない。これをぜひ私はやっていっていただきたい。どちらかをやっていっていただきたいなと思うのですが,私の個人的な思いとしては,3月の学校再編の成案にするものに関しては,すごく急ぎ過ぎているような,先ほど津川さんから話されたように,市民からいただいた質問に対して明確に答えられていない,答え切れない部分が,やはり多いのではないかなというふうに私自身は思ってしまします。だからこそ,この状況自身を,期間を決めてやり続けていくということ自身が,私自身は無理があるのではないかなと。ただ,アンケートをとられて動いていく中で,3月に成案することは可能だと思います。思うのですが,市民に対して,私たち議員としても胸を張って,どう説明するか。本当に聞かれたことに対して,「これだからしようがないのです」と,私たち自身が言えるかどうかという状況をぜひ私としてはつくっていただきたいなというふうに思っています。委員会で全てが動き出すものではないと,私自身も思っていますので,やはり再度そのことをお話しさせていただき,意見として述べさせて終わらせていただこうと思いますのでよろしくお願いいたします。 ◎ 井内委員  私からは,事前登録型本人通知制度についてお伺いをしたいと思います。これも本会議で質問をさせていただきましたが,部落差別の解消,あるいは人権侵害に対していい制度だなという感じは持っとんですけども,一般質問の後で,市議会のモニターさんから,いい制度であるので,私も現在登録してきましたということでございますので,現在,私も登録しとんですが,7名だと思うのですが,一般質問の要旨の中で,私が一番聞きたかった点については,いい制度であるのですけども,本人に,誰が何のためにとったんだということは一番本人としてはやっぱり知りたいと思うのですね。この通知については,多分本人にはもちろん,第三者がこういう種類を何通とりましたよということで,後日,本人には連絡はあるのですけども,前段申し上げましたように,何のためにとられたのかということが一番本人は知りたいことなのですよ。もちろんこれは公用とか,あるいは市長が特別な事情があるときには通知はしないということに多分なっとるんだろうとは思うのですけども,これは本人がどうしても内容を知りたいということであれば,戸籍住民課長,市の個人情報保護条例に基づいて,開示請求すれば全部教えていただけるのですか。 ◯ 村山戸籍住民課長  通知のあった交付請求については,小松島市個人情報保護条例に基づき開示請求を行うことができますが,ただし,開示される内容については,同条の規定による範囲になりますので,請求者の氏名,住所といった第三者に関する個人情報は非開示となる場合がございますので御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ◎ 井内委員  ただ,前段申し上げましたように,私は,とられた本人はその辺が知りたいのですよ。とった方の痛みはないけど,やっぱりとられた方はどんな目的でとられたのかなという感じでおるので,もし開示請求して内容をいただいても,その請求者の内容によって,誰が何のためにということを本人が理解できるまで内容を教えてくれない場合もあるのですか。 ◯ 村山戸籍住民課長  開示される内容については規定の範囲になりますので,できない部分がございます。 ◎ 井内委員  規定の範囲内はわかるのですけども,例えばの話で,こういうケースについてはという具体的なことは現段階で答弁できませんか。こんなケースについてはもちろん本人に通知はできませんよという内容があれば教えてください。 ◯ 孫田副市長  個人情報保護条例ですとか法律の制度にかかわる,制度の根幹にかかわりますので,私の方から御説明させていただきます。  まず,本人通知制度でございますが,この制度は,戸籍法とか住民基本台帳法に乗っかった制度ではございません。この件に関しましては,法律の制度をつくるべきであるというような考え方でもって,かつて市長会を通じて国の方へ要望したこと,経緯はありますが,あくまでそういうことについて国の法制度がでてきている状況にはございません。もう一回行くのですけれども,請求をする,他人の戸籍情報をとる仕組みというのはあります。