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令和元年予算決算常任委員会 本文 2019-09-26

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  1. 小松島市議会 2019-09-26
    令和元年予算決算常任委員会 本文 2019-09-26


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    2019年09月26日:令和元年予算決算常任委員会 本文                        [開会 午前10時00分]  -委員長開会宣告から議会評価報告書作成までを省略- ◎ 佐野委員長  それでは,再開いたします。  これより,今定例会議に上程された議案及び事務事業について,その後,論点及び争点を市民に対して明らかにするため,各委員による自由討議に入ります。自由討議議題については,予算決算常任委員会で選定をいたしました「移住定住について」の議題といたします。  それでは,自由討議を始めたいと存じます。どなたからでも御発言願います。どうですか,井村委員自由討議は,今,移住定住について自分の考えを自由に述べていただいて,その中で意見がまとまりそうだったらまとめてもいいし,まとまらなかったら,自由討議の様子の中で意見の交換だけというのでもいいですので,何でも自分のこのテーマについて思ったことを独自に言っていただきたいと思います。 ◎ 井村委員  移住定住ということなのですけれども,今回の事務事業評価にも出てたのですけれども,それが行政だけでやってるには成果が見えてこない,感じない。やっぱり市民地域皆さんの協力を得ながら,もっと成果を出していかないかんのだろうなと感じるのですけれども,聞くところによると,農業者を受け入れる。ついでに住む所もお世話してというところも実際やってます。私の地元の所もそういう方がおいでて,農業に入ってきて,有機の栽培されてやってるというのですけども,なかなか定住してくれないというのがあります。技術だけ覚えて,1年後,2年後,やっぱりそのまま,土地まで与えてたのですけれども,地元の所へ帰ってしまうというのが見えてきます。なので,やっぱり受け入れ体制もきちっと整備してなかったら,なかなか成果が見えないのかなというのが1点と,テレビのニュースで特集を組んでNHKでやっていたのですけれども,日和佐でこういう受け入れ体制をするときに,地域の人で年齢,ちょっとお年を召された女性の方なのですけども,そういう方が,きちっとお世話してくれる方がいる。受け入れる,受け入れ先,受け入れた後も,きちっと面倒を見てる,そういうふうなのがあるので,行政の窓口でなくて,地元受け入れ体制も,その後のフォローもきちっとできるような体制をしていかなんだら,せっかく来てくれた人もまた住み離れていってしまうのかなと感じるので,そういうところもこれから一体となって取り組んでほしいなというところ感じところです。 ◎ 佐野委員長  空き家バンクかな,地元田野町に空き家ができて,それを空き家バンク登録をしたところ市外から60歳,定年になった人なのですけれども,来ていただきまして,ちょうど小学校に近い庭つき,前に池もついて広々としとう,敷地の中に畑もできるというので,来てくれております。それで,自治会協議会もいろんなものにも入っていただいて,地域の一員として来てくれている実例があります。だから,その空き家バンクというのも,市外からそういう田舎へ,広々したとこへ行きたいのかなという人もおらんとは限らんので,そういう空き家バンクというのも,できたら進めてもらいたいと思うし,今,田野町で四,五十の若い人なのやけれども,同じ市内の人なのやけれども,小松島市のまちの方から田野町へ土地を貸していただいてオクラをつくりに来よう,教えてもろうてつくるという若い人もおりますので,そういうふうに何かやっぱり仕事が要るのかな,それか,あと定年になって,のんびりしたい人がということで,両方の方向が要るのかなと私は思います。 ◎ 吉見委員  教えてほしいのやけど,空き家バンクって耐震しとらんでもいけるんえ。 ◎ 佐野委員長  耐震も何も県の基準がびっしりせなんだら,登録はできんです。どんなん,耐震していなかっても,空き家バンクにいけるのですか。 ◎ 南部委員  いけます。 ◎ 佐野委員長  そうですか。ごめんなさい。 ◎ 佐藤委員  話がそれてきたみたいなので,もとに戻す意味でも,実は私,2月に伊予市の方に視察に行ってまいりまして,そこの状況の御報告を少しさせていただけたらと思います。