徳島市議会 > 2020-09-28 >
令和 2年第 5回定例会−09月28日-17号

  • 待機児童(/)
ツイート シェア
  1. 徳島市議会 2020-09-28
    令和 2年第 5回定例会−09月28日-17号


    取得元: 徳島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    令和 2年第 5回定例会−09月28日-17号令和 2年第 5回定例会 ┌─────────────────────────────────┐ │    令 和                          │ │    2 年   徳 島 市 議 会 会 議 録        │ │                                 │ │              第 17 号              │ └─────────────────────────────────┘  令和2年9月28日(月曜日)午前11時9分開議    ─────────────────────────────    議 事 日 程(第5号) 第1 会議録署名議員指名について 第2 議案第98号から議案第106号まで    議案第112号から議案第118号まで    請願第1号・請願第2号 第3 諮問第4号 人権擁護委員候補者の推薦について    諮問第5号 人権擁護委員候補者の推薦について 第4 議員提出議案第4号 主要農作物の種子生産に係る県条例の制定を求める意見書提出について 第5 議員提出議案第5号 保育士の確保及び施設整備に対する財政支援の継続を求める意見書提出について 第6 議員提出議案第6号 令和2年度教育・保育施設等整備費補助事業の即時実施を求める決議案の提出について
    第7 議員提出議案第7号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書提出について 第8 閉会中の継続審査及び調査について    ─────────────────────────────    本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員指名について 日程第2 議案第98号から議案第106号まで      議案第112号から議案第118号まで      請願第1号・請願第2号 日程第3 諮問第4号・諮問第5号 日程第4 議員提出議案第4号 日程第5 議員提出議案第5号 日程第6 議員提出議案第6号 日程第7 議員提出議案第7号 日程第8 閉会中の継続審査及び調査について    ─────────────────────────────    出 席 議 員(29名)    1番  明 石 和 之 君 │  2番  土 井 昭 一 君    3番  黒 下 広 宣 君 │  4番  岸 本 和 代 君    5番  藤 田 真由美 君 │  6番  齋 藤 智 彦 君    7番  黒 田 達 哉 君 │  8番  岡   孝 治 君    9番  佐々木 昌 也 君 │ 10番  中 西 裕 一 君   11番  井 上   武 君 │ 12番  古 田 美知代 君   13番  渡 邊 亜由美 君 │ 14番  本 田 泰 広 君   15番  春 田   洋 君 │ 16番  梯     学 君   17番  森 本 聖 子 君 │ 18番  岡 南   均 君   19番  宮 内 春 雄 君 │ 20番  加 村 祐 志 君   22番  加 戸   悟 君 │ 23番  見 田   治 君   24番  船 越 智 子 君 │ 25番  増 田 秀 司 君   26番  玉 野 勝 彦 君 │ 27番  山 本 武 生 君   28番  森 井 嘉 一 君 │ 29番  美 馬 秀 夫 君   30番  須 見 矩 明 君 │    ─────────────────────────────    欠 席 議 員(1名)   21番  武 知 浩 之 君    ─────────────────────────────    説明のため出席した者の職氏名 市長     内 藤 佐和子 君 │ 第一副市長  久次米 浩 文 君 第二副市長  折 野 好 信 君 │ 企画政策局長 飯 田 博 司 君 総務部長             │ 市民環境部長 森   久 寿 君 兼理事    都 築 伸 也 君 │ 保健福祉部長 経済部長   横 山   昇 君 │ 兼理事    鈴 田 善 美 君 都市整備部長 弘 田 昌 紀 君 │ 土木部長   石 川 稔 彦 君 危機管理局長 犬 伏 伴 都 君 │ 消防局長   亀 井   香 君 上下水道局長 久 米 好 雄 君 │ 交通局長   角 元 和 彦 君 病院事業             │ 病院局長   宮 内 正 彦 君 管理者    安 井 夏 生 君 │ 教育委員会 選挙管理委員           │ 教育長    松 本 賢 治 君 会事務局長  北 野   治 君 │ 監査委員   稲 井   博 君 監査事務局長 平 岡 智恵子 君 │ 農業委員会 財政部副部長 加 藤 誠 治 君 │ 事務局長   橋 本 由加里 君    ─────────────────────────────    議会事務局職員出席者  事務局長    尾 崎   覚 │ 次長兼庶務課長 鈴 江   正  議事調査課長  宮 本 和 明 │ 庶務課長補佐  佐 藤 一 秋  議事調査課長補         │ 議事係長    水 野 忠 裕  佐       勝 占 高 弘 │ 調査係長    小 林 めぐみ    ───────────────────────────── ○議長(宮内春雄君)これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、配付いたしてあるとおりであります。    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(宮内春雄君)なお、本日の会議に欠席の届出がありました方は、21番武知浩之君、財政部長扶川康文君、以上であります。  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(宮内春雄君)それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、3番黒下広宣君、25番増田秀司君のお二人を指名いたします。    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(宮内春雄君)次に、日程第2を議題といたします。  ただいま議題に供しました各議案は、それぞれ所管の常任委員会に付託してありますので、この際、委員長の報告を求めます。  総務副委員長3番黒下広宣君。            〔3番 黒下広宣君登壇〕 ◆3番(黒下広宣君)総務委員会における審査の結果について、御報告申し上げます。  今期定例会において、当委員会に付託されました案件については、去る9月17日に慎重に審査いたしました結果、議案第98号「令和2年度徳島市一般会計補正予算(第6号)」中、当委員会関係部分については、採決の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定し、他の当委員会関係議案については、いずれも全会一致をもって、原案を可決すべきものと決定いたしました。  