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平成31年産業建設常任委員会 本文 2019-03-15

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  1. 小松島市議会 2019-03-15
    平成31年産業建設常任委員会 本文 2019-03-15


    取得元: 小松島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    2019年03月15日:平成31年産業建設常任委員会 本文                        [開会 午前10時00分]  -委員長開会宣告から議案説明まで省略- ◎ 米崎委員長  以上で議案の説明は終わりました。  これより,議案第27号,議案第28号,議案第35号及び議案第36号に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 池渕委員  先ほどの市道の変更,廃止に関しての質問をさせていただくわけなのですけども,資料的に議案説明会であった方の資料を見て,話をさせていただく方がわかりやすいので,ファイルナンバーの701,ページで言いますと127ページ,これの路線変更,ちょうど画面の中央左下ぐらいで坂野1号線が直線で出てきて,旧の坂野の街道の方に回っていくところに,少しくぼんだ形で鋭角にとっているところの道が赤いところであると思うのですけども,見た限りの印象でしかないのですけども,非常に狭隘なというか,この路線を認定するに当たって,もう少し安全確保ができるような道沿いがとれないのかなという印象を受けましたので,このあたりについて少し詳しく御説明をいただきたいと思います。 ◯ 篠村都市整備課長  委員がお尋ねの坂野1号線につきましては,まず起点につきましては,県道大京原-今津浦-和田津線から南に下るこの一部区間については,もともとの認定区間でございまして,今回圃場整備によりまして,南に下る路線から西へと路線を変更しておるわけでございますが,これ絵的にちょっとくぼんだような形になっておるのですけれども,これちょっと済みません,絵がこういう形になっておるのですけれども,現実は直行しておりまして,ほぼ90度の交差となっております。 ◎ 池渕委員  もともと認定をしておったところであったと,それと直行しておったところでということで,こういう図じゃないよというところで御説明いただきましたので,よくわかりました。  終わります。 ◎ 米崎委員長  ほかにございませんか。 ◎ 四宮委員  ちょっと市営住宅のことでお聞きします。先ほど課長の方から,足の不自由な方とかが,市営住宅の上階におる方が条件によって,下を希望すればというようなお話があったのですけど,もう一度その内容というか,条件についてお話しいただけますか。 ◯ 柏木住宅課長  基本は,足の不自由な方とかに対応してのことなのですけれども,詳細についてはまだちょっと決めておりませんで,今調整中でございまして,具体のところをお話するまでは至っておりません。 ◎ 四宮委員
     前にもちょっとお話したことあるのですけど,希望者が非常に多いということで,定例会議米崎議員が質問されておった市営住宅単身世帯で,高齢の方が単身で一人で住まれておる方が,入居したときは当時,それはそれなりの年齢になったのでしょうけど,年を重ねるごとに足が不自由になってというような,条件が非常に厳しいというのを先日お聞きしたのですけど,多分これ条例改定になれば,そういう声を,希望されて,期待を持ってこられる方がおいでると思うので,そこら辺の本当,条件が厳しいなら厳しいなりに,ちゃんとした公表というか,してなかったら,期待される方が失望されることがあると思うので,そこら辺また決まれば詳しく説明をお願いします。 ◎ 米崎委員長  ほかに。 ◎ 佐野委員  議案第28号の農業委員会の報酬の,時給1,000円とか,成果があったときの報酬とかというのを,もうちょっと具体的に教えていただきたいと思います。 ◯ 茨木産業建設部副部長  このたび,先ほどの説明の中で,農地利用最適化交付金というものが創設をされました。これにつきましては,平成28年4月に農業委員会等に関する法律が改正をされまして,農地等の利用の最適化の推進に関する事務が,農業委員会必須事務として位置づけられまして,農業委員及び農地利用最適化推進委員の積極的な活動を推進するために,従来からある委員報酬上乗せ分としての,上乗せ分の財源として創設されたものでございます。中身の活動につきましては,農地のあっせんとか,あるいは農地中間管理機構を通じての利用権の設定等,こういったものに地域の農業委員さん,もしくは農地利用最適化推進委員さんがその間にしっかりと入っていくことによって,スムーズに農地の担い手への集積が進むというようなことで,実際にそういった相談活動とか,推進活動に従事した時間に合わせて,時間単価1,000円で乗じて,掛けた額を従来の報酬にプラスして支給するものでございます。  また,成果実績報酬につきましては,あくまで予算,国の予算の範囲内で各市町村に分配されるわけなのですけれども,これにつきましても現在のところ,実際に担い手に集積をした評価点というのが,今後国の方からまた示されると思うのですけれども,そちらに農業委員等の人数を掛けて,数字を点数化をしまして,それを再度割り戻すというような形になろうかというふうに思っておりますので,全体の予算が増減しますので,幾ら幾らというのは最終3月末といいますか,もう年間幾らという実績を踏まえての交付になりますので,実際の交付は次年度に交付されるというような流れになっております。 ◎ 佐野委員  実際に,私は農業委員ではないので,中身の何がわからんのですけれども,最適化推進の事業に積極的にせえということでありますので,ほぼ了解しました。 ◎ 米崎委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 米崎委員長  質疑なしと認めます。  よって,質疑を終結いたします。  これより,討論に入ります。  討論はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 米崎委員長  討論なしと認めます。  よって,討論を終結いたします。  これより,採決いたします。  