小松島市議会 > 2019-03-19 >
平成31年予算決算常任委員会 本文 2019-03-19

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  1. 小松島市議会 2019-03-19
    平成31年予算決算常任委員会 本文 2019-03-19


    取得元: 小松島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    2019年03月19日:平成31年予算決算常任委員会 本文                        [開会 午前10時00分] ◎ 池渕委員長  これより本日の会議に入ります。  本日は,昨日に引き続き産業建設部部局別審査を行い,その後に教育委員会部局別審査を行います。  審査の順序については,担当部長に一任しておりますので,指示願います。それでは,よろしくお願いします。                       [まちづくり推進課より議案説明] ◎ 池渕委員長  以上で説明は終わりました。  まちづくり推進課に対して,御質疑がある方はいらっしゃいませんか。 ◎ 吉見委員  258ページの和田島地区の7,921万円を,もうちょっと詳しく説明していただけませんか。 ◯ 小林まちづくり推進課長  小松島飛行場周辺洪水対策事業和田島地区について,まず御説明をさせていただきます。これについては,先ほど申し上げましたように,平成28年度から事業採択を受けまして,これまで用地でありますとか建物等の補償に取り組んでまいりまして,あわせて設計にも取り組んでまいりました。いよいよ平成31年度から本格的な工事に入る予定でございます。  前段,申し上げましたように工事に入りますと,国からの国庫から国債というのが入ってきまして,当該年度が2割,翌年度が8割ということになります。平成31年度,平成32年度については,この地下構造物の工事を予定しておりまして,ここにページ数でいうと259ページの和田島ポンプ場建設工事,これは土木工事のことを指しまして,平成31年度に2割の7,520万円を出しております。翌年度に残りの8割をお願いすることになります。  それから,その下の日の出内水地区でございますが。これの主なものとしましては13の委託料,前段申し上げましたように,ポンプ場の用地は取得できまして,実施設計も終えております。工事にかかる前に,放流橋といいまして,ポンプ場から公共水域に水を放流するわけですが,そこの放流先が今まで検討してまいりまして,ちょうど東側の方,今,ちょうど民間の樋門施設があるのですが,そこを,補償をもって取得して,そこを使用した放流を考えております。そのための補償費の調査,それから,ポンプ場からその樋門までの間の用地の調査費を計上させていただいております。これらが整いますと,いよいよポンプ場の建設工事にはいりますので,現時点では平成32年度から工事の着手を目途に進めてまいる予定でございます。  それから,260ページ,金磯地区まちづくり事業もそうですね。これについては,ここに書いてありますように,本年度,平成30年度に,この公園用地の当初予算をお願いしておりまして,ちょっとここで申し上げにくいのですが,権利者の方でいろいろあって,今回,翌年度への繰り越しをお願いしております。協議についてはほぼ終えていまして,その権利者との協議もある程度整っておりますので,平成31年度はいよいよ公園整備に向けた基本計画の策定を考えております。 ◎ 吉見委員  金磯地区まちづくりの方から先にいきます。これは,踏切の横の土地ですね。 ◯ 小林まちづくり推進課長  はい。平成30年12月定例会議でお願いした,都市公園の区域設定をお願いしたのですが,現在は踏切工事が行われておりますが,その金磯側になります。面積で言いますと,約6,245平方メートルでございます。
    ◎ 吉見委員  和田島地区の7,900万円ですけど,これは20%で7,500万円で,そしたら来年度は,これの80%も余計に出るのですか。 ◯ 小林まちづくり推進課長  単価構成もございますので,今後変更もあろうかと思いますが,現時点では消費税も含んで約4億200万円強の事業費を見込んでいます。当該年度については,約2割に当たります7,000万円余りをお願いしているところでございます。ただ消費税の方ですが,消費税は当該年度ではなくて,後年度につきますので,2対8では割れないのは,消費税が平成32年度の方に入っていますので,そういうことになっておりますので,よろしくお願いしたいと思います。 ◎ 吉見委員  4億幾らかの20%で7,500万円ということですね。 ◯ 小林まちづくり推進課長  実は,この防衛省の事業ですが,ほかの省庁と違って工事に対する工事雑費,また全体に対する事務費というのがございまして,事業費としては全体で4億2,790万円,これが事務費等も含めて入っております。平成31年度が7,780万円,平成32年度がその残り,3億5,010万円になるわけですが,ここの事業には人件費が別のところにありますので,ちょっと額が異なりますが,全体では4億2,790万円,これを防衛省にお願いしているところでございます。 ◎ 吉見委員  ありがとうございます。日の出地区も同じような割合で出るというわけですか。 ◯ 小林まちづくり推進課長  日の出地区については,まだ工期に至っておりませんので,国庫の債務負担がつきませんので,日の出地区については単年度予算としてお願いしているところでございます。よろしくお願いいたします。 ◎ 池渕委員長  ほか,ございませんか。 ◎ 安平委員  1点だけ。ここでは地方債となっていますけど,まちづくり推進課で大体何億円ぐらいの市債発行の予定になっていますけど,これは,3億円というのは,例年と比べてどうなのですか。多くなっているのですか。 ◯ 小林まちづくり推進課長  実は,下水道債といっていまして,長期債を利用しておりまして,平成30年度で,元金5年据え置きということだったのですが,平成31年度から据え置きが全てなくなりますので,額にして,今年度より多くなっております。今後についても,少しずつ増額で推移していく傾向にございます。 ◎ 安平委員  ということは,市債がやっぱりふえていくと。まちづくり推進課は,まちづくりですから投資的経費になるとは思いますけれども,その結果として,市債が今後ふえていくという判断でよろしいですね。 ◯ 小林まちづくり推進課長  はい,今後,償還金はふえていきますが,平成32年度から公営企業債になってきまして,そのあたりがはっきり見えてくるのではないかなと思っております。 ◎ 安平委員  ということは,市債というか,地方債の方がある程度なって,あと公債費の方がどんどんふえていくという認識を持っていてもいいということでよろしいですか。 ◯ 小林まちづくり推進課長  いわゆるバランスシート,貸借対照表に平成32年度からなるのですが,推移としては,その負債がふえいくといったことになります。 ◎ 池渕委員長  よろしいですか。  ほかはございませんか。 ◎ 松下委員  合併処理浄化槽の方の事業についてお伺いしたいのですけど,今年度は,昨年度からまたさらに予算はふえているのですけど,予算がふえても結局は執行しきれてないというたら何ですけど,汚水処理の目的といいますか,転換の件数がそんなにふえてないですけど,もうちょっとお金だけ出すというより違った取り組みが必要やと思うのですけど,いかがお考えですか。 ◯ 小林まちづくり推進課長  委員,御指摘のとおりと我々も考えておりまして,その中でまずは合併処理浄化槽の設置補助,これが他市町村とかなり異なっておりましたので,まずここを他市町村と同じ同額にする。その上で,転換の定義もあわせて,今,整理しているところでございます。転換の定義というのが,市町村によって異なるみたいなのです。そこを県と連携して,そのあたり,他市町村と同じような考え方をもって転換も取り組んでいきたいと考えております。  ただ,ホームページ等ではそのあたりも載せていくのですが,小松島市広報にはそこまで載せられませんので,適宜,ホームページ,また広報等を通じて,そのあたりの転換促進に向けた取り組みも進めてまいりたいと考えております。 ◎ 松下委員  いきなり合併処理浄化槽自体がかえるのはタイミングがあると思うのよね。普通に住んでいていきなり変えるようかとは,なかなかならんと思うので,啓発広報というのはまず第一と,その変わるタイミングというところもちょっと研究して,そのときにこういうのがありますよと勧められるようにやっていただかんと,なかなか目的値は達成できないとか,そういうところへも注視していっていただきたいと思います。  それと,金磯地区まちづくり事業の中で,ここは基本設計業務委託料が入っているのですけど,その後,これは平成30年12月の定例議会でも一般質問をさせていただいたのでけど,基本設計を策定する際に,また地域の方とか協議の場,意見を聞くというところでおっしゃっていただいたと思うのですけど,そのあたり,どういうふうにタイムスケジュールといいますか,お考えをちょっとお聞かせいただきたいです。 ◯ 小林まちづくり推進課長  松下委員から12月定例会議一般質問で御質問いただきまして,お答えをさせていただきましたが,都市公園でいうところの外部公園に当たりますので目的としては身近な住民がもっぱら使う公園でありますので,地域住民の方々の意見,これを反映したかたちで計画は進めていこうと考えています。具体的には地域の方々との意見交換会をどういうふうな形で,今後,開催していくのかということを考えておりますが,協議会とか防災組織がありますので,その団体をとおして意見を聞いていきたいなと考えております。  その中で計画の方針とか,公園の規模,規模というのは面積は決まっているのですが,中身の施設の規模等を決定していきたいと考えております。そのあたりが決定しますと,平成32年度には基本設計,平成33年度には実施設計,そのあたりの環境が整いましたら,整備の方にも移ってまいりたいと考えております。 ◎ 松下委員  いきなりできあがったものがあって,こんなのをしますよという報告ではなく,まずどんなのかという意見をまずを聞いていただいて判断していただきたいと思います。  あと1点だけよろしいですか。日峯大神子公園,こちらの方も予算がついて着々と進んでいって,設計の費用とかも入っていっているのですけど,その中で進捗といったら何なのですけど,途中,ちょっととまっているような感じもいたしているのですけど,今のところちょっと,平成31年度は予定どおり,作業といいますか,工事が執行していける見とおしなのか,お伺いをしたいです。 ◯ 小林まちづくり推進課長  現場の方が余り変わってないので,この工事が当初の予定どおりに完成するのかといった声も,実は本課の方に寄せられているところでございますが,課としては,計画どおりに進んでいると考えておりまして,ただ新年度から実施します埋蔵文化財の本掘調査,これの進捗によって今後,計画が大きく変わろうかと思いますが,本掘調査についても6,000万円ほど費用は計上させていただいておりまして,面積にしますと10%,3万3,000平方メートル,3.3ヘクタールの10%を教育委員会の方で本掘調査を見込んでおりますので,その中でもう一度,計画を練り直して,当初定めた平成34年度末の完成を目途に,計画等も見直しながらしっかりと進めてまいりたいと考えております。 ◎ 四宮委員  先ほどの松下委員の浄化槽の関連ですけど,昨年の予算から大体400万円ぐらい,今回,プラスして予算をつけられておるということなのですけど,これはやっぱり希望者というか,そういう人が前年よりそれぐらい多いということを予想されてつけられておるのですか。 ◯ 小林まちづくり推進課長  はい。基数については,今年度,同等の40基を見込んでおります。ただ,この中で,転換とあわせて単独槽の撤去費,それからくみ取りの槽の撤去費もこの中に入っております。今後,どういった形で,普及促進を強化していくのかといったことが大きな課題になっておりますが,これについては,先ほど申し上げましたいろんな媒体を通して,小松島市の合併処理浄化槽の補助がありますよと,その中でこういった定義で転換を考えておりますといったことを,今後,媒体を通して普及促進に努めてまいりたいと考えておりますし,また,これまでも小学校の方に訪問して,学生相手に汚水処理の行政とはどんなものかということを徳島県とともに,出前事業も行っておりますので,それらも新年度については強化してまいりたいと考えております。 ◎ 四宮委員  よくわかりました。それと,もう一点,浄化槽の補助率を今調べたら,去年の3月に,私は定例会議で質問をしておるのですけど,そのときに,補助金を上げるということでお聞きしたのですけど,その上がったことについて,今回,予算が上がっているというのは関係ないのですか。 ◯ 小林まちづくり推進課長  四宮議員から一般質問をいただきまして,こらからの小松島市の汚水処理の方向性について御説明させていただいたところでありまして,先ほども申し上げましたが,集合処理と単独処理があるのですが,大きな汚水処理構想の中で,小松島市も単独槽での汚水処理を目指すといった大きな方向に転換しましたので,今年度もそうですが,新年度についても合併処理浄化槽への転換に強く普及を上げていくために,今回補助金を上げるといったところでございます。 ◎ 池渕委員長  よろしいですか。はい。  ほか,ございませんか。  なかったら,ちょっと最後,1点だけお聞きします。  あんまり聞き慣れなかったのですけど,鋼材を売り払って収入を200万円ぐらい計上されるというお話があったと思うのですけど,もともと,そんな材料的なものをどこかの工事なのか,設備なのかわからないのですけど,持っておった分があるのを売り払うのか。その辺をちょっと詳しく教えていただけませんか。 ◯ 小林まちづくり推進課長  はい。これまで下水道事業については,2年,3年,4年と長い期間で工事を行いました。特に金磯南雨水ポンプ場のときに,とどめとして鋼材を利用しまして,単年度だったらリースになるのですが,その場合,リースの方がいいのか,買い取った方がいいのか。これは事業期間で大体決まってきまして,リースより買い取った方が優利なということで買い取りました。それから,他の工事についても,その矢板とかも使用していたのですが,ほかに今後大きな工事もないし,鋼材も少し劣化してきましたので,今,小松島雨水ポンプ場の東側においてあるのですよ。それを新年度に入って売り払って収入としてさせていただくことを予定しております。 ◎ 池渕委員長  よくわかりました。ありがとうございました。  それでは,ほかございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 池渕委員長  質疑なしと認めます。  よって,まちづくり推進課への質疑を終結いたします。  小休いたします。                        [休憩 午前10時42分]                        [再開 午前10時53分] ◎ 池渕委員長  それでは,再開をいたします。                       [農業委員会事務局より議案説明] ◎ 池渕委員長  以上で説明を終わりました。農業委員会に対して御質疑はございませんか。 ◎ 安平委員  済みません。195ページの,今説明していただいた活動実績報酬というのは個人にということでいいですか。 ◯ 添木農業委員会主幹  活動実績報酬成果実績報酬も個人にいく分でございますが,活動実績報酬につきましては,個人のした時間に応じてする報酬で,成果実績報酬につきましては,農業委員会の全体の成果というのが,国から県を通じて配分された分についてを,個人にまた配分するようなものになります。 ◎ 安平委員  個人でという理解ですか。 ◯ 添木農業委員会主幹  はい。 ◎ 安平委員  この成果実績報酬というのは,平成30年度の成果なのですか。 ◯ 添木農業委員会主幹  平成31年度の分になります。 ◎ 安平委員  平成31年度の当初予算で出ているから,当然,平成31年度ですね。それで,もう成果でお金が決まっているのですか。 ◎ 池渕委員長  個々にしゃべらないように。答弁は大丈夫ですか。 ◯ 添木農業委員会主幹  平成29年度の実績をもって積算しております。 ◎ 安平委員  それだったら,過去の実績に基づいて当初予算をつくりましたというお話ですね。 ◯ 添木農業委員会主幹  はい。 ◎ 安平委員  そういう解釈でよろしいですか。  では,これが要するに,農業委員会という組織の中の個人にいくという解釈でよろしいですか。