例えば,弁護士の職務上請求ですとか,司法書士の職務上請求,これはそれぞれの法律制度に乗っかって正当な権利行使を,それぞれ,士業と言うのですか,その方たちがやっているということでございまして,その請求書自体は,その請求された方の個人的な情報,保護すべき情報という形になりますので,とられた方が,その内容を知りたいと言っても,誰がどんな目的でとおっしゃっていましたけど,これには無理があるというのがまず1点です。個人情報保護条例で保護もされていますし,これを一般的に開示するということにはなりません。本市の個人情報保護条例で請求されたらどうかという話だったのですけれども,担当課長が申し上げましたように,これはほぼ肝心なところは非開示のままで出すと。そうすると,請求した方は,ほぼ意味がないということになるのですけれども,これは制度がそういうことになっていますので,現時点では無理です。  じゃ,どうしてもということが発生してくる可能性はあります。それは,例えば,民事訴訟を起こしておいて,その間に,例えば,私の戸籍の情報が相手方に何かそもそも行ったという,例えばそういうふうな状況がありましたら,裁判手続の中で,その請求書の開示の裁判上の民事訴訟法なんかの手続でもってできる場合はございます。けれども,きわめてレアなケースであって,一般的に自分の戸籍がとられたよということで,本人には通知が行くのですけれども,その内容については基本的にお示しできないという制度です。じゃ,これであんまり意味がないのではないかという議論もあるのですけれども,関係団体等の意向も踏まえて我々はこの制度の導入を判断したのですけれども,そういう通知があったということが,どういうのですか,わかる仕組みを各自治体がとっているということだったら,いわゆる司法書士であるとか弁護士であるとかが権限を乱用してとることが抑制されるだろうと,こういう形でもって運用させていただいておりますので,御理解を賜りたいというふうに思っております。 ◎ 井内委員  副市長の答弁の内容については理解はできるのですけど,前段申し上げましたように,こういう不正請求等にやっぱりいろいろつながっていきますので,その方向としては,何遍も申し上げるように,人権侵害とか部落差別の解消につながっていかないということもあります。10月の末ですかね,部落解放同盟徳島県連合会が県知事に対して部落差別の解消の推進法をもっと強力に取り組んでください,あるいはこの事前登録型本人通知制度についてももっと周知を図ってくださいというふうに要請をしておりますので,私が思う開示請求をしてもほとんどだめだという,あるいは裁判上のことであれば特別な場合については開示する場合もなきにしもあらずということでありますけれども,県連合会も県知事に対して市町村の方で事前登録型本人通知制度については周知方々,慎重に取り扱いをしてくださいというふうなことも含まれておりますので,この件に関しては,何遍も言います。犯罪を起こした場合でも,やった方のプライバシーは保護されるのですよ。やられた方のプライバシーの侵害は置き去りにされるといういろんなケースもありますので,私からちょっと要望を申し上げておきたいと思います。制度上は難しいかもわからんのですけども,県内で1回程度は戸籍の担当者の会議等もあるのではないですか。そういう会議があるたびに,この事前登録型本人通知制度の取り扱いについても十分研修するなり,私の方でこんな例がありましたとかいうことで研修を行っていただきたいと思うのですが,課長,どうですか。そういう県内の会議というのは1回程度あるのではないですか。どうですか。 ◯ 村山戸籍住民課長  戸籍の研修会で議題として挙げてみたいとは思います。 ◎ 井内委員  今後ともよろしくお願いします。 ◎ 津川委員  最近聞いた話,おとといだったかなと思うのですが,小松島の市立体育館の敷地内で,お昼前の時間にあれなのですけど,敷地内のトイレ以外の所で,大便,小便をされるような事案があったということをお聞きしています。その状況とか,いつだったとか,そのあたりをお聞かせいただけたらと思います。 ◯ 勢井教育委員会参事  御質問の件ですが,まず,9月の下旬から10月の初旬にかけてだったかと思いますが,現在,市立体育館,武道館の施設の清掃は小松島市体育協会に委託しておりまして,そちらで雇用されておる清掃員が,体育館施設の駐車場だったか玄関周りだったかはちょっと失念しておりますが,2回ほど,何日か置いて便があったということで,担当職員の方には報告がございました。その当時は動物なのか人のものかよくわからないのですが,人のものの可能性もあるだろうということで思っております。