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平成30年産業建設常任委員会 本文 2018-03-14

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  1. 小松島市議会 2018-03-14
    平成30年産業建設常任委員会 本文 2018-03-14


    取得元: 小松島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    2018年03月14日:平成30年産業建設常任委員会 本文                        [開会 午前10時00分]  -委員長開会宣告から議案説明まで省略- ◎ 武田委員長  以上で議案の説明は終わりました。  これより,議案第25号および議案第26号に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 武田委員長  質疑なしと認めます。  よって,質疑を終結いたします。  これより,討論に入ります。  討論はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 武田委員長  討論なしと認めます。  よって,討論を終結いたします。  これより,採決いたします。  まず,議案第25号 企業立地促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律第20条に規定する固定資産税課税免除に関する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。お諮りいたします。  議案第25号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり)
    ◎ 武田委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第25号については,原案のとおり可決すべきものと決しました。 ◎ 武田委員長  次に,議案第26号 小松島水道事業給水条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。お諮りいたします。  議案第26号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 武田委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第26号については,原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で,本委員会に付託されました事件は,全て議了いたしました。 ◎ 武田委員長  次に,まちづくり推進課より2つの事業について報告事項がございます。  まず,「小松島南部地区都市再生整備事業」について御報告願います。 ◯ 小林まちづくり推進課長  最初に本日の資料でございますが,2件ほどさせていただきます。2件とも紙ベースになりましたことを,まずはお詫び申し上げたいと思います。  そうしましたら,まず1点目の小松島南部地区都市再生整備事業取り組み状況につきまして,御説明を申し上げます。こちらの青の帯のある表紙の方をお願いします。  まず,1ページをおめくりください。この事業の検討の背景ということで,左の一番上に小松島市と高速道路の図面で描かせていただいております。まず,検討の目的の方から御説明しますと,立江櫛渕地区におけます地域活性化インターチェンジの設置につきましては,前原地区で現在,整備が進んでおります小松市インターチェンジから離れた南部地域高速道路整備効果を協議することを目的に,四国横断自動車道県道阿南小松島線が交差する,ちょっと図面では12ページをめくっていただきましたら,その場所がよくおわかりになろうかと思います。12ページの両方,大きい図面と小さいのとありますけど,この場所です。交差する立江櫛渕地区に,新たにインターチェンジを設置することで,高速道路整備効果を最大限に活用するとともに,市全体及び周辺市町のさらなる活性化につなげていく,極めて有効な手段であると位置づけまして,これまでも市議会及び周辺市町はもとより,立江櫛渕地区対策協議会皆様方とともに,国,県に対しまして,その必要性も求めてまいりました。  このようなこともありまして,四国8の字ネットワークの一部を形成する四国横断自動車道の開通を見すえ,立江櫛渕地区への新しいサービスでありますとか,多様な価値の提供などが期待される地域活性化拠点施設を初め,地域活性化インターチェンジの設置に向けた取り組みなど,高速道路を活用した新たなまちづくりの実現に向けまして,徳島県とともに,本年度から本格的な取り組みを進めているところであります。  具体的な取り組み状況について申し上げますと,地域活性化拠点施設でございますが,これにつきましては,平成29年8月に設置しました有識者会議小松島南部地域振興に向けた検討会議によりさまざまな角度から議論でありますとか,検討が行われまして,去る2月23日に小松島南部まちづくり方策に関する提言書が市長へ提出されたところであります。  この問題につきましては,去る1月22日の全員協議会で御説明させていただきましたので,内容はほぼ同じなので割愛をさせていただきまして,11ページをお願いしたいと思います。ここに,頭に打っていますように,地域振興施設,道の駅設置位置の検討ということで,これにつきましては,先般の武田議員からの一般質問でも御説明させていただきましたように,新直轄方式による無料の四国横断自動車道の整備でございますので,国としてもできるだけ少ない財政負担高速道路ネットワークを整備するといった観点から,サービスエリアでありますとか,パーキングエリア等休憩施設の設置は,高速道路の本線上には建設されないこととなっております。  また,立江櫛渕地区におきましては,立江トンネル羽ノ浦トンネルに挟まれました延長でいいますと,約1.6キロメートルの区間でございまして,県道から高速道路までのアクセス道及び高速道路に乗ったとしても,本線に合流するまでの加速車線を設置する必要がありますことから,この延長では,技術的にもほとんど両トンネル付近まで,その延長が必要になります。したがいまして,高速道路の本線上の休憩施設の設置は無理であるということから,今後,選定作業を進めます地域活性化拠点施設候補地につきましては,武田議員の御質問でもお答えさせていただきましたように,このインターチェンジ周辺での検討を進めるといったことになります。  11ページの右側の2とうっているところですが,ここが検討条件及び地点ということで,あらわさせていただいております。これについては,必ず考慮しなければならない事項ということで,8点ほどを挙げさせていただいております。項目ごとに御説明させていただきたいと思います。12ページをお願いいたします。  12ページの左の方で1)ということで,県道阿南小松島線沿いということでございますが,道の駅の施設でございますが,この施設は道路法の規定による道路施設となりますことから,県道沿いとするものであります。その下の2点目のインターチェンジ交差点からの距離についてでありますが,高速道路近郊型という道の駅の施設を目指すことから,県道の交通量に加えまして,高速道路利用交通量を勘案し,インターチェンジ交差点から500メートル以内に設置する方針とさせていただきたいと考えております。インターチェンジ近郊型の距離については,国の方も本質的には示しておりませんが,他県の事例を見ますと,大体500メートル以内というのが近郊型とされておりますので,これを目指したいと考えております。  右の3点目でございます。1点目で県道沿いにするということを申し上げましたので,インターチェンジ内での出入り口の設置は,ここで紫色にしておりますIC交差点範囲ということは,これは全体が交差点になりますので,交差点の中での出入り口は,公安委員会とか県でもそうですけど,出入り口は認められませんので,それ以外となります。  一番下の4ですね。現地環境ということで,この箇所においては,ここに明示しておりますように,2級河川の中ノ坪川が県道沿いに走ってますし,右側には少しわかりにくいのですが,縦に高圧線も走っています。