平成27年 5月
定例会(第2回) 平成27年
鳴門市議会会議録 (第14号) 平成27年6月16日(会期20日中第20日目) 議 事 日 程 第 5 号 諸般の報告第1 議案第53号
専決処分の承認について(平成26年度鳴門市
一般会計補正予算(第7号)) 議案第54号
専決処分の承認について(鳴門市
税賦課徴収条例等の一部改正について) 議案第55号
専決処分の承認について(鳴門市
国民健康保険条例の一部改正について) 議案第56号
専決処分の承認について(鳴門市
介護保険条例の一部改正について) 議案第57号 平成27年度鳴門市
一般会計補正予算(第1号) 議案第58号 鳴門市職員の再任用に関する条例の一部改正について 議案第59号 鳴門市
税賦課徴収条例の一部改正について 議案第60号 鳴門市
手数料徴収条例の一部改正について 議案第61号 徳島県
市町村総合事務組合規約の変更について 請願第 9号 安全・安心の医療・介護の実現と
夜勤改善・
大幅増員を求める
請願書 委員長報告 質疑 討論 採決第2 意第 4号
学校施設環境整備等に係る
財源措置の充実を求める
意見書 提案理由説明 質疑 討論 採決第3 同意第 2号 副市長の選任について
提案理由説明 質疑 討論 採決第4 同意第 3号
教育長の任命について
提案理由説明 質疑 討論 採決第5
常任委員会及び
議会運営委員会の閉会中の
継続調査について ────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件 諸般の
報告日程第1 議案第53号から議案第61号、請願第9号
委員長報告 質疑 討論
採決日程第2 意第4号
提案理由説明 質疑 討論
採決日程第3 同意第2号
提案理由説明 質疑 討論
採決日程第4 同意第3号
提案理由説明 質疑 討論
採決日程第5
常任委員会及び
議会運営委員会の閉会中の
継続調査について ────────────────────────────────── 出 席 議 員 (22名) 議長 藤 田 茂 男 君 1番 三 津 良 裕 君 2番 松 浦 富 子 君 3番 東 正 昇 君 4番 川 田 達 司 君 5番 潮 崎 焜 及 君 6番 橋 本 国 勝 君 7番 東 谷 伸 治 君 8番 上 田 公 司 君 9番 叶 井 克 典 君 10番 秋 岡 芳 郎 君 11番 圃 山 俊 作 君 12番 浜 盛 幸 君 13番 林 勝 義 君 14番 平 塚 保 二 君 15番 大 石 美 智 子 君 16番 佐 藤 絹 子 君 17番 野 田 粋 之 君 18番 宮 崎 光 明 君 19番 山 根 巌 君 20番 谷 崎 徹 君 21番 宅 川 靖 次 君 ────────────────────────────────── 説明のため出席した者 市長 泉 理 彦 君 副市長 平 野 悦 男 君
企業局長 山 内 秀 治 君 政策監 三 木 義 文 君
事業推進監(
地方創生担当)兼
企画総務部長 市民環境部長 喜 馬 俊 文 君 林 泰 右 君
健康福祉部長兼
福祉事務所長 経済建設部長 黒 川 靖 夫 君 米 里 栄 之 君
消防長 榊 孝 典 君
企業局次長 花補佐 憲 二 君
企画総務部理事兼
危機管理局長 市民環境部環境局長 稲 江 敏 郎 君 満 壽 良 史 君
経済建設部経済局長 広 瀬 高 君
企画総務部 総務課長 西 上 昭 二 君
財政課長 竹 田 仁 伸 君
教育長 近 藤 芳 夫 君
教育次長 荒 川 雅 範 君
監査委員事務局長澤 口 敬 明 君
選挙管理委員会事務局長 平 岡 俊 司 君
農業委員会事務局長 山 本 義 明 君 ──────────────────────────────────
議会事務局職員出席者 事務局長 近 藤 伸 幸 次長 米 澤 栄 作 主査 杢 保 マユミ 係長 板 東 政 則 書記 平 岡 秀 憲 ────────────────────────────────── 午前10時 開議
○議長(
藤田茂男君) これより本日の会議を開きます。 日程に入るに先立ち、諸般の報告を申し上げます。 まず、
総務文教委員会から
学校施設環境整備等に係る
財源措置の充実を求める
意見書が提出されております。 次に、市長よりお手元に配付のとおり、
追加議案の
提出通知がありました。 諸般の報告は以上のとおりであります。 これより本日の日程に入ります。 本日の
議事日程は、お手元へ配付の
議事日程表のとおりであります。 朗読は省略いたします。 ──────────────────────────────────
△日程第1 議案第53号
専決処分の承認について(平成26年度鳴門市
一般会計補正予算(第7号)) 議案第54号
専決処分の承認について(鳴門市
税賦課徴収条例等の一部改正について) 議案第55号
専決処分の承認について(鳴門市
国民健康保険条例の一部改正について) 議案第56号
専決処分の承認について(鳴門市
介護保険条例の一部改正について) 議案第57号 平成27年度鳴門市
一般会計補正予算(第1号) 議案第58号 鳴門市職員の再任用に関する条例の一部改正について 議案第59号 鳴門市
税賦課徴収条例の一部改正について 議案第60号 鳴門市
手数料徴収条例の一部改正について 議案第61号 徳島県
市町村総合事務組合規約の変更について 請願第 9号 安全・安心の医療・介護の実現と
夜勤改善・
大幅増員を求める
請願書
○議長(
藤田茂男君) 日程第1、議案第53号から議案第61号までの9議案及び請願1件を
一括議題といたします。 本件については、それぞれ所管の
常任委員会に付託してありますので、この際、
委員長の報告を求めます。 まず、
総務文教委員長より報告を求めます。 〔1番
三津良裕君登壇〕
◆1番(
三津良裕君)
総務文教委員長報告を申し上げます。
今期定例会で当
委員会に付託されました案件は、議案第54
号専決処分の承認について(鳴門市
税賦課徴収条例等の一部改正について)
外議案3件であります。 当
委員会は、去る6月8日に
