令和 2年 11月
定例会(第4回) 令和2年
鳴門市議会会議録(第23号) 令和2年12月14日(会期24日中第20日目) 議 事 日 程 第 6 号 諸般の
報告第1
議案第77号
専決処分の承認について(財産の取得について)
議案第78号 令和2年度
鳴門市
一般会計補正予算(第6号)
議案第79号 令和2年度
鳴門市
モーターボート競走事業会計補正予算(第2号)
議案第80号
鳴門市職員の
特殊勤務手当に関する
条例の一部
改正について
議案第81号
鳴門市
火災予防条例の一部
改正について
議案第82号
鳴門市
国民健康保険条例の一部
改正について
議案第83号
鳴門市立保育所条例の一部
改正について
議案第84号
鳴門市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める
条例の一部
改正について
議案第85号
鳴門市
督促手数料及び
延滞金条例等の一部
改正について
議案第86号
市道路線の認定及び廃止について 請願第12号 「
女性差別撤廃条約選択議定書のすみやかな批准を求める
意見書」の提出を求める
請願書 委員長報告 質疑 討論 採決第2 意第 4号
女性差別撤廃条約選択議定書のすみやかな批准を求める
意見書 提案理由説明 質疑 討論 採決 ────────────────────────────────── 本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件 諸般の
報告日程第1
議案第77号から
議案第86号まで、請願第12号
委員長報告 質疑 討論
採決日程第2 意第4号
提案理由説明 質疑 討論 採決 ────────────────────────────────── 出 席 議 員 (21名) 議長 宅 川 靖 次 君 1番 東 谷 伸 治 君 2番 上 田 公 司 君 3番 高 麗 裕 之 君 4番 林 勝 義 君 5番 秋 岡 芳 郎 君 6番 浜 盛 幸 君 7番 大 石 美 智 子 君 8番 佐 藤 絹 子 君 9番 長 濱 賢 一 君 10番 橋 本 国 勝 君 11番 圃 山 俊 作 君 12番 藤 田 茂 男 君 13番 潮 崎 憲 司 君 14番 東 正 昇 君 15番 平 塚 保 二 君 16番 三 津 良 裕 君 17番 宮 崎 明 君 18番 山 根 巌 君 20番 野 田 粋 之 君 21番 松 浦 富 子 君 ────────────────────────────────── 説 明 の た め 出 席 し た 者 市長 泉 理 彦 君 副市長 谷 重 幸 君
企業局長 近 藤 伸 幸 君
政策監 小 泉 憲 司 君
事業推進監(
地方創生担当)兼
企画総務部長 市民環境部長 廣 瀬 高 君 尾 崎 浩 二 君
健康福祉部長 天 満 秀 樹 君
経済建設部長 西 上 昭 二 君
消防長 山 下 浩 史 君
企業局次長 三 居 康 伸 君
教育長 安 田 修 君
教育次長 大 林 清 君 ────────────────────────────────── 議 会 事 務 局 職 員 出 席 者
事務局長 米 澤 栄 作 次長 杢 保 マユミ 主査 板 東 政 則 係長 来 島 正 典 書記 吉 成 愛 ────────────────────────────────── 午前10時 開議
○議長(宅川靖次君) これより、本日の会議を開きます。 日程に入るに先立ち、諸般の
報告を申し上げます。
大石美智子議員外2名から、
女性差別撤廃条約選択議定書のすみやかな批准を求める
意見書が提出されております。 諸般の
報告は、以上のとおりであります。 市長より発言の申出がありますので、これを許可いたします。 〔市長 泉
理彦君登壇〕
◎市長(
泉理彦君) 既に報じられておりますとおり、12月9日に
市民環境部環境局クリーンセンター廃棄物対策課勤務の職員が、
強制性交等罪の容疑により逮捕されたことが確認されました。まずは、このたび被害に遭われた方に対しまして心から
おわびを申し上げます。 本市においては、本年4月にも消防署において
横領事件が起こり、
懲戒処分を行ったところであり、このような形で再び市民の皆様の信頼を大きく損ねてしまったことは大変遺憾であり、
議員各位及び市民の皆様に深く
おわびを申し上げます。 今後は、失われた市民の信頼を回復すべく、全庁挙げて
綱紀粛正並びに
服務規律の徹底を図り、全ての職員が高い
倫理観を保持し、
地方公務員としての職責の重さを再認識するよう努めてまいります。誠に申し訳ございませんでした。
○議長(宅川靖次君) これより、本日の日程に入ります。 本日の
議事日程は、お手元へ配付の
議事日程表のとおりであります。 朗読は、省略いたします。 ──────────────────────────────────