以上で、総務委員長の報告といたします。 ○議長(宮内春雄君)次は、文教厚生委員長11番井上 武君。            〔11番 井上 武君登壇〕 ◆11番(井上武君)文教厚生委員会における審査の結果について、御報告申し上げます。  今期定例会において、当委員会に付託されました案件については、去る9月18日に慎重に審査いたしました結果、議案第98号「令和2年度徳島市一般会計補正予算(第6号)」中、当委員会関係部分をはじめ、他の当委員会関係議案については、いずれも全会一致をもって、原案を可決、承認すべきものと決定いたしました。  また、請願第2号「『1年単位の変形労働時間制』導入のための条例制定ではなく、コロナ禍での教職員の長時間化過重労働解消のための施策を求める請願」については、採決の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決定いたしました。  最後に、当委員会委員有志により、議員提出議案第5号「保育士の確保及び施設整備に対する財政支援の継続を求める意見書」を別途議長宛て提出しておりますので、議員各位の御賛同のほど、お願い申し上げまして、文教厚生委員長の報告といたします。 ○議長(宮内春雄君)次は、産業交通委員長5番藤田真由美君。  〔5番 藤田真由美君登壇〕 ◆5番(藤田真由美君)産業交通委員会における審査の結果について、御報告申し上げます。  今期定例会において、当委員会に付託されました案件については、去る9月17日に慎重に審査いたしました結果、議案第98号「令和2年度徳島市一般会計補正予算(第6号)」中、当委員会関係部分については、採決の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定し、他の当委員会関係議案については、いずれも全会一致をもって、原案を可決すべきものと決定いたしました。  また、請願第1号「徳島県に主要農作物種子条例制定を求める請願」については、全会一致で採択すべきものと決定いたしました。  最後に、当委員会委員連名により、議員提出議案第4号「主要農作物の種子生産に係る県条例の制定を求める意見書」を別途議長宛て提出しておりますので、議員各位の御賛同のほど、お願い申し上げまして、産業交通委員長の報告といたします。 ○議長(宮内春雄君)次は、建設委員長2番土井昭一君。  〔2番 土井昭一君登壇〕 ◆2番(土井昭一君)建設委員会における審査の結果について、御報告申し上げます。  今期定例会において、当委員会に付託されました案件については、去る9月18日に慎重に審査いたしました結果、議案第98号「令和2年度徳島市一般会計補正予算(第6号)」中、当委員会関係部分をはじめ、他の当委員会関係議案については、いずれも全会一致をもって、原案を可決、同意すべきものと決定いたしました。  以上で、建設委員長の報告といたします。 ○議長(宮内春雄君)以上で各委員長の報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮内春雄君)質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありますので、通告者の発言を許します。29番美馬秀夫君。           〔29番 美馬秀夫君登壇〕 ◆29番(美馬秀夫君)自由民主党徳島市議団の美馬秀夫です。議案第98号令和2年度徳島市一般会計補正予算第6号中、阿波おどりネクストモデル構築資金貸付金について、反対します。  この事業は、徳島市が阿波おどり実行委員会に2,000万円を貸し付け、来年度の阿波おどりの機運醸成を図るというものでありますが、そもそも、阿波おどり実行委員会を開催して諮っておらず、事業内容も事業の運営業者の選定方法も決まっておらず、阿波おどり関係団体との協議も行っていない、非常にずさんな事業の進め方であります。  徳島市が、内藤市長が委員長を務める阿波おどり実行委員会に2,000万円もの大金を貸し付けること自体が利益相反行為であり、事業運営会社を随意契約で契約しようとするならば大きな問題となります。そして、現在落ち着いているとはいえ、コロナウイルスの第3波プラス、インフルエンザの感染も懸念されており、阿波おどり関係者も、踊ることに非常にナーバスとなっております。このような中で開催し、踊り連の方々や観客の方々にコロナウイルスの感染者が出た場合の責任の所在も明確にしておらず、事業の進め方もずさんで不完全な本事業の予算に賛成できません。本事業は11月開催を見送り、春先に事業検証されることを推奨します。  次に、新ホールについて、述べたいと思います。  先般、久次米尚武前市議会議員が、旧文化センター跡地にある県有地の時効取得手続を内藤佐和子市長に求めた住民監査請求で、市監査委員は8月27日、請求を棄却しました。内容は、時効取得による土地所有権の問題は、民事上の紛争解決を目的とした法的判断が住民監査請求制度では困難で司法に委ねざるを得ないとし、一方、市が、時効取得できるとした3月までの認識を現在は変えている点について、明確な説明がないと市民は納得しないと指摘がありました。これまでの資料により、数名の法律専門の大学教授並びに司法関係者も時効取得については当然であると述べているにもかかわらず、9月17日の総務委員会で理事者は、旧文化センター跡地の県名義の土地につきましては、過去の調査も含め可能な限りの調査を進めてまいりましたが、現状の名義に異を唱えるに足る明白かつ決定的な証拠は得られませんでした、これ以上の土地に係る追求を行うことは、県への協議にさえたどり着かず、いたずらに新ホールの整備を遅らせることにつながると考えていますという定例会市長説明の内容をもって、市民に説明したと述べました。これは言語道断なことです。市長として、当然、旧文化センター跡地にある県有地の時効取得の手続を取るべきであり、市有地であることを県に主張しないのは市民に対する背信行為です。旧文化センター跡地を市有地として、即、着工態勢を取り、新国立競技場を設計した隈 研吾さん設計の音楽ホールを建てるべきです。そのことが、早期の新ホール整備を望む市民に応える一番の道です。健全な方針へ戻してください。
     私は、市民ホールをまず速やかに造ってから、県民ホールを造ろうという考えです。今日まで本議会の議論も、まず1,500席の徳島市立ホールを造り、県立ホールはその後、市民、市も協力して考えていこうという空気であり、私も賛同していました。しかし、市長説明の翌日、市長は県知事を訪問し、旧文化センター跡地と南側のとくぎんトモニプラザ県青少年センターの土地を一体化し、県立ホールとして整備するという協力を申し入れ、知事は歓迎したと報道されました。出来レースというか、あまりにも拙速な行動だと思います。県青少年センターは、10年前に11億円かけて耐震改造し、室内プールをフットサル練習場にし、インディゴソックスの球団事務所もあり施設もしっかり使われている建物であり、巷間言われているように商業施設のそごう跡地に移す内容ではないと思います。建物を潰した後に埋蔵文化財の発掘調査が必要であり、2023年度中の開館は困難との市長の見方どころか、5年先でも難しく、10年先になる内容です。  新聞の読者の手紙を見ても、ホール敷地は動物園と聾学校跡地にすべきであるという強い意見があります。東工業高校跡地を考えている人もいます。県下一円ということでは、車社会の中50年先まで使用すると思うと、高速道路の起点である川内町がよいという意見もあります。県、市民、そして専門家の英知を結集し、公論で決すべきだと思います。  