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02月19日-01号

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  1. 鳴門市議会 2020-02-10
    02月19日-01号


    取得元: 鳴門市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    令和 2年  2月定例会(第1回)          令和2年 鳴門市議会会議録 (第1号)鳴門市告示第5号 令和2年鳴門市議会第1回定例会を次のとおり招集する。 令和2年2月10日                           鳴門市長   泉   理 彦 1 期   日  令和2年2月19日 2 場   所  鳴門市議会議場               令和2年2月19日(会期28日中第1日目)              議 事 日 程 第 1 号 諸般の報告第1 会議録署名議員の指名について第2 会期の決定について第3 議案第 1号 令和2年度鳴門市一般会計予算   議案第 2号 令和2年度鳴門市国民健康保険事業特別会計予算   議案第 3号 令和2年度鳴門市後期高齢者医療特別会計予算   議案第 4号 令和2年度鳴門市介護保険事業特別会計予算   議案第 5号 令和2年度鳴門市光熱水費等支出特別会計予算   議案第 6号 令和2年度鳴門市給与費等管理特別会計予算   議案第 7号 令和2年度鳴門市公債費管理特別会計予算   議案第 8号 令和2年度鳴門市水道事業会計予算   議案第 9号 令和2年度鳴門市モーターボート競走事業会計予算   議案第10号 令和2年度鳴門市下水道事業会計予算   議案第11号 鳴門市暴力団排除条例の制定について   議案第12号 鳴門市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について   議案第13号 鳴門市特別職指定条例の一部改正について   議案第14号 鳴門市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について   議案第15号 鳴門市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について   議案第16号 鳴門市学校給食共同調理場条例の一部改正について   議案第17号 鳴門市印鑑条例の一部改正について   議案第18号 鳴門市国民健康保険条例の一部改正について   議案第19号 鳴門市住宅新築資金等地方債償還基金条例の廃止について   議案第20号 鳴門市特別会計設置条例の一部改正について   議案第21号 鳴門市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について   議案第22号 鳴門市営住宅条例の一部改正について   議案第23号 鳴門市公共下水道整備償還財源基金条例の一部改正について   議案第24号 鳴門市公営企業設置等に関する条例及び鳴門市下水道事業設置等に関する条例の一部改正について   議案第25号 市道路線の認定及び廃止について   議案第26号 和解について   議案第27号 松茂町ほか二町競艇事業組合と鳴門市との間におけるモーターボート競走施行に関する事務の受託に係る協議について   報告第 1号 専決処分について(損害賠償の額の決定)   市長所信表明及び提案理由説明第4 議案第 1号 令和2年度鳴門市一般会計予算   議案第 2号 令和2年度鳴門市国民健康保険事業特別会計予算   議案第 3号 令和2年度鳴門市後期高齢者医療特別会計予算   議案第 4号 令和2年度鳴門市介護保険事業特別会計予算   議案第 5号 令和2年度鳴門市光熱水費等支出特別会計予算   議案第 6号 令和2年度鳴門市給与費等管理特別会計予算   議案第 7号 令和2年度鳴門市公債費管理特別会計予算   議案第 8号 令和2年度鳴門市水道事業会計予算   議案第 9号 令和2年度鳴門市モーターボート競走事業会計予算   議案第10号 令和2年度鳴門市下水道事業会計予算   質疑  委員会付託    ──────────────────────────────────令和2年第1回定例会           地方自治法第121条に基づく説明員一覧表   通知者名     職名          氏名 市長       市長          泉     理  彦  君          副市長         谷     重  幸  君          企業局長        山  内  秀  治  君          事業推進監(地方創生担当)兼企画総務部長                      尾  崎  浩  二  君          市民環境部長      廣  瀬     高  君          健康福祉部長      天  満  秀  樹  君          経済建設部長      西  上  昭  二  君          消防長         氏  橋  通  泰  君          企業局次長       三  居  康  伸  君          企画総務部危機管理局長 宮  田  耕  志  君          市民環境部環境局長   三  栖  信  征  君          健康福祉部福祉事務所長 米  澤  栄  作  君          経済建設部経済局長観光振興課長                      小  椋     勝  君          消防本部次長消防総務課長                      山  下  浩  史  君          企業局次長(ボートレース事業担当)                      鈴  江  幸  次  君          企画総務部参事総務課長工     公  男  君          企画総務部参事兼会計課長大  和  俊  之  君          企画総務部           人事課長       竹  下  聡  一  君           税務課長       岩  下  彰  秀  君           秘書広報課長     小  川  潤  二  君           戦略企画課長     尾  崎  康  弘  君           財政課長       阿  部     聡  君           特定事業推進課長   池  田  賢  次  君           危機管理課長     森  岡  正  則  君           総務課契約検査室長  碇     貴  士  君           秘書広報課情報化推進室長                      清  水  裕  介  君          市民環境部           市民協働推進課長   東  條  勝  彦  君           市民課長       如  休  節  子  君           スポーツ課長     藤  瀬     蔵  君           文化交流推進課長   川  邉  伊 都 子  君           環境政策課長     三  好  利  典  君           クリーンセンター管理課長                      六  車  敬  久  君           クリーンセンター廃棄物対策課長                      向  井  直  之  君          健康福祉部           保険課長       美  馬     智  君           健康増進課長     四  宮  宣  尚  君           長寿介護課長     笠  井  明  子  君           人権推進課長     仲  野     聡  君           社会福祉課長     喜  來  浩  子  君           子どもいきいき課長  黒  濵  政  章  君           子どもいきいき課幼保連携推進室長                      川  上  久 美 子  君          経済建設部            まちづくり課長    辻     宏  人  君           土木課長       浜  原  宏  一  君           下水道課長      寺  