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平成30年予算決算常任委員会 本文 2018-12-13

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    平成30年予算決算常任委員会 本文 2018-12-13


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    2018年12月13日:平成30年予算決算常任委員会 本文                        [開会 午前 9時58分]  -委員長開会宣告から市長挨拶までを省略- ◎ 池渕委員長  本日は,今定例会議において,本委員会に付託された,議案第78号 平成30年度小松島一般会計補正予算(第3号),議案第79号 平成30年度小松島競輪事業特別会計補正予算(第2号),議案第80号 平成30年度小松島後期高齢医療特別会計補正予算(第1号),議案第81号 平成30年度小松島国民健康保険特別会計補正予算(第2号),議案第82号 平成30年度小松島介護保険特別会計補正予算(第1号),議案第83号 平成30年度小松島公共下水道事業特別会計補正予算(第2号),議案第84号 平成30年度小松島水道事業会計補正予算(第2号),以上7件についてを審査するものであります。  初めに,本日の議案審査の流れにつきまして御説明申し上げます。  まず,議案第78号の総務関係についての審査を質疑まで行い,総務関係のその他の所管事項に入ります。  次に,文教厚生関係説明員と交代し,議案第78号の文教厚生関係について,議案第80号,議案第81号,議案第82号についての審査を質疑まで行い,文教厚生関係のその他の所管事項に入ります。  次に,産業建設関係説明員と交代し,議案第78号の産業建設関係について,議案第79号,議案第83号,議案第84号についての審査を質疑まで行い,産業建設関係のその他の所管事項に入ります。  その後,関係部長等に入室していただき,各議案に対する討論,採決を行いますので,御了承願います。  これより,議案の審議に入ります。  議案第78号から議案第84号まで,以上7件についてを一括議題といたします。  議案第78号の総務関係について,当局より説明を願います。                          [総務関係議案説明] ◎ 池渕委員長  以上で議案に対する説明は終わりました。  これより,議案第78号の総務関係についての質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 安平委員  今ありました借換債,市債が6億円ちょっと,公債費が4億6,000万円,これを4億6,000万円イコール4億3,000万円の借りかえということで,退職債とかいうのは10年。退職債というのは確か10年で返す予定だったのですかね。それを期限が来たから借りかえるということになるのですか。 ◯ 花岡財政課長
     先ほど,少し説明をさせていただきましたが,平成20年度に国の方から許可をいただいた段階では20年での償還という,20年で借り入れるということで許可はいただいておりました。ただ,その平成20年の借り入れのときに,いわゆる縁故資金といいまして,銀行資金等からの借り入れの際は,いわゆる10年が最長というような形で,これは今回だけではなく,昨年も一昨年も借換債というのは出てきたと思うのですが,20年の予定で毎年の償還金は組んでおります。ということは,10年目に約半分を戻すような予定で償還表をお願いしておると。その分をこの借りかえすることによって,あと残った分をこの10年でまた均等に割ると。だから,毎年の負担は,いわゆる20分の1の償還で済むと,そういうようなことで借換債として,今回といいますか,前年度もそうですが,そういう形で上げさせておるということでございます。 ◎ 安平委員  今,その借りかえをするときの借りる相手さんというのは民間なのですか。そういうことですね。 ◯ 花岡財政課長  そのとおりでございます。 ◎ 安平委員  そして,借りかえるとき,この減債基金繰り入れが1億9,000万円ありますけど,この1億9,000万円というのは,例えばその差額ということでよろしいですか,市債と公債費の差額ということで。そうではないのですか。 ◯ 花岡財政課長  今回の減債基金繰り入れに関しましては,基金条例第6条の規定に基づいて繰り入れを行っております。その第6条の基金には処分に関する理由といいますか,どういう場合は処分することができるという理由があるのですけども,今回につきましては,第6条第1項の規定により取り崩しを行っております。読ませていただきますと,経済事情の急激な変動等により,財源が著しく不足する場合において行う市債の償還の財源に充てるときということで,今回,減債基金を取り崩しさせていただく予算を出させていただいているということでございます。 ◎ 安平委員  今言われた第6条の第1項ということは,危機に陥りそうだから基金を崩しましたという話につながっていきますけど,そういう感覚でよろしいですか。減債基金を崩すという,今回,1億9,000万円を崩したということはそういう感覚でいいということですか。 ◯ 豊栖総務部長  御答弁させていただきます。  現実的には借りかえということでございますので,一旦,残債を払って,その分を借りかえるということで歳入もございます。だから,本来同額の歳入歳出があるということでございますが,全体の一般財源の不足の中で,今回は基金の支払い,市債に対する支払いに対しての予算措置をするに当たって,減債基金を取り崩したということでございます。 ◎ 安平委員  部長の今の言い方だったら,これ,財政調整基金を取り崩すべきでないのですか。それだったら,今のお話だったら。財政調整基金を取り崩すことで減債基金を取り崩すのはいかがなものかなとちらっと思たのですけど,その辺,どうですか。 ◯ 豊栖総務部長  財政調整基金を取り崩すということも当然,方法としてはあろうかと思います。ただ,今回の場合は,予算措置として直接充当する先が市債の償還ということで減債基金の方を取り崩したということでございます。 ◎ 安平委員  減債基金を取り崩した。市債で6億円,公債費で4億円ですから。借金して,歳入はお金が入ってくるのが6億円で,出ていくのが4億円。公債費で支出,歳出が4億円だというお話ですね,これ。ここに,2億円の方はあっちゃこっちゃ,ほかにいっぱい使うものがあったからということで,そういうことで理解してよろしいですね。 ◯ 豊栖総務部長  その差の分については,教育債の分でございまして,空調並びにブロック塀新規事業の分として,新規発行する分がございます。借りかえに係る予算措置をするに当たって,委員おっしゃられるように,財政調整基金を取り崩すという考え方もございますが,今回については,減債基金を取り崩したということでございます。 ◎ 池渕委員長  ほかに質疑はございませんか。 ◎ 出口委員  ちょっと細かいことで申しわけないのですけども,18ページの選挙広報配布業務委託料70万円ですけども,これは知事選挙の広報の配布費用というふうに御説明があったのですけども,県議の方は配布は公費ではしないのですか。ちょっと具体的なことでお願いします。 ◯ 泉選挙管理委員会事務局長  今,委員おっしゃったとおり,この70万円につきましては,知事選に係るものでございまして,ちょうどその県議選の方が告示日から印刷して配布するまでの期間というのが4月にかかることになっておりまして,こちらの方は平成31年度の当初予算の方に計上させていただくこととなってまいりますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 出口委員  はい,わかりました。ありがとうございました。 ◎ 池渕委員長  ほかに質疑はございませんか。                         (「なし」と言うあり) ◎ 池渕委員長  質疑なしと認めます。  よって,質疑を終結いたします。  次に,その他所管事項で,総務関係について,委員の皆様から何かございませんか。 ◎ 宮崎委員  今,基金残高はどれぐらいですか。 ◯ 花岡財政課長  平成29年度末で申させていただきますと,財政調整基金16億3,708万2,264円,それから減債基金11億1,283万4,435円。この2つの基金を合わせますと27億4,991万6,699円となっております。 ◎ 宮崎委員  済みません。続いて,起債残高,これを聞こうと思って。ごめんよ。 ◯ 花岡財政課長  それでは,先ほどファイルナンバー646の75ページを見ていただきたいと思います。75ページの左から2つ目,前年度末現在高というのが,こちらが平成29年度末の地方債残高となっております。こちらが173億6,776万5,000円と,その横が今年度中の発行見込みの額,これは今回補正をいたしました6億4,970万円を足しますと合計で26億4,600万円,これは予算上ですけども,発行すると。それで,その横の欄が今年度の償還見込み額ということで,22億1,149万5,000円ということで,この12月補正後のこの地方債残高の見込みは,一番右の補正後の額というところを見ていただきますと177億9,687万円,これが現在の予算上の地方債残額見込み額ということになっております。 ◎ 宮崎委員  過去において,麻植市長平成元年で交代したわけですけど,この起債残高は100億円だったわけですね。そして,西川,四四,十六年の市長で225億円までいったと。そして,これでは,ちょうどそのとき夕張市がやかましい言ようときで,第2の夕張市になるのではないかということで,非常に危機感を持ちまして,稲田市長が2期8年のうちで165億円まで落としたわけですね。今,濱田市長になって,今は177億円ということで,いつまでも緊縮財政でいきよったら,まちの発展にはならん。やはり,一定の枠の公共事業はしなくちゃいけないとは,それは思いますね。