委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、議案1件については承認、また議案3件についてはそれぞれ原案のとおり可決すべきと決しました。 以下、審査の概要について御報告申し上げます。 まず、議案第54
号専決処分の承認について(鳴門市
税賦課徴収条例等の一部改正について)であります。
地方税法等の改正に伴い、
軽自動車税の
特例措置の見直し、
ふるさと納税の
特例控除額の拡充や
申請手続の
簡素化、
固定資産税等の
負担調整措置の延長など、所要の改正を行うものであり、事務の執行上急を要したため、
地方自治法第179条第1項の規定に基づき
専決処分したものでありました。
理事者からは、今回の
税制改正は、
地方税法等の一部について所要の改正が行われたことに伴い
条例改正を行うものであり、現下の
経済情勢を踏まえ、
デフレ脱却、
経済再生をより確実なものとし、
地方創生に取り組むとともに、
成長志向に重点を置いた
税制抜本改革を実施するものである等の説明を受けました。 委員からは、
制度改正による市税収への
影響額についての質疑があり、
理事者からは、
影響額についてはあくまで現時点での試算ではあるが、平成28年度では1年間で1,700万円程度の増収との見込みが示されました。 委員からは、窓口での混乱を避けるためにも、市民の方に対する周知を十分に行ってほしいとの要望がありました。
委員会では、議案第54号について採決の結果、
全会一致で承認すべきと決しました。 次に、議案第58
号鳴門市職員の再任用に関する条例の一部改正についてであります。 今回の改正は、公務員の
共済年金を
厚生年金に統一するため、
被用者年金制度の一元化を図るための
厚生年金保険等の一部を改正する法律の施行に伴い、字句及び
引用条項の整理を行う等の説明を受けました。
委員会では、議案第58号について採決の結果、
全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第59
号鳴門市
税賦課徴収条例の一部改正についてであります。 今回の改正は、近年では手軽に
鉱泉浴場に入湯する
日帰り入湯へのニーズが高まるなど、
社会情勢や
生活スタイルが変化したため、
日帰り入湯客と宿泊客との
入湯税のあり方や市内の
温泉施設の誘客や
企業誘致の促進、また
地域住民の
健康増進を図る観点から、時代に即した
入湯税のあり方を見直すこととし、鳴門市
税賦課徴収条例について所要の改正を行うものでありました。
委員会では、議案第59号について採決の結果、
全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第61号徳島県
市町村総合事務組合規約の変更についてであります。 徳島県
市町村総合事務組合は、
県内市町村や一部
事務組合などの団体で構成されており、当
事務組合を構成しておりました板野郡
西部学校給食組合が平成27年3月31日に解散いたしましたので、これに伴いまして所要の変更を行うものでありました。
委員会では、議案第61号について採決の結果、
全会一致で原案を了といたしました。 以上が当
委員会の
審査概要であります。よろしく御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
藤田茂男君) 次に、
生活福祉委員長より報告を求めます。 〔8番
上田公司君登壇〕
◆8番(
上田公司君)
生活福祉委員長報告を申し上げます。
今期定例会で当
委員会に付託されました案件は、議案第55
号専決処分の承認について(鳴門市
国民健康保険条例の一部改正について)
外議案2件であります。 また、
継続審査となっておりました請願1件も議題といたしました。 当
委員会は、去る6月9日に
委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、議案3件についてはいずれも原案のとおり可決すべきと決しました。 また、請願1件については、お手元へ配付の
請願審査結果
報告書のとおりでございます。 以下、審査の概要について御報告申し上げます。 まず、議案第55
号専決処分の承認について(鳴門市
国民健康保険条例の一部改正について)でありますが、
国民健康保険法及び施行令の一部改正が行われ、
国民健康保険料賦課限度額の
引き上げ及び
保険料軽減世帯の拡大、
財政基盤強化策の
恒久化のため所要の改正を行ったものであり、
事務執行上急を要したため、
地方自治法第179条第1項の規定により
専決処分したものでありました。 委員からは、所得の高い方の
国民健康保険料賦課限度額を
引き上げるかわりに
保険料の
軽減制度のうち5割軽減、2割軽減の方の人数をふやすということでよいのか、また
制度改正の周知をどのように行うのかについて質疑があり、
理事者からは、
国民健康保険料賦課限度額の
引き上げ及び
保険料軽減世帯の拡大の趣旨はそのとおりであり、周知については、6月号の
市広報紙、
市公式ウエブサイトで周知するとともに、今後発送する
納付書と一緒に平成27年度の
保険料等を周知する文書を同封するとのことでした。 また、委員からは、
財政基盤強化策の
恒久化のうち、
保険財政共同安定化事業について、平成26年度まではレセプト1件30万円以上の
医療費を対象として
市町村間の
費用負担を調整していたが、平成27年度から1円以上にすることについて
市町村からの
拠出金が変動する
可能性について質疑があり、
理事者からは、各
市町村の
支出状況が正確に把握されるようになり、
拠出金額により明確に反映されることになるとの説明を受けました。 また、委員からは、
国民健康保険の被
保険者には
年金生活者や非
正規雇用者の割合が高く、国にこれ以上の
負担増とならないよう要望していかなくてはならないのではとの意見がありました。
委員会では、採決の結果、賛成多数で承認すべきと決しました。 次に、議案第56
号専決処分の承認について(鳴門市
介護保険条例の一部改正について)でありますが、
介護保険法施行令の一部改正が行われ、低
所得者の
介護保険料の
軽減強化についての実施やその内容が確定したため、所要の改正を行ったものであり、
