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03月17日-05号

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  1. 鳴門市議会 2020-03-17
    03月17日-05号


    取得元: 鳴門市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    令和 2年  2月定例会(第1回)          令和2年 鳴門市議会会議録 (第5号)           令和2年3月17日(会期28日中第28日目)              議 事 日 程 第 5 号 諸般報告第1 議案第 1号 令和2年度鳴門一般会計予算   議案第 2号 令和2年度鳴門国民健康保険事業特別会計予算   議案第 3号 令和2年度鳴門後期高齢者医療特別会計予算   議案第 4号 令和2年度鳴門介護保険事業特別会計予算   議案第 5号 令和2年度鳴門光熱水費等支出特別会計予算   議案第 6号 令和2年度鳴門給与費等管理特別会計予算   議案第 7号 令和2年度鳴門公債費管理特別会計予算   議案第 8号 令和2年度鳴門水道事業会計予算   議案第 9号 令和2年度鳴門モーターボート競走事業会計予算   議案第10号 令和2年度鳴門下水道事業会計予算   議案第11号 鳴門市暴力団排除条例制定について   議案第12号 鳴門市固定資産評価審査委員会条例一部改正について   議案第13号 鳴門市特別職指定条例一部改正について   議案第14号 鳴門市職員服務宣誓に関する条例一部改正について   議案第15号 鳴門市職員特殊勤務手当に関する条例一部改正について   議案第16号 鳴門市学校給食共同調理場条例一部改正について   議案第17号 鳴門市印鑑条例一部改正について   議案第18号 鳴門市国民健康保険条例一部改正について   議案第19号 鳴門市住宅新築資金等地方債償還基金条例廃止について   議案第20号 鳴門市特別会計設置条例一部改正について   議案第21号 鳴門市放課後児童健全育成事業設備及び運営に関する基準を定める条例一部改正について   議案第22号 鳴門市営住宅条例一部改正について   議案第23号 鳴門市公共下水道整備償還財源基金条例一部改正について   議案第24号 鳴門市公営企業設置等に関する条例及び鳴門市下水道事業設置等に関する条例一部改正について   議案第25号 市道路線認定及び廃止について   議案第26号 和解について   議案第27号 松茂町ほか二町競艇事業組合と鳴門市と間におけるモーターボート競走施行に関する事務受託に係る協議について   議案第28号 令和元年度鳴門一般会計補正予算(第4号)   議案第29号 令和元年度鳴門国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)   議案第30号 令和元年度鳴門後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)   議案第31号 令和元年度鳴門介護保険事業特別会計補正予算(第2号)   議案第32号 令和元年度鳴門公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)   議案第33号 令和元年度鳴門給与費等管理特別会計補正予算(第1号)   議案第34号 令和元年度鳴門公債費管理特別会計補正予算(第1号)   請願第 7号 生活保護基準引き下げ中止を求める請願書   請願第 8号 鳴門市文化会館耐震改修工事に関する請願書   委員長報告  質疑  討論  採決第2 同意第 1号 固定資産評価審査委員会委員選任について   提案理由説明 質疑  討論  採決第3 諮問第 1号 人権擁護委員推薦について   提案理由説明 質疑  討論  採決第4 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続調査について    ──────────────────────────────────               本日会議に付した事件 諸般報告日程第1 議案第1号から議案第34号、請願第7号、請願第8号     委員長報告  質疑  討論  採決日程第2 同意第1号     提案理由説明 質疑  討論  採決日程第3 諮問第1号     提案理由説明 質疑  討論  採決日程第4 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続調査について    ──────────────────────────────────             出  席  議  員 (21名)  議長  宅  川  靖  次  君  1番  東  谷  伸  治  君    2番  上  田  公  司  君  3番  高  麗  裕  之  君    4番  林     勝  義  君  5番  秋  岡  芳  郎  君    6番  浜     盛  幸  君  7番  大  石  美 智 子  君    8番  佐  藤  絹  子  君  9番  長  濱  賢  一  君    10番  橋  本  国  勝  君  11番  圃  山  俊  作  君    12番  藤  田  茂  男  君  13番  潮  崎  憲  司  君    14番  東     正  昇  君  15番  平  塚  保  二  君    16番  三  津  良  裕  君  17番  宮  崎     明  君    18番  山  根     巌  君  20番  野  田  粋  之  君    21番  松  浦  富  子  君    ──────────────────────────────────            説 明 た め 出 席 し た 者  市長      泉   理 彦 君   副市長     谷   重 幸 君  企業局長    山 内 秀 治 君   事業推進監(地方創生担当)兼企画総務部長                              尾 崎 浩 二 君  市民環境部長  廣 瀬   高 君   健康福祉部長  天 満 秀 樹 君  経済建設部長  西 上 昭 二 君   消防長     氏 橋 通 泰 君  企業局次長   三 居 康 伸 君   企画総務部危機管理局長                              宮 田 耕 志 君  市民環境部環境局長           健康福祉部福祉事務所長           三 栖 信 征 君           米 澤 栄 作 君 経済建設部経済局長観光振興課長     企画総務部参事総務課長          小 椋   勝 君           工   公 男 君  企画総務部   財政課長   阿 部   聡 君  教育長     安 田   修 君   教育次長    大 林   清 君  監査委員事務局長竹 田 仁 伸 君   選挙管理委員会事務局長                              島   章 二 君  農業委員会事務局長          佐 竹 孝 文 君    ──────────────────────────────────             議 会 事 務 局 職 員 出 席 者  事務局長    荒 川 雅 範     次長      杢 保 マユミ  主査      板 東 政 則     書記      吉 成   愛  書記      八 幡 拓 磨    ──────────────────────────────────     午前10時   開議 ○議長(宅川靖次君) これより本日会議を開きます。 日程に入るに先立ち、諸般報告を申し上げます。 市長からお手元へ配付とおり、追加議案提出通知がありました。 諸般報告は以上とおりであります。 これより本日日程に入ります。 本日議事日程は、お手元に配付議事日程表とおりであります。 朗読は省略いたします。    ────────────────────────────────── △日程第1 議案第 1号 令和2年度鳴門一般会計予算      議案第 2号 令和2年度鳴門国民健康保険事業特別会計予算      議案第 3号 令和2年度鳴門後期高齢者医療特別会計予算      議案第 4号 令和2年度鳴門介護保険事業特別会計予算      議案第 5号 令和2年度鳴門光熱水費等支出特別会計予算      議案第 6号 令和2年度鳴門給与費等管理特別会計予算      議案第 7号 令和2年度鳴門公債費管理特別会計予算      議案第 8号 令和2年度鳴門水道事業会計予算      議案第 9号 令和2年度鳴門モーターボート競走事業会計予算      議案第10号 令和2年度鳴門下水道事業会計予算      議案第11号 鳴門市暴力団排除条例制定について      議案第12号 鳴門市固定資産評価審査委員会条例一部改正について      議案第13号 鳴門市特別職指定条例一部改正について      議案第14号 鳴門市職員服務宣誓に関する条例一部改正について      議案第15号 鳴門市職員特殊勤務手当に関する条例一部改正について      議案第16号 鳴門市学校給食共同調理場条例一部改正について      議案第17号 鳴門市印鑑条例一部改正について      議案第18号 鳴門市国民健康保険条例一部改正について      議案第19号 鳴門市住宅新築資金等地方債償還基金条例廃止について      議案第20号 鳴門市特別会計設置条例一部改正について      議案第21号 鳴門市放課後児童健全育成事業設備及び運営に関する基準を定める条例一部改正について      議案第22号 鳴門市営住宅条例一部改正について      議案第23号 鳴門市公共下水道整備償還財源基金条例一部改正について      議案第24号 鳴門市公営企業設置等に関する条例及び鳴門市下水道事業設置等に関する条例一部改正について      議案第25号 市道路線認定及び廃止について      議案第26号 和解について      議案第27号 松茂町ほか二町競艇事業組合と鳴門市と間におけるモーターボート競走施行に関する事務受託に係る協議について      議案第28号 令和元年度鳴門一般会計補正予算(第4号)      議案第29号 令和元年度鳴門国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)      議案第30号 令和元年度鳴門後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)      議案第31号 令和元年度鳴門介護保険事業特別会計補正予算(第2号)      議案第32号 令和元年度鳴門公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)      議案第33号 令和元年度鳴門給与費等管理特別会計補正予算(第1号)      議案第34号 令和元年度鳴門公債費管理特別会計補正予算(第1号)      請願第 7号 生活保護基準引き下げ中止を求める請願書      請願第 8号 鳴門市文化会館耐震改修工事に関する請願書 ○議長(宅川靖次君) 日程第1、議案第1号から議案第34号まで34議案及び請願2件を一括議題といたします。 