前  省  吾  君           公園緑地課長     滝  川  勝  正  君           商工政策課長     鈴  木  誠  一  君           農林水産課長     佐  竹  孝  文  君           農林水産課水産振興室長山  崎     謙  君          消防本部           予防課長       中  井  英  樹  君           消防署長       吉  田  仁  志  君          企 業 局           水道企画課長     池  脇  康  子  君           水道事業課長     福  井  良  和  君           ボートレース企画課長 前  田  美  香  君           ボートレース事業課長 大  和  聖  幸  君           水道事業課浄水場長  仲  間     勲  君 教育委員会教育長 教育長         安  田     修  君          教育次長        大  林     清  君          教育委員会事務局参事教育総務課長                      笠  原  広  也  君          教育委員会           学校教育課長     並  木  章  人  君           生涯学習人権課長   津  田  英  樹  君           鳴門市学校給食センター所長                      西  條  尚  光  君           学校教育課教育支援室長                      豊  崎     宏  君 監査委員     監査委員事務局長    竹  田  仁  伸  君 選挙管理委員会委員長          選挙管理委員会事務局長 島     章  二  君 農業委員会会長  農業委員会事務局長   佐  竹  孝  文  君    ──────────────────────────────────               本日の会議に付した事件 諸般の報告日程第1 会議録署名議員の指名について日程第2 会期の決定について日程第3 議案第1号から議案第27号、報告第1号     市長所信表明及び提案理由説明日程第4 議案第1号から議案第10号     質疑  委員会付託    ──────────────────────────────────             出  席  議  員 (21名)  議長  宅  川  靖  次  君  1番  東  谷  伸  治  君    2番  上  田  公  司  君  3番  高  麗  裕  之  君    4番  林     勝  義  君  5番  秋  岡  芳  郎  君    6番  浜     盛  幸  君  7番  大  石  美 智 子  君    8番  佐  藤  絹  子  君  9番  長  濱  賢  一  君    10番  橋  本  国  勝  君  11番  圃  山  俊  作  君    12番  藤  田  茂  男  君  13番  潮  崎  憲  司  君    14番  東     正  昇  君  15番  平  塚  保  二  君    16番  三  津  良  裕  君  17番  宮  崎     明  君    18番  山  根     巌  君  20番  野  田  粋  之  君    21番  松  浦  富  子  君    ──────────────────────────────────            説 明 の た め 出 席 し た 者  市長      泉   理 彦 君   副市長     谷   重 幸 君  企業局長    山 内 秀 治 君   事業推進監(地方創生担当)兼企画総務部長                              尾 崎 浩 二 君  市民環境部長  廣 瀬   高 君   健康福祉部長  天 満 秀 樹 君  経済建設部長  西 上 昭 二 君   消防長     氏 橋 通 泰 君  企業局次長   三 居 康 伸 君   企画総務部危機管理局長                              宮 田 耕 志 君  市民環境部環境局長           健康福祉部福祉事務所長          三 栖 信 征 君           米 澤 栄 作 君  経済建設部経済局長観光振興課長    企画総務部参事総務課長          小 椋   勝 君           工   公 男 君  企画総務部   財政課長   阿 部   聡 君  教育長     安 田   修 君   教育次長    大 林   清 君  監査委員事務局長竹 田 仁 伸 君   選挙管理委員会事務局長                              島   章 二 君  農業委員会事務局長          佐 竹 孝 文 君    ──────────────────────────────────             議 会 事 務 局 職 員 出 席 者  事務局長    荒 川 雅 範     次長      杢 保 マユミ  主査      板 東 政 則     書記      吉 成   愛  書記      八 幡 拓 磨    ──────────────────────────────────     午前10時1分 開会 ○議長(宅川靖次君) これより令和2年第1回定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 日程に入るに先立ち、諸般の報告を申し上げます。 まず、議長会関係会議の概要を御報告申し上げます。 2月6日、東京都において第119回市議会議員共済会代議員会が開催されました。事務報告、令和元年度上半期経理状況及び監査結果の報告の後、令和2年度事業計画及び予算について協議を行い、決定してまいりました。 以上が会議の概要であります。関係資料事務局に保管しておりますので、必要に応じてごらんいただきたいと思います。 次に、市長からお手元へ配付のとおり、議案の提出通知がありました。 次に、市長及び各委員長等から、地方自治法第121条の規定に基づく説明員として出席通知のありました者の職、氏名を一覧表として配付いたしております。 次に、監査委員から令和元年12月分、令和2年1月分の例月出納検査の報告がありましたので、配付いたしております。 諸般の報告は以上のとおりであります。 これより本日の日程に入ります。 本日の議事日程は、お手元へ配付の議事日程表のとおりであります。 朗読は省略いたします。    ────────────────────────────────── △日程第1 会議録署名議員の指名について ○議長(宅川靖次君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により          1番 東谷伸治君          2番 上田公司君を指名いたします。    ────────────────────────────────── △日程第2 会期の決定について ○議長(宅川靖次君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会は、本日より3月17日までの28日間といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって会期は、本日より3月17日までの28日間と決定いたしました。    ────────────────────────────────── △日程第3 議案第 1号 令和2年度鳴門市一般会計予算      議案第 2号 令和2年度鳴門市国民健康保険事業特別会計予算      議案第 3号 令和2年度鳴門市後期高齢者医療特別会計予算      議案第 4号 令和2年度鳴門市介護保険事業特別会計予算      議案第 5号 令和2年度鳴門市光熱水費等支出特別会計予算      議案第 6号 令和2年度鳴門市給与費等管理特別会計予算      議案第 7号 令和2年度鳴門市公債費管理特別会計予算      議案第 8号 令和2年度鳴門市水道事業会計予算      議案第 9号 令和2年度鳴門市モーターボート競走事業会計予算      議案第10号 令和2年度鳴門市下水道事業会計予算      議案第11号 鳴門市暴力団排除条例の制定について      議案第12号 鳴門市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について      議案第13号 鳴門市特別職指定条例の一部改正について      議案第14号 鳴門市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について      議案第15号 鳴門市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について      議案第16号 鳴門市学校給食共同調理場条例の一部改正について      議案第17号 鳴門市印鑑条例の一部改正について      議案第18号 鳴門市国民健康保険条例の一部改正について      議案第19号 鳴門市住宅新築資金等地方債償還基金条例の廃止について      議案第20号 鳴門市特別会計設置条例の一部改正について      議案第21号 鳴門市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について      議案第22号 鳴門市営住宅条例の一部改正について      議案第23号 鳴門市公共下水道整備償還財源基金条例の一部改正について      議案第24号 鳴門市公営企業設置等に関する条例及び鳴門市下水道事業設置等に関する条例の一部改正について      議案第25号 市道路線の認定及び廃止について      議案第26号 和解について      議案第27号 松茂町ほか二町競艇事業組合と鳴門市との間におけるモーターボート競走施行に関する事務の受託に係る協議について      報告第 1号 専決処分について(損害賠償の額の決定) ○議長(宅川靖次君) 日程第3、議案第1号から議案第27号までの27議案及び報告第1号を一括議題といたします。 市長の所信表明及び提案理由の説明を求めます。     〔市長 泉 理彦君登壇〕 ◎市長(泉理彦君) 本日、第1回定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には公私何かと御多忙中にもかかわりませず御出席を賜り、まことにありがとうございます。 提案理由説明の前に一言申し述べさせていただきたいと思います。 先月1月10日に三木義文政策監が御逝去されました。 三木政策監は、昭和54年、鳴門市職員として奉職されてより、平成15年には政策調整課長に、平成16年には教育委員会教育総務課長に、平成21年には教育委員会事務局参事に、平成22年には企画総務部副部長に、平成24年には企画総務部政策調整担当理事に、平成25年には一般職の政策監を歴任され、平成29年3月に退職された後、同年7月からは特別職政策監として、これまで40年の長きにわたり、本市発展のために御尽力いただきました。 在職中は、高い御見識と職務に対する強い責任感によって、市政のあらゆる分野においてその能力を遺憾なく発揮され、総合計画を初め数々の計画策定中心的役割を担われました。 また、新庁舎建設事業交流拠点施設整備事業など、将来の鳴門市を見据えた事業についても強い意志を持って臨まれておられ、これらの事業がいよいよ具現化されようとするときに御逝去されたことはまことに残念でなりません。 三木政策監がその生涯を通して残された功績を礎として、職員はもちろん、市民の皆様と一体となって、引き続きオール鳴門で鳴門の未来づくりに全身全霊で取り組んでまいります。 さて、今期定例会におきましては、令和2年度鳴門市一般会計予算案を初め、各種議案を提出いたしておりますが、これらの議案説明に先立ちまして、まずは諸般の報告と現在本市が当面している諸課題についての所信を申し上げ、議員の皆様を初め、市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 まず、バングラデシュ人民共和国ナラヤンガンジ市との交流についてであります。 先月1月28日、本市の経済界の方々を中心とする徳島日本バングラデシュ友好協会の方々とともにバングラデシュ人民共和国を訪問し、首都ダッカ地方自治農村開発協同組合省において、イスラム大臣や在バングラデシュ日本大使館の公使などに御臨席をいただき、ナラヤンガンジ市のアイビー市長友好都市提携に向けた意向書の締結をいたしました。 意向書では、両市は文化、経済、教育、人材などの分野を中心にさまざまな分野での交流を図り、相互理解や協力を進め、相互の発展につなげることを目的に、友好都市盟約の締結を進めることとしております。 バングラデシュでは海外との友好都市は初めてであり、ナラヤンガンジ市だけではなく広く注目をされております。今後はこの意向書に沿い、友好都市盟約の締結に向けてナラヤンガンジ市との協議や交流を進めていきたいと考えております。 次に、なると未来づくり総合戦略2020の策定についてであります。 本市では、平成27年度から令和元年度までを計画年度とする鳴門市人口ビジョン及びなると未来づくり総合戦略を策定し、人口減少の克服と持続可能な地域づくりに向け各種の取り組みを進めてまいりました。 現在、これまでの取り組み実績の検証に加え、市民アンケートやワークショップ、パブリックコメントにおいていただいた御意見、国の基本方針などを踏まえながら、次期総合戦略の策定を進めております。 次期総合戦略素案につきましては、今期定例会において議員の皆様にお示しさせていただいた後、成案として取りまとめてまいりたいと考えております。 次に、株式会社ルネサンスとの包括連携協定の締結についてであります。 今月2月12日に総合型フィットネスクラブを全国展開する株式会社ルネサンス地方創生に関する包括連携協定を締結いたしました。 今回の協定は、本市のまちづくりアドバイザーである木場克己氏がルネサンスアドバイザーを務められている縁で実現したものであり、ルネサンスが自治体と同様の協定を結ぶのは本市が初となります。 今後、それぞれが持つ資源や特徴を生かしながら、市民の皆様の健康づくりや競技力の向上、観光振興、避難所での健康指導などさまざまな分野で協力し、地域活性化に取り組んでまいります。 次に、旧北灘西小学校利活用事業についてであります。 昨年の第3回定例会で同校の閉校及び利活用に向けた関係議案を承認いただいて以降、利活用事業者の募集、選考手続を進めてまいりました。 2月15日には地域住民の皆様を対象に利活用事業説明会を開催し、優先交渉権者事業計画について承諾を得たことから、戸田建設株式会社四国支店利活用事業者として決定したところであります。 利活用事業の内容といたしましては、同校を活用したイチゴ観光農園事業として、運動場に新たにイチゴハウスを建設するほか、校舎は事務所やスイーツカフェ、また北灘西小学校歴史資料室などとして、学校の面影を残しつつ新たな地域活性化の拠点として活用を図るものであり、令和2年度より事業開始に向けての準備を開始する予定であります。 今回の取り組みは、民間事業者による初めての利活用事例となりますので、地域の新たなにぎわいの創出を目指し、住民の皆様や利活用事業者とともに事業を推進してまいりたいと考えております。 次に、第66回徳島駅伝の結果についてであります。 先月1月4日から6日にかけて行われた第66回徳島駅伝において、鳴門市チームは3位となり、残念ながら4年連続の総合優勝とはなりませんでした。 関係者の皆様や沿道で応援していただいた多くの市民の皆様に改めて感謝申し上げますとともに、選手の皆様には、ことしの悔しさをばねに引き続き練習に励まれ、来年は優勝旗を我がチーム鳴門に取り戻すことができますよう期待しております。 次に、徳島ヴォルティスについてであります。 今月2月23日にJ2リーグが開幕し、J1昇格を目指す徳島ヴォルティスの新シーズンが始まります。 開幕戦はホームの鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムに東京ヴェルディを迎えることとなりますが、J1昇格をあと一歩で逃した昨シーズンの悔しさを胸に、開幕ダッシュに成功することを期待するとともに、本市においてもさまざまな形でサポートしていきたいと考えておりますので、多くの市民の皆様にスタジアムにお越しいただき、選手に熱い声援を送っていただけますようお願いいたします。 次に、新型コロナウイルスによる肺炎に対する対応についてであります。 中華人民共和国湖北省武漢市において、昨年末以降、新型コロナウイルスによる肺炎の発生が報告され、現在は中国だけでなく日本も含め世界各国でも感染者が確認されております。 