それからちょっと日を置いて,先週に,これも2回ほどあったのですが,市立体育館内のメーンアリーナの2階に観覧席があるのですが,そちらに上がる階段の踊り場等,階段の途上に,やはり便があったということで,こちらについてはティッシュペーパーも傍らにあったということで,恐らく人糞の可能性がきわめて高いということで判断をしております。その後,巡回警察官等にもこの件は相談させていただいて,担当職員の方も巡回はするようにはしております。ただ,多分館内で起こったのについては夕方以降に起こった可能性がきわめて高くて,市の職員については夜間は帰っておりまして,これも委託しておる管理人だけになりますので,そうしたことと,それから,敷地内の自動販売機等が荒らされたという経緯もありまして,現在防犯カメラをつけるように発注作業に入っております。こうしたことで抑止につなげていければなというふうに考えております。 ◎ 津川委員  これに関しては,汚いとか迷惑がどうこうというのも当然あるのですけど,普通に軽犯罪法違反になってきます。警察の方にも動いていただいているということなのですけども,当然施設自身をきれいに使っていただく,利用者の方に気持ちよく使っていただくというのももちろんなのですけども,そういった犯罪ですね,それにしっかり対応していくために,当然警察の方とも連携をとっていただいて,どうしても市立体育館の事務所が正面入り口から入ってちょっと奥に入った左手なので,特にやっぱり平日の日中というのが人目につかない,つきにくい部分というのが多いのも重々承知しております。ただし,その中でも,特にやっぱり目の前にも中学校があって,中学生がいたりとか,防犯カメラが中学校駐車場とか,正面入り口を入った所にもついているとはいえ,人がやっぱり簡単に入っていけるとこでもありますし,中学生も部活動で市立体育館を使っていたりします。そういった意味では,そういった方がいらっしゃるということは,やっぱり危険性,安全面にもやっぱり気をつけて,私たちも含め,見ていかないといけないなと思っていますので,できる限りでの御対応をよろしくお願いします。 ◎ 近藤委員  お願いします。子どもの教育の充実に関しまして,ちょっと緊急のことがありますので,よろしくお願いします。新学習指導要領に伴いまして,小学校でプログラミング教育が入ってきました。これによって,保護者の方は非常に慌てておりまして,塾等に行かないといけないのかというようなことで非常に慌てておりましたが,小松島市は他郡市に先駆けて,大型テレビが各教室に導入されています。また,他市では,ある市では,プロジェクターを運んできて,また,スクリーンを引いてという,非常に時間をかけて子どもたちに少しでも力をつける,また動機づけ,そして,あっと思わせるような,そういう授業の中に立体的な仕掛け,仕組みを入れたり,そういうことに使っていくわけなのですが,そういうことの整備に関して,小松島市ではその心配が,私が聞かせていただいた保護者の方からは,塾に行かないといけないという心配があったけれども,今タブレットと大型テレビでつながっているので,非常に安心して子どもたちはICTになついている,興味を持っているという声を一部に聞かせてもらっております。また,先生方の中での声ですが,授業の中で,大型テレビ,そしてタブレットが接続できるということは,授業中に数分の切り替えが行われることによって,子どもたちの集中力や関心は非常に高まってまいりますので,そういう点での効果や状況についてお聞かせいただきたいと思います。お願いします。 ◯ 吉原学校課長  小松島市内の各小学校では,タブレットを平成26年度,小松島小学校,立江小学校,坂野小学校,櫛渕小学校,和田島小学校に140台,平成28年度には南小松島小学校,北小松島小学校,千代小学校,児安小学校,芝田小学校,新開小学校に204台,いち早く導入しております。このタブレットを利用して,体育の演技を撮影したり,また,理科の実験の振り返りに使ったり,そのような電子黒板的利用を,また,プログラミング教育の利用,また,まとめ学習やプレゼンテーション,NHKのテレビの視聴,インターネットによる検索などに活用させていただいております。このタブレットを,デジタル教科書が本市は入っておりませんので,導入されていない現状では,小松島市ではこのタブレットの充実や活用が大変重要なものになっております。