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平成30年予算決算常任委員会 本文 2018-03-16

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  1. 小松島市議会 2018-03-16
    平成30年予算決算常任委員会 本文 2018-03-16


    取得元: 小松島市議会公式サイト
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    2018年03月16日:平成30年予算決算常任委員会 本文                        [開会 午前 10時00分] ◎ 井村委員長  これより本日の会議に入ります。本日は,昨日に引き続き総務部の部局別審査を行った後,市民環境部部局別審査を行います。  議事の進行状況によっては,会議時間を延長する場合がございますので,あらかじめ御了承いただきたいと存じます。  日程表により,総務部より説明願います。説明の順序等については,部長に一任いたしますので,各課の担当者は部長の指示により説明を願います。説明はきのうの内容でお願いいたします。 ◯ 豊栖総務部長  それでは,きのうの続きということで,危機管理課より説明を申し上げます。                        [危機管理課より議案説明] ◎ 井村委員長  以上で,危機管理課の説明は終わりました。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  276ページのバッテリー交換ですけど,これはここのやつだけですか,それともほかのもあるのですか。 ◯ 橋本危機管理課長  行政無線バッテリー交換の716万1,000円でございます。 ◎ 吉見委員  ここのですか。 ◯ 橋本危機管理課長  そうですね,全部です。 ◎ 吉見委員
     274ページの総合訓練ですけど,去年までは70万円だったのがことしは100万円になってるのですけど,どないか変えるのですか。 ◯ 橋本危機管理課長  一般質問でもあったように,内容的には今年度北小松島小学校でした内容とそんなに変える予定ではございません。ただ,業者等の見積もり等の中で,人件費等が高騰しているということで,一応金額が少し上がっている状況でございます。 ◎ 吉見委員  それは見積もりですか,それとも入札をこれからするつもりですか。 ◯ 橋本危機管理課長     今後,入札して実施する予定でございます。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。 ◎ 池渕委員  今の関連でちょっと聞きたいのですけど,100万円というのが具体的にどんな内訳の内容か教えてもらえませんか。 ◯ 橋本危機管理課長  会場におけるテントとか椅子とか,あと体育館等養生シートとか,そういう形です。 ◎ 池渕委員  例えばテント何張りとか個数も含めてちょっと教えてください。 ◯ 橋本危機管理課長  昨年と同規模の数量であれば,お答えいたします。  長机で60卓,椅子で110脚,看板等で23台,テントで大小あるのですけれども6張り,音響設備で一式,イベント用のごみ箱で2セット,ライン引きで1基,コーンバーで16本,カラーコーンで20個,展示パネルで26枚,体育館養生で一式,あとは搬入搬出運搬費とか設営撤去費等でございます。 ◎ 池渕委員  何でそんなことを聞くかというと,何というのですか,基本的に訓練をするに当たっての設営も訓練という考え方は持てると思うのですよ。もちろんテントだって野営で張るテントはあるのですから,ましてや別に和田島町をとって言うわけではないのだけど,和田島町で自主防災を訓練されよる方で,自主的に自分らでテントを張って,椅子も準備して,炊き出しもお世話しというわけではない。ほなけど,他に行くよりは限られて自分のところでできる範囲のものはやっぱりできるようにお手伝いをしてもらって,その分活動にこの負担のお金をお渡しすると,活動の助成に充ててもらうというようなそんな工夫のやり方も1つ考えてみたらどうかなと思いましたので,これは意見として申し述べさせていただきますので,また考えてみてください。  それと,ウエブ版のハザードマップは県の方はシミュレーションで出しているのと,何か違いがあるオリジナルのものを出すのですか。何というのですか,あれをそのままするべきものなのか,そのあたりを教えてください。 ◯ 橋本危機管理課長  現在,先ほどもちょっと御説明させていただいたように,高さに備えるマップということで,現在ホームページ上で公開はしております。その公開しているものは,津波の想定に関しては,先ほども申しましたように,浸水深という形であげている状況なので,基準水位という形で,これは津波の防災地域づくり法の改正に伴って,基準水位で想定したマップを作成していかなければならないということです。                   (「県と同じかどうかと尋ねている」と言う者あり) ◯ 橋本危機管理課長  済みません,県と同様の同じような形で法に基づいた形の改正でございます。 ◯ 豊栖総務部長  もう一点ですけども,浸水深とそれと基準水位の違いなのですけども,浸水深というのはいわゆる津波が来たときに浸水する水位の深さという表示でございます。標準水位というのは,津波が押し寄せてきたときに建物等にぶつかってはね上がりの部分を含めた高さということになってございまして,法の改正によりまして,そのはね上がりも含めた分の表示でちゃんと水位を表示するというふうに変わったことに対応してのものでございます。 ◎ 安平委員  先ほどの説明をもう一回聞かせてほしいのですけど,今の関連ですけど,説明のときに言われておった,地方交付税措置というか,75%とかその前に何か言われていた数字が何ぼとか,もう一回教えてください。 ◯ 橋本危機管理課長  財政措置として緊急防災減災事業債の充当率が100%でございます。それで,交付税の措置率が70%です。 ◯ 豊栖総務部長  Jアラート新型受信機導入事業費として365万1,000円ということで計上させていただいております。先ほど申し上げました防災減災事業債の方で100%ということで,10万円未満は切り捨てとなりますので,360万円を市債として計上させていただいていると。防災減災事業債として360万円の借り入れをするということを予算計上させていただいているということでございます。  これにつきましては,先ほど申し上げましたように,交付税で70%措置ということで,今年度に元利償還を払っていく段階で交付税の基準財政需要額の中に金額を見込んでいただけるということで,交付税に財源がついてくるということでございます。 ◎ 安平委員  言っていることはわかるのだけど,それなら実際Jアラートが365万1,000円,実際市は何ぼ払うのですか。最初に説明した100%というのは,これを買うに当たって借金をしてもよろしいよ,100%借金をしてもよろしいよという許可でしょう。そういうことでしょう。だから100%市債で360万円借金をして,その100%近い借金をして買います。その後のフォローとして国の方から交付税措置として7割戻ってくるということだから,この360万円の30%は市が出さなければいけないお金ということで考えてよろしいのですか。 ◯ 橋本危機管理課長  おっしゃられたとおり,3割の分が市の負担という形になります。 ◎ 安平委員  わかりました。それでもう1つ聞きたいのは,こういうソフト面のお話で600何万円もそうだけど,事業で約700万円とかいうのもほとんどソフトですよね。ハードの計画とかそういうのは計画されてないのですか。 ◯ 橋本危機管理課長  この平成30年度におきましては現在ではハード的な事業という形ではございません。 ◎ 安平委員  いろんなところでまた防災減災というところでは,またハード面でもいろんな所がまだやらなければならないような所がいっぱい残っていると思うのです。それも早目に計画して,どんどんやっていただきたいと。国の方もどんどん緊急防災も縮小していく可能性がありますので,90何パーセントの補助金が出てくるような事業があるうちに,できるだけ早目にやられた方がいいのかなと思いますので,よろしくお願いしたいと思います。 ◎ 出口委員  今の関連ですけれども,Jアラート新型受信機と書いてあるけど,済みません,教えてください。これは今の受信機というのは,いつつけたのですか。 ◯ 橋本危機管理課長  平成25年度でございます。 ◎ 出口委員  まだ4年しかたってないね。電池が切れるというならまだ話はわかるのだけど。 ◯ 橋本危機管理課長  済みません,訂正いたします。行政無線は平成25年度に整備をしたのですけども,Jアラートの現行の受信機に関しては,ちょっと年数というのは上に行って調べてみないとわかりません。平成25年より前段階で導入しております。ただちょっと年数については現在,資料等がないので,わかりません。 ◎ 出口委員  何か交付税措置があるということで,これも365万1,000円のうち70%の交付税措置があるというふうに考えていいのですか。地方債360万円というのはこの365万1,000円のうちの360万円ということですか。 ◯ 橋本危機管理課長  そのとおりでございます。10万円未満については切り捨てという形で360万円となっております。 ◎ 出口委員  防災行政無線Jアラートもそうですけども,新しい形の受信機が入るということで,期待はしますけども,ちょっと当初の見込みだけの効果が私は上がってないように思うので,そのあたりの検証も十分してください。市民の間から,例えば聞こえにくいとか,何を言いよるやらわからんとかいう意見がありますよ。  それと,警報を鳴らして物すごい大きな音で,聞こえる所は聞こえるのですけども,何事があったのだというようなことで,内容が具体性が全然ないということもありますので,音声とか内容とかにもっと吟味をして伝わりやすい形にせなんだら,ただやかましいだけということになる可能性は大いにあるというふうに思いますけれども,十分配慮をこれからもしていただきたい。 ◎ 高木委員  済みません,お伺いします。防災について。和田島町とか坂野町とか大林町とか避難場所をいろいろと聞いてますけれども,他町村との兼ね合いというのはどうなっているのですか。例えば坂野町だったら,例えば能路寺山とかマルヤマとか観音山とかいろいろあるのですよ。そしたらロイヤルパークとかいうて20メートル以上の高さの所があるのですけど,我が町の方だったら,それは大林町の方やけど,和田島町や坂野町からもしうちのセンターを超えてくるような津波が来た場合に,私は小学校の先生にいろいろ聞いてみたのですけど,幼稚園の子どもを連れて訓練で後ろの山へ来るのです。そういうふうな点について,例えば阿南市の山であれば,その阿南市側の山の持ち主,そういう方と,もしそういうふうな災害が起きた場合に,両方でお話し合いをして,ここへ退避しませんかと言えるような方向で,一遍お話ししていただきたい。これは阿南市ですけど,ここの坊さんはあれだから上がって来てもろうては困ると,この間から言われたので,「えー」と言われたことがあるのですよ。  そやからそういうふうな,もしかの場合があるのですね。そういう点についてできればもう少し地元の人と話し合いをしていただけないかなということです。そういう点でちょっとまた一遍検討してみてください。よろしく頼みます。 ◎ 井村委員長  あれでしょう,高木さん,質問としては一時避難場所にそういった課題があるから,そこを一時避難場所に使ってもらえるように交渉してくれませんかという質問でよろしいですね。 ◯ 豊栖総務部長  現実問題,大きな津波が発生して,命にかかわるような状態になった場合に,「山に登ってくるな」というようなことは現実的にこれは起こり得ない話でありまして,避難させていただけるのは,当然のことであろうかと思うのですけれども,現実的な部分といたしまして,その辺の確認,土地の所有者の方との確認作業等についてはこれからもいろいろと想定されるケースを確認しまして,お話をさせていただくような努力を続けていきたいと考えています。 ◎ 井村委員長  ほかにないですか。  ちょっと待って,帰ってきたの。報告してください。 ◯ 橋本危機管理課長  済みません,先ほどのJアラートの受信機の導入年ですけども,平成22年度でございます。失礼いたしました。 ◎ 井村委員長     それでよろしいですか。                         (「はい」と言う者あり) ◎ 井村委員長     ほかに。 ◎ 四宮委員  予算反映等改善書の方にもうたわれているのですけど,自助共助の意識を高めるということで,ソフトの中の一番ソフトになると思うのですけど,自主防災組織に対して,277ページの自主防災組織ができればという意味での資機材の購入費という説明があったのですけど,市として今後の結成に向けてのこの取り組みについて教えていただけたらと思います。 ◯ 橋本危機管理課長  自主防災組織については,大変大災害時等において公助というのは当然限界があるという形で,地域住民の方々の皆さんと連帯感を持て,今後防災に対して連携を持った状況で防災対策については図っていきたいと考えております。  自主防災組織の未結成地区に関しては,現在もその地域の方等に関して働きかけという形では行っております。今年度においても,未結成地区の中の社会福祉協議会会長さん等もお話しさせていただいたり,市の総合防災訓練の中の地元との協議の中で,若い世代の方もその協議に参加していただいていたので,その方にも未結成地区の方だったのですけれども,そういう自主防災組織について働きかけという形では行っております。 ◎ 四宮委員  取り組みになられるというのはよくわかるのですけど,これは予算の段階なので,資機材は40万円は組織が結成されればというあれなので,これは1組織分ですか。 ◯ 橋本危機管理課長  そうです。未結成地区が新規で立ち上がった場合に,資機材として補助するような形で40万円を考えております。 ◎ 松下委員  1点だけ教えてください。ウェブ版ハザードマップをつくられた後,例えば災害に備える高さマップ,基準水位と浸水水位,来年ぐらいに,これができれば災害に備える高さマップの方はやめる予定なのですか。 ◯ 橋本危機管理課長  現在入っている災害に備える高さマップを導入している業者が今回とった場合であれば,引き続きという形にはなるのですけども,別の業者がとった場合には,当然この災害に備える高さマップというのはなくして,新しい形のウェブ版のハザードマップに。                    (「余計に高くなるの違うか」と言う者あり) ◯ 橋本危機管理課長  予算はなくなります。 ◎ 松下委員  ちょっともう一回確認で聞くのですけど,では業者がどうとるか,この今の災害に備える高さマップの業者がとるかどこがとるかはわからないのですけど,どちらかにせよ,とれば来年度はこの予算なくなるという方向でよろしいのですね。災害に備える高さマップの分の予算。 ◯ 橋本危機管理課長  そういうことでございます。 ◎ 井村委員長     ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり)
