令和 2年 11月定例会(第4回) 令和2年
鳴門市議会会議録(第18号)鳴門市告示第109号 令和2年
鳴門市議会第4回定例会を次のとおり招集する。 令和2年11月18日
鳴門市長 泉 理 彦 1 期 日 令和2年11月25日 2 場 所
鳴門市議会議場 ────────────────────────────────── 令和2年11月25日(会期24日中第1日目) 議 事 日 程 第 1 号 諸般の報告第1
会議録署名議員の指名について第2 会期の決定について第3 議案第64号 令和元
年度鳴門市
一般会計歳入歳出決算の認定について 議案第65号 令和元
年度鳴門市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第66号 令和元
年度鳴門市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第67号 令和元
年度鳴門市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第68号 令和元
年度鳴門市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第69号 令和元
年度鳴門市
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第70号 令和元
年度鳴門市
光熱水費等支出特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第71号 令和元
年度鳴門市
給与費等管理特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第72号 令和元
年度鳴門市
公債費管理特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第73号 令和元
年度鳴門市
水道事業会計決算の認定について 議案第74号 令和元
年度鳴門市
モーターボート競走事業会計決算の認定について 議案第75号 令和元
年度鳴門市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分について 議案第76号 令和元
年度鳴門市
モーターボート競走事業会計未
処分利益剰余金の処分について
委員長報告 質疑 討論 採決第4 議案第77号
専決処分の承認について(財産の取得について) 議案第78号 令和2
年度鳴門市
一般会計補正予算(第6号) 議案第79号 令和2
年度鳴門市
モーターボート競走事業会計補正予算(第2号) 議案第80号 鳴門市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部改正について 議案第81号 鳴門市
火災予防条例の一部改正について 議案第82号 鳴門市
国民健康保険条例の一部改正について 議案第83号
鳴門市立保育所条例の一部改正について 議案第84号 鳴門市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について 議案第85号 鳴門市
督促手数料及び
延滞金条例等の一部改正について 議案第86号 市道路線の認定及び廃止について 報告第12号
専決処分について(損害賠償の額の決定)
市長所信表明及び
提案理由説明第5 議案第78号 令和2
年度鳴門市
一般会計補正予算(第6号) 議案第79号 令和2
年度鳴門市
モーターボート競走事業会計補正予算(第2号) 質疑
委員会付託 ──────────────────────────────────令和2年第4回定例会
地方自治法第121条に基づく
説明員一覧表 通知者名 職名 氏名 市長 市長 泉 理 彦 君 副市長 谷 重 幸 君
企業局長 近 藤 伸 幸 君 政策監 小 泉 憲 司 君
事業推進監(
地方創生担当)兼
企画総務部長 尾 崎 浩 二 君
市民環境部長 廣 瀬 高 君
健康福祉部長 天 満 秀 樹 君
経済建設部長 西 上 昭 二 君 消防長 山 下 浩 史 君
企業局次長 三 居 康 伸 君
企画総務部危機管理局長 宮 田 耕 志 君
市民環境部環境局長 三 栖 信 征 君
健康福祉部福祉事務所長 小 川 潤 二 君
経済建設部経済局長 小 椋 勝 君
企業局次長(ボートレース事業担当) 鈴 江 幸 次 君
企画総務部参事兼会計課長大 和 俊 之 君
健康福祉部参事兼
保険課長工 公 男 君
健康福祉部参事兼
社会福祉課長 喜 來 浩 子 君
経済建設部参事兼
土木課長浜 原 宏 一 君
企画総務部 総務課長 川 邉 伊 都 子 君
人事課長 竹 下 聡 一 君
税務課長 岩 下 彰 秀 君
秘書広報課長 阿 部 聡 君
戦略企画課長 尾 崎 康 弘 君
財政課長 竹 田 仁 伸 君
特定事業推進課長 池 田 賢 次 君
危機管理課長 森 岡 正 則 君
総務課契約検査室長 碇 貴 士 君
秘書広報課情報化推進室長 清 水 裕 介 君
市民環境部 市民協働推進課長 吉 田 大 君
市民課長 島 章 二 君
スポーツ課長 藤 瀬 蔵 君
文化交流推進課長 梶 原 真 君
クリーンセンター管理課長 環境政策課長 仲 野 聡 君
クリーンセンター管理課長 六 車 敬 久 君
クリーンセンター廃棄物対策課長 向 井 直 之 君
健康福祉部 健康増進課長 四 宮 宣 尚 君
長寿介護課長 笠 井 明 子 君
人権推進課長 美 馬 智 君 子どもいきいき課長 黒 濵 政 章 君 子どもいきいき
課幼保連携推進室長 川 上 久 美 子 君
経済建設部 まちづくり課長 辻 宏 人 君
下水道課長 寺 前 省 吾 君
公園緑地課長 滝 川 勝 正 君
商工政策課長 鈴 木 誠 一 君
観光振興課長 前 田 美 香 君
農林水産課長 佐 竹 孝 文 君
農林水産課水産振興室長 山 崎 謙 君 消防本部
消防総務課長 増 田 貴 弘 君
予防課長 中 井 英 樹 君 消防署長 樋 口 光 洋 君 企 業 局
水道企画課長 池 脇 康 子 君
水道事業課長 福 井 良 和 君
ボートレース企画課長 東 條 勝 彦 君
ボートレース事業課長 西 條 尚 光 君
水道事業課浄水場長 福 島 真 一 郎 君
教育委員会教育長 教育長 安 田 修 君
教育次長 大 林 清 君
教育委員会事務局参事兼
教育総務課長 笠 原 広 也 君
教育委員会 学校教育課長 並 木 章 人 君 生涯
学習人権課長 三 好 利 典 君 鳴門市
学校給食センター所長 仲 間 勲 君
学校教育課教育支援室長 岡 り つ 君
監査委員 監査委員事務局次長 戸 崎 ゆ り 君
選挙管理委員会委員長 選挙管理委員会事務局長 大 和 聖 幸 君
農業委員会会長 農業委員会事務局長 佐 竹 孝 文 君 ────────────────────────────────── 本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件本日の会議に付した事件 諸般の
報告日程第1
会議録署名議員の指名について日程第2 会期の決定について日程第3 議案第64号から議案第76号まで
委員長報告 質疑 討論
採決日程第4 議案第77号から議案第86号まで、報告第12号
市長所信表明及び
提案理由説明日程第5 議案第78号、議案第79号 質疑
委員会付託 ────────────────────────────────── 出 席 議 員 (21名) 議長 宅 川 靖 次 君 1番 東 谷 伸 治 君 2番 上 田 公 司 君 3番 高 麗 裕 之 君 4番 林 勝 義 君 5番 秋 岡 芳 郎 君 6番 浜 盛 幸 君 7番 大 石 美 智 子 君 8番 佐 藤 絹 子 君 9番 長 濱 賢 一 君 10番 橋 本 国 勝 君 11番 圃 山 俊 作 君 12番 藤 田 茂 男 君 13番 潮 崎 憲 司 君 14番 東 正 昇 君 15番 平 塚 保 二 君 16番 三 津 良 裕 君 17番 宮 崎 明 君 18番 山 根 巌 君 20番 野 田 粋 之 君 21番 松 浦 富 子 君 ────────────────────────────────── 説 明 の た め 出 席 し た 者 市長 泉 理 彦 君 副市長 谷 重 幸 君
企業局長 近 藤 伸 幸 君 政策監 小 泉 憲 司 君
事業推進監(
地方創生担当)兼
企画総務部長 市民環境部長 廣 瀬 高 君 尾 崎 浩 二 君
健康福祉部長 天 満 秀 樹 君
経済建設部長 西 上 昭 二 君 消防長 山 下 浩 史 君
