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平成27年予算決算常任委員会 本文 2015-03-17

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  1. 小松島市議会 2015-03-17
    平成27年予算決算常任委員会 本文 2015-03-17


    取得元: 小松島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    2015年03月17日:平成27年予算決算常任委員会 本文                        [開会 午前10時00分]  -質 疑-                           [水道部 説明] ◎ 佐野委員長  以上で水道部からの説明は終わりました。  これより,水道部に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 安平委員  水道事業長期基本計画の策定で688万円を見込まれておるのですけど,たしか5年ほど前に長期ビジョン計画とかいうのを策定されて20年間の計画はつくられていたのではないかなと思うのです。だから,今回つくられる長期基本計画というのを,ちょっと説明をお願いしたいと思います。 ◯ 尾山水道課長  安平委員さんから,水道事業長期基本計画の趣旨並びに業務内容の説明をということで承りました。  この業務内容,趣旨に関しましては,平成18年度に策定いたしました小松島市水道事業経営計画でございますが,平成19年度から平成28年度までの10年間を計画の目標期間として策定させていただいております。  また,平成21年3月に策定した小松島市水道ビジョンに関しましては,計画目標期間を平成30年度までの10年間で設定しており,期間の中間点である平成25年3月にはこれまでの事業の進捗状況を確認するとともに,現在の状況と,それに伴う将来見通しを踏まえ,実現方策の改善について検討し,計画期間の後半の中期計画として改定を行っております。  その後,国では全国的に少子・高齢化による人口減少が進展する中で,水道事業者にとって給水人口や給水量が減少し続ける社会の到来と,東日本大震災を踏まえた水道の危機管理のあり方,抜本的見直しにあることを踏まえ,水道事業の現状評価と課題について水道サービスの持続性の確保,安全な水の保障,危機管理への対応の徹底の観点から50年後,100年後の将来を見据えた新水道ビジョンの策定について推奨されております。  このような経緯を踏まえまして,将来にわたり給水人口,給水量の減少が想定される中,小松島市の水道は持続的な経営をより重要な事項として水道事業運営を行っていく必要があります。本業務では遠い将来,50年先でございますが,水道システムのあり方を検討し,これに基づく施設整備について計画期間内での整備時期や予算の平準化と費用の最小を図るため,アセットマネジメントの視点を考慮した事業計画の策定を目的といたしております。  したがいまして,今回の水道事業長期基本計画を長期的な構想の柱として,これまでの小松島市水道ビジョンの内容を検証しつつ,小松島市水道施設再構築基本計画を立てて,この計画をもとに,小松島市新水道ビジョン並びに計画期間終了時期を迎える中期経営計画を改めて策定するものでございます。  内容,趣旨に関しましてはそういうことでございます。 ◎ 安平委員  今のお答えだったら,僕が言っている公共施設等の管理計画ということになろうかなと僕は考えているのです。水道部がそういう形で,今持っている資産をどういうふうに長期的にしていくのかということを計画するということはいいことだと思いますので,2年間かけてしっかりとつくっていただきたい。  ただ,この長期基本計画というこの名称,これはちょっと直された方がいいかなというふうな気がします。これ,間違いやすいですよね。
     以上で終わります。 ◎ 出口委員  ちょっと教えてほしいのですけども,平成27年度の当初予算にも載っておりますが,消火栓設置負担金という,消火栓を設置する事業があるようですけれども,これ,今市内各所に消火栓があるのですけれども,これは水道の担当というか所管でやっておるのですか。ちょっと消防みたいに思うのですけれども,そのあたりはどうなんですか。 ◯ 尾山水道課長  出口委員さんの御質問にお答えさせていただきます。  当然,水道管の上に消火栓というのは乗っております。水道管の上に設置する上で,事業としては水道課が当然しなければならないということでございますが,費用負担に関しましては一般会計からいただけるものと,いただけないものという区分があります。いただけないものというのは水道部が独自に新たに管を更新した場合等々によって,一般会計からの予算をいただけない部分も若干ございます。 ◎ 出口委員  そういうことであればお聞きをしたいのですけれども,市内に消火栓が何カ所あるか,私も把握はしていないのですけれども,ことし,去年はそんなに火災は多くはなかったのですけれども,おととし,さきおととしと大変火災発生が多かったということもあって,私も身をもって体験したのですけれども,既存の消火栓が十分効果といいますか,簡単に言えば消火栓からなかなかホースにつないで放水ができないような状況の所があるように思うのですね。ですから消火栓の,それは設置をしてもう何十年もたっておる所もあるだろうし,そういう消火栓自体の機能の低下もあるだろうし,環境の変化もあるだろうと思うのです。その辺,一回水道が所管であれば市内の消火栓の状況というのを点検なさった方がいいだろうと思うのです。火事がいってホースをつないでもなかなか水が出ん。ホースをつなぐこと自体が難しいというような消火栓が現実にあるのですよ,市長,笑い事でないのですよ,これは。だから,消防だったら消防で結構ですけれども,消火栓設置が水道の事業であるというふうなお答えだったから言いよるのですよ。そのあたり,どういうふうにお考えになっていますか。 ◯ 尾山水道課長  先ほどの私の答弁がちょっと至らなかったので申しわけないのですが,当然管理は消防が行っております。うちの方としては,先ほどの答弁をさせていただいたのは,消防から依頼があって収入,水道部の方にお金をいただけるものと,既存の更新事業等々でお金がいただけないものについてはありますと。ただ,維持管理に関しましては当然水道部の所管ではございませんので,改めて消防の方で日々の点検等々を行っていただいているというふうに認識しております。 ◎ 出口委員  そういうことであれば,消防のときにまた聞きますけれども,ありがとうございました。 ◎ 天羽委員  平成27年度,新年度の予算の中に中田の水源地の再開発の予算は入っておるのですか。 ◯ 尾山水道課長  当然長期計画,基本計画の中で中田の必要性,あり方等々についてを再検討するということで,事業費については,工事等々については予算化はしておりません。 ◎ 天羽委員  調査は既になさっておるのでしょう,ことしか去年に予算がついておったと思うのですけども,そういう事前の調査というのはもう終わったのですか。 ◯ 尾山水道課長  昨年度から今年度にかけまして基本計画,中田浄水場の再構築についての基本計画は業務は行っております。ただ,前年度ですか,安平議員さんからも先ほど申しました耐震化計画,ステップ1から4までの優先順位の中で,1,2が終わっていないのに3の中田を再開することはいかがなものかという御質問,御指摘もございました。その中で,来年度の再構築の中で中田の必要性,南部の必要性等々,それと,当然おくれております配水管の耐震化についてもいろいろ検討して,PDCAサイクルにのっとってチェックして,また見直すということも必要かと考えております。  以上でございます。 ◎ 天羽委員  ちょっと現在の水源地というのは田浦にあるのですけれども,中田を再開するということで,ちょっと2点ぐらい心配しておることがあるのです。その1点目は騒音ですよね。今回の再開に当たっては,水源地がまちの中にありますわね,周辺にもおうちがたくさんありまして,そういう騒音が出ないのかどうかという心配と,それと,現在田浦でも1日2万トン以上くみ上げないという協定を地元と結んでおりますわね。そういうことで地盤沈下とか,そういうこととか,周辺の井戸水の枯渇というものが心配されますので,そういうふうな事前のアセスメントというのですか,そういうのはもう行われておるのですか。 ◯ 尾山水道課長  中田浄水場の基本計画の中では,周辺の井戸の調査は当然行っております。当然,再開するに当たって取水する量等々によりまして,そこら辺も勘案しなければならない状況とは存じますが,まだ事業着手ということには至っておりませんので,今後,来年度に向けて再構築の検討の中で考えていきたいと考えておりますので,御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ◎ 天羽委員  最近のエンジンというのですか,ポンプというのは,それは静音度は向上しておるとは思うのですけれども,ぜひ騒音の問題,また地下水の問題がありますので,十分周辺の皆様方とよく事前に協議していただきまして,再開する前には同意というのか,そういう説明を十分して,納得していただけるような手続をしていただけるようにお願いしたいのですけども,そういうことはしていただけるのですか。 ◯ 尾山水道課長  当然,中田浄水場を再開するとなったら,周辺住民の地元説明であるとか,計画の概要についても関係各位と協議していきたいと考えておりますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 天羽委員  ぜひ,そういうふうにしていただきたいということを求めておきたいと思います。  