    ◎ 井村委員長  質疑なしと認めます。  よって,危機管理課への質疑を終結いたします。  小休いたします。                        [休憩 午前10時34分]                        [再開 午前10時34分] ◎ 井村委員長  再開いたします。  次に,消防総務課から説明を求めます。                        [消防総務課より議案説明] ◎ 井村委員長  以上で,消防総務課の説明は終わりました。  これより,消防総務課に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 武田委員  消防操法大会についてちょっとお伺いします。私も若いときは消防団に入って操法大会に何回も出場したことがあるのですけども,そのときには2年に一遍この大会,県大会があるのですけども,市内の22個分団がそれぞれ予選会をして,上位のチームが県大会に出場するという制度でありましたけれども,最近というかもう大分前からですけれども,各分団で順次持ち回りというか,順番を決めて,来年度は和田島町の分団が出場してくれるということになっておりますけれども,順番にやっていくというようになってからは,県大会に出場してもあまりええ成績がおさめられないというような感じがするのです。  地区の方で予選会をしようときは,上位入賞とか県大会出るとかもできたのですけども,順番に回っていくようになってから,上位に入賞したケースはあるのですかね。ちょっとその点を聞きたいのです。 ◯ 八幡消防次長  武田委員からは以前は予選会という話もございましたが,近年は,おっしゃるとおり順番でいっております。近年,上位入賞はございません。順番に当たるところは,2年ぐらい前から熱心に練習を始めているところでございます。大会にたまたまミスが出たりして,上位入賞は逃しております。 ◎ 武田委員  上位入賞するのが目的ではないのですけど,全分団が訓練をするということで,全体のレベルが上がってくると思うのです。急には復活しにくいかもわかりませんけど,できたら全体のレベルを上げるためにも,ぜひまた予選会というふうなことも話をして,出してもらいたいなと要望しておきます。 ◎ 吉見委員  259ページの給料が上がったので,何人が何人になっているのでしょうか。 ◯ 八幡消防次長  以前定員で職員36名でしたが,現在定員数は41名でございます。 ◎ 吉見委員  それでどういうふうなことが迅速にできるようになっとるのでしょうか。 ◯ 八幡消防次長  ふえた人数を現場の職員に補充いたしまして,水難救助隊を結成しておりますので,水難事故には即時対応できるようになっております。 ◎ 出口委員  269ページの活動費の需用費,消防団員活動服というのですけども,何か先ほどの説明では10年以上の団員さんという格好ですけども,10年以上にしたのは,やっぱり費用の点ですか。それとも何か理由があるのですか。 ◯ 八幡消防次長  団員入団時には,新たに活動服は各個人に支給しております。それで,10年在籍後は,各火災現場,訓練等に動員してもらってますので,活動服が傷んでくるだろうということで,更新するものでございます。 ◎ 出口委員  だけど先ほどの説明では,ストレッチの素材で今のものとは違う動きやすいものを配付するわけでしょう。更新ではないのでしょう。 ◯ 八幡消防次長  失礼しました。ストレッチ素材で以前と素材が変わります。今,新入団員もそのような活動服を支給しておりますので,それに合わせるということでございます。 ◎ 出口委員  ようわからんのですけど,10年以上というのは何なのですか。 ◯ 西本消防長  説明不足がありましたので,追加させていただきます。  随時新入団員にはこの服を支給しております。最近の人は支給しているけれども,古い人がもうないということで,10年以上の古い人のために今から予算を計上しまして,新しくしていくということでございます。 ◎ 出口委員  心配しよるのは,団員によって着ている服が違うというのは,不公平だろうと思いますので,そのあたりがなければ結構です。 ◎ 安平委員  271ページの9分団ですけど,新築工事が2,700万円,舗装工事が650万円なのですけど,舗装工事の平米数を教えてください。 ◯ 八幡消防次長  敷地面積は駐車場全体が1,381平米でございます。そのうち消防団詰所につきましては170平米,あと残りの駐車場が1,211平米でございます。                     (「どれだけ舗装するのか」と言う者あり) ◯ 八幡消防次長  失礼しました。駐車場につきましては1,211平米を舗装いたします。 ◎ 安平委員  1,200平米舗装するのですか。単純に650万円の舗装といったら1,000平米を超えるような広い所を舗装するのだなというイメージだったのですけど,9分団にそれだけの面積が必要かという話をもう一回検討してみてください。 ◎ 井村委員長  関連してなのですけど,その9分団の場所なのですけど,想像するところで位置的には広い所で前に道があっていいと思うのですけれども,あそこは朝の時間帯は時間で一方通行ですよね。そういう一方通行の制限がある所にそういう緊急車両の詰所,サイレンが鳴っても逆走したり寄ってきたり,そんな場所はそこに建ててもよろしいのですか。ちょっと説明を聞いていて気になって。前から気になっていた。場所的にはあそこが一番いいと思うのです。広い駐車場もあるし,今の場所よりはサイレンが鳴って来ても駐車場はあるし,道端にとめんとそのまま1分1秒を争って出動するには,場所はいいと思うのですけれども,時間の一方通行がある道ですよね。それで,渋滞したところをずっと逆走して入ってくるのか,そういったのがよろしいのだったら,そこでいいと思うのですけれども,もしサイレンが鳴った有事の際にはよろしいのですか。ちょっとそこを聞きたいのですけれども。 ◯ 八幡消防次長  緊急時といえども一方通行逆走はだめだと思われます。 ◎ 井村委員長  サイレンが鳴っても消防団員が走ってくるのに逆走はだめなのですよね。 ◯ 八幡消防次長  消防車両については,大丈夫と思いますが,参集時には消防団員の逆走はだめだと思います。 ◎ 井村委員長  だめで,それでもよろしいのやね。 ◯ 八幡消防次長  消防団員にはその旨を伝えまして,逆走しないようには伝えます。 ◎ 井村委員長  ということは,出動がおくれますよね。 ◯ 八幡消防次長  消防団員の住居につきましては,日開野地区各地にいると思いますので,逆走しない方向から来る消防団員が一次出動なりをできると思います。 ◎ 池渕委員  今の話で逆に交通規制を警察と協議するということにはやっぱりならないのですか。例えば協議した経過があるとか,そのあたりは全くないとか,お答えをちょっと聞かせてください。 ◯ 八幡消防次長  今の件について,警察と協議はまだできておりません。 ◎ 池渕委員  もしできる機会があるなら,一旦そういう協議も図るべきかなと思います。  もう一点,繰り越しに関しての駐車場整備の設計を繰り越しますというお話の中身で,設計を見直すに当たって,あそこは冠水する地帯である所だから繰り越しであるという説明があった。ということは,対策をするために,設計を何らかの対策を入れられたのであれば,ちょっとそのあたりについてお伺いしたいと思うのですけれども,いかがですか。 ◯ 八幡消防次長  設計上の繰り越しについては,消防団の詰所の設計でございます。冠水については,30センチメートルとか余り深い冠水ではないということで,詰所の基礎から多少50センチメートルぐらいを上げるというような話で進めております。 ◎ 池渕委員  建築物の高さだけちょっと上げると。全体で前の所も駐車場整備をして,その駐車場の路面に入った雨水とかの受けの水路とかはこしらえるのか,こしらえないのか,どんなのですか。 ◯ 八幡消防次長  まだ設計が完全にでき上ってませんので,そこらはちょっとまだ確認はできておりません。 ◎ 池渕委員  だったらそれはもう流末も含めてそういう側溝整備もあわせてしていただけるようにお願いしたいと思います。 ◎ 井村委員長     ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  質疑なしと認めます。  よって,消防総務課への質疑を終結いたします。  小休いたします。                        [休憩 午前10時56分]                        [再開 午前11時05分] ◎ 井村委員長  休憩前に引き続き部局別審査を行います。  日程表により,市民環境部より説明願います。  説明の順序等については,部長に一任いたします。 ◯ 芳賀市民環境部長  そういたしましたら,市民生活課,戸籍住民課,人権推進課,環境衛生センターの順で説明を申し上げます。  まず,市民生活課から御説明いたします。
                           [市民生活課より議案説明] ◎ 井村委員長  以上で,市民生活課の説明は終わりました。  これより,市民生活課に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 出口委員  南小松島駅前乗り入れの件なのですけども,現状は十分御理解をいただいていると思うのですけれども,水くみ場を中心に利用者が非常に多いということもあるし,周辺の商店等の利用客の車の乗り入れ,駐車,南小松島駅の利用者の送り迎えとかで非常に車が多いのです。心配なのは,今でも今よりはるかに本数がふえるわけでしょう。それで,交通事故が起きないか心配をしているのですけれども,そのあたりの対策はどう考えておられるのですか。 ◯ 藍沢市民生活課長  委員からは,南小松島駅前の乗り入れに関する交通安全対策全般の御質問でございました。  まず,12月議会の方でもたしか同様の趣旨の質問があったと記憶しておりますけれども,我々としてはまず考えていますのは,広報周知あたり3月広報あたりからは当然しておるということでございます。それから,例えば立て看板的なものをロータリー付近部分,水のみ場の部分あたりとそれから駅のあたりの部分を含めて,何カ所かちょっと今想定で考えているところでございます。  それから,例えばバスが当然過密な状態も想定されますから,バスの乗車のレベルを無線でやりとりして,なるべく玉にならないようにとか,そういった対策も徳島バスの方で考えられているようですので,1つそういうことと,あとは周知の部分で言えば,周辺部分に南小松島の駅前の住民の方に対して,個別というのではないのですが,付近の方に対してもポスティング的なお願いというか,御周知というか,こういった形で乗り入れが多くなりますといったことも,近い段階でさせていただこうと考えているところでございます。 ◎ 出口委員  今,最後におっしゃった地元の関係者に対して理解をいただいて,トラブルにならんような形でぜひお願いしたいと思います。  それから,予算説明書の96ページの13の公共交通マップ策定等作成業務委託料290万円ですけども,これはもうちょっと具体的にどんなものをつくるのか,教えていただきたいと思います。 ◯ 藍沢市民生活課長  1つイメージしておりますのは,四国では坂出市に事例があるのですけども,1つはまずは今回市内の協定路線を中心とした市域全体の路線図あたりと,それからそれにかかわる時刻表,バスの時刻表はもちろん,それから鉄道の時刻表あたりとの連結です。今回南小松島駅とか日赤病院あたりは全部経由するようになりますけれども,そのダイヤの接続あたりを,JRあたりとは20分以内に乗り入れができるような形でバスのダイヤを考えましたので,そういった分のダイヤの周知,バスとバス停との接続を含めたマップというのが1つと,あとは市域全体の観光的なスポットの紹介,これはちょっと他課に協力いただく部分もあるかもわかりませんけれども,そういった部分との市内観光,インバウンド,その辺も含めた使い道,そういったイメージで考えておりまして,イメージとしてはそういう形で仕様書を考えているところでございます。 ◎ 出口委員  つくってどういうふうな形で配付をするのですか。 ◯ 藍沢市民生活課長  今これで想定しておりますのは,主には公共施設に置かさせていただこうと思っているのは,コンビニとか駅前とかもそうですし,そういった公共施設とかそういう公的施設というか,それから当然人が多く集まりそうな,今回ダイヤの接続あたりもあります駅,そういった部分に置かせていただきまして,市民の方にも無料でという形でさせていただこうと思っていますことと,あとはホームページあたりで周知をすることで,若い方,いわゆるネットユーザーの方にも自由にその必要な情報がとれるような形での周知を図ってまいりたいと考えています。 ◎ 出口委員  せっかく,大きなお金をかけてするのですから,今おっしゃいましたように,他課とも連絡を十分調整をして,ダイヤだけでなしに市内の観光とかそういうものに使えるようなものをつくっていただきたいと思います。  もう一点だけ。  107ページの19,小松島老人憩いの家建設事業ですけども,工事費も入って総額で2,869万8,000円ということですか。 ◯ 藍沢市民生活課長  はい。旧芝田幼稚園の解体工事で2,538万円で,それ以外に敷地の造成工事に使う測量設計で230万円,以外にも境界確定が101万8,000円ということになります。 ◎ 出口委員  解体が主な費用ということで,解体をして更地にして整地をして,次は建設すると。いつごろどのぐらいの規模でやるのですか。 ◯ 藍沢市民生活課長  一応工程につきましては,先ほど委員がおっしゃったとおりです。まずは当初予算の方でこちらで上げさせていただきます旧芝田幼稚園の解体工事を行いまして,造成工事に関しましては,現憩いの家も含めた一体設計の造成の設計をかけまして,造成工事終了後は,平成31年度,来年度になりますけども,新老人憩いの家と芝田学童保育クラブの複合施設として,今年度は平成29年度の予算で設計を行いました。建設に係る設計ですね。その概算の額ですが,約1億7,500万円程度という形で今出てきておりますので,それぐらいの規模で今のところは考えたところでございます。 ◎ 出口委員  最後に,本当に聞くだけですけども,今徳島市から小松島市方面へ,徳島駅前から小松島市方面へ出るバスの最終時間て御存じですか。 ◯ 藍沢市民生活課長  協定路線で言えば和田島線あたりが一番最後になると思うのですけども,19時15分が徳島駅前発でございまして,立花線,これは徳島バス路線になりますけども,こちらでは21時30分が一応最終かなと考えています。 ◎ 出口委員  1時間ぐらいは遅くならないのですか。 ◯ 藍沢市民生活課長  このたび協定路線に関しましては,徳島バスの運行事情あたり等も含めて協議していただく中で,ダイヤ・ルートを見直したところでございます。今後の要望事項ということで,2年に1度,ダイヤ・ルートを見直すということで,そういった要望も踏まえまして,ちょっと考えていきたいとは思います。 ◎ 出口委員  ぜひ1時間でも2時間でも延長してもらって,そうせんと7時や8時に帰るとしたら,ちょっと利用がしにくいと思いますので,ぜひ検討してください。お願いします。 ◎ 安平委員  3点ほど。この関連なのですけど,OD調査が220万円と,確かに市営バスが運営していたときは80万円だったと思うのだけど,なぜ220万,ちょっと高過ぎるのはないかなという気はしますけど。 ◯ 藍沢市民生活課長  委員からは金額の関係でございました。今回私の方でちょっと説明が至らない部分はありましたけども,おっしゃるとおり,昨年度もOD調査を実施しておりまして,その金額についてはその程度の額で入札結果になっております。今回は,新ダイヤルートということで,特に和田島線のイオンモール経由あたりの土日の動向というのを勘案せないかんという部分と,それを含めまして基本は土日の判断でした結果,これぐらいの金額として予算を計上させていただいているということでございます。 ◎ 安平委員  乗り合いバスが6,400万円というのが出てますけど,昔,徳島小松島間,他行政へわたるときに徳島市から500万円からの補助金をもらっていたような記憶があるのですけど,そういうのは今はないのですか。 ◯ 藍沢市民生活課長  多分その協調補助の部分かなという気はいたしますが,制度的には,委員長,ちょっと小休を願います。 ◎ 井村委員長  小休いたします。                        [休憩 午前11時31分]                        [再開 午前11時32分] ◎ 井村委員長  再開いたします。 ◯ 藍沢市民生活課長  ちょっと明快な答えはできないところがありまして,多分市営バス時代に協調路線,徳島駅前間まで行く部分について,徳島市からの負担金という形でもらっていたというのが,運輸課時代の計算みたいな中で私の方で把握している限りはございます。ただ現在,今回の協定路線に関してはそういうような部分はございませんので,よろしくお願いしたいと思います。 ◎ 安平委員  昔あったはずだから,また交渉して500万円もらうという努力をしたらどうでしょうか。  次にいきます。  取り壊しなのですけど,芝田幼稚園が2,500万円,教育委員会には立江中学校の3階建ての校舎を壊すのは6,500万円,平米数,大きさを見てもこれはちょっと高いのではないかなという気がするのですけど,その辺は設計段階では予算をはじく段階でコストの比較をされていますか。 ◯ 藍沢市民生活課長  今回,2,538万円は設計に基づく工事費でございますけども,面積的には旧芝田幼稚園に関しましては延べ床面積が387.36平米,その中に杭の撤去費用等がもちろん入っておりますので,そういった部分も含めてそういった金額になっているものとしております。ただ他課の部分との比較というのは十分行えていないというのが実情でございます。 ◎ 安平委員  見積もりをとられたりするのは当然今までやってきたのだけど,同じ工事を同じ年度にやるときは,やっぱりよそのやつ,平米単価を見比べるとかいう作業は必ず必要だと思うのです。そうしないと適正な額かどうか全然わからない。だから,そういう作業を1つつけ加えていた方が僕はよりいい予算ができるのではないかなと思いますので,できることならそういうこともやってみてください。 ◎ 杉本委員  ちょっとお伺いいたします。南小松島駅経由の分なのですが,ちょっと上下便の経由をどのようにするのか教えてほしいのです。運行の経路です。例えばの話ですが,ここの市役所前から今は上りは南小松島小学校の方へ行っていますね。今下りは南千歳橋から駅へ入って,また出て行っています。前に私は課長にはお願いしておったのですが,旧の南小松島駅から直接この道を通れば,経由の部分も非常に短いということでお話をさせていただいて,また考えますとか,警察とも相談しておきますとかいうお話はしていただいたのか,そこらをお聞きしたいのですが。 ◯ 藍沢市民生活課長  12月定例会議の議案説明会で,バスのルートを南小松島駅に乗り入れ3方向を説明したということでございます。議員の方からは,多分今だったら市役所前の歯科がありますけども,そちらでなくて駅に近い側にバス停の移設をして,距離も近くなるので運行補助費も低くなるのではないかというような質問があったと思います。  その点に関しましては,そういう議論というかお話があったということも記憶しておりますし,今回は,交差点から20メートル離さないといけないとかいろいろと諸所の要件もその後調べましたし,地権者のバス停の設置に関しては交渉が要るとかそういったハードルもあるようですし,今回はルート変更に関しては,あくまでも南小松島駅への乗り入れというのをメインに,今の既設のバス停を動かさずになるべく活用するという前提でいかせていただきましたが,いろんな諸所のハードルの要件があるというのも十分わかっている中で,次期見直しに向けてそういった動き方は,ちょっと検討はさせていただく余地はあるかなと,十分認識しているところではございますので,御理解賜りたいと思います。 ◎ 杉本委員  私もあれからずっと道路を見させていただきまして,ちょうどお店屋さんのある写真屋さんのあるあたりは,交差点を出ていきますと,内側に1メートル余りほどのラインが中側に向いて引いてある。中央センターラインがそこの部分は中央から右手に向いて動いております。ですから,逆に言いますと,左側の例えば停車しようと思う場所は,白い白線内で車が右手へ寄って走る走行のようにあそこはなっておるのです。ですから,その部分を白い白線でラインを引かれて,車の走行ができなくなっておりますので,その部分を警察の方にでも相談していただいて,そこを停留所にすれば,バスの停車としてとまるには,十二分にできる場所でないだろうかと,私はそのように,自分で現地も見まして,確認をいたしまして,そのお話は確認する前に課長に前回お話ししてありますので,そういうのは,停留所のこちらの今の現在の市役所前停留所よりはあそこの方がいいんじゃないだろうかというお話もさせていただいて,そこらをまた考えておきますというお話であったと思うのです。  やはり今の停留所を移動するにつきましては,過去のようなわけにはうまくいきませんので,やっぱり警察関係の方から交通事情を含んだ部門でないと,新しい停留所の新設は非常に難しい。移動も難しいということは,私も十分存じておるわけですが,それを含めて,今のような道路状況を見ますと,警察の方と相談しても,可能でないのだろうかというところで私もどういうふうに以前と新しい今度変わったのか,ちょっと確認をしたいということです。  そしたら,今,経由地そのものはこの市役所前からやはり今までどおりの経由で行かれるということなのですね。 ◯ 藍沢市民生活課長  そのとおりでございます。 ◎ 杉本委員  その件につきましては,またお願いしたいと思います。  それと,先ほどの出口委員の方から言われた関連ですが,今南小松島駅を見ますと,皆様御存じのように,あそこは水をたくさんくみに来られる方がおります。また,南小松島駅へ迎えに行く方もおいでます。また,反対側には,駅側の方には,タクシーが常時2台ほどとまっております。それから,駅から水とりの間に横断歩道がある。ちょうど左カーブに曲がる所に横断歩道がある。その手前に停留所があるわけです。バスを運行するのに,左には車をとめてある,横断歩道はある,右側にタクシーはとまっておる。ここで車は直進で左折してずっと出ていくわけです。私もずっとバスの走るのを何回か確認して見ておりましたが,非常に危険なのですよね。  ですから,やっぱり先ほど出口委員が言いましたように,あそこは交通事情としては便がふえて非常に危険の伴う状態がこれから大いにあるのではないだろうか。そういう意味でやはり,もう少しJRさんとも相談して,やっぱり安全な運行ができるような方向で考えてみないと,お昼なんかに行きますと,駐車場から南の方へ向いて車はほとんどとまっております。これでは,やっぱり左側は,来るバスは非常に見にくいので,そういう歩行者と接触する可能性が大いにある。特に右側反対側にはタクシーがとまっておりますので,常時タクシーはないのですが,特に列車がとまる時間には,迎えに行きますので,そういう事情ではバスの走行が非常に危険な状態で,私は今でもしておると思うので,これ以上便がふえますと,事故が起きてからでは大変なので,そういう意味でそこらも十分検討していただきたいと思います。  そういう考えは,あるかないか,ちょっとお願いしたいと思います。 ◯ 藍沢市民生活課長  先ほど出口委員にもお答えしたとおりでございまして,やはり南小松島駅前周辺の乗り入れがふえることによって,利用者の利便性は上がりますけども,一方,交通安全対策として,周知も含めて,JRそれから警察,周辺の方々への周知も含めて十分じっくり時間をかけてやっていきたいと思っています。 ◎ 杉本委員  課長はじっくり時間をかけると言うのですが,事故はいつ起きるかわかりませんので,じっくりではなく,早くそういう対策はとっていただいて,危険のないような安全な運行ができるような方法をとれるように,今後とも考えてもらいたいと思います。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。 ◎ 吉見委員  95ページ交通指導員,報酬が288万円ですか,これは12人で1月を20日で割ったら1,000円しかならないですよね。もうちょっとふやして,それで交通安全の方に子どもの安全にすればいいと思うのですけど,どうでしょうか。 ◯ 藍沢市民生活課長  御質問の件につきましては,他自治体の状況とか仕事の業務の現場へ行ったりすることも結構多いのですので,いろいろ考えないといかん部分もあるのですけども,1つは他自治体の状況,それから非常勤の特別職の報酬との兼ね合い,それから地区社協などボランティアでしてくれる人との兼ね合い,そういったことも総合的に考えながら,今後の検討材料とさせていただきます。 ◎ 吉見委員  よろしくお願いします。  95ページ,地域交通活性化事業,これは出口委員も言っていたのですけど,もうちょっと徳島駅発を遅くまでしてくれんと,乗ろうと思ったって乗れないのですよ。だから,よろしくお願いします。  132ページ,災害救助費279万円,これは毎年予算にはのるのですけど使ってないのですけど,やっぱり予算にはのせないといかんのでしょうか。 ◯ 藍沢市民生活課長  これはいざというときではないですけども,やはり経常的な部分で予算は確保して,災害はいつ起こるかわかりませんので,そういう面では予算措置は例年していただいているという認識でございます。 ◎ 吉見委員  ということは,予備費で置いておくというのではなしに,のせて災害が起こったときにすぐに使えるようにですか。 ◯ 藍沢市民生活課長  この件に関しては,そういうような意味合いで予算の計上をしていただいているということでございます。
    ◎ 吉見委員  ありがとうございます。  177ページ,ごみ袋で3,473万円,去年も言うたのですけど,やはりレジ袋型のやつは需要が少ないように思うのですけど,やめたらどうでしょうか。衛生組合の方からもくれるのですけど,使いにくくてしゃあないのですが。 ◯ 藍沢市民生活課長  委員からは9月の予算決算委員会の中でもそういうような御意見があったかと記憶しておりますけど,平成29年度の今の進行状況というか注文状況を見ますと,月1万枚程度伸びてるという状況もございます。ある程度ニーズがある部分もありますので,それらを勘案しながら私どもで判断していきたいと考えています。 ◎ 吉見委員  済みません,認識不足でした。  178ページ,工事請負費の500万円,これは葬斎場の慰霊碑か何かつくるのでしょうか。 ◯ 藍沢市民生活課長  これは葬斎場の周辺環境整備事業の500万円は,あくまでも葬斎場の周辺対策としての側溝であるとか道路整備の部分の,経常的というのではないのですけど,周辺対策の500万円という兼ね合いでありますので,慰霊碑等とは関係はございません。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。 ◎ 池渕委員  ファイルナンバー355の171ページ,広域ごみの負担金565万7,000円の分で,机の上にたくさん資料があるので何を聞いても多分答えてくれるのかなと思って,なかなかそれだけ資料を積んでおかれる方は見ないので,ちょっと先にそれを前置きはしてもらいます。  進入路の検討の話があって,ほかの委員会でもちょっとお話が出たのですけども,上流部に橋梁をというような検討もなされると。小松島市域に入ってくる所の勝浦川の土手沿いを,1つは進入路としてというか運搬経路としてくるというようなところで,ぜひ市側の対応としても,今でも渋滞が非常に多いところの部分でもありますので,こちら側の意見として,右折のレーンの延伸であるとか,あるいは勝浦川のアンダーパスを図るとか,逆に言うと児安小学校の前は通るということはまかりならんと思いますので,それを越えて日ノ峰花園線に着眼するような形で,例えば新橋梁が進入路のところにできるのだったら,新居見の山をトンネルを抜いて,そちらに新設の道路を求めるとかの大胆な発想で,それだけの直轄道路を通っていただくと,逆にそれもダンプカーとかもそちらを通っていただくことによって,渋滞とか交通安全対策が児安地域でも図られるので,いろんな角度から新たな提案を,意見を述べる場が市の側にあるのですね。  ちょっと聞きたいのですが,あったらそういう御意見もぜひ述べていただきたいと思うのですけど,いかがですか。 ◯ 藍沢市民生活課長  進入路の関係につきましては,この前の文教厚生常任委員会の方でも議員全員にデータ配信しておりますけども,基本的事項という部分で,今これは徳島市が県との協議を主に進めていくための道路拡幅であるとか,橋梁の新設あたりをメインにして,広域の中での負担金という性質上,あくまでも最大公約数的な部分の対処のための今後の負担の中身になってこようかと思います。  ただ,議員が言われたような,さまざまな角度の今後の道路,橋梁,あたりの拡幅,ルートも含めて,主には我々の立場としては佐那河内線を通るのはもう明らかなことでございますので,そういった,今後のまちづくりあたりとの次期の計画,まずは今の1期の供用が前提にはなりますけども,その後の2期計画に向けての県との協議の材料とか,そういった部分としては捉えておりますけれども,個別具体にこの広域の中で全てを片づけていくのは,ちょっと難しい部分です。  