本件については、それぞれ所管常任委員会に付託してありますので、この際、委員長報告を求めます。 初めに、総務文教委員長より報告を求めます。     〔1番 東谷伸治君登壇〕 ◆1番(東谷伸治君) 総務文教委員長報告を申し上げます。 今期定例会で当委員会に付託されました案件は、議案第11号鳴門市暴力団排除条例制定について外議案5件であります。 当委員会は去る2月28日及び3月6日に委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、議案6件についてはいずれも原案とおり可決すべきと決しました。 以下、審査概要について御報告申し上げます。 まず、議案第11号鳴門市暴力団排除条例制定についてでありますが、暴力団排除に関し基本理念を定め、暴力団排除に関する必要事項を定めた条例制定を行うものでありました。 対象となるは事務所を設置している暴力団だけなかと質疑があり、事務所を設置している暴力団だけでなく、暴力団員等も対象となっていると説明を受けました。 また、暴力団員に該当するかを判断する市として基準はあるかと質疑があり、市として基準はなく、警察に確認をすることになると説明を受けました。 条例中定義である暴力団員等には、暴力団員でなくなった日から5年を経過しない者も含まれており、暴力団員に該当すると認められることは影響が非常に大きいことから、市としても暴力団員に該当するかを判断する基準を持つ必要があるではないかと意見がありました。 また、第10条において、「市民等は暴力団威力を利用する目的又は暴力団活動若しくはもしくは運営に協力する目的で暴力団員等又は暴力団若しくは暴力団員と密接な関係を有する者に対し、金品その他財産上利益供与をしてはならない」とあるが、暴力団員と密接な関係を有する者にはその家族も該当すると思うが、誰が「暴力団威力を利用する目的又は暴力団活動若しくは運営に協力する目的」であるかどうかを判断するかと質疑があり、現在特定個人は暴力団員として公表されていないと考えており、市民等から暴力団排除に資すると認められる情報提供がなされた場合に、暴力団員に該当している、条例に抵触しているなど判断については警察が行い、それを受けて条例にのっとり対処することになると説明を受けました。 また、市民等が勘違いし情報提供した場合に、本人はもちろんその家族に対しても相当な影響が出ることから、取り扱いを慎重にしなければ憲法で認められている基本的人権尊重にもかかわってくるのではと質疑があり、市民等から情報提供があった場合に、暴力団員ではない、警察と協議上で暴力団員に該当しないとなったときには、人権にかかわる問題が発生しないように、情報提供いただいた市民等に丁寧に回答していくことでこの条例推進を図っていきたいと説明を受けました。 また、市民等から情報提供を受けるであれば、相談窓口設置や広報紙、市公式ウエブサイト周知広報が必要となるではないかと質疑があり、相談窓口設置や広報紙等周知を行いたいと説明がありました。 委員会では、採決結果、全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第12号鳴門市固定資産評価審査委員会条例一部改正についてでありますが、行政手続等における情報通信技術利用に関する法律改正に伴い、引用条項改正を行うものでありました。 このたび条例改正は、法律改正によるもので異論はないが、改正された法律はいわゆるデジタル手続法と言われるものであり、この法律自体にはマイナンバー制度を利用した情報集約化が盛り込まれており、非常に危険な状況が広がるという懸念を持っていると意見がありました。 委員会では、採決結果、全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第13号鳴門市特別職指定条例一部改正についてでありますが、政策監設置を令和3年6月までと規定している時限規定を削除し、任期を規定する改正を行うものでありました。 任期を2年とした理由について質疑があり、県内政策監を指定している自治体では2年としていることが多いことと、副市長等は4年となっているが、より短い任用期間とすることでその時代情勢に応じた適切な人選ができるように2年にしたと説明を受けました。 委員会では、採決結果、全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第14号鳴門市職員服務宣誓に関する条例一部改正についてでありますが、令和2年4月より会計年度任用職員制度が導入されることに伴い、所要改正を行うものでありました。 会計年度任用職員宣誓書は、各所属で作成し、署名をすることになるかと質疑があり、今年度まで臨時的任用職員、嘱託員については、各所属で宣誓書ではなく誓約書として作成したものに署名し、提出していたが、会計年度任用職員宣誓書については、人事課で統一的なものを作成し、それに署名して提出することを想定しており、内容については、正規職員に準じたものになると考えていると説明を受けました。 委員会では、採決結果、全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第15号鳴門市職員特殊勤務手当に関する条例一部改正についてでありますが、潜水作業に従事した消防職員に対し特殊勤務手当を支給する改正を行うものでありました。 業務内容について質疑があり、海難事故が発生した場合における行方不明者捜索や車両が水没したときに車中にいる方を救助するなど業務が想定されていると説明を受けました。 また、潜水器具保有状況について質疑があり、現在、潜水業務に関する隊員が16名おり、16名分潜水器具が常備されていると説明を受けました。 また、潜水作業が1時間当たり310円とされている根拠について質疑があり、人事院規則では、異常圧力内作業手当という種類手当があり、潜水器具を着用して潜水業務に従事する作業で、20メートルまで潜水深度で1時間当たり310円と定められており、県内でも310円と定めている自治体があると説明を受けました。 危険な作業であることから、隊員メンタルケアをしっかりとお願いしたいと意見がありました。 委員会では、採決結果、全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第16号鳴門市学校給食共同調理場条例一部改正についてでありますが、鳴門市大麻学校給食センター閉鎖に伴い、共同調理場から鳴門市大麻学校給食センターを削除する改正を行うものでありました。 鳴門市大麻学校給食センター廃止後利活用について質疑があり、現時点では具体的に定まっていないが、まずは市が利活用することを検討することになると説明を受けました。 また、利活用は慎重に検討し、改修等に余り費用がかからないようにすべきではないかと意見がありました。 また、直近2年度で食洗機、食缶洗浄機オーバーホールに約3,000万円を支出しているが、この機械についてはどうなるかと質疑があり、鳴門市学校給食センターで使用している食器などに対応した規格ではないことから、使用予定はないと説明を受けました。 さらに、計画性ない再編は問題であり、約3,000万円もかけてオーバーホールをした機械を2年程度で使用しなくなることを生徒や保護者に対して説明をしたかと質疑があり、保護者等説明会でその件については説明していないが、統合及び民間委託を行う理由や経緯については説明したと説明を受けました。 また、機械オーバーホールに多大な費用をかけながら短期間で鳴門市大麻学校給食センターを廃止することは理解に苦しむと意見がありました。 安全・安心な学校給食を提供するためには必要な支出であったと考えていると説明がありました。 委員会では、採決結果、賛成多数で原案を了といたしました。 以上が当委員会審査概要であります。よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宅川靖次君) 次に、生活福祉委員長より報告を求めます。     〔5番 秋岡芳郎君登壇〕 ◆5番(秋岡芳郎君) 生活福祉委員長報告を申し上げます。 今期定例会で当委員会に付託されました案件は、議案第17号鳴門市印鑑条例一部改正について外議案4件及び請願1件であります。 また、継続審査になっておりました請願7号についても審査いたしました。 当委員会は3月3日に委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、議案5件についてはいずれも原案どおり可決すべきと決しました。 また、請願につきましては、お手元へ配付請願審査結果報告書とおりであります。 以下、審査概要について御報告を申し上げます。 まず、議案第17号鳴門市印鑑条例一部改正についてでありますが、印鑑登録資格者欠格条項から成年被後見人を削除する改正を行うものでした。 委員からは、印鑑登録を申請する成年被後見人意思能力有無をどのように判断するかと質疑があり、総務省から通知では、成年被後見人から印鑑登録申請を受けた際に、法定代理人が同行しており、かつ当該被後見人本人による申請があった場合は、意思能力があるものとして差し支えないものとされており、法定代理人かどうかは登記事項証明書で確認を行っていると説明がありました。 委員会では、採決結果、全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第18号鳴門市国民健康保険条例一部改正についてでありますが、国民健康保険法施行令改正に伴い、国民健康保険料基礎賦課額に係る賦課限度額を引き上げるなど所要改正を行うものであります。 