まず,議案第27号 小松島市営住宅条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第27号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 米崎委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第27号については,原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に,議案第28号 特別職の職員等で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について採決いたします。  お諮りいたします。  議案第28号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 米崎委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第28号については,原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に,議案第35号 市道路線の変更について,議案第36号 市道路線の廃止について,以上2件についてを一括採決いたします。  お諮りいたします。  議案第35号及び議案第36号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 米崎委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第35号及び議案第36号については,原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に,陳情第3号 奥山等のスギ・ヒノキ放置人工林を,森林環境譲与税(仮称)で順次計画的に皆伐を進め,天然林に戻すことを求める陳情について,を議題といたします。  陳情第3号について,御意見等ございませんか。 ◎ 宮崎委員  間伐では追いつかんということで,全部木を切り倒して植林をするというのが目的でないかと思うのですね。言いよることはわからないとは,理解はできるのですけど,かつて千代の小学校の前の松原が松くい虫にやられ,あそこは少々雨が降っても,しばらく雨が下におりてこんぐらい松が茂っておったのが,松くい虫にやられ,それが今度日峯山に,今から30年ぐらい前に山全体にやられまして,これどないなるのかということで,私も1回議会で質問をして,植林でもしたらどうかということを言うた覚えがあるのですけど。そやけど,そうしたらやっぱり大きな松が消えたら,自然と太陽が入って,それで青々と日峯山,今もう広葉樹で茂っておりますけど,言いよることはわかるのですけど,今はまだ間伐が十分でないと思うのですよ。まずは,間伐をもっとやっていく必要があって,これを自然に戻すというたら莫大な金が要ると思うのです。今,間伐からも新しい繊維ができよるし。  それから今ナノセルロースというのが日本製紙と王子製紙で開発されて,製品化されていきよるのです。これは,鉄紙の5分の1ぐらいの重さで,5倍のかたさがあるという,ナノセルロースというのが,もう非常に小さな分子に分かれて,それを乾かしたら非常にかたい,鉄よりかたい,鉄の5倍のかたさができるということで,将来は車のボディーとか,そういうものに変わっていて,製鉄なんかは脅かされる新しい時代になってくるやわからん,そうなったときに本当の間伐の需要も私はふえていくのでないかということで,今の方針でいかんと,新しい方向に変えたときには莫大な金が要ると思うし,現実的で私はないような,そんな思いがします。 ◎ 米崎委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 米崎委員長  ないようでございますので,御意見等を終結いたします。  これより,討論に入ります。  討論はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 米崎委員長  討論なしと認めます。  よって,討論を終結いたします。  これより,採決いたします。  陳情第3号 奥山等のスギ・ヒノキ放置人工林を,森林環境譲与税(仮称)で順次計画的に皆伐を進め,天然林に戻すことを求める陳情についてを挙手により採決いたします。  お諮りいたします。  陳情第3号について,採択することに賛成の委員の挙手を求めます。                            [挙手なし] ◎ 米崎委員長  挙手なしであります。  よって,陳情第3号については,不採択すべきものと決しました。  以上で,委員会に付託されました事件は,全て議了いたしました。  次に,行政当局からの報告事項に移ります。  平成30年12月定例会議において報告のありました,専決処分による訴えの提起1件について,経過報告があります。住宅課から説明お願いいたします。                           [住宅課説明] ◎ 米崎委員長  以上で,報告は終わりました。  ただいまの報告について,何か御意見・御質問はございませんか。 ◎ 出口委員  ちょっと教えてほしいのですけども,滞納となっている家賃相当額について,強制執行を視野に対応を検討中というのは具体的にはどういうことを考えておるのですか。 ◯ 柏木住宅課長  持ち家が火災にあったということでございますので,家屋につきましては,もう損傷しておるのですけれども,土地等の差し押さえ等を検討しております。 ◎ 出口委員  ということは,土地は被告Aの名義になっておるわけですか。 ◯ 柏木住宅課長  そのとおりでございます。 ◎ 米崎委員長  ほかにございませんか。 ◎ 池渕委員  焼けて家がなくなって,住んでいて,明け渡し請求受けて,次の行き先で,その方の生活状態というのは確保されている状況は現認されておるのですか。どんな状況なのですか。 ◯ 柏木住宅課長  移転は確認しておりますけれども,次の住まい先のことについてはちょっと確認できておりません。 ◎ 池渕委員  どこでいらっしゃるかわからん状態ということですか。今の御答弁だったら,それはないと思うのやけど,もう1回ちょっと聞いていいですか。 ◯ 柏木住宅課長  説明不足で申しわけございません。移転先はわかっておるのですけれども,生活状況等の把握はできていないということでございます。 ◎ 池渕委員  わかりました。結構です。 ◎ 米崎委員長  ほかに御意見・御質問ございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 米崎委員長  特にないようでございますので,行政からの報告事項は以上で終了いたします。