例えば,中継基地を今回設けることは想定されてますけども,それらは恐らく20キロ圏域で大体コストメリットが出てきますので,北の3町ぐらいが考えられますけども,そういった経費をうちがみないかわりに,やはり広域の中で最大公約数的に負担を求めていくというのが,個別事情に当たる部分も出てきますが,今回広域整備の進入に関しては,そういった材料には今後使えていくのかなと考えています。 ◎ 池渕委員     わかりました。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。 ◎ 高木委員  お伺いします。池渕委員も言っていたけど,毎年当初予算でも567万円,前回は630万円ですか,今年後この割合の内訳を教えていただけますか。 ◯ 藍沢市民生活課長  今回の当初予算に計上させていただいているのは,先ほどもちょっと言いましたが,説明の中でも言いましたが,進入路の検討経費でありますとか,これにつきましては,人口割9割,均等割1割の適用でございます。それから,それ以外にも市民説明会の費用であるとか,あとは先ほど説明の中でも言いました,建設後の環境対策としての環境項目の比較分析を行うための費用であるとか,こういった分の費用に対するうちの負担金が今言った当初予算に計上している額でございます。 ◎ 高木委員  いろいろ説明会をするとか言うてるらしいのだけど,前回,1年間かかって何もしなかった。それで630万円,今期また560万円,これは1,000万円からの金をしとるのに,こうしますああしますと言うだけで,きちっとした報告が何もないですね。そこのところをもう一回お願いします。 ◯ 藍沢市民生活課長  昨年度の平成29年度の予算に基づきまして,このたびの議会の方の文教厚生常任委員会の方で,基本契約の中でも柱になります基本的事項あたりを説明させていただきましたし,それをベースに4月以降,早い段階で徳島市が説明会をした後という形にはなりますけれども,徳島市と連携しながら説明会も隣接町を中心にやっていきますので,何もやってないということではないと考えているところでございます。 ◎ 高木委員  概算要求が445億円かかりますというような感じでありますけど,これをずっと何ですか,2市4町村で割りましたら200億円ぐらいかかるというようなことになりますけど,我が市に何ぼかかるのですか。  もう一遍聞きます。 ◯ 藍沢市民生活課長  先ほどの文教厚生常任委員会でも御答弁を,資料をもとに説明しましたし,新聞等でもその翌日に出ておりましたが,本市の実質負担額としては34億5,000万円ということになっています。 ◎ 高木委員  34億円もかかって,9年間かかって,毎年毎年560万円とか,去年とことしで1,000万円でしょう。これで450万円で割合にしたら34億5,000万円と書いてありますけど,これがずっと続くのだったら,私だったらもうおまはんくでやった方がええのかなという感じもします。  もう一つは,ちょっと話はずれますけど,藍沢課長,お願いします。新聞にも書いてありますように,この間の生活排水等について,「流します」と書いてあるけど,これは最初クローズドシステムとかいうて書いてありますけど,最初の行政側の答えは勝浦川に1滴も流さないのだというような方向があったと思うのですよ。だんだん流しますよとなってきて,新聞に書いてある。藍沢課長のコメントを書いてあるのだけど,市民生活課課長が「候補地の隣接地を中心とした説明会をしていく。丁寧に対応していく。事業への理解を求める」というけど,何で今ごろになって,徳島市には何も聞けないと。1年間何も言ってくれなかったと。それでこの間この新聞が載って,広域ごみので440何億円かな,出てきましたよね。この中で徳島市は90何億円負担するとか言いもって,最終は我が市の負担額が今後どんどんいろいろとしていったら上がっていくのではなかろうかと,私は思うのですが,その点についてどうですか。 ◯ 藍沢市民生活課長  いろいろとるる話があったようなのですけども,まず生活排水につきましては,出口委員からも御質問があったということでございます。このたびはプラント排水については場内で再利用ということで出さないということで,無放流にするということでクローズということでございます。生活排水につきましては,合併浄化槽で適正処理した後に,BOD等の検査項目,環境基準項目を設けて検査していくということで,理想を言えばそれは生活排水まで含めてクローズできればいいのでしょうけども,これは環境基準を満たした上でチェックもかけながら,生活排水もある程度限定的な量でなるとは思うのですが,そういった形で適正に処理して検査もしていくということでございます。  仮に,生活排水を流さないということになりますと,結局それを熱焼却施設でまた蒸気化してすることによって熱エネルギーが下がって,コスト当たり,発電量とかにも影響してくるという部分も技術的にはあります。そういったことを考えて,建設主体である徳島市については,このたびプラント排水についてはクローズドシステムを導入するということでありまして,クローズドシステムについてはプラント排水で適用するのが全国的な主流ではあるかなと考えています。むしろ,生活排水まで含めて全国的にやっている,これは阿南市あたりがやっているのは知っておりますけれども,そんなに全てではないという認識ではございますので,いろいろそのコストとか安全面の担保を図りながら,一応生活排水についてはそういう形で適正処理して流すというようなことで,そういう計画で今のところはということでございます。 ◎ 高木委員  生活排水が,実際に今後はっきり言って使われた水は流されるやと,生活排水ですと今のところは言っているけど,現状はタービンが冷えてしまうや何やかやというてさっき言いよったね。だからそういうふうな問題についても,例えば売電の問題についても,小松島市は,前から言うように,本当に原理的にしても,負担金はようけ要って,それで売電価格は全部徳島市の収入になってというような感じで48号議案にかいてありますよ,私は反対と言うわけではない。だから,できれば要するに,我が市の金でやられたら困りますよということを言うとるだけだから。市長にもこの前言ったように,どこかへ場所を変えませんかと,それをお願いしに行ったのだから,市長にももう一遍,再度話をしてきてというような意味合いで言うたつもりです。だけどその返答はなかったですね。  だからあなたが答弁はあとでしたから,こんな何十億円もかかるような事業をするのだから,もう一つは,質問からずれるようやけど,市民説明会もやりますと言っていますから,本当に市民説明会の中で市民が納得できるような,こんなことでできるならいいけど。私は場所が悪いと言われるのはわかっているから,最終的には,小松島市でも,はっきり言って,この間市民の署名もしていますし,もうちょっとその署名についても,どのように行政側は考えているか,ちょっとお聞きしたい。 ◯ 藍沢市民生活課長  先ほど,最初の質問の方でコストの話が出まして,先ほど売電等の話も振られましたので,丁寧に説明させていただきたいと思います。  この売電の金額に関しましては,維持管理費見込みでの12.4億円から売電収入4.4億円,それを見越した上で8億円に対してごみ排出量割を掛けて,うちの負担金のベースで割りますと9,000万円ということですので,売電収入が全くメリットがないということではないということは説明を申し上げたとおりでございます。  それから,池渕委員から文教厚生常任委員会のときに質問があって,単独整備との比較はということで,まだ表としてはきれいに整理できているものではないのですけども,仮に単独で整備した場合,処理量が,うちは今だったら70トンですけれども,減量を図って50トンクラスで言いますと,プラントメーカーの聞きとりなのですけども,処理単価が熱回収施設で1億5,000万円,リサイクル施設で1億9,000万円,これはいわゆる規模の経済性で単価が上がるのは明白でございます。これらを掛け合わせると,今の処理規模で言いますと,単独整備した場合は,80億円程度は建設費で要ります。それに対して起債が75%ということになると,60億円の起債を発行して,20億円が一般財源で基金から投入せないかん。こんな財政運営はできないというのが私の認識でございますので,これは単独整備と広域の比較はきれいにはできておりませんけれども,広域の中で安全面を担保できるような要望は今後もしていきたいと思いますけれども,そういったことで御理解いただきたいと思っています。 ◎ 高木委員  ですから,それだけのお金がかかって,今後,いろいろなことで施設をつくっていく。そっちは建設をやる気でやっているのですから,ですから,もう少し場所を変えるというような方向を,言えませんか。400万円も500万円も大方1,000万円も出してますから,この点について。 ◎ 井村委員長  今のところはちょっと違う。単独でしたら80億円かかる。それでしてもろうたら44億5,000万円で安全をという説明だから,今のとり方はちょっと違うと思う。 ◎ 高木委員  そういうような形で,とにかくお金がたくさんかかるので,これの倍以上かかるとか,いろいろな話も出てますので,私が言いよるのは,そんな問題じゃないと言うとる。簡単な問題なのですよ。徳島市に言って場所を変えてください。これが徳島市とお願いしてきた市長の責任ではなかろうかと思うのです。この間,ひとつも答弁がなかったから,きちっとこんな方向を,別につくるつくらないはどうでもいいのだから。わかりますか。とにかく。                        (「委員長」と言う者あり) ◎ 高木委員  俺がものを言いよるのだから黙っとけ。                (「失礼しました」「ちょっと言葉遣いが問題」と言う者あり) ◎ 高木委員  だから,この間言うたけど,市民の飲料水ですから,本当に慎重にやっていただきたいということで署名の一環でもあるし。まして,ただ単にお金がかかるから我が市ではもうできませんとかいうような問題ではなしに,もう少し最初に戻って,協議してみるのもどうかなと私は思います。その点について,藍沢課長,ほんまに市長とも一遍こういうような話をゆっくりしてみてくださいよ。ただ単に反対や反対やと言うのではなしに,いい方向にも持っていけることもあると思います。  ですから,今言うのはしつこいようやけど,徳島市に物が言えないような現状で,それで徳島市に,はい1億1,000万円とか,いろいろこれはおかしいのですよ。お願いします。 ◯ 芳賀市民環境部長  高木委員からは1年以上にわたって徳島市が最有力候補地で,本市で施設を建設するという計画を,まずは計画を立てて,あとは地元の方にお話をするために,最初は地元の方に説明に行って,その後事業計画を立てなければ詳しい説明ができないということで,1年間事業計画を立てて今回重要事項ということできて,これからまた,徳島市さんは地元の方にお話し合いに行かれるわけですね。  委員がこの1年余りの間,非常に問題提起をされて,それはやはり委員を初め地元の方々が心配であるからということであろうと思います。  それで,これは徳島市が事業主体でありますので,徳島市が中心にやっておるのですけれども,我々としても当然2市4町の枠組みの中で市民の理解を得なければいけないので,さまざまな情報を集めてこれから説明をいていくと。つまり,これから市民の方々にお話をして,御理解をいただくと。そこで,仮に地元の方々が建設をしてもよいということが得られましたら建設に入る。そうでなければ建設はできない。これはあらゆる公共施設が当たり前のことでございます。  今その努力を,徳島市,特に事業主体である徳島市さんが今やっておられ,我々も徳島市から情報をもらって,これから周辺の,特に勝浦川に隣接する周辺の市民の方々に説明に参ろうとしておるところでございます。  これからお話し合いが始まるということでございますので,そういった中で今委員がずっとおっしゃっているような心配事,あるいは先日署名が提出されました。一定の反対の意見があるということも,これも私は一般質問の答弁でさせていただきましたけれども,一定の認識をしておりますので,それを前提に地元に入って,皆さんに理解をいただくということを,努力を続けたいと思っておりますので,見守っていただきたいと思っております。 ◎ 高木委員  それは言うことはよくわかります。売り言葉に買い言葉ではないですけど,とにかく徳島市がまるで説明会ができていない。 ◎ 井村委員長  高木委員,同じことを繰り返してるのでまとめてください。 ◎ 高木委員  はっきり言いますけど,小松島市もきちっと説明会をして,市民の意見を聞いて,それからきちっと進めてください。それでなかったら,はっきり言うて議案の中に,文教厚生常任委員会の中に出てきて,異議なしがあったからこそ,初めて630万円がいきて。 ◎ 井村委員長  まとめてください。 ◎ 高木委員  そやからそういうふうな,委員にもいろいろ考える方がおいでると思うのだけど,やはりそういうふうな問題があって,今これは1年たってどんなかなと言う人もおるかどうか知りませんけれども,異議なしと言うたらもう崩せんわな。私が思うのは,とにかく慎重審議を今後やっていただいて,小松島市でも近隣,近くだけでなしに,全体でやってください。そういうような要望でお願いします。 ◎ 井村委員長  要望でね。ほかに。  2人おるのだったらお昼にしましょうか。簡潔に。 ◎ 出口委員  この広域整備事業の565万7,000円,さっき説明がありました。この内訳についてはわかったのですけども,これは本来であれば,先日の文教厚生常任委員会で説明するべきだったと思うのですけども,予算も関連しているので,いわゆる水の問題で,生活排水については浄化槽できれいにして流すと。プラント排水については再利用するということですけども。生活排水についても,そんなに大した大きな量ではないと思いますし,浄化槽できちっとするのであれば,それを再利用するのは発電能力に影響があるとかないとかで,それは技術的に克服できないのか,それとどうしてもそれは発電能力が落ちるというのでも,発電所をこしらえるわけではないのですから,電気が目的じゃないわけでしょう。発電が目的ではない。ごみの焼却場ですから,ごみの焼却をするのが目的であって,水の問題というのは,何回も言いますけれども,特に小松島にとっては非常に大きな問題になっているということから考えても,どのぐらい能力が落ちるのか知りませんけれども,生活排水についても再利用するような設計というか方策はないのですか。 ◯ 藍沢市民生活課長  委員からは生活排水あたりもクローズドシステム導入の是非,可能かどうかと,これは徳島市から現在協調しながらこの事業を進めておりますので,聞いていますと,やはり生活排水あたりを熱焼却施設で蒸気化しますと,熱エネルギーが本来得られる熱回収施設のエネルギーを奪われます。