しかし,現状ではそろそろ,じわじわとまた起債残高が上がる傾向になっております。基金もふえてはおりますけど,そういう面において,濱田市長として,今後基本的に財政出動というものに対してどういうお考えか。 ◯ 濱田市長  今,部長から答弁させていただきましたように,財政調整基金,基金の残高,そしてまた起債残高が177億円になるということで,今回,どうしても大型公共工事等々,継続的な事業等々ありますので,また来年度からはそういうふうな継続事業だけに取り組んで,基金も取り崩しながら,安定した財源の中,皆さんの市民サービスを向上しながら,起債残高も減らしながら,継続事業としてさせていただきたいと思います。 ◎ 宮崎委員  一定の枠は,やっぱり使わんと,小松島市自身が衰退していきますから,これは一定の枠は公共事業,起債を使いながら,当然と思いますね。しかし,油断すれば,いつ,またどんな状況にもならん状態になると思いますので,あくまでも,やっぱり行財政改革を基本的に考えながら,大きな見地の中で財政を出動してほしいと,そのように思っております。 ◎ 池渕委員長  ほかに,所管事項で何かございませんか。                         (「なし」と言うあり) ◎ 池渕委員長  済みません。じゃ,なきようであれば,1点だけお聞きします。  先般,新聞報道,あるいは県議会の方でもあったと思うのですけども,南海トラフに対しての新聞報道がありました。県においては,今年度なりに方針を何なり出していくという報道もあったのですけども,市としてのそれを受けての取り組みというのはどういうような状況になっておるのでしょうか。そこだけ教えてください。 ◯ 橋本危機管理課長  南海トラフの地震の際の前兆が,危険度が高まったという場合に,そういう情報が発信されると。その際においての指針的なものが先日発表されたところなのですけども,あくまで,まだマグニチュード8ぐらいの想定の地震が起こった場合の半割れというのですけども,その場合,東側で起こった場合の西側,今後,危険度が高まる場所について,1週間ほどの避難を実施していくというような形の今,報告書が出たところなのですけども,そういう実際,まだそういうような状況でありまして,今後,そういうものにおいてのガイドライン的なものを,今後,国の方が作成していくと,企業として自治体に対してそういうもののガイドライン等を作成していくということになっておりますので,それを受けて,今後,市の方としても,それに対しての住民に対する,今後のどういうような避難等の形をとっていくべきかというのを,マニュアル的なものをまた作成していかなければいけないとは考えております。 ◎ 池渕委員長  わかりました。これからということなので,マニュアル的なものも含めて,その対応をまたしていただきたいと思います。  ほかに,所管事項で何かございませんか。                         (「なし」と言うあり) ◎ 池渕委員長  なければ以上で,総務関係所管事項については終了をいたします。  小休いたします。                        [休憩 午前10時42分]                        [再開 午前10時50分] ◎ 池渕委員長  再開いたします。  次に,議案第78号の文教厚生関係,及び議案第80号から議案第82号までについて,順次,当局から説明を願います。                          [文教関係議案説明] ◎ 池渕委員長  以上で説明は終わりました。  これより,議案第78号の文教厚生関係について,議案第80号から議案第82号までに対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 安平委員  生涯学習課にお伺いします。  どうして今回の方で光熱費がこうやっていっぱい出てくるというのは,僕としたら,当初がおかしかったのかなというような気がするのですけど,その辺,どんなのですか。 ◯ 勢井生涯学習課長  本年5月に四国電力を含む大手電力会社とされる10社が電気代値上げをするという形で報道をされております。この値上げにつきましては,2つほど要因がありまして,1つは再生可能エネルギー,これは電力会社風力発電とか太陽光発電で得た発電の電気を買い取らないかんという,これの価格の上昇と,それともう一つ,原油とか石炭とかの燃料価格が高騰したと,こうしたことで値上げをするというような報道があったと思います。これは5月でございましたので,当初分につきましては,前年度ベースでした結果,生涯学習課所管全般にわたる施設で電気代が不足したものというふうに考えております。 ◎ 安平委員  ということは,公の施設全て電気代ミリカホールから始まって,全てということになろうかと思うのですけど。そういうことで理解してよろしいですか,ミリカホールも。 ◯ 勝野保健センター所長  今の現時点におきましては,当初予算内で執行できておりますので,大丈夫かと思います。 ◎ 安平委員  ということは,今の生涯学習課の答弁というのがそのまま受け入れられなくなるのだけど,その辺,どうなのですか。 ◎ 池渕委員長  お答えいただけますか。 ◯ 勢井生涯学習課長  あくまで電気代の当初予算の計上につきましては,先ほど申したとおり,前年度をベースにして計上をさせていただいております。先ほど申した電力会社値上げのほかに,ちょっとそれぞれ当たってみなわからんのですが,使用料がふえたとか,そうしたことも原因の1つになったのかなというふうに思っております。そうしたことでほぼ生涯学習課の施設については,全て当初分より電気代が不足したと,こういうような状況になっております。 ◎ 安平委員  当初予算が少な過ぎたということだろうと思うのです。そういうことで,今,最後にそういうふうに言われましたので,それで理解させてもらいます。 ◎ 池渕委員長  ほかに質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  60ページの空調設備,予算にのっておるのですけど,これ,新聞報道では工事がごっつい混んで,できんのん違うかというふうなことが載っていましたけど,大丈夫でしょうか。 ◯ 西照教育委員会参事  空調整備工事,委員の皆様方も御承知と思いますが,6月の定例会議で設計の予算というのをお認めいただいておりまして,今,10月以降,10小学校設計業務ということでやっています。今,委員さんの方からは,いわゆる発注後の進行というような形でいろいろ御質問をいただいたわけなのですが,今,たちまち私ども教育委員会として,設計段階でできることといいますと,いわゆるちょっとでも工期を短くして,早く設置できる方法,例えば室外機をできるだけ室内機の近くに置くといったようなことで,工程の短縮を図れる部分については,当然,設計段階でもそういったところで努力をしていくと。それとか,室外機の基礎というのは既製品のものを使用するとかといったようなところで,現在,設計の業者ともそういった形で詳細の設計をしようということで,具体の,いわゆる設計ができて,入札,発注してからという話だと思うのですが,そういったところについては,一旦,入札以後のという話もございますので,現在においては,その設計の中で少しでも早くできるような設置方法等を考えていっているということで御理解いただきたいというふうに思います。 ◎ 吉見委員
     お願いします。  それと,他市の方であったのですけど,Aという小学校は8月にできたけど,Bというところは9月でないとできんから,9月までAというところも同時に回さんといかんからということで,とめておったということがあったのですけど,小松島市の場合はどういうふうにするのでしょうか。 ◯ 西照教育委員会参事  9月の定例会議でも,こういった一般質問をいただきました。今回,小学校については,1つの教室にクーラーをつけてというような,単独設置というような形でございます。いわゆる小松島南中学校とか小松島中学校というのは,職員室で集中管理をするといったようなことになりますが,小学校については,普通教室を中心ということで,1つの教室でスイッチがオン,オフというような形でございますので,基本的には設置した教室から運用できるようには努めていきたいというふうに考えてございますので,御理解いただきたいというように思います。 ◎ 池渕委員長  ほかに質疑はございませんか。 ◎ 出口委員  小学校ブロック塀安全対策工事ですけども,ちょっと確認をしたいのですけども,南小松島小学校千代小学校のそれぞれブロック塀ということですけども,南小松島小学校は北側と西側と2つあるのですけども,これ,両方やられるのですね。 ◯ 西照教育委員会参事  おっしゃるとおりでございます。 ◎ 出口委員  フェンスかなんかにするのですか。 ◯ 西照教育委員会参事  今のところ,そういった方向で考えてございます。 ◎ 出口委員  それと,64ページの公民館長の報酬ですけども,何かさっきの説明では,南公民館の館長ができたと。できたというのもおかしいな。そういうお話だったけども,ちょっと詳しく説明をしていただけませんか。 ◯ 勢井生涯学習課長  南小松島公民館以外の館につきましては,公民館長と主事が前年度までは兼ねておった状況にございました。南小松島公民館については,館長と,それから生涯学習課におった非常勤の職員が主事ということで兼任をしておりましたが,本年度から公民館長が新たに主事もできるということで,館長の方に主事の分を兼任させていただいたということで,みんながふえたというわけではございません。 ◎ 出口委員  今までは公民館長は公民館長だったのですね。南小松島公民館だけ館長が主事報酬を受け取っていなかったということですけども,今度から受け取るという。受け取ると言ったら,おかしいけども,主事報酬があるということですけど,何か状況が変わったのですか。 ◯ 勢井生涯学習課長  一応,公民館長はほかにちょっとお仕事に行かれておったそうですが,今年度からそれをちょっと減すというか,ほかの仕事をしないという形で主事ができるということで,もう聞いておりましたので,そうしたことで兼任の主事を発令したというような状況でございます。 ◎ 出口委員  それでは,お仕事がふえるということで,主事の仕事もしていただけるということで,報酬を出すということになったわけですね。わかりました。  それと,もう一点,69ページの光熱水費の話が今出ましたけども,3番の夜間運動場管理費というのですけど,これ,夜間運動場はどこのことですか。 ◯ 勢井生涯学習課長  小学校の屋外運動場で,南小松島小学校,それから北小松島小学校,それと小学校ではないのですが,旧坂野中学校,この3カ所でございます。 ◎ 出口委員  わかりました。 ◎ 池渕委員長  ほかに質疑はございませんか。 ◎ 佐野委員  ブロック塀の対策のことで,小松島中学校ブロック塀ですけれども,ここは場所はどちらになるのですか。正門の方か,南の方か。 ◯ 西照教育委員会参事  南側の部室といいますか,ちょうど市道沿いということでございます。 ◎ 佐野委員  ブロック塀が5段か6段かあるのですけれども,それに部室がひっついております。そして,部室が大変もう老朽化して,何やら物すごく使い便が悪いし,教育にも何か悪いような感じがあるので,部室の方はひっついとんのはどないするんでしょう。 ◯ 西照教育委員会参事  このたび,国の交付金については,ちょっとブロック塀に限ってということで,委員さんおっしゃるように,小松島中学校の南側のブロック塀については,部室と併設というような形になってございます。当然,ブロック塀を改修するためには部室も改修しなければならないということで,あくまでも今回の交付金対象の部分については,ブロック塀のみということでございますが,施工時期というふうな関係もございますけれども,部室のそういった取り壊し,改修に要する費用については,ちょっと時期も含めて,現在検討中ということで御理解いただきたいと思います。 ◎ 佐野委員  はい,了解しました。 ◎ 安平委員  今の中学校のブロックなのですけど,これ,予算を見たら,3分の1,国からの補助金が出ていないというふうに思うのですけど,その辺は違うのですか。 ◯ 西照教育委員会参事  小松島中学校の南側のブロックについては,3分の1の交付金ということで,このたび歳入でも入ってございます。 ◎ 安平委員  ちょっとまた後でゆっくり調べてから,また聞きますわ。何か3分の1でないような。だから,全体金額の3分の1ではないですね,ここに表現されているとか,出ているのが。なら,ほかに市単独で何かやる,ほかにもあるということで理解したらいいのですね。 ◯ 西照教育委員会参事  おっしゃるように,全ての事業費の3分の1が交付金に当たるわけでもございません。当然,国庫補助金でございますので,国の算定基準に基づく3分の1の事業費ということで御理解いただきたいと思います。 ◎ 池渕委員長  ほかに質疑はございませんか。 ◎ 高木委員  先ほど公民館館長の報酬の件ですけど,前からいろいろ言われとんやけど,我々の方だったら,館長プラス管理という方がおいでるんやけど,この問題についても,3月末までに何か廃止なんていうような声を聞きましたけども,そんな点についてはどんなんでしょうか。                    (「その他の所管で」「後で」と言うあり) ◎ 池渕委員長  後で,高木さん,もう一回後で聞いてもらえますか。 ◎ 高木委員  再度,聞きます。文化財のこれ,何ですかね。天然記念物の伐採等安全対策についてというのがあるのですけど,これは120何万円と書いてある,これは全体ですか。 ◯ 勢井生涯学習課長  県指定を受けております櫛渕のフウと,それと市の指定を受けております,坂野の八幡神社の方,社叢の木のうちの2本が該当します。 ◎ 高木委員  割合にしたら,例えば全面的にこのお金を出してくれるのではないのでしょう。そこのとこ,ちょっとお願いします。 ◯ 勢井生涯学習課長  櫛渕の方につきましては本市が管理をしておりまして,本市と,それから県の方から2分の1程度の補助を受ける形で執行するということでございます。  坂野の八幡神社につきましては,2本該当する木がありまして,事業費の2分の1,もしくは30万円を上限としまして,2本で60万円の補助金を出すということでございますので,実際に事業費が120万円を超えても最高60万円までの補助金ということになるということでございます。 ◎ 池渕委員長  ほかに質疑はございませんか。                         (「なし」と言うあり) ◎ 池渕委員長  質疑なしと認めます。  よって,質疑を終結いたします。  次に,その他所管事項で,文教厚生関係について,委員の皆様から何かございませんか。 ◎ 高木委員  例えば,管理人等につきましても,我が町,1カ月に4回,5回というような利用度というのですか,1回会議を開いたり,改良区とか,またその他の老人会のお世話事とか,いろいろ部門があるのです。これを,例えばここで会議したって,さよならと帰られたら,何にも後始末ができんのやね。始末ができんということは掃除等,その他についても。それで,前回聞きましたのですけど,3月まではこの管理人等を置きますというような話も聞きましたけど,それが今後なくなっていったら,どうしていったらいいのかなということをお伺いしたいわけです。本当,困ります。ちょっとお願いします。 ◯ 勢井生涯学習課長  昨年の3月定例会議で公民館の管理運営について,公民館長,主事以外に管理をされておって,その分の委託料にちょっと施設ごとによってばらばらであると,そうした理由が何かということで聞かれたかと思います。  それで,本年度中にその管理委託の方法等について,見直すことにするということにしておりまして,まず公民館運営審議会という第三者の機関があるのですが,そちらの方でこの管理の問題について協議をしております。現状,公民館11館中8館が単館扱いで生涯学習課管理しておると,それと残りの3館,芝田公民館,それから新開公民館については,老人憩いの家等と複合施設ということで市民生活課が,それから中央公民館については,泰地総合センターと複合ということで,人権推進課が管理をするような状況でございます。  現状,ちょっとこの複合施設を含めて,施設の状況を見たところ,ちょっと泰地総合センターを除く芝田公民館,それから新開公民館を含めて,公民館長,それから主事以外に管理に携わる方というのが坂野公民館,立江公民館,それから芝田公民館,新開公民館,この4つございました。それ以外に置いていないところとの差というのが施設の大きさの規模であるということが1つ考えられるのですが,実際的に言うと,一番この4つの館の中で小さい芝田公民館は330平米ほど延べ床面積があるのですが,それよりももう大きい施設というのが和田島公民館,それから北小松島公民館,南小松島公民館等がございます。それについては,公民館長,主事以外の方はいないということになっておりますが,一方,施設の利用の状況を比較しましたら,この複合施設,それから単館でおる公民館等を大体平均しまして,利用状況等はほとんど変わらないというようなことでございました。  最終的に,全部の施設にこの管理を置くのか置かないのかということを公民館運営審議会で協議をいただいた結果,利用の拡大,それから公民館長,主事については,社会教育等を普及推進するという役割がございますので,管理については別に管理を置いた方がいいのではないかということで意見をいただいております。  金額については,それぞれちょっとばらばらでございましたので,ベースとなる芝田公民館,それから新開公民館が月額5万円でございますので,その5万円に合わせて,ほかの館についても会館であるとか公民館の使用状況,それから簡易な施設の修繕,清掃とか植栽等の手入れ,こうしたことを管理委託するという条件で,改めて各公民館に諮ってみてはどうかという形で審議をいただいておりますので,そうした審議結果をもとに当初予算等の計上もさせていただこうと思いますし,各公民館についても諮っていきたいというふうに考えております。  現状は以上でございます。 ◎ 高木委員  今,話がちょっと変わりますけど,公民館の管理人さん,本当,これ,いなかったら,本当に掃除もできない,何も中ができない。あけていない。いつ,何を聞きに行っても人がいないというのが大半のところが多いのやね。ですから,やっぱり利用度においても,もう少しこういうふうな公民館運営の管理人さんというのですか,その方に関しても,今後とも本当にきょう,審議していただいて,置いていただけるものなら置いていただきたいというのが考えです。  生涯学習に依頼しますと,公民館運営に対して,委託金を渡してあるから,もうそれで知りませんよという,ずっと昔からそうなのですね。ですけど,そこへ勤めに来る人は,勤めと言ったらおかしいね。管理している方はずっと朝から来て,晩までおるわけです。行き帰りで,ここで話が変わりますけど,前回でも,もう20年ぐらい前か,何にも管理人さんに補償というか,労災というのか,こけて,ひっくり返って入院しても,何も出なかったという例もあります。ですから,そのときにもらったのは表彰状1枚,ほれでもう管理人さんはやめました。そういう例もありますので,できれば,やはり私,運営委員さんに幾ら金を払うておるというのは何もわかっていないので,できれば,運営費を払っておる中からその管理人さんの諸手当を払っておるのか,どんなんかということもちょっとお伺いしたいと思います。 ◯ 勢井生涯学習課長  管理の委託につきましては,坂野,立江につきましては,生涯学習課の方から公民館運営委員会に,それから市民生活課の所管しております芝田,それから新開につきましては,それぞれ田野町の協議会等,新開コミュニティセンターの運営委員会の方に団体として委託をしておるというような状況でございます。その団体の中で管理人される方を選任いただいて,当然,その委託料の中からその方の賃金に当たるものは払っておるというような形で報告を受けております。 ◎ 池渕委員長  ほかに,所管事項で何かございませんか。 ◎ 井村委員  1点,先ほどのエアコンのところで説明があったのですけど,11小学校のうち和田島小学校以外のところで整備をする。ほしたら,今度,空調されるのは,エアコンでしょう。エアコン。冬場の暖房も使えるんでしょう。そしたら,和田島小学校にあるのは,一括集中管理している冷房だけなのですけどね。だから,エアコンでないので,一括,温度調整もできない,オンかオフかだけの冷房なので,それはエアコンでないので,そこらも御配慮願いたいなと,今後,知っておいていただきたいなと思います。 ◎ 池渕委員長  答えはいいのですか。 ◎ 井村委員  冬場の方の暖房,そちらの方もできたら一緒に御配慮願えたらと思うのですけど,いかがでしょうか。 ◯ 西照教育委員会参事  和田島小学校は,議員の皆様方も御承知のとおり,自衛隊の基地の関係で,そもそもは防音対策ということで,今の冷房施設は平成5年でしたか,導入しておると思います。そのときに,今,委員さんの方からもございましたが,どうしても防衛施設の交付金の中で冷房施設を設置しておるということで,導入方法についても,交付金と対象となるような,今,委員さんがおっしゃられたような一括というのですか,スイッチも1つしかない。そういったところもございます。あくまでも防音ということで,教室だけでなくて,廊下でありますとか,そういったところも閉めて,当然授業をしなけりゃならないということで,現状のやり方になっているということで,おっしゃるように暖房ではないということもございますが,交付金との絡みもございますので,その辺をいろいろちょっと考えながら,今後の暖房等の導入については,ちょっと検討していきたいというふうに考えてございます。 ◎ 井村委員  入って,その後,ほんで私の知っている限りでは,当時は防衛省の方からも電気代というのも総務の方に入っていましたね。その後,滑走路が新しくなって,飛行機の,小学校の真上からヘリコプターがおりてくるから騒音でうるさくて,完全防音という形だったと思います。今,進入路の角度が変わって,騒音のあれを,デシベルをはかったら,うるさくないからということで,その補助対象が外れて,今,電気代を払ってくれていませんね。ほんで,市が負担していますね。そういった経緯の中で,じゃ,いろいろ基地周辺整備事業でしていただいておるのですけど,そこらも踏まえて,そちらも踏まえて,この暖房の方も十分御配慮願いたいなというのが地元の願いです。 ◎ 池渕委員長  ほかに,所管事項で何かございませんか。
                            (「なし」と言うあり) ◎ 池渕委員長  以上で,文教厚生関係所管事項については終了いたしました。  小休いたします。                        [休憩 午前11時48分]                        [再開 午後 0時58分] ◎ 池渕委員長  再開いたします。  次に,議案第78号の産業建設関係,議案第79号,議案第83号及び議案第84号について,順次当局から説明願います。                          [総務関係議案説明] ◎ 池渕委員長  これより,議案第78号の産業建設関係について,議案第79号,議案第83号及び議案第84号に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 出口委員  ちょっと教えてください。45ページの負担金,徳島東部地域DMO負担金。このDMOについて,もうちょっと詳しく説明をいただきたいと思います。 ◯ 原田商工観光課長  DMOとは,地域の稼ぐ力を引き出す観光地域づくりを目指して,地域や事業間の調整役,かじ取り役として活動する法人のことをいいます。今回,徳島県東部地域で設立されましたイーストとくしま観光推進機構につきましては,これまで地域の経済の活性化や仕事の創生に高い効果が期待される観光に注力する自治体が増加している中,徳島県東部地域は定住自立圏協定に基づいて,12の市町村が徳島県東部地域体験観光市町村連絡協議会を設立して,広域での観光振興事業を行ってきたところでございます。  そこに鳴門市,吉野川市,阿波市を加えた東部地域15市町村と民間事業所が一体となり,広域,かつ戦略的に観光交流を促進するため設立されたものが一般社団法人イーストとくしま観光推進機構ということになっております。 ◎ 出口委員  負担金は小松島市分が250万円ということで,ちょっとこれ,大きなお金なのですけれども,全体でどのくらいで,この負担金というのは事業費も含めてのものだろうと思うのですけども,具体的にどんな事業をなさるのですか。 ◯ 原田商工観光課長  先ほど申しましたように,3月30日に発足したばかりの社団法人でございまして,今年度の運営費といたしましては,マーケティング事業やプロモーション事業,セールス事業,観光地域づくり事業等管理費を加えた予算を計上していたところ,当初の予算収支の見通しが甘く,運営費の不足が生じたということをお伺いしておりまして,事業実績といたしましては,観光アンケート調査の実施でニーズの把握をしていたり,観光サイトの構築ということで情報発信をしております。また,観光コーディネーターの養成講座の実施やモニターツアーの実施をしているところでございます。 ◎ 出口委員  これ,運営等に当たって,市の方から要望とか,こういう事業をやってくれとか,こういうものに対する,そういう申し入れというか,何かこれ,そういう運営協議会みたいなものはあるのですか。これは一般社団法人ですか。一般社団法人をこしらえて,それに対する負担金ですか。ちょっと珍しいやり方だろうと思うのですけれども。この事業の運営等についての協議は当然なさるのだろうけども,市側の意向というのはどういう形で反映をするのですか。 ◯ 原田商工観光課長  失礼しました。先ほど,全体の予算等のお話ができてなかったものですから,ここでお答えさせていただきます。  当初,県の負担金と15市町村の負担金,また民間事業の寄附金等を合わせまして6,400万円の予算を計上しておりましたが,事業を進めるに当たって,7,500万円ほどの運営費が必要ということになりましたので,今回,補正をお願いされたものでございます。  そして,このイーストとくしま観光推進機構には市長さんも副理事ということで入っておる組織になっておりまして,現在のところ,こちらから,あれをやってくれ,これをやってくれというのでなくて,こちらも今,観光の事業を推進している中に,こちらから市から派遣しております職員がその協議の中に参加しておりまして,小松島市と一緒にどうやったら観光振興ができるかという計画を取り入れていただいているところでございます。 ◎ 出口委員  市からも職員を派遣しておるわけですか。そうですか。わかりました。  それと,これ,負担金が今回250万円ということで,毎年幾らかの負担金は納めるわけですか。それとも1回だけですか。 ◯ 原田商工観光課長  毎年負担することになっております。 ◎ 出口委員  ことしはこれ,250万円が全てですか。 ◯ 原田商工観光課長  当初に負担金として200万円の予算を計上しておりまして,増額補正ということでございます。 ◎ 出口委員  それで,200万円と250万円で450万円ですか。 ◯ 原田商工観光課長  はい,そうでございます。 ◎ 出口委員  判断なさって予算化をしておるんだろうから,お金が無駄にならんように十分活用できるような方向を考えてもらいたいのと,きちっとした事業報告等もまた折に触れて,議会にも出していただきたいと思います。  終わります。 ◎ 池渕委員長  ちょっと今ので関連で聞きますけど,450万円ということで,その負担割合が15市町と県ですか。の割合はどんな形でいかれよんですか。  まず,6,400万円の割合は。 ◯ 原田商工観光課長  まず,6,400万円の内訳といたしましては,徳島県が1,000万円と,あと市が200万円,町村が140万円という内訳になっております。 ◎ 池渕委員長  今回1,100万円ふえた割合は。 ◯ 原田商工観光課長  今回の割合につきましては,県が400万円,徳島市で300万円,小松島市と阿波市で200万円ずつという割合でございます。 ◎ 池渕委員長  今回は町が入っていないのはどういうわけなのですか。 ◯ 原田商工観光課長  一応,御説明いただいたのは,順番に負担していただいて,最終的に平準化していくということでお伺いしております。 ◎ 池渕委員長  わかりました。  ほかに質疑はございませんか。                         (「なし」と言うあり) ◎ 池渕委員長  質疑なしと認めます。  よって,質疑を終結いたします。  次に,競輪局から,小松島競輪場施設整備調査業務についての中間報告があります。  前回,競輪調査特別委員会においての説明もあったんですが,議長のお計らいで全議員さんにも報告をしたいという趣旨がありましたので,この委員会で報告を受けたいと思います。当局よろしくお願いします。 ◯ 尾山競輪局長  6月定例会議におきまして,小松島競輪場施設整備調査業務委託料に係る補正予算を議会で御承認いただきました。その後,先日,12月10日に開催されました競輪事業調査特別委員会において,当該調査業務に係る中間報告をさせていただきました。本日はその後の状況につきまして,全議員の皆様に対しまして,改めて御説明させていただきたいと思います。  小松島競輪場施設整備調査業務に対しましては,9月末に公募型プロポーザル方式によりまして,三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社が委託業者として決定しております。当該事業所は,直近5年間において5つの競輪場で同様の業務の受注実績であり,経験,実績ともに豊富な会社でございます。  これまで何度か御説明させていただいておりますが,小松島競輪場の施設に関する現状といたしましては,ここ数年で著しく老化が進んでおり,それに伴う修繕費等が右肩上がりで増加しているため,収益を圧迫している状況が続いております。