◎
吉見委員
重要な
書類をなくしたということで,
職員の規律をちゃんとやって二度とないようにやってください。お願いします。
◎
安平委員長
ほかに。
◎
池渕委員
ちょっと今の関連でお聞きしたいのですけど,1点目は,まず,そもそもキャビネットには
キーはかかっているものだったのですか,かかっていなかったものだったのですか。
◯ 豊栖総務部副
部長
聞き取り等をしたところ
キーはかけていなかったということで,この
事態を受けまして
課長補佐が
管理するような形で
キーをかけるように改めたということでございます。
◎
池渕委員
今の
紛失の
報告というのは,基本的には現課の
課長さんに,
担当されとった,
退職された方からの
紛失がありますという
報告,それとも,他の者からの
報告,どちらなのですか。
◯ 豊栖総務部副
部長
退職した
職員が,まずは,
課長の方にちょっと見当たりませんというようなことでの
報告があって,一旦,課内で見当たる範囲を探して,やはりちょっと見当たらないということで
人事当局への
報告があったということでございます。
◎
池渕委員
もう一点だけ。
新聞報道でよると10冊ぐらいという話があったのですけども,厳密には,
補助金の話がちらっとあったのですけども,言えるのであれば,どういう内容の
事業のものがあるのかというのをちょっと教えてほしいと思います。
◯ 豊栖総務部副
部長
申し上げます。中
山間地域等支払推進事業に関する
ファイルが2冊,
海面環境保全推進事業関係が1冊,
病院福祉施設等への
県産品供給モデル事業,これが1冊,
小松島地区地域水産業再生委員会関係のつづりが2冊,
水産多面的発揮対策事業が2冊,
みなと海鮮朝市事業が1冊,中
山間地域等直接
支払推進事業の
協定書をつづったものが1冊ということで計10冊でございます。
◎
池渕委員
その
書類がなくなって,この中の今おっしゃっていただいた
事業で
文書等がなくなることによって,
補助金を受け取っていた
部分について,
補助金の,例えば,国に向けてとか県に向けてとかの
返還を行わなければならないというような懸念はないのですか。
◯ 孫田政策監
例えば,
先ほど副
部長が申し上げました中
山間地域等の直接
支払事業,これ,国費が入っておる
事業と聞いておるのですけれども,こういった際に,やがては
会計検査なりが入ってくる
可能性が強いといった際に,
文書がないこと
自体を捉えて
補助金を返せということにはなりにくいであろうというふうには考えております。要は中身の問題でありまして,県にも
文書が残って,
先ほど申し上げましたが,県の
決定通知であったりも残っておりますし
相手先にもありますので,そういったのをでき得る限り
調査して,場合によってはコピーをいただくというようなことで
再現をしておけば,支払いが適切であれば
返還を求められることはないというふうに認識をしております。
◎
池渕委員
その分はよくわかりました。
お話の中に
再現をなされるという
お話があったのですけども,全部全て
再現をされたということですか,それともこれからされるということなのですか。
◯ 豊栖総務部副
部長
今回の
処分というのは1つのけじめという意味もございまして,
県等に
原本の再
交付等を求めるということで,今回の
処分の際にそうした
作業をきっちりやるようにという指示をしたところでございます。
担当課におきましては,そういうことで,現在,そうした動きに入ったということでございます。全部が
再現,今できたというわけでは,まだございません。
◎
安平委員長
ほかに。
◎
出口委員
ちょっと今の
お話なのですけども,
ファイルが10冊ですか,11冊。11冊やね,10冊。中
山間何とかというような
事業の
協定書とか非常に重要なものが入っとったのだろうと思うのですけども。
ちょっと心配なのは,その中に,例えば,
補助金対象者の,もちろん氏名,住所,それから金額等々の記載があったわけでしょう,あったのやね。その
書類がなくなったということは
個人情報が漏れたという話ではないのですか。また違うのですか,これは。
◯ 豊栖総務部副
部長
御指摘のとおり,一部
個人情報も
ファイルの中には入っていたということでございますが,
事務の
執行の仕方として,
ファイルを家に持ち帰って仕事をするとかそういうこと,あるいは,どこかに持ち出してということはしていなかったということで複数の
職員から
確認をいたしております。今回なくなったというのが,そうした,
個人情報の
漏えい等のおそれが100%ないかというとそうは言い切れない
部分はあるのですけれども,恐らく誤
廃棄してしまったのでないかということで考えているとこでございます。
