諮問第5号
人権擁護委員候補者の推薦について
第5 閉会中の
継続審査及び調査について
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本日の会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員指名について
日程第2
議員提出議案第4号
日程第3 議案第59号から議案第64号まで
議案第70号から議案第76号まで
請願第2号
日程第4 諮問第1号から諮問第5号まで
日程第5 閉会中の
継続審査及び調査について
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出 席 議 員(28名)
1番 黒 田 達 哉 君
│ 2番 佐々木 昌 也 君
3番 岡 孝 治 君
│ 4番 明 石 和 之 君
5番 土 井 昭 一 君
│ 6番 梶 原 一 哉 君
8番 藤 田 真由美 君
│ 9番 岸 本 和 代 君
10番 齋 藤 智 彦 君 │ 11番 岡 南 均 君
12番 塀 本 信 之 君 │ 13番 渡 邊 亜由美 君
14番 中 西 裕 一 君 │ 15番 加 村 祐 志 君
16番 北 原 光 晴 君 │ 17番 西 林 幹 展 君
19番 井 上 武 君 │ 20番 武 知 浩 之 君
21番 宮 内 春 雄 君 │ 22番 加 戸 悟 君
23番 見 田 治 君 │ 24番 船 越 智 子 君
25番 森 井 嘉 一 君 │ 26番 玉 野 勝 彦 君
27番 山 本 武 生 君 │ 28番 久次米 尚 武 君
29番 美 馬 秀 夫 君 │ 30番 須 見 矩 明 君
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欠 員 (2名)
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説明のため出席した者の職氏名
市長 遠 藤 彰 良 君 │ 第一副市長 平 山 元 君
第二副市長 豊 井 泰 雄 君
│ 企画政策局長 松 本 泰 典 君
総務部長 成 谷 雅 弘 君
│ 財政部長
市民環境部長 黒 川 義 君 │ 兼理事 鳴 田 真 也 君
保健福祉部長 三 輪 俊 之 君
│ 経済部長 吉 岡 健 次 君
都市整備部長 │ 土木部副部長 石 川 稔 彦 君
兼理事 都 築 伸 也 君
│ 危機管理局長 井 原 忠 博 君
消防局長 小 池 和 成 君
│ 水道局長 山 口 啓 三 君
交通局長 大 西 孝 佳 君
│ 病院事業
病院局長 児 島 正 実 君
│ 管理者 曽 根 三 郎 君
教育委員会 │ 選挙管理委員
教育長 石 井 博 君
│ 会事務局長 北 野 治 君
監査委員 稲 井 博 君
│ 監査事務局長 堀 川 尚 生 君
農業委員会 │
事務局長 伊 賀 俊 雄 君 │
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議会事務局職員出席者
事務局長 扶 川 康
文 │ 次長兼
庶務課長 橋 本 由加里
議事調査課長 武 田 吉
史 │ 庶務課長補佐 佐 藤 一 秋
議事調査課長補 │ 議事係長 久次米 智 広
佐 宮 本 和 明
│ 調査係長 勝 占 高 弘
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○議長(井上武君)これより本日の会議を開きます。
本日の
議事日程は、配付いたしてあるとおりでありますが、日程に先立ち、
黒田達哉君から9月10日の
一般質問に関して、発言の訂正の申し出がありますので、これを許します。
〔1番
黒田達哉君登壇〕
◆1番(
黒田達哉君)おはようございます。
徳島活性会議の
黒田達哉でございます。
今期定例会9月10
日本会議での私の
代表質問、再登壇での発言を一部訂正させていただきます。
遠藤市長と元
観光協会会長近藤氏との会話の
やりとりについて、
遠藤市長が次のような発言をしたと私が言ったところです。
遠藤市長が、
徳島新聞社がかなり激怒していると言いながら、「すっと引いていただいたら、この件は私が水面下で収めますから」の部分です。
ユーチューブに上がっている
遠藤市長と元
観光協会会長近藤氏との会話の