また,設備等の形式が古く,故障等した場合には交換する部品も製造中止となっているものがあり,現状のままでは本場開催が困難な事案に発展する可能性が非常に高くなっております。  以上のことから,老朽化した施設と設備の整備にあわせて,来場数と車券売り上げの増進策について,抜本的な改善を早急にまとめられているところでございます。  今回の業務では,小松島競輪場の施設整備に係る調査を専門家に委託することにより,小松島競輪場が抱えている課題等を整理するとともに,今後の施設整備の方針となる基本計画案を作成するための資料収集を行いたいと考えております。この調査により,小松島競輪場の抱えている課題の抽出を行う中において,施設整備等に係る全体事業費及び財政シミュレーションを行うとともに,施設等の整備基金の範囲内において,実現可能な計画を行う必要があると考えております。現在,調査中ではございますが,現時点において,委託業者からの中間報告について御報告させていただきたいと存じます。  お手元に配付いたしております小松島競輪場施設整備調査業務中間報告について(抜粋)をごらんください。  初めに,1ページ目,上段の調査業務の内容及び作業手順について記載させていただいております。今回の業務では,ごらんのように5段階で業務を進めていくこととなります。  なお,5の施設整備計画(案)策定のための資料収集につきましては,現在作業中となっております。  それでは,1の小松島競輪場の現状把握と課題の抽出から順に説明させていただきたいと思います。  ここでは小松島競輪場を3つの方向から分析しております。  まず,(1)-1,売り上げについてでございます。1ページ目,下段の図1-1をごらんください。直近5年で見ると,売上額は毎年増加しております。要因といたしましては,FII普通競輪のモーニング化と高知競輪場を借り上げてのミッドナイト競輪の売り上げが寄与しているものとなっております。  続きまして,2ページの(1)-2,収支についてをごらんください。先ほどの売り上げから開催に係る経費を差し引いたもの,いわゆるもうけの部分でございますが,こちらについても,図1-3のとおり,黒字基調が続いており,その幅も年々増加しております。  以上が売り上げ収支の現状分析結果でございます。  続きまして,(2)施設についての現状把握でございます。2ページ目,下段の図1-7をごらんください。ここでは,競輪場を3つのエリアに区分し,各エリアについて現状分析をしております。  3ページ目をごらんください。まず,Aのお客様エリアにつきましては,6つの項目について課題が抽出されております。その中でも1)のメーンスタンドにつきましては,建築から48年が経過しており,新耐震基準も満たしておらず,消防法による立入検査において複数の事項について指導を受けております。  続きまして,Bの選手管理エリアでございます。ここでは,3つの項目について課題が抽出されております。  まず,新選手宿舎と呼ばれる建物については,建築から22年以上が経過しており,設備等の形式が古いことから,故障等発生した場合において交換部品等の調達ができない可能性が高く,最悪の場合,本場開催ができないという大きなリスクを抱えているというものでございます。  2点目といたしましては,旧選手宿舎等が入っている建物につきましては,昭和47年の建築であり,屋上防水の劣化や電気設備の老朽化による漏電等のリスクが大きく,新耐震基準もクリアしていないというものでございます。  3点目といたしましては,選手宿舎と管理棟の連結部分の選手控室についてでございます。当該建物はプレハブ等を連結させている状態であることから,快適性と安全性の面において整備が必要であるというものになっております。  続きまして,Cの競争路,バンクでございますが,小松島競輪場のバンクは,平成4年に行われた全面改修から30年近く経過しており,本年7月の小松島記念競輪において,大量の落車が発生したことから,早期の改修が必要であるとされております。  次に,(3)のサービス関係についてでございます。3ページ下段をごらんください。ここでは,主に4点について改善が必要であるとされております。1点目といたしましては西スタンドの特別観覧席のバリューアップ,2点目といたしましてサイクルシアターの運用見直しによる集約化,3点目といたしましては食堂等の移転を含めた集約化,4点目といたしましてはポンスターランドの利用促進のための環境づくりとなっております。  以上が小松島競輪場の現状分析により抽出された主な課題となっております。  続きまして,前段の作業で抽出された課題を整理したものが4ページに記載させていただいております。今後は,これらの6つのカテゴリーにおける課題を解決しながら,施設整備を進めることになります。  まず,1)の快適な観戦環境を構築するための施設整備の必要性ということで,メーンスタンドにつきましては,施設の老朽化と耐震性の問題が早急に建てかえが必要であるということが上げられており,入場門の集約化も必要であるとされております。  続きまして,2)の競輪開催のための機能の再整備ということで,整備期間中における自場での開催ができない期間を短縮するため,仮設による審判棟設置を検討すべきであるとされております。  続いて,3)のサービス施設の適正な配置ということで,近隣からの来訪が期待できる施設誘致が必要であるというものでございます。  続きまして,4)のミッドナイト競輪実施と照明設備の有効活用ということで,収益向上ため,ミッドナイト競輪の自場での開催が必要であるとされております。  続いて,5)の選手管理棟,選手宿舎の整備でございますが,将来的に選手数とレース数の増加が見込まれるガールズ競輪を自場で開催するため,女子選手の受け入れ体制の整備が必要であるとされております。  最後に,6)の地域に貢献できる施設活用の検討ということで,場内に市民活動の場を設けることでありますとか地域の防災拠点としての位置づけでありますとかクリーンエネルギーの推進拠点等について検討が必要であるとされております。  以上が前段で抽出された課題を整理したものでございます。  続きまして,5ページをごらんください。3の収支見通しであります財政収支シミュレーションでございます。平成40年度までの財政収支シミュレーションを行ったものが最後のページに添付しております資料1の表でございます。この財政収支シミュレーションによりますと,現在の体制のまま競輪事業を継続した場合,平成33年度までは毎年1億円から2億円の黒字となり,平成33年度末の施設整備等の積立金は19億円となりますが,平成34年度以降,黒字幅は減少を続け,平成40年度には約2,000万円までに落ち込むことと試算されております。  再度,5ページをごらんください。当該シミュレーションには施設整備等施設整備費投票機器等の更新費は見込んでいないため,改善費経費についても,抜本的な見直しが必要であるとされておりますことから,各種委託業務を初めとした経費の削減と集約化が可能となる包括民間委託を視野に入れて検討すべきであるとされております。また,現在,委託している各委託業務等の集約化が可能となる包括委託を行った場合に削減される経費については,最大で年間約1億円になると試算されております。
     続きまして,4の施設整備の方針の検討でございます。5ページの中段をごらんください。ここでは,施設整備についての方向性を検討しております。  (1)の整備コンセプトの検討ということで,現在の施設が老朽化しており,収容能力が課題となっている状態であるため,今後も引き続き,モーニング競輪を開催し,ミッドナイト競輪での自場での開催を進めていくと仮定した場合,入場数の増加は見込めないことから,発売形態に対応した施設の整備が必要であるとされており,老朽化施設の撤去と再整備を行うことにより,サービス機能と運営機能の集約化により,コンパクトな運営をしていくことが望ましいとされております。  また,整理を行う際のコンセプトといたしまして,3つの柱で進めていくとされております。1点目といたしましては,小松島競輪場が海に面していることを前面に押し出した潮風と海を感じる競輪場,2点目は,ワンストップで楽しむことのできる競輪場,3点目は,地域交流,防災拠点としての競輪場,以上の3つの点をコンセプトとしていくこととしております。  続きまして,(2)の既存建物についての整理と活用方針の方向性(案)といたしまして,主に7点挙げさせていただいております。  1点目がメーンスタンドの老朽化施設の撤去,再整備。目的,各施設に目的別に役割を持たせるというものでございます。  2点目といたしましては,選手控室とガールズ競輪のための旧選手宿舎を撤去し,女子選手の受け入れの再整備というものでございます。  3点目,4点目といたしましては,バンクでございます。バンクにつきましては,専門家の知見により,表層のみを改修し,外周防護柵についても,メッシュフェンスを検討すべきであるというものでございます。  5点目といたしまして,照明装置を設置する場合は,消費電力と環境の面からLED照明が望ましいというものでございます。  6点目及び7点目といたしましては,ポンスターランドを公園として再整備を行い,駐車場についても1台当たりの駐車面積を拡大するというものでございます。  以上が現時点での施設整備調査業務に係る中間報告となっております。  競輪局といたしましては,先ほどお示しいたしました財政収支シミュレーションにおいて,平成33年度以降,黒字額が1億円を割り込むことにより,施設整備等整備基金への積み立てが頭打ちとなること,メーンスタンドを含めた施設についても,安全性等の面から早期改修が急がれていること等を踏まえますと,市財政への早期の繰り出し再開と競輪事業継続に伴うリスクヘッジの両立が可能となる民間への包括業務委託を平成31年度から行う方向で考えております。  続きまして,平成31年度以降の包括委託についてという分でございます。これについて御説明させていただきます。  まず,1ページ目をお開きください。競輪事業は施行,JKA,選手会,民間の事業の4により運営を行っております。