このような環境を考慮しなければならないということになります。  ここで,インターチェンジの形式についても,武田議員の方から御質問いただきましたが,これはあくまで市の方で,インターチェンジの代表的な形式の1つのであります,一番オーソドックスな普通型といいまして,ダイヤモンド型を想定した形式図とさせていただいておりますので,これについては,現在,県において設計を進める中で形式は決定しますので,あくまで参考としてお示しさせていただいておりますので,御了承いただければと思います。インターチェンジもここにあらわしていますように,フルインターチェンジでの要望を現在行っておりまして,県の設計もフルインターチェンジの設計で進めているとのことです。  次のページをお願いいたします。次のページは5点目でございまして,御承知のとおり,高速道路東日本大震災におきましても,陸の防潮堤として,その効果を発揮したことを考えまして,当該地域では,ここで示させていただいておりますように,津波浸水深が3メートルに及ぶことが想定されておりますので,高速道路の西側に設置した方が,津波を防げるのではないかということで,西側を想定しております。  また,下の6点目でございます。周辺市町との連携として,高速道路の西側でございますが,勝浦町でありますとか上勝町,さらには那賀町が存在しております。また,那賀川にかかる持井橋を渡りますと,世界のLED拠点の企業とのアクセスも考慮しますと,西側を想定することになろうかと思います。  右の7番ですね。市有地の活用ということで,ここには市所有のこの青でハッチしておりますが,小松島市所有の土地でございます。8点目でございますが,道の駅の目指す場合には,この東日本大震災以降には,防災機能を付加しなければならないということがうたわれておりますので,ここではあくまでも防災公園予定地ということで示させていただいておりますが,これについては今後,協議のもと変更等もあろうかと思います。また,この山の上を,例えば,平地にした場合に,この土砂をこの小松島所有地の盛り土にしても利用できますので,非常に効率的かつ経済的であろうかと思います。  次の14ページをお願いいたします。以上,1から8までのことを踏まえまして,高速道路と県道との交差部を4つエリアに設定し,先ほど申し上げました8つの検討事項で評価しました。その結果を右の方にあらわしております。エリアAエリアBというのが,高速道路の西側,エリアCエリアDというのが,高速道路の東側になります。それぞれ,一番下に二重丸,丸,三角,バツという評価をさせていただきまして,その評価の結果,エリアBは最も優位的である。これはあくまで,現時点での評価でございますが,そういう結果となっております。  今後,これらに関しましては,市が決定することとなりますが,議員の皆様方を初め,地区対策協議会皆様方,また専門家の御意見等も頂戴しながら検討を進めてまいりたいと考えております。御理解と御協力をよろしくお願いいたします。 ◎ 武田委員長  ただいまの報告に対して,何かございませんか。 ◎ 井村委員  道の駅が,インターチェンジができて,そこから四,五百メートルのエリアという説明があったのですけれども,滋賀県の横に湖西道路が通っとるのです。湖西道路は無料で,比叡山を超えてびわ湖バレイの間が,1つもないのですよ。その手前にあるのが,やっぱり道の駅みたいに,最初のトイレ休憩しようかなと思っても,そこを一旦インターチェンジを降りて,400メートルか500メートル,どこに道の駅がありますというか,ちょうどこんな形なのです。実際に乗って走っていても,ちょっと1回降りるというには,ちょっと手間なので,次まで行ってしまおうかというのが,運転している人の感覚なのかなと。  だから,私は高速道路から直接道の駅なり,そういうサービスエリアなりに,いわゆるトイレ休憩できる,連結しているのかなというイメージだったのですけれども,一旦降りてしまうと,そういう利用率が下がるのじゃないかなという思いがあるのですけれど,それと,ここの目玉というか,わざわざ来てもらうにはどういった目玉があるのかなというのが1つと,それと,先日の徳島新聞にも載っていましたけども,このインターチェンジができて喜ぶのは阿南市の羽ノ浦町であって,じゃ,小松島市の活性化に本当につながるのかと思うところがあります。羽ノ浦小学校も子どもがふえて,校舎が老朽化して,新しく建て直すと載っていましたけど,本当に羽ノ浦町にとっては,早くできたらいいのにと思うのだろうけどれども,小松島市にとっての何かメリットというか,売りというのは何かあるのですか。 ◯ 小林まちづくり推進課長  井村委員からいただいた御提言につきましては,有識者会議でも同じことを大きな課題として議論してまいりました。このページの一番大きなこととしては,2ページになりますけれども,たしか出口議員からも御質問いただいたことなのですが,小松島インターチェンジが市街化区域の玄関口となると思います。この小松島インターチェンジだけでは,ここにも示させていただいておりますように,和田島地区とか坂野地区までの高速道路の効果をなかなか得られないということで,立江櫛渕インターチェンジを設置することで,この2つのインターチェンジを活用して,小松島を周遊していただくということなのです。  これから,整備の構想でございますが,3ページと4ページにそのあたりを書いていまして,コンセプトは人・ものというのは,当然,高速道路ができますと,人の流れでありますとか,ものの流れというのが,今まで以上に新たな流れが出てきます。それをもとに,ことを起こしていく。ことを起こすのは行政でなくて,あくまで民間,あるいは行政がお手伝いして,官民連携のもとで行っていくと思います。ここの場所は御承知のとおり,小松島市は農水産物の産地でございますので,これらを高速道路を活用して,今,販路がどこまであるかということもある程度調査していますが,時間短縮ができますので,その販路拡大でありますとか,いかに効率的にものごとをしていくのかというところが大きな柱になろうと思いますので,4ページの方に基本方針として,地域資源の活用を図り,産業を活性化させるということを掲げさせていただいております。  また,基本方針の2)の方で,先ほど申し上げましたインターチェンジ,両方にインターチェンジができますと,市内さらには周辺市町との回遊を促すことになります。いかに道の駅に降りてきていただくのかといったことを,これからさらに検討していかなければならないのですが,何分ここが御承知のとおり,圃場整備も行っていまして,農業をしてもらいますので,甲種農地ということで,なかなか,これから,そういった法律的な話もクリアしていかなければなりません。  ちょっとそこは,今,それてしまって申しわけないのですが,その道路施設とかに関しましては,5ページの方でちょっと細かく提示させていただいております。これは,色別に分けていますのが,道路管理者が行うものと,地域振興施設周辺市民の活用ということで,この地域においては,これらが地域の特性でないかなということで掲げさせていただいております。これから,いかに,これらを融合させて目玉づくりをしていくのかということは,平成30年度にまた有識者会議等を設置させていただいて,さらなる検討を進めてまいりたいと考えております。あくまでも,市が事業主体となるところもありますけれども,民間の力というか,官民連携をとって,小松島市の将来のまちづくりにつなげていきたいと,このような考えでございますので,また,いろんな御提言でありますとか,御協力をお願いできたらと考えております。 ◎ 井村委員  今,甲種農地と言われたかな。あそこで圃場整備をされているのですけど,道の駅をつくるのだったら,かなり広い面積が要りますからね。そこで,圃場整備しようと思って,向こう30年間,百姓をするからといってやっとるのに,これで,実際,建つのですかというのが1つと,どうせ,もしできるのであれば,そこからその一角をもっと広げて,その一角周辺集合住宅を建てれるようにするのか。そういった考えはないのですか。できるのですか。 ◯ 小林まちづくり推進課長  済みません。6ページの方をちょっとお開きいただければと思います。  