△日程第1
議案第77号
専決処分の承認について(財産の取得について)
議案第78号 令和2年度
鳴門市
一般会計補正予算(第6号)
議案第79号 令和2年度
鳴門市
モーターボート競走事業会計補正予算(第2号)
議案第80号
鳴門市職員の
特殊勤務手当に関する
条例の一部
改正について
議案第81号
鳴門市
火災予防条例の一部
改正について
議案第82号
鳴門市
国民健康保険条例の一部
改正について
議案第83号
鳴門市立保育所条例の一部
改正について
議案第84号
鳴門市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める
条例の一部
改正について
議案第85号
鳴門市
督促手数料及び
延滞金条例等の一部
改正について
議案第86号
市道路線の認定及び廃止について 請願第12号 「
女性差別撤廃条約選択議定書のすみやかな批准を求める
意見書」の提出を求める
請願書
○議長(宅川靖次君) 日程第1、
議案第77号から
議案第86号までの10
議案並びに請願第12号を
一括議題といたします。 本件については、それぞれ
特別委員会及び所管の
常任委員会に付託してありますので、この際、
委員長の
報告を求めます。 初めに、
督促手数料及び
延滞金条例等審査特別委員長より
報告を求めます。 〔5番
秋岡芳郎君登壇〕
◆5番(
秋岡芳郎君)
督促手数料及び
延滞金条例等審査特別委員長報告を申し上げます。
今期定例会で当
委員会に付託されました案件は、
議案第85
号鳴門市
督促手数料及び
延滞金条例等の一部
改正についてであります。 当
委員会は、12月9日に
委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、
議案1件については、原案のとおり可決すべきと決しました。 以下、審査の概要について御
報告申し上げます。
議案第85
号鳴門市
督促手数料及び
延滞金条例等の一部
改正については、市が徴収する
延滞金について、
地方税法の
改正による
延滞金の割合の見直しと均衡を図るため、所要の
改正を行うものでありました。
委員からは、
延滞金の
徴収金額及び今後の
市民等への影響についての
質疑があり、
理事者からは、今回の
条例に関連しているものとしては、令和元年度の
延滞金の
決算額で、
国民健康保険料は約169万7,000円、
後期高齢者医療保険料は約7万9,000円、
介護保険料は5万3,000円、
下水道使用料は4,900円で、
条例改正後の影響については、毎年国において告示する
平均貸付割合によるところであり、令和3年の
平均貸付割合は本年より0.1%下がることとなっているとの
説明がありました。 また、
委員からは、
下水道事業受益者負担金については、
督促状や
催告書が届いて初めて支払わなければならないことを認識される市民がおられるが、事前に十分な周知は図られているのかとの
質疑があり、
理事者からは、
事業開始前の
地元説明会や工事前の
戸別訪問で
受益者負担金についての
説明を行うとともに、個別の問合せがあった場合にも丁寧に
説明するように心がけているとの
説明がありました。
委員会では、採決の結果、
全会一致で原案どおり可決すべきと決しました。 以上が、当
委員会の
審査概要であります。よろしく御賛同賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長(宅川靖次君) 次に、
総務文教委員長より
報告を求めます。 〔1番
東谷伸治君登壇〕
◆1番(
東谷伸治君)
総務文教委員長報告を申し上げます。
今期定例会で当
委員会に付託されました案件は、
議案第77
号専決処分の承認について(財産の取得について)
外議案2件であります。 当
委員会は、12月4日に
委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、
議案1件については承認、
議案2件についてはいずれも原案のとおり可決すべきと決しました。 以下、審査の概要について御
報告申し上げます。 まず、
議案第77
号専決処分の承認について(財産の取得について)でありますが、高
規格救急自動車及び
高度救命処置用資機材等の財産の取得について、
事務執行上、急を要したことから、
地方自治法第179条第1項の規定に基づき
専決処分をしたため、同条第3項の規定に基づき議会の承認を求めるものでありました。
委員からは、
高度救命処置用資機材について
質疑があり、
理事者からは、
人工呼吸器・
自動体外式除細動器・
心臓マッサージシステム等の高度な
救命処置を行うために必要なものであるとの
説明がありました。 また、
委員からは、入札の