全ての子どもたちがタブレットを利用できることはもちろん,タブレットの活用の学習活動が主体的で対話的で深い学びによる授業改善により一層取り組むことにつながることと考えております。今後も高度情報化社会に向けて対応できる子どもたちの育成に向けて,特に小学校ではタブレットの充実,それからアクセスポイントの充実,中学校では大型提示装置,電子黒板や実物投影機の充実など,ICT環境の整備を着実に進めてまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。 ◎ 近藤委員  ありがとうございました。教師の働き方改革という課題もこの間の会議では出ておりましたけれども,教師の負担ということよりも,何といいますか,短時間で電子黒板のように利用する,また,子どもたちのタブレットを使うことによって,子どもたちの意見が一瞬の間にどんどんと画面にあらわれてきまして,自分の意見も恥ずかしくなく伝えることができるという,そういう発達段階に応じたメリットがあることは私は重々承知しております。特に理科の実験に関しまして,班によって数値が違ってきました場合とかに,電子黒板のように用いることができますタブレットと大型テレビを接続する,また,電子黒板は非常に子どもたちが見ていてもわくわくする,自分たちのやってきたことがすぐ目の前で見えるという,そういうような,自分たちがいる存在というのが認められているということを感じられる,そういう授業になっていくと思います。  もう一点だけお伺いします。このように,子どもたち,また保護者の方からも非常に喜んでいるという状況を一部に聞いておりますが,今後,市としては,またこの方向性に力を入れていく方向を,お答えできる範囲で構いませんので,力を入れてくださっていく方向でありますかどうかをお聞かせください。 ◯ 吉原学校課長  先ほども申し上げましたが,ICT環境整備を着実に進めていくために,次年度も,最初に購入したタブレットが平成26年度です。そのタブレットの更新,それからアクセスポイントもいろいろな場所で,教室で使うようになりますので,アクセスポイントの充実,さらに中学校では電子黒板,65インチの大型提示装置等を進めてまいりたいと考えております。 ◎ 近藤委員  ありがとうございます。いろいろと費用等もかかってくることもあると思いますけれども,できる限りの現在あるもの,ICTを活用して,子どもたちがいきいきとして学力の向上にもつながっていく,そして学習に対して楽しいと感じる,そういうような教育を切に願っております。よろしくお願いいたします。期待しています。 ◎ 南部委員  学習指導要領が見直されて,英語に関しても2020年度からも変わると思うのですが,私は見せていただいたのですが,小学校で私が習っていたときの中学校のレベルのようなものもしないといけない。または,5年生,6年生である程度しゃべるみたいなところまで,小学校3年生から習い始めてやるというようなことを見せていただきました。しかし,これから習う子に関してはいいと思うのですが,今,小学校5年生とか6年生とかというはざま世代,いきなり中学校に上がったら,さらに難しい項目で勉強していくようなことになっていくのではないかなと危惧しておりまして,それに対して教育委員会は,そのはざま世代に対して,何かケアまたは指導する方針とかはあるのでしょうか。 ◯ 吉原学校課長  南部委員の御心配は当然予想されていたことでしたので,小松島市では,平成30年度より新しい学習指導要領の時数を5,6年,70時間,それから3,4年生,35時間の授業をしておりまして,はざまができないようにしておりますので,御安心ください。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  ないようでございますので,散会に当たり市長より御挨拶があります。 ◯ 濱田市長  本委員会に付託されました議案につきまして,原案どおりお認めいただきましてありがとうございます。委員各位からは貴重な御意見,御提言をいただいたところでございます。本日は大変お世話になり,ありがとうございました。 ◎ 井村委員長  これをもって,文教厚生常任委員会を散会いたします。                         [閉会 午後 0時2分] Copyright (C) 2005 Komatsushima City Assembly, All Rights Reserved....