◎
出口委員
恐れがないかとは100%言えんというのは,私は,100%,これ,
個人情報が漏れとると考えた方がいいと思うのですよ,事の重大さから言えば。
それと,あなた,さっきの
説明では
原因がわからんと。恐らく,
耐震工事等にかかわる
引っ越し等で誤
廃棄をしたのだろうでしょう,それは。誤
廃棄をしたと,はっきりわかっとるのであれば,それは,
対策もできるだろうけども,今の時点でこういうことですと,例えば,誤
廃棄をしたのですとか,それとか,盗まれたのですとか,家へ持って帰ってそれを
紛失したのですとかということは,はっきりわかっていないわけでしょう。わかっていないのに,
個人情報漏れとるおそれはないと何で言えるのですか。
これは,明らかに
個人情報の
漏えいですよ。今,大
企業とかいろんなところでそういう
情報が,
パソコン上,何かハッカーされてどうのこうのという話がよくありますよね。テレビなんかでもやっとるでないですか,そこの
会社の
代表者が,
関係者には迷惑をかけたということでちゃんとおわびをしてしよるのですよ。これ,そういう事例には当たらんのですか。
こうやって,もっと言わせてもろたら,言いますけども,私も,言い出したらとまらんけども。
我々から聞かなかったらそういう話は出てこんというのはどういうことですか,これ。何でこれだけの事件が起きとるのに,それも,1年以上たった時点で
課長だけをそういう形で
処分をして,それの
報告もない。インターネットに載せとる,確かに載せていますよ。だけど,何の理由もいっちょもわけがわからんのですよ。我々だってわからんし,市民から我々聞かれて,どうしたのでと言われたって全然わからない。ましてや,私,きょう
説明があるのかなと思いよったのですけども,こっちから聞くまで言わない。おかしくないですか。それこそ,
情報公開ができていないということに尽きるのでないですか。
議会にさえ言わんというのはどういうことですか。見解をぜひお聞きしたいのですよ,
関係者の。
◯ 孫田政策監
まず,
漏えいの件,これに関しましては,
出口委員さんおっしゃられるような考え方も成り立つし,必ずしも,これ,発覚して1年近くなりますが,この件に関してどこからか,こういう
文書が,例えば,外部に出回っているとかいうような
お話は今の時点でございませんでした。十分聞き取り
調査をしたのですけれども,どう見ても外部になかなか持ち出せるような状況にないという,我々は心証を得ました。盗まれたのでないかというような考え方もあったのですけれども,これに関しても,誰がどう入ってきてどうやって盗むのだと。では,内部の者が盗んだのか。これも,なかなか,聞き取り
調査はいろいろしましたけれども特定に至っていないというのが現実の姿です。
では,どうしたのかって。副
部長が言ったのですけれども,
地域おこし協力隊の配置ですとか庁舎の耐震化の関係で荷物をあっちへ移してこっちへ移してというような
状態のことがよくありましたので,その際にどうにか
紛失してしまったのか,これも推測なのですけれども,こういうふうな形で判断せざるを得なかったというのが実態です。
公表すべきでなかったかというような
お話もあったと思うのですけども,これに関しましても,我々サイド,
市長も含めて十分協議の上こういう対応でさせていただくというような決定をさせていただきましたので,そのとおり対応してきたというのが現実の姿でございますので,御理解を賜りたいというふうに思います。
◎
出口委員
私が尊敬する孫田さんらしくない御答弁だったですよ,今のは。それは,
個人情報が漏れたか漏れていないかって,この件が
個人情報の
漏えいに当たるかどうかというのはこちらが決めることではないのですよ,これは。何の被害も出ていないから
漏えいではないとおっしゃるのはおかしいですよ。漏れたこと
自体が問題なのであって,それを使って何かしたからそれがいかんという話ではないのですよ。そんなことは私が言わんでも,孫田さん,あなただけの頭があればすぐにわかる話でないですか。
それと,何か,なくなった
原因が,
地域おこし協力隊の移動があったからどうのこうのという話ですけども,私が得た
情報によると
ファイルは11冊あるのですよ,これ。それで,1冊の
ファイルは約7センチの幅,これぐらいありますよ。そういうものが11冊,そんなに簡単になくなるものなのですか。いやいや,ちょっと,常識を持って考えなかったらいかんと思うのですよ。11冊もの,分厚いのだったら11センチの厚みがあった
ファイルなのですよ。それが11冊,ないようになっとる。簡単に,どさくさに紛れてないようになったのだろうというような話では,私は,済まんと思うのですけどもね。では,どないするのだという話になりますけども。ちょっとそういう認識では,これまた再発するおそれがあると思うのですよ。