本市といたしましても、昨日、危機管理会議を開催し、国、県の状況やその対応について情報共有を図るとともに、今後の対応について協議を行ったところであります。 危機管理会議では、新型コロナウイルスに関する正確な情報を収集するとともに、鳴門市新型インフルエンザ対策行動計画に定めた対応を基本として、庁舎出入り口の消毒液の設置やテレビ広報による啓発など既に実施済みの対応に加え、感染状況の各フェーズに応じた柔軟な対応を迅速に行うことを確認いたしました。 市民の皆様におかれましては、最新の正しい情報を得ることを一番に考えていただき、まずは季節性インフルエンザにも有効なせきエチケットや手洗いなどの感染症対策のさらなる徹底をお願いします。 次に、本市を取り巻く社会経済情勢についてであります。 最近の社会経済情勢について概観いたしますと、1月の月例経済報告の基調判断では、景気は輸出が引き続き弱含む中で製造業を中心に弱さが一段と増しているものの、緩やかに回復しているとのことであります。 また、2月17日に発表された10月から12月期のGDP1次速報値では、前期比年率換算で6.3%減となり、5・四半期ぶりのマイナス成長となりました。 世界の景気の先行きにつきましては、緩やかな回復が期待されているところでありますが、通商問題の動向が世界経済に与える影響や、中国経済の先行きなど海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響に加え、消費税引き上げ後の消費者マインドに留意する必要があります。 こうした中、政府では、相次ぐ自然災害からの復旧・復興の取り組みを加速しつつ、民需主導の持続的な経済成長を実現していくため、安心と成長の未来を拓く総合経済対策を着実に実行することとしております。 本市といたしましては、こうした動向を見きわめながら、可能な限り国などの補助金を活用し、地方創生など未来のまちづくりに資する各施策の具体化を図り、目標達成に向けて取り組んでまいりたいと考えております。 それでは、本市の取り組み事項を着実に進めていくための重要施策について申し上げます。 第1点は、「うきうき 活力と魅力あふれる まちづくり」についてであります。 まず、四国のゲートウェイ推進事業についてであります。 道の駅なると(仮称)整備事業は、定住人口確保と交流人口拡大に向けた四国のゲートウェイ推進事業の基幹施設として、鳴門市大津町の国道11号沿いに国土交通省との一体型の道の駅整備を目指すものであります。 事業の進捗状況といたしましては、施設の管理運営を行う民間事業者のノウハウやアイデアを取り入れながら進めてきた基本設計業務については今年度中に完了する予定であり、現在、事業用地を取得するに当たり必要な事務手続である事業認定図書の作成や、起業地の造成に関する実施設計業務に取り組んでいるところであります。 令和2年度については、用地取得や建築実施設計業務、造成工事などを進める予定としており、今後におきましても令和3年度末の開駅を目指し、「人が集い 出会い交流し 地域に広がる 笑顔と元気うずまく道の駅なると」の実現に向け、引き続き国や関係団体などと綿密に連携しながら、鋭意検討、準備を進めてまいります。 また、今年度実施いたしました食や光をテーマとした関連イベントにつきましては、地域経済への波及効果の確保や地域の皆様との連携などに配慮しながら、民間団体と協力し実施してまいります。 次に、ASAトライアングルを結ぶサイクリングツーリズム推進事業についてであります。 本市では、ASAトライアングル交流圏推進協議会の構成自治体である本市と南あわじ市、東かがわ市の3市で、地域の活性化と市民の健康づくりを目的とした広域連携事業を展開しております。 令和2年度については、大鳴門橋桁下空間の自転車道整備を見据え、鳴門市版自転車活用推進計画を策定するとともに、鳴門南あわじ間の自転車輸送や健康づくりイベント、サイクリングコースの環境整備を引き続き実施します。 また、本市と南あわじ市の共同で制作しておりますサイクリングPR用の短編映画の完結編である「あの空の向こうに~海風~」が完成し、今後、県内外の映画祭に出品する予定となっております。 これから春の行楽シーズンを迎え、各地のサイクルイベントも本格化してきます。 今後とも、サイクリストのニーズ把握に努めながら、サイクリングツーリズムに係る各種施策の周知と改善を図ることにより、なお一層効果的な事業推進に努めてまいります。 次に、鳴門駅前公衆トイレ整備事業についてであります。 JR鳴門駅前は、足湯「ふろいで~」や観光案内所、商業施設などが集約され、市民や観光客など多くの方が集まる本市のランドマークであり、市のイメージアップ及び利用者の利便性の向上を図るため、さまざまな周辺整備事業を実施してまいりました。 JR鳴門駅舎の耐震化工事に伴い、駅舎の南側部分が減築されることが示されたことから、これを機に減築される空きスペースに新たに公衆トイレを整備すべく、現在、各種手続を実施しており、今年度中の着工を目指し事業を進めております。 今後におきましても、関係機関と連携しながら、JR鳴門駅周辺のさらなる利便性向上と観光誘客に努めてまいります。 次に、イメージアップ戦略推進事業についてであります。 これまで、鳴門駅前観光案内所や渦の道、徳島駅のデジタルサイネージでの放送、関西テレビ、四国放送でのスポットCM放送など、さまざまな媒体を活用し、本市の魅力の効果的な発信に努めてまいりました。 来年度の新たな取り組みとして、すぐれたローカルCM、地方PR動画に贈られる「ぐろ~かるCM大賞2019」を受賞しました鳴門市プロモーションCM動画「Beyond Naruto」を東京の渋谷109の大型ビジョンにおいて放映する予定としております。 また、本市の誇りとなる仕事に焦点を当てたイメージアップ冊子である「鳴門やけん」の作成やインスタグラムを活用した写真動画コンテスト「ナルスタグラム」なども引き続き実施し、故郷への愛着を育むとともに鳴門の持つ魅力をアピールいたします。 今後も、さまざまなツールを活用した情報発信を戦略的に展開し、市民の皆様や市外在住の皆様の鳴門への愛着を育み、鳴門の持つ魅力をアピールすることにより、本市のイメージアップと交流人口、定住人口の拡大を目指してまいります。 次に、未来を担う人材育成事業についてであります。 次期総合戦略を推進するに当たり、未来を担う人材育成に重点を置いた施策を実施するため、大学、行政、地域との連携を強化し、新たな施策研究体制の構築を目指します。 また、地域おこし協力隊を活用し、学校、地域、世代を超えたつながりづくりを推進します。 こうした、なると未来づくり総合戦略に基づく取り組みを計画的に進め、効果的な事業展開を図ることで、鳴門の持つポテンシャルを最大限発揮させ、新たな成長、活性化につなげてまいります。 次に、アジア初演「なると第九」ブランド化プロジェクト事業についてであります。 本市では、1918年にベートーヴェン第九交響曲がアジアで初めて演奏されてから100周年となる年の2018年に、その集大成として第九アジア初演100周年記念事業を開催いたしました。その機運を引き継ぎ、さらなる「なると第九」のブランド化向上を目指し事業を展開します。 これからの100年に向けての歩みを進めるため、次世代育成の取り組みを継続するとともに、修学旅行生をターゲットにした教育旅行の誘致を図ってまいります。 また、2020年はベートーヴェン生誕250周年となる記念すべき年であることから、ベートーヴェン生誕250周年を記念した第九交響曲演奏会や講演会の実施に加え、東京大学名誉教授、大原美術館館長である高階秀爾氏をお招きし、板東俘虜収容所関係資料の美術史的側面について語っていただく講演会の開催も予定しております。 さらに、来月3月29日にもベートーヴェン生誕250周年記念事業として、あわ文化4大モチーフである阿波藍、阿波おどり、阿波人形浄瑠璃、ベートーヴェン第九を取り入れたオリジナルの音楽劇と特別公演を文化会館において開催するなど、祝祭の年の機運に乗じて、これまで本市が紡いできた100年の歴史とともに、長きにわたり成長を遂げてきた「なると第九」を未来に飛躍させるための事業を実施いたします。 次に、第2期文化のまちづくり基本計画策定事業についてであります。 文化施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、令和3年度から令和12年度を計画期間とする第2期鳴門市文化のまちづくり基本計画を策定します。 計画の策定に当たっては、市民の皆様の文化活動の状況や要望を把握するため、文化芸術に関する市民アンケート調査を実施するほか、文化のまちづくり市民会議を開催するなど、市民の皆様の御意見を広くお聞きしながら、本市の実情に合った実効性のある計画となるよう取り組んでまいります。 