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平成29年産業建設常任委員会 本文 2017-12-15

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  1. 小松島市議会 2017-12-15
    平成29年産業建設常任委員会 本文 2017-12-15


    取得元: 小松島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    2017年12月15日:平成29年産業建設常任委員会 本文                        [開会 午前10時00分]  -委員長開会宣告から議案説明まで省略- ◎ 武田委員長  以上で議案の説明は終わりました。  これより,議案第96号,議案第100号,議案第101号に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 出口委員  議案第100号の件ですけども,これは取得する土地の取得金額と平米,聞きたいのは,場所によって違うのだろうけども,坪でも平米でもいいですけども,単価はどのぐらいになるのですか。 ◯ 小林まちづくり推進課長  土地の価格でございますが,ちょっとごめんなさい。まず,評価方法について御説明をさせていただきたいと思います。評価方法につきましては,正常な取引価格という評価方法等を採用しております。つまりは,標準地の比準評価法というのを採用しておりまして,用途とか面積とか形状などによって,土地の価格は違ってきます。したがいまして,今回の議案として提出させていただいております土地については,それぞれの土地に面する道路でありますとか,また形状によりまして価格は違っております。  単価ということで御質問をいただきましたが,面積割りしますと,おおむね平米当たり3万から4万円という,大雑把で申しわけないのですけど,そういった形でなっております。 ◎ 武田委員長  ほかに質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 武田委員長  質疑なしと認めます。  よって,質疑を終結いたします。  これより,討論に入ります。  討論はございませんか。                         (「なし」と言う者あり)
    ◎ 武田委員長  討論なしと認めます。  よって,討論を終結いたします。  これより,採決いたします。  まず,議案第96号 小松島市営住宅条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第96号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 武田委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第96号については,原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に,議案第100号 財産の取得についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第100号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 武田委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第100号については,原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に,議案第101号 市道路線の変更についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第101号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 武田委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第101号については,原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で,本委員会に付託されました事件は,全て議了いたしました。  次に,行政から報告事項が3件ございます。  まず,都市整備課より報告願います。 ◯ 佐藤都市整備課長  委員長のお許しをいただきまして,幹線月ノ輪金磯線,いわゆる一番町第1踏切の拡幅工事の,現在の状況について御報告させていただきます。  こちらにつきましては,本年の6月定例会議,また9月定例会議において,概略や今後の予定等について,御説明をさせていただいておりました。御案内のとおり,幹線月ノ輪金磯線工事に伴いに,先だって,JR金磯一番町第1踏切を,現状幅員2メートルを7.5メートルに拡幅する工事等を行うものであり,7月にはJRと工事に関する協定を整え,JR施設の工事については,JRが実施することとなっております。  このJRが行います踏切拡幅工事に先立つ水路工事等は,車両の安全運行を確実に確保するために,強度の高い特殊な矢板,いわゆる鋼矢板というものでございますが,その矢板を打ち込む必要がございます。JRが行います,この矢板の調達が当初予定より大幅に時間がかかるとの報告を11月末,正確には11月28日に受けまして,このたび,全体として工事が先に伸びてしまうという趣の御報告をこの場をお借りしてさせていただくものです。全体工事等については,これまでお伝えさせていただいたとおりでございますが,工期については,踏切工事に先立って行います水路工事が,今年度の非かんがい期中には完成できない見込みであるため,平成30年度の非かんがい期以降となるとのことでございます。  このことから,従前お伝えいたしておりました踏切の通行止めの時期等についても,来年度の非かんがい期以降となる予定でございます。今後について,早急な協議が必要であると,JRとお話をさせていただきましたところ,今月20日に,再度現地協議詳細調整協議をしたいとの連絡があり,日程が決まったところでありまして,20日の協議以降にJRの方から,今後の工程,詳細等が示されるものと考えております。つきましては,本日も資料等の提示もかなっておりませず,まずは御報告までとさせていただきました。まことに申しわけなく思っております。  また,交付金等を活用した事業でありますことから,国,県には状況の概略についてはお伝えいたしておりますが,JRとの調査が固まり次第,予算要求等もあわせ,県,国とも早急に協議,御指導をいただくようにしたいと考えておりますが,現時点では何も決められる状況,報告できます状況にはありませんので,御了承いただきたいと思います。  なお,12月広報でも既に,通行止の事前周知をさせていただいておりますが,今後,工程が固まり次第,順次,議会にも,また地元の住民の皆様,利用される方にも改めて周知をさせていただきたいと考えておるところでございます。  以上,現時点での状況について,御報告をさせていただきました。 ◎ 武田委員長  ただいまの報告に対して,何かございませんか。 ◎ 吉見委員  ということは,1年延びるということですね。 ◯ 佐藤都市整備課長  次の工事については,1年延びてしまうのですが,まだ20日の協議以降で周辺の電気設備の工事の進捗であるとか,その辺も詰めていきますので,全体としてはおおむね1年延びるのかなということでございます。 ◎ 吉見委員  ということは,水路工事は1年延びたけど,全体的には,そんなにも延びんだろうということですね。 ◯ 佐藤都市整備課長  やはり,水路工事がまず整って踏み切り工事をするということですので,おおむね1年は後ろに行くのかなという想定を,現在しております。 ◎ 武田委員長  ほかに。 ◎ 出口委員  お聞きしたいのですけども,1年延びるということになると大きな問題だろうとは思うのですけど,JRが鋼矢板を手配できなかったというお話しですか。原因は端的に言うたら何ですか。 ◯ 佐藤都市整備課長  そうです。その鋼矢板の調達に時間が要するということでの報告でございました。 ◎ 出口委員  JRが調達できんというのは,JRが発注主だろうからということは,現実には,具体的に言えば,受注した業者が鋼矢板の手配ができなかったということですか。 ◯ 佐藤都市整備課長  はい。 ◎ 出口委員  それは,もうしゃあないという話になるのですかね。 ◯ 佐藤都市整備課長  こういう工程がおくれてくるということは,担当としてはしようがないと言うよりは残念であって,怒りではないのですけど,感情は持っておるのですが,現実では施工については,JRさんの施工ということですので,今後,協議していかに早く周辺が整うようになるかということを,以後,協議したいなと考えています。 ◎ 出口委員  はい,終わります。 ◎ 武田委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 武田委員長  特にないようでございますので,次に,まちづくり推進課より報告願います。 ◯ 小林まちづくり推進課長  ファイルナンバーの308をお願いいたします。 ◎ 武田委員長  はい,どうぞ。 ◯ 小林まちづくり推進課長  それでは,日峯大神子広域公園脇谷地区整備事業につきましては,御説明をさせていただきます。これまでの説明で重複する点があろうかと思いますが,御了承のほどよろしくお願い申し上げます。  まず,1ページをおめくりください。1ページには,これまでの経緯,再整備に向けた取り組み等について,示させていただいております。繰り返しになろうかと思いますが,昭和28年に都市計画決定が,小松島市で行いまして,同年秋に開催されました第8回国民体育大会軟式野球と,屋外バレーボールの主会場として小松島市が整備を行いました。翌昭和29年に使用料の条例を制定し,小松島総合グラウンドとして,指定が行われたという歴史がございます。  その後,昭和50年に徳島県におきまして,この小松島市の公園と徳島市側の公園,これを合わせまして,日峯大神子総合公園として,都市計画決定して,平成元年には,現在の日峯大神子広域公園として,都市計画決定がなされております。  次のページに,その図面を記載させていただいております。小松島市から徳島に及んだ日峯大神子広域公園の図面となっております。  次のページをお願いいたします。左の方に徳島県,津波浸水想定ということでうっております。この公園でございますが,災害対策基本法に基づきます小松島地域防災計画におきまして,災害対策用のヘリコプターの降着場を適地として指定されておりまして,災害時の防災拠点施設として位置づけられております。  図に示しますように,徳島県の発表の南海トラフ巨大地震による津波浸水想定におきましては,この地域で大体2メートルから3メートルの浸水深が想定されております。  次のページをお願いいたします。  以上のことから,これまで申し上げましたように,本公園の再整備につきましては,日常,それから災害時,両方の機能を持った公園として再整備を図ることとしております。  次のページをお願いいたします。  次のページは,徳島県から事業認可をいただいた,これが本当の名称で,徳島東部都市計画公園事業961日峯大神子広域公園,施工者が小松島市,施工地は,先ほど用地の方でも申し上げましたように,中田町脇谷,山ノ神,期間は平成28年3月31日から平成35年3月31日までの7カ年となっております。面積は3.3ヘクタールでございます。  次のページに,事業を着手して,平成28年度に行ったこと,また平成29年度に行っていることを記載しております。  次のページでございますが,整備方針としてこれも前回の,9月の産業建設常任委員会で説明させていただきました空間構成案となっております。内容の説明については割愛させていただきまして,次に,これも前回お示しさせていただきました整備方針案,鳥瞰図といって,パース図を表しております。  最後のページをお願いいたします。最後に,本事業のスケジュール案というのを作成しました。これについては,これまで,スケジュールは示させていただいておりませんでしたが,今回,議案にありますように,おおむねの用地の取得ができたということで,既存施設の撤去,また,公園施設の整備,これらの方針がある程度固まったということで,改めてスケジュール案を作成させていただきました。事業につきましては,先ほど申し上げました平成34年度までの7年間でございまして,平成35年度の供用を目指し,鋭意頑張ってまいります。  内容でございますが,一番上から申し上げますと,調査施設設計,これは昨年度に行いました地質調査また基本,詳細設計,今現在,詳細設計を詰めておる段階でございまして,今年度中に完了させる予定でございます。施設整備でございますが,平成31年度からの工事の着手を目指しておりまして,そのため,まずは既存施設の撤去から開始してまいりたい。これについては,平成30年度から開始する予定でございます。関連施設整備という一番下に示させていただいておりますが,これについては,杉本副委員長からも,これまで御指摘がありましたように,雨水排水路などの下水道施設のつけかえでありますとか,また排水機能の増強,また上水道配水管の移設,それから,この公園の周辺道路が4メートル未満の道路とかもありますので,そういったことについて,安全・安心に使用できるように,道路の改良もあわせて行ってまいりたいと,このように考えております。  その上のその他ということで,埋蔵文化財発掘調査でございます。この区域については,埋蔵文化財の包蔵地というところに該当しておりますので,今年度一部試掘調査を行いましたが,来年度より本格的な調査を行うべく,現在,担当課と調整を行っているところでございます。 ◎ 武田委員長  ただいまの報告に対して,何かございませんか。 ◎ 池渕委員  10ページスケジュール案ですけども,まずは簡単なことを聞くのですけど,この実線とか色合いとか,何か意味合いは特にはないということなのですか。 ◯ 小林まちづくり推進課長  実線につきましては,現在行っているところでありまして,平成30年度以降は,まず予定ということで破線という形で記載させていただいております。 ◎ 池渕委員  きのう,文教厚生常任委員会の中で,安平委員の方から,生涯学習課の埋蔵文化財調査について問いをするところによると,40カ所余りの調査箇所があって,ある上で,さらに,まちづくり推進課からの委託があってからでないと進めれないというような話が出てきたのですけど,今のお話だったら,来年度から本格実施をするというようなお話でございますので,各所管するところとのやりとりの手順,例えば,まちづくり推進課からこういうような内容が固まったら,生涯学習課にこういうふうな話をして,こうなるというような,そういうちょっと具体的なお話を聞かせていただけたら助かります。 ◯ 小林まちづくり推進課長  埋蔵文化財発掘調査ということでの御質問でございますが,先ほど,私が申し上げましたように,ここは包蔵地といって,工事前に必ず埋蔵文化財発掘調査をしなければならないという区域でございます。したがいまして,その関連法令に基づきまして,我々まちづくり推進課,工事を行う所管と埋蔵文化財の所管課であります教育委員会とは,昨年度来,試掘調査をどうしていくのか,どの場所をしていくのかといったことも協議を行いまして,工程につきましては,まず,この春から小松島市が所有している土地を試掘調査ということを行いました。  今回,100号の議案に出させていただいておりますように,今後,小松島市が土地開発公社から買い戻しして小松島市の名義になったところを順次,試掘調査を行っていくわけでございますが,それにつきましても,担当課と,担当者同士で,協議を継続して進めているところでございます。なお,現在は,試掘調査ということで,財源は,試掘調査の場合は単費という市費で行いますが,それ以降,もし文化財がもし出てきた場合は,今度,この都市公園事業埋蔵文化財発掘調査として本格調査をしていくことになります。その場合は,都市公園事業で行うことになりますので,財源も2分の1が国庫から出ることになります。  今後,具体的なことについては,今回,議案で出させていただいておりまして,試掘調査をどう広げていくのかといったことについて,所管課と具体な協議をさせていただきたいと思っております。 ◎ 池渕委員
     協議を進めてやるということなので,委託とか委任とかいうような話ではないというようなことは,今の話の流れの中で,ちょっと見えてきた部分はあるのですけども,グラウンド内というのも平成30年度明けたら,具体的には協議が順調に進んだら,例えば,平成30年の夏ぐらいには,本格調査に入れるとか,そのあたりのめどというのは,どれぐらい立っておるのですか。それとも,まだまだ立っていないのですか。 ◯ 小林まちづくり推進課長  ちょっと,私の説明不足でありましたが,まず試掘調査を市が買収した土地から行っていくことになります。これは,先ほど申し上げましたように,財源が市単ということで,教育委員会の方が費用面でもいけるようであれば,粛々と,今年度におきましても,あと3カ月ございますので,行っていくのか,いかないのかといったことも具体的に担当課と詰めていくことになります。いずれにいたしましても,新年度予算の計上ということで,10月ぐらいから新年度予算の見積もりというか,編成をしておりまして,そのときから,教育委員会の生涯学習課の担当と今年度中を目途に用地については,全て買収する予定であるということを前提で,その試掘調査の費用についても計上するように,協議を進めておりまして,おそらく新年度予算がつきましたら,当然,公園なので,利用者もかなりおりますので,早い段階からその周知を行った上で,順次試掘調査が行われていくといったことになろうかと思います。なお,本格調査になりましたら,先ほど申し上げましたように,財源が国からも2分の1当たります。その場合は,これまで高速道路でも我々,行ってまいりましたが,一旦,まちづくり推進課の方に,その事業費が当たりますが,どこかの議会の段階で,そこを教育委員会の方に財源振りかえして,本格調査が行われていくといったことになろうかと思います。 ◎ 武田委員長  よろしいですか。                          (発言する者あり)  詳しく話がありましたのでね。 ◎ 武田委員長  ほかに何かございませんか。 ◎ 宮崎委員  津波が来れば,高台に皆,逃げる人もおられると思うのですけど,高さを見たら3メートルになっていますね。そしたら,さっきのお話では,南海トラフが来れば6メートル,いわゆる,これは海面からですから,シミュレーションとしては,2メートルから3メートルというようなお話があったけど,これで3メートルやったら,3メートル50センチが来たらどうなるのだという恐れがあるから,せめて4メートルぐらいに上げといたらどうなのですか。 ◯ 小林まちづくり推進課長  ファイルナンバーの308の8ページをお開きいただければ。ちょっとページ数を打っていなかって,まことに申しわけないのですが,整備方針案空間構成案というページになります。こちらのページです。6メートルの津波が来るというお話がありましたが,この区域は,地盤高から考慮して,その6メートルが,この場所では,2メートルから3メートルになるということで御理解いただければと思います。  真ん中の一番下に,津波防災地域づくりに関する法律で,基準水位のことをここに明示させていただいております。その2番目に,津波浸水想定に定める推進に係る水位に至って,建築物への水位の上昇を考慮して必要と認められる値を加えて定める水位であるということで,この2メートルから3メートルとるという数字は,津波の上昇も考慮した水位となっております。なので,現在,詳細設計を行っておりますが,それらもシミュレーションして,2メートルでは低いであろうということで,3メートルを1つの値として設計を進めているといった状況でございます。 ◎ 宮崎委員  ちょっと納得が。3メートル50センチが来たら,どないなるのかというようなイメージがどうしても強いのですけどね。 ◯ 小林まちづくり推進課長  多分,これは,宮崎委員のみならず,皆さん,一番ここが心配されるところだろうと思いますが,例えば,沿岸部であれば,波が当たって上昇するのですよ。その場合は,ある程度基準があって,遡上高といいまして,例えば,3倍とか,そういうことがありますけど,ここはある程度,内陸に入っておりまして,かつ,ここにもありますように,上昇を考慮した値ということで,そのうちの一番高い3メートルを1つの値として我々も,設計の値として採用しておりますことから,そのあたりで,御理解をいただければと思っております。 ◎ 武田委員長  ほかに。 ◎ 出口委員  ちょっと,今のに関連しとるかどうかわかりませんけども,この図で整備方針案の,空間構成案のところの図で,駐車場の上にトイレ,水道設備というのがあるのですけども,これは発災時にトイレとして利用するということだろうと思うのですけど,このトイレの高さはどのぐらいあるのですか。 ◯ 小林まちづくり推進課長  トイレの高さは,現状の高さということで,今,設計を進めておりますが,この場所には,発災時トイレということを明示しておりますが,その機能を持たせるということを前提に,今,設計の方を進めておりますので,御理解をいただければと思います。 ◎ 武田委員長  はい,どうぞ。 ◎ 出口委員  機能を持たせるというのは,よくわからんのやけど,平たく言えば,今,高台広場の高さの質問がありましたけども,これは3メートルあるから,予想ではこの辺りは3メートルぐらいだろうということで,オーケーというのはわかるのですけども,この今言いよるトイレについては,3メートルの高さがないわけでしょう。あるのですか。 ◯ 小林まちづくり推進課長  この公園の発災時の機能としては,実際に津波が起こった後の復興のことを考えていまして,この芝生広場につきましても,5,000平方メートルぐらいの平地が要るということで,野営地としてこの広場を設けておりまして,発災時と書いていますけど,その後の復興のときの機能を持たせるということですが,この図面を見ますと発災時と書いておりますので,大変申しわけなく思っておりますが,発災時の後の防災の拠点機能として,この公園を整備していくということでございます。まことに申しわけございません。 ◎ 出口委員  はい,わかりました。 ◎ 武田委員長  ほかに,何かございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 武田委員長  特にないようでございますので,次に,競輪局より御報告願います。 ◯ 壽満産業建設部参事  タブレット端末のファイルナンバー309,競輪事業に関する予定表を御参照ください。  先の市議会の一般質問で御質問もございましたが,競輪事業の施設整備の概要の最後のページのところの備考欄に記入してあった予定ということがちょっとわかりにくいということで,このたび,小松島市競輪事業の運営に関する予定ということでまとめさせていただきました。  上から順番に昨年度,あり方検討会議の報告がございまして,今年度,情報収集とか,庁内調整をさせていただいております。来年度の平成30年度に,基本計画を策定させていただきたいということで,施設整備に係る項目でございます。平成31年度には基本計画に沿った基本設計及び実施設計をさせていただき,平成32年度に施設の改修工事,開催日数の関係でバンクを優先して工事にかかるということで,この案につきましては,現時点のものでございまして,今後については,変更となる場合がございますということで,こちらの方にまとめさせていただきました。 ◎ 武田委員長  ただいまの報告に対して,何かございませんか。 ◎ 池渕委員  一般質問させていただいたので,言わせていただきますと,来年度,基本計画というようなお話でございますが,ここのところで,先に施設整備の概要の資料をいただきましたけども,それが外部の有識者だったりするところの1つのたたき台の案になるというような,そんな認識で,我々,持っておってよろしいのでしょうか。 ◯ 壽満産業建設部参事  はい,そのとおりでございます。 ◎ 池渕委員  わかりました。わりと重複することなく,単年度,単年度で,1つの目的項目を実施していこうというような流れでありますので,諸課題はあろうかと思いますけれども,実施に向けて取り組んでいただきたいというふうに思います。 ◎ 武田委員長  ほかに,何かございませんか。 ◎ 出口委員  私も質問をさせていただいたので。この運営に関する予定ということで,今,池渕委員もおっしゃいましたけども,外部委員を交えた検討会議を立ち上げるというお話があったのですけども,それはいつやるのですか。 ◯ 壽満産業建設部参事  来年度の平成30年度のうちに設置したいということを考えております。 ◎ 出口委員  その外部委員を交えた検討会議で検討を重ねて,それを基本計画に盛り込んでいくという考え方ですよね。それを平成30年に1年で検討会議を開いて,答申が出て,そして,基本計画ができるというのは,1年の間にそれだけのことができるのですか。 ◯ 壽満産業建設部参事  1年のうちに,基本計画を策定するということでやっていくということでございます。 ◎ 出口委員  やるというなら,それはやれるのだろうけど。  そういうことであれば,この運営に関する予定については,それ以上言うことはないのですけども,本来の競輪事業のことについての質問は今するのですか。それとも,後でいいのですか。所管で。 ◎ 武田委員長  その他の項もありますので。 ◎ 出口委員  その他のときにした方がいいのか。 ◎ 武田委員長  その他のところで。これは報告ですから,報告の後で,その他の件で,所管事項で言ってください。 ◎ 米崎委員  今の出口委員さんの関連になるのですが,平成30年度の外部委員の構成でと,今おっしゃったのですが,イメージとすれば,何でこんなことを言うかというたら,僕ら,逆に一般質問でもさせていただいたのですが,やっぱり現場の声を聞いていただきたいというのがありましたので,イメージとして,各現場担当とかいう,いろいろと携わっている方も入れるのかとか,いろいろとそういうのがあるので,イメージ的なことをおっしゃっていただけたらなと思いまして,お願いします。 ◯ 壽満産業建設部参事  現在は,まだ委員の構成は,詳しくは未定でございますけれども,平成28年度に行われましたあり方検討会議を参考に,ちょっと人選を考えてみたいと考えております。 ◎ 米崎委員  わかりました。あれは,まだ全然決まっていないというのでわかってますけど,できれば,僕の意向も聞いていただきたいなと思いました。 ◎ 武田委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 武田委員長  特にないようでございますので,行政からの報告事項は以上で終了いたします。  小休いたします。                        [休憩 午前10時50分]                        [再開 午前11時00分] ◎ 武田委員長  再開いたします。  委員の皆さんから所管事項で何かございませんか。 ◎ 米崎委員  競輪局の方にちょっとお尋ねしたいことがございます。その前に,先ほどの基本計画の中で,外部委員を平成30年度に入れていくというというお話のあった中で,僕の意向も言うてしもうたのですが,実は,その気持ちとしましては,徳島の選手会なり,あと関係者なりを入れてほしいということを,強く要望しておきます。  それと,聞かせていただきたいのが2点ほどございまして,1点目,私,バンクの除却のことについて,一般質問をさせていただきました。その中で,バンクはもう調査をせんと古いので除去するという話のお答えが返ってきました。それで,その後にもう一度,自分で武雄競輪場がよう似たというのは,結局,武雄競輪場はバンクを解体せんと調査した結果,排水をちょっとはずって,30センチぐらいの部分で,排水をずっと組んでいって,水が出ていくのを抑えて,またバンクをアスファルトとかでばーっとして,きれいに修復できたのが,たしか2億1,600万円という値段でありました。