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06月27日-05号

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  1. 鳴門市議会 2017-06-27
    06月27日-05号


    取得元: 鳴門市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    平成29年  6月定例会(第2回)          平成29年 鳴門市議会会議録 (第10号)          平成29年6月27日(会期20日中第20日目)             議 事 日 程 第 5 号 諸般の報告第1 議案第37号 専決処分の承認について(平成28年度鳴門市一般会計補正予算(第5号))   議案第38号 専決処分の承認について(平成28年度鳴門市給与費等管理特別会計補正予算(第2号))   議案第39号 専決処分の承認について(鳴門市税賦課徴収条例の一部改正について)   議案第40号 専決処分の承認について(鳴門市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について)   議案第41号 専決処分の承認について(鳴門市国民健康保険条例の一部改正について)   議案第42号 平成29年度鳴門市一般会計補正予算(第1号)   議案第43号 鳴門市個人情報保護条例の一部改正について   議案第44号 鳴門市特別職指定条例の制定について   議案第45号 鳴門市特別職指定条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について   議案第46号 鳴門市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について   議案第47号 鳴門市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について   議案第48号 鳴門市営住宅条例の一部改正について   議案第49号 工事請負変更契約の締結について(鳴門市学校給食センター新築工事のうち建築工事)   議案第50号 工事請負変更契約の締結について(鳴門市学校給食センター新築工事のうち電気工事)   議案第51号 工事請負変更契約の締結について(鳴門市学校給食センター新築工事のうち管工事)   議案第52号 工事請負契約の締結について(鳴門市成稔幼稚園リズム室等改築工事のうち建築工事)   請願第20号 業者婦人の働きを認めない差別的税制所得税法第56条の廃止を求める請願   委員長報告  質疑  討論  採決第2 意第  1号 業者婦人の働きを認めない差別的税制所得税法第56条の廃止を求める意見書   提案理由説明  質疑  討論  採決第3 諮問第 1号 人権擁護委員の推薦について   提案理由説明  質疑  討論  採決第4 同意第 2号 農業委員会委員の任命について   提案理由説明  質疑  討論  採決第5 同意第 3号 固定資産評価審査委員会委員の選任について   提案理由説明  質疑  討論  採決第6 選第  1号 徳島県後期高齢者医療広域連合議員の選挙について   選  挙第7 常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続審査及び継続調査について    ──────────────────────────────────               本日の会議に付した事件 諸般の報告日程第1 議案第37号から議案第52号、請願第20号     委員長報告  質疑  討論  採決日程第2 意第1号     提案理由説明  質疑  討論  採決日程第3 諮問第1号     提案理由説明  質疑  討論  採決日程第4 同意第2号     提案理由説明  質疑  討論  採決日程第5 同意第3号     提案理由説明  質疑  討論  採決日程第6 選第1号     選  挙日程第7 常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続審査及び継続調査について    ──────────────────────────────────             出  席  議  員 (22名)  議長  川  田  達  司  君  1番  谷  崎     徹  君    2番  宮  崎  光  明  君  3番  叶  井  克  典  君    4番  佐  藤  絹  子  君  5番  野  田  粋  之  君    6番  林     勝  義  君  7番  宅  川  靖  次  君    8番  大  石  美 智 子  君  9番  上  田  公  司  君    10番  平  塚  保  二  君  11番  藤  田  茂  男  君    12番  松  浦  富  子  君  13番  山  根     巌  君    14番  東     正  昇  君  15番  浜     盛  幸  君    16番  秋  岡  芳  郎  君  17番  潮  崎  焜  及  君    18番  東  谷  伸  治  君  19番  三  津  良  裕  君    20番  橋  本  国  勝  君  21番  圃  山  俊  作  君    ──────────────────────────────────               説明のため出席した者  市長      泉   理 彦 君   副市長     谷   重 幸 君  企業局長    山 内 秀 治 君   事業推進監(地方創生担当)兼企画総務部長                              来 島   努 君  市民環境部長  廣 瀬   高 君   健康福祉部長  荒 川 雅 範 君  経済建設部長  氏 橋 通 泰 君   消防長     満 壽 良 史 君  企業局次長   花補佐 憲 二 君   企画総務部理事危機管理局長                              林   克 美 君  市民環境部環境局長           健康福祉部福祉事務所長          三 栖 信 征 君           天 満 秀 樹 君  経済建設部経済局長観光振興課長          西 上 昭 二 君  企画総務部   総務課長   工   公 男 君    財政課長   笠 井 明 子 君  教育長     安 田   修 君   教育次長    大 林   清 君  監査委員事務局参事事務局長          森   純 史 君   選挙管理委員会事務局参事事務局長                              米 澤 栄 作 君  農業委員会事務局長          佐 竹 孝 文 君    ──────────────────────────────────               議会事務局職員出席者  事務局長    近 藤 伸 幸    次長       杢 保 マユミ  主査兼係長   森 岡 正 則    書記       谷 本   綾  書記      来 島 正 典    書記       山 下 靖 弘    ──────────────────────────────────     午前10時   開議 ○議長(川田達司君) これより本日の会議を開きます。 日程に入るに先立ち、諸般の報告を申し上げます。 まず、谷崎 徹議員外2名から、業者婦人の働きを認めない差別的税制所得税法第56条の廃止を求める意見書が提出されております。 次に、市長からお手元に配付のとおり、追加議案提出通知がありました。 諸般の報告は以上のとおりであります。 これより本日の日程に入ります。 本日の議事日程は、お手元へ配付の議事日程表のとおりであります。 