次に、文化会館耐震化推進事業についてであります。 鳴門市文化会館は、すぐれた舞台芸術文化に接したいという心の豊かさを求める市民の要求に応えるため、昭和57年に建設され、多くの人々に親しまれてまいりました。 しかしながら、建設から36年が経過する中で、建物、設備ともに老朽化が進み、耐震性能も確保できていない状況となっております。 こうしたことから、文化会館の耐震化を検討するに当たり、効果的な工法や工期、また音響、空調、照明などの基幹的な部分の改修、改良の必要性など、利用者への影響の観点から十分な調査検討を行ってまいりたいと考えております。 次に、スポーツ推進事業についてであります。 まず、ランニングイベントなると島田島ハーフマラソンについてであります。 令和元年度の第3回大会では、これまでの島田島の美しい自然、アップダウンの激しいハードなコース、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のタレントの提供する笑いによる応援の3つをコンセプトに、地元高校生によるおもてなしを加えることにより、テレビ番組で特集されるなど大いに注目を集めるとともに、ランナーからも大変御好評をいただきました。 次回大会も競合するマラソン大会に負けない魅力ある大会とするべく、さまざまな企画を盛り込むことにより、市民の皆様の健康づくり地域活性化に取り組んでまいります。 次に、インバウンド合宿誘致事業についてであります。 本市においては、スポーツを成長産業として捉え、スポーツ大会・合宿の誘致により、スポーツの振興と交流人口の拡大による地域・経済の活性化を図っているところであります。 現在も、韓国のフィムン高校野球チームが昨年に引き続き2年連続で合宿を行っていただいているなど着実に実績を積み重ねており、今後におきましても、競技を問わずさまざまなスポーツ大会・合宿を誘致できるよう、さらなる受け入れ体制の整備に努めてまいります。 次に、東京2020オリンピック・パラリンピック機運醸成事業についてであります。 本市においては、4月16日にオリンピック聖火リレーが行われる予定となっており、出発地は鳴門中学校前で、到着地の鳴門ウチノ海総合公園ではセレブレーションが開催されます。 また、7月には本市でドイツ代表の事前キャンプが予定されておりますが、これらのオリンピック関連行事を周知し盛り上げを図るため、フォトコンテストやパネル展示、体験型イベントなど一連のPR事業を実施します。 そして、8月13日、14日には、パラリンピック聖火リレーの聖火フェスティバルを開催します。 障害者支援施設Bande桧での採火式の後、炎が市内の障害者支援施設や事業所を巡回する聖火ビジットを行い、聖火イベントを通じた交流の機会を創出します。 第2点は、「ずっと笑顔で 生きがい感じる まちづくり」についてであります。 まず、子育て環境の充実についてであります。 本市では、平成29年度に市内の小・中学生の児童・生徒及び保護者と児童扶養手当受給世帯を対象に、子育て世帯等の経済状況や生活状況、支援ニーズなどの生活実態を把握するため、県内の市町村初となるアンケート調査を実施しました。 調査結果では、本市の相対的貧困率は全国平均を下回っておりましたが、ひとり親家庭等の世帯の相対的貧困率は全国平均を上回る結果となったことから、特にひとり親世帯を中心とした子育て支援策に取り組んでいくこととしており、今年度は子ども食堂など子供の居場所づくりを推進する団体への補助金を県内市町村で初めて創設いたしました。 来年度におきましても、新たな支援策の一つとして就学援助制度による支援内容の拡充を行います。 就学援助制度は、経済的な理由によって就学困難な児童・生徒に学用品費等の援助を行い、小・中学校における義務教育の円滑な実施を図るものであり、これまで学用品費、修学旅行費、学校給食費などの8費目を支給しております。 令和2年度より、従来の支給費目にPTA会費と卒業アルバム代等を新たに追加し、支援の拡充を図ってまいります。 次に、おたふく風邪ワクチン費用助成金交付事業についてであります。 おたふく風邪は、数年ごとに大規模な流行を繰り返しておりますが、その要因として、おたふく風邪ワクチンが任意接種であるためワクチン接種率が低く、免疫を持っている方が少ないからであると言われております。 おたふく風邪にかかると、1,000人に1人の割合で難聴を発症すると報告されておりますが、おたふく風邪を原因とする難聴は予後不良で有効な治療法がなく、ワクチン接種が唯一の予防方法であるとされております。 こうしたことから、子供の健やかな成長を守るため、任意で接種を受けられた方に対して接種費用の一部を助成いたします。 次に、発達障がい児育児支援事業についてであります。 本事業は、育児困難感のある母親や発達の支援を必要とする子供の保護者に対して、乳児期より早期に支援を行うことにより、安定した親子関係を築き、子供の発達を促すことを目的としております。 子供の発達や特性に合わせたかかわり方や遊び方について専門家から保護者へ実践的な指導を行うことで、保護者が運動発達や社会性の発達を促すようなかかわりができるよう支援し、療育または特別支援教育等を必要とする乳幼児の支援に努めてまいります。 次に、就学前教育・保育の充実についてであります。 令和元年12月に策定した鳴門市就学前教育・保育のあり方に関する基本方針に基づき、よりよい教育・保育環境の提供と、質の高い教育・保育の一体的な提供と小学校教育への円滑な接続を目指し、各種の取り組みを進めてまいります。 まず、学校づくり計画推進事業についてであります。 第二期鳴門の学校づくり計画に基づき、本市の将来を見据えた公立幼稚園のあり方について調査・審議する教育振興計画審議会を昨年に引き続き開催します。 本審議会では、教育環境の充実や教員の働き方改革、保護者の保育ニーズへの適切な対応などを可能とする、新しい時代に対応した持続可能な公立幼稚園のあり方について検討を重ね、このたび中間報告が示されたところであります。 今後は、その中間報告の内容について今期定例会において議員の皆様に説明させていただくとともに、保護者や地域の方々に対して説明会の開催を予定しているところであります。 次に、就学前教育・保育モデルカリキュラム策定事業についてであります。 本市では、これまで市内全小学校に幼稚園を併設し、緊密な連携を図ることで校種間の接続をスムーズにし、小1プロブレム等の教育諸課題の解決を図ってまいりました。 このような本市幼稚園教育が長年かけて培ってきたよさを生かしながら、各就学前教育・保育施設と小学校が連携を図り、つながりを意識した教育活動を実施していくための具体的な取り組みであるモデルカリキュラム作成について、来年度より研究会を立ち上げ検討を進めてまいります。 次に、保育所、認定こども園等が行う創意工夫のある独自の取り組みを支援する補助金として平成27年度に創設いたしましたいきいき保育環境なるっと補助金について、来年度もふるさと納税寄附金を活用し、拡充してまいります。 具体的には、保育所や認定こども園で実施される施設外活動の安全確保のため、私立保育所施設に対し、交通安全対策に係る費用の一部を助成するものであります。 また、継続して保育士等がスキルアップを図るための研修会参加費用の助成やアレルギー食対応のための調理員加配などについても、鳴門市独自施策として支援を継続することとしており、引き続き本市の保育環境の充実を図りたいと考えています。 今後におきましても、子供や子育て支援に係るさまざまな施策を包括的に実施することで、子育て世帯が安心して子供を育てることができる「自然とふれあい 笑顔がうずまく 子育てを始めるまち なると」の実現を目指してまいります。 次に、スポーツ推進計画後期計画策定事業についてであります。 平成27年2月に策定いたしました鳴門市スポーツ推進計画の前期計画期間の最終年度を迎えることから、後期計画の策定を進めてまいります。 後期計画では、スポーツ庁創設後の国、県等の施策方針を踏まえた中で、スポーツの成長産業化など新たな概念を取り入れるとともに、東京2020オリンピック・パラリンピックを初め国際スポーツ大会終了後のスポーツレガシーをどう創出していくかも重要なテーマとして考えております。 さらには、市民会館取り壊し後の市民のスポーツ、運動機会確保の観点から、新たなスポーツセンター整備についてもその方向性を示したいと考えており、市民の皆様へのアンケートやスポーツ推進審議会での議論も踏まえ、計画策定に取り組んでまいります。 