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平成31年予算決算常任委員会 本文 2019-03-18

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  1. 小松島市議会 2019-03-18
    平成31年予算決算常任委員会 本文 2019-03-18


    取得元: 小松島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    2019年03月18日:平成31年予算決算常任委員会 本文                        [開会 午前 10時00分]  -委員長開会宣告から水道部説明までを省略- ◎ 池渕委員長  以上で水道部の説明は終わりました。  これより,水道部に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  すいません,今,説明してくれたのですけど,給水戸数が60件減なのに,収入は1,061万8,000円ぐらいふえているのですけど,その件はさっき,説明してくれたと思うのですけど,もう1回言っていただけますか。 ◯ 溝杭水道課課長補佐  水道課でございます。  まず,1つございますのは,来年度10月から消費税が8%から10%になるというのが1点と,それと水道事業収益の中には給水収益以外のものが含まれておるということが2点でございます。しかし,それでも税抜きで給水収益が昨年度予算より今年度予算200万円ほどちょっと増加しておるのですけれども,その理由といたしましては,年度の決算見込み水道料金の増収が見込まれておることから上方修正したということでございます。決算見込みからは1,200万円程度減額した形で予算計上させていただいておりますので,御理解のほど,よろしくお願いいたします。 ◎ 吉見委員  ありがとうございます。平成31年度と平成30年度と利益が違うというのは,何か秘策があるのでしょうか。 ◯ 溝杭水道課課長補佐  すいません,どのページのことか,ちょっとお願いできたらと思います。 ◎ 吉見委員  4ページの収益で,1.9%増となっていますわね。収益の方が,さっき説明してくれましたね。それは今の説明のやつでそういうふうに増になるのでしょうか。 ◯ 溝杭水道課課長補佐  水道収益の大半が給水収益でございますので,ほとんどが先ほどの説明のとおりということで御理解いただけたらと思います。 ◎ 池渕委員長
     ほか,ございませんか。 ◎ 安平委員  19ページをお願いします。  企業債2億8,300万円,先ほどの説明では25%ふえているみたいなことが説明の中であったのですけど,これは企業債を25%,4分の1ふえるということはかなりの借金をするということと思うのですけれども,これで水道局,これから人口が減っていって,収益が伸びるという見通しがないのに企業債だけがふえていくということで,経営が順調にいけるのかどうか,その辺の展望を教えてください。 ◯ 溝杭水道課課長補佐  おっしゃるとおり,2億8,300万円借り入れするということでございまして,一方,平成31年度の償還額が22ページの最下段にある2億340万2,000円ということで,企業債残高が8,000万円余り増加するということでございます。もちろんこうした状況下が長く続くことは,課といたしましても経営を圧迫するというふうに認識はいたしております。ただ,年度の水道事業,4条の配水管改良費等につきましても,交付金の対象事業費でありますとか,喫緊の課題であります水道管の敷設がえの費用でありますとか,最低限の費用というふうに認識しております。当然,経営状況を円滑に進める中で事業を推進していく必要もあるのですけれども,老朽化した給水管を早急に更新するということも一方で重要なことと思いますので,中長期的に見て,経営破綻することがないよう,過度に企業債に依存することがないよう,運営していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 ◎ 安平委員  今,老朽化した配水管を更新していく,かえていく,それは当然重要なことなのだろうけども,22ページ,重要給水施設配水管事業というのがそれに当たるのですか。 ◯ 溝杭水道課課長補佐  重要給水管配水管布設事業もそうなのですけれども,あとその前ページの21ページになるのですけれども,用地費とか,分筆登記委託料,こちらは送水管の敷設がえのための経費でございます。送水管といいますのは,井戸から配水池に送る重要な給水管でございまして,こちらの方の老朽化が非常に進んでおりますことから,重要給水施設配水管事業費と,こちらの用地費及び分筆登記委託料等が喫緊の課題となる事業費というふうに考えております。 ◎ 安平委員  ならば,配水池というのは田浦の上にあるとこでしょ。そこまで水道局から送るパイプの話でしょ。これは重要やないですか。それに集中して予算をつけるべきでないのか。それを早くやれば,だからこんなちょびちょび1億円ずつかけるのではなくて,例えばまとめて3億円をぽんとかけて,早くすべきというふうな考えは持たれてないのですか。 ◯ 岩永水道課長  平成31年度はそちらの方に集中するということで,今回,用地費等も上げさせていただいているのですけど,どうしても用地費等で時間がかかってしまいますので,一遍にその年度に集中して3億円というわけにはいきませんので,今年度は用地費等で額としては大分上げさせていただいてますので,それが今度完了しましたら,翌年度,平成32年度,平成33年度と継続してこちらを集中的にやりたいということで,私どもの方は計画しておるところでございます。 ◎ 安平委員  用地費という話になったら,それはきのうも選挙のあった明石市長を思い出すけどね。用地というのは大変だと思うのだけど,それも集中してやる。平成32年,平成33年で集中して工事をやりますという計画を持たれているのだったら,それでよしかと,すべきかなと思いますので,用地交渉というのは大変なことだと思いますけれど,頑張ってやってください。 ◎ 池渕委員長  ほか,ございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 池渕委員長  なきようなら,1点だけお聞きします。先ほどの御説明の中で,徳島市への移管の話で現金の動きはないというような話なのですけど,具体的に今まで昭和48年から,あるいは配水管があって,枝管があって,そういった施設をどのようなやりとりをして,何世帯のどれぐらいの分を向こう側に移す。移すためには現金が発生せん理由というのは,こういう理由がありますよというところを詳しく聞かせていただけますか。 ◯ 岩永水道課長  実際には大原町川添,千代ヶ丸千代ヶ丸山東千代ヶ丸地区の当初は30戸余りだったのですが,現在は47戸余りとなっておりまして,その世帯で水圧や水量の不足で,徳島市からは安定した給水ができないということで,当時それぞれの水道事業,それから市長等で協議いたしまして,小松島市からの方が安定した給水ができるということで,その時点から給水というのは始めております。現在で言いますと,年間約300万円の収益,あの辺は店舗等もありますので,年間300万円ほどの収益が上がっておったところでございます。その間で小松島市の方も工事等も行いまして,工事費等もかけてはおるのですが,年間300万円の給水収益があったということで,うちとしては工事費も差し引いたところで収益の方が高かったので利益としては上がっていたところではございます。平成22年5月ごろから徳島市で第4期拡張事業というのが行われまして,それが完了してきたことに伴いまして,もともと徳島市の地区であったということで,徳島市の方ももう給水を移管がえしたいという申し出がありました。ただ,地元,実際給水を行っておりました世帯の方が徳島市よりも小松島市の方から給水を継続して受けたいという要望がありまして,徳島市の方へ移管がえすることがなかなかできなくて,今に至っておったところです。やっと昨年,皆さんから了解を得られたということで,改めて徳島市の方からも協議をしたいということの話がありまして,うちの方と徳島市の方とで協議を行いまして,今,川添地区の方が少し給水工事をまだ継続しておりますので,来年度には完了するということですので,それが完了次第,移管がえを完了させたいという計画になっております。費用につきましては,当初,普通は平成22年ごろの協議のときの金額を今掲示されていたのが,この予算書に上がっていた金額ではあるのですが,それから何年間もたっておりまして,金額については再度協議して話をすることにはしておりますので,若干の上下になるかなという気はしておりますが,ただ,今のところ,負担額としては先ほど申しました金額の840万円ぐらいの計上ということをしておりますが,実際にはもう少し上がってくるのでないかと,900万円を超えてくるのでないかというふうに私どもの方は考えてはおります。金額としては,先ほども言いましたが,損益としては実際にこちらから支払う額というのはないのですが,現在,台帳上の金額との差額はこれぐらいの額になってはおって,一瞬見た感じは損をしたような形にはなるのですが,今までの収益を計算しますと,損はしていないという形で理解をしております。 ◎ 池渕委員長  わかりました。なるほど。  ほか,ございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 池渕委員長  質疑なしと認めます。  よって,水道部に対する質疑を終結いたします。  小休いたします。ありがとうございました。                        [休憩 午前 10時27分]                        [再開 午前 10時35分] ◎ 池渕委員長  それでは,再開いたします。  日程表により,総務部より御説明願います。なお,各課の審査の順番については担当部長に一任いたしますので,指示願います。  それでは,どうぞよろしくお願いします。                         [財政課より議案説明] ◎ 池渕委員長  以上で財政課の説明は終わりました。1点だけ,ファイルナンバーの702の365ページ,会計課とあったところの一時借入金の利子があったのやけど,これは財政課の説明ということでよろしいのですね。わかりました。  では,説明は終わりました。  それでは,これより財政課に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  タブレットナンバー702の3ページの市税法人税が280万円減となっているのですけど,これはさっき言ったようなわけで減になるのでしょうか。 ◯ 花岡財政課長  この減の要因につきましては,特に大きな会社ができるわけでもないし,大きな会社がなくなるというわけでもないことから,平成30年度の決算見込みを勘案しながら計上しておるということでございます。 ◎ 吉見委員  5ページの環境性能割交付金というのは,これは自動車がよくなるためにそういうふうな交付金ができるのですね。 ◯ 花岡財政課長  この環境性能割交付金につきましては,その上にあります自動車取得税,これが9月末までで廃止されまして,そのかわりで創設されるものでございます。この300万円につきましては半年分を見込んでおりますが,これは少し申しますと,車の購入時,50万円以上の車を取得する場合に平成32年度の燃費基準以上の車であるかどうかとか,そのようなことによりまして,非課税から3%までかかることとなっております。こちらの8の環境性能割交付金につきましては,これは普通車の分でございまして,先ほど市民税の軽自動車税のところでも申しましたが,3ページの一番下の軽自動車税というところを見ていただきますと,ここの2の方に環境性能割とあります。80万円としておりますが,こちらが軽自動車税分となっております。それで,今,国の方では,これは10月から創設されるのですが,その10月から翌年の9月末までの1年間,1%軽減するという方針が決まっております。1%軽減しますと,その分市町村の収入が減りますので,これが地方特例交付金,6ページを見ていただきますと,上から2つ目にございます地方特例交付金というので,説明のとこを見ていただきますと,2で自動車減収補填特例交付金で230万円というのと,その下の軽自動車税減収補填特例交付金,これにつきましては,この環境性能割が1%軽減されることによって減る市町村の収入を補うために特例の交付金が交付されると,平成31年度,平成32年度については交付されるということとなっております。 ◎ 吉見委員  それと4ページのちょっと意味がわからんのですけど,特別とん譲与税1,200万円,これは何ですか。下から2番目。 ◯ 花岡財政課長  特別とん譲与税につきましては,外国船籍が入港した際に特別とん税というのを国が徴収しております。これが1トン当たり20円というような計算で特別とん税というのを国が収納するようにはなっておるのですが,それを市町村へ全額交付してくれておるというお金でございます。小松島市の場合は対象になっておるのが,徳島小松島港ということで,徳島市の沖之須の地区であったり,小松島市の金磯,新港,赤石,それぞれの岸壁がございますが,そこに入ってきたその外国船籍を国の方が徴収をいたしまして,それを徳島小松島港の全体の分を徳島市と小松島市に案分して納入をしていただいておると。これは一応国が徴収しますが,全額を市町村に交付されておると,そういうような譲与税となっております。 ◎ 吉見委員  これはずっと前からあるのですか。すいません,19ページ,財政調整基金が昨年より6,900万円ふえているのですけど,これはどういうことでしょうか。 ◯ 花岡財政課長  先ほども少し申しましたけれども,この平成31年度の当初予算を組むに当たり,臨時財政対策債を含む地方交付税が約5,000万円落ちておるというようなことと,歳出におきます物件費,それから繰出金が増となったことなどに伴うため,総額ではふえておるというような状況でございます。 ◎ 吉見委員  それに関連があるのですか,タブレットナンバー700番の24ページ,小松島市の家計簿というのがあるのですけど,預金取り崩しが平成29年度は8万円,平成30年度は15万円,平成31年度が20万円とだんだんふえているのですけど,これは財政調整基金には関係ないのでしょうか。そして預金残高というのはどれぐらいあるのでしょうか。 ◯ 花岡財政課長  先ほどのお話で申しますと,財政調整基金減債基金に関係はもちろんございます。取り崩すというのは財政調整基金減債基金の取り崩しの額でございます。平成29年度末で申しますと,財政調整基金減債基金の合計額が,残高が27億4,991万7,000円となっております。それで,予算ベースとなりますが,平成30年度3月補正後までの額で申しますと,平成30年度,財政調整基金を7億7,000万円,減債基金を1億9,000万円取り崩しの予算を計上しておりますが,先ほど補正で説明いたしました財政調整基金への積立金で2億8,500万円積み立てるとしておりますので,予算ベースでございますが,こうなりますと,平成30年度の見込みとしては残高20億7,491万7,000円となっております。平成31年度につきましては,財政調整基金を7億8,900万円,それから減債基金を2億円予算上取り崩すようにしておりますので,それを勘案いたしますと,平成31年度末の残高については10億8,591万7,000円となる見込みとなっております。 ◎ 吉見委員  これだけ減っていっても,財政的には大丈夫なのでしょうか。すいません,これは半分になっているのでしょう。27億円から10億円,大体3分の1ですね。これだけ減っていっても大丈夫なのでしょうか。 ◯ 花岡財政課長  予算上では先ほど申しました10億8,500万円程度に平成31年度予算後はなってしまうと,ただ,あくまでも予算でございますので,歳出については全て出た,歳入についても,その分の金額しか入ってこない場合はそうなるのですけど,歳入についても留保財源というのがおりますし,歳出についても全ては支出はしないというようなことで毎年度決算していますが,数億円程度は取り崩さなければ,収支はとれないという見込みではおります。 ◎ 池渕委員長  よろしいですか。  ほか,ございませんか。 ◎ 安平委員  今の関連を含めてお伺いしたいのですけど,今回,減債基金2億円を取り崩しますよね。まず,初歩的な御説明を願いたいのですけど,減債基金を取り崩すという意味,なぜ減債基金を取り崩さなければならないのか,ちょっとその辺を説明していただけませんか。 ◯ 豊栖総務部長  同様の趣旨の御質問,以前にもいただいたことがあったかと思うのですけれども,減債基金の一番の目的としては,前倒しで償還するといいますか,繰上償還に充てるというのが大きな目的ではございます。ただ,年々の償還に充てることもできるという形の条例上の内容となってございまして,前回,議員からは財政調整基金の方からの繰り入れの方が正しいのではないかというような御質問をいただいたところだったかと思いますけれども,起債の償還に充てるということで,今回,減債基金の方から2億円ということで計上しておりますが,財政調整基金からの繰り入れでも現実は財源不足を補うという点からいけば,同様のものということでございます。 ◎ 安平委員  ということは,今の御説明だったら,公債費に充てるということやね。そういう受け取り方でよろしいですね。だから,2億円は公債費として使いますよ,そういう考えやね。そしたら,市債の話に戻りますけど,今回,予算は15億5,960万円,市債発行,前年が19億8,000万円の発行,減ってますよね。当初予算で市債が減った分が逆に言うと,基金の繰り入れをふやしているような感じを受けるのですけど,その辺に何か意図はあるのですか。 ◯ 花岡財政課長  市債の発行額は,確かに委員おっしゃるように4億円程度減ってはおりますが,公債費につきましては,償還,返す方につきましては,平成30年度末の予算上の見込みですけども,平成29年度よりも市債残高はふえてしまう見込みですので,今回,予算としても公債費はふえる見込みとして予算計上させていただいておりますので,当初予算で組みました発行につきましては,その翌年度には影響が出てはきます。それでもし下がった場合は翌年度の公債費が下がる見込みにはなりますが,その平成30年度までの見込みとして,公債費は増額ということで見積もっておりますので,公債費がふえるから減債基金を充てさせていただいているというような状況でございます。 ◯ 豊栖総務部長  すいません,ちょっと補足させていただきます。今回,起債の発行を抑えてその分を財政調整基金からの繰入金を多くして補ったということでは特別ございません。ただ,起債の償還の仕方でかつては3年据え置くといったような形の借り入れの仕方をしておりましたけれども,市債の残高をどんどん減らしていくということの中で,翌年度から元金を返すような借り方に変えてきてございます。そうしたことで起債のトータル額を上げないような工夫は別のところでしているということで御理解をいただきたいと思います。 ◎ 安平委員  起債というか,借金を減らすという意味でしょ。でも,借金,ふえておるやないですか。市債,平成30年度28億円ぐらい,平成30年度のさっきの補正予算,28億円,市債をやっておるのでしょ。それは今までにない数字でないですか。数字,間違ってましたか。28億円でしょ。そういうふうに先ほど御説明されたけど,今まで28億円も市債をやっていましたか。借換債や何とかというのはあって,20億円超えたこともありましたよ。これも借換債がこの平成30年度補正予算で20億円もあるのですか。そんなの,違うでしょ。現実的に市債,要は借金ですよ。借金がどんどん今ふえとるのでしょ。今,部長が言われたのは,市債を減らしていくためにという御説明だったけど,現実はふえてるでないですか。そのために貯金しとった財政調整基金減債基金を取り崩して,平成31年度には10億円しかもう残りませんよという,さっき説明があったでないですか。そんなので小松島市,経営していけるのですか。副市長,どうですか。 ◯ 孫田副市長  この件に関しましては,一般質問の中でも,議員各位から聞かれてお答えしたとおりということなのですけれども,市長の所信表明の中でも,厳しい現状であるということを申し述べさせていただきましたし,今後の対応,特効薬がもちろんあるわけではございませんけれども,一定の行政改革のプランでありますとか,そういうところを活用いたしまして,今後も持続的な経営ができるように今努めていきたいと,こういう考え方でございます。 ◎ 安平委員  行政なのですから,自治体なのですから,継続して何ぼですよ。富山県の高岡市が40億円の赤字になったという話も聞いてますけど,日本国中,各自治体,きっとそういう状態になっていきますよ。その中で生き残っていかないかんと思いますよ。今の状態だったら,そっち向いて足を突っ込んでいってるように僕は感じるのですけど,確実に貯金は減っていく。そして,これは市債だけはどんどんふえていってる状態でないですか。副市長言われましたけど,これを本当にどうやるのというのを,行政としてそれを一度示すべきだと思いますよ。また,ゆっくり考えて検討して,どういうふうにするのか,一遍教えてください。どういう経営をしていくのか,また教えてください。 ◎ 池渕委員長  ほか,ございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 池渕委員長  なきようでございますので,財政課に対する質疑を終結いたします。  それでは,次に議会事務局より説明願います。                        [議会事務局より議案説明] ◎ 池渕委員長  以上で説明は終わりました。  質疑のございます方。 ◎ 吉見委員  調べてみたってわからんのですけど,毎回4年に一遍の選挙のときには議員バッジをくれてますけど,今回も載っているのは間違いないですか。 ◯ 北村議会事務局長  議員バッジでございますが,4年に1回,改選ごとにバッジの方は人数分,単価,前回は2,950円だったのですが,議員の人数を計上して購入させていただいております。今回も同様に購入する予定でございます。計上につきましては,市議会議長会の方から照会が来てるのですけれども,次年度平成31年の4月から価格が改定になりまして,2.950円から,税込みで3,272円になるということで,今回は当年度,平成30年度の予算で購入をする予定にしております。ですので,今回は計上していないのですけれども,購入はするという形でございます。
