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平成26年総務常任委員会 本文 2014-03-12

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  1. 小松島市議会 2014-03-12
    平成26年総務常任委員会 本文 2014-03-12


    取得元: 小松島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    2014年03月12日:平成26年総務常任委員会 本文                        [開会 午前10時00分]  -質 疑- ◎ 北野委員長  以上で議案説明は終わりました。  これより,議案第11号から議案第19号まで,議案第38号に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 天羽委員  退職のことについてお伺いします。議案第13号の件ですけども,45歳から退職すれば1年当たり3%の割り増しがつくということなのですけども,間違うとったら申しわけない,従来のやり方は,本人からやめたいということで申し出があったら勧奨退職扱いにしてやめるというふうなことであったと思うのですけども,今度からは募集をして,募集がなければやめられないというのはおかしいけども,そういうふうになると思うのですけども,それでよろしいでしょうか。 ◯ 西照秘書人事課長  現行勧奨退職については,毎年度,時期を設けて募集というか,実施をしております。具体の制度的な位置づけについては,勧奨退職等に関する取り扱い規定ということで,市の内部で規程は持っております。具体内容については,今回の条例規程,今,議員さんがおっしゃられました募集とかそういうような,個々で,いろいろ,期間とか,そういうようなのが,今回,条例の方で位置づけされるわけなのですけども,今の規程よりももっと具体の取り決めを,現行勧奨退職取り扱い規程よりは中身がもっと事細かく,条例の方で規程をされるようになっています。  前段申し上げましたように,勧奨募集については,毎年度,大体夏ぐらいに行われておりまして,それをもとに,具体条例規程事項によって,早期勧奨退職募集を行うということになろうかと思いますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 天羽委員  そんなものを書いたものがどこかにあるのですか。内規とか規則とか,そういうものは公表していないのではないですか。公表しとんですか。 ◯ 西照秘書人事課長  基本的には,前段申し上げました小松島職員勧奨退職等に関する取扱い規程という規定がございまして,それで現行は運用をいたしております。 ◎ 天羽委員  わかりました。不勉強で申しわけないですけども。  募集期間とか人数とかを書きますわね。ほんなら,前も書いとんでしょうけども,募集以上の人数が来たらどうなさるのですか。 ◯ 西照秘書人事課長  とりあえずこの条例の中で,募集要項に記載をしなければならない項目ということで,今回,条例の第8条の2に規程いたしております。今,議員さんおっしゃられとったように,各年度,当然,募集をかけるわけなのですが,それに対する取り扱い考え方というのは,その要項の中に,仮に10名募集となっとったところが11人来たときにどういう考え方をするのかというのは,その都度その都度,募集要項を作成する段階で懸案事項を踏まえてちょっと考えてまいりたいというふうに考えておりますので,御理解のほどよろしくお願いいたします。
    ◎ 天羽委員  市の方の裁量でするということでございますので,わかりました。  次に,元気交付金の,5,000万円の基金に積むということなのですけども,市の単独事業に充てるということですが,これは補正予算を組んだときに使うということなのですか,それとも,もう決まっとんですか。 ◯ 藍沢財政課長  一応,国の要綱上は単独事業ということで限定されておりますので,基本的には,例えば当初予算で組んだ学校関係テニスコート用地があるのですが,6,000万円ぐらいがあるのですが,これ,起債事業で100%単独事業になっとりますので,その起債については交付税措置がない起債ですので,それらにこの交付金を充当するという想定はしとりますが,また具体的にはその補正予算財源振り替えをするか新たに補正予算を出して充てるかというのはまだ決めておりませんが,想定は一応そういう形で考えています。 ◎ 天羽委員  わかりました。ありがとうございました。 ◎ 安平委員  2点,ちょっとお伺いします。議案第13号なのですけど,現行は「給料日額」,それを「退職日におけるその者の給料日額」というふうに変えられるということなのですけど,詳しく説明というか,逆に「給料月額」というところは「退職日給料月額」というふうに変わっとんですけど,これはどういうことなのか,ちょっと詳しく説明していただきたいのですけど。 ◯ 西照秘書人事課長  「退職日給料月額」と「給料月額」,基本的には規定語句改正ということにはなろうかと思いますが,基本的には退職金の計算というのは3月31日付の給料月額という形になりますので,退職金を計算する上では給料月額退職日給料月額差異はないというふうに理解をいたしております。ただ,規定上,退職日給料月額に統一した改正がなされておるということで理解しておりますので,その辺については御理解のほどよろしくお願いいたします。 ◎ 安平委員  語句,言葉だけを変えて中身は変わっていないという認識でいいのですか。 ◯ 西照秘書人事課長  議員のおっしゃるとおりと思います。  ただ,この退職手当に関する条例につきましても,国の参考条例でありますとかそういうふうなものに基づいて語句改正というような流れになっておりますので,国の基準に準じて本市の規程も合わせて改正しておるということで,先ほど申し上げましたように,具体取り扱いについては差異はないものと認識をいたしておりますので,よろしくお願い申し上げます。 ◎ 安平委員  一般市民がこれを読むと「退職日におけるその者の給料」というたら,何か3月31日に給料をぷっと上げたら退職金がぼんとふえてしまうのかなというような気も,この文章だったら受けてしまうのですよね。その辺はないということですので,もう結構です。  あと,議案第18号なのですけど,消防長消防署長の枠というか,そういう資格とかいうことで,何か縛りみたいなものが入っているような気がするのです。現実的に,今,消防長資格がある人とか消防署長資格がある人というのはたくさんおられるのですかね。それをちょっとお伺いしたいです。 ◯ 野村消防次長  現行では司令等がたくさんおりまして,満たせる状況になっております。 ◎ 安平委員  はい,わかりました。安心しました。  以上です。 ◎ 北野委員長  ほかにございませんか。                         [「なし」と言う者あり] ◎ 北野委員長  質疑なしと認めます。  よって,質疑を終結いたします。  これより,討論に入ります。  討論はございませんか。 ◎ 天羽委員  議案第38号 小松島消防手数料条例の一部を改正する条例につきましては,質疑はしておりませんが,うちの消防のことを言うのでなしに,消費税にかかわるそういう引き上げについては,私は今回の議会では反対したいと思っております。  なぜかと言いますと,やっぱり消費税というそのものの税金の性質上,低所得者に不利なそういう税金でございますので,そういうものは,今回,4月から引き上げるとか言うておりますが,5%の時点でも,私はこういう税金は不公平な,不平等な税金であるということでございますので,それにかかわる手数料引き上げについては反対するものでございます。 ◎ 北野委員長  ほかにございませんか。                         [「なし」と言う者あり] ◎ 北野委員長  討論なしと認めます。  よって,討論を終結いたします。  これより,採決いたします。  まず,議案第11号 小松島市長及び副市長の給与条例の一部を改正する条例について,議案第12号 小松島職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について,議案第13号 小松島職員退職手当に関する条例の一部を改正する条例について,議案第14号 小松島職員修学部分休業に関する条例の一部を改正する条例について,議案第15号 小松島職員高齢者部分休業に関する条例の一部を改正する条例について,議案第16号 小松島事務分掌組織条例の一部を改正する条例について,議案第17号 小松島地域元気臨時交付金基金条例制定について,以上7件についてを一括採決いたします。  お諮りいたします。  議案第11号から議案第17号までについて,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        [「異議なし」と言う者あり] ◎ 北野委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第11号から議案第17号までについては,いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に,議案第18号 小松島消防長及び消防署長資格を定める条例制定について,議案第19号 小松島非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例について,以上2件についてを一括採決いたします。  お諮りいたします。  議案第18号,議案第19号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        [「異議なし」と言う者あり] ◎ 北野委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第18号,議案第19号までについては,いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に,議案第38号 小松島消防手数料条例の一部を改正する条例についてを挙手により採決いたします。  お諮りいたします。  議案第38号について,原案のとおり決することに賛成委員挙手を求めます。                            [挙手多数] ◎ 北野委員長  挙手多数であります。  よって,議案第38号については,可決すべきものと決しました。  次に,陳情第1号 「『新たな知見』で伊方原発徹底検証等を求める」件についてを議題といたします。  陳情第1号について,質疑,御意見等ございませんか。 ◎ 天羽委員  陳情につきまして今回の資料が添付されておりまして見てみますと,四国電力の言っておることと大分違う,新しいといいますか,こういうこともあるのではないかということが新しくわかってきたといいますか,そういうことを,大学の先生などが発見というのか,そういうこともあるのではないかということを発表されまして,それに基づいて,より一層調査をすべきだと,そういうことでございまして,例えば四国電力調査によれば,断層は沖合8キロメートルにあると言うのですけども,岡村眞高知大学先生によりますと沖合数キロメートルにあるのではないかとか。それで,マグニチュードが,四国電力は7.8やけども,岡村先生マグニチュード8程度のものが直下で起きるのではないかとか。もう一つは,スロークエイクというのですか,ゆっくり滑っていくというそういうものが近くで起こっておると,そういうこととかを考慮に入れて,より一層慎重に調査をするべきだと,そういう意見を,議会から国の方に意見書として上げてくれということでございまして,安倍首相も言うとりますように,世界で最高の安全のものにすると言うておりますので,そういう新しい意見といいますか,そういうものが出たら,それはぜひ検証していただくと,そういうことでより安全なものにしていただくと,そういうことでございますので,私は非常に内容としましてはいいものではないかなというふうに考えております。 ◎ 佐野委員  原子力発電安全性というのはだんだん追及をしていかないかん,福島のあの原発事故のことも踏まえて,それを教訓としていろいろ研究はしてくれていると思うのですけれども,それを誰が判断するかというたら,現状では,国の一番最高機関原子力規制委員会というのがあるので,いろいろ書いてくれてありますけれども,私は素人でなにがわからんけれども,原子力規制委員会にしているのでそこを基準にしていかなければならないと思いますので,そこにお任せしたいと思いますので,そういうことであります。だから,私は不採択にしたいと思います。 ◎ 北野委員長  ほかにございませんか。                         [「なし」と言う者あり] ◎ 北野委員長  ないようでございますので,質疑,御意見等を終結いたします。  これより,討論に入ります。  討論はございませんか。 ◎ 天羽委員  先ほども言いましたように,もっと伊方近くにそういう地震が起こるのでないかとか,また,津波も,現在想定されておりますのは6メートルですか,今,海抜10メートルのところにあるので,6メートルぐらいだったら安全だというふうに言われるのですけども,一方では,いや,10メートルぐらいのやつが来るのではないかなと,超すような津波が発生する可能性もあるのではないかということも,私が言うのではないです,この送ってきておる資料にはそういう可能性もあるのではないかなということも書かれておりますので,学説というのか,そういうことが言われておりますので,それは一つ一つやっぱりぜひ検証していただいたらより安全なものになるのではないかなということのためにも,そうすべきだということでございますので,採択をして意見書を上げるべきだと思います。  終わります。 ◎ 佐野委員  私は不採択の立場で討論したいと思います。というのが,安全性については,専門家の数々の意見とかなにがあると思うのですけれども,その中で原子力規制委員会というのがありますので,そこにお任せしたいと思いますので,不採択といたします。 ◎ 北野委員長  ほかにございませんか。                         [「なし」と言う者あり] ◎ 北野委員長  討論なしと認めます。  よって,討論を終結いたします。  これより,採決いたします。  陳情第1号 「『新たな知見』で伊方原発徹底検証等を求める」件についてを挙手により採決いたします。  お諮りいたします。  陳情第1号について,採択することに賛成委員挙手を求めます。                            [挙手少数] ◎ 北野委員長  挙手少数であります。  よって,陳情第1号については,不採択すべきものと決しました。  以上で,本委員会に付託されました事件はすべて議了いたしました。  その他,委員の皆様から,所管事項で何かございませんか。 ◎ 佐野委員  昨年の12月25日やったんですかね,防災行政無線の設置ができまして,市民がひとつ安心になったとは思うのですけれども,その後,検証というのか,聞こえにくいところを検証するというふうに言っておられましたけれども,どういう経緯で検証しているのかお聞かせください。 ◯ 堀淵市民安全課長
     昨年12月21日に完成いたしまして,翌年の1月19日を初回といたしまして試験放送を繰り返しております。第3日曜日の正午に全局一斉の放送をしております。これにつきましては毎月1回でございますが,その他各地域で実施される防災訓練のときにも,合成音の女性の声,男性の声,また時差放送等も取り入れながら,今後,進めてまいります。  現状で,地域防災訓練等で使用した件数が2件ほどございます。これに基づきまして検証しております。検証の方法といたしましては,自主防災会皆さん方等々にまた御確認もいただいておるところでございますし,また市の職員の中で,毎回,毎回といいますかまだ1回でございますけど,アンケート調査という形で市内に居住される方々にアンケートをお願いしておるところでございます。  以上です。 ◎ 佐野委員  聞き取りづらいとか,はもってなかなか意味がわからぬとか,いろんな一般の人の声は聞くのですけれども,それが全市的に,どこの地点で,防災無線があって,どの地点の人が聞こえにくかったかという科学的な聞き取り調査ができていないように思うので,自主防災会の人に尋ねるのはもちろんですけれども,全職員さんが,小松島市に住んどう職員さんが2名1組でも,どの地点とどの地点と今度の放送を機にどんな声が聞けたかという,直接,職員の体制というのか,そういうのをアンケート調査というのをしていただいたら皆さんの声,聞くのもそうやけれども,じかに,どういう声が聞きやすいのか,どこが悪いのかというような実地検証にもなるので,市民安全課だけでは無理なので,小松島市に在住とか,皆,全職員さん,これも,皆,防災は全職員さんの問題で,市民安全課だけの問題ではないので,日曜日,どこの地点でどういう聞き方ができてここにしたらいいのかというのをじかに検証できるような仕組みをしたらいいと思いますけれども,どうでしょうか。 ◯ 堀淵市民安全課長  2月の検証のときには,今,佐野委員さんがおっしゃるように,市内に在住されている職員皆さん方,また,たまたま違う地域にいた方々にアンケート調査を出しております。それで,聞きづらかった,全く聞こえなかった,はっきり聞こえた等々で丸を入れていただくようにしておりまして,無記名でございますけど,一応住所だけは,どこで聞いたかというのだけは記入してくださいということで,データを集めております。それをまた机上の方にでも落としてみて,聞こえづらいところは赤とかいう形で落としていくような作業を進めておりますが,何分,季節,風向等々で,さまざまな諸条件で変わりますので,今後,継続していこうと考えております。 ◎ 佐野委員  季節とか風向きで大分違うと思うので,そういうのを何回かしていただかないかんし,ぜひ,職員さんも御苦労やけれども,日曜日の正午だけでも,どこの地点で,直接自分で確かめて聞いてもらうと,そういうこともぜひしていただきたいと思います。  それで,ことしの予算もついとった避難施設建設,和田島の地区,ニュータウン避難タワーをすると言ったのですけれども,その後はどのような経過になっているのか,教えてください。 ◯ 堀淵市民安全課長  現状を御説明させていただきます。小松島ニュータウン設置予定公園のところのボーリング調査を完了いたしました。そのボーリング調査データ設計委託の業者の方に手渡しまして,今,地質の解析をやっているところでございます。 ◎ 佐野委員  やっぱり避難タワーとして建設する予定でしょうか。 ◯ 堀淵市民安全課長  その分析で,どの施設,どの設備が一番いいかを基本設計という形で出してきて,それに,そのプラン,数件のプランが出てまいると思います,その中で一番いいものについて詳細設計を進めていくということでございますので,今の現状タワーに固まったものではございません。 ◎ 佐野委員  南国市も総務委員会で視察に行きましたし,焼津市,袋井市も行って,命山とかいろんな方法があるので,やっぱり,場所とか,経費とか,収容人数とか,いろんな利点とかなにがあるので,そこら辺あたり十分研究をしていただいて,よりベターなものをつくっていただきたいと思います。  それと,そういう公共の施設だけでなしに,外づけ階段,和田島の小学校の上に,屋上階段手すりとか階段をつくる予定と聞いておりますけれども,また福祉会館へ行ったら屋上へ外づけ階段ができて,これもいいなということで思いました。また,金磯南ポンプ場にも,屋上にもできると。それと,またこれから計画される葬斎場のところにも,屋上にでも外づけ階段ができたらいいとは思うのですけれども,そういう公共施設の分には,ぜひ,全部,皆,外づけ階段をつけていただきたいと思うし,今度,民間のどこそこの,金磯の病院とか高い建物の民間のビルに外づけ階段をお願いしたら,たくさん避難タワーを建てぬでも避難施設ができるので,そういうことも研究していただきたい。そして,焼津市では自分の工場の上にそういう避難場所をつくったら,自分の会社の,50人雇うとしたら50人以上避難ができる施設をつくったら,それは補助するというようなこともやっていますので,そういうことを研究したらいいと思いますけれども,そういうお考えはどう思っておりますか。 ◯ 堀淵市民安全課長  今,所管のついているそれぞれの物件につきましては担当課の方の考え方もございますでしょうし,また,今後,建設されるものにつきましては設計の中に盛り込むかどうか,また,それはもう,現下の協議の中で含まれると思います。  今,佐野委員さんがおっしゃりました民間の施設の件でございますけど,民間の施設につきましては,いろんな,さまざまな規制がございます。先進地の例を御視察いただいたときにも見られたと思うのですけど,それについても,一応,今後,研究はさせていただきます。 ◎ 佐野委員  ぜひ,実現するようにしていただけたら,大勢の人が,そういう横須・金磯とか,海岸ぶちの人が避難することができるという,経費も安いということで,考えていただきたいと思います。  それと,この間,防災の講演会がミリカホールでありまして行ったのですけれども,3月6日の講演会がありまして,東北の被災地の人が,体験した人が講演をしていただいて,皆さん大変よかったということで好評であったのです。それと,県の防災現状とか市の方も講演していただいて大変参考になったのですけれども,その中で100名程度ぐらいだったので,えらい席があいとったので,こんないい講演をもっと皆さんに聞かせたかったという話が皆さんからあったのですけれども,それの広報の仕方が悪いと,この広報の仕方はどないしたのでしょうか。 ◯ 堀淵市民安全課長  3月6日に津波防災・減災リレーセミナー・in・小松島市というものをミリカホールの方で開催させていただきました。それで参加者につきましては,現状,把握しております106名でございます。  これについての市民に対する周知方法でございますけど,まずは市内の自主防災組織及び消防分団に対しまして案内状を送付させていただきました。次に,県においては,県のホームページなどの掲載のほか,県に登録している防災士などの関係者に対しても案内を行っております。また,市の職員さんの分でございますけど,これにつきましては,平日でございましたけど,人事課さんの方にお願いを申し上げまして職員研修の一環として扱っていただけないかということで,庁内回覧も回させていただいております。  以上でございます。 ◎ 佐野委員  そういうふうに,広報はしたと言ってくれておりますけれども,集まりが悪いというのは,確かに広報の仕方が少ないというか悪かったと私は思います。というのが,私も全然前の日まで知らなかったのですけれども,それを聞いて田野の自主防災の各役員さんの家へ配ったら,それだけで大体10名ぐらいは来ていただいたので,もっといろんな方法で幅広く広報しておったらまだまだ来ていただいたし,これは大変ためになる,せっかくの防災のセミナーだったので,そういうことも踏まえて,いろんな防災教育の,皆さんへの周知の方法,広報の仕方を活発にしていただきたいと思います。そのことについてどう思いますか。広報の仕方について。 ◯ 堀淵市民安全課長  主催といいますか,県の人材育成センターとの主催で我々が会場設営等々を行ってきたのでございますけど,広報といいますか,募集につきましては,市内に点在しとる自主防災組織を初めとする各機関に案内状を出させていただいておりますので,できる限りのことはしたと認識しております。 ◎ 佐野委員  募集要項の中に,先着300名様やと。そして,裏に申し込みのような感じで,欄,住所,名前を書いて申し込むというような式に,形態はなっとったのです。だから,それを見て,これだけの参加者しかないなと先にもしわかったら,募集申し込みというような用紙はあったので少ないなというのはわかっただろうし,私の言いたいのは,もっと広報する,いろんな方法で広報をするという方法を考えてほしいということであります。  