参加資格要件及び
入札者数等について
質疑があり、
理事者からは、
鳴門市
物品等一般競争入札及び
随意契約参加資格者名簿に登載され、
営業種目に
医療用器具及び
救急自動車と記載されている者であることなどであり、
特殊性が高いことから、
入札者は2者で、これまでも今回の
落札者がおおむね納入しているとの
説明を受けました。
委員会では、採決の結果、
全会一致で承認すべきと決しました。 次に、
議案第80
号鳴門市職員の
特殊勤務手当に関する
条例の一部
改正についてでありますが、
新型コロナウイルス感染症から市民の生命及び健康を保護するために緊急に行われた措置に係る業務に従事した職員に対し、
特殊勤務手当を支給する
改正を行うものでありました。
委員からは、
特殊勤務手当の
支給対象となる業務について
質疑があり、
理事者からは、
消防職員が
新型コロナウイルス感染症の患者もしくはその疑いがある者を搬送する業務などを想定しており、6月から11月末の間で32件あったとの
説明を受けました。 また、
委員からは、
改正案に「
新型コロナウイルス感染症の患者若しくはその疑いのある者の身体に接触して又はこれらの者に長時間にわたり接して行う業務その他市長がこれに準ずると認める業務に従事した場合にあっては、4,000円とする。」とあるが、このうち「長時間」とされる基準について
質疑があり、
理事者からは、現在、
特殊勤務手当の支給の基準となる
要綱等を作成しているところであり、ほかの
自治体の
状況等から、
救急自動車による
搬送等で1時間以上密閉された空間を共有することなどが考えられるとの
説明がありました。 さらに、
委員からは、危険を伴う業務に従事することから、モチベーションを維持することができるよう配慮をしてほしいとの意見がありました。
委員会では、採決の結果、
全会一致で原案を了といたしました。 次に、
議案第81
号鳴門市
火災予防条例の一部
改正についてでありますが、
対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに
対象火気器具等の
取扱いに関する
条例の制定に関する基準を定める省令が
改正されたことに伴い、
急速充電設備の全出力の上限を200キロワットまで拡大するなど、所要の
改正を行うものでありました。
委員からは、
条例改正の目的について
質疑があり、
理事者からは、
電気自動車の普及に伴い、高出力の
急速充電設備を利用する機会が増えることから、
火災予防上の必要な事項を整備するものであるとの
説明がありました。 また、
委員からは、
急速充電設備を設置するための資格について
質疑があり、
理事者からは、
電気工事に関する資格が必要となるが、有
資格者の数については把握していないとの
説明がありました。
委員会では、採決の結果、
全会一致で原案を了といたしました。 以上が、当
委員会の
審査概要であります。よろしく御賛同を賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長(宅川靖次君) 次に、
生活福祉委員長より
報告を求めます。 〔5番
秋岡芳郎君登壇〕
◆5番(
秋岡芳郎君)
生活福祉委員長報告を申し上げます。
今期定例会で当
委員会に付託されました案件は、
議案第82
号鳴門市
国民健康保険条例の一部
改正について
外議案2件、請願1件であります。 当
委員会は、12月7日に
委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、
議案3件については、いずれも原案のとおり可決すべきと決しました。 また、請願につきましては、お手元へ配付の
請願審査結果
報告書のとおりであります。 以下、審査の概要について御
報告申し上げます。
議案第82
号鳴門市
国民健康保険条例の一部
改正についてでありますが、
国民健康保険法施行令及び
地方税法の
改正に伴い、所要の
改正を行うものでした。
委員からは、この
改正によって
軽減判定を受けている世帯に影響はないのかとの
質疑があり、
理事者からは、
軽減判定を受けている
世帯数については、令和2年6月1日現在では、7割
軽減世帯が3,038世帯、5割
軽減世帯が1,442世帯、2割
軽減世帯が966世帯で、
軽減世帯は全体の64%に当たるが、世帯に影響なく不利益がないように
改正しているとの
説明を受けました。
委員会では、採決の結果、
全会一致で原案を了といたしました。
議案第83
号鳴門市立保育所条例の一部
改正についてでありますが、
鳴門市
みどり保育所が令和3年4月1日から閉所することに伴い、所要の
改正を行うものでした。
委員会では、採決の結果、
全会一致で原案を了といたしました。
議案第84