     その他,委員の皆様から,所管事項で何かございませんか。 ◎ 高木委員  ちょっとお伺いします。最近,住宅入居の募集等が余りないといって,入りたい人がたくさんおられるのにもかかわらず,見てみますと住宅等はいっぱいあいているというところがいっぱいあります。リフォーム等につきまして,お金も大変たくさんかかるのだと思いますが,募集はもっとすべきものじゃないんかなと私は思っておるのですけどね。その点についてお伺いします。 ◯ 柏木住宅課長  住宅の募集につきましては,昨年12月13日から14日にかけて募集受付をいたしまして,和田島団地3戸,日峰団地1戸,加藤西団地1戸の募集をいたしました。空き住戸につきましては,再募集するためのリフォームに係る費用の少額なものから取りかかって募集をするわけなのですけれども,それよりも先に古くなった市営住宅の移転をまずはと考えておりますので,古くなった住宅にお住まいの方には,絶えずといいますか,機会あるごとに御案内して,まずは移転を先に考えておりまして,それがなかなか御要望ないような場合に,募集で部屋を埋めているような形になっております。 ◎ 高木委員  大林の住宅で宮免というところがあるのやけど,はっきり申しまして,ほんまに家もぼろぼろで雨も漏っているにもかかわらず,ほな,今言う,どこかに移転してくださいとか言うのやけど,それについては,やはり入居者は家賃等のことがありますので,なかなかかわれない。また,交通の便も悪いと,和田島へ行ってくださいとなんていう話もあるのですけど,こういう点について家賃をどないか,今入っている住宅と一緒にというのは無理なのですか。 ◯ 柏木住宅課長  公営住宅法で定められた家賃算定方法で納付していただいておりますので,それはなかなか難しいところなのですけれども,新しい団地,住戸に移転していただいた場合は,経過措置がございますので,転居した途端に家賃が上がるというようなことはございませんので。                          (発言する者あり) ◯ 柏木住宅課長  5年の経過措置がある,6年目以降に正規の移転した住戸での家賃になるような形になっております。 ◎ 高木委員  家賃で,とにかくかわれんという人が多いんよね。ほなけん,最初入ったら何ぼという,4月以降上がっていくのだと思うのやけど,スムーズにかわれる方法はないのかな。はっきり言って,もう何十年です。あれ,50年ぐらいになるん違うん,宮免の住宅なんてね。もうずっとそこでおらなしようがない。今,かわったって,もう70,80やけん,もう死ぬまでおらなしようがないという人がおります。ですから,やはりそういうふうな人のことを考えていただいて,家賃が今おるところと一緒のような形でいけるのであれば,また検討していただきたい。  それともう一つは,小集落住宅の移転等,今いろいろしてくれておると思うのですけど,隣がしないから,こっちができないとかいう,いろいろ問題があります。ですが,全然入っていないところはリフォームしよるのですよ。だから,さっき言うたように,かわってくださいよと言うたら,さようですかと言う人と,また嫌という人がおって,全然前へ進んでおらない。もう少し,外壁工事とか,その他がスムーズにいくようにお願いしておきたいと思います。 ◎ 佐野委員  旗山住宅が,今新築になりよるのですけども,入居はいつぐらいの予定ですか。 ◯ 柏木住宅課長  田野団地からの移転を主に考えております旗山団地でございますが,ついこの間,移転の説明会を開催したところでございます。5月1日をめどに移転の事務を進めております。 ◎ 佐野委員  ほな,今のところ,田野月ノ輪団地からの移転で,もう全部旗山住宅は満杯になるのでしょうか。満杯にならんときは,また募集をかけるとか,そういうことをお願いいたします。 ◯ 柏木住宅課長  田野団地入居者で12戸建てなのですけれども,満室にはなりませんでしたので,立江清水団地の木造のお住まいの方に移転をお願いしました。それでも満室となりませんでしたので,立江清水団地の方全戸に対して移転の御希望の方にダイレクトメールを行って,今,まだ募集期間中でございます。 ◎ 佐野委員  わかりました。 ◎ 米崎委員長  ほかにございませんか。 ◎ 池渕委員  農業委員会に,きょうの新聞報道とか,県からの通達で,例の太陽光の問題があって,チェック体制を厳しくしていくという報道がなされておるのですけども,今までがこういうチェック体制だったのを,次回,次からは県からのそういう改めもあって,このように変える方向ですというあたりが,ちょっと教えていただきたいのですけど,いかがですか。 ◯ 茨木産業建設部副部長  本日の徳島新聞の方にもございましたとおり,隣接県で農地を太陽光に不正転用したというような事件を受けまして,県の方も対策に向けて,各市町村の農業委員会等に,また市町村にチェック体制の強化というようなことで,説明会がございました。再発防止策といたしまして,まず農業振興地域農用地区域からの除外,また農地転用許可,転用の工事完了証明の交付という3段階におきまして,特に,太陽光発電事業の開始に必要な固定買取価格制度,いわゆるFitの申請状況を確認するように説明する要請がございました。こういった中で,特に工事完了証明を県に送付して,県の方のチェックでありますとか,また転用後6カ月以上にわたって利用状況を確認することなども,県からの要請があったというようなことでございます。本市におきましても,転用につきましては県許可ということでございますので,そういった中,県としっかり連携をとりながら,進めてまいりたいというふうに考えております。 ◎ 池渕委員  お聞きしたいのは,今まではこうしてたけど,そういう要請を受けて,次どうするかということを聞きたいのです。やることが今までどおりなのですか。そうではないというような認識を持っておるので,変わった部分,より厳しくチェック体制はこうなった部分だけ,御説明いただけますでしょうか。 ◯ 茨木産業建設部副部長  これまで,当然,農振除外,また転用で太陽光の発電というのであれば,そのままいいのですけれども,例えば資材置き場とか,そういった名目での転用許可出ていた案件を,今回こういったFit,固定買取価格制度があるかないかを,それぞれの各段階で確認するというようなことでございます。 ◎ 池渕委員  前にもちらっと言わせていただいたことがあるのですけど,結局エリア以外のところで例えば追加したり,計画を出してきたもの以外のものをつくったりしていた場合が,完了後6カ月ぐらい見るとおっしゃったけども,見て,じゃそこに違法性があったときはどうするのですか。 ◯ 茨木産業建設部副部長  完了後については,その後の確認というのは今のところ県からの要請というのはございません。 ◎ 池渕委員  言葉を聞くと,もちろんそれは許可権者が県なのでしょうけど,それは県に基礎資料を上げていって,ここの現場はこうですよというのをつくり込むのは市役所でしょう,市でしょう。間違えておったら違うと言ってくださいよ,市でしょう。ということは,許可権者に許可を与えることの根拠をつくるのは市なのでしょう。