    ◎ 吉見委員  17個全部買う必要はないのでないかと思うのですけど,それで個人でも買っている人があるし,例えば今回だったら,新人が6人とか7人とか出るというのだったら,それだけ分用意すれば,たとえ3,000円で17引く6で11,3万3,000円助かるというふうなことになるのでないですか。小さいことでも節約していくという態度が必要でないのでしょうか。 ◯ 北村議会事務局長  前回というか,これまでも改選ごとには購入してきたという経緯はちょっと確認してるのですけども,その時点で議員の中でお話をしていったかどうかというところまではちょっと確認がとれていなくて,前回と同様に今回もちょっと対応させていただいたという形でございます。 ◎ 吉見委員  前回と同じようにやるというのでなしに,僕も知らんかって,2期目,行ったときにぱっとくれたのですが,あれ,またくれるのやなと思って,それで新しいのをつけんといかんのかなと,それでこれは小松島市と書いてあるのかなと思ったら,全国,市,一緒ですわね。そしたら,別にそういうふうに1カ月おくれても,2カ月おくれても,消費税が上がるから,先に買えというのでなしに,新しい人だけやって,それでこの議員の中にも,自分でもっといいやつを買ってる人も何人かおりますよ。そういうふうな経費の節減という視点がないのでないでしょうか。 ◎ 池渕委員長  吉見委員,中身についてはまた議員全員で多分話し合うような議題と思います。ですから,また全員協議会なりでそういった御提案をいただいて,それで議員間でその分については協議をしていただけたらなと思いますけど,いかがですか。すいません。  ほか,ございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 池渕委員長  なきようでございますので,議会事務局に対する質疑を終結いたします。速やかに交代願います。  人事課,先に聞きますけど,説明される所要時間はどれぐらいですか。わかりました。  では,引き続き,すいません,行きます。                         [人事課より議案説明] ◎ 池渕委員長  以上で人事課よりの説明は終わりました。  これより質疑に入ります。 ◎ 出口委員  46ページの職員研修事業の9,旅費。本別町との交流2人分ということですけども,これ,もうちょっと詳しく説明,何か変更したことがあるのですか。 ◯ 田中人事課長  昨年度については,交流事業がちょっと行えていなかったのですが,本別町の研修担当の方と協議しておりまして,また今後の研修のあり方を見直すというふうなことで,3年スパンでの研修計画を今協議しております。来年度につきましては,短期研修,それぞれ大きなイベントがございますので,そのイベントの期間に相互で4泊5日の研修という形で応援をそれぞれで行う。これが平成31年度でございます。それが約40万円弱の事業費。その次の平成32年度については,中期の研修ということで,今の想定では1カ月ぐらいの期間でそれぞれテーマを定めて中期的な研修を行うと,それが2年目。3年目については,過去2年間の研修を行うという,3年スパンで本別町との交流研修を行っていこうということで,今,相談をしておりまして,主にそういう流れで進んでいこうと思っております。 ◎ 出口委員  ちょっと教えてください。それぞれ大きなイベントがあるというのはどういうイベントか。 ◯ 田中人事課長  まず,本市では御承知のとおり,港まつりが7月の海の日前後にございます。2日間ございますので,これを挟んだ前後1日を加えて,今,4日間港まつりに来ていただいて,その中で本別町の特産であるとか,そういった交流事業を重ねていただくという想定でございます。それから,本市から行く分については,きらめきタウンフェスティバル,9月1日,2日と毎年本別町でございますけれども,この前後2日を挟んで相互に研修という形でそれぞれのイベントに参加ということで交流を深めようというような想定でございます。 ◎ 出口委員  わかりました。それでは相互に向こうからも来るし,こちら側も行くというのを毎年3年間続けるということですか。2年間か。 ◯ 田中人事課長  そうです。平成31年度は短期,平成32年度は中期という想定で相互にということでございます。 ◎ 吉見委員  すいません,36ページ,臨時職員等賃金,上から7番目の賃金ですけど,これは臨時職員でこれだけ払うのですけど,出勤簿のとこはどうなっているのでしょうか。前に9月にも説明を求めたのですけど,調べてないと言われてましたので,よろしくお願いします。 ◯ 田中人事課長  先ず,その県下の状況でございます。先日,定住自立圏の中で人事担当者の意見交換会等がございまして,その中で出退勤システムについても,ちょっとお伺いしてみました。参加12市町村ございまして,そのうちまず出勤簿,出退勤について紙で管理しておるというところが6団体,それからICカード,カードシステムで管理しておるというところが5団体,1団体はちょっと欠席だったのですけども。ということでおおむね県下では半分近くがICカード化というふうなことで導入しておるような状況かなというところでございます。 ◎ 吉見委員  そしたら,半分だから,まあいいわというのでなしに,ICカードにやって,ちゃんと管理した方がいいのでないかと思うのですけど,そのメリットとデメリットはどういうのでしょうか。 ◯ 田中人事課長  まだICカードというか,タイムカード,タイムカードのメリットとしましては,全職員が把握できるというようなところがございます。今しておる把握については,時間外の勤務命令ということで,係長以下の者については時間外勤務命令カードで把握はできておるのですが,管理職以上については残業時間は把握できていないというふうなことで,タイムカードにすれば,全ての職員が把握できるメリットはございます。あと,データベースでデータ化できていますので,整理が容易であるかなというふうなメリットはあるかなというふうに思っております。ただ,おっしゃったデメリットでございますけれども,まず経費がある程度はかかるというふうなデメリット,それからこれもこの情報交換会であったのですけど,出退勤だけでその時間外というのは管理できない。時間外と出退勤はあくまで違う時間ですので,退勤した時間がそのまま時間外としてカウントできるのかといえば,そうではなくて,やはりその中で業務に従事しておった時間というのは別途紙でやっていますというふうなところが多かったです。タイムカードを導入したからといって,すぐ数字,時間外計算に使えるとかいうようなものではないということは御理解いただけたらと思います。 ◎ 吉見委員  タイムカードでやるのだったら,もうずっと昔のやり方ですよね。もっといい機械のやり方があると思うのですよね。そういうことも検討して,将来に備えるというのがいいのでないでしょうか。 ◯ 田中人事課長  おっしゃるとおり,今の方法では管理職の把握はできないと。今,ちょっと人事の方でも検討しておるのは庁内の管理システム,人の管理システムということで,サイボウズというメールのやりとりであるとか,ログインシステムがございます。これは各職員個々にIDが割り振られてまして,この中には出退勤のチェックする欄もございます。まずこのシステムを使って,来年度については働き方改革の関連もありますので,時間把握というふうなことからも,そういう試みをまず一部,総務部であるとか,そういったところから試行的にやっていこうかなというふうな考えでは今ございます。 ◎ 吉見委員  過労死とか,それとか働き方の改革をせえとか,国の方も言ってますので,ぜひともその職員の働き方が楽になるようなことを検討していただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◎ 池渕委員長  ほか,ございませんか。 ◎ 高木委員  ちょっとお伺いします。職員の福利厚生補助金,137万3,000円と書いてありますけど,我が市ははっきり言いまして,職員が昼御飯を食べるようなとこもまるでありません。現状,ないのでしょ。これは前も田中さんにいろいろ御相談したのですけど,何かの手立てはないのでしょうか。でなかったら,一般職であろうが,臨時職であろうが,例えば市民の前で弁当広げて飯を食わないかんというようなことが現状ですよ。やはり時間体制というのはきちっとして,各,別のとこで御飯を食べられるというような方向に持っていかないかん。あなたにこの前に聞いたら,野球とかそんなのにはお金を入れておるけど,そういうふうな職員の食事等について,何か考えないかんのでなかろうかと私は思うのですけど。前回まで,食堂をやってこられた方も,あなたに何遍も相談等をしましたけど,何の答えも出てこなかった。とうとうもう店じまいです。現状,食堂はありません。やはりこういうふうな面で,福利厚生で例えば500円も出せとは言わんけど,とにかく500円で食べられて20人来たって,はっきり言うたら,食堂はもうけるわけはないのですよ。ですから,何かの形で皆さんが利用できるような,まして市民が見て,本当に小松島市はそういう点ははっきりしているなと。他町村を私は見ますけど,よそが受付の場所で飯を食っているのを見たことがない。我が市はそういうことがもうほんまにありますよ。ですから,きちっとした方向性で補助金というのはどこかで出してあげたら,もう少し食堂あたりもうまいこといくのでないかなと思うのですけど。よろしく。 ◯ 田中人事課長  まず1点,市によって補助金を出しておったということはございませんので,そこは御理解いただいておったらと思います。現状,食堂についても,去年11月から閉鎖しておるのですが,ちょっと職員組合とも相談して,アンケート,ニーズ調査,まずそれをしたいなというふうな話はしておるような状況です。どういった形がいいのか,それと現状の職員についても,自席で食べざるを得んような部署,窓口がすごく忙しくなったりであるとか,そういうようなときについては,後ろに控えたところで食べておるようなところもございますので,そういったあたりの状況もちょっと把握しながら,今後については少し考えていけたらいいかなというふうには思っております。 ◎ 高木委員  業者等に補助を出しておるのが,ガス代,水道代,電気代,また場所代ですか。大体聞いていますと,3,000円ぐらいというような感じだったと思うのです。ですから,そういうふうなのでは,本当に業者の方も人材を入れて食事をつくったって,もうけというのでないですけど,何も前に進まぬという,自然にやめていかなしようがないというのが,これ,ずっと今までの一連やった。何か補助をするのであれば,それはきちっと整理してできるような方向を考えていただきたいということです。よろしく頼みます。 ◎ 池渕委員長  ほか,ございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 池渕委員長  それでは,質疑なしと認めます。  よって人事課の説質疑は終結いたします。  小休いたします。                        [休憩 午後 0時09分]                        [再開 午後 1時00分] ◎ 池渕委員長  それでは,再開いたします。  午前中に引き続き,部局別審査を行います。                        [秘書政策課より議案説明] ◎ 池渕委員長  以上で説明は終わりました。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  20ページ,ふるさと応援寄附金1,200万円,返礼品が536万円ですか。これの40%でも1,340万円,ちょっと140万円ぐらい予算が少ないのでないでしょうか。 ◯ 高瀬秘書政策課長  560万円は報奨金,返礼品ほかという部分のことをおっしゃっているのだろうと思うのですけれども,こちらの方には返礼品の3割の分と,それと送料も含んでおります。こちらの金額になりますので,これ,全部が返礼品のお金ではございません。 ◎ 吉見委員  39ページ,広報広聴推進事業1,627万円,毎年これぐらい使って,いろんな媒体で発信しているのですが,発信しましたよで終わっているような感じがするのですね。私のとこでもよう聞きにくるのですよ。こんなの,広報に載ってますよと言っても,知らんかったと言ってね。市民に捕まえてもらうためには,どういう視点で発信しているかということを考えてマンネリにならないようにしなければいけないのでないかと思うのですけど,そういう検討をしたことはあるのでしょうか。 ◯ 高瀬秘書政策課長  委員のおっしゃるとおり,広報の印刷代や配布がほとんどの金額なのですけれども,現在,市民が行政の考えていること,やろうとしていることを知るために広報が大きな役割を果たしているということは十分承知しております。今もわかりやすい丁寧な広報づくりということで,字の大きさであるとか,紙面を1つずつ分かりやすいような大きな字を使うとか,工夫はしているのです。今後もまたわかりやすい丁寧な広報づくりには努めていきたいと思います。 ◎ 吉見委員  市町村,いっぱいようけあるのですけど,その中でここの広報がいいですよとかいうようなことがあって,そこへ研修に行くとか,そういうことはやっていないのでしょうか。 ◯ 高瀬秘書政策課長  やっておりません。 ◎ 吉見委員  そういうことはランクづけとかそういうのでは,議会だよりだったらここがいいですよとかあるのですよね。広報の場合はそういうランクづけとかはないのでしょうか。 ◯ 露口秘書政策課長補佐  吉見委員さんからの質問にお答えいたします。  県の方では広報協会を通じまして,各市町村の広報担当者が集まって,広報のアップデート,見ていただきやすい広報をつくっていく,また市民の方にもっと親しんでいただけるような広報づくりをするということで,年に一度研修してございます。その中で広報協会が行います,広報コンテスト的なものがございまして,ここにエントリーされます市町村も中にはございまして,つい最近では阿南市とか,阿波市さんであるとかというのも表彰されたような経緯はありますが,今まで小松島市におきましては,担当が1人で編集している関係上,なかなかそこまでのコンテストに提出するまでには至っていないというふうな現状でございます。それが現状でございます。 ◎ 吉見委員  議会だよりのことを言うてなんですけど,悪いものでも出せば,ここが悪いとか言うてくれるとか,そんなのがあるのですよね。広報の場合もそういうふうな,出すまでいかんなと思っても,出して,決定をしてもらうとか。今の場合は県内ですよね。全国でやれば,もっとまだまだいい広報とか媒体というのですか,そういうのがあると思うのですけど,そういうふうなことをやればいいのでないかと思うのですけど,検討していただけませんでしょうか。 ◯ 露口秘書政策課長補佐  日本広報協会の方でいろいろ出されているそういったコンテスト等も,ちょっと私の方で調査させていただきながら,今後,考えていくということでお願いしたいと思います。御理解いただきたいと思います。 ◎ 吉見委員  よろしくお願いします。それともう一つ,先ほどのふるさと応援寄附金ですけど,返礼品の品目は幾らふえて,それで高額のやつが幾らぐらいまでなったか,ちょっと教えていただけますか。 ◯ 高瀬秘書政策課長  高額のものが幾らふえてと,何品ということなのですけど,とりあえず今は60品目程度ございます。それと高額のものというと,一番高いものが徳島赤十字病院の人間ドックの分でございます。PET検診でございます。 ◎ 吉見委員  PET検診,幾らですか。 ◯ 高瀬秘書政策課長  30万円か,36万円か,すいません,ちょっと。 ◎ 吉見委員  60品目,前から言ったら,4から5だったのが,1年間でそれだけ努力すればできるというのですから,これからも努力して,安平さんが言うように,取り合いですから,とってくるようによろしくお願いします。終わります。 ◎ 池渕委員長