号鳴門市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める
条例の一部
改正についてでありますが、子ども・
子育て支援法の
改正に伴い、
引用条項の
改正を行うものでした。
理事者からは、本市には
地域型保育事業所がないことや他の
自治体の
地域型保育事業所を利用する
児童がいる場合には、その施設について確認する必要があるが、県内の
市町村においては既に
協定書を締結しており、
改正後の状況と同様の
取扱いとなっていることから、本市においてこの
改正による影響はないとの
説明がありました。
委員からは、
特定地域型保育事業の概要について確認があり、
理事者からは、基本的に
特定地域型保育事業とは、
運営基準を満たしている小規模な
保育事業のことであり、
家庭的保育事業や
小規模保育事業などが当てはまるとの
説明がありました。
委員会では、採決の結果、
全会一致で原案を了といたしました。 以上が、当
委員会の
審査概要であります。よろしく御賛同賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長(宅川靖次君) 次に、
産業建設委員長より
報告を求めます。 〔12番
藤田茂男君登壇〕
◆12番(
藤田茂男君)
産業建設委員長報告を申し上げます。
今期定例会で当
委員会に付託されました案件は、
議案第86
号市道路線の認定及び廃止についてであります。 当
委員会は、12月8日に
委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、
議案1件については、原案のとおり可決すべきと決しました。 以下、審査の概要について御
報告申し上げます。
議案第86
号市道路線の認定及び廃止については、
市道路線の認定及び廃止を行うに当たり、
道路法第8条第2項及び第10条第3項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでありました。
委員からは、住民への周知は図られているのかとの
質疑があり、
理事者からは、事前に
当該市道の
隣接地の
所有者や
地元自治会には同意していただいているとの
説明がありました。 また、
委員からは、
市道路線の廃止により、
当該廃止部分が
富田製薬株式会社に払い下げられることとなっているが、今後、
当該廃止部分と交わる水路の管理はどうなるのかとの
質疑があり、
理事者からは、今後、
管理委託契約を締結することとなっており、災害時等の非常時は市が管理し、除草や清掃、
泥上げ等の日常の
維持管理については
当該企業に行っていただきたいと考えているとの
説明がありました。
委員会では、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきと決しました。 以上が、当
委員会の
審査概要であります。よろしく御賛同賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長(宅川靖次君) 次に、
予算決算委員長より
報告を求めます。 〔10番
橋本国勝君登壇〕
◆10番(
橋本国勝君)
予算決算委員長報告を申し上げます。
今期定例会で当
委員会に付託されました案件は、
議案第78
号令和2年度
鳴門市
一般会計補正予算(第6号)
外議案1件であります。 当
委員会は、11月25日及び12月3日の2日間にわたり
委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、
議案2件については、いずれも原案のとおり可決すべきと決しました。 以下、審査の概要について御
報告申し上げます。 まず、
議案第78
号令和2年度
鳴門市
一般会計補正予算(第6号)については、全国的に
新型コロナウイルス感染症の
感染者数が再び
増加傾向となる中、
感染拡大防止策を講じるとともに、
感染症の影響により収入が減少した市民や
事業者を支援することなどを目的に
各種経済対策や
生活支援策を講じるための予算などを計上したものでありました。
委員からは、各
公共施設、
児童福祉施設及び
教育施設の
手洗い自動水栓化事業について、
児童福祉施設及び
教育施設で
自動水栓化を予定している
使用頻度の高い
手洗い場はどのような箇所なのかとの
質疑があり、
理事者からは、各
施設等を対象に
手洗い場の
使用状況の調査を行った結果、
児童福祉施設においては
手洗い場やトイレ、
教育施設においては教室に近い廊下の
手洗い場が
使用頻度の高い
手洗い場であったとの
説明がありました。 また、
委員からは、
自動水栓化を予定している
蛇口数について
質疑があり、
理事者からは、
教育施設については約700か所、
私立認可保育所については約100か所、