そのことによって,熱エネルギー,熱供給,発電量が落ちるということもあり,その分でいわゆる環境浄化の部分からしたら交付金の影響とか,それからコストの問題等も含めて,技術的にはなかなか厳しいという回答を得ておりますので,そういった理解でおりますので,質問をいただいた件は,もうちょっと具体的に,また今後説明会も当然ありますから,具体的にどの程度の影響があったとか,またそれも確認はさせていただきますけど,今のところはそういう形で,今の施設としてはクローズドシステムはプラント排水のみと聞いておりますので,御理解賜りたいと思います。 ◎ 出口委員  それはさっきの説明で聞きましたけども,具体的に,今のやり方でいったら,発電能力がこのぐらいで,今言いよるように,生活排水も再利用したらこのぐらい落ちるのだと,金額にしてどのぐらいだというような検証は全然してないのでしょう。したのですか。 ◯ 藍沢市民生活課長  我々の立場としては,そこまで詰め寄った形では情報として聞いておりません。 ◎ 出口委員  聞いてないということは,はっきり言うて,わからんということでしょう。さっきも説明がありましたけれども,生活排水を再利用することが環境の面ではマイナスになるというのは,どうしてもそういう説明はわからないです。藍沢課長はわかって言っているのですか。だって,環境からいうたら再利用して出さない方がずっといいじゃないですか。 ◯ 藍沢市民生活課長  基本的な部分で言いますと,要するにごみ焼却施設というのは,委員も御存じのように,単にごみを燃やすだけでなくて,今回の施設は高効率というか,ごみを焼却した場合に出る熱エネルギーを活用して施設内の電力を賄ったり,余剰電力については売電するというふうな仕組みの施設です。その中で,生活排水も当然クローズドですると,効率よくエネルギーが得られなくなるということによって,発電量が相対的に落ちるというような仕組みになりますので,そういった意味での今の説明でございました。 ◎ 出口委員  だからそれがおかしいって言うのよ。それでは今回の場合は発電を目的にごみの焼却場を建てるのですか。売電,発電をできるだけして,それで電気をこしらえて売って,それも大きな目的であるというふうな認識なのですか。そうじゃないでしょう。こんな話は今までに私は聞いていません。そんなに大きな売電収入がなかったらやっていけられないのですか。やっていけられないにしたって,それよりかははるかに,環境保全,特に水の問題はこれだけ大きなあれになっているのですから,いっそのこと生活排水についても再利用して,一切放流しない。当初徳島市の生活環境課長が新聞紙上でお答えになったような形で,あのときはそんなことは書いてなかったですよ。クローズドスタンスにするから,水は流さないのだということでしょう。生活排水については流しますと書いてあったの。 ◯ 藍沢市民生活課長  昨年9月の報道の部分で,環境整備室長から申し上げたのは,プラント排水については場内再利用するということで,生活排水に関しては,確かに委員がおっしゃるように述べられていませんでした。それはそうなのですけども,最終的には,先ほど来申し上げているように,熱エネルギーを効率よく回収するという意味合いから,発電施設をメインにつくるというわけではないのですけども,やはり循環型社会という部分の考え方から,そういうふうに熱を有効に活用しようという意図が施設設計においてはあるようでございます。 ◎ 出口委員  ここで押し問答をしたってしょうがないと思います。本質的には徳島市が主体となって事業主体となってやるものですから。ただ,皆さんがおっしゃるように,できるだけ本市の事情もわかっていただいて,周囲の理解が得やすいような形のものをつくらはるのなら,大きな金額をかけてつくるものですから,後から変更するということはできませんし,もし本当に水の汚染があったら大変な問題になると思いますよ。
     だから,できれば,私はやっぱり本当の完全なクローズドシステム,今皆さんの御答弁の中でもあったじゃないですか。阿南市はそういうふうな方針をとっとるわけでしょう。あなたはそう言うた。阿南市ができとるのだったら,徳島市だってそういうものはできるでしょう。そうでしょう。 ◯ 藍沢市民生活課長  これは先ほども部長が答弁で言いましたけれども,我々の説明会のみならず,事業主体である徳島市にとっても,飯谷町民付近にとって当然勝浦川の話はあります。だからそういった御質問が出てくる中で,徳島市がどのように判断をされるかという部分が一つ肝心な点になってくるかなと思います。  阿南市については,確かに私の方から説明しましたように,単体の施設でありますが,雨水は流しておりますけれども,生活排水をクローズドしているということではあります。 ◎ 松下委員  先ほどからちょっとお聞きしている中,高木委員が負担金の件で抗議をおっしゃっていたのですけど,出口委員も言っている中なのですけど,事業主体があくまでも徳島市の事務委託になる。ただ広域というところで,徳島の議会と我々の議会と温度差はないだろうというふうなお答えを去年言われておったと思うのです。ですけれども,先日徳島新聞でこういうふうな報道が出ました。まだ我々は一個も知りませんよというふうな状態が続いておったのですけど,その点について先ほど出口委員が言われて,あくまでも事業主体が徳島市なので,徳島市の方の判断というふうにおっしゃっていたのですけど,意見も言っていただきたいし,我々は情報提供をもう少ししていただきたいというところで,ちょっとお答えを願えますか。 ◯ 藍沢市民生活課長  委員がおっしゃられた部分に関しましては,昨年度来,いろいろ1年間,作業部会等で事務レベルで協議してきた中で,必要な情報はもちろん徳島市に対しても必要な要望についても,今後も今回いろいろ水を中心とした部分がやはり小松島市にとっては最大の関心事の部分でございますので,先ほど周辺対策も含めてそういったさまざまな委員からいろいろな角度からいただいた質問に関しまして,要望に関しましても伝えている,伝えていくという姿勢は変わりません。その情報についても今後もできるだけ早い段階で,中身が固まったらの情報になりますけれども,お伝えいただいて,新聞に出てからというのではなくて,そういうことには当然努めてまいりたいと考えています。 ◎ 井村委員長     それでは,休憩に入りたいと思いますが,皆さん,どうしましょうか。お昼休みは今からですと40分になりますが,よろしいですか。                        (「もう終わる」と言う者あり) ◎ 井村委員長     これで終了したらええのやな。申しわけない。     質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  質疑なしと認めます。  よって,市民生活課への質疑を終結いたします。  小休いたします。                        [休憩 午後 0時20分]                        [再開 午後 1時00分] ◎ 井村委員長  再開いたします。  午前中に引き続き,市民環境部部局別審査を行います。                        [戸籍住民課より議案説明] ◎ 井村委員長  以上で,戸籍住民課の説明は終わりました。  これより,戸籍住民課に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  9月の主要施策のときでも聞いたのですけど,マイナンバーカードってあれからこっちはふえているのですか。 ◯ 築原戸籍住民課長  きのう時点,3月15日時点のマイナンバーカードの交付枚数を申し上げますと3,624枚,人口比率にしますと約9.3%ということでございまして,少しずつではありますが,カードを持つ人というのはふえてきてはいるような状況です。 ◎ 出口委員  66ページと67ページ,66ページの方が,委託料で住民基本台帳システムと戸籍及び附票連係構築委託料が129万6,000円,それと67ページも同じ形で572万4,000円と書いているので,さっきの説明ではこちら側,あちら側というような説明だったのですけれども,私が考えるのに,同じ課で同じことでしょう。こっちだあっちだという話で,予算はこういうやり方をするのですか。ちょっと私はおかしいと思うのだけどね。連携システムで要るのだったら1本でいいのではないですか。 ◯ 築原戸籍住民課長  予算の立て方の御質問をいただいたのですけれども,事業が住民基本台帳事務と戸籍事務に分かれておりまして,住民基本台帳システムについては,住民基本台帳事務から,戸籍システムについては戸籍事務からということで,それぞれシステムのベンダーも違いますし,連携させるための内容も少しずつ違いますので,こういう形で予算を立てさせていただいています。 ◎ 出口委員  ベンダーが違うのですか。わかりました。 ◎ 井村委員長     ほかに質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  質疑なしと認めます。  よって,戸籍住民課への質疑を終結いたします。  小休いたします。                        [休憩 午後 1時07分]                        [再開 午後 1時08分] ◎ 井村委員長  再開いたします。                        [人権推進課より議案説明] ◎ 井村委員長  以上で,人権推進課の説明は終わりました。  これより,人権推進課に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  142ページ,教養文化活動費58万円と146ページの172万円,これは誰でも参加できるのか,そこの地域の人じゃないとだめなのですか。 ◯ 舩越人権推進課長  これに関しては地域とか関係なく市民の方に利用していただけます。ただちょっと人気のある講座も多いために,多過ぎたらちょっと制限をかける可能性はあるので御了承していただきたいと思っております。 ◎ 吉見委員  ありがとうございます。  332ページの団体補助金の321万円,交付の基準はどんなのでしょうか。 ◯ 高井人権推進課主幹  失礼いたします。まず332ページの補助金の交付の基準ということでお答えさせていただきます。  この交付金につきましては,1つ目は小松島市勝浦郡地区進路保障協議会,これが小松島市と勝浦郡上勝町の3市町村の教育長が首長となりまして,うちの小松島市厚生福祉解放センターが事務局となって活動しております。こちらの方に55万円計上しております。その後,それぞれの千代小学校区人権のまちづくり子ども会,それから児安小学校区人権のまちづくり子ども会,小松島中学校区人権のまちづくり子ども会,櫛渕小学校区人権のまちづくり子ども会,坂野地区の人権のまちづくり子ども会,それぞれの子ども会の保護者会の方から10月にヒアリングさせてもらいまして,それぞれ要望を聞かせてもらって,予算をつけさせてもらっております。  それから,最後の方なのですけれども,市の人権教育研究協議会,人権研修それから啓発研修会の事業補助金ということで,これは市内の保育園・幼稚園・小学校・中学校・高校,今回は認定こども園もございます。こちらの全ての教育に関する機関におきまして,それぞれに補助金を出しているところと,それから市の人権教育研究大会の方を毎年行っております。そちらの方に48万円ということで,全て合わせて321万円というふうな形になっております。 ◎ 吉見委員  それはわかったのやけど,どういう基準で選んでいるのかということなのです。例えば和田島だったらまだずっと毎年入っていませんわね。どういうことでしょうか。 ◯ 高井人権推進課主幹  説明させていただきます。まず小松島市勝浦郡地区進路保障協議会というのは,これは小松島市全体がかかわっております。それから,最後にお話しさせてもらいました人権教育啓発研究協議会のこの人権研修に関しても,全部かかわっております。  それから,子ども会の方なのですけれども,こちらの方はもう13年前に県と国の方で実施しておりました学習会の実施校のところが,法律が切れたときに続けて一応こういう形で活動をさせてほしいという要望がありまして,そのまま予算をつけさせてもらって,形は少し変わっているのですけれども活動させてもらっております。 ◎ 出口委員  関連で聞きますけれども,千代小学校,児安小学校,小松島中学校,櫛渕小学校,それぞれまちづくり子ども会ということで,金額が書かれておりますが,今聞いた話では,13年前からの状態で算出をしておるということですよね。13年前だったら大分現在減っておるだろうと思うのですけども,私の考えですけれども,例えば子どもの数によって1人当たり幾らというような形で計算しているのかなと思ったのですけど,そうではないのですか。どういう計算根拠なのですか。 ◯ 高井人権推進課主幹  今おっしゃられたとおり,13年前と同額ではございません。非常に削る部分では削らせていただくことも,こちらの方の市からもお話しさせてもらっていますし,ヒアリングのときに来年度参加する児童の見込みも話し合いをしながら,児童に対しての部分で補助金を出すということで,計算しております。13年間,見ていただいたらわかると思うのですが,非常にお金の方も,子どもたちの数も減っておりますので,少しずつ減ってきているというふうに思っております。 ◎ 出口委員  それではやっぱり私の言うとおり,子どもの数によって算出をしているということですね。1人当たりどのぐらいの金額ですか。 ◯ 高井人権推進課主幹  細かくはちょっと答えられないというのは何かというと,それぞれの子ども会で保護者の要望がありまして,こういうことがしたい,ああいうことがしたいということを,この補助金の特性も考えながらということで,一応計画に合わせて子どもの数とそこにかかるお金ということで計上させてもらっております。 ◎ 出口委員  じゃあ明確な基準というのはないということですね。 ◯ 高井人権推進課主幹  明確という部分は一応基準は考えてさせてはもらっているのですが,今ちょっと細かくは答えられないということです。 ◎ 出口委員  だから,子どもの数ももちろん勘案をするのだろうけども,それよりか計画というか,ことしはこういうことをやりたいからこれぐらいというような話で決めとるということですね。 ◯ 高井人権推進課主幹  5つの子ども会がありますので,その5つの子ども会の活動の中身を考えて,横並びで同じようなことがあれば金額をそろえてということで,一応計上させてもらっております。  それぞれの子ども会の方で項目をつくらせてもらっておりまして,そこでの基準額というのは決めてございます。それに子どもの数を掛けてということで,算出方法を考えております。 ◎ 出口委員  それやったら,それを言ってください。さっきからそれを聞いている。 ◯ 高井人権推進課主幹  例えば,報償費といたしましては,これは学校の先生方にお願いしている部分というのがありまして,かつては指導謝金という言葉を使われたのですけれども,もう今の御時世の中では謝金ということではお支払いできないということで,一応先生方に御協力を願うということで,報奨金を1人2,000円で1年間来ていただくということでしております。  それから指導員事務用品費に関しても,先生方のいろんな場所に来ていただくということで,交通費ということでは出せませんので,これも法律が変わったときに変わらせてもらって,1人1年間3,000円,それから活動運営費といたしましては,それぞれの活動団体に母体として2万4,000円,これは小学校が幾ら,中学校が幾らという形で出してもらいながら,1人2,000円の人数分というふうな形で出しております。それから,交流講座費としましても,これも小学校であれば,例えば1団体に1万5,000円に1,000円の人数分を掛けてということで,出させてもらっております。  1泊研修費,こちらに関しても,小学校と中学校が一緒になっているところもありますし,そういう部分があるので,まずは基本のベースとして1万6,000円プラス3,000円の人数分というふうな形で出させてもらっております。  あと講座研修交通費に関しましては,それぞれの研修地の場所に行くところに関しまして,かかわっているバス会社さんに聞いたところ,まずは四国内,それから徳島県内,関西圏ということで,バス代の方を出させてもらっております。  こちらの今お話しさせてもらった部分に関しても,それぞれ子ども会の人数が違いますので,それぞれ計算をさせてもらって,今出させてもらっています。 ◎ 出口委員  わかりました。わかりましたが,今聞くところによると,やっぱり子どもの人数が大きくかかわってくるということであれば,当然児童数は毎年減っていきよるわけでしょう。そしたら,この総数,総額でいうてこの部分の団体補助金,負担金補助及び交付金の金額というのは毎年下がっているのですね。                         (「はい」と言う者あり) ◎ 出口委員