    ◯ 添木農業委員会主幹  はい。それで結構でございます。 ◎ 井村委員  農業委員会は制度が変わったでしょう。そしたら,国がこの制度を変えるといって,透明化とか活性化という名目で,農業委員さんと推進委員さんがあって,結局,経費削減と当初うたわれていたけど,これはほとんど国にお金でしょう。そしたら,結局,経費削減には全体的にはなっておるのですか,なっていないのですか。経費はふえとるのですか。制度改革の前にかかっていた経費と,新しい制度になって,推進委員さんから人数が倍になって,国からおりてきている金額が大きくなっておるのですか。 ◯ 茨木産業建設部副部長  今,井村委員の方から御指摘がありました全体的な予算というのは,ちょっと今のところ手元に資料がないのですけれども,御承知のとおり,平成28年度にこの農業委員会法が改正になりまして,従来ある農地の転用とか,そういったものを審議するような内容といいますか仕事から,担い手の農地の集積集約化,また遊休農地の解消,こういった農地利用の最適化を図るというのに重点的に活動をしていくというような改正内容になっておりまして,今回,そういう意味ではこれにかかる交付金も新たに創設されまして,これに本市ものっていこうということでの取り組みでございます。  ですから,ちょっと全体的に農業委員のあり方なんかもいろいろ議論されたようでございますけれども,そういった活動といいますか,役割が新たに付与されたというようなことで,今回の国の農地利用最適化交付金という名称でございますが,こういったお金も積極的に活用していこうという流れで,今回,予算づけをさせていただいております。 ◎ 井村委員  以前,議会選出の農業委員があったときに,行って,どんな内容でしているのかなと経験していった中で,あのころに比べたらちょっと農業委員さんの成果というか,それがもうちょっと機能せんのかな,もっと機能したらいいのになと感じていたのですけど,制度が変わって,今だったら新しい制度になって,もう機能をしておるということやね。はい,わかりました。 ◎ 吉見委員  予算が,去年が3,000万円ぐらい,ことしが3,800万円にふえていますけど,これは新しい制度になってふえたのでしょうか。 ◯ 添木農業委員会主幹  先ほどの説明の活動実績成果報酬がふえたということになっております。 ◎ 吉見委員  そしたら,この前はお金がかからないようなソフト面の事業をしっかりとやっていると説明をいただいたのですけど,ことしもそういうふうなことをやっているのでしょうか。 ◯ 添木農業委員会主幹  はい。ことしについても,農業委員会の中での各研修会をして,農業委員さんの資質向上に努めております。 ◎ 吉見委員  そしたら,その研修会の参加人員とか開催日数とか,そういうことをちょっと教えていただけますか。 ◯ 添木農業委員会主幹  平成30年度の農業委員さんで,農業利用最適化推進委員の各種研修会の参加人数についてお答えします。年度途中でございますので,途中経過でございます。徳島県農業会議が主催しました研修会の参加人数につきましては,平成30年10月に,農地利用の最適化推進大会があり16名が参加しております。平成30年11月に中国・四国ブロック女性の農業委員会研修会があり6名が参加しております。平成31年2月に,平成30年度農業委員農地利用最適化推進委員特別研修会があり,26名が参加しております。また,平成30年におきましては,毎月,総会に合わせて研修会を実施しており,4月研修会が26名,5月の研修会が31名,6月研修会が33名,7月研修会が32名,8月研修会が28名,9月研修会が33名,10月研修会が33名,11月研修会が32名,2月研修会が31名の参加をいただいております。 ◎ 吉見委員  去年のやつよりも大分ふえていると思います。頑張ってください。 ◎ 松下委員  ちょっとお伺いしたいのですけど,4番,195ページの農地情報システム経費,こちらは去年からふえてシステム改修業務委託料というのと,あと,去年もあったのですけど,システムの更新料委託料がちょっとふえていっているのですけど,これは何年ごととかあるのですか。 ◯ 添木農業委員会主幹  農地情報システムの保守管理委託料につきましては,現在稼働しております農地台帳システムの保守委託料でございまして,この農地情報公開システム更新委託料といたしまして,これは全国農地ナビのことでございまして,全国農地ナビでは全国農業会議所が管理運営しているシステムで,そこにインターネット上で農地情報,個人情報は除いているのですけれども,閲覧するようなシステムです。それのシステムの更新委託料として,今回,計上させていただいております。 ◎ 松下委員  農地ナビというシステムは,何年かごととかは特になく,不定期にプッと入ったりするのですか。 ◯ 添木農業委員会主幹  何年かごとというのはございません。 ◎ 佐野委員  農業委員会で耕作放棄地を確かによく調べて回ってくれているのは聞くのですけど,もしその耕作放棄地を確認に行って,次にどういう行動を起こすのか,そして,成果点は上がっているのか,その2点,お願いします。 ◯ 添木農業委員会主幹  農地パトロールといたしまして,9月,10月に農業委員さん,推進委員さんと一緒にパトロールをさせていただいております。その結果,耕作放棄地というところを確認しまして,それに基づいて,その方に,その意向調査というのを,現在している最中でございます。 ◎ 佐野委員  意向調査をしている段階やから,まだそれらが解消できたとか,成果とかはまだ次の話になるのやね。今のところ,成果が上がっていないということですか。 ◯ 添木農業委員会主幹  意向調査の中身で,例えば,農地中間管理機構とかに貸し付けたいというのがあれば,それをつなげていくというような作業はしております。 ◎ 佐野委員  以上,わかりました。 ◎ 池渕委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 池渕委員長  なきようでございますので,農業委員会への質疑を終結いたします。速やかに交代願います。                        [農林水産課より議案説明] ◎ 池渕委員長  以上で説明を終わりました。質疑はございませんか。 ◎ 宮崎委員  江田の用水路の地元の330万円とおっしゃっていたのは,現状の用水路の改修ではなしに,地元の要望により形が変わることにより,地元の負担が300万円要るというようなことでしょうか。 ◯ 茨木産業建設部副部長  現在,施工場所につきましては,上にあります前原町の宮というところにある水路でございまして,実は,土水路でございます。江田用水の上にありますので,地域の方がどうしてもそこはきっちりと補修したいという要望が以前からございました。その中で,いろんな事業メニューの中で,この適正化事業が,一番補助率がいいというようなことで,時間がかかってもやりたいというような要望がございましたので,地元からの積み立てといいますか,拠出をいただきながら,今回,市が施工するものでございます。 ◎ 宮崎委員  わかりました。 ◎ 池渕委員長  ほかにございませんか。 ◎ 吉見委員  強い農業づくり交付金事業の8億4,000万円ですか。これをもうちょっと詳しく説明していただけませんか。 ◯ 茨木産業建設部副部長  この強い農業づくり交付金事業でございますが,こちらにつきましては,先ほど申しましたように,国が海外との競争に打ち勝つというようなことで,攻めの農業といいますか,そういったことで新たにこういった事業がつくられたものでございまして,この中でも地元の農業法人が,これまでのトマト生産に加えて,産地を多く形成して,さらにコスト削減,また収益力の強化を図るために要望がありまして,今回,進めるものでございます。  この強い農業づくり交付金でございますが,地域の課題を解決するための取り組みといたしまして,まず,県と市とが一緒になって申請者である事業計画をきっちりこれから,県の段階で審査とりまとめをして,国の方に事業要望をとりまとめていくというような流れになっております。  これにつきましては,採択要件も非常にハードルが高いというようなことで,基本的にこういった施設は原則として総事業費が5,000万円以上というようなことで,なかなか事業費も多うございます。また,施設に係る費用対効果,また面積要件等もそれぞれ内容によって国の定める基準といいますか,ポイントがあるというふうになっております。  このトマトの生産を拡大することによりまして,この農業法人につきましては,地元の水稲を含めた農地の担い手として,現在なくてはならない存在になっておりまして,こういった中で,こういった農地を請け負うに当たり,安定的に通年的に雇用を図るというような意味からも,こういった施設の規模拡大を進めるものでございます。 ◎ 吉見委員  事業の内容のところに書いてあるように,生産技術の高度化施設のためにやるわけですね。農地の集約とかそういうのは関係ないのですね。 ◯ 茨木産業建設部副部長  はい。基本的には,まずそこがポイントになります。特に,トマトのこういった制御施設,最新の施設を導入しまして安定的に生産するというのが一義的な目的でございます。 ◎ 吉見委員  そしたら,これは石井町の方にもそんなのがあるというふうに書いてあるのですけど,徳島県では本当に珍しいということでしょうか。 ◯ 茨木産業建設部副部長  規模といいますか,規模とか額とかもそうでございますが,徳島県の中ではトップといいますか,かなり先端をいっておる施設だろうというふうに思っております。 ◎ 吉見委員  ありがとうございます。  208ページです。県単独農業振興事業の6,304万円ですか。ちょっと,これをもう一回,説明していただけますか。 ◯ 茨木産業建設部副部長  済みません。もう一度,説明をさせていただきます。  この県単独農業振興事業6,304万4,000円の内訳でございます。これにつきましては,全て県単事業で補助事業名が農産漁村未来想像事業補助金ということで,2分の1の補助率になっております。この内容は大きく4点ほどございまして,まず1つが現在,JA東とくしまが今整備を進めております,旧の産直あいさい広場で進めておりますアグリカルチャーセンターといいますか,こういった中で,今年度につきましてはキッチンlabというのを半分のスペースを利用して,既に完成をしております。その継続といいますか,事業でその隣の余ったスペースに,こういった農林水産物を加工していろいろ商品開発ができる,こういった6次化labというのを,今回,計上するものでございまして,上限が2,000万円ということになっております。また,これに合わせましてJA東とくしまが産直市等に,どんどん野菜を出していただくためにキュウリやその他いろんな野菜を含めた,リースハウスの導入も2,000万円で計上をさせていただいております。また,農業本陣でございますが,トマトの出てくる残渣,こういったものを利用した堆肥場の整備も予定をしております。そのほか,有機タマネギの生産に必要な管理用の機会の導入に304万4,000円をこのたび,県の補助事業として要望をするものでございます。 ◎ 吉見委員  ありがとうございます。16番の人・農地問題の209ページの一番下の19番の青年就農給付金で3,000万円ですか。そうすると,その下の600万円,経営体育成支援事業で4,500万円ですか。この3つのことをもう1回詳しく教えてください。 ◯ 茨木産業建設部副部長  この青年就農給付金(経営開始型)ということでございまして,これは3,000万円を一応計上しております。これにつきましては,新たに新規就農で,独立して経営をされる方につきまして,これは国の補助事業で年間150万円をこういった方に,5年間継続して給付する制度でございます。これで,一応,大きい枠を捉えて3,000万円を計上させていただいております。  その下の農地集積協力金の経営転換協力金,これは600万円。これについては,農地中間管理機構というのがありまして,従来の農家同士の貸し借りではなくて,間に農地中間管理機構が入って農地を借りて受け手に渡すというふうな,こういった制度を利用しまして,もう農業をリタイアされる方に対しては,その農地を出すインセンティブを与えるために,反当たり3万円とか,あるいは2ヘクタール以下であれば50万円,こういった金額を,その農地面積によって単価は変わってこようかと思うのですけども,こういったものを,そのリタイアされる農家の方に給付する制度でございます。 ◎ 吉見委員  経営体育成支援事業というのはそれですか。 ◯ 茨木産業建設部副部長  また,この経営体育成支援事業でございますが,こちらにつきましては,認定農業者いわゆる担い手ですけれども,認定農業者が規模拡大をしたり,あるいは農地を集積する場合に必要となる機械設備,こちらについて国が3割を上限として補助する事業でございまして,こちらの計上しております。 ◎ 吉見委員  213ページの多面的機能支払交付金8,312万円をもうちょっと詳しく。 ◎ 池渕委員長  聞きますか。はい,どうぞ。 ◎ 吉見委員  もう説明を聞きましたので,ありがとうございます。 ◎ 池渕委員長  ほかにございませんか。 ◎ 高木委員  ちょっとお伺いします。喰味谷のフェンスというのが205ページに入っていますけど,これは,最近農家をやめる人が大変たくさんおって,このフェンスの場所はどこですか。 ◯ 茨木産業建設部副部長  これは櫛渕町の喰味谷のため池の手前に集会所といいますか,そこがあるところでブロック塀が倒壊する可能性がありますので,その安全対策として今回フェンスにかえるという事業でございます。 ◎ 高木委員