朗読は省略いたします。    ────────────────────────────────── △日程第1 議案第37号 専決処分の承認について(平成28年度鳴門市一般会計補正予算(第5号))      議案第38号 専決処分の承認について(平成28年度鳴門市給与費等管理特別会計補正予算(第2号))      議案第39号 専決処分の承認について(鳴門市税賦課徴収条例の一部改正について)      議案第40号 専決処分の承認について(鳴門市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について)      議案第41号 専決処分の承認について(鳴門市国民健康保険条例の一部改正について)      議案第42号 平成29年度鳴門市一般会計補正予算(第1号)      議案第43号 鳴門市個人情報保護条例の一部改正について      議案第44号 鳴門市特別職指定条例の制定について      議案第45号 鳴門市特別職指定条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について      議案第46号 鳴門市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について      議案第47号 鳴門市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について      議案第48号 鳴門市営住宅条例の一部改正について      議案第49号 工事請負変更契約の締結について(鳴門市学校給食センター新築工事のうち建築工事)      議案第50号 工事請負変更契約の締結について(鳴門市学校給食センター新築工事のうち電気工事)      議案第51号 工事請負変更契約の締結について(鳴門市学校給食センター新築工事のうち管工事)      議案第52号 工事請負契約の締結について(鳴門市成稔幼稚園リズム室等改築工事のうち建築工事)      請願第20号 業者婦人の働きを認めない差別的税制所得税法第56条の廃止を求める請願 ○議長(川田達司君) 日程第1、議案第37号から議案第52号までの16議案及び請願1件を一括議題といたします。 本件については、それぞれ所管の常任委員会に付託してありますので、この際、委員長の報告を求めます。 初めに、総務文教委員長より報告を求めます。     〔1番 谷崎 徹君登壇〕 ◆1番(谷崎徹君) 総務文教委員長報告を申し上げます。 今期定例会で当委員会に付託されました案件は、議案第39号専決処分の承認について(鳴門市税賦課徴収条例の一部改正について)外議案9件であります。 また、継続審査となっておりました請願1件についても議題としました。 当委員会は、去る6月19日に委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、議案2件については承認、議案8件については原案のとおり可決すべきと決しました。 また、請願1件につきましては、お手元へ配付の請願審査結果報告書のとおりであります。 以下、審査の概要について御報告申し上げます。 まず、議案第39号専決処分の承認について(鳴門市税賦課徴収条例の一部改正について)でありますが、地方税法等の改正に伴い、所要の改正を行ったものでした。 委員からは、税制改正により混乱が生じないよう、市民への丁寧な説明を行ってほしいと意見がありました。 委員会では、採決の結果、全会一致で承認すべきと決しました。 次に、議案第40号専決処分の承認について(鳴門市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について)でありますが、国家公務員の給与に関する事項について定めている一般職の職員の給与に関する法律の改正に伴い、扶養親族に対する加算額を変更するなど、所要の改正を行ったものでした。 委員からは、現時点で改正後の規定が適用されるような事例はあったのかとの確認があり、理事者からは、改正後の規定の対象となった方は市内にいない旨の説明を受けました。 委員会では、採決の結果、全会一致で承認すべきと決しました。 次に、議案第43号鳴門個人情報保護条例の一部改正についてでありますが、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正に伴い、所要の改正を行うものでした。 委員会では、採決の結果、全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第44号鳴門特別職指定条例の制定についてでありますが、高度な行政課題に対処するため、国、県や関係機関等との調整力を有し、行政実務に精通する特別職として、新たに政策監を設置するものでした。 委員からは、これまでの一般職としての政策監と今回設置する特別職政策監との違いについて質疑があり、理事者からは、一般職政策監については、一般的な施策に対し意見を述べたり調整するなど行ってきたが、特別職政策監については、主たる業務として特定の業務課題に専念し、市長を補佐することとなり、責任を持って事業を推進していくこととなり、立場的には全く違うものになるとの説明を受けました。 また、委員からは、政策監設置の目的の一つに、これからの四、五年の職員の年齢構成上の問題が挙げられていた点について質疑があり、理事者からは、特定の年齢層が少なく、組織として大きな課題であることは認識しており、これまでもベテラン職員の持つ知識、経験を次世代の職員に引き継げるよう進めてきたが、経験の中で蓄積される人的ネットワークや経験則からくる政策解決能力など引き継げない部分もあり、現在は必然的に40代前半の管理職が多くなっている。この組織運営上の課題の解決のためにも、政策監を設置し、これを補っていくとの説明を受けました。 また、委員からは、政策監の人選について、公募で行うのかとの質疑があり、人選は公募ではなく、この条例が制定された後、市長の特別の信任をもって任命するとの説明を受けました。 また、委員からは、なぜ市長選挙も間近に控えるこの時期にこの条例を提案したのか、またこの条例が平成33年6月30日限りその効力を失うとなっていることに関し、任期が4年間となっていることに対して質疑があり、理事者からは、取り組むべき行政課題の大きさ、重さがあり、特に庁舎の整備に関しては有利な起債が実施されることがわかったりした状況もあり、できるだけ早く取り組まなければならない。次の議会になればまた3カ月延びることになり、どうすれば鳴門市のためになるか最大限考えた上で今期定例会に上程した。政策監の任期を4年としたことについては、政策監は副市長のように任期をもって議会の承認を得る職ではないが、限られた期間の中でいかに成果を出すのか求められており、そのことを明確にするため登用期間を4年間にしたものであるとの説明を受けました。 また、委員からは、南海トラフ巨大地震や活断層の地震が懸念される中、危機管理は大事な問題であり、これには財政もかかわってくるため、そういった面を調整することについては市民の安心につながるのではないかとの意見がありました。 また、委員からは、特別職でも今回の政策監の場合は、もし成果が上がらないような場合は、市長が進退を考えることができる。4年間の任期でどれだけの成果を上げれるかが大切で、手腕のある政策監についていただければいいとの意見がありました。 また委員からは、政策監の設置について、議会の同意など、選ばれる過程においてのチェックが必要なのではないかとの質疑があり、理事者からは、地方公務員法第3条第3項第4号にあるその他地方公共団体の機関の長の秘書の職で条例で指定するものに当たり、議会の同意が必要ないと解釈される。議会の同意を要するかどうかというのは、職務の内容が市民生活に及ぼす影響の大きさ、また職責の重要性に鑑みて、市民の代表たる議員の同意を得ることが適切と判断されたものについては、何らかの法令に明記されているとの説明を受けました。 