先ほど井村委員さんがちょっと御指摘あったあたりで,お世話する人,まさに一番大きなポイントはそこでして,そこの伊予市は移住されてきた方に,そのままその仕事を依頼して,ワンストップ移住されてきてから,移住するまで,されてきてからのフォローというのもされてたという,その辺の手厚さのところというのがひとつ大きなポイントになるかなというところと,2つ目仕事に関してなのですけど,そこではJRの駅のすぐ前にコンテナショップみたいなのを行政の方が用意して,低額で,どれぐらいやったかな,一月1万円か2万円ぐらいで利用できるようにして,何でも商売してくださいねというので,何戸かの店を開店できるように,何か期限は3年かぐらいで切ってたと思うのですけど,そういった形で仕事も呼び込めるようなということで,まだ実績としては1件ぐらいしか成功事例としてはなくて,もう1件事例があったのは,そこで実績ができて,違う市でお店を始めてしまったということもあったのですけど,この辺はトライアンドエラーかなというふうな感じで受け取っております。そこの伊予市というのは,合併で3万人ちょっとの人口だったかと思うのですけど,各集落のまとまりがすごくあるところでして,そこの集落ごとで,私たち地域はこういう人間が欲しい,こういう形で地域に溶け込んでくれる人が欲しいという宣言を出して,秘書政策課の方で多分その辺の資料はあったかと思うのですけど,そういった地域地域,本当に人口をふやしたいという地域の方の熱意というか,集まりというか,こういうあたりの働きかけというのがすごく印象に残っておりましたということを御報告いたします。
    ◎ 近藤委員  失礼します。いろいろな御意見を聞かせていただく中で,受け入れ体制,まず一番整えなければいけないというように感じました。井村委員さんの御意見も聞きまして思いました。そのときに,移住,そして定住までしようという思いがあるということは,何らかの理由が人によって違うと思いますが,その中でも子どものいじめというものも含まれていると思います。それから,都会での生活に,勤務等,もうちょっとゆっくりした所で生活をしたい。また,もう一例としましては,すいません,簡単に簡略に触れます。そのような場合に,デュアルスクールというきちんとした制度がございますので,転校するということが非常に教育委員会同士でも簡単になっておりますので,小松島市,受け入れたい小松島市,欲しい小松島市,優しい小松島市というような,そういうスローガンのもとで,小松島市は受け入れるというのをアピールしていくのも方法かなというように思います。それから,受け入れ体制として,面倒を見てくれるというようなお話が先ほどありましたけれども,子どもさんの場合に関しましては,スクールカウンセラーが動くことができます。そして,もっと家屋のこと,それに関しては空き家バンク,900万円の計上をしておりますけれども,成立しているのは2件ということで少なかった,少ないと言えば少ない。しかし動画等を利用することによって,もっともっと小松島市をアピールしていくということをお願いするとつながっていくかなというように思います。あとですが,2例あります。それは定住をしている方です。県外からです。徳島赤十字病院での治療が受けたいということで強い希望があって定住をしているという,そういう話を聞きました。そういうところも生かせたらと思います。すいません,長くなりました。失礼します。 ◎ 米崎委員  移住定住,先ほど委員長がおっしゃられた空き家バンクにしても,いろいろよそのまちはよくやっていて,その上に,来ていただくために補助金,5年間ないしで住んでくださいね,みたいな感じで,やっぱりそういうメリットというのではないのですけども,あると思うのです。やっぱりよそのまちがしとるということで成功されとるところもあるので,小松島市に来たいなという,結局は魅力がなかったらあかんのかなというふうな感じはやっぱりいたします。その中で,子育て支援,今回,保育料無償化もありましたが,やはり特に思うのは,子育てしていく中で子どもさんがここの地域に住んで,それから未来の子どもをどんどんどんどんというふうにつくっていって人口をふやしていかなあかんのかなというふうに,そこらを,役所もそうなのですけど,みんなでせなあかんというのはあるのですけど,それこそ力を入れて,ほんま小松島市へ来たら,何でもあるよというふうな,ほんまに便利やな,徳島市,阿南市へ流れていかんようなことをせなあかんなというふうな感じを受けております。それで昨年,タウンミーティングしたときに,現役高校生が言いよったのが,働く場所もないし,特に遊ぶとこもないでないかというふうなのを直接聞いたときに,やっぱり現役高校生がそうやって言うぐらいで,外へ出ていかなしゃあないというのであれば,そういうふうなものを誘致できるのであれば誘致して,それこそ子どもがここでおったら一日中遊べるわみたいな形のものを何かできんのかなというふうに感じとるので,それを実現できるようにしていきたいなとは思っております。すいません。 ◎ 井村委員  皆さん意見を聞きながら,それぞれのターゲット年齢層によって多分条件というか環境が違ってくるのかなと。言われた,高齢者の方だったら,医療とか福祉が充実してなかったら,それも魅力だろうし,子育て世代,20代,30代の人を移住定住してもらうのだったら,そういう環境子育て支援体制が多分充実してなかったら,選択はしてくれんだろうし,独身をターゲットにするのだったら,家を貸し与えても,やっぱり就職口がなかったらというので,それも要るだろうし。