委員からは、国民健康保険料基礎賦課額に係る賦課限度額が61万円から63万円、介護納付金賦課額に係る賦課限度額が16万円から17万円に、5割軽減対象となる世帯軽減判定所得算定において、被保険者数に乗ずるべき金額が28万円から28万5,000円となり、2割軽減対象となる世帯については、51万円から52万円となるが、どの程度世帯に影響するかと質疑があり、令和元年度状況で試算すれば、基礎賦課額に係る限度額超過世帯数は227世帯で、現行より6世帯が減少となり、また軽減判定所得における軽減なし世帯から2割軽減に該当する世帯数は32世帯で、軽減対象金額は約55万円、2割軽減から5割軽減になる世帯数は26世帯で、軽減対象金額は約68万円になると説明がありました。 委員会では、採決結果、全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第19号鳴門市住宅新築資金等地方債償還基金条例廃止について及び議案第20号特別会計設置条例一部改正についてでありますが、住宅新築資金等地方債償還が完了したこと及び住宅新築資金等貸付事業特別会計を廃止することから、条例改廃を行うものでした。 2議案は関連する内容であるため、一括議題とし、同時に説明を受け、審査を行いました。 委員からは、実際に貸し付けた件数と金額について質疑があり、元本ベースで197件、9億4,360万円を貸し付けており、未済件数については、平成31年4月1日時点で33件、元本未済額については7,249万3,324円であると説明がありました。 また、今後回収分については、一般会計歳入に貸付収入として入ってくることについて確認がありました。 また、委員からは、この制度自体について確認があり、住宅新築資金事業は歴史的、社会的理由によって生活環境等安定向上が阻害されている地域住環境改善対策一環として住宅改修もしくは住宅新築促進ため、国施策に基づき市が必要な資金を貸し付けたものであり、鳴門市においては平成6年度を最後に貸し付けは終了していると説明がありました。 さらに、委員からは、回収不能になったとき措置について質疑があり、さまざまな財産調査を行った上で、最終的には不納欠損ということになるが、今まで不納欠損をしたことはなく、今後も回収を進めていく方向だという説明がありました。 委員会では、採決結果、議案第19号及び第20号は全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第21号鳴門市放課後児童健全育成事業設備及び運営に関する基準を定める条例一部改正についてでありますが、放課後児童健全育成事業設備及び運営に関する基準を改正するに伴い、放課後児童支援員要件を規定する経過措置等について所要改正を行うものでありました。 委員からは、鳴門市支援員人数について質疑があり、令和元年11月時点支援員数が85名であり、その中で研修受講者については53名、残り32名が未受講で、その方受講に関して延長を考えていると説明がありました。 委員会では、採決結果、全会一致で原案を了といたしました。 以上が当委員会審査概要であります。よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宅川靖次君) 次に、産業建設委員長より報告を求めます。     〔12番 藤田茂男君登壇〕 ◆12番(藤田茂男君) 産業建設委員長報告を申し上げます。 今期定例会で当委員会に付託されました案件は、議案第22号鳴門市営住宅条例一部改正について外議案5件であります。 当委員会は3月2日に委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、議案6件は原案とおり可決すべきと決しました。 以下、審査概要について御報告申し上げます。 議案第22号鳴門市営住宅条例一部改正については、民法改正に伴い連帯保証人極度額を規定するなど、所要改正を行うものでありました。 これまで連帯保証人極度額設定について質疑があり、理事者からは、これまでについては、連帯保証人に保証していただく金額は特に定めがないものであり、また、民法改正により、個人根保証契約は極度額設定なくしては無効となるが、附則にあるとおり、従前に入居されている場合はこの連帯保証人規定が適用されないことになるため、新規契約時に新法を適用した極度額設定を行っていくと説明がありました。 また、委員からは、自治体により違いはあるかと質疑があり、理事者からは、県においては、一般入居者については連帯保証人を立てていただき、生活に支障があるなど配慮が必要な方は連帯保証人を立てられなくても入居を認める取り扱いとする予定であり、本市を除く県内7市については、2市が連帯保証人を求めない予定で、残り5市が連帯保証人を求める予定であると説明がありました。 委員会では、採決結果、全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第23号鳴門市公共下水道整備償還財源基金条例一部改正についてでありますが、下水道事業に地方公営企業一部を適用することに伴い、所要改正を行うものでありました。 委員会では、採決結果、全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第24号鳴門市公営企業設置等に関する条例及び鳴門市下水道事業設置等に関する条例一部改正についてでありますが、地方自治法改正に伴い、引用条項改正を行うものでありました。 委員会では、採決結果、全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第25号市道路線認定及び廃止についてでありますが、開発行為等に伴う市道10路線認定及び1路線廃止を行うに当たりまして、道路法第8条第2項及び第10条第3項規定に基づき議会議決を求めるものでありました。 市道路線に認定されるまで取り扱いについて質疑があり、理事者からは、鳴門市に寄附していただいており、公衆用道路という取り扱いになっていると説明がありました。 また、整備時期が異なる道路を一括して認定する理由について質疑があり、理事者からは、開発区域7割以上で住宅建設が完了した場合に市道認定議案として上げさせていただいていると説明がありました。 さらに、住宅建設が7割以上完了していることをどのように確認しているかと質疑があり、職員が道路状況確認をするに合わせて住宅建設が7割以上完了しているかを確認していると説明がありました。 委員会では、採決結果、全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第26号和解についてでありますが、下水道工事中に水道管が破損した案件に係る相手方と和解について、地方自治法第96条第1項第12号規定に基づき議会議決を求めるものでありました。 想定外と説明があったが、想定外意味について質疑があり、理事者からは、工事に当たり当該上水道管存在は把握しており、重要な施設であると認識していたため、事故防止を図るために、周辺において試掘等を実施して離隔に余裕があると想定していたが、通常直線的に埋設されている上水道管が、工事部分だけ下げ込んで設置されていたと説明がありました。 また、上水道管が下げ込んで設置されていた要因について質疑があり、事故後に調査した結果、南北に今は使われていない石綿管があり、その石綿管を避けるために上水道管が下げ込まれていたと説明がありました。 委員会では、採決結果、全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第27号松茂町ほか二町競艇事業組合と鳴門市と間におけるモーターボート競走施行に関する事務受託に係る協議についてでありますが、松茂町ほか二町競艇事業組合から、モーターボート競走管理及び執行に係る事務受託を受けるため、地方自治法第252条14規定に基づき議会議決を求めるものでありました。 行政事務委託に伴う繰出金率を100分の0.02引き上げるが、金額としては幾らになるかと質疑があり、当初予算繰出金比較では約115万1,000円ふえることになると説明がありました。 委員会では、採決結果、全会一致で原案を了といたしました。 以上が当委員会審査概要であります。よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宅川靖次君) 次に、予算決算委員長より報告を求めます。     〔10番 橋本国勝君登壇〕 ◆10番(橋本国勝君) 予算決算委員長報告を申し上げます。 今期定例会で当委員会に付託されました案件は、議案第1号令和2年度鳴門一般会計予算外議案16件であります。 当委員会は2月19日、27日、3月4日、5日、9日、10日6日間にわたり委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、議案17件についてはいずれも原案とおり可決すべきと決しました。 以下、審査概要について御報告申し上げます。 まず、企画総務部が所管する予算については、旧北灘西小学校跡地利用に関し、利活用事業者と市が負担する管理費用について質疑があり、旧北灘西小学校については、施設を使用するために必要な改修費用、維持管理費用、光熱水費実費負担分を利活用事業者が負担することになり、幼稚園等については地域方に利用いただくことから、修繕費必要があれば市で実施することになると説明がありました。 次に、職員人材育成研修事業に関連して、美馬市においては全職員が防災士資格を取得できるよう取り組んでいるが、本市においては今後このような研修を取り入れる予定はあるかと質疑があり、本市においては防災研修を全職員対象に実施しており、他団体状況等を研究していきたいと考えているが、現時点では毎年防災研修を実施することで職員防災へ意識向上を図っていきたいと説明がありました。 次に、職員駐車場整備工事について200万円計上されているが、平成30年度にも190万円程度計上されており、2年程度で整備工事が必要になるかと質疑があり、現在職員駐車場は砂利敷きであり、区画を区切るためにロープを敷設しているが、降雨等で地面に凹凸が生じ、ロープも朽ちて切れることもあり、おおむね3年に1回は整備工事が必要であると説明がありました。 また、職員駐車場年間利用料収入は約500万円であり、利用料を半額にしても維持管理はできると考えるが、職員負担軽減を検討しないかと質疑があり、職員駐車場今後取り扱いについてはゼロベースで検討したいと説明がありました。 次に、市たばこ税と入湯税予算額について質疑があり、市たばこ税については、健康志向高まりから過去下がり幅を考慮して昨年度当初予算と比較して800万円減額しており、入湯税については、過去実績に基づいて300万円増額したと説明がありました。 次に、ペーパーレス会議システム導入事業目的や導入時期について質疑があり、紙資料印刷作業軽減や資料差しかえが容易になるなど、各種内部会議事務効率化を図ることを目的としており、導入時期としては令和2年度夏から秋ごろとしていると説明がありました。 