やりとりの生音声を再確認したところ、「この件は私が水面下で収めますから」ではなく、正しくは、「後は私が処理したいなと思っています」に訂正していただきたいと思います。
お騒がせをいたしました。これでお答えいただけると思います。
○議長(井上武君)ただいまの発言の訂正については、
会議規則第65条の規定により、議長においてこれを許可します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(井上武君)それでは、日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第88条の規定により、議長において、3番岡 孝治君、11番岡南 均君のお二人を指名いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(井上武君)次に、日程第2、
議員提出議案第4
号遠藤市長に対する
不信任決議案の提出についてを議題といたします。
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〔市長
遠藤彰良君退場〕
○議長(井上武君)提出者の説明を求めます。3番岡 孝治君。
〔3番 岡 孝治君登壇〕
◆3番(岡孝治君)ただいま、議題に供された、
市長不信任決議案に関し、提出者を代表して
提案理由の説明を行います。
市長とは、市民の厳粛な選挙によって選ばれ、多くの市民の希望、そして期待を託された
本市行政のリーダーであるべきものです。したがって、我々
市議会議員は、市民の真の願いの実現のためであれば、市長とはまさに車の両輪のごとく、市政の推進を図っていかなければならない、これが本来の姿であるということは
重々承知をいたしております。
しかし、まことに残念ながら、2016年4月の就任以降、現在まで、約2年半の
遠藤市政、一言で言えば、
外寛内忌、好謀無決。
遠藤市長の不見識に基づく現在の
市政運営は、後退と混乱を招き、多くの市民の期待を裏切り、市益を大いに損ねるという大罪を犯していると断じざるを得ません。
その具体例は枚挙にいとまがなく、ここでは一部を示すにとどめますが、まず、ビジョンが全く見えない、行き当たりばったりの
財政運営について、申し上げます。
義務的経費の構成比は60%を超え、
類似団体と比較しても相当危険な状況。
財政構造の弾力性を示す
経常収支比率は、何と97%に手が届くほど悪化。実質単
年度収支は連続の
赤字決算。現状を看過すれば近い将来、枯渇を免れない、各基金の取り崩し。
職員給与費の増額のみが目立ち、軒並み減額されている事業費、
一般管理費。にもかかわらず、連続の過去
最大予算。
遠藤市長は、あれもやった、これもやった、一生懸命やっていると胸を張っています。しかしながら、
財政再建の具体策、そしてその道筋を具体的に示したことは、いまだ一度たりともありません。
また、ますます混迷の度合いを深める新ホールの整備は、
着任早々の
新町西地区再
開発計画の
白紙撤回、地権者の皆さんとは理解を得るまでとことん膝を突き合わせ、何度でも話し合う、こう言っていたことは早々にキャンセルされました。
あると自信を持って語っていた代替案、これは全く使い物にならない、お粗末きわまりないものであったことが露呈し、これもキャンセルです。行く先を
文化センターの
耐震改修に向けてかじを切ったものの、計画は即頓挫。迷走の果てに、敷地探しは
有識者会議なるものに丸投げして先延ばし。
それもこらえ切れずに、今度こそ
はと駅西を新ホールの建設地に選定し、30年、40年、50年、後に誇れる施設をつくる、1,500席は死守すると豪語されておりました。
我々は当初から、駅西では、法的にも物理的にも、将来を見据えた今日的なホールは敷地が狭過ぎて入らない、再三にわたって指摘をしてきました。にもかかわらず、そんな意見を無視するように、早々に
ホールコンサルタントを雇い入れるも、市としての方針を示さないばかりか、職員に対しては、朝令暮改で指示を二転三転させ、その苦労を徒労に終わらせ、次から次への血税の無駄遣いのし放題。あげくの果てにここに至って、何と、駅西はやっぱりだめなんで、
文化センター跡地に新ホールをつくります。これが、議会を軽視し、市民の願いを無視した独善的な
市政運営と言わずに何と言うのか。強い憤りを禁じ得ません。
このまま、
遠藤市政が続くとすれば、新
ホール整備は後退し、徳島市の