でも,それを全部やろうと思ったら,トータルでやらなんだら,多分ふえんのだろうけど,それをするにはまた物すごくそれぞれの課題というのが大きくなるだろうし,じゃ,ターゲット絞ると言うたって,じゃ,どこに絞るのというようになってくるだろうし,そこら小松島市の条件でやっぱりできるところから力を入れてやっていった方がいいのかなと皆さん意見を聞いて感じました。 ◎ 南部委員  まず最初に佐野さんの方がお話しされた移住者が決まったという話のところでいくと,多分大学先生の話だと思うのですが,この先生の話においても,その前に小松島市の中でその方が活躍できる場があって,その上でその事業自身がどんどんうまくいっていくというような実例があって,その方自身小松島市に対して愛着を深めていく実例があった上で周り皆さん移住へ向けて,大変大きな後押しをしていったということがあります。つまり,実際に移住定住というとこでいうと,周り民間意欲みたいなのがすごく必要になってくるというところが,これ,佐藤さんの方からも話があったのが実情だと思います。ただ,この意欲というところでいうと,小松島市全体にそういう意欲が実際にどれだけあるのかというところで考えると,私自身はちょっと疑問に感じる部分があります。それをつくっていかないといけない私たち仕事ではあるのですが,まだ現在,そこまで至ってないのではないかと。であれば,どのように進めていくかということを考えないといけないと。であれば,今現在の出ているデータを理論的に分析して進めていくというのが大事になってくるのかなと。日本には市町村で都道府県,大都市をのけたら1,500市町村あるそうです。その中の1割が人口増,150程度だと聞いているのですが,人口増に結果を残していると。徳島県といったら藍住町とか板野町とかになると思うのですが,その150の中の実例を,実は内閣府の方の2014年だったと思うのですが,もう公表しているのですが,どういう自治体が実際に人口増を実現しているのかというのは,大きく2つに対して示されているのです。それは,産業がやはりある地域であると。これ自身を言うと,もうほとんど1万人から5万人に対する人口分布を占めている市町村の中でほぼ6割,7割のところが多分そうだったと思います。しかし,もう一つ,人口増を示している共通点というと,産業ともう一つあって,これ,井村さんが先ほど言ったターゲットにもなり得ると思うのですけど,三,四十代がやっぱりふえている地域というのが共通点なのです。この2つに対して,やはり何らかの方向性小松島自身が進めていくというのが,私にとっては大事なのでないかなというふうに思っています。ただ,ほかの地域と同じことをして,先ほど言う,子育て支援をしていくとしても,小松島市にしたら,隣に阿南市という大変強敵強敵という言い方したらあれですが,すごくいろんな意味でも先進的に行っていく市町村がある状況の中で,小松島市がやったとしても,すぐ阿南市がやってしまうというような状況では負けてしまうのではないかと思うので,小松島市にとって先進的な事例というのはどういうものをつくり出していくべきかという議論も必要になってくるのかなというふうに私自身は思っています。こういうものがあるということを言えないのですが,私自身はこういう形で進めていくのがベストなのでないかなという意見だけ述べさせていただきたいと思います。すいません,失礼いたします。 ◎ 松下委員  共通しよるところが,さっきから聞くと,一番が雇用子育て支援,もうこれに尽きると思う。どこのデータからしても,まず仕事をせんとあかんし,30代,40代がふえるということは家族がおるからふえるというのでは,単純に比較的統計的なものになってくると思うのですけど,それに選ばれるためといったら,そういったところ移住定住というのも,いろいろさまざまあると思うのです。県外からなのか,市外からなのか。そういったところを,一定的にターゲットを絞ってある程度取り組んでいくというのが,必要以上にやり過ぎるというか,財源があります,自治体がするレベルではね。自治体がするレベルでは一定程度になってくると思います。それだけしても,例えば日本全国でいわゆる中山間地で過疎と言われているところで成功せよと言われても,人口は減っています。移住者,最大多かったって人口はまた3%から4%ふえて,これ,非常にすごいことなのですけど,社会減には必ず負けていってるというのは,これはもう事実なのですよね。ただ,取り組んでいかなければいけない課題ではあるので,雇用とその産業,おっしゃるように,新しい産業という形で昔みたいな製造業を呼んできてどうこう,そんなのはもう時代ではないですし,すぐ出ていかれますし,本市にはそういった土地もなかなか今の財政的にはつくるのが難しいという中,新しい雇用というのは当然つくっていかなければ,そこにターゲットを定めていかなければいけない。子育て施策にしても,南部さんもおっしゃったように,財政が強いところには絶対負けていきます。もうやって,やって,やられてやから。独自色でもう少し深めていくようなやり方が要るのと違うかな。近藤さんもおっしゃいよった,施策であったりとか,そういった形の分を取り組んでいかなければいけないのかな。