市がつくるものが,いかに適正であるかによって,県はそれを判断するわけですから,先ほどから県の要請によって,要請によってとおっしゃるけれども,そこの部分だったって,きちんと市がこういう体制でやりますというのは,これまたあったらいかんので,つくっておく必要があるんじゃないですか。具体的に,そういう例えば,問題事例がいろいろ今回あったわけですから,この事例のときはこういう体制で臨むとか,そのあたり,要請を待つだけでなしに,市の方向性も,体制もぜひ考えていただきたいということだけを申し述べておきます。 ◎ 出口委員  今の池渕委員の質問に関連するのですけども,確かに阿南市の件は大きな問題であろうし,小松島でもそういうことが起きてはならんというのは,よくわかるのですけども,いわゆる,あつものに懲りてなますを吹くではないのですけども,やっぱりそのあたりきっちりとチェックをしてもらって,一方で小松島の開発ということもありますので,そのあたり十分具体のものについてのチェックをしていただいて,開発がとまるようなことのないように,お願いをしておきたいと思います。 ◎ 米崎委員長  ほかに。 ◎ 松下委員  さっきの市営住宅ので教えていただきたいのですけど,田野の月ノ輪の移転の方に関しての,今の方の住宅の方なのですけど,もうほぼ全戸,皆さんも移転は同意されておるのですかね。その後の除却に向けてといいますか,教えていただきたい。 ◯ 柏木住宅課長  全ての方が移転ではないのですけれども,田野団地全戸が明け渡しになりまして,その後,除却を予定しております。 ◎ 松下委員  この中で,全戸ではないのやね,今のところで同意されているのは,除却するのは,基本,あの一団地はもう一緒ですよね。移転されない理由と言うたらおかしいな,何て言うたらええのだろうな。対象にはなっていないということですか。 ◯ 柏木住宅課長  ちょっとまた御説明不足で申しわけございません。個別の理由でもって,田野団地には移り住まない方がおいでますけれども,別の市営住宅には限らないのですけれども,別途住まいに移られるというところで,田野団地全体があくことは確実でございます。 ◎ 松下委員  わかりました。それと,ちょっと質問というか要望にもなるかもわからないですけど,数年前,芝生川のところ,横須の源太関から上にかけて崩れてきて,川の護岸が,住宅課じゃないですよ。崩れてきて,災害復旧か何かで護岸整備して,フェンスもして,やっておるようなのですけど,これは何で聞くかというと,最近,金磯の月ノ輪線のところが通れなくなって迂回路,あそこ結構通り出しちゃうのですよね。近所の人の声からよう聞くのが,あそこは中学生の通学路になっているので,ちょっとの区間,災害復旧の際とかにフェンスをしたのですけど,一部フェンスがない区間が何十メーターかあるのですよ,途切れておる区間,そういったところで危ない危ないという声がかなり聞きまして,市というか,県の方でやっていたとは思うのですけど,そういった計画というか,計画があるかないかと,それとあと市として何か要望していく気があるかないか,ちょっとお伺いしたいのですけど。 ◯ 篠村都市整備課長  河川の堤防の道路部分の使用の管理といたしましては,市都市整備課の管理になりますので,またガードパイプ,転落防止柵等の設置につきましては,県と協議して,現場の状況を見ながら設置の方向で進めたいと考えております。また,残った区間,わずかな区間,石積みの区間がまだ残っておるのですけれども,そちらの方の改修につきましては,前回の工事が災害復旧でございましたので,崩れていない以上は災害復旧事業にはのっていかないのですけれども,残りの区間,わずかな区間でありますので,県の方に対応していただけるよう,市の方からも県に要望を上げていきたいと考えております。 ◎ 高木委員  済みません,先ほどの住宅課のことなのですけど,募集要項のことについてちょっとお伺いしておきます。母子家庭の優先とか,そういうなんはあるのでしょうか,ないのでしょうか,お伺いしたい。 ◯ 柏木住宅課長  小松島市では,現在母子家庭の措置は行っておりません。 ◎ 高木委員  ある人が子ども3人抱えて一生懸命働いて,マンションに入って,マンション代が高いから,どないか市営住宅に入りたい。それで,母子家庭優先順位なんてないのでしょうか,お伺いしてくださいというのでね。この方は徳島市においでるんじゃけど,小松島に帰ってきたいと言うておるんじゃけど,小松島で母子家庭を優先的に,抽せんとかそんなのはないと今言いましたけど,そんなのつくれんのですか。どないか検討していただきたいです。 ◯ 柏木住宅課長  現在,ひとり親世帯の優遇と申しますか,そういう制度は設けておりませんが,また,他市の状況も研究しまして検討材料といたしたいと思います。 ◎ 吉見委員  住宅の募集のときに,母子家庭の人は2つ,母子家庭のやつに外れたら普通の方も2つ申し込めるというのはあれは優遇措置じゃないのですか。 ◯ 柏木住宅課長  かつて,そういう募集の仕方をしたことはございますけれども,12月の募集の際もそういう形はとっておりません。12月も,そういう形をとりませんでした。 ◎ 吉見委員  いつやめたのでしょうか。僕が1年かそこら,2年ぐらい前やったときは,こういうのがありますよと聞いたのですけど。 ◯ 柏木住宅課長  申しわけございません。今,手持ちの資料で確認できませんので,また後でお教えしたいと思います。 ◎ 吉見委員  高木委員が言ったように,そういう措置はしても,別にいいのじゃないかと思うのですけどね,考えてみてください。 ◎ 高木委員  先ほど言いましたように,母子家庭用の親御さんがおられて,小学校に行くのも遠いじゃなんやかんやと言うて困っておる。そこへいって,募集欄にいっても,徳島市は県営住宅とか市営住宅があるのやけど,そういうふうな母子家庭優先とかいうのはあるように聞いたのですけど,それでもなかなか当たらんらしいのですよ。ですから,小松島市は母子家庭用というとおかしいのですけど,そういう方が入居できるような方向を何とかつくっていただけませんかね。本当に,こういう方は大変多いですから,ほんま,大したものやと思う,3人の子どもを抱えて一生懸命働いていますよ。そやけど,マンション代が高いとか当たり前やもんな。ですから,そういうふうな,今後要項ができるのであればつくっていただきたい。お願いしておきます。 ◎ 池渕委員  今ちょっと吉見委員から聞いてあれなのですけど,いつやめたかわからないという話は,後ほどどこかの機会で聞かせていただいてええと思うのやけど,なぜやめたのですか。今,話を聞くところによると,制度というか,やり方の手段としては少し手厚くしてあげるような,助け手になれるような手法かなというふうには印象を受けるのです。