まちづくりはおくれにおくれ、ますます、他都市の後塵を拝することは火を見るよりも明らかでございます。
同様の事柄は他にもたくさんあります。昨年の
LEDデジタルアートフェスティバルは、多くの市民から、1億6,000万円もの事業費の大半をどぶに捨てたと同じと批判を浴び、その後の開催の見通しはいまだ立っておりません。
鉄道高架事業もしかり、そして、それに伴う徳島駅周辺の
まちづくり計画しかり、国府道の駅整備事業しかり、一般廃棄物中間処理施設整備事業しかり、そして、
食肉センターや
中央卸売市場の整備しかり、
上下水道事業の一体化しかり、挙げていけばきりがございません。
そして、
遠藤市長が、市長としての、また、政治家としての資質に著しく欠けている、また、
問題解決能力が皆無であるということを内外に広く知らしめたのが、さきのいわゆる阿波おどりの問題です。
丁寧に説明をしていけば相当の時間がかかりますので、ここでは、概要を時系列で追います。そもそもは、一昨年11月、
遠藤市長が当時の徳島市
観光協会会長に辞任の要求を行ったこと、このことに端を発し、以降、徳島市
観光協会への
会計監査、同協会への
補助金支出の停止、阿波おどり会館の
指定管理者の選定、
四国銀行からの
代位弁済を伴わない
債権譲渡と、同協会に対する破産申し立て、阿波おどり2018に関する
運営主体の設立、
実行委員の選任、
徳島新聞社からの3億円の寄附の受け入れと、
桟敷購入の
専決処分、これらの事柄については、
徳島地検へ新たな告発が行われていること、また、今後、新たな
訴訟提起がなされる可能性がありますので、発言はあえて控えますが、我々は、さきに述べた去る5月21日になされた
専決処分には、いまだ大きな疑義を覚えており、議会の議決を求めるのに十分な時間、機会があったにもかかわらず、なぜ急いで秘密裏に専決を打つ必要があったのか、このことは議会の存在を無視した前代未聞の暴挙であり、このことだけでも十分に、
市長不信任を動議するに値すると、我々は確信しています。
そして、その後の総踊りの中止、阿波おどり
振興協会の前夜祭からの締め出し、これらの騒動が、
インターネット媒体のみならず、放送、新聞、雑誌等のあらゆるメディアによって大きく取り上げられた。我々は、
遠藤市長が市長としての、また、政治家としての資質を多少なりとも持ち合わせていれば、このたびのような大騒動にはなってなかったと考えています。
それでは、なぜ大騒動になったのか。問題は、市長の自覚のなさなんです。市長とは大きな権限を持った権力者であるという認識、これの欠如。あと、
問題解決能力のなさ。そして、これらに起因する極めて軽率な言動。このことが騒動を必要以上に大きくし、四国だけでなく、日本にとっても大きな夏の行事、
国民的行事といえる阿波おどりに水を差した結果、その
ブランドを毀損したのみならず、徳島市という
ブランド自体をも取り返しのつかないほど毀損してしまった。このたびの騒動に関する市長の言動に対して、褒められるものなど何一つないと思います。
加えて、阿波おどり2018における総踊りの決行は、
遠藤市長の
利害調整能力のなさを示す明確な失敗例であり、これらの責任は極めて重大であると言わざるを得ず、遺憾の極みであり、決して看過できるものではありません。
さきに申し上げましたとおり、現市政がスタートして早2年半もの時間が経過した今、就任当初、念仏のように唱えておられた、
スピード感を持ってという言葉も、さすがにここ最近はさっぱり聞かなくなっています。行き当たりばったりで小手先の政策は、フリーズしたら
市民会議、
有識者会議なる組織に何でも即座に丸投げ。その後は何もなかったふりをして白紙、撤回、中止、先延ばしの連鎖。良識ある市職員からは、何でもかんでも白紙、白紙のハクシィ君とやゆされ、にもかかわらず、御本人には責任をとる覚悟などさらさらなく、そのそぶりさえも全くなく、責任は他人になすりつけて、あげくの果てには、僕一人で決めたんではありません、みんなで決めたんです、やることなすこと失敗はしたけど、悪いことはやっていません、一生懸命やりました、またこれから頑張ります。
こんな軽薄な
立ち振る舞いが許されるわけがないこと、また、結果責任が問われないのは、幾ら甘く見積もっても
義務教育修了くらいまでだということは、子供でもわかる道理です。随分と辛抱してきましたが、現市政が重ねてきたお粗末きわまりない失敗のモラトリアム、いわゆる