あと1つターゲットに思うのが,市外から市内阿南市への転出が小松島市は若年層で非常に多うございます。それをどうとどめていくかというのが一番重要であって,それをとどめていくのが一番大事なのですよね。あと,どうこうと言うのですけど,例えば小松島市から阿南市の方の大きい企業に就職されて,そして引っ越すとか,その一定定数をとどめるとか。例えば大きい市内にある救急病院小松島市に住まわれている方,何人いらっしゃいますか。極端な話,市役所の方で住まわれている方が何人小松島市にいますかと。そういった方に選ばれるような,それはもうターゲット,決まってくるので,そういったターゲットに,何で住んでもらえてないのか,さまざま事情はあるのですけど,解決できる課題,解決できない課題があるのですけど,そういった課題を抽出にいって,それで住んでいただく。我々がするのは,その中で住んでいただいて,まちに活気を起こすとともに,税も納めていただくので,その中で持続できる,こういったまちを目指していくというのが一番なのでないのかなと思います。 ◎ 橋本委員  私,思うのですけど,これもう徳島県も県全体で人口,減っていきよるでしょ。県自身人口減少対策ということを言うておるのですけど,僕も具体的なことをよう言わんのやけど,1つは,私,今,小松島市で住んでおる市民が幸せと思っておるのかどうか。俺は小松島市に住んでよかったわというここが僕,原点でないかなというふうな気持ちがします。それだけです。 ◎ 佐野委員長  仕事が一番だろうけれども,そういうような産業がないというか,工場を今さら誘致をするというのもなかなか難しいことやけれども,隣の市には大きい会社があるので,小松島市からでも通えることは通えるのですけれども,あと,農地とか山のミカン園とか,いろんなものをつくらん放棄地がようけあるので,もし何か農業の変わったものをしたいと思うなら,土地自身は十分にあって,そういうお世話を何かしてあげたら,若い人でオクラでもつくってしようかという人もおらんことはないのですけれども,何か新しい農業でしたいなというような,あと,その指導をできるような人がおったら,そういう方面ではまた案外できるかなという気はあります。 ◎ 井村委員  私もそう思います。実際,農業に携わってというて来られる方おいでます。現状は担い手不足で,農業者も高齢化して担い手不足で,そういう方がきちっと,じゃ,土地は渡して,機械を貸してあげて指導までやっている所,市内でもあるのです。だから,やっぱり今,委員長言われたように,そういうところも力を入れてやっていたら,担い手不足解消にもなるし,つながってふえてはいくと思うのやけど,そこまでの力をまだ入れてないというのが実情です。 ◎ 松下委員  それと同時に今も言いよるのですが,所得を上げるような施策をとらんと,言うてあれなのですけど,ほな,自分とこ子どもはん,商売してますか,自分とこ子どもはん,農業,漁業,されてますか,継がしてますかというようなところが一番大事なのです。自分とこ子どもにさせられへんのに,よその人が来てするかという話や,第一が。何でかと言うたら,一番,それだけでないと思いますよ。いろいろ家庭もあるので,ただ,やっぱり最低限の所得というところはなんぼ機具を貸したり,つくり方を教えたりしたって,せいよと,やっぱりそこで終わってしまったら,そこから全く知らんとこから入っていって,なかなかできかねるので,そこのお手伝いというところも同時に。本来,自分で働いていくことなので,自分で考えて自分で取り組んでいくのが第一前提なのですけど,そういったサポートというものをもうちょっとしっかりやっていったり,土壌というのをつくって,環境整備をつくっていくのが行政とかの仕事なのかなと。 ◎ 南部委員  私自身,今の松下君の発言,物すごく同調するところがあるのですが,世帯年収をどう上げていくかというところを私自身はすごく思ってまして,というのも,子どもを育てて,大学まで育てていくに当たり,奨学金を払わずにして通わせられる年収ってどれぐらいか御存じですか。実際,言うと,700万円必要らしいです。実際,小松島市の企業に働かれていらっしゃる方,またはいろんな形で個人事業をされていらっしゃる方の中で,これだけの収益を,収入を得られていらっしゃる方ってどれぐらいおるかというと,もう皆さん御存じのような状況だと思います。ですので,私自身はこの700万円を600万円であると,奨学金をいただきながら大学,育てていくことができるということを私自身も聞いていますので,実際,この600万円という年収をどうやって世帯年収としてつくっていくか。お父様,お母様,2人が働かれて,これをつくっていく環境小松島市はつくっていくべきなのでないかなというのを私は真剣に訴えさせていただきたいと思うのですが。となると,まずお父さんとお母さんが共働きできる環境を第一につくるべきだと。その上に,お母さんが,例えばパートというような形でどこまで稼げるのか。逆に言うと,パートでない状況の中で働ける環境があるのかというのも,小松島市はつくっていく必要があるのでないかなというふうに思っています。ですので,この,実際に人口増を本当に目指すのであれば,ここまで議論を深めた上で,小松島市をどうつくっていくかというのをつくらないといけない。