小松島市議会 2014-09-12
平成26年文教厚生常任委員会 本文 2014-09-12
議案第65号について,
原案のとおり決することに
賛成の
委員の
挙手を求めます。
[
挙手多数]
◎
広田委員長
挙手多数であります。よって,
議案第65号につきましては可決すべきものと決しました。
次に,
議案第66号
小松島市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の
運営に関する
基準を定める
条例についてを
挙手により採決いたします。
お諮りいたします。
議案第66号について,
原案のとおり決することに
賛成の
委員の
挙手を求めます。
[
挙手多数]
◎
広田委員長
挙手多数であります。よって,
議案第66号については可決すべきものと決しました。
次に,
議案第67号
小松島市
放課後児童健全育成事業の
設備及び
運営に関する
基準を定める
条例についてを
挙手により採決いたします。
お諮りいたします。
議案第67号について,
原案のとおり決することに
賛成の
委員の
挙手を求めます。
[
挙手全員]
◎
広田委員長
挙手全員であります。よって,
議案第67号については可決すべきものと決しました。
次に,
議案第68号
小松島市
保育の
必要性に係る
認定の
基準に関する
条例についてを
挙手により採決いたします。
お諮りいたします。
議案第68号について,
原案のとおり決することに
賛成の
委員の
挙手を求めます。
[
挙手多数]
◎
広田委員長
挙手多数であります。よって,
議案第68号については可決すべきものと決しました。
次に,
議案第69号
小松島市
重度心身障害者等に対する
医療費の
助成に関する
条例の一部を改正する
条例についてを採決いたします。
お諮りいたします。
議案第69号について,
原案のとおり決することに御
異議ございませんか。
[「
異議なし」と言う者あり]
◎
広田委員長
異議なしと認めます。よって,
議案第69号については
原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で,本
委員会に付託されました事件は全て議了いたしました。
その他,
委員の皆様から
所管事項で何かございませんか。
はい,どうぞ。
◎
井村委員
1点お願いします。
教育委員会,
子どもがこういう通知を持って帰ってきたので,ちょっとお聞かせいただきたいのですけど,
南中学校の
準備委員会だよりということで,8月18日に
通学路の
危険路ということで
視察をしてくれています。
国土交通省徳島河川国道事務所と県の
東部県土整備部と,また,
警察署と
都市整備課と
教育委員会の方が
道路の
整備等が必要な箇所についての
視察を
実施したというふうな
報告をいただいているのですけど,どこを見たというのは聞きませんので,大体いつごろこんな精査をして,ここを直すというふうな
報告というか,ここを直しますという
報告はいつごろいただけるのでしょうか。
◯ 森田新
中学校開校準備室長
新
中学校開校準備室でございます。先ほど,
井村議員さんの方から
お話がありましたとおり,新
中学校の
通学路につきまして,
準備委員会等で
協議してまいりました。
その前に,各
保護者,各小学校の
保護者,それから
学校関係者,
地域の方からも御
意見をたくさんいただいておりまして,それをまとめて
準備委員会で
協議してきたところでございます。
そして,8月18日に
国土交通省,県の
県土整備局,
小松島警察署,それから市の
都市整備課,
教育委員会で
視察をしてまいりました。18カ所について
視察をしてまいりました。その件につきましては10月2日に再度集まりまして,
協議をすることになっております。それぞれの
道路を管理している
立場でどのような対策が可能かというようなことを
協議していくことになっておりますが,すぐに決まるわけではございませんので,そのときに決まらなければまた再度
協議をする場を設ける,そういうふうに進めてまいりたいと思います。
◎
広田委員長
ほかに何かございませんか。
どうぞ。
◎
北野委員
今月の
広報に
臨時福祉給付金,
子育て世帯臨時特例給付金,
申請はお済みですかという
広報がありましたけれども,現在の
申請と
支給の
状況についてお伺いをいたします。
◯ 芳賀介護福祉課長
介護福祉課でございます。
臨時福祉給付金の