今までの委員会の中で,バンクの除却,新設するのには4億円ぐらいかかりますと言いよったのですが,その中で,こうやってしたら安価になるという話を,僕,一般質問でさせていただきました。  そしたら,答えが,それも平成30年度の基本計画を策定する中で考えていきますというような答えだったので,僕の認識としましては,自分が言うたことも踏まえて,もう一回調査とかいろんなことを考えてもらえるのか,逆にもうこのまま流されてしもうたのかなと,ちょっと自分の中でわからんかったので,そこの部分のお答えなのですけど,もう一回の確認をさせてもらってよろしいでしょうか。 ◯ 南競輪局次長  バンクの整備というか,バンクの部分につきましては,委員も御承知のように,競輪の上に支障がないように,毎年維持補修というのを行っております。最近で,過去5年ほど前になるのですが,実は,一度大がかりな補修というのも行っているのですが,その際に,委員も御承知のように,割れ目が生じているというようなことで,そこの部分については,毎回,毎回,クラックが同じ場所に入っていることから,それこそ,武雄競輪さんほどではないのですけれども,表面のウォークトップを削って,その下の部分の土台の部分まで出して,そこの部分に砂を流し込んでクラックを埋めるというような作業を実際,やらせていただいたのですが,その際に,業者方が,何立米入れても全然,クラックが埋まらないというような状況が起きていると。どうしましょうかというようなことで,こちらの方に報告というのが上がってきておりまして,とりあえず,その際には,また,今後,大規模改修を行うことを考えたいから競争に支障がないような形で補修してくださいというようなお話をさせていただいたような経緯もございます。  それを受けまして,今年度,今,考えている部分につきましては,もう土台もはっきり言って,そういうようなすというか,中が空いている状態であることが想定されますので,現実に雨が降った部分に,議会の答弁にもございましたけれども,斜面から入った水が下の部分の平らなところからかなり出てきていて,選手会の方からも,そこの部分が乾いていないというような指摘も我々,施工者の方に受けております。そういったことから言っても,武雄競輪さんの場合は,おっしゃるとおり,表面上のウォークトップだけを削り取って,それでもう一度,ウォークトップをやり直したということで,先ほど,委員がおっしゃられたような金額になっていることは,私どもも承知はしているのですけども,このたびについては,土台からできれば成形し直して,今後,再び何十年も使えるようなバンクを整備したいというふうに考えているところでございます。 ◎ 米崎委員  武雄競輪場さんも,確かに,排水溝の部分で水が出て,もうあふれてしもうてということで,これでやり直したと聞いてますよ。知ってますよね。武雄競輪がやり直した。水が出てというて。これは困るのでやり直したという部分で,元のある部分をできたので,安価に抑えられた。土に固まるようなのを入れたのか,わからんのですけど,どういうふうな手法でやられたのか知らんけど,結局,こういうふうにやって,要するに安く上げたいという頭があったからではないのかと,僕は単純に思ったのです。それで,計画が先に走っていったり,こうなったらなかなか,なると思うのですが,バンクのアスファルトだけはずって武雄はやったというけど,結局,同じような状況だったと思います。バンク自体はもう,小松島市の方もやけど,武雄も同じような状況だったと聞いておりますので,ちょっとあれが思いまして。 ◯ 南競輪局次長  武雄競輪さんの方から,私どももヒアリングはさせていただいたのですが,武雄競輪さんの場合は,やはり同じく土台までもしかするといくかもしれないというような形の中で,表面のウォークトップを削った際に,土台までやらなくても,十分,この土台が使えるというような判断の中で,ウォークトップだけのやり直しをしたというふうに伺っております。  私どもの,小松島競輪みたいに,中にすがあるというか,空洞があるというようなことを確認できないというか,きちんと土台が埋まっているというようなことを確認したので,表皮のウォークトップの部分だけのやり直しで済んだのだというようなことでヒアリングをさせていただいております。 ◎ 米崎委員  わかりました。今,おっしゃっていただいたので。  確かに,排水溝をという話,ウォークトップだけというのではないのだけど,武雄は排水があかんという話が出ておったのでね。武雄競輪で出てましたよね,たしか。武雄競輪さんも,水があふれて,しみ込んできてという話になって,それで,水のやつをまずはつくるというか,排水のあれをバンクの中でつくってということでしたよね。要するに,小松島市の場合は,土台の部分がきいてないような感じということですよね。わかりました。ありがとうございます。
     それともう一点ですけど,よろしいでしょうか。聞かせていただきたかったのは,一般質問の中で,僕の質問でなかって,安平委員さの質問の中で,PFIをしてはどうかという,そういうのを使って,向こうの委託先の業者でもやってもらえたらみたいな形でおっしゃっていたのですが,たしか返事が,それはもうできませんというような感じで返ってきたように思います。  その中で,PPP方式というのがございます。それは,PPP方式というのは,別に,公設民営の方式,さらに包括的民間委託,自治体業務のアウトソーシング等も含まれる。PFIとはちょっと手法が違う。ここの部分で違ってくると思うのですが,千葉競輪さんを多分,御存じと思うのですが,千葉競輪は,この3月で廃止になるというような決定をしておりました。そんな中で,千葉市は競輪事業の運営を委託している業者があるのですが,その業者が同社の費用を負担する立てかえ案を市に提示,事業継続を決めた。  要するに,そこの業者が施設改修に向けて,お金を投資するのでやらせてくれというような形ですよね。それって。実際,千葉は500バンクだったのですが,500バンクが国際の規定に合った小さい250メートルのバンクになったという,オリンピックを目的にしとったと思うのですが,そこで,競輪を開催するのはちょっとどうかなというふうに思うのですが,フットサルやバスケットもできるみたいな感じに書いておったのですが,結局,それがPPPかどうかはちょっと,僕は方式がわからんのですけど,そうやってできるのだったら,何が言いたいのかと言うたら,PFI方式はと,安平さんが,名前まで済みません,議員さんがおっしゃられたときに,何か軽くにできませんわと言うて,もうちょっと広く,議員さんは,そんなのがあるのかと広いように質問されよったかと思うのです。そうやって受けとめたので,こんな方式があるのですとか,これはとかいうように,ちょっと説明もしてほしかったし,あったのですけど,そういうふうなのが,PPP方式とかで使えるのかどうか。これをちょっと聞かせていただきたい。確認させていただきたい。お願いします。 ◯ 南競輪局次長  PFI方式につきましては,私どもも,いろんな検討をする中で,前向きにかなり検討をさせていただいたような経緯がございまして,それで,経済産業省の車両室を訪問した場合に,実際にPFI方式というのは利用できないかというような質問を当時に室長の方なんかにも投げかけたような経緯がございまして,その中で,PFI法の中の施設の定義がある部分以外については,基本的にPFIはできないというような回答を,口頭ではございましたけれども,いただいているような経緯がございまして,安平議員のその答弁につながったような次第でございます。  千葉競輪につきまして,委員の方からも,これまでの部分について,いろいろ質問の中でも解説がございましたけれども,千葉競輪さんの部分につきましては,やはり手法というのは,まず端的に言えば,小松島競輪においても,やっていただける企業さんがあるのであれば採用することは可能かと思います。ただ,その場合についても,やはり,例えば,千葉競輪さんの場合もそうですけども,下の土地については,もともとは国有地なのですけども,千葉市さんがこのたび,その部分を購入してそれで後押しをすると,千葉市自身が土地を取得することによって,上の民間会社さんが整備する250メートルバンクの整備について協力をするというような方針というのを,市の方針として出しております。  小松島競輪におきまして,もしそういうような民間の業者さんがおいでて,そういうような申し出があった場合については,検討をした上で採用というような形になれば,採用することは可能かと思いますが,現実的に,そういうような企業さんがいないというのが1点あるのと,それともう一つは,施設整備を行うに当たって,それこそ,千葉競輪さんは先ほど,250メートルのバンクで競輪をするのはどうかなというようなことを,委員もおっしゃっておりましたけれども,施設整備の主導権といいますか,私どもの希望に添うような,今の競輪事業を行うというような形での施設整備ではなくて,もういきなり,千葉競輪さんの場合でしたら,国際基準にのっとったような競輪事業を東京オリンピックの後で行うというようなことを行っていますが,施設整備の主導権みたいな部分を,やはり整備する民間会社さんが持たれるような形になりますので,そこの部分については,ちょっと慎重に取り組む必要があるのかなというふうに思っております。  そういった部分から,いろんなことを検討は行ってはいるのですが,ちょっと現実的ではないかなというので,先の議会における安平議員さんの答弁になったというふうに御理解をいただければと思います。 ◎ 米崎委員  よくわかりました。僕は,ただ単に単純な発想といいますか,いろいろ,僕の質問の中でも包括委託との関連性はという中で,結局,施設は,ええもん,自分らのあれでつくってしもうて,それで,ここの業者に任せますというのでは,ちょっとなという部分があったので,老朽化しているところだけ直して任せるとか,いろんな手法があると思うので,いろんなことを,これから考えていただけるということをおっしゃっていたので,一番よい方に。                          (発言する者あり) ◎ 米崎委員  言うてなかったですか。いろいろこれから考えていくというふうに言いよったなと思いまして。言うてなかったですか。基本計画の中で入れていくようなのではない。今の,要するに,PFIというものも,PPPも一緒やけど,それはできませんということだったですよね。業者がおったらしてくれるけど,いませんという形だったのですよね。結局,小松島市はいろいろ国からのあれでとか,そんなのではないけど,地道にやっていきたいということだったのですよね。  何せ,僕的な感覚では,要するに,施設をつくってしもうてぱっと渡すというのはどうかなというふうに……。                          (発言する者あり) ◎ 米崎委員  もう少しゆっくり考えていただけるというのであれば,考えていただいて,もう少しいい方にさせていただきたいと思います。ということで,わかりました。 ◎ 池渕委員  今の御答弁で,民間事業者の参画がないという断定的なお話をされたけど,それはどこの判断で,どう決めたのですか。 ◯ 南競輪局次長  決定といいますか,今の時点でそういう申し出,千葉競輪さんの場合は,廃止をするとなった際に,民間事業者が,だったらうちがというようなことで名乗りを上げれて,それで,施設整備が進んでいるというような状況がございます。  小松島競輪におきましては,済みません,言葉足らずでしたら,今の現時点において,そういった申し入れがないということで,決して,決定とかそういうのではなくて,現時点における状況を説明させていただいたというようなことで御理解いただければと思います。 ◎ 池渕委員  PPPの方式とか,いろんな方式をさっき米崎委員さんがおっしゃられたけども,やる中で,一旦,例えば,そういう方式,あるいは違う方式,それは分割でも,施設整備,今,やられておる今度,具体にデザインビルドという話もありましたけども,それをやるにしても,その方向性をまず基本計画でお決めいただいて,それで手順にのっとって進めていただきたいなということだけ申し述べておいて,次の質問に移ります。  1点目は,報道にもあった農地の転用に関しての,うちの地域であったのですけど,無断で,許可がでていないのにもかかわらず盛り土を行ったことが,事案としてありました。そのときに,ちょっと申し入れたのですけど,かなりの高さを盛るような形になってきますよね。農業委員会の局長にも言うたのですけども,かなりの高さを盛ることによって,田を盛って転用するということは,無許可はもちろんいかんのですけども,ただ,許可は出しましたけど,10メートルでも,20メートルでも高さを積んでいいという話にはならんと思うのです。なぜかと言うたら,それだけ高く盛ることによって,その周辺の田んぼに軟弱地盤だったら影響が出てきて,逆に盛り上がったりするような隆起が起こることがあることに関しての,許可が出てきたときの技術的な,例えば,5メートル以上になったら,その底地の部分に関して,この地質だったら地盤改良を行いなさいというような指示を与えるであるとか,あるいは違う方法で補強をしなければならない必要性があるとか,そういうような指示書,あるいは計画申し入れがあったときに,その計画高さを見て,計画面積,計画立米を見て,こういった形でやってくださいというような指示を農業委員会が,あるいは産業振興課か,どちらかわかりませんけども,きちんと技術的な指示を与えないと,今後,同じようなことが幾らでも起こってきます。事前に聞くと,どうもその指示を与えるようなスキームが,中には今ないのですというようなお話も聞いたのですけども,その辺りについては,今後,どうするかというところを,まず問いたいと思います。 ◯ 上田農業委員会事務局長  池渕委員からも指摘のありました,違反転用等々で盛り土の方を高く積み上げて,周辺農地に影響があった件も何件かございまして,指針等で,ちょっと現在勉強中なのですけど,盛り土につきましては,盛り土をする敷地の形質及び盛り土に使う土質というのですか,それプラス施工の工法とそれらの要因に基づいて,田周辺に影響を及ぼしていくということでございます。  