それで,資料についても,今,一生懸命復元しよると。非常に
担当課では苦労しとるという話を聞きます。それは,大事な契約書,
協定書がなくなったのですから,もう一回協定をまかないかんのでしょう。それは,当然,相手方に対して迷惑をかけることですし,では,
協定書を書いてもろとったのやけど,それがないようになったから,もう一回書いてくれという話になるわけでしょう。一体何を市役所はしよるのだという話になりますよ。そんなに事は簡単な話ではないし。
それと,
議会に今まで
報告しなかった理由は,お答えがないけども,一体何だったのですか。それは,別に
報告するまでもない小さな事件だということの認識だったのだろうと思うのですけども。それは,おかしいですよ。何回も言いますけども。
それと,ついでやから言うけども,ちょっと私が得た
情報とさっきの
説明とは大分違うのですね。こういう
文書が,
ファイルがなくなった経過は去年の8月ぐらいから起きとるのですよ,これ。あなた知っとるでしょう,当局は,聞き取りをして,当事者から。8月ぐらいに,最初に,
ファイルが2冊ほどなくなったと。なくなったことを
課長に
報告をしたから,
課長は,もう一回探してみろと,それが8月,10月,12月と。2冊,2冊,4冊というような形で
紛失をしとる。そのたびに
課長に
報告したけども,
課長は再度探すように命じたと。
12月になって,当然,毎年行う
事業ですから前年度の分を参考にして今年度の契約をせないかんということになってきて,12月になってきて,一体どうしよるかと。
ファイルがないから,前年度の資料がないから仕事ができないということがわかって,それではいかんということで,
担当課が総出で全てのキャビンとか
ファイルをチェックしたけども,どうしても見つからなかったということで,
課長は,少なくとも8月ぐらいには第1回目の
紛失は知っとるわけですよ。その時点で,8月か10月か12月かしらんけども,当然,
担当部長か総務部か知らんけども,要は,
報告は行っとるわけでしょう。
それで,当事者の主事さんは本年の3月末をもって
退職をなさっとると。
退職するときには,当然,人事の方もこういう事件があったということは把握をしとるわけでしょう。やめられてからわかったわけではないわけでないですか。何の
処分もしていないでないですか。何で
処分もせんの。今,1年以上もなって,今になって
課長を
処分するのであれば,それは,
課長だって監督責任があるのは当たり前の話だから,それは,
処分するのはええですよ。だけど,
課長だけを
処分して,肝心の当事者を,何も言わず何の
処分もせず,普通に
退職金もちゃんと払うて
退職をしとるという事実は,これは,どない
説明するので。さっきの
説明では全然納得できないですよ,私が言いよることが本当であれば。私だって間違うとる
情報を持っとるかもわからんけども。どうなのですか,私が今言うたことは事実ですか。
◎
安平委員長
小休します。15分まで。
[休憩 午前11時03分]
[再開 午前11時14分]
◎
安平委員長
それでは,再開をいたします。
はい,どうぞ。
◯ 豊栖総務部副
部長
個人情報の件でございますけれども,中山間等の
ファイル中には,農家の方との契約書等で
個人情報が入っていたということが
確認されてございます。
先ほど,
処分した際に,県から
原本の再
交付等を受けるというようなこともあるということを申し上げさせていただきました,そうした指示もしたと。そうした指示の中で,
個人情報が入っていた方については,おわびを兼ねた形でのちゃんとした
報告等を行うようにということもあわせて指示をしたところでございます。
個人情報の
漏えいが絶対ないとは言えないような状況ではございますが,誤
廃棄の
可能性が強いということでそうした対応をさせていただいたということで御理解いただけたらというふうに思います。
◎
安平委員長
もうないの。はい,どうぞ。
◯ 豊栖総務部副
部長
それと,秋口から実際には
ファイルがなくなっていたのではないかというような御指摘でございますが,秋口から冬にかけてということで,私,年末
あたりというふうな言い方を申し上げたのですけども,現課においては9月
あたりから12月にかけて,どうも,ちょっと見当たらんなというのは感づいていたということのようでございます。ただ,こちらの方に正式に
報告があったのは3月7日にあったということで,そこからいろいろ
調査に入ったということで,右往左往して結局出てきたというようなことになっても非常に不格好なことでもございますし,しっかり