執行猶予の期間はとうに過ぎています。徳島市の将来を少しでも憂う気持ちがあるなら、冗談ではなく、いよいよ真剣にみずからの進退を決断、それこそ英断すべき時期が来たのではないかと本気で御助言申し上げてきましたが、御返事はいただけませんでした。そのことさえ他人に丸投げする気なら、議会が引導を渡すほか手はないと判断するに至り、ここに
遠藤市長の
不信任決議案を提出するものです。
今、議会の役割がいかにあるべきか、その力量が問われています。阿波おどり問題に関しても、一体市議会は何をやっているんだという市民の声が日ごとに大きくなっています。市長の
リコール運動が展開される、そういった大きなうねりも見え始めています。
議員各位には、本決議案の趣旨を十分に御理解いただき、本決議案に御賛同くださいますよう、心からお願い申し上げまして、
提案理由の説明といたします。よろしくお願いいたします。
○議長(井上武君)以上で提出者の説明は終わりました。
議事の都合により小休いたします。
午前10時40分 小休
─────────────────────────────
午前11時30分 再開
○議長(井上武君)小休前に引き続き会議を開きます。
これより本案に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上武君)質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案については、
会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上武君)御異議なしと認めます。よって本案については、
委員会付託を省略することに決定いたしました。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上武君)討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより、
議員提出議案第4
号遠藤市長に対する
不信任決議案の提出について、採決いたします。この採決は
記名投票をもって行います。
議場の
出入り口を閉じます。
〔
議場閉鎖〕
─────────────────────────────
このときの
出席議員氏名次のとおり
1番 黒 田 達 哉 君
│ 2番 佐々木 昌 也 君
3番 岡 孝 治 君
│ 4番 明 石 和 之 君
5番 土 井 昭 一 君
│ 6番 梶 原 一 哉 君
8番 藤 田 真由美 君
│ 9番 岸 本 和 代 君
10番 齋 藤 智 彦 君 │ 11番 岡 南 均 君
12番 塀 本 信 之 君 │ 13番 渡 邊 亜由美 君
14番 中 西 裕 一 君 │ 15番 加 村 祐 志 君
16番 北 原 光 晴 君 │ 17番 西 林 幹 展 君
19番 井 上 武 君 │ 20番 武 知 浩 之 君
21番 宮 内 春 雄 君 │ 22番 加 戸 悟 君
23番 見 田 治 君 │ 24番 船 越 智 子 君
25番 森 井 嘉 一 君 │ 26番 玉 野 勝 彦 君
27番 山 本 武 生 君 │ 28番 久次米 尚 武 君
29番 美 馬 秀 夫 君 │ 30番 須 見 矩 明 君
─────────────────────────────
○議長(井上武君)本案の採決に当たっては、
地方自治法第178条の規定により、議員数の3分の2以上の者が出席し、その4分の3以上の者の同意を必要といたします。
現在の
出席議員数は28名であり、議員数の3分の2以上であります。また、
出席議員の4分の3は21名であります。
投票札を配付させます。
〔
投票札配付〕
○議長(井上武君)投票札の
配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上武君)
配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
〔
投票箱点検〕
○議長(井上武君)異状なしと認めます。
念のため申し上げます。本案を可とする方は白票を、否とする方は青票を、点呼に応じて順次投票を願います。
点呼を命じます。
〔点呼・投票〕
○議長(井上武君)
投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上武君)
投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の