以上であります。 ◎ 安平委員  佐野委員さんの関連です。先ほどの和田島のタワーですけど,タワーかどうなのかわからぬのですけど,ボーリングをやって,今,設計業者さんにそのデータを渡したと。それはいつ終わるのですか。 ◯ 堀淵市民安全課長  今の契約ではこの末なのですけど,工期延伸をいたしまして,設計完了するのは今年の12月ごろの予定でございます。 ◎ 安平委員  26年12月まで工期を,設計の工期を延ばすということかなと,今思いました。それで,その後,発注準備をして工事を発注して……。工事が12月に完成するのですか。違うでしょう。 ◯ 堀淵市民安全課長  設計でございます。 ◎ 安平委員  だから設計が12月に完成して,それから発注準備をして発注します。それなら,その工事が完了するのはいつなのですか。 ◯ 堀淵市民安全課長  工事につきましては,27年度4月以降で。                       [「完了するの」と言う者あり] ◯ 堀淵市民安全課長  いや,発注いたします。 ◎ 安平委員  いつ完了するのですかということを聞いていますので。 ◯ 堀淵市民安全課長  27年度中を予定しております。 ◎ 安平委員  この予算,25年度予算で7,500万円ですよね。それを1年繰り越して26年度でやる,繰り越したと。それを27年度中にやるということになったら,もう一回繰り越さないかんでしょう。そんなことができるのですか。 ◯ 藍沢財政課長  この件に関しましては予算づけと関係してきますので,私の方で,一応想定ですが,お答えさせていただきます。  6月補正で,7,500万円,タワーを組んだわけなのですが,地元協議とかいろいろな調整がありまして,今回は設計という形で,今年度に組んだ分は繰越予算という形になります。それで工事につきましては,補助金の絡みは,当然,社会資本の整備交付金を受けますので,その申請も含めて27年度予算として計上するという見通しで,今ちょっと考えております。 ◎ 安平委員  そうすると,去年の6月の補正というのは,設計のための7,500万円だったのですか。  あのときの説明は,なんとか橋をかけて,どこかのやつを,例を持ってきて,歩道橋みたいなやつをもとにして7,500万円という金額になると,そういう説明をあのとき受けましたよ。ということは,工事も含めて,それをつくるということで,7,500万円を議会は認めたのです。今の答弁だったら違うのですよ。今の答弁だったら,設計だけで7,500万円というふうに受け取られますけど。 ◯ 藍沢財政課長  私の言い方が非常にまずかったということで認識しております。もちろん,当時,6月補正の段階では,工事費と設計を含めて7,500万円という認識予算を議決いただいたわけでございます。私が申し上げたのは,その後の状況の変化ということで,結果的にはそういう形になったということでございまして,私の言い方がまずがったということでございますので,おわび申し上げます。 ◎ 安平委員  7,500万円というお金,それは,当初,認めた,最初出てきた説明は,避難場所をつくるということだったのですよね。それを,例えば僕らは工事費というような感じ,感覚を持っていた。                     [「100人乗りのタワー」と言う者あり] ◎ 安平委員  100人乗りのタワーということで,避難タワーということで,工事費という形で考えていたのです。  25年度で認められたのを26年度へ繰り越すことは可能だろうけども,それを27年度まで繰り越すということができるのかということを聞きたい。  それで7,500万円の中には,当然,国費も入っていますよね。その国費をどうするのですか。戻すのですか。 ◯ 藍沢財政課長  7,500万円の予算につきましては,当然,27年まで繰り越したら事故繰りになってしまいますので,それはいたしません。もちろん,設計の部分で,決算上は設計の調査分だけで執行がなされるという形になります。  それから,国費については,精算してちゃんと戻すというような形にはなります。 ◎ 安平委員  国費を戻すということをお答えいただいたのですけど,その辺は僕にとったら,せっかく国費をいただいてそれで建設しようとした……。 ◯ 藍沢財政課長  済みません。国費の申請はちょっと私の方で十分把握していなかったので申しわけないのですが,実際として,交付金として,まだ事業はこれからですので,完了しておりませんので,受け入れていないということですので,変更申請を出して減額するという形になります。  以上でございます。 ◎ 安平委員  それは,変更の書類を出すことによって認められるということで理解したらいいのですね。はい,わかりました。 ◯ 孫田総務部長  この件に関しましては,去年の6月定例会で予算を,肉づけ予算としてお認めいただいて,9月の段階で内容が変わるというお示しをして,たしか予算決算常任委員会ですか,そこの一部をかりまして私の方からその経緯について御説明を申し上げた次第です。  確かに,設計とか建設の関係で7,500万円を認めていただいたのですけれども,その際にも説明したのですが,安平議員さんがよくおっしゃられるように,計画があってそれにのっかって十分に行ったわけではなくて,まずは国費の補助申請の方でできる限り枠をとりたいというような意向がありまして,それでかなり無理をして,実際上は補助金申請をしたと,こういう経緯がございます。そういった計画性のなさということで御指摘を受けて,それに関しては御説明を申し上げて御理解をいただいたというようなことになっておると思います。  現状は,今言ったように,内容も含めて,十分,調査,比較した上でやっていくという方向性を示させていただきました。その分については,設計の費用については,今言ったように,繰り越して26年度にさせていただきたいと。補助金の申請についても,まだもらってございませんので,変更申請をかけていって,また次の年度は別の申請をかけていくと,こういう流れになってございますので,よろしく御理解いただきたいと思います。 ◎ 北野委員長  小休いたします。                        [休憩 午前11時05分]                        [再開 午前11時15分] ◎ 北野委員長  再開いたします。 ◯ 堀淵市民安全課長  津波避難施設現状でございますけど,ボーリング調査が終わりまして,ボーリングを実施した業者さんの方から設計委託をかけております業者の方にそのデータを提供した状態でございます。  設計業者の方はその地質を解析して,当該地に何が一番いいものなのか,またどういうものをつくれるのかというようなプランニングを現状しておるところです。これ,基本設計でございます。その基本設計が上がってくるのが早ければ年度末,4月に食い込むかもわかりませんが,そのぐらいの時期を想定しております。  その後,そのプランを,内部,部内の中でも協議し,また地元の皆さん方とも協議をいたして,最終的に,この工法を,この施設の形ということで決定いたしまして,そこから詳細な設計,俗に言う設計図ですね,それを書き上げていただいて,それが完了するのが12月ぐらいでなかろうかというような予定でございます。  以上です。 ◎ 天羽委員  別の話ですけども,市民安全課長,申しわけないのですけども,南海トラフの特別措置法の件についてもうちょっと教えていただけたらと思うのですけども,南海トラフ特別措置法に,小松島市が,地域に指定されたのかどうかをまずお知らせ願いたいと思います。 ◯ 堀淵市民安全課長
     南海トラフ地震津波避難対策特別強化地域の指定ということと思います。現状のところは,まだ確定しておりません。 ◎ 天羽委員  いつごろわかるのですか。 ◯ 堀淵市民安全課長  今の予定ですけど,時系列の予定が出ておるのですけど,26年度となっております。これも,早々の,まだ未定稿で全然出ていない状況なのですけど,26年度早々に出ると予想しております。 ◎ 天羽委員  そういう特別地域に指定されたら,地域防災計画のやり直しというのですか,それとか避難計画を立てなければならないとかいうふうなことに,26年度にはかかっていただくというふうな,ちょっと法律の解説書を読んだらこういうふうに書いてあるのですけども,もし仮に指定されたら,26年度中にはそういう作業にかかる予定……。まだ来とらんけんあれだろうけど,そういうふうなことで進んでいくのですか。その点についてお伺いしたいと思います。 ◯ 堀淵市民安全課長  まずは都道府県の防災計画推進計画の改定がありまして,その後,市町村の地域防災計画の変更また推進計画の作成,このような流れになっていきます。 ◎ 天羽委員  わかりました。ありがとうございました。 ◎ 吉見委員  すんません,先ほどの小松島ニュータウンの件ですけど,確認させてください。26年3月31日までに設計ができ上がって,庁内協議と地元協議をやって,26年12月に設計完了……。                          [発言する者あり] ◎ 吉見委員  26年3月31日,そうでしょう。                     [「26年ってことしよ」と言う者あり] ◎ 吉見委員  設計でしょう。それで庁内協議をやって,26年12月に設計完了でしょう。そうでしょう。それで,27年度に完成でしょう。工事がね。  それで,27年度ということは,これは28年3月ということもあり得るわけやね。  これ,何人ぐらいの人間が乗れるやつなのですか。 ◯ 堀淵市民安全課長  今,そういう吉見議員さんがおっしゃったような内容も踏まえて,基本設計を出しておるところなのです。 ◎ 吉見委員  はい,わかりました。 ◎ 天羽委員  ちょっとすいません,災害の件から次の件でお願いしたいのですけども,税務課の方にお聞きしたいのですけども,御当地ナンバーというのがやられとるようでありまして,私もネットで見たら,徳島市がやっとるようでございますのですけども,この本市の方でもそういう御当地ナンバーというのができないのかどうか教えていただけたらと思います。 ◯ 武本税務課長  税務課でございます。御当地ナンバー,これ,いわゆる原動機付自転車に対するものなのですけども,確かに全国的にもふえておりまして,現在,徳島市が阿波踊りをモチーフにしたもの,石井町がふじっこちゃんをモチーフにしたもの,県内では2カ所やっております。  本市にも,小松島市はやっていないのですかというような問い合わせは過去に何件かございまして,検討課題としてはおるのですけども,今の段階ではまだ御当地ナンバープレートを導入する予定というのはございません。  以上です。 ◎ 天羽委員  原付というのは,市内に何台ぐらいあるのですか。 ◯ 武本税務課長  50cc以下が約3,000台,51ccから90ccまでが350台,それと90ccから125ccまでが原付なのですけども,そこも約350台で,合計で約3,500台ございます。  以上です。 ◎ 天羽委員  私らは原付といったら49cc以下だと思うのですけども,今おっしゃった3,000台以上につけようと思うたらつけることが可能なのですか。再度,ちょっとお願いします。 ◯ 武本税務課長  50cc以下はうちの方は白ナンバーになっておりまして,90ccまでが黄色ナンバー,125ccまでが桃色ナンバーになって,3種類ともすべて可能です。台数制限等もございませんので,言い方はちょっと悪いのですけども,もちろんやろうと思えばできます。 ◎ 天羽委員  ぜひ,三千何ぼもあるのでしたら,ちょっと宣伝にはなると思いますので,ぜひ,市長,どうですか,また前向きにひとつ検討していただくようなお考え方はないですか。 ◯ 濱田市長  今,税務課担当の課長が言っていましたので前向きに考えていきたいと思いますので,よろしくお願いします。 ◎ 前川副委員長  自主防災会について,質問というかお願いがあるのですけど。