支給状況でございますが,8月末現在で5,691人,額にいたしまして7,248万5,000円の
支給を完了しております。また,来週18日なのですが,1,115人分,額にいたしまして1,403万5,000円の
支給を
予定しております。
以上でございます。
◯ 勢井児童福祉課長
児童福祉課でございます。
子育て世帯臨時特例給付金でございますが,8月末現在で
支給決定をしておる者が2,024件ございます。
対象児童数としては3,439人,額にしまして3,439万円を支出するということにしております。
今現在の
申請,
決定には至ってはおりませんが,その数をトータルいたしますと2,128件ということになっております。
以上でございます。
◎
北野委員
臨時福祉給付金が5,691人,それと1,115人ですか,5,800人ぐらいですか。
支給対象者は3月の
議会では1万980人という
答弁がありました。まだ何割ですか,7割ですか。
子育て世帯臨時特例給付金は,今のお答えでは2,024人ですか。3月の
議会での
答弁では4,580人という
答弁がありました。ちょっと少ないような気がいたしますけど,これは
全額国の
支給されるお金でございますので,今後とも
支給漏れがないようにやっていただきたいと思いますけど,特に
子育て世帯は,これ,どうして少ないのですか。それをちょっと教えてください。
◯ 勢井児童福祉課長
ちょっと3月の段階は概算であったので,多分その数字が出たと思います。現実に,先ほど2,024件と申しましたが,
一般世帯と,それと公務員の
世帯と2つに分かれておりまして,
一般世帯については
該当世帯数は今現在把握しておるのは2,056
世帯,公務員についてはちょっとはっきりした数字がわかりませんので,大体400
世帯というふうに見込んでおります。
一般世帯については,ほぼ90%以上が
申請に来ておる,そのような
状況です。公務員については70%という形でございます。
以上でございます。
◎
北野委員
わかりました。当初の該当者数を4,580人ということは公務員を含めたという数字ということで,現在そのようになっているということですね。はい,わかりました。ありがとうございました。
◎
広田委員長
ほかにございませんか。
◎ 杉本
委員
ちょっとお聞きするのですが,
中学校を設計するときに,現在決まっておりますが,こういう
中学校を設計して,また次,葬斎場を設計するわけですが,この業者の方の
お話を,私はっきりよくわからないのですけども,単独で
事業をやる場合と,次の葬斎場をするときにはいろいろ
事業者が分かれてやってくれるというような
お話を若干耳にするのですけども,
中学校は現在今建てて,別の部門のまた作業はするということは聞いておるのですけど,現在今する作業について,一部の建設会社がやると。また別の
事業をするときに,例えば葬斎場をするときには
最初からいろんな業者を含んでやるとかいうようなことを最近耳にするわけなのですが,そういう
お話はどんなのですか。そういうのはあるわけですか,ないわけですか。簡単にお伺いできたら結構です。
いや,今私の言ったのは,ほかのこちらにおいでの方がわからないということなのですが,
答弁される方は私の言っている
意味がおわかりにならないから
答弁ができないということなのですか。それだったらいいです。
◯ 豊栖教育政策
課長
教育政策課でございます。
中学校建設と葬斎場の建設は全く別の
事業ということになりますので,公示公告等は全く別々で打たせていただいて入札執行をそれぞれ別で行うということでございます。
中学校建設の中で外構工事と校舎工事を分けているというようなことの理由につきましては,国からいただきます補助金が校舎にしか当たらないというふうなことで,その積算上の都合,あるいは,工期がかなり厳しい面もございまして,いよいよとなれば校舎の
部分だけでも引き渡しを受けていれば新校の開校ができるというようなことの中で,外構工事については切り分けたというふうな理由によるものでございます。
中学校建設についてはそういうことで切り分けをしておるということでございまして,葬斎場とは全く違う
事業でございますので,違う形での公告,入札執行となっているということでございます。
◯ 田中市民生活
課長
市民生活課でございます。葬斎場
事業につきましては,
議会の
答弁でも申し上げましたとおり,今後,炉の選定というふうなことを経まして,その後,本体工事というふうな形で進んでまいります。まず炉の選定につきましては今の想定でプロポーザル方式で