そういった,委員がおっしゃられるようなほど,指導というか,指針というか,どちらの方も,県にもちょっと問い合わせをいたしましたのですけども,なかなか指導指針というような形では,現在,ちょっと難しいということでございます。  今後,こういう形を研究いたしまして,実際,被害を及ぼしたこともございますので,ちょっと検討していきたいと思いますけども,なかなか,農業委員会の立場としては,実際の施工は技術的な部分とか経験的な部分とかいう部分があるかと思いますので,今後,そこらも検討しながら考えてまいりたいと思います。 ◎ 池渕委員  何ら難しいものでないと思いますよ。検討するとか,研究する話ではない。横並びにおる部長,所管する部長,都市整備課とかまちづくり推進課とか,技術的に持っとるではないですか。まちづくり推進課なんかは,今,高速道路をやってもらっていますけど,高速道路に所管するところで,うちの地域なんて,特に軟弱地盤で,下,地盤改良をやっていますよ。普通に。それを知っていますか。知らないでしょう。知って当然,すごく当然の話で,そんなことがあったら,すぐにどっちかの課に聞きに行けばいいではないですか。そしたら,すぐ,土地の造成に関してはどういうふうに,こうやって,こうやってと出ますよ。そんなの1日。やりますか。  やってください。部長,早急にやってください。そうでないと,無断転用はもちろんもってのほかやけどもね。普通に出してきても,それがその高さ以上になって,これ,影響あるな,どうかというのは,すぐに出てきた段階で,局長,高さを見た段階で,部長に相談して,技術的なところの課に聞きに行くというような,そういう体系だけはせめて,部長,整えてください。そうでないと,これはもう,ざるですよ。今,全くブレーキをかけるものがないですから。同じことが何回も出てきて,後手後手でやりますよ。ここではっきりしておかないと,これまた後手に出たら,また同じことの繰り返しになりますので。それは,もうきちんと,普通に,平場を少し転用するだけの,埋めるというのは影響はないというのは,誰しもわかる話なのですけども,極端な高さ,5メートル以上出てきたとか,いうようなことになったときは,必ず,この地域の地盤というのは,各課が把握して持っとるのでね。持っているので,ここやったら,こういうものが必要ではないかという,そういう検討を部の中でできる話なので,部をもってやっていただきたいのですけど,部長,いかがですか。 ◯ 内藤産業建設部長  今,おっしゃっていただきましたように,今年度につきましては,何回か,そういう事例があったのは認識しております。それで,市民の方にも迷惑をかけてきた部分があろうかと思います。今,おっしゃっていただきましたことを肝に銘じて,踏まえて,また部内で協議して対応してまいりたいと,このように考えます。 ◎ 池渕委員  部長がそう言っていただけるので,次,絶対,そういうことがないように部内で協議するというお話しですので,ぜひやっていただきたい。  それともう一点,一般質問の安平議員の中で,中小企業の振興施策の中で,中小企業の条例のお話も出てきました。その一般質問の後に,建設管理課にちょっと事前にデータを調べて,調査していただきたいということを申し入れました。その中身というのは,安平議員の一般質問であった物品購入に関する,市内,市内外,市外,これ混ざっとる業種によってもいろいろあると思うのですけども,過去3年間において,市内だけの業者さんがきちんと育成して,きちんと市内の業者さんだけでとれたという件数が,全体のパイの中の割合がどれぐらいか,市内と市外の業者さんが混じった中での割合がどれぐらいか。市外発注でした割合がどれぐらいかというところを,過去3年間において,数値をいただきたいということを申し入れていたので,まず,そのところの数字を教えていただきたい。 ◯ 成川建設管理課長  今,御質問いただきました物品購入等に関する分でございます。  まず,平成26年度です。入札決定件数が,全部で43件ございました。43件のうち市内業者のみでの入札が6件で,市内業者と市外業者の組み合わせで入札を行ったのが43件中17件。市外業者のみで行ったのが,43件中20件が,平成26年度でございました。次,平成27年度でございます。平成27年度は,全部で入札して決定件数が76件。76件のうち,市内業者のみで行った入札が14件。市内業者と市外業者の組み合わせで入札を行ったのが21件。76件のうち21件です。市外業者のみで行ったのが41件。76件中41件でございます。続きまして,平成28年度でございます。平成28年度は,入札決定件数が58件でございました。58件のうち,市内業者のみで行ったのが7件。58件中7件でございました。市内業者と市外業者の組み合わせで行ったのが20件,58件中20件でございます。市外業者のみで行ったのが31件。58件中31件でございました。 ◎ 池渕委員  この結果を見て,まずどう思われますか。 ◯ 成川建設管理課長  入札件数は,年度によって違います。どうしても,年度によって入札内容というのは違ってきますので,件数は変わってきます。市内業者のみで行える案件というのが,実際のところ限られてきます。市内業者のみで成立する案件というのが。大体,市内業者の登録件数自体が50業者ぐらいなのです。全体,市外とか県外とかを含めると,大体400から500ぐらいになるのですが,市内業者の件数がそもそも少ないので,どうしても市内のみという入札は少なくなってきます。  案件にもよるのですが,どうしても市外業者の組み合わせというのが多くなるのかなと感じております。 ◎ 池渕委員  産業振興課長に聞きますけど,では,どうしていくべきですか。 ◯ 茨木産業振興課長  池渕委員の方から,こういった入札とかに関しまして,地元の中小企業,小規模企業の入札の機会の増大ということで,条例にも明記をさせていただきました。そういう観点から適正な予算執行等,また入札の手続を厳粛にする一方,地元の中小企業,小規模企業の育成支援というあたりも踏まえながら,執行していければというふうに考えております。 ◎ 池渕委員  言葉はきれいです。増大していかないかん言うて。育成ももちろんしなければならない。ただ,いざ実際ふたをあけてみると,そこに注力をして,もちろんいかれているのですけど,実績としてはこういう状況にあるということが,現実で今見えてきたわけです。一方で,建設管理課の方に申し入れたいのは,その受注の工夫をもう少し考えるべき。これだけの割合が少ないのであれば。ただ単に,業種を申し入れとる申し込みが少ないから市内の業者に当たらないのだという,簡単な分析にせずして,だったら,その業種の範囲枠を,もう少し内外業者をいただいとる方を拡充する部分で,枠をもう少し考えてみるとか。いいですか。それはものによって,能力とか販売してないとか,これはもう当たり前の話で,できないのはもちろんの話なのですけども,そこら辺りを,今,この条例ができたからこそ,ひと工夫が必要なのですよ。だから,その工夫を考えて,成果として,次,また聞きますので,僕が聞かなかったら,多分,安平さんが聞くと思いますので,それは工夫をして,こういう成果が実績として目に見える数字を,ぜひとも出していただきたいということを,これはもう申し入れておきます。  もう一点,建設管理課に事前にお聞きしているのは,今度は建設工事の入札に関する部分,この部分で,今,発注機会がいろいろとありますけども,各ランクづけがあると思うのですけども,そのランクに応じての3カ年の発注件数を,まずはお聞かせいただきたい。 ◯ 成川建設管理課長  建設工事等につきまして,過去3年分で報告させていただきます。  まず,土木工事の平成26年度でございます。ランクはA,B,Cでございまして,Aランクに発注したのが6件,Bランクに5件,Cランクに7件,Dランクに3件の発注でございます。同じく平成26年度の建築工事関係です。建築工事関係はA,B,Cのランクがございます。Aランクに4件,Bランクに5件,Cランクに4件の発注でございました。続いて,平成27年度でございます。平成27年度の土木工事関係の発注でございます。Aランクに10件,Bランクに7件,Cランクに4件,Dランクに7件でございました。平成27年度の建築工事関係でございます。Aランクに1件,Bランクに6件,Cランクに3件でございました。続いて,平成28年度でございます。平成28年度の土木工事,Aランクに8件,Bランクに12件,Cランクに5件,Dランクに9件。続いて,平成28年度の建築工事です。Aランクは0,Bランクに3,Cランクに4でございました。 ◎ 池渕委員  さっきと同じ質問になりますけど,それを受けてどう考えられますか。 ◯ 成川建設管理課長  発注につきましては,各課から上がってきた案件を発注しておりますので,それぞれ年数によっても発注件数は違いますし,平均的に発注するということも難しいのかなというふうには感じています。 ◎ 池渕委員  何で難しいのでしょうか。教えてください。 ◯ 成川建設管理課長  土木工事,建築工事もそうですが,分離分割発注ができる部分とできない部分はやはりあると思います。ですので,そのあたりは,どうしても偏りはあるのかなというふうには感じています。 ◎ 池渕委員  これも同じで,1つ条例を契機にもそうですけども,その分離分割発注をやりにくいといっても,やれないはずはないでしょう。やれない案件ももちろん,あると思いますよ。もちろんね。ただ,例えば,今のところを見ると,極端に言うと,平成27年,28年辺りは,Cランクのところが異常に少ない形になっていますよね。だから,こういう統計を流れていく中で,きちんと,その分析を建設管理課はしなきゃならない。すべきだと思いますよ。業務の中で。これをして,次は,次年度になったら,こういうところで,ここのところを育成していく,あるいは,この業者のランクの方を育成していくという機会をふやさん限りは,どんどん,どんどん,業者さんもランダムにランクも変わっていくだろうけども,やっぱり,その制度を決めとるのだったら,そこできちんと,その辺りも踏まえて,踏まえてですよ,いいですか,課長。踏まえて,結果として,次の年度,次の年度を分析して,各課から上がってくる分があるのだから,あって,そこで判断して,各課に事前に協議を行うというようなことも踏まえてやることによって,ここも産業振興課が掲げておるところの,市全体で掲げておる条例なので,育成につながってくると思いますので,これはもう質問しませんので,ぜひともやれるような体制づくりを求めたいということで終わります。 ◎ 武田委員長  午後2時まで休憩いたします。                        [休憩 午前11時38分]                        [再開 午後 1時58分] ◎ 武田委員長  1分ほど早いのですけど,全員おそろいのようなので,再開をいたします。  所管事項でございませんか。 ◎ 井村委員  1点お聞きしたいと思います。自衛隊の周辺の雨水対策ということでお聞きしたいと思います。  去年だったか,防衛省の御理解をいただいて,あそこら周辺の雨水対策に入るということで,地形が複雑なので,3エリアに分けて事業にかかりますというふうな説明があったと思うのですけど,その後の進捗状況をお聞かせください。 ◯ 小林まちづくり推進課長  小松島航空基地周辺の洪水対策事業でございますが,今,委員の方からお話がありましたように,平成28年度から防衛省所管の補助事業を活用して,浸水被害の抜本的な解消を図っていくことを目的として,排水区を和田島排水区と日の出排水区,日の出内水排水区,この3つに大別して,現在,取り組んでいるところでございます。本年度は,昨年度に行いました和田島地区及び日の出内水地区における浸水防除の根幹的施設がある,雨水ポンプ場の建設に向けた基本設計,それとボーリング調査等に引き続きまして,ポンプ場の用地確保に向けました用地測量や保証等,調査を行い,ポンプ場の建設に必要な用地確保を現在進めているところでございます。  現在の取り組み状況でございますが,平成29年9月に日の出内水地区のポンプ場用地,面積にしまして692平方メートルを取得いたしました。一方,和田島地区のポンプ場の用地確保に向けては,現在,関係権利者との権利,協議・交渉を進めているといったところでございます。  今後につきましても,地権者や地元関係者の御理解と御協力を得られるよう鋭意努めてまいりたい,このような考えでございます。 ◎ 井村委員  ありがとうございます。3つあるうちの,2カ所が用地の確保できたというのと,今,排水機場という入り口の方の左の排水機場の方で,地元の方からもよくどうなっとるのかと聞かれるのもあるのですけれども,先だっても,地元の水利関係者と市内のそういった排水機場を全部見て回って,そこの自衛隊の入り口にある排水機場も,管理人さんに鍵をあけてもらって見せてもろうたのです。聞いとった以上に,もう老朽化して,本当に管理人さんがそういう技術を持った人が,大雨警報時に対応してくれよるので動きよるのだろうなというぐらい老朽化しています。  そのときも聞かれたのですけどね。どんな計画なのですかというので,公民館が終わったら,次は,こっちの自衛隊の方の排水・雨水対策にかかると聞いているのですけども,まだ具体的には決まってないのですよという説明しかできなかったので,早急に対応していただきたい。  それと,この間も国会議員さん,代議士の方から北野議長の方に,そこの雨水対策はどうなっとるのかと聞かれたのですね。そんなのもあって,国会議員さんの方も気にしてくれておるというのもありますし,ちょうど先立っての,選挙の最中も街宣車がちょうどあそこらを走って現場も見てくれているのですよね。説明してすれば,もう現場もわかってもらえているという部分もあると思うので,もう市だけでなしに,防衛省の全面的理解がなければあかんと思うので,ここらも早急にやっていただきたいなと思います。 ◎ 武田委員長  よろしいですか。  ほかにございませんか。 ◎ 吉見委員  今朝,来しなに,競輪場の掃除を一生懸命やっているのを見ましたけど,JFの冷蔵庫の南の駐車場の植木の草,以前,粗大ごみを撤去してもらったのですけど,その後,掃除をしていないように感じまして,今も粗大ごみが2つあります。草が80センチぐらい,植木の中に入って,その植木から北の方にも,1メートルぐらいのところに草が生えているので,本当に放置してあるような感じなのですよね。だから,粗大ごみも捨てられると思うのですけど,定期的に掃除する意思はないのでしょうか。 ◯ 壽満産業建設部参事  小松島市漁港前の競輪場入り口のところの植木の植栽のところのごみのことと認識いたしております。勤労感謝の日に粗大ごみについては,一旦,全部撤去はさせていただいたのですけど,またその後,投棄があったということで,不法投棄については,その都度,その都度,対応はさせていただいております。植木の草の件についても,早急に対応をさせていただきたいと思います。 ◎ 吉見委員  なぜ捨てられるかと言えば,汚いから,そこに捨てられるのですよ。きれいにしておけば,捨てられないと思うのですよ。ですから,草を完全にとるようにしていただいたら,粗大ごみは捨てないと思うので,その点よろしくお願いします。 ◎ 出口委員  私は競輪事業の件で何点か質問をしたいと思うのですけども,まず,きょう,朝,示されました運営に関する予定の,平成29年度のところで,情報収集,庁内調整ということで,平成29年度もう終わろうとしているのですけども,このうちの庁内調整というのはもう終わっとるのですか。 ◯ 壽満産業建設部参事  財政当局を含めて,副市長,政策監にこのたびの施設整備の概要ということで調整をいたしております。 ◎ 出口委員  だから,調整が現在続いておると,まだ結論が出てないということですか。 ◯ 壽満産業建設部参事  このお示しさせていただいています施設整備の概要については報告して,進んでおります。