次に、KOBA式体幹バランストレーニング普及推進事業についてであります。 本市では、平成29年度より、スポーツを通じた基礎体力の向上や健康意識の醸成を図ることを目的に、体幹トレーニングの第一人者で多くの著名スポーツ選手のトレーナーであります木場克己氏による体幹バランストレーニングの普及に取り組んでおります。 来年度につきましては、一般市民向けに広く体幹トレーニングの重要性を伝えることはもちろんですが、幼児向けトレーニング、競技力向上トレーニングを2本柱に事業を進めてまいります。 保育園児など、年齢の低い時期からのトレーニングにより、その後の運動能力向上、健康づくりにつなげるとともに、県内で強豪とされている競技、学校を指定しトレーニングすることで、全国のトップレベルで戦えるよう競技力向上にも力を注いでまいりたいと考えております。 次に、福祉・介護施策の推進についてであります。 まず、第6期障害福祉計画及び第2期障害児福祉計画策定事業についてであります。 「障がいのある人もない人も、ともに、地域でいきいきと安心して暮らせるまちづくり」を基本理念として策定された現計画の計画期間が令和2年度で満了となるため、令和3年度からの障害者及び障害児支援の指針となる両計画を策定いたします。 次に、基幹相談支援センター運営事業についてであります。 障害者を取り巻く状況において、高齢化や重度化が進行しており、障害のある子供と生活している家族の多くが自分が亡くなった後のことを心配し、地域で安心して生活できる仕組みづくりを望んでいます。 こうした課題の解決に向け、障害のある方及びその御家族に対して、福祉サービスの利用援助、社会資源の活用や社会生活力を高めるための支援、情報の提供や権利擁護の援助を含む総合的な相談等を行うとともに、地域の相談支援事業及びサービス提供事業所の人材育成、各種相談機関等との連携強化のための取り組みを行う基幹相談支援センターを立ち上げることといたしました。 今後におきましても、障害のある方及びその御家族が地域において安心して生活ができる体制整備を進めてまいります。 次に、生活困窮者自立支援事業についてであります。 生活困窮者自立支援制度は、失業、病気、社会的孤立等さまざまな事情により生活に困窮している方に包括的な支援を行う制度であります。 本市では、平成27年度より鳴門市生活自立相談支援センター「よりそい」を開設し、自立相談支援事業、子供の学習支援事業等を実施してまいりました。 令和2年度から、就労に必要な知識や基礎能力の向上に取り組む就労準備支援事業及び家計の状況を適切に把握し、家計改善の意欲を高める家計改善支援事業に新たに取り組むことにより、生活困窮者の課題解決や早期の生活再建を目指した支援体制の強化を進めてまいります。 次に、第8期鳴門市高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画策定事業についてであります。 本計画は、高齢者に関する各種の保健福祉事業や介護保険制度の円滑な実施を図るための総合的な指針として策定するものであります。 計画期間は令和3年度から令和5年度までの3年間であり、給付や高齢者人口の推計、サービスや生活支援に対する市民のニーズ把握、策定委員会での審議、パブリックコメントなどを経て、令和2年度末に策定する予定としております。 次に、生活支援体制整備事業についてであります。 少子・高齢化が進む中、高齢者が住みなれた地域で安心して暮らすことができる体制づくりを進めていくため、本市においては、公益財団法人さわやか福祉財団の御支援のもと、生活支援コーディネーターの選出、地域での勉強会の開催、推進母体である協議体の設置など、さまざまな取り組みを進めてまいりました。 今年度においては、新たな地域における協議体の設置に向けた機運醸成と、支え合い・助け合い活動の全市的な展開を図るため、高知県で長年、家事援助や介助、介護などの福祉サービス及び自立支援や相談等の事業に携わっておられる永井美保先生を講師にお迎えし、生きがい・助け合い講演会を開催いたしました。さらに、講演終了後には市内3カ所の暮らしのサポートセンターにおいて、それぞれのスタッフの方々と助け合い活動等について意見交換をするなど、交流を深めていただいたところであります。 今後におきましても、支え合い・助け合い活動が全市的に広がるようさまざまな形での支援、取り組みを進めてまいります。 次に、教育環境の整備についてであります。 まず、特別教室等空調設備整備事業についてであります。 学校施設の空調整備は、平成26年度に中学校、平成29年度に小学校のそれぞれ普通教室等への設置が完了していますが、近年の猛暑に起因する健康被害等に留意し、子供たちの教育環境のさらなる充実を図るため、特別教室等の空調についても引き続き年次計画的に整備を進めることとし、令和2年度においては市内全小・中学校の設計業務を実施します。 次に、学校トイレ環境改善事業についてであります。 本市では、平成28年度から子供たちの生活環境の変化に対応した洋式化や老朽化対策など、トイレ環境の改善を年次計画的に実施しております。 令和元年度までで小学校7校、中学校3校、全幼稚園の改修が完了しており、令和2年度は小学校2校、中学校1校の改修工事及び中学校1校の改修設計を行います。 次に、教育機器整備事業についてであります。 国の令和元年度補正予算において、Society5.0時代を生きる児童・生徒一人一人に個別最適化された学びの実現に向けた教育環境を整備するため、児童・生徒向けの1人1台のパソコン端末及び高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備するための経費が盛り込まれました。 こうしたことから、本市においても、国の補助金を活用し、市内の全小・中学校に高速大容量の通信ネットワークを整備するとともに、児童・生徒に1人1台のタブレット端末の導入を見据え、充電保管キャビネットを整備します。 これからも教育は人づくり、人づくりはまちづくりの原点であるとの認識に立ち、子供たちの未来のため計画的かつ総合的にさまざまな施策に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、社会教育施設の整備についてであります。 公民館の整備につきましては、それぞれの施設の状況に応じ、耐震化や老朽化対策等、長寿命化を図るためのリニューアル修繕を順次実施しております。 来年度につきましては、現在、大麻学校給食センター西側の市有地への新築移転に向け設計業務を進めております堀江公民館の新築工事に着手し、令和3年度当初には新堀江公民館の利用が開始できるよう取り組んでまいります。 これからも地域の皆様のニーズを踏まえつつ、生涯学習活動の拠点として活用しやすい公民館の環境整備に努めてまいります。 第3点は、「しっかり安心・快適 住み良い まちづくり」についてであります。 まず、防災・減災対策事業についてであります。 南海トラフ巨大地震や津波、台風などの災害に備え、被災した方が避難所で少しでも安心して過ごすことができるよう、食料、水、携帯トイレ等衛生用品の備蓄を進めるとともに、来年度は新たな取り組みとして、発災時に入手しやすいLPガスを燃料とする小型発電機を導入します。 また、日常生活の質を高めつつ、自然に災害への備えにもつながるフェーズフリーの概念を浸透させていくために、総合防災訓練や防災フェア、出前講座などの機会を捉えて啓発を進めます。 さらに、新池川の洪水ハザードマップの更新を行うとともに、自主防災組織の運営や資機材整備、避難路等整備について助成金の交付を行うなど、防災・減災対策の推進に努めてまいります。 次に、地域防災力の向上に資する取り組みについてであります。 まず、消防車両整備事業についてであります。 車両整備計画に基づき、老朽化が進んでいる車両を更新し、消防力の強化を図るため、高規格救急自動車の更新を行います。今回導入する車両の更新によって、さらなる救急体制の充実や救命率の向上等を図り、住民の安全・安心の確保に努めます。 次に、消防団詰所耐震化推進事業及び消防団装備整備事業についてであります。 本市は、その地理的特性上、さまざまな災害に備える必要があり、自助・共助・協働の考え方のもと、総合的な地域防災力の向上が喫緊の課題となっております。 そのため、地域防災力の中核的役割を担う消防団の施設整備等を年次計画的に充実してまいりたいと考えております。 現在、消防団詰所につきましては、消防団詰所耐震化計画に基づき、耐震基準を満たしていない分団詰所の耐震化を進め、耐震診断等で耐震性があると認められた分団詰所につきましては、老朽化対策として必要な修繕を順次実施しているところであります。 