各自が行う主な事務及び業務の内容につきましては,1ページ目下段と2ページ目に記載しております内容となっております。  それでは,3ページ目をごらんください。包括委託とはということで,包括委託の内容について記載させていただいておりますが,要点を申し上げますと,近年,全国的に競輪事業の売り上げが低迷しており,競輪事業自体の廃止を検討する自治体もある中で,創意工夫のあるサービスの提供と開催に係る経費削減ということを目的として,法律で定められている競技に関する事務以外の開催業務を民間事業へ一括して委託するというものでございます。現在,全国43場の競輪場の中で,19場が包括委託により競輪事業を運営しており,一定の成果を上げております。  なお,包括委託を図化としたものが3ページの下段でございます。現在の体制が左のようなイメージとなり,包括後は右のような体制となります。仮に包括した場合,施行は開催日程の調整等に特化し,受託事業は民間のノウハウにより委託業務等の削減と集約化により,競輪事業全体の効率化を図るというものでございます。  続きまして,4ページをごらんください。この包括委託には,メリットがある一方で,デメリットもございます。現在,小松島競輪場において考えられるデメリットにつきましては,主に2点ございます。その内容につきましては,中段に記載させていただいております。まず,1点目といたしましては,施行,いわゆる実際には定期的な人事異動もございます。それによるノウハウの希薄化という点でございます。しかしながら,これにつきましては,人事異動により,全ての職員が入れかわるということは想定しておりませんので,日ごろから事務及び情報の共有化と相互の連携により,クリアできるものと考えております。2点目は,受託事業との契約満了時における業務の継続性でございます。包括委託することにより,経営のノウハウが受託事業へ移ってしまう部分が少なからずあるということから,契約満了時において事業が変更になった場合,特に4月の本場開催においては,スムーズな開催運営が担保できるかどうかという部分について懸念されるところでございます。しかしながら,競輪開催業務の本線の部分,要するに大まかなレールについては,他の43場においても大きく変わりはないことから,仮に事業が変更になった場合においても,その受託する事業の持つノウハウと施行がカバーできる部分があり,十分に解決できると考えております。  また,このようなデメリットをカバーできる体制を事前に整えるという観点から,包括委託に係る受託事業の選定について重視する項目を4ページ下段に記載しております。  なお,こちらにつきましては,全国の包括委託場への聞き取り調査をベースにして小松島競輪場に適合するものに変更しております。  続きまして,5ページをごらんください。こちらについては,冒頭で申し上げました,既に包括委託している19場の包括状況について記載しているものとなっております。  なお,委託料につきましては,2億1,900万円から12億8,400万円と非常に幅がありますが,これは売り上げの規模や契約の形態が各場によって異なるというものでございます。また,19場のうち,6割以上の場が5年以上の長期契約により包括している状況となっております。考えられる理由といたしましては,単年度契約の場合,効率的な施設運営や効果的な補修整備を行うための将来的な見通しを立てにくい点があるなど,長期的な視点での取り組みについて自由度に制限が出てくるためであると思われます。  続きまして,6ページをお願いいたします。ここでは包括委託の契約形態について御説明させていただきます。包括委託する場合の契約形態は大きく4タイプに分類されます。  1つ目といたしまして,定額型と呼ばれるタイプで,本場,場外開催関係なく,あらかじめ委託業務委託料の上限を設定するため,売り上げが低迷した場合のリスクについては,現在の状況と変わりがないことから,余り包括委託の効果はないものと考えられます。  2つ目といたしまして,定率型と呼ばれるもので,あらかじめ車券売り上げに対する料率を設定した上で,売り上げ実績に伴い,受託事業の委託料が決まるというものになっております。  3つ目といたしまして,1つ目と2つ目を掛け合わせた,本場定額型,場外定率型,またはその逆となるもので,本場と場外をセパレートで考える手法となります。  4つ目といたしましては,7ページにございます収益保証型と呼ばれるもので,先に施行の取り分を決めておく方式となります。この契約形態の最大のメリットは市財政に対し,安定した繰り出しが可能となる点でございます。現在,包括委託している19場のうち8場がこの収益保証型を選択しております。  なお,当該契約形態における収益配分は,受託事業への委託料等の収支については7ページ下段の図のようなイメージとなります。  続きまして,8ページをごらんください。ここでは,今後,包括委託導入選択の有無にかかわらず,現状の課題として考えられるものを3点挙げています。  1点目は,中間報告において,コンサルタントからも指摘されております施設の老朽化,特にメーンスタンドが消防法による不適合建築物として指導を受けていることから,今後も引き続き営業を継続していくためには,平成31年度中に何らかの措置が必要であるという点でございます。メーンスタンドが使用不能となった場合は実質的に自場の開催ができない状態となります。  2点目は,トータリゼータ・システムを含めた投票機器の更新費用の問題でございます。  3点目が各施設の老朽化に伴う施設修繕による支出が今後も継続するという問題でございます。  この3点が考えられますが,この課題に関しましては,包括委託を選択した場合には早急な対応が可能となるものと考えております。  続きまして,最後の9ページをごらんください。仮に来年4月1日から包括委託をする場合のスケジュールとなっております。  以上が競輪包括委託についての説明でございます。 ◎ 池渕委員長  以上で,報告は終了いたしました。  ただいまの報告に対して,何か御質問,御質疑等ございませんか。 ◎ 安平委員  最初の方で平成29年度の売り上げが好調に上がっていますよというお話がございまして,後ろの方にいくと平成33年度から利益が2,000万円で横ばいになりますよというのが何かちぐはぐのような気がするのですけど,今,競輪の全体の売り上げが6,000億円ぐらいでもうずっと下がってきているのかなという予測というか,気はしているのですけど,それなのに下がらずに平成33年からずっと横ばいでいけるのですか。 ◯ 尾山競輪局長  この最後に,資料1に掲載させていただいておりますシミュレーションでございますが,基本的に記念競輪,本市の売り上げ収益のほぼ80%近くになるかと思うのですが,それに関しましては,毎年約3%ずつ減少していくという想定をしております。あとのFI普通については現状維持,ただFIに関しましては,3年に1度の西日本カップが開催できることから,3年に1回売り上げを上げているというようなシミュレーションでございます。 ◎ 安平委員  だから,どうしたのですか。僕が聞きたいのは,そのまま平成33年から2,000万円ずつ黒字がずっと続きますという話でしょう。これは本当に続くのと聞いている。だから,記念競輪は60億円を生むんでないですか。ほれの3%下がったら,1億8,000万円下がっていくのです,毎年毎年。でしょう。ほれが10年続けたら,18億円下がるのですよ。だけど,ちゃんと利益は2,000万円ずつ残しますという御説明やから,ほんなんできるのですかと聞いているだけの話なのですよ。この辺のをお答えください。 ◯ 坂東統括監  安平委員よりは全体のことで聞かれたのが第一だと思う。そしてまた,ほんで後に小松島競輪場ではそれでいけるのというふうな形の中の御質問の中で答えさせていただきます。  全体では確かに6,000億円の中でずっと横ばい状態,上がっても1.何倍というふうな形になっておりますけれども,この1.何倍としているのはミッドナイト競輪場全体で申しますと,ミッドナイト競輪場がふえてきて,その収入を上げているというふうな分でございます。そしてまた,私どもの方の小松島競輪局といたしましては,この2年前よりミッドナイト競輪,そしてプラスアルファでモーニング競輪というふうな形の中で全体の収入を上げております。現在,きょうからもモーニング競輪が始まっておりますけれども,以前では普通開催において1日に1,500万円から2,000万円というふうな形の中で,1回開催したら1億円以上の赤字が出るというふうな形になっておりますけれども,モーニング競輪でもきょう1日だけでも既にもう今,5,000万円,先ほど終わっておりますけれども,終わる前にしていたら,1日だけでも5,000万円以上の売り上げを上げて,大体1億5,000万円以上のモーニング競輪としてFIIで今,全国の中でも大きく売っております。  そして,先ほど局長が言いましたように,確かに記念競輪というふうなのが大分減少しております。昔は,ちょっと前までは60億円というふうな中でしていますけども,多分,来年は50億円ぐらいになるでしょう。ただ,10億円下がったとしても,もし今後,ミッドナイト競輪,そしてまたモーニング競輪。ミッドナイト競輪は間違いのないように現在の方で言わさせていただきますと,高知競輪場で今は開催させていただくことによって,こういうふうになっております。ほれで,上期で2回,下期で2回というふうに計4回させていただいておりますけれども,そういうふうな中で収入の維持を図っております。それで,この分に関しましては,あと収益の方にいたしまして,今後,競輪局自体もほかのところの営業形態,そしてまたサテライトへの営業,車券の売り上げの依頼,そしてそういうふうな中で現在考えております。そして,ここ二,三年とか,平成35年と,これから東京オリンピックが始まりまして,250競輪とか中に入ってきますけれども,売り上げに関しましては,この書いてある,現在のやり方でやれば,この数字でほぼ間違いないと確信しております。 ◎ 安平委員  答えを言うね。