終わります。 ◎ 佐野委員長  ほかに質疑はございませんか。 ◎ 北野委員  ちょっと済みません,教えてください。20ページの用地費2,500万円,これはどこの用地の購入の予定でしょうか。 ◯ 尾山水道課長  先ほど説明させていただきましたが,田浦浄水場から田浦配水池までの間について,今現在,水道部の施設の前に既に購入している土地があると思うのですが,それから佐那河内線までの区間,もしくは芝生─井口線ですか,配水池から降りてきたすぐの芝生─井口線があるのですが,それから配水池までの山についても既設の送配水管が入っていますので,現状の道路の中には送配水管は,付随しながら当然布設を行わないといかんので,今の現況の道路の中には到底入る余地はございませんので,そこの間についても用地取得が必要と考えております。 ◎ 北野委員  今の説明では,県道から北側の用地と,それと芝生-井口線から山,配水池までの用地の購入費というように理解してよろしいですか。 ◯ 尾山水道課長  今のところは,それだけは当然最低限必要ということで,今現時点で申しているのは,その2つは間違いないと。  もう一つは,今の芝生-井口線に関しましても水道管が入っておるのですが,送水管が入っておるのですが,あの現況道路もかなり狭小でございます。そういったことで,それより若干北側に2メートル程度の市道,未舗装の市道,田浦何号線だったかちょっと忘れたのですが,の用地がございます。その間についても送水を水道用地として市道拡幅をして購入する必要があるということで,今の段階ではそこに関しても,当然地元におろしていませんので,今のところ何とも言えませんが,計画上はそこの区間に入れるしか手だてがないということで御理解いただきたいと存じます。 ◎ 北野委員  はい,わかりました。  もう一点。下王子神社のメーターの件で修理か補修か説明がありましたけど,これは何ですか,下王子神社内のメーターを,これはそこへそのままする予定ですか。県道で歩道の整備で少しかかるように聞いておったのですが,その点,説明をお願いします。 ◯ 尾山水道課長  議員さんおっしゃるとおり,当然今,佐那河内線歩道拡幅工事を行っております。ただ,テレメーター施設に関しましては,拡幅の起業用地内にはテレメーターの電柱とケーブル等々しか入っておりませんので,それの移設についてはその拡幅工事の中での公共補償等々の対応になるかなと。ただ,井戸の部分につきましては,もっと奥側の公民館側にございますので,それについては当然,下王子神社の関係者の方とまた協議させていただいて,詳細は詰めていきたいと考えております。  以上でございます。 ◎ 北野委員  わかりました。下王子神社の総代とよく相談しながら事業を進めてやっていきたいと思いますので,よろしくお願いします。  以上です。 ◎ 佐野委員長  ほかに質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 佐野委員長  質疑なしと認めます。  よって,水道部に対する質疑を終結いたします。  小休いたします。                        [休憩 午前11時00分]                        [再開 午前11時09分]                           [運輸部 説明] ◎ 佐野委員長  以上で運輸部からの説明は終わりました。  これより,運輸部に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 出口委員  これ,大ざっぱな話で申しわけないのやけど,結局70年間続いたバス事業が廃止になるということで,市民も大きなショックといいますか,感慨を受けておるのですけれども,これ,いろんな思いがあるだろうとは思うのですけど,ちょっとお金の話で申しわけないのやけど,廃止をするに当たって,結局どのくらいのお金がかかるわけですか,整理をするのに。概算でも結構ですけれども,わかりましたら。 ◯ 吉岡運輸課長  出口委員からの質問,かなり大ざっぱな形になると思うのですけど,今回補正に上げました部分でありますとか,除却に係る分でありますとか,あとは細々したところで3月31日記念式典を行いますし,終わりに当たってする事業というのを大まかに見れば最後の残務処理に係る経費もその分に含まれるのかなというふうに理解しております。  後ほど,一般会計の方でも平成27年度分の清算事業として700万幾らある分と,今回の補正予算に係る分,これが全て,それが係るとは申し上げにくいのですけど,大きなところで言えば平成27年度以降に年次,年次に返していこうとした分を一括で償却する分に係る分というのは,そういうふうに係るというふうに理解しております。  以上でございます。 ◯ 溝杭運輸課係長  ちょっと重複にはなるのですが,まず今回の補正予算に計上させていただいております7,576万円というのが他会計借入金に対しての残債分でございます。こちらの分と,それと平成26年度,今年度を閉めたときに未払い金等の金額が残ります。これはまた後段,総務課の当初予算の方で御説明させていただきますが,3月31日までに支払いを終えなかった分につきましては,平成27年度の一般会計予算の方から支出すると,これが376万円ほど見込んでおります。  それと,バスは平成26年度に終了いたしますが,決算業務と法定業務を行う必要がございまして,それに係る経費として48万5,000円,これも平成27年度の一般会計予算から支出する予定でございます。  それと,閉めるに当たりまして,3月31日に記念式典を行う予定で,これを数十万円,式典の経費として見込んでおります。  それと,直接的ではないのですが,退職給付引当金と申しまして,我々,バス事業で勤務した,毎年毎年勤務することに応じまして我々の退職金が計算上は積み上がっている分,これが退職したときに一般会計の方が実質的に負担するような形になります。これが大体1億5,000万円程度。それと,厳密に言えば賞与が6月に支払われるのですが,これが12月から3月分までの4カ月分はバスで勤務した分がございます。これが780万円程度,これは異動先の会計が6月の期末勤勉支払い時に支払うというような形になります。  それと,これにつきましては金額は算定いたしておりませんが,今,バスの営業所,それと工場の方,もし施設を除却するとしたらその除却費用がかかると。これについてはちょっと済みません,金額は今算定しておりません。ちょっと考えられる負担,今後かかる経費等は大体以上のようなものと考えております。 ◎ 出口委員  わかりました。人件費とか退職給与引当金とかいうものは,それは当然かかるわけですから,それはしようがないと思いますけれども,思っておったよりそんなに大きな負担をかけずにといいますか,無事に役割を終えるということについては,関係者も大変だっただろうと思うのですけれども,ちょっと今の説明で安心はしました。ありがとうございました。 ◎ 天羽委員  関連してお聞きするのですけれども,今,退職金のことはおっしゃいましたが,前は移籍した後の給料まで算定していなかったですか。民間に移管する場合としない場合ということで。  それと,今,議長もおっしゃったのだけど,資産の評価はどれぐらいあるのですか,今持っておる資産の評価,土地の評価はどうなのですか。 ◯ 溝杭運輸課係長  済みません,まずは運転手さんの給与につきましては,存続する場合と移譲した場合との比較の中で,当然移譲した後も運転手さんの人件費がかかるというようなことで分析上申し上げました。それにつきましては,8名残っておりますので,その分で言えば,人によって在職年数が異なりますが,今の段階で言えば多分6,000万円から7,000万円ぐらい給与手当等はかかると思います。  それと,資産につきましては,固定資産税が建物とかも残っておるのですが,実際に売却するとなると建物で売却収入というのを得るというのは難しいと思いますので,残るは土地だけということでございます。ただ,土地に関しましては一応帳簿価格上は1億3,600万円と計上されておりまして,評価額もちょっと今ははっきりと数字は持っておりませんが,それよりもちょっと高い数字だったと思いますが,実際に売却したときにどの価格で売れるかということにつきましては鑑定等をしておりませんので,大体1億3,000万円プラスマイナスというところではないかとは思っております。  以上でございます。 ◎ 天羽委員  6,000万円というのは,運転手さん全員の生涯の賃金ということですか,退職までの。 ◯ 溝杭運輸課係長  1年分でございます。 ◎ 天羽委員  そうすると,8人やから5億円ぐらいやね。 ◯ 溝杭運輸課係長  8名で1年間それぐらいの金額,6,000万円か7,000万円ぐらいになろうかと考えています。 ◎ 天羽委員  そういうのをちょっと出口委員がおっしゃったのですけど,そういう資産と費用というのをちょっと出してみたらどうなのですか。評価をしていただいたらわかりやすいと思うのですけれども。そんなことはもうしないのですか,やめる際に。 ◯ 溝杭運輸課係長  今回,移譲ということで,平成27年度から開始されるわけですけれども,それの実績との比較の中ではちょっと積算,運転手さんの人件費というのは積算するようになろうかと思います。  それとあと,ちょっと資産の点で1点申し上げるのを忘れておりましたが,バス車両ですね,これにつきましては平成27年度に徳島バスさんに売却する予定でございまして,これも平成27年度の一般会計の歳入予算の方に計上しております。これが613万円の予定でございます。