企業局次長 三 居 康 伸 君 教育長 安 田 修 君
教育次長 大 林 清 君 ────────────────────────────────── 議 会 事 務 局 職 員 出 席 者
事務局長 米 澤 栄 作 次長 杢 保 マユミ 主査 板 東 政 則 係長 来 島 正 典 書記 吉 成 愛 ────────────────────────────────── 午前10時 開会
○議長(宅川靖次君) これより、令和2年第4回定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 日程に入るに先立ち、諸般の報告を申し上げます。 まず、
議長会関係会議の概要を申し上げます。 初めに、去る9月29日、第161回徳島県
市議会議長会定期総会が、
新型コロナウイルス感染症予防のため、
書面会議にて開催されました。令和2年度徳島県
市議会議長会会計中間報告、
四国市議会議長会理事会への提出議案及び
各種会議等の開催予定について決定されました。 次に、去る10月19日に第173回
瀬戸内海地区議会競艇連絡協議会臨時総会が、
新型コロナウイルス感染症予防のため、
書面会議にて開催されました。令和元
年度歳入歳出決算が認定され、令和2年度
補正予算及び令和3年度
分担金等について決定されました。 次に、11月12日、
全国競艇主催地議会協議会第154回
役員会並びに第136回
臨時総会が、
新型コロナウイルス感染症予防のため、
書面会議にて開催されました。令和元
年度歳入歳出決算が認定され、令和2年度
歳入歳出補正予算及び令和3年度
分担金等について決定されました。 次に、11月16日、
全国市議会議長会第157回
地方行政委員会が東京都で開催されました。
事務報告の後、国への要望事項及び令和2年度の
会議要望活動の日程等を協議し、決定してまいりました。 以上が、
各種会議の概要であります。 関係資料は、いずれも事務局に保管しておりますので、必要に応じて御覧いただきたいと思います。 次に、市長からお手元へ配付のとおり、議案の
提出通知がありました。 次に、市長及び各
委員長等から
地方自治法第121条の規定に基づく説明員として出席通知のありました者の職、氏名を一覧表として配付いたしております。 次に、
監査委員から9月分、10月分及び11月分の
例月出納検査の報告がありましたので、配付いたしております。 諸般の報告は、以上のとおりであります。 これより、本日の日程に入ります。 本日の
議事日程は、お手元へ配付の
議事日程表のとおりであります。 朗読は、省略いたします。 ──────────────────────────────────
△日程第1
会議録署名議員の指名について
○議長(宅川靖次君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第81条の規定により 9番 長濱賢一君 10番
橋本国勝君を指名いたします。 ──────────────────────────────────
△日程第2 会期の決定について
○議長(宅川靖次君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。
今期定例会は、本日より12月18日までの24日間といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、会期は、本日より12月18日までの24日間と決定いたしました。 ──────────────────────────────────
△日程第3 議案第64号 令和元
年度鳴門市
一般会計歳入歳出決算の認定について 議案第65号 令和元
年度鳴門市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第66号 令和元
年度鳴門市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第67号 令和元
年度鳴門市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第68号 令和元
年度鳴門市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第69号 令和元
年度鳴門市
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第70号 令和元
年度鳴門市
光熱水費等支出特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第71号 令和元
年度鳴門市
給与費等管理特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第72号 令和元
年度鳴門市
公債費管理特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第73号 令和元
年度鳴門市
水道事業会計決算の認定について 議案第74号 令和元
年度鳴門市
モーターボート競走事業会計決算の認定について 議案第75号 令和元
年度鳴門市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分について 議案第76号 令和元
年度鳴門市
モーターボート競走事業会計未
処分利益剰余金の処分について
○議長(宅川靖次君) 日程第3、議案第64号から議案第76号までの13議案を一括議題といたします。 本案については、去る第3回定例会において、
予算決算委員会に付託し、閉会中の
継続審査に付してありますので、この際、
予算決算委員長の報告を求めます。 〔10番
橋本国勝君登壇〕
◆10番(
橋本国勝君)
予算決算委員長報告を申し上げます。 第3回定例会におきまして、閉会中の
継続審査として当委員会に付託されました案件は、議案第64号令和元
年度鳴門市
一般会計歳入歳出決算の認定について外議案12件であります。 当委員会は、去る10月1日及び10月5日から10月8日までの5日間にわたり委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、議案11件についてはいずれも認定、議案2件についてはいずれも原案のとおり可決すべきと決しました。 以下、審査の概要について御報告申し上げます。 まず、
企画総務部に関する決算については、委員から、
ふるさと納税寄附金について、令和元年度に4億668万9,800円を寄附していただいているが、今後どのように
寄附金額を増やそうと考えているのかとの質疑があり、理事者からは、昨年、地方税法の一部改正により、返礼品の返礼割合を制限するなど、
ふるさと納税寄附金の制度が一部変更されたため、今後はさらに地場産品を開拓するなど、
寄附金額の増加に努めたいとの説明がありました。 また、委員からは、
ふるさと納税寄附金は市にとって貴重な自主財源であることから、
寄附金額の増加に向けてぜひ頑張ってほしいとの意見がありました。 次に、委員からは、
ASAサイクリングツーリズム特設サイト管理・更新業務及び
おもてなしスポット備品配備業務の内容について質疑があり、理事者からは、決算額の大部分が
特設サイト管理に必要な費用であり、
おもてなしスポットは、当初設置した20か所程度から数か所増えているのみで、大きな金額ではないとの説明がありました。 また、委員からは、
おもてなしスポットとしてよく利用されている施設とされていない施設の違いについて質疑があり、理事者からは、利用されやすい施設は、目的地への中継場所となりやすい道の駅等であり、利用されにくい施設は、道路沿いにあっても目立たない施設であることから、今後、整理等についても検討したいとの説明がありました。 次に、委員からは、
地域バスの
利用状況等について質疑があり、理事者からは、平成28年度は3万9,000人、平成29年度は3万7,000人、平成30年度は3万2,000人、令和元年度は3万人であり、少しずつ減少しているとの説明がありました。 委員からは、
市内循環線の路線延長や変更等に関して質疑があり、理事者からは、現在の30分間隔の運行は、利用者にとっては利便性が高く、可能な限り維持したいと考えているが、この状態を維持しつつ
バス路線や便数を増やすことについては、財政面も考慮しつつ、市民のニーズをデータとして的確に把握した上で、必要性があると判断された場合には検討したいとの説明がありました。 次に、委員からは、
