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平成27年予算決算常任委員会 本文 2015-03-20

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    平成27年予算決算常任委員会 本文 2015-03-20


    取得元: 小松島市議会公式サイト
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    2015年03月20日:平成27年予算決算常任委員会 本文                        [開会 午前 9時00分]  -質 疑-                       [農業委員会事務局 当局説明] ◎ 佐野委員長  これより,農業委員会に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 天羽委員  農地バンクのことについてちょっと教えていただきたいのですけども,中間機構ね,中間機構はここでないんかな。産振かいな。 ◯ 森井農業委員会事務局長  産業振興課です。 ◎ 天羽委員  はい,わかりました。 ◎ 佐野委員長  ほかに質疑はございませんか。                         [「なし」と言う者あり] ◎ 佐野委員長  質疑なしと認めます。  よって,農業委員会への質疑を終結いたします。                         [産業振興課 当局説明] ◎ 佐野委員長
     これより,産業振興課に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 武田委員  187ページの鳥獣被害防止事業に90万円ついておりますね。これは,鳥獣被害対策鳥獣被害対策協議会にお願いして,駆除とかをやってもらっておるのですけども,ハトとかスズメとかいろいろやりますけど,一番被害が大きいのはイノシシだと思うのです。このイノシシが去年度何頭ぐらいとれたのか,わかればちょっと教えていただきたいと思います。 ◯ 茨木産業振興課長  イノシシ平成26年度捕獲実績でございます。平成26年度は90頭でございます。ちなみに25年度は71頭ですので,かなり増加傾向にございます。 ◎ 武田委員  90頭を捕獲というか,駆除してもらっとんですけど,私が見る限りでは,身近なところで田浦,新居見,芝生あたりがちょっと近くなのでよく情報として入ってくるのですけども,90頭とってもなおかつ被害が随分多いのです。現時点でもずっとお米だけでなしに畑とか,芋類,それとかまた野菜でもですね,野菜を食べるだけでなしに子連れで何頭も一緒に来て,一晩の間に走り回られたら,それこそ白菜にしても何にしても全部一晩の間に被害に遭って,全滅してしまうというケースが多いのです。  ということからしたら,今,90頭をとったというのは,これは夏の期間だけでの駆除であって,冬の実際に猟友会の人が猟期としてイノシシを獲物としてとるやつを加えたら相当の,130頭か150頭に近づくのじゃないだろうかと思うぐらい,毎年毎年捕まえてもふえてくるのです。ちょっと忘れたのですけども,捕獲用のおりというのは今何基あるのですかね。 ◯ 茨木産業振興課長  市がこの捕獲対策協議会で設置しているのが17基で,今予定しております。 ◎ 武田委員  もうちょっとふやすとか,そういうふうな方向で検討というのはしてもらえるのでしょうかね。 ◯ 茨木産業振興課長  また,捕獲対策協議会におきまして各地域での御意見を踏まえながら,設置場所検討,あるいは被害の特に多い地域についてどうするかというあたりもその中で,また,当然,おりの管理も必要になってきます。そうなりますので,委託先である猟友会とも十分協議をしながら対応してまいりたいと考えております。 ◎ 武田委員  そういう検討もしてもらいたいし,それと別途,どうしてもそれだけで被害が防げないのだったら電気柵とか,農家の方がそういう自前で対策をしようかと思ったら,これはどこか補助という制度はあるんでしょうか。 ◯ 茨木産業振興課長  農林のそういった補助メニューの中で,電気柵とかそういうのもあるというふうに思います。昨年は国費でそういう事業もあったのですけれども,電気柵等については,どこまでをその範囲とするかということで,特になかなか地域の中でも要望もあったのですけれども,ぐるっとそこだけを囲ってもまたよそに行ってしまうとか,いろいろそういう話もございましたので,メニュー自体はあると思います。 ◎ 武田委員  もっとそういう制度があるのだったら十分研究して,それで農家の方にそういうお知らせもしていただきたいなというふうに思いますので,ぜひ,よろしくお願いしたいと思います。  終わります。 ◎ 出口委員  ちょっと順番があれですけど,補正予算の16ページの13 委託料のうち,空き家等地元活用資源マップ作成業務委託料529万2,000円という非常に具体的な数字が載っとんですけども,これは,どういうものをこしらえるのですか。ちょっと詳しく御説明いただきたいのです。 ◯ 茨木産業振興課長  これは,市内にありますいろんな農業用で,今,空き地になっている倉庫,空き家,それから未利用のハウス,それから放置竹林等,それをマッピング化しまして,あと,そこの所有者とか,それからその近隣がどういうような状況であるかというのを,さまざまなデータベース化をしていく事業にしております。 ◎ 出口委員  農業用の分ですか。いわゆる中心市街地空き家とか,そういうのは含まれていないのですか。 ◯ 茨木産業振興課長  基本的には農業用に要する空き家を今,考えております。また,農業用でも程度の問題もございますので,住めないような老朽化したようなところは見て,なかなか厳しいと思います。ですので,築年数であるとか,老朽化度,危険家屋等につきまして,そういう調査も踏まえてデータベース化をしてまいりたいと考えております。 ◎ 出口委員  金額内容がちょっと具体的にはよくわからんのであれですけども,金額も相当これ,マップ作成業務としては私は高額になると思うのですけども,これをつくってどういうふうな活用をするのか,また,これはつくる必要があって,もちろん必要があってするんだろうけども,何かこのマップから次なる展開があるのですか,これをこしらえてどうするというようなことはあるんでしょうか。 ◯ 茨木産業振興課長  今,就農定住支援事業もしておるのですけども,今現在,1名の方が適用して都会から移住して就農していただいております。