委員からは、特別職を設置することについては、議員にも相応の責務があると思うので、緊張感を持って仕事をしてもらうためにも市民や議員からチェックがあるほうがよいのではないかとの意見がありました。 委員会では、採決の結果、賛成多数により原案を了といたしました。 次に、議案第45号鳴門特別職指定条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてでありますが、鳴門市特別職指定条例を制定することに伴い関係条例を整備するものでした。 委員会では、採決の結果、賛成多数で原案を了といたしました。 次に、議案第46号鳴門市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてでありますが、育児休業を再取得することができる特別な事情を規定するなど、所要の改正を行うものでした。 委員会では、採決の結果、全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第49号工事請負変更契約の締結について(鳴門市学校給食センター新築工事のうち建築工事)から議案第51号工事請負変更契約の締結について(鳴門市学校給食センター新築工事のうち管工事)までの3議案についてでありますが、鳴門市学校給食センター新築工事のうち建築工事電気工事及び管工事に係る変更契約を締結することについて、地方自治法第96条第1項第5号及び鳴門市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものでした。 委員からは、配送用トラックコンテナ積載時と空荷のときの車高差による荷台と建物の段差を解消するためのアルミ製リッププレートの取りつけについて、当初の設計から想定できたのではないかとの質疑があり、理事者からは、他の給食センターの状況を工事進行中に設計業者と確認したところ、プレートで取り次ぎをしなければ段差が生じてしまい、円滑なトラックへのコンテナの積みおろしができないということがわかった。当初の設計段階で十分な配慮ができていない部分があったと説明を受けました。 また、委員からは、新学校給食センター稼働開始時期についての質疑があり、理事者からは、中学校へは8月25日から、幼稚園・小学校へは9月1日から新学校給食センターで調理した主食の米飯と副食の提供を始める予定であるとの説明を受けました。 また、委員からは、排水処理装置及び合併処理浄化槽を地中に埋設する際に発生した掘削土について、なぜ埋め戻しには適さないのかとの質疑があり、理事者からは、当初の設計では掘削土を全て埋め戻しに使用できると考えていたが、非常に細かなやわらかい土が多い砂地の状態であったことから、埋め戻しの際には、粒の大きな埋め戻しに適した土を半分程度加える必要があった。このため、土の購入費及び掘削土処分費が必要となったとの説明を受けました。 委員会では、採決の結果、3件とも全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第52号工事請負契約の締結について(鳴門市成稔幼稚園リズム室等改築工事のうち建築工事)についてでありますが、鳴門市成稔幼稚園リズム室等改築工事のうち建築工事請負契約を締結することにつきまして、地方自治法第96条第1項第5号及び鳴門市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものでした。 委員からは、工事期間中に使用不可となる園庭について、外で遊ぶことが好きな子供たちへの配慮も十分行いながら、危険のないように対応していただきたい。また、防犯面についてもしっかりと対策を行っていただきたいとの意見がありました。 委員会では、採決の結果、全会一致で原案を了といたしました。 以上が当委員会審査概要であります。よろしく御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(川田達司君) 次に、生活福祉委員長より報告を求めます。     〔7番 宅川靖次君登壇〕 ◆7番(宅川靖次君) 生活福祉委員長報告を申し上げます。 今期定例会で当委員会に付託されました案件は、議案第41号専決処分の承認について(鳴門市国民健康保険条例の一部改正について)外議案1件、請願1件であります。 また、継続審査となっておりました請願2件も議題といたしました。 当委員会は、去る6月20日に委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、議案第41号については承認、また議案第47号については原案のとおり可決すべきと決しました。 以下、審査の概要について御報告申し上げます。 まず、議案第41号専決処分の承認について(鳴門市国民健康保険条例の一部改正について)でありますが、国民健康保険法施行令の改正に伴い、国民健康保険料軽減対象世帯を拡大する改正を行ったものであり、事務執行上、急を要したため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したものでありました。 委員からは、低所得者に当たる軽減対象世帯が拡大したことに関連して、平成29年度の国民健康保険料が下がっている要因についての質疑があり、理事者からは、平成28年度決算見込みの状況から、保険給付費について被保険者数の減少並びに診療報酬マイナス改定等の影響により当初の想定を下回る状況となり、収支で黒字になったこと、また前年度までの繰越金の一部を加えることで保険料引き下げの財源にしたとの説明を受けました。 委員からは、数年財政運営の安定が続いていたのであれば、昨年度も保険料の減額を実施できたにもかかわらず、今年度だけ保険料が下がることに対して違和感を感じる。今後の財政運営をどのように考えているのかとの質疑がありました。 理事者からは、来年度からの国民健康保険新制度についての説明があり、本市の負担がどの程度になるか現状では不透明であるが、国民健康保険加入者保険料負担が過大とならないよう、繰越金または財政調整基金等の活用により保険料負担の抑制に努めてまいりたいと考えているとの説明を受けました。 委員会では、採決の結果、全会一致で承認すべきと決しました。 次に、議案第47号鳴門行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正についてでありますが、個人番号独自利用事務として、子どもはぐくみ医療費の助成及び重度心身障害者等に対する医療費助成に関する事務を追加するなど、所要の改正を行うものでありました。 委員からは、マイナンバーの取り扱いについて、他市では人的ミスによりマイナンバーが漏えいしている状況から、国の指示などによりマイナンバー利用事務の範囲を広げることに対して懸念があることを市として示すべきであり、国に対して要望することも考えていただきたいとの意見がありました。 理事者からは、個人情報の漏えいはあってはならないことであり、マイナンバー利用事務に対しての議論は今後全国的にも出てくると思われるので、市としては動向を見ながら対応していきたいとの説明を受けました。 委員会では、採決の結果、賛成多数により原案を了といたしました。 以上が当委員会審査概要であります。よろしく御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(川田達司君) 次に、産業建設委員長より報告を求めます。     〔14番 東 正昇君登壇〕 ◆14番(東正昇君) 産業建設委員長報告を申し上げます。 今期定例会で当委員会に付託されました案件は、議案第48号鳴門市営住宅条例の一部改正についてであります。 当委員会は去る6月21日に委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、議案1件は原案のとおり可決すべきと決しました。 以下、審査の概要について御報告申し上げます。 議案第48号鳴門市営住宅条例の一部改正についてでありますが、平成27年3月31日付で立岩団地の全入居者が退去したことによる用途廃止に伴い、所要の改正を行うものでありました。 