僕は平成33年からずっとそうなるというのは,包括委託をして,順調に動き始めて,利益としたら下がるかもしれないけれども,一括包括として10年間ずっとやっているから,一定の金額を利益が上がっていきますという答えなのかなと僕は思っているわけですよ。そういう答えがほしい。だから,包括委託するということはそういうことでしょう。そういうことでしょう。だから,ほれで平成33年からずっと,こういう線にずっとなっていくのですよと,そういう答えを僕は思っていたのに全然違うお話しされているから,こないなったということです。  包括委託の中で,これ,発券から機械だから維持修理とかあるけど,建物の維持管理というのも項目があったけど,これを今あるものをつくり直すとかいうのは包括できんのですか。前もこれ,聞いたけど,俺。できませんと言われておったけど,これはできんのですか。 ◯ 西田競輪局次長  いわゆる言うたら,PFI方式のことをおっしゃられているかとは思うのですけれども,競輪事業自体,PFIというのはなじまない事業と言われております。基本的に公設民営の場合,公設民営方式をPFIというかと思うのですけれども,競輪事業はサービス業でありますので,実際にその民の資本で整備をするという方式もあることはあります。まだ調査業務自体が終了しておりませんので,現在わかっていることといたしましては,管理,運営の部分については,包括業務が望ましいというような事業の見解でございますので,施設整備の部分につきましては,今後,調査が進み次第,また競輪局で検討していきたいというふうに考えております。 ◎ 安平委員  もう何年も前からこんな話ししているわけですよ。だから,そういう答えなのだけど,それをどないか変えていきませんかという話なのですよ。だから,そのPFIになじみません。公営でやるのだから,PFIはなじまんのだと,なら,PFIは何でできたのや。学校をつくるのに官のものだから官がつくらなあかんと。だけど,PFIでつくるやない。ポンプ場でも葬祭場でもどんなものでもPFIはつくるのだよ,時代がそうやって流れているやないか。だから,今はそう思うていても,そういうふうになっていくのでないのですかという話。そういうふうになるのだったら,全国なかったって,1番目に小松島がやったらええ。それだけの話を僕はしている。  だから,それを最初からノーで否定してしまうのじゃなくて,一歩前へ出て,そういうやり方がどうやったらできるのだと考えて,このメリットはごっつい大きいよ。今10億円ある基金をそのまま残してしまうよ。民間が全部メーンスタンドから始まって,全部施設を建て直してくれたらさ。いろんなことまで,建てて,管理してくれるという業者さんがおったら,すごいメリットあるよということを僕は言いたいだけ。だから,そんなのも探して,そういうのも,やり方も調査していただいたらなと思いますのでね。それを十分検討してやっていただけたらなと思いますわ。それが絶対小松島市のためだと思いますので,要望しておきます。 ◎ 池渕委員長  小休いたします。                        [休憩 午後 1時55分]                        [再開 午後 2時05分] ◎ 池渕委員長  再開いたします。 ◎ 宮崎委員  1年間の競輪の開催,オープンというのはもう一定に決められておる関係で,もちろん工事が始まれば,本場開催はもちろん無理ということで,その中で他に,ほかによるレースを打ってもらうと。そうなれば,あと残された,いわゆる場外売り場,これに対してどうするかということで,お客さんとか従事員がもうこの間やめておくのかとかいう心配をしておりますもので,改めて聞くわけなのですけど,恐らくこれも残しながら工事が始まると思うのです。となれば,どういう形の中で場外を売るように計画されておるのですか。 ◯ 尾山競輪局長  先ほど,中間報告の中でも御説明させていただきましたが,西スタンドのバリューアップということで,西スタンドでトータリゼータの移設でありますとか,車券売り場の移設等々も検討して場外発売ができるような体制をとっていくことは必要であるというふうに考えております。 ◎ 宮崎委員  ということは,4階のビルが建っておるね,ここで全てやるわけですか。 ◯ 尾山競輪局長  場外車券の発売とかトータリゼーターの移設は,今おっしゃる4階の西スタンドで行うことは考えている方法でございます。 ◎ 宮崎委員  ということは,今売っているところももちろんメーンスタンドの建物も両方をめいでしまうということやね。 ◯ 尾山競輪局長  先ほども御説明させていただきましたが,当然,メーンスタンドは老朽化している建物でございますから,取り壊し等々も,もしくは消防法による立入禁止区域というふうなことも考えられますので,それの対処方法として,西スタンドの有効活用というふうに考えております。 ◎ 宮崎委員  ということは,今売っている前の売り場,第1売り場というのかな,これの建物はどうするの。今売っている第1売り場よ。第1発売。 ◯ 尾山競輪局長  それも撤去という方向で考えております。 ◎ 宮崎委員  ということは,もうあくまでも4階の中の主に1階を利用しての場外売り場をやっていくと,そういう方法でいいわけですね。はい,わかりました。 ◎ 池渕委員長  ほかに御意見等ございませんか。                         (「なし」と言うあり) ◎ 池渕委員長  なければ,じゃ,私から言いますけど,市長にちょっと確認するのですけども,こちらの方,平成31年度以降,4月から包括委託すると,この方針決定で,確認ですけど,間違いございませんか。 ◯ 濱田市長  担当課の方からそういうふうなので,最終の報告を受けて,議会に承認をしていただいて,ほんで私としては早い段階でしていきたいと考えております。 ◎ 池渕委員長  それでは,4月からいく方向性でいきたいというお話でございますので,担当課にお聞きしますけども,ちょっと特別委員会でも言うたのですけれども,12月の段階でこの業者さんの中間報告を見て,競輪局での方針決定ですね,包括委託するというのであれば,この包括委託の方式に応じた財政シミュレーションというのはいつ立てられて,いつ議会に報告をするというめどを立てていらっしゃるんでしょうか。 ◯ 尾山競輪局長  先日の特別委員会の中で,同様の御質問があったと。 ◎ 池渕委員長  いや,ないですよ。同様の質問をしていません。 ◯ 尾山競輪局長  4月からの包括委託ということの点で御質問はあったかと思いますが,現実的に私どもといたしましても,かなりタイトなスケジュールであるということは意識というか,感じております。ただ,あくまでこの中では4月1日からする案ということで,必ず1日からということではございませんで,当然,この委員さんがおっしゃるように,財政シミュレーションであるとかプロポーザルをする仕様書の作成等々もまだ今現時点において作成できておりません。そういったことで,先ほど市長も御答弁されましたが,なるべく早い時期ということで,4月1日からの包括委託が可能となっているのは,かなり厳しい状況にあるということで御理解いただきたいと思います。 ◎ 池渕委員長  その旨はよくわかるのですけども,質問させていただきよんは,このパターンがある中で,どのパターンか選択される根拠が我々も必要になってくるのです。そのための包括委託だったら,こういう財政シミュレーションになりますという提示はいつ出してくれるのですかという話です。 ◯ 尾山競輪局長  その件に関しましては,来年2月末,もしくは3月までには仕様書の方向性を吟味いたしまして,議会への報告をさせていただきたいというふうに考えております。 ◎ 池渕委員長  じゃ,今のお話だったら,2月末というところを1つの目途にというふうに受け取っておきます。  先ほどの局長の説明の中で,8ページ,課題が1,2,3とありますけども,御説明の中では包括委託することにより,この課題が速やかに解決するとおっしゃった。これはなぜですか。
    ◯ 尾山競輪局長  包括委託の課題の中で,今の施設云々の,先ほど申しました消防法の立ち入り区域の制限でありますとかバンクの補修とか,いろいろな課題がございます。それに関して,包括委託会社にそこら辺の管理運営業務も任せることによって,早期の補修,改善が図られるということでの説明をさせていただいたつもりです。 ◎ 池渕委員長  ちょっと意味がわからんのですけど,ちょっと今の待ってくださいよ。今ので間違いないのですか。いや,例えば,ほな課題1でいいけど,包括委託することによって速やかにできると,包括委託会社にこれを修繕させるのですか。今の説明だったら,そういうふうにも受け取れますけど。 ◯ 尾山競輪局長  先ほども説明させていただきましたが,包括業務の中にそのことを盛り込むか盛り込まないかということで,盛り込んだ場合には課題が解決できるかなというふうな意味で説明させていただいたということで。 ◎ 池渕委員長  だったら,包括委託することによって速やかに課題解決するという文面の御説明は通らんの違うのですか。まだだって,その方式もその主体も決まっていないのでしょう。いかがですか。 ◯ 尾山競輪局長  おっしゃるとおりでございます。ちょっと私が,説明が先走ったのかなということで修正させていただきたいと思います。 ◯ 坂東統括監  その関連のいろいろな関連課題のことについて,いろいろな包括委託したらいいのではないかというふうな中で,ちょっと補足なりをさせていただきたいと思っております。  包括委託をまだその前に,現在,私どもも半包括というか,今,機器の補修とかそういうふうな分の部分的なものの委託は現在,今やっております。そうでないと,5人から7人の職員ではまず難しいと。ほいで,この包括委託をすることによって,この競輪事業をよくわかるように言ったら,一緒にすることによって,向こうの職員も一緒に使えると。そいで,向こうの移動機器,移動するときに関しましても,結構な労力を使う。しかしながら,私ども職員の方も任された,先ほど宮崎委員もおっしゃいましたように,場外の販売とか,そしていろいろなことについてせないかんと,そういうふうな中で,とても今の人数では賄い切れないというのが状況でございます。