以上で討論を終わります。 ○議長(宮内春雄君)次は、24番船越智子君。  〔24番 船越智子君登壇〕 ◆24番(船越智子君)日本共産党の船越智子です。日本共産党市議団を代表して、委員長報告についての反対討論を行います。  まず、日本共産党市議団は、本定例会において提出されている議案第98号令和2年度徳島市一般会計補正予算中、阿波おどりネクストモデル構築資金貸付金には反対です。以下、理由を述べ反対討論いたします。  国から示されている新型コロナウイルス感染防止対策ガイドラインや専門家の意見を踏まえ、阿波おどり実行委員会が主体となり、感染防止対策の検証を兼ねた阿波おどりイベントを11月21日から23日の間に実施する経費について、徳島市が阿波おどり実行委員会に2,000万円貸し付けるものです。  この阿波おどり実行委員会の委員長は、4月27日から内藤市長がされています。この予算提案までに時間があったにもかかわらず、一度も実行委員会は開かれていません。  また、検証の中身についても、議会には何も具体的に提示されていません。来年に向けてしっかりと検証する必要があると言いながら、実行委員会にもかけず、協議会にも諮らず、5年間の阿波おどりの業務を一括して委託しているキョードー東京共同事業体も参加しないイベントです。メインの踊り連の方々にも、いまだにアンケートも取られていません。ある踊り協会は、年内はイベントに参加されないという判断をされていると聞いています。議会には口頭での簡単な説明のみで、詳細は今後事務局でと言われています。何をどのように検証し、どのように今後に生かすのか、全く見えてきません。  まして徳島市は、コロナに感染し死亡するリスクが非常に高く、これからインフルエンザの流行も予想され、第3波が来始めているとも言われています。また、徳島は四国で一番感染者数が多く、その中でも感染経路不明者が最も多いのが徳島市です。間隔を空けても、桟敷に人を入れたイベントや、密を避けにくい阿波おどりでは、イベントに向けての連の練習自体も感染リスクが避けにくいのが現状です。特に鳴り物の方々は高齢化も進み、感染リスクを押してまで参加できないといった声は、当たり前の声です。また踊り子も、医療従事者や、介護職場や子供たちと関わる職場で働く方々など、家族や職場のことを考えれば参加したくてもできない方々も当然おられます。  もし、今後の過程やイベント当日に感染者が出た場合、来年の踊り開催に大きなダメージを与えかねません。なぜこんな時期にするのかという声もたくさん聞こえてきます。11月の終わりに向けての開催となれば、今からでは十分な準備もできないままの開催になりかねません。しかも、徳島市長が実行委員長を務める阿波おどり実行委員会が主催するのです。もしものときのリスクは大変大きなものとなります。それを覚悟で、多くの市民の皆さんを巻き込んでのイベントをなぜ今するのか、答えが見えません。来年の阿波おどり開催に向けてしっかりと検証するためには、まずは各連、いろいろな立場の踊り関係者の声を十分にお聞きし、感染予防の専門家を中心に、来年の踊りを運営する主体事業者にも、新しい時代に合った開催を見据えて何をどう検証するのかを確認し、実行委員会や運営協議会でしっかり検討することこそ、今求められていると思います。  一度も実行委員会すら開催されていない、具体的なプランも今から、しかもそのプランは事務局でつくられる、議会には何も示されていない、コロナ禍のリスクが高いイベントに、2,000万円を責任を持って貸付けすることはできません。この予算を含む、議案第98号令和2年度徳島市一般会計補正予算については反対です。  続きまして、請願第2号、1年単位の変形労働時間制導入のための条例制定ではなく、コロナ禍での教職員の長時間化過重労働解消のための施策を求める請願について、以下理由を述べて採択いただけるよう討論します。  教員の長時間労働は深刻で、過労による休職や痛ましい過労死が後を絶ちません。最近では、教師志望の学生が減り始めています。教職員の長時間労働の是正は、教育の今と未来のかかった大きな課題です。政府の、制度導入の唯一の理由は、学期中を繁忙期とする代わりに、夏などに教員の休みを増やすというものです。導入の前提として、恒常的な残業がないことを挙げていますが、恒常的に法外な残業がある公立学校は導入の前提がないのです。時間外在校時間が1か月で42時間、1年で320時間を超えた職員には適用されません。文科省が2016年に実施した教員勤務実態調査では、小・中学校ともに8割から9割の教員がこの上限を超えています。つまり、教員のほとんどが適用外になるのです。これでは長時間勤務の解消にはなりません。  今年のコロナ禍で、8月は夏休みの縮小で子供たちの熱中症対策と感染防止対策をしつつ、授業の取戻しや学力の維持向上で教職員はいつも以上に過重な業務を強いられ、短いお盆休みも、学校は閉庁していますが、徳島市の教職員は連日、通知表をつける業務をしていました。年休は8月末までに消化しないといけないのに、夏休5日と未消化の年休まで取ることはできません。多くの先生方が、今のまま休日を設定しても実際には休めないと指摘しています。  また、現状のままでも、夏の業務の大幅な削減で教員の義務的業務が入らないようにし、休暇を取りやすくする、休日出勤や超過勤務の代休確保を厳格に行うなどで運用も可能です。昨年1月の日本教育新聞のデータでも、1年単位の変形時間労働制導入に、公立小・中学校を擁する市区町村教育長の42.2%が反対、賛成はわずかに13.6%です。8時間労働制を壊す変形労働では、教職員の労働時間の短縮にはなりません。特にコロナ禍では、少人数学級で、子供たちと教職員に安心して働ける職場と安全な環境をプレゼントするためにも、人的支援が必要です。  以上の理由から、県に対して、1、公立学校に1年単位の変形労働時間制を導入するための条例制定を行わないこと、2、コロナ禍における教職員の長時間化過重労働を解消するための施策を緊急に講じることを求める意見書を提出することを求める請願を、ぜひ御採択いただけますようお願いいたします。  以上、理由を述べ、日本共産党市議団を代表して反対討論といたします。 ○議長(宮内春雄君)以上で、通告による討論は終わりました。これをもって、討論を終結いたします。  これより順次採決いたします。まず、議案第98号について、採決いたします。    ─────────────────────────────   このときの出席議員氏名次のとおり    1番  明 石 和 之 君 │  2番  土 井 昭 一 君    3番  黒 下 広 宣 君 │  4番  岸 本 和 代 君    5番  藤 田 真由美 君 │  6番  齋 藤 智 彦 君    7番  黒 田 達 哉 君 │  8番  岡   孝 治 君    9番  佐々木 昌 也 君 │ 10番  中 西 裕 一 君   11番  井 上   武 君 │ 12番  古 田 美知代 君   13番  渡 邊 亜由美 君 │ 14番  本 田 泰 広 君   15番  春 田   洋 君 │ 16番  梯     学 君   17番  森 本 聖 子 君 │ 18番  岡 南   均 君   19番  宮 内 春 雄 君 │ 20番  加 村 祐 志 君   22番  加 戸   悟 君 │ 23番  見 田   治 君   24番  船 越 智 子 君 │ 25番  増 田 秀 司 君   26番  玉 野 勝 彦 君 │ 27番  山 本 武 生 君   28番  森 井 嘉 一 君 │ 29番  美 馬 秀 夫 君   30番  須 見 矩 明 君 │    ───────────────────────────── ○議長(宮内春雄君)本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  お諮りいたします。