委員からは、今回用途廃止となった戸数及び現在市が管理している総戸数について質疑がありました。 理事者からは、現在鳴門市が管理しているのは849戸であり、今回の立岩団地用途廃止10戸を差し引くと839戸であるとの説明がありました。 次に、委員から、立岩団地用途廃止後の跡地利用について質疑がありました。 理事者からは、公営住宅を更地化した後に売却していく方向で考えているが、公共的な必要がある場合に関しては、当該土地の利用を優先的に検討していくとの説明がありました。 また、委員からは、立岩団地用途廃止後の管理が不十分になることがないよう、市有地としてしっかり管理をしてほしいとの要望がありました。 委員会では、採決の結果、全会一致で原案を了といたしました。 以上が、当委員会審査概要であります。よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(川田達司君) 次に、予算決算委員長より報告を求めます。     〔13番 山根 巌君登壇〕 ◆13番(山根巌君) 予算決算委員長報告を申し上げます。 今期定例会で当委員会に付託されました議案は、議案第37号専決処分の承認について(平成28年度鳴門市一般会計補正予算(第5号))外議案2件であります。 当委員会は、6月8日及び6月16日に委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、議案2件については承認、また議案1件については原案のとおり可決すべきと決しました。 以下、審査の概要について御報告申し上げます。 まず、議案第37号専決処分の承認について(平成28年度鳴門市一般会計補正予算(第5号))でありますが、歳入については、地方譲与税、各交付金、地方交付税及び市債の額が確定したため、また歳出については、普通退職者の増加による退職手当等の増額及び不要となる予備費の減額を行うとともに、財源調整のため、財政調整基金積立金の減額補正を行ったものであり、また次年度への繰り越しを予定する事業について、地域福祉計画策定事業及び保育所敷地境界確定業務に係る繰越明許費を追加するものであり、事務執行上、急を要したことから、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したものでありました。 委員からは、退職手当について、対象となる人数について質疑があり、理事者からは、今回計上したのは前回の補正で手続を行うタイミング以降に退職願が提出された2名分のもので、定年に達するまで1名の方は3年、もう一名の方は8年残っていたとの説明を受けました。 また、委員から、歳入のうち利子割交付金等について、減額補正となったものは他の部分で補填されたりするのかとの質疑に対し、理事者からは、普通交付税の基準財政収入額の基礎単位の一つになっているので、その中で調整されるとの説明を受けました。 委員会では、採決の結果、全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第38号専決処分の承認について(平成28年度鳴門市給与費等管理特別会計補正予算(第2号))でありますが、普通退職者の増加に伴う退職手当等の増額により所要の補正を行ったものであり、事務執行上、急を要したことから、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したものでありました。 委員会では、採決の結果、全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第42号平成29年度鳴門市一般会計補正予算(第1号)でありますが、歳入について、地方交付税は、地方交付税のうち普通交付税を、国庫支出金は地方創生推進交付金について国からの補助金を本市の地域活性化に資する事業に活用するため、寄附金は企業版ふるさと納税制度を活用し、本市にゆかりのある企業からの寄附金について、繰入金はふるさと納税活用事業としてふるさと活性化基金繰入金をそれぞれ増額補正するもので、歳出については、危機管理対策など高度な行政課題に対処するため、行政実務に精通する特別職として新たに政策監を設置する予算を、また地域創生推進交付金を活用し、ASAトライアングルを結ぶサイクリングツーリズム推進事業など、地域の活性化と市民の健康づくりを目的とした事業を実施する予算を、また第九アジア初演100周年を迎えるに当たり、演奏会に出演するソリストを決定するグランドチャンピオン大会の開催に必要な予算を、またコウノトリブランド化推進事業に係る予算の補正を行ったものでありました。 委員からは、ふるさと納税の返礼品について、鳴門市に来ていただいた際に使えるような返礼品を用意すると、ふるさと納税だけでなく、プラスアルファの効果が生まれるのではないか、そのような本市に訪れるきっかけとなる仕組みづくりをしてはどうかとの意見があり、理事者からは、昨年度リゾートホテルのチケットを返礼品として2件追加し、それぞれ数百万円から1,000万円を超える寄附金をいただいている。また、今年度から体験型の返礼品として、シーカヤック体験ツアーや大谷焼作陶体験をメニューに追加した。今年度もこういった点に着目して取り組みを進めているとの説明を受けました。 また、委員からは、コウノトリブランド推進事業の委託料についての質疑があり、理事者からは、今年の2月22日に親鳥の抱卵が初めて確認され、また3月23日には、1羽目のひなが確認されたため、周辺地域において非常に交通量がふえ、マナーが悪化する可能性が出てきたことから、4月1日から5月31日までの間、営農等に支障が出ないよう、地元の交通対策で警備員を配置したものであるとの説明を受けました。 また、委員からは、政策監の設置について、年間で約1,000万円の費用をかけて4年間特別職政策監を設置するということは、その成果についての十分な説明が求められる。今後、政策監の設置による効果を十分検証したいとの意見があり、理事者からは、施設の耐震化等の重要課題や50歳代前半の幹部職員の人材が少ないことについてしっかり対応し、強いリーダーシップを発揮してもらうため政策監を設置するとの説明を受けました。 また、委員からは、特別職政策監は、本会議や委員会で答弁を行うのかとの質疑があり、理事者からは、責任のある立場として政策監を設置するため、本会議や委員会での答弁も行うとの説明を受けました。 委員会では、採決の結果、賛成多数で原案を了といたしました。 以上が当委員会審査概要であります。よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(川田達司君) 以上で各常任委員長の報告を終わります。 これより質疑に入ります。 ただいまのところ質疑の通告はありませんので、質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 通告がありますので、発言を許可いたします。     〔9番 上田公司君登壇〕 ◆9番(上田公司君) それでは、議案第39号専決処分の承認について(鳴門市税賦課徴収条例の一部改正について)、議案第43号鳴門個人情報保護条例の一部改正について、議案第47号鳴門行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について、議案第49号工事請負変更契約の締結について(鳴門市学校給食センター新築工事のうち建築工事)、議案第50号工事請負変更契約の締結について(鳴門市学校給食センター新築工事のうち電気工事)、議案第51号工事請負変更契約の締結について(鳴門市学校給食センター新築工事のうち管工事)の6議案について、反対の立場で討論を行ってまいりたいと思います。 