    ◎ 出口委員  ちょっと歯切れが悪いのやけど,進んでおるというのと,終わったというのと,大分違うのですけど,後の質問に影響しますので,その辺りちょっとはっきりしておきたいのですけども。  では,まだ結論としては,出ていないということでよろしいのですか。 ◯ 坂東統括監  出口委員からの質問にお答えいたします。  私どもの競輪の方の分で,平成29年度,そして,平成28年度のあり方検討会議を踏まえまして,さまざまな概要について,大変大雑把でちょっと見にくいかもわかりませんけれども,こういうふうな形,お示しした形の中で進めていくということは,庁内の調整も終わっております。ただ,これを元にいたしまして,これから,この概要についての,詳しいことについては,今後,平成30年度に進めていく予定でございますので,御理解願いたいと思います。 ◎ 出口委員  今の統括監のお答えでしたら,お言葉どおりとるのであれば,庁内の調整は,この概要に書かれておることについては,調整が終わっとるというふうにとるのですけど,それでよろしいですか。 ◯ 坂東統括監  はい,結構です。 ◎ 出口委員  それでは,質問しますけれども,その施設整備の概要の最後のページに,競輪事業特別会計のシミュレーションということで,施設整備等を含むという表が出ておりますが,これは平成33年度までしかシミュレーションができてないのですけど,これによると,このとおりやるとしたら,平成32年度では,借入金残高が10億円ということになっておりますが,当然,もちろん借入金というのは払わないといかんお金ですので,その辺りの返済のシミュレーションというのが,1年分しかできてないというのはいかがなものかと思いますし,これは当然,できた上での借り入れだろうと思うのですけども,その辺り,お示しをいただけたらありがたいのですけど。 ◯ 南競輪局次長  施設整備の概要につけさせていただいておりますシミュレーションにつきましては,このたびの施設整備の概要の中にも書かれておりますように,現在,庁内の方で決定をしておりますのは,この内容に書かれている部分と,それと来年度,詳細な,これだけ大きな事業を行いますので,議員の皆様方からも御心配いただいていますように,事業費は一体幾らになるのか。また,それに対する財源手当はどのように行うのかというような部分につきましても,来年度以降,基本計画を策定する中で,コンサルタント会社を入れまして,きちんとしたシミュレーションをつくっていきたいというふうに考えております。  現時点で,施設整備の概要についておりますシミュレーションにつきましては,おおよそ武雄競輪,何もなく今後のスケジュールというのをお話しても,なかなかイメージが湧きづらいだろうということで,昨年度のあり方検討会の際に出させていただいたシミュレーションに,もう決算の出ております平成28年度の数値を修正してその後の数値の見込みを出させていただいたものでございます。当然,事業を着手するに当たりましては,きちんとした計画を作成するとともに,財政シミュレーションについても,より詳細なものを出させていただく予定でおりますので,御理解をお願いしたいと思います。 ◎ 出口委員  概算で,それはもちろん結構だと思いますよ。何億何千何百何十何万何千円まで書く必要はないというのは,それはわかりますが,だけど,少なくても,10億円の借り入れを起こすと,場合によっては,もっと借り入れをしなかったら,たちまち施設整備も,午前中の米崎委員の質問の中にあったように,バンクの修理にしても,バンクの新設にしても,武雄競輪のやり方でも17億8,000万円かかっておると。話を聞いたら,うちの場合は,武雄競輪のやり方で,バンクについては武雄競輪が2億何千万円かかっておるけども,小松島市はそれではいかんだろうということになると,1億円,2億円が上乗せされるということになるということになると,20億円からの事業になるわけですね。  そうなってくると,基金の運営をどうするのか,わかりませんが,少なくとも十何億円という借り入れは起こさないかんわけでしょう。当然,それを前提に,それは競輪局が考えるというのは,当然だろうと思いますが,その返済のシミュレーションができていないというのは,借金はするけど,いつどれぐらい返すという,返すには売り上げがあって,利益があって返すわけでしょう。利益を。一般会計からは一切,お金は入れんのやから。  そうなってくると,何ぼ返すか,何年で返すかということが,逆に言えば,売り上げに響いてくるわけですよ。売り上げによって,それに見合うだけの経費があって,それで,差し引き,これぐらいの収益は認めると,それを返済に充てるという計画を当然,せなんだら,シミュレーションにならんでしょう。それも,事業が始まって2年分ぐらいしかないというのは,ちょっとどう考えてもわけがわからんのですけども,もうちょっとわかりやすいように,御説明願えますか。私の今の質問に対して,わかるように御答弁いただきたいのですけど。 ◯ 南競輪局次長  財政シミュレーションにつきましては,委員御指摘のとおり,平成33年までしか出させていただいていないような状況ではございますが,売り上げ等の推移の部分につきまして,現状の状況でいきますと,1年に1億ずつ10年間で返すというような形のシミュレーションを行っておりますが,現状どおりの売り上げでいきますと,当然,10年後には返せる。なおかつ,平成33年という形になっておりますが,平成37年には,JKAの交付金のその猶予額でございます7,500万円余りがもう返し終わっておりますので,その分も浮いてくるというような形の中で,当然,10年間で返済できるような形になっております。  ただ,けれども,その売り上げの推移というのは,まだ今後5年間ぐらいについては,今の状況ぐらいでいけるのであろうとは思いますけれども,その後の推移につきましては,まだはっきりしない部分が当然ございますので,売り上げというのは,毎年,それこそ,たちまち平成28年度に作成した平成29年度のシミュレーションは違うということからもわかりますように,売り上げの動向というのが,変動しておりますので,その辺のシミュレーションを,今の状態で作成して返せるというようなことでつくるというのではいかがなものかということで,一応,便宜上,売り上げの部分の反映ということで,平成33年度まででつくらせていただいております。このままの売り上げ推移が続くのであれば,当然,10年後には返済できるような計画になっております。 ◎ 出口委員  だから,それをちゃんとしたシミュレーションに表すべきではないですかというのですよ。それだけ自信を持っておっしゃるのであれば,10億円借りても,10年後には完済できるという自信がおありになってするわけでしょう。要は,それをシミュレーションにしたらどうですか。ぜひ,つくって我々に見せていただきたい。どうですか。 ◯ 南競輪局次長  当然,お示しするべきものとは考えておりますが,できることであれば,同じような作業を行いますので,事業費等が固まった基本計画の中でその辺についてもお示しをさせていただいた上で,議会の方に,その基本計画に沿って,また施設整備を進める形になりますので,その際に,御提出をさせていただきたいと,競輪局としては考えているところでございます。 ◎ 出口委員  それはおかしいですよ。基本計画をつくる上で,つくってから議会に見せるとおっしゃるけども,つくる上で,その財政シミュレーションというのは必要なのではないですか。こういう収入が見込めるから,こういう規模で事業をやるのだと。施設の改修にしても,バンクの移転にしてもですね。  私が言いたいのは,基本はやっぱりお金ですよ。ましてや,条件的に一般会計からは一切繰り入れをしないという厳しい条件があるわけですよ。それをクリアするには,今のままでいったら払えますわという話で済む話でないのですよ。きちっとした財政上の見通しがあって初めて,基本設計ができるわけでしょう。やりますわと。そしたら,どういうふうにやりますか。そのどんなふうにやりますかということについても,財政の見通しがなかったら,できんのと違いますか,逆に。何ぼ言うてもするつもりがないのなら,なんやけど。ないのですか。財政シミュレーションを少のうても,借り入れから10年で返せるというのなら,少なくても10年間ぐらいの,借り入れがゼロになるまでのシミュレーションというのはすべきであろうと思うのですけど,いかがですか。 ◯ 南競輪局次長  委員がおっしゃるとおり,まずは,お金がきちんと回らないことには,競輪事業は続けられると思っていないという部分については,御指摘のとおりだと思っておりますし,競輪局もその認識は持っております。ただ,歳入の部分が確保できるのは当然,重要なことではございますけれども,それと同時に施設整備に幾らかかるかという部分をはっきりさせて,それに対する財源措置というのをきちんと講じてまいりたいというふうに考えておりますので,それもきちんと,基本設計を行う前の計画の段階でお示しをさせていただきたいと思っておりますので,事業に着手する基本設計とかに入る前に,基本計画の中で,収支の状況として,借入金,事業費の金額ですとか,もしくは資金繰りの部分について,お示しをさせていただきたいと思っておりますので,もうしばらくお待ちいただければと考えております。 ◎ 出口委員  だって,来年,平成30年度には既に基本計画を策定するわけでしょう。平成30年度って,平成30年の4月からでしょう。もう3カ月しかないのですよ。                       (「委員長」と発言する者あり) ◎ 出口委員  ちょっと待ってくださいよ。競輪事業は特殊だということをおっしゃるけども,私も特殊な件は,よくわかりませんけども,普通に考えて,例えば,家を建てると,家を建てる場合に,間取りはこうして,これぐらいの部屋数で,こういう設備をしてというのを考える前に,一体,お金は幾らかけれるのかと。銀行から住宅ローンで何ぼ借りて,手元資金が何ぼあってということを,普通は考えますよ。それで,銀行ローンも返済せないかん,そのお金に合った,収入に合った家を建てるというのが普通ではないですか。だから,そのお金のことで言えば,返済が何年かかって,毎年どれぐらい払ってということをまず決めなかったら,施設の規模とか,どれぐらいかかるかというのは,二の次と言ったらいかんけども,先に財政のことを考えないといかんのと違いますか。  私は,そういう思いが強いので,この財政シミュレーションが平成33年度で切れとるというのは,どう考えても納得ができないということと,午前中の米崎さんの質問にもあったけども,包括委託ですね。これ,たしか,本会議の質問で安平議員さんの質問だったと思うのですけども,包括委託については,施設改修が終わってから考えると,検討するという御答弁があったように思うのですけど,これはそのとおりなのですか。 ◯ 壽満産業建設部参事  はい,そのとおりでございます。一般質問で御答弁させていただいたように,施設整備の前と後で,業務の中の内容が大分変わることが予想されることから,施設整備の後の新しい設備になってからということで想定いたしております。現在は,そのように考えております。  以上です。 ◎ 出口委員  現在は,そう考えておると言ったって,それも大きな前提条件になるのと違うのですか。これもわかりやすく言うと,事業をすると。民間の会社が事業をやっておると。それで,今後,工場を増設するのだと。改築でもええです。規模を大きくするという場合に,将来の,当然,売り上げが見込めてするのですけども,先に増設をやっておいて,あかんようになったら売ればいいわという考え方は民間ではしないですよ。それは。  包括委託ということ自体が,競輪の運営を全部任せて,市はいわゆる名義料というとおかしいが,それを頂くということでしょう,包括委託というのは。それを考えるのだったら,なぜ,また最初の質問に戻りますけども,改修・改築をしてからに,そうなるのですか。後にせないかん,理由はどういうことですか。 ◯ 南競輪局次長  包括委託につきましては,一概に全てを委託をするというのではなくて,一番,包括委託の肝の部分というのは,当然,私ども競輪局のお金の部分につきましては公金を使用していることになるのですけれども,そこの部分につきまして,例えば,本日なんかでも,佐世保競輪場と,私ども小松島競輪の開催を行っておりますが,場外発売するときに,それぞれの主催する場から公金を送っていただいているというような部分がございまして,そのお金の取り扱いに関して,包括委託を行った場合に,民間が用意したお金を使用できるというのが,包括委託の一番の特徴でございます。