道の駅ということで,私が申し上げましたように,この左上に道の駅の仕組みが書かれております。一般的に道の駅というのが,一体型と単独型というのがありまして,一体型というのが道路管理者とここにありますように市町村と連携する。道路管理者というのが,ここで言いますと,県道阿南小松島線になりますから,道路管理者は徳島県になります。この駐車場休憩施設トイレ情報提供施設,これは,先ほど,私が申し上げましたように,道路法に規定される道路施設でありますので,ここは土地収用法もかかっておりますので,甲種農地,1種農地であろうが,土地収用法をもって整備は可能になります。この黄色の部分につきましては,市もしくは民間で行う施設でありまして,ここは非常にハードルが高いのですが,圃場整備してから補助金の適正に関する法律,いわゆる適化法というのがありまして,整備した年度から8年度間を過ぎますと適化法の適用が適用外になりますので,この地域については,平成29年度に適化法の適用から外れております。ただ,甲種農地甲種農地で残っておりますので,今後,庁内協議はもとより,この許可権者であります徳島県と協議を進めてまいりたいと考えております。  農業の農振地域の除外でありますとか,農地の転用については,かなり国の方も緩和もしてまいりまして,その緩和策に合致できるような施設整備をしてまいりたいと考えております。住宅等については,なかなかそこの緩和というのは,現在は示されていないので,住宅も必要かなとは思いますが,住宅に関しては,かなりハードルが高いのかなという思いでございます。いずれにしましても,今後,徳島県と協議を重ね,許可が得られるよう取り組んでまいりたいと考えております。 ◎ 井村委員  あと1点,住宅地は難しい。じゃ,商業施設だったらどうなのですか。 ◯ 小林まちづくり推進課長  商業施設であるならば,ここの道路から,幅員が11メートルか12メートルあると思うのですけど,道路の位置指定が入っておりますと建築は可能なのかなと思いますが,いずれにせよ甲種農地農地転用というのが大きな課題となりますので,そのあたり一つ一つ法律をひもといていかなければならないのかなと思います。ただ,道路沿いに関しては,1つの要件は満たしていると考えております。 ◎ 武田委員長  ほかにございませんでしょうか。 ◎ 出口委員  私も,全部資料を見ておらんので言えませんが,教えてもらいたいのは,費用ですね。もちろん国,県,市とそれぞれ民間もあるでしょうけども,大体概算でどのぐらい,それで市の負担がどのぐらいというのはわかっておるのですか。 ◯ 小林まちづくり推進課長  費用面になりますと,この規模というのが大きな問題になってきまして,最初に,私が説明しましたように,県道の道の駅となれば,この県道の交通量によって駐車場でありますとか,休憩施設トイレという規模がもう算出で決まってきます。この県道というのが,現在交通量が大体1日当たり5,000台でございますので,5,000台では駐車場もかなり小さいですし,それに伴ってトイレも小さくなりますので,高速道路利用者交通量をいかにカウントしていくかによって,その規模というのが決まってきます。  今年度から県の道路管理者とは協議を進めておりますが,近くではなかなか高速道路交通量を加味したところが見当たらないということもあって,今,県とともに全国的にどこがあるのかといったことを調査中でございます。高速道路交通量を加味しますと,規模は大きくなります。ちなみに,今の高速道路交通量はあくまで推定でございますが,2万台以上の交通量があろうかと思います。その中で,この立江櫛渕インターチェンジにどれだけ乗り降りがあるのかといったことも含めて,今後,県とともに検討を進めてまいりたいと考えておりますので,現在のところ,規模等が決まっておりませんので,概算費用額というのは,現在わかりません。 ◎ 武田委員長  ほかに何か。 ◎ 宮崎委員  道の駅というのは,あくまでも高速道路利用施設ということで,多くが決まってくるのでしょうが,場所的に言えば,私としては小松島警察署の前あたりがいいのではないかという,そんな話もなかったのですか。あくまでも,高速道路を基本としての考え方の中で道の駅という構想ができたのでしょうか。 ◯ 小林まちづくり推進課長  申しわけありません。最初に必要な説明をしなければならなかったのですが,今,県とともに取り組んでおります地域活性化インターチェンジというのは,これは地域の道路管理者が,高速道路ですから高速自動車国道法の規定に則って,そこにアクセス等をタッチしていくということになります。なので,ここのインターチェンジは徳島県が設置することになっています。地域活性化インターチェンジでありますので,この高速道路を設置することによって,地域がどれだけ活性化するのかというのを,定量的にあらわしていく必要があります。  この中で,ここの資料の10ページにもお示しさせていただいておりますが,今の高速道路の周辺の高速道路網を見ましても,この休憩施設というのが神戸方面を見ますと淡路島までなくて,西の方を見てみますと,香川線の津田までございません。また一方で,徳島道を見てみましても,なかなか近くではないのかなと思います。トイレ休憩につきましては,松茂インターにございます。なので,先ほど,井村委員の方からも御質問がありましたが,ここに休憩施設を設置することで,この間に,休憩施設がございませんので,その方々は必ずここに降りてくるということも見込んでおりまして,地域活性化に位置する施設の設置を考えております。  これから徳島県とともに,高速自動車国道法にのっとって,国や国土交通大臣へも申請をして連結許可が認められますと,初めてここにインターチェンジができるということが公表されます。その中で,県が行うべきもの,市が地域の活性化策をここに明示していかなければなりませんので,このたびは,こういう休憩施設等を,道の駅を市としては設置したい。こういった思いでございます。 ◎ 宮崎委員  あくまでも高速道路を基本にした考え方ね。それに基づいていくということですね。はい,わかりました。 ◎ 出口委員  1点,お聞きしたいのですけど。私,一般質問でも言いましたように,この計画が小松島市南部だけにとどまるのはおかしいぞと。ここにも書いてありますが,中心部を初め,市内の回遊を創出するということを十分考えていただいておるとは思うのですけども,例えば,徳島方面から来られた方は,一旦,このたびできる地域活性化インターチェンジで降りて,施設に立ち寄って,それから市内に入るというのは,今の状況では,非常にこれは無理があるのですね。ですから,そういう流れをつくるとすれば,やっぱり道路整備が一番必要だと思うので,そのあたりのことはちょっとここには書かれておらんように思いますので,それについても考えていただきたいと思います。  地域活性化インターチェンジができて,施設ができて,そこに寄ってみようかということで寄られたお客さんを,いかに市内中心部に誘導するということをもう少し考えていただきたいと思いますけども,いかがですか。 ◯ 小林まちづくり推進課長  出口委員から御提言をいただきましたが,私も同じ考えでございまして,道路に関しましても,赤石地区に,現在,年間10隻弱の大型クルーズ船が来ていますが,これらを地域活性化インターチェンジの方へ呼ぶ込むとか,小松島インターチェンジに対応するとか,そのあたりに関しましては,やはり社会基盤整備が必要であると考えております。  今後も,道路網,高速道路ネットワークだけができても,小松島市内全体を回遊しないということを肝に銘じて,道路のネットワークづくりにもしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。御支援のほど,よろしくお願い申し上げます。 ◎ 出口委員  はい,ありがとうございます。 ◎ 武田委員長  ほかにございませんか。 ◎ 池渕委員  先ほどの,井村さんのお話と関連するのですけども,基本的にその施設をつくるに当たっての規制があって,ただ,その道の駅自身に考えるところの許可はスムーズに着々と進めていくと。