事業者を選定して,その後,炉の大きさによっても実
施設計等も変わってまいりますので,そういったあたりを踏まえて炉の業者を
決定した後に本体工事を進めていくということになりますので,
事業者についても,これは炉と本体工事については別
事業者になるというような想定で進めております。
葬斎場につきましては以上でございます。
◎ 杉本
委員
私の
説明が悪いので,ちょっと
答弁の方もそういうふうになったのではないかと思うのですが,例えば1つの
事業をやって,そこの
事業をするときにいろんな業者の方が入りますね。その話を,ある方は1つの建設業者が全部やると,個人的に別の
事業をしている方は自分のところで
事業をさせてくれたらいいなという方がおいでるわけなのです。ということは,1つの,私がしておいたら2,3の方にはそれなりの請負の話もあるのだろうと思うのですが,できれば2,3の方は自分は別に仕事ができると仕事の業績も上がるということもあるのではないだろうかと思うのですが,1の方がすると,自分のところの営業成績の上がりぐあいが悪いということもあって,そういうふうな振り分けはしてもらえんのだろうかなということが若干
お話があって,私はそういう
意味ではよくわからないので,行政の方で聞いてみて,そういうふうなやり方がいいのか悪いのかということはこれから私も勉強しようと思うのですが,そういうことをすると,大きな
事業であれば新しく
事業所の
設備なんかをしますと,余計多額なお金が要るというような場合もあるということも聞いておりますが,そういうことで,そういうことがあるかないかだけちょっと聞いただけでありますので。
以上です。
◎
広田委員長
はい,どうぞ。
◎
井内委員
今,田中
課長から炉の選定をするということを聞きました。それはいつごろになるのですか。
◯ 田中市民生活
課長
現在,申し上げましたように基本設計というのを行っておりまして,この基本設計ができますと,これをもとにプロポーザルの選定
委員会というのを立ち上げて,こちらの中で募集要項等を定めてまいります。募集要項が決まりますと,この募集要項を公告,一般に公開しまして,それに対して応募する
事業者に対して募集をかけるというような流れになってまいります。募集要項,現在これから作成しているところでございますので,なかなか具体的には申し上げられないのですけれども,今年度中にはできるだけ早く取り組んでまいるというような想定でございますので,想定ではことしから来年初めにかけてには手順に入っていけるのかなというようには思っております。
以上でございます。
◎
井内委員
この炉の選定の問題について,いわゆる市長にも言うておきたいし,副市長も選定
委員会の中によう入っているんやけど,入っているのか入っていないのかはわかりませんけど,ただ,前にいわゆるPFI方式というのか,あそこで中止になったと。設計
委託料って何ぼ払っておるの,これ。前の。
◯ 田中市民生活
課長
ちょっと手元に数字がございませんけれども,一度ではなくて何回かPFI方式を導入の方式でありますとか,あと調査でありますとか,何度かにわたって支出が何百万円かであったかなというふうな記憶はしておりますけれども,また詳細はちょっと後ほど御
報告させていただきます。
◎
井内委員
何百万円ではないのと違う,1,000万円超えているのと違うの。それは全部市の損失になっておるんよ。まあ言うたら税金から業者に払って返してくれんのやな,返してくれるんで。
◯ 田中市民生活
課長
返してくれるというものではございません。
◎
井内委員
それだけのものを損しておるということやな。これは濱田市長になってと違うのやな。前の稲田市長の。私も後悔しておるのやけど,あのテレビの一
部分にちょっとした名前が出てきた。それを私が一言言うたがために,このPFIという問題が廃止になってしまった。もう5年おくれるようになる,これ大体。前から言うたら。あの業者の名前が入っておる。そうしたら,できレースと一緒や。これはおかしいでないかということで
委員会で私が言うたおかげで,いわゆる火葬場,葬斎場が潰れてしまった。設計
委託料だって全部ただ払いしてしまった。これほんまに責任を感じておるのは感じておるんよ。だから,今度の選定
委員会の中で,前にそういうふうな業者が,迷惑をかけた業者がまた入ってきたら,今度はこらえへん。私はもう言うでよ,