当然,競輪事業におきまして,お金の部分というのは,車券の売り上げ,また払戻の部分で,中枢を成す部分でございますので,そこの中枢の部分の,お金の準備を誰が行うか。それを民間が行うというのを,経済産業省に届け出て,それで了承をしていただいて,民間がお金を用意した上で行うというのが,包括委託の肝でございます。そのほかの部分につきまして,例えば,従事員さんの身分をどうするかですとか,もしくはその他,警備の業務をどうするかというのは,個々具体的に,全国の場でも,包括委託を行っている場でも,内容というのは異なっております。  私どもといたしましては,今の時点で,包括委託を行った場合に,まず後ほど,細々とした部分も,委員がおっしゃっているように,業務についてできる限り民間委託を行いたいというのが,私ども競輪局としての方向性でございまして,そうした中で,施設整備の前後で業務が変わってくるおそれがあるということで,できれば,施設整備をした後に,包括委託を行いたいというふうに考えている次第でございます。 ◎ 出口委員  競輪事業の特性をおっしゃるのだろうと思うのですけど,どうもわからんですね。何で施設整備を市がやっておいて,それをできたから,包括委託しますわという話になるのか。わかるように説明してくださいな。そうせざるを得んのですか。それとも,そういう方法もある。それはもちろん,あとか,前かという,どっちかの方法があるだろうけども,先にしたらいかんのですか。先に包括委託を検討するということはできないのですか。 ◯ 南競輪局次長  先に検討ができないというわけではございません。 ◎ 出口委員  先に検討したらいけないというわけではございませんということは,先に検討もできるということでしょう。何でしないのですか。 ◯ 南競輪局次長  今回の施設整備に伴いまして,施設が変わることによって業務が変わる部分というのが,かなり想定をされております。それに伴いまして,包括委託をするに当たりまして,当然,入札を行いますけれども,その使用の段階が,かなり変わってくることが想定されます。それと,包括委託は基本的に複数年契約を行うのが,全国的に行われているところなのですけども,そうした場合に,複数年の途中で手法が変わることが想定されるということで,できれば施設の整備をした後であれば,施設が変わらないということで,そちらの方がいいのではないかというふうに考えているところでございます。 ◎ 出口委員  わかりません。今の説明では,私の頭では理解できない。やり方としては,施設改修の前にやる包括委託の方法もあるとおっしゃいながら,できない理由を挙げられるというのは,それでは,その今挙げられたできない理由をクリアする方法はないのですか。  私,何でこんなことを言うかというたら,いろんな特殊性があるのはわかるけども,市にとって一番いいのは,今の状況で包括委託をして,建物の改修も改築も委託先にやってもらって,それで小松島競輪という名前を続けて,市には,その名義料というのか,歩合制のものでしょうけども,何%かの名義料をもらうというのが一番いいではないですか。金もかからんし。そうではないのですか。  それよりか,18億円も20億円もかけて,借り入れを10億円以上も起こして,それで一生懸命払うていってというやり方の方がいいとおっしゃるのですか。ちょっとわかりやすいように説明してくださいな。市民はそう思うてますよ。そんな競輪のことを詳しくない人がほとんどですから,私を初めね。そういう者から考えたら,何でそんな借金までして,競輪場をさらにして,挙げ句の果てに包括委託やいうて,業者に渡してしまうというのは,赤字が出て,一般会計より入れるよりはええだろうけども。だって,今,現実に施設を改築するという大きな分岐点に来とるわけですよ。それだって,基金は確かにあるのだろうけども,その基金だけでは補えない基金以上の基金の額の倍以上の借り入れを起こさないといかんとなってきたら,いけるのかという心配をするのは当たり前でしょう。そういう市民の不安を取り除くのだって,行政の仕事ですよ。それで,ほな,ええわなと。そしたら,もう競輪場を建てかえたらええのだということになれば,やればいいのですよ。  私の気持ちをわかってもらえますか。私は別に頭から反対しよるわけでない。伝統ある小松島競輪やし,今まで何十億円という繰り入れをしてきておる。その功績は認めるしね。せっかくあるものを壊したくないという気持ちもわかります。だけど,今,現在,今の時点で大きな分岐点になっとるという意識を持たなんだら,競輪局の思いはわかるのですよ。競輪局を担当しておる者にしたら,なくなるというようなことはしたくない。それはわかりますけども,だけど,やっぱり小松島市政にとって大きな分岐点やから,その辺りは,担当の方もちゃんとした数字を出して,ちゃんとした理由をつけて,我々にもわかるように説明をしてもらうということが,私は,今こそ必要だろうと思いますよ。それができん限り,私は何があったって賛成をしませんよ。そうではないですか。我々は,議員というのは,市民を代表して来とるのやから。市民が不安に思うことを問いただすというのは当然ではないですか。それに対して答えれなかったら,それはもう反対せざるを得ないでしょう。長々と言いますけどもね。  だから,最初の質問に戻りますけども,今,包括委託を考える手立てというのはないのですか。 ◯ 坂東統括監  委員がおっしゃいました包括委託のことです。これはまず,私どもの方では基本計画の中で,経営手法と,そして,もう一つは,この整備の方の分で考えております。包括委託に関しましては,この運営手法の方に入ると思います。まず,こういうふうな中で,現在お示しさせてもらっている施設の改修についてのこの概要,これはもう施設面だけのものでございます。しかし,これも概算というふうに,シミュレーションでしていますけども,この概算がわからなかったら,先ほど言われましたように,包括委託をするにしても,大体どのぐらいの金額になるか,そしてまた,包括委託会社と契約するということは,契約料を払わないとだめです。年々,年々の契約料を幾らにするかというものをしっかり把握しとくべきである。そういうふうな中で,シミュレーションをしてまいりました。  そして,その包括委託の中にも,事業だけをしていくのか。それとも,施設も,事業の方も両方やってもらうのか。こういうふうなことについて,現在は,私どもは,こういうふうな提案があって,今後,委員がおっしゃられましたように,小松島市の競輪局,しいてはその施設ができた後,どういうふうに小松島市の方で,一般財源の方へ繰り入れができるか。そして,それが単発的ではなしに,継続的にどういうふうに入れていくかとを,いろいろ考えていただきまして,その経営手法,そしてまた整備の仕方,これを今後について,平成30年度に,委員の方にいろいろな御意見をいただいて作成をしていこうと思っておりますので,そういうふうな形で現在,これを出すとかは,ちょっとまだ言えない。私どもの中で,先にその方向性を決めるということはできないということで,御理解願いたいと思います。 ◎ 出口委員  今の御答弁ですけども,全く言いよることが矛盾しておるのですよ。今までの議論はどこへ行ったのか,それだったら。建物を改築・改修してから包括委託を考えるという答弁があったから言うてるのではないですか。今の答弁だったら,それも含めて最初から基本計画をこしらえるときに考えるというのは,答弁が違うでしょう。  だから,我々は不安になるのですよ,我々は。 ◯ 坂東統括監  包括委託を考えるというのは,先ほど,私の説明でもちょっと言いましたけども,事業だけ考えるとか,それと施設,そしてまた一体化をして考えるとか,包括委託の契約の中にもいろいろございますので,それをどの包括にするとかは,まだ決まってないので,そういうふうな答え方をさせていただきました。  それで,当然,施設整備,そしてまた,今度の経営手法の基本計画もこれから,競輪事業を継続していくために,どういうふうにしたら一番得策かというふうな中で,一番得策なものを今後,皆様にお示ししていこうと思っております。 ◎ 出口委員  まだ決まっていないとおっしゃるのだったら,この最後のページのシミュレーションは何なのですか。借り入れをいつ何年に何ぼ起こすということまで書いてあるではないですか。この概要によって,外部を入れた検討会議にかけるのでしょう。一方で,そう言いながら,今,また何も決まってないと。決まっとるではないですか,これ。施設を含めた統括委託するか,運営だけを総括するかと,それも決まってないと言うけども,施設を含めた統括を考えるのだったら,ここにその施設整備費10億円とか,8億円とかいうお金はおかしいではないですか。 ◯ 坂東統括監  このシミュレーションについては,現在,資金の方がどういうふうに予算で変遷していくかということで書かせていただいてもらっています。また,本日,お渡ししました計画についても,この9億円なり,そういうふうなものが,貸し借りの分が今後,どういうふうにしていくかというのは,まだこのシミュレーションであって,この中で,これが9億円になるのか,それはちょっとまだ現在のところは,包括委託とか経営手法によって変わる可能性があるということを言っておきます。 ◎ 出口委員  それでは,今までの本会議の一般質問,それから,きょうの委員会等での答弁は全て今の答弁に集約される,まだ何も決まっていないということでよろしいのですか。 ◯ 坂東統括監  何もと言ったら,ちょっとまた語弊があるのですけども,競輪局の方として,こういうふうなことで進めていきたいというものを,概要の方のをまとめて,今後,委員会の方でしていきたいと。そしてまた,今,出口委員がおっしゃられましたように,これから包括委託,そしてまた整備の方についても,今後,十分慎重な検討を重ねて,得策になるように進めていきたいと思っております。 ◎ 出口委員  言葉が踊りよるのですよ。言うたびに,話が違ってきよる。さっきは,あなたは何も決まってない。これは,あくまで競輪局の思いを書いておるのだとおっしゃったけども,今の話やったら,これを元に会議で決めていくと。一体,どっちが本当なのですか。ああ言や,こう言うで,おかしいではないかと言うたら,いや何も決まってないのだと。あり方検討会議で決めるのだと。決まってないのだなと言うたら,いや,これは競輪局の中で調整してこういうふうにやりましたと。どっちなのですか,一体。競輪局はこういうふうにしたいけども,まだ,正式には決まっていないということですか。 ◯ 坂東統括監  そのとおりでございます。 ◎ 出口委員  それなら,さっき,私が最初に言うた,庁内調整は済んでおるのですかという話に,庁内調整は済んでおるという御返事だったでしょう。おかしいではないですか。それは。庁内の意見としては,財政課も含め,財政的な問題も含めて,この競輪施設整備の概要についてという競輪局の思いを認めとるということなのでしょう。 ◯ 坂東統括監  競輪局としてのこの概要を出して,私は何も決まってないとかいう,競輪局の方のことについては,こういうふうな形をお示しさせてもらっています。ただ,今後,委員会によって変わる箇所がございますので,まだ決まってないというふうな形の中で,ちょっと言葉足らずですけれども,言わせていただいたのでございます。 ◎ 出口委員  では,この施設の概要についてという報告については,決まっとる部分もあるし,まだ決まっていない部分もあると,両方混在しとるということですか。 ◯ 坂東統括監  競輪局としては決まっています。競輪局としては,この概要になって,こういうふうなのを最後で,概要を出させていただきました。これについて,いろいろなことの議論を進めていって,基本計画,そしてまた施設整備計画を出したいと思っております。 ◎ 出口委員  競輪局としては決まっとるのであれば,さっきの包括委託のことにしてもそうですけども,ちゃんとした,競輪局でそういう意思統一ができとると,決まっとるとおっしゃるのであれば,それでは,包括委託についての,もっとはっきりした御答弁をいただけますか。なぜ,建物を改修・改築をする前に包括委託を考えんと,改築・改修をしてから包括委託を考える,その理由は何ですか。 ◎ 武田委員長  答えられますか。 ◯ 南競輪局次長  出口委員の御質問については,先ほど,お話をさせていただきましたように,繰り返しにはなるのですが,まず包括委託につきましては,契約年度が基本的に複数年度になると。その中で,施設整備なんかがありますと,当然,施設が変更されることから,行う業務が変わるというようなことが想定されると。ですから,そういった部分で,施設もきちんとできあがった後に,包括委託を競輪局としては考えているというようなことでございます。 ◎ 出口委員  だから,それがわからんと言うのですよ。契約年数が複数になるので,建物の改修・改築してからでなかったら,包括委託ができんというのは,どういう意味ですか,それは。私の頭ではわかりません。単年度の包括委託やないのは当たり前ですよ,それは。受ける方だっても,1年や2年でどうなるかわからん委託を受けるわけがない。こういう事業に関してね。当然,複数年になるのは当たり前ではないですか。それは,別に,建物を改築・改修する前であったって,複数契約をしたらいいではないですか。それができない理由は何ですか。  それともう一点。もう一点の理由は何だったですか。 ◯ 南競輪局次長  いえ,その部分ですね。理由としては,ですから契約年度が複数年度になるので,途中で整備を行いますと,契約内容が当然,変更するというか,手法が変わるというようなお話をさせていただいたかと思いますけれども。