     ほか。 ◎ 四宮委員  プレミアム付き商品券についてお伺いしますけど,この対象者に対しての周知というか,あなたが対象ですよというのを周知する方法というのはどのような方法で。 ◯ 高瀬秘書政策課長  今,国から示されておりますのが,課税者以外の方に,あなたは対象かもしれませんねということで,7月ごろにお知らせする方法,それからあとはもう広報とか,国の方でもテレビ等を通じて周知するようにするとは聞いております。 ◎ 四宮委員  多分,この予算の中に入っておるかと思うのですけど,具体的に委託料でシステムの改修の委託料,500万円というのは,これはどういう内容なのですか。 ◯ 高瀬秘書政策課長  システム改修ということで,子育て世帯であるとか,この非課税者を特定できるようにするということで,500万円一応計上はしているのですけれども,あと,国の方から出てきたのが臨時福祉給付金,それが何年か前から,平成27年からあったのですけれども,その分を改修費で使うようにということになっております。あと,どこまで業者に委託できるか,全部自前でするか,それによってまたそこのシステム改修の内容も変わってまいりますので,今,500万円でとっておりますけれども,内容によっては下がってくるかなとは思っております。 ◎ 四宮委員  そしたら,使う側はそうなのですけど,使われる側の商店とか,そういう小松島市にある商店に対しての何か補助というか,当然システムは要らんかと思うのですけど,そういう業者に対しての周知みたいなのはどういう形でされるのですか。 ◯ 高瀬秘書政策課長  業者の周知というか,入ってくださいと募集するのは5月ぐらいから8月ぐらいまでの間に申請書を出していただいて,登録していただいて,その登録していただいた業者は一般の人にわかるようにステッカーであるとか,ポスターであるとかを店頭に張るようにということはお願いしようと思います。だから,商店に対しての補助というものは特に考えてはございません。 ◎ 池渕委員長  ほか,ございませんか。 ◎ 松下委員  ちょっと教えてもらいたいのですけど,これが移住定住促進事業の中の空き家バンク登録支援業務委託料,これは昨年から載ってきて取り組んでこられようと思うのですけど,1発目,空き家で特定して,Aランク,Bランクといったところに働きかけという形で業務委託していると思うのですけど,これは今年も載ってきて,ずっと載ってくると想定で思っとっていいのですかね,33万円ぐらいなのですけど。 ◯ 高瀬秘書政策課長  今年度4軒,今,空き家バンク登録をしてございます。4軒,もう少しあってもいいのではないかなということで,3軒程度募集しようかとは思っております。 ◎ 松下委員  ちょっとわかりにくかった。3軒程度募集していくのに33万円という意味で受け取っていいのですか。ちょっと意味,理解がしにくかったので。 ◯ 露口秘書政策課長補佐  調査業務の補足でございますが,これは1軒のおうちを空き家バンクに掲載する,空き家を利活用するに当たって,空き家を利用したい人に十分な情報提供をするためには空き家を調査する必要があるということで,この調査業務,平面図を書いたりであるとか,傷みぐあい,補修はどこをしなければいけないのかということから始まりまして,耐震を満たすのかどうか,ここを含めて徳島県の住宅供給公社の方に委託をいたしまして業務を行っていただいておるものがこの業務でございまして,約1軒当たり11万円をお支払いして,本年は3軒を予定として33万円を予算計上させていただいておるというところでございます。 ◎ 松下委員  イメージでしたら,調べた中でAとBがあって,それぞれに働きかけていって,その中で今回は何軒かと決めて,そこをピンポイントで調査していって,募集をかけようという。 ◯ 露口秘書政策課長補佐  年度に関しましては,住宅課の方で調査いたしましたAランク,Bランクに値する物件の所有者の方に対しまして,ダイレクトメールをお送りさせていただいたところでございます。これがたしかちょっと数字を今持っていないのですが,200数十軒だったかなと記憶してございます。そのうち,約数軒から御連絡ございまして,まず私どもの方で物件を拝見させていただいた上で,次のステップである空き家調査ができるかどうかというのを判断させていただいたところでございます。それとは別に,広報でありますとか,ラジオ放送あたりで情報をお流ししたところ,住宅課の空き家調査に入っていなかった物件,この辺もぜひとも空き家として利活用していただきたいという申し出がございまして,今,4軒のうち1軒が空き家調査によるAランク空き家物件,残り3軒がそれ以外の物件でございまして,今後も,来年も広報等で周知を図りながら3軒程度は募集できたらなということで考えておるような次第でございます。 ◎ 松下委員  あともう1個だけ,その中で空き家バンクに登録して,これを借りたいですよという中で,その制約というのはあるのですかね。例えば,借りられたい方の入居資格というか,契約資格みたいなので。 ◯ 露口秘書政策課長補佐  秘書政策課が担当しています以上,市外からお越しになった方がまず第1条件となり得ます。ですので,そこをまず条件クリアいただいた上で,利活用いただくというようなシステムになっております。 ◎ 池渕委員長  ほか,ございませんか。 ◎ 安平委員  プレミアムなのですけど,重要事業実施に伴う施策等の形成過程説明シートのところで,出てる金額とここの金額というのが,人件費だけを足してあるんだけど,71万6,000円,形成シートの方,確認できましたか。人件費が71万6,000円に対して,この上の事業費の中で,702,これで人件費の手当てで時間外勤務手当が76万2,000円となってるのやけど,これはすごく違和感があるのやけど,人件費が71万円で,時間外が76万円と,こんな予算があるのかということなのですけど,ちょっとその辺を教えてください。 ◯ 豊栖総務部長  シートの方の71万6,000円でございますが,これは所管課の方の担当者の上に正規職員0.2ということで,担当している人間の5分の1程度の仕事であろうということで,そちらの方から計算を起こしたところでございます。現実のこっちの予算の方は1時間の時間外手当てで何時間ぐらいということで起こした分で誤差が生じているということで御理解を賜りたいと思います。 ◎ 安平委員  今の説明は非常にわからないのだけど,5分の1だから,0.2と書いてあるから5分の1なのでしょうね。僕は何に対しての5分の1か知らないですよ。だけど,71万円でしょ。そういうことでしょ。だから,担当者1人決めて,その1人が平均幾らですから,それの0.2でこれだけの数字が出てきましたということでないのですか。この人に対して残業代ですよ。時間外,76万円。何かごっつい違和感があるのですけど。 ◯ 豊栖総務部長  先ほども申し上げたのですけども,シートの方につきましては,担当者の給与費がずばりございます。その担当者の5分の1程度の仕事が新年度のその職務にかかる分だろうということで演算したのが71万6,000円ということでございます。現実の予算の分の職員手当ての時間外というのとは違って,こっちのシートの方は通年の人件費,月給等から演算した数字でございます。事業費として担当者がどれぐらいこの仕事に携わるかといった観点から算出した金額でございます。予算の方の分については,実際の時間外をする場合に当たって,国費等もつくということの中で,この程度の時間外が発生する可能性があるということで,それを執行できる予算として計算したものでございます。 ◎ 池渕委員長  ちょっと同じお答えなようですよ。同じお答え,内容です。76万2,000円のその残業代の見込みを,例えば何人で何を見込んでいるのという話を多分聞かれよると思うのですけど,その数字を表記した分析を聞きよるわけでなくて,その中身を聞かれよると思うのです。その中身についてお答えください。 ◯ 高瀬秘書政策課長  すいません,この時間外手当ての76万円というところなのですけれども,いろいろ業務がありまして,例えば商店の公募の分,あとは非課税者を特定する分,あとまた商品券の販売であるとか,いろんな業務によって時間外が発生しますので,その場合はこの職員1人ではなく,秘書政策課だけではなく,税務であったり,会計であったり,ほかの課の分の時間外もこちらの方に含んでおります。その分が76万2,000円で計上させていただいております。 ◎ 安平委員  今のお話,説明だったら,0.2の71万円が正しいのですか。いろんな課をわたって,いろんな人がするわけでしょ。それで71万円というのが正しいのですか。 ◯ 高瀬秘書政策課長  この71万円というか,0.2というのはうちの秘書政策課の中の職員1名の分で5分の1程度の職務であるということで,この71万6,000円は出させていただいております。時間外については上の財源の方に76万2,000円の方で時間外はつけさせていただいております。 ◎ 池渕委員長  いいですか。 ◎ 安平委員  言いたいのは,僕が言っているのは歩掛かりなのですよ。ここ,人件費と書いて,職員人件費でないですか。だから秘書人事課の人,この人だ,これが0.2だでなくて,全部の人でしょ。何々課,今,説明されたでないですか。いろんな課が出てきて,それに手伝ってもらうわけでしょ。それを合わせたのが人件費でないですか。人件費の歩掛かりでないですか。これをここに合わすべきではないですか。僕が言ってることはわかりますか。理解していただけますか。 ◎ 池渕委員長  どうですか。おっしゃられるように,例えば76万2,000円の残業代を見込んでおる人数が仮に15人なり20人とするのであれば,シートの方の分析もそれに相応するような人件費の分析にしてはいかがかというようなお話ですけども,どうでしょうか。 ◯ 豊栖総務部長  おっしゃることは理解いたしました。シートの方は,先ほども申し上げましたように,正規職員の分だけということで計上させていただいておりますが,現実にはつまり正規職員の時間内の月給等を割り振った分ということで計算をさせていただいたのが71万6,000円ですけれども,実際には時間外手当が発生するであろうということで予算計上は別途の数字でさせていただいております。つまり,時間外をさらに計上した76万2,000円をこのシートの方の職員人件費に上乗せしたような形で御提示,訂正させていただくということでよろしいでしょうか。ちょっと考え方が違ったものですから,計上の仕方が誤っているというか,ちょっと違った数字になっておりますけれども,時間外の分はシートの方には計上がされていないということになってございます。訂正させていただけるなら,そういう形で出し直しさせていただけたらというふうに考えます。 ◎ 安平委員  僕が言いたい根本的なところは0.2なのですよ,この歩掛かり。だから,ただ単にこの71万6,000円と76万2,000円を足して入れるのでなくて,本当はこの0.2というところがおかしいのでないということを僕は言ってるわけですよ。ここを言ってるのですよ。訂正されるのは,僕は委員長の許可をもらったら,それでいいと思いますけど,そういう考えのもとでちょっと考えてみてくださいということです。 ◎ 池渕委員長  では,そういう申し入れがありましたので,再度訂正して提出いただくということで,皆さん,御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 池渕委員長  ありがとうございます。では,その件についてはそれでさせていただきます。  ほか,ございませんか。ないですか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 池渕委員長  なきようでございますので,秘書政策課への質疑を終結いたします。  速やかに交代願います。  よろしいですか。  それでは,引き続き,総務課よりお願いします。                         [総務課より議案説明] ◎ 安平委員  1点だけ,個別施設計画策定支援業務委託料の説明の中で市営住宅長寿命化計画があるので,それは除くみたいなお話があったのですけど,僕,12月も言いましたけど,あれは間違ってますよという話をしましたよ。わかりますか。新たなるセーフティネットという新しいやつを平成29年度に国土交通省がつくりましたので,わかりますか,僕はそういう質問をした。つくりかえるべきでないですかと言いましたよ。そういう考えを持っていますよ。だって,平成25年につくったやつでないですか。その後,国は平成29年に新たなるセーフティネット,住宅セーフティネットというのを出してますよ。それに沿った新しいものをつくるべきでないですかということなのですけど,その辺はやっぱりあくまでも小松島市さんは平成25年につくった長寿命化計画でやるのですか。 ◯ 泉総務課長  この市営住宅の長寿命化計画ですけれども,うったては,安平委員おっしゃったとおり,平成25年度だったかと思うのですが,ちょうど昨年度の今ごろ,住宅課の方,改定をしまして,そちらの方をあり方検討会議にも諮りまして,最初つくったものを新しく,一からではないですけど,改定した形で作成をしております。それが通っております。 ◎ 安平委員  平成30年度に改定しましたというお話だったら,平成29年に国がつくられた新たなるセーフティネットということを考慮されてつくられてますか。 ◯ 泉総務課長  そのセーフティネットの分が個別施設計画に係ってくる分かどうかというのは,ちょっと私の方ではわからないのですけれども,個別施設計画に必要な要件を備えた長寿命化計画の策定というのは済んでおりまして,そちらの方では確認はできておりますが,委員のおっしゃるそのセーフティネットの分というのがどういうものかというのを私の方では把握ができておりません。 ◎ 安平委員  今,説明の中で課長がそういうふうにおっしゃったのですよ。これはもう除きますと。でも,僕は12月にそういう話をしてる。わかりますか。だから,それは住宅課にはしたのだけど,課長が個別施設計画策定支援業務という仕事でこれを除きますというお話,されたでないですか。そういう説明だった。だから,これについて,僕は言ってるわけですよ。そういう認識がない。僕はそれはおかしいですよという話をしてるわけですよ。国土交通省が平成29年に新しい施策を打ち出して,それに沿ってない長寿命化計画というのはいかがなものかということを言ってるわけですよ。これも含めて,この個別施設計画,これに支援業務,この中に市営住宅も含む状態にすべきではありませんかという話です。それはもう最初に課長が説明されたことに関してこういうことを言っている。だから,ちょっとこれは検討しますだったら,それで結構ですよ。そういうお答えをいただければ,それで結構です。 ◯ 泉総務課長  市営住宅の分に関しましては,課の方で別途これまでも策定してきております。もしその改正の必要があるとすれば,今回の業務という形ではなくて,また住宅課の方で適切に対応があると考えております。 ◎ 池渕委員長  ほか。 ◎ 出口委員  ちょっと今の話ですけども,これは基本的な,安平さんは大分理解なさっとるから,ちょっと私は理解が足らんのですけども,個別施設計画策定支援事業,いわゆる各課に分かれておるいろんな個別施設の計画を各課でやりなさいということは前から決まっとったわけですよね。それを言うたけども,なかなか前へ進まぬところがあるというので,このたび,各課の個別計画を後押しする業務を委託して進めていくということなのですか。 ◯ 泉総務課長  おっしゃるとおりでございます。 ◎ 出口委員  いわば,最初の計画ではできるはずが,どうも各課がなかなか進まんから,高いお金を出して,400何十万円出してもう1回各課に,これは全部各課にかわってこの業者が計画を立てるというのではないのですよね。もう1回平たく言えば,促すと,ケツをたたくという事業なのですか。 ◯ 泉総務課長  端的に言えばそういうことになろうかと思います。例えば,一からそれぞれの課で策定に係るマニュアルとか,そういうものをつくってまいりましたけれども,まず取りかかるに当たりまして,各担当課,担当者が一から考えるよりは,例えば,利用状況調査等も行いますけれども,そこら辺のフォームを作成していただいて,入力を各課でする。あるいは,施設の点検に係る部分につきましても,そういう点検のマニュアル等をつくってもらって,それをもとに各課で取り組む,そういうところに支援を入れるということで考えております。 ◎ 出口委員  財源を見ましたら,全て一般財源ですので,ちょっとそれは進まなんだらしゃあないという考え方もありますけども,もっと職員のノウハウというか,力を挙げて,こういう形のお金ができるだけ使わんでええような形の研修等も十分やっていただきたいと思います。 ◎ 池渕委員長  ほか,ございませんか。 ◎ 吉見委員  84ページから86ページに経済センサス調査区とか,経済センサス基礎調査とか,漁業とかいっぱい出てくるのですけど,これはどういう事業でしょうか。すいません,センサスという意味,教えてください。
    ◯ 泉総務課長  センサスでございますが,調査の方法を示しておりまして,全数調査,対象を全て調査する調査につきまして,センサスと言っております。全数調査,あるいは悉皆調査,全てを調査するという言い方があるかと思うのですけれども,それがセンサスということでございます。 ◎ 吉見委員  経済センサス調査区管理事業で6,000円,基礎調査事業で36万6,000円,どない違うのですか。 ◯ 泉総務課長  まず,経済センサスについてでございますけれども,経済センサスというのが5年に一度行われる事業所の全てを対象とした調査でございます。この経済センサスにも2つ調査がございまして,経済センサス基礎調査,これは事業所の所在地等の調査でございますけれども,それと経済センサス活動調査,事業所の活動内容の調査とこの2つがあると。今回,今,委員がおっしゃいました経済センサス基礎調査が1つございます。これは先ほど申しましたように,事業所の数ですとか,そういうのを拾い上げていく調査でございまして,一方,経済センサスの調査区の管理事業で6,000円とおっしゃいましたが,こちらの費用,経済センサス調査区管理事業費につきましては,基礎調査で得られた調査区とか,事業所数とかの内容を適正に区分できているか,また5年後の調査までの間,毎年,毎年,管理していくという事業でございまして,必要があれば調査区の線引きを修正するということで,こちらの管理事業,6,000円ついております分は,毎年あると。先ほど申し上げました基礎調査の方,あるいは活動調査というのは5年に1回行われるものということでございます。 ◎ 吉見委員  ありがとうございます。77ページ,市議選が3,380万円の費用で行われ,前回の投票率は57%で,期日前投票で,秋田県では52%あるのですよね。それで,1月20日の日本経済新聞では,男鹿市でスーパーセンターアマノ男鹿店で6割の人が投票していると。市役所に投票しているのはこのうちの4割だと。小松島市でもぜひそのスーパーのところへ投票所を設けるべきと思うのですけど,いかがでしょうか。 ◯ 泉総務課長  スーパーに期日前の投票所を設置してはどうかというお話だったかと思うのですけれども,まずこの4月の統一地方選挙における期日前投票所につきましては,既に市役所1階のロビーに設置することで進めさせていただいております。昨年度,執行いたしました衆議院議員選挙,これはかなり期日前投票所,混雑いたしましたので,今回,市役所の1階のロビーに設置するのですけどけれども,混雑すると予測される日には受付をふやして対応することとしております。また,来庁者用駐車場につきましても,御存じのとおり,庁舎東側を新たに整備いたしまして,駐車台数もふえておりますので,市役所における期日前投票の環境というのは以前よりは向上しているものと考えてはおります。ただ,委員おっしゃるとおり,ショッピングセンターとか,スーパーとかで投票ができればという御意見もあるのも承知はしておるのですけれども,昨年度一般質問でもいただいたときに,答弁も申し上げたのですけども,期日前投票所を設置するには,二重投票の防止システムへの対応とか,投票事務従事者立会人の確保,またそれらにかかる費用の問題とか,場所の選定におきましては,設置地区の人口のバランスとか交通機関の便の条件,これらを含めた検討が必要になってくるところでございます。現在のところ,期日前投票所の増設の予定はないのですけれども,今回の市議選からは,候補者の方のビラの頒布,これが解禁になっております。また,本市初の選挙公報も発行することといたしております。少しずつではございますけれども,今後とも投票率の向上に向けて取り組みを検討してまいりますので御理解いただければと思います。 ◎ 吉見委員  費用がかかると言いますけど,これは1票に,57%の投票,3万3,000ですか。57%で1万9,000人,1票が1,780円かかってるのですよね。それで費用がかかると言いますけど,民主主義は費用がかかるのですよ。ですから,二重投票の防止とか,そういうこと,費用もかけてでも,人が集まるところへ出向いていくという意識が必要ではないのでしょうか。 ◯ 泉総務課長  委員のおっしゃることももちろんよくわかっております。必ずできるとちょっと申し上げられませんけれども,検討課題の1つであるということは重々認識しておるところでございますので,御理解いただきたいと思います。 ◎ 吉見委員  さっきの日本経済新聞に戻りますけど,秋田県の期日前投票率がトップの72%なのですよね。ですから,市議選の57%の,期日前投票だけで72%あるのですよ。その中の6割が買い物帰りにやっていると。わざわざ市役所に来ないでやっているというのですよね。ですから,民主主義は費用がかかるというのは当たり前なのですから,そういうふうなことを検討していただきたいと思います。 ◎ 池渕委員長  ほか,どうぞ。 ◎ 吉見委員  すいません,土地取得のことですけど,この会計で塩漬けになっている土地とか,そんなのはないのでしょうか。 ◯ 泉総務課長  土地取得事業特別会計のことかと思うのですが,こちらの方で土地を保有はしておりません。 ◎ 出口委員  選挙のことでちょっとお聞きしたいのですけども,吉見さんと同じ趣旨で質問しますが,スーパーとか普通の投票ができたら,それはすばらしいことだろうと思うのですけども,私は病院とか,それから老健施設,小松島市も随分たくさんできましたけども,そういうところに入院とか,入所をなさっとるお年寄りの方,この方々が投票に行きたくても,なかなか行かれないと,市役所まで行くのが大変だという方がいっぱいおるわけですよ。だから,投票しないという方がね。病院とか,ある程度有権者がおれば,その場所,場所で投票ができるようなシステムがたしかあると思うのですけども,現在,小松島市では院内というか,施設内の投票ができるようなことというのは何カ所あるのですか。 ◯ 泉総務課長  今おっしゃったのは不在者投票のことかと思うのですけれども,今,ちょっと手元に数字を持っておりませんが,毎回指定されている施設等での投票というのは投票管理者を立てまして,不在者投票で投票していただいているところでございます。 ◎ 出口委員  私が知るところでは,その施設内で投票したいという場合は,施設の方から市の選管の方に届け出をせないかんと,選挙長とか何とかいろいろめんどい手続をせないかんというような現状があるように思うのですけども,そうでなくて,逆に選挙管理委員会の方から,市の方から,施設に対して,院内,施設内での投票をできるように便宜を図ってくれと,市の方からそういうことを依頼するということは考えておりませんか。投票率が低いというのは,もう,これは大きな悩みだろうと思いますし,かつて小松島市では市議会議員の選挙といったら,少なくとも80%台あったわけですから,それが急激に下がっとるというのは,どこに原因があるかということを考えないかんと。それで一方,その期日前投票がふえとるというのであれば,できるだけ期日前投票で投票率を上げるということは一番効果的だろうと思うのですけども,そのあたり,何もしないというのはちょっとおかしいですよ。お金がかかるから,せんというのは,私も大反対です。民主主義というのはお金をかけてでも,かかってでも,投票というのは,選挙というのは市民が直接,市に対して発言をする大きな機会だろうと思いますので,その投票率を上げるという努力はやっぱり一生懸命できるだけのことはせないかんと思いますので,今からはひょっとしたら間に合わんかもわからんけど,できれば各施設に投票を,どんな規定があるかようわからんのやけども,今から呼びかけて,ほな,うちでやりましょうかということになればできるのですか。 ◎ 池渕委員長  個々にしゃべらないように。 ◯ 泉総務課長  病院等での不在者投票につきましては,登録が県の方に行われる形で実施されているものと考えております。市の選挙管理委員会の方で受付をしているというのはございません。 ◎ 出口委員  小松島市の市議会議員の選挙の投票を県が認可するのですか。 ◯ 泉総務課長  不在者投票できる施設としての登録をするのが県での手続ということでございます。 ◎ 池渕委員長  ほか,ございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 池渕委員長  なきようでございましたら,総務課への質疑を終結いたします。  小休いたします。                        [休憩 午後 2時06分]                        [再開 午後 2時15分] ◎ 池渕委員長  それでは再開いたします。                        [電算管理課より議案説明] ◎ 池渕委員長  それでは,どなたか,質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  56ページの平成30年度より管理運営事業が348万円ふえた理由は,今,説明したとおりですか。 ◯ 芳賀電算管理課長  主なものといたしましては,そのとおりでございます。今年度と次年度との差額ということになりますので,増減が大きかったものから順に御説明をさせていただきます。増減が大きかったもの,使用料及び賃借料,これが今申しました,主にライセンス料,511万8,000円増額となっております。それから,備品購入費につきましても,590万円の増額,それから負担金補助及び交付金,こちらの方は328万3,000円増額となっておりますが,これは地方公共団体システム機構,こちらの方,全国の自治体が加盟している機構になりますが,その機構への負担金がふえたというもので,理由につきましては,先ほどの特定財源でも申し上げましたが,マイナンバー制度のシステム改修に伴い,本市の負担金分が増額となっているということでございます。それから,減額となったものにつきまして,大きなものといたしましては,役務費,こちらの方はインターネット回線でより安いプランに切りかえたり,ウィルス対策として更新手数料が毎年ではなくて,2年に1回払っております。その減額率が大きくて,100万8,000円,委託料,こちらの方が番号制度システム改修費住基ネットワーク更新作業料,合わせまして948万8,000円が減額となっており,その差額について,今年度は,委員おっしゃったように,その額が増額となっております。 ◎ 池渕委員長  ほか,ございませんか。 ◎ 出口委員  58ページのパソコン購入費2,138万4,000円,これは何台ですか。 ◯ 芳賀電算管理課長  165台でございます。 ◎ 出口委員  これは役所のパソコン全部ですか。 ◯ 芳賀電算管理課長  このパソコンはネットワークに接続されているパソコンということで,例えば住民情報などを専門に業務用として使っております基幹系システムなどのパソコンは対象となっておりません。 ◎ 出口委員  これは何年ぐらいたっとるのですか。 ◯ 芳賀電算管理課長  長いもので申しますと,10年ぐらい使っとう職員さんのパソコンもあるということで,ウインドウズのサポートが切れなければ,まだ使えるパソコンもあるという状況ではございます。 ◎ 出口委員  古いのだったら,10年ぐらいたっておると。10年すれば,パソコンもだめにはなるだろうけども,ちょっとそのあたりがよくわからんのですけども,非常に大きなお金が更新料とか,システム管理料とか,いろいろかかってますので,これは私,前から言いよるのですけども,何とかならんかなと思うのですけど,何もなりませんか。 ◯ 芳賀電算管理課長  各課業務上,今,パソコンを使わないで業務を行うということは間違いなくできない状況であると認識しております。そういった中でやはりソフトの更新料,そのあたりの費用というのはもう必須のものかなとは思っておりますが,確かに今後,AIですとか,ロボティクス何とかとか,いろいろICTが進むという要素が非常に想定をされております。一層の費用が拡大の可能性もあるところなのでございますが,先ほども申しましたとおり,そんな中で10年も使っているパソコンもあるということで,無駄遣いであったり,贅沢だったりという更新料ではないとは認識をいたしております。 ◎ 池渕委員長  ほか,ございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 池渕委員長  質疑なしと認めます。  よって,電算管理課への質疑を終結いたします。速やかに交代願います。  それでは,引き続き会計課より説明願います。                         [会計課より議案説明] ◎ 池渕委員長  以上で説明は終わりました。  質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 池渕委員長  なきようでございますので,質疑を終結します。速やかな交代をお願いいたします。 ◎ 池渕委員長  それでは,税務課より説明願います。                         [税務課より議案説明] ◎ 池渕委員長  説明は終わりました。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  62ページ,口座振替推進事業39万9,000円,口座振替で僕が見た感じではえらい低いのですけど,市民税が20.5%とかいうので,一番高いのが33%固定資産税,これはよその市町村でもこんなものでしょうか。 ◯ 築原税務課長  平成29年度の実績で申し上げますと,全国ベースではちょっと資料を持ち合わせておりませんが,徳島県内の8市の状況で申しますと,市は全体で24.27%,一番高いところで35.6%となっております。 ◎ 吉見委員  県内が24%ですか。                          (発言する者あり) ◎ 吉見委員
     少ないね。だからもっと上げる努力というのはどのようにやっているのでしょうか。 ◯ 築原税務課長  毎年広報でも周知をしておりますし,全ての納付書を送付するときにお知らせのチラシを同封いたしまして,周知を図っております。そのほかの取り組みといたしましては,新規で加入された方には優待制度として500円のクオカードを交付するという事業も行っております。もう一つ,来年度から実施いたしますのが,今まで口座振替の加入は金融機関の窓口でのみ受付をしていたのですけれども,税務課の窓口でも来年度からできるように取り組んでまいりたいと思っております。 ◎ 吉見委員  そしたら,便利になるわけですね。よその市町村のことを言うのですけど,そういう便利性というのをよく調べて,もっともっと便利になるようにしてほしいのですけど。 ◯ 築原税務課長  少しでも加入率が上がるようにということで,これからも税務課では取り組んでいきたいと思っておりますので,御理解いただけたらと思います。 ◎ 前川委員  66ページの滞納整理機構の負担金ですが,これは幾らの税を回収できての金額ですか。 ◯ 築原税務課長  滞納整理機構に支払います負担金につきましては,前々年度の実績に応じたものと,あと全市町村で均等割を行うもの,あと処理件数によって負担するものの3つで構成されております。内訳を申し上げますと,平成31年度に関しましては,均等割が10万円,処理件数割りで30件を移管いたしますので,その分で275万9,000円,徴収実績割は平成29年度に徴収した分の10%に当たります87万6,000円で,合計373万5,000円となっております。 ◎ 池渕委員長  よろしいですか。ほか,ございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 池渕委員長  質疑なしと認めます。よって,税務課への質疑を終結いたします。速やかに交代のほどを。 ◎ 池渕委員長  それでは,引き続き,監査委員事務局よりお願いします。                       [監査委員事務局より議案説明] ◎ 池渕委員長  どなたか質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 池渕委員長  なきようでございますので,監査事務局に対する質疑を終結いたします。速やかに交代願います。  それでは,続きまして危機管理課より説明願います。                        [危機管理課より議案説明] ◎ 池渕委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  287ページ総合防災訓練会場設営等委託料100万円ですけど,これは毎年どこでするのでも100万円払っていますわね。それで何かが起こったときに,地域の人が率先してやるというので,地域の人を巻き込んでするというふうにやってすれば,訓練になるのでないかと思うのですけど,いかがでしょうか。 ◯ 橋本危機管理課長  まず,委託で100万円計上させていただいているのは,音響設備等の機材も要することですし,あとテント,長机,パイプ椅子等の備品等も多数必要なこと。あと,看板,体育館のフロアの養生に関する専門的な要素もあるということで,まず委託で計上させていただいております。地元の方の協力という点では,今年度,和田島小学校で訓練を開催させていただいたのですけども,その際も,炊き出しのブース等を設けさせていただいて,そこでの炊き出しに関する備品等でも,地元の自主防災組織さんとか,婦人会の方にも御協力をいただいて,そのような形で地元の方にもいろいろな形で御協力はいただいているところです。 ◎ 吉見委員  それでは僕が考えているテントだけでなしに,ほかのいろんな機材が要るので,そういうふうにやっていると。そしたら,炊き出しとかそんなのは地元の人がやっていると。それでも,その人が行って,もうテントがちゃんとあってするというのでなしに,そこのところ,テントも全部やって,地元の人が,災害が起こったときにこうしてくださいというふうな。どこの地元でもテントはあると思うのですけどね,そういう設営からやるというふうなことがいいのでないかと思うのですけど,いかがでしょうか。 ◯ 豊栖総務部長  各学校でやることが多いわけですけれども,学校に置いてありますテント,あるいは椅子,長机等の数自体が不足してございます。防災訓練として使用するのには数が足りません。委託料として支出しておりますが,それを貸していただくという部分の金額も含まれてございます。それと体育館を使用するときに,先ほど担当課長の方から,養生をするというようなこともございましたが,学校を使用する関係で,設営は短期間でどうしてもやる必要がございます。子どもたちの教育に迷惑をかけるわけにいきませんので,そういう形で専門の業者に委託しているというのが実態でございますので,御理解を賜りたいと思います。 ◎ 池渕委員長  ほか,ございませんか。 ◎ 安平委員  予算反映等改善書なのですけど,改善された主なものはどれなのですか。 ◎ 池渕委員長  どうですか。 ◯ 橋本危機管理課長  昨年度からの金額で言いますと,79%の増にはなっております。先ほどちょっと説明させていただいたように,新しく洪水とか土砂災害に対するハザードマップの作成,あと災害用のトイレという形での備蓄ということで,平成31年度の新しい取り組みという形にはなっております。 ◎ 安平委員  今,前年から75%増額しているのか,79%か。前年,幾らだったのですか。 ◯ 橋本危機管理課長  699万2,000円です。 ◎ 安平委員  僕が聞きたいのは,例えば285ページ,前年度は2,745万円ではないのですか。今年度が2,855万5,000円ではないのですか。当初予算として。 ◯ 橋本危機管理課長  災害対策事業については,前年度は699万2,000円。今年度が1,252万1,000円になっております。 ◎ 安平委員  対策事業として予算をふやしましたと言うたら,全体としてはそれしかふえてないというのは,どこか減ったのか。議会が改善をしてくれと言ってるのは,もっと拡充やからね。議会が言ってるのは,意見として,議会の判断としてやっているのは,拡充をうとうてるわけでないですか。だから,全体として100万円しかふえてない。議会が拡充してくれと言ってるのに,現実は全体として100万円しかふえてない。どこがどうなったのですかという話を聞きたいわけですよ。何をしたのか。 ◯ 橋本危機管理課長  事業7の防災行政無線の管理事業が昨年度から300万円弱ぐらい減にはなっております。これについては,今年度Jアラートの新型受信機等の導入という形で,これが今年度新しくそれが費用的には大きかったのかなということで。 ◎ 安平委員  僕が言いたいのは,義務的経費,やらなければいけない,だからふえましたよというのでなくて,市が,議会が拡充しましょう,拡充してくれと言ってるのだから,今のは,はっきり言うたら,国から言うてきて,アラートはと。この金額ふえましたよと,こんなの義務的経費でないのか。こうでなくて,議会が言ってるのは,課として,市民のためにやらないかんことをもっとどんどんと拡充してくださいという改善書なのでしょ。それに対して,何をやられたのですか,どういうことを応えられたのですかということを聞いてるわけですよ。 ◎ 池渕委員長  いけますか。お答え,いただけますか。手を挙げてくれんと,当てられんのやけど,どんなですか。 ◯ 橋本危機管理課長  確かに全体の事業費で言いますと,100万円少々しか増額には,費用的にはなっておりません。実際,新しく取り組んでいる事業では先ほど言ったような形でハザードマップ等の作成とか,備蓄のトイレ等の購入等が新しく事業としてはふえていってる状況ではございます。 ◎ 池渕委員長  どうなのですか,今ので結論が終えたということですか。ちょっとはっきり明確にお答えいただかんと,発言が終わったのなら,終わったで結構なのですけど,途中ですか。どうなのですか,ちょっとわかりにくいです。きちんと答弁いただけますか。 ◯ 橋本危機管理課長  全体の中ではそんなにふえてはございません。ただ,新しく取り組んでいる事業等も実際にはございます。その取り組んでいるというのは,もう先ほども御説明したとおりの洪水とか土砂に対するハザードマップ,あと災害用のトイレ等に関する充足,備蓄の更新という形でふやしていくというようなことには取り組んでいるところでございます。 ◯ 豊栖総務部長  費目でいきますと,防災対策費として,昨年の2,745万円が2,855万5,000円ということで,100万円少々しかふえていないという御指摘だったかと思うのですけれども,この防災対策費の中でも,かなり経常的な経費がもともと含まれておりまして,経常的でない,いわゆる事業的な部分について厳しい財政事情の中,可能な限り予算化を図ったということで,実際の事業としては,先ほどから担当課長が申し上げていますように,ハザードマップの作成の455万2,000円とか,あるいは避難所用のトイレの購入とかいった新規事業を計画して予算化をしたということでございますので,御理解を賜りたいと思います。 ◎ 安平委員  全体としたら100万円しかふえてない。その事業の中,今言う災害対策事業というので79%もふやしてましたよという報告でしょ,部長。ということで,全体としたらふえてません。この事業,その中の一部は79%ふやしましたよと,今言うてる。ということはどこが減ってるねんと。義務的経費とか,だから違うところが減ってるとこがあるわけや。そうしやんと算数回が合わないよ。議会は拡充してという意見を出してるのよ。そうでしょ。議会からの言うことを聞いてないと,反したことをやってるのか。 ◯ 橋本危機管理課長  先ほどもちょっとお話しさせていただいたように,事業7の防災行政無線の管理事業が今年度は1,617万6,000円ということで,来年度の当初予算が1,335万円ということで,約300万円減にはなっております。 ◎ 池渕委員長  よろしいですか。 ◎ 出口委員  ちょっと今のに関連するのですけども,287ページのハザードマップ作成業務委託料,これはやり直すのですよね。もっと詳しく説明していただけませんか。 ◯ 橋本危機管理課長  今回,洪水と土砂に関するハザードマップの紙ベース版を作成していく予定でございます。この洪水に関しては,小松島市内のまず北側には県河川の勝浦川,南の方には国河川の那賀川という形で,那賀川の方が平成28年度に新しく最大想定という形で現在浸水の想定が発表されております。勝浦川に関しては今年度5月に最大の浸水の想定が発表されたところでございます。これを受けて,現在の一番新しく想定された浸水のそういうマップを更新してまいりたいということで計上させていただいております。あと,土砂災害については,これも昨年度末にこの小松島市内の土砂災害警戒区域,特別警戒区域等が現時点で全て公表されたということを受けて,これについても最新の土砂災害警戒区域と特別警戒区域のマップを住民の方に配布できるような形で作成していこうかなと考えております。 ◎ 出口委員  わかるのですけども,ただ金額が非常に大きな金額なのですよね,地図1つこしらえるのに450万円かけるというのは。もっと何とか少額で抑えられるような工夫はできんのかなと思うのですけども。それでは,その想定が変わるたびに新しくこしらえないかんということになるわけですか。 ◯ 橋本危機管理課長  基本は当然新しい想定に対しての住民周知という形で作成していくようにはなってくると思います。これについては,全戸配布という形で考えております。 ◎ 出口委員  わかりました。それともう一点,289ページの18番,備品購入費,594万円,防災行政無線サーバー購入費,サーバーというのは今までなかったのですか。ちょっとそのあたり説明を。 ◯ 橋本危機管理課長  先ほどもちょっと予算の説明の中でもお話しさせていただいたのですけども,これは防災行政無線とJアラート等とのもとになる機器なのですけども,これは当初から当然ございます。その機器が昨年度にちょっと不ぐあいが生じて,今のこれの計画の中でも,ちょうどもう更新時期ということもございます。なので,今回これを取りかえていくような形で計上させていただいております。 ◎ 出口委員  これは590万円全額市費なのですよね。更新と全く新しくするというのはちょっと意味合いが違うように思うのですけども,例えば最初に買ったときの耐用年数というか,そういうものはもう超えとるわけですか。 ◯ 橋本危機管理課長  大体5年から7年ぐらいが更新というか,メーカーの推奨されている時期でございます。ですので,その年数がもうちょうど現在たってきたのかなということです。 ◎ 池渕委員長  何年で。5年で,6年で,何年で。 ◯ 橋本危機管理課長  平成25年からのお話なので,もう5年,6年ですね。 ◎ 出口委員  それともう一点,最後に,Jアラートというのかな,この前,火事がありましたよね。そのときに私の家の前が消防第1分団の詰所になっとるのですけども,そこのサイレンがウーウーという長いサイレンが5回ぐらい鳴って,しばらくしてやっとどこそこが火事ですというアナウンスがあったのですけども,そのサイレンだけが非常に時間が長いのですよね。消防のあれが。だから,それはJアラートではないのだろうけども,サイレンが非常に不安なのですよね。何が起こったのかいなという感じで待ちよるのですけども。                         (「消防」と言う者あり) ◎ 出口委員