また、議会へペーパーレス会議システム導入について質疑があり、新庁舎建設事業に関連して庁内ネットワーク構築を検討しており、それらにあわせて対応していきたいと説明がありました。 次に、ゲートウェイ動画シティプロモーション業務内容について質疑があり、鳴門市PR動画継続利用や渋谷109大型ビジョン及びタクシーサイネージにおいて公開するものであると説明がありました。 また、渋谷109大型ビジョンに鳴門市PR動画を公開する理由について質疑があり、関東圏において鳴門市知名度が高くないことや、世界中からオリンピック観戦ため来日される方に対して鳴門市という地名や世界遺産登録を目指している世界最大級渦潮魅力を知っていただくため取り組むものであると説明がありました。 さらに、ユーチューブ動画再生回数を鑑みると、新しい鳴門市PR動画制作も検討する必要があるではないかと質疑があり、動画がメディア等に浸透するまでに一般的には3年程度必要と言われていることから、現在好評いただいている鳴門市PR動画を継続して利用することが最適であると考えていると説明がありました。 次に、令和元年度と令和2年度ASAトライアングルを結ぶサイクリングツーリズム推進事業違いについて質疑があり、令和2年度はサイクリストへ支援をさらに推進していくため、市として計画を策定しようと考えており、それに関連した調査を実施していきたいと説明がありました。 次に、道駅なると(仮称)整備事業に関連して、高松方面から道駅へ進入道路の整備についてどのように考えているかと質疑があり、高松方面から道駅に入るため市道木津野松村線改良事業を土木課において計画していると説明がありました。 また、道駅なると(仮称)整備事業事業費に関連して、市負担はどの程度になると考えているかと質疑があり、現状交付税措置ある有利な地方債活用を想定しているが、さらに地方創生関係交付金活用など、今後も県とも連携しながら有利な財源を確保できるように努めていきたいと説明がありました。 次に、新庁舎建設事業うち、市民会館を記録・保存するため予算を計上しているが、他18カ所増田建築記録・保存についてどのように考えているかと質疑があり、他18カ所については、今後活用方法等が異なっており、それぞれ所管している部署で保存・活用意義等を踏まえながら検討されるものと考えていると説明がありました。 また、本庁舎、市民会館は解体される施設であることから、記録・保存に積極的に取り組んでいただくとともに、文化会館についても耐震補強される前美しい姿を残してほしいと意見がありました。 次に、LPガス発電機配備について質疑があり、令和2年度は地域性等も考慮し、計5台を配備する予定であると説明がありました。 また、今後LPガス発電機配備見通しについて質疑があり、継続的に購入を続けたいと考えているが、既に導入されているガソリンタイプ発電機についても比較的新しいこと、また災害時における燃料供給についても不安があることから、併用を考えていきたいと説明がありました。 次に、市民環境部が所管する予算については、戸籍総合システムソフトウエア保守業務委託料に関し、事前登録型本人通知制度登録者数及び通知件数について質疑があり、令和2年1月末時点で登録者数は31名、制度開始後通知件数は1件であると説明がありました。 さらに、現在採用している事前登録型から事前登録なしで第三者請求により戸籍等を交付した場合に全て市民に通知する登録不要型に変更する考えはないかと質疑があり、調査研究しながら検討していきたいと説明がありました。 次に、スポーツ推進計画後期計画考え方について質疑があり、前期計画3つ基本目標推進やスポーツ成長産業化、東京オリンピック後スポーツレガシー創出が非常に大切と考えていると説明がありました。 また、ボートレース鳴門プレイパークを後期計画に盛り込む考えについて質疑があり、なるちゃんコートを利用してテニス合宿を行いたいという団体があったことから、プレイパークをいかに活用していくかについても非常に大切と考えており、スポーツ合宿も含めた市民スポーツ活動確保という観点からも検討していきたいと説明がありました。 次に、市民会館利用最終年度を迎えるが、利用者混乱はないかと質疑があり、市民会館本年9月利用中止が決定した後に速やかに体育協会加盟団体24団体及びこれまで市民会館をよく利用していただいた団体と代替施設調整について協議を行い、9月まではこれまでどおり利用していただくことになっており、その後は勤労者体育センターや健康福祉交流センターなど代替施設を利用していただき、スポーツ活動が停滞しないよう鋭意努力していると説明がありました。 次に、「なると第九」次世代育成事業内容について質疑があり、市内子供たちが義務教育課程修了時において第九第4楽章最も有名な主旋律をドイツ語で歌え、第九アジア初演歴史的背景や道徳的な事象を理解し、本市が第九アジア初演地であることを郷土誇りとして感じることができる学校教育を目指すものであり、歴史学習と合唱指導専門講師派遣や主に小学5年生を対象としたドイツ館やドイツ村公園見学、民間団体と連携した体験型学習、関東及び関西方面などから教育旅行誘致を図るため旅行業者と連携したパンフレット作成などを行っていると説明がありました。 次に、焼却場管理費うち、消耗品増額要因について質疑があり、主な要因は、排ガスや焼却運転管理等に必要な中枢となるシステムにふぐあいを生じ、焼却炉運転に支障を来しているため、システム更新を行うことによるものであると説明がありました。 次に、し尿処理場現状について質疑があり、本市し尿処理施設は築約26年が経過し、経年劣化等により修繕に要する費用が増大しているが現状であると説明がありました。 また、し尿処理場修繕に関する予算について質疑があり、令和2年度予算では、予備貯留槽内剥離しているコンクリート修繕費及びこれに伴い仮設設備を設置するため費用を計上していると説明がありました。 次に、健康福祉部が所管する予算については、新しい事業である発達障がい児育児支援事業内容について質疑があり、発達おくれが見られる乳幼児等保護者に対し、臨床心理士等専門職によるペアレントトレーニング観点を取り入れたかかわり方について実践指導を行うものであるが、現状としては、委託先受け入れ人数やスタッフを含む支援者マンパワー不足により、完全なペアレントトレーニングが難しいため、保護者へ指導を実践し、今後につなげていきたいと考えていると説明がありました。 発達障害児を抱えている保護者は切実な悩みを抱えているので、早急に対応してほしいと意見がありました。 次に、母子健康手帳交付事業に関し、手帳交付数について質疑があり、平成30年度は307件、令和元年度は1月末時点で248件となっていると説明がありました。 また、母子健康手帳デジタル化について質疑があり、医療関係等と統一的に足並みをそろえなければ情報共有が難しいため、今後調査していきたいと考えていると説明がありました。 次に、本市が措置している養護老人ホーム入所状況について質疑があり、令和2年2月末時点で27名入所しており、そのうち男性が10名、女性が17名、このうち市外施設に入所されている方は男性1名、女性1名であると説明がありました。 また、養護老人ホーム入所に当たっては市審査が必要で、本市においては老人ホーム等入所判定委員会で判断しており、市内にある養護老人ホームについては、現在定員を下回っている状況であると説明がありました。 次に、生活困窮者自立支援事業内容について質疑があり、この事業は平成27年4月1日に実施された生活困窮者自立支援法に基づき実施する事業で、このうち就労準備支援事業については、直ちに一般就労が困難な方に対して6カ月から1年間プログラムに沿って一般就労に向けた基礎能力を養いながら、就労に向けた支援や就労機会提供を行うものであると説明がありました。 また、生活困窮者自立支援事業積算根拠について質疑があり、事業を実施できる事業所に対し業務を委託する方向で考えており、国基準額範囲内で国補助制度を参考に積算していると説明がありました。 次に、保育士報酬等に関し、保育士確保状況について質疑があり、令和2年度において臨時保育士については常勤12名、短時間勤務8名を雇用する予定で予算を計上しているが、現在採用を決定した人数は常勤8名、短時間勤務2名となっており、毎年定員を確保できない状況となっていると説明がありました。 また、ここ数年保育士充足率が低くなっている要因について質疑があり、国調査によると、賃金低さややりがいと実情がかけ離れていることなどが上げられているが、本市では来年度から会計年度任用職員として採用されるため、賃金については今までより改善されると説明がありました。 次に、就学前教育・保育無償化事業予算内容について質疑があり、子育て家庭経済的負担軽減を図るため、就学前教育・保育施設に通う児童うち、新たに副食費負担が生じる児童に対し、市独自に副食費軽減を行うもので、年間換算で1人当たり5万4,000円軽減になると説明がありました。 経済的格差が学力格差につながるという観点からも、国幼児教育・保育に係る政策は非常に効果があると考えられ、本市としても力を入れて先進的に取り組んでほしいと意見がありました。 次に、放課後児童健全育成事業予算が前年度より増額になっている理由について質疑があり、高学年を受け入れるため、今年度撫養児童クラブ、木津児童クラブ整備を行っており、来年度は木津児童クラブを1クラブふやすことから増額となっていると説明がありました。 また、児童クラブ支援員確保課題について、鳴門教育大学学生に協力いただいてはどうかと提案があり、鳴門教育大学経営協議会中で意見を伝えるとともに、本市児童クラブあり方を根本的な部分から再考し、今後方向性を示したいと説明がありました。 次に、子ども健康支援一時預かり事業予算がここ数年少しずつふえている要因について質疑があり、国から交付金額が年々ベースアップしてきており、それに伴い支出予算が増額となっていると説明がありました。 次に、子ども健康支援一時預かり事業対象について質疑があり、市内生後2カ月から小学6年生まで乳幼児及び児童であると説明がありました。 さらに、今年度子ども健康支援一時預かり事業登録者数と利用者数について質疑があり、令和2年度2月時点で登録者数は728人、うち今年度登録者数は59人、今年度利用者数は令和2年1月末時点で延べ336人であると説明がありました。 次に、経済建設部が所管する予算について、危険空き家戸数について質疑があり、平成27年度に実施した空き家実態調査では約1,400戸空き家があり、そのうち危険度が高いものは100戸弱であったと説明がありました。 また、空き家広さによる補助金上乗せや他補助金併用等を検討することはできないかと質疑があり、空き家撤去時にブロック塀も撤去する場合には8万円補助され、また、平成30年10月からは、空き家撤去後土地に係る固定資産税減免措置を設けていると説明がありました。 