周りに付帯する余波を求めていきたい上で,これは産業振興課にお伺いしたいのですけども,今度,農業の振興整備計画を見直すに当たって,このアクセス道路から降りてきた県道沿いのバイパスに関するところの農地,立江のちょうど宮倉徳島線に当たるぐらいまでのエリアを含めるとすると,この整備計画をつくっていく上で,その沿道沿いの規制なり何なり,どのような考え方をもってやっていくのかというところを,ちょっと今のまちづくりの話を聞いていますと,やっぱりそこは流入しやすいようなつくり込みを先にしておいてあげんと,商業施設何なりの送り込みは難しいかなとは思うので,その体制としては,産業振興課としてのお考えをお聞かせいただきたいと思います。 ◯ 茨木産業振興課長  池渕委員からは,こういったインターチェンジと,また新たに道路網の整備によって,農業・農振区域の除外等,全体的な計画の見直しを図る上で考慮すべきでないかというような御意見かと存じます。次年度から,農振整備計画の見直しに向けた策定を行う予定と考えております。そういった中で,まずは,現状の基礎調査を始めて,こういった道路整備の進捗状況,また市の都市計画マスタープラン,緑の基本計画,また将来人口推計等々を分析調査をいたしまして,今後,守るべき有料農地をどうしていくかというあたりも,全体計画の中で整備計画を見直してまいりたいというふうに考えておりますので,よろしくお願いします。 ◎ 池渕委員  十分,それはわかる話で,具体的にもうここまで上がってくると,沿道あたりは早急に何らかの手立てを打たないかんのではないかなという印象を持ちましたので,あわせて,それは協議していただくなり,何なりで,ほかの民地の部分は来やすいような,もちろん,その後にある農地はしっかりと守るという組み立て方でやっていただきたいと思います。終わります。 ◎ 武田委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 武田委員長  特にないようでございますので,次に,日峯大神子広域公園(脇谷地区)整備事業について御報告願います。 ◯ 小林まちづくり推進課長  おそれ入りますが,この表紙が緑の分の資料をお願いしたいと存じます。  それでは,日峯大神子広域公園(脇谷地区)整備事業の取り組み状況につきまして,御説明をさせていただきます。まず,1ページをお開きいただければと思います。まず初めに,全体計画について,御説明させていただきますが,この事業につきましては,平成28年3月31日付で徳島県知事より,徳島東部都市計画公園事業として認可を取得。施工期間につきましては,平成28年度から平成34年度までの7カ年の事業となっております。この間,国の助成制度を活用しまして,平成35年度の供用開始に向け,その整備を推進しているところでございます。  初めに,御報告をさせていただきたい点がございます。本都市公園事業の計画的な整備を大きく左右します,用地確保についてでございますが,杉本議員の一般質問でも御報告させていただきましたように,現時点におきましては,全ての関係権利者との合意に至りまして,土地売買契約を締結するとともに,先般,所有権の県登記も全て終えたことを,まずは御報告をさせていただきます。  次に,施設整備計画の取り組み状況についてでございます。1ページにありますように,これまでも説明しましたが,5つの空間構成で,ここにありますように平常時と発災時ということで,その機能でありますとか,役割・効果を策定しております。  次のページをお願いいたします。2ページになります。基本方針で掲げました整備目標の実現に向けまして,7つのエリアを設定しまして,この右肩にあります本公園整備のテーマに基づく導入施設の配置でありますとか,選定との検討を行いました。  次の3ページをお願いいたします。3ページは,公園の西側エリア施設整備計画案でございます。まず,左の上の方から御説明しますと,芝生広場及び高台広場エリアの計画につきましては,イベントや簡単なスポーツの動的レクリエーションに加えまして,ピクニックとか休憩等の静的レクリエーションの空間を立体的に利用できるよう確保することとしております。また,一方,災害時におきましては,国が定めます東南海・南海地震におけます緊急消防援助隊の運用計画というのがございまして,ここでは,徳島県が被災した場合に,応援部隊等の派遣が計画されております。島根県と長崎県と佐賀県,この3県が徳島県に派遣されることになっております。したがいまして,集結場でありますとか,野営地として,ここが利用できる空間として確保しております。また,高台広場でございますが,津波発災時におきまして,小松島市の消防本部と消防軍団の消防車両あるいは,集結できる場所としての空間を確保する計画としております。一番下の駐車場エリアでございますが,ここは出口委員の御質問でもお答えしましたが,駐車場台数は62台,それ以外には車椅子の駐車台数として2台,それからマイクロバスの駐車台数3台を設置する計画としております。しかしながら,大きなイベント開催時を想定した場合には,当然,駐車場の不足を考えなければなりませんので,現在,その課題解消に向けまして,さらなる検討を重ねてまいりたいと考えております。  エントランスは,次のページにあります。4ページをお開きください。エントランスエリアと書いていますが,公園の玄関口となるエリアでございまして,ここには,市の花,ハナミズキを配置するとともに,施設の案内看板でありますとか,各エリアへの誘導看板等の設置を計画しております。一番大きな水色の部分ですが,多目的運動広場エリア,ここのエリアでは,地域の祭りなどのイベント会場など,地域振興に資する空間を確保し,さらには,硬式野球規格の機能向上を図ることによりまして,利用者数の拡大等,地方創生に資する施設として整備を行う計画としております。よく聞かれるのが,なぜ,硬式野球規格にしたのかということでございますが,現在の野球場は御承知のとおり,小松島市の地域防災計画,災害対策基本法に基づく計画でございまして,ここで災害対策用のヘリコプターの降着場適地として指定されておりますので,その基準を満たした離着陸スペースを確保する必要があることから,現在の軟式野球規格から硬式野球規格の野球場へ改修を行うことで,これらが満たされることになります。  それで,今度,右の方になりますが,東側に市道が外周通っておりまして,それと多目的運動広場に挟まれた空間エリアであります健康エリア,それから自然ふれあいエリアでございますが,ここは本都市公園の景観の質を左右する重要な要素であります植栽計画と園路計画の空間整備を計画しております。これも出口議員の御質問にもお答えさせていただきましたように,植栽計画については,四季折々に鮮やかな彩りを描き出し,園路利用者にとっても美しい風景となるような位置計画案をしておりますが,さらにハナミズキ等も加えて,今後さらなる検討も考えております。  次に,5ページをお願いいたします。5ページは,植栽と園路計画の案となります。植栽空間につきましては,大きなコンセプトとしては,四季を感じられる植栽計画案としておりまして,また,現在の公園が昭和28年の国民体育大会において,屋内バレーボールと軟式野球場の主会場であったことを次世代に継承することなどを勘案して,また,今度,再整備する公園につきましても,野球場が核となりますことから,これらを総合的に勘案しまして,白球,ボールをイメージした白色を基調に花色の樹種を主として選定を現在行っております。また,この一番真ん中の下の方に,既存樹木,サクラとクスノキを記載しておりますが,本数も記載しておりますが,現在,既存樹木の有効活用や愛着の良性の等の勘案を加えた検討をさらに進めておりますので,この数字とは若干変わってこようかと思っておりますので,御理解いただければと存じます。