出入り口を開きます。
〔
議場開鎖〕
○議長(井上武君)開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、立会人に10番齋藤智彦君、29番美馬秀夫君を指名いたします。よって両君の立ち会いを願います。
投票箱を開き投票の点検をさせます。
〔開 票〕
○議長(井上武君)開票の結果を報告いたします。
投票総数28票、これは先ほどの
出席議員数に符号いたしております。
そのうち
白票 5票
青票 23票
であります。
以上のとおり白票は所定数に達しません。よって、本案は否決されました。
─────────────────────────────
白票(賛成)を投票した
議員氏名次のとおり
1番 黒 田 達 哉 君
│ 2番 佐々木 昌 也 君
3番 岡 孝 治 君 │ 10番 齋 藤 智 彦 君
11番 岡 南 均 君 │
青票(反対)を投票した
議員氏名次のとおり
4番 明 石 和 之 君
│ 5番 土 井 昭 一 君
6番 梶 原 一 哉 君
│ 8番 藤 田 真由美 君
9番 岸 本 和 代 君 │ 12番 塀 本 信 之 君
13番 渡 邊 亜由美 君 │ 14番 中 西 裕 一 君
15番 加 村 祐 志 君 │ 16番 北 原 光 晴 君
17番 西 林 幹 展 君 │ 19番 井 上 武 君
20番 武 知 浩 之 君 │ 21番 宮 内 春 雄 君
22番 加 戸 悟 君 │ 23番 見 田 治 君
24番 船 越 智 子 君 │ 25番 森 井 嘉 一 君
26番 玉 野 勝 彦 君 │ 27番 山 本 武 生 君
28番 久次米 尚 武 君 │ 29番 美 馬 秀 夫 君
30番 須 見 矩 明 君 │
─────────────────────────────
〔市長
遠藤彰良君入場〕
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(井上武君)次に、日程第3を議題といたします。
ただいま議題に供しました各議案は、それぞれ所管の
常任委員会に付託してありますので、この際、委員長の報告を求めます。
総務委員長14番
中西裕一君。
〔14番
中西裕一君登壇〕
◆14番(
中西裕一君)
総務委員会における審査の結果について、御報告申し上げます。
今期定例会において、当委員会に付託されました案件については、去る9月13日に慎重に審査いたしました結果、議案第59号「平成30年度徳島市
一般会計補正予算(第3号)」中、当
委員会関係部分を初め、他の当
委員会関係議案については、いずれも
全会一致をもって、原案を可決、同意すべきものと決定いたしました。
また、請願第2号「消費税10%増税の中止を求める請願」については、採決の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決定いたしました。
以上で、
総務委員長の報告といたします。
○議長(井上武君)次は、
文教厚生委員長26番
玉野勝彦君。
〔26番
玉野勝彦君登壇〕
◆26番(
玉野勝彦君)
文教厚生委員会における審査の結果について、御報告申し上げます。
今期定例会において、当委員会に付託されました案件については、去る9月14日に慎重に審査いたしました結果、議案第59号「平成30年度徳島市
一般会計補正予算(第3号)」中、当
委員会関係部分及び議案第60号「平成30年度徳島市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」については、いずれも
全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。
なお、徳島県
公立高等学校普通科における通学区域(学区)の見直しに関する要望書を、当
委員会委員総意で
関係機関に提出する旨決定したことを申し添え、
文教厚生委員長の報告といたします。
○議長(井上武君)次は、
産業交通委員長16番
北原光晴君。
〔16番
北原光晴君登壇〕
◆16番(
北原光晴君)
産業交通委員会における審査の結果について、御報告申し上げます。
今期定例会において、当委員会に付託されました案件については、去る9月13日に慎重に審査いたしました結果、議案第59号「平成30年度徳島市
一般会計補正予算(第3号)」中、当
委員会関係部分及び議案第63号「徳島市