議会で。これはのけてもらわないと困るわ。それだって,言うたら悪いけど,あれだけ
小松島市に迷惑をかけておいて,またぞろ入ってきてやるのかやらんのか,それは業者の勝手であったらそれはいたし方ないにしても,やっぱり遠慮すべきやと思う,わしは。
そういうことで,副市長どうですか,この問題。
◯ 木村副市長
御
意見をお伺いしておきます。今,私の口からどうこう言うレベルではまだ進んでおりません。申しわけございません。
◎
井内委員
稲田市長がようこういうことを言うんよ,私がよう言うたら,これは宿命ですとか,これはいたし方ないことなのですと。いわゆる公共
事業を偏ったような形で落札,入札,落札を繰り返すというのはいかがなものかと。偏り過ぎておるのと違うのかということで私が
議会で追及したら,市長という
立場というか,一生懸命公平にいろいろやろうとしてやっても,やっぱり見る方から見れば,どうしても偏ったような方向で見られる場合があるということで,こんなことを言われるのはもう宿命的やということをよう言われたんよ。宿命的かなと思って。濱田市長はどんなに思っておるんで,この公共
事業,一方的にああいうところへずっと偏ったやり方をしよるんで。どうなんで,あなた。
◯ 濱田市長
今,火葬場に関してはプロポーザルで業者選定ということで,私の思いでは公平な
立場でさせていただきます。
そしてまた,今先ほど杉本さんが言われたように,1物件やっぱり指名競争入札なので,それに便宜を図って,今回とったから次のときにはとれないということは絶対ありません。その1物件に関しての指名競争入札でございますので,これからも公平な
立場で執行していきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
◎
井内委員
濱田市長がそういうふうに
答弁されたので,私は信用して受け取っておきます。そやけど12月にはもう一回私はこの問題について端的に,単刀直入で
質問させていただきますよ。宿命的やと言わんように。何が公平かはわからんけど,やっぱり市民が見て,ある程度公平というのは市民が見てからの公平でなかったらいかん。そういうことで,ここでとやかく言う問題ではないと思うけど,やはり公共
事業というのは,
小松島市というのはやっぱりある程度限られた
事業でございますから,できるだけ公平にやってあげんと,それはやっぱり一部の業者ばっかりにいっていたら,本当にあれよ,(聴取不能)と思うので,そういう点は特にお願いしておきたいと思います。今,市長は公平という,公平
委員会というのがあるのか。そういうことで信用しておきます。
そうしたら,これで私は終わります。
◎
安平委員
それでは,3点ほどお聞かせ願います。
新聞報道等で学力テストということを公表されています。
徳島県学力テスト,結果は平均より下回るというような報道がされていました。そこでお聞かせ願いたいのですけど,教育
委員長さんに
徳島県の学力が平均よりか下回ったということについて,その報道に対しての所感をお聞きしたいのですけども。お考えで結構です。感じたことで結構ですから。
◯ 森本教育
委員長
新聞記事を見たときに,ちょっとがっかりしました。それが第一印象だったです。現場の先生方が例年指導の反省をしながら新しいプランを立てて,一生懸命学力を上げるための創意工夫をして熱心に頑張ってくれているのですけど,
徳島県がちょっと下がったのを新聞記事で見て,ちょっとがっかりした
部分です。残念やなと思いました。それが第1番目の感想です。
◎
安平委員
教育長さんにお聞きしたいのですけども,この下がったと
委員長さんが言われましたけど,それを上げる,もとへ戻すというか,平均以上に上げたいというお気持ちがあるかどうか,それをちょっとお聞かせください。
◯ 槇野教育長
それぞれの学校におきましても各校で学力推進員というものがあります。県教委との会合を重ねておりますし,各学校の課題等についてもそれぞれ努力事項等を決めて行っておりますので,私としましては従来どおり各学校でそれぞれの課題,また学力だけではなくて学習
状況調査もあわせて行っておりますので,それぞれの学校で改善をすべき生活実態等もございます。そういった
部分では各校で努力をしていただきたいと思っておりますけれども,総体的に来年度の学力学習
状況調査の学力順位については二次的な問題だと考えております。
以上です。
◎
安平委員