公立保育所及び
児童クラブについては約70か所の
自動水栓化を予定しているとの
説明がありました。 次に、
委員からは、
新型コロナウイルス感染症対策基金繰入金の内容について
質疑があり、
理事者からは、国から本市に交付される予定の
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金については、
新型コロナウイルス感染症対策緊急支援策第6弾までの
事業費に全て充当していることから、今回の
補正予算に計上している
新型コロナウイルス感染症対策基金繰入金は、
新型コロナウイルス感染症対策緊急支援策第7弾に係る
事業費に充てるために計上しているとの
説明がありました。 次に、
委員からは、
文化会館休館イベント開催事業の概要について
質疑があり、
理事者からは、
文化会館休館前の
イベントとして予定していた第九
演奏会が中止となったため、
指定管理者と連携し、休館前
イベントを実施するもので、
鳴門の魅力を発信するために作成する動画の上映やこれまでの
文化会館を振り返る資料の展示などを行いたいと考えているとの
説明がありました。 次に、
委員からは、
高齢者インフルエンザ予防接種事業の国、県の
費用負担について
質疑があり、
理事者からは、国が3割で、残りは
市町村が負担し、その一部を
本人負担としているが、今年度については県が
本人負担分を負担することになっているとの
説明がありました。 次に、
委員からは、
高齢者インフルエンザ予防接種事業に関連し、補助の対象に幼児を含めないのかとの
質疑があり、
理事者からは、この件については
市医師会と協議したが、
対象範囲を拡大した場合、ワクチンの
供給量が問題となるため、
定期接種とされている
高齢者のみを対象とすることとしたとの
説明がありました。
委員からは、来年度以降、
医師会としっかり協議し、幼児への
対象拡大も視野に入れ検討してほしいとの意見がありました。 次に、
委員からは、
高齢者及び障がい
者施設等の職員に対する
PCR検査支援事業に関し、対象の
施設等の数及び
検査方法について
質疑があり、
理事者からは、
対象施設の数については、
高齢者施設等は約170か所、障がい
者福祉施設等は約20か所を想定しており、
検査方法については、唾液をサンプルとする検査を予定しているとの
説明がありました。 また、
委員からは、どのような場合に
PCR検査での支援を行うのかとの
質疑があり、
理事者からは、
親族等の葬式や結婚式、入院時の付添いなどでやむを得ず県外との往来があった場合を予定しているとの
説明がありました。 さらに、
委員からは、1人当たりの
検査回数の上限について
質疑があり、
理事者からは、1人1回を上限としているとの
説明がありました。 また、
委員からは、
施設等の職員が自宅
待機となった場合の市からの支援についても検討すべきであるとの意見がありました。 次に、
委員からは、
公立保育所再編事業と
みどり保育所解体事業の予算の内訳について
質疑があり、
理事者からは、
公立保育所再編事業については、
実施設計の
委託料が1,470万円、
造成設計の
委託料が816万6,000円であり、
みどり保育所解体事業については、
解体工事に係る
監理業務の
委託料が50万円、
解体工事の
工事請負費が1,600万円であるとの
説明がありました。 また、
委員からは、
公立保育所再編事業と
みどり保育所解体事業の財源について
質疑があり、
理事者からは、
公立保育所再編事業の新
公立保育所建設に係る
実施設計及び
造成設計については
児童福祉施設整備事業債を、
みどり保育所解体事業に係る
解体撤去工事については
公共施設等除却事業債を充てることとしているとの
説明がありました。 さらに、
委員からは、
児童福祉施設整備事業債及び
公共施設等除却事業債の
償還期間について
質疑があり、
理事者からは、
借入れ元が決まった段階で
償還期間が決定するため、現時点では未確定であるが、15年または20年程度になると想定しているとの
説明がありました。 次に、
委員からは、
県単独急
傾斜地崩壊対策事業の内容について
質疑があり、
理事者からは、瀬戸町小島田で斜面の崩壊が発生しているため、
崩壊対策工事を実施するものであるとの
説明がありました。 次に、
委員からは、スーパープレミアム付チケット食べ・乗りの
追加抽せんを実施する理由について
質疑があり、
理事者からは、前回の募集では約1万2,000人分の応募があり、盛況であったため、3,000人分、6,000セットを追加したいと考えているとの
説明がありました。 また、
委員からは、
前回募集分で
当選者が引換えに来ず余った分はどのように扱うのかとの
質疑があり、
理事者からは、有効に使えるよう検討するとの