     次に,7ページ,8ページをお願いいたします。7ページには,サクラの配置図,8ページにはハナミズキの配置図を平面図に記載してみました。サクラについては,ソメイヨシノが54本ございます。寒桜が3本ございます。ハナミズキでございますが,私どもが調査した結果,44本が存在しておりますので,今後,保全及び更新についての方針を検討して明らかにさせていただき,また御報告を申し上げたいと思います。  9ページから最終ページについては,いわゆる本公園事業に伴いまして,昭和31年12月28日に建立の民話「阿波狸合戦」の総大将である金長たぬきをモチーフにした,いわゆるここにも掲示しています金長神社の建築物等のあり方についてでございます。この建築物等の建立から今日までの経緯につきましても,出口議員の御質問にもお答えさせていただきましたように,ここのページにも,11ページ以降に小松島市史の風土記と下巻をつけさせていただいておりますように,この中に大体のことが記載されております。特に,下巻の方に建立の経緯が詳しく,14ページの下りから15ページの頭ぐらいに,ちょうど縦線を引かせていただいております。ちょっと御紹介しますと,映画会社の社長が,徳島県に旅した折に聞いた徳島県に伝わるたぬき伝説をヒントに映画を撮影し,これが大ヒットしたということから,映画会社から100万円が寄進される。市内の商工業者の協力を得て,平成32年5月に,現在の建築と建立したと,ここでは記されております。  しかしながら,現場を見ますと,鳥居さんの後ろには,平成31年12月28日建立というのが記されております。ごめんなさい。昭和31年ですね。31年の12月28日に建立ということは記されております。こうした民話,阿波の狸合戦に関しました映画は調べてみますと,戦前から何度も映画化されておりまして,近年ではアニメ化された漫画映画でありますとか,漫画本等の作品にも取り入れられるなど観光資源として,その価値がますます重要なものとなっております。  本市におきましても,御承知のとおり,これら金長たぬきを観光資源としてさまざまな箇所で活用されておりまして,代表的なものは,ステーションパークたぬき広場,ここには,世界一と称されますたぬきの銅像が設置されております。また,近年では金長をモチーフにしたこまポンですか。それのマスコットキャラクターとして,現在小松島市で活躍しておりますし,ホームページや観光パンフレットも見てみますと,その媒体に阿波の狸合戦金長さんが登場しております。  しかしながら,私も,先週も参りましたが,この建物がことしで62年を迎えまして,この木造建築物は耐用年数を大幅に超過しております。したがいまして,経年による劣化も著しく,昨年の台風でしたか,一部壁が崩壊して,商工会議所によって修繕等はほどかされましたが,このたびの都市公園の再整備に合わせまして,再構築等方針を含めた今後のあり方を検討しなければならない時期にあると思います。  現在,市の考え方につきましては,先般の出口議員からの一般質問で示させていただいたとおりでございまして,もう一度,改めて申し上げますと,今後,設計をします管理棟内に,これは一例でございます。民話阿波の狸合戦を後世に継承するため,歴史や魅力を紹介するエリアを設けることでありますとか,金長たぬきをモチーフにしたモニュメントを公園の玄関口とか,公園内に設置することなど,極めて狭義ではありますが,都市計画法に基づきまして,行政ができる最大限の範囲で,この地域の貴重な資源である民話,阿波の狸合戦,金長だぬきをさらに,本市の観光資源として価値化することで,真の地域活性化につなげていけるよう検討を重ねてまいりたいと考えております。  そのためにも,まずは市がしなければならないのは,この建物等施設の権利者調査を進めることでありますので,今後,この権利者調査を最優先課題としてその取り組みをしっかり進めてまいりますので,御理解賜りますよう,よろしくお願いいたします。 ◎ 武田委員長  休憩いたします。                        [休憩 午前10時58分]                        [再開 午前11時08分] ◎ 武田委員長  再開いたします。  先ほどの報告に対し,何かございませんか。 ◎ 池渕委員  全体の御説明を受けた中で,ちょっと金長神社のことについて,先般,出口議員より一般質問があったのですけども,基本的にメディアとか任意の団体をおつくりになられて,これを守ろうというような活動もされているということは,私も含め,十分認識はさせていただいておるのですけども,大体,その中で,なかなか全体に浸透し切れてないという印象を受けるのですけども,どちらかと言うと,言葉が先に走ってて,存続か廃止かみたいな話が先走るようなことがあって,今の御説明から受けると,存続か廃止かじゃなくて,存続はまずすると。存続はするけれども,形をどのようなものにするかというのを,先ほど案はいただきましたけども,そういった案で取りまとめの協議を,有識者会議も含めてやっていきたいという,まず確認をしておきたいのは,存続をするということについては,異議は唱えないという形でよろしいですね。 ◯ 小林まちづくり推進課長  池渕委員から非常に,今の情勢も含めて御質問いただきました。ありがとうございます。  いろんな運動が起こっていますのは,おそらく愛着の醸成等を含めての運動かと思いますが,市といたしましては,この議会の場で,この公式な場で市の方針を明らかにしてまいりたいと,まず考えております。  この間の,開催されました一般質問におきましても,出口議員の御質問で御説明させていただきましたし,今,池渕委員から御質問いただきました,これからどうしていくのかということでございますが,改めに申し上げますと,非常に地域の貴重な資源,観光資源でございますので,市としても,この都市公園とともに存続させていくことを基本として,さらに,これらを価値化していくことを考えてまいりたいと,検討してまいりたいと,議員各位におかれましても,この点におきましては,御理解と御協力と御支援を賜ればと考えております。よろしくお願いいたします。 ◎ 池渕委員  私の知る限りですけども,きょうの委員会のメンバーもそうですけども,委員会以外のメンバーの議員さんの中で,それは即,廃止だという人は,まずいないと思います。これは,議会の中でもある程度の共通認識ができているのかなと。ただ,なくなってしまう寂しさはあるけれども,それは老朽化で致し方なく更新をしなければならないというのは,もう十分承知の上で,その寂しさを次,新たな観光資源としてどうつくりあげていくというところが大事になってこようかなと思います。出口先輩の一般質問とかぶるのでけども,その施設を,答弁の中では,管理棟の中で,資料展示等も考えていきたいというお話もあったのですけども,あえて,先輩というのは,育てる会をつくったり,金長神社を守っていくところのまちづくりの団体で共有した先輩でございますので,先輩と呼ばしていただきますけども,管理棟の,出口さんがおっしゃったように,横にぜひとも施設と同じような,できるだけ再現をできて,やっぱり同じように愛着がある金長神社という施設自身が観光資源であると。金長大明神もたぬきもそうですけども,この金長神社という施設自身が,そのものが観光施設であるという,ゆえに,これを再現できたものを管理棟に,併設をするのもいいでしょうという案は奉賛会を代表する,お世話する方もぜひともそのようなこともおっしゃっておりますので,ぜひ検討を,これと同じようなものを守りながら,新たに,そこに再現できるような金長神社という施設を観光資源としての認識を持ってお考えをいただきたいと思いますけども,いかがでしょうか。 ◯ 小林まちづくり推進課長  今,池渕委員から御説明いただいた,我々も同じ思いでございます。今後,これらを次世代に継承していくためいかに工夫して,観光資源として,さらなる価値化をつけていくということに関しまして,アイデア等も含めて議会の議論,あるいは有識者会議の議論を通じて,広く皆様の意見を聞きながら将来,ここが観光資源の拠点となるよう,しっかりと取り組みを重ねてまいりたいと,このような考えでございますので,今後とも御支援のほどよろしくお願い申し上げます。 ◎ 池渕委員  よろしくお願いします。 ◎ 出口委員  ちょっと今の関連ですけども,この計画自体は,例えば,今のところ金長神社を管理棟と併設するというのと,管理棟の中にこしらえるというのでは,ちょっと意味が違うのですけれども,どちらにしても,そういうことを決定する時期というのはいつなのですか。 ◯ 小林まちづくり推進課長  今,いろんな,ここに写真でも御紹介させていただいていますように,建物以外にも,工作物と言っていいのかわかりませんけど,さまざまな工作物がございます。