本案について、委員長報告のとおり決することに賛成の方は御起立願います。               〔賛成者起立〕 ○議長(宮内春雄君)起立多数であります。よって本案については、委員長報告のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第99号から議案第106号まで及び議案第112号から議案第118号までの以上15件について、一括して採決いたします。  本案に対する委員長報告は、議案第114号及び議案第115号については同意、議案第118号については承認、その他のものは、いずれも原案可決であります。  お諮りいたします。本案について、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮内春雄君)御異議なしと認めます。よって本案については、いずれも委員長報告のとおり可決、同意、承認することに決定いたしました。  次に、請願第1号について、採決いたします。  本請願に対する委員長報告は、採択であります。  お諮りいたします。本請願を、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮内春雄君)御異議なしと認めます。よって本請願については、委員長報告のとおり採択とすることに決定いたしました。  次に、請願第2号について、採決いたします。    ─────────────────────────────   このときの出席議員氏名次のとおり    1番  明 石 和 之 君 │  2番  土 井 昭 一 君    3番  黒 下 広 宣 君 │  4番  岸 本 和 代 君    5番  藤 田 真由美 君 │  6番  齋 藤 智 彦 君    7番  黒 田 達 哉 君 │  8番  岡   孝 治 君    9番  佐々木 昌 也 君 │ 10番  中 西 裕 一 君   11番  井 上   武 君 │ 12番  古 田 美知代 君   13番  渡 邊 亜由美 君 │ 14番  本 田 泰 広 君   15番  春 田   洋 君 │ 16番  梯     学 君   17番  森 本 聖 子 君 │ 18番  岡 南   均 君   19番  宮 内 春 雄 君 │ 20番  加 村 祐 志 君   22番  加 戸   悟 君 │ 23番  見 田   治 君   24番  船 越 智 子 君 │ 25番  増 田 秀 司 君   26番  玉 野 勝 彦 君 │ 27番  山 本 武 生 君   28番  森 井 嘉 一 君 │ 29番  美 馬 秀 夫 君   30番  須 見 矩 明 君 │    ───────────────────────────── ○議長(宮内春雄君)本請願に対する委員長報告は、不採択であります。  お諮りいたします。本請願を、委員長報告のとおり決することに賛成の方は御起立願います。               〔賛成者起立〕 ○議長(宮内春雄君)起立多数であります。よって本請願については、委員長報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(宮内春雄君)次に、日程第3、諮問第4号及び諮問第5号の以上2件についてを議題といたします。  ───────────────────────────── ○議長(宮内春雄君)本案は、本日追加提出された案件でありますので、提出者の説明を求めます。   〔市長 内藤佐和子君登壇〕 ◎市長(内藤佐和子君)ただいま上程されました人事議案につきまして、御説明いたします。  本案件は、人権擁護委員候補者2名の推薦について、御同意を求めるものでございます。人権擁護委員候補者の推薦につきましては、任期満了となります新開太市郎氏の後任として武市 到氏を、また、吉崎千代氏の後任として池添京子氏を、新たに推薦しようとするものでございます。  武市氏は人権教育活動を通じて、また池添氏は社会福祉活動を通じて人権擁護に深い理解があり、地域の信頼と人望も厚く、その知識と経験を人権擁護活動に生かしていただくため、新たに推薦しようとするものでございます。  なお、退任されます新開氏及び吉崎氏におかれましては、委員として在任中の御労苦と御功績に対し、心から感謝を申し上げます。  以上、よろしく御審議いただき、御同意くださいますようお願いいたします。 ○議長(宮内春雄君)以上で提出者の説明は終わりました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております案件については、成規の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮内春雄君)御異議なしと認めます。よって本案については、成規の手続を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。  これより、諮問第4号及び諮問第5号の以上2件について、一括して採決いたします。  お諮りいたします。本案について、いずれも原案に同意することに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮内春雄君)御異議なしと認めます。よって本案については、いずれも原案に同意することに決定いたしました。  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(宮内春雄君)次に、日程第4、議員提出議案第4号、主要農作物の種子生産に係る県条例の制定を求める意見書提出についてを議題といたします。  ───────────────────────────── ○議長(宮内春雄君)お諮りいたします。本案については、成規の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮内春雄君)御異議なしと認めます。よって本案については、成規の手続を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。  これより採決いたします。本案について、原案のとおり可とすることに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮内春雄君)御異議なしと認めます。よって本案については、原案のとおり可決することに決定いたしました。  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(宮内春雄君)次に、日程第5、議員提出議案第5号、保育士の確保及び施設整備に対する財政支援の継続を求める意見書提出についてを議題といたします。  ───────────────────────────── ○議長(宮内春雄君)これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮内春雄君)質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮内春雄君)御異議なしと認めます。よって本案については、委員会付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。討論の通告がありますので、通告者の発言を許します。