     消防か。失礼しました。消防のときに言いますわ。 ◎ 池渕委員長  それでは,ほか。 ◎ 井村委員  59ページ,最初に言われた自衛官募集の事務費で研修負担金で,少ないけど予算がついとるのですけど,これは総務の所管かなと思ってたのですけど,ここの所管になるのですか。 ◯ 橋本危機管理課長  自衛官の募集事務という形で危機管理課の方で事務に関しては実施しております。 ◎ 井村委員  そしたら,その募集,実績というか,どういうことをされよるのですか。 ◯ 橋本危機管理課長  実際,この業務として,市の広報等でこういう募集事務等の事務という形で出していって,そういう形で市民等に周知しているような形でございます。 ◎ 井村委員  それと小松島市が新聞に,各自治体でその情報を提供するのに温度差があるやいうのが載っとったのを今ちょっと思い出したのですけど,小松島市は前向きにしているというのでよろしいのですか。 ◯ 孫田副市長  その件,徳島新聞さんの方からちょっと問いかけがございまして,私の方でお答えさせていただきました。安倍総理が言うようなことは,我々はやっていないということで十分協力しているつもりだということを申し上げさせていただきましたので。 ◎ 吉見委員  9月に質問したと思うのですけど,防災士の補助の問題,この予算書には全然載ってないのですけど,平成31年度はやらないのですか。 ◯ 橋本危機管理課長  まだ,平成31年度での予算等には計上しておりません。 ◎ 吉見委員  検討はしたのでしょうか。 ◯ 橋本危機管理課長  検討はしております。 ◎ 吉見委員  他の市町村でどれぐらいの割合でやっているのでしょうか。例えば,何件の市が補助金を出している,何件の市が補助金を出していないというのを。 ◯ 橋本危機管理課長  すいません,ちょっと今,手元にその資料等はないのですけども,何市町かは実際補助制度を設けて実施しているところです。 ◎ 吉見委員  自助が7割で共助が2割で,公助と言うたら1割しかないと,僕が防災講座に行ったときに言われたのですね。ですから,それを広めるためには,もう7割のやつをどんどんやらんと,よその市,徳島市なんかもやってるし,やってる人,手を挙げてくれと言ったら,僕やと手を挙げられんのですよね。恥ずかしい思いをしますので,できたら検討して,それでやってほしいのですけど,よろしくお願いします。 ◎ 池渕委員長  どんなのですか。今ので答えはいいですか。わかりました。 ◎ 高木委員  ちょっとお伺いします。各公民館とか,またセンターとかにまだ備蓄,非常食とか水とか,キリあるものやけどね。これは小松島市全体で何カ所ぐらいそういうふうな備蓄米とか,水とか,置いてあるのでしょうか。 ◯ 橋本危機管理課長  食料等だけの話でよろしいですか。水等も。まず,基本,小中学校等には現在置いております。あと,水に関しては高校等にも置いている状況でございます。あと,旧の立江中学校と,旧の坂野中学校の体育館の中にも食料等は置いております。あと,福祉センターとかミリカホール,あと泰地の総合センターとか,小松島市の厚生福祉解放センター,あと市立の体育館等には置いている状況でございます。あと,目佐の厚生福祉解放センターとかですね。 ◎ 高木委員  ありがとうございます。この間ちょっと試食させてもうたので,そんなのは年に何遍ずつかえよるのかな。 ◯ 橋本危機管理課長  基本,この維持管理的な中での要綱として,賞味期限が1年という形で,1年を過ぎた状況であれば,できるだけいろんな形で皆さんに使っていただくような形で,現在進めているところでございます。使い方としては,防災訓練とか,また地域等自主防災等での訓練,あとそういう防災での講話とか,そういうときにできるだけ配っていただいたり,あと,小学校等で置いている場合は学校等の行事で使っていただくような形で今進めております。 ◎ 高木委員  ありがとうございます。何か聞きましたら,公民館等にもないというようなとこもありましたので,もしないというところがあったら,配布できるのであればしてあげてください。まして,この水の問題については,これはもう絶対古いからと,ほかしてはおりません。その他,もうあかんという水は何かかんかに使っております。そのかわり,非常食,食べてみたら意外と味はよかったです。ありがとうございます。よろしく頼みます。 ◎ 広田委員  現在までで結構ですので,地域の自主防災会の状況,平成30年度新規でできたとこはあるのですか。 ◯ 橋本危機管理課長  現時点で25組織でございます。なので,現時点で今年度にふえたという形ではございません。 ◎ 広田委員  たしか,今年は自主防災会,地域の方で新規の設立がなかったというのは,もう何年も多分来てると思うのです。4年は来てると思うのですが,最終の自主防災会つくられたところから,もう何年たってますか。 ◯ 橋本危機管理課長  平成24年11月でございます。 ◎ 広田委員  今年のこの予算の資料の290ページに地域防災力強化事業の中の備品購入費40万円という資機材の購入費用が計上されとんですが,実は私,去年,このiPadの機械がちょっと不ぐあいを起こして,去年の資料が全部消えてもたのですよ。去年も同じような形で多分出ていたと思うのですが,よろしいか,この確認で。 ◯ 橋本危機管理課長  そのとおりでございます。40万円計上しておりました。 ◎ 広田委員  ちょっとさっきの出口委員さんの質問と合うようなところがあるのやけど,体のいい備品購入費,これはうまいこと数字を分けてるやいうことはないのですよね,妙な言い方しますけど。  ちょっと質問がややこしくなってもうたのやけど,去年の例えば,今まで過去からずっと40万円の新規の自主防災会の設立に関しての資機材の購入資金の40万円というのは,ずっと送ってきよるのかな。それとも,違う方に皆,流用されていきよるのかな。 ◯ 橋本危機管理課長  これは1組織ができた場合の40万円という形で,毎年40万円は計上しているところでございます。実際,結成ができなかった場合は流しているというような形になっております。 ◎ 広田委員  流しているということはどういう意味の流しているですか。 ◯ 豊栖総務部長  新たに自主防災組織ができた場合には資機材を購入するのに40万円使いますが,できなかった場合にはこの予算を使わずに,そのまま予算として残すと。新たな年には,新たに予算を取り直すという形で来ているということでございます。 ◎ 広田委員  ということは,この平成24年11月,平成24年度にできたのが最後で,平成25年,平成26年,平成27年,平成28年,平成29年,平成30年,6年間は地域自主防災会の設立というのは,1つもなかったということですよね。以前から,この自主防災会の設立の70何%や数字がこのままでずっと行きよるのですよね。危機管理として,どうしたらこの地区に自主防災会ができるのか,どうしたらここに自主防災会を設立しようとして働きかけというか,それができるかというのをこの6年間は,妙な言い方やけど,何やしてなかったという表現でよろしいのかな。 ◯ 橋本危機管理課長  何もしてなかったというわけでは当然ございません。いろんな防災講話とか,あと市の総合防災訓練等の地元等の協議の中で,未結成地区の方がそこに参加されている場合であれば,そこで自助,共助の大切さという形で自主防災組織等の立ち上げといいますか,それについて,立ち上げに向けて少しでもという形でお話はさせていただいたことは何度かあります。また,あと,社会福祉協議会の方でも,こういうような形で未結成地区に対しての住民の方に,自主防災組織の新しい結成に向けた形で何かしらの情報とかがあったら,くださいという形でお話もさせていただいているとこでございます。 ◎ 広田委員  可能性として,平成31年度に幾らの自主防災会を設立できる可能性がありますか。  ちょっと補足でもう一つ言わせてください。社会福祉協議会とか,地元の協議会とか,そういった形で婦人会,老人会も含めてで結構なのですが,いろんな意味で危機管理の方が資料を持っていって説明して,自主防災会の設立を促しているわけなのですよね。その中で平成31年度は今までの危機管理課がしてきた努力に対して幾らの自主防災会の新たな組織ができる可能性がありますかという質問で行きます。 ◯ 橋本危機管理課長  当然,相手があるお話なので,幾らという形で数というのはなかなか言いづらいところがございます。ただ,今,委員さんおっしゃったように,ここ5年近く結成ができていない状況を踏まえて,できるだけ1つの組織でもふえていけるような形で取り組んでいきたいと考えておりますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 広田委員  ありがとうございます。過去のこの質問,ほかの議員さんの質問も,1つでも自主防災会がふえたらいいという答弁は今まで多分いただいてきました。これからも,ここであと自主防災会ができていない地区はどこですかという質問に対しての答えというのはいただけるのかな。あと,自主防災会ができていない地区というのは,明確にどの地区なのですか。 ◯ 橋本危機管理課長  小松島町の馬場ノ・元根井を除く,松島町,あと神田瀬町,堀川町,中郷町の踏切から北を除く,南小松島町,あと日開野町で,これはバイパスから西を除くという形で,以上が未結成地区の場所になります。 ◎ 広田委員  小松島町,松島町,神田瀬町,堀川町,南小松島町,日開野町も含めて,中郷町も入ってますけど,海抜0メートル地帯の,多分南海トラフの地震が来て津波が来たら,ほぼ壊滅するようなところだと思うのですよね。そういう海沿いに近いようなところで自主防災会の設立が今後も危機管理課が中心になって,できるだけ,希望としたら,もう2つ,3つ,平成31年度に設立ができるように,これは要望,お願いして質問を終わります。ありがとうございました。 ◎ 安平委員  お伺いします。事務的処理の話ですけども,40万円ができなかったから流して,翌年また3月に当初予算を立てて40万円つけてと,これを5年繰り返したと。こういう事務処理というのはありなのですか。 ◯ 橋本危機管理課長  実際,今もちょっとお話しさせていただいたように,相手があるお話なので,できれば当然,その年に40万円の新しい自主防災組織にですね。                      (「今回は事務処理」と言う者あり) ◯ 橋本危機管理課長  予算上はありでございます。 ◎ 安平委員  一旦予算を組んで,議会に対しても,市民に対しても,これをやりますという予算なのでしょ。それができませんでしたという話でしょ。それを翌年,また同じようにしてやりますと,これは5年続けてるのでしょ。できませんでしたという答えでしょ。それで本当に事務処理としては正しいのかな。僕が考えるのは,そんなのだったら,2年やってあかんかったら,次はできたときに,40万円の補正予算を出して,議会が認めたらええやん。それでそれを支給したらええ。何で当初予算なの。そういう事務処理したらええやないか。僕はそれが筋だと思いますよ。2年やって,ゼロなのでしょ。当初予算つけて,2年やってゼロ。これは一銭のお金も使わなかったわけでしょ,ゼロで,ゼロで,流して,流してしてるのでしょ。3年目,つける。5年までつけとるんだけど,これを当初予算につけるというのは,いかがなものかという気がしますよ。それだったら,自主防災会が立ち上がりますと聞いてから,補正予算をかけて予算をつくればいいでないですか。それが筋の予算組みでないのですか。僕はそう思うけど,何で当初予算なのですか。部長,どうですか。 ◯ 豊栖総務部長  おっしゃることもわかるわけでございますけれども,補正予算を組むのには,当然議会において審議いただく必要があって,もちろん通年会期制の中で臨時会議等というのもあろうかと思いますが,なかなかできない自主防災会が結成できたときにはすぐに予算執行したいというようなケースもあろうかと思います。当初でつけておくということが,事務処理として必ずしもまずい予算編成ではないというふうに考えてございます。これも1カ所だけできて,それで事業が全部終わりになるようなケースでしたら,これも何年か続けてできない場合はもうちょっと仕切り直しで,ゼロでということも考えられようかと思いますが,仮に1カ所できて,40万円執行して,次の年もまた次の1カ所を目指すわけでございますので,当初予算として40万円の予算をつけておくということがあながちおかしい予算措置ではないというふうに考えております。 ◎ 安平委員  当局といいますか,行政の方がそれが正しいのだというお考えなら,それで仕方ないと思いますけど,僕としたら,絶対そんなのはおかしいと思ってますよ。当初予算なんていうのは,これは行政としたら,これをやりますよという予算なのでしょ。それが5年も続けてできなかったのでないですか。この当初予算とは何やの。これは来年度,平成31年度はこれをやりますよという予算書なのでしょ。そういう意味でないのか。これが5年もできませんでした,また今年も出してくるのという,それだけの話ですよ。それは筋としておかしいのでないですかという話をしている。これだったら,できると言ったときに,補正予算を出してきて,40万円補正予算で,議会に提出したらいいでないですか。そういうやり方もあるでしょと,僕は言ってるわけですよ。僕はどっちかというと,そっちの方が正しいのでないですかと,そういう考えですよ。もういいです。 ◎ 池渕委員長  わかりました。 ◎ 宮崎委員  きのうは防衛大学の卒業式で,安倍総理が日本の国としても,サイバー対策,電磁波対策を十分に今後やらなくてはいけないという挨拶をやっておりました。このたび,仮想通貨で650億円というお金が北朝鮮に奪われたというような話もしております。そういうのが地方自治にも,そういう対策を今後,考えなくてはいけないという,もちろん電磁波というのは,強力な爆弾とか,原子爆弾が上空で爆発すれば,電気が急にコンピュータ流れて,それで全然利用できない。場合によったら,車も動かんというのが電磁波なのですよ。ですから,これからのことになると思うけど,行政としても十分なこういうことを研究せんと,そない費用はかかる問題でないです。今,阿波製紙がかなり開発を進めております。ですから,電磁波対策,サイバー対策というのは前向きに行政としても今後,取り組むべきでないかと,かように思います。もし,答弁があれば,言うてくれても。 ◯ 孫田副市長  委員がおっしゃったのは,サイバー攻撃に対する対策をとるべきであるというふうに私は理解させていただいたのですけれども,本市でも当然電算システムとか,いろいろ導入してまして,それで事業をやってます。そういう形の中で,各システムのセキュリティ対策というのはここ二,三年の間で十分やってきたと思われます。ただ,委員おっしゃるように,サイバー攻撃,それから電磁波による電算システムをマヒさせるとか,そういったことに関しては,直接我々で対策するというよりも,国,県あたりの対応を十分注視しながら,また必要に応じて我々も対策していく,こういう形になるのではないかというふうに考えております。 ◎ 出口委員  自主防災会について,未結成の地域がいわゆるまち中といいますか,協議会とか,昔は町内会が各町内にあったのですけども,それもほとんどないと,そういう地域が多いので,それで私も何年も前から,何とか地域に自主防災会をということで,一生懸命努力はしよるのですけども,できない最大の理由はもうわかっておるのです。はっきり言って,非常に高齢者の所帯が多い,高齢者しかいない,高齢者一人暮らしの所帯もたくさんあると。若い人は全部郊外へおうちを建てて,もう残っとるのはお年寄りしかいないという家庭が年々ふえてきよるわけですわ。いわば自主防災会をこしらえても,中心になって先頭を切って働く方々,若い人が,若くなくてもいいのですけども,少なくても50代,60代ぐらいまでの人がほとんどいない。いてもなかなか仕事が忙しいというようなことで,参加をしてくれないということになると,もう高齢者ばっかりの自主防災会ということになりかねんわけですね。それでは成り立っていかんということで,なかなか自主防災組織というのができにくい状況があるので,努力はなさっておるのでしょうけども,その問題を解決せなんだら,いつまでたったって,これはできませんよ。だから,高齢者ばっかりの自主防災組織でも回っていくと,運営ができるというような方法を考えるか,それか若い人に入ってもらえるような,動いてもらえるような方法を考えるか,予算的なことを言えば,40万円ほとんどが資機材に要るわけですよね。活動費みたいなものはほとんどないというようなことなので,お金だけではないとは思いますが,できるだけ若い人が参加をしてくれるような組織づくりというのをこの際,考えなんだら,それはなくてもいいわと言うのであれば別ですけども,どうしてもふやしていきたい。特に,さっき広田さんおっしゃったように,0メートル地帯が多いわけですから,必要は私はあると思いますので,そのあたり具体的に考えてください。お願いしておきます。 ◎ 池渕委員長  ほか,質疑はございませんか。