また、南海トラフ巨大地震等の各種災害の発生が想定される中、AEDなどの救助用資機材等を配備するなど、装備品等の改善、充実に努めてまいります。 次に、木造住宅耐震化促進事業についてであります。 大地震における住宅倒壊などの被害の軽減を図るため、本市ではこれまで約2,000戸の耐震診断を実施してまいりましたが、このうち実際に耐震化工事に至った戸数は約1割となっております。 次年度は、課題である耐震化率の向上や住環境の改善に向けた補助制度の拡充等を行います。 耐震改修や耐震シェルター設置工事に伴い、バリアフリーやユニバーサル、子育て、高齢者の見守り、防災対策などのスマート化に資するリフォーム工事をあわせて行う場合、これまでの補助金に加え、さらに最大30万円を上乗せ補助いたします。 補助を受けるために必要な耐震診断については平成30年度から無料とするなど、今後も各補助制度の利便性の向上や周知に取り組み、さらなる耐震化を図ってまいりたいと考えております。 次に、合併処理浄化槽整備事業についてであります。 快適な生活環境と良好な水環境の実現に向け、単独処理浄化槽やくみ取り槽から、合併処理浄化槽への転換を促進するため、補助制度の拡充を行います。 これまでの浄化槽本体の設置及び撤去に係る補助金額をそれぞれ増額することに加え、補助対象外であった宅内配管部分の工事費についても補助対象とすることにより、個人負担の軽減を図ります。 今後におきましても、本市の水環境を守り、安全で快適な生活環境の確保に努めてまいります。 次に、いぬねこ愛護推進事業についてであります。 本市では、平成26年度より飼い主のいる犬猫の避妊・去勢手術費用の一部を助成しておりましたが、近年、飼い主のいない猫による地域環境への影響が社会問題となっており、本市においても鳴き声や猫が増加して困っている等の御相談を多くいただいております。 こうしたことから、令和2年度より新たな取り組みとして、飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費の一部を補助する事業を開始することといたしました。 今後より一層、人と動物との調和がとれた共生社会の実現と、市民の快適な生活環境の保持に努めてまいります。 第4点は、「おおきく躍動 みんなで創る まちづくり」についてであります。 まず、新庁舎建設事業についてであります。 基本設計業務については、これまでに配置、構造、平面計画、津波浸水対策や電気、機械設備などの検討をほぼ終え、現在は事業費積算の精査や各種の調整作業を進めております。 準備が整い次第、議員の皆様に基本設計図書の概要について御説明させていただくとともに、パブリックコメントなどを通じて市民の皆様からいただいた御意見等を精査し、5月末を目途に基本設計図書の策定を完了させたいと考えております。 デザインビルドによる設計施工に係る関連予算につきましては、次回、第2回定例会への計上を予定しております。 また、昨年来、設計施工に係る事業者へのアンケートや対話を通じて、慎重な事業者選定の実施、実施設計期間や施工期間の確保に関する意見等が寄せられていることなどを踏まえ、当初、令和4年度中としておりました新庁舎建設工事の竣工時期を令和5年秋とする方向でスケジュールの調整を進めております。 さらに、解体撤去が予定されている市民会館の保存・記録や顕彰を行うアーカイブ事業も進めていくこととしております。 引き続き、「市民の安全安心をまもり、絆をはぐくむ鳴門らしい庁舎」の実現に向け、事業の着実な推進を図ってまいります。 次に、文書管理制度再構築事業についてであります。 新庁舎建設事業を契機として、不要な紙文書の削減、そして現行のファイリングシステムによる文書管理の方法を見直し、将来的な働き方改革を見据え、より効率的に業務が遂行でき、適正な文書管理を可能とした制度を再構築します。 次に、ペーパーレス会議システム導入事業についてであります。 これまで紙資料が中心であった各種会議や庁内協議等において、ペーパーレス会議システムを導入することによる事務改善や効率化を図ります。 今後におきましても、新庁舎への移行を進める中で、段階的にICTを有効活用した事務改善や効率化を図ってまいりたいと考えております。 これらの事業を実施し、新庁舎建設のための準備を着実に進めてまいります。 次に、水道事業についてであります。 鳴門市・北島町共同浄水場整備事業につきましては、昨年8月に浄水場更新における基本コンセプトや整備方針、事業方式、財源計画などの基本的事項を定めた鳴門市・北島町共同浄水場基本計画の策定及び基本設計を行い、現在、デザインビルド方式での事業者選定に向けた各種検討作業を鋭意進めております。 今後も、安全で安心な水道水を安定して供給できるよう、さらなる経営改善に努めてまいりますので、議員の皆様を初め、市民の皆様の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。 最後に、ボートレース事業についてであります。 今年度の売り上げは、昨年度に引き続き、GⅠを除くレースにおいて実施してまいりました薄暮レース、モーニングレースとも当初の目標を大きく上回るとともに、来月3月には人気レースでありますGⅡレディースオールスターの開催も控えていることから、前年度を上回る見込みであります。 来年度におきましても、薄暮レース、モーニングレースを継続実施するとともに、令和2年7月の開催が決定しております最高ランクのグレードレースでありますSGオーシャンカップの開催に向け、各種施策を展開することにより、本場開催売り上げのさらなる確保に努めてまいります。 また、外向発売場エディウィン鳴門では、現在、既存施設の東側に指定席棟の増築を進めており、4月下旬のオープンに向け準備を進めております。 利用者の皆様に快適な空間を提供することにより、ボートレースファンの確保と一層の売り上げ増加を図ってまいります。 さて、ボートレース鳴門は、平成28年4月のリニューアルオープン以来、ボートレース場から総合レジャー施設として地域との共生を目指したレース場となるよう、各種取り組みを推進してまいりました。 今月15日には、新たな地域開放型施設UZU HALLが誕生し、昨年末のNHK紅白歌合戦に出場した純烈によるステージショーなどが開催され、大きなにぎわいを見せました。 UZU HALLにつきましては、ビッグレース時の選手紹介式やイベント会場として利用するほか、キッズスペースや無料施設としては国内最大級の規模を誇るボルダリング施設を併設しており、地域のコミュニティー拠点等としても御活用いただければと考えております。 今後におきましても、健全経営を継続するとともに、本市のランドマークとしてイベントの充実や環境整備を図り、多くの皆様に親しまれるボートレース鳴門となるよう取り組んでまいります。 それでは、今回提出しております議案の主なものについて御説明いたします。 まず、令和2年度当初予算案についてであります。 本市の財政状況は、人口の減少などにより、市税の増収が見込めない中、社会保障関係費が増加傾向にあるとともに、公債費についても依然として高い水準で推移するなど、楽観視できる状況ではないと認識いたしております。 また、新庁舎建設事業などの大規模事業を控えていることから、財政需要を的確に見込み、将来を見据えた財政運営に特に留意する必要があります。 こうした状況の中、本市ではさまざまな行財政改革を着実に進めるとともに、本市の将来都市像の実現に向け、第六次鳴門市総合計画後期基本計画や今年度末の策定に向け作業を進めております次期総合戦略に掲げる重点事業について、SDGs(持続可能な開発目標)の視点なども取り入れながら積極的に展開することにより、将来にわたり持続可能な健全財政の構築とまちづくりの推進に努めております。 こうしたことから、令和2年度当初予算では、交流拠点施設整備事業などの市政発展に資する事業について、引き続き積極的な予算配分を行うとともに、次期総合戦略に掲げる重点事業を着実に実施することにより、本市の将来をしっかりと見据えたまちづくりを着実に推進できる予算編成に配意したところであります。 その結果、令和2年度の一般会計当初予算は246億6,400万円となり、前年度当初予算と比較して4億円、率にして1.6%の増となっております。 その財源の主なものといたしましては、市税71億4,700万円、地方交付税42億円、国庫支出金36億8,837万4,000円、県支出金21億1,310万4,000円、繰入金19億8,627万8,000円、市債22億7,460万円となっております。 