28番森井嘉一君。           〔28番 森井嘉一君登壇〕 ◆28番(森井嘉一君)自由民主党徳島市議団の森井でございます。ただいま提出されました、保育士の確保及び施設整備に対する財政支援の継続を求める意見書に対して、反対の立場で討論いたします。  討論に入ります前に、昨日の新聞で、保育受皿新たに12万人分、政府、来年度から4年でという記事がございました。今の計画にプラスして、2020年度中に、保育所などで働く保育士の待遇改善や負担軽減策も考えるということでした。  そういった中で、このたび提案されました意見書は、当然、国に求める内容であることは言うまでもありません。令和2年3月議会において、国の子育て安心プランに沿った、教育・保育施設等整備費補助事業が議決されました。待機児童を解消するために事業がそのまま推進されていれば、この時期に国に対してこの内容で意見書を提出することも理解できます。しかし、既に国から事業承認及び交付金の内示をいただいている当事業に対して、内藤市長の政策的判断という一言で見直し、事実上の中止にしようとしています。9月議会終了後、本市から、国に取下げを行おうとしている現状において、徳島市議会からこの内容の意見書を提出するということで、私は理解できません。今年は返します、来年は頼むよという、ブレーキをかけてアクセルを踏むような内容にとても違和感を持っております。全国245自治体のうち、この内示を取り下げるというか、お返ししたのはたった1自治体、徳島市だけでございます。  意見書の内容には、保育実施のための安定財源の確保に関する内容や、保育人材の確保に関する内容、また、受皿の拡大に必要な施設整備のための補助率かさ上げについても要望されています。国は、今後4年間でやると言っていますよね。まさに、国が進める子育て安心プランに示されている内容であります。このような意見書を提出するのであれば、まずは、令和2年度に予定され既に国から事業承認及び内示をいただいている事業を速やかに実施した上ですべきであります。  これが意見書というよりも決議案であれば、私はもろ手を挙げて賛成いたします。市長や理事者に強く要請すべき決議案であれば、私は大賛成であります。この意見書提出については、令和2年度に予定され、補助率3分の2で496人の定員枠を拡大できる事業を実施することが先決であり、道理であると考えることから、現時点では反対です。まずは、市長や理事者に向けて、議会が強く要請、決議するのが先ではありませんか。これは市長及び理事者がやるべきことであります。この内容についてあまり報道されないので、市民の皆さんは非常に分かりづらいと思います。私はできるだけ分かりやすく意見を言っております。  市民はこの推移を見ております。3月議会から6月議会までに議会が突如中止に向いたことをちゃんと見ておりますので、私は、必ずや市民から議会に対して倍返しされるような気がしてなりません。  以上、反対討論といたします。 ○議長(宮内春雄君)以上で通告による討論は終わりました。これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。  この採決については、須見矩明君ほか4名から記名投票によられたいとの要求がありますので、記名投票をもって行います。  議場の出入口を閉じます。               〔議場閉鎖〕    ─────────────────────────────   このときの出席議員氏名次のとおり    1番  明 石 和 之 君 │  2番  土 井 昭 一 君    3番  黒 下 広 宣 君 │  4番  岸 本 和 代 君    5番  藤 田 真由美 君 │  6番  齋 藤 智 彦 君    7番  黒 田 達 哉 君 │  8番  岡   孝 治 君    9番  佐々木 昌 也 君 │ 10番  中 西 裕 一 君   11番  井 上   武 君 │ 12番  古 田 美知代 君   13番  渡 邊 亜由美 君 │ 14番  本 田 泰 広 君   15番  春 田   洋 君 │ 16番  梯     学 君   17番  森 本 聖 子 君 │ 18番  岡 南   均 君   19番  宮 内 春 雄 君 │ 20番  加 村 祐 志 君   22番  加 戸   悟 君 │ 23番  見 田   治 君   24番  船 越 智 子 君 │ 25番  増 田 秀 司 君   26番  玉 野 勝 彦 君 │ 27番  山 本 武 生 君   28番  森 井 嘉 一 君 │ 29番  美 馬 秀 夫 君   30番  須 見 矩 明 君 │    ───────────────────────────── ○議長(宮内春雄君)ただいまの出席議員数は、議長を除き28名であります。  投票札を配付させます。               〔投票札配付〕 ○議長(宮内春雄君)投票札の配付漏れはありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮内春雄君)配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。               〔投票箱点検〕 ○議長(宮内春雄君)異状なしと認めます。  念のため申し上げます。本案を可とする方は白票を、否とする方は青票を、点呼に応じて順次投票を願います。  なお、中西裕一君から、身体の都合のため、投票を事務局職員に委託したいとの申出がありましたので、これを許可することとし、事務局職員をして中西裕一君に代わって投票させることに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮内春雄君)御異議なしと認めます。よって、事務局職員をして中西裕一君に代わって投票させることに決定いたしました。  点呼を命じます。               〔点呼・投票〕 ○議長(宮内春雄君)投票漏れはありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮内春雄君)投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の出入口を開きます。               〔議場開鎖〕 ○議長(宮内春雄君)開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人に14番本田泰広君、25番増田秀司君を指名いたします。よって、両君の立会いを願います。  投票箱を開き投票の点検をさせます。                〔開 票〕 ○議長(宮内春雄君)開票の結果を報告いたします。  投票総数28票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち、   賛成 17票   反対 11票 であります。  以上のとおり賛成が多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。    ─────────────────────────────   白票(賛成)を投票した議員氏名次のとおり    1番 明 石 和 之 君 │  2番 土 井 昭 一 君    3番 黒 下 広 宣 君 │  4番 岸 本 和 代 君    5番 藤 田 真由美 君 │  6番 齋 藤 智 彦 君    7番 黒 田 達 哉 君 │  8番 岡   孝 治 君    9番 佐々木 昌 也 君 │ 10番 中 西 裕 一 君   11番 井 上   武 君 │ 14番 本 田 泰 広 君   15番 春 田   洋 君 │ 16番 梯     学 君   17番 森 本 聖 子 君 │ 18番 岡 南   均 君   20番 加 村 祐 志 君 │   青票(反対)を投票した議員氏名次のとおり   12番 古 田 美知代 君 │ 13番 渡 邊 亜由美 君   22番 加 戸   悟 君 │ 23番 見 田   治 君   24番 船 越 智 子 君 │ 25番 増 田 秀 司 君   26番 玉 野 勝 彦 君 │ 27番 山 本 武 生 君   28番 森 井 嘉 一 君 │ 29番 美 馬 秀 夫 君   30番 須 見 矩 明 君 │    ───────────────────────────── ○議長(宮内春雄君)議事の都合により小休いたします。  午後0時 小休