その中で,幾つか本市にも定住したいという希望者の方がおられたのですけれども,なかなかその条件にマッチするような家とか,近接の農地が見つからないというような状況がございました。今回,それを地図情報化して見える形にしまして,あと,なかなか中身の詳細な内容まで市の担当者が調べるということができませんでしたので,そのあたりも踏まえて委託をして,調査をしてまいりたいと思います。それでその情報をもとに,本市に新たに定住就農,また,これから新規就農としてしたい場合の空きハウス利活用,そういうものにかなり有効に機能できるのではないかと考えております。 ◎ 出口委員  はい,わかりました。  それと,当初予算の分で,198ページの13 委託料多面的機能支払システム導入委託料多面的機能支払システムというのがちょっとよくわからんのですけど,説明をお願いしたい。 ◯ 茨木産業振興課長  多面的機能支払交付金事業が,本年4月から法制化されて,市が現地確認事務を行うように変わりました。それに伴いまして,1筆ずつの情報をこのシステムの中で運用して,現地確認を行うというような内容でございまして,その活動組織が行う活動エリア対象農用地情報等をこの地図情報システムに落とし込んで,いろんなその中に情報を入れていく内容でございます。 ◎ 出口委員  わかりました。それはわかったのですけども,関連で199ページ,19 負担金補助金及び交付金で6,429万9,000円。これは,それぞれの事業が書いてありますけども,この事業の今おっしゃったような,もうちょっと詳しく,ちょっと私,よくわからんので,御説明をいただきたい。 ◯ 茨木産業振興課長  平成27年度から法制化をされて,交付金の流れが,従来は直接県の組織から地域活動組織交付金が流れておったのですけれども,平成27年度から国,県,市,そして市からこの地域活動組織交付金が流れるということになりまして,今回,額の方が一気に大きくなっております。  これにつきましては,多面的機能支払交付金2つ交付金がございまして,1つが,農地維持支払交付金資源向上支払交付金2つに分かれておりまして,代表的に言いますと,農地維持支払交付単価として10アール当たり田んぼであれば3,000円,また,資源向上支払であれば,共同活動でございますが10アール当たり2,400円というような金額で,その活動組織に交付される金額ということになりまして,今回,26年度までの6活動組織から4活動組織ふえた10活動組織交付単価を見込んだ金額等を計上しております。 ◎ 出口委員  差し支えなければ,その活動組織は言えんのですか。 ◯ 茨木産業振興課長  平成27年度新規にふえます活動組織でございますが,今,組織を立ち上げる最中でございまして,1つが改良区エリアで言いますと,和田島土地改良エリア1つ,それから,坂野第1土地改良区の坂野地区1つ。それから,櫛渕町の湯谷地区1つ,それから,前原地区1つの4地区でございます。また,現在の取り組んでおります活動組織については,立江櫛渕環境保全協議会太田川地域保全協議会西原環境保全会小松島南部地区農地・水・環境保全組織管理協定運営委員会田野地域保存協議会芝生地域保全協議会でございます。 ◎ 出口委員  いろいろ協議会とかなんとかというのは,いわゆる農家の方々が集まってしとるわけですか。 ◯ 茨木産業振興課長  今回,農家の方だけでもなしに,地域のいろんな活動組織,団体もメンバー構成として入っております。 ◎ 出口委員  ちょっとしつこいようですけども,それじゃあ,そういういろんな方が入って協議会等をこしらえて,活動に応じてこの補助金を出すということなのですね。その活動の検証というのは当然なさるわけですね。 ◯ 茨木産業振興課長  その活動の検証ということで,市が今回,法制化されましたので,1筆ごとの確認とか,そこの水路泥上げですとか,農道の路面維持施設の点検,それから活動の計画の中で位置づけられております水路更新長寿命化等についていろんな報告,あるいは現地での確認をしてまいります。 ◎ 出口委員  はい,わかりました。ありがとうございます。 ◎ 天羽委員  今のとちょっと私も関連するのですけども,何か今回の多面的支払交付金で変わったのは,長寿命化というのが入ったというふうに聞くのですけども,今までは環境保全ということで泥上げしたりいろいろしとったのですけども,何か水路補修とかそういうのも今回このハード事業補助対象になったのですか。交付金対象になったというふうにちょっと聞くのですけども。前からあるのですか,長寿命化というのは。何かことしからできるとお聞きするのですけど,ちょっとそこらあたりの変わったところがありましたら教えてください。 ◯ 茨木産業振興課長  従来,農地・水・環境保全支払交付金制度をさらに充実させたような制度になります。組みかわってということで,先ほどの施設老朽化に伴った長寿命化ということで補修事業,いわゆるセミハード的な事業も従来からございましたけれども,より明確化して,今回,資源向上支払交付金という2つ交付金の中の施設長寿命化というメニューの中で,そういう用排水路,あるいは農道の補修更新活動もこの事業の中でできるようになります。 ◎ 天羽委員  新たにつくるのはあかんのやね,新たに水路をつくったりするのは,現在あるやつということですか。どの程度あるのかわからんのやけども,跡形なく,なくなっとるやつはあかんわね,どの程度補修なのですか。 ◯ 茨木産業振興課長  原則といいますか,補修,あるいは更新ということで,特に細かい幾つかそういった規定があります。老朽化程度にもよるのですけれども,ある程度はこの事業で見られるのでないかというふうに思います。ただ,新設の水路等農道というのは対象から省かれるというふうに思います。 ◎ 天羽委員  中間機構についてちょっと教えてほしいのですけども,先ほど出口さんが御質問なさった,そういう空き家等,「等」がついとんで,農地とか耕作放棄地とか何か放置竹林調査をするとおっしゃったのですけども,現在でもですよ,農地バンクというのがあって,中間機構というのがあって,そういう耕作放棄地,そういうのを調査して県の方があっせんするというのかな,そういう1回県が,中間機構が借りて,それをまた貸すというようなことをやっておいでになるのですけども,そういうこととダブる点があるんじゃないですか。現在,こういう事業は一部やっておるというふうに思うのですけども,そこらあたりのちょっと違いを教えていただけますか。 ◯ 茨木産業振興課長  本年度から農地中間管理機構が発足しまして,その中で貸し出し希望者について,今2月末現在で25軒,筆数67筆,面積で約8.7ヘクタールという形で今登録をされております。  