例えば,今,新聞報道等で公表されている順位とかいうのが,二次的なものであって,本質,第一義的なものは授業態度とか,その仕組みとか,先生のやり方みたいなところに重点を置いていて,その結果として出てくるのは二番目だという
お話だったのかなと思います。ただ,僕はそれがいいのか悪いのかはわからないのですけど,そうしたら
小松島市の成績を発表されるというようなお考えはございますか。例えば,石井町は発表しようとかいう動きもあるみたいですし,静岡県の知事さんも出そうとかいう
お話も新聞報道等で出てきますけれども,
小松島市はどうなのでしょうか。
◯ 槇野教育長
先ほどの学力テストの結果につきましては二次的なものと,学力の
解釈というものは非常にいろいろな見方があろうかと思います。全国学力学習
状況調査の結果の公表につきましては,昨年度来
教育委員会の中でも検討を重ねてきておりますけれども,現在の時点では過度な競争を助長するおそれが強いことでありますとか,本市におきましても1学級の人数が20名前後の学校がたくさんございますので,そういった
意味からも昨年度末,ことしの3月の時点で
教育委員会としては公表をしないということで
協議させていただいておりますので,御理解をいただけたらと思います。
◎
安平委員
公表はしないという
お話だったのですけども,ただ,僕は考えますけど,学力テストで,例えば一例として沖縄県がことし躍進しているのです。2年前からどうしたらいいのだろうと。秋田県へ研修へ行って,先生が研修へ行って,先生が研修をして,その結果,学力が上がったというのが新聞報道でも出ています。それも何でかと言うたら,僕自身が考えるのは,秋田県の
子どもと,例えば沖縄県の
子どもとは違うのか。
徳島県の
子どもは違うのか,みんな一緒だと僕は考えておるのですよ。それは学校の先生,沖縄県もそうですけど,学校の先生が秋田県の先進地というのですか,1位,2位のところですよ,そこへ先生が2年間研修に行って,それをもってお勉強して帰ってこられて,それで
子どもたちを教えたら,その学力は上がったという話なんですよね。だから,僕としたら,そういう努力を
小松島市の
教育委員会が,そういう先生の例えば研修とか,そういうことをやられて,その結果勉強して,先ほど言われていましたけど,そういう研修とかいろんなことを考えられてということの中の1つだと思いますけど,そういうことをやって,その結果として先ほど教育長さんが言われたけど,二次的な結果として
子どもの学力が上がる。僕はそれがすばらしいことだと思っているわけです。
だから,僕がお伝えしたいのは,そういう沖縄県がやったような研修,先生の研修というようなことをお考えではないですかということをお聞きしたいのです。
◯ 槇野教育長
先ほど申し上げましたように,
徳島県教委は県教委でどういった課題があるかといった
部分で検討を重ねております。本市におきましても先ほど申しましたように,それぞれの学校で学力推進員を中心に自校の学力面での課題,また生活面の課題がどういった課題があるかを先生方が校内研修もいたしまして,その課題を解決していくために鋭意努力をしているところでございます。御理解いただければと思います。
◎
安平委員
今言われた校内の推進員,学校の先生が自分たちの目標なりを掲げられて,それを実践してやって,それを反省してとなると,僕としたらお手盛りかなというような,こういう言い方をしたら失礼なのかもしれないですけど,自分で自分を採点しているような雰囲気なのです。ですから,第三者がいて,それがその第三者機関がチェックしていくという方法もあろうかなというような気はします。いろんな問題があったり,いろんなことで対処できることをいろいろ考えていただいて,結果として
子どもたちの学力が上がるという方向ができたらなというふうに考えております。
続いてもう一点,いきます。
今,国の方では公共
施設という
お話があります。公共
施設総合管理
計画というのが,つくりなさいという
お話になっています。その中で,1つ,一番
最初に出てくるのが,財産の管理ができているか,財産の台帳がつくられて
整備ができているかとかいう話があります。その中で学校としたら,
教育委員会としたら小学校,
中学校全て建物は財産ですね,そういう管理はできておるのですか,それをちょっと
課長さん,すんませんけど。
◯ 豊栖教育政策
課長
土地建物等を
施設台帳に登載した上で,例えば改築,増改築等があった分についての増減をきっちり入れていくというような形での管理はいたしております。
◎
安平委員