       ─────────────────────────────             午後0時4分 再開 ○議長(宮内春雄君)小休前に引き続き会議を開きます。  小休前の議事を継続いたします。    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(宮内春雄君)次に、日程第6、議員提出議案第6号、令和2年度教育・保育施設等整備費補助事業の即時実施を求める決議案の提出についてを議題といたします。  ───────────────────────────── ○議長(宮内春雄君)提出者の説明を求めます。25番増田秀司君。  〔25番 増田秀司君登壇〕 ◆25番(増田秀司君)増田秀司です。議員提出議案第6号令和2年度教育・保育施設等整備費補助事業の即時実施を求める決議案について、提出者を代表して提案説明いたします。  令和2年3月定例会において議決された、教育・保育施設等整備費補助事業は、国が進める子育て安心プランに沿った事業として進められ、国が求める子ども・子育て支援事業計画や、その裏付けとなるニーズ調査も実施しており、国の動向に沿った交付金を有効に活用した事業であることは言うまでもありません。また、令和3年4月に環境の整った新しい施設が整備されることを、市民の皆様が非常に楽しみにしていたことも明らかです。また、待機児童解消のためには、今後5年間で804人の受入れ定員枠の拡大が必要であることが、ニーズ調査で明らかになっております。公立幼稚園・保育所の再編が進めば、さらに民間事業者による施設整備が求められます。  子育て安心プランの中には六つの支援パッケージが用意されており、主な内容としては、保育の受皿の拡大、保育の受皿拡大を支える保育人材確保、保護者への寄り添う支援の普及促進、保育の受皿拡大と車の両輪の保育の質の確保、持続可能な保育制度の確立、保育と連携した働き方改革の、六つの柱が記載されております。全国の自治体は、国の施策や交付金を有効に活用することによって、自治体が抱える諸課題の解決を進めており、長年の懸案事項である待機児童解消を実現することにも懸命に事業推進していることは周知の事実です。  そのような中、内藤市長の政策的判断による事業の見直し、事実上の中止によって、既に国の事業承認及び交付金の内示を受けている事業が取り下げられようとしております。このたび令和2年9月定例会に提案されている、就学前教育・保育施設の在り方について及び待機児童対策について、また、文教厚生委員会の一部委員から提出された、保育士の確保及び施設整備に対する財政支援の継続を求める意見書の内容にも記載されておりますが、保育士の確保と施設整備は両方必要です。定員枠が拡大すれば財政的負担が増加することは当然ですし、現下の状況から、予定されていた481人の定員枠が供給過多になるということはありません。保育士確保だけを強調される内藤市長の政策的判断には無理があると言わざるを得ません。  その上に、新型コロナウイルス感染症による世帯所得の減少や、昨年10月からの幼児教育・保育料の無償化によって、こども園や保育所のニーズが拡大することは必至です。待機児童問題を払拭できない現状において、施設整備を進めるとともに保育士確保策を講じる必要があることは明らかです。  ある予定事業者への本市からの説明時に、自費で施設整備をしていただけるのであれば認可せざるを得ないという説明があったそうです。なぜ、国の事業承認及び交付金の内示をいただいているにもかかわらず自費で施設整備をしなければならないのか、徳島市の負担分だけは自費で行うと言っても、取下げを行うとの回答しかありません、本当になぜ見直しをする必要があったのか疑問しか残りませんとの御意見もあります。  このようなことから、令和2年度実施予定である教育・保育施設等整備費補助事業のうち、まずは7事業者481人の定員枠拡大を実現する当事業を即時実施していただき、一日も早く、多くの子供たちが環境の整った施設で過ごせることを強く求めます。  議員各位の御賛同を賜り、御可決いただけるようお願いいたしまして、提案説明といたします。 ○議長(宮内春雄君)以上で提出者の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮内春雄君)質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮内春雄君)御異議なしと認めます。よって本案については、委員会付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。討論の通告がありますので、通告者の発言を許します。13番渡邊亜由美君。           〔13番 渡邊亜由美君登壇〕 ◆13番(渡邊亜由美君)日本共産党徳島市議団の渡邊亜由美です。ただいま議題となっております、議員提出議案第6号令和2年度教育・保育施設等整備費補助事業の即時実施を求める決議案に、賛成の立場で討論いたします。  徳島市の待機児童は4月1日時点で37人と言っていますが、この人数は、国のカウント方法による条件でふるいにかけられ残ったお子さんの、ほんの一部にすぎません。実際には、保育所を希望しても入れなかったお子さんが251人もいます。また、入所希望が多いためにやむを得ず定員を超えて受け入れているお子さんが273人います。  合わせると524人にも上る子供たちはどの中学校区のお子さんなのか、その内訳が、本会議の古田美知代議員の代表質問で明らかになりました。最も多いのが八万中学校区102人、次いで加茂名中学校区96人、城西中学校区70人、国府中学校区52人、南部中学校区45人、徳島中学校区32人、富田中学校区29人という状況です。15ある中学校区のうち、これら上位七つの中学校区は全て、内藤市長が中止すると言った八つの保育園整備事業が計画されていた地域です。内藤市長が中止と判断した計画が、いかにニーズ調査に基づいた計画であったか明らかです。  さらに、4月以降は育休明けなどで入所希望が増え、毎年、10月には待機児童が100人ほどに増える傾向にあります。保育所を必要としているお子さんは、さきの524人と合わせると600人を超えます。  八つの保育園整備事業で、来年4月の受入れ枠拡大は496人でした。内藤市長は、これを過剰だという理由で中止と判断しましたが、実態は過剰どころか、足りないくらいです。しかも、保育の無償化やコロナの影響で、働きに出たいお母さん方が今後増えることで、入所希望もさらに増えることが予測されます。また、コロナの感染予防対策で、大人はソーシャルディスタンスが求められています。その一方で子供たちは、保育園で定員超過の受入れが行われています。  