実質公債費比率が昨年度と比較して減少している主な要因について質疑があり、理事者からは、
退職手当債等の比較的額の大きな市債の償還が完了したためであるとの説明がありました。 また、委員からは、将来
負担比率が増加した主な要因について質疑があり、理事者からは、
モーターボート競走事業会計から平成30年度、令和元年度の各年度において、それぞれ10億円の
長期借入れを行っており、その金額が将来負担額とされたためであるとの説明がありました。 さらに、委員からは、令和元年度末の
基金残高と今後の見込みについて質疑があり、理事者からは、令和元年度末の
基金残高は約40億円であり、今後、
大型事業を控えていることや現在の
地方財政の状況から、
基金残高の大幅な増加は難しいと考えているが、可能な限り
基金残高の確保に努めたいとの説明がありました。 次に、
市民環境境部に関する決算について、委員からは、WeLoveなると
まちづくり活動応援補助金の令和元年度の
活動内容について質疑があり、理事者からは、
採択事業7件のうち、市が提示したテーマに対して
市民団体が
企画提案を行う
行政提案型が5件、
市民団体が自由に
企画提案を行う
市民提案型が2件であったとの説明がありました。 また、委員からは、交付金額の決め方について質疑があり、理事者からは、
行政提案型は、事業費の10分の10の額または50万円のいずれか少ない方の額、
市民提案型は、事業費の4分の3の額または30万円のいずれか少ない方の額で決定しているとの説明がありました。 次に、委員からは、
過疎地域等集落ネットワーク圏形成支援事業の内容について質疑があり、理事者からは、北灘町を
対象地域として、平成25年度から交流人口の増加や
産業振興などを中心に様々な事業を実施しており、地区の
自治振興会等と引き続きコミュニケーションを深めながら今後も取り組んでいくとの説明がありました。 また、委員からは、
戸籍住民基本台帳費に関し、コンビニでの戸籍の発行や
証明書等の交付の
利用状況について質疑があり、理事者からは、令和元年度は2,583件、令和2年度は9月末までで2,072件となっており、
個人番号カードの発行件数が増えてきているため、今後も年間の交付件数は増えると考えているとの説明がありました。 次に、委員からは、
マルチスポーツ・障がい
者スポーツ推進事業の
事業効果について質疑があり、理事者からは、
運動能力調査の結果が向上しており、また、全国と鳴門市の子供の状況を比較し、強みと弱みを適切に把握して施策を推進していくことができるとともに、
子供たちの障がい
者スポーツへの理解につながっているとの説明がありました。 さらに、委員からは、
子供たちの体験を学びにつなげていける事業であり、今後も継続してほしいとの意見がありました。 次に、委員からは、
焼却場管理費に関し、
三機工業株式会社の費用負担について質疑があり、理事者からは、令和元年7月26日から令和2年3月31日までの期間の灯油69万リットル分が
三機工業株式会社の負担であるとの説明がありました。 次に、
健康福祉部に関する決算について、委員からは、インフルエンザの
予防接種費に関して、接種人数について質疑があり、理事者からは、令和元年度は合計9,194人で、11月1日から翌年1月15日までの期間が対象となっていたとの説明がありました。 また、委員からは、発達障がい児支援事業の効果について質疑があり、理事者からは、参加者の中には複数回の相談につながっている方もおり、発達状況に応じて支援機関につなげることができているとの説明がありました。 さらに、委員からは、早期発見が重要であるため、この事業は積極的に進めてほしいとの意見がありました。 次に、委員からは、不妊治療費助成事業に関し、治療を受けた人数と出産に至った人数について質疑があり、理事者からは、治療を受けた人数は、令和元年度実績で延べ48人であり、出産に至った人数は、平成29年度・平成30年度に助成を受けた46人のうち、32人が妊娠し、26人が出産に至ったとの説明がありました。 さらに、委員からは、国が不妊治療に力を入れているため、市独自でのさらなる上乗せを検討してほしいとの意見がありました。 次に、委員からは、生活困窮者自立支援事業の子供の学習・生活支援の現状と実績について質疑があり、理事者からは、市内5か所の公民館等に教室を設置し、生活保護世帯を含む生活困窮世帯を対象に、学習支援や居場所の提供などを行っており、令和元年度は29人の利用があり、中学3年生10人全員が志望校に合格できたとの説明がありました。 また、委員からは、民生委員児童委員の人数と平均年齢、1人当たりの活動費について質疑があり、理事者からは、民生委員児童委員は126人、主任児童委員は18人、全体の平均年齢は65.34歳で1人当たりの活動費は、県から5万9,000円と市から1万2,000円の約7万円であるとの説明がありました。 さらに、委員からは、将来的に民生委員児童委員の確保が難しくなると想定されるため、協力員制度の導入も検討してほしいとの意見がありました。 次に、委員からは、ファミリーサポートセンター事業の決算額946万6,000円の内訳について質疑があり、理事者からは、主なものは、職員の活動費が523万6,800円、福利厚生費が117万9,312円で、多くがファミリーサポートセンター事業を行う3人の職員の活動費となっており、コロナ禍でも随時、依頼会員と提供会員のマッチング活動や広報活動を行っているとの説明がありました。 次に、
経済建設部に関する決算について、委員からは、市営住宅の応募状況について質疑があり、理事者からは、令和元年度については27戸募集し、23戸の申込みがあり、入居戸数は10戸であったとの説明がありました。 また、委員からは、市営住宅の現状について質疑があり、理事者からは、全28か所のうち、維持管理団地が4か所、建て替え団地が3か所、用途廃止団地が21か所となっており、用途廃止団地については、基本的に耐用年数を経過しているため、移転補償料を支払い、住み替えを促しているところであるとの説明がありました。 さらに、委員からは、市営住宅の先を見据えた計画が必要ではないのかとの質疑があり、理事者からは、令和2年度当初予算において、修繕・改善・建て替えの基本方針を定めている鳴門市公営住宅等長寿命化計画に関する予算を計上しているとの説明がありました。 次に、委員からは、鳴門市橋梁定期点検業務の内容について質疑があり、理事者からは、道路法施行規則に基づき、5年に1回橋梁の点検を行う必要があるため、78か所の橋梁の点検を実施したものであるとの説明がありました。 また、委員からは、令和元年度橋梁長寿命化修繕計画策定業務の内容について質疑があり、理事者からは、土木課が管理する718か所の橋梁の中で、計画未策定の長さ5メートル未満の427か所の橋梁のうち270か所の橋梁について、令和元年度に計画を策定したものであるとの説明がありました。 次に、委員からは、下水道の水洗化率について質疑があり、理事者からは、供用開始1年後の平成22年3月末時点で8.6%、供用開始5年後の平成26年3月末時点で26.4%、供用開始10年後の平成31年3月末時点で38.9%、令和2年3月末時点で41.4%であったとの説明がありました。 また 委員からは、下水道使用料のこれまでの状況について質疑があり、理事者からは、社会情勢の変化への対応や市民の負担軽減、水洗化率の向上を目的に、これまでに2度の使用料引下げを実施しており、当初と比較して1㎡あたり合計30円の引下げとなっているとの説明がありました。 さらに、委員からは、汚水処理事業に関するチラシの効果について質疑があり、理事者からは、合併処理浄化槽の普及促進を図る目的で、補助制度の周知を行うためにチラシを配布したもので、市民からの問合せが増加しているとの説明がありました。 次に、委員からは、鳴門ウチノ海総合公園・鳴門総合運動公園指定管理料の内訳について質疑があり、理事者からは、両公園を合わせた指定管理料となっているとの説明がありました。 さらに、委員からは、この金額で両公園を管理できているのか、との質疑があり、理事者からは、ここ数年、最低賃金が上昇してきており、植栽管理の委託等において費用が膨らんできているため、市の職員の労働分をできる限り節減するように心がけている、との説明がありました。 次に、委員からは、平成30年度、令和元年度の企業誘致推進費の決算額の差について質疑があり、理事者からは、平成30年度については、ボートレース鳴門の隣にあらたえの湯がオープンし、地元の方を10人雇用されたことから、雇用奨励金として1人当たり20万円の合計200万円を支出したためであるとの説明がありました。 