全てのものが管理できているということでよろしいですね。
◯ 豊栖教育政策
課長
はい,できているということで御理解いただけたらと思います。
◎
安平委員
児童福祉課さんにお伺いしますけど,児童公園とかいろいろあるではないですか。ああいうところの台帳はできておるのですか,お伺いします。
◯ 勢井児童福祉課長
行政財産として土地台帳,それから建物であった場合は建物台帳に登載はさせていただいております。
◎
安平委員
僕が何でこんなことを聞くかといいますと,公共
施設のマネジメントという考え方をこれから国はやろうとしているわけです。その,今ある建物にしても財産がいつまでもつのか,今現在どれだけの値打ちがあるのか把握されていますか。いつ修理せないかんのか,いつお金を,例えば修理費がかかるのか,それができていて初めて管理ができているのですよ。ただ単に記載してあるだけで管理しているやという,そんな話は今の世の中ではないですよ。その辺はどうですか。
◎
広田委員長
小休します。
[休憩 午後 2時24分]
[再開 午後 2時34分]
◎
広田委員長
再開します。
◯ 豊栖教育政策
課長
学校の件でということで申し上げさせていただきたいと思うのですけれども,登録されておりますのは床面積,あるいは土地ですと敷地面積といったような
状況でございます。あと,もちろん建物の構造等というようなことだけでございまして,いわゆる評価された額について,資産として金額で幾らというような面での登録はございません。そういった面での管理は議員御指摘のとおりできておりませんが,この件につきましては教育
施設だからというようなことではなくて,公会計がこれまでずっと単式簿記を使ってやってきたというようなことの中で,資産評価は本庁においてもいたしていないと思いますし,これを全部建物・土地等を評価するとなると,これは大がかりな
制度変更になるものだというふうに理解しております。
◎
安平委員
今おっしゃられたのは過去の事例ですね。過去からこうやってきましたという
お話ですね。ただ,国,政府もそうですし,これからどういう形で進むのだという転換期が今来ているわけですよ。変わるのですよ。前例踏襲主義ではもうだめですよ,これから変えましょう。何でそういう資産の台帳をつくりましょうと言っているのか,本当の目的は公共
施設総合管理
計画というのを国はつくりなさいと言っているわけですよ,各市町村に,自治体に。それを
徳島県の中の
小松島市は全国を調査したら73%の市町村がもうつくっているのです。
平成26年度にかかります。もうつくっていますというのが全国で73%,
小松島市はまだ着手していません,いつかかるかもしれません。残り27%の中に入っている。だからそういうお答えが来るのです。国はつくりなさいともう既に言うてますよ,これを。この総合管理
計画の第一歩目が資産の台帳,資産管理をしなさいということですよ。これは何を言っているかといったら,今ある校舎が築何年で,何年までもつ。それを10年長寿命化,長くもたすためにはどういうお金を突っ込んで,ここにするのが効果的だ,それを見出すためには,要するに見つけるためには,その台帳がなかったらあかんのですよ。そういうことなのですよ。そのための台帳をつくりましょうという話。それをつくられていますか,資産台帳をつくられていますかという話。そうしなければ,常に国からの補助金はくれませんよ。そういう時代が目の前まで来ている。だから,そのためには早くつくりませんか,総合管理
計画というのをみんなでつくりませんかという話です。もしそれができていないのだったら,早くつくったらいいのではないですかと僕は思っているわけです。これからの自治体を経営していこうと思ったら,これが必ず必要です。コストダウン,自治体を経営するためのコストダウンをするためには,これが必ず必要なのですから。その第一歩目の資産台帳をみんなでつくりませんかというのが,僕の話です。それでよろしいですか。これで終わります。
◎
広田委員長
ほかに
所管事項で何かございませんか。
◎
井村委員
もう一点,先ほどの安平さんの学力テストのことでお願いというか,聞いていて感じたことは,もうちょっと危機感を持ってほしいなと思ったのです。というのは,今
保護者の間で,ある
中学校のある学年,これは言いませんけど,親の間で言うのは,4年前と比べたら,合計で100点,平均点で20点ぐらい低いような実情なのです。親の間で,どうなっているのだと,