他の制度で,もちろん支援する制度もございますので,それはもろもろもございますけども,住宅課に関しても,過去にやっていたという話が,そういうことがあって,今,吉見委員に聞くと1年近く前まではあったかもわからないというのであれば,そういう想定であれば,やめた理由というのはどこにあったのですか。 ◯ 柏木住宅課長  先ほどのいつまでそういう募集の仕方をというところも含めまして,ちょっと手持ちの資料では御説明のしようがここではございませんので,調べまして御説明いたしたいと思います。 ◎ 米崎委員長  11時10分まで休憩いたします。                        [休憩 午前10時55分]                        [再開 午前11時09分] ◎ 米崎委員長  再開いたします。 ◯ 柏木住宅課長  お時間いただきまして申しわけございません。ひとり親世帯に対する優先公募でございますが,平成27年度をもちまして今のところ募集がこれで最後になっております。募集要項の中に,ひとり親世帯に対する優先入居等は規定しておりますので,募集することは可能なのですけれども,募集するためのストックといいますか,空き住戸がどうしても必要となってまいりますので,現在の募集はとても小規模な募集になってございます。それは先ほど申し上げた,古い住宅からの移転を最優先に考えておりますので,そういうところもございまして,募集する戸数がある程度確保できないと,ひとり親世帯に対する募集もなかなかままならないというところで,現在途絶えておるような状況です。 ◎ 池渕委員  結局,ひとり親世帯の優先を図るための戸数のストックが得られていないというような話なのでしょうけど,平成27年までは得られておったわけよね。それから4年たって,先ほど来,そういう御要望もあってというところで,移転を先に優先したいというところも,もちろんわかりますけども,それは多分どちらを優先というのでなしに,政策的にはひとり親世帯に対しての優先というところも確保を図れるように,これからしていただきたいということだけ申し述べておきます。 ◎ 米崎委員長  ほかに。 ◎ 佐野委員  農業委員会にお聞きしたいのですけれども,農地転用で白地申請というのがあるのですけれども,もう例年,年2回ぐらいしよったように聞いておるのですけれども,ことし2月にして,もう再来年の2月まで転用の申請の受け付けをせんというような話も聞いたので,それはそのようになっておるんか,そして,そのようにしたのだったら何で,なぜそういうふうになったのか,教えてください。 ◯ 茨木産業建設部副部長  委員御指摘の件につきましては,農業振興地域整備計画の農用地区域からの除外の手続かと思います。これについては,所管が農林水産課でございまして,現在,農業振興地域の整備計画の全体見直しを行っておるところでございます。これまでは,今4月と10月ということで年2回の申し出受け付けをもとに,除外または編入の手続をしておりました。ところが,農振整備計画については,当初計画策定から相当数経過をして,各それぞれ個別に除外をしておったのですけれども,現在の都市計画マスタープラン,また都市計画の見直し等も踏まえて,全体的にやはり見直すべきであろうということで,議会の御指摘も受けまして,我々も今全体見直しの作業を2カ年にわたって今進めておるところでございます。そういうことで,全体見直しに係っては今作業中でございまして,これを受け付けは現在2月の受け付けをしておるのですけども,来年については見直しの素案を策定して,その後,各それぞれ,県を含めて各関係機関との協議に入りますので,その段階でまた変更しますと,また一からやり直しというようなことになりまして,そういうことから平成31年度については手続の方は行わないということで,そのかわり従来行っておりました,4月それから10月の年2回の農振除外等の手続きを2月に前倒しをして今回受け付けをしたところでございます。この説明については,以前の産業建設常任委員会でも御説明をさせていただいたところではございますけれども,広報等でも周知をしたり,またそれぞれの関係行政書士等にも文書で周知をしておるところでございます。何分,御不便をおかけはするとは思うのですけれども,御理解をいただければと思います。 ◎ 佐野委員  都市計画区域マスタープランで,農用地の整備計画というものはわかるのですけれども,例えば農家の子弟が農地を白地にして宅地にして家を建てるという場合になったら,もう2年,3年先でなかったらいかんということになったのでしょうか。 ◯ 茨木産業建設部副部長
     現在,平成31年度については受け付けをしないということなので,平成32年度については完了次第,通常どおりの手続をさせていただこうと思っております。 ◎ 佐野委員  平成32年度完了というのは,平成33年からになるのか。 ◯ 茨木産業建設部副部長  平成32年度からの受け付けになります。平成ではないかもしれませんけれども,4月から従来どおりの受け付けにまた変わる予定でおります。 ◎ 佐野委員  来年の平成32年の4月には受け付けできるということですね。 ◯ 茨木産業建設部副部長  そうでございます。 ◎ 出口委員  平成31年度からは受け付けるということですけども,その理由が全体計画をこしらえないかんけん,受け付けよったら,そのたびに一からやり直さないかんということですけども,これは全く行政の都合なのですよね。そこのあたりは,どっか事務の形として,やり方を研究して,そんなにたくさんの数が出るわけじゃないのですから,丸々1年受け付けをしないという,1年と言うけども,例年は4月やね,4月に申請をして許可がおりるのは大体10月ぐらいでしょう,半年ぐらいかかると,ということになってくると,開発が1年半以上おくれるわけですよ。だから,それが大した理由がないということになれば,私はやっぱりそういうことはできるだけ避けるような行政のやり方をとるべきだろうと思うし。  それと,もう1点,現実にことしは1年分を2月に出せということで,2月に受け付けをしておるわね。この分については,1年分以上のものが出ておるわけですから,できるだけ審査をして,いいか悪いかはそれは審査せなんだらわからんでしょうけども,するべきだろうと思うのですけども,受け付けんとか,却下するとかということのないように,どないかできませんか。何かちょっと聞くところによると,門前払いを食らいそうだというような計画もあるようですから,そのあたりはどうなのですかね。 ◯ 茨木産業建設部副部長  今回の全体見直しに当たりまして,そういった皆様方に御不便をおかけするというようなことで,従来4月に行っておった受け付けを,前倒しで2月で受け付けをして,後半,後期についてはちょっと受け付けができないというような御不便をおかけしておるところでございます。