    ◎ 出口委員  そら,そうですよ。施設を競輪場がするのか,契約する相手方がするのかというのは,当然,議論になりますよ。なるし,それは議論せないかん問題ですよ。それがわからんと言ったって,当然,包括委託をしますと。今の状況の中で,このままで何とか運営してくれという業者とするのに,それは変わるのは当たり前ですよ。改築をしてからと,する前とで契約は変わるというのは当たり前の話です,そんなのは。そんなのができん理由になりますか。そういうことと違うのですか。私の理解は間違うとるかいな。 ◯ 南競輪局次長  当然,入札の段階で仕様書を作成する形になるかと思いますけれども,その際に,どういうふうに変更があるかというのを,事前にお示しをしないと契約相手方にとって不利になるかと思うのですけど。                      (「何が変更になるの」と言う者あり) ◯ 南競輪局次長  仕様の内容が変わりますと,相手方にあらかじめ,ある程度明示をしておかないと,事前の,入札のときとは条件が変わるというような話になってくるかと思うのですよ。 ◎ 出口委員  条件が変わるって,何の条件が変わるのか。 ◯ 南競輪局次長  施設が当然変わることに伴いまして,例えば,ガードマンの人数ですとか,もしくは清掃に要する要員の数ですとか,その辺りは,明らかに施設に整備前と後でしたら変わってくるかと思うのですが。 ◎ 出口委員  だから,施設の整備前に包括委託をする方法はないのですかというのですよ。する前と後では変わるというのは当たり前の話です,そんなことは。別に比較して言いよるわけではないのですよ。施設を整備改修する前に包括委託がなぜできんのですかと言いよるのです。理由になりますか。そら,する前としてからであったら契約内容が変わるのは当たり前の話ですよ,そんなのは。だから,変わるから,後でなかったらできんということにはならんでしょう。現実に,米崎さんの話では,千葉競輪かどこかが,施設をもう全部,相手方がするという契約ができておるわけではないですか。だから,別に改修後でなかったら包括委託の契約ができないということはないわけでしょう。ないわけでしょう。 ◯ 南競輪局次長  千葉競輪さんにつきましては。                      (「そんな話はええよ」と言う者あり) ◎ 出口委員  だから,質問に対して,単刀直入に答えてくださいな。千葉県の場合,いろんな事情があるというのは,そら事情がありますよ,全部。だけど,私が聞きたいのは,何回も言いますけど,建物の,施設の改修・改築をしてからでなかったら包括委託はできないとおっしゃるから,そうでなしに,今の時点で,改修・改築をする前に,現状で,包括委託をすることはできんのですかと言いよるのです。できんなんだら,できん理由は何ですかと言いよるのですよ。そら,できる前とできてからであったら契約内容が変わるって当たり前のことや,そんなのは。そんなのができん理由にならんでしょう。ちょっとちゃんとわかりやすく答えてください。 ◎ 武田委員長  休憩いたします。                        [休憩 午後 2時49分]                        [再開 午後 3時00分] ◎ 武田委員長  再開いたします。 ◯ 坂東統括監  委員よりは,整備する前に包括委託をしてはどうかと,なぜできないのかというふうな御質問でございました。  これから施設整備する上で,今度,来年をうちの目途にしておりますけれども,基本計画を立てて,そして,施設の整備計画も同時に立てていこうと思っております。  それで,先ほど,私の方も,先に申しましたけれども,経営手法として現在,直営でやっていくか,それとも,民に任せて,いわゆる包括委託でやっていくか。その包括委託の中でも,事業だけをやっていくのか。それとも,施設を含めた一括した競輪事業の中でしていくのか。ただ一括していくにしても,自転車競技法というものがございまして,これと,これと,これは,例えば,日どりの,いついつするとか,どこを売るとか,そういうふうな形に関しては,それと施設を持つとか,そういうふうなことについては,施工者がしなくてはいけない部分もございます。  そういうふうな中で,施設をどういうふうにして変えていくかというふうな中で,先ほど,うちの競輪局も申しましたように,改修の方の中で,契約の方が変わってくると言いましたけれども,そういうふうな中で契約の方が,現在,どういうふうな形で契約をするか,これを今後,来年度開催します委員会の中で,一番得策になるようなことで述べたいと思いますので,今,この場で包括委託をするとか,確かに,今,委員が言われたように,一括委託の方にしたら安いのと違うかという中にも,ほかのところもいろいろとありますので,そういうふうな意見も含めて,今後,委員会に出して明らかにしていきたいと思っておりますので,御理解願いたいと思います。 ◎ 出口委員  それでは,包括委託のあり方,契約内容等についても,精査をしてこの委員会で示してもらえるという話というふうに受け取ってよろしいですか。 ◯ 坂東統括監  今回は,大きな事業でございますので,報告につきましては,委員会で決定された分に関しましては,議会の方へも報告させていただきたいと思っております。 ◎ 出口委員  委員会って,何の委員会か。委員会で決定されたことを議会に報告するというのはどういうことですか。 ◯ 坂東統括監  外部委員の委員会の中で,これから決定,それとまた,コンサルも含めての中で決定していくことでございます。 ◎ 出口委員  それは議会制民主主義を踏みにじっとるのですよ。外部委員会か何か知らんけど,外部委員会をこしらえて,そこで決まったことを議会に報告しますと。報告でしょう。議会が,それはおかしいわということになってきたらどうするの。  何のための,我々議会なのですか。言うたら大変失礼になるかもわからんけど,そういう考えがあるからこそ,今までの答弁が出てくるのと違いますか。何回も言うけども,これは競輪事業をどうするかということは,現在,小松島市政にとって,非常に大きな問題なのですよ。3年や5年で片がつく話ではない。やる限りには,20億円からのお金をかけて施設を改修して,続けていくには,少なくても20年や30年先までの存続というのを考えないといかん。その上に,最初に私が言ったように,競輪事業の存在価値というのは,一般会計に収益を上げて繰り入れをする。それも安定的に,継続的に続けていくとおっしゃるのであれば,そこまでおっしゃるのであれば,そのきちっとした根拠を議会に出して,それで議会が,そしたらいいだろうという形をとってもらわなかったら,外部委員による委員会で決定したことを,議会にいちいち報告しますとおっしゃるけども,予算にしたって,たちまち,平成30年度のこの3月には,平成30年度の予算が出てくるのだろうけども。それだったって,確かに予算編成,そちらでやりますよ。だけど,それを認めるか,認めんかは,議会の仕事ですからね。決定されて,もうただ報告するだけで済む話ではないのですよ。  そういう意味で,今の御答弁は納得できません。 ◯ 坂東統括監  決定したものというふうな形で,私の中で言いました。これは決定したものということで,ちょっとお気遣い,間違ったことになると思います。これからの,何回か,外部委員会が進行していくと思いますので,その都度,議会の方へ御意見をいただきたいと思って,出していきたいと思っておりますので,御了承いただけたらと思います。 ◎ 出口委員  もうこれ以上は,時間の無駄ですので言いませんけども。もうこれ,委員長にお願いしたいのですけど,まだまだこの施設整備に関しては,疑問な点がたくさんあります。まだ,私ももっと言いたいことがようけあるのだけども,そういう意味で,所管はこの産業建設常任委員会になっとるけども,この競輪施設の整備事業について,これに特化した特別委員会をぜひつくるべきであると思いますので,御提案をしておきたいと思います。よろしく,委員長の方でお計らいをいただきたい。 ◎ 武田委員長  今,出口委員の方からそういった提案がございました。皆さん,委員の方,どのようにお考えでしょうか。 ◎ 松下委員  今回の委員会でもかなり競輪に関する御質問ないし御質疑がかなり多かったと思うのです。時間のほとんどだったと思うので,競輪に対する特別委員会というものをつくって,また,つくる時期についても,早急に,できたら,今,開会しますと。ずっと通年会議ではしているのですけど,議会中なので今つくった方がいいのではないかと思います。意見です。 ◎ 吉見委員  松下委員に同感です。 ◎ 米崎委員  ことが重大なことと思います。いろいろ,まだ本決まりでないというのがありましたので,早急に特別委員会を立ち上げてほしいなというふうに感じます。 ◎ 武田委員長  この委員会で,特別委員会を立ち上げるというのではなしに,委員長として,ほかでも競輪に詳しい議員さんもおいでますし,議会運営委員会の方に,こういったことの話がありましたので,議会運営委員会の委員長さんの方に申し入れをして,そして,議運の方で協議をしてもらいたいと思います。  それでよろしいですか。 ◎ 出口委員  ありがとうございます。御提案を賛同いただいてありがとうございます。  松下委員からも話がありましたように,会期中のことでもありますし,早急にぜひ武田委員長の方から議運の委員長に申し入れをしていただいて,産業建設常任委員会としては,反対意見はなかったということで,御相談を願いたいと思います。 ◎ 武田委員長  幸い,この委員会のメンバーの中に議運の委員長さんもおいでますので,説明するまでもなく,そのままということで,委員長さん,ひとつよろしくお願いしたいと思います。  ほかにございませんか。 ◎ 松下委員  公共下水道で聞きたいと思います。公共下水道の雨水対策で,金磯の方,先般終わって,水路の方が終わっていると思うのですけど,さらに,次,枝線整備に向かっていくと思うのですけど,この実施予定,今,設計等々をしていると思うのですけど,この実施に向けてのスケジュールを,ちょっとわかっている範囲で,予定で構いませんので,教えてください。 ◯ 小林まちづくり推進課長  今後の予定ということで,現在,この秋から金磯地区の枝線水路の設計に取りかかっております。その設計がある程度進んできた段階で,また地元の皆様と御相談させていただいて,一番効果のあるところから整備を行っていきたい。その整備についても,早く整備を進めていきたい。それから,昨年度から整備を進めてきました水路でございますが,おかげで地域住民の方々の御理解と御協力によって,竣工しておりまして,それの延長についても,今,設計を進めておりますので,今,2つ,設計しておりまして,どれが効果あるのかということも含めて検討した上で,また議員も含めて,地元の皆さんと御相談させていただいた上で,整備を進めていきたいと考えております。御理解のほどよろしくお願いいたします。 ◎ 松下委員  それと,金磯5号線になるのですかね。自動販売機がいっぱい並んでいるところの,ポンプ場へ行く,県道をまたぐところの注水口のところですけど,あれは底打ちはせえへんのですかね。ようけ,よしがたまって,日に日に草をとって,周りの方,やられている方もいらっしゃるのですけど,そもそも的にせないかんのと違うかなと思うのですけども。 ◯ 小林まちづくり推進課長  今,松下委員からお話がありました,ちょうど集水ますのところでございますが,かなりよしが繁茂して,水をかなり阻害していることは,私も確認しております。早急に,よしの方をまず,抜根というのですか,そういったことも考えて進めていきたい。その上で,また一度,下を調査しなければ,例えば,あそこから地下水が吹いている場合もありますから,あしを抜根するとともに地下水がどうなっているのかといったことも含めて,まず調査させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◎ 松下委員  調査調査で早い段階でよしを抜いても,1年したらまた生えてくるのよね。また,砂も堆積たまって,ポンプ場に行く引く水もおそうて,まだ,やっぱりあのポンプ場ができても,まだ枝線水路ができていないので,結構,浸水することころがまだ非常に多いので,そもそもああいったところから,地道に早い段階からやっていただきたいと思います。  それと,あと一点よろしいですかね。  市営住宅の方なのですけど,市営住宅で,旧耐震,耐震化できてない物件といいますか,ものですね。この除却,今住まれている方ももちろんいらっしゃると思うので,取り壊し予定でも,これって,どの程度進んでいっているのですかね。予定に対して。 ◯ 石山住宅課長  松下委員よりは,その除却,耐震化ができていない住宅について,御質問がございました。  現在,長寿命化計画ということで,現在,平成29年度,見直しをいたしております。その中で,耐震化ができない部分については,除却する住宅という団地名も決定をいたしております。ただ,入居されている方がおいでますので,今までの計画の中では,退去があり次第,順次,除却をしていくということでございます。  本年度,予算を組みまして,中田団地というのがございまして,現在4棟ございますが,2棟はまだ入居されておりますが,2棟については,今年度中に除却をするということでございます。  こういうことで,木造の住宅に関しましては,耐震化ができておりませんので,木造住宅を中心に,今後除却を進めてまいりたいと考えております。 ◎ 松下委員  なかなか進みにくい,住んでいるというところもわかるのですけど,もう危ないものであれば,どんどん早く除却していくべきだと思いますし,その分の斡旋ないし,また転居,まだ市営住宅であいているところが結構あるので,ただ,土地柄でここがいいのだというところがあるかもわからないのですけど,集約させるという意味で,早急にしていただきたいと思います。  それにちょっと関連して,これは所管が適当かどうかわからないのですけど,老朽危険空家というところの点ですけど,ミリカホールの裏,警察の官舎があると思うのですけども,あれは市として県に何か言わないのですかね。大分,もう古いまま空家でかなり老朽も進んで,何かコンクリートが滑落しているのも見えるのですけど,県として,それこそ老朽危険空家云々言う前に,官施設であれば,先にさっさとめいでくれんかというふうなので,申し入れはしないのですか。この委員会の所管というのではないと思うのですけど。市として。 ◎ 武田委員長  政策監,答えられますか。 ◯ 東條政策監  突然,あれですけど。まずはちょっと現状を調べさせていただいて,それから,返事させていただきたいと思います。 ◎ 松下委員  現状を簡単に言いますと,警察のもともと官舎であって,使用をしなくなって,もうずっと空家で放ってて,県の方も,多分,そのままで入札をかけたいということで,多分,何回か入札をかけたのですけど,取り壊し条件をつけて,何カ月後には壊してくださいよと。それでたまたま値段が合わないでずっと,もう何年ぐらいになるのですかね。不調で終わっていると思うのです。  まだ,国においても,空家等対策の推進に関する特別措置法ができて,市の方も,それに向けて強制撤去であったり,固定資産税を外すであったりとかで,進んでいたところ,全国の自治体でもしているところもあるのですけど,これは県なので,我々市がどうこうではないかもわからないですけど,まずもって,基礎自治体以外でも,県ないし,そういう官がどんどん進めていくべきと違うのかと思うのですけど,それに対応して市として要望してもらいたいのですけど。 ◯ 東條政策監  ただいまの御質問について,お答えさせていただきます。  そういった議論が委員会であったということで,また,県警と思うのですけれども,県の方にもお伝えしたいというふうに考えております。 ◎ 武田委員長  よろしいですか。  ほかにございませんか。 ◎ 井村委員  先ほどの件で,ちょっと聞き漏らしていた点があるのと,地元のお問い合わせがあるというので,地元の説明会もしてくださいということで,その前に聞き漏らしていた点というのは,やっぱり3つのブロック,3つのエリアでかなり大きい事業になると思うのですけれども,予算の概要とそれに向けての今後のタイムスケジュールというのですか,そこらをわかる範囲で教えてください。 ◯ 小林まちづくり推進課長  小松島航空基地周辺の洪水対策事業についてでございますが,この事業は,防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律の第3条の防衛施設が来たがために,地元に障害を与えたということで,障害防止工事の助成ということで,今回,洪水対策事業が採択されております。  全体計画期間でございますが,実は,平成26年度に防衛省の補助金を100%いただいて,防衛施設が来たがために,地元にどれだけ損害を与えたのか。また,今,防衛施設があって,防衛施設からどれだけ排水が内水に流れているのかという調査を行いました。