事務執行上急を要したため、
地方自治法第179条第1項の規定により
専決処分したものでありました。 委員からは、第5期
計画期間における
保険料と比較して第6期
計画期間の
保険料が大幅に上昇したが、もう少し緩やかにできなかったのかについて質疑があり、
理事者からは、
基準額が20%上昇して5,760円となった要因として、第4期
計画期間から第5期
計画期間については
基準額を据え置いたことや、
介護給付費準備基金が枯渇したためとの説明を受けました。
委員会では、採決の結果、
全会一致で承認すべきと決しました。 次に、議案第60
号鳴門市
手数料徴収条例の一部改正についてでありますが、平成27年10月より
社会保障・
税番号制度に関する
マイナンバー制度が開始されることに伴い、
通知カード及び
個人番号カードの再
発行手数料を定め、
住民基本台帳カードの
発行手数料の規定を削除するものでありました。
委員会では、
マイナンバー制度に直接関係する
通知カード及び
個人番号カードと現在の
住民基本台帳カード、なると
市民カードとの関連について確認を行いました。 委員からは、
マイナンバー制度の市民への
周知方法について質疑がありました。
理事者からは、国もパンフレットや
新聞等で積極的に
広報活動を行っており、市としては
広報紙や
テレビ広報、
市公式ウエブサイト等を通じて周知を行うとの説明がありました。 委員からは、
高齢者の方などは特に制度を理解しがたいと思われるため、
民生委員児童委員や連絡所での
相談対応や
自治振興会の会合にも出向いて制度の説明を行い、市民に不安を与えないように周知徹底してほしいとの要望がありました。
理事者からは、
まちづくり出前市長室などでも制度の説明を行うことを今後検討し、制度の詳細が決まり次第、積極的に市民へ
情報発信を行い、市民に安心していただけるよう努めていきたいとのことでした。 委員からは、市独自の広報をもっと積極的に行い、制度の周知にはある程度の時間がかかるため、早目に予算化し計画的に行うべきとの意見がありました。
委員会では、採決の結果、
全会一致で原案を了といたしました。 以上が当
委員会の
審査概要であります。よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
藤田茂男君) 次に、
予算決算委員長より報告を求めます。 〔7番
東谷伸治君登壇〕
◆7番(
東谷伸治君)
予算決算委員長報告を申し上げます。
今期定例会で当
委員会に付託されました議案は、議案第53
号専決処分の承認について(平成26年度鳴門市
一般会計補正予算(第7号))
外議案1件であります。 当
委員会は、5月28日及び6月5日に
委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、議案1件については承認、また議案1件については原案のとおり可決すべきと決しました。 以下、審査の概要について御報告申し上げます。 まず、議案第53
号専決処分の承認について(平成26年度鳴門市
一般会計補正予算(第7号))でありますが、歳入については、
地方譲与税、各
交付金、
地方交付税、
国庫補助金及び市債の額が確定したため、また歳出については、
国庫補助金の決定に伴う
事業費の減額及び不要となる予備費の減額を行うとともに、剰余額を
減債基金に積み立てたことに伴い所要の補正を行ったものであること、また次年度への繰り越しを予定する事業について、
国庫補助金の決定に伴う
子育て応援商品券交付事業の計上など
繰越明許費を追加で設定したものであり、
事務執行上急を要したことから、
地方自治法第179条第1項の規定により
専決処分したものでありました。 委員からは、
国庫支出金の平成25年度
決算額と平成26年度
予算額を比較した場合、平成26年度
予算額が約5億円ほど少ないことについて質疑があり、
理事者からは、
施設耐震化事業の
進捗等が影響したこともあるが、平成25年度は地域の
元気臨時交付金等の経済対策的な
臨時交付金等があったことが大きかったのではとの説明を受けました。
委員会では、採決の結果、
全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第57号平成27年度鳴門市
一般会計補正予算(第1号)でありますが、歳入については、
国庫補助金として
過疎地域等自立活性化推進交付金について国の内示を受け、
臨時福祉給付金給付事業補助金、
臨時特例給付金給付事業補助金については、国の
配分見込みにより、
県補助金として、
男女共同参画推進事業が国から内定を受け、繰越金として、前年度からの繰越金について、雑入として、
地域活性化センター助成金の採択を受けたため、歳出については、
国庫補助金を財源として
過疎地域等集落ネットワーク圏形成支援事業補助金、
臨時福祉給付金給付事業補助金、
臨時特例給付金給付事業補助金、
県補助金等を財源として
女性政策推進に係る費用として、雑入である
地域活性化センター助成金を財源として
地域活性化の
活動拠点整備に対する
補助金について所要の補正を行ったものでありました。
繰越明許費については、
黒崎幼稚園耐震化推進事業の年度内の完了が困難なことから設定するものであり、
債務負担行為については、
指定管理者選定に向け、
青少年会館及び市場・
川崎児童館指定管理費について設定するものでありました。
委員会では、採決の結果、
全会一致で原案を了といたしました。 以上が当
委員会の
審査概要であります。よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
藤田茂男君) 以上で各
常任委員長の報告を終わります。 これより質疑に入ります。 ただいまのところ質疑の通告はありませんので、質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 通告がありますので、発言を許可いたします。 〔8番
上田公司君登壇〕
◆8番(
上田公司君) それでは、議案第54
号専決処分の承認について(鳴門市
税賦課徴収条例等の一部改正について)、議案第55