                            (「なし」と言う者あり) ◎ 池渕委員長  なきようでございますので,危機管理課への質疑を終結いたします。  小休いたします。                        [休憩 午後 3時34分]                        [再開 午後 3時45分] ◎ 池渕委員長  それでは,ちょっと早いですけども,再開いたします。  消防総務課よりお願いします。                        [消防総務課より議案説明] ◎ 池渕委員長  以上で説明は終わりました。  質疑に入ります。質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  1点だけ,275ページの19番で消防学校訓練入校費が平成19年度は91万円,平成18年度は20万円,さっき,たしか減ったと言いよったのにふえてるのはどうしてでしょうか。 ◯ 堀淵消防次長  275ページ4,職員研修費につきましては187万2,000円で,前年度比67万3,000円の増額でございます。増額の内訳でございますが,新規採用職員にかかる入校経費は,初任科教育2名分52万3,000円,救急科9万7,000円等の増額でございます。 ◎ 吉見委員  2人入校するというわけですね。 ◯ 堀淵消防次長  初任教育には2名,救急科には1名は救急救命士有資格者でございますので,1名の研修でございます。 ◎ 池渕委員長  ほか,ございませんか。 ◎ 出口委員  ちょっと予算は関係ないのやけど,さっきも言うたけど,吹鳴装置というのか,あれがちょっとサイレンの部分が長すぎるし,回数が多すぎるのでないですか。私はすぐ裏ですから,よく聞こえるのですけども,大分広範囲に聞こえるので,サイレンの音というのはものすごく不安を感じるわけですよ。それを5回も6回もやられて,しばらく置いて,どこそこが火事ですと,第1分団出動というようなことだったのです,この前ね。だから,もちろんサイレンは要るのだろうけども,もうちょっと短くできませんかね。 ◯ 堀淵消防次長  ちょっと経緯から説明させていただきます。消防本部にもともとありましたアナログ式のサイレン等吹鳴装置,これは平成2年に整備されております。これの目的につきましては,防災ではございませんで,消防団出動指令システムとして構築されたものでございます。それがその後に,平成25年に市町村防災行政無線の中に取り込んだような状態となりまして,その部分だけの運用につきましては,消防本部,27局で運用させていただいておりますのは,平成2年当時から全く同じでございます。委員おっしゃるとおり,サイレンが長い,大きいというのは防災行政無線と違いまして,電子サイレンではなく,モーターサイレンを利用しております。これはなぜかと申しますと,消防団員,広範囲に分散しておりますから,その27局だけ特に今,個別で班出動とかいう形で,4から6の消防分団を鳴らすようになっておるわけでございますけど,広範囲に吹鳴した音が聞こえるように,モーターサイレンを利用しております。余韻防止つきという機能もついておりますが,若干ウーウーというような長い余韻が残るのは過去から同じでございます。その後,しばらくして音声が流れるというのは,目的はそのサイレンを聞いて消防団員が集まってきて,詰所の中で聞くというような形でつくられたものでございますから,そのとおりの運用をしております。どうぞ御理解賜りますようお願い申し上げます。 ◎ 出口委員  それは消防団員のためなら,しようがないと思いますが,そのあたり,逆に市民にそういう形になっとるということを周知していただかんと,サイレンばっかり鳴らして,なかなか物を言わんではないかという声が聞こえますので,そういうシステムになっとるということで,また機会があれば周知をしてください。 ◎ 松下委員  ちょっと教えてください。位置情報システムなのですけど,これは多分平成26年か平成27年からしようやつかなと思うのですけど,今回,保守がなくなるというところで,次回に向けてまた検討していくということなのですけど,これは携帯とかの3Gとか4Gとかそんな関係のやつなのですかね。 ◯ 堀淵消防次長  電子機器でございますので,導入後6年が1つの標準でございまして,それ以降になると,簡単な話は,さらにかえてくださいと,もうこれはだめですよというようなメーカーの言い分なのです。ただ,私どもの機械は正常に動いておりますので,それにつきましては,高価な物でございますので,今すぐ交換するのではなく,よりいい方向がないかということを検討を始めたということでございます。ちなみに,携帯電話のデジタル通信の中で発信者が発信者情報を器機に送りまして,精度によって大きく違うのですけど,衛星のスイッチを入れておる場合はほぼピンポイントで出ます。それ以外のものについては,20メートルから200メートル,もっと広い場合だったら,1キロメートルぐらいの範囲でぽかんと出てしまうような場合もあるのですけど,非常に優れものの便利な機械でございます。 ◎ 池渕委員長  ほか,ございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 池渕委員長  なきようでございますので,消防本部への質疑を終結いたします。速やかに交代願います。  次は,産業建設部へ交代でございます。  日程表により,産業環境部から説明願います。なお,各課の審査の順番については,担当部長に一任していますので,指示願います。                         [競輪局より議案説明] ◎ 池渕委員長  以上で説明は終わりました。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  393ページの交付金,競輪振興法人交付金と競輪振興法人交付金記念競輪,3番目に競輪振興法人交付金の延納分,4番目に地方公共団体金融機構納付金,これは平成30年と平成31年度と全部同じなのですけど,先にそれを聞きます。 ◯ 尾山競輪局長  この交付金に関しましては,原資となる開催収入,389ページに開催収入というのがございますが,当然,車券の発売の予定金額が毎年同じということでございますから,それに関しましても当然上部団体への納付金も同じということでございます。 ◎ 吉見委員  3番目の延納分,平成29年度が7,502万円,平成30年と平成31年度は同額の7,565万円,平成30年で聞いたときは,あと2億8,900万円残っているというふうに聞いたのですけど,たしか10年で返済すると聞いたのですけど,ちょっとそこのところ,説明していただけますか。 ◯ 尾山競輪局長  交付金の猶予額に関しましては,7億5,655万3,243円でございます。それを10年で割るということで,7,565万5,000円という金額を10年間,最後の10年は端数の分は余分に払いますが,まだ当然,平成28年,平成29年,平成30年,3年間しか返しておりませんので,あと7年は返済するということでございます。 ◎ 吉見委員  ありがとうございます。筆記間違いですね。ありがとうございました。 ◎ 池渕委員長  ほか,ございませんか。 ◎ 松下委員  ちょっと教えてください。予算書の中の競輪施設整備管理費と競輪施設整備事業のところ,こちらの方,前年度と比べてお金,結構減っとるのですけど,この中の要因というか,ちょっと見切れてないとこがあるのですけど,教えてください。 ◯ 南競輪局次長  先ほど,局長の方からも説明ございましたように,施設費につきましては,主にランニングコストに充当する施設管理費及び維持補修等に要する施設整備費との2つに分かれております。施設管理費の方につきましては,光熱水費の契約におきまして,特に電気代につきまして,開催を分散することによりまして基本的な契約金額を毎年見直しを行っております。電気の契約の量自体を同月内での開催を減らすこと等によって,消費電力を一定に抑えるような努力というか工夫なんかを行っておりますので,毎年,基本となる契約金額が下がってきたこともございまして,昨年度に比べまして,光熱水費の部分がかなり減っているような形になっております。そして,施設整備の方におきましても,今年度大規模に,先ほど補正でもお話をいたしました空調関係の入れかえ工事を行いますので,そうした部分で選手宿舎ですとか,もしくは選手管理棟と言われる部分の空調の更新事業というのが一段落するというようなことで,残りの施設の部分につきましては,基本的には今後また御説明をさせていただきます施設整備の中で,施設自体をやりかえるというような形でございますので,大規模な修理等が例年に比べると減るだろうというようなことで,施設整備事業費のうちの,例えば備品購入費あたりを新たな空調機器を購入するというのではなくて,もうできる限り応急復旧の修理のみで対応しようということで落としましたので,それに伴いまして,施設費自体が昨年に比べて大幅に落ちているというようなことでございます。 ◎ 松下委員  ありがとうございます。ちょっと1点だけ,さっき光熱費の中で電気代が安くなる,安くなっておった,20万円ぐらい。これ,ちょっと去年のを見て,例えばなのですけど,電気代が今回4,050万円ですかね。昨年に関したら,4,070万円,ここの項目でよろしいのですかね。 ◯ 南競輪局次長  水道光熱費につきましては,1つは電気代のお話をさせていただいたのですけども,それともう一点,水道でやはり広い場内で漏水がかなり発生をいたしておりまして,原因が貯水槽から宿舎に一度ポンプアップをするのですが,そこのところがウオーターハンマーと言われるような圧が減ったり上がったりというようなことを行っておりまして,それが原因でちょっと漏水が発生していたのですが,そもそものポンプのウオーターハンマーが起こらないようなことをさせていただいて,なおかつ漏水しているところをかなり修理させていただきまして,それの結果,水道料金なんかも減ってきておりますので,光熱水費が電気代と水道代の両方ともで減っているというようなことで,今回の予算計上をさせていただいているというようなことでございます。 ◎ 松下委員  去年の予算と比べると,去年は水道代が700万円,今年が450万円,これは今まで漏水の分でいっておったというふうな認識でいいのですかね。 ◯ 南競輪局次長  どれぐらい漏水かというような部分について,明確にはちょっとお答えができるようなあれではないのですが,実績数値として,今年度,修理をした結果,金額に差額があったものですから,歳入として水道課からの還付も含めて,水道料金が安くなったということは事実でございます。 ◎ 松下委員  安くなったに超したことはないですけど,それだけ250万円ぐらいずっと漏れとったというふうな言い方,えらいようけ水道が漏れよったなというふうな印象を受けるのですけど,漏れよったものは,そればっかりは仕方がないのでね,しゃあないのかなと思うのですけど,わかりました。 ◎ 池渕委員長  ほか,ございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 池渕委員長  なきようであれば,先ほど紙資料で競輪局の方から配られた資料があります。 ◎ 高木委員  これはやめておこうかなと思ったけど,最後ですから,もうお聞きしたい。さっき言よった競輪場の施設整備,その部分について,何か私が専門の人に聞いたのは見積もりが200万円で400万円になり,それから3社の見積もりが要るのにもかかわらず単独でやったとか。単独でもCクラスというのがあるのでないのかなと。最終的に,私,松下さんとも競輪局へ行ってお伺いしたのですけど,まず言えば,写真も撮ってきてしてあるのですけど,最終的に地盤が崩れるからと言いもって,鉄板1枚当てて,16万円やいう処理料を使っております。ですが,その件につきましては,入札も何もせんと競輪局がやっておるように私は思いましたので,いろいろな資料等を請求しました。最後,前回の議会の最後だったと思うから,あまり聞く間もなかったのですけど,私が聞かんでも,ごく一般の人が来て,いろいろな面から,競輪局のこの購入等の問題についてお伺いしたように思うのです。ですから,こういうのは入札も何もなくて,例えば,めげたけん,すぐ直そうとか,そんなのはできるのですか。そこのところをお伺いしたい。 ◯ 南競輪局次長  維持補修につきましては,当然のことながら,競輪局で行うにつきましても,当然,市の条例規則にのっとったような形での執行というのをさせていただいております。先ほど高木委員さんのおっしゃった部分につきましては,当初は水路全体を直していただきたいというようなお話であったかと思うのですけれども,見積もりをとりましたところ,先ほどおっしゃった,ちょっと数字の方は忘れましたけども,結構な金額がたしか競輪局の方に届きまして,それになってまいりますと,さすがに金額も金額ですし,さらに当時もう当然施設整備のお話もありましたので,施設整備を行う際には考えさせていただくけれども,とりあえず現況のところで修繕みたいな形ではいかがだろうかということで,地元ともお話をさせていただいて応急対策をさせていただいたと。その際に,金額として,地方自治法等でその定められている随意契約を行える金額,50万円以下というような金額が地方自治法では定まっておりますけれども,それ以下であったというようなことで,随意契約の手続をとらせていただいたというような次第でございます。 ◎ 高木委員  随意契約と言うけど,例えば10万円だろうが,20万円だろうがきちっとした3者見積もりが要るのと違うのか。その点について,ちょっとお伺いしたい。こんなの,私あんまり土木のことは本命でないので,よろしく。 ◯ 南競輪局次長  本件の分につきましては,確かに一応手続としては随意契約の際には,おっしゃるとおり見積もりをほかの業者からとるこが望ましいというような記載になっていたかと思うのですが,必ず必要というような話ではなかったのが1点あるのと,それともう一点は,既に事前の申し入れをされていた時点から,その見積もりをとったりですとか,時間を要していたというようなこともございますし,あと,その当事者にとりましては,やはり急いでいるというような話等もございましたので,競輪局の方に入っている精通をされてる方で,当該用水路等に詳しい方にどういうような対応の仕方があるかというようなことでお尋ねしたところ,現在水流が直接当たっているところに鉄板を当てることで,それ以上の掘られるような,要するに水流で岸が掘り返されるようなことがなくなるような手当てをすればどうかというような提案もございまして,当事者とも話をしまして,そういうような形で構わないというような話でしたので,そういうような手法で修繕をさせていただいたと,補修をさせていただいたというようなところでございます。 ◎ 高木委員  最初,これは200万円とか400万円の見積書が出てきて,それはもうだめですよと言いもって,最終的にはこの鉄板を当てたとか何か言うてますけど,それにしても,これは税金ですから,きちっとそういうような形をとってするのが競輪局の役目でないのですか。私はそう思いますよ。ただ単に随意契約,ほな,おまはんくでよろしいわと誰が決めたのか。それを誰が決めたのか。はっきり言いますけど,これは税金。私は去年,そんな話を聞いて,やはりこういうのはきちっと明確に聞かないかんと思いまして,行ったでしょ,お宅の方に行った。お宅からはちゃんと趣旨説明の用紙,来ましたわな。そしたら,あなた方が市民の代表からそういうことを言われて,きちっとその場で話を聞いとるのでしょ。だけど,我々には最終的には,これはこうですよというような説明はないですよ。だから,聞いとるのですよ。だから,10万円だろうが,20万円だろうがの仕事でも,例えば,これは税金を使ってるのだから,やはりA,B,C,C級だ,A級だとあるのやから,やはりそれの見積もりをせなんだらいかんのと違うのですか。随意契約というのはどこでしたのですか。でしょ。だから,そんなこと,何もできてないのに,はい,やりました,ほなさいならと。私が考えたのは,あの鉄板1枚が15万円も16万円もするで,どう考えても。あの鉄板を当てんことには,あこの家が解体しますか。あんなことをするのだったら,なぜきちっとした200万でも400万円でも工事を受注して,なぜやらんかったのですか。そこだけやってるということ自体が私はおかしいと思うのですよ。その点について,どうですか。 ◯ 南競輪局次長  高木委員の御指摘の中で税金,税金とおっしゃられてますけども,訂正をさせていただきますが,税金は1円も入っておりません。私どもは車券の売上げで私どもの給料も含め,賄われている特別会計でございますので,税金で補修をしたというのは違いますので,訂正をさせていただきます。それがまず1点。それと,もう一点につきましては,先ほどからお話をしてますように,施設としての整備の中で,今,現実的に施設整備を行う際には,外構等も含めて水路につきましても,当然設計をする必要があると。ですから,当初その200万円ですとか,数百万円というお話が出てますけれども,それにつきましては,水路全体をいじるというようなお話でございましたので,それにつきましては,施設整備で土地の利用形態が確定した後に,きちんと外構工事の一環として,行わせていただくというような形で御了承をいただいた。ただ,けれども,そうは言いながらも,今,現実的に,ここ数年やっぱりゲリラ豪雨等が多くて,問題のその鉄板を当てている箇所というのはちょうど水流が直角にその側面に当たるというようなことで,随分えぐれているというか,掘り込まれているというような事態というのは,私ども競輪局としてもきちんと認識をしているところでございます。時期的に,今後を考えますと,そのまま置いておくというわけにはいきませんので,数百万円かけて水路をいじるというのは,また施設整備の外構工事なんかの中で行いますよと。けれども,まだそこまで時期があるものですから,それを考えた際にやはり何らかの対応をしなければいけないというような話の中で,先ほどから出ておりますような,その鉄板を当てて,もうこれ以上えぐられないようにとりあえず当面の間,補修を行わせていただいたというようなことでございます。 ◎ 高木委員  たとえ,税金は使われてないとか言うけど,これ,競輪場を直すのも何もない,皆,税金でないか。関係ないという自体がおかしいのだわ。たとえ10円であったって,税金は税金でないか。それはきちっとせなあかんで。 ◎ 池渕委員長  高木委員,税金でないと言いよるのやから。 ◯ 南競輪局次長  先ほどお話をしましたように,税金ではなくて,それこそお客様が1枚100円で買ってくださっている車券の売り上げですね。それの75%は返してますけど,残りの25%分,そこの部分を原資として工事なり,私どもの職員の給料をいただいているというような認識でございまして,一般会計から税務課の集めた税金が競輪局に入っているというようなことではございませんので,そういう意味で税金ではないということで言明をさせていただいた形です。 ◎ 高木委員  そんなんやったら,特別会計要らんのと違うのか。何をするの,そんなん。おかしなことを言うなよ。一旦この金を使うとんやから,何ちゃわけわからんとこんな仕事しとんやから。どこの業者使うて,どんなんしてと,ちゃんと説明しなはれ。違うか。最初にこういうふうな工事等が来て,それを蹴って,ここが悪いから,ここだけ直しますわと言うてよ,20万円か30万円か知らんけど。 ◎ 池渕委員長  高木さん,いいですか。それは何年の話ですか。予算に関係ないので,ではそれは所管する委員会で聞いてください。よろしいですか。予算に関係ないので打ち切ります。いいですか。予算に関係のあるようにしゃべってください。 ◎ 高木委員  そやから,予算に関係があるから,過去にはそういうことがあってはならんのですよと言うてる。 ◎ 池渕委員長