調査してということでこういうことになったということで御理解賜りたいと思います。
◎
出口委員
なくなった
ファイル,私の
情報では11点あるのですけども,そのうちの4点が
平成25年中
山間地域等直接
支払推進事業,26年の中山間地等地域直接
支払推進事業,それから27年が2つということで,問題はこれだろうと私は思うのです。今
お話があったように,個人との契約書,
協定書等もこの中に入っとったということで,その
あたりの対応を十分せないかんということで認識がおありになるようなので,それは,それでいいとしますけども。
何ぼにも,今年の3月になって初めて知ったのだというようなこと,それが事実であれば,逆に,ちょっと庁内のそういう
文書管理等のあり方をもう一回総点検する必要があると思うのですけども。
それと,この中
山間地域等直接推進
支払事業,私も勉強不足で十分なことは知りませんが,これは,いわゆる毎年続いておる,国からの補助
事業だろうと思うのです。これは,前年度を参考にして来年度の請求をしていくというような形だろうと思います。もし間違うとうたら言うてください。それには,さっきも言いましたけども,25年,26年,27年分がなくなっとるわけですから,当然,28年度,今年の分,これは,去年の遅くとも9月や10月には,請求というか,国に対して申請をせないかんのではないのですか。これ,総務部やから,中山間等地域等直接
支払推進事業は産建の
部分になりますから,わからんと言われてもそれまでなのですけども。多分そうだろうと思うのです。
少なくとも,28年度分が28年の3月や4月に出して間に合うとはとても思えません。国だって予算をつけて各地に,地方自治体にこの中
山間地域等直接
支払推進事業の
補助金を出していくわけですから,遅くとも去年の9月や10月ぐらいには今年の28年度分の申請をする必要があると思うのですけども。
そうなってきたら,では,28年度分が,一体,申請はできとるのですか,今から復元しよるや言いよるけど。国に対する申請というのはできとるのですか。これは,産建に聞かなわからんのかな。その
あたりを私は非常に心配するのですよ。
これ,必要だから国から
補助金をもろてやりよるわけでしょう。
書類が
紛失して,前年の分を参考にせないかん,必要不可欠なものがなくなって,できんと言うて放ってあって,これ,直接の
担当者は3月31日で
退職しとると,事実経過はそういうことなのだろうけども。それで支障が出とるはずなのですよ。
それを,
書類の
管理は,それは,総務の方でやっとるのだろうけども,
事業等の推進ができとるかどうかということは,私は,非常に気になるのと,もう一点,ちょっと最後にしますけども,これを受けて,もう一回,さっきも言いましたけども,
文書管理の方法とか,私,前から言よるでしょう,ファイリングシステムにしなさいと。そういうことも含めて,これ,検討しますという言葉だけで
なしに,これだけの事件が起きとるのですから,もう一回抜本的に見直すというお考えはありませんか。
◎
安平委員長
出口委員,支障が起きているのと見直すというのを別々でよろしいですか。一緒に。財政
課長おりますけど。
財政
課長,28年度当初予算の中に,山間,それはなかったのですか。
◯ 花岡財政
課長
予算上は,28年度は予算組みはいたしております。
◎
安平委員長
当初予算の中に組み込まれとるそうです。
◎
出口委員
いや,当初予算に含まれとるのは私も知っています,予算を見せてもらっていますので。だけど,現実的に,国が,それでは聞きますけど,予算には組んどるけども,それは,国から来るお金でしょう。現実に,この
紛失した
書類がなくても,今年度は,28年度は今までと同様でお金は下りてくるのですか,予算どおりに。
◯ 孫田政策監
私,この
事務についてはちょっと,そこまで支障があったのかなかったのかも含めて,それは,聞いておらないです。どういう
事務の流れになっていたのかというのは,ちょっと産建部の方で聞いていただかんことにはお答えができません。
それと,もう一点の御指摘なのですけれども,この際,
文書管理を抜本的に見直すべきでないかという御提言だったと思います。私も,この件を聞いたときから,大分,何か気持ちの悪い
状態がずっと続いてきたのですけれども,中身を
職員に公表した上で,こういうことがあったので気をつけなさいというふうな事柄が,新年度以降なかなかできませんでした。ただ,折に触れて,
文書管理,こういう背景がありますので,きちんとやるようにというのは指示をしてきたつもりです。
12月1日で
処分をかけましたので,そのうち明らかになるというか,かけましたので,この際には,総務部内,環境衛生部内,それから,全体庁議をやったりで