     ちょっとお願いしておきたいのですけど,最近,本当に田畑をやめる人が大変たくさんおって,昔は各地域で,組合方式で農業倉庫があったでしょう。今,それが完全にもう放置されているという状態がたくさんございます。そういうのも考えようによったら,また個人等で貸し付けというたらおかしいのかな。できる方向で考えていただきたいなと思います。中に機械もいっぱいありますので,この前行きましたように,そのまま何十年も放置してあります。その点について,どういうふうに行政は考えていただいておるのかというのも,何遍も言いましたけど,ちょっとお願いします。 ◯ 茨木産業建設部副部長  この農機具倉庫の活用でございますが,現在,中郷町の方の農機具倉庫につきましては,皆さん,共同で利用されて実績もずっとあります。一方,坂野町の方にあります倉庫につきましては,世話人が以前はおられまして,いろいろと農機具を順次買い足していったのですけど,現在はもう担い手の方に大体預ける方が多くて,小規模農家が共同して利用するというニーズがだんだん少なくなっていくというのが現状でございます。  そういった中で,地域の方々とその農機具の処分も含めて,また対応して,もし処分をしていただければというような御要望でしたら,そういったあたりも,きれいに整理をしていきたいというふうに考えておりますし,また利活用の方も,そういったせっかくのスペースがございますので,何かそこを利用して共同作業場的にやるとか,ほかの産直というのも1つの案ではございますけれども,そういったものに利用するとか,そういったものも,地域の方々のお話を聞きながら検討してまいりたいと考えています。 ◎ 高木委員  その点については,よろしく頼みます。本当は空き家同然でまだまだ使えるような施設とかありますので,やっぱり地域でまた組合づくりなんてやって活用していったらいいのかなと思います。  次に,もう一つだけお伺いしたいのですけどね。去年,国から1億円か7,000万円か,忘れたけど。農協,JAでしたか,ひっくるめて,今,坂野町に乾燥並びに精米をやっている企業というか,ありますけど,あれは私が思うのは,ほんまに前も言ったのですけど,各個人が乾燥等,刈り取り等,何も役立ってない。我々ははっきり言うたら,組合員にしても,利用度がまるでない。あれは個人事業ですか,農協事業ですか,どっちですか。聞くところによりますと,農協から辞めた職員さんがそこへ座って,何やかんやと言うとると。まして,個人事業だったら個人事業でしたらいい。1億円の補助金を出して,組合等の人でも何も利点がない。個人企業にああいうふうな1億円の金を出すのですか。大きな工場ができて,米なんて,1トン,2トン袋に入れて,トラックにリフトで積んでいますよ。  だから,私が言うたのは,そういうような施設ができるのだったら,各個人のものも皆してあげてくださいよと言うてるのです。担い手がなかったらできないとか言ったけど,担い手,担い手と言うたって,皆さん,JAだった組合でしょう。ちゃんと入っているのやから。やっているのだから。まるで,その功を成してない。あれは,完全個人の企業ですよ。そんなところに,JAひっくるめて,どんな名前になったのか知らんけど,1億円も金を出すこと自体が,私はおかしいと思う。皆,担い手,担い手というて,田んぼはただで借りて,米は1合も渡さんと,管理をしてあげると。ただのもので,ただでお商売しておるのですか。そういう点がちょっとよくわからんので,説明していただけますか。 ◎ 池渕委員長  よろしいですか。今の話で,特定できるような話ですか。今だけの説明で。確実にそこですと特定できますか。できないのだったらできませんで,答えてくださいね。  はい,どうぞ。 ◯ 茨木産業建設部副部長  特定の方ができていませんので,ちょっと今のところお答えはできません。 ◎ 高木委員  現状,こういうような事業をやっているところは,名前も皆,わかっているでしょう。わかってないのですか。それをお答え願いたいと言ってるのです。 ◎ 池渕委員長  高木さん,自分の方が具体的に質問しなかったらわからん。何の固有名詞を言うの。会社を批判しよるわけか。それは。 ◎ 高木委員  会社を批判しよるのと違う。 ◎ 池渕委員長  いや,言葉を聞いたら,そう聞こえる。 ◎ 高木委員  メリットがありませんよと言うてるわけです。でしょう。組合員だったら,よくわかると思うよ。こんなこと。 ◎ 池渕委員長  どうぞマイクを使って言ってください。 ◎ 高木委員  課長,大変申しわけない。そういうふうな現状がありますから,皆さんがプラスアルファになるような,その事業に対して補助金を出すのだったら,今も言うたでしょう。担い手やって,貸し借りしたところには,何ぼか払うてというだけで済むのですか。片一方だけが大きくなって,片一方はどないするのですか。だから,そういう点を何々株式会社と言うてくれるのやったら,そう言うてくれたらいい。そこに1億円もの金を出してやっとるのやから。農業委員会の中でも,そういう話をしたことがありますよ。両方がワンマンで両方が仲よくしませんかでやっていたら,農地を持っている人はどないなるのか。 ◎ 池渕委員長  高木さん,1億円て,どの部分を言うているのですか。説明の中で1億円て,受けた説明がないのやけど。 ◎ 高木委員  前年度の。 ◎ 池渕委員長  前年度の予算は。 ◎ 高木委員  去年のことを言うて,済みません。だけど,きちっとこういうことを捜査してください。お願いします。 ◎ 出口委員  今の話にちょっと通じるところがあるのですけど。203ページの強い農業づくり補助金8億4,015万円の件ですけども,この全額が国費ということになっておるのですけど,こうやって本市の当初予算に載ってくるということは,この対象は1企業ですか,1団体なのか。 ◯ 茨木産業建設部副部長  1農業法人でございます。 ◎ 出口委員  事業費は8億4,000万円が全額ではないのですよね。 ◯ 茨木産業建設部副部長  こちらについては,実施主体の方へ補助金として交付するということです。全体の事業費はもっと倍になります。 ◎ 出口委員  倍ですか。では,これは半額ということですか。16億円を超える事業費ということになるのですけども,トマトがどうのこうのという説明がありましたけども,ちょっと具体的にはよくわからんのですけど,トマトの品種改良の16億円をかけるのですか。もうちょっと,例えば,施設をこしらえるとか,そういう話があるのなら教えてください。 ◯ 茨木産業建設部副部長  こちらについては,はっきり言いますとトマトの生産施設でございます。 ◎ 出口委員  だから,そういうのは全て市の方はわかっておるわけでしょう。お金は幾ら,国から全額が出るといっても。市を通して補助金として出るわけでしょう。全体予算が16億円を超える大きな事業費の使い方というは,当然,把握をしておるのだろうと思うのですけども,ちょっとそのあたりの御説明が,私の頭では理解できないところですけど。もうちょっと詳しく説明があれば助かります。 ◎ 池渕委員長  重要事業シート以外のことで,何か補足して説明するようなことがあれば詳しくいただきたいです。重要事業シートの方は,先ほど説明いただいて,出口さんが言われたように,施設整備なり2分の1補助なりというような話があったので。いけますか。 ◯ 茨木産業建設部副部長  事業費でございますが,事業費は消費税を除いた16億8,030万円で補助率は2分の1,補助金額は8億4,015万円で,全額国費でございます。こちらに,先ほど申しましたトマトの生産ハウスを建設し,また選別施設もあわせて建設するものでございます。 ◎ 出口委員  わかりました。 ◎ 池渕委員長  ほかにございませんか。 ◎ 松下委員  ちょっと関連してお伺いしたいのですけど,その強い農業づくり,こちらの方は国の方の分なのですけど,今,相談とかあるのですか。これは多分,いろいろ種類があるのですよね。産地基幹施設等支援タイプ,先進地的農業経営確立支援タイプ,地域担い手育成支援タイプとか,タイプが交付金の中で種類があるようなのですけど,ほか,そんな要望とかあったりするのですか。それがハードルがものすごく高いか。 ◯ 茨木産業建設部副部長  ここに3つのメニューがございまして,産地収益力の強化を目的とする取り組み,また産地合理化の推進を目的とする取り組み,産地リスクの軽減を目的とする取り組みと,大きく3つに分かれております。それぞれ,額とか内容によっては変わってこようかと思います。  その中で,まず市なり県なりが窓口になりまして,県の支援センター等が窓口になって,こういう課題があるので,こういう施設を建設したいとかいう御相談がございましたら,こういうメニューでどうですかというような話もしながら,この計画づくりに変えていくという形でございます。 ◎ 松下委員  あとちょっと2点だけ。これは国の事業なので,1年は繰り越しができるのかどうか。相手さんがおって,例えば,この後,入札をかけていって施設整備するのだったら,お金も資金も,民間企業なので,自分で用意して,その後,また一般競争入札でかけていくとなっているのですけど,繰り越しができるかどうかというのと。その点をちょっとお伺いしたいです。 ◯ 茨木産業建設部副部長  現時点での,この交付金については,繰り越しはできないというふうになっております。ただ,次年度,またさまざま事業内容の変更とかがございますので,次年度でどうなるかというのは,今のところちょっと情報がないのでわからない状況でございます。 ◎ 池渕委員長  よろしいですか。ほかにございませんか。  なかったらちょっと済みません。先ほどの強い農業づくりに関連して言いますけども,そもそもこの事業は,国からおりてきたお金ということですけども,当初から市が窓口というのではなかったですよね。国の方に,企業さんの努力で働きかけをされて,それで事業計画なりの決定をいただいた流れがまずあったという事実があったのではなかったですか。私はそのように聞いたのですが,違ったですか。 ◯ 茨木産業建設部副部長  国の事業をオープンにいろんな事業メニューをホームページでされておりますので,その中で,市であれば農林水産課,県であれば支援センター,また国であれば徳島支局ということで,それぞれ窓口がございます。こういった中で,それぞれ相談をされて,こういったメニューがあると。それについて,こういう要件があるということでお調べされて,それで,県なり,市なりも入って,その目標達成のためのさまざまな計画を練ってきたというような現状でございます。 ◎ 池渕委員長  それと1点,先ほど,松下委員も言われたのですけど,前回のときも,ちょっと私が言わせてもらったのですけど,補助金がやっぱり半分近く入るので,半分,公共とは言いませんけど,補助金が入る分,そういった施設に関しては,例えば市の建設する入札のきちんとしたそのルールをできる限り順守していただくとか,市の地元企業で,この施設だったらこのランクづけをされておる方とか,こういう技術の経験のある方をできる限り,アナウンスだけはぜひともしてあげてほしいというところがあります。前回,残念ながら,よその市外から来て建てられたというような話を聞いたこともあったので,そこらはやっぱり大きな補助金を出すわけですから,また,相手方にそのような旨もお伝えいただいて,御検討いただきたいということだけ申し述べておきます。  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 池渕委員長  なきようでございますので,午後1時まで休憩いたします。                        [休憩 午前11時52分]                        [再開 午後 1時00分] ◎ 池渕委員長  それでは,よろしいですか。  小休前に引き続き会議を開きます。  商工観光課より説明があります。                        [商工観光課より議案説明] ◎ 池渕委員長  以上で,商工観光課からの説明は終わりました。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  228ページ,小松島の魅力を高める観光資源創出業務委託料で700万円をとっていますけど,平成30年度は900万円でした。平成31年度が709万円,効果はどのようにあったのでしょうか。 ◯ 原田商工観光課長  まず平成30年度事業につきましては,先ほども説明させていただきましたとおり,小松島観光物産検討会を立ち上げ,その中で,検討会においての観光振興ビジョンの策定というのを議論しておるところでございます。また,それとともに,新商品の開発講座というのを設けまして,市内20数人の方が参加されまして,9件ほどの新商品開発が完成したところでございまして,4月にお披露目ができたらと思っておるところでございます。 ◎ 吉見委員  できたけど,まだ販売はしてないということですか。 ◯ 原田商工観光課長  一部,あいさい広場の方に置いていただいて販売をしている商品もございます。 ◎ 吉見委員  昨年度は900万円でできたと。それで,今年度は700万円でそれを販売していくということでしょうか。 ◯ 原田商工観光課長  平成31年度の予算につきましては,このビジョンの策定ができましたら,そのビジョンに基づき,魅力発信等を行うような事業でありまして,販売をするような事業とはなっておりません。 ◎ 吉見委員
     魅力を発信していくということですね。その下の観光特産品開発プログラムというのも同じようなことですか。 ◯ 原田商工観光課長  今年度,取り組みをお手伝いしていただいたアドバイザーの先生をお呼びして,年間,5商品を目標に3年間継続して新商品の開発をしていきたいと考えておるところです。 ◎ 吉見委員  ということは,この小松島の魅力を高めるというのと観光特産品開発プログラムとはセットと考えていいのですね。 ◯ 田中商工観光課長補佐  平成30年度は,ビジョンをつくるのと,それと開発講座は1本の事業でやっていたのですけど,その中で来ていただいたアドバイザーの先生というのは,特別交付税事業と別事業で実施ができると。本市はおみやげがなかなかございませんので,賞味期限がきく加工商品のおみやげをつくりたいということで農協さんと一緒にことし取り組みを行いまして,9商品ほど開発ができまして,販売促進につきましては,商品が整っておりますので,今から販売先を市内の事業者の方にも御協力をいただきながら,それぞれのお店で,市内でも置いていただけるかという交渉もしたり,市外のお店にもお願いに行ったりということを市の方でしたいと考えております。  できあがった商品につきましては,これはふるさと産品を使った加工商品をつくっておりますので,ふるさと納税に完全に向く商品になりますので,ふるさと納税も活用しながら販路をつくっていきたいというふうに考えておるのですけれども,せっかく市の事業でつくっていただいたおみやげ品でございますので,全力でサポートしていきたいとは考えております。それで,余りにも参加者が多くて好評でございましたので,特別交付税の事業も活用できますので,引き続き別事業立てにして,二本立てなのですけれども,結局,連携しながらやるということで,拡充したというふうに思っていただいて結構かと思います。 ◎ 吉見委員  ありがとうございます。230ページ,市内シャトルバス借り上げ料239万円,これは去年もあったと思うのですけど,去年の効果というのは,発表できるような効果はあったのでしょうか。 ◯ 田中商工観光課長補佐  2年前にバスを回したときに,アンケートをとりまして効果額の測定というのをしたのですけど,昨年度,走らせたときには,ちょっとアンケートはすごい手間暇がかかりまして,費用もかかりますので,幾らの効果額があったという測定はしておりませんけれども,市内循環バスを回すことによって,バスを回すだけではなくて,バスの停留所を市内5カ所ほど,バイパスから1周するようなコースですが,市内4カ所,5カ所ぐらいとまるようにしています。そのバス停から歩いていける範囲のお店に1軒ずつ訪ねていきまして,この日,外国船が来るということで,パンフレットに載せていいかという交渉をしまして,パンフレットをつくっています。バスから歩いていける範囲のお店はそのパンフレットに載せて,その地図をバスに載る方には全員お渡ししておりますので,その地図を活用いただいて,それぞれのお店には歩いていっていただけるというのは間違いございません。 ◎ 吉見委員  客船が1隻つけば,バス1台でしょうか。それとも2台でしょうか。それとも,向こうが何人行くと言ったら,何台そろえるというのでしょうか。239万円で,合計何台が動いておるのでしょうか。 ◯ 田中商工観光課長補佐  船によります。船の乗客数も船によりまして,大体違います。今の船籍が外国客船というものの相場は大体3,200名ぐらい乗っておられまして,クルーが800名ぐらい乗っておられます。今年度,平成31年につきましては,多数入る分については,延4,000人ぐらいのお客様が乗ってございますので,そのお客様をどう周遊するのかというのを考えるための予算になっておりますが,2系統ありまして,お客様が乗るバスとクルーが乗るバスを分けてくれと船社の方から言われるケースがあったり,一緒でも構わないよと言っていただけるケースがあったりということで,ケースバイケースでなかなか一概には言えないのですけれども,いろんなケースに対応できるようにということで,仮定で算定した予算にはさせていただいておるのですけども,今のところ,1隻当たり3台から4台ぐらいで対応できるようにという予算組みにはさせていただいておりますが,もちろん県とも相談することになりますので,県と旅行社の船社の方とも相談しながら費用負担のあり方であったりというのは相談しながら,台数を決めていきたいというふうに考えております。 ◎ 吉見委員  ということは,この239万円だけでするのではなしに,県の方からも半分半分でせんかというふうなことで,2台出すのだったら半分半分とか,4分の1とか,そういうふうにやって,何台行くかは向こうと相談してやると。大体満員になるようにやっているわけですか。 ◯ 田中商工観光課長補佐  ほぼ満員です。負担金については,県と相談しながらということになります。だから,全額,これで回すという考えではございません。 ◎ 吉見委員  ありがとうございます。 ◎ 池渕委員長  ほかにございませんか。 ◎ 松下委員  今回から商工観光事業やったかな。