保護者の間でまことしやかになっているのをちらっと聞くのです。そんなことを聞きながら,今回の新聞発表を見て,私が感じたことは,ああ,やっぱりなと。ただ,
子どもにも問題があると思うのです。
子どもにも問題があるんやけど,取り巻く,勉強に打ち込めるような環境づくりというのも一緒にやっていかなんだら,
子どもの方にも私は問題があると思う。家庭の方にも問題があると思うのですけど,その環境づくりの雰囲気づくりを一緒になってやらなかったらあかんと思うのです。ずっとそれを感じておる中で,先ほどの,悪いのですけど,教育
委員長さんと教育長さんのコメントを聞いたら,もうちょっと危機感を持って取り組んでほしいなと思うのですけど,教育長さんどうですか。
◯ 槇野教育長
今,
井村議員さんから御指摘をいただきましたけれども,本当に先ほど来申しておりますように,生活の実態と学力といったようなものが,非常に関連の強いものであるというふうに考えています。それぞれの学校で課題を見つけて,その解決に向かって学校全体を改善していくといったような
部分が非常に大事かと思っておりますし,当然それぞれの学校におきましては前年度の成績と今年度の成績といったものも比較をしながら,それぞれ学校
運営もしておりますので,できるだけ御心配をかけることが少ないように,これからも努力を重ねてまいりたいと思っております。
◎
井村委員
学年によってある程度誤差はあると思うのです。ただ,感じるところは,だんだんだんだん下がってきているように感じますので,すんませんけどお願いします。
◎ 武田
委員
先ほど環境という話が出ましたけども,最近は温暖化で非常に夏が来たら,夏休みあたりは非常に高い温度で,授業をしておっても生徒さんが勉強しておっても汗をだらだら流しもって,それこそ難しいものに取り組むにしたって集中ができないといったようなこともよく聞くのです。汗をたらたら流しもって難しい問題を解いて一生懸命勉強しておったって身が入らないというようなことをよく聞きますので,やはりエアコンの設置とか,そういうやつを徐々に進めていかなんだら,他市では大分普通教室にエアコン導入というような方向に進んでいますので,ぜひそういった方向にもまた考えていってもらいたいなというふうに言うておきます。よろしくお願いします。
◎
広田委員長
ほかに。
◎ 石原
委員
9月に入りまして,市の方も体育大会であるとか,いろいろ秋の行事がふえてくるわけなのですけども,
中学校の建設に伴いまして,市立体育館の駐車場を,前に聞いたのは建設のエリアの中に仮につくるということで,スムーズに事故のないように対応していただきたいということと,その後の市立体育館の駐車場の用地確保については,その後どのようになっているのか,教えていただきたいと思います。
◯ 大粟スポーツ振興室長
スポーツ振興室でございます。今,石原議員の御心配をおかけしておる市立体育館の駐車場でございますが,9月16日に3名の地権者の方と境界立会をさせていただきます。そして,それで用地の方を面積等と比較しながら順次進めていく段取りでございまして,教育政策課の方と8月の末までは,来年度の8月の末まで仮の駐車場を赤石グラウンドの方へ設けさせていただいて,8月の末までに新しい駐車場の方の用地を確保して造成して,9月の頭ぐらいから新しい駐車場を使用できるような考え方で鋭意進めていますので,御理解のほどよろしくお願いいたします。
◎ 石原
委員
何台ぐらいとめられるとかいう,その
計画等はできていますか。
◯ 大粟スポーツ振興室長
今の用地,駐車場,現存する用地が約3,000平米ございます。3筆の公簿面積上も約3,000平米ございますので,今と同じ台数は確保できるような格好にはしたいと思ってございますので,よろしくお願いいたします。
◎
広田委員長
ほかに何かございませんか。
[「
なし」と言う者あり]
◎
広田委員長
ないようでございますので,閉会に当たり,市長より御挨拶があります。
◯ 濱田市長
それでは,本
委員会に付託されました
議案につきまして,
原案どおりお認めいただきましてありがとうございました。
委員各位からは貴重な御
意見,御提言をいただいたところでございます。大変お世話になり,本当にありがとうございました。
◎
広田委員長
これをもって,
文教厚生常任委員会を閉会いたします。
[閉会 午後 2時45分]
Copyright (C) 2005 Komatsushima City Assembly, All Rights Reserved....