また、委員からは、〈鳴門海峡の渦潮・四国遍路〉世界遺産化ツアー事業の内容について質疑があり、理事者からは、ツアータイトルに鳴門海峡の渦潮、四国遍路、板東俘虜収容所関連資料の世界遺産登録を目指している旨を表記し、ドイツ館など市が指定する施設のうち2か所以上をツアーコースに組み込んでいることを条件に、バスの団体旅行を企画した旅行業者に助成金を交付する事業であり、令和元年度の実績については、宿泊を伴うバス旅行が24台分、日帰りのバス旅行が19台分であったとの説明がありました。 次に、消防本部に関する決算について、委員からは、消防団員退職報償金の内容について質疑があり、理事者からは、5年以上在籍した消防団員に支払うものであり、令和元年度は59人に退職報償金を支払ったとの説明がありました。 また、委員からは、徳島県消防防災ヘリコプター運航連絡協議会交付金及び負担金の内容について質疑があり、理事者からは、交付金については、徳島県消防防災航空隊に消防職員を派遣している市町村に交付されるもので、本市では平成30年度から3年間、消防職員1人を派遣しており、負担金については、徳島県消防防災航空隊に消防職員を派遣している市町村に交付される派遣された消防職員の人件費に係る負担金であるとの説明がありました。 次に、委員からは、防火水槽整備費に関し、防火水槽マンホールの修繕内容について質疑があり、理事者からは、蓋の鍵の部分の故障及び老朽化に伴う修繕となっているとの説明がありました。 また、委員からは、今後も早急な修繕を心がけてほしいとの意見がありました。 次に、企業局に関する決算について、委員からは、水道料金の改定による給水収益への影響について質疑があり、理事者からは、平成30年度の給水収益と比較すると約1億9,200万円の増加、平成30年度の純利益と比較すると約2億3,900万円の増加となっており、これらの財源を基に令和元年度から令和5年度までの間、水道管路の耐震化等を着実に進めていくこととしているとの説明がありました。 次に、委員からは、応急給水用コンテナの導入目的について質疑があり、理事者からは、大規模災害時に避難場所での地域の住民への飲料水の供給を確実に行い、避難者のQOLを確保するため、応急給水コンテナの整備を進めているとの説明がありました。 また、委員からは、残留塩素等測定業務の内容について質疑があり、理事者からは、水道法施行規則に基づき、水道水の衛生の確保のため、残留塩素濃度を基準値以上に保つ必要があることから、毎日5水系の末端で残留塩素濃度を測定するものであるとの説明がありました。 次に、委員からは、ボートレース鳴門無料シャトルバス運行管理等業務及びボートレース鳴門無料送迎バス運行業務に関し、バスの利用者数について質疑があり、理事者からは、令和元年度実績で、シャトルバスについては約5,300人、無料送迎バスについては徳島方面が1万8,200人、淡路島方面が約5,900人であったとの説明がありました。 また、委員からは、バスを利用して来られる方が本場に来られているのか、エディウィン鳴門に来られているのか分からないため、調査するべきであるとの意見がありました。 次に、
教育委員会に関する決算について、委員からは、鳴門市給食センター運営費のうち、臨時的任用職員の賃金に関し、その内訳等について質疑があり、理事者からは、調理員については、累計で31人採用し、うち10人が途中で退職しており、賃金は3,464万6,930円、配送員については、累計で16人採用し、うち4人が途中で退職しており、賃金は2,035万9,161円であるとの説明がありました。 また、委員からは、令和2年度から調理・配送業務が民間事業者へ委託されているが、委託前の人件費との比較について質疑があり、理事者からは、令和元年度の調理員・配送員に係る人件費については、正規職員・臨時的任用職員等を合わせて約1億7,500万円となっており、令和2年度の委託料については、約1億5,100万円であるが、そのうち人件費相当分としては約1億4,000万円であるとの説明がありました。 次に、委員からは、令和元年度は21人の特別支援教育支援員が配置されているが、各学校の需要と一致しているのかとの質疑があり、理事者からは、各学校からの要求をまとめた上で精査し、予算を計上していることから、必ずしも一致するものではないが、必要性の高い学校から順番に配置しているとの説明がありました。 また、委員からは、特別支援教育支援員の配置人数は少しずつ増えているが、支援を必要としている児童・生徒も増えており、必要な人員数が不足しているとの意見がありました。 次に、委員からは、不登校の児童・生徒の現状について質疑があり、理事者からは、不登校の児童・生徒数については、令和元年度末時点で小学生9人、中学生48人の計57人となっており、令和2年8月末時点では小学生9人、中学生39人の計48人であることから、9人減少しているとの説明がありました。 また、委員からは、不登校の児童・生徒に対する支援について質疑があり、理事者からは、不登校の児童・生徒が在籍する学校では、管理職や担任の教員、スクールカウンセラー等で構成する校内委員会で組織的に支援ができるよう情報共有を図るとともに、教員による定期的な家庭訪問、スクールカウンセラーによる児童・生徒や保護者へのカウンセリングの実施、教室に入室できない児童・生徒に対しての別室登校や保健室登校の実施など、児童・生徒の個々の状況に応じた支援を行っており、また、うず潮教室についても、個々の状況に応じた学習・体験活動を通じて学校復帰に向けた支援を行っているとの説明がありました。 次に、委員からは、国指定「大代古墳」環境整備・公開補助業務について、県指定のときと比べて国指定となってから委託料は増加したのかとの質疑があり、理事者からは、県指定のときは22万8,000円、国指定後も同額であったが、令和元年度は活動回数の増加や消費税率の引上げ等により28万3,149円であったとの説明がありました。 また、委員からは、国指定「大代古墳」の一般公開は年1回であるが、NEXCO西日本等とも協議し、一般公開の回数を増やすなど、観光面でも積極的に活用してほしいとの意見がありました。 次に、委員からは、福永家住宅の
利用状況について質疑があり、理事者からは、令和元年度は一般公開で110人、それ以外の見学で250人の利用があり、合計で360人となっており、令和2年度はコロナ禍により一般公開は中止となったが、それ以外の見学で20人程度が利用したとの説明がありました。 また、委員からは、福永家住宅の保存活用計画の策定の現状と今後の取組について質疑があり、理事者からは、現在、文化庁に保存活用計画案を提出中であり、文化庁、徳島県との協議を踏まえながら完成に向けて取り組んでいるところであるとの説明がありました。 委員会では、採決の結果、議案第64号から議案第68号までの議案5件については、いずれも賛成多数で認定、議案第69号から議案第74号までの議案6件については、いずれも全会一致で認定、議案第75号及び議案第76号の議案2件については、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきと決しました。 以上が、当委員会の審査概要であります。 よろしく御賛同賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長(宅川靖次君) これより、質疑に入ります。 ただいまのところ、質疑の通告はありませんので、質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終結いたします。 これより、討論に入ります。 ただいまのところ、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これをもって、討論を終結いたします。 これより、議案第64号から議案第67号までの4議案を一括採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、いずれも認定であります。 本案は、いずれも委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立多数であります。 よって、本案は、いずれも認定されました。 次に、議案第68号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、認定であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立多数であります。 よって、本案は、認定されました。 次に、議案第69号から議案第74号までの6議案を一括採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、いずれも認定であります。 本案は、いずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、本案は、いずれも認定されました。 次に、議案第75号及び議案第76号の2議案を一括採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。 本案は、いずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、本案は、いずれも原案のとおり可決されました。 ──────────────────────────────────