号専決処分の承認について(鳴門市
国民健康保険条例の一部改正について)、議案第56
号専決処分の承認について(鳴門市
介護保険条例の一部改正について)、議案第60
号鳴門市
手数料徴収条例の一部改正についての4議案について反対の立場で討論をしていきたいと思います。 まずは、
マイナンバー制度に関連したことについて述べていきたいと思いますが、これについては、昨年度既に
関連議案に関しての
反対討論の際にも、
マイナンバー制度導入で
個人情報が1つの番号で一括管理されることによって多大なる
個人情報の漏えいや被害が懸念されることを指摘しました。 そして、その際、
通信教育大手による大量の
顧客情報流出事件を取り上げ、
セキュリティーに関する
危険性について、今回のケースとは持ち出しという点で違いはあれど、指摘をさせていただいておりました。 そして、今回またもや
セキュリティーの甘さによって
日本年金機構が
サイバー攻撃を受け、
個人情報約125万件もが流出するといった事件が発生しました。しかも
情報流出の
該当者は何と50万人を超える規模となることが判明し、
人数ベースでも大量の情報が流出したことになります。今回流出した
個人情報は、
基礎年金番号、氏名、生年月日、住所の4種類、4情報全てが流出した
該当者は42都道府県に広がっております。 そしてさらに、6月10日には
東京商工会議所において所内の端末が
マルウェアに感染し、情報が漏えいした
可能性があると報道されました。この際、これも流出したとされる情報は、氏名、
電話番号、住所、メールアドレス、会社名の5種類で、最大1万2,139人分の
個人情報が流出したとも言われております。 専門家からは、
セキュリティー問題に関しては手口が巧妙化し、悪意ある
攻撃者からの、
にせものメールかどうかを確実に判断することは非常に困難だと。その
危険性については、これまでにも幾度となく指摘されてきていたにもかかわらず、ずさんな管理とその後の対応のまずさでさらに被害を増大させる事態となってしまいました。 そして、その結果、今回の漏えいの影響と考えられる不審な電話は、昨日までで313件にも及び、実際に被害も発生してしまいました。 しかし、こういった
セキュリティーと管理の甘さは、決して今回だけのことではないはずです。今後もさらにそれらについて甘い対応をしている機関からは同じことが起きる
危険性はかなりの確率で考えられます。ただでさえ100%防ぐことは絶対無理なのに、その対応さえもいいかげんなまま機械的に慌てて導入する必要性がどこにあるのか。しかも、国民の約7割がその制度について実質的に知らず、また
国民生活がさまざまな
負担増で限界的になってきている今、莫大な税金を投入して厳しい
国民生活よりも優先されることに、国民の皆さんはどう思われるんでしょうか。 私は、こういったはかり知れない
危険性がまだまだ潜んでいること、実際に被害が出ていること、そしてしっかりとした対応策が確保されていないこと、さらには国民の7割もの方が実質的に知らないまま莫大な税金を投入することに大きな疑問を感じますし、国民がそれを求めているとは到底思えません。 私としては、こういった状況下で
マイナンバーに関連した議案を市に対して無責任に進めよとは議員としては到底言うことなどできませんので、この
マイナンバー制度に関連した議案について反対の意を示すこととしました。 それから、
国民健康保険に関する議案ですが、そもそも国保の財政難と
保険料高騰を招いた
根本原因は、
国庫負担の
引き下げにあります。
歴代政権は、過去の
国保法の改悪で
医療費に対する
国庫負担率の
引き下げを初め、国保に対する国の責任を次々と後退させてきました。こうした
国庫負担の削減が
国保世帯の
貧困化と同時に進んだことが、事態をより一層深刻にしております。 今や
国保制度は、非
正規労働者を初めとした低
所得者と
年金生活など無職の方が多くを占めております。しかしながら、
歴代政権は、先ほども述べたように、
国庫負担を削減し続け、
国保世帯の
構造的変化、
貧困化のもとでもそれを見直そうとしませんでした。この二重の
政治的失策により、財政難、
保険料高騰、滞納増という悪循環に陥っているのです。 これらにより、国保は住民の
医療保障という本来の役割を大きく後退させ、逆に重い負担や苛酷な
滞納回収で住民の生活と健康、命まで脅かすという本末転倒が広がっております。 これまでもそうですが、被
保険者間で負担をやりくりすることで
負担増を回避しようとする方針は、
抜本的改革を先送りするだけですし、市としても
政令改正にあわせて手をかすことにつながるだけで、何ら根本的な解決には至らないことは明らかですから、これについても反対の意を示すこととしました。 それから、
介護保険制度に関してですが、これについてもこれまでさんざんその制度の不備や
保険料の
負担増、利用者サービスの切り捨てなどの問題点についてを指摘し、改善を求めてきておりますが、これについても目先のごまかし、やりくりではもはや制度としての本来の役割を果たすことができないレベルとなってしまっております。 そんな状態で、結局全体としてさらなる負担を市民に押しつけるだけとなるような議案に対して、私としてはこれも認めるわけにいきませんので、反対の意を示すこととしました。 以上、特にその反対する理由を示しておきたい内容について述べましたが、やはり今後の市民の安心・安全な生活状況の確保を考えると、今の状態のままこれら議案についてこのまま進めることに到底賛同することはできないということを重ねて申し上げて私の
反対討論を終わります。
○議長(
藤田茂男君) 以上で通告による討論は終わりました。 これをもって討論を終結いたします。 これより議案第54号及び議案第56号の2議案を一括採決いたします。 本案に対する
委員長の報告はいずれも承認であります。 本案はいずれも
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立多数であります。 よって本案は、いずれも承認することに決定いたしました。 次に、議案第55
号専決処分の承認について(鳴門市