     平成27年度にその調査を解析しまして,補助率が決まりました。平成28年度,昨年度からその補助率のもと,事業化が行われました。補助率につきましては,さっき,3つの地区に分かれて事業を進めているということを,私,申し上げまして,まず,今の正門前,あそこが和田島地区といいまして,ほとんどそこから防衛施設の方に向いて,住宅地をほとんど占めておる,約20ヘクタールの地区になります。そこについては,防衛省の補助割合が100分の75となっております。それから,沿岸部ですね。沿岸部に東西にわたるところなのですけど,そこはもともと排水が防衛施設の方に流れ込むというか,西側の方に流れていて,防衛施設ができたがために,水を阻害しているといったことから,補助割合は100分の90となっております。  この二つの補助金のもと,現在,事業を展開しておりまして,非常に長い事業期間となります。平成26年度から行いまして,最終的には,抜本的な浸水被害の解消を図るためには,現時点では,全体計画期間を平成40年度に設定しております。その中で,非常に長いので,事業自体は6期計画を立てております。まず,1期計画は全体計画調査を1期計画として,平成26年度に終わっていまして,2期計画でございますが,2期計画は和田島地区の,現在,正門前に排水ポンプ場があるわけでございますが,そこを改修して,浸水防除の抜本的な施設をまずやろうではないかということで,平成28年度から平成33年度ですか,それが2期計画としております。そして,3期計画が,これも平成28年度から始まっておりまして,日の出内水地区といいまして,遠見地区の沿岸部でも,少し東になる,今,ポンプが備わっている場所ですけど,字遠見になります。そこが,3期計画として平成28年度から平成34年度までに,現在,ポンプ場がないわけでございますので,ポンプ場の建設と,ポンプ場まで流れ込む排水路,これを整備するといったことが3期計画になります。4期計画以降は,この抜本的な浸水防除の基幹施設になりますポンプ場ができていますので,それに流し込むための排水路工事を順次行っていって,平成40年度までに全体の浸水被害を解消するといった長い計画となっております。  予算でございますが,防衛施設の障害防止の工事と言いながら,なかなか予算も厳しいものがございまして,来年度の予算についても,実は,その確保につきまして,去る11月28日に市長自ら広島に赴いていただいて,予算要求を行っていただきました。また,予算に関しましては,この事業を大きく左右しますことから,井村議員を初め,吉見議員を初め,地元関係者の皆様方の現状の改善を強く訴える声を中央に届ける必要があると考えております。なので,引き続き,積極的に要望活動を展開してまいりたいと考えております。  したがいまして,議員におかれましても,なお一層の御理解と御協力,それから,御支援を賜りますよう,よろしくお願いいたします。 ◎ 井村委員  詳細に説明いただきまして,ありがとうございます。10年計画は長いとは思います。ただ,状況を考えて,規模を考えよったら,それぐらいかかるのかなと思うのですけど,周辺整備事業でちょうど今,自衛隊の横を平成20年ぐらいに完成した,あの工事が14年ぐらいかかったのかな。毎年7,000万円ぐらいの補助金をもらってくれた,補助金ずつ,海岸の方からずっと1期工事,2期工事,3期工事と整備してきて,やっと自衛隊のそばまで来たというイメージだったのだけど,それは道やから,それでいけたと思うのやけど,この工事は,多分やりかけたら早ようしてしまわなあかん工事と思います。規模も大きいので,今,おっしゃられたように,多分,国の方に行っても,重々承知しておると思うので,そこら辺り,十分お願いしてもらいたい。それと,今,おっしゃってくれたんやけど,地元の自治会なり,協議会なり,地元の吉見議員もそうなのですけれども,本当に,ここ喫緊の,和田島の課題と思っています。そこら,地元の方の説明も十分,現状等,今後の,今,説明してくれた計画を説明してもらって,理解と要望と,この事業に対して,多分反対する人はおらんと思いますので,そこらも,説明の方もよろしくお願いいたします。 ◯ 小林まちづくり推進課長  この事業を進めていくためには,何よりも地元の協力なしでは進められないことは,我々も十分承知しております。また,予算につきましても,たしか昨年度,井村議員が議長さんのときに,広島にも赴いていただいて,予算要求もしていただいたこともございました。  今後におきましても,地元の声を直接,訴える場なんかも,我々,そういった機会もつくりますので,また,市と地元が一丸となって,早く浸水被害の解消ができるように,市も努めてまいりますので,地元の皆様も引き続き御支援をよろしくお願いしたいと思います。 ◎ 井村委員  ありがとうございます。地元の方からも,どないなっとるのだということで,要望も上がってくると思いますので,よろしくお願いします。ありがとうございました。 ◎ 武田委員長  ほかにございませんか。 ◎ 松下委員  あと1つだけ,農業委員会さんの方にちょっと聞きたいと思います。  農地法の5条の転用,市街化とかの場合の,これは小松島市の場合は,どこでも,基本届出なのですけど,近隣の各市町,徳島市であったり,阿南市であったり,何か基準が違うような,最近,よくお伺いするのですけど,小松島市,届出でありながら,許可みたいな仕方をしているというのをお聞きしたり,必要な書類であったりも,全然,阿南市でしたり,徳島市と違うようなのですけど,この対応ってどんなのですかね。近隣と違って。 ◯ 前田農業委員会事務局次長  委員さんがおっしゃられるように,確かに小松島市は添付書類等が多いというようなお話がいろいろありますので,早急に近隣の自治体を確認いたしまして,委員会等で勉強をさせていただいて,近隣と大きく変わりがないような状態に,委員会に諮りたいと思いますので,御理解いただけたらと思います。 ◎ 武田委員長  よろしいですか。  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 武田委員長  なかったら,私から1点だけ確認させてください。  市道金磯1号線は,踏切工事をするために,迂回するという道路です。あそこのところは,非常に道路が狭くて,堤防上を市道として使っている。芝生川の南岸の護岸のところの道路です。ここが狭くて数年前に死亡事故もあったし,護岸が崩れて,2,3回,県の方で改修した。そのときに,土地の所有者に土地を使わせてくれということで,何回か,土地を使わせてもらって改修をした経緯があります。  その時点で,地権者の方が13軒から十四,五軒あると思うのですけども,余りにも道路が狭くて対向もできないと。金磯からの避難路にもなっているし,通学路にもなっているということで,拡幅してほしいというような要望がありまして,都市整備課の課長さんが,地権者の関係者数人に,目の前できちっとして,市道として拡幅をしますという約束をされておるのです。その後,余りちょっと進んでございませんので,ちょっとその後,どのようになっているのか。 ◯ 佐藤都市整備課長  過去,課長がいろいろそういう話があるということを,私は承知しておりません。  それで,鋭意,その路線については,地権者と現在,お話をさせていただいております。工事が進むようにさせていただいておりますので,相手さん,地権者のこともございますので,この場では詳細については,お答えいたしませんけども,御理解をいただけるように,もうお話をさせていただいておりますので,御理解いただけたらなと思っております。 ◎ 武田委員長  もともと,その話をのけてでも,非常に狭いので広げると。もともと,あそこのところは,県はそこのところは,道路の拡幅はあきませんということだったのですけども,小林課長が県と交渉してくれて,あそこのところ,広げるような形にはなっとるのですよ。聞いてないとか言うても,行政はそれでは困ると思うのですよ。現に課長さん,2人おるところで,ある課長さんが,地権者の方の代表者の方にきちっとやりますというて,口約束で。  それでは,やっぱり困りますよ。きちっと,部長さん,そこのところ,上がってきていませんか。私,ちょっと部長に聞きます。 ◯ 内藤産業建設部長  今の場所は,私も狭隘で交通の支障になっているということはわかっておるのです。先般も,現在の課長が地権者の方にお話しして,詰めるというか,検討の方向を打診して,調査しているような状況なので,今すぐにどうこうというのは,ちょっと,今,申し上げられないのですけれども,何とか対応できるように,今後,進めてまいりたいと考えております。 ◎ 武田委員長  これは,3年も4年も前に,口頭できちっとやりますと,口約束であってもしていることは,市の課長さんとして,きちっと説明してフォローしていただきたいと思うのです。これだけは,できるような方向でぜひ。これ,もう何年もなっておるのですよ。だから,そういった点も進めていってもらいたいと思います。それだけお願いしておきたいと思います。  これより以後は,委員により,協議を行いますので,ただいまから市長の御挨拶を受けまして,その後に,行政当局は御退席をいただくことになりますので,御了承ください。  濱田市長,挨拶をお願いします。 ◯ 濱田市長  本委員会に付託された議案につきまして,原案どおりお認めいただき,ありがとうございます。  委員各位からは貴重な御意見,御提言をいただいたところであります。  大変お世話になり,ありがとうございました。 ◎ 武田委員長  小休いたします。                        [休憩 午後 3時34分]                        [再開 午後 3時38分] ◎ 武田委員長  済みません,それでは,再開をいたします。  産業建設常任委員会の年間テーマは,日峯大神子広域公園脇谷地区整備事業についてということで,それはそれなりに,調査研究をずっと進めてきておって,それに見合うようなところを視察に行きたいなということで,ちょっといろいろと探りよったのですけども,なかなか公園と野球場みたいなセットになっとるとこはちょっとありませんので,ちょっと幅を広げて,公園とサッカー場にするとか,それとか,または,立江櫛渕に活性化インターができるという今,計画に入ってきていますので,そういったところの方に,視察先をちょっと変えようかなと,探そうかなというふうなことで,皆さんに御理解だけいただこうと思って,ちょっと残ってもらいましたので,そういった方向で検討させてもらおうと思っております。  できたら,3月定例会議までの間に,どこかいいところをちょっと見つけたいなというふうには思っておりますので,その点,御理解していただきたいと思います。  それともう一点ですね。県内の今やっている徳島東から阿南の方の高速道路のところで,国の方がバスを出してもらえたら,一遍,また,徳島の方とか,いろいろ様子が大分変わってきましたので,またチャンスがあったら皆さんに御案内したいと思います。そういったことの2点だけの報告をさせてもらいたいと思いますので,よろしくお願いいたします。                          (発言する者あり) ◎ 武田委員長  ある程度,皆さんと相談しておいてから進めていこうと。皆さんの気持ちの中では,公園と野球場とセットということで,最初は,そういった方向でいきよったのだけど,なかなか。                          (発言する者あり) ◎ 武田委員長  だから,できたら,活性化インターの辺りで,賑わいのあるようなところが見えたらなと,そのようなことが出てきましたので,そちらの方向にやらせてもらおうと思っておりますので,よろしくお願いします。  それでよろしいですね。                         (「はい」と言う者あり) ◎ 武田委員長  そしたら,これをもって,産業建設常任委員会を閉会いたします。どうもお世話になりました。                        [閉会 午後 3時41分] Copyright (C) 2005 Komatsushima City Assembly, All Rights Reserved....