△日程第4 議案第77号
専決処分の承認について(財産の取得について) 議案第78号 令和2
年度鳴門市
一般会計補正予算(第6号) 議案第79号 令和2
年度鳴門市
モーターボート競走事業会計補正予算(第2号) 議案第80号 鳴門市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部改正について 議案第81号 鳴門市
火災予防条例の一部改正について 議案第82号 鳴門市
国民健康保険条例の一部改正について 議案第83号
鳴門市立保育所条例の一部改正について 議案第84号 鳴門市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について 議案第85号 鳴門市
督促手数料及び
延滞金条例等の一部改正について 議案第86号 市道路線の認定及び廃止について 報告第12号
専決処分について(損害賠償の額の決定)
○議長(宅川靖次君) 日程第4、議案第77号から議案第86号までの10議案及び報告第12号を一括議題といたします。 市長の所信表明及び提案理由の説明を求めます。 〔市長 泉 理彦君登壇〕
◎市長(泉理彦君) 本日、第4回定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には公私何かと御多忙中にもかかわりませず御出席を賜り、誠にありがとうございます。
今期定例会におきましては、
補正予算案をはじめ、各種議案を提出いたしておりますが、これらの議案説明に先立ちまして、まずは、諸般の報告と現在本市が当面している諸課題についての所信を申し上げ、議員の皆様をはじめ、市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 まず、新型コロナウイルス感染症の感染拡大についてであります。 国内の感染者数は、9月に入ってから1日当たり300人から600人で推移していたものの、10月以降、人との接触が多い20代から30代の若い世代を中心に再び感染が広がり、東京、大阪といった大都市圏をはじめ、全国各地で過去最多の新規感染者数が報告され、18日から22日には5日間連続で2,000人を超えるなど、11月からは急速に感染が拡大している状況にあります。 現在、既に第3波とも言われる状況を受け、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会では、会食や職場、医療機関や福祉施設などにおけるクラスターの発生事例など、多様化や地域への広がりが見られること、一部の地域では感染拡大のスピードが増していることから、感染の減少要因を早急に強める必要があり、このまま放置すれば、さらに急速な感染拡大に至る可能性があると指摘しているところであります。 県内の状況におきましては、10月に大学生を中心とするクラスターが報告されたものの、現在は一定の落ち着きを見せております。 しかしながら、一度クラスターが発生すると感染が急速に拡大することから、さらなる感染拡大防止策の徹底が求められており、市民の皆様におかれましては、これまでのマスクの着用、うがい、手洗い、手指消毒、3密を避けるに加えて、季節性インフルエンザとの同時流行に備え、室内の定期的な換気と適切な保湿を心がけるなど、引き続き感染防止対策への御理解と御協力をお願いいたします。 次に、コロナ禍における工夫を凝らしたイベントの開催についてであります。 まず、10月14日には第4回いきいき百歳大交流大会を開催し、市内に58か所あるいきいきサロンの参加者約300人の方にお集まりいただきました。今年は、新型コロナウイルス感染防止の観点から、会場をこれまでの鳴門・大塚スポーツパークアミノバリューホールから市文化会館に変更し、参加者には事前にお申込みをいただき、間隔を空けた座席指定とするなど、3密回避に工夫を凝らした開催といたしました。当日は、90歳以上のサロン参加者の表彰や各サロンの活動の紹介が行われたほか、座席でできる簡単な体操や脳トレを参加者全員で体験していただきました。参加者の方々には、コロナ禍においても活動を継続することの必要性を学んでいただくとともに、仲間との交流を深め、今後のサロン活動の活性化や健康維持の意欲向上につながったものと考えております。 次に、ボートレース鳴門では、11月12日から15日までの4日間ドライブインシアターを開催いたしました。ボートレース振興会の支援をいただき、新型コロナウイルス感染症に配慮したニューノーマルのイベントとして、四国初の493インチ大型LEDビジョンを設置し、家族連れの方などに、いつもと違う環境で映画をお楽しみいただきました。 また、10月31日から11月29日までの間のうち6日間、子供を対象としたスポーツイベントをウズホールと芝生広場で開催しております。 さらに、12月の第1週と第2週の金曜日を含む週末の6日間、お笑い芸人で絵本作家の西野亮廣さん作の創作絵本「えんとつの町プペル」の光る絵本展をウズホールで開催いたします。ぜひお越しいただき、お楽しみいただけたらと考えております。 次に、大谷焼窯祭りは、例年は東林院に集まって開催されておりましたが、新型コロナウイルス対策として会場を各窯元に分散し、開催期間を2日から3日に延長して開催されました。会場が分散されることにより、来場者も分散し、ゆっくりと作品を鑑賞できるとともに、各窯元を実際に見て陶芸の世界を感じる機会となったのではないかと考えております。 次に、ドイツ館では、ユネスコ「世界の記憶」登録推進事業ベートーヴェン生誕250周年記念講演・企画展を11月6日から12月27日までの期間において開催しております。本来であれば、東京大学の名誉教授である高階秀爾教授にお越しいただいて御講演をいただく予定でしたが、ビデオ動画による御講演といたしております。 また、同じく11月6日から有料入館者の方を対象に、先着2,000名の方に足袋の生地で作製されたフロイデ君マスクをプレゼントしております。 次に、今年度に新設いたしました民間事業者等によるイルミネーション事業の提案に対して、補助金の交付及びイルミネーション機器を貸与する制度を活用し、一般社団法人鳴門板野青年会議所により、11月28日から12月25日までの間、大道銀天街において「ミライアス鳴門」と題したドライブスルーで楽しめるイルミネーション事業が実施されることとなっております。新型コロナウイルス感染症の感染等により、停滞した街の雰囲気を少しでも明るくしたいとの思いから実施いただく事業でありますので、ぜひ多くの市民の皆様に楽しんでいただきたいと考えております。 次に、本市の新型コロナウイルス感染症対策事業「鳴門でお得に泊まろうキャンペーン」宿泊費助成金の詐取への対応についてであります。 本市といたしましては、県の観光キャンペーン「とくしま応援割」を巡る詐取事件で、本市の同種制度においても詐取の疑いがあるとして、先月中旬から警察の捜査に協力を行ってまいりました。これまでの捜査が進む中で警察からの情報などから、詐取の疑いがあると判断し、10月26日に捜査を行っている徳島中央警察署に被害申告を行いました。 この事業におきまして、本市が被疑者に支払った金額は、50泊分の25万円でありますが、昨日、検察により起訴されました。引き続き、弁護士とも相談の上、適切に対応してまいります。今後、施策を講じるに当たっては、チェック体制も含め、より万全を期して取り組みます。 次に、年末年始の休暇分散化への対応についてであります。 政府は、新型コロナウイルス感染症対策分科会の提言を踏まえ、各府省庁に対し、年末年始の休日とは別にまとまった休暇を取得できるよう促しており、休暇を分散化させることで感染予防や職員の働き方改革につなげることとしております。 