そういった中で,このたび2月受け付けをしておりますけれども,いろんな案件がありまして,例えば不服審査とか,いろんな地元の調整等がございまして,そういった協議が長引くと,早ければ6カ月で除外の手続きが完了するところ,さらにその以降,ずっと何カ月も協議が進むというようなことで,ともすれば全体計画の見直しの方のスケジュールに係ってくるというおそれも案件によってはございますので,そういった意味で,ぎりぎりのタイミングで2月ということで,このたび御不便をおかけしますけれども,受け付けをさせていただいておるところでございますので,私どももできる限りスムーズに手続ができますように今進めておるところでございます。 ◎ 米崎委員長  ほかに。 ◎ 高木委員  住宅課にお伺いします。例えば,入居なさっている方が今現状病院でずっと入院なさっていると。その方が,例えば生活保護者と言うてええのですかね,そういう方なのです。これに対しては,病院に1年以上入院しておった場合,住宅を明け渡すとか,明け渡さないとかいうことも,いろいろ聞いていますけど,市はどんな考えを持っておるのだろうか。住宅を明け渡さないかんのかな,それとも6カ月たったらもう家賃が発生してくるのかな。市の出ている家賃はもうストップになるんかどうなのですか。そこのところをお伺いします。 ◯ 中野住宅課課長補佐  入居されている方が病院とか施設に長期にわたって入居されている場合でも,特に住宅課の方からは明け渡しを求めるということはございません。家賃が出るとか出ないとかは,ちょっとこちらではわかりかねるところでございます。                          (発言する者あり) ◯ 柏木住宅課長  先ほど御説明いたしましたとおり,明け渡しを求めてはおりません。保護世帯でありますと,保護費から生活,家賃が出るわけなのですけれども,それがとまるか,とまらないかというのは,当課ではわかりかねます。                          (発言する者あり) ◎ 米崎委員長  ほかに。 ◎ 吉見委員  済みません。ひとり親世帯のことで,何点か聞きます。長期募集のため,今回は12月もしなかったというのは,これをもうちょっと詳しく教えてください。                          (発言する者あり) ◎ 吉見委員  そうでしょう。12月6日に募集しておるんは,それを適用しなかったと,ひとり親世帯のやつを適用しなかったというのは,どういう理由でしょうか。 ◯ 柏木住宅課長  先ほども申し上げましたが,相当数の戸数を募集するときにひとり親世帯の募集も交えて募集すべきかと考えておりましたので,ちょっと前回の規模ではふさわしくないのではないかと思いまして,しませんでした。 ◎ 吉見委員  今,課長言いますけど,知らなかったと言いよるのに,そういう理由でやらんかったというのは,ちょっと矛盾があるん違いますか。例えば,12月6日から5戸募集していますわね。前も7戸かそこらのときには,そういう事例があったのですよ。だから,何戸あればそういうことをする予定だったのですか。 ◯ 柏木住宅課長  何戸以上募集する際にはひとり親世帯をというような規定は設けておりません。平成27年度を最後に途絶えておりましたので,こちらでひとり親世帯のニーズというものを把握するまでには至っておりませんでしたので,優先入居の規定を設けることなく,それ以降募集をしておりましたので,またひとり親世帯のところも重視して募集を準備していきたいと思います。 ◎ 吉見委員  重視していくというのはいいのですけど,何戸以上というようにやっておった方がええんじゃないかと思うのですけどね。今回,5戸募集しましたわね。それで何戸の募集が,応募があったのでしょうか。 ◯ 柏木住宅課長  募集の状況でございますが,和田島団地3戸に対して4名,加藤西団地1戸に対して3名,日峰団地1戸に対して9名の応募がございました。 ◎ 吉見委員  1戸の場合は,例えば加藤だったら1戸の場合は3人来たらくじ引きというのはよくわかるのですけど,和田島3軒といえば,ABCとあって,私がAに行こうかと言うたら,Aに4軒全部固まるという場合もあるのでしょう。それは情報公開していないのでしょう。そういうふうなやり方も改めて欲しいのですけど,今どういうふうなやり方になっていますか。 ◯ 柏木住宅課長  委員おっしゃるとおりで,各戸の募集人数は,募集に来られた方に公開はいたしておりません。今回,和田島団地の募集に際しまして,1戸どなたの応募もない住戸がございました。いつの委員会かちょっと忘れましたが,そういうところに対して何か策を打てないのかというところも受けましたので,募集の際に1戸どなたも応募されていない住戸があるということと,抽せんで当選されなかった方に,再募集の機会をその場でお話しまして,誰も応募のなかった住戸に再度抽せんを行いまして,全戸が埋まるような形になりました。 ◎ 吉見委員  そしたら,それは出席していない人にでも通知は行くようになっておるのですか。再募集というのは。 ◯ 柏木住宅課長  先ほど申し上げた,どなたの応募のなかった住戸に対する再募集については,当然,募集の抽せんにおいでた方に対しての告知でございます。 ◎ 吉見委員  そしたら,来ていない人は全然制度を知らないというわけでしょう。会場に行かなくて外れたら,もうそのままというのでしょう。それでは,公平性がないんじゃないですか。 ◯ 柏木住宅課長  募集に応募された方は,来ていただかないと,そもそもの権利と申しますか,入居ができないところになりますので,応募され,応募いただいて,御本人もしくは代理人の出席なくして,応募が成立しないということになるというところでございます。 ◎ 吉見委員  失礼しました。じゃ,公平性はあるということですね。それで,もとに戻りますけど,何軒あれば,そういうふうにひとり親世帯を募集するという規定はないのでしょう。内示とか,そんなのも全然ないのでしょうか。 ◯ 柏木住宅課長  何人以上でないとというような規定はございません。 ◎ 吉見委員  部長にお尋ねします。これは規定をつくった方がいいのじゃないのでしょうか。課長とか,係員の担当のさじかげんでやるというのは,ちょっとおかしいのじゃないでしょうか。 ◯ 佐藤産業建設部長  先ほどニーズもあるということなので,その辺も踏まえて,さじかげんということでなくて,全体を見渡す中で,そういった検討も部内でしていきたいなという考えでございます。 ◎ 吉見委員  部内で検討するということは,委員会なり何かで発表していただけるのでしょうか。 ◯ 佐藤産業建設部長  そういった方向性が確立というか,見出せましたならば,また御報告なりさせていただくことになろうかと思います。 ◎ 吉見委員  それじゃ,よろしくお願いします。期待しております。 ◎ 出口委員  ちょっとひっかかるので聞きたいのですけど,今の話,最初にひとり親家庭の優遇措置というのは,するというふうに規約に,規定にあるわけでしょう。ないのですか,あるのですか。そこから聞くわ。 ◯ 柏木住宅課長  要項の中にその項目はございます。 ◎ 出口委員  あるのだったら,今さら方向性がどうのこうのいう話じゃないじゃないですか。規約に,規定にあるのだったら,当然ひとり親家庭というのは優先せないかんという,優先するという方向性はもう既に出ておるわけでしょう。また,改めてそれを検討するのですか。 ◯ 佐藤産業建設部長  検討というのは,先ほどの戸数の兼ね合いであるとか,そういった部分については考慮を入れていきたいということで,優先についてはもう従前どおりございますので,それは従前どおり進めるということでございます。 ◎ 出口委員  それは,物は言いようで,大原則としてひとり親家庭を優先すると書いてあるのであったら,戸数は何戸あるけんするとか,何戸しかないけんせんとかという話じゃないでしょう。そういうことじゃないのですか。規定というのは,そういうことでしょう。だから,当然前回平成27年か,平成26年まではしよったように,募集のたんびに戸数はどうこうにかかわらず,ひとり親家庭の優先というのは当然すべきことじゃないの。それをやめた理由が,よくわかりませんし,戸数ができたらします,戸数がなければしませんというのは,規定に違反しとるのと違うの。 ◯ 中野住宅課課長補佐  ひとり親世帯とかが,特定目的入居という形になるのですけれども,こういったひとり親世帯の方などを対象に優先的に入居させるということは規定されておるのですけれども,特定目的住宅に割り当てる戸数というところで,ちょっと制限がかかっておりまして,公募する戸数が少ない場合とかで,こういったひとり親家庭の方とかに割り当てる部屋が少ないために不適当と認められるときは,ある程度戸数に,適当な戸数に達するまで,特定目的の入居用の部屋を割り当てないことができるというふうに規定されております。ですので,一定戸数は特に制限というのはないのですけれども,ある程度の戸数があって,初めてそういったひとり親世帯の方などに割り当てる募集ができるというふうな内容となっております。 ◎ 出口委員  ある程度,戸数があるとか,少ないとかというのは具体的には数字は書いていないわけでしょう。 ◯ 中野住宅課課長補佐  戸数自体は書かれておりません。 ◎ 出口委員  じゃ,具体的に少ない,例えば2戸だったら少ない,3戸以上あったら適当に優先の措置がとれるというふうな数字の限界というのは,数字の設定というのは当然なされておるわけでしょう。それは,すべきですよ,していないのだったら。そうでないと,規定では書いてあるけども,実際にはっきり言うて,ひとり親家庭の優先というのは全然できてないじゃないですか。そんなもん,少ない場合はせんでええとか,ある程度数がある場合はするとかというのは,これは全く優先しておる,優先やる考え方は少しもないわけでしょう。一体,ひとり親家庭を優先する気はあるのかないのか,平成27年以降はひとり親家庭ということを優先するということは,頭からないというふうに認められるんと一緒ですよ。そういう解釈をせざるを得んじゃないですか,我々は。違うのですか。 ◯ 柏木住宅課長  ひとり親世帯をそういう形で募集から,要件から外しておったわけではございませんが,先ほども申し上げましたが,ニーズというところもございますので,まずは募集する住戸を確保するところから始まりますので,ちょっと今,ここで何戸以上の場合にというような具体的なところをお話するには至っておりませんけれども,検討してまいりたいと思います。 ◎ 出口委員  私が言いよるのは,多分高木さんも一緒だろうと思うけども,何戸以上あったらしてくれという話じゃないのですよ。規約,規定に書いてあるように,ひとり親家庭を優先すると,全くそれ以外,例えば多い場合はする,少ない場合はしなくていいやいう話は全然考えていないわけですよ。ニーズがどうのこうのおっしゃるけども,ニーズはありますよ,確実に。ひとり親家庭で,一生懸命努力なさって家賃が高いという現状を抱えておる家庭は幾らでもいますよ。だから,市としては,ひとり親家庭を優先的に扱うということを,きちっと規約どおりに,規定どおりのやり方をすればいいわけじゃないですか。それを何でしないのですかね。して,何の支障があるの。支障があるのだったら,そんな規定を外したらどうですか。もう,それではひとり親家庭を優先するというのは。現実にできてないものを置いておったってしようがないですよ。 ◯ 柏木住宅課長  先ほども申し上げましたが,募集するストックを確保できなかったというところでございますので,ひとり親世帯の募集,優先入居について,今後できるように検討してまいりたいと思います。 ◎ 出口委員  吉見委員がうるさいから言うけども,検討して本当に優先できるように,ぜひやっていただきたいと強く要望しておきます。 ◎ 高木委員  これは,台風の問題なのですけど,あれは決着は済みましたかね。全然私,何も聞いていないのですけど,台風何号でしたか,住宅関係の車が壊れたとかいう問題については,もう解決いたしましたか,お伺いしたい。 ◯ 柏木住宅課長  12月議会以降の経過をお話しいたします。  被害を受けられた入居者等の方と,市長,副市長同席の中で面接を1月の下旬に実施しました。その中で,相手方の方から疑問点等のお話がございましたので,その後,再度住宅課で調査をし,その結果,補償金を支払うに値するような瑕疵を見つけるところには至りませんでしたので,その旨を記した文書を2月末にお送りしております。 ◎ 高木委員  今回の,別の課にもあったのですけど,専決処分で中学校の何か飛んできて,家がこうなってとかいう,全部専決処分だな。お会いしておるじゃないですか。だけど,住宅の管理等についても,やはりそれは今言うたらややこしい点があるけん,払うてないとか言うけど,ただ単におわびに行きますとかいう問題じゃないと思うのです。きちっと,それは方向性を出さないではいかんの違うかなと思います。何遍か,私もお話させてもろうたけど,決着というのは何もできていない。今言うたら,もう払いませんというのが,もう先に立っておるように思いますのやけど,それを再度,もう一遍話し合いをしてみてくださいよ。でなかったら,市に瑕疵はないとか,あるとかと言うて,いろいろ言うてますけど,払いますと言うたんは市ですから,ですからそれから後からしませんわというのは,ちょっといかがなものかなと私は思います。その点についてどうでしょうか。