文書管理の再度の徹底ということで強く指示をしているところであります。このような件を踏まえまして,仕組みをどう改めるかということを現時点で表明できるものではないのですけれども,再度,徹底をするということで言っておりますし,今後も申し述べたい,伝えたい,指示をしたいというふうに考えておりますので,御理解賜りたいと思います。
◎
出口委員
中
山間地域等直接
支払推進事業については産建
委員会でお聞きをしますが,これ,もう一つの問題は,非常に,この事件によって,言わば,
課長だけが
処分を受けて,それで,もう終わろうとしとる,これ,私の意見でないですよ,そういう話を聞いたのですけども,ことに対して,当該の課内はもとより,役所全体の,「しんだいのう」と「一生懸命したってせんだって一緒でないか」と。ましてや,「一生懸命しよる者が
処分を受けるというのはおかしいでないか」というような意見が非常に多いということを私は感じました。現実にそういうふうに私のところへ言ってこられる
職員の方が大変多かった,今回の件に関しては。
だから,その
あたりのことも,これ,役所全体の士気にかかわることですから,きちっと,
処分する者は
処分する,そして,その
原因をちゃんとつかんで対処をするということをやることが
職員さんの仕事に対する意欲にもつながりますので,ぜひ,口だけで
なしに,きちっとした,信賞必罰というたら言い過ぎかもわかりませんけども,一生懸命やっている方をきちっと賞する。それで,仕事ができない人については,できん
原因をきちっと相談に乗ったり
原因を探って対処をするということを,いま一度,原点に返って,ぜひ,やっていただきたいと思うのですけども,いかがですか。
◯ 木村副
市長
全庁のことにかかわることなので,私からちょっと答えさせていただきたいと思います。
随分前から庁内でも
文書管理のマニュアルを作成しまして,
書類作成時に,この
文書は,保存年限は何年なのかということを,マニュアルを照らし合わせながら保存年限を書いた上で起案し決裁に回っていきます。だから,ほとんどの
書類はそういう流れで行きます。そして,年度の最後に,今年度につくった
文書の
ファイルはこれだけありますというリストも作成してリスト
自体の保存もしています。ですから,年限によったら,これは,
廃棄する時期に来ましたというときになればそこの
廃棄をします。そのときに,
廃棄文書をまたこしらえて,
廃棄リストをこしらえてやるという,大まかに言うとこういう流れでスタートしました。私もそのときに
文書主任,今回
処分の対象になる人になっておりますけれども,
課長以外にも,そういう
文書主任の経験がありますので,非常に苦労した記憶がございます。
だから,その業務が,長年時間がたって少し徹底できていないのかなという反省を今しておるところでございますので,改めて会議を開きまして,
文書の会議のことについて,
文書主任を中心に,各課おりますから,徹底してするように指示をしたいと思います。
以上です。
◎
安平委員長
ほかに,
所管事項で何かございませんか。
◎
吉見委員
一般質問でも言いましたけど,市民参加型の都市づくりでスマートフォンを活用しての市内の問題解決というので,お答えが,有効な仕組みづくりについて研究を行ってまいりたいと言っていますけど,現在でどこまで知っているか,教えてください。
◯ 藍沢秘書政策
課長
秘書政策
課長でございます。
委員からは,一般質問で,道路の破損とか公園施設,それから,街灯の故障状況等を,民間のサービス,これは,地図
情報を活用したサービスで先行して実施している自治体があるようでございます。それで,スマートフォンで撮影した写真とか
報告を,業者のサービスを活用することによって使用料がかかってくるというようなことで把握しております。
現在は,まだこれから研究していくという段階でございますけれども,費用額的に言えば,先行している自治体でおきますと面積によって違ってくるようでございます。というのは,地図
情報になりますので,面積で算定されるというようなことで聞いております。
以上でございます。
◎
吉見委員
試算はできていないのでしょうか。
◯ 藍沢秘書政策
課長
本市で直接,この前一般質問がございましたので,まだ見積もりとかをとっているわけではございませんけれども,既に導入している自治体でおきますと,
先ほど言いましたような,地図
情報をもとに算出しますけども,同じような面積の自治体がございます。愛知県の半田市というのがございまして,これ,知多半島にある自治体でございますけれども,こちらが,面積が約47キロ平方メートルぐらいで本市とほぼ似通っているのですけども,年間の使用料