国民健康保険条例の一部改正について)を採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は承認であります。 本案は
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立多数であります。 よって本案は、承認することに決定いたしました。 次に、議案第53
号専決処分の承認について(平成26年度鳴門市
一般会計補正予算(第7号))を採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は承認であります。 本案は
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は、承認することに決定いたしました。 次に、議案第60
号鳴門市
手数料徴収条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は原案可決であります。 本案は
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立多数であります。 よって本案は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第57号から議案第59号まで及び議案第61号の4議案を一括採決いたします。 本案に対する
委員長の報告はいずれも原案可決であります。 本案はいずれも
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、請願第9号安全・安心の医療・介護の実現と
夜勤改善・
大幅増員を求める
請願書を採決いたします。 本件に対する
委員長の報告は不採択でありますので、原案について採決いたします。 本件は採択することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立少数であります。 よって本件は、不採択とすることに決定いたしました。 ──────────────────────────────────
△日程第2 意第4号
学校施設環境整備等に係る
財源措置の充実を求める
意見書
○議長(
藤田茂男君) 日程第2、意第4号
学校施設環境整備等に係る
財源措置の充実を求める
意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 〔1番
三津良裕君登壇〕
◆1番(
三津良裕君)
学校施設環境整備等に係る
財源措置の充実を求める
意見書の
提案理由説明を申し上げます。 提案理由につきましては、
意見書案の朗読をもってかえさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。 それでは、朗読いたします。 公立の義務教育諸学校等施設の整備に関する施設整備基本方針において、学校施設の耐震化については、平成27年度末までのできるだけ早い時期に完了させるとの目標が示され、国庫補助率のかさ上げ等の財政支援により、全国的に耐震化が推進されてきたところであります。 しかしながら、各自治体の置かれた状況は一様ではなく、耐震診断により改築が必要となる場合や入札不調、技術者不足など、期限までに耐震化が終えられない、あるいは想定以上に
事業費が増加する事例が生じており、補助率かさ上げ措置の終了や予算枠不足は耐震化の推進に多大な影響を及ぼすものと考えられます。 また、学校給食施設等関連施設の耐震化や改築については、近年
補助金需要が急増しているものの、十分な予算確保がなされず、補助採択がおくれる状況が生まれております。学校給食施設は、校舎改築にあわせて一体的に整備する場合や、災害発生時の市民向けの炊き出し等の機能もあり、国の財政措置のおくれは給食供給の停止や防災対策のおくれにつながりかねないものと危惧いたしております。 以上により、国においては次の事項について特段の措置を講じるよう強く要望いたします。 1、学校施設環境改善
交付金について、各団体の実情を考慮し、耐震化に係る補助率かさ上げ措置を継続するとともに、学校給食施設整備における
補助金の十分な予算枠を確保すること。 以上が
学校施設環境整備等に係る
財源措置の充実を求める
意見書の
提案理由説明でございます。よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
藤田茂男君) これより質疑に入ります。 ただいまのところ質疑の通告はありませんので、質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 本案については、
地方自治法第109条第6項の規定による
総務文教委員会からの提出議案でありますので、会議規則第37条第2項の規定により
委員会に付託しないことといたします。 これより討論に入ります。 ただいまのところ討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより意第4号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立多数であります。 よって本案は、原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 ただいま意第4号が議決されましたが、字句の整理、提出先については議長に委任されたいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって字句の整理、提出先は議長に委任することに決しました。 ──────────────────────────────────
△日程第3 同意第2号 副市長の選任について
○議長(
藤田茂男君) 日程第3、同意第2号副市長の選任についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 〔市長 泉 理彦君登壇〕