一方で借り受け希望者でございますが,24名で,その借り受けの希望面積が125ヘクタール,畑で32ヘクタールということで,なかなか貸し手と借り手が双方かなり開きがございます。現在,市においてそのマッチングを行っておりまして,そのうち16軒,筆数52筆,面積で約7ヘクタールが合意できておりまして,新年度になりますとその手続を申請する予定としております。  おっしゃりますように,この農地中間管理機構には,経営転換協力金,あるいは地域集積協力金というそういったお金も農家の出し手にお金が入るというような制度もございまして,そういう部分では把握はできていると思います。  ただ,農業委員会産業振興課の方で遊休農地耕作放棄地は毎年農地パトロールをして,ある程度把握をしておりますが,それについてはもうずっと,大体同じところとか,そういうところでなかなか農地として厳しいところも多うございます。そのほかに,今回,放置竹林とか,あるいは未利用ハウスも結構今ございます。あと農地でも所有者はおって保全管理をしておるのですけれども,実際,作付をしていない農地,そういったものも多数見受けられますので,そういったこぼれた農地について,今回しっかりと調査をして,借りられるものは借りるというような,中間管理事業を生かしながらマッチングに利用したいというふうに考えております。 ◎ 天羽委員  より一層,これまで以上にそういう土地とか家を見つけていただいて,あっせんができますように,これはどんどんやっていただきたいと思います。  あと,最後に203ページの漁業後継者育成対策補助金15万円というのがあるのですけども,これはどういうあれですか,補助金ですか。203ページ,一般会計の,新年度予算の中に……。                       [「151万円違う」と言う者あり] ◎ 天羽委員  151万円かい,15万円でない。 ◯ 茨木産業振興課長  この漁業後継者育成対策支援事業でございますが,これは各漁協の青年部等活動費への補助でございます。 ◎ 天羽委員  本会議でも言いましたように,農業には150万円の,就労する場合のね,働く人はそういう奨励金がある。それで,起業する場合にもそういう,起業する場合はないんかいな,何というか,そういう現在やっておいでになる方から引き継ぎなんかができるような,そういうあっせんがあるのですけども,漁業の方につきましても新しくやっぱり漁業をしたいという場合のそういう漁船のあっせんとか,また,就労する際の奨励金みたいなのも,そういう制度があるみたいなのですけども,ぜひ,市としても積極的に取り組んでいただきたいと思うのですけども,どうでしょうか。 ◯ 茨木産業振興課長  天羽議員おっしゃいますように,漁業につきましても,今だんだんと担い手,後継者がなかなかいないというような状況が出てきております。そういうことで今,国の対策の方でも,本会議の方でも御質問いただいてお答えしたのですけれども,そういった事業がございます。これまで徳島県の方が適用がなかったというようなことでお答えしたのですけども,平成27年度に県の方もモデル的に取り組んでみるというようなことをお聞きしております。そういう国の事業をちょっと見据えながら,市の方としてそれプラス何かできるような支援があれば検討してまいりたいと考えております。 ◎ 佐野委員長  ほかに質疑はございませんか。                         [「なし」と言う者あり] ◎ 佐野委員長  質疑なしと認めます。  よって,産業振興課への質疑を終結いたします。                        [休憩 午前 9時55分]                        [再開 午前10時05分]                         [都市整備課 当局説明] ◎ 佐野委員長  これより,都市整備課に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 井村委員  一番最初に説明いただいた合併浄化槽の件なのですけど,単独浄化槽合併浄化槽にするときの補助金ということで,以前は新築のときの合併浄化槽のときにも補助が出よったんが,もうあれがなくなったのですよね。今,単独浄化槽から合併浄化槽に変更するときに補助金が出よる,この金額が900万円ぐらいあったんかいな。それって去年の実績というか,それってどんなんですか,たくさんあったのですか。 ◯ 小林都市整備課長
     平成26年度の現在見込みを申し上げますと,5人槽で8基,7人槽で13基,10人槽で1基,計22基となっております。 ◎ 井村委員  それって,予想の件数ぐらいなのですか。それともそれより多かったのか,少なかったのか。それと,もし少なかったとかいうのであれば,今までどおり新規の新築のときの補助金とかいうのも復活するような予定はないのか。 ◯ 小林都市整備課長  予算については,もともとこの事業というのは毎年基数を前年度の実績において計上しているわけではなくて,5年間の計画を国,県に認めていただいて,その基数を計上しているというのが現状でございます。  それから,平成13年度にもともと浄化槽法ですね,それが浄化槽イコール合併浄化槽ということになりまして,10年間ほど新築に対する補助も行ってまいりましたが,現在は平成24年度から転換に対する補助ということで,もともと目的が平成13年度までは合併浄化槽を設置しなくても法律上特によかったのですね。それを合併浄化槽普及促進するために新設においても補助を行っていたというのが現状でございまして,その普及促進も法律の見直しによりまして,なくなりましたので,10年間の猶予期間を終えまして,今は転換ということになっております。  以上でございます。 ◎ 井村委員  小松島は雨水に力を入れて,汚水の整備をしていない中で,合併浄化槽をもっと進めないのかなという思いがあったんで聞きました。ありがとうございました。 ◎ 出口委員  ちょっと今のと関連があると思うのですけど,489ページに汚水処理構想策定業務委託料というのがあるのですけど,これがいわゆる先々代の西川市長のときに上下水両方合わせた整備をするということでスタートしとるのですけども,現状はいわゆる雨水については着々と進んでおるのですけども,汚水についてはストップしておるというような状況の中で,今回,処理構想の策定がなされるということですけども,現時点で市としてはどういうふうにその汚水を処理するのかというお考えをちょっとお聞きしたいのですけども,いかがですか。 ◯ 小林都市整備課長  今,出口議員からも御説明いただきましたように,公共下水道事業で雨水,汚水ともに推進していくということで,平成14年度から公共下水道事業による汚水処理,集合処理,それを進めてきております。また同時に,先ほど井村議員さんの方からも御質問をいただきましたように,個別の合併処理浄化槽についてもその普及促進を図っているところでございまして,今回の汚水処理構想につきましては,平成年度に汚水の適正処理構想策定マニュアルというのが出まして,これは何かといいますと,平成12年度更新したわけでございますが,当時の建設省ですね,今の国土交通省,また,当時の厚生省,現在の環境省,また,農林水産省の3省によって統一的な経済比較によるマニュアル作成がされまして,それに基づきまして全国的にも本市ももちろんそうなのですが,汚水の効率的な整備を図るということで,マニュアルがまず作成されまして,大体5年ごとに見直しがなされております。その中で,本市におきましても集合処理の区域,また,集合処理であります下水道の区域を定めておりまして,それ以外の区域については単独の合併処理浄化槽の区域となっておるのが現状でございまして,今後どう進めていくのかということでございますが,今回,平成27年度にこの汚水処理構想を策定するに当たりまして,国,県が今マニュアルを作成されております。その中においては,そういった客観的な指標のみならず,ここ10年にある程度その成果があらわせれるような内容にするようということも書かれておりますので,今後策定する中で現状を十分踏まえた中でその構想を作成し,それを整備につなげていく,このような考えでございます。  以上でございます。 ◎ 出口委員  都市整備の課長としては,それ以上の突っ込んだことは言えんというのはよくわかるので,もう聞きませんが,副市長,どうですか,本市の下水道,特に汚水の処理事業に対する市の考え方を,私はもうそろそろこの際はっきりした方がいいだろうと思うのですけども,見直しといいますけども,根本的に違うだろうと思うので,そのあたり,これ700万円ですか,753万9,000円ものお金をかけて,大変失礼な言い方になるかもわかりませんけども,当たりさわりのない計画をつくって,また,何年かするというようなことはもうそろそろやめられたらどうですか。 ◯ 木村副市長  公共下水道事業の汚水処理構想についての御提言と思いますけども,議員も前からおっしゃっているとおり,大規模な汚水処理のハード整備というのは全国的にもちょっと昔のような勢いはなくなってきているという判断を私もしております。ただ,全国におきましても徳島県の汚水処理の普及率というのはすごく低い,御存じのように全国でも最下位。しかも,県内でも小松島市は残念ながらというような数字を出しておりますので,その方向性についてもいろいろ現在,事務レベルではほかの方法も視野に入れて,今ここで申し上げることは控えさせていただきますけれども,研究をしてまいりたいと考えております。  具体的なメニュー等考えが決まりましたら,また,議会と御相談しながら,決まりましたらそのようなことも含めて検討してまいりたいと思っております。 ◎ 出口委員  現時点では,これはあくまで当初予算ですからどういう計画ができるかはわからんといいますか,言えんというのはそれはよくわかります。ただ,何回も言いますけども,全国で徳島県は下水道普及率が悪いと言いますけども,それはほかに何にも有効な手だてをとっていないということでは私はないと思うのですね。むしろ逆に,従来の大規模な都市下水をつくるよりも,今対応しとる合併処理浄化槽で私は十分,小松島ぐらいの町だったらいけると思いますし,全国的にも別に大規模な都市下水ができていないからだめだということには,もうそういう考え方は国自体もとっていないように思うのですよ。いわゆる従来の大規模な公共下水道については,担当課が国交省ですけども,環境省あたりはむしろ合併処理浄化槽の方で対応する方が環境にもいいんでないかと。  それから,防災の面から言いましても大規模な公共下水道については,1カ所が破損すれば全部がとまるというようなことになりますし,合併処理浄化槽だったら個々の問題ですので,1カ所,2カ所が,地域もそうですけども,損傷を受けてもほかの地域には影響を及ぼさないという利点もあるしですね,そのあたりのことも,もちろん私が言うまでもなく御存じだろうと思うので,もうそろそろ冒頭に言うたように,きちっとした対応をとるべきだろうと思います。  いろいろ国の補助金を使って何か工事をしとるということもあるようですけども,それも私は国との交渉次第でもう返還やいうことにはならんだろうと思いますので,ぜひそのあたりも考えていただきたいと思います。  終わります。 ◎ 天羽委員  下水道のことについてちょっと教えていただきたいのですけども,新しく枝線をつくるということですけども,川北地区と金磯ですか,地図か何かないのですか。図面はまた後でいただけたら助かるのですけど,前もろうたんかいな。 ◯ 小林都市整備課長  図面は後ほどお渡しさせていただくようにいたします。  位置を御説明しましょうか。川北地区から申し上げますと,川北地区については今年度,小学校の北側の通り,東西に結ぶ中田2号線になりますけど,そこの道路下に大きな幹線管渠の半分ぐらいですか,50メートルほど構築いたしました。それから,新年度におきましては社会資本整備総合交付金事業,道路事業の方で,それからまだ北側の市営グラウンドから西に行く通り,これも東西に結ぶ通りでございますが,それ,実は昨年度から工事しておりまして,その道路事業によってつくった水路を今年度下水道で整備しました水路に直接スムーズに雨水が排水できるよう,来年度は川北地区を予定しております。  一方で金磯地区におきましては,県道を横断する幹線管渠も築造いたしましたので,まず,流末から整備していくという観点から,地域の水を流末に流すよう用地買収を含めて,枝線水路整備を行ってまいりたいと考えております。  位置図につきましては,後ほどまた御提示させていただきますので,よろしくお願いしたいと思います。  以上でございます。 ◎ 天羽委員  ありがとうございます。ぜひ,どんどん進めていっていただきたいと思います。  あと,下水道の償還金のことなのですけども,これ間違いかな,利子が9,386万円になっとるように思うのですけど,900かいな,何かえらい,金利はどれぐらいになっとんですか。下水道の起債の残高と借りている利子はどうなっているのか,ちょっと教えていただけますか。 ◯ 小林都市整備課長  下水道債について御説明申し上げます。  