今議会に出された対案では、さらなる定員超過を認め、面積に余裕があれば定員を超えても受入れが可能となる人数も試算されていました。幾ら法律の基準内であったとしても、これで安心して子供が預けられる環境を整えたと言えるでしょうか。内藤市長が中止と判断した計画では、今後5年間で804人の受入れ枠拡大が予定されていました。定員を守り、ゆとりのある環境が整った施設に子供たちを預けられることは、保護者の皆さんが望んでいる子育て環境の一つではないでしょうか。その環境を実現させるための施設整備として、8施設で総事業費16億円のところ、国の子育て安心プランによる補助金かさ上げで市の負担額が2億円で済む、既に国の事業承認及び交付金の内示を受けている事業が、内藤市長によって取り下げられようとしています。  内藤市長は、この事業を取り下げ、待機児童解消のため保育士確保に主眼を置くと言い、今議会に出された案というのが、県外から市内の私立認可保育園、認定こども園に就職する保育士への一時金50万円の支給です。徳島の保育士の年収は全国平均より45万円ほど低いという統計調査が、厚生労働省から出されています。本当に必要なのは、1年限りの一時金50万円で1年限りの年収の差を埋めるといった、まさに一時的な対策ではなく、給与そのものの底上げで働き続けられる環境を整えることです。ベテラン保育士が育てば、保育の質も高まります。  また、預かり保育時間の延長と3歳児保育の拡大により、幼稚園での受入れ枠を増やすようですが、先生の人数は増やさず遅出・早出のローテーションで対応するとのことです。先生方からは、幼児教育の質が下がると不安の声も上がっています。このような一時金や働き方で、先生方は安心して働き続けられるでしょうか。  対案では、来年春の受入れ枠拡大を195人から276人プラスアルファと見込んでいますが、保育所を必要としている子供たちは600人を超えています。対案がより待機児童解消につながるのなら納得できますが、来年の春、保護者の皆さんが、待機児童がゼロになったと実感できるものが出されたとは思えません。  この議員提出議案では、保育士の確保と施設整備は両輪であることから、保育士確保だけを強調される内藤市長の政策判断には無理があり、待機児童がある以上、施設整備を進めるとともに保育士確保策を講じる必要があることは明らかであると述べています。内藤市長が中止と判断し、内示を取り下げようとしている子育て安心プランの中には、待機児童解消に意欲的な自治体を支援する六つの支援パッケージがあり、その中の一つに、保育の受皿拡大を支える保育人材確保として、保育士の処遇改善を踏まえたキャリアアップの仕組みの構築など、人材面での支援も盛り込まれています。  全国の自治体の交付金内示の状況を見ると、北海道から沖縄まで245もの自治体が内示を受けています。非常に有利な事業であることが、この数字からも明らかです。その中で内示を取り下げるのは徳島市だけです。厚生労働省は内示の取下げについて、7月に、徳島市にこのような意見を述べています。国の内示は今後、10月、12月を予定しています、地方議会の9月補正の時期なども踏まえれば、内示の取下げを現時点で行う必要はないと考えます、と言っています。  こういったことから、令和2年度実施予定である教育・保育施設等整備費補助事業のうち、7事業者481人の定員枠拡大を実現する事業について即時実施を求めるこの議員提出議案第6号は、可決すべきです。  以上、議員各位の御賛同をお願いしまして、私の賛成討論を終わります。 ○議長(宮内春雄君)以上で通告による討論は終わりました。これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。  この採決については、須見矩明君ほか4名から記名投票によられたいとの要求がありますので、記名投票をもって行います。  議場の出入口を閉じます。               〔議場閉鎖〕    ─────────────────────────────   このときの出席議員氏名次のとおり    1番  明 石 和 之 君 │  2番  土 井 昭 一 君    3番  黒 下 広 宣 君 │  4番  岸 本 和 代 君    5番  藤 田 真由美 君 │  6番  齋 藤 智 彦 君    7番  黒 田 達 哉 君 │  8番  岡   孝 治 君    9番  佐々木 昌 也 君 │ 10番  中 西 裕 一 君   11番  井 上   武 君 │ 12番  古 田 美知代 君   13番  渡 邊 亜由美 君 │ 14番  本 田 泰 広 君   15番  春 田   洋 君 │ 16番  梯     学 君   17番  森 本 聖 子 君 │ 18番  岡 南   均 君   19番  宮 内 春 雄 君 │ 20番  加 村 祐 志 君   22番  加 戸   悟 君 │ 23番  見 田   治 君   24番  船 越 智 子 君 │ 25番  増 田 秀 司 君   26番  玉 野 勝 彦 君 │ 27番  山 本 武 生 君   28番  森 井 嘉 一 君 │ 29番  美 馬 秀 夫 君   30番  須 見 矩 明 君 │    ───────────────────────────── ○議長(宮内春雄君)ただいまの出席議員数は、議長を除き28名であります。  投票札を配付させます。               〔投票札配付〕 ○議長(宮内春雄君)投票札の配付漏れはありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮内春雄君)配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。               〔投票箱点検〕 ○議長(宮内春雄君)異状なしと認めます。  念のため申し上げます。本案を可とする方は白票を、否とする方は青票を、点呼に応じて順次投票を願います。  なお、中西裕一君の投票については、事務局職員をして投票させることに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮内春雄君)御異議なしと認めます。よって、中西裕一君の投票については、事務局職員をして投票させることに決定いたしました。  点呼を命じます。               〔点呼・投票〕 ○議長(宮内春雄君)投票漏れはありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮内春雄君)投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の出入口を開きます。               〔議場開鎖〕 ○議長(宮内春雄君)開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人に12番古田美知代君、14番本田泰広君を指名いたします。よって、両君の立会いを願います。  投票箱を開き投票の点検をさせます。                〔開 票〕 ○議長(宮内春雄君)開票の結果を報告いたします。  投票総数28票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち、   賛成 11票   反対 17票 であります。  以上のとおり反対が多数であります。よって、本案は否決されました。    ─────────────────────────────   白票(賛成)を投票した議員氏名次のとおり   12番 古 田 美知代 君 │ 13番 渡 邊 亜由美 君   22番 加 戸   悟 君 │ 23番 見 田   治 君   24番 船 越 智 子 君 │ 25番 増 田 秀 司 君