◎市長(泉理彦君) ただいま上程されました同意第2号副市長の選任につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 このたび、平成21年4月から本市の副市長としてその重責を果たしてこられました平野悦男さんから、副市長の職を辞したいとの申し出があり、これを承認いたしましたことから、後任といたしまして谷 重幸さんを選任いたしたいと考え、
地方自治法第162条の規定に基づき議会の同意を求めるものでございます。 谷さんは、昭和29年12月3日生まれの満60歳で、現在は鳴門市撫養町大桑島にお住まいでございます。 昭和52年4月に本市職員に採用され、財政課副課長、秘書広報課長、
総務課長、経済局長などを歴任され、平成23年4月から平成27年3月までは
経済建設部長としてその重責を果たされました。 このように、行政各分野全般に精通し、またその人柄からも広く職員の人望を集めており、本市の副市長として最適任者であると考えております。 どうか議員皆様方の満場一致の御賛同を賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(
藤田茂男君) お諮りいたします。 本案については、正規の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は、正規の手続を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより同意第2号を採決いたします。 本案は同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は、同意されました。 ──────────────────────────────────
△日程第4 同意第3号
教育長の任命について
○議長(
藤田茂男君) 日程第4、同意第3号
教育長の任命についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 〔市長 泉 理彦君登壇〕
◎市長(泉理彦君) ただいま上程されました同意第3号
教育長の任命につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 地方教育行政における責任の明確化、迅速な危機管理体制の構築、首長との連携の強化等をその目的とする地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律は、平成27年4月1日から施行されておりますが、教育の継続性、安定性を確保する観点から、施行日以降も現行の
教育長が在職する間は、教育
委員長の職と
教育長の職が併存する経過措置が設けられており、現行の
教育長が退任する際に、教育
委員長と
教育長を一体化した新
教育長を議会の同意を得て地方公共団体の長が任命することとされております。 このたび、平成21年4月から本市の
教育長としてその重責を果たしてこられました近藤芳夫さんから、教育委員の職を辞したいとの申し出があり、これに同意いたしましたことから、新教育
委員会制度に基づく新たな
教育長として安田 修さんを任命いたしたいと考え、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき議会の同意を求めるものでございます。 安田さんは、昭和30年5月24日生まれの満60歳で、現在は福岡県宗像市にお住まいでございます。昭和53年4月に文部省に奉職され、文化庁文化普及課を経て初等中等教育局特別支援教育課課長補佐、児童生徒課課長補佐などを歴任され、その後福井大学や名古屋大学に総務部長、学務部長として出向され、平成25年1月からは福岡教育大学理事・副学長としてその手腕を発揮されております。 このように、教育行政全般に深い知識と経験を有されており、本市の
教育長として最適任者であると考えております。 どうか議員皆様方の満場一致の御賛同を賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(
藤田茂男君) お諮りいたします。 本案については、正規の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は、正規の手続を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより同意第3号を採決いたします。 本案は同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は、同意されました。 ──────────────────────────────────
△日程第5
常任委員会及び
議会運営委員会の閉会中の
継続調査について
○議長(
藤田茂男君) 日程第5、
常任委員会及び
議会運営委員会の閉会中の
継続調査についてを議題といたします。 本件については、各
常任委員長及び議会運営
委員長から閉会中の
継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。 各
常任委員長及び議会運営
委員長の申し出のとおり、閉会中の
継続調査に付することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本件については、閉会中の
継続調査に付することに決しました。 以上をもって
今期定例会に付議されました事件は、全て議了いたしました。 次に、6月30日付をもって副市長を退任されます平野悦男君より御挨拶の申し出がありますので、これを許可します。 〔副市長 平野悦男君登壇〕