実際に,またそれをするにはどれぐらいの人口をふやしていくかというのも明確に,私たち自身は自覚する必要もあるのではないかなというふうに思っています。すいません。 ◎ 吉見委員  700万円というのは1人の大学生ですのだろ。2人行くとしたら,それにまだ300万足さんなんだろ。 ◎ 南部委員  実際にその年齢によってきょうだいが5歳離れておったら,4年で変わることができるのですけど,実はそのとき,そのときの状況でもちろんお金が変わってきます。すいません,手を挙げずに申しわけございませんでした。もちろん,私立に行く,国立に行くというので大分変わってきます。ただ,平均してどれぐらいが必要かというのをファイナンシャルプランナーの方が公式に出されておったりしますので,ぜひそれを見ていただければと思います。すいません。 ◎ 杉本委員  私が思うには,やっぱり小松島市が民間企業といろいろ相談して,小松島市としてどういうことが移住定住するために進めていけるかということを協議した上で,そこにそれなりの条件をはっきりやっぱり提示しないと,来る方は来られないのですよね。例えばよその方で,ある方は移住されて,そこで塩の仕事をずっと子どもさん3人育てながら来られた方もおります。また,もう1人の方は,子どもさん3人おる方も農業移住して,しておるということも報道でされておりました。その中で,内容的なものは何かといいますと,ある程度農業の場合は,なんぼかのヘクタールの土地を融通されて,その中で本人が,子どもさんも生活の中でそういう畑仕事をやっておるということが出てきて,本人も納得して生活してるわけです。ところが,小松島市では,先ほどある議員さん言ってましたが,農業の不足の方がおいでて,こちらに研修に来るにもかかわらず,来た方は小松島市では住まずに,阿南市に住んでおって,小松島市に研修に来てたと,こういう事例があるのですよね。こうなれば,何のために小松島市にその方が来たのか,研修が終われば,すぐに地元へ帰るという,そういうシステムそのものが小松島市としてはできてないのですよ。ですから,もう少しやっぱり市として民間企業とちゃんと打ち合わせして,どういうことが小松島市として受け入れできるかということを,補助金も含めて考えて,これをやりたい,これをしますということをはっきりとやっぱり提示して,そしてそういう移住される方に選んでいただいて,小松島市に来ていただくと。そのためには,先ほどもお話がありましたように,地域の皆様方の心温まる助け合いの精神があってこそ,その方も来て初めていいなと,また行政のいろんな皆様方のそういうお手伝いもあって,幸せだなと思って,そういう方は永住していただけるのですよ。ですから,そういう内容をもう少しきめ細かく十分に精査してやらないと,ただ漠然と移住してくれるようになったらええな,ええなというようなお話では難しいかな。前に移住の話も行政の方から答弁がありましたが,そういう空き家の問題も相談しましたが,なかなか御本人の方からの承諾を得られることができないので難しいですというような答弁も過去にいただいたことがありますので,そこらをもう少し突っ込んで,そういう住む所,働く所についても十分オファーできるような状態を市がつくらないといけないなと私は思います。そういうことがまず大事でないかと思います。 ◎ 四宮委員  さっき橋本委員さんが本当に小松島市で住んでよかったと小松島市の人が思っておるかというお話があったのですけど,私も今,いろんな形で移住してくる話というのは自分の考えの中にもあるのですけど,それよりも,今,小松島市で住んでおる人が本当に人生の最後の最後まで小松島市で住んでよかったなと思えるその環境づくりというので,今回もちょっと一般質問で公共交通について話しさせてもうたのですけど,この小松島市の地形の狭いというか,小さなまちを生かして,網の目状態でいろんな形で公共交通の整備にしても,今の徳島バスを中心に公共交通が図られておるとは思うのですけど,これから先にやっぱりこういう小ささを生かしたまちづくりというか,そういう意味で当然大きな日赤もありますし,医療につけても,福祉につけても,小松島市は安心して最後まで人生を送れるよというようなまちに,きのうもちょっと県外からこっちへ移住したというか,奥さんの里がこっちにあって,奥さんの親の介護に今まで通いよったのですけど,今回,会社を退職されて小松島市に移住してきた人の話を聞きよったら,小松島市は本当に近くに病院もあるしというような話で,小松島市のこの地形を生かしたまちづくりというのを進めていくのも1つの手やと思います。 ◎ 佐野委員長  時間が来ましたので,問題点を提起したというような形にはなったのですけれども,雇用と子育てという,若い人に来てもらおうと思ったら,それの何が一番だと。農業にしても,そういう世話をずっとしてあげられる人,とにかく世話をする,面倒を見るという人,最後までする人がいるということ。