     以上でございます。 ◎ 天羽委員  徳バスに移譲した,そういうメリットというのか経済的な効果と,それと負担しなければならない退職金とか,毎年6,000万円払わなければならないとか,そういうのをちょっとやっぱり比較してみてくれたらいいと思いますので,その辺,できたらということでお願いしておきます。  終わります。 ◎ 安平委員  関連でお聞きします。  今,言われていた資産ですけれども,土地,それは今名義は当然バスの名義になっておるのですか,それとも市の名義になっておるのですか。 ◯ 吉岡運輸課長  今の名義に関しましては小松島市ということになっております。 ◎ 安平委員  そうしたら,今1億3,600万円の資産があるというお話だったんやけど,それは市のものなのでしょう,そうではないのですか。 ◯ 溝杭運輸課係長  法人としては一般会計も企業会計も異なることなく小松島市ですので,名義等については小松島市の名義ですけど,所管会計という点では企業会計になっております。これも4月1日をもちまして企業会計が閉鎖になりますので,それに伴いまして市長部局,一般会計の方に所管がえというような形になる予定でございます。 ◎ 安平委員  先ほどの答弁で,バスは売ります,建物も売りますとかいうお話があったから,ほんならこれについておる土地も,例えばバスが売るのかな,そんなことはできんでしょう,市のものでしょう,そういうことでしょう。それをちょっと僕,今疑問に思ったからお聞かせ願いたいなと思ったのです。 ◯ 溝杭運輸課係長  土地については簿価が1億3,600万円ありますので,もし売れるというような話になれば,その前後の金額ぐらいの価値があるのではなかろうかというお話をさせていただきまして,たちまち売る予定も今のところはございません。申しわけございません。 ◎ 安平委員  そこで1億3,600万円の値打ちがある。だけど,それはあくまでも市の土地なのだから,バスが勝手に売るという話ではなくて市長が決める話になるわけでしょう。企業管理者が決めるわけではないというふうに思いますから,その辺をちょっと聞いたわけです。 ◯ 溝杭運輸課係長  おっしゃるとおりでございまして,それと,バスの会計がある間はバスが利用しますので,当然売却という話については一般会計所管後,検討後というような話になりますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 佐野委員長  ほかに質疑はございませんか。 ◎ 北野委員  市営バスの民間移譲についてお聞きしてよろしいですか。  まず最初に,これは市民生活課が出しておるのですけど,市民生活課に聞いてもわからない点をちょっと教えていただきたいと思います。  市営バス廃止に伴い,小松島市営バスの路線は徳島バスが運行いたしますということであります。そのうち,市バスのみの単独停留所が何カ所あって,その後の停留所はどのようになるのか,それをちょっと教えていただきたいと思います。 ◯ 吉岡運輸課長  単独の停留所については,今,田浦線の田浦東と日赤の玄関前というふうに2点ございますが,この件に関しましては従来どおり徳バスさんはとまっていません。ですから,さっき横瀬線なのですけれども,横瀬線が出てきた場合には田浦東は従来どおり徳バスさんはとまらない。小松島市営の移譲をする分に関してはとまりません。日赤の玄関前に関しても今の運行どおりの形になると思います。  以上でございます。 ◎ 北野委員  そうすれば,今は市営バスカラーが,単独停留所がとまっておりますけれども,4月1日からになれば徳島バスカラーが1日中多分走ると思うのですけれども,市バスカラーがその中に混じって走るのか,それで,徳バスカラーが単独停留所でとまる場合もあるのか。ちょっとわかりにくいですけれども。今までの市バスの3便について,徳島バスカラーが走るのかどうか,それをちょっと教えてください。 ◯ 吉岡運輸課長  北野委員さんの御指摘のとおり,現在3月31日までは,仮に田浦東のところでバスを待っておったら市バスカラーが確実にとまるようにはなっておる状況なのですが,4月1日以降に関しては,これは技術的な問題もありまして,先ほど説明もあったのですが,8台は譲渡する分があるのですけれども,これが徳バスとして走れるようになるまでの期間,改造期間というのがありまして,2週間から3週間ぐらいは小松島市の市営バスの赤バスというのは一旦走ることはできません。改造に係る日数がありますので,その間というのは横瀬線と田浦線というのは混在しておる状況の中なのですが,徳バスカラーのバスしか走らない状況というのが続くようになると思います。なので,田浦東から御乗車される方は,特に時間で気をつけて待っておっていただけたら。  それと1つ,方向幕があるのですけれども,走ってきよるバスが徳島駅行きになっておるのは徳島バスです。日赤という形になっておるのが小松島市営バスという,色分けはできていないのですけど,そこで御判断いただくような形になろうかと思います。 ◎ 北野委員  徳バスカラーが走ってきて,田浦停留所で待っていてもとまるバスととまらないバスがあるというように理解してよろしいのですね。 ◯ 吉岡運輸課長  はい,おっしゃるとおりでございます。 ◎ 北野委員  しばらくそれで運行するということで,それはずっと続くのですかね。 ◯ 吉岡運輸課長  先ほども申し上げましたとおり,改造期間が終了すれば優先的に田浦線に関しては赤色のバスが走るというふうに徳バスの方からは話は聞いております。2週間から3週間ぐらい,8台入るので,順次走るようになると思いますので,当然,和田島線も立江線もございますので,それをどこを徳バスさんが順次優先的に使うかというのは,徳バスさんのお考えではないかと。 ◎ 北野委員  3週間ぐらいしたら単独停留所は小松島市営バスカラーが走るということで理解してよろしいのですか。 ◯ 吉岡運輸課長  長くて3週間と聞いておりますので,そこら辺は,向こうの徳バスさんが改造しますので,ここで確約というか,こうなりますよという,話は3週間と聞いておるのですけど,ただ,おっしゃるとおり改造が終わって走れる状態になったら,当然田浦線は赤バスが走って,田浦東は赤バスがとまると。徳バスが今の3月のとおり,そういうふうな状況になるということは聞いております。 ◎ 北野委員  まあ仕方がないかな。単独停留所は,今までどおり徳バスの路線はとまらないということですね。  それともう一点,私,これは前から言うんやけど,いわゆる小松島市営バス,今までどおり,その時刻に乗れば徳島行きはございませんので,今までどおり徳島駅,田浦ですけど,田浦から徳島駅へ行った場合480円,徳島バスに乗れば380円ということは,引き続きそのまま行くわけですね。 ◯ 吉岡運輸課長  御指摘のとおり,小松島市営バスに乗って日赤で降りて乗り継いだ場合は160円と,日赤─徳島間が320円で480円になります。徳島バスの横瀬線で乗った場合は直通で徳島駅まで行きますので380円と,この100円というのは今までどおりの運営になるかと思います。 ◎ 北野委員  わかりました。ありがとうございました。よろしくお願いします。 ◎ 杉本委員  今のバスの関係でちょっとお聞きするのですが,2週間か3週間,市バスの色で走らずに徳バスで走るというのは,機械の関係でその期間が2週間から3週間になるのだろうと思うのですけど,整備とかいろんな分ので。そうしたら,その間は市バスだけの停留所については何か案内か何かは出されるのですか。 ◯ 吉岡運輸課長  案内というか,実際に徳バスカラーが走ることというのは,その停留所にとまりますので,方向幕というバスの正面についておる何とか行きということで御判断いただくようになりますし,3週間たった以降も8台という形になりますので,徳バスさんの運営上,これが必ず今の小松島市の3路線あるのですけど,そこを必ずしも赤バスが走るということではないというような御理解をいただけたらと思います。 ◎ 杉本委員  いや,乗る方は,走る人は毎日走っているだろうと思うけど,乗る方は,きょう乗って,毎日乗る人も乗らない方もおいでるので,たまたまきょう乗りに行って,今まで赤バスが来るだろうと思って停留所で待っていて徳バスの色のバスが来たら,ああ,これに乗れるのかなと思うお客さんがおいでるわけなのです。そういう方にやはり後でいろんなお話でもめることがあってはいけないので,やっぱりサービス業というのはそういうことがあれば,停留所にでも,こういうことになりますので御注意くださいとかいうような案内を,やっぱり停留所にでも張っておかないと,お客さんから言うとバスが来たのに,徳バスが来たから乗れんと思って乗らなんだら,あれがそうだったということになると後でもめますので,やはり後でそういう説明をする機会においても,そういうふうに案内をしておけば運送法,やはりいろんなことでもめてもこれは停留所にこういうふうにお知らせをしておったということであれば,もめてもお話はできるのですよ。しかし,案内がない場合は,必ず後でもめたら,裁判まで行くことはないと思いますが,行っても後でやられます,運送法としては。そういうことぐらいのサービスは,私はするのが普通ではないかなと思いますけれども,どうですか。 ◯ 吉岡運輸課長  乗れる,乗れないという概念の話から言えば,恐らく杉本委員さんがおっしゃっておるのは老人優待に係る分の方の分をおっしゃっておるのかと理解しての話になるのですけど,基本,この用紙にも書いてあるのですけど,小松島市内を走っている徳バスカラーの車は,今は乗れないのですけど,老人優待の方でも乗れるようになるので,無料で乗れるようになるようになります。