私も,今,地元の自主防災会で会計を担当しとんですけど,市から自主防災会の方に年間1万円,補助金としていただきよんですけど,この1万円ではなかなか活動というか,限られた活動しかできぬのです。もうほんまに,私も会計を担当しとんで,経費のやりくりに大変なのです。皆,1万円ではほんまにあんまり活動できぬなと。うちの地元の自主防災会でも,年に1回は地域の住民の方に寄っていただいて,炊き出し訓練とか避難訓練とかしよんですけど,市内に今26の自主防災会があるようですけど,皆さん,大変活動の範囲というか,経費のやりくりが大変だろうと思いますので,市長,ちょっと……。市長でなしに,担当課長,お願いしたいと思います。 ◯ 堀淵市民安全課長  前川委員さんから御指摘いただきました自主防災会の支援につきましては,25年6月議会で広田議員さんからの御質問に対しまして,現状の1万円の活動助成金以上に必要な自主的な取り組みが生じてきた場合につきましては,予算措置も含めて検討したいと,このようにお答えをさせていただいているところでございます。  この件につきまして,予算決算常任委員会の席上でも御説明はさせていただきますけど,次年度からはこれまでの1組織1万円の補助金と,過去にありました,本年度もございました地域津波避難計画策定事業の60万円,これを統合いたしまして85万円にしまして,より柔軟な予算執行ができるように対応させていただきたいと考えておりますので,お願いいたします。 ◎ 前川副委員長  柔軟な対応をしてくださるのですね。 ◯ 堀淵市民安全課長  今,ルールづくりをやっているのですけど,1万円については定額補助という形にそのまま残します。ただ,自主的な活動,しかしながらこれはあくまでも自主防災ですから,一定のところは自主的な防災活動ですので,経費についても自主的にというのが前提にございます。しかしながら,何から何まで皆さん方にお願いするのもちょっと失礼な話なので,市としてもできる限りの範囲で,予算の許す範囲で柔軟な対応をさせていただきたいと。そのような目的の活動につきましては,ある一定のルールを設けて補助をさせていただくという方向で進めさせていただきたいと思います。 ◎ 前川副委員長  活動に応じての補助金を支給してくださるのですか。 ◯ 堀淵市民安全課長  1つの例を出します。あくまでも例としてとらえていただきたいのですけど,地域防災訓練をするとか,地域地域の住民の方々に集まっていただいて防災センターから講師を招いたり,私のところから講師を行かせたりして,いろんな,会合なり,講習会なりをする,当然,これは地元としては経費がかかります。そのような活動を,全額というのではありません,先ほども申し上げたましたとおり,自主的活動ですから経費の部分もあくまでも自主的にということが前提でございますけど,それの一部分について,一定のルールづけをした後に交付していくと,申請していただければ交付するというような方向で考えております。 ◎ 前川副委員長  わかりました。どうもありがとうございます。 ◎ 佐野委員  水道部にお尋ねいたしたいと思います。水道を新設する場合,近くの県道,市道から,例えば30メートルくらい離れとるとします,その家は市道に隣接しとんですけれども,それを新設するときにはどのような費用の方法をしたらいいのか,教えてください。 ◯ 佐野水道部副部長  全く引き込み線がない場合は個人負担となります。 ◎ 佐野委員  大体は,市道とか主なところは市の本管を市の方の費用で引くべきと私は思うのですけれども,個人の費用の負担をして,その後は市に寄附してもらうのでしょう。 ◯ 佐野水道部副部長  個人負担で布設,その方の家まで引いていただいて,後に市に移管していただいて,漏水修理とかそういうものは市が行うようになります。維持管理に関しては市がするようになります。そのためには無償移管をしていただかぬとできませんので,そういうことをお願いしております。 ◎ 佐野委員  そうしたら,その次に,また新しい新築をした場合に,またそこから引くということが何軒かありまして,だんだんと水圧が下がっていくこともあるし,自分でお金を出してここまで引いとんやから引いたらいかんと。市に寄附しとうということがあっても,そういうことにだんだんなっていきよる。現実にはそういうのでなかなか水道を引けぬ。本管から何本も細いのがいっとうということが現実にはあります。そして,どうしても,延長させてもらうときにはお金をその人に払いようというような現実もあるので。  それと,太さとか深さの問題があって,市の方にはどれぐらいの深さでいけるという規格になっておるのでしょうか。 ◯ 佐野水道部副部長  普通の管は1メートルで,耐震管等は80センチメートルという深さです。  それと,その延長にまた家が建ったりしたら,布設した人に承諾をもらってくれというようなものを,水道部の方としては承諾書を提出してくれということを言うております。  それで,水圧とかが下がるものであれば,無償移管されとるものですから,市の方で口径を大きくしたりすることも可能でございます。 ◎ 佐野委員  水道に台帳があると思うのですけれども,県道から7軒やったら7本とも細いのが埋まっとうというような,今までの流れが確かにあります。何かの機会に1本にまとめてもらいよんですけれども,市の水道部へ行って道路台帳を見せてもらって,それがそのとおりかと思うたら,まだ個人が引いとう線,細い線が何本もあったりとかいうのが現状で,すべてきれいに,正確に把握できていないと思うのです。  それで,深さも30センチぐらいしか埋まっとらんと,それで工事用の車が通ったら,例えば高速道路の近所にした場合に裂けて水が出るということがちょいちょいありますので,そういうときには,やはり,これからまだ,水道部も市バスに貸すだけのお金もあるし,黒字にもなっております。  それと,井戸が,既存の家で井戸でしている家があって,何軒,3軒もまとまってあるのですけれども,大分水質が汚れてきたと,それで水道を引いてくれというときに,遠い所から自分のお金で引けということで,費用対効果というだけでなしに,水道とかいうインフラ,電気,水道やは,その家,費用対効果が悪くても,やはり,そういうインフラ整備は市がしていくべきだと思います。