        わかりました。 ◎ 井村委員長     ほかにございませんか。 ◎ 前川委員  ちょっと教えてほしいのですけど,一昨年末に部落差別解消推進法という法律ができたのですけど,来年度の予算を私は見せてもらったのですけど,啓発活動で計上されているというのはあるのですか。 ◯ 舩越人権推進課長  部落差別解消法に関する啓発活動費ということですけども,正直今までどおりこの法律がなかったとしても,同和対策事業特別措置法以降,ずっと継続して啓発教育活動に力を入れて実施しております。項目の法律の中に1つ調査というのがあったと思うのですけども,それに関しては,まだちょっと法務局の方からのお答えとかそういうのがまだいただけておりませのですので,実態調査とかそういうものについては,またおいおい法務局の方から連絡があると思いますので,それに応じてこちらの方から対処したいと思っております。  それで,啓発教育活動に関しても,引き続き充実したものができるように心がけてこちらも進めてまいりたいと思っておりますので,御理解のほどよろしくお願いいたします。 ◎ 前川委員  本市は,他市に比べて人権問題,そしてまた人権啓発については熱心に取り組んでおられるというのは重々わかっているのですけれども,何というのですか,画期的な法律ができましたので,1人でも多くの市民の方にその法律の内容,そして趣旨について周知をしていただきたいというふうに私は思うてるのです。そうすることによって,部落問題の解決に人権啓発につながるというふうに考えておりますので,今後ともよろしくお願いしたいと思います。 ◎ 広田委員  136ページの世代間交流健康センターの浴室改修工事の内容を,ちょっと先ほども説明があったのですけど,もう一回済みません,お願いします。 ◯ 舩越人権推進課長  世代間交流健康センターの浴室の工事ということで,もう一度説明させてもらいます。施設の方が23年ほどたっております。それで以前より一つ一つ部分的にちょっと壊れた不備なところがあったので部分改修をしておりましたが,今回浴槽からの水漏れがひどくなりまして,現在2つの浴槽のうちの1つを使用禁止にしております。また,残りの浴槽もタイルがはがれてきているために,改修工事を行うということでございます。 ◎ 広田委員  去年も350万円からの予算で浴室の改修工事をされとるのですよね。そしたらやっぱりこれもずっとこれからも何百万円かけて改修工事をしていくのですか。 ◯ 舩越人権推進課長  実を言いますと,平成29年度の浴室改修の方は予算をつけておりましたけれども,これは複雑な工事のために,ちょっと3回ほど入札をしておりますが,不調に終わっております。それで,今回平成30年度にもう一回仕切り直して今回数字を上げているというものでございます。よろしくお願いします。 ◎ 広田委員  去年の平成29年度の浴室改修工事の352万円という予算立てがあるのだけれども,それは執行しないのですか。もうしない予定でいくのですか。 ◯ 舩越人権推進課長  平成29年度の予算については,執行しないということでございます。 ◎ 広田委員  今1つの浴槽が使用禁止にしているということは,2つあるのですよね。あそこをちょっと見させていただいたこともあるのだけど,ということは,去年の352万円の予算づけをもう使わないということで,今回1つだけですか。いっそのこと去年の予算づけがあるのだから,その分の金額で2つ一緒に浴槽を直すという部分はないのですか。 ◯ 舩越人権推進課長  平成29年度の予算につきましては,2つの浴槽全体の工事ということになっています。今回も,この浴槽全体の工事をするということでございます。                    (「工事はしないということか」と言う者あり) ◯ 舩越人権推進課長  それとあと平成29年度の事業,改修事業についてはもう執行しないということで御理解をお願いいたします。 ◎ 広田委員  ありがとうございました。 ◎ 池渕委員  ちょっと今の関連でお聞きしたいのですけど,不調が3回あったというふうなお話なのだけど,それは分析としてはどのように原因があるという判断に至ったのでしょうか。 ◯ 舩越人権推進課長  これは設計とか金額の方は住宅課の方でしていただいているのですけれども,工事の内容というのが,防水工事から配管工事,いろんな分野にわたって工事の種類が入っております。それで,割と複雑な工事になったということで,業者の方でも参加の方が手を挙げていただく方が業者がいなかったということで,不調になっているという状態です。 ◎ 池渕委員  当初予算を今回は上げていただいている金額が450万円余りになっとるのですけど,内容的には全く一緒で金額だけが約100万円ぐらい上がったという捉え方でよろしいのですか。 ◯ 舩越人権推進課長  ちょっと住宅課で仕切り直して計算をしていただいているという状態でございます。去年とは少し違うような形ですけれども,メインは浴槽全体の改修ということになっております。 ◎ 池渕委員  ちょっともう少し詳しく言うてくれんと,少し違うって何が違うのか,今度は聞かないといかんので,前はこうだったけど,追加でこうなって,この分がこうですというようなそういう説明の仕方をしていただけますか。 ◯ 芳賀市民環境部長  申しわけありません。担当課の方で設計の詳しい内容を今のところ把握しておりませんので,住宅課の方に問い合わせまして,後日お答えしたいと思います。 ◎ 池渕委員  じゃあそれはそれでお願いするとして,今度も同じような原因にならんように,利用者の方に不便をおかけしたわけですから,3回失敗したのだからそれを繰り返さないようにだけ,十分注意をいただきたいということを申し述べておきます。 ◎ 安平委員  関連です。その今のやり方というのは,事務処理として正しいのですか。入札で3回かけてできませんでした。それを執行しないでやめました。翌年同じものをまた当初予算に上げてくるという行為は,正しいことなのですか。その辺ちょっと教えてください。 ◯ 芳賀市民環境部長  浴室の改修は,やらなければ施設が使用できなくなりますので,これはやらなければならない。本年度当初予算を組んで,一般的な設計,発注ということを行ったわけですけれども,受注してくださる工事会社がいなかった。時間的にも本年度で仕上げることができないということが明らかになりましたので,来年度再度予算化して,本年度の分については執行しないと。じゃあ全く同じ内容かというと,やはりちょっと技術的なことは先ほど申し上げましたように,住宅課の方に問い合わせてお答えしますけれども,やはりこういうやり方をやれば,受注していただけるのではないかというようなことで,もう一度検討するということで,予算組みだけ今はお願いするということでございます。 ◎ 安平委員  だから,その予算組みをするのはええのよ。ただその事務処理が正しいのかというのを僕は聞いているだけ。ただ,僕が言いたいのは,去年の当初予算で組んでやって,また同じだったら,さっき僕が考えていたのは,水槽が2つあるからそれを1つやって,ことしはもう1つの方をやるのかなと。2つを2年かけてやって,全部仕上がるのかなと,そんな感覚を受けるでしょう。だから,事務処理としたら,入札のときに3回不調に終わりました。そしたら,繰り越せばええじゃないですか。敬遠されたらまた繰り越して新しい補正予算を組んでもいい。金額を上げて発注すればええ。何でそれを取り消して,新しいものを当初予算にまた出すという,そういうやり方でなくてもやる方法はいっぱいあるじゃないですか。不調に終わったのだったら,その予算の350万円を繰り越したらいい。それで,補正予算で組んで,この金額にして発注したら。そしたら打ち消さんと新しいものにするという,行政だからいろんなやり方があるでしょう。だからいろいろなやり方はあるのに,何で,平成29年度当初に組んでいたやつを一切執行しませんでした。それで新しく同じものを同じ場所で同じものの水槽で同じものを,また翌年当初予算で上げてくるという,それが正しいのかということを聞いているわけです。        (「何で平成29年度に出さなかったわけ。議会はするということを認めとるのに」と言う者あり) ◯ 芳賀市民環境部長  当初予算の説明の前に,本年度の執行状況等をよく御説明して申し上げるべきであったと。あと本年度のものを繰り越して執行すればという御意見だと思うのですけれども,今回は繰り越しはしないで新たに予算組みをしてということで,平成30年度の予算で行いたいということでございます。当初予算の説明の際に本年度の執行状況を申し上げなかったので,混乱されたというのは,申しわけない。繰り越すか繰り越さないか,あるいは新規に予算組みするかしないかということに関しては,担当課,それから財政課等で検討した結果,このような当初予算になったということで御理解願いたいと思います。 ◎ 井村委員長  小休いたします。                        [休憩 午後 1時40分]                        [再開 午後 1時43分] ◎ 井村委員長  再開いたします。 ◎ 池渕委員  今のお風呂を直すの3回の入札の不調は,時期はいつといつだったのですか。それとその金額の変遷も教えてください。1回目は幾らで出した,2回目は幾らで出した,3回目は幾らで出した。 ◎ 井村委員長  データはありますか。 ◎ 池渕委員  何月と何月と何月ですか。教えてください。 ◯ 舩越人権推進課長  ちょっと今データを持ちあわせておりませんので,また御連絡をさせていただきますのでよろしくお願いしたいと思います。 ◎ 池渕委員  何月かもわからないのですか。 ◎ 井村委員長  小休いたします。                        [休憩 午後 1時45分]                        [再開 午後 1時56分] ◎ 井村委員長  再開いたします。 ◯ 芳賀市民環境部長  浴槽の改修の工事につきまして,本年度の入札の状況とそれから来年度予算にかかわります,どのようにつくっていきたいかと,設計施工に関する方針みたいなものを担当の課長からお話しいたします。 ◎ 井村委員長  担当課長じゃない,担当者からでしょう。 ◯ 舩越人権推進課長  まず入札の回数の関係ですけれども,1回目の入札が8月31日に行いました。それで,予定価格の方は200万円,それから2回目の入札が11月30日。 ◎ 池渕委員  まず8月31日にどういう状況だったのか,11月にどういう状況だったのか。入札があったとかなかったとか,1社だけだったとか。 ◯ 舩越人権推進課長  8月31日の入札のときは,応札者がなく不調となりました。それから,11月30日が金額の方ですけども,入り口のところがガラスでしたので,飛散フィルム等をつけ加えてさせていただきました。それでも応札者がなく不調ということになりました。それから,3回目の入札が12月19日にさせていただきまして,これに関しては金額が同じでランクの方を1つ上げさせていただいて,行いました。しかしながらこれも応札がなくて不調という形になっております。 ◎ 池渕委員  じゃあ3回とも全く札を入れた方がいらっしゃらなかったという事実でよろしいですか。 ◯ 舩越人権推進課長  そのとおりです。 ◎ 池渕委員  最後の12月19日のランクを1つ上げたってどういう意味合いなのですか。 ◯ 舩越人権推進課長  業者の方が,はじめはCランクの方で行っておりました。それで,2回とも応札者がなかったということで,3回目でBランクに上げさせていただいたところでございます。 ◎ 池渕委員  ランクづけに関しては金額の請負幅があると思うのですけど,それはどうしてそんなに飛び越えてすることが可能なのですか。 ◯ 柏木住宅課企画監  指名のランクにつきましては,こちらからということではありません。審査委員会で諮られたことでございます。私どもがBランクにというふうなお話をしたわけではございません。結果,Bランクの発注になったということでございます。 ◎ 池渕委員  どない考えたって,誰かが発案せなんだらそうならないでしょう。委員会の中でふわっと決まるわけないじゃないですか。だからそれを議案提案していくのは自分ところの課でしょう。違うのですか。ほかの課の人がこうせえと言うの。だからそれを聞きよるのですよ。