まず初めに、新学校給食センターに関連した3議案について、これについてはさきの一般質問においても私なりに指摘をさせていただきましたけども、平成24年当初、保護者説明会等において、新学校給食センターの建設費について約12億円と試算し、それに沿った説明を行っていたにもかかわらず、実際に要した建設費の総額は約10億円も増額となり、最終的には約22億円と、ほぼ倍の費用がかかっております。 これは、耐震化等によってある程度の工事費用の増加はやむを得ないとしても、10億円という莫大な税金が当初との大きな乖離によって発生していることに対して、仕方ないであろうという安易な判断をするレベルの問題ではなく、また鳴門市の実質公債費比率や将来負担率が県内で最悪となっている状況からも、今後さらなる財政への圧迫や将来への先送りを考えると、なおさらこのまま認めるわけにはいかず、今回の3議案のうちにおいても、事前にもっと調査等を行っておれば、新たな費用として計上されることもなかったのではという疑念も残るなど、市として全体的な想定の甘さが露呈してしまっております。 そもそも私としては、当初より自校方式が子供たちの食への関心など、本来の求められる理念が最も生かされると思っていたことから、その継続に関する今後の取り組みについて求めておりましたし、必ずしもセンター方式が自校方式より衛生面や建設費、そして維持費に関しても有利であるという説明に納得もしておりませんでしたので、もっともっと慎重な調査としっかりとした積算根拠のもとで工事費等について保護者を初め市民への説明を幾度となく求めてまいりました。 しかし、市はこれほどの増額となっているにもかかわらず、市民に対して全く説明さえしていないことも私の一般質問で明らかになっております。これは市民のためにあるべき行政として、税金をいかに無駄なく効果的に活用することが求められているのに対して無責任と言われても仕方がないのではと思います。 先ほども言ったように、当時の保護者への説明が全く説得力を感じないほどにその金額が乖離してしまっていること、また全国的な比較においても、非常に高額ではと思われるほど莫大な税金が投入される事態となっていながら、市としてはこのまま大したことではないかのようにやり過ごすつもりなのかと思ってしまいますが、私は市民に負託を受けた議員として、少なくとも市民に対するその説明責任が果たされていない段階でこの議案に対しては容認できないことから、新学校給食センターに関連した3議案については反対の意を示しておきたいと思います。 それから、マイナンバーに関する議案についてですが、これについては、大手企業へのサイバー攻撃、マルウェア感染、堺市の全有権者68万人分もの名簿の流出など、深刻な情報漏えいが毎年のように発生している中、マイナンバーの危険性については私なりにこれまでも警鐘を鳴らしてきました。 マイナンバーは、もう既に皆さん御承知のとおり、市民一人一人に一生変わらない番号が一方的に付与されていますが、例えばあるとき国保の情報とマイナンバーが一緒に漏れ、また税金の情報とマイナンバーが漏れ、さらには年金の情報とマイナンバーが漏れたとなれば、これまでつながることのなかったそれぞれの情報がマイナンバーによって連結され、その人の歩んできた人生そのものが一つの情報として一生漏えいし続けることになります。 今日本は超高齢社会となっており、この傾向はまだしばらく続くと思われますが、そうした中、県内でも高齢者が詐欺の被害に遭ったという報道が後を絶ちません。今や高齢者の7人に1人が認知症と診断されていることがありますが、特に高齢者が被害を受ける確率が高いことから、今後さらにマイナンバーの利用拡大が進み、しかもマイナンバーカードを毎日持ち歩くとすれば、どれほどリスクが高くなるかは、誰でも想像できると思います。 カードには氏名、住所、生年月日、性別、顔写真、そしてマイナンバーが記載されております。もしこれを落としたり紛失したりとられたりしたら、悪用しようと考えている者からすれば、カード1枚でこれほどの情報が一気に手に入るわけです。それまでに入手した蓄積した情報とマイナンバーで照合すれば、たちまちその人がいつ生まれ、どこの学校に行き、どこに就職し、誰と結婚、子供の名前は、これまでの病歴は、年金の受給額はと、人生そのものが把握されてしまうことになりかねません。 それでなくても、ことしに入ってからでも県内では近隣自治体である藍住町、松茂町、そして徳島市を含め多くの自治体で税額通知書が誤送付され、美馬市ではマイナンバーまでもが漏えいする事態となっております。 また、先日の新聞には、昨年1年間に県内でマイナンバーカードや通知カードを落とした、どこかに忘れたという届けが約900件近くあり、逆に落としてましたよと届けられたのが112件と報道されておりましたが、その差約800件近くは、いまだに見つかっていないということでしょうか。何とも怖い話だと思いますが、幾らこのようにシステム的に強化しようとも、ウイルスとのイタチごっこは免れず、また人の手によって管理される限りは、人的ミスは免れません。 繰り返しますが、マイナンバーについては、今後利用範囲が拡大すればさらに個人情報の全てが漏れる危険性が大きく増大します。鳴門市としても、国に言われるがままに適用範囲を広げようとすれば、鳴門市民に被害が広がります。 一方、利用拡大をするだけしておいて、情報が漏れれば申しわけありませんで仮に済ませるのであれば、余りにも無責任と言わざるを得ません。こんな危険なマイナンバーの活用を今後安易に広げることに対して、到底私としては容認することができないということから、反対の意を強く示しておきたいと思います。 以上、ぜひとも議員各位にも改めて市民に負託された議員として、これら議案の重要性を十分に考えていただきますようお願い申し上げまして私の反対討論を終わります。 ○議長(川田達司君) 以上で通告による討論は終わりました。 これをもって討論を終結いたします。 これより議案第37号、議案第38号、議案第40号及び議案第41号の4議案を一括採決いたします。 本案に対する委員長の報告はいずれも承認であります。 本案はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は、いずれも承認されました。 次に、議案第39号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は承認であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 起立多数であります。 よって本案は、承認されました。 次に、議案第42号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 起立多数であります。 よって本案は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第43号、議案第47号、議案第49号から議案第51号までの5議案を一括採決いたします。 本案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。 本案はいずれも委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 起立多数であります。 よって本案は、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、議案第44号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 起立多数であります。 よって本案は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第45号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 起立多数であります。 よって本案は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第46号、議案第48号及び議案第52号の3議案を一括採決いたします。 本案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。 