さらに、危険空き建築物解体撤去工事関係費について質疑があり、令和元年第3回定例会において解体撤去工事設計費を計上しており、令和2年度に撤去工事を行うため予算であると説明がありました。 また、略式代執行に関して、義務者を見つけるが難しい状況において、行政機関が空き土地を利用できるよう法整備がなされているが、本市は狭隘な道路沿いに空き家や空き土地が多いことから、住民が避難するため供用空きスペースやバス停として活用してはどうかと意見がありました。 次に、公営住宅長寿命化計画策定目的と内容について質疑があり、老朽化した公営住宅効率的かつ円満な更新を行い、将来にわたって公営住宅需要に的確に対応するため、長寿命化による更新コスト削減と需要量把握、長期的な維持管理実現を目的とし、国が策定している公営住宅等長寿命化計画策定指針に基づき、計画期間や公営住宅状況に加えて、修繕・改善事業、建てかえ事業実施方針、また公共施設等総合管理計画個別施設計画を兼ねた中で長寿命化を図るとともに、ライフサイクルコスト縮減を図るため効果算出を行うものであると説明がありました。 次に、木津野松村線道路詳細設計業務について質疑があり、道整備に伴うJA大津松茂本所前から国道11号線徳島方面へ向かう右折車両増加に対する渋滞対策として、右折レーンを延伸するため設計業務であると説明がありました。 また、道路整備に当たり国から補助金等を受けることは可能なかと質疑があり、国から補助金等を受けるには、道路構造令にのっとる必要があるが、右折レーンが長いこともあり難しいと考えていると説明がありました。 次に、移住交流支援事業内容について確認があり、鳴門市お試し滞在助成制度や空き家支援制度、移住に関する相談に要する費用等であり、今年度までに市空き家バンクを活用し移住につながった方は9世帯21名であると説明がありました。 また、以前、他自治体に視察に行った際に、移住してこられる方に250万円補助がある旨ポスターを見たことがあるが、このことについてどのように考えるかと質疑があり、補助が多いほど移住する場合負担は軽減されるが、本市としてはどの程度予算措置をしていくか総合的に検討していきたいと説明がありました。 予算制約もあり難しいと思うが、知恵を出して本市に移住してもらえるよう頑張ってほしいと意見がありました。 次に、多言語観光情報サイトに関する制作業務及び保守業務契約方法について質疑があり、制作業務はプロポーザル方式であり、保守業務についてはサイト作成業者と随意契約であると説明がありました。 また、多言語観光情報サイトについては、誤った表記やリンク誤りなど、基本的な部分で問題があるにもかかわらず108万円も額をかけて保守業務を随意契約しているは適当なかと質疑があり、5カ国外国語表記についてネーティブな方へ翻訳依頼を行っていることや、アクセス状況等報告も含まれており、このような金額となっていると説明を受けました。 さらに、行政として業者業務内容を精査できる体制づくりをしなくてはいけないと意見がありました。 次に、観光保全型農業直接支払交付金事業内容について質疑があり、観光保全効果高い営農活動に積極的に取り組む2団体12名生産者に対して、国による交付金が支払われるものであり、国費が2分の1、県費と市費がそれぞれ4分の1負担となっていると説明がありました。 また、環境保全型農業直接支払交付金事業積算根拠について質疑があり、平成23年度から毎年度継続している事業を実施しており、過去実績等を踏まえて当初予算を計上していると説明がありました。 次に、消防本部が所管する予算について、消防分団詰所耐震化進捗状況について質疑があり、消防分団詰所46カ所うち、耐震診断結果、耐震性がないと判断された詰所また再編等による建てかえが必要な詰所が15カ所であり、そのうち建てかえ等が完了した詰所が8カ所、現在、建てかえ等に着手中詰所が4カ所、残りは再編協議や建築場所を検討している状況であると説明がありました。 次に、消防団資機材等整備事業に関し、AED設置予定場所について質疑があり、8地区に1台ずつ配備予定であり、基本的に消防署から離れた詰所や付近にAEDない詰所を中心に検討するが、4月に開催予定副団長会で設置場所を決定する予定であると説明がありました。 緊急時に使用しやすいよう屋外に設置すべきであると意見がありました。 次に、救急自動車・救急資機材整備事業について、どのような機能を持った車両なかと質疑があり、高規格救急自動車更新であり、救急救命士行う救命処置に必要な資機材を積載し、気管挿管や薬剤投与等特定行為を実施するスペースが確保された高機能・高性能な救急自動車であると説明がありました。 次に、3者間同時通訳センター事業内容及び費用について質疑があり、外国人から119番通報があった場合や現場で外国人とやりとりを行う場合に、電話通訳センターを介して消防士、外国人3者間で通話できるシステムであり、費用は通信運搬費22万円、委託料4万3,000円合計26万3,000円を今回新たに計上していると説明がありました。 また、何カ国語に対応しているかと質疑があり、英語、中国語、ドイツ語など17カ国語に対応していると説明がありました。 次に、3者間同時通訳センター事業に関連し、聴覚言語機能障害者円滑な通報を図るため、ネット119緊急通報システム導入に向けた考え方について質疑があり、現在は緊急通報装置設置事業や緊急通報ファクス、福祉電話等で対応しているが、今後も導入について検討していきたいと説明がありました。 ネット119緊急通報システムを導入済みまたは令和2年度末までに導入予定消防本部割合が約80%であるため、本市消防本部でも早急に導入し、障害児不安感を解消してほしいと意見がありました。 次に、企業局が所管する予算について、水道料金徴収等業務に関し、委託金額増加要因について質疑があり、人件費単価上昇が主な増加要因であると説明がありました。 また、水道管路緊急改善事業内容について質疑があり、この事業は布設後40年以上経過した鋳鉄管、石綿管等基幹管路を更新するもので、国補助率が3分の1となっており、本市では、現在、平草送水管、県道瀬戸港線配水管、妙見山送水管、県道亀浦港櫛木線送水管について国に要望していると説明がありました。 また、水道管路緊急改善事業方針について質疑があり、基幹管路は水を送るために重要な施設であり、老朽化し、かつ重要な管については、優先的に直していきたいと考えていると説明がありました。 基幹管路耐震化率は、平成31年3月31日時点で約25%となっており、早急に耐震化率を上げてほしいと意見がありました。 次に、来年度開催されるSGオーシャンカップ来場者数見込みについて質疑があり、開催期間6日間で約1万8,000人と見込んでおり、県内のみならず県外から来場者をより多く確保できるよう取り組んでいきたいと説明がありました。 次に、モーターボート競走事業費用トークショー等謝礼等314万円内容について質疑があり、初心者教室等開催に関する謝礼として168万円、トークショーやイベント謝礼として78万円、ペアボート乗艇イベントとして選手等へ謝礼に68万円を計上しており、今後もファン拡大ためさまざまなサービスを提供していきたいと説明がありました。 また、エア遊具移設・復旧業務に係る予算積算根拠について質疑があり、エア遊具大をボートレース鳴門以外イベントで使用する際運搬・設置・解体に要する費用として1回当たり約25万円年3回分を計上しており、加えて冬場はエア遊具を片づけているため、その片づけに要する費用約25万円を計上していると説明がありました。 次に、競走水面鋼管ぐい改修工事内容とくい現状について質疑があり、今年度鋼管ぐい肉厚調査を行ったところ、空気に触れる部分について塗装劣化やさび発生が見られたことから、来年度は標識ポール鋼管ぐいの9本及びピット係留用鋼管ぐい4本について、鋼管ぐいの一部を切断して上部取りかえや電気防食塗装等工事を予定していると説明がありました。 最後に、教育委員会が所管する予算について、特別教室等空調設備整備事業に関し、エアコン設置率について質疑があり、エアコンは小・中学校普通教室、幼稚園保育室へ優先的に設置しており、普通教室は100%になっているが、小・中学校特別教室へエアコン設置率は、令和元年9月1日時点で36.9%となっていると説明がありました。 また、空調整備設計業務は、具体的にどのような内容なかと質疑があり、各教室床面積や外気等さまざまな条件から負荷を算定し、各教室に適切な設置機種や設置方法を選定するほか、動力幹線容量や配管ルート等詳細な検討を経て、工事発注に必要な図面作成や事業費積算を行うものであると説明がありました。 さらに、今回設置予定エアコン台数について質疑があり、設計段階で増減する可能性はあるが、現在ところ小学校13校で60教室80台、中学校5校で30教室47台を見込んでいると説明がありました。 また、実施時期について質疑があり、現時点では財政負担平準化を図るため、令和3年度以降に2年間で設置を予定しており、優先順位については、教科担任制ため特別教室使用頻度が高い中学校へ整備を先に実施する予定であると説明がありました。 次に、学校施設大規模改修事業に関して、進捗状況及び今後スケジュールについて確認があり、平成28年度から令和元年度まで4カ年で耐震化工事とあわせて各ブースに1基以上洋式トイレ設置を行った学校以外を優先して男女トイレ入り口共用化解消や洋式化、給排水設備改修に取り組み、小学校7校、中学校1校改修を実施したが、耐震化工事とあわせてトイレ整備を実施した学校についてもおおむね40年以上が経過したトイレであるため、老朽化により建具劣化やにおい問題があり、給排水設備改修とあわせて洋式化を推進していく必要があることから、令和2年度以降も年次計画的に改修を行うと説明がありました。 次に、特別支援教育推進事業費内訳について質疑があり、特別支援教育支援員配置、児童・生徒に合わせた学習用教材充実、保護者等経済的負担軽減に要する費用であると説明がありました。 また、事業費中に特別支援教育支援員交通費や保険料等は含まれているかと質疑があり、通勤手当については含まれているが、保険料については人事課において予算計上していると説明がありました。 特別支援教育支援員は、非常に大切であるため、さらにこの事業を推進してほしいと意見がありました。 次に、就学援助制度として今後対象にしようと考えている支給費目について質疑があり、生徒会費やクラブ活動費については支給費目としていないが、実態を精査した上で公平性を保ちながら支給できるか検討を行いたいと説明がありました。 また、就学援助認定基準は、本市場合、世帯所得額が生活保護基準と相当需要額1.2倍未満となっているが、全国的には1.3倍となっている自治体が多く、1.5倍となっている場合もあることから、生徒会費とクラブ活動費支給費目へ追加と就学援助認定基準を1.2倍から1.3倍にすることを検討してほしいと意見があり、予算にも影響することから、今後検討課題にしたいと説明がありました。 