また,日赤病院があるので,そのために移住してくれるというような,そんないい話も聞きましたので,そういうような定年後で,空き家もようけありますので,ゆっくりしたいという人とか,また若い人が住むには,特に仕事場と子育てということのお世話ができるようなことが大きな課題ですけれども,そういうふうに向けていろいろこれから皆さんにまた考えていただきたいと思います。大体そういう何でよろしいですか。問題提起だけになったかもわからんですけども,そういうことといたします。それで自由討議を終わりたいと思います。  小休いたします。                        [休憩 午前11時11分]                        [再開 午前11時20分] ◎ 佐野委員長  再開いたします。  これより市長に対する総括質疑に入ります。質疑については,一問一答制,質問の時間制限は設定しておりません。19日午後3時に通告を締め切り,同日午後3時30分よりの調整会議において発言順を決定しております。お手元に配布いたしました順序に従い,発言を許可します。 ◎ 吉見委員  給食カレンダー印刷製本の落札価格,平成30年度の落札が68.7%と非常に高くなっています。担当課に理由を聞くと,平成29年度と平成30年度では入札指名業者が違い,平成30年度では市内業者のみの指名であったと聞いています。入札方法に際して,小松島市中小企業・小規模企業振興基本条例が平成29年4月から施行され,市内業者の振興育成などの観点は十分理解できるが,市内産業者だけで入札した結果,平成29年度に比べ,49万2,480円高くなり,率にすると,68.7%となっています。そのことに関して,市長の考えはいかがでしょうか。 ◯ 濱田市長  吉見委員の質問にお答えいたします。物品の購入や業務の委託につきましては,その内容や目的に即した使用により,複数の事業者を選定しております。所定の手続を経て入札執行を行っております。入札の結果につきましては,事業者の皆様が応札した結果であると認識をしておりますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 吉見委員  お答えいただきました。が,小松島市中小企業・小規模企業振興基本条例には第4条の3,市は工事の発注,物品及び役務の調達に当たっては,予算の適切な執行に留意しつつ,市内の中小企業・小規模企業の受注機会の増大に努めるものとするとありますが,しかし第3条に中小企業・小規模企業の振興は次に掲げる事項を基本理念として行わなければならないとあり,3条の1に中小企業・小規模企業自らの創意工夫及び自主的な努力により,その経営の改善及び向上が促進されることとうたわれています。このことから,価格も抑える方法を考えなければいけないのではないかと思います。そこで1つ提案ですが,建設業者はその請け負った工事を一括して他の事業者に渡すことはできないようですが,物品でもこのようなルールを導入すれば,価格も抑えられると思うのですが,市長の考えはいかがでしょうか。 ◯ 濱田市長  吉見委員の質問にお答えいたします。入札に関しましては,公平性,競争性,経済性等の確保をした上で市内業者の健全育成と産業振興を図るため,市内業者ができるだけ入札に参加できるようにしてまいりたいと考えておりますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 吉見委員  お答えいただきました。市内業者の振興というのは非常にいいことなのですけど,小松島市中小企業・小規模企業振興基本条例には市民の理解と協力として,第10条の2に,市民市内において生産され,製造され,または加工される物品及び市内で提供されるサービスを利用するよう努めるものとするとあります。私たちはこの条文どおり,全面的に協力いたしますので,中小企業,小規模企業小松島市両方にとってよりよい入札制度の構築を目指すことを要望し,私の質疑を終わります。 ◎ 佐野委員長  以上で通告による市長に対する総括質疑は終了いたしました。  これをもって総括質疑を終結いたします。  これより議案第56号から議案第67号までについての討論に入ります。  討論はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 佐野委員長  討論なしと認めます。  よって,討論を終結いたします。 ◎ 佐野委員長  これより,採決に入ります。  まず,議案第56号 平成30年度小松島市一般会計歳入歳出決算の認定についてを挙手により採決いたします。  お諮りいたします。  議案第56号について,原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。                            [挙手全員] ◎ 佐野委員長  挙手全員であります。  よって,議案第56号については,原案のとおり認定すべきものと決しました。  次に,議案第57号 平成30年度小松島市競輪事業特別会計歳入歳出決算の認定について,議案第58号 平成30年度小松島市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について,議案第59号 平成30年度小松島市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について,以上3件についてを一括採決いたします。  