本案はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、請願第20号業者婦人の働きを認めない差別的税制所得税法第56条の廃止を求める請願を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は採択であります。 本件は委員長の報告のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 起立少数であります。 よって本件は、不採択とすることに決定いたしました。    ────────────────────────────────── △日程第2 意第1号 業者婦人の働きを認めない差別的税制所得税法第56条の廃止を求める意見書 ○議長(川田達司君) 日程第2、意第1号業者婦人の働きを認めない差別的税制所得税法第56条の廃止を求める意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔1番 谷崎 徹君登壇〕 ◆1番(谷崎徹君) それでは、業者婦人の働きを認めない差別的税制所得税法第56条の廃止を求める意見書の提案理由を申し上げます。 提案理由につきましては、主に意見書の朗読をもってかえさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。 それでは、朗読いたします。 所得税法第56条は、配偶者とその親族が事業に従事したとき、対価の支払いは必要経費にしないと定められています。どんなに働いても家族従業者には、自家労賃(働き分)が社会的に認められず、ただ働きを強いられています。家族従業者の多くは業者婦人が支えています。 事業主の所得から控除される働き分は、配偶者の場合は86万円、家族の場合は50万円で、家族従業者はこのわずかな控除が所得としてみなされるため、社会的にも経済的にも全く自立できない状況となっています。所得証明がとれないことなど、一人の人間として働き分が給料として認められないことによって大きな不利益があり、後継者不足に拍車をかけています。 ドイツ、フランス、アメリカなど世界の主要国では、自家労賃を必要経費としており、日本だけが世界の進歩から取り残されています。憲法は一人一人の人格、人権を認めています。家族従業者の労働を、個人の働き分として正当に評価すべきです。 所得税法第56条は、憲法、女性差別撤廃条約、男女共同参画社会基本法、これらに違反する時代おくれの法律であります。 また、同じ労働に対して、青色と白色で差をつける制度自体が矛盾しております。家族従業者が一人の人間として人格、人権が尊重され、法のもとに平等であるために、所得税法第56条の廃止を求めます。 以上が業者婦人の働きを認めない差別的税制所得税法第56条の廃止を求める意見書提案理由説明でございます。よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(川田達司君) これより質疑に入ります。 ただいまのところ質疑の通告はありませんので、質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 ただいまのところ討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより意第1号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 起立少数であります。 よって本案は、否決されました。    ────────────────────────────────── △日程第3 諮問第1号 人権擁護委員の推薦について ○議長(川田達司君) 日程第3、諮問第1号人権擁護委員の推薦についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔市長 泉 理彦君登壇〕
    ◎市長(泉理彦君) ただいま上程されました諮問第1号人権擁護委員の推薦につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 現在人権擁護委員を務めていただいております武市良博さん及び豊原誠二さんが、本年の9月30日をもちまして任期満了となりますことから、後任の人権擁護委員の推薦につきまして、徳島地方法務局長から依頼がございました。 そこで、武市さん及び豊原さんを引き続き人権擁護委員として推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。 武市さんは、昭和23年生まれの満69歳で、現在大麻町市場にお住まいでございます。昭和47年4月に鳴門市堀江南小学校の助教諭として勤務されて以来、市内の各小学校で教頭や校長を務められ、平成21年3月に定年退職されるまで、37年間児童指導に務められてきました。また、この間、鳴門市解放センター主査、同和教育課主幹としても御活躍されており、同和教育、人権行政の推進に御尽力されました。平成23年10月に人権擁護委員として法務大臣より委嘱され、現在2期目として御活動いただいております。 次に、豊原さんは昭和26年生まれの満66歳で、現在里浦町里浦にお住まいでございます。昭和49年1月に株式会社大塚製薬工場に入社され、平成23年1月に定年退職されるまでの間、37年間勤務されました。在職中は、工場の操業責任者として、本市の産業振興分野で重責を担われ、そのリーダーシップはもちろん、温厚な人柄や職務に対する熱意から、周囲の方々から高い人望を得ています。退職後は、子供のいじめ問題や児童虐待、DV問題等、子供や女性など社会的弱者と言われる人々の人権問題に深い関心を寄せられております。平成26年10月に人権擁護委員として法務大臣より委嘱され、現在1期目として御活動いただいております。 このように、お二人とも人格申し分なく、人権擁護委員として適任者であると考えておりますので、議員皆様方の満場一致の御賛同を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(川田達司君) お諮りいたします。 本案については、正規の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は、正規の手続を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより諮問第1号を採決いたします。 本案は同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は、同意されました。    ────────────────────────────────── △日程第4 同意第2号 農業委員会委員の任命について ○議長(川田達司君) 日程第4、同意第2号農業委員会委員の任命についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔市長 泉 理彦君登壇〕 ◎市長(泉理彦君) ただいま上程されました同意第2号農業委員会委員の任命につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 本市の農業委員会委員の任期が本年の7月19日をもちまして満了となります。農業委員会委員の任命に当たっては、農業委員会等に関する法律第9条第1項の規定に基づき、あらかじめ農業者、農業者の組織する団体、その他の関係者に対し、候補者の推薦を求めるとともに、委員になろうとする者の募集を行うこととされておりますことから、平成29年1月10日から2月9日までの間、農業委員会委員候補者の推薦を求めるとともに、公募を行いました。 推薦、応募いただきました方につきましては、外部有識者等で組織される鳴門市農業委員会委員候補者評価委員会において御審議いただき、3月19日に20名の方について農業委員会委員候補者とすることが適当であるとの報告を受けました。 