地方公務員についても、これと同様の取組を行うよう総務省より通知があり、県におきましては、12月26日から1月11日までの期間において3日間の特別休暇を組み合わせ、休暇の分散化を促進することとしております。 本市におきましては、市民への行政サービスの低下を招かないよう、3日間を目安に有給休暇の取得を促進してまいりたいと考えております。 また、感染症拡大時の業務継続などへの対応として整備を進めておりましたテレワーク環境につきましても、年内には整備が完了することとなっており、年明けからテレワークの実施を促進することで職員の働き方改革にも努めてまいりたいと考えております。 次に、香川県におきまして確認されている高病原性鳥インフルエンザへの対応についてであります。 11月5日に香川県三豊市、続いて8日には東かがわ市の養鶏場において高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されました。本市におきましては、8日に鳴門市危機管理会議を開催し、今後の対応について協議を行い、対策を講じているところであります。 現在、感染拡大を防止するため、県内におきましても、養鶏場での消毒や衛生管理の徹底などが指導されるとともに、県境を中心とした6か所に養鶏業に関連する車両の消毒ポイントが設置され、本市でも北灘町櫛木に設置されております。 鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥との濃密な接触等の特殊な場合を除き、通常は人に感染しないと考えられております。また、鶏肉や卵など、食品から鳥インフルエンザが人に感染した例も報告されておりませんので、どうか落ち着いて行動をしてください。 さらに、次の2点について御注意いただきますようお願いいたします。 1点目として、死亡した野鳥等を見つけた場合、直ちに鳥インフルエンザが疑われるものではありませんが、細菌や寄生虫などの病原菌がある場合がありますので、決して素手で触らないでください。なお、原因不明の複数の死亡が見られる場合など、不安な場合は、市農林水産課まで御連絡ください。 2点目として、ペットとして鳥を飼育されている方は、清潔な環境を保つとともに、ネットや鳥小屋の点検を行うなど、野鳥との接触を防止するなどの対策を行ってください。 今後におきましても、新しい情報が入り次第お知らせいたしますので、市民の皆様には、引き続き冷静な行動をお願いいたします。 次に、特定外来生物ナガエツルノゲイトウへの対策についてであります。 ナガエツルノゲイトウは、再生、繁殖力が非常に強く、環境省から特定外来生物の指定を受けており、その防除には外来生物法による規制を伴うこととなります。 また、放置すれば用排水路等への水流を阻害することにより、農業への影響や防災機能の低下を招くおそれもあります。 こうしたことから、市と地域住民・地域団体等の関係機関による地域ぐるみの防除対策を積極的・継続的に推進することを目的としたナガエツルノゲイトウ防除対策協議会の年内設置に向けて取り組んでおり、特定外来生物の防除と市の農産物ブランドの維持の両立を図るとともに、出水時の排水路としての機能を保持してまいりたいと考えております。 次に、徳島ヴォルティスについてであります。 新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、過密な試合日程で行われてまいりましたサッカーJ2リーグ戦ですが、今シーズンも残すところあと7試合となりました。11月の5連戦で5連勝という好成績を収めた徳島ヴォルティスは、首位をキープしており、J1昇格に向けて市民の期待もますます高まってまいりました。 そこで、初のJ2リーグ優勝でJ1昇格を目指す徳島ヴォルティスを市民一丸となって応援する機運を盛り上げるため、16日から市公式ツイッターでメッセージ動画を発信するとともに、本庁舎1階南側入り口の看板などでカウントダウンの告知、徳島ヴォルティス応援のぼりの設置などのJ1昇格カウントダウン事業に取り組んでおります。 また、J1昇格に向けて、JR鳴門駅など、交通拠点からスタジアムまでのヴォルティスロードを年次的に整備することにより、応援機運をより一層盛り上げてまいりたいと考えております。 次に、JR鳴門駅前の公衆トイレの整備についてであります。 本市におきまして建設中でありました公衆トイレでありますが、11月13日に供用開始いたしました。このトイレには、全個室にベビーチェアを設置するほか、多機能トイレも整備し、オストメート対応トイレやベビーシート等を設置しており、高齢者や障害者、子供連れの方などの利便性の向上を図るとともに、自然光を取り入れた明るいトイレとなっております。 また、完成を記念し、12月20日までの間、鳴門駅前バス停休憩所において、「写真で振り返る懐かしの鳴門駅前展」と題して、移転する前の旧鳴門駅の様子や現在の鳴門駅の落成式など、16点の写真を展示いたしておりますので、多くの市民の皆様に御覧いただければと思います。 次に、NARUTOスポーツコミッション(仮称)の設立についてであります。 スポーツコミッションとは、スポーツツーリズムの推進や国内外の大規模なスポーツ大会の誘致、プロチームや大学などのスポーツ合宿・キャンプの誘致などに取り組む地方公共団体とスポーツ団体、観光産業などの民間企業が一体となった組織であります。 本市がこれまで取り組んでまいりましたスポーツ大会、合宿誘致をさらに推進するとともに、東京2020オリンピック・パラリンピックを契機としたスポーツによる地域活性化を図るための官民連携した基盤整備として、スポーツコミッションの設立に向けて取り組んでまいります。 今後におきましては、関係団体の皆様からの御意見をいただく場として、設立準備会を開催した後に、今年度中にスポーツコミッションを設立し、令和3年度から本格的に活動を開始したいと考えております。 次に、旧北灘西小学校の利活用事業についてであります。 昨年10月の閉校後、北灘西町地区の代表の方にも御参画いただいた事業者検討委員会におきまして、同校を利活用した「いちご観光農園」が選定され、4月から整備を進めてまいりました。現在、ビニールハウス7棟の建設と校舎前面の塗装が完成し、来年1月の開園を目指して準備を進めているところであります。 今後におきましても、北灘地区の地域経済の活性化や交流人口の拡大につながるよう、事業者とさらに連携してまいりたいと考えております。 次に、第3次男女行動計画の策定についてであります。 本市では、男女共同参画社会基本法を踏まえ、平成23年3月に「第2次鳴門市男女行動計画~鳴門パートナーシッププランⅡステージ」を策定し、取組を進めてまいりました。 今回の第3次男女行動計画におきましては、時代の流れの早さと常に多様な課題を解決していくという視点から、現行計画期間の10年を5年間と設定するとともに、防災分野での女性参画や性的マイノリティーなどの新たな人権課題、持続可能な開発目標SDGsの考えを踏まえた内容とすることとしております。 11月17日に開催した第2回の審議会での審議を経て、素案がまとまりましたので、今議会におきまして御説明させていただくとともに、12月下旬からパブリックコメントを募集することといたしております。 次に、「第6期鳴門市障がい福祉計画」、「第2期鳴門市障がい児福祉計画」の策定についてであります。 本市におきましては、現在、「鳴門市障害者計画」、「第5期鳴門市障害福祉計画」及び「第1期鳴門市障害児福祉計画」に基づき、障害のある人もない人も、ともに地域で生き生きと安心して暮らせるまちづくりを目指して取り組んでおります。 3つの計画のうち、「第5期障害福祉計画」及び「第1期障害児福祉計画」は、令和2年度末に3か年の計画期間が終了することから、次期計画の策定に取り組んでまいりましたが、11月20日に開催した第2回の策定・評価委員会において計画の素案がまとまりましたので、今議会におきまして御説明させていただくとともに、12月下旬からパブリックコメントを募集することといたしております。 また、障害のある方やその家族に対して総合的な相談等を行うとともに、地域の相談支援事業及びサービス提供事業所の人材育成、各種相談機関等との連携強化のための取組を行う鳴門市基幹相談支援センターを医療法人敬愛会に委託して11月1日に開所することができ、障害者の福祉や就労などの相談支援体制の充実を行ったところであります。 次に、市内
保育施設における保育士確保策についてであります。 本市では、これまで休憩室の整備等、保育士の勤務環境改善に取り組む私立の
保育施設に対し、補助金を交付する支援を行うなど、働く場としての