    ◯ 舩越人権推進課長  一応今回建設管理課と相談してこのランクを上げてはどうかという話になったということでございます。 ◎ 池渕委員  はっきりわからないのだけど,建設管理課がそういう提案をしたという解釈でよろしいのですか。 ◎ 井村委員長  小休いたします。                        [休憩 午後 2時02分]                        [再開 午後 2時15分] ◎ 井村委員長  再開いたします。 ◎ 吉見委員  住宅新築資金の貸付事業特別会計で,大分回収ができていると思うのですけど,平成29年9月の残高はわかっているのだけど,それからこっちは幾らぐらい減って,幾らぐらい残高が残っているか,教えていただけますか。 ◯ 芳賀市民環境部長  平成28年度末で93件約2億3,450万円の滞納償還金が残っておりましたけれども,本年2月末時点の集計でございますけれども,81件約1億9,800万円という数字に変化しております。 ◎ 吉見委員  これは順調にいくような感じでしょうか。 ◯ 芳賀市民環境部長  これにつきましては,一つ一つ契約を精査して相手方と交渉して,最悪の場合には訴訟してというようなことで,一つ一つ決着をつけていかなければなりませんので,なかなかこの81件があと何年で終わるのかということに関しては,今すぐ申し上げることはできませんけれども,これは文教厚生常任委員会のときもお答えしましたけれども,体制を整えてやっていきたいと考えております。 ◎ 吉見委員  これは時効が来てとれないやつがあるとか聞いてますけど,責任者というのは責任はとらないのでしょうか。 ◯ 孫田副市長  欠損処理といいますか,市の債権を時効にかけてしまった,もらえなくなった,こういった場合にどういう責任のとり方があるのかという,こういったお話であったかと思います。厳密なことを言いますと,会計処理の是非は事務上の不手際,過失というようなことですと,仮に住民監査請求なり住民訴訟なりが起こされますと,その分は処理を怠っていたというような事柄で裁判所に認定されたとすれば,そのときの担当者,これに関して一定の損害額があるということが決まれば,求償していかなければならない,こういう厳しい状態がございます。どうやって責任をとるのだといったら,最終的にこういう形の責任のとり方がまず1つあると。これは御理解いただきたいと思いますが,もう一点は,政治的な責任,私を含めてそのときの市長,副市長,そういったものがどういった政治的責任を負うのか,こういった流れになりますので,責任のとり方といったら法的責任,政治的責任,またはもう一つは道義的な責任,政治的責任と道義的責任は割とかぶっているかなと思われるのですけれども,そういった責任のとり方,政治的責任のとり方というのは,政治家なりの俗に言う責任のとり方なので,これについては決まり切ったものはございませんが,世情行われているような事柄かなと。それ以上は言いませんけれども,そういう政治的な責任のとり方がございますよね。こういうことであろうかというふうに考えております。 ◎ 吉見委員  詳しくありがとうございました。 ◎ 井村委員長  引き続き,池渕委員の質問にお答えいただきたいと思いますが,済みません,私は趣旨を忘れたので,池渕委員,もう一回質問してくれますか。 ◎ 池渕委員  12月19日に3回目の発注に関しては,建設審査委員会でランクを通常C物件であろうものをBランクに上げて出したけれども,それも不調だったという結果をいただいたのですけども,そもそもその金額の設定でBランクに上げたというふうに起案したのは建設管理課ですかと尋ねたら,答えがなかったので,その続きをお願いします。 ◯ 成川建設管理課長  建設管理課です。世代間交流健康センターの浴室改修工事です。これはまず1回目行ったのが,金額的にCランクですので,8月31日に行っています。そこで不調でしたので,その次に10月25日。                       (「さっきと違う」と言う者あり) ◯ 成川建設管理課長  10月25日にやっています。これは仕様書を変えて,やってます。仕様書を変えたけども不調でした。  ですので,さらにもう一回,11月30日です。11月30日にやってます。2回目で仕様書を変えたのですが,もうそれ以上変える余地がなかったと聞いてます。変える余地がなかったのだけど,審査委員会の中で,もう一回これをやろうということになりまして,11月30日にやりました。それでも応札者がなかったのです。  同じ仕様書で2回ちょっとだめだったということで,次にもう一回どうするかということが審査委員会の中で出たのですが,もうランクを変えざるを得ないかなという話でBランクになったいきさつがございます。  最終的にはさらに応札者がなかったという状況です。  全部で4回です。 ◯ 舩越人権推進課長  済みません,私の言葉でちょっと1回入札の日が飛びましたので,訂正いたします。3回だったという発言をしておりましたが,4回でしたので訂正いたします。失礼いたしました。 ◎ 池渕委員  状況はまた今変わったので,改めてわかったのですけども,そのCからBに上げてこうしましょうと発案したのは誰ですかと聞いたのです。いいですか。最終決定したのは審査委員会で決定したというのは,それはわかりますよ。どなたかが発言しないとそうはならないので,そういう提案はどこから出てきたのですかというのを,建設管理課ですかと,さっき人権推進課に尋ねたのです。そしたら黙られたので,お呼びになられたのだと思うのですけど,そこを聞きよるのです。 ◯ 成川建設管理課長  状況からすると,建設管理課が,ごめんなさい,はっきり覚えてはいないのですが,建設管理課の発案だと,思いますというのはおかしいのですけど,言わざるを得ません。 ◎ 池渕委員  係にあれですけど,申しわけない。そもそもこういうことは成り立つのですか。業者さんからしたら自分が入っている制限幅の金額より以下の金額が指名入札されるわけでしょう。これは間違いじゃないのというような,こんなものはうちらが入る条件のランクより下の分じゃないのという話にならないのですか。特殊な技術が要ってこういう条件になるというような,特別条項を入れたのであれば別ですけど,そんなのはなしに,全くまっさらのままでBにそのまま発注したという結果なのですか。 ◯ 成川建設管理課長  仕様書を変える余地がもうなかったというふうには聞いてます。ですので,仕様書を変える余地がないのであれば,メンバーを,指名先の選定先を変えるしか方法はないというふうに考えました。 ◎ 池渕委員  だから,そもそもそのルールは,変えられるのということを尋ねているのですよ。各ランクの人は金額の幅があるわけでしょう。それを例えば地権者だったらもちろん工事に入るとかいうのだったらわかるけど,全くそういうあれがないままで,そのルールは破られてもオーケーなわけですか。別に入札の規則上問題はないのでしょう。僕はあると思うてるのですけど,そうするということは問題がないという認識でよろしいのですね。 ◎ 井村委員長  小休いたします。                        [休憩 午後 2時26分]                        [再開 午後 2時27分] ◎ 井村委員長  再開いたします。 ◎ 池渕委員  今のは後でお答えいただけるということでして,人権推進課に聞きたいのですけど,発注予定の工事見通しは第1四半期で見通しておいて,8月31日が1回目になったというのは,これはどういう理由なのですか。これこそ利用者のことを考えてやるのであれば,予算が通ったらすぐにでも入って,5月には発注すべきことだったのじゃないのですか。おくれた原因というのはどこにあったのですか。 ◯ 舩越人権推進課長  世代間交流健康センターというのが,実を言いますとお風呂の施設,それから講座も交流事業もしております。それで,できるだけお客さんの少ない時期,大体お盆の時期とかが少ないのですが,その時期に合わせて工事をしてほしいという要望が市民の方にあったので,その時期にさせていただきました。 ◎ 池渕委員  今の御説明で,時期が合ってないじゃないですか。だってお盆にするのだったら,6月とか7月に発注してせんと,できないじゃないですか。そんな説明にならないような説明はやめてください。どういう理由でそういう説明をされたか知らないけど,今のは説明になってないので,撤回されてもう一度説明を求めます。 ◯ 舩越人権推進課長  訂正させていただきます。お盆ではなくてお客さんが少ない時期に合わせて工事を行ってほしいということで,その時期にさせていただきました。 ◎ 池渕委員  少ない時期はいつですか。 ◎ 井村委員長  小休いたします。                        [休憩 午後 2時30分]                        [再開 午後 2時32分] ◎ 井村委員長  再開いたします。 ◯ 舩越人権推進課長  まず少ないのが9月ぐらい前後になると思います。それから,なぜ第1四半期でできなかったかといいますと,この話が始まったのが平成29年から話がありまして,そこから設計等で施設のところを下見等をさせていただいて,それから行いましたので,初めの四半期には間に合わなかったということでございます。                          (何か言う者あり) ◎ 井村委員長  もう一度説明を願います。 ◯ 舩越人権推進課長  大体9月が一番少ない時期ということでございます。 ◎ 池渕委員  さっきの説明で,話があったのが平成29年と1年長いのですけど,この話が平成29年何月からスタートされたのですか。平成29年とおっしゃるのであれば。 ◯ 舩越人権推進課長  4月からです。                   (「3月には当初予算を組んでる」と言う者あり) ◎ 井村委員長  小休いたします。                        [休憩 午後 2時34分]                        [再開 午後 2時44分] ◎ 井村委員長  再開いたします。 ◯ 芳賀市民環境部長  申しわけありません。少し整理をいたしまして,担当者の方からお話ししたいと思いますけれども,この浴槽の修理に関しましては,平成29年度予算を編成する段階で,これは平成29年度のためにといいますか,平成28年度にそういう提案になったわけではなくて,数年前から早く修理しなければいけないということでありました。それで,どのような積算をしたのかというのは数年前の話なのですけれども,おおよそ350万円ぐらいであろうということで,予算計上いたしまして,議決をいただきました。本年度に入りまして,4月からの作業につきましては,担当者からお話しいたします。 ◯ 柏木住宅課企画監  このお話をいただきましたのが4月3日付で設計工事に係る依頼がございましたので,4月当初は各課からの依頼もございますので,それを整理する中で5月ぐらいから,記録はとどめてはおりませんけれども,5月ぐらいから現地調査を始めたかと思います。何度か現地を見せていただいたり,利用状況等をお聞きする中で,1月後の6月,7月ぐらいから実施設計を行いまして,次の8月の入札まで到達したというようなところでございます。 ◎ 池渕委員  利用者が一番少ない9月と言いよったのですけど,あと10月,11月とか工事は3カ月か5カ月ぐらい,3カ月ぐらいですか。その3カ月の間で一番短い月が9・10・11月だったという認識でよろしいのですか。 ◯ 舩越人権推進課長  それでお願いいたします。 ◎ 池渕委員  後日で結構なので,1年間の利用者数の月別の数字だけ資料として提出していただけたら助かります。  もう一点聞いていたランクづけに関してお答えいただけますか。
    ◯ 成川建設管理課長  この案件につきましては,そもそも指名競争入札で行っております。指名競争入札においては,成立しなかった場合,仕様書を変えるかあるいは指名先を変えるかのどちらかしか方法がございません。1回目に仕様書を変え,仕様書というのは中身ですけども,設計書の中身を変えて発注したが,不調だった。3回目も仕様書はそのままですけども,さらに不調だった。あと残る方法としては指名がえしかなかったという状況がございます。金額に応じてランクづけということで運用は行っておりますが,指名がえをすることについて別に問題はございません。  その後の入札ですが,Bランクにしたときには,指名通知の中に,文言としては,当該指名競争入札は指名がえによる入札案件となりますという案内もしております。 ◎ 池渕委員  よくわかりました。担当者側に聞きたいのですけど,なぜこういうような結果に及んだかというのは,担当者としてはどのように考えているのですか。 ◯ 舩越人権推進課長  私がここの人権推進課に入る前までに,この修繕の方にはできるだけ修繕の方をお願いしますという話で来ておりました。できるだけこちらの方も予算をつけて早目にしたかったのですけれども,ちょっと遅くなったというところは,私どもの事務処理の,即事務処理ができなかったという,早くできなかったということで,大変申しわけなく思っております。           (「不調になった原因をどういうふうに分析しているかという話です」と言う者あり) ◎ 池渕委員  いやいや担当課長がどう思うてるかということをきいているわけです。 ◯ 舩越人権推進課長  詳しい口述的なものというのはどうか私も詳しくはわからないのですけれども,先ほども申したとおり,いろんな配管とかそういうような複雑な仕事が作業があったということで,業者の方では複雑な事業ということで応札の方がなかったのではないかと思っております。 ◎ 池渕委員  実態がこれなのですよ。今,マイクをすっと渡すでしょう。これは自分のものではないと思うてるわけです。私はそう感じますよ。だから特にこういう技術分野の部分は,議会でも提案をさせてもろうたけど,やっぱり技術的なことを委ねるのだったらそこの専門的な部分のところを集めた組織体制をつくってやっていかんから,間違いなくこういうことが起こるのですよ。こういうことをのけようと思うたら,一旦そこの技術的なところの課に全部任せて,発注して工事が終わってから,その所管課へ渡しがえしたらいいじゃないですか。こういうことが何回も行われてきているのですね。  案件をちょっと忘れましてけれども,前も起こった事案があるので,議会からも一度その組織体制の見直しを提案させていただいたと思う。やはりそういう気持ちを持ちながらやると,どうしてもこういうこと自体も起こってくる。原因はどこにあったかわかりませんけれども,やっぱり次に今度早急にこの当初予算の後は,できるだけ利用者の方に迷惑をかけない状況で,早目に工事に着手を望みます。 ◎ 井村委員長     ほかにございませんか。 ◎ 松下委員  ちょっと1点お聞きしたいと思います。先ほど吉見委員が住宅新築資金のことでおっしゃられていたのですけど,当初予算の137ページの役務費のところで,民事執行予納金が減っているのですけど,方向としてはことしは裁判にかかわるものは少ないというふうな想定でよろしいのですか。 ◯ 舩越人権推進課長  予納金が100万円ということですけれども,これは競売の分に係るものでございまして,訴訟の方ではまた別ということで用意してございます。 ◎ 松下委員  対象がことしは少ないということでよろしいのですか。裁判で,競売でなしに別の方で回収していきたいというふうな方向で。 ◯ 舩越人権推進課長  一応競売の方はなくなっておりますが,訴訟の方はふえる見込みということございます。 ◎ 安平委員  先ほどの件なのですけど,応札者がなかった,辞退ということだと思うのだけど,4回やって4回ともというのは,明らかに価格に相違があるという話だろうと思うのです。だから安いから誰も手をつけない。ランクも変えたって,ランクを変えることがええのかどうか,ぼくはええことではないと思うてるけどね。