地方活力向上地域内における
固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正する条例を定めるについて」は、いずれも
全会一致をもって、原案を可決すべきものと決定いたしました。
以上で、
産業交通委員長の報告といたします。
○議長(井上武君)次は、建設委員長27番山本武生君。
〔27番 山本武生君登壇〕
◆27番(山本武生君)建設委員会における審査の結果について、御報告申し上げます。
今期定例会において、当委員会に付託されました案件については、去る9月14日に慎重に審査いたしました結果、議案第59号「平成30年度徳島市
一般会計補正予算(第3号)」中、当
委員会関係部分を初め、他の当
委員会関係議案については、いずれも
全会一致をもって原案を可決、同意すべきものと決定いたしました。
以上で、建設委員長の報告といたします。
○議長(井上武君)以上で、各委員長の報告は終わりました。
これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上武君)質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、通告者の発言を許します。23番見田 治君。
〔23番 見田 治君登壇〕
◆23番(見田治君)日本共産党市議団の見田 治でございます。
総務委員長報告の中で、消費税10%増税の中止を求める請願について、採決の結果、不採択とするとの
総務委員長報告がありましたが、改めて、本会議のこの場におきまして、本請願を御採択いただきますよう申し上げ、
総務委員長報告に対する反対討論を行います。
本請願は、請願趣旨冒頭に、安倍政権は、2019年10月の消費税率10%への引き上げを予定どおり行うとしています。しかし、税率8%への増税後、国内総生産は落ち込み、個人消費や実質賃金の低迷が続いています。しかも、社会保障はよくなるどころか負担は増すばかりで、多くの国民から悲鳴が上がっています、と述べていますが、まさにそのとおりです。
そもそも安倍政権がなぜ増税を延期したのか。言うまでもなくアベノミクス経済の失敗によって、低迷する日本経済の動向が背景にあります。最近、財務省が発表した2016年度法人企業統計の資本金10億円以上の大企業の内部留保は403.4兆円。この1年間で17.6兆円ふやしました。
安倍政権が発足した2012年度から2016年度で見ますと、大企業の内部留保は56兆円も積み増しとなり、経常利益は35.9兆円から52.8兆円と、47.1%の増加。役員報酬も、同じ期間に9.3%の増加をしています。
しかし、労働者の賃金はどうでしょうか。この間の労働者の賃金は、わずか3.6%増で、この間の物価上昇5.0%を差し引けば、実質賃金はマイナスです。景気は緩やかに回復しているなどと、政府や経済界がまことしやかに宣伝をしても、国民の中に、景気回復の実感が全く感じられないというのはこのためです。
国民の中に広がる格差と貧困の連鎖の中で、日本の内需の6割を占める個人消費の冷え込みは続き、景気回復の実感が全く感じられない中、このようなときに消費税10%増税を強行すればどうなるか。かつて税率8%への増税がもたらしたGDP、国内総生産の落ち込みは免れません。大企業は生産を縮小し、販売が落ち込んでも大きな利益を確保しています。なぜか。経済のグローバル化をてこに、正社員を派遣や臨時に切りかえ、労働力コストを切り下げて利益確保を行えるからです。
しかし、企業の99.7%を占める中小企業はそうはいきません。個人消費の落ち込みは即生産と売り上げの減少につながり、厳しい経営難に追い込まれます。これらは一層、日本経済の疲弊を招きます。
賃金を切り下げ、働く国民の雇用など、生活基盤を奪い、個人消費のさらなる下落によって、デフレ脱却どころか、国民経済の悪循環に拍車をかけることになるでしょう。
消費税増税を社会保障の財源のためなどと言いますが、消費税導入以来の税収はどうなったのでしょうか。1989年、消費税が福祉のため、少子高齢化のためといって初めて導入されて以来、27年間、これまでおさめた消費税の税収総額は349兆円です。その一方で、この間の法人三税、すなわち法人税、法人住民税、法人事業税の減税総額は280兆円にも達しています。これ以外にも、輸出大企業には消費税還付金が、事業年度2016年4月から2017年3月期で、この1年間で、トヨタ自動車の3,231億円を筆頭に、製造業上位12社で年間8,311億円もの莫大な還付金が還元されているのです。まさに、消費税は社会保障の財源ではなく、大企業の減税の穴埋めにされたと言って過言ではありません。