ただ,現金で乗られる方というのは小松島市営に乗っても,先ほど北野委員さんからもあったのですけど,乗り継ぎの場合は100円差額が出てくるのですけど,基本,その間を走っておるのは同じ料金で乗ることはできますので,杉本委員さんがおっしゃっておったのは老人優待で,優待券がこれが使えるかどうかということをお年寄りの方がちょっとわかりにくいであろうということかなというふうに私は理解したのですが。 ◎ 杉本委員  いいえ,私の言っているのは,この2週間か3週間の間,今まで市バスでしか乗れない停留所に徳バスが来るのでしょう,そういうことなのでしょう,違うのですか。今まで市バスのバスで走りよったのが,4月1日から2週間,3週間の間は整備か何かの間で徳バスのバスがそこに来るのでしょう。違うのですか。そういうことを私は案内所で書いておいてあげたら,乗る方は年寄りやそういうことと関係なしに,そこの停留所から乗られるお客さんにそういう案内をしたらどうですかというお話をしているのですよ。高齢者とかそんなのは関係ないのですよ。それは乗る方にそういう案内を出すというのは,私はサービス業としては当たり前ではないですかというお話をさせていただいている。だからそれとしていただける,しますというお話をいただいたら済むだけの話やけれども,それを運賃が高くなるや,全然違うお話をしていただきよるので,ちょっと話が合わないなと。 ◯ 吉岡運輸課長  済みません,私が勘違いしていました。失礼いたしました。  田浦東線だけが単独になりまして,先ほど日赤に関しては乗り入れしてくるのでわかりやすいかなと思うのですけれども,田浦東線に関しては委員がおっしゃるとおり,違う色のバスが走ってきたらちょっと困惑する可能性もありますので,停留所に注意喚起という形で御案内させていただこうかなと思っております。  以上でございます。 ◎ 杉本委員  今言いよるのは田浦東だけに固執されておるのですけれども,私はそういう意味で言っておるのではなくて,利用されるお客様に,今まで乗っているバスと違うバスが走ってくる場合は,そのお客さんに2週間か3週間の間はここの停留所においてはこういうバスが走ってきますので御利用くださいというようなお知らせをするのが,私はこれは当然と思いますけど。なぜ田浦東だけに固定するのかなと思うのやけど,それがお客さんに対するサービスなのですよ。その返事が田浦東だけやというのは,私はちょっとおかし過ぎると思うのやけど,どうなのですか。 ◯ 吉岡運輸課長  済みません,よくわかりました。うちが単独で走っておる分という考え方が,赤石から和田島の方とか,立江だけは徳バスが走っていなくて,今までは小松島市営バスのみが走っていた部分に関しての単独の停留所というふうな解釈をさせていただくのであれば,この御案内分というのは広報にも挟んでおります。先日,老人会,小松島市老人クラブの説明会にも私が出向かせてもらいまして,そういうふうになりますというのは御説明申し上げておりますが,実際は徳島バスが走ってくるということを実際にまだわからない方というのは中にはいらっしゃるかと思うので,その分に関してはよりわかりやすい方法でとれるように,また帰って協議して早急に対応したいと思います。 ◎ 杉本委員  ですから,そういう案内を,例えばの話ですけれども,和田島線においては小松島市営バスさんの方でお知らせを張るとか,徳島─小松島線については田浦あたりなんかは,そら市バスは全部張ってもいいのですけれども,部分的に寄るのであれば,徳バスにも徳島─小松島線ぐらいはかわりに張ってもらうとか,それは譲渡するのですからお互いに協力して,全部張ることはない,新しいところにも協力を求めて,そういうふうに区分けして張るようにしたら作業段階も手間がかからないだろうと思うので,そういうことを私は十分できるのではないかと思うので,そこら辺を協力して,お客さんに案内,親切なサービスができるように努めていただけたらありがたいなと思っております。  以上です。 ◎ 佐野委員長  ほかに質疑はございませんか。 ◎ 石原委員  運輸部が廃止後の,先ほどからあるような停留所の不備であるとか,いろいろ市民からの問い合わせ等々を受ける場所というのは,どこか設けるのですか。受ける部署というかね。 ◯ 鈴木運輸課係長  4月1日以降には徳島バスが完全に運営しますので,徳島バスの方にいろいろお問い合わせをいただいたらと思います。  また,それ以外のことにつきましては市役所の代表の方にかけていただきましたら,また各課で対応させていただくと思います。 ◎ 石原委員  ダイヤ等の運行については徳バスということですよね,今のお話やったら。さっき言よったバス停に不備があるとか,その他もろもろ,路線の問い合わせとかの部署というようなのはつくらないということでいいのですか。 ◯ 西照秘書人事課長  4月以降の組織の話になろうかと思います。御承知のとおり,3月で運輸部はなくなってしまいます。ですから,恐らくバス停とかいう資産も事業者の方に引き継ぐという形の中で,多分事業はやっていくと思います。ただし,先ほどお話がありましたように路線の話でありますとかというのは,当然市の方から徳島バスにお願いをするという中で,市役所の方にお電話をいただいたら,その辺の公共交通を維持するための考え方という組織は当然何らかの形では設けるような形になろうかと思いますので,一義的には役所でもそういう話についてはまず取り次ぐということにはなろうかと思います。 ◎ 石原委員  個々のまちづくりの関係で公共公営交通という中の担当部署の中で,そういった問題事であるとか,そういったことを受け持つ部署を今後つくるということでよろしいですね。 ◯ 西照秘書人事課長  はい,そのとおりと思います。ただ,事業に係る部分については徳島バスさんに全てお任せするというのが前提でございますので,そういうことになろうかと思います。 ◎ 石原委員  はい,わかりました。 ◎ 佐野委員長  ほかに質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 佐野委員長  質疑なしと認めます。  よって,運輸課への質疑を終結いたします。  午後1時まで休憩いたします。                        [休憩 午前11時48分]
                           [再開 午後 1時00分] ◎ 佐野委員長  再開いたします。  休憩前に引き続き部局別審査を行います。  総務部より説明願います。  説明の順序等については,部長に一任してございますので,各課担当者は部長の指示により説明を願います。                           [財政課 説明] ◎ 佐野委員長  以上で財政課からの説明は終わりました。  財政課に対する質疑はありませんか。 ◎ 安平委員  3月補正の8ページに,市総合グラウンド防災公園整備事業518万円を繰り越すということになっていますけど,この間の12月のときに防災公園整備というのはなくなったというようなお話を聞いたのですけど,その辺,どういうふうになられているのか。 ◯ 藍沢財政課長  ただいま,委員さんから御質問があった件につきましては,議案書の繰越明許費の8ページに当たる518万円,市総合グラウンド防災公園整備事業についてのことだと思います。この予算化については,9月補正において,防災公園としてその時点では予算を計上したわけでございますが,その後,この前の議案説明会において,2月27日になりますけど,今後は都市公園をメーンとした補助メニューを活用して,防災機能も合わせた形での整備をしていくという形で都市整備課の担当の方から申し上げたと思いますが,この予算につきましてはあくまでも基本計画ですね,都市公園としての整備をしていくに当たっての基本構想とか基本計画としての予算を繰り越して計上するというような流れになっておりますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 安平委員  繰り越す事務手続上はそういう形になるのかもしれないですけど,新年度に,例えば当初予算ですから,これ。だから事業名が防災公園ではなくて都市整備公園という形になるのではないの,それの設計をするという形になるのではないのですか。 ◯ 藍沢財政課長  現実的にはその事業,正確に言えばそういう形になります。都市公園という形での整備という中身になると思います。ただ,これは予算的には9月に計上して,こういった予算の議決をいただいておりますので,繰越予算の中でその名称を適宜変えていくというのは,ちょっとなかなか難しい運用がありますので,こういうことで,実態の運用としては都市公園としてをメーンとして整備していくというような中身でございます。 ◎ 佐野委員長  ほかに質疑はございませんか。 ◎ 天羽委員  歳入の固定資産税の,これは土地家屋償却資産と書いてあるので内訳はわからんのですけれども,土地が7億7,100万円なのですけれども,その内訳というか,去年と比べて土地はどうなっておるのか教えていただけますか。 ◯ 藍沢財政課長  議員さんの御質問にお答えします。  今年度計上した額,固定資産税の中の土地については7億7,100万円でございます。前年度当初に計上した額としては8億300万円ということで,前年度比3,200万円の減少という形になっております。  それからあわせてなのですが,家屋についても今年度は8億4,300万円を計上しておりますが,前年度が8億7,300万円ということで3,000万円の減少ということとなっております。  それから,償却資産につきましては前年度当初が2億2,600万円でございましたが,今年度当初は2億6,400万円ということで2,000万円の増,それらを総額として4億4,640万円の減となっております。 ◎ 天羽委員  土地の件ですけれども,3,200万円の減ということなのですけれども,これは評価が下がったということですか。