保育施設の魅力向上に努めております。 先日、県内の他市において、多額の現金給付を伴う保育士確保策が発表されたとの新聞報道がありました。こうした状況を受け、これまで以上に保育士の確保が難しくなることにより、鳴門市内の
保育施設の運営に支障が生じないよう、本市におきましても保育士確保策について、来年度当初の実施に向けた検討を進め、市内
保育施設における保育士の人材確保に努めてまいります。 次に、徳島県鳴門病院医療提供体制の確保に向けた支援についてであります。 本市では、市民が生涯にわたって健康で住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、市民の主体的な健康づくりの推進及び地域医療を守り育むことを目指す「鳴門市健康づくりの推進と地域の医療を守り育む条例」を平成29年3月に制定しております。 このたびの新型コロナウイルス感染症の拡大により、地域において健康で安心して生活を営む上で医療提供体制を確保することが重要な課題であることが再認識されております。 本市といたしましては、市民の健康を守る中核的な医療機関である地方独立行政法人徳島県鳴門病院における医療提供体制の確保として、最も重要である医師の確保について、来年度から支援することとして取り組んでまいりたいと考えております。 次に、鳴門市市民会館アーカイブ事業と新庁舎建設事業についてであります。 新庁舎の建設に伴い、12月から旧市民会館が解体されるのに先立ち、建設当時からの貴重な写真や映像、図面や今回作成いたしました市民会館のデジタルデータなどを一堂に集めたアーカイブ展示会「じゃあ、ね」を10月21日から11月3日まで開催いたしました。最終日には、市民会館前ロータリーなどで第2回テイクアウト村が開催されるとともに、市民会館前でロケが行われた映画「めぐり逢う日まで(真紅の巻)」の上映会も実施され、期間中、展示会と合わせて延べ2,172人の方々に御来場いただきました。 これまで歩んできた市民会館の歴史を振り返り、その価値や思いを将来につなげる取組になったものと考えております。 また、新庁舎建設事業に伴い、新庁舎棟の建設に先立ち、必要となる関連建物の解体工事につきまして、11月より着手しております。来庁者や近隣住民の皆様の御理解をいただきながら、安全で円滑な事業進捗に努めてまいります。 次に、第九交響曲演奏会及び文化会館休館イベントについてであります。 新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、令和3年3月14日に延期しておりました「第39回ベートーヴェン第九交響曲演奏会」でありますが、関係機関と協議を重ねた結果、参加者の方々の健康と安全面を第一に考慮し、苦渋の決断ではありましたが、中止することといたしました。第九交響曲演奏会が中止となり、さらに、令和3年3月末で文化会館は耐震化の調査及び設備の老朽化のため休館とすることから、3月24日から1週間を文化会館休館記念週間とし、展示会議室において「鳴門市文化会館38年の軌跡展」を行うこととしております。 また、28日には、休館前ラストカーニバルとして、鳴門の魅力を発信する動画の作成と公開、市民参加の文化活動の発表などのイベントを開催することとしております。 次に、道の駅整備事業についてであります。 本年3月に基本設計を策定し、今年度は国や指定管理候補者との調整を行いつつ、建築に係る実施設計を進めております。 用地取得関係につきましては、6月に事業認定告示を受けて以降、地権者や関係者の方々の御理解と御協力をいただきながら交渉や契約を進め、10月末までに本事業に必要な起業用地の取得に係る所有移転登記等、全ての手続を完了いたしております。 現地におきましては、11月以降、造成工事に着手しており、来年度当初より建築工事にも着手する方向で調整等を進めております。 また、これまで「道の駅なると」との仮称を用いてまいりました施設名につきましては、11月20日を期限として正式名称を公募いたしました。全国より380件を超える応募をいただいており、庁内での選定過程を経て、年明けにも公表する予定としております。令和3年度末の開駅を目指し、引き続き国や関係団体等と密接に連携しながら、鋭意、検討・準備を進めてまいります。 次に、本市を取り巻く社会経済情勢とその対応についてであります。 最近の社会経済情勢について概観いたしますと、四国財務局徳島財務事務所が10月28日に発表した徳島県内経済概況の総括判断では、県内経済は新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい状況にあるものの、緩やかに持ち直しつつあるとされ、先行きについては、感染拡大の防止策を講じつつ社会経済活動のレベルを引き上げていく中で、各種政策の効果もあって持ち直しの動きが続くことが期待されるものの、感染症が地域経済に与える影響に十分注意する必要があるとしております。 新型コロナウイルスの感染拡大は、欧州、米国においても新規感染者数が過去最大規模で増加しているとの報道もあり、国外の経済情勢や11月以降の国内における急速な感染拡大が地域経済にどのような影響を与えているのか、常に注視しなければならない状況であると認識しております。 こうした中、菅首相は、11月10日に令和2年度の第3次
補正予算の編成を指示しており、令和3年度当初予算と一体となる予算を編成することとしています。 本市といたしましては、こうした新型コロナウイルスの感染拡大の状況や地域経済の動向を常に注視し、適時的確な施策を積極的に推進していく所存であります。 施策の推進に当たりましては、国の第3次
補正予算の動向にも注視し、適切な財源確保に留意するなど、遺漏のない対応に努めてまいりたいと考えております。 次に、新型コロナウイルス感染症対策、緊急支援策第7弾として
今期定例会に上程しております
補正予算案についてであります。 今回の
補正予算は、全国的に新型コロナウイルス感染症の感染者数が再び増加傾向となる中、市民生活や地域経済の状況が依然として厳しい状況であることを踏まえ、引き続き感染拡大の防止策を講じるとともに、市民や事業者の皆様への支援といった経済対策、生活支援策を盛り込んだ予算を編成いたしております。 今回の緊急支援策の主な事業についてであります。 まず、感染拡大防止に係る施策といたしまして、各公共施設、児童福祉施設及び教育施設の手洗い自動水栓化事業に取り組みます。この事業は、手洗いの際に不特定多数の方が蛇口に触れることにより感染拡大のリスクがあることから、使用頻度の高い手洗い場の蛇口の自動水栓化を行うものであります。対象施設は、保育所、認定こども園、児童クラブ等の児童福祉施設、幼稚園、小学校、中学校、健康福祉交流センター、うずしお会館であります。 次に、学校施設室内換気等促進事業であります。 新型コロナウイルス感染症対策として、室内の換気の重要性が示されていることから、幼稚園、小・中学校における教室等の換気をより効果的に実施するため、サーキュレーターを配備いたします。 次に、家族で守るディスタンス安心里帰り事業についてであります。 県外に在住し、大学や専門学校等に在学中の学生の中には、コロナ禍の中、ゴールデンウイークやお盆も帰省できなかった上に、年末年始の帰省を諦めようとされている方もいらっしゃると思われます。このような学生の皆様を応援し、市内の宿泊施設を利用していただくための助成事業を実施いたします。 この事業は、県外在住で鳴門市出身の学生の方を対象に、12月19日から令和3年2月28日までの間に市内の宿泊施設を利用し、帰省された方、先着500名に一律1万円を支援するものであります。新型コロナウイルス感染症の影響もあり、宿泊者が減少している市内の宿泊施設を利用していただき、家族との感染予防を図りながら、ふるさと鳴門での時間を過ごしていただきたいと考えております。 次に、高齢者及び障がい者施設等の職員に対するPCR検査支援事業についてであります。 感染した場合に重症化するリスクの高い高齢者や障害者にサービスを提供している施設や事業所等では、県外との往来をした職員は、一定期間仕事を休むという感染症対策を講じている事例があります。このような事例が重なると、必要なサービス提供の継続が難しい状況となることが考えられるため、こうした感染症対策を講じている施設等を側面支援するものであります。 具体的には、やむを得ない事由により県外との往来をした職員のPCR検査を市が支援することにより、早期に職場復帰を促し、コロナ禍においても継続的に質の高いサービスを提供できる体制の確保を図っていただこうとするものであります。 次に、高齢者インフルエンザ予防接種事業でありますが、重症化リスクの高い65歳以上の高齢者を対象としたインフルエンザ定期