そうして,包括委託をすることによって,そういうふうなところ,先ほど,今,局長も申しましたように,契約の中で入れることによって,事業自体を一緒に,スムーズに,スピーディーに,速くやっていけれる。ひいては来場していただけるファンの皆さんに御迷惑をおかけしないというふうな中で,競輪局といたしましては,将来的な展望の中で包括委託をするべきだ。当然,市の人口も減りの,そしてまた職員数も減ってくる,今後のことも見据えまして,そういうふうな中で包括委託というふうなのも考えておりますので,御理解願いたいと思います。 ◎ 池渕委員長  決して,その包括委託に否定的な意見ではないのです。その方向性で持っていかなければならないなと考え方を持っておるのですけど,その具体的なやり方,手法と,我々はぜひともそれを行ったときの財政のシミュレーション,将来に向けて,このような運営方式になるというところを見せていただいて,理解をしていきたいと思いますので,あわせもって,ここでお願いしておきますので,よろしくお願いします。  ほかに御意見等ございませんか。                         (「なし」と言うあり) ◎ 池渕委員長  それでは,特にないようでございますので,競輪局の報告に対する質問は終らせていただきます。次に,その他所管事項で,産業建設関係について,委員の皆様から何かございませんか。 ◎ 北野委員  水道管の設置工事の消費税の返還について,お尋ねをしたいと思います。  8月27日の説明によりますと,対象件数は5,554件でありました。この通知は10月の末に送付したと聞いておりますが,現在までの事務処理状況について,お聞きいたします。 ◯ 岩永水道課長  対象件数5,554件について,郵送料の削減等のために,名寄せとか市の職員については手渡し等をして郵送件数をできるだけ絞りまして,10月末までに3,399件について郵送をさせていただきました。返信の状況につきましては,12月7日現在で返信のあった件数が1,854件,うち口座希望件数につきましては930件,相殺希望件数が914件,それから文書による辞退申し出件数というのが10件となっておりまして,郵送件数のうち54.5%ぐらいが返送されてきている状態でございます。 ◎ 北野委員  これは対象ですね。その返還の方法ですね。返還の方法は,振り込み,または水道料と相殺することにするということでございますけど,これはいつするわけですか。 ◯ 岩永水道課長  対象の方の通知にも記載はしておりますが,一旦締め切りを12月末までとさせていただいておりまして,12月末までに返信が確認できた分につきましては,1月末に振り込み,または1月使用料,2月請求分になりますが,その分と相殺することとしておりまして,現在,作業を進めております。12月末以降に到着した分につきましては,その到着月の月末で一旦取りまとめをさせていただきまして,その翌月末に還付することとしております。 ◎ 北野委員  返信があった件数は1,854件。たくさん不着で返ってきたと思うのですけど,この返ってきた不着分,今後,どのように対応していくのか,お聞かせください。 ◯ 岩永水道課長  宛先不明等によって,相手に着かずに返送された件数は12月7日現在で約1割の340件となっております。返送されてきた分につきましては,料金システムであるとかマッピングシステムとか検針員からの情報とか,あと直接訪問するなど,水道課で所有している情報で,現在新たな送付先の特定を行っておりまして,その返送された340件のうち半数の178件については,再送付できております。まだ現在も確認作業は進めておる状態ではあるのですが,それでも特定できない分につきましては,対象とかその関係からの連絡等を待っているというところもありまして,適正に保管しまして,12月5日の広報にも載せていただきましたが,広報等で周知等に努めていきたいと考えております。  まだ,また最終的にどうしても還付する先が特定できないといったような状態になった場合には,対象の不利益となってしまいますので,個人情報保護等には十分配慮しながら,可能な限りで住基情報の閲覧とか法務局での法人情報の確認とか,そういうところも検討しながら進めていきたいと今のところ考えております。 ◎ 北野委員  はい,ありがとうございました。できるだけ多くの方に還付できるようにしていただきたいと思います。終わります。 ◎ 井村委員  関連してなのですけど,その送って返ってこない,多分,私もそうなのかもわからんけど,来ていたように思うのですけど,それぐらいだったらもういいわ,その金額を見て,その手続する手間を考えたらもういいわという,考える,私もそれに入るかもわからんけど,おいでて,この数と思うのですよ。それは何かよく解決するまでいくのですか。ある程度のところでぴしゃっと切るのですか。そこらの考え方を教えてください。 ◯ 岩永水道課長  一応,今,不着していない分に関してはそれぞれ到着していて,そういう方もいらっしゃるという見解にはなるのですけども,うちの方としても一応,法律上は20年間保管という形になってきてしまいますので,できるだけ返還をしていただくように,電話等でもそのような意見をいただくことがあるのです,もう送らない方向でという意見もあるのですけれども,その場合にはそういうことをお話しさせていただいて,できるだけ送ってくださいという形でうちの方はお願いはしているところでございます。 ◎ 井村委員  ここ,今,北野さんの話を聞きながら,多分,その手間,職員の人件費と手間と郵送料を考えよったら,ここ,1回で手続するにはそれで金額で済むのだろうけど,多分ずっと残って,残って,残っていくのだったら,多分余分に経費が要るのだろうなと思ったので,聞かせていただきました。 ◎ 池渕委員長  ほかに,所管事項で何かございませんか。                         (「なし」と言うあり) ◎ 池渕委員長  以上で,産業建設関係所管事項については,終了いたしました。  この後,休憩を挟み,再開後に議案に対する討論,採決を行いますので,休憩中に関係部長等に入室していただきます。  小休いたします。                        [休憩 午後 2時24分]                        [再開 午後 2時27分] ◎ 池渕委員長  再開いたします。  これより,議案第78号から議案第84号までに対する討論に入ります。  討論はございませんか。                         (「なし」と言うあり) ◎ 池渕委員長  討論なしと認めます。  よって,討論を終結いたします。  これより,採決いたします。  まず,議案第78号 平成30年度小松島一般会計補正予算(第3号)についてを挙手により採決いたします。  議案第78号について,原案のとおり決することに賛成の委員の挙手を求めます。                            [挙手全員] ◎ 池渕委員長  挙手全員であります。  よって,議案第78号については,可決すべきものと決しました。  次に,議案第79号 平成30年度小松島競輪事業特別会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第79号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言うあり) ◎ 池渕委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第79号については,可決すべきものと決しました。  次に,議案第80号 平成30年度小松島後期高齢医療特別会計補正予算(第1号),議案第81号 平成30年度小松島国民健康保険特別会計補正予算(第2号),議案第82号 平成30年度小松島介護保険特別会計補正予算(第1号),以上3件についてを一括採決いたします。  お諮りいたします。  議案第80号から議案第82号までについて,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言うあり) ◎ 池渕委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第80号から議案第82号までについては,いずれも可決すべきものと決しました。  次に,議案第83号 平成30年度小松島公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第83号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言うあり) ◎ 池渕委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第83号については,可決すべきものと決しました。  次に,議案第84号 平成30年度小松島水道事業会計補正予算(第2号)についてを挙手により採決いたします。  議案第84号について,原案のとおり決することに賛成の委員の挙手を求めます。                            [挙手全員] ◎ 池渕委員長  挙手全員であります。  よって,議案第84号については,可決すべきものと決しました。  以上で,本委員会に付託されました事件は全て議了いたしました。  閉会に当たり,市長より御挨拶があります。 ◯ 濱田市長  本委員会に付託されました議案につきまして,原案どおりお認めいただきましてありがとうございます。委員各位からは貴重な御意見,御提言をいただいたところでございます。17日の散会日におきましてもお認めいただきますよう,よろしくお願い申し上げます。本日はお世話になり,ありがとうございました。 ◎ 池渕委員長  これをもって,予算決算常任委員会を閉会いたします。                        [閉会 午後 2時30分] Copyright (C) 2005 Komatsushima City Assembly, All Rights Reserved....