そういうことですか。 ◯ 藍沢財政課長  詳細については,後ほど税務課の方に聞いていただければ非常にありがたいのですが,基本的には評価がえでまだ下がるという見通しの上,予算としては前年度比3,200万円の減ということで要求が来ておりましたので,そういったことで計上しているわけでございます。  以上でございます。 ◎ 天羽委員  わかりました。  あと,補正の方で,市バスの方に繰り出しが1億9,798万円あるのですけれども,これの内訳を教えていただけますか。補正の9ページかな。 ◯ 藍沢財政課長  1億9,721万4,000円の内訳でございます。総額としてはその額でございまして,平成27年度以降に支出予定としていた分の精算分として7,581万5,000円,だから除いた分が通常分ということになりますので,その分で申し上げますと,通常分は1億2,139万9,000円となっております。  以上でございます。 ◎ 天羽委員  済みません,精算するということなのだけど,退職かな,退職手当とかのあれですか。それと,水道へ返すやつかな。ちょっとそれの内訳もついでに教えてください。 ◯ 藍沢財政課長  失礼しました。精算分の7,581万5,000円の,朝ちょっとバスの方からもその話があったと思いますが,これの内訳でございますが,繰り延べ勘定償却,いわゆる退職金の減価償却分ですね。これの平成27年度以降に行こうとしておった分の精算分で3,781万5,000円,それから,水道からバスが借りておった分の長期借入分として3,800万円,精算分,合わせて7,581万5,000円となっております。 ◎ 佐野委員長  ほかに質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 佐野委員長  質疑なしと認めます。  よって,財政課への質疑を終結いたします。                          [議会事務局 説明] ◎ 佐野委員長  以上で議会事務局からの説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ◎ 出口委員  ごめん,ちょっと今のワンボックスカーでお聞きしたいんやけど,運転は誰がするのですか。 ◯ 石山議会事務局長  議会事務局の職員でございます。 ◎ 出口委員  主に,局長が言われた他市からの視察等に今タクシーを使いよるわね。それを職員が送り迎えするということで結構だろうとは思うのですけれども,それ以外の用途は考えられておるのですか。 ◯ 石山議会事務局長  前段申し上げましたが,四国管内の職員の研修等々,できるだけ車で移動できる範囲内につきましては公用車で移動したいと,経費節減のためにも公用車で移動したい。また,それに関しまして,それにあわせて委員会等の視察もあり得ますので,できるだけ用途範囲の広いワンボックスカーで購入をお願いしたいということでございます。 ◎ 出口委員  基本的には結構だろうと思いますので,これ,今もうごちゃごちゃ言うたって次はどうなるやらわからんのであれですけれども,新年度から,改選になってからになると思いますけれども,今,委員長がおっしゃったように委員会等の視察にも使いたいということであれば,その辺の仕様もやっぱり一回話し合いをしておく必要があるように思いますので,改選になった後の配慮をお願いいたしたいと思います。 ◎ 佐野委員長  ほかに質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 佐野委員長  質疑なしと認めます。よって,議会事務局への質疑を終結いたします。  2時5分まで休憩いたします。                        [休憩 午後 1時58分]                        [再開 午後 2時06分]                          [秘書人事課 説明] ◎ 佐野委員長  以上で秘書人事課からの説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ◎ 出口委員  ファイルナンバー478の43ページ,職員研修事業のうち,金額は小さいのですけど,市町村アカデミー研修負担金というのが16万円出ておるのですけど,これは千葉県と滋賀県にある研修所の負担金ですね。 ◯ 西照秘書人事課長  出口議員がおっしゃっていることは市町村アカデミー研修負担金の16万円は,これ,千葉県のみです。大津の分については,下の方に全国市町村国際文化研修所,これJIAMというのですが,こちらの分については別途8万5,000円,ここに書いてございますように負担金,予算措置を講じております。 ◎ 出口委員  それでは2カ所,あれ一緒ではないのですね,別々になっておる組織やね。何か同じようなことをしよるけども。どっちでもいいのですけども,合わせて20何万円の,これは職員が何人行ったからこれだけというのではなしに,年間同じ額で,定額で納めるわけですね。 ◯ 西照秘書人事課長  これは県の自治研修センターは年間の負担金というか,大体市町村が決まってお支払いするような形になるのですが,このアカデミー等JIAMについては各研修のコースによって研修の日程とかも違いますので,各研修の内容によって負担金というのは変わってまいります。ですから,この予算措置についてはおおむね人数を想定しまして,大体のところの負担金を予算措置として計上させていただいておるというような状況でございます。 ◎ 出口委員  それでは,聞きますけども,これは当初予算ですからあれですけども,私が聞きたいのは何人の職員さんがどういう研修を受けておられて,毎年ふえておるのか減っておるのか,そのあたりのことをちょっとお聞きしたいのです。 ◯ 西照秘書人事課長  いわゆる幕張と大津の分ですか,研修については大体おおむね年間10人から11人ぐらいが受講しておりまして,内容についても,さまざまございます。税務の実務的研修でありますとか,福祉関係であったりということにはなります。 ◎ 出口委員  両施設で10名から11名ですね。議員も大津ですか,あそこで何回か,幕張も行きましたけど,研修を受けたことが私もあるのですけれども,小松島市は非常に少ないですよ,研修参加の人数が。あれ全部表になって実績が残っておるのですよ。どこが何人というのが出ておるのですけれども,非常に研修費も安くつきますし,内容も充実しておるし,もっともっと,両施設で10人や15人やというのではなしに,私はちゃんとこれを役所の中の研修のメニューに入れて,例えば新入職員については何日間は必ず行くとか,そういうマニュアルを決めてやっぱり研修を受けてもらうというのを,もうそろそろ考えられたらどうですか。前もそんなことを言うたことがあるのだけども。 ◯ 西照秘書人事課長  おっしゃるとおりと思います。昨年度,事務事業評価シートで研修事業を議会の方から選択されておって,今,出口議員さんからいただきましたような同様の意見をやっぱりいただいておりました。これも本年ですか,平成26年度,いろいろ人材育成基本方針をまずつくって,それでその次に研修計画も,現実的にはもう平成27年度に向けては既に策定しております。  今おっしゃっていただきました,いわゆる実務的な専門の研修,幕張と大津のJIAMの使い方なのですが,その研修計画の中で平成27年度については採用5年以内の職員を基本的には優先的に実務研修に参加をさせるというような大きな目標も立てております。  予算については,現状の当初予算については,これは両方を足したら大体二十四,五万円ぐらいが負担金としての予算措置を講じておりますが,入庁5年以内の職員を基本的にはもう参加させるという方向で,今後もどんどん送り込んでいこうというふうに考えておりますので,よろしくお願いしたいと思います。 ◎ 出口委員  前向きな御答弁でよかったと思うのですけども,ぜひやっていただきたい。  それともう一つ,ついでに苦言を呈したいのですけれども,これも私の経験なのですけども,はっきりした部署を言うのはやめますけども,市民の,特に弱者という言い方がいいか悪いかはわかりませんけども,例えば高齢者の方であったり,例えば生活保護を受けておられる方であったり,それから身体障害者の方であったり,いわゆる生活弱者の方々に対する職員さんの対応が,私が見る限り,非常に悪いのです。悪いというか冷たいのです。特に高齢になってきたりしますと,なかなか言われておることがよく理解ができないという方がおられます。それと,身体障害者の方なんか,知的障害のある方なんかもそうですけれども,そういう方の対応というのは,私は考えないといかんと思うのです。そのあたりが,いわゆる職員さんは普通に物を言うたり普通に言いよるのだろうけれども,相手を見て,やっぱり同じことを何回も言うのは嫌だというのはわかりますけれども,理解をしてくれなければ何にもならんわけですから,そのあたりの対応の仕方というのを,私はやっぱり今のままではまずいなと。ほとんどわかっていないのですよ,職員さんの言うことが。ほんで,議員のところへ行ったけれども相談に乗ってくれんとか,何を言われているやらいっこもわからんという話に必ずなるのですよ。だから,面倒くさいとか,いろいろあるのだろうけれども,やっぱり相手を見てきちっとある程度の理解を,納得をするまで丁寧に優しく説明をするというような,これは公務員として当たり前の話だろうと私は思うのですけど,ぜひそういう研修といいますか,そういうトレーニングもやっていただきたいと思うのですけど,いかがですか。 ◯ 西照秘書人事課長  ごもっともなお話と思います。前段,本市の単独の研修メニューとして接遇であるとか,管理職員のマネジメントをお話させてもらいました。この接遇研修については,今委員さんがおっしゃられたように,もう一回足元を見詰め直して接遇を図るということも考えておりますので,そういうふうなお年寄りの方でありますとか,そういう方に対する接遇の方法,内容でありますとか,その辺についてもその接遇の機会に,研修の機会に改めてやっぱり考えていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◎ 佐野委員長  ほかに質疑はございませんか。