     だから,何年度分ですかということを聞きよるのですよ。 ◎ 高木委員  平成28年度分です。 ◎ 池渕委員長  平成28年度でしょ。では所管のあるとこで聞いてください。予算に関係ないのだから。 ◎ 高木委員  だから,所管だけど,ここで聞いとんですよ。 ◎ 池渕委員長  違う,予算に関係ないから,予算に関係あることしか,ここでは,委員会では発言できませんので。 ◎ 高木委員  あなたにそんな,とめられることないで。 ◎ 池渕委員長  いや,私は委員長ですから,ごめんなさい,発言は終結いたします。終結いたします。マイク置いてください。 ◎ 高木委員  それはおかしいわ。 ◎ 池渕委員長  おかしくない。予算に関係してしゃべってください。いいですか。 ◎ 高木委員  予算に関係,ちゃんとする。予算を立てとるがな,これ。違うか。 ◎ 池渕委員長  平成28年度でしょ。平成31年度。 ◎ 高木委員  よっしゃ,わかりました,委員長。このことに関して,きちっと説明できる人が来ますから,それでよろしいですか,委員長。 ◎ 池渕委員長  それはここの委員会では取り扱いできませんので。 ◎ 高木委員  いやいや,予算委員会。 ◎ 池渕委員長  所管する委員会で取り扱ってください。いいですか。 ◎ 高木委員  所管する委員会,ここと違うのか。 ◎ 池渕委員長  違うと。                     (「産業建設常任委員会」と言う者あり) ◎ 高木委員  ほな,産業建設常任委員会でね,委員長,誰やったのかな,知らんけど。 ◎ 池渕委員長  自由に発言しないように,いいですか。 ◎ 高木委員  きちっと産業建設常任委員会の委員長のときにその人に来ていただいて,きちっと趣旨説明をしていただきます。それでよろしいですか。そこのところをはっきり返事してください。これだったら,もうやめます。 ◎ 池渕委員長  ほか,ございませんか。ないですか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 池渕委員長  なきようでございますので,ちょっと時間が過ぎましたので,少し休憩します。                        [休憩 午後 4時34分]                        [再開 午後 4時43分] ◎ 池渕委員長  それでは,再開をいたします。  競輪局より,申し入れがございました。お手元の資料の報告についてでございます。議長と相談したところ,全議員にこの内容を知っていただきたいという旨がありましたので,この委員会において御報告をいただくということになりましたことを御理解賜りたいと思います。  それでは,御説明のほど,よろしくお願いします。 ◯ 尾山競輪局長  それでは,小松島競輪場の施設整備について,御説明させていただきます。  昨年12月の競輪事業調査特別委員会及び定例会議,予算委員会におきまして,施設整備調査業務に係る中間報告をさせていただきました。今回は,当該調査業務に係る最終報告について御説明させていただきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。  お手元に配付させていただいております資料,タイトルが小松島競輪場施設整備調査業務に係る最終報告について(抜粋)というA4サイズで両面印刷したものが5枚となっておりますが,よろしいでしょうか。                         (「はい」と言う者あり) ◯ 尾山競輪局長  それでは,1ページ目を御覧ください。前回の中間報告では,小松島競輪場が抱えている課題の抽出と整理を行い,今後10年間における収支見通しのための財政収支シミュレーション等により分析いたしました。そして,これらの作業で見えてきた今後の競輪事業の方針と施設整備のあり方について,コンサルタントから提言いただいたところであります。資料1ページ目,業務内容の1から4につきましては,前回御説明させていただいておりますので,文字を薄くして表示してありますが,最終報告の段階で大きい変更点が2点ございましたので,説明させていただきます。  3ページ目の下段から4ページの上段を御覧ください。  小松島競輪場の現状の把握と課題の抽出についての項の(3)サービス関係についての1)でございますが,中間報告の段階では,西スタンドを再整備し,バリューアップを図るとされておりましたが,バンクを移設しないのであれば,バリューアップのために莫大な整備費用を投じたとしても,費用対効果が見込めないため,メインスタンドと同時に撤去し,跡地に新メインスタンド等の用地として活用すべきとの調査結果となっております。  続きまして,2点目でございます。  4ページの下段,抽出した課題の整理の項の4)ミッドナイト競輪実施と照明設備の有効活用ということで,この項目については変更ではなく,追加という形で分析されております。赤字の部分が追加されたものとなっておりますので,読み上げます。  照明設備については,ナイター競輪やミッドナイト競輪開催のためだけでなく,冬期における本場開催では,早朝及び夕刻になると,選手の視界確保に支障を来す場合や,テレビ画面にレース映像が映りにくくなるときがあるということ。また,視界不良等の理由により,競争が不成立になった場合,施行者側に多大な損害が発生するリスクを抱えているため,照明設備の整備は必須条件であるという点について追加されております。以上が中間報告での御説明させていただいた後,最終報告の段階で変更または追加されているものとなっております。  それでは,7ページを御覧ください。ここからが最終報告の部分となります。タイトル5の施設整備計画(案)作成のための資料収集について,調査結果を報告させていただきます。調査項目といたしましては,(1)必要となる施設整備及び概算事業費の検討,(2)整備スケジュールの検討,(3)事業手法の検討の3項目となっております。  それでは,(1)から順に説明させていただきます。7ページから8ページにかけての表は小松島競輪場を3つの区分で分析しておりますので,各区分についての整備方針と概算事業費が記載されております。まず,スタンド側及び周辺施設についてでございますが,整備方針といたしましては,メインスタンドは老朽化していることから解体,西スタンドについても,前段御説明いたしましたがバンクの移設がない以上,リニューアルに莫大な費用を投じたとしても,費用対効果が見込めないことから,撤去し,新メインスタンドへ機能移転すべきであると分析されております。なお,スタンドの構造,配置,各階のレイアウト等につきましては,基本設計の段階での決定事項でありますが,想定される機能といたしましては,観覧スペース,走路内審判控え室,投票所,インフォメーション,障がい者福祉商業施設,ロイヤル席,グループ席を含む特別観覧席,開催本部を含む競技関係室,施工者事務所,集計センター等となっております。また,整備期間中は仮設の審判棟を設置し,自場開催できる体制を整えることにより,所定の開催義務日数を可能な限り消化するとされております。以上,スタンド側及び周辺施設に係る概算事業費といたしまして,15億円と試算されております。  続きまして,8ページを御覧ください。バンク関連施設についてでございます。整備方針といたしましては,まず走路の土台部分については,基本的には地盤改良の必要はないと思われますが,状況に応じて部分的に地盤改良を行い,表層は全面を改修し,外周防護柵については,現在ホーム側にポリカボードを設置しておりますが,ランニングコスト等の面から,全面メッシュフェンスに改修となっております。以上がバンク関連施設の概算事業費といたしまして,5億円と試算されております。  続きまして,選手管理棟関連施設についてでございます。整備方針といたしましては,現在は主に使用している新選手宿舎では動線等の区分と浴室の対応ができていないことから,ガールズ競輪の実施を見送ってきました。現在,全国43競輪場のうち,ガールズ競輪を実施していない場は小松島競輪場を含め2場のみとなっております。しかし,今後,女子レースの拡大が見込まれることから,旧選手宿舎を解体し,女子選手対応宿舎を整備するとされております。想定される機能といたしましては,売店,会議室,洗濯室,管理人室,女子用居室,女子浴室,女子洗濯室となっております。なお,これら選手管理棟関連施設に関しましても,整備期間中における自場開催消化のため,選手用駐車場内に仮設の選手控え室等を設置し,開催を継続するものとなっております。  以上が選手管理棟関連施設の概算事業費といたしまして,5億円と試算されております。  続きまして,(2)の整備スケジュールの検討といたしまして,9ページの中段に各エリアの整備スケジュールが検討されております。いずれの施設についても,期限を平成33年度上期と設定しておりますので,スケジュール的には若干タイトな想定となっております。  最後に,(3)の整備手法の検討でございます。9ページ中段以降を御覧ください。さきに検討いたしました収支見込みからは平成33年度末時点の基金残高は約19億円となりますが,想定される事業費は約25億円であり,設備等の更新は含まれていないため,事業費は不足することになります。また,これまで施設整備については,競輪事業における収益や積み立てた基金等により対応してきましたが,迅速な整備の実現を目指すため,民間活力による整備を検討するとされており,民間の資金,経営能力及び技術能力を活用して,公共施設等の建設維持管理,運営等を行う事業方式としてPFIがありますが,競輪場は収益施設であることから,PFI法における対象施設としては想定していないため,現時点では他の競輪場においてもPFIによる整備は行われておりません。しかしながら,小松島競輪場の場合,メインスタンド等の競輪開催の主となる施設が消防法による違反建築物として指導を受けており,事業継続のため,必須条件として平成31年度末までに違反事項について,何らかの対策を講じる必要に迫られていることや,建物の耐震性,さらに設備機器の交換部品の製造中止の問題等を踏まえますと,BTO方式に準ずる形式による施設整備が現実的な事業資金繰りになると考えられます。ただし,この方式は小松島競輪の今後の売り上げ動向等を総合的に判断し,積極的に参加する民間事業者がいることが前提となります。総括いたしますと,施設整備に関しましては,BTO方式に準ずる形式により,早期の施設改修を目指すこと,また管理運営部分に関しましては,包括民間委託を行い,各種委託料等を見直すことにより,開催経費率を圧縮し,持続可能な運営モデルを構築することが最善策であるとの結果でございます。なお,基本路線といたしまして,両者を併用かつ並行して整備することが前提となりますが,何らかの問題等により,それが困難である場合でも,いずれかを先行して進めるべきであるとされております。  以上がコンサルタントによる施設整備に係る最終報告となります。競輪局といたしましては,この調査結果をベースとして,競輪局としての今後の方針をとりまとめましたので,引き続き,御説明をさせていただきたいと思いますが,よろしいでしょうか。 ◎ 池渕委員長  どうぞ。 ◯ 尾山競輪局長  資料といたしましては,タイトルが小松島競輪場施設整備についてというA4サイズで両面印刷したものが4枚と,3サイズのものが2枚で,合計5枚となっておりますが,よろしいでしょうか。                         (「はい」と言う者あり) ◯ 尾山競輪局長  それでは,小松島競輪場施設整備について,競輪局としての方針を御説明させていただきます。1ページ目,上段を御覧ください。  項目といたしましては,4項目ございます。まず,1の施設整備の手法と包括業務委託についてでございます。(1)の施設整備の手法といたしましては,基本路線としてPFIの中の1つの手法であるBTO方式に準ずる形式により,整備を進めていきたいと考えております。なお,総概算事業費25億円全てを民間事業者に出資させるのではなく,基金から10億円と,民間事業者から15億円を相互に拠出する形をとりたいと考えております。  続いて,(2)の包括業務委託についてでございます。施設整備をBTO方式に準ずる形式で行う場合,当該施設に直接関係する業務とは別に競輪開催業務に係る部分については包括的民間委託を行う必要があります。包括的民間委託は自転車競技法により,委託することができる業務は明記されておりますが,施設整備に係る部分についてはBTO方式に準ずる形式で行うこととなりますので,今回の整備につきましては,両者を併用する形で施設整備が前提となります。  続きまして,1ページ目,下段から2ページ目を御覧ください。2の整備対象施設と概算事業費についてでございます。こちらにつきましては,基本的に先ほど申しました,コンサルタントの試算とは変わりはございません。  続きまして,2ページ目中段以降を御覧ください。施設整備に係る課題等についてでございます。1)のBTO方式に準ずる形式で施設整備を行う場合,事業規模等を考慮すると,最低でも10年間の長期契約になるということでございます。これにつきましては,民間事業者に15億円という莫大な金額を出資してもらう以上,投資した資金を回収できなければ,民間事業者にとっても,リスクが高くなり,経営自体に影響が及ぶ可能性があります。また,一般的にリスクイコールコストとして換算されるため,短期間での契約を条件とした場合,参加表明する事業者がいない可能性が高くなり,仮に参加表明をする事業者がいたとしても,毎年の委託料は莫大な金額となることは必至です。他の包括場においても,6割以上が長期契約となっている理由といたしましては,このような背景があると考えております。  続きまして,3ページ目,上段をお願いします。2)の地元企業等への受注機会の確保についてでございます。これにつきましては,小松島市には条例がございますので,競輪局といたしましても,地元企業等への受注機会の確保のため,受託事業者に対し,理解を求めていきたいと考えております。  続きまして,3)の契約期間中における一般会計への定額繰り出しについてでございます。コンサルタントによる調査では包括民間委託することにより,委託料を初めとした開催にかかる経費の削減が可能となるため,必然的に収益の部分が厚くなってきます。また,競輪業界の趨勢といたしましても,数年内に急激に売り上げが減少するような要素は現在のところ,見当たらないと考えております。以上のことから判断いたしましても,包括民間委託することにより,毎年1億円前後の収益は確保できるものと試算されておりますことから,委託は毎年一定額を一般会計へ繰り出しできるものと考えております。  続きまして,4の今後の収支見通しについてでございます。  初めに,資料3枚目にございます別紙1を御覧ください。コンサルタントによる試算では,現状のまま,要するに直営で競輪事業を継続した場合,10年後の収益は赤丸で囲っておりますが,約2,000万円までに落ち込むと分析されております。しかし,包括業務委託を行った場合,委託料を初めとした経費の削減等により,少なくとも10年間は毎年収益を確保することが可能となり,サテライト徳島からの業務代行手数料を含めた収益は約1億円になると見込んでおります。  続きまして,別紙1の次に添付しております,A3サイズの別紙2を御覧ください。用紙の上部中央に収支見通し(包括業務委託後,ミッドナイト他場を借り上げバージョン)と印字しております資料になります。こちらは平成31年度,年度途中から10年間,包括民間委託により,ミッドナイト競輪をこれまでと同様,他場を借り上げて行った場合の財政シミュレーションでございます。コンサルタントの収支見通しにつきましては,専門家の視点で独自に試算されておりますので,ある程度精度はあるものと考えておりますが,我々といたしましては,より安定した財政収支により,持続可能な経営モデルを構築したいと考えておりますことから,コンサルタントの試算に対し,右上に記載しております6つの条件を加味する形で試算いたしました。特に前提条件の5,場外発売収入と6のその他収入につきましては,コンサルタントの見通しに対し,さらにマイナスする形で試算しておりますので,確実性のある試算であると考えております。  それでは,内容について説明させていただきたいと思います。まず,上段が車券売り上げ等の収入に当たる部分でございます。それに対し,下段が開催に伴う交付金や委託料等の経費となり,支出に当たる部分となります。なお,支出の中でも,赤色の文字の項目につきましては,JKA,全国競輪施工者協議会等への交付金等,包括委託した場合でも,基本的には変わらないものでございますが,青色の文字の項目につきましては,包括委託することにより見直しできる部分となっております。そして,収入から支出を差し引いた収支が緑色の文字で表記しております(C)でございます。この(C)から施工者への保証金である(D)を差し引いたものが茶色い文字で表示してある(E)の収益保証型契約の場合のプラスアルファの部分と呼ばれるものでございます。このプラスアルファというものは,包括委託契約時における想定売上額を上回った部分を示すものであり,受託事業者と施行者との努力によって変動する部分となります。また,プラスアルファの部分の配分率については,他の包括場でも運用がまちまちでございますが,ここでは仮に受託事業者との配分を50対50で試算しております。そして,先ほどの施行者への保証金である(D)にプラスアルファ部分の半分を加算したものが紫色の文字で表示したものでございますが,最終的な市の収益となっています。これによりますと,包括委託初年度は年度途中でございますので,市の収益は5,000万円となっておりますが,2年目以降は毎年1億円以上の収益が見込める形となっております。  また,平成31年度及び平成33年度につきましては,マイナス収支となっておりますが,収益保証型による契約の場合,契約時の最低補償額部分については,施行者に配分される仕組みとなっております。  続きまして,その次に添付しておりますA3サイズの別紙3を御覧ください。用紙の上部中央に収支見通し包括業務委託後,ミッドナイト自場開催バージョンと印字しております資料になります。こちらは平成33年度当初からミッドナイト競輪を自場で開催した場合のシミュレーションになります。別紙2と比較いたしますと,売り上げについては,モーニング競輪の開催日数が少なくなる分,ミッドナイト競輪の開催日数が多くなるため,売り上げについても,約13%上乗せされる形となります。また,支出につきましても,他場を借り上げる際に必要となる経費,約4,000万円を削減できる形となりますので,その分が収益に加算される形となっております。  以上が財政収支シミュレーションについての説明となります。競輪局といたしましては,収益の中から約5,000万円を一般会計へ繰り出し,残額を基金に積み立てることにより,計画的な施設管理と,将来,仮に競輪事業から撤退することとなった場合でも,一般会計に依存することなく基金等の範囲内で対処できる体制を整えたいと考えております。  以上が施設整備についての説明となります。競輪局といたしましては,平成31年10月1日からの包括委託開始とBTO方式に準ずる形式による施設整備を行うため,ただいま説明いたしました内容により,施設整備計画(案),要するに基本計画(案)を作成させていただきました。つきましては,当該計画(案)の内容について,その概要を御説明させていただきたいと思いますが,よろしいでしょうか。 ◎ 池渕委員長  もうこれで終わりか。 ◯ 尾山競輪局長  よろしいでしょうか。 ◎ 池渕委員長  どうぞ。 ◯ 尾山競輪局長  それでは,ただいまから小松島競輪場施設整備計画(案)について,御説明させていただきます。お手元に配付させていただいておりますA4サイズ,表紙に小松島競輪場施設整備計画(案)と印刷された,ページ番号が1ページから15ページまでの両面印刷したもの9枚ものの資料になります。よろしいでしょうか。