お諮りいたします。  議案第57号から議案第59号までについて,原案のとおり認定することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 佐野委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第57号から議案第59号までについては,原案のとおり認定すべきものと決しました。  次に,議案第60号 平成30年度小松島市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを挙手により採決いたします。  お諮りいたします。  議案第60号について,原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。                            [挙手全員] ◎ 佐野委員長  挙手全員であります。  よって,議案第60号については,原案のとおり認定すべきものと決しました。  次に,議案第61号 平成30年度小松島土地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について,議案第62号 平成30年度小松島市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について,議案第63号 平成30年度小松島市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について,議案第64号 平成30年度小松島市水道事業会計決算の認定について,以上4件についてを一括採決いたします。  お諮りいたします。  議案第61号から議案第64号までについて,原案のとおり認定することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 佐野委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第61号から議案第64号までについては,原案のとおり認定すべきものと決しました。  次に,議案第65号 令和元年度小松島市一般会計補正予算(第2号)を挙手により採決いたします。  お諮りいたします。  議案第65号について,原案のとおり決することに賛成の委員の挙手を求めます。                            [挙手全員] ◎ 佐野委員長  挙手全員であります。  よって,議案第65号については,原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に,議案第66号 令和元年度小松島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第66号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 佐野委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第66号については,原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に,議案第67号 令和元年度小松島市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。
     お諮りいたします。  議案第67号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 佐野委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第67号については,原案のとおり可決すべきものと決しました。  これより,議会が抽出した平成30年度小松島市予算重要事業6事業と,9月3日抽出分の平成30年度事務事業13事業の計19事業についての議会評価報告書を委員会提出議案として議長へ提出いたします。 ◎ 佐野委員長  以上で本委員会に付託されました事件は全て議了をいたしました。  閉会に当たり,市長より御挨拶があります。 ◯ 濱田市長  9月13日から本日まで予算決算常任委員会を開催され,令和元年度補正予算案,また,平成30年度の決算につきまして熱心な御審議を賜りました。9月30日の散会日におきましてもお認めいただきますよう,よろしくお願い申し上げます。お世話になり,ありがとうございました。 ◎ 佐野委員長  13日から長期にわたり,終始御熱心に審査をいただき,大変御苦労さまでございました。  これをもって,予算決算常任委員会を閉会いたします。                        [閉会 午前11時34分] Copyright (C) 2005 Komatsushima City Assembly, All Rights Reserved....