◎副市長(平野悦男君) 議長の許可をいただきまして一言退任に当たりましての御挨拶を申し上げたいと思います。 市長の御推挙をいただきまして、また議会の皆様方には御賛同を賜りまして、副市長という重責を担わせていただきました。自来約6年3カ月にわたりまして任務をさせていただいたところでございます。 この間、知識、経験ともに浅く、微力な私ではございましたけれども、今日まで大過なく過ごさせていただけましたのも、市長を初め議会の皆様方の御指導あるいは御配慮によるものでございまして、心から厚く御礼申し上げる次第でございます。 在任中、特に印象に残っておりますのは、市民の皆様本当に御心配されました、そして市長のリーダーシップによりまして議会の皆様初め市民の皆様と一緒に運動させていただきました鳴門病院の問題、そして忌まわしい東日本大震災の発災時には、各団体の皆様、本当に素早く対応していただきまして、救済に基づく市民運動を展開させていただきました。市役所からも優秀な職員を派遣していただきまして、被災地の救済に当たったところでございます。 また、命を受けまして湖南省の張家界市とにおけます調印式の最終日程調整を図らせていただいたところも大きな記憶に残るところでございます。 その他副市長の命運として参画させていただきました多くの事業等についても、市民の皆様からも温かくお迎えをいただきました。本当にありがたい限りでございます。 こうした貴重な経験にとりましては、今後の私の人生にとって非常に宝物でございます。これをしっかり踏まえて進めてまいりたいと、このように考えております。 さて、地方の時代が叫ばれまして本当に長いことになります。我が鳴門市におきましては、ふるさと鳴門市を熱く思い、情熱的に取り組んでいただいている各地域の皆さん、地域課題を解決しようというふうな熱心な思いで取り組んでいただいております多くの皆さん、それから関係機関の皆さんもございます。 鳴門市におきましては、行政改革を初めといたしまして、他団体に先駆けた新たな事業も行っているところでございますが、これは地方自治の本旨あるいは自治基本条例の趣旨に基づきまして、次なる時代を見据えた取り組みでございまして、本当に鳴門市の展望が明るく感じておるところでございます。着々と準備が進んでいるものと認識をいたしているところでございます。 また、御承知のとおり、本市には鳴門海峡の渦潮を初めとしたすばらしい景観がございます。そして、アジア初演の第九、それから四国霊場1番札所、2番札所、それからプロスポーツ、このように歴史文化の資源もたくさんございますし、何を申しましても農水産業のすばらしい恵みがございます。 こうした資源あるいは先ほど御紹介させていただきました市民力そして職員力が一体となりまして第六次総合計画に掲げております「結びあう絆が創る 笑顔と魅力うずまく鳴門」こういうふうな実現に向けて着々と準備が進んでおるようでございますし、私もこれからは市民の一人といたしまして頑張ってまいりたいと考えております。 どうか皆様方におかれましては、今後とも引き続き御交誼を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 それから、きのうもそうでございますが、議会におかれましては、これまでなかったような本当に建設的な意見討議がされておられるように思います。 また、近年鳴門市の話題があちこちで明るく見聞されるようなこととなりました。今話題となっておりますコウノトリ、私も少し現場を訪れるんですが、そこに来られた皆さんが、これで私も幸せになれるんだなと、一つのきっかけづくりができているように思います。 これら一つ一つが今後の鳴門市の飛躍につながるように御祈念を申し上げるところでございまして、これが永続的につながっていければなと、この上ない喜びを感じているところでございます。 結びとなりますが、誰からもうらやましがられるこのポテンシャルの強い鳴門市でございます。今後ますますの御発展そして市長、議員の皆様初めといたしまして市民の皆様、そして何よりもお世話になりました職員の皆様方の今後ますますの御健勝、御多幸を御祈念申し上げまして、まことに簡単、意を尽くせませんが、副市長退任に当たりましての御挨拶とさせていただきます。本当にいろいろとお世話になりました。ありがとうございました。(拍手)
○議長(
藤田茂男君) 次に、6月30日付をもって
教育長を退任されます近藤芳夫君より御挨拶の申し出がありますので、これを許可します。 〔
教育長 近藤芳夫君登壇〕
◎
教育長(近藤芳夫君) 議長のお許しをいただきましたので、退任に当たりましての御挨拶をさせていただきます。 このたび一身上の都合によりまして6月30日をもって退任をさせていただくことになりました。 平成21年4月に就任以来、21世紀をたくましく生きる子供たちの育成を目指し、2学期制を実施する中で長期休業日の短縮、幼・小・中の連携教育、英語教育の充実、またいじめや不登校の問題等々、さまざまな今日的教育課題に取り組んでまいりました。 微力ではございましたが、在任中は議会の皆様、学校、保護者の皆様、地域の方々、多くの関係者の方々の御支援、御理解、御協力を賜り、今日まで務めさせていただきました。衷心より厚くお礼を申し上げます。 今後につきましては、地域の活動や子供たちの活動のお手伝いが少しでもできればと考えております。 最後になりましたが、鳴門市議会並びに鳴門市のますますの発展を祈念いたしまして、まことに簡単ではございますが、退任に当たりましての御挨拶とさせていただきます。大変お世話になりました。ありがとうございました。(拍手)
○議長(
藤田茂男君) 次に、ただいま副市長の選任に同意されました谷 重幸君より御挨拶の申し出がありますので、これを許可します。 〔谷 重幸君登壇〕
◎副市長(谷重幸君) ただいま議長より許可をいただきましたので、一言お礼の御挨拶をさせていただきます。 このたび市長の御推挙をいただき、またただいまは議員皆様方から心温まる御賛同を賜り、まことにありがとうございました。大変光栄でございます。 副市長という職務を考えますときに、その重さに身の引き締まる思いでございます。本市を取り巻く環境はまだまだ厳しいものがございます。財政の健全化、市内経済の活性化、福祉の向上などなど、重要な課題が数多くございます。市長の補佐としてこれらの課題に誠心誠意取り組んでまいりたいと決意を新たにしているところでございます。 議員皆様方におかれましては、従前にも増して御指導、御助力を賜りますようお願いを申し上げましてお礼の御挨拶とさせていただきます。本日はまことにありがとうございました。(拍手)
○議長(
藤田茂男君) 次に、ただいま
教育長の任命に同意されました安田 修君より御挨拶の申し出がありますので、これを許可します。 〔安田 修君登壇〕
◎