自体が40万円弱と聞いております。ただ,この半田市におきましては人口が本市の約3倍に当たる11万9,000人ほどおいでますので,人口密度が高いということで効率的な観点からこういったサービスを導入しているというような認識でおりますので,御理解賜りたいと存じます。
◎
吉見委員
今,道路の面積のはまた聞きますけど,自動車不法投棄とかそういう
情報で,
議員から行くのと市民から来るのと,どれぐらいの割合でしょうか。
◯ 藍沢秘書政策
課長
一般的には,今回の一般質問の方で,私の方で
情報把握とかをしておりますけれども,道路のごみの不法投棄の
部分でありますとか道路の
部分でありますとか,状況的には,その辺の割合的なもののデータというか
情報把握はしておりませんので,各
委員会の方で,もしよろしければ,聞いていただければありがたいと思っています。
◎
吉見委員
ありがとうございます。できたら,そういうふうに導入してほしいのですけど。
それと,民生
委員と児童
委員というのですか,児童主任
委員,それが今回
改正されて,28年12月1日現在でインターネットに載っとるのですけど,これ,氏名,住所,電話場号が全部載って,それで
担当地区も載っとるのです。ほかの阿南市とか徳島市の場合は,一応市役所に連絡してくれと,そしたら,
担当員を行かすというふうなニュアンスで書いてあるのですけど,これ,
個人情報の
漏えいにはならないのでしょうか。
◯ 孫田政策監
今おっしゃられた件は介護福祉課の
担当でございますので,ただ,そちらで聞いていただければと思うのですけども。一般的に言いますと,一般論ですよ。その方の同意がありさえすれば
個人情報の
漏えいにはなりません。そういうただし書きというか,道がありますので,本市がどういうふうに対応しているのかは介護福祉課で聞いていただければと思っております。
◎
安平委員長
ほかに,
所管事項で何かございませんか。
(「
なし」と言う者あり)
◎
安平委員長
ないようですので,私の方から1点申し上げたいと思います。
先週の報道によりますと,鳴門市さんが地域福祉計画をつくるために
委員会を立ち上げたというような報道がなされていました。本市において地域福祉計画というのはつくられているのかどうか,お伺いしたいと思います。
◯ 藍沢秘書政策
課長
所管ではございませんけれども,本市では,一応,
平成27年度,昨年度,地域福祉計画を策定済みでございます。
以上でございます。
◎
安平委員長
今言われたのは介護福祉とか福祉の話であって,今鳴門市さんがつくられようとしているのはそれなのですか。ものが違うのでないですか。
◯ 藍沢秘書政策
課長
今の,
委員長さんが言われた地域福祉計画という文言だけで捉えますと,本市が介護福祉課の方で中心になってつくっている同一のものと解釈いたしますけども,鳴門市がつくっている名称がどういった計画なのかについてはちょっと現状で把握しておりませんけども,言葉どおりであれば,昨年度策定しているという状況でございます。
◎
安平委員長
一言言いますと,地域別に,福祉というのは地域の福祉という考えであって,憲法で言われている福祉の向上的なところの福祉を指しているのかなと僕は思とるのですけど。先週,報道機関から出された中でそういう文言がございましたので,きっと,鳴門市さんと
小松島市がつくっている福祉計画,1階でつくられているような介護とか福祉計画は既に鳴門市さんもつくられとるとは思うのですけど。僕が考えている福祉というのは,そういう地域地域におけるコミュニケーション,コミュニティの計画的なものをつくられるのかな。
実を言いますと,日進市さんでちょっとこの間,先月,視察に行かせていただいたのですけど,日進市さんではそういうのをもう既に新しくやられているそうです。地域の特色を生かした,地域のことは地域で考える,そういうことをやられているというのをちょっと視察に行って勉強してきましたので,それについて,そういうことをやられているのかな,鳴門市さんが新しいことをやろうとしているのかなということでちょっと聞かさせてもらいました。それは,それでまた結構ですので。
ほかにないようでございますので,閉会に当たり,
市長より御挨拶がございます。
◯ 濱田
市長
本
委員会に付託されました
議案につきまして,
原案どおりお認めいただき,ありがとうございました。
議員各位からは貴重な御意見,御提言をいただいたところでございます。大変お世話になり,ありがとうございました。
◎
安平委員長
以上をもって,
総務常任委員会を閉会いたします。
[閉会 午前11時38分]
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