これら,建物も含めて,まず所有権の調査を市としては努めまして,ある程度,所有権等の方向性が出た時点で,その権利者との協議を経て,将来の使用等も含めて検討をしてまいりたいと考えておりまして,時期につきましては,現時点では1つの目安としては,平成31年度の国への予算要求が,6月末から7月頭にあろうかと思いますので,そのあたりを1つのめどとして,市の調査は進めたいと考えております。 ◎ 出口委員  それでは,ことしの5月か6月ぐらいには,ある程度の……。いやいや平成31年度の予算要求でしょう。平成30年でしょう。 ◯ 小林まちづくり推進課長  済みません。私の説明がちょっと悪かって。毎年,翌年度の国への予算要求というのが,6月,7月ぐらいに概算要求をあげますから,そのときに,県から,今の状況を聞かれます。そのときに,この,いわゆる金長神社の建物,それから工作物に関しての権利調査をある程度,方向づけはしなければならない。なので,この平成30年の6月末,あるいは7月の頭ぐらいまでには,権利関係調査は終えておきたいなと考えています。ただ,一方で,これらをどうしていくのかといったことに関しましては,権利関係調査を終えてから,方向性をしっかり定めていきたいと考えております。 ◎ 出口委員  いずれにしても,そんな時間は何カ月しかないという認識を持ちたいと思うのですけども,そこで具体的に金長神社について,何回もお聞きはしとるのですけれども,今のところ,担当の方は,管理棟の中にモニュメントをこしらえたいと。そういうお考えのようですけども,金長神社という観光施設ということにしましても,公園に来た人が,それではちょっと見てみようかとか,それは信仰の自由ですから,その人の意思でしょうけども,常時いつでも開かれとるというのは,私は,形も大事ですけど,そういう性質のものではないかと思うのですね。管理棟の中にこしらえるとなれば,管理棟はいつも24時間,年がら年中あいとるかどうかというのもわかりませんが,そのあたりの不便があるということもありますので,場所的には,管理棟の付近ということでいいだろうと思うのですけども,そのあたりぜひ考えていただきたい。  それともう一点,配られた資料の9ページに写真が載ってございます。この9ページの右の一番上の写真ですね。これはいわゆる御神体がある本殿ということになるだろうと思うのですけど,この建物については,非常に貴重な文化遺産と言うたらおかしいですけども,資料ではないかと。聞くところによると,金長保存会の方々が,今まで特にペンキを塗ったり何かして,大事にされとると。これだけは,私は思うのですけど,それをこのまま移築をするということも考えていただきたいと思うのですけども,そのあたり,意見として言うておきます。  それと,もう一点,ハナミズキの件ですけども,ちょっと,私,びっくりしたのですけども,現況の調査をしていただいております。それで,この市営グラウンド周辺を含めて44本のハナミズキが現存しておるということでありますので,これは全部が全部いけるかどうかというか,ハナミズキを育てる会の方で調査を近々やっていただけるというお話も聞きましたが,44本のうち,例えば,41本はいけるわと,生きとるということになれば,これが移設ができるまできちっとした手当てして,そして,40本をどこか1カ所,前から言いよるようにまとめて植えていただくと。現況は転々と周辺にあるような配置になっておりますし,どうも先ほどの植栽計画を見ても,何箇所かのエリアかに分けて,転々と植えるというような感じが,どうしてもするのですけども,そのあたり,どないですか。一応,今の計画ではこうなっとるけども,できるだけ何10本か集中して,ゾーンをこしらえるというようなお考え方はありませんか。 ◯ 小林まちづくり推進課長  出口委員からは,一般質問でもハナミズキを群集というのですか,数を設けたらという御提案をいただいております。今の計画では,5ページの植栽計画図のエントランスゾーン,玄関に3カ所ほど丸を入れていますが,市の花でまずお客さんを迎える。この3カ所についても,今,5カ所の方がいいのか。6カ所の方がいいのかということも含めて,今,検討中でございます。それから,この芝生広場エリア,ここの左側に舞台みたいなのがあるのですが,ここの後ろに丸で囲っているのがハナミズキを想定しております。それから,四季折々の花とかが楽しめるということが,1つのコンセプトで申し上げましたが,左側が春のサクラ,サクラが4月で終わりましたら,その後,ハナミズキが4月末ぐらいから5月いっぱいぐらいまで咲いて,そのあたりが連動するように配置計画等も再度検討を重ねております。右側の方の自然ふれあいエリアについても,四季折々楽しめるではないか。ハナミズキは私も一般質問等,出口議員の御質問でも御紹介させていただきましたが,秋には,また実がなって,ハナミズキは冬以外が1年通して楽しめるという特性もありますので,この自然ふれあいエリアとかにも配置してまいりたい。委員からの御提案であります群集についても今検討を進めております。  それらを,ある程度,検討は明らかになった時点でまた御説明させていただきたいと思いますので,現時点では今申し上げたところまでとなりますので,御理解いただけたらと思います。 ◎ 出口委員  ありがとうございました。 ◎ 武田委員長  ほかにございませんか。 ◎ 杉本委員  金長神社の件につきましては,私も前に一般質問でさせていただきまして,産業振興課課長の方からも御答弁をいただいたことがあるのですが,今回のこの提案につきましては,まちづくり推進課長から提案をされておりますが,このお話を今後,進めていただくのに,産業振興課の方から御協力を一緒にいただいて,進めていただけるのか。まちづくり推進課の方は1本で,この話を進めていただく,内容的にわからないのですが,もし,そのこともご答弁いただけたらありがたいかなと思います。  先ほどから,答弁,私,この前に一般質問したときに,今後またいろいろあるので各方面でというお話をいただいておったので,今回,提案はまちづくり推進課の方から来ていただいておりますので,これから進めるに当たって,観光施設でありますので,産業振興課の方も一緒に協力していただいて,進んでいただけるようであれば一番ありがたいなと思いますが,そこらあたりの御答弁,どちらになるか,お願いできたらと思います。 ◯ 小林まちづくり推進課長  もともとこの日峯大神子広域公園の整備事業に当たりましては,庁内で横断する組織をつくっておりまして,その横断する組織の長は副市長でございまして,その横断的組織の中で,しっかりと庁内協議を行いまして,観光資源としてさらなる価値化を目指してまいりたいと,このような考えでございます。 ◎ 武田委員長  ほかにございませんか。 ◎ 吉見委員  済みません。野球場ですけど,600試合あるというのは,公式試合ではなしに,練習試合か。それと観客席というのは,外野もあるのですか。 ◯ 小林まちづくり推進課長  吉見委員の御質問にお答えいたします。おそれ入りますが,4ページをお開きいただければと思います。  左の一番下に多目的運動広場エリアということで掲げさせていただいております一番下の野球場関連施設,これも出口議員の御質問でもお示しさせていただきましたが,ダックアウト,ブルペン,防球フェンスとか観客席とかいうのも設けます。ただ,ここの公園の面積上,観客席はこのブルペンの周りに本部席と選手控室とダックアウトを設置しますので,その上をある程度,想定しております。それ以外の外野とかは,この沿道とかから見ることができます。試合数のことをおっしゃっていましたが,ちょうど平成27年だったと思うのですが,高校野球連盟の方に聞き取り調査に行きますと,徳島県内には,野球施設が14カ所ある。しかしながら,公式野球の規格を有する球場は,オロナミンC球場と阿南のJAあぐりあなんスタジアム,これしかないと。ただこの施設においては,御承知のとおり,テレビ放映もされていまして,なかなか使用するにしても使用料が高くて,練習試合とか一般の練習をするのは,かなりハードルが高いと。しかしながら,県内の練習試合というのが,大体年間600試合ぐらいあるそうです。その中で,公式野球の練習試合とか練習ができる箇所を高校野球連盟としては求めているといったことを踏まえまして,徳島県OB野球連盟とも協議しましたら,小松島高校と小松島西高校も練習試合等には,ほとんど外に出ていっているみたいですね。