    ◎ 天羽委員  先ほどの補正のことなのですけれども,退職金が23人で1億9,800万円とおっしゃるんやけど,何か10名の退職金を追加したとお聞きしたんやけど,こっちでは23人と書いてあるのですけど,23人で1億9,800円だったらえらい少ない退職金やなと思ったのですけど,こういうことでよろしいのですか。 ◯ 西照秘書人事課長  当初予算は当初予算額として1億9,472万円ほど,これ10名分の退職手当の計上でございます。今回お願いするのが13名分で1億9,600幾らということになりますので,合計した金額が3億8,000万円ぐらいというのが23名分の退職手当の金額ということになります。 ◎ 天羽委員  2のところで1億9,800万円と書いてあるけん,ちょっとわかりにくいなと。ちょっと見てもらえませんか,7ページを。 ◯ 西照秘書人事課長  基本的には23名分の累計が3億9,325万7,000円ということになります。                    (「1億と書いてある,これ」と言う者あり) ◯ 西照秘書人事課長  記載はちょっと間違っております。済みません,訂正させていただきます。13でなかったらいかんと思います。済みません,申しわけございません。23のところを13,訂正,済みません。 ◎ 佐野委員長  ほかに質疑はございませんか。 ◎ 天羽委員  もう一点だけ済みません。  本予算の方の臨時の職員の賃金が35ページに39名で6,916万5,000円と書いてありますが,平成27年度は賃金は上げてくれておるのですか。トヨタは4,000円上げたということで,安倍総理大臣もどんどん賃金を上げなさいというようにおっしゃるのですけれども,小松島市はどうなのですか。 ◯ 西照秘書人事課長  臨時職員の賃金等,処遇も含めてなのですが,御承知のとおり,本市,昨年度末に臨時職員の労働組合が新たに設けられております。この交渉なのですが,2月から3月にかけて数回行われました。当然その交渉のテーブルの中では賃金でありますとか,あとは勤務条件,いろんな休暇の交渉というのをやってまいりました。これもまず臨時職員の賃金については,平成25年度から一部見直しを図っておりますが,平成25年,平成26年と2年間据え置いておったというような状況もございまして,それを含めて平成27年度からどうするかということで組合と交渉を重ねてまいったのですが,全部が全部ではないのですが,一部,職種によっては平成27年度から賃金でありますとかは改定の予定でございます。  いわゆるボーナスといいますか,一時金についても若干の支給方法等の見直しをする中で処遇改善は図ってまいる予定ということで御了解をいただきたいと思います。 ◎ 天羽委員  ちょっとでも上げていただくということは,一歩前進,組合ができたらしいのですけれども,そういう会があったということでございますが,やっぱり一部ではなしに全体を上げていくということをしないと,一部だけ上げるというのはちょっと私は余り賛成ではないのですけれども,そういうことでぜひ全体の底上げを図っていただくように求めておきたいと思います。  終わります。 ◎ 佐野委員長  ほかに質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 佐野委員長  質疑なしと認めます。  よって,秘書人事課への質疑を終結いたします。                       [総務課・選挙管理委員会 説明] ◎ 佐野委員長  以上で総務課の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ◎ 天羽委員  マイナンバー制度というのは総務課の所管なのですか。これ,予算は関係ないん。 ◯ 佐藤総務課長  マイナンバーにつきましては,総務関係といたしましては市役所全体では今年度は4,963万7,000円の予算をお願いいたしておりますけれども,総務課といたしましては電算関連の委託料として機械システムの番号制度対応システム改修委託料として1,000万円余り,あと,中間サーバーの負担金ということで650万円余りを計上させていただいております。 ◎ 天羽委員  所管課はどこなのですか。 ◯ 佐藤総務課長  今後,マイナンバーカード等を配付するか,それとあと,市民生活課,個別に幾つかあるので,あと福祉関係の事務もそれぞれ交付申請等も上げていきますので,それぞれございます。 ◎ 天羽委員  マイナンバー制度を質問したら,どこが答えるんかいな。 ◯ 佐藤総務課長  総務課で結構です。 ◎ 天羽委員  おかしいな,そうしたら。新しい制度やのに,事前に説明するのが,まあいいですけど,新しい制度はやっぱり説明してもらわんと,新年度予算では。給料とかそういうのは従来のものはいいということであって,新しいものについてはやっぱり説明するというふうになっておったと思うのですけど,ちょっとそのあたりはどうなのですか。 ◯ 佐藤総務課長  先ほど市役所全体の予算額等は説明させていただいて,総務全体では1,700万円余りということなのですけれども,平成27年10月から住民票制度になりますが,有する方に12桁の個人番号が通知されると。また,平成28年度1月以降にはマイナンバーの利用と番号カードの交付が開始されるということでございまして,マイナンバー導入により社会保障,税,あと災害対策の分野で情報を適切に把握し,迅速かつ確実な情報連携を行うことで市民の利便性の向上や,行政の効率化を図るというのが趣でございまして,情報提供ネットワークを介しまして情報連携を行うため,基幹システム等の整備をこのたび行っていくというのが趣でございます。 ◎ 天羽委員  この費用の件なのですけれども,初期費用というのか,それと,住基のときにも初期費用が大分かかったし,また毎年今でも住基,お金が,市民生活課のときに質問しますけども,これはどうなるのですか,負担というのは。当初と,それと毎年どれぐらいシステムとしては負担が要るのですか。 ◯ 佐藤総務課長  お示しの,それぞれ総務課,税務課,あと市民生活課あたり,あと児童福祉課,介護福祉課ということで,いわゆるマイナンバーにかかわるシステムの改修ということで本年度行うわけなのですが,その中でもいわゆる総務関連の中間サーバーであるとか基幹システムの改修については,ほぼ全額補助事業になってまいります。  それとあと,先ほど言われた市民生活課がかかわる通知であるとか個人カードの関連の負担金についても全額補助という,現在なのですけれども,なってまいります。  また,それぞれ部門,部門によってはそれぞれ違うのですが,ほとんどの場合が国庫補助に当たってくる部分が多いということでございます。  今後の経費については,まだ推計等が起こせておりません。 ◎ 天羽委員  初期費用は全額国庫補助があるみたいなのですけども,その後の運営について,そういう市の負担がどれぐらいということはぜひ調べていただいて報告していただきたいと思いますし,我々市民にとって一番考えられるのは,何が便利になるのですか,我々にとって。例えば私個人に,そんなに莫大な費用をかけて,何ぼと言うたのですか,市全体で合わせたら,3,000万円とか4,000万円ぐらいでしょう,全額来るにしても。結局それやってどうせ税金でしょう,我々多少なりとも税金を払っておるわけですけれども。そういうものから市が負担せんからいいということではないと思いますので,そんなに莫大な費用を使って,一体我々にどんな便益があるのですか。 ◯ 佐藤総務課長  今,よく言われているのは制度を導入することで地域の経済効果とか費用対効果が図りにくいというのが,まずデメリットの1つに国も言っておるところなのですが,メリット的には行政手続における添付書類等の削減であるとか事務の効率化,あと所得の正確な把握による社会保障制度の最適化というのが示されております。ですから,そういったメリットもありながらという話ですね。 ◎ 天羽委員  本会議のときも私も言いましたように,私は深く勉強しておるわけではないからわからないけれども,ちょっと調べたところによると,何が便利になるかといったら,所得証明をつけなくてもいいというぐらいのことらしいですよ,マイナンバー制度にしても。かえってデメリットで銀行の預金が天羽は何ぼあるや,税務署がもう全部把握できるようになるとか,そんなことが我々の便利ではないよね,プライバシーの侵害だと思うのですけれども。いろいろ書類を出すときに,いつ所得証明が要るかはようわからんのですけれども,所得証明,税務課へ行ったらいただけるわね,それをつけなくてもええというぐらいのことだけらしいですよ,日常生活においては。そのために小松島市でも何千万円,全国的にいったら何千億円というお金を初期投資して,そんなものを本当にするような必要があるのですかね。そういうことについては市長がおらんのであれやけども,どうなのですか,総務部長さん。こんなことはやめたらどうですか,小松島市は。断ったらどうですか,そんなものは。 ◯ 孫田総務部長  これ,さきの本会議でも天羽議員さんの御質問にお答えして私は申し上げました。平成25年に番号法が可決・成立になって,その時点で国の方の議論は終わったのかなと思っています。一部そういうお声もあるというのも,私も認識しております。