次に、外国語教育推進事業に関し、ALT派遣状況について質疑があり、主に小学校担任教諭や中学校英語担当教諭とチームティーチングで授業を実施しており、平成30年度実績は、小学3年生から小学6年生まででは、外国語総授業時数約63%、中学校では約30%、本年度は小学3年生から6年生まででは約71%、中学校では約34%となっていると説明がありました。 また、外国語教育目標について質疑があり、「世界にはばたく鳴門子ども」育成プランに基づき、令和4年度まで達成目標として、英語が好きという児童・生徒が小・中学校で8割以上、英語で話しかけられた際に英語を使おうとする生徒が中学校3年生ときに6割以上、中学校卒業時に英検3級合格程度以上力を有した生徒が6割以上を掲げていると説明がありました。 次に、国指定史跡となった板東俘虜収容所跡を平和学習場として活用することについて質疑があり、記念シンポジウム開催、説明看板設置による見学環境整備を行うとともに、令和元年度には啓発用冊子が完成予定となっており、令和2年度には整備した環境や冊子等を利用し、板東俘虜収容所跡を平和学習場として活用していただけるよう取り組みたいと説明がありました。 また、板東俘虜収容所跡を平和学習場として活用するためにも、トイレは必要であり、仮設トイレでもよいので整備してほしいと意見がありました。 委員会では、採決結果、議案第1号から議案第4号まで及び議案第10号議案5件については、いずれも賛成多数で原案とおり可決すべきと決し、議案第5号から議案第9号まで及び議案第28号から議案第34号まで議案12件については、いずれも全会一致で原案とおり可決すべきと決しました。 以上が当委員会審査概要であります。よろしく御賛同賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(宅川靖次君) 以上で各常任委員長報告を終わります。 これより質疑に入ります。 ただいまところ質疑通告はありませんので、質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 通告がありますので、順次発言を許可いたします。     〔2番 上田公司君登壇〕 ◆2番(上田公司君) それでは、議案第1号令和2年度鳴門一般会計予算から議案第4号令和2年度鳴門介護保険事業特別会計予算まで及び議案第10号令和2年度鳴門下水道事業会計予算、議案第16号鳴門市学校給食共同調理場条例一部改正について、議案第18号鳴門市国民健康保険条例一部改正について7議案について反対討論を、また請願第7号生活保護基準引き下げ中止を求める請願書については賛成討論をそれぞれ行っていきたいと思います。 まずは、議案第1号から議案第4号及び議案第10号並びに議案第18号においては、これまで一般質問や委員会質疑において、その問題点や改善すべき点をさまざま私なりに指摘しておりましたが、いまだに十分改善されていない点があるなと今回も感じておりましたので、それをまずは反対する理由としておきたいと思います。 そこで、今回は、提出された議案うち議案第16号については、今後子供たち食を通じた教育へ影響や市として税金使い方が余りにも無計画ではないかという思いから、また請願第7号については、もはや憲法が定めるいわゆる生存権保障実現を大きく揺るがしかねない事態となっていることを知っていただきたいという思いとともに、それぞれ討論を行っていきたいと思います。 まずは、議案第16号鳴門市学校給食共同調理場条例一部改正に関してですが、これについては、新学校給食センター建設際に、当初、今ある大麻学校給食センター老朽化対策として準備を考慮したと言っていたにもかかわらず、当初予定倍近い22億円も税金を使いながら、その稼働からたった2年半ほどで突然民間委託という余りにも唐突なその無計画さに加え、今回はさらにそれに無理やり合わせるがためにさらなる計画なさと税金無駄遣いをするとは、市民、国民税金を扱うというその責任重さを市としていかに感じていないかを示していると私は思います。 市は今回これら大きな要因として、調理員確保がままならないとも言っておったと思いますが、それが例えば給与を含めた処遇であるとすれば、当然そちらに注力すべきを、中途半端な対応に終始し、あげく果てに民間委託へと逃げようとするその姿勢は、到底保護者や子供たちに理解されるとは思えません。 しかも、先ほど委員長報告でもありましたけども、大麻学校給食センターにおいては、平成29年度に食器洗浄機オーバーホールに約1,600万円、さらに平成30年度には食缶洗浄機などオーバーホールに1,400万円と、合わせて3,000万円を超える税金をつぎ込みながら、たった2年程度でごみとなるべく廃止するとは、それほど無駄遣いをしてまでも民間委託へと移行するメリットが本当に子供たちにとってどれほどあるか、私には全く理解ができませんし、この3,000万円も取り扱いが、市長が以前に言った費用対効果は常に最大値を求めるべきで、その効果が最大となる最適タイミングだとすれば、それは市民感覚から相当かけ離れていると言わざるを得ません。 私としては、この3,000万円も税金が短期間でごみとなる余りにも無計画な民営化を市民が到底納得するとは思えませんので、この議案について反対意を示しておきたいと思います。 次に、請願第7号生活保護基準引き下げ中止を求める請願書についてでありますが、これについては、その支給額が減る方もいるがふえる方もいるということで、一概にこの請願内容に賛同できないと思われる方もいるかもしれませんが、近年引き下げ状況を知れば、今回引き下げがいかにさらなる生活苦を招くかを知ることができます。 それは、日本弁護士連合会も声明を出しているとおり、2015年度まで3年間に既に96%生活保護世帯に対して670億円に及ぶ大幅な引き上げが行われており、今回はそれに加えてさらに2018年度から3年間にわたり生活扶助や母子加算大幅引き下げを行うもので、この影響は生活保護世帯約7割にも及び、今回引き下げ額だけでも約160億円にも及ぶことから、支給額がふえる方もいるというがいかに目先ごまかしなかおわかりはいただけると思いますが、これらはさらに最低賃金、就学援助給付対象基準、介護保険保険料や利用料、障害者総合支援法による利用者減額基準、地方税非課税基準など、多様な施策基準と連動していることから、生活保護世帯生活を脅かすだけでなく、低所得者方々に対しても大きな負担を強いることとなります。 一方、政府は今回減額理由を、一般低所得世帯消費支出と同水準にするためと言っておりますが、その基準となる収入は、政府自体が非正規雇用を生み出し、低賃金で働かざるを得ない人たちを大量に発生させ、また年金についても、その年金財源をこれまで何百億円、何千億円単位で無駄遣いをしておきながら、年金原資が少なくなったからと受取額を実質目減りさせているも、これも政府自身であり、そのせいで国民全体平均年収も毎年ように下がっている状況でございます。 これら政府つくり出した低い水準に合わないからと、生活保護基準を引き下げるとは、もはや憲法で保障された生存権や尊厳を全く無視しているとしか私は思えませんが、この低賃金を政府みずから誘導し、それに生活保護基準を合わせるという負スパイラルを平然と行う政府対応を、市民生活を守るべき地方議員として到底認めるわけにはいきません。 さらに、今回引き下げがいかに専門家意見を無視し、強引な決定だったかは、厚生労働省社会保障審議会生活保護基準部会部会長代理だった岩田正美日本女子大学名誉教授が、引き下げについても議論していないわけだから、当然容認もしていない、後で知らされて非常に大きな引き下げ額だったので驚いた、納得いかないと言い、生活保護利用者が国を相手に訴えた集団訴訟で、原告側証人として法廷に立ったことからもそれがわかると思いますが、政府に選ばれた専門家があえて苦言を呈し、法廷で原告側証人として立つほどに今回引き下げがいかに政府思惑だけで進められ、それが生活保護世帯だけでなく、多く国民生活や経済にどれほど大きな影響を及ぼすか、それを考えると、この請願に反対する理由が私には見つかりません。 市としても、これら現状を知った上で適正な制度運用を行うよう改めて求めておきたいと思いますが、議員各位皆さんにも、ぜひともこれら引き下げ経緯と与える影響深刻さを踏まえた御判断をしていただけますよう心よりお願い申し上げまして今回討論を終わりたいと思います。     〔3番 高麗裕之君登壇〕 ◆3番(高麗裕之君) それでは、請願第8号鳴門市文化会館耐震改修工事に関する請願書について、賛成立場から討論を行います。 鳴門市民劇場は、1994年に発足以来、25年以上地域文化を支え、鳴門市だけでなく、他市町村と交流人口拡大や演劇文化普及を本市に貢献してきました。 近年、社会環境が大きく変化し、人と人とつながり、地域社会ときずなも弱まり、ライフスタイルが多様化しています。 同じ目的を持ち、演劇文化を通じてお互いに心と心を通わせ、助け合い、温かい人間関係は築かれます。演劇文化を受け継いでいくことは、地域きずなを受け継いでいくことであり、それが地域支え合いを力強いものにしていきます。 鳴門市民劇場活動は、文化会館あって活動です。地域文化活動を支援することは、本市にとっても多大な貢献をもたらします。鳴門市文化会館耐震改修に伴う休館期間最短化を行い、地域文化活動が衰退しないよう、鳴門市民劇場を支援したいと思いますので、議員各位におかれましては、この請願に対し御賛同をいただけますようお願い申し上げまして私賛成討論を終わります。     〔14番 東 正昇君登壇〕 ◆14番(東正昇君) それでは、請願第8号鳴門市文化会館耐震改修工事に関する請願書について、賛成立場から討論をいたしたいと思います。 当請願書提出者であります鳴門市民劇場は、1994年に発足し、これまで25年長きにわたり鳴門市演劇文化向上に貢献されてまいりました。 私たちまちで生芝居を見る機会をつくり、演劇鑑賞を通して文化向上に寄与するとともに、人と人と触れ合いを大切にし、きずなを深めていくことを目的とした会員制演劇鑑賞会であり、その会員数は750名を擁しており、こうした市民劇場は全国各地にも存在し、活動を続けております。 昨年7月には、1945年広島・長崎を後世に伝える朗読会である「夏雲は忘れない」を、また9月には、野口英世本当素顔半生を描いた演劇である「再びこの地を踏まず」など、数々すばらしい作品を私たちに提供をしていただいております。 こうした演劇は、テレビや映画とは異なり、役者声が直接伝わり、多く人に感動を与えていただいております。 しかしながら、その活動拠点である鳴門市文化会館が、皆様も御存じとおり、来年3月末をもって休館となります。