説明がありました。 次に、
委員からは、家族で守る
ディスタンス安心里帰り事業に関し、対象を
鳴門市出身で
県外在住の学生に限定した理由について
質疑があり、
理事者からは、
新型コロナウイルス感染症の影響により、これまで帰省がままならなかった学生が多かったことから、市内の
宿泊施設を利用し、
感染予防を図りながらふるさとでの時間を過ごしてほしいと考え企画したとの
説明がありました。 また、
委員からは、宿泊数の上限について
質疑があり、
理事者からは、宿泊数ではなく、1回一律1万円の支援としているとの
説明がありました。 さらに、
委員からは、1万円の支援であれば、多くても2泊ぐらいしか宿泊できず、それ以降は実家に泊まることが想定され、
感染予防効果としては限定的であるため、市内
宿泊施設を直接的に支援するほうがよかったのではないかとの意見がありました。 次に、
委員からは、渦潮世界遺産化タイアップマイクロツーリズム推進事業の効果について
質疑があり、
理事者からは、市内の小学生に世界遺産化を目指している渦潮のすばらしさや地元の魅力を知ってもらい、郷土愛を育む一助になると考えているとの
説明がありました。 また、
委員からは、観潮船の無料招待券は市内の全小学生に配付するのかとの
質疑があり、
理事者からは、市内の全小学生に1人につき大人1名分、小学生1名分の無料招待券を配付する予定であり、予算については、7割の方が利用すると想定し計上しているとの
説明がありました。 次に、
委員からは、債務負担行為補正として追加されている
鳴門駅前観光施設管理業務の内容について
質疑があり、
理事者からは、
鳴門駅前観光案内所の運営、駅前足湯ふろいで~の運営・
維持管理及びバス待合室の清掃等についての業務であるとの
説明がありました。 次に、
委員からは、農林漁業者生産基盤支援パッケージ事業のうち、鳥獣被害対策事業について、どのような捕獲おりを導入するのかとの
質疑があり、
理事者からは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、大型捕獲おりを導入し、捕獲効率を向上させることにより、駆除員の外出や他者との接触機会を減少させたいとの
説明がありました。 次に、
委員からは、学校施設室内換気等促進事業について、サーキュレーターをどの程度配備するのかとの
質疑があり、
理事者からは、通常授業で使用している普通教室と特別教室に配備することとしており、各校・園のサーキュレーターの所持台数と比較して不足分を補う予定であるとの
説明がありました。 また、
委員からは、加湿器は導入しないのかとの
質疑があり、
理事者からは、国のマニュアルにおいて、新型コロナウイルス
感染拡大防止策として換気を重点的に行うよう示されているため、今回の
補正予算ではサーキュレーターを導入する予定としているが、各学校から加湿器や空気清浄機を導入したい旨の要望があった場合は、前回の6月
補正予算で承認いただいた校長の判断で活用できる学校における
新型コロナウイルス感染症予防等対策事業の予算を執行するなど、柔軟に相談に応じているとの
説明がありました。
委員会では、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきと決しました。 次に、
議案第79
号令和2年度
鳴門市
モーターボート競走事業会計補正予算(第2号)については、本場開催に係る舟券売上金の増加に伴い、収益的収入及び支出の予定額を増額補正するものでした。
委員会では、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきと決しました。 以上が、当
委員会の
審査概要であります。よろしく御賛同賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長(宅川靖次君) 以上で、特別
委員長並びに各常任
委員長の
報告を終わります。 これより、質疑に入ります。 ただいまのところ、質疑の通告はありませんので、
質疑なしと認めます。 これをもって、
質疑を終結いたします。 これより、討論に入ります。 ただいまのところ、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これをもって、討論を終結いたします。 これより、
議案第77号を採決いたします。 本案に対する
委員長の
報告は、承認であります。 本案は、
委員長の
報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、本案は、承認されました。 次に、
議案第78号から
議案第86号までの9
議案を一括採決いたします。 本案に対する
委員長の