空店舗の抽せんの分ですけど,去年もやってみて,ことしも一緒の分で予算を組んで出されておるのですけど,去年もやられてから,声というか,その状況とか,どんなものかなと,予算編成同額でされておるので,そういったところをちょっとお伺いしたい。 ◯ 原田商工観光課長  松下委員からの御質問ですが,実績みたいなものを言わせていただきますと,平成29年度におきましては3件で224万円程度の補助と,平成30年度におきましては,申請が5件ありましたが,採択になったのが3件で256万円程度の補助が交付されたということになっております。 ◎ 松下委員  予算なので,これ以上は聞かないですけど,意見書にも書いとったのですかね,去年の中で。しっかり検証というか,その後も,どう継続して続いていっているかというのもまた見てからやっていっていただきたいと思います。 ◎ 池渕委員長  ほかにございませんか。  なかったらお聞きします。225ページ,先ほど,説明がありました前年度ではできなくて,今回,若者交流施設で改めて繰り越しになってやると。前年度できなかった理由というのは,どこにあったのですか。課が違うのかもわからないですけど,教えていただけますか。 ◯ 原田商工観光課長  まず基本設計を作成するに当たりまして,業者に委託したわけですが,業者と一緒に高校生や市民を含めたワークショップを6月と7月に1回ずつ計2回やりまして,それをもとに基本設計を作成していただきました。ということで,基本設計のできあがりが9月末ぐらいになりまして,その後,10月末に実施設計の入札をかけまして,実施設計に移ったわけですけど,年度末の工事になり,繰り越しができないという国からの指摘がありましたので,大事をとって,次年度に予算を改めて計上するという判断をしたところです。 ◎ 池渕委員長  実施設計は10月ぐらいになって,そのうちのここで発注すると,とても工期が間に合わんからというだけの,そういう話ですか。わかりました。  それと,もう一点。225ページの先ほど,雇用に対する奨励金が1,100万円で2社というような話があったのですけど,どれぐらいの人数に,どれぐらいの単価で制度をもたれているのか教えていただけますか。 ◯ 原田商工観光課長  情報通信関連の事業所につきましては,正社員1人当たり40万円,パートさんが20万円という補助要綱を持っておりまして,今回,10月に誘致した企業におきましては,市内で在住の方,8名の雇用がありまして,うち3名がパートということでなっておりまして,5名が正社員ということになっております。この春,4月1日に創業開始のもう1社につきましては,22名ほどの雇用予定で,内訳がまだ出ておりませんが,こちらについては,正社員が多分2名になって,パートが20名になるので,その後,市内在住を確認し,1年間継続して雇用が確認できたら奨励金を交付するという形になります。 ◎ 池渕委員長  今のあとの方は幾らですか。 ◯ 原田商工観光課長  同じく情報通信関連事業所なので,正社員1名につき40万円,パートさんは20万円ということです。 ◎ 池渕委員長  わかりました。今の話だと,1年間の継続雇用という話で,今回,当初予算で組むというのは,1年の実績を4月を見たら,来年度みたいになるようにイメージするのですけど,そんなことはないのか。1年間,この10月なら10月という感覚でおっていいという,そういう流れでよろしいのですか。 ◯ 原田商工観光課長  そのとおりでございます。 ◎ 池渕委員長  わかりました。あともう1点,その2社に対しての,その他の助成というか,ほかはないのですか。例えば,固定資産に関してとか,あるいは違う部分でこういう,施設改修でこうあるとか,他の部分での助成があったら教えてください。 ◯ 原田商工観光課長  同じ225ページの負担金の補助及び交付金の中の補助金の,今,御指摘がありました新規雇用創出奨励金の2つがあるのですけど,情報通信関連事業に地域促進補助金,こちら430万円の予算を計上いたしておりますが,新規に使用した企業に対しまして,改修費補助というものを交付する予定になっておりまして,夏に誘致した企業につきましては,改修費補助は平成30年度で交付いたしております。  今回,誘致した企業につきましては,4月1日創業開始ということなので,確認後,申請をいただいてということなので,新年度予算で交付見込みとしております。 ◎ 池渕委員長  この430万円というのは,どんな割合なのですか。例えば,全工事費のうちの幾らみたいな話は。 ◯ 原田商工観光課長  工事費の2分の1補助ということで,上限を200万円としておりますので,今後200万円の交付予定を,さらに1件誘致できたら400万円と,あと土地,建物の賃借料に対して30万円の補助というのを1件,見積もりではございますが予定させていただいておるところです。 ◎ 池渕委員長  ほかはもうないということですか。それだけですか。 ◯ 原田商工観光課長  それ以外はございません。 ◎ 池渕委員長  はい,わかりました。  ほかにございませんか。 ◎ 吉見委員  これは,市内の人を雇った場合はこういうふうになるのですか。 ◯ 原田商工観光課長  奨励金については,市内在住の方の雇用ということです。 ◎ 池渕委員長  よろしいですか。 ◎ 吉見委員  はい。 ◎ 池渕委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 池渕委員長  なきようでございますので,商工観光課への質疑を終結いたします。  速やかに交代してください。                        [都市整備課より議案説明] ◎ 池渕委員長  以上で説明は終わりました。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  タブレット702の239ページ,市道整備事業2,500万円となっているのですけど,これはまたそちらへ行ったら見せてくれますね。 ◯ 篠村都市整備課長  はい,例年のとおりでございます。 ◎ 吉見委員  どのような基準で,市道整備事業を,ここする,あそこするというふうに決めているのでしょうか。交通量とか,そんなことがいろいろとあると思うのですけど,ちょっと教えていただけますか。 ◯ 篠村都市整備課長  市単の市道整備事業の箇所づけにつきましては,まずは老朽化等により道路構造物の損傷が大きく,かつ通行量の多い箇所などで,補助対象,社会資本整備交付金事業などの対象外の事業内容,そういった箇所を市単独の市道整備事業として箇所づけをしております。 ◎ 吉見委員  そこまではわかるのですよ。だから,傷みがひどいと言ったって,例えば,市道1号線がすると言っても,ここまでしかせんというのがありますわね。だから,2年間にわたってするというのもありますし,なぜそこを選ぶかというのかというのが,今までやったら基準でないでしょう。大抵の数字で10点満点の7点以上はするとかいうふうに決めているでしょう。それがわからないのですよ。だから,何であそこをするのだろうというふうな感覚で,市民から言われるのですよ。だから,それを教えてほしいというのです。 ◯ 篠村都市整備課長  委員がおっしゃるとおり数値化したものというのはございません。これにつきましては,ありませんけれども,通行量の大きい箇所や通行の影響が大きい,社会的影響が大きい箇所等を,箇所づけとしてはやっております。また,一部の損壊とか,そういった小さな損傷につきましては,市の都市整備課の直営事業の方でも対応できるようなものは,すぐさま対応することとしております。この市道整備事業の2,500万円につきましては,そういった直営での工事が行えないような場所について箇所づけをしておるというところでございます。点数化したもの,数値化したものはございません。 ◎ 吉見委員  だから,市民に言われるのですよ。言葉の大きいやつが勝つのかとか。例えば,市街だったら何ぼでもしてくれるけど,ごめんなさいね。和田島だったら通行量が少ないからしてくれないのではないかと。もっとおまえ頑張れよと言われるのですけど,数値がわからんから,どないもならんのですよ。だから,それをどないかしませんか。 ◯ 篠村都市整備課長  数値化というのはなかなか難しいものとは存じますが,明確な数値化というのはできないかもわからないのですけども,ある程度,外に対しての説明責任を果たせるような内容については,今後検討していきたいと考えております。 ◎ 吉見委員  部長,課長もこう言っていますので,できたらそういう,誰に見せても恥ずかしくないようなやり方をやっていただきたいと思います。
    ◎ 安平委員  関連ですけども,誰も大きな声でとかではなくて,日常点検をやられているのでしょう。日常点検の結果に基づいて,どこを優先するかというのが決まってくるわけでしょう。それを言わんと,今の答弁はおかしいのではないですか。僕はそうだと思っているよ。日々,日常点検をやられて,定期点検をやられて,ここを優先的に修理せないかん,ここを改修せないかん。それを決めるのが優先でしょう。今の答弁はおかしいでしょう。 ◯ 篠村都市整備課長  声が大きい云々は,済みません,全く関係ありません。当然,日常点検等で危険箇所,または損傷の大きい箇所をパトロールでチェックしていきまして,市道の整備は,直営も含めた補修等を行っているところでございます。 ◎ 池渕委員長  吉見委員さん,よろしいですか。 ◎ 吉見委員  はい,結構でございます。ありがとうございました。 ◎ 池渕委員長  ほかにございませんか。 ◎ 出口委員  今の市道の整備の件ですけども,もちろん市道を優先的に整備していくというのは,それはそれでいいだろうとは思うのですが,特に,町内と言ったら,別にあれですけども,開発して団地ができて何十年になるというようなところの道路は,市道でもない,いわゆる開発された団地ができたときのままの状況で,そのままになっておるというようなところが,町内にたくさんあるわけですね。それを何とか整備してもらえないだろうか,舗装してもらえないだろうかという話をよく聞くのですけども,市道でないからできないということなのですけども,そうなってくると,もう,これは未来永劫できないわけですよね。  だから,1つは,市道ではなくても,そういう事情のあるところはやるのだという姿勢を見せてほしいのが1つと,それと今後,当然団地ができるということになると開発許可申請があるだろうから,そのときに道をきちっと整備してしなさいというような条件をつけるとか,当然,今もそうしておるのだろうけども,それがどうも甘いように思いますので,その2つを何とか考えていただけませんでしょうか。 ◯ 篠村都市整備課長  まず,出口委員さんの最初の御質問である,既に開発されて時間経過によってかなり損傷が激しい道路,この点につきましては,都市整備課の方にも直接,間接を問わずに,いろいろな御要望が市民の方からございます。ただ,今の対応といたしましては,委員がおっしゃられたように市の方としてましては,まず市道でない,かつまた,底地も市でないというようなことから,現在,穴埋め程度の補修であれば市の方での対応はさせていただいておりますが,まず抜本的に市の方でなおすということは,現在,難しいものと考えております。  あの道路を使われる住民の方で一旦きれいに整備をしていただき,市道への編入の要件等を満たしておれば,また,市の持ち物へと,底地も含めて移管の方も検討したいということは以前の一般質問の場におきましても,要件の緩和等は考慮していきたいという御答弁をさせていただいております。  2点目の,現在とか,これから開発の協議におきましては,市の方としましても,開発業者の方に対して市の管理道路として,要件を満たすようかなりの注文をつけさせていただいておって,それに応じたような工事を行っていただいて,市の都市整備の方で開発道路を管理していくと。そういったような状況でございます。 ◎ 出口委員  2点目はそれでいいだろうと思うのですけども,1点目については,できないということになれば,地域住民がお金を出し合うて舗装してということは,言うだけであって,そんなことができるわけがない。そうなってくると,市長のおっしゃる住んでよかった小松島,こんなところに住んでおれんわと,道は穴があくし,雨が降ったら危ないしということになりかねませんよ。そういうところが1カ所や2カ所ではない。全部,たくさん,特に町内にあるように思うので,予算的なもの,財政的なものも一番にあるのだろうけども,何とか,一発で全部というのはもちろん無理でしょうけども,少しずつでも計画的に,そんな市道でなかったら一切やりませんという固いことではなくて,住民の便利を考えて,本当に小松島市の住んでよかったなと思っていただけるようなまちをつくるという気があるのであれば,そのあたり,何とか財政的な措置も講じていただいて,そうなってくると,都市整備課だけの話ではなくなりますので,ぜひ,市長がおったら聞くのですけれども。担当課としても,そのあたり,考えていただきたいと思います。 ◎ 吉見委員  済みません。関連で。 ◎ 池渕委員長  はい,どうぞ。 ◎ 吉見委員  今,出口さんが言ったように,2番目の新しい方,これは,市から指導してこうしなさいよと言って,従ったところは市道にしているのですけど,従わない場合もあるのでしょう。 ◯ 篠村都市整備課長  まず,そもそも開発の協議に来られる段階で,業者さんとか,市の方で管理を最終的にしてもらうという条件できていますので,市はこうしてほしいという要望に応えないというようなパターンは,私の知る限りではございません。 ◎ 池渕委員長  よろしいですか。 ◎ 吉見委員  ありがとうございます。はい。 ◎ 池渕委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 池渕委員長  なきようでございますので,都市整備課への質疑は終結いたします。  小休します。                        [休憩 午後 1時46分]                        [再開 午後 1時59分] ◎ 池渕委員長  それでは,再開いたします。  住宅課より説明願います。                         [住宅課より議案説明] ◎ 池渕委員長  以上で,住宅課からの説明は終わりました。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  268ページ,老朽危険空き家除却支援事業で800万円になっていますけど,これは80万円の補助ですから,10件やるということでしょうか。 ◯ 柏木住宅課長  委員のおっしゃるとおり10件分の費用でございますが,かねてから御説明を申し上げておりますとおり,国,県,市それぞれの費用で,この事業を運営してまいりましたので,平成31年度の配分がどのようになるか未知数のところがございますので,10件全て行うことができるかは,現在,確実なところを申し上げることはできません。 ◎ 吉見委員  今年度までは80万円の補助でしたよね。去年は800万円の予算だと10件ではないのでしょうか。 ◯ 柏木住宅課長  平成30年度につきましては,5件分の予算を持っておりましたが,県費補助が3件分しか配分されませんでしたので,3件分で実施いたしました。というところで,平成31年度につきましても,国,県の補助金の配分によって,ちょっと確実なところが申し上げられないところでございます。 ◎ 吉見委員  ということは,予算だけ乗せておいて,まだ何戸できるかはまだわからんということですね。 ◯ 柏木住宅課長  実績として3件がございますので,3件を下回ることはないかとは思っておりますけれども,確実な件数は今わからないところでございます。 ◎ 井村委員  今,吉見委員が聞いた次の欄のブロックのところなのですけれども,一般質問のときにも聞いたのですけど,その後,県,国の説明があると言ったのですけど,その後,詳しい説明はあったのでしょうか。一般質問の段階では予算は組んでおるけど,まだ詳細は決まってないし,今,言われたように,老朽空き家だったら何件ぐらいというめどがあったけど,あの時点ではまだそういうのができてないということだったのですけど,その後,何か決まりましたか。 ◯ 柏木住宅課長  12日に県の説明会がございまして,今,要綱等の作成準備中でございまして,確実なところをちょっと申し上げにくいところでございます。 ◎ 井村委員  ある程度,予算はできているので,詳細が決まっていないというところですね。おかしいでしょうということになってくるのですけど。わかりました。 ◎ 松下委員  この関連でブロックのことで142万円,どれだけできるのかと思うのですけど。それと,これは要件というか,一応,想定の方が,地域防災計画の中で避難路のところですけれども,ほかには使い勝手がそんなに一般対象的に皆が皆というのではなく,そこの避難路をまず重点的にというか,そこが対象になっているので,これから142万円の予算の中でやっていくという認識でよろしいですか。 ◯ 柏木住宅課長  政策等の形成過程説明シートのところでも御説明を差し上げたのですけれども,緊急輸送道路や通学路等に面したブロック塀を撤去の対象とするような工事を今準備中でございます。 ◎ 松下委員  そういう事業を行うのやったら,ホームページ,広報こまつしまへの掲載というふうにあるのですけど,それを避難路という認識がある方ってどれだけおられるのかなと思うのです。というのが,自分の家が地域防災計画で,ここで避難路になっとるとか,そんなことわからんと,市の方からこういう事業をしますよと言うたって,ほんまにやらないかんような箇所で,市がもっとやらないかんブロック塀の除去というのを,ほんまに補助てできるのかなと,ちょっと疑問に思うのですけど。 ◯ 柏木住宅課長  対象とする道路の市民への御案内は,広報誌等の限られたスペースではなかなか難しいなと考えております。ちょっと今,そのお知らせの方法についても,検討しておるところでございます。 ◎ 松下委員  僕が聞いたのは,それが自分で書いてあるからね。掲載というところで書いてあるから聞いているのであって,ですから,そういったものではなかなかやりにくいのと違うかな。ちゃんとある程度,自分らで,こういうところが危ないなという検査をして,こういうのを思うなというところから順次,順番づけというか,緊急度,危険度が高いところからやっていくのが本来のものなので,まして限られた予算142万円,補正されるかどうかわからないですけど,これでは,あくまでも補助なので,どれだけしてくれるかというのは,相手さんがおってからのことになるので,できかねんところはあるのですけど,ほんまに考えていかないと,なかなか事業としてできにくいところもあるのかなと思ったので申し上げさせていただきました。  それと,市営住宅の除却事業の工事費用が入っているのですけど,これはどことどこをやられる予定なのですか。 ◯ 柏木住宅課長  立江清水団地の木造の住棟を2棟,大林団地鉄骨造の3棟を予定しております。 ◎ 松下委員  いなくなったところで,除却する用途廃止というところでやられていってる,多分集団的にこういう団地が形成されておるところだと思うのですけど,1戸1戸も壊して,2戸とかもあると思いますけど,そういう認識でよろしいですか。 ◯ 柏木住宅課長  数戸で1棟を形成する団地が大半であるのですけれども,その1棟が空き家となりまして,解体可能になった団地で数棟ボリュームが出たときに,解体をしたいと考えておるのですけれども,そういうところで今回,立江清水と大林に該当する住棟がありますので,平成31年度に実施を計画しております。 ◎ 松下委員  その除却に関しても,一戸一戸というのは,なかなか人がおられるところなので,人がおる真横でどんどん壊すのはちょっとあれかなと思うところも1点あるのですけど,適正に管理していって,危ないところか老朽しているところから壊すというところもあるのですけど,ある程度,まとまって除却に向けてだったら,除却ももちろんですけど,先に移転とか促してもらってからやっていただきたいと思うのと,あと1個だけよろしいですか。  空き家等対策事業のところで,予算改善書の中で要望があると,この事業に関したら先にEランクの部分に適切に管理を行うように改善依頼などですけど,なかなか進んでないように思うのですけど,そのところも,支援事業の補助だけに頼らんと,前から申し上げているのですけど,もっと年次的に定めていって,この時期,この1年はEランクに対してはこういうアクションを起こす,それで動かなかったら,2年目はこのアクションをやっていくと,明確にやっていかないかんと思いますけど,いかがお考えですか。 ◯ 柏木住宅課長  空き家等につきましては,私のものに対する事業展開というところで,慎重を期することが必要であるということを当初からお話しておったところなのですけど,そういうところもありまして,Eランクの,先ほども申し上げたとおり,所有者の判明したところには,改善依頼の文書を送るような手配をいたしまして,こちらに送付した文書のうち8件から連絡がありまして,除却の補助金があれば検討したい等のやりとりを行ったところです。送付いたしました文書のうち,返ってきたものを除く,かつ連絡がなかったものについては,引き続き粘り強く文書をお送りして対応していきたいと考えております。 ◎ 松下委員  文書は当然ながら,私のものという意味あいはもちろんわかっていますし,日本てものすごく所有権が守られているからね。ただ空き家になってきて社会問題,周りに迷惑をかけているようなところがふえてきているので,空き家の特措法ができた中で取り組んでいかれよるというところやと思うのです。文書が返ってきたのが8件。補助金があったらというようなところもあったのですけど,お話を聞く限りではなかなか進んでいかんのかなと,ものすごい思うのですよね。もう少し,文書を粘り強く送る。文書を粘り強く送るって,送るだけではないですからね。ちゃんと結果を出していかなあかんと思うのです。そのためには,何かやっていく。空き家特措法ができたものも,住宅用地の特例から外すとか,代執行までは言いませんけど,なかなかそこまでは,だからそういうところもしっかり視野に入れてやっていかないかんと思うので,そのあたり,もうちょっと御認識をお伺いしたいです。 ◯ 柏木住宅課長  今年度,特定空き家等に認定する際の判断基準を空き家等対策協議会で定めたところですけれども,深刻な空き家等につきましては,空き家等対策協議会にかけて対応をしていくことになるわけですけれども,それまでの段階の,先ほど申し上げた文書及び電話連絡等も含めまして,まずは対応を進めていきたいと考えております。 ◎ 出口委員  今の件ですけども,10件分800万円を予算化しておると。国,県の返事待ちやというような状況ですけど,これは,国,県が,それでは小松島市さん,ことしは幾らですよということがわかるのは,時期的にはいつなのですか。 ◯ 柏木住宅課長  3月末には内示があろうかと思います。正確ではございませんが。 ◎ 出口委員  3月末って,もうそこまで来とるじゃない。まだ,全然わからんのですか。 ◯ 柏木住宅課長  現在は,内示の連絡は受けておりません。 ◎ 出口委員
     さっきの話で,文書を送ったら8件の方から補助金があるなら考えてみたいというような御返事もいただいておるということですので,そういうことであれば,10件の目標というのは,私は正解かなと思うのですけども,3件は間違いないだろうという話ではなしに,どうしても10件分を予算化しておるから欲しいのだというようなことを,もっと強力に県なり国なりに働きかけて,主に県だろうと思うのですけども,そのあたり,ぜひやっていただきたい。そうせんと,除去しなかったらもう危ないような家屋が何軒もあるわけでしょう。周りの近所の人たちは毎日びくびくしながら,風が吹いたり,台風が来たり,地震が起きたりするたびに不安な気持ちで生活をしておられるのですよ。さっきの話でないけども,これで「住んでよかった小松島」と言えますか。また,そこになりますが。ぜひ10件は確保していただきたい。その強い気持ちを持っていただきたいと思うのですけどいかがですか。 ◯ 柏木住宅課長  当課も最大の内示を受けて10件の事業募集をしたいという気持ちは持っております。今年度,先着順の公募を行ったところに対する御批判もありましたので,選定方法の検討もいたしておりますのと,特に危険な空き家等についての内示に余裕があった場合ですけれども,別扱いで検討できるようなところも考えておるところでございます。 ◎ 出口委員  ぜひお願いしたいと思います。  それともう一件,267ページの民間建築物アスベスト調査除去工事補助費,10年以上該当がなかったけども,今回,2件の方からの御相談があったということで450万円の予算化をしていますけども,ちょっと内容をもっと詳しく教えていただけませんか。 ◯ 柏木住宅課長  450万円の内訳といたしましては,調査費として25万円,工事費として上限200万円,各2件分を合計した450万円を計上しております。調査費については,国費が100%,工事費については国が2分の1,県と市が4分の1ずつの配分となっております。 ◎ 出口委員  上限が200万円というと,相当大きなお金になるだろうと思うのですけども,これって,確かにアスベストというのが話題になって,いっときは,市民の関心も高かったのですけども,最近あんまり言われなくなってきとるのですよね。こういう制度があるのであれば,もっとこの制度の周知徹底をするということも必要だろうと思いますので,そのあたりもぜひ考えていただきたいと思います。これは要望しておきます。 ◎ 佐野委員  先に老朽危険空き家の除去ですけれども,この800万円で予算をつけとるけれども,あと国,県の補助率というのは何ぼになっているのか。 ◯ 柏木住宅課長  80万円の2分の1が国費でございまして,その4分の1が県費となっております。 ◎ 佐野委員  80万円のうちに,市が20万円出したらいいということで,10件分をしておるので,国,県が5件分なかったら,あとの分は800万円の予算を皆,あと市が出して使い切ったらどうですか。そうしなかったら,予算をするのに,ただつけとってなかったら流したらええわとか,足らなんだらしたらええやいう予算審議をするのが,私らはしんだいと思うのですけどね。だから,その国,県の補助は補助で充てただけでなしに,それの以外の分は,市が補助して進めたらどうですか。 ◯ 柏木住宅課長  今までも御説明させていただいたところですが,国費,県費,市費の3つの事業を活用しての事業と考えておりますので,これからもそれを続けていくことといたしております。 ◎ 佐野委員  制度としてはそうやけど,考え方として,これだけ急いですべきなのだから,国,県が10件分出しとって,5件しかつけてくれなかったので5件で終わりますというのではなしに,それだけでなしに,別の補正でも組んで,この10件分は目標として仕上げるべきとは思いますけど。部長さん,どう思いますか。 ◯ 佐藤産業建設部長  10件の目標ということで,国費についてはおおむね10件はつけていただいていると。問題というか,県費補助分がどれだけ伸ばせるかということで,その辺を昨年度から,市長も私も,県にことあるごとに要望をしてまいったところであって,それで,どれだけつくかというのは,これからになるのですけれども,先ほど,佐野委員さんの方からもそういった,残りは市でということもあるのですが,基本は国,県,市の交付の中での補助制度を基本は取りたいということでございますので,状況によっては考える余地もあるのかと思いますが,現時点ではそれで予算要求して執行していきたいという考えでございます。 ◎ 佐野委員  基本は,もう本来,言われたように10件を目標としたのであれば,10件以上の申し込みがもしあれば,それはこなしていただくべきやし,また10件以上の申し込みがあっても,早くに除去できることにこしたことはないのやから,予算の補正ができる範囲の中で進めていくというのが,本当の考えではないかと思います。また,総括質疑のときに言いますのでよろしくお願いします。 ◎ 広田委員  住宅管理費の中のページで言えば,266ページ。滞納市営住宅使用料催告等業務委託料330万円という金額があるのですが,この滞納使用料催告等業務委託の内容について,ちょっと教えていただけませんか。どのような形で,どのような分で委託をするのか。 ◯ 中野住宅課課長補佐  滞納市営住宅使用料催告等業務ですけれども,平成29年度より外部の弁護士法人の方に,滞納している場合に弁護士を通じて,その滞納者の方に催告書を送付してもらったり,納付相談を実施してもらうというような内容となっております。そのやりとりをして,弁護士と滞納者の方が,誓約書を巻くようにしまして,その滞納者の方というのが,直接,市に払うのではなくて,その弁護士法人の方に分割納付をして,その分割納付した金額等をまとめて市の方に振り込んでもらうというような流れになっております。 ◎ 広田委員  弁護士さんを通じてというのですけど,弁護士さんにもやっぱり手数料等が要りますよね。金額はいいですので,弁護士さんの費用は大体何%ぐらいですか。この330万円が弁護士費用ですか。 ◯ 中野住宅課課長補佐  平成29年度から平成31年度までの3年間を契約しておりまして,1年当たり108万円ずつ3年間で324万円という契約となっております。この催告業務委託料で,残りの部分ですけれども,訴訟とかになった場合の費用をあわせて計上させていただいてる分になります。 ◎ 広田委員  今出てきた訴訟の分ですが,例えば,平成30年度で結構ですので,訴訟の分は何件ぐらいあるのですか。 ◯ 中野住宅課課長補佐  平成30年度の実績といたしましては,1件となります。  追加です。平成29年度から平成30年度に引き継いだ分が1件ありまして,平成29年度から平成30年度にかけて,合わせますと2件ということになります。 ◎ 広田委員  ちょっと金額的なことでなしに,滞納している戸数は何戸あるのですか。  ちょっと質問の内容をもう少し大きくします。例えば,過去3年間で結構ですので,3年間で延何戸が残っているのか。実でもいいです。 ◎ 池渕委員長  小休いたします。                        [休憩 午後 2時34分]                        [再開 午後 2時45分] ◎ 池渕委員長  それでは再開いたします。 ◯ 中野住宅課課長補佐  滞納関係のことで,決算資料をもとに御説明させていただきます。  平成29年度の現年度分の最終的な徴収率というのが,85.7%でございました。過年度分の徴収率というのは3.5%でございました。現年度と過年度を合わせた全体の徴収率というのが,20.0%でございます。  戸数はちょっと把握がまだできておりませんので,一応,決算資料をもとに御報告させていただきました。 ◎ 広田委員  前年度の金額がわかっているのに,戸数はわからないのですか。 ◯ 中野住宅課課長補佐  済みません。ちょっと今,戸数自体の把握はできていない状況です。 ◎ 広田委員  弁護士さんを通じて滞納の文書を送っているから,わかるのと違うのですか。 ◯ 中野住宅課課長補佐  弁護士に委託する案件といいますのは,全員を委託するというのではなくて,特にちょっと市だけで対応が難しいケースに絞って,そのうちの何件から委託しているというような状態でございます。 ◎ 広田委員  絞って何件かというほど,何件委託しているのですか。かなりの委託費用が出ておるのですが。 ◯ 中野住宅課課長補佐  現在までに,18件を委託しております。 ◎ 広田委員  18件委託して,18件皆は返ってきてないでしょう。徴収はできていませんよね。18件というのは,担当課から弁護士さんに依頼した件数が18件ということですよね。 ◯ 中野住宅課課長補佐  そのとおりでございます。 ◎ 広田委員  その18件分の何件ですか。分割も含めて,徴収の見込みが立った件数というのは。 ◯ 中野住宅課課長補佐  この委託しております件数で,かなりの件数の方と納付誓約というのができておりまして,その方々からは毎月幾らという形で納付していただいております。数件の方は,完全に納付が終わったという方もございます。訴訟に至ったケースもございます。 ◎ 広田委員  弁護士さんに回さない,悪質でないという表現かもわかりませんけど,この1年,もしくは2年しか残っていないという分については,何件あるのですか。戸数の把握というのはできないのですか。 ◯ 中野住宅課課長補佐  現在,18件を委託しているわけですけど,今後,可能性があると考えている件数が大体30件以内ぐらいがあるのではないかと,今ちょっと考えております。ですので,最大でも追加で30件程度の可能性があるかとは考えていますが,そうならないように,市からの働きかけ,督促とかで,弁護士までいかないうちに対応ができればというふうには考えております。 ◎ 広田委員  300万円分の18件という単純計算で,数字が出ている分だけで計算したら,金額で言えば1件当たり15万円ぐらいですよね。この費用対効果というのを検証というのは,担当課はどういう形で持っているのですか。この費用が高い,安いを含めて。やっぱり弁護士の方に任せたら方が回収率も高いという部分が多分あると思うのですが,どうなのですか。 ◯ 中野住宅課課長補佐  弁護士に委託するということが,市が何度か対応を試みてもやっぱり難しかったという方に限って弁護士の方にお願いしているという状況でございまして,市からの催告でなくて,弁護士から催告をしたおかげで納付されたと金額というのもございまして,その金額というのが,大体三百五,六十万円程度,市の方に入ってきております。また,弁護士と委託した滞納者との間で納付の誓約書を巻いて,金額が約2,300万円ございますので,時間がかかっても入ってくる可能性はあるかと思います。ですので,市からの催告で難しかった場合でも,弁護士からの催告によって,ある程度納付が見込めるということもあるかと思いますので,引き続き,平成31年度も継続したいというふうに考えております。 ◎ 広田委員  ありがとうございました。ちょっと細かなことをもう一遍聞きますけど,最大何年ぐらいの返済で弁護士さんとの契約でいっているのですか。例えば,24回払い,36回払いという部分で,どんなのですか。 ◯ 中野住宅課課長補佐  数年以内で返済していただくのが一番望ましいのではあるのですけれども,滞納額によっては,月々支払える金額というのがちょっと限られておりまして,場合によっては5年とか10年とか長期にわたる方もやっぱりおられます。 ◎ 広田委員  いろんな事情もあると思うけど,担当課の方が一生懸命努力を惜しまずに未収がないような形でお願いしたいと思いますので,今後ともよろしくお願いします。 ◎ 池渕委員長  ほかにございませんか。よろしいですか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 池渕委員長  それでは,質疑なしと認めます。  よって,住宅課への質疑を終結いたします。  速やかに交代してください。 ◎ 池渕委員長  それでは,次に,建設管理課より説明を願います。                        [建設管理課より議案説明] ◎ 池渕委員長  以上で,建設管理課の説明は終わりました。  質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 池渕委員長
     質疑なしと認めます。  よって,建設管理課への質疑は終了いたします。  速やかに交代願います。  小休いたします。                        [休憩 午後 2時57分]                        [再開 午後 2時58分] ◎ 池渕委員長  再開いたします。  日程により,教育委員会から説明願います。なお,各課の審査の順番については,教育次長に一任いたしますので,指示願います。                        [教育政策課より議案説明] ◎ 池渕委員長  以上で説明は終わりました。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  タブレット702の362ページ。給食調理民間委託料が9,553万円ですけど,新聞などでも問題になっている給食料金は集金自動化しているのですね。 ◯ 西照教育委員会参事  この362ページの部分については委託料ということで,これは業者に対して市の方が業務を実施するに当たっての委託料としてお支払いをさせていただいている経費でございます。 ◎ 吉見委員  それだから,給食料金というのは,保護者から集金をしているか,してないかということを聞きたいのですけど。 ◯ 西照教育委員会参事  給食費については,保護者から小学校については,現在300円,中学校について330円徴収しておるという状況でございます。 ◎ 吉見委員  それで,よその県なんかを新聞で見ますと,集金が滞って,材料が買えないというふうなことを言っていますけど,集金率は100%でしょうか。 ◯ 西照教育委員会参事  現在のところは学校を通じて食数に応じた給食費が入ってきておりますので,滞納という現状はございません。 ◎ 吉見委員  はい,ありがとうございます。 ◎ 池渕委員長  ほかにございませんか。 ◎ 安平委員  312ページやったと思うのですけど,坂野小学校の舗装工事ですか。ほか1つ維持工事で2,400万円,坂野小学校の工事をするに当たって,中学校の方は,解体が全て完了したわけですか。 ◯ 西照教育委員会参事  中学校は今年度から工事をやってございまして,1期,2期に分かれておりまして,2期工事については,現在のところ5月のゴールデンウイーク明けぐらいまでかかる予定というところでございます。 ◎ 安平委員  それが完了してから舗装工事をするという認識でよろしいですか。 ◯ 西照教育委員会参事  はい,坂野小学校の舗装工事については,小学校,中学校も含めてですが,ここ平成30年,平成31年,工事がもろもろございます。小学校に関しましては,坂野中学校の解体工事のほかにも,市内10の小学校で助成費の導入ということもございますので,そういった工事の時期については,特に舗装についてはどれぐらいが適切なのかといったところも含めて,ここをちょっと検討していきたいというふうに考えてございます。 ◎ 安平委員  舗装工事ですから,全ての工事が終わった一番最期の仕上げ工事だという感覚で最後にやってほしいなというのが僕の考え方ですので,お願いしたいと思います。 ◎ 池渕委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 池渕委員長  それでは質疑なしと認めます。  次に交代をしていただいて。 ◎ 池渕委員長  いけますか。  それでは引き続き,学校課より説明願います。                         [学校課より議案説明] ◎ 池渕委員長  以上で,説明を終わりました。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  318ページ,施設型給付費負担金915万円とは何でしょうか。ちょっと教えてください。 ◯ 森田学校課長  平成27年4月より本格実施されております子ども・子育て新制度により国が算定する保育料から実際に保護者より徴収している保育料を差し引いた額を認定こども園1園に公費として支出しております。平成31年度については,4月から9月までは保育料を保護者から徴収いたしますが,10月からの幼児教育・保育無償化により保育料が無料になることに伴い,国の算定する保育料を全額公費負担することになるため,施設型給付費915万8,280円で計上させていただいておるところでございます。 ◎ 吉見委員  ということは,無料化になったからこれが出てきたというわけですね。 ◯ 森田学校課長  4月から9月までは今までどおり保護者から徴収いたしますので,10月からが無償化ということでなっております。 ◎ 吉見委員  ありがとうございます。 ◎ 池渕委員長  ほかにございませんか。 ◎ 松下委員  遠距離通学支援事業を,新たにスクールバスから補助というふうに当たるのですけど,こちらは特に意見とか要望とかはなかったということなのですけど,どういったタイミングで保護者の方とか対象者の方とかに折衝というのではないのですけど,コンタクトといいますか,何というか,その場を設けてからやっていたか,ちょっとお聞かせいただきたいです。 ◯ 森田学校課長  12月定例議会のときだったと思いますが,議案説明会の次の日だったと思いますが,徳島新聞朝刊にスクールバス廃止,路線バス利用というような記事が載りました。その後,特に,意見等は学校の方にも教育委員会の方にもございませんでした。やっぱり,保護者の方からは,定期券購入の仕方であるとか,申請の仕方であるとか,そういう質問はございました。議案説明会のときに,方針の方を説明させていただきまして,先ほど申しましたように,補助率それからバスの便等をこちらの方で,学校,それから市民生活課,路線バスを運営している徳島バス等に……。 ◎ 池渕委員長  お聞きになられていることと違うことを答えていませんか。 ◯ 森田学校課長  その後,こちらの方で細かいところを検討した後,2月3日と2月8日に説明会を開催させていただいたというような流れでございます。 ◎ 松下委員  特に,何で聞いたかというと,昔,事故とかがあって,大変気にかかるところがやっぱりあるのですね。スクールバスの中でやっていってたのが,普通のバスになって,費用面だけ見ると,かなり安くなってくるのですけど,1人ついてという形にはなっているのですけど,それがちょっとあったから,心配にかかるところがあるなという点が1つあるのと,それとこれは,前回まではあれなのですけど,これは完全に,市単の単費でいいのですよね。 ◯ 森田学校課長  そうでございます。 ◎ 松下委員  それを考えるときに,公平性といったら何ですけど,ほかの地域とかから,こんな声を,集約というか聞いてはないと思うのですけど,あるか,ないか,事例もあると思うので,例えば,遠距離で田浦町の一番端っこの方だったりとか,櫛渕町の一番端っこの方だったりとか,バスの便とか路線はあるかわからんけど,その辺の声とか,その検討とかは特にしていないのですか。 ◯ 森田学校課長  それにつきましては,10月に全部の学校に遠距離通学者はいないかというような調査をいたしました。そこでは,いないというような回答がございましたので,南小松島小学校についての事業になっております。 ◎ 松下委員  聞き取りをして,特に和田島町だとか,櫛渕町とか,そういった遠距離は誰もおらんから,いけるから通学の部分,単費の分やけど,要望も特にないというふうな認識で,今までどおりやっていたスクールバスの対象のところだけやっていくという認識でよろしいですね。わかりました。 ◎ 出口委員  私もこの通学バスの件でお聞きしたいのですけど,全体コストの中に直接事業費が80万3,000円,それから人件費が236万1,000円ということですけども,この計算が,正規職員が0.1人,臨時嘱託職員が1人という計算をなさっておるのですけど,これの内容をちょっと教えてください。 ◯ 森田学校課長  人件費につきましては,0.1人というのは,正規職員で担当している者の10%がこの業務に当たっているということで,給与の10%を充てているのが職員人件費でございます。それから,臨時嘱託職員の賃金179万3,000円が,通学支援員,バスに同乗してそれでサポートに当たる分の臨時職員の分。このお2人を合わせて236万1,000円となっております。80万3,000円につきましては,バス定期券購入に対する補助,それから,そのサポートに当たる支援員の定期券,回数券等の費用でございます。合わせてこの金額になっております。 ◎ 出口委員  さっきの松下さんの質問に対して,これは市単で全額単費だということですけども,これまでやっていたいわゆるマイクロバスの借り上げでしておったときには,補助金がついておったのですかね。 ◯ 森田学校課長  地方交付税の算定となっておりました。 ◎ 出口委員  それを差し引けば,この平成30年当初予算額の23%というのは変わってきますよね。地方交付税算定額が幾らか。 ◯ 森田学校課長  地方交付税の算定の基礎にはなっておるのですけども,具体的な数値についてはこちらの方では把握しておりません。 ◎ 出口委員  把握していないのならしようがないですけれども,ちょっとこういう書き方は恣意的な感じなので気になります。  それと,一番問題は,安全性だろうと思うのです。確かに,コストは大幅に削減できたということは認めますが,それは,従来議会からもそれを要望しておったのですから,それはそれで結構だろうとは思うのですけれども,一番大事な安全性ということについての配慮が,支援員さんを乗せて安全性を確保するということですけども,路線バスですからほかの乗客もおられるわけですし,そのあたり,よっぽど気をつけないと,痛ましい事故が起きる可能性は,私は大きくあるだろうと。安全性というのは一番大事なことですのでね。それをしっかりと確保できるようなやり方をやっていただきたい。  それともう一点,ちょっと学校関係者に話を聞きますと,今だったら,例えば,天候不順なんかで,もうその授業を切り上げて,学校が子どもを帰すというようなときにも,今の体制だったら対応ができよったけども,路線バスとなるとそうはいかんのではないという点とか,今でしたら学校行事に合わせての臨機応変の措置ができると。そこらもあるので,そういうことも対応してもらいたいですけども,そういう場合,どういうふうにお考えになっていますか。 ◯ 森田学校課長  天候に関係なく,行事によって,授業を切り上げていつもより早く帰るというようなことがございます。その場合,昨年度を見ておりましても,何パターンも下校時間が早くなるというようなパターンがございました。それにつきましても,各2便体制,1カ所だけちょっと2便体制でないところもあったのですけども,2便体制で帰れるような時刻表を,下校時間も確認しておりまして,低学年が乗る時間,高学年が乗る時間というので,2便ずつのパターンを学校の方とは協議をしております。それで対応してまいりたいと思っております。
    ◎ 出口委員  早く言えば,路線バスの時刻に学校の閉じる時間を合わせるということですか。それがいいかどうかは,よくわからんのですけど。わかりました。ありがとうございます。 ◎ 井村委員  始発が,あいさい広場発で,早い時間は乗客が少ないからというのはわかったのですけど,徳島あいさい広場線というのはバイパス経由だったように思うのです。路線ができた当初は。今,上りは,あいさい広場発で旧の国道というか,こっちの通る線があるということなのですね。 ◯ 森田学校課長  そうでございます。 ◎ 井村委員  そしたら,上りはちょうど南小松島駅の裏,小学校のところにバス停がありますけど,帰りは昔の,大丸の市街のところまで行くのですか。 ◯ 森田学校課長  帰りは,最近は南小松島駅の方から乗るようになっております。 ◎ 井村委員  済みません。わかりました。ありがとうございます。 ◎ 池渕委員長  ほかにございませんか。 ◎ 杉本委員  関連ですが。この指導で乗っていかれる方は,腕章とか何かをされるのですか。 ◯ 森田学校課長  黄色いベストを着用するようにしております。 ◎ 杉本委員  それともう一点。この方のこの制度は,ずっとされるわけですか。 ◯ 森田学校課長  安全・安心ということを考えましたら,やはり平成31年度は毎日登校の便も下校の便も同乗いたします。安全の確保ということを考えましたら,続けていけたらなと考えております。 ◎ 杉本委員  過去の話をしたらいけないのですけど,過去にそういう状態があったときに,先生が新入の生徒さんが来たときには,先生が指導で若干一緒に乗っていて,慣れてきたなと思ったら,もう先生も送るのをなくして,停留所で子どもさんを送っていくというような状態があったので,今回はこういう方を雇って,子どもさんの慣れができたら,またやめるということはなく,そのままずっと継続されるということの確認でよろしいでしょうか。 ◯ 森田学校課長  まず1年目でございますので,やってみないとわからないところもありますけれども,やはり改善していかないというところもあると思いますので,よりよい安全・安心ということを考えて,今年1年やって,来年またいいように改善していきたいと思っております。 ◎ 広田委員  296ページの備品購入の,先生方のパソコンの購入ですけど,これは何台ですか。 ◎ 池渕委員長  小休いたします。                        [休憩 午後 3時40分]                        [再開 午後 3時50分] ◎ 池渕委員長  それでは再開いたします。 ◯ 森田学校課長  平成31年度購入するのは106台でございます。 ◎ 広田委員  予算のパソコン購入費が3,300万円,106台で割りましたら31万1,320円。これ,何か原因があるのですか。 ◯ 森田学校課長  コンピュータ一人一人の分だけでなく,サーバー,ファイアウォール,無停電装置,その他周辺機器などシステムを構築するための機器設定料,データ移設,作業料等も含んだ価格で,この値段になっております。 ◎ 広田委員  では,パソコン1台幾らですか。 ◯ 森田学校課長  入札してみないことには,金額というのはわかりません。 ◎ 池渕委員長  積み上げておる予算はわかるでしょう。 ◎ 広田委員  106台まで絶対的に要る台数ということで,どこからのメーカーさんと交渉してこういう機械であれば,どれだけの値になるかという見積もりを含めて交渉ぐらいは,多分されたのでしょう。そうでなかったら,サーバーから始まっての費用の合計3,300万円というのは出てこないでしょう。 ◯ 森田学校課長  見積もりはとっておりますが,交渉はしておりません。  1台の積算では,7万7,000円で計算しております。 ◎ 広田委員  1台7万7,000円の見積もりで,入札はまだなのですね。実は,きのう,総務の方の関係で,本庁の方のパソコンの購入があったですよ。あれが,12万円かな。それぐらいになっておったのですよ。これって,統一ができないものかな。教育委員会の方で,例えば,本庁の分も買うてもらうとか,これは無理やな。  わかりました。できるだけ,経費的なものは入札できれいに諮って,パソコンは,できるだけ安いからいいというのではないと思うのですよ。そこらは,十分先生方は知っていると思いますので,次長を含めてよろしくお願いします。  もう一点,311ページの就学援助。学校名は要りません。小学校は現在,対象は何人か。中学校は何人か。ちょっとこれだけ報告をいただけますか。 ◎ 池渕委員長  ちょっと時間がかかりますか。  小休いたします。                        [休憩 午後 3時54分]                        [再開 午後 3時55分] ◎ 池渕委員長  それでは再開いたします。 ◯ 森田学校課長  小学校が175名,中学校が120名でございます。 ◎ 広田委員  ちょっと簡単な感想なのですが。ちょっと最近,増加していませんか。 ◯ 森田学校課長  やや増加傾向にあると思います。 ◎ 広田委員  増加の要因は何ですか。 ◯ 森田学校課長  さまざまな要因があろうかと思いますけども,世の中の情勢というような部分で考えますと,景気等によりまして,状況が厳しくなっている家庭があるのではないかというふうに推察をしております。 ◎ 広田委員  ありがとうございました。もう以上で質問を終わります。 ◎ 池渕委員長  ほかにはないですか。よろしいですか。  それでは,ちょっと最後に聞きます。  先ほどの広田委員が言われた311ページの準要保護の部分で説明の中では,金額が230万円ほど前年度よりアップしたと。今年度においては,中学校をやりたいと。制度的に他市と合わせたという言葉があったのですけど,どこをどう合わせたような形で金額が上がったようになったかというところをお伺いしたい。 ◯ 森田学校課長  今までは入学をいたしまして,4月に入ってから入学品費の支給をしておりましたけども,世の中,全国的な流れだとは思うのですけれども,3月中に,つまり入学する前に支給するべきであるというような全国的な風潮がございます。それに合わせまして,4月以降に支給しておりましたものを3月に支給するようにしたものでございます。 ◎ 池渕委員長  それでアップするというのは,どういうことなのですか。 ◯ 森田学校課長  ですので,今年度は4月に支給しております。来年度の分を3月にしておりますので,2回分,支給している部分があるということでございます。 ◎ 池渕委員長  わかりました。あと一点,小中で,先に中学校をやるというのは,何か理由はあったんですか。小学校だけが平成32年という話があったのですけど,そこはどういう棲み分けで。 ◯ 森田学校課長  中学校に入学するお子さんは,もう小学校におりますので,実態が把握しやすいというところで,それで,中学校の方を先にさせていただきましたが,小学校をどういうふうにするかというのをいろいろ検討していましたけれども,うまく案ができませんでして,いろんなところに聞きながら,こうしたらいいよというようなやり方も教えていただきながら,本年度させていただくようにというふうにしたところでございます。 ◎ 池渕委員長  ちょっとよくわからんのですけど,なぜ小学校も同時にやらんのですか。 ◯ 森田学校課長  中学校に入学するお子さんは,小学校6年生のときの就学援助の申請者とかも把握できておりましたので,把握がしやすいのですけども,今度入学してくるお子さんの状況というのが,なかなか把握ができづらくて,それぞれの幼稚園や認定こども園とかにお子さんがおいでますので,これが把握できなかったという状況でございます。 ◎ 池渕委員長  なぜ把握できないのですか。把握できないわけはないですよね。把握できづらいという理由を教えてもらえませんか。 ◯ 森田学校課長  市内においでる幼稚園,保育所,認定こども園のお子様については把握できていたのですけど,市外の幼稚園に行っている方の状況が把握できなかったということでございます。 ◎ 池渕委員長  では,先ほどの前の答弁はどうなされるのですか。今の答弁だったら違うじゃないですか。さっき述べた答弁と。違いませんか。あとの答弁は,市外だけが把握でいないという話でしょう。先の答弁,そもそも把握できないという答弁ではなかったですか。 ◯ 森田学校課長  説明の仕方が悪かったと思います。申しわけございませんでした。全体像として把握できていなかった。特に市外の幼稚園,保育所,認定こども園に通っているお子さんの分が把握できていなかったということでございます。
    ◎ 池渕委員長  どうして把握できないのですか。できますよね。できない理由があるのですか。  小休いたします。                        [休憩 午後 4時00分]                        [再開 午後 4時05分] ◎ 池渕委員長  再開いたします。 ◯ 石山教育次長  準要保護児童援助ということで,小学校から中学校に上がる場合は,小学校のデータがあるのですね。そのベースになるのは,その家庭の所得が左右するのですが,それは,前年度の所得は翌年度の6月に確定をしますので,実際に小学校から中学校に上がる状況については,小学校にデータがありますので,中学校に挙げやすいので予算も組みやすいということでございます。ただ,小学校の場合については,市内に入学される方がまずわからないというのが1つ。それと,公的な分については実数を把握しておりますが,私立の幼稚園とか保育園に行かれておる方というのは,あくまでも公的には人数は,その方がどの程度の所得かというのはわかりませんよね。あくまで,所得を把握して初めて,準要保護の分に当たるかどうかというのが確定するわけで,実際に予算としては,前年度の実際の入学数の毎年の何割程度が準要保護の分に該当するかという概算を含めまして,当初予算として計上しておりますので,先ほど御説明したように,小学校と中学校については取り扱いが違うということでございます。 ◎ 池渕委員長  取り扱いの違いの説明はよくわかりました。おっしゃるところの市外の,次に1年に上がってくる人を把握するのが,困難だというのはどうことなのですか。本当にそれは困難なのですか。  とまる必要ないでしょう。困難だという発言をしたのだから,困難な理由を言ってください。 ◯ 石山教育次長  その年の1月に入学予定だという概算はわかります。ただ,3月で最終にここの小学校には入学しますということで,入学者数が確定をしている。その確定した数字の合計をもって,前年度の分の概算,どの程度の方が準要保護に該当するかということで,予算を計上しておるということでございます。 ◎ 池渕委員長  だから,だったら,それは困難じゃないですか。市外を把握するのは困難なのですか。ましてや,その数字を全体の分母から言うと,すごい少ない数字ではないのですか。違いますか。それは概算の枠内に入りませんか。そういう考え方には至らない理由を教えてください。 ◎ 高木委員  売り言葉に買い言葉や。 ◎ 池渕委員長  静かにしてください。高木委員。発言を撤回してください。 ◎ 高木委員  撤回しますと言うとるじゃないですか。 ◎ 池渕委員長  はい,よろしい。  発言を許可していません。静粛に。  はい,どうぞ。 ◯ 石山教育次長  委員長,ちょっと小休していただいてよろしいでしょうか。 ◎ 池渕委員長  はい,どうぞ。  小休いたします。                        [休憩 午後 4時08分]                        [再開 午後 4時12分] ◎ 池渕委員長  再開いたします。 ◯ 森田学校課長  小学校の分も平成31年度から実施させていただきます。 ◎ 池渕委員長  よくわかりました。大変失礼いたしました。  それでは,ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 池渕委員長  なければ,学校課への質疑を終結いたします。  速やかに交代を願います。  小休いたします。                        [休憩 午後 4時12分]                        [再開 午後 4時13分] ◎ 池渕委員長  再開いたします。                        [生涯学習課より議案説明] ◎ 池渕委員長  以上で,説明は終わりました。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  323ページ,成人式開催事業で50万円,この中で集合写真は入札ですね。 ◯ 勢井生涯学習課長  成人式の写真については,成人式実行委員会,これは新成人で構成される組織ですが,そちらで協議していまして,一応単価の見積もり合わせということをしております。 ◎ 吉見委員  単価の見積もり合わせというのは,入札ではないのですか。 ◯ 勢井生涯学習課長  まず,成人式実行委員会というのが市の組織というのではないので,入札というのが当たるかどうかわからんのですが,入札の条件としては50万円以上,それ未満であると入札に準じた見積もり合わせ等をするということになっております。  この写真については,大体総額で二十二,三万円前後なので,その意味からすると,見積もり合わせでするのが適当でないのかなと思っておるわけです。 ◎ 吉見委員  これは,そしたら成人式の行事は市から補助金を出して,それで,成人する人が全部段取りをしてやっているから,市の方は関係ないというということでしょうか。 ◯ 勢井生涯学習課長  まず,成人式実行委員会については,委員については新成人で構成されておりますが,事務局につきましては生涯学習課の方になります。全く関係ないかというと,事務局としては対応をともにそうした会運営等に携わっております。今回,50万円は,市からこの成人式の実行委員会に補助金という形で支払っておりますが,この補助金の内訳としては記念品,今年度であったら,判子入れ,これが1つ500円程度のものですが,こちらが新成人分で大体十二,三万円,それから,パンフレット等のデザイン等は新成人がつくっておるのですが,このパンフレット等をつくるための諸々の費用として15万円程度。それから,福祉センターの借り上げ料とか写真とかを合わせますと,全部で70万円前後になります。  成人式実行委員会で,50万円を超えるものについてどうするかという協議をいたしまして,今年度に行った分については,写真の分については,社会人にもなることなので,それぞれの個人が負担するということでしたいということで,そちらの方を除いたという形になっております。 ◎ 吉見委員  ということは,実行委員会でそういうふうに決めたということですね。 ◯ 勢井生涯学習課長  そういうことでございます。 ◎ 吉見委員  僕の隣に座っている人が,式が終わって「さあ,帰ろうか」と言うので,「集合写真を撮るよ」と言ったら,「あれ,お金要るでしょう。だから,私,買わんから帰ります」と言ったのですね。そんなことがあるのだったら,全部市の方が負担したら,みんなが写れるのではないかなと,僕は思ったのですけど,そういう意識はありますでしょうか。 ◯ 勢井生涯学習課長  先ほども申したとおり,総額で申しますと補助金をはるかに超えますので,こちらについてどうするかということは,今年度の新成人においては,写真分は自己負担ということにしております。ただ,この写真についても,来年の新成人がこの写真を撮るかどうか,イベント等を含めてどうするかというのは,未定でございます。新たな新成人の実行委員会の中で,この50万円で収まるようであったら写真をそこに入れるかもわからないし,それ以外の部分をするのだったら,やはり今年度と同じような状況になるかもわからないですが,これについては,新たな成人式の実行委員会の中で検討していくべきものだと考えております。 ◎ 吉見委員  できれば,事務局は生涯学習課がしておるのですから,それぐらいと言ったらいけないかもわかりませんけど,そういうふうに誘導するようなことをしてほしいと思います。 ◎ 池渕委員長  ほかにございませんか。 ◎ 安平委員  334ページの中央会館,この150万円の借地料,これは買い取る予定はないのですか。 ◯ 勢井生涯学習課長  これにつきましては,基本的に,本市にとって賃貸借についてはもう回収していくというスタンスもございますので,買い取るのということも含めて,地権者の方と協議をさせていただきたいと思っております。残念ながら,現在のところ,そこまでには至っていないということで,平成30年度については賃貸借と。平成31年度についても,これからちょっと協議をさせていただこうと思っておりますが,まずは,まだちょっとお話ができていませんので,予算上は賃貸借ということでお願いしております。 ◎ 安平委員  今の協議というのは,どの協議ですか。相手さんとの協議ですか。それとも庁内での協議ですか。 ◯ 勢井生涯学習課長  協議は,相手方,地権者の方との協議です。 ◎ 安平委員  ということは,庁内で,教育委員会の中ではもう購入するということは決められたということで,そういう考え方であるということで受け取っておったらよろしいですか。 ◯ 勢井生涯学習課長  本市的に,この借地の賃貸借については,必要でない部分についてはもう返していくし,必要であるという部分については,この借地料の解消を図ると,必要な分については購入をするということは全市的にどういうようなスタンスでおるということで聞いております。ただ,この教育委員会で決定事項ということと捉えられますと,やはり地権者の方もおりますので,そうした中で,交渉は進めてはいきたいと思いますが,その結果,賃貸借が必ず解消できるかどうかというのは,ちょっとわかりませんので,先ほど申したスタンスはスタンスとして,購入の余地があるかどうかということは地権者の方と進めていきたいと,協議をしていきたいと考えております。 ◎ 安平委員  よくわかりました。ということは,平成31年度に地元の方に申し入れをして,そういうことを伝えるということで理解したいと思います。 ◎ 出口委員  331ページ,小松島公民館,南小松島公民館,新築工事これはいつできるのですか。 ◯ 勢井生涯学習課長  今の予定としましては,まず,この平成31年度当初予算をお認めいただいた当初に,それぞれの解体工事の設計委託,それから新築工事の設計委託を,入札等で業者を決めたいと思っております。スムーズに運びますと,大体5月ぐらいには業者が決まって,そこから解体設計については,3カ月半から4カ月程度の成果品がかかると思いますので,成果品の概算工事額をもとに,早ければ9月補正等で,解体工事に入りたいと思っております。解体工事についても,やはり4カ月から4カ月半程度長ければかかるという場合もありますので,平成31年度については解体工事を行って,新築工事については平成32年度からというふうに考えております。 ◎ 出口委員  ありがとうございました。 ◎ 杉本委員