文化会館については、1982年に開館し、県内有数誘客数1,600席を備えた文化団体による公演や学生定期演奏会、プロ興行など、市内外から数多く利用されております。 その一方で、開館から37年が経過し、老朽化による施設や機材劣化が進むとともに、耐震化もされておりません。全国各地で大規模地震が発生し、重大な被害現状を目の当たりにする中、今後30年以内に70%から80%確率で発生すると予測されております南海トラフ巨大地震を考えれば、残念ではありますが、文化会館休館もやむなしであり、今後については、市行う耐震化に向けた検討をしっかりと見守っていく必要があると考えます。 こうした状況を踏まえ、このたび請願が提出されたわけでありますが、その趣旨一つは、文化会館耐震改修工事に伴う休館期間最短化を求めるものであります。 市民劇場活動を継続するためには、文化ホールはなくてはならないものであり、このままでは市民劇場存続が危ぶまれる危機的状況にあるという訴えは、私も大いに納得いくところであります。 また、文化会館と同様に、利用しやすく同等規模を備えたホールがほかに存在しないことも、また周知事実であり、それだけに休館期間最短化が図られるべきだと考えます。 もとより文化会館耐震化については、施設規模が大きいことに加え、文化的価値を損なってはならないという重要な課題があり、通常公共施設と比較すればその難易度は格段に高くなるものと考えます。 そのため、特殊な建築物設計に関する専門家など知見をいただきながら、全国事例も参考にしてさまざまな視点から耐震化手法を検討する必要があり、一定期間を要することは十分に認識をしております。 また、本市厳しい財政状況から、耐震化に要するコスト検討も重要でございます。 こうしたさまざまな課題に加え、請願趣旨や本市のみならず県内に大規模ホールが存在しない現状を踏まえ、文化会館が担う文化振興拠点として役割をできる限り早期に回復すべく、可能な限り工期短縮について十分な配慮が求められると考えます。 また、請願もう一つ趣旨は、休館期間における近隣文化ホール借用に際して生じるさまざまな要望であります。具体的には、藍住町総合文化ホール利用に関するものであり、鳴門市文化会館と同様優先予約や使用料軽減、閉館時間延長であります。 私はこの件に関しては、その実現には相当困難があると思っております。藍住町民福祉向上ために設置された施設において、鳴門市民を優先的に扱ってほしいという要望であります。これを逆立場で置きかえれば、いかに無理な願いをしているかは考えるまでもありません。 しかしながら、さき生活福祉委員会を傍聴いたしましたが、委員会において理事者から説明がありましたが、このたび要望を受け、市長みずから藍住町総合文化ホールに赴くとともに、藍住町長に対して要望を伝えていただいたとことであり、その泉市長行動に対しては敬意を表するとともに、深く感謝を申し上げたいと思います。 また、請願では、藍住町総合文化ホールまで送迎バス運行や鳴門教育大学講堂使用時間制限延長も含まれておりますが、これもまた同様に容易に実施できるものではありません。 こうしたことは請願者においても困難な要望であると十分に認識はされていると思います。それでもなお請願を提出することにより、市に頼るしか道がなく、追い詰められている鳴門市民劇場現状を踏まえれば、市議会においてもその願いを受けとめ、ともに対応を図っていくべきと考えるものであります。 私が思うに、休校になっている鳴門市島田小学校を利用するもよいではないかと考えます。機材搬入や舞台装置使用が可能であれば、あのような過疎地でこういうすばらしい市民劇場をするということは、非常に今後過疎地活性化にもなるではないかと思ったわけでございます。 そういう行動結果、たとえ少しでも要望が実現したり、新たな解決策が見つかるなど、先へ道が開かれるかもしれません。 人口減少や高齢化により地域活力が失われようとしていく中、演劇を通じて心交流を築き、人々に希望を与え、地域活性化へとつながる鳴門市民劇場今後活動継続を強く願うことを申し上げまして私賛成討論を終わりたいと思います。 ○議長(宅川靖次君) 以上で通告による討論は終わりました。 これをもって討論を終結いたします。 これより議案第1号から議案第4号まで、議案第10号、議案第16号及び議案第18号7議案を一括採決いたします。 本案に対する委員長報告はいずれも原案可決であります。 本案はいずれも委員長報告とおり決することに賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立〕 起立多数であります。 よって本案は、いずれも原案とおり可決されました。 次に、議案第5号から議案第9号まで、議案第11号から議案第15号まで、議案第17号及び議案第19号から議案第34号まで27議案を一括採決いたします。 本案に対する委員長報告はいずれも原案可決であります。 本案はいずれも委員長報告とおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は、いずれも原案とおり可決されました。 次に、請願第7号生活保護基準引き下げ中止を求める請願書を採決いたします。 本件に対する委員長報告は不採択でありますので、原案について採決いたします。 本件を採択することに賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立〕 起立少数であります。 よって本件は、不採択とすることに決定いたしました。 次に、請願第8号鳴門市文化会館耐震改修工事に関する請願書を採決いたします。 本件に対する委員長報告は採択であります。 本件は委員長報告とおり採択することに賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立〕 起立多数であります。 よって本件は、採択することに決定いたしました。    ────────────────────────────────── △日程第2 同意第1号 固定資産評価審査委員会委員選任について ○議長(宅川靖次君) 日程第2、同意第1号固定資産評価審査委員会委員選任についてを議題といたします。 提案理由説明を求めます。     〔市長 泉 理彦君登壇〕 ◎市長(泉理彦君) ただいま上程されました同意第1号固定資産評価審査委員会委員選任につきまして提案理由御説明を申し上げます。 現在、固定資産評価審査委員会委員をお願いいたしております細井一夫さんから、一身上都合により今月末をもって職を辞したいと申し出がございました。 また、今月31日をもちまして玉井京子さん、原 孝仁さん及び森北伸年さんが任期満了を迎えます。 そこで、その後任を選任するに当たりまして、地方税法第423条第3項規定に基づき議会同意を求めるものでございます。 細井さん後任につきましては、樋上義彦さんを選任いたしたいと考えております。 また、玉井さん、原さん及び森北さんにつきましては、引き続き委員として選任いたしたいと考えております。 樋上さんは、昭和33年生まれ満61歳で、現在、瀬戸町明神にお住まいであります。昭和56年に鳴門市農業協同組合に入組され、合併により名称が変更となりました徳島北農業協同組合において平成26年には本所経済部次長、平成29年には本所経済部部長を歴任されるなど、すぐれた手腕を発揮され、平成30年をもって退職されました。 玉井さんは、昭和24年生まれ満70歳で、現在撫養町立岩にお住まいであります。徳島市水道局などに勤務された後、平成18年から平成26年まで鳴門市市民活動支援センターに勤務されており、社会貢献活動促進に御尽力いただいております。また、宅地建物取引主任者資格を有しておられるなど、幅広い経験と知識を備えておられます。 原さんは、昭和36年生まれ満58歳で、現在、鳴門町高島にお住まいであります。昭和63年に青山監査法人大阪事務所に入社され、その後、監査法人トーマツ高松事務所等を経て平成13年に原公認会計士・税理士事務所を開業し、代表として御活躍されております。また、平成17年から平成24年まで本市監査委員として、その専門知識や経験を生かされ、公正かつ厳正な監査をしていただきました。 森北さんは、昭和24年生まれ満70歳で、現在、大麻町姫田にお住まいであります。昭和48年に鳴門市職員として採用されてから平成22年に退職されるまで、都市計画課長、下水道課長、建設部参事及び経済建設部理事を歴任されるなど、長年行政経験に裏打ちされた御見識をお持ちであります。 玉井さんにつきましては平成23年4月から、森北さんにつきましては平成29年4月から、原さんにつきましては平成30年12月から固定資産評価審査委員会委員としてその責務を果たしていただいております。 このように、いずれ方も見識、人格申し分なく、本市固定資産評価審査委員会委員として最適任者であると考えております。どうか議員皆様方満場一致御賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(宅川靖次君) お諮りいたします。 本案については、正規手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は、正規手続を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより同意第1号を採決いたします。 本案は同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は、同意されました。    ──────────────────────────────────