教育長(安田修君) 安田 修と申します。議長の御許可をいただきましたので、一言御挨拶を申し上げます。 このたび市長の御推挙と議員の皆様方の御同意をいただき
教育長の重責を務めますことに身の引き締まる思いでございます。この上は鳴門市の子供たちが優しい心を育て、たくましく生きていくことができますよう、また明るく笑顔のあふれる姿を目指して誠心誠意務めてまいる所存でございます。 議員の皆様の御指導を初めといたしまして、市民の皆様の御支援を何とぞよろしくお願い申し上げ御挨拶といたします。本日はまことにありがとうございました。(拍手)
○議長(
藤田茂男君) 次に、市長から御挨拶があります。 〔市長 泉 理彦君登壇〕
◎市長(泉理彦君) 初めに、第一中学校において発生いたしました集団食中毒について御心配、御迷惑をおかけしました皆様に深くおわびを申し上げます。本当に申しわけございませんでした。 今後につきましては、関係機関等の助言をいただきながら、再発防止に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 それでは、第2回
定例会の閉会に当たりまして一言御挨拶を申し上げます。 議員各位におかれましては、去る5月28日から本日までの20日間にわたり終始熱心に御審議を賜り、まことにありがとうございました。 また、提出いたしました各議案につきましては、全て原案どおり可決をしていただき、重ねて厚くお礼を申し上げる次第でございます。 一般質問及び
委員会審議を通じまして皆様方から賜りました御意見、御提言につきましては、これを真摯に受けとめ、今後の市政運営に生かしてまいる所存であります。どうか今後におかれましても御指導、御助言を賜りますようお願い申し上げます。 さて、6月6日には徳島、兵庫の両県の主催による大鳴門橋開通30周年記念セレモニーが鳴門公園内の千畳敷において開催されました。当日は鳴門高校書道部による書道パフォーマンスの披露や鳴門東、成稔両幼稚園の園児らによる風船飛ばしなどが行われ、会場は祝福ムード一色となりました。 本市といたしましても、鳴門海峡への注目度が増す本年を絶好の機会と捉え、関係機関と連携し、交流人口の拡大に取り組んでいるところでありますが、このたび鳴門市議会において鳴門の渦潮及び四国八十八カ所霊場の世界遺産登録に向けた議員連盟を発足されるとお伺いをしました。このような大切な時期に議員連盟を発足していただき大変ありがたく、また非常に心強く感じております。 次に、6月7日には鳴門市文化会館で大鳴門橋開通30周年記念第34回「第九」交響曲演奏会が開催されました。当日はトーマス・ドーシュ氏の指揮のもと、全国から集まった51団体577人の歓喜の歌声が約1,200人の観衆を魅了しました。 また、ことしは演奏会に先立ち、ベートーヴェン第九交響曲のアジア初演の地をPRするラッピングバスのお披露目式を行いました。 今後は、第九アジア初演100周年に向け、鳴門第九のブランド化推進に向けた具体的な取り組みを進めてまいります。 また、演奏会の前日には、本年3月より鳴門市阿波おどりPR大使を務めていただいております石田 靖さんに、鳴門市文化会館の名誉館長に就任いただきました。石田名誉館長からは、鳴門市阿波おどりの初日にあわせて8月9日に文化会館で吉本新喜劇の公演を開くことについて発表していただくとともに、お笑いで鳴門の活性化を目指すとの力強い言葉もいただきました。 吉本新喜劇とのコラボレーションにより、鳴門市の阿波おどりはさらなる魅力を発信するとともに、四国最大級となります1万発の打ち上げを予定しております納涼花火大会とあわせて鳴門の夏の夜を盛り上げてまいります。 最後になりましたが、6月30日をもって退任されます平野副市長、近藤
教育長、6年間にわたり市勢発展のため、本市教育の振興のため、それぞれのお立場で御尽力いただきましたことを心より感謝を申し上げますとともに、厚くお礼を申し上げます。 きょうで第2回
定例会の閉会となりますが、皆様方におかれましては、くれぐれも御健康に十分御留意の上、ますます御活躍されますよう御祈念申し上げまして閉会の挨拶とさせていただきます。 〔議長
藤田茂男君登壇〕
○議長(
藤田茂男君) 平成27年第2回
定例会の閉会に当たりまして一言御挨拶を申し上げます。 今
定例会は、去る5月28日より本日までの20日間にわたりまして本会議、各
常任委員会の中で終始御熱心に御審議をいただき、本
定例会に上程された案件は全て議了していただきました。これもひとえに議員各位の御協力のたまものでございます。厚くお礼申し上げます。 また、市長を初め
理事者各位におかれましても、常に真摯な態度をもって審議に御協力をいただき、重ねてお礼申し上げます。 さて、先ほど平野副市長、近藤
教育長、そして新しく就任される副市長、
教育長からの挨拶がございました。 まず、今議場においでになる平野副市長、近藤
教育長は、今月末をもって退任されます。副市長、
教育長という立場で6年に余る職務遂行にはさまざまな御苦労があったと思います。両氏の市政全般にわたる長年の御尽力に対しまして深く敬意をあらわすものでございます。本当にありがとうございました。 退任後におかれましても、引き続き市政に御助言をいただきたいと思います。まずは御自愛いただき、今後もますます御活躍されますようお祈りいたします。本当に御苦労さまでした。 そして、新しく就任される谷、安田両氏には、泉市長の補佐役として今後の鳴門市勢のさらなる発展のため御尽力いただきますようお願いいたします。 最後となりますが、いよいよ梅雨本番の時期となりました。皆様方におかれましては、健康に十分留意されましてさらなる御活躍されることを御祈念申し上げます。 閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。 〔議長 議長席に着く〕
○議長(
藤田茂男君) これをもって平成27年第2回
定例会を閉会いたします。 午前11時5分 閉会 ──────────────────────────────────
地方自治法第123条第2項の規定による署名者 鳴門市議会 議 長 鳴門市議会副議長 会議録署名 議 員 会議録署名 議 員...