小松島市にこういう公式の野球場ができることによって,地元のスポーツの貢献にもなりますし,野球も強くなるのかなという期待も含めて,先ほど申し上げましたが,利用者の増も望めますので,地域活性化につながるのではないかという考えでございます。 ◎ 吉見委員  そしたら,観客席というのは何人ぐらい座れるのですか。後ろ,外野席とか1塁側,3塁側はのけて。 ◯ 小林まちづくり推進課長  現在,この前,出口議員さんの御質問にもお答えさせていただきましたが,観客席等については,今後,大きな検討課題ということで,検討を重ねているところであります。なお,この高台広場からも十分望めますので,席でなくて,見るなら四方八方,見えまして,椅子をつけるのが,この本部席の上と選手控室の上とダックアウトの上,これを想定しております。これも席数も明らかにして,また御報告,御説明等を行ってまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。 ◎ 松下委員  ちょっと要望に近いようなものになるかなとは思うのですけど,何でかというと,先ほど杉本委員さんから所管云々というお話が出たのですけど,その中には,池渕委員さん,出口委員さん,また,ほかも何かせえへんのかというような問いかけがあったと思うのですけど,観光資源としてね。それがまちづくりではなく,産業振興課の方が適任なのかなと。補助対象に当たったり,まちづくりがすると,多分,当たらんと思うのです。現況のままでするのであれば,今の計画は,産業振興課の方が適任かとは思いますので,そちらの方で何かする場合は考えていただきたいなと思います。 ◎ 米崎委員  吉見委員さんの関連になりますが,野球場のことで。この施設というのは,今,おっしゃっていただいた高校野球の練習場,練習試合とかはできるというお話でしたが,公式戦はちょっと無理なのですかね。ナイターもついとるような感じか,そこは,お聞かせいただきたいと思います。 ◯ 小林まちづくり推進課長  米崎委員のご質問にお答えいたします。  公式戦ができるように,本部席でありますとか,選手控室とかを設置する予定でございます。ナイター設備等については,近隣の方との協議も必要となってまいりますので,今後の大きな課題として検討をしてまいりたいと考えております。 ◎ 米崎委員  課題ということは,もともと設置する予定ではあったということですか。いろいろ考えておったということですよね。 ◯ 小林まちづくり推進課長  課として,近隣の方々にいろいろ調査しました結果,今の球場自体もナイター設備によって,後配置の住宅に影響があるようなことは,考慮してほしいという考え方もあって,今もナイター設備等について,本当に練習ができる範囲内の照度だと思います。なので,今後においても,先ほど,大きな課題ということで,一言で済ませて,まことに申しわけないのですが,近隣住民と協議の上,後配置というのですけど,住宅地がありますので,それらを考慮してどこまでやっていけるのかということをしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。 ◎ 米崎委員  ありがとうございます。一番大事なことと思うので,ここらはきっちりしていただいて,皆が使えるようにね。せっかくこういう大きな小松島市としても大々的に売るというか宣伝になるので,僕としては,逆に阿南と言うてしもうたらあれなのですけど,野球のまちというので売り出しとるので,せっかくできるので,小松島市も,これぐらいの力の入れようというとちょっと語弊になるのですけれども,しっかりやっていただいておるので,さっき松下委員もおっしゃったように,産業振興課とか,いろいろと皆で力を合わせて進めていって,それこそ,小松島市ではここがというふうにしていただきたいなと思います。ありがとうございます。 ◎ 武田委員長  ほかにございませんか。 ◎ 吉見委員  課長,これ,タブレットに送ってほしいのやけど。住民に説明するときに,いちいちこれを持っていけんので。                          (発言する者あり) ◯ 小林まちづくり推進課長  現時点では,これは案ということで示させていただいておりまして。 ◎ 吉見委員  案でも構へんのと違うのか。住民に言うたらあかんの。 ◯ 小林まちづくり推進課長  特に,我々も説明会で説明していますが,案という前提で御説明をまずしていただきたいということで,データにつきましては,また議長,委員長と協議の上,対応させていただきたいと考えております。                          (発言する者あり) ◎ 吉見委員  案やったら,住民に説明したらいかんのか。いかんことないでしょう。案としてこういうことですということで。これだけ撮ったら,なかなかタブレットに入らんもの。                          (発言する者あり) ◎ 武田委員長  また,その点は協議します。 ◎ 吉見委員  ぜひともお願いします。 ◎ 武田委員長  ほかに,何かございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 武田委員長  特にないようでございますので,行政からの報告事項については,以上で終了いたします。  その他,委員の皆さんから所管事項で何かございませんか。 ◎ 吉見委員
     水道の漏水というのですか。凍って漏れたとき,二,三人に聞かれたのですけど,どないなっとるのやということ,市はどないかしてくれるのかということを聞かれたのですけど,半額補助ということを,半額を戻すということをもっとPRしてほしいのですけど。 ◯ 平井水道課長  半額補助というのは従来からやっておりまして,吉見委員さんがおっしゃるとおり,広報等の周知も考えてまいりたいと思いますので,御理解のほどよろしくお願いいたします。 ◎ 吉見委員  ありがとうございます。住宅課にお尋ねします。住宅使用料の未集金は松下議員が聞いて,4億1,600万円になっておって,それで幾らかは入ってきていると言っているのですけど,弁護士によって入ってきたものか。それとも,個人に言って入ってきたものか。それと,現在,幾ら残っているのか教えていただけますか。 ◯ 石山住宅課長  吉見委員からは,住宅使用料の未集金について御質問いただいております。この件につきましては,松下議員に本会議で御答弁をさせていただいておりますが,御案内のように約4億1,600万円,これは,当初の滞納額でございます。これまで,督促状の発送,また来庁時の納付指導等々を継続いたしておりましたが,平成29年度からは,徴収業務の一部を弁護士に業務委託をいたしております。委員からお話がございました弁護士の業務委託の方の成果でございますが,平成29年度,今年度については13件の委託を有しておりまして,2件の完納がございました。これは160万円ございます。また,8件につきましては,債務の証明をいただきまして,現在,分割において納付をいただいております。  現在,どれだけ残っているのかという御質問でございますが,ちょっとその分については確認をさせていただきたいと思いますので,ちょっとお時間をいただけたらと思います。 ◎ 吉見委員  それでは,弁護士を入れたからどんどん,いっているのではなしに,課員も全部努力しているということですね。ありがとうございます。今後も続けてください。 ◎ 武田委員長  ほかに。 ◎ 佐野委員  空き家対策についてお聞きします。空家等対策協議会ができて,空家等対策計画というのができたのですけれども,ことしから,それを実行するに当たって,どういうふうな手法で進めて,広げていくか,方針をお聞きしたいと思います。 ◯ 石山住宅課長  佐野委員からは,空き家等,この問題について,どういうような方策でということで御質問いただいております。空き家の発生につきましては,全国的な問題となっておりまして,本市におきましても,平成29年度空家等対策協議会,また庁内の連絡会議を設けまして,この空き家に対応すべく準備をいたしておるところでございます。  基本的に,空家等対策の推進に関する特別措置法というのがございまして,その中で,こういう方針でやりなさい,こういうことを決めていきなさいと,個々の内容が提示をされております。また,本市の空家等対策協議会の中で,まず2点ほど委員さんからお話がございました。