ただ,私どもといたしましては,これも本会議で言うたのですけれども,国の法律ができて一定の制度構築について国の予算も取っていただいて,ほんでシステム構築等についても補助していただけるということで,当然やるべきである,やらなければいけない,法律で決まっておることですから。ということで進めていると,こういうお話をさせていただきました。 ◎ 天羽委員  私は住基ネットのときもそうですよ。国立市と矢祭町は入っていませんよ,あの住基ネットにいまだに。それで別に市民生活,町民の,住民の生活が著しく侵害を受けておるようなことはないというふうに聞いています。それは直接行って聞いたわけではないけれども,そんなものらしいですよ。そやから,費用対効果で言うと,私はほんまに大きなむだな公共事業だと思いますので,やめるべきだということを申し上げて終わります。 ◎ 出口委員  478のファイルの39ページ,自動車運送事業会計精算事業のうち13の委託料395万4,000円,業務委託で3つ書かれておるのですけれども,もうちょっと詳しく説明をいただけますか。 ◯ 溝杭運輸課係長  自動車運送事業会計精算事業のうち,委託料の件なのですが,内容的には警備業務委託料と徳島駅前案内業務委託料,それと運転手さん等の派遣委託料がその内訳となってございます。  そのうち,委託料のうち359万1,000円はバスの未払い金,3月に便益を受けているものですが,支払いが4月以降になる分,こちらの分が359万1,000円で,残務整理に係るものが36万3,000円でございます。ちなみに,残務整理に係る分につきましては警備委託料36万3,000円でございます。  以上でございます。 ◎ 出口委員  ということは,ここに書かれておる395万4,000円というのは,いわゆる3月分を4月になって払うから,4月の当初予算に乗せたという理解でよろしいのですか。 ◯ 溝杭運輸課係長  そうでございます。 ◎ 佐野委員長  ほかに質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 佐野委員長  質疑なしと認めます。  よって,総務課への質疑を終結いたします。                           [会計課 説明] ◎ 佐野委員長  以上で会計課からの説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 佐野委員長  質疑なしと認めます。  よって,会計課への質疑を終結いたします。                           [税務課 説明] ◎ 佐野委員長  以上で税務課からの説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ◎ 天羽委員  マイナンバーのことを先ほどからお聞きしよるのですけども,所得証明を出すのはわかるのですけども,そういう税金徴収に関してはどういうような,おたくさんの方の便利があるのですか。 ◯ 山路税務課長  現在考えられるのは,市内の方についてはほとんど名寄せは多分できておると思います。ただ,転出等をしたときの転出先まで追えるとき,御本人さんを確認するのにかなり確実性が高く早くできるのではないかというふうに考えてはおります。 ◎ 天羽委員  その程度のことですか。確認ができるという,ちょっと意味がわからん。どこへ行ったかというのはわかるでしょう,誰でも。
    ◯ 山路税務課長  そうですね,戸籍等から調べてまいりますとかなり時間がかかります。ただ番号が振られますと,この人と限定していきますので,多分早う追うことは可能になってくると考えております。戸籍等を追いますと,やっぱり多分二,三カ月以上は必要となってまいります。 ◎ 天羽委員  そうしたら,その程度のものに,ちょっと莫大な費用をかけ過ぎると思っておりますので,税務課に反対せえと言ってもしようがないので,それはいいです。そういうことでもったいないなという,無駄遣いではないかなというふうな感想を一層持ちました。  税金のことで,収納の件で,固定資産税の土地のことでお聞きしたいのですけども,ことしも土地で3,200万円の減収を予想して歳入予算を立てておいでになりますが,全体的な土地の評価の傾向というのですか,土地の価格の傾向というのはどういうぐあいですか。これまでの経過等,先の見通しみたいなものをわかる範囲で教えていただけないでしょうか。 ◯ 山路税務課長  評価につきましては,先ほどおっしゃられました3年に1回の評価がえによって,結局売買実例価格をもとにして適正価格を算定するというふうにされています。  本年度,120地点だったと思いますけれども,そこで調査をかけまして,それに基づいて算定した数字が,先ほども言った約3,000万円ほど下がっているというふうなことになりますので,状況としては結局下がっていく傾向にあるというのが小松島市の状況ではなかろうかというふうに思っております。 ◎ 天羽委員  下がっておるということなのですけれども,従来から私どもが説明を受けてきたのは,要するにもともとの評価が低くてどんどん上がってきましたわね。それで,そのときに価格は下がっておるのに何で固定資産税が上がるのだというようなことが,よくおしかりをうけることがありましたよね,これまでは。もうそういうことはないのですか。もう下がる一方ですか。 ◯ 山路税務課長  ただ,土地に関しましてはバブル等がございますので,土地の評価がはね上がる可能性はないということはあり得ん話ではないと思いますけれども,ただ,家に関しましては3年に1回の評価がえのときに経過年数に対する減額をやりますので,3年間の減額部分が評価がえのときにまとまって3年分下げますので,建物については下がってくるというのが通常の考え方になります。 ◎ 天羽委員  従来から負担調整ということで,急激に上がったら大変だということで緩和策をかけてきましたね,そういう何パーセントずつか上げるとかいうようなことをしておるけれども,そういう土地はもう今はないのですか。全部満額いっておるのですか。 ◯ 山路税務課長  市街化区域のところで一部残っている状況であるというふうなことです。市街化区域内のところで農地が一部残っているという状況です。 ◎ 天羽委員  わかりました。ありがとうございました。 ◎ 吉見委員  太陽光発電を和田島の方でようけやっていますけど,あれは固定資産税は上がらんのですか。 ◯ 山路税務課長  それにつきましては,10キロワットアワー以上の発電装置につきましては償却資産というふうなことで,設備投資の方でかかってくるようになります。 ◎ 吉見委員  設備投資だけで,土地の固定資産税は上がらないの。 ◯ 山路税務課長  その土地が雑種地とかいうのでしたら変わらんのですけれども,農地のまま何もしないと,建てるとなるとここは雑種地扱いになるというふうなことになります。ですから,上がるというふうなことになります。ですから,農地の上に地目変更も何もしないでそのまま設置されると,ここはもう農地ではございませんので,当然評価は上がりますということです。 ◎ 吉見委員  雑種地の場合も上がるわけですね。 ◯ 山路税務課長  雑種地の場合は変わりません。 ◎ 天羽委員  農地でも基準を満たせば農地のままでいけるというふうに聞いていますよ。例えば,太陽光でも細いやつをつけて,全体の何割も覆うようなものはだめだけれども,細いのが何かあるらしいですよ。ほんで,下で農業をしておれば農業が主であって,太陽光は従であるから固定資産税は従来のままだということを,ちょっと読んだことがあるのですけれども,原則は今おっしゃったとおりだと思うのですけれども,例外がないですか,ちょっと説明願えますか。 ◯ 山路税務課長  今おっしゃったように,上に設置して下で農地が可能であれば,こういうこともあり得るというふうなことらしいです。 ◎ 佐野委員長  ほかに質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 佐野委員長  質疑なしと認めます。  よって,税務課への質疑を終結いたします。                         [監査委員事務局 説明] ◎ 佐野委員長  以上で監査委員事務局からの説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 佐野委員長  質疑なしと認めます。  よって,監査委員事務局への質疑を終結いたします。                          [市民安全課 説明] ◎ 佐野委員長  以上で,市民安全課の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ◎ 出口委員  263ページの防災行政無線の委託料ですね,保守点検業務委託料496万8,000円,これって毎年要るのですか。 ◯ 堀淵市民安全課長  毎年かかります。 ◎ 出口委員  具体的には何をするのですか。 ◯ 堀淵市民安全課長  具体的にはオンコールと,それ以外の点検ということで対象箇所,親局,遠隔制御機,最新子局,屋外子局62カ所,付帯設備,発電機,Jアラートほかの点検でございます。 ◎ 出口委員  オンコールがどうのこうのと言うたって,そんなものわからんですけど,もっと具体的に言うたら,60何カ所ついてあるのを一つずつ,今言いよったような項目で点検をしていくという業務ですか。 ◯ 堀淵市民安全課長  はい,点検につきましては,今,出口委員さんがおっしゃったとおりでございます。あと,子局以外に遠隔制御卓,これは消防本部についている卓でございます。親局については市民安全課4階に設置しておる卓でございます。