    ◯ 柏木住宅課長  先ほども申し上げましたが,2月の下旬にお送りした文書が市の意見といいますか,市の姿勢でございますので,それは今まで申し上げてきた内容と変わっておりません。 ◎ 高木委員  口で言うただけでも,約束は約束ですよ。それを,途中でやめてとか,もう払いませんとか言うて,物事を切っていたら,ほな,責任度は最終はどこへ回ってくるのですか。あなたのところは,書類だけ出して,これ以上できませんけん,もうさようなら,そんなので物事は済むのですか。そやから,管理とかそんな問題について,何が当たったか知らんけど,とにかくそういうことが管理ミスが出てきたから,その場所に行って,うちが弁償をしましょうということになったのでしょう。それがいまだに,まだこれ台風が済んで大分になるけど,何もできていない。ほかの学校関係の物が飛んだとか何やかやで,専決処分でこういうふうになりました,なりましたと言うておるのに,住宅課だけどうしてそれがきちっとできないのですか。ただ単に謝罪に行きますと,謝罪に行くのは誰でも行きます。ですが,払いますと言うたのやから,やはりその点については再度,もう一遍考えてみる必要があるのじゃないですか,ということです。この点についてどうですか。もう払う意思は一切ないというような文書を出したのですか。払いますと言うておいて。市は要するに,ほな払いますと言うといて,後で払いませんと言うたら,もううそを言うのやね。そんなのでは市民は納得しませんよ。きちっとした方向性を出してあげてください。私,あれから何の報告も聞いていない。何遍か,そんな話もしましたけど,何も聞いてない。きょう,そやから,だからそういうふうな,こんな場ですから一応聞いたらどうかなと思って聞きましたけどね。払わんという趣旨,中身も見ていないし,わからん。 ◯ 柏木住宅課長  初動の不備については,一般質問,委員会の中でおわびを申し上げてきたところですけれども,その後の補償金を支払うというところに関しての瑕疵の有無については,瑕疵はないという市の見解に変化は生じておりません。その旨,2月末の文書に示しまして,被害を受けられた方にお送りしたところでございます。 ◎ 高木委員  ということは,もう最初から例えば被害者に対して,現場を見にきました,壊れました,ほなら,うちが直しましょう,ほな,修理屋さんに持って行ってください,またレンタカーを借りてくださいと言うたことは,市はほな市民に対しては,文書だけで返しておいて払いませんということで,後でそんなことを言うておるのやけど,現状その場で言ったということに関しては,どういうふうな責任をとるのですか。皆さん,困りますよ,そういうことでは。そこのところをちょっと。 ◯ 柏木住宅課長  繰り返しになりますけれども,今まで一般質問,委員会で申し上げてきたところから変わっておりません。瑕疵があるとは考えておりません。 ◎ 高木委員  瑕疵があるとかないとかいうより,最初から瑕疵があるからお払いしましょうと言ったのでしょう。それが最後になって,ほんなの払えませんというようなことを言う自体が,市側の瑕疵があるのじゃないのですか。文書だけで,もう払いませんや言うてしもうたら,どないなるのですか。最初は,被害者に対して,うちが払いますよと,一緒のことを言いよるけど,ちゃんと修理屋さんをお願いしてくださいよと言いもって,これも大方,8月かな,もう半年近くなるかな。ですから,やはりそういうふうな方向,瑕疵がない,瑕疵がないと言う,ほんな瑕疵のあるないの問題じゃないのじゃないですか。瑕疵があるから,こういうことが出てきておるんじゃないの。言葉のね。後で謝ったらよろしいわというのは,誰でもしますよ,そんなの。そんなもんじゃないで。違いますか。今も言うように,市には瑕疵はございません,瑕疵はございません言うけど,瑕疵はあるがな。だから,その点をきちっとしてあげてくださいよと言っておるのですよ。保険で直すのだったら保険で直すように最初から,相手側も保険を使いますわと言うとる。使わんでええと言うたのは市ですよ。違いますか。保険なんて使わんで,うちが払いますと言うたのだろう。だから,保険期間中がずっと延びていったのでしょう。そういうふうな,ええかげんな,曖昧な,言葉を言うたら,瑕疵があるのは,おたくの方でよ,はっきり言うけど,ほなもう,これからそんなことがずっと続くのだったら,もう市なんて信用してくれませんよ。だから,そんなの知りませんでは通らんと思います。はっきりしたやっぱり答えをくれなんだら。うちは,答えをこういうふうに出してありますけど,そんなん答えになっていない。再度,どうするかということをお願いします。 ◯ 柏木住宅課長  先ほども申し上げましたが,被害をこうむった方から提出された書類を検討した結果を,補償金を支払うに値する瑕疵を見出すには至りませんでしたので,その旨を記した28日に送付の文書が,市の見解でございます。 ◎ 高木委員  長くなって済みませんけど,そういうふうな形で今後物事を進めていくのだったら,市に対する市民の信頼というのはゼロになります。ただ単に,口で言うといて,それは約束事やから,もう忘れたとか,そういうふうな今答弁のような感じがします。そんなのでは,やはり小松島市として市民の対する信頼感はゼロに等しい。お願いしたってよろしゅうおますと言うといて,明くる日,知りませんわ,市民の皆さんは税金も払っているし,いろいろなことをしておると思うのです。その上に立っておる役員さんが,私は知りませんと,そんなのでは通りません。瑕疵はないとかいうことを言いたいね。  再度,これしつこいようですけど,もう一遍考え直して,相手さんとお話しをしていただきたいと思います。よそでは,専決処分できちっと払うておるので。そこのところ,専決処分はできんので。違いますか。払うと言うたんは,あんたところの課やから。ほな,個人が払うのですか。個人が払うやいうような法律はないと聞いていましたけど,それやったらそれなりに,きちっと方向性を立てて,再度話し合いをして,何とかするんが行政の役割と私は思いますので,これ何遍行たりもんたり言うたってしゃあないけん,再度その問題について考え直して,いい方向に向くようにお願いしておきたいと思います。 ◎ 米崎委員長  ほかに。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 米崎委員長  ないようでございますので,閉会に当たり,市長より御挨拶があります。 ◯ 濱田市長  委員会に付託されました議案につきまして,原案どおりお認めいただきまして,ありがとうございます。  委員各位からは貴重な御意見,御提言をいただいたところです。  本日はお世話になり,ありがとうございました。 ◎ 米崎委員長  これをもって,産業建設常任委員会を閉会いたします。                        [閉会 午前11時53分] Copyright (C) 2005 Komatsushima City Assembly, All Rights Reserved....