そこで、同候補者を農業委員会委員に任命するに当たりまして、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により議会の同意を求めるものでございます。 今回任命いたしたいと考えております20名の方につきましては、大麻町池谷にお住まいの谷口清美さん、大麻町市場にお住まいの小田常雄さん、大麻町松村にお住まいの木下 茂さん、大麻町牛屋島にお住まいの柴田精治さん、大麻町川崎にお住まいの齋藤はつ子さん、大麻町川崎にお住まいの八木健治さん、大麻町板東にお住まいの手塚弘二さん、撫養町南浜にお住まいの松村多美子さん、瀬戸町中島田にお住まいの小川 利さん、北灘町折野にお住まいの大西善郎さん、鳴門町土佐泊浦にお住まいの向 栄治さん、大津町徳長にお住まいの金田善雄さん、大津町矢倉にお住まいの藤本詳治さん、大津町木津野にお住まいの増金義文さん、大津町大代にお住まいの長谷目 隆さん、大津町段関にお住まいの仲須眞理さん、里浦町粟津にお住まいの中井 弘さん、里浦町粟津にお住まいの林 博子さん、里浦町里浦にお住まいの板東幸雄さん、大津町大幸にお住まいの濱堀秀規さんです。 以上20名の方は、本市の農業委員会委員として適任であると考えております。どうか議員皆様方の満場一致の御賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(川田達司君) お諮りいたします。 本案については、正規の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は、正規の手続を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより同意第2号を採決いたします。 本案は同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は、同意されました。    ────────────────────────────────── △日程第5 同意第3号 固定資産評価審査委員会委員の選任について ○議長(川田達司君) 日程第5、同意第3号固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔市長 泉 理彦君登壇〕 ◎市長(泉理彦君) ただいま上程されました同意第3号固定資産評価審査委員会委員の選任につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 現在、固定資産評価審査委員会委員をお願いいたしております仲須眞理さんから、一身上の都合により今月末をもって職を辞したいとの申し出がございました。 そこで、仲須さんの後任を選任するに当たりまして、地方税法第423条第3項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。 仲須さんの後任につきましては、齋藤倫子さんを選任いたしたいと考えております。 齋藤さんは、昭和16年生まれの満76歳で、現在大津町段関にお住まいでございます。長らく地元で農業に従事され、平成18年3月に認定農業者に認定されるとともに、平成29年1月からは、鳴門地域交通安全活動推進委員として、交通安全の確保について住民の理解を深めるための活動に尽力されております。 このように、見識、人格いずれも申し分なく、本市の固定資産評価審査委員会委員として適任であると考えております。どうか議員皆様方の満場一致の御賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(川田達司君) お諮りいたします。 本案については、正規の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は、正規の手続を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより同意第3号を採決いたします。 本案は同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は、同意されました。    ────────────────────────────────── △日程第6 選第1号 徳島県後期高齢者医療広域連合議員の選挙について ○議長(川田達司君) 日程第6、選第1号徳島県後期高齢者医療広域連合議員の選挙を行います。 議場の閉鎖を命じます。     〔議場閉鎖〕 ただいまの出席議員数は、22人であります。 お諮りいたします。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に     叶 井 克 典 君     大 石 美智子 君     浜   盛 幸 君の3人を指名いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって立会人に     叶 井 克 典 君     大 石 美智子 君     浜   盛 幸 君の3人を指名いたします。 投票用紙を配付いたさせます。     〔投票用紙配付〕 投票用紙の配付漏れはありませんか。     〔「なし」と言う者あり〕 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。     〔投票箱点検〕 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。 投票は単記無記名であります。点呼に応じて、投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、順次投票を願います。 点呼を命じます。     〔事務局長点呼〕     〔投  票〕 投票漏れはありませんか。     〔「なし」と言う者あり〕 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 開票を行います。 立会人の立ち会いを願います。     〔開  票〕 選挙の結果を報告いたします。 投票総数 22票 これは、先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち   有効投票 22票   無効投票 0票 有効投票中   山 根   巌 君 13票   宅 川 靖 次 君 5票   川 田 達 司 君 3票   上 田 公 司 君 1票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は6票であります。 よって山根 巌君が徳島県後期高齢者医療広域連合議員に当選されました。 議場の閉鎖を解きます。     〔議場閉鎖解除〕 ただいま徳島県後期高齢者医療広域連合議員に当選されました山根 巌君が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定による告知を行います。     〔当選告知書授与〕    ────────────────────────────────── △日程第7 常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続審査及び継続調査について ○議長(川田達司君) 日程第7、常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続審査及び継続調査についてを議題といたします。 本件については、各常任委員長及び議会運営委員長から閉会中の継続審査及び継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。 各常任委員長及び議会運営委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査及び継続調査に付することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本件については、閉会中の継続審査及び継続調査に付することに決しました。 