まず,下水道債については,長期の30年の期間になっておりまして,元金については5年間据え置きという形になっております。ですから,その分元金は据え置きですが,利子は発生してくるというような形になっております。  現在高におきましては,当初予算の最終ページの499ページに記載してございますように,42億2,623万1,000円となってございます。  以上でございます。 ◎ 天羽委員  利子はどれぐらいで借りとんですか。それと,何か交付税措置か何かあるのですか,利子に対して。 ◯ 小林都市整備課長  2点ほど御質問をいただきました。  まず,利子というのが毎年借りておりますので,借りるたびに利子については変動がございますので,変わっておりますが,大体1.7%から2.2%,この範囲で利子が設定されております。  それから,交付税措置については起債に対して算定の中に組み込まれるような仕組みになっております。  以上でございます。 ◎ 北野委員  四国横断道に関する予算,市道の整備とかいろいろ説明をいただきました。昨日においても県道小松島-佐那河内線の土地購入についても教育委員会で説明がありました。現在,歩道の整備が市道田浦19号線から子安保育所の入り口まで,今,急ピッチで地元地権者等関係者の協力を得て工事を進められておりますけど,現在の用地の取得状況とか,工事の進捗状況をお教えいただけたらと思います。 ◯ 小林都市整備課長  県道小松島-佐那河内線歩道整備事業についての現在の状況を御説明申し上げます。  この事業につきましては,平成24年度に関係者の皆様への事業説明を開催して,平成25年度から測量及び設計に着手,これを経て今年度より事業が本格化してきております。地権者初め,関係者の皆様の御協力によりまして,順調に事業進捗が図られているところであります。  具体的には,まず,用地買収につきましては,平成26年12月末現在で全体の約56.5%と順調に進捗が図られております。また,工事におきましては,用地買収を終えた箇所から順次整備が行われておりまして,現在の状況を申し上げますと,延長が約44メートル区間の整備を昨年終えていまして,昨年の11月から延長約115メートル区間の工事が現在行われております。また,ことしに入りまして,ことしの2月には延長で申し上げますと約86メートル区間の工事が発注されるなど,本格的な歩道整備が展開されているところでございます。  以上でございます。 ◎ 北野委員  この整備,今の計画区間,約600メートルやったと思いますね。ということは何ぼですか,250メートルぐらいですかね──はい,わかりました。  それと,引き続きまして,西の方ですね,この600メートルの整備が先ですけど,西の方の計画,それをどのように進めていくか,ちょっとお聞きしたいと思います。 ◯ 小林都市整備課長  先ほど御説明申し上げましたように,平成25年度から本格的に事業に入りまして,地元の御協力によりまして,約600メートルの事業区間のうち約250メートルほどの工事が展開されている状況でございまして,まずは600メートルを概成するということに県も市もそれに傾注してまいりたいと考えておりまして,その後におきましては,西の方向にいくのか,また,東の方向に行くのかということにつきましては,事業主体であります県にですね,いろんな交通量とか歩道の通行量,そのあたりから勘案して事業決定がなされることと思います。  それから,事業が決定される場合には,交差点から交差点という区間が設定されることとなるのが基準となっておりますので,また,地域の皆様方とも協議しながら事業を進めてまいりたい,このように考えておりますので,引き続きまして,御理解と御協力賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ◎ 北野委員  わかりました。よろしくお願いします。  終わります。 ◎ 佐野委員長  ほかに質疑はございませんか。                         [「なし」と言う者あり] ◎ 佐野委員長  質疑なしと認めます。  よって,都市整備課への質疑を終結いたします。                        [休憩 午前10時52分]                        [再開 午前11時00分]                          [住宅課 当局説明] ◎ 佐野委員長  これより,住宅課に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  住宅営繕費ですけど,例年どおりとなっているのですけど,本会議で井内議員が質問したときに,10戸以上やるというのですけど,これまだ大分余っていますわね,そしたら10戸以上だったらなかなかできんの違いますか。 ◯ 芳賀住宅課長  空き室の改修費というのは,それぞれ部屋ごとに費用が多くかかるもの,あるいはそんなにかからないものもありますので,それとは別にやはり移転事業でありますとか,募集の戸数でありますとか,そういったものから年間これぐらいというものがあって,あるいは過去のものですとこれだけしかできなかったというようなこともありますので,予算の範囲内でなるべく出せるように努力していきたいと考えております。 ◎ 吉見委員  何カ月か前に安平委員が言ったように,どーんとつけて一旦ゼロにするというふうにやれんもんでしょうかね。 ◯ 芳賀住宅課長  一般質問のときにも70軒から80軒ほど修理をして,公募に出すべき部屋が残っているというお話はいたしましたけども,それではこれを全部設計して,外注へ発注してとなると,それはまた相当な費用がかかってくると。それから,公募を出しても団地ごとに非常に特色があるものですから,応募のない団地なんていうのも出てきたりもしますので,そういったことも考えながら,あと,移転事業というのも並行して行っておりますので,移転される方の御希望というようなこともございまして,一遍にとりあえず全部を新しくしてしまうと,改修してしまうということと,財政的なことと,それと,そういうどなたがどこに移転していただけるかというようなことと,そういったものが非常に複雑に絡んできますので,なかなか改修をするということだけを目的に事務を進めることができないので,今のところ毎年の作業の中で少しでも多くということを目標に,あるいはできるだけまとめて外注ということを目標にやっていきたいと思っております。 ◎ 吉見委員  それじゃあ,少しでも多くまとめてというふうによろしくお願いします。  