    △日程第3 諮問第1号 人権擁護委員推薦について ○議長(宅川靖次君) 日程第3、諮問第1号人権擁護委員推薦についてを議題といたします。 提案理由説明を求めます。     〔市長 泉 理彦君登壇〕 ◎市長(泉理彦君) ただいま上程されました諮問第1号人権擁護委員推薦につきまして、提案理由御説明を申し上げます。 現在、人権擁護委員をお願いいたしております井潟時人さん及び谷 雅美さんが、令和2年6月30日をもって任期満了を迎えますことから、後任人権擁護委員推薦につきまして、徳島地方法務局長から依頼がございました。 そこで、井潟さん後任といたしまして中野幸一さんを、また谷さん後任といたしまして林恭子さんをそれぞれ人権擁護委員として推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項規定により議会意見を求めるものでございます。 中野さんは、昭和31年生まれ満63歳で、現在、瀬戸町堂浦にお住まいであります。昭和54年4月より鳴門市堀江南小学校に勤務されて以来、長きにわたり市内外各小学校で教員として勤められ、平成16年4月からは教頭職につかれ、平成29年3月に定年退職されるまで人権教育にも深くかかわってこられました。 林さんは、昭和33年生まれ満61歳で、現在、撫養町木津にお住まいであります。昭和56年5月に本市に奉職し、保育士として市内各保育所等乳幼児保育第一線で御活躍され、平成28年4月には林崎保育所所長につかれ、平成30年3月に退職されるまで間、その職務を果たしてこられました。福祉分野において培われたさまざまな経験やその温厚な人柄から、在職中人望も厚いものがございました。 このように、いずれ方も人格申し分なく、人権擁護委員として最適任者であると考えております。どうか議員皆様方満場一致御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宅川靖次君) お諮りいたします。 本案については、正規手続を省略し、直ちに採決したいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は、正規手続を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより諮問第1号を採決いたします。 本案は同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は、同意されました。    ────────────────────────────────── △日程第4 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続調査について ○議長(宅川靖次君) 日程第4、常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続調査についてを議題といたします。 本件については、各常任委員長及び議会運営委員長から、閉会中継続調査申し出があります。 お諮りいたします。 各常任委員長及び議会運営委員長申し出とおり、閉会中継続調査に付することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本件については、閉会中継続調査に付することに決しました。 以上をもって今期定例会に付議されました事件は、全て議了いたしました。 山内企業局長から発言申し出がありますので、これを許可いたします。     〔企業局長 山内秀治君登壇〕 ◎企業局長(山内秀治君) 私ために貴重なお時間をいただきありがとうございます。議長お許しをいただきましたので、この場をおかりして一言御挨拶を申し上げます。 このたび、この3月31日をもちまして企業局長職を辞することについて市長お許しをいただきました。 平成23年に企業局長指名をいただいてから9年間という期間を務めさせていただきました。また、市職員としては合計約46年間という長きにわたり鳴門市に奉職させていただきました。 その間、議員皆様には、時には厳しく時には温かい叱咤激励をいただき、また市民皆様、市職員OB皆様には多大な応援や身に余る御支援をいただき、さらに職員皆様には格段御理解と献身的な御協力をいただきまことにありがとうございました。 在任中に出会いました皆様方おかげをもちまして、私一生大部分である鳴門市職員として職務を無事全うすることができました。 思い返せば50歳以降、役所人生後半は大きな逆境中で、市ために改革していく役目を与えられ、それらを何とかしたいと道筋を決め踏ん張りながら、職員皆様と一緒になし遂げてきた役所人生でなかったかと思います。 特に50歳からごみ問題、それから59歳からボートレース事業赤字、浄水場を初めとする水道施設耐震化は、それぞれ在任当時、市最大懸案事項でございましたが、一応道筋がつけられたではないかと自負いたしているところでございます。 また、一昨年と昨年には、私自身じくじたる思い裁判結審がございましたが、東京担当弁護士さんからは、この裁判おかげでボートレース業界大きな問題が全て片づいたではないかということを言われました。 また、同様問題を抱えていた各場市長や管理者からは、鳴門裁判を利用させてもらい大きな課題が片づいたと、ある意味感謝もされ、関係者や市民皆様からは多く励ましや御支援、心温まるお言葉もいただきました。 これからは一市民となりますが、これからも鳴門市がよりよく発展していただけますよう、陰ながら応援させていただくとともに、市市政や議会をこれまでとは違った目で見守ってまいりたいと思っております。 議員皆様、そして泉市長を初め市職員皆様には、健康に御留意され、今後とも鳴門市発展ために御活躍いただくことを祈念いたしまして、簡単ではございますが退任に当たって挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(宅川靖次君) 市長から御挨拶がございます。     〔市長 泉 理彦君登壇〕 ◎市長(泉理彦君) それでは、第1回定例会閉会に当たりまして一言御挨拶を申し上げます。 議員各位におかれましては、去る2月19日から本日まで28日間にわたりまして終始熱心に御審議を賜り、まことにありがとうございました。 また、提出いたしました各議案につきましては、全て原案どおり可決していただき、重ねて厚くお礼を申し上げる次第でございます。 一般質問及び委員会審査を通じまして皆様から賜りました御意見、御提言につきましては、これを真摯に受けとめ、今後市政運営に生かしてまいる所存でございます。 さて、新型コロナウイルス感染症についてですが、昨日時点で国内感染者は819人、死者は28人となり、国は感染拡大に備え、イベント開催自粛や小・中学校休校を呼びかけるとともに、13日には新型インフルエンザ等対策特別措置法を改正しました。 本市におきましても、新型コロナウイルス感染症に係る相談窓口を設置するとともに、感染予防対策として、小・中学校臨時休業、施設休館、市主催及び共催イベント中止や延期を行っております。 また、外部方が行うイベント、会合等に対しましても、自粛要請をさせていただいており、この場をおかりして御協力いただいている皆様にお礼を申し上げます。 特に小・中学校臨時休業実施に当たっては、準備期間が短い中、児童・生徒、保護者皆様を初め、多く関係者方々に御対応いただいておりますが、児童・生徒健康、安全を第一とするため、引き続き御理解と御協力をお願いいたします。 また、3月11日には第5回危機事態対策本部会議を開催し、政府方針を尊重すると判断から、3月19日までイベント等を自粛することを決定いたしました。 本市新型コロナウイルス感染症に関する最新情報は、市公式ウエブサイトに随時更新し、発信しております。 市民皆様におかれましては、最新正しい情報を収集していただくとともに、これまでもお知らせしてきましたが、小まめな手洗いや、せきエチケットさらなる徹底を引き続きお願いいたします。 今後とも感染リスク低減に向け、最大限努力を怠らず、市民皆様暮らしを守り、経済活動をお支えしてまいりたいと考えております。引き続き御協力をお願いいたします。 次に、大麻町コウノトリペアについてですが、ことし2月23日から26日まで間に産卵したと推定されると発表がありました。本市で産卵は5年連続となり、順調にいけば3月末から4月上旬にふ化する見込みであります。昨年に引き続きひなが無事にふ化し、巣立ちときを迎えることができることを心から願い、愛称につきましても、現在、唯一愛称がついていない雄親鳥とともに募集を行ってまいりたいと考えております。今後もコウノトリさらなる定着を図り、各種施策を展開することにより、地域活性化、産業振興を一層推進してまいります。 最後になりますが、3月31日をもって退任されます公営企業管理者である山内企業局長に一言お礼を申し上げます。 山内企業局長には、水道事業においては、鳴門市水道事業ビジョンを策定し、経営安定化ため、35年ぶりとなる水道料金改定を実施していただくとともに、全国でも余り例ない本市と北島町と共同浄水場について整備を進めていただきました。 また、ボートレース事業においては、赤字から脱却し、大きな黒字を出すに至った経営健全化、本場リニューアルオープン、全国に先駆けてプレイパーク化を進めていただき、水道事業、ボートレース事業発展ため、大変御尽力をいただきました。心より感謝を申し上げますとともに、今後も鳴門市ため御協力賜りますようお願い申し上げます。 局長とは、東北新幹線中で1時間30分激論を交わして、周り乗客人から物すごく非難目みたいな形だったですけど、あれが全て始まりだったと私は思っています。本当にありがとうございました。 きょうで第1回定例会閉会となりますが、議員皆様方におかれましては、今後とも御健康に十分御留意上、ますます御活躍を御祈念いたしまして閉会に当たりまして御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。     〔議長 宅川靖次君登壇〕 ○議長(宅川靖次君) 令和2年第1回定例会閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 先ほど退任御挨拶をいただきました山内企業局長におかれましては、長年にわたり企業局における諸課題解決に強いリーダーシップで積極果敢に取り組まれ、本市発展に御尽力いただきましたことに、市議会を代表し感謝申し上げるとともに、今後ともますます御健勝と御多幸をお祈りいたします。 さて、議員各位におかれましては、2月19日開会以来、28日間にわたりまして令和2年度当初予算を初め、多数重要案件について終始熱心に審議していただき、本日無事閉会日を迎えることに厚くお礼申し上げます。 また、市長を初めとする理事者各位におかれましては、本会議、委員会等において懇切丁寧な御答弁をいただき、ありがとうございました。 議員各位から出されました御意見、要望を参考としていただき、市勢発展に取り組んでいただきますようお願いいたします。 結びとなりますが、議員、理事者、また傍聴者皆さんにおかれましては、新型コロナウイルス感染症対策ため、本会議、委員会等入場時における消毒液による手洗い及びマスク着用に御協力いただきありがとうございました。 新型コロナウイルス感染拡大については、今後も予断を許さない状況が続くことが予想されますが、その対策等に十分御留意されますことをお願い申し上げ、令和2年第1回定例会閉会挨拶とさせていただきます。     〔議長 宅川靖次君 議長席に着席〕 ○議長(宅川靖次君) これをもって令和2年第1回定例会を閉会いたします。     午前11時54分 閉会    ──────────────────────────────────地方自治法第123条第2項規定による署名者  鳴門市議会 議 長  鳴門市議会副議長  会議録署名 議 員  会議録署名 議 員...