                            (「はい」と言う者あり) ◯ 尾山競輪局長  それでは,説明させていただきます。小松島競輪場施設整備計画(案)でございますが,構成といたしましては,第1章の計画策定の経緯と考え方から第8章の整備スケジュールとなっております。なお,計画の内容といたしましては,基本的に施設整備調査業務による成果を整理し,取りまとめたものとなるため,冒頭で御説明させていただきました最終報告と内容が重複する部分がかなりございますので,主要となる項目のみ御説明させていただきたいと思います。  それでは,1枚開いていただいて,1ページを御覧ください。第1章の施設整備計画策定の経緯と考え方についてでございます。策定の経緯につきましては,施設整備調査業務を外部委託する前に,議会でも御説明させていただきましたが,現在の施設の老朽化に伴う法的な問題や,維持管理上の問題から,事業継続のためには来年度末までに何らかの改修や整備等をしなければならないこと。また,近年,入場者数が減少しているにもかかわらず,競輪場施設が過大であるために,お客様の利便性に支障を来していること等の理由により,早急に計画的な整備が必要な状況にあります。また,施設整備を進めていくに当たり,事前に小松島競輪場が抱えている課題の抽出と整理を行うため,昨年10月から小松島競輪場施設整備調査業務を専門家に委託し,小松島競輪場の持続可能な運営モデルを構築するための資料収集等の作業を終えたところでございます。(1)はその調査結果について記載しておりますが,内容については冒頭で御説明しました最終報告と内容が重複いたしますので,割愛させていただきたいと思います。  続きまして,2ページ目を御覧ください。お客様の御意見でございます。小松島競輪場には平成12年ごろから西スタンド1階にございますインフォメーションコーナーに御意見箱というものを設置しております。これまで多くのお客様から貴重な御意見をいただいておりますので,意見の多かったものを8項目に集約し,降順で表示させていただいたものが2ページの上段にございます。8つの項目のうち,施設に関するものが5項目を占めておりますことから,お客様におかれましても,施設整備について早急に実現してもらいたいものであると認識しております。  続きまして,2ページ目中段の計画の考え方でございます。計画につきましては,前述の経緯を踏まえた上で,来年度下期から平成33年度上期の間に実施計画としております,小松島競輪場施設整備についての方向性を示したものとなります。今後,基本計画及び実施設計等を行うための諸条件を示すものとなります。  続きまして,第2章の敷地と施設の概要ということで,2ページ目の下段から3ページ目にかけまして,現在の小松島競輪場の主要施設の概要と各施設の配置状況となっております。  続きまして,4ページ目を御覧ください。施設の設備の現状と課題についてでございます。1の入場者数の推移と施設の規模でございますが,こちらのグラフは平成元年から平成29年度までの小松島競輪場の年間来場者数の推移をあらわしたものでございます。これによりますと,平成13年度までは年間入場者数10万人を確保してきましたが,平成26年度には2万人を割り込む状況となり,現在の施設が入場者数に対し過大であることを裏づける結果となっております。  続きまして,5ページを御覧ください。2の施設と設備の老朽化ということで,5ページから6ページにかけまして,コンサルタントによる施設整備調査業務において抽出された施設の現状を取りまとめたものとなっております。これによりますと,電気,衛生,空調,配管,いずれの施設についても,大部分が耐用年数を超過しているか,経年劣化等により,故障等のリスクが高い状況となっております。  続きまして,6ページの下段を御覧ください。3のユニバーサルデザインと環境配慮の不足ということで,7ページ目上段にかけて記載しております。小松島競輪場は施設を一体に整備していないことや,お客様の動線の分散化やバリアフリー化のおくれと,分煙化対策についても,今後,施設整備を進めていく上で十分留意する必要があります。また,主要となる施設が高層階であるのにもかかわらず,エレベーター設備を備えていないこと等を踏まえ,施設のコンパクト化によるお客様の利便性の向上と開催にかかるランニングコストの見直しが必要となります。なお,今後は家族連れや女性等が気軽に来訪できる環境をつくることにより,新規ファンの拡大につなげていくため,ユニバーサルデザインによる施設整備が必要になると考えております。  続きまして,7ページ目中段を御覧ください。第4章の小松島競輪場施設整備のメインコンセプトということで,7ページ目の中段以降から8ページ目にかけて施設整備のメインコンセプトを3点記載させていただいております。  1点目は小松島競輪場が全国でも数少ない海を間近に望むことができる立地であることを前面に打ち出し,潮風と海を感じる競輪場。2点目は,これまで施設の構造上,配置上等の問題から解消することができなかったストレスフルな環境から脱却し,快適性とわかりやすさを備えた施設へ生まれ変わるということでワンストップで楽しむことのできる競輪場。3点目は市の第6次総合計画における重点項目の1つでもある災害に強い安全なまちづくりの推進のため,防災関連施設等を整備するとともに,地域住民に親しまれる施設でありたいということで,地域交流,防災拠点としての競輪場の以上3点をメインコンセプトとして整備を進めていきたいと考えております。  続きまして,8ページ目の中段を御覧ください。第5章の整備の目的と内容ということで,9ページ目にかけて記載させていただいております。まず,1の新たなお客様の来場促進についてでございます。現在,小松島競輪場には家族連れや若者,女性などを対象とした施設がほとんどない状況であることから,新たなお客様の来場を促進させるとして,清潔感のある明るい雰囲気の空間整備が必要となります。また,競輪に対するイメージ改善のため,閉鎖的で入りにくい入場口の改修についても,多面的な検討が必要になってきます。  続きまして,2の運営の効率化と9ページ目,3の施設・設備の整備及び4の競争安全性の確保についてでございます。こちらについては,最終報告内容と重複いたしますので,割愛させていただきたいと存じます。  続きまして,10ページ,11ページの第6章の各施設の整備内容でございますが,こちらにつきましても,最終報告での御説明させていただいた内容と変わりございませんので,割愛させていただきたいと存じます。  続きまして,12ページ目,第7章の整備後のイメージでございます。4色で色分けしております配置図を御覧ください。整備に当たりましては,競輪場を4つのエリアへ区分し,前段の第6章の各施設の整備内容により進めていきたいと考えております。  なお,12ページ目,下段に記載しておりますが,スタンドの収用人数,投票所窓口数,駐車台数につきましては,施設整備に伴い,それぞれ見直しをしております。  続きまして,13ページを御覧ください。主要となる施設の規模でございます。まず,新メインスタンドの想定される規模及び機能につきましては,延べ床面積約2,100平米で3階建てとなっております。1階には観覧スペース,走路内審判控え室,投票所,インフォメーション,障がい者福祉商業施設等を想定しております。2階にはロイヤル席,グループ席を含む特別観覧席を整備し,3階には開催本部を含む競技関係室,施行者事務所,集計センター等を想定しております。なお,掲載させていただいております写真については,他場の写真をイメージ図として添付させていただいております。  続きまして,14ページを御覧ください。バンク関連の改修についてでございますが,走路長につきましては400メートルで,現在と変更はございません。外周防護柵につきましては,現在,ホーム側の一部に設置しておりますポリカボードの特性やランニングコスト等を加味し,全面メッシュフェンスに改修する方向でございます。なお,全国的にも臨場感等の面から,メッシュフェンスがされている傾向となっております。走路につきましては,基本的に表層のみ全面改修を行い,必要に応じて部分的に地盤改良を予定しております。  次に,ナイター照明設備でございますが,こちらにつきましては,冬季開催の早朝及び夕刻におけるナイター設備の必要について,コンサルタントから報告があり,競輪局といたしましても,そのように認識しておりますことから,整備する方向でございます。なお,掲載いたしておりますメッシュフェンスとナイター設備の写真につきましては,現在,他場で運用中の設備でございますが,小松島競輪場で整備を行う実際の仕様等につきましては,小松島競輪場の立地等が類似している他の競輪場への視察を含め,地元協議会等,関係者と協議を行い,小松島競輪場の特性に合うものを検討していきたいと考えております。  続きまして,女子選手宿舎でございますが,想定される規模につきましては,延べ床面積約480平米で2階建てとなっております。  続きまして,選手控え室及びローラー室でございます。こちらにつきましては,現在,一部のローラー台を建屋の外に設置しておりますことから,雨天の開催では出場選手から建屋内に設置してほしいとの要望が多くあったことから,建屋内に収める形での整備を想定しております。なお,建屋の規模につきましては,延べ床面積約240平米で2階建てを想定しており,1階にローラー室,2階に選手控え室を整備する計画でございます。  最後に,第8章の整備スケジュールでございますが,こちらは冒頭の最終報告で説明させていただきましたスケジュール等により,平成33年度上期の供用開始を目途として,順次進めていきたいと考えております。  以上が小松島競輪場施設整備計画(案)についての概要説明となります。 ◎ 池渕委員長  以上で説明は終わったようなのですけども,この際ですので,これに関して,御質疑ある方。 ◎ 宮崎委員  ちょっと教えてください。正門から入ったすぐのJKAの補助で建てたサイクルシアター,これはそのまま残るのか。 ◯ 西田競輪局次長  サイクルシアターにつきましては,メインスタンドと西スタンドを整備期間中の代替施設として運用を考えておりますので,そのまま残す計画でございます。 ◎ 宮崎委員  そしたら,めいでからできるまでの間,1年半や2年,ひょっとしたらかかるかと思うのですけど,その間,場外売るんだけど,そこで売るわけか。西スタンドで売るわけか。 ◯ 西田競輪局次長  西スタンドにつきましては,先ほどの御説明の中で撤去というふうになっておりますのでサイクルシアターの方で場外発売及び本場開催をこなしていきたいというふうに考えております。 ◎ 宮崎委員  そしたら今4階建てのあのビルはめいでしまうということやね。それでサイクルシアターの方ででき上がるまで売るということ,そして,その周辺にある食堂は全部めいでしまうということね。 ◯ 西田競輪局次長  おっしゃるとおりでございます。 ◎ 宮崎委員  ありがとうございました。 ◎ 池渕委員長  ほか,ございませんか。 ◎ 米崎委員  1点だけちょっと教えてもらいたいのですけど,これは施設整備計画なので,これにはうたわれてなかったのが,たしか横須町の周辺の,陳情にも上がっていたので,このことをもうちょっと説明だとかやっぱり理解,これも全部進めていく話だったのですが,進めていくことでよかったと思うのですが,周辺の理解というか住民に対しての理解というか,ジャンの音だったりというのが多分そこらが引っかかっとったと思うので,その点もうちょっと説明というか。 ◯ 尾山競輪局長  すいません,ただいま説明させていただいたのは,当然,施設整備の計画でありまして,ミッドナイト競輪はシミュレーションでは想定はしていますが,ミッドナイトを開催するのは当然,地元の合意が必要と考えておりますので,現時点ではミッドナイト競輪が直ちに開催するということではございません。また,先ほど最終の説明の中でも御説明させていただきましたが,小松島競輪場と立地が類似している他の競輪場へ視察を含めて地元関係者との協議を行っていくということでございます。ナイター照明につきましては,先ほど説明させていただきました,早朝や夕刻のためにミッドナイト競輪の開催有無にかかわらず整備はしていくということで御理解のほどよろしくお願いいたします。 ◎ 米崎委員  わかりました。周辺というかね,視察に行って理解を求めるということでわかりました。ありがとうございました。 ◎ 松下委員  ちょっと1件だけそれに関連して,主に近隣対策で光と音というところが大きいと思うのですけど,先進事例といいますか。そういった取り組みは調査研究されて,こんなのだったらいけそうやなというもくろみと言ったらなんですけど,そんなのはあるのですかね。 ◯ 坂東統括監  私の方からほかの施設を視察はたくさん行ってますので申し上げますと,たとえば,ジャン,現在,昼間の開催でしたら中央のゴールのところでカンカンと大きく鳴らしますけども,ミッドナイトの場合は各コーナーに小さいマイクをつけて,実際に鳴らすところは消音なのですけども,鐘が鳴るような形で,鐘が聞こえるようにしているところもたくさんございます。そして照明につきましては,野球場等の高い所から光をするとなってきたら,私どもの場は海が近いですので,例えば灯台とかと間違われたら,海上保安部の方から間違いがあったらいけないということを十分認識しております。それでまたそういうふうな光,そしてプラス音,音の方でどういうふうな対処をするかというのは,今後,またもっと研究いたしまして,そしてこの研究に関しましては,JKAと自転車競技法のことにも関係ありますので,これらをうまくしてできるだけ外の方に漏れないようにということで,現在,考えておるところでございます。 ◎ 池渕委員長  よろしいですか。ほか。 ◎ 安平委員  BTOについてちょっとお伺いします。これはBTOで建てて15億円,どんな業者か知らないですけど,業者から15億円出させて,でき上がったら直後に市のものにしてしまうというお話ですけど,それで業者は15億円,どうなのですか。 ◯ 西田競輪局次長  BTO方式の基本的な考え方といたしまして,15億円投資した資金というのはその委託期間内に回収するということが前提になってきます。ですので,小松島競輪場の10年間の包括委託というのは,先ほども御説明させていただいたのですけれども,10年間の長期契約でなければ,逆に手を挙げる業者はいないという理由もそこにあると。 ◎ 安平委員  BTOでしょ。例えばね,10年間長期契約で,15億円に対してのリース代みたいな形を払っていって,10年たったら,もうチャラになったから行政のものだ,こういう話よ。そういう話でないのか,今のBTOは。 ◯ 西田競輪局次長  所有権というのは,あくまでも公共にないと,民間側に所有権だと,莫大な固定資産税がかかってしまう問題がありますので,その部分をクリアするためにも施設整備竣工直後に,我々公共に所有権を移転するという部分が大事な点です。 ◎ 安平委員  固定資産税,入ってくるのは市に入ってくるだけの話や。僕が言ってるのは業者さんが,例えば15億円の投資をして事業をするに当たって10年間で元を取らんなんでしょ。利益を上げないかんわけでしょ。これを最初にばさっと施設を,自分のものでなくなるわけでないですか,15億円出したものが。それ,そんな業者さん,いてるのか。 ◯ 西田競輪局次長  PFIの事業に関しますとこのBTO方式による事業というのが,実は半数以上占めておりまして,その事業だけで投資した資金を回収できるものについてはBTO方式で整備されております。今回,小松島競輪場の施設整備につきましては,包括委託と一括での発注を予定しておりますので,その部分でも十分投資した資金は回収できるというふうに試算しております。 ◎ 安平委員  包括委託をして,例えば15億円が10年間で戻ってくるということは,純利益が年間1億5,000万円だよ。それが上がるという包括委託をせないかんのだよ。わかるか。そんなにもうかるのか。極論を言うけど,競輪場をやったって,2億円や3億円しかもうからん,でしょ。そういうことよ。それを保証してあげないかんのや。だからそんな業者なんていてるのか。さっきの文書の中でもいっぱい書いてあったよ。そういう業者がいてるかとか,ハードルが高くなってと書いてあるやんか。そのままやってるやん。本当にこれができるのか。そこまで見通しができてるわけか。 ◯ 西田競輪局次長  先ほど2番目に御説明させていただきました施設整備についての別紙を御覧いただきたいのですけれども,この中で支出の部分で,既に我々が想定しております施設整備に該当する部分の委託料というのを含んだ形での試算をしておりますので,それを含んだ上での最終的な数値がこの紫色の市の収益,ここで最終的に利益が出ておりますので,我々としては参加表明する事業者はいるものと見込んでおります。 ◎ 安平委員  僕が言ってるのは,例えば,利益が上がっているという話で年間1億5,000万円以上,利益が上がるから受けるという話でしょ。現実,わからんわけじゃないか。ときどき平成33年か,両方とも赤になっているやんか。そういう年もあるわけでしょ。でも,民間,受ける側にしたら毎年,毎年1億5,000万円欲しいわけでないですか。当然,15億円も投資するのだから。それを保証しない限り,無理だという気がする。例えば,昔のPFIだったら,これを利用させてもらうということで,葬斎場,あの時は毎年,毎年リース賃というか,お金を年間幾らでずっと払い続けて,25年払ってその後,市のものになると,そういう計画だったという記憶が僕はあるのだけどね。それがいいのでないかなという気はするのやけど,今のBTOとかいう方式はそれが主流になっているわけか。もう,でき上がった途端に行政のものになるわけか。その理由が固定資産税を払わんでええから,そういう話か。この辺ちょっと詳しく研究してみますわ。 ◎ 池渕委員長  ほか,ございませんか。なかったらちょっとお聞きしますけども,今の安平さんの話でBTOに準ずるというような表記をされとんやけど,違いはどこがあるのですか。 ◯ 西田競輪局次長  今,委員長から御質問いただきました,BTO方式に準ずる形式とPFI法に基づくBTO方式はどこが違うのかという御質問なのですけれども,基本的な手法といたしましては,変わりはございません。ただ,大きな相違点といたしまして,PFI法の制約を受けないという点が一番大きな点です。PFI法の制約を受けないということはどういうことかといいますと,PFI法に基づく所定の作業にかかる事務的,時間的な削減が図られまして,我々平成33年度上期という期限を切っておりますので,限られた期間内に限られた費用の中で必要な整備を行うことが可能になるというふうに考えております。 ◎ 池渕委員長  わかりました。それと,この方針について,きょう議会でこういう公表をされてこの後に,今,いわゆる競輪で関係各位で従事員の方もしかり,また関係でお仕事をされよる方もしかりですけれども,そのあたりについても,きょうをスタートに御理解を得ていくという作業をしていくという認識でよろしいのでしょうか。 ◯ 尾山競輪局長  当然,本日,競輪局といたしましては,この議会で御理解と御承認をいただきましたら,来年度当初から事業者の選定に向けて順次作業を進めていくと同時に,当然,現在の関係,現時点での委託事業者等々についても順次説明は行っていくというふうに考えております。 ◎ 池渕委員長  わかりました。もう一点だけ,これをするに当たっての予算規模もあると思うのです。施設設備の概略はお聞きしましたけど,これを見るところによると10月1日という形で,本来であれば当初予算に組み込むべき大きい金額と思うのですけども,おそらく補正予算で考えられるという話なのでしょうけど,まず,どれぐらいの規模を見込まれとるのですか。 ◯ 西田競輪局次長  規模というのも,整備費用にかかる規模という認識ですか。 ◎ 池渕委員長  整備費用は先ほどお聞きしたので,それ以外に上がってくるものは,では,ないのですか。例えば包括委託に関して,何らか発生する例えば委託料と基本設計をかかるのだったら,基本設計の部分とかもかなり出てくると思うのですけど,そのあたりが今,全く見えないので。 ◯ 西田競輪局次長  基本設計とか実施設計の分につきましては,この25億円に含まれるものでございます。ですので,今後,当該計画を進めるに当たって発生する費用として想定されるものは選定会議に要する委員さんの報酬かなというふうに。 ◎ 池渕委員長  そうしたら,ちょっとわからんのやけど,25億円を今,予算計上はしてないけども,どこかの段階でそういうお金を幾らか出してくるという認識でよろしいのですか。今,全体で25億円要るけれども,例えば,では9月補正に5億円を出してくるとか,そういう話になるのですか。 ◯ 西田競輪局次長  受託事業者が決まった後,契約をする段階で基金から10億円を拠出するということになりますので,その段階で債務負担なり,何なりの議案は提案させていただくかと。 ◎ 池渕委員長  では,その時期は,いつ,10月以降ということですか。 ◯ 西田競輪局次長  事業者選定の時期を今のところ早ければ8月の上旬,遅くとも8月下旬には事業者を選定したいと考えております。 ◎ 池渕委員長  となると,そのあとの9月議会という認識でよろしいのですか。 ◯ 西田競輪局次長  そういうことになると思います。
    ◎ 池渕委員長  わかりました。非常にタイトなスケジュールの中でやられるようなイメージがあるので,大変関係の方も多いので,そのあたりの御理解を,先ほどのナイターの話もありますけども,そのほか多々あると思うので,そこらをしっかり詰めていただいて進めていただきたいなということだけ申し述べておきます。  ほか,ございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 池渕委員長  なきようでございましたら,以上で競輪局からの質疑を終結いたします。  本日はこれにて閉会いたします。                        [閉会 午後 5時39分] Copyright (C) 2005 Komatsushima City Assembly, All Rights Reserved....