以上をもって今期定例会に付議されました事件は、継続審査に付されたものを除き全て議了いたしました。 市長から御挨拶がございます。     〔市長 泉 理彦君登壇〕 ◎市長(泉理彦君) それでは、第2回定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 議員各位におかれましては、去る6月8日から本日までの20日間にわたりまして、終始熱心に御審議を賜り、まことにありがとうございました。 また、提出いたしました各議案につきましては、全て原案どおり可決いただき、重ねて厚くお礼を申し上げる次第でございます。 一般質問及び委員会審査を通じまして、皆様方から賜りました御意見、御提言につきましては、これを真摯に受けとめて、今後の市政運営に生かしてまいる所存であります。 特に、今回提出させていただきました議案のうち、特別職の指定に関する議案につきましては、多くの御意見等をいただきました。私といたしましては、議員皆様方からいただきました御意見なども十分に踏まえながら、本市が直面する諸課題に積極的にチャレンジできる体制を整え、あらゆるチャンスを逃さないよう、可能な限り速やかに以後の手続を進めてまいりたいと考えております。どうか今後におきましても御指導、御助言を賜りますようお願い申し上げます。 さて、ボートレース鳴門におきましてSG第27回グランドチャンピオン決定戦競走を6月20日から25日までの6日間にわたり開催いたしました。開催期間中の入場者数は1万7,970人以上、舟券売り上げは92億円以上となり、目標に掲げておりました売り上げ90億円を上回ることができ、節間最高売り上げを達成いたしました。 SGレース開催期間中は、レスリングの吉田沙保里選手を初め、著名人のステージイベントやライブ配信サイトのイベント中継、全国B級グルメフェアの開催など、多彩な企画を実施いたしました。 また、場内にうずしお観光協会から観光ボランティアガイドを派遣していただき、鳴門の歴史・文化や観光施設を御案内するなど、ボートレースだけではない鳴門の魅力をPRするとともに、ボートレース鳴門が支援団体として登録している子供虐待防止のシンボルでありますオレンジリボンの啓発パネル展も開催いたしました。 今回のSGレースは、全国のボートレースファンの皆様にボートレース鳴門を宣伝する機会であったとともに、本市の歴史・文化をPRする絶好の機会となりました。 次に、徳島ヴォルティスについてでありますが、今週末の7月1日に、鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムに愛媛FCを迎え撃ち、四国ダービーが開催されます。当日は徳島県民デーとなっており、県内在住の小・中・高校生は無料でホームゲームを観戦することができます。ファンの皆様はもちろん、この機会に今までスタジアムで試合を観戦したことがない市民の皆様にもスタジアムにお越しいただき、選手に熱い声援を送っていただけますようお願いいたします。 次に、7月末から8月に開催を予定しております市制施行70周年記念事業についてであります。 まず、7月30日には、ボートレース鳴門において第1回海上大運動会を初開催いたします。当日は、自分たちでつくったペットボトルのボートでタイムを競い合うペットボトルレース、海上に並べた発泡スチロールの板の上を走り、距離を競う海上激走バトルなどを開催いたします。7月10日までボートレース鳴門のウエブサイトから応募することができますので、たくさんの方の御応募をお待ちしております。 次に、8月3日から8日まで、日中友好交流推進事業といたしまして、友好都市である張家界市とともに、中国北京市で開催される日中友好交流都市中学生卓球交歓大会に参加をいたします。この大会は、日中国交正常化45周年を記念し開催されるもので、スポーツ交流を通した青少年の友好交流の輪を広げることを目的とするものでございますので、この大会を契機とし、本市と張家界市との親交をさらに深めるとともに、日中友好交流のさらなる推進を期待しております。 次に、本市の夏の一大イベントであります鳴門市納涼花火大会と鳴門市阿波おどりが行われます。ことしの鳴門市納涼花火大会は、70周年にちなみ7,000発の花火で鳴門の夜空を彩ります。また、今回鳴門市納涼花火大会用特別演出といたしまして、大会前に撫養川を2艇のモーターボート競走用ボートが走る演出を行います。ふだんボートレースになじみがない方も、ぜひとも身近でごらんいただき、ボートレースの魅力を感じていただければと思います。 そして、8月9日から11日まで鳴門市阿波おどりが開催されます。9日には、70周年を記念いたしまして、国内親善都市である群馬県桐生市から桐生八木節おどりを10年ぶりに招聘し、たるを打つリズムと軽やかな笛の音色を基調とした魅力あふれる踊りを御披露していただきますので、阿波おどりとは一味違う魅力をお楽しみください。 最終日の8月11日の13時からは、吉本興業とのタイアップイベントとして、お笑い芸人のCOWCOWなどが出演するこどもフェス お笑い秘密基地in鳴門を四国で初めて鳴門市文化会館で開催いたします。子供から大人まで楽しめる内容となっておりますことから、御家族そろって御参加いただければと考えております。 次に、8月24日には、株式会社かんぽ生命保険、NHK及びNPO法人全国ラジオ体操連盟が共同で主催する平成29年度夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会が、鳴門ウチノ海総合公園で開催されます。総勢約1,000人で元気よく盛大にラジオ体操を実施いたしますので、ぜひ幅広い年代の皆様に御参加いただければと思います。 次に、8月末には、鳴門市民デーとして、鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムにて、徳島ヴォルティスのホームゲームが開催されます。鳴門市民の方は優待料金で、特に小・中・高校生は無料でホームゲームを観戦することができますので、7月1日の県民デーとあわせてこちらにも御来場いただきますようお願い申し上げます。 今後も70周年記念事業といたしまして、市民の皆様にお楽しみいただけるイベント等を開催してまいります。 最後になりましたが、議員皆様方におかれましては、くれぐれも御健康に十分御留意の上、ますます御活躍されますよう御祈念を申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。     〔議長 川田達司君登壇〕 ○議長(川田達司君) 平成29年第2回定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 今期定例会は去る6月8日より本日までの20日間にわたりまして本会議、各常任委員会におきまして、請願も含め終始熱心に御審議をいただいた結果、本定例会に上程された案件は全て議了をいたしました。 また、各議案の審査に当たりましては、市長を初め理事者各位におかれましては、常に真摯な態度をもって審議に御協力いただきまして、感謝申し上げます。 なお、審議の過程におきましてさまざまな意見並びに事務執行に対する提言がございましたが、理事者の皆様方におかれましては、こうした声を今後の市政に十分反映をしていただきますようお願いをしておきたいと思います。 最後となりますが、いよいよ梅雨本番の時期となりました。皆様方におかれましては、健康に十分留意されまして、さらなる御活躍を御祈念申し上げまして閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。御審議ありがとうございました。     〔議長 議長席に着く〕 ○議長(川田達司君) これをもって平成29年第2回定例会を閉会いたします。     午前11時30分 閉会    ──────────────────────────────────地方自治法第123条第2項の規定による署名者  鳴門市議会 議 長  鳴門市議会副議長  会議録署名 議 員  会議録署名 議 員...