発電機につきましては庁舎屋上に置いてある発電機,Jアラートについては市民安全課の執務室に置いてありますJアラート受信機器,あとパラボラアンテナほか一式でございます。  あと,オンコールサービスというのは,何か不備があったときにすぐに駆けつけて来るというようなサービスでございます。 ◎ 出口委員  機械には保守点検というのはつきものだろうとは思うのですけども,非常に大方500万円の金を,いわば保守点検というのは,それをすることによって性能が向上するとかいう話ではなくて,それは必要なことだろうけれども,特に防災行政無線については過去何回か言わないかんことを言わなんだり,言わんでええことを言うたりというようなこともあったわけですから,そういうことがあっての上の500万円の出費ですから,ちょっと私は500万円かけてそれが維持できるのであればということなのだろうけれども,はっきり言うて,ちょっともったいないなという気はするのですけども,こういうふうなものはやっぱりせないかんというふうに法律で義務づけられておるのかどうか。  それともう一点,これは最初からこういう契約をしておるのですか。保守点検で490何ぼかかるというのは最初からやっておったわけですか。 ◯ 堀淵市民安全課長  まず1点目の,法令で決まっているかということですが,これは決まっておりません。  次に,最初からやっていたのかということでございますけれども,引き渡し後1年間は瑕疵担保期間,保証期間でございますので,それはやっておりません。本年1月から3月まではオンコールサービスのみ契約しております。  以降,次年度につきましては御説明させていただいた内容で保守点検委託を契約するということで進めております。 ◎ 出口委員  事情はわかったのですけど,それなら余計に言いたいのですけど,ちょっといろいろメニューがあって,これとこれとはやってくれている。それではこれは幾ら,これは幾らというような形で委託料が決まるというふうに理解してよろしいのですか。 ◯ 堀淵市民安全課長  はい,そのとおりでございます。 ◎ 出口委員  それは原課の方でそういう判断をなさってするわけですから,とやかく言う,私もようわからんので,わからんいきに言うべきではないと思いますけれども,十分これは,毎年続くことですから,本当に必要なことをやるということと同時に,トラブルのないように,もしトラブルが起きたらこの保守点検の点検に照らし合わせて違約金を取るとか,そういうことまで考えたらどうですか。ちょっとこれは高過ぎるように思うので。終わります。 ◎ 佐野委員長  ほかに質疑はございませんか。 ◎ 片田委員  今のことに関連してちょっとお伺いしたいのですけども,試験放送というのを第三日曜日に鳴らしていますね。それの市民からの苦情というのか,こちらから聞こえるとか聞こえないとかいうのを,最初は聞き取りをするとおっしゃっていましたけれども,それはどうなのでしょうか。 ◯ 堀淵市民安全課長  今現状聞き取りをしておりまして,聞こえにくい,聞こえないというようなものの答えをいただいている部分につきましては,第三日曜日に当課の職員を配置しまして,正午に耳で聞いております。  その結果,ほとんどの場合は聞こえるという判断でございます。 ◎ 片田委員  その日の風向きなんかもあると思うのですけれども,この間の日曜日,15日に私は自宅で部屋でいてたら,何か言いよるなというのはわかったのですけど,全然聞こえなかったのです。 ◯ 堀淵市民安全課長  屋外で聞いておりますので,家の中というのは機密性が高い,自動車の中と同じでございますので,なかなか聞こえにくいというのは当然あるとは思いますけれども,今,聞こえないというような回答をいただいた場所につきましては,この間は雨でしたけれども,天候もいろいろありますけれども,実際に我々が立ち入って正午に聞いておりまして,ほとんど聞こえております。 ◎ 片田委員  私,何か言いよるというので窓をあけて,そちらの方に耳を出したのですけど,それでも聞こえませんでした。もう結構です。次の質問をさせてもらいます。  金磯は避難場所として今踏切をJRと交渉なさっていますけれども,それ以外に横須・金磯地域は避難所というかコミュニティセンターというのがないのですよね。金磯会館がありますけれども,あれがちょっと海の際というので,市民の方から金磯のコミセンみたいな3階建てようなのを建ててくれないかという要望もありまして,そういうふうなことを今,和田島が盛り土でしていますから,その後に金磯の方を避難タワーなり,そういうふうなものをつくる計画というのはないのかお聞きしたいと思います。 ◯ 堀淵市民安全課長  人工的な構造物ということだろうと思うのですけど,金磯につきましては今,都市整備課さんの方で取り組んでいただいております踏切の拡幅,また避難道路ですか,それの拡幅ですね。それとあと,葬斎場が途中で建設されるというような,恩山寺まで行く間に葬斎場ができるということで,避難施設が屋上に設置されると,このような計画で聞いております。  まずはその拡幅事業というところから進んでいくということも市長の方も申し上げておりますとおり,今の現状としてはそっちの方に全力を投入していくというような考え方でございます。 ◎ 片田委員  高齢者とか体の不自由な方なんかは,なかなか踏み切りを越えてというのが行けないと思うので,すぐにとは言いませんけれども,そういうことも,3階建てのコミセンみたいなのを建てて,1階に消防が入るみたいなことを考えていただきたいと思いまして質問しました。以上です。 ◎ 安平委員  関連ですけど,今の防災無線64で,もう小松島市内全域をカバーできたという結論に達したということでよろしいですか。 ◯ 堀淵市民安全課長
     当初の設計ではそのようになっておるのですけれども,今,聞こえないという御意見をいただいておりますので検証中でございます。 ◎ 安平委員  先ほどはそうではなかったのではないですか。先ほど言われたのは聞こえますというお答えだった。だから,僕が言いたいのは,1年かけて調査して検討してという話だったのですよね。その1年がもう終わった,そういうことでしょう。そのときにそういうふうに言われたから,もう聞こえますよということを,例えば,皆さんに防災無線はこれで全市網羅できているから,もう増設もしませんし,このままですよということを広報してもいいのかなと。その辺はどうですか。 ◯ 堀淵市民安全課長  まだ検証中でございまして,今,聞こえないというような御意見をいただいた場所について我々も検証しておりますし,まだ検証できていない部分もございますので,まだ検証は続けていきたいと思います。 ◎ 安平委員  1年間というのは,1年間の1年後というのはいつなのですか。 ◯ 堀淵市民安全課長  1年間使いまして,それで聞こえないというデータを今いただいておる,聞こえにくいとか,聞こえづらいとかいろいろなデータをいただいておるのですけど,それの検証は今やりよるところなのですけれども,一昨年の12月に完成しておりまして,1年間何度となく鳴らしまして,それで御意見をいただいておるところでございます。第1回目というか,初期の検証についてはそれなのですけど,そのいただいた意見を一つずつ今潰しておる,潰しておるという言い方はおかしいのですけど,確認しておるような状況です。 ◎ 安平委員  僕が今聞いているのは,いつまでにするのか。何でこんなことを聞くかというたら,最初は当初完成したときに1年間かけて検証しますと,やりますという答弁だったでしょう。そういう答弁を僕らはいただいたと思っています。それがもう15カ月たって,またこういうのがあったからまたチェックをするのだ,期間が延びているだけやないですか,それ。だから,いつまでに全部終わらせる,この調査検討が終わるのがいつですかと聞いているのです。 ◯ 孫田総務部長  なかなか,今言ったように,担当課でその日曜日ごとに実際に聞いておるということで,いつまでにというのはなかなか言いづらいのですけれども,速やかにぐらいでちょっとこらえておいていただきたいと思うのですが,平成27年の9月ですよ,10月ですよとか,6月ですよとはちょっと言いづらいので,そういうことで検証させていただきたいということでお願いしたいと思います。 ◎ 安平委員  あのね,僕が思っているのは,当初1年という目標を立てて,それが過ぎても,また3カ月過ぎた,まだできていない,これからまた検証するのだと言っているのでしょう。だから,例えば,いつまでにするのではなくても,目標としていつまでにやりたいとか,それだけでもいいと思うのですよ。 ◯ 堀淵市民安全課長  1年間については御意見をいただいたという形で,データ集めの期間でございますので,今年いっぱいぐらいをかけて1つずつ確認をしながら聞こえる,聞こえないの判断はしていきたいと思っております。 ◎ 佐野委員長  ほかに質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 佐野委員長  質疑なしと認めます。  よって,市民安全課への質疑を終結いたします。                           [消防課 説明] ◎ 佐野委員長  以上で消防課の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 佐野委員長  質疑なしと認めます。  よって,消防課への質疑を終結いたします。  以上で本日の日程は終了いたしました。  18日は,午後1時再開,市民環境部の部局別審査を行います。  本日は,これをもって散会いたします。                        [散会 午後 3時59分] Copyright (C) 2005 Komatsushima City Assembly, All Rights Reserved....