また、特別会計につきましては、6会計で予算総額234億5,507万6,000円となっております。 次に、企業会計予算について御説明申し上げます。 まず、水道事業会計についてであります。 収益的収入につきましては、過去の実績から見込んだ給水収益及び加入金等について計上し、収益的支出につきましては、給水事業に要する管理経費等を計上いたしております。 また、資本的収入につきましては、水道管路緊急改善事業等に伴う国庫補助金や企業債などを計上し、資本的支出につきましては、布設がえに要する工事費に加え、共同浄水場の整備に向け、家屋調査等に要する費用を計上するとともに、鳴門市・北島町共同浄水場整備事業に係る債務負担行為を設定するものであります。 次に、モーターボート競走事業会計についてであります。 収益的収入につきましては、舟券売上金、鳴門外向発売所などにおける場外発売受託事業収益等を計上いたしております。 収益的支出につきましては、売り上げに伴う払戻金、交付金のほか、開催費等の所要額を計上いたしております。 また、資本的収入及び支出につきましては、他会計貸し付けに伴う基金取り崩し収入及び支出や競走水面の整備等に要する建設改良費を計上いたしております。 次に、下水道事業会計についてであります。 収益的収入につきましては、下水道使用料及び他会計負担金等について計上し、収益的支出につきましては、汚水及び雨水施設の管理経費等を計上いたしております。 また、資本的収入につきましては、管渠整備に伴う国庫補助金や企業債などを計上し、資本的支出につきましては、汚水管渠整備工事及び雨水管渠長寿命化工事などに要する費用を計上いたしております。 続きまして、その他の議案及び報告案件について御説明いたします。 議案第11号鳴門市暴力団排除条例の制定についてでありますが、暴力団の排除に関し、基本理念を定め、暴力団の排除に関する必要事項を定めた条例の制定を行うものであります。 次に、議案第12号鳴門市固定資産評価審査委員会条例の一部改正についてでありますが、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律の改正に伴い、引用条項の改正を行うものであります。 次に、議案第13号鳴門市特別職指定条例の一部改正についてでありますが、政策監の設置を令和3年6月までと規定している時限規定を削除し、任期を規定する改正を行うものであります。 次に、議案第14号鳴門市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正についてでありますが、令和2年4月より会計年度任用職員制度が導入されることに伴い、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第15号鳴門市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてでありますが、潜水作業に従事した消防職員に対し特殊勤務手当を支給する改正を行うものであります。 次に、議案第16号鳴門市学校給食共同調理場条例の一部改正についてでありますが、大麻学校給食センターの閉鎖に伴い、共同調理場から大麻学校給食センターを削除する改正を行うものであります。 次に、議案第17号鳴門市印鑑条例の一部改正についてでありますが、印鑑登録資格者の欠格条項から成年被後見人を削除する改正を行うものであります。 次に、議案第18号鳴門市国民健康保険条例の一部改正についてでありますが、国民健康保険法施行令の改正に伴い、国民健康保険料の基礎賦課額に係る賦課限度額を引き上げるなど、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第19号鳴門市住宅新築資金等地方債償還基金条例の廃止について及び議案第20号鳴門市特別会計設置条例の一部改正についてでありますが、住宅新築資金等地方債の償還が完了したこと及び住宅新築資金等貸付事業特別会計を廃止することから、条例の改廃を行うものであります。 次に、議案第21号鳴門市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでありますが、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の改正に伴い、放課後児童支援員の要件を規定する経過措置等について、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第22号鳴門市営住宅条例の一部改正についてでありますが、民法の改正に伴い、連帯保証人の極度額を規定するなど、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第23号鳴門市公共下水道整備償還財源基金条例の一部改正についてでありますが、下水道事業に地方公営企業法の一部を適用することに伴い、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第24号鳴門市公営企業設置等に関する条例及び鳴門市下水道事業設置等に関する条例の一部改正についてでありますが、地方自治法の改正に伴い、引用条項の改正を行うものであります。 次に、議案第25号市道路線の認定及び廃止についてでありますが、開発行為等に伴う市道10路線の認定及び1路線の廃止を行うに当たりまして、道路法第8条第2項及び第10条第3項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第26号和解についてでありますが、下水道工事中に水道管を破損した案件に係る相手方との和解について、地方自治法第96条第1項第12号の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第27号松茂町ほか二町競艇事業組合と鳴門市との間におけるモーターボート競走施行に関する事務の受託に係る協議についてでありますが、松茂町ほか二町競艇事業組合からモーターボート競走の管理及び執行に係る事務の委託を受けるため、地方自治法第252条の14の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 次に、報告第1号専決処分について(損害賠償の額の決定)でありますが、損害賠償の額の決定につきまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定に基づき議会に報告するものであります。 以上、概略を御説明申し上げましたが、詳細につきましては、お手元の議案書等を御参照願うこととし、また審議を通じまして御説明申し上げたいと存じます。 十分御審議くださいまして、原案どおり御賛同賜りますようお願い申し上げます。    ────────────────────────────────── △日程第4 議案第 1号 令和2年度鳴門市一般会計予算      議案第 2号 令和2年度鳴門市国民健康保険事業特別会計予算      議案第 3号 令和2年度鳴門市後期高齢者医療特別会計予算      議案第 4号 令和2年度鳴門市介護保険事業特別会計予算      議案第 5号 令和2年度鳴門市光熱水費等支出特別会計予算      議案第 6号 令和2年度鳴門市給与費等管理特別会計予算      議案第 7号 令和2年度鳴門市公債費管理特別会計予算      議案第 8号 令和2年度鳴門市水道事業会計予算      議案第 9号 令和2年度鳴門市モーターボート競走事業会計予算      議案第10号 令和2年度鳴門市下水道事業会計予算 ○議長(宅川靖次君) 日程第4、議案第1号から議案第10号までの10議案を一括議題といたします。 これより質疑に入ります。 ただいまのところ質疑の通告はありませんので、質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております各議案は、会議規則第37条第1項の規定により、お手元へ配付の議案付託表のとおり、所管の予算決算委員会に付託いたします。 以上をもって本日の議事日程は全て終了いたしました。 お諮りいたします。 明2月20日から2月24日までの5日間は、議事の都合及び市の休日のため休会といたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって明2月20日から2月24日までの5日間は休会とすることに決しました。 次会は2月25日午前10時から再開いたします。 本日はこれをもって散会いたします。     午前11時10分 散会...