それと井内議員が言っていた……。                    [「わしの話をするな,もう」と言う者あり] ◎ 吉見委員  すんません,12月議会で言っていました住宅の未集金というのですか,それはどのように,部長が言っていたのですけど,スキルをアップしてやっていくというふうに言っていましたけど,どのようにスキルアップをして,どのように減ったのかちょっと教えていただけますか。 ◯ 大川産業建設部長  今の吉見委員さんの御質問なのですが,一応,議会でも答弁しましたように,やはり,まず一番に御本人に申告していただくことと,それとその中で生活しづらい場合は分納ということで,一応限られた職員の中で対応しております。それで今,どれぐらいという数字的なものについてはちょっと把握できていないのですが,それもまた後日御報告させていただきますので,よろしくお願いしたいと思います。 ◎ 吉見委員  それじゃあ,数字的な,スキルアップをしてやると部長が言っていましたので,どれぐらい減ったのか,それをまたお示しください。よろしくお願いします。 ◎ 天羽委員  住まいの安心・安全というやつね,244ページですけども,ちょっと教えてほしいのですけども,木造住宅の耐震改修なのですけども,何か非常に件数は少ないのですけども,実際に工事されとるところがね。一部屋だけでも改修するというような,そういう工事もあるみたいなのですけども,そういうこともちょっと進めて,全体の耐震改修をすれば100万円とか200万円とかかかるというふうにもお聞きするので,そういう一部屋だけするようなことも普及はしておるのですか。 ◯ 芳賀住宅課長  従来から本格的な耐震改修と,それとは別に簡易な耐震補強ということで,主に寝室なのですけど,寝室に少し丈夫なフレームを入れて,地震時に家が多少壊れるのは仕方ないけれども,寝ている間に潰されるということがないような,そういった補強工事というのは,従来は県がやっておりましたけれども,昨年度から県から市に事業がおりてきて,市で一括して窓口で本格的な耐震改修も簡易な耐震補強も受け付けてやるようにしております。できるだけやはり,耐震診断を受けていただいて,耐震性に劣るという結果が出た木造住宅に関しましては,何らかの耐震補強をしていただきたいと。本格的な耐震改修というのはなかなか大変だと思うのですけれども,比較的そういう簡易なものというのはメニューとして準備しておりますので,これからも広報を通じてやっていきたいと考えております。 ◎ 天羽委員  平成26年度から県がやっとる分が市にもおりてきた。市がやるということなのですけど,平成26年の実績はどんなんですか,簡易な耐震補強というのですか,主に寝室というのですか,寝ているところを中心に補強するという事業は,小松島では実績はどうなっていますか。 ◯ 芳賀住宅課長
     簡易な耐震補強の制度は,平成23年度からだったと思うのですけども,県の方で名前がまさに徳島県の住まいの安全・安心なリフォーム支援事業ということで行われておりました。年間数軒程度の事例しかなかったのですけれども,それを今までは,本格耐震は市の窓口,簡易耐震は県の窓口となっていたのを,平成26年度から窓口を一本化して市でやっておるのですが,なかなか簡易な方というのが伸びておりませんで,本年度はちょっと簡易な耐震補強の事例がありませんでした。耐震補強の方は,それもそんなにたくさんということではないのですけども,やっぱり相当な費用がかかりますので,どうしても伸びないという状況にあります。 ◎ 天羽委員  原因は多分ですけども,そういう実際の耐震診断をする方は,まあまあおいでになるのですけども,いざ工事となるとやっぱり費用がかさむということで,それだけとは思いませんけども,本格的なそういう耐震改修するにしましても,簡易な耐震工事にするにしましても,やっぱりもう少し市が上乗せというのかな,そういうふうなことで,これぐらい補助が出るんでぜひやってくださいというような,そういうお気持ちは市の方としてないのですか。これだけ実績がなかったら,せっかくメニューがあるのにですよ,今までの大地震の教訓からほとんどの方が建物とか家財道具に挟まれて,倒れてきたものでお亡くなりになるという例が多いわけですから,その点については,このメニューの中には家財道具の固定も入っていますよね,一緒にやるようになっていますので,この点はぜひ進めていただくというような,そういう市の方のやっていただくんだというようなそういう意気込みが要るんでないですか。申し込んできたらするわというようなことでは,私はいかんと思うのですけども,どのようなそういう積極的にお取り組みを進めていくのですか。例えば,補助金をふやすとか,そういうことをぜひやってほしいのですけども,どうでしょうか。 ◯ 芳賀住宅課長  耐震補強の補助金制度というのは,どちらかというと,そのほかのことに比べて非常に手厚くなっておりまして,本格耐震改修ですと,限度額はございますけれども,4分の3,補助金が出ます。それから,簡易耐震補強の方につきましても,3分の2,補助金が出ます。そういったことで,補助金ということに関してはかなり手厚く,これはもう全国的なそういう防災の予算ということになっておるわけでございますけれども,あとは,やはり啓発といいますか,耐震の重要性というのをやはり理解していただく必要があると思いますので,従来からも木造住宅に関しましては,一軒一軒回って,市内既にもう二巡しておりますけれども,まずは耐震診断をお願いするというような作業をしております。  あるいは,ショッピングセンターで耐震の一日そういうスペースを設けて,耐震相談というようなこともやっております。平成27年度からは,県の方もそういう耐震について,ここ10年間やってきたことをさらにグレードアップといいますか,ということで県下統一してそういった木造住宅に対する補助金制度を要綱化するというような作業にも入っておりますので,そういったものも含めながら,今後ともそういった啓発事業ですか,お知らせの事業というのは十分にやっていって,なるべく多くの市民の方にそういった耐震改修の重要性を理解していただいて,なおかつ実際に耐震改修をやっていただくというような方向に持っていきたいと考えております。 ◎ 佐野委員長  ほかに質疑はございませんか。                         [「なし」と言う者あり] ◎ 佐野委員長  質疑なしと認めます。  よって,住宅課への質疑を終結いたします。                         [契約検査課 当局説明] ◎ 佐野委員長  これより,契約検査課に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 天羽委員  契約検査というので,検査のことについてちょっと教えてほしいのですけども,例えば,今,南中学校が工事しよんですけども,2年間にわたって工事しよんですけども,途中の検査というのは何回ぐらい検査課は検査するのですか。 ◯ 仲契約検査課長  新中学校の検査につきましてですけれども,新中学校の開校予定もございまして,検査につきましては,各部分,部分の検査を担当課の方でまず行われておるようでございます。備品の搬入等々も行いまして,最終的に契約検査課の方で竣工時に検査をするという予定になっております。 ◎ 天羽委員  そうすると,契約検査課というのはもうあれですか,竣工検査しかないということでよろしいのですか。 ◯ 仲契約検査課長  最終的に完成時の検査ということで聞いております。 ◎ 天羽委員  聞いとるんでなしに,契約検査課は竣工検査しかしないのですかということでお聞きしとる,確かめておきます。 ◯ 仲契約検査課長  そういうことです。 ◎ 天羽委員  そうすると途中の品質検査とか,各部分,部分のでき上がりというのは担当課が検査するということですか,そういうことでよろしいのですか。実際の材料が適切に,品質が適合しとるとか,そういう確認は担当課がするということは,教育委員会がするということでよろしいのですか。 ◯ 木村副市長  工事の一般的なお話を申し上げますと,まず,いろんな検査があるのですけども,例えば,こういう資材を使いたいと発注者側に承認願が出てきたりするのですね。例えば,こういう鉄筋使いたい,こういう生コン使いたい,それぞれ現場の担当者が品質に合うたものかどうか全部チェックします。すると,例えば基礎部分とか,くいの部分とか,もう見えなくなるような部分に関しては中間検査をそれぞれまたやります。契約検査課の方に依頼が来る,また,担当課の方から検査してくださいよと,また,契約検査お願いしますというのは,例えば,中間払いがあるようなときですね,年度を超えて出来高の9割をお支払いすることができるという規定があるのですけど,そのときには担当課の方から契約検査課の方の検査官に検査してくださいと依頼が来ます。  今回,南中学校の件に関しては教育委員会の中で進めておるのですけども,契約検査の方にはまだそういう依頼が来ていないということだろうと思うのですけども。私も現場をやっとったときには,何回も中間検査をやって,中間払いを,出来高払いをしたときがあるのですけど,そのときにはやっておりました。  今回,南中学校の方は途中の検査がまだ来ていないということで,ちょっとそれはまた聞いてみますけれども,一般的にはそういう流れでございます。  以上でございます。 ◎ 天羽委員  だから,途中,途中の検査は誰がするのですかと教えていただけたらと思うのです。誰が検査をするのですか。 ◯ 仲契約検査課長  先ほど副市長の方からお答えいたしましたように,中間払い等の申請がございましたら,そのときには契約検査課の方で検査はするということでございます。  ただ,最初に述べましたように,備品の搬入等々の関係で行っている部分に関しては,担当課の方で検査をしているというところでございます。 ◎ 天羽委員  途中で例えば,くいを打つときとか,鉄筋をはめるときにちゃんと本数が合うとるとか,それなりの鉄筋が入っておるかというのは,誰が確認するのですか,教えてくださいと私は言いよんです。教育委員会の職員が検査するのですか,それをちょっと言うていただけたらと思います。 ◯ 仲契約検査課長  先ほどおっしゃられましたくい打ちとか,大きな工事につきましては,担当課であります教育政策課が現場の方で見てはおるかどうか,ちょっと確認がこちらの方ではできてはいないのですけれども。 ◯ 木村副市長  今回,管理委託をしとったんかな,ちょっと教育──そしたら,管理委託された業者がまた設計コンサルタント資格を取ったものが現場管理のことも,業務を恐らくしていると思う。  例えば,金磯の南ポンプ場のときでもそういう管理業務を委託しておりました。ですから,日常のそういうチェックも委託をしておりますし,なおかつ職員が,例えば,写真を撮って確認する業務に自分が写り込むとか,そういうような立ち会いもやっておりますので,それはもう日常的な業務でございます。  以上でございます。 ◎ 佐野委員長  ほかに質疑はございませんか。                         [「なし」と言う者あり] ◎ 佐野委員長  質疑なしと認めます。  よって,契約検査課への質疑を終結いたします。                          [競輪局 当局説明] ◎ 佐野委員長  これより,競輪局に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 片田委員  ちょっとお伺いしますけど,建てかえの計画がたしかあるのですよね,競輪場。 ◯ 南競輪局次長  建てかえの計画とまでいうような部分は,ちょっとない状態でございます。説明のところでちょっと触れなかったので,あれなのですけれども,本年2月20日に,あり方検討会議の方を設置をさせていただいております。これは,四国大学の牧田教授を委員長にいたしまして,競輪関係,外部の委員さん,委員長も含めて9名からなる検討会議なのですけれども,そちらの方を2月20日に設置いたしました。これまでに,2月20日の第1回目の会合と,それと,2月28日にちょうど岡山県の玉野競輪さんが記念競輪を行っておりましたので,そちらの方で場外発売の様子を高松競輪場で拝見して,それと本場開催の様子を玉野競輪場を訪問して視察を行っております。  次回は第3回の会議になるのですが,それが4月以降を当然予定をしております。予定といたしましては,そのあり方検討会議が9月に報告書を上げるような形で今,事務局としては進めているところなのですけれども,そちらの方の結果を待ちまして,最終的に競輪事業の運営形態あたりが決まってくるのかなと思っております。  ただ,議員御承知のように,現在,メーンスタンドという部分が,もう既に耐震の補強工事を本来しなければいけない対象の物件となっております。事業をどういうような形で進めていくかにもよりますけれども,どちらにしてもその建物については,建てかえ,もしくは今さら耐震補強工事というのは多分ないのかなと思うのですけど,建てかえをする方向で,事務局の方としては検討していきたいというふうに思っているのですが,そのあり方検討会議の結果を受けて,具体的な施設の建てかえなり,整備計画というのを改めて立てる必要があるのかなというふうに考えております。 ◎ 片田委員  建物が古くて,お客さんの方からも暑いとか,寒いとか,そういう苦情もたくさんあって,それに応じるにも,やっぱり設備,施設老朽化があってできないという話を伺ったのです。だから,それに絡んで建てかえをお願いしたいと思ったのです。  それと,それには関係ないのですけども,私も,多分,局長さんは御存じだと思うけど,以前,競輪でおりまして,臨時従事員で,だから,従事員の方をたくさん知っているのですよね。あっちこっちで会って,それで,従事員さんの話を伺いますと,職場でのちょっと何というかな,職場の仕事の内容によって多少処遇に差があるというのをたくさん聞いたのです。それで,局長さんは人事にはかかわらないというお話をお聞きしたのですけど,そこら辺はどうなのでしょうか。 ◯ 坂東競輪局長  当然,競輪局長としましては,全体のことを見ないかんので,かかわらへんということはないです。それで,そういうふうな係がおりますので,その係,そしてまた,現状も見まして,そういうふうな中で判断しております。  それで,だんだん議員さんも御承知のように,年々従事員というのは減ってきております。そういうふうな中で,現在,収支改善計画を進行中でございますので,ほかからなかなかとれないというのも現状でございます。そういうふうな中で,現在おられる方の従事員さんをどういうふうにお仕事の方で回していくかということで,今現在,局内でも検討して,そしてまた,組合の方ともお話をしまして,そういうふうな中でやっております。それでまた,配置につきましては,必ずうちだけが勝手に決めるのではなしに,組合の委員長さん,そして幹部の方と御相談いたしまして決めておりますので,御理解願いたいと思います。 ◎ 片田委員  はい,わかりました。ありがとうございました。 ◎ 天羽委員  法律でそういう不特定多数の人が出入りするところは,耐震補強をするか,それができなければ壊すとか,そういうふうなことが決まっておるのですか,その点についてちょっと,いつまでにせなあかんとか,そんなんがあるのですか,その建物について。 ◯ 南競輪局次長  平成28年度に当該建物の耐震基準を満たしているかどうかについて,公表する義務づけがあるというふうに認識しております。ですから,局の方といたしましては,平成27年度のあり方検討会議の報告を待って,平成28年度までに建物の方をどうするかという部分についての見通しを利用者の方にはお示しをしたいというふうに考えております。 ◎ 天羽委員  平成28年度までに何を公表するのですか,その耐震度というのか,どんだけ丈夫かということを発表するのですか。 ◯ 南競輪局次長  公表しなければいけないのは,競輪局の場合はメーンスタンドが耐震基準に合致しているかどうか。というか,全ての施設について,不特定多数の入られる全ての建物について,耐震基準を満たしているかどうかということを公表する必要があるというふうになっているのですけれども,競輪局の場合は,メーンスタンドの部分について,耐震基準を満たしていないと思っておりますので,その部分について耐震基準を満たしていない旨の多分公表と,それと今後,その建物についてどういうふうにその耐震基準を満たすようなことを行うかという部分について,公表したいというふうに考えております。  具体的には,先ほど片田委員さんからも御質問がありましたように,建物の整備を年次的にどのように行っていくかという部分について,耐震基準を満たしていないのと同時に,公表していくことになろうというふうに考えております。 ◎ 天羽委員  わかりました。もう一点。ミッドナイト競輪を,高知競輪を借り上げしてやるという意味がちょっとようわからんのですけども,実際,そしたら高知競輪でレースはあるということですか,小松島では走らんということですか。 ◯ 坂東競輪局長  借上施行というのは,今おっしゃったように,うちの場合は,ミッドナイト,夜しますので,ナイター設備等がついておりません。それで,それに関することも開催の方の準備と,ミッドナイト競輪,ガールズが来ますので,ガールズの方の控室とか,シャワー室,それと宿泊に関することもまだ終わっておりませんので,うちの場では開催するのは不可能ということで,高知競輪を借り上げて,そして,借上料を払って,それで高知競輪場でする予定でおります。  高知競輪場に限ったことじゃなくて,今,ミッドナイト競輪場で改修しているところが近くでは玉野競輪等もございますので,今後,どういうふうなところでしていくかというのは,また,下半期のことで。おととい初めてミッドナイト競輪の協議会を立ち上げまして,第1回目の会が終わったところでございますので,また,下半期について終わったら御報告したいと思っておりますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 佐野委員長  ほかに質疑はございませんか。                         [「なし」と言う者あり] ◎ 佐野委員長  質疑なしと認めます。  よって,競輪局への質疑を終結いたします。  これより以降は,委員により協議を行いますので,行政当局には御退席願います。                           [理事者 退室] ◎ 佐野委員長  23日自由討議の議題については,この後に予算決算常任委員会理事会を開会し決定いたしますが,委員の皆様より御意見がありましたら,ここでお聞かせください。  御意見はございませんか。 ◎ 石原委員  今,話題の地方創生に関する取り組みというか,どう対処するのかという内容がええかなというように思いますけど。 ◎ 佐野委員長
     ほかにございませんか。                         [「なし」と言う者あり] ◎ 佐野委員長  ただいまの御意見を参考とし,この後の理事会で自由討議の議題を決定することといたします。  なお,冒頭に申し上げましたように,市長に対する総括質疑については通告制としておりますので,質疑のある委員におかれましては,本日の午後3時までに発言通告書の提出を願います。  以上で,本日の日程は終了いたしました。  次会は,23日午後1時再開,自由討議,市長に対する総括質疑,討論,採決を行います。  本日は,これをもって散会いたします。                        [閉会 午後 0時00分] Copyright (C) 2005 Komatsushima City Assembly, All Rights Reserved....