ランクは変えてなくてもええやろな。ランクを変えるのではなくて,業者を変えるのでしょう。業者というのは指名業者が20社あって20社から10社を選んだけど,10社はだめだったから,このランクの中の違う10社を選んでくる。それで業者を変えるという言い方を普通するのだけどね。  そんなことはいいのだけど,柏木企画監,積算をしたのは柏木企画監のところでしょう。それで本当に応札者がないということについて,何かどこかが違うのではないかというような感覚はなかったですか。応札者が4回ないのです。その辺はどういう分析をされますか。そうしないと,ことし予算をつけたって,結局同じになりますよ。この辺はどうですか。この1点だけお聞かせください。 ◯ 柏木住宅課企画監  もうこの時点になりまして,新年度の取り組みになるわけなのですけれども,もちろんのことなのですけれども,最新の単価で見直すことによって,実情に合わせた設計額を算出して,入札にかけますれば,応札されると思っております。 ◎ 安平委員  間違いなく柏木さんは,例えば個々というか官が積算する予定価格というのは絶対間違いないはずなのでしょう。これが間違ったら大変なことだから。だからこれは適正な価格,これも絶対間違いない。それをやられているのだけど,業者さんがそれで応札してこない。辞退ばかりです。  というのは,極論を言うと,市場価格,資機材の価格とかいうのがきっと物価が早く上がっているとか,スライド制とかがあるじゃないですか。それを考慮したことを考えてみたらどうかなと思うたりもしたのだけど,価格的な問題,歩掛かりは絶対変えようがないし,だからあとは価格ではない単価ですね。単価のところでもう一遍ちょっとチェックしていただいて,今度発注されたら,今度はうまくいくのではないかなと思うたりもしますので,またその辺を検討してみてください。 ◎ 井村委員長     ほかに質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  質疑なしと認めます。  よって,人権推進課への質疑を終結いたします。  小休いたします。                        [休憩 午後 2時56分]                        [再開 午後 2時57分] ◎ 井村委員長  再開いたします。                       [環境衛生センターより議案説明] ◎ 井村委員長  以上で,環境衛生センターの説明は終わりました。  これより,環境衛生センターに対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  はじめに収入なのですけど,22ページの23番で鉄,アルミなどの売却収益が324万円となっているのですけど,古紙などが100万円ほどで合計で424万円,平成28年度の鉄と紙の合計は634万円,平成27年度は1,181万円の収入があるのですけど,424万円の収入というのは少な過ぎじゃないのでしょうか。 ◯ 尾山環境衛生センター所長  委員から,歳入予算についての少な過ぎるのではないかという御質問をいただきましたが,金属部類の歳入金額の増減に関しましては,毎年の売却単価,またごみ類の搬入量によって大きく左右されますことが要因であると考えております。当然,売り払う金額が安ければ,安くなると。搬入量が安く出れば安いというきまりで,一概に量が減った,金額が高いというては決定はできません。御理解のほどよろしくお願いします。 ◎ 吉見委員  それでこれは2年間400万円でしょう。平成28年が600万円,平成27年が1,100万円あるのですよ。何ぼ何でもそんなにも変わるものですか。搬入量というのはほとんど変わらないのと違いますか。 ◯ 尾山環境衛生センター所長  当然比較される年度が平成27年度と平成28年度という話ですね。平成27年度に関して上半期の10キロ当たりの売却単価は453円,それで下半期は261円,平成28年度の上半期は231円です。ということで,当然量が減ったからふえたからという理由でなしに,売却の売り払う価格は,当然物価が変動して金属類の価格も上下しますので,それに左右されるということで御理解のほどよろしくお願いいたします。 ◎ 吉見委員  済みませんでした。  161ページの委託料,一般質問でしたのですけど,前の業務が後ろの業務と分けとるというのですけど,前の業務が2,831万円,後ろの窯の方が86万円で,これで私の計算で合ってますでしょうか。 ◯ 尾山環境衛生センター所長  委託料の内訳ですね。葬斎場の運営管理,指定管理,炉前の受付業務が2,174万1,000円でございます。火葬の炉の運転業務ということで648万円,火葬炉の保守管理業務が86万4,000円という内訳になってございます。 ◎ 吉見委員  ありがとうございます。ちょっと違うてた。  2カ所に委託しとるのですね。受付とかをやっている人が2,174万円,後ろの窯の保守点検とかいうのが86万円ですか,それで運転しよるのは648万円ということですね。ありがとうございます。  175ページの資源ごみの関係で委託料が581万円というのですけど,これは収集してもらって販売するんじゃなしに収集してもらうその人が全部処分するということでいいのでしょうか。 ◯ 尾山環境衛生センター所長  資源ごみ回収費というのは基本的に581万円というのは紙類の収集業務でございます。 ◎ 吉見委員  紙を売却したら1円とか2円とかあるでしょう。そんなのもの全部向こうに渡すわけですね。 ◯ 尾山環境衛生センター所長  予算書の歳入の項目を見ていただけたら,歳入に紙類,古紙類の売却の金額は当然入ってございます。 ◎ 吉見委員  済みません。それと,ごみ焼却施設の協力金と葬斎場に占める協力金は,これはどれとどれがあるのでしょうか。                      (「もう一回言うて」と言う者あり) ◎ 吉見委員  ごみ焼却施設の協力金というのと葬斎場周辺の協力金というのは,どれとどれがそうか教えてほしいのですけど。 ◯ 尾山環境衛生センター所長  何ページの何とおっしゃっていただいたらいいのですが。 ◎ 吉見委員  175ページのごみ焼却整備事業とごみ焼却施設……。これは違うな。 ◯ 尾山環境衛生センター所長  委員がおっしゃられているのは,この175ページの周辺整備事業の500万円のことでしょうか。それとも一番上の7の団体補助金のことに関してでしょうか。 ◎ 吉見委員  この500万円のことです。 ◯ 尾山環境衛生センター所長  この周辺整備事業に関しましては,当然焼却施設があります芝生町周辺のインフラ整備ということで,毎年500万円の計上で周辺環境の整備を行っている事業でございます。 ◎ 出口委員  ファイルナンバー359の件ですけども,粗大ごみは年2回が4回になって,それをさらに年6回を検討しとるのは大変結構な話で,それは評価しますが。一方,ペットボトル,金属類は今まで1週間に1回水曜日ということだったのを,隔週にするということは,何か理由があるのですか。 ◯ 尾山環境衛生センター所長  私の説明がちょっと不足しておったということで,再度説明させていただきます。  これまでは21日間隔であったことが,14日間隔,隔週になったということで,当然金属とペットボトルが1週間の隔週ごとで14日間隔,これまで21日間隔であったものが14日間隔ということで,7日の短縮ということになっております。 ◎ 出口委員  これは書きかえてもらわなんだら,このまま読んだら今まで毎週水曜日にしとったやつが,隔週になりますよと書いてある。そうではないのですか。私はそう読んだのだけど,私の読み方が間違えていたのかな。改善書。 ◯ 尾山環境衛生センター所長  済みません,13ページの分ですね。1年間を通じて原則収集間隔……。当然,毎水曜日に収集しているペットボトル,金属類について,1年間を通じて原則収集間隔を14日間隔で行うことという表記ではありますが,これまでの21日間隔ということを書いてないことが1つと,毎水曜日ということが誤解を招いたということであれば,内容はちょっともう一回見直していきたいと思います。私は表現的には合っているものとは理解しております。 ◎ 出口委員  そう言われたら後へ引くわけにいかん。普通に何もわからない市民がこれを読んで,毎週水曜日に収集しとるけども,それを14日間隔にするということは2週間に1回ととる。それとも,減っとるのですか。 ◯ 尾山環境衛生センター所長  申しわけございません。これまで21日間隔ということでありましたという表記を,追加させていただきます。よろしくお願いします。
                           (「毎水曜日や」と言う者あり) ◎ 出口委員  直すのだったら毎週水曜日というのをやめた方がいいですよ。 ◯ 尾山環境衛生センター所長  承知いたしました。 ◎ 出口委員  それと,174ページの廃プラの委託料なのですけども,これは2,550万円ということで,大分当初より下がったのですか。前は大体4,000万円ぐらいあった。 ◯ 尾山環境衛生センター所長  近年はこの金額でほぼ推移しておるものと思います。 ◎ 出口委員  たしか最初に契約したときは,私が覚えておるのは4,000万円ぐらいだったと思います。これは量に応じてしているわけですか。 ◯ 尾山環境衛生センター所長  トン当たりの単価で契約しております。 ◎ 出口委員  わかりました。ありがとうございました。 ◎ 井村委員長  175ページの今吉見委員が言われた500万円じゃなしに,上の7番の210万円,清掃協力助成金,ここもちょっと詳しくというかここの説明をお願いします。 ◯ 尾山環境衛生センター所長  団体補助金の内訳でございますね。これは地元協議会と提携しております協定書に基づいて,清掃協力助成金として地元関係団体に補助金として交付しているものでございまして,地区に出しておるものです。 ◎ 井村委員長  団体に出して,下の500万円はインフラ整備に使っているということですね。                        (「そうです」と言う者あり) ◎ 井村委員長  わかりました。  ほかにございませんか。 ◎ 広田委員  168ページ,169ページに係る犬の狂犬病の予防接種のことなのですが,毎年4月の広報にずっと出とると思うのです。何日間かけていついつ何時から何時までどこでやりますと。ことしの4月を含めて,今年度はもう終了してますという解釈でいいのか,3月いっぱいまでどこぞ犬猫病院でまた狂犬病を,個人的に犬を飼ったら持っていく方もおりますけど,4月のときって何頭予防接種を実績しとるのですか。 ◯ 尾山環境衛生センター所長  昨年の件数で申しますと,集合注射が534頭,個別が651頭,合計で1,185頭ということでございます。  申しわけございません,追加させていただきます。4月の集合注射ではそのうち533頭ということで,御理解のほどよろしくお願いいたします。 ◎ 広田委員  予算づけの中の業務委託料80万7,000円というのがあるのですが,この80万7,000円というのは多分県の獣医師会に委託して,獣医師さんの方で注射されている方に対してのお支払いなのだけど,ちなみにこれは頭数でお支払いしているのですか。実績でお支払いするのですか。 ◯ 尾山環境衛生センター所長  頭数の実績でございます。 ◎ 広田委員  若干の開きはあると思うのだけど,大体これぐらいのペースで獣医師さんの方にお支払いしているということですよね。 ◯ 尾山環境衛生センター所長  済みません,説明を訂正させていただきます。80万7,000円に関しましては,犬の登録原簿のデータの入力の委託料でございまして,システム会社にお支払いしている金額でありまして,予防注射のお金の分ではございません。済みません。 ◎ 広田委員  ということは,現場でこの支払いの関係で獣医師さんの方は皆処理しているということですね。 ◯ 尾山環境衛生センター所長  集合注射をしたときには,当然予防注射のお金を当日市民さんに持ってきていただいて,当日獣医師さんにはお支払いしております。 ◎ 広田委員  参考までに,最近ではもう野良犬というのはほとんど見かけなくなりました。これも正直な話なのです。ほとんどが家庭の庭で飼っているか,屋内で飼っているか,どちらかと思うのです。大体の頭数は把握できておるのですか。 ◯ 尾山環境衛生センター所長  当然犬の登録というのは法律で義務づけられてはおりますが,現実の頭数といたしましては,市として把握するのは登録していただいた頭数以外の数はおおよそではあっても読めませんのが現状でございます。 ◎ 広田委員  ちょっと話が前後ろで変わるのだけど,さっきも獣医師さんの3,000円という金額,4月の広報の書き方とホームページに出てくる書き方では,ちょっと意味合いが違うのでしょうね。広報の方は,去年の注射した方でことしもする方,継続の方は3,000円と書いてあります。その横に表として,新規登録3,000円,予防注射3,000円の6,000円と書いてあるのです。ところが,ホームページの中は,上と下と分かれているものだから,ちょっととり方によったら,下まで読まない場合は,3,000円だけしかホームページの方は理解されない。ちょっとホームページの書き方を書きかえていただけたらと,参考までにお願いはしておきます。申しわけございません。  それと,犬の死亡届というのがありますよね。犬の死亡届はどのぐらい出てきよるのですか。 ◯ 尾山環境衛生センター所長  実数は,実際当然報告があれば登録抹消をしなければならないので,そういう事務処理はしていますが,現実としての数字としましては,平成29年度3月現在で申しますと,累計で108頭の届け出件数がございます。 ◎ 広田委員  それは平成29年度,去年の4月からこっちの分だけですか。 ◯ 尾山環境衛生センター所長  おっしゃるとおりでございます。 ◎ 広田委員  皆さん方も気をつけてください。犬の死亡届というのが要ります。申しわけない。                 (「知らなかった」「登録されてる方だけで」と言う者あり) ◯ 尾山環境衛生センター所長  先ほども申しましたように,登録が義務づけられておりますので,当然,登録して,なおかつ人間の戸籍と同じと考えていただけたらと思います。 ◎ 広田委員     ありがとうございました。終わります。 ◎ 井村委員長  ほかに質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  質疑なしと認めます。  よって,環境衛生センターへの質疑を終結いたします。  以上で,本日の日程は終了いたしました。来週,19日は午前10時再開,保健福祉部及び産業建設部の部局別審査を行います。  本日は,これをもって散会いたします。                        [閉会 午後 3時36分] Copyright (C) 2005 Komatsushima City Assembly, All Rights Reserved....