1点は,やはり老朽化した住宅,空き家をどうするのかということで,現在,本市も老朽危険空き家等の除却支援事業,これは国の制度を使いました補助事業でございますが,これらについても,十分対応してまいりたいということでお話をいたしております。もう一点は,現在,Aランクといいまして,空き家とは申しましても,十分活用ができる件もございます。それらについての利活用はどうするのかということで,お話がございましたので,これは,秘書政策課の方で対応するということで,秘書政策課の方ともお話をいたしまして,今後,どういうような展開で進めていくのかということで話をしたいということで御説明いたしております。  基本的には,その2点を,平成30年度以降も重点項目として対応してまいりたいと考えております。 ◎ 佐野委員  老朽危険空き家が191件あったと聞いております。そして,今年度平成29年度は3件というので,このままのペースでいったら,60年以上かかるということで,だんだんと空き家も老朽化していくというので,その後,件数というか,目標をもっとすすめていかんと思うし,そのときに,意向調査とか,アンケート調査もしてくれておるのですけれども,壊すという申請を待つのか,こっちから積極的に指導していくというか,そういうふうなアンケートとか意向調査をしておるので,そこの家に行って,壊してくださいよ,こういうことになっていますと,法律になっていますというので進めにいく。また,国の補助をもらって,補助事業をしておるのですけれども,今の5分の4で,最高80万円までというのであったら,大変有利な補助制度であるので,どんどん予算を広げて進めていくとか。そういう考えはないのでしょうか。 ◯ 石山住宅課長  まず,老朽危険空き家の除却支援事業,これ,概要について御説明をいたします。この制度でございますが,平成26年度より実施をいたしております。対象工事の5分の4,上限額が80万円を限度に支給をいたしております。また,この老朽危険空き家除却に関しましては,市民の関心が大変高まっておりまして,平成29年度の不良度判定で,これをまずしなければならないのですが,申請が9件ございました。この不良度判定につきましては,建築士会に委託をいたしまして,不良度が200点の中で100点以上であれば,この除却支援事業の対象となるということでございます。この支援制度につきましては社会資本整備総合交付金,現在,要望いたしております。最終的には,この要望いたしました,どれぐらいの決定額がなるかということが,以降になるのですが,現在は,その補助金の額の決定を待っているというところでございます。  もう一点,空き家の対策計画をする中で,平成28年度に実態調査をいたしました。その中で,委員から御紹介がございましたように191件が危険であるというような実態調査の結果が出ております。それを受けまして,平成29年11月,消費者に対しまして意向調査をいたしております。その中で,約20件が,所有者の方から除却をしたいのだがというような意向をいただいております。今後は,所有者の意向ということもございますので,まずは,それの20件の方に対しまして,現在,こういう補助金があるのでどうですかということで進めてまいりたいと考えております。 ◎ 佐野委員  その20件の意向調査があって,ことしですか,9件の申請があったと。できたら自分で壊したいという人が,できるだけようけ壊せるように,5分の4までという,多い方がいいのですけど,もうちょっと少なくなったら,件数を要求するとか,できるだけ申請が実現できるように,また新たな市の補助制度で,やはり国の補助ばかり頼らんでも,新しい補助の,予算もつけて進めていってもらいたいと思います。 ◎ 武田委員長  ほか。 ◎ 池渕委員  済みません。今ので聞きたいのですけど,実態調査をして危険空き家が191件,危険でないけど空き家というのは調べとるのですか。 ◯ 石山住宅課長  池渕委員からの御質問でございますが,AからEまで5段階ございます。Aにつきましては再利用が可能であると。B,Cにつきましては,管理が行き届いてはいませんが,当面の危険性は少ない。そういうような形でB,Cについては判定をいたしております。DとEにつきましては,前段御説明をいたしましたように,危険度があるということで,除却を含めた対応が必要であるということの結果が出ております。 ◎ 池渕委員  内容はよくわかったのですけど,数字をいただきたくて,具体的に,A,何件,B,何件,C,何件,D,何件に分けると,D,Eで191件ということは,今までわかったのですけども,A,B,Cの件数を教えていただけますか。 ◯ 石山住宅課長  A,これは再利用が可能な分につきましては176件,Bの当面の危険性は少ない件数が255件,管理が行き届いてはおりませんが,少し損傷があるという分が161件,Dの修繕や解体が必要ですというのは82件,解体の危険度が高いという判定のEランクが109件。 ◎ 池渕委員  全部で何件ですか。 ◯ 石山住宅課長  783件でございます。 ◎ 池渕委員  よくわかりました。ここからお聞きしたいのが,産業振興課か,今,ちょっと内容によっては,秘書政策課がするというお話もあったので,今,いらっしゃるのでよければお聞きしたいのですけども,このA,B,Cを活用してできる今の対策というのは,どんなもんが。産業振興課はどちらかというと,商売をする方かな。秘書政策課はどちらかと言うと,それを利用して,移住策とか定住策というお話であろうと思うのですけども,来年度に入ってどんなものがあって,どういうような利活用を促していきたいというところの考えをちょっと教えてください。 ◯ 茨木産業振興課長  池渕委員様から産業振興課の方で,空き家あるいは空き店舗についての活用方策はどのようなものかというような御質問でございました。産業振興課につきましては,平成27年度から,これまで中心市街地空き店舗対策補助金の創設をいたしまして,中心市街地の空き店舗の利活用の推進を図っております。この3年間で約10件の活用実績があり,こういった空き店舗を活用することで,中心市街地の活性化を図るものでございます。次年度につきましても,予算を現在,要望しておりまして,今回の議題にも挙げておりまして,募集要項の見直し改善等も含めまして進めてまいりたいというふうに考えております。 ◯ 高瀬秘書政策課長  空き家の利活用ということで,秘書政策が考えておりますのは,移住策としての空き家バンクというのを,お名前を聞いたこともあろうかと思うのですけれども,貸したい人と借りたい人のマッチングということは,研究しようとは思っております。 ◎ 池渕委員  新年度予算でそれを組まれた話だと思うのですけど,予算の委員会の中で聞くということにさせていただいておきますけども,今,実態の調査の中でトータル的に783件ですか。191件は危険性があると。残りのところは,十分まだ利活用がされるケースがあるというところで,先ほど産業振興課の方で条件等をさらにちょっと幅広くというところもあるし,エリア的には,もう全市エリアにはなったというお話でございますので,ぜひとも活用の幅をさらに広げいただきたいということを申し述べて終わります。 ◎ 武田委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 武田委員長  これより以降は,委員により協議を行いますので,ただいまから市長の御挨拶を受けまして,その後に,行政当局には御退席いただきたいと思いますので,御了承ください。 ◯ 濱田市長  本委員会に付託された議案につきまして,原案どおり認めていただきまして,ありがとうございます。  委員各位からは貴重な御意見,御提言をいただいたところです。  本日は大変お世話になりました。どうもありがとうございました。 ◎ 武田委員長  休憩いたします。                        [休憩 午前11時52分]                        [再開 午前11時56分] ◎ 武田委員長  これをもって,産業建設常任委員会を閉会いたします。                        [閉会 午後 0時06分] Copyright (C) 2005 Komatsushima City Assembly, All Rights Reserved....