     さっきのちょっと関連で,成人式のお話ですが,今写真を撮る話ですよね。過去には,市の方から写真を,業者の方には別のお話があったように私はお聞きしておるのですが,成人式については,あそこで写す写真と個人的に別に写真屋さんへ行って写す写真があるそうですが,その部門のときに,業者さんは自分のところにお客さんが写真を撮りに来てくれるのでということで,こちらの福祉会館の方には写真を撮りに来るのは非常に難しいというお話があって,それでは困るので,福祉会館の方に写真を撮りに来てくれという話もあったらしいのですが,そのうちに年数が過ぎてますと,今は若い方が運営しておるという形で,そういう方にお願いしておるという形で,先ほど吉見委員が言ったように,業者の方が小松島市から他の市の方の業者の方にかわったというお話を若干聞いておりますが,そこらあたりが,地元の業者の方は,前回と,今は話が全然違うというお話がありますが,そこらあたりはどのような話になっておるのでしょうかね。 ◯ 勢井生涯学習課長  平成30年度につきましては,市内とこの近隣の徳島市,阿南市さんの業者さんと見積もり合わせをさせていただきました。現状,小松島市内で集合写真等をできる撮影者さんというのが,現在,1社だけというふうに聞いております。ただ,市内の業者の育成等を検討しまして,この見積もり合わせをここ何年かしましたが,基本的に額はもうこれ以上,底値ぐらいになっておるのではないということで,そこの金額等と実行委員会の思っておる希望額との折り合いがついたら,これは当然,成人式実行委員会というのは市の機関ではありませんので,そうした中で,市内の業者さんを写真撮影の業者さんに選ぶということが考えられなくはないと思います。ただ,あくまでも,先ほど申したとおり,写真等を撮る,撮らんというのが,そのときの成人式実行委員会でどう取り扱うかということになりますので,撮るということになったら,そうしたことも考えられるということで御理解をいただきたいと思います。 ◎ 杉本委員  そういうことについては,十分説明をして,話し合いをしていただいたらと思います。いろんなお話が,あちこちで出たのではまたうまくいかないと思いますので,よろしくお願いしたいと思います。  もう一点。この354ページのところで,ナイター照明の件で予算を組んでおりますが,現在もナイターの照明が切れておるというお話を聞いておりますが,この予算の中から,その部門も今回,される内容でよろしいのでしょうか。 ◯ 勢井生涯学習課長  まず,今の既存の設備は水銀灯になりますが,こちらについては電柱が5基で,水銀灯については36灯で,おそらく御指摘のとおり,何灯か切れておると思います。こちらについては,もう全て撤去をしまして,考えておるのは,新たな電柱とそれとLED灯,こちらの方にかえる予定としております。 ◎ 杉本委員  そしたら,よろしくお願いいたします。 ◎ 池渕委員長  ほかにございませんか。 ◎ 広田委員  329ページ。公民館運営事業の中の13の委託料の一番上ですが,公民館管理業務委託料480万円。先ほど,ちょっとばーっと説明されて月5万円でどうのこうのという話はあったのですが,ちょっともう一遍,内容的にお願いします。 ◯ 勢井生涯学習課長  公民館管理業務委託料については,これは480万円ですが,公民館のうち8公民館を生涯学習課が管理をしております。現状,この公民館については,公民館主事を兼ねておる公民館長主事が1人おられるところと,それと,別に管理人さんをそれぞれの運営委員会で管理しておられるところ。これは,坂野と立江ですが。それ以外に,鍵の管理だけというところも何カ所からございます。  こうした中で,最終的に類似の施設,市民生活課が所管しております新開公民館,それから,芝田公民館。これについては,市民生活課の方から同額の管理委託ということもありますので,そうした中で,実際に管理をするに当たって,何が一番適切かどうかということで,まず公民館長主事については,社会教育を推進する立場にありますので,施設全体を管理するということは,館長としては管理下にはあるのですが,主事の仕事からすると,管理全般を十分しておると。貸館等も管理まで保管しているわけではないということで,今までのそういった施設の実態を踏まえて,これについて公民館運営審議会等でどういった方向性がいいかということで,まずやっぱり公民館長主事1人だけというのは,管理全体を考えると,ちょっと心もとないのではないかと。管理全体については,別に管理委託という形で進むのでないかということで,こちらについて,月額5万円,1館当たり年間で60万円というような管理委託料を新たに設定しております。その結果,立江公民館,それの公民館については,今まで月額で言うと5万円をちょっと上回っておりましたが,統一をさせていただくこと,それと鍵管理のところは月額で5,000円だったのですが,こちらも,鍵の管理を含めて,この5万円の中に入れるということで統一をしていくということで考えております。  そうした中で,最終的には,臨時非常勤の職員の制度が,平成32年度に会計年度任用職員というのにかわりました。それを見越して公民館長,それから主事については,この会計年度任用職員制度に移行するのがいいのか。全国的な流れとしましては,全てを地域の方に管理委託することもできるということを聞いておりますので,平成31年度については,そうしたものも含めて,公民館運営審議会等の意見も聞いて,それから,会計年度任用職員となると人事課とも調整を図るということで,そうした調整を図りながら新たな管理の方向を考えていきたいと考えております。 ◎ 広田委員  ということは,今まで管理業務の委託料の5万円というのは払っていなかった公民館も含めて,市内の全域の全部の公民館,いわゆる一律に5万円の管理費用を支払うということですよね。 ◯ 勢井生涯学習課長  泰地総合センター,千代公民館とは,ちょっとこちらは特殊なので,それ以外の生涯学習課が所管していない,さっき言うた芝田,それから新開についても,統一して5万円で行うということを考えております。 ◎ 広田委員  ありがとうございました。 ◎ 池渕委員長  ほかにございませんか。 ◎ 宮崎委員  先ほど,安平委員の方から中央公民館550万円,借地料に対して云々と言うておりましたけど,私も十数年前に1回,これはどないかせんといかん,高過ぎる,まけてもらうか,買うかせんといかんということで,1回したことがあるのですよ。そしたら,そのときの答えが,ことし,かなりの寄附をいただいたもので交渉しにくいですという話で,もうそれから十数年たっとるのですよ。ですから,もちろん買うのは買うでいいのしょうけども,おそらく売らんという話になるかもわからんし,550万円というのは,本当に非常に面積からいうて,今の土地代からいうて,南海トラフでやいやい言いよったときに,あの地価がどんどん下がっているときに,これはもう十数年前から,ひょっとしたら20年,30年前から同じ550万円かもわからないと思うのですよ。ですから,これをやっぱり,どないかまけてもらうということも考えながら,売ってもらおうということも考えて,交渉すべきではないかと,そのように思います。 ◎ 池渕委員長  ほかにございませんか。 ◎ 杉本委員  先ほどちょっと赤石のし尿処理の上のグランドゴルフ,ゲートボール場,よく聞こえなかったですが,あそこはもう使えなくなるのですか。 ◯ 勢井生涯学習課長  公園は,都市計画上,一般処理施設のし尿処理の施設ということで位置づけられておりますので,県の方から目的外の使用は,できるだけやめてほしい。早急にこの解決を図ってほしいということを伺っております。そうした中で,やはり今たちまち使えないというのではないのだけれども,当然,代替ができるめどが立った以降は,速やかにもとのし尿処理施設の敷地という形で返上をしたいというふうに考えております。 ◎ 杉本委員  当初,あそこはそういうところがないということで,それなりの予算を組んでつくった経過がありますね。それから水道の部門も,もう二転三転,いろいろ論議されてした経過がありますが,そういうお話で今回,先ほどそういうことで県の方から言われて,適してないということでするということは,私はちょっと,それであればもう少し,その前に十二分に調査して調べた上で,もっと適材のところにつくった方がよかったのではないだろうかと思いますが,今の御答弁では,ちょっとその意味では余りにも市の財政を無駄に使ったのではないかなと思いますが,そこらについてはどのように考えておりますでしょうか。 ◯ 勢井生涯学習課長  おっしゃるとおり,そうした土地であるとしたら,十分にそうしたことを把握して,当然,つくるべきであったものだと思っております。ただ,現状は,もう既に,この調査が不十分で,今もこのような形になっておるということと,やはり小松島南中学校の整備も,その時期も急いでおりましたので,そうしたことから,できるだけ赤石運動広場の代替ということでつくったと思っております。ただ,やはり,法律上,その行為が不適当ということであったら,その解消には努めていきたいというふうに考えております。 ◎ 杉本委員  今,いろんなことを言っても仕方ないかわかりませんが,ある意味,代替をまたつくる予定があろうかと思いますが,そのときには十分考えていただいて,次につくっていただけるようにお願いしたいと思います。 ◎ 佐野委員  今の関連で,小松島南中学校はどうしても間に合わん,急ぐというので,ちょうど空き地があるのでいいだろうというので,あそこで移転をしたと。それが調査不足もあったのと,工事費も,それだけあいとるのやからちょっとならしたいだけだという,仮の施設と思って緊急に避難をしたのですけれども,実際,したら,ものすごい水はけが悪くて,被害にもなっておりますので,ゲートボール場は雨が前の日に降ったら,もう二,三日は使えないというような非常に使いづらいゲートボール場はあるにはあるのですけど,それと立江のここに,設計委託料がいっておるのですけれども,グランドゴルフの方は,普通の運動場にぽっと置いたらいいので,そないいい土を入れてくれるとか,そういうふうに設置してくれるという計画であるのか。ゲートボール場にしてもグランドゴルフ場にしても,1つも会に相談をしてくれないので,どないしたら使い勝手いいとか,水はけがよくなるとか,そういう工事のことまで考えんともう勝手にしてくれるので,やはりこういう水はけのいい土を使うとか,どうしたらいいかというのも,やっぱり理解をしたり,相談しながらしていただけたら,この予算がついとるのも,全然相談なしにできとるので,設計委託をかけるのであれば,使用している人に聞いたら一番よくわかるし,グランドゴルフ場というのは,本当に運動場で,もう置いたらいいだけで,特別の設備は要らんのはいらんのです。ゲートボール場もどういうゲートボール場の設計委託しておるか知らんのですけれども,こういうことをしたいのだという相談をしていただけたら,そこまでせんでもいいとか,ちょっとこう工夫したら,これがいいのだということも言えるので,設計委託するときに,建てかえるのには十分に相談していただきたいと思いますけれども,どうでしょうか。 ◯ 勢井生涯学習課長  まず,ゲートボール場の方をメーンに工事は最終考えておりますが,立江中学校の建物等を壊したあと,重機が走っている進入路のアスファルト等をもう既にがたがたになっておりますし,立江中学校のプールの跡地等も更地になっておるのですが,こちら等にも駐車のスペースというのを検討せざるを得ないのかなというふうに考えております。  それから,場内の雨水等の側溝も中学校の時代からあったのですが,これについても大分老朽化等で,最終的にゲートボール場をつくる際に,土を盛ったりすることで,雨水がちゃんと逃げるかどうかという部分も設計に合わせないといかんだろうし。当然,こうした面の中で一番関係してくるのが,土が飛んでいったり,雨で流れたりして,でこぼこになると。こういうような状況は,非常に考えられております。そうした中で,そうしたことも最終的に含んで,設計はしていきたいかなというように思っています。ただ実際の工事については,設計の概算工事額を見て,できるところからというふうに考えておりますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 佐野委員  今の校舎を壊したところを,いろんな設備とか駐車場とか,そういうのを考えておるので,設計委託料というか,わざわざ設計にしておるというのが今わかったのですけれども,どこにどうするかというのはわからなかったのでお聞きしました。また,ゲートボール場,グランドゴルフ場は名前がついておるのですけれども,多分,立江の方の中学校のグランドの方は,グランドゴルフだけでなしに,ほかのものも,社会体育で使うと思うので,グランドゴルフという部分はこのまま置くだけでいいので,野球もしたり,いろんなこともすると思うので,グランドゴルフ場という名前はつけれんのやけれども,つけてくれるのだったら,もうグランドゴルフだけが使う話になってしまうので,ちょっとここに何か表記が難しいと思うのですけれども。設計するときには,ゲートボール仕様を皆さんにちょっと意見を聞いていただきたいと思います。 ◎ 池渕委員長  よろしいですか。 ◎ 松下委員  最後,1点だけ。予算反映等改善書の中の公民館整備事業の中で,今までそんな個別施設計画て何かもうつくらんのかなという認識でおったのですけど,公民館に関しては,前年度の方が話を聞く中で,今回つくっていかれるということなのですけど,これは減る可能性というのは十分あるのですか。この書いている内容から見ていったら,どっちともひもとけるのですけど,まだ最終つくってみんとわからんと言われたら,そうかもわからんのですけど,現段階で減る可能性もあるのかというところだけちょっとお伺いしたいと思います。 ◯ 勢井生涯学習課長  まず,将来の本市の人口については,やはり現状と比べると相当数減るということが予想されております。人口に合わせて施設数というのを決めると,やはり減っていかざるを得んのかなということなのですが,現状,今の施設で,耐震化のない施設以外は,まだ十分耐用年数等があります。それと,公民館だけでなくて,この本庁舎を含めて,耐用年数を迎えるのが,大体10年から15年ぐらいが一番多いと思いますので,そうした施設を更新なりする際に,やっぱり複合化というのを十分考えていかなければいけないと思っておりますので,そうしたことを見すえて,当然,それと人口を見すえて,近隣の公民館等が統合して,それが新たな複合施設で適応できるということであったら,やっぱり減ってくいくようなことになろうかと思います。ただ,これについては,全般的なこの施設計画が,まだ来年度からということも聞いておりますので,そうした中で,担当課としては,そのようなことを考えておるということで協議をさせていただきたいと思っております。 ◎ 池渕委員長  よろしいですか。  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 池渕委員長  なかったら,最後にお答えは要りませんので,先ほどの佐野委員のことと関連して,ちょっと一言だけつけ加えさせていただきます。私は,全体の立江のグランドの配置設計を考えられておるという認識を私は持っておるのですけども,今の利用される方,あるいはその関係の方に,ぜひとも全体の,ゲートボールもグランドゴルフもたくさんあるでしょうから,そういった方々の御意見をきちっと反映できるようにだけお願い申し上げて終わりますので,終わります。     以上で本日の日程を終了いたしました。  次会は,明日20日午前10時再開,市民環境部及び保健福祉部の部局別審査をおこないます。  本日はこれをもって散会いたします。                        [閉会 午後 5時05分] Copyright (C) 2005 Komatsushima City Assembly, All Rights Reserved....