報告は、いずれも原案可決であります。 本案は、いずれも
委員長の
報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、本案は、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、請願第12号
女性差別撤廃条約選択議定書のすみやかな批准を求める
意見書の提出を求める
請願書を採決いたします。 本件に対する
委員長の
報告は、採択であります。 本件は、
委員長の
報告のとおり採択することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、本件は、
委員長の
報告のとおり採択することに決定いたしました。 ──────────────────────────────────
△日程第2 意第4号
女性差別撤廃条約選択議定書のすみやかな批准を求める
意見書
○議長(宅川靖次君) 日程第2、意第4号
女性差別撤廃条約選択議定書のすみやかな批准を求める
意見書を議題といたします。 提案理由の
説明を求めます。 〔7番 大石美智子君登壇〕
◆7番(大石美智子君) それでは、
女性差別撤廃条約選択議定書のすみやかな批准を求める
意見書の
提案理由説明を申し上げます。 なお、提案理由につきましては、
意見書案の朗読をもって代えさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
女性差別撤廃条約選択議定書は、女性差別撤廃条約の実効性を確保するために1999年の第54回国連総会で採択され、2020年2月現在、締結国189か国中114か国が批准していますが、日本はまだ批准していません。 女性差別撤廃条約の締結国は、女性に対する差別を撤廃する政策を全ての適当な手段により、かつ、遅滞なく追及することに合意しており、国連が定めた国際的な基準の適用を積極的に国内で進めることが、締結国である日本政府の役割であることは明らかです。 2016年に日本の条約実施状況を審議した女性差別撤廃
委員会や2017年に日本の人権状況の普遍的定期審査を行った国連人事理事会は、選択議定書の批准を再三日本政府に勧告しています。 2015年から2020年までを計画期間とする国の第4次男女共同参画基本計画は、女性差別撤廃条約の積極的遵守等に努めるとし、
女性差別撤廃条約選択議定書については、早期批准について真剣に検討を進めると明記しています。 女性に対するあらゆる差別を撤廃するために、真の女性差別撤廃条約を実現する必要があると考えられます。 よって、国におかれましては、
女性差別撤廃条約選択議定書の速やかな批准を行うよう求めます。 以上、
地方自治法第99条に基づいて
意見書を提出します。 以上が、
女性差別撤廃条約選択議定書のすみやかな批准を求める
意見書の
提案理由説明でございます。 よろしく御賛同賜りますよう、お願いを申し上げます。
○議長(宅川靖次君) これより、質疑に入ります。 ただいまのところ、質疑の通告はありませんので、
質疑なしと認めます。 これをもって、
質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、会議規則第37条第3項の規定により、
委員会の付託を省略したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、本案については、
委員会の付託を省略することに決しました。 これより、討論に入ります。 ただいまのところ、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これをもって、討論を終結いたします。 これより、意第4号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立多数であります。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 ただいま、意第4号が議決されましたが、字句の整理・提出先については、議長に委任されたいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、字句の整理・提出先は、議長に委任することに決しました。 以上をもって、本日の
議事日程は全て終了いたしました。 お諮りいたします。 明12月15日から12月17日までの3日間は、議事の都合のため、休会といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、明12月15日から12月17日までの3日間は、休会とすることに決しました。 次会は、12月18日午前10時から再開いたします。 本日は、これをもって散会いたします。 午前10時41分 散会...