予防接種費用の補助を行い、接種促進を図る事業であります。 次に、地域経済対策に係る施策といたしまして、農業者・漁業者支援を実施いたします。 新型コロナウイルス感染症の影響により、収入が減少している市内の農業者・漁業者を支援し、本市農林水産業の持続的な発展を促すことを目的として、農業者が負担している次期作に向けた資材や漁業者が負担している固定経費等への支援として2方円の定額給付を実施いたします。 次に、農業用排水機場整備事業でありますが、新型コロナウイルス感染症の影響で生産資材の高騰が予想されており、農業生産者の経営の圧迫につながるおそれがあることから、市内の生産者を支援し、本市農業の持続的な発展を促すことを目的に、農業用排水機場の整備に係る地元負担金を免除するものであります。 次に、鳥獣被害対策事業でありますが、新型コロナウイルス感染症対策として、捕獲効率を向上させるための大型捕獲おりを導入するとともに、駆除対策協議会への活動経費を増額し、捕獲体制を強化するもので、鳥獣被害の軽減を図ってまいります。 次に、水産業生産基盤整備事業補助金でありますが、新型コロナウイルス感染症の影響により売上高が減少している生産者及び漁業協同組合を支援することを目的として、漁業協同組合が実施する水産業生産基盤施設の整備に関する取組に対し、補助を行うものであります。 次に、渦潮世界遺産化タイアップマイクロツーリズム推進事業であります。 鳴門海峡の渦潮が世界遺産登録を目指していることを
子供たちに知っていただき、機運醸成を図るため、市内小学生を対象に大人1人を加えた無料招待券を配付いたします。 市内の観潮船に乗っていただき、渦潮を間近で見ることで、改めて鳴門の渦潮のすばらしさについて知ってもらい、ふるさとのよさを再発見して郷土愛を育む一助になればと考えております。 次に、「食べ・乗り」の追加当選についてであります。 消費を喚起し、新型コロナウイルス感染症により大きな影響を受けている飲食店、タクシー・運転代行事業者のさらなる活性化を図ることにもつながるため、「食べ・乗り」の抽せんから漏れた方を対象に再抽せんを行い、追加当選させていただこうと考えております。 今回のチケットの発行内容といたしましては、発行額3,000万円、追加販売セット数は6,000セット、購入セット数は1人2セットまでとし、当選者数は3,000人といたします。チケットは、これまでと同様に1セット5,000円分を半額の2,500円で販売し、使用期限についてもこれまでと同じく来年2月28日までといたします。 次に、生活支援といたしましては、住民税非課税世帯のうち6つの要件に該当する世帯に対し、指定ごみ袋を1年に2回無償交付いたしておりますが、令和2年12月交付分より新しく就学援助受給世帯を追加することといたします。 次に、公立保育所再編事業についてであります。 公立保育所再編計画に基づき統合する新しい公立保育所として、健康福祉交流センター北側を建設予定地として、現在、基本設計及び地質調査を進めておりますが、できる限り早期の着工を図るため、敷地の造成工事設計及び保育所建設工事の実施設計について、今回の
補正予算に計上いたしております。 さらに、今回の
補正予算案では、小・中学校特別教室等空調設備整備事業、中学校トイレ環境改善事業、県単独急傾斜地崩壊対策事業におきましては、国、県の内示を受けましたので、令和3年度に予定しておりました事業を前倒しして計上し、15か月予算として切れ目のない事業推進を図ってまいりたいと考えております。 続きまして、今回提出しております議案及び報告案件について御説明いたします。 まず、議案第77号
専決処分の承認について(財産の取得について)でありますが、高規格救急自動車等の財産の取得につきまして、事務執行上、急を要しましたことから、
地方自治法第179条第1項の規定に基づき、
専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定に基づき、議会の承認を求めるものであります。 次に、議案第78号令和2
年度鳴門市
一般会計補正予算(第6号)及び議案第79号令和2
年度鳴門市
モーターボート競走事業会計補正予算(第2号)の2議案でございますが、これらは令和2年度の一般会計及び企業会計の各
補正予算につきまして、議会の議決を求めるものであります。 なお、
一般会計補正予算の補正額は7億5,864万3,000円、補正後の予算額は339億1,384万9,000円となっております。 次に、議案第80号鳴門市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてでありますが、新型コロナウイルス感染症から市民の生命及び健康を保護するために緊急に行われた措置に係る業務に従事した職員に対し、
特殊勤務手当を支給する改正を行うものであります。 次に、議案第81号鳴門市
火災予防条例の一部改正についてでありますが、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令が改正されたことに伴い、急速充電設備の全出力の上限を200キロワットまで拡大するなど、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第82号鳴門市
国民健康保険条例の一部改正についてでありますが、国民健康保険法施行令及び地方税法の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第83号
鳴門市立保育所条例の一部改正についてでありますが、みどり保育所の閉所に伴い、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第84号鳴門市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでありますが、子ども・子育て支援法の改正に伴い、引用条項の改正を行うものであります。 次に、議案第85号鳴門市
督促手数料及び
延滞金条例等の一部改正についてでありますが、市が徴収する延滞金について、地方税法の改正による延滞金の割合の見直しと均衡を図るため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第86号市道路線の認定及び廃止についてでありますが、市道路線の認定及び廃止を行うに当たりまして、道路法第8条第2項及び第10条第3項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 最後に、報告第12号
専決処分について(損害賠償の額の決定)でありますが、損害賠償の額の決定につきまして、
地方自治法第180条第1項の規定に基づき
専決処分いたしましたので、同条第2項の規定に基づき、議会に報告するものであります。 以上、概略を御説明申し上げましたが、詳細につきましては、お手元の議案書等を御参照願うこととし、また、審議を通じまして御説明申し上げたいと存じます。十分御審議くださいまして、原案どおり御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ──────────────────────────────────日程第5 議案第78号 令和2
年度鳴門市
一般会計補正予算(第6号) 議案第79号 令和2
年度鳴門市
モーターボート競走事業会計補正予算(第2号)
○議長(宅川靖次君) 日程第5、議案第78号及び議案第79号の2議案を一括議題といたします。 これより、質疑に入ります。 ただいまのところ、質疑の通告はありませんので、質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終結いたします。 ただいま、議題となっております各議案は、
会議規則第37条第1項の規定により、お手元へ配付の議案付託表のとおり、所管の
予算決算委員会に付託いたします。 以上をもって、本日の
議事日程は全て終了いたしました。 お諮りいたします。 明11月26日から11月29日までの4日間は議事の都合及び市の休日のため休会としたいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、明11月26日から11月29日までの4日間は休会とすることに決しました。 次会は、11月30日午前10時30分から再開いたします。 本日は、これをもって散会いたします。 午前11時20分 散会...