      26番 玉 野 勝 彦 君 │ 27番 山 本 武 生 君   28番 森 井 嘉 一 君 │ 29番 美 馬 秀 夫 君   30番 須 見 矩 明 君 │   青票(反対)を投票した議員氏名次のとおり    1番 明 石 和 之 君 │  2番 土 井 昭 一 君    3番 黒 下 広 宣 君 │  4番 岸 本 和 代 君    5番 藤 田 真由美 君 │  6番 齋 藤 智 彦 君    7番 黒 田 達 哉 君 │  8番 岡   孝 治 君    9番 佐々木 昌 也 君 │ 10番 中 西 裕 一 君   11番 井 上   武 君 │ 14番 本 田 泰 広 君   15番 春 田   洋 君 │ 16番 梯     学 君   17番 森 本 聖 子 君 │ 18番 岡 南   均 君   20番 加 村 祐 志 君 │    ─────────────────────────────    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(宮内春雄君)次に、日程第7、議員提出議案第7号、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書提出についてを議題といたします。  ───────────────────────────── ○議長(宮内春雄君)提出者の説明を求めます。2番土井昭一君。  〔2番 土井昭一君登壇〕 ◆2番(土井昭一君)ただいま上程されました、議員提出議案第7号新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書提出について、提出者を代表して提案理由を説明いたします。  このたびの新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、地域経済に大きな影響が及んでいるところでありますが、地方自治体においても、税収の減少によって一般財源が激減することが避け難い状況であります。  それだけでなく、医療・介護、子育て、地域の防災・減災、雇用確保など喫緊の財政需要に加えて、長期化が見込まれる感染症への対策も必要となることで巨額の財源不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想されます。  よって、国に対して、令和3年度の地方財政対策及び地方税制改正に向けて、まず1点目といたしまして、地方の安定的な財政運営に必要な地方税・地方交付税などの一般財源の総額を確保し、臨時財政対策債についても、発行額の縮減に努めるとともに償還財源を確保すること、2点目といたしまして、地方交付税が財源保障機能と財源調整機能の両機能を引き続き適切に発揮できるよう総額を確保すること、3点目といたしまして、令和2年度の地方税収は大幅減が予想されるため、思い切った減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目についても、地方消費税を含めて弾力的に対応すること、4点目といたしまして、税源の偏在性が小さく、安定的な税収が見込める地方税体系の構築に努めるとともに、国税や地方税の政策税制についても整理と合理化を図り、新設・拡充・継続に当たっては、有効性と緊急性を厳格に判断すること、最後に、固定資産税は市町村にとって特に重要な基幹税であるため、制度の根幹を揺るがすような見直しは行わず、緊急経済対策として行ったさきの特例措置についても、臨時かつ異例の措置としてやむを得ないが、今後とも、減収分については全額国費で補填すること、以上の5点について、確実に実施するよう強く要望するものであります。  以上、議員各位の御理解と御賛同のほどよろしくお願い申し上げまして、提案説明とさせていただきます。 ○議長(宮内春雄君)以上で提出者の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮内春雄君)質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮内春雄君)御異議なしと認めます。よって本案については、委員会付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮内春雄君)討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより、採決いたします。本案について、原案のとおり可とすることに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮内春雄君)御異議なしと認めます。よって本案については、原案のとおり可決することに決定いたしました。  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(宮内春雄君)次に、日程第8、閉会中の継続審査及び調査についてを議題といたします。  ───────────────────────────── ○議長(宮内春雄君)各常任委員長及び決算審査特別委員長から、お手元に配付のとおり、閉会中の継続審査及び調査の申出があります。  お諮りいたします。各委員長から申出のとおり、それぞれ閉会中の継続審査及び調査とすることに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮内春雄君)御異議なしと認めます。よって各委員長から申出のとおり、それぞれ閉会中の継続審査及び調査とすることに決定いたしました。  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(宮内春雄君)以上で、今期定例会に付議された案件は、継続審査に付されたものを除き、いずれも議了いたしました。  本定例会は、これをもって閉会いたしたいと思いますが、閉会前に市長から閉会の挨拶があります。            〔市長 内藤佐和子君登壇〕 ◎市長(内藤佐和子君)閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  今定例会には、一般会計補正予算議案など、33件の議案を御提出いたしまして、議員各位の熱心な御審議を賜った次第でございます。このうち、今後さらに御審議をいただきます一般会計・各特別会計及び各公営企業会計の決算認定議案を除く全議案につきまして、御可決、御同意をいただき、厚く御礼を申し上げます。  議案審議の過程におきまして御指摘のありました点につきましては、十分検討を加え、今後の市政運営に反映させてまいりますとともに、新ホールにつきましては、県の御理解と御協力をいただき、県・市協調のもと、芸術文化の創造拠点として、市民・県民の誇りとなる県都にふさわしい施設が一日も早く整備できるよう、全力で取り組んでまいります。  なお、決算審査特別委員会の委員に就任されました議員各位におかれましては、御労苦とは存じますが、十分御審査くださいますようお願い申し上げまして、閉会の御挨拶とさせていただきます。 ○議長(宮内春雄君)それでは、これにて令和2年第5回徳島市議会定例会を閉会いたします。  午後0時43分 閉会    ───────────────────────────── 地方自治法第123条第2項の規定による署名者 徳島市議会議長 徳島市議会副議長 会議録署名議員    同...