電気でも,1軒でもうからぬと思っても,電気の場合は引いてくれる。水道やって,ここではもうからぬから引きませんという話でなしに。  その井戸の人も,地震のときには井戸を貸してくださいよという,登録してくださいと来ると。それで登録するのやけれども,井戸があかんにようになったら水道を引いてくれますかと言ったら,それは自分で引いてくださいというような現実の苦情もありますし,そういう公共インフラの場合は,その言よう公道,市道とかそういうところは市が引くべきと思いますけれども,どうですか。 ◯ 佐野水道部副部長  個人負担の考え方というのは,水道というのは必ずしも引かないかんというものではありません。井戸で賄いよる家もございます。  それに井戸を掘るには個人負担が発生しております。平等的な考え方ですれば,やはり水源までは各自の方が費用を持つというような考え方で,水道も同じように,公道の配水管までは市の負担でします。そこからは,各家庭に引き込む費用は各家庭の負担ということに,そういうふうな,平等性というのですか,すべて市が行いますと,井戸を掘っている方の家庭にもそういう費用を持たないかんということが起こってまいりますので,そういう考え方でなっておるという理解でお願いしたいと思います。 ◎ 佐野委員  井戸がだんだん濁ってきて,もう水道を引かないかんという話を私はしよんですけれども,そのときに大体は,メーターというか,本管が市道なのにここへ延ばしてくれぬと,あと個人の,自分の自分くだけの細い管を引けという話,市道の中も引いていけということなのですね,今のお話では。だけど,やっぱり市道なら市道にはできるだけ本管は行くべきやし,そこから引き込み線は何ぼ長くても自分の費用でするというのはごくわかるのですけれども,できるだけ本管を延ばすと,公共インフラの整備ということで,これは個人にプラスになるという話ではなしに,皆,不平等な話ではないと思うのです。  そうしたら,徳島市の場合は1メートル何ぼというお金を決めておりまして,それを市に渡すと,市が発注して,これは高くても安かっても,初めから市の発注になっておるので,ちゃんと深さとか規格もできますし,後から私のものだ,市のものだというけんかも起こらぬので,キロ当たり何ぼという価格を決めて,市が受け取って発注したらどうでしょうか。 ◯ 佐野水道部副部長  現実,メートル当たり幾らと,それも個人負担していただきよるんで同じことなのです。個人がするのも,市が間に入って,個人からお金をいただいて市がするというのも1つの方法としてあるのですが,当市は,個人がすべて行っていただいて,後の維持管理は市がいたしましょうと,そのためには無償移管していただいて。  それと,おっしゃるように,深さとかそういうもの,管の口径とかそういうものは協議をしていただいて分岐するわけですので,市の方で業者を介しまして協議をしていただいて,水圧の障害があるかないかとかそういう検討は市の方でしております。  以上です。 ◎ 佐野委員  やっぱり,市がした方が,一応,平均のこれぐらいの単価だろうという基準を出していただけたら,後は入札で市の方がしていただいた方が,業者にもきっちりと管理ができると,そのように思うし,私の言いたいのは,その本管を公道だったら1軒でなしに3軒もあるとかいう家だったら延ばすべきで,そこからは自分の家へ引いてくれというのはわかるのですけれども,長い市道とか県道から何本も細い線が行っとうやいう,そんなのもちょっと……。あと,市道の管理にもいろいろ困ると思うので,できるだけそういう本管を公道の場合は延ばしていただきたいと。水道,インフラの整備ということで,不公平には私はならぬと思うので,そのようにぜひしていっていただきたいと思います。市長,どうでしょうか。 ◯ 濱田市長  私も公平な目で,私も櫛渕,特に山間であるのです,皆,今までずっと本管からは全部負担してきとんです。今,佐野さんが言われるような感じになると,ほな全部戻してくれというような感じになりますので,公平なもと,やっぱり,利用者が使うのに関しては,今,佐野課長が言われたように自分で負担してもらいたいというのが公平な立場と思いますので,よろしくお願いいたしたいと思います。 ◎ 佐野委員  それなら個人負担してもいいのですけれども,市に基準を決めてもろうて渡して,市の方が発注をそのまましていただいたら,多額の費用をかけて,規則正しいというか,きちんとした,決まった工事がもっとできると思うし,した方も何やら自分のお金を出して,高い銭を出して,市に渡した,取られて,また次の人が安い金で引くでないかというようなことがありますので,できるだけ市の方が受けて発注するようにしていただきたいと,要望であります。 ◯ 濱田市長  それに関しては,小松島の方の水道業界は市の基準に応じたような敷設をしていると思いますので,その辺は勘違いされぬようによろしくお願いいたしたいと思います。 ◎ 佐野委員  わかりました。今はきちんとなっとうと思うのですけどね。昔はちょっとやっぱりデバダで,今の現実の分が,昔の管がいっぱい残っとんです。そういうことで,わかりました。 ◎ 北野委員長
     ほかに所管事項でございませんか。                         [「なし」と言う者あり] ◎ 北野委員長  ないようでございますので,閉会に当たり,市長よりごあいさつがあります。 ◯ 濱田市長  本委員会に付託された議案につきまして,原案どおりお認めいただきましてありがとうございます。議員各位からは貴重な御意見,御提言をいただいたところでございます。大変お世話になり,ありがとうございました。 ◎ 北野委員長  これをもって総務常任委員会を閉会いたします。御苦労さんでした。                        [閉会 午前11時43分] Copyright (C) 2005 Komatsushima City Assembly, All Rights Reserved....