消費税は、子供や各地の災害被災者にもかかります。低所得者ほど重く、高額所得者ほど軽い。日本共産党市議団は、憲法にいう応能負担の大原則に反する逆進的な不公平税制であり、そもそも廃止すべき税制だと考えています。
しかしながら、本請願の趣旨は、消費税の是非を問うものではなく、個人消費や実質賃金の低下など、現下の日本経済の状況のもとで景気の悪化を懸念し、住民の暮らし、地域経済、地方自治体に深刻な打撃を与える消費税10%増税の中止を求める意見書の提出を求める請願であり、消費税を是とする
議員各位にも御理解をいただけるものと思います。
また、10%増税にあわせて食料品などを8%に据え置く複数税率の導入も準備されていますが、適格請求書、インボイスが義務づけられることで、約500万人の免税事業者が商取引から排除される懸念も指摘をされています。
以上のことから見ても、消費税10%はきっぱりと中止すべきであります。よって、本請願を改めて御採択いただけますようお願いをし、反対討論といたします。
○議長(井上武君)以上で通告による討論は終わりました。これをもって通告による討論を終結いたします。
これより、議案第59号から議案第64号まで、議案第70号から議案第76号までの以上13件について、一括して採決いたします。
本案に対する委員長報告は、議案第72号及び議案第73号については同意、その他のものは、いずれも原案可決であります。
お諮りいたします。本案について、いずれも委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上武君)御異議なしと認めます。よって本案については、いずれも委員長報告のとおり可決、同意することに決定いたしました。
次に、請願第2号について、採決いたします。
─────────────────────────────
このときの
出席議員氏名次のとおり
1番 黒 田 達 哉 君
│ 2番 佐々木 昌 也 君
3番 岡 孝 治 君
│ 4番 明 石 和 之 君
5番 土 井 昭 一 君
│ 6番 梶 原 一 哉 君
8番 藤 田 真由美 君
│ 9番 岸 本 和 代 君
10番 齋 藤 智 彦 君 │ 11番 岡 南 均 君
12番 塀 本 信 之 君 │ 13番 渡 邊 亜由美 君
14番 中 西 裕 一 君 │ 15番 加 村 祐 志 君
16番 北 原 光 晴 君 │ 17番 西 林 幹 展 君
19番 井 上 武 君 │ 20番 武 知 浩 之 君
21番 宮 内 春 雄 君 │ 22番 加 戸 悟 君
23番 見 田 治 君 │ 24番 船 越 智 子 君
25番 森 井 嘉 一 君 │ 26番 玉 野 勝 彦 君
27番 山 本 武 生 君 │ 28番 久次米 尚 武 君
29番 美 馬 秀 夫 君 │ 30番 須 見 矩 明 君
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○議長(井上武君)本請願に対する委員長報告は、不採択であります。
お諮りいたします。本請願を委員長報告のとおり決することに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(井上武君)起立多数であります。よって本請願については、委員長報告のとおり、不採択とすることに決定いたしました。
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○議長(井上武君)次に、日程第4、諮問第1号から諮問第5号までの以上5件についてを議題といたします。
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○議長(井上武君)本案は、本日追加提出された案件でありますので、提出者の説明を求めます。
〔市長
遠藤彰良君登壇〕
◎市長(
遠藤彰良君)ただいま上程されました人事議案5件について、御説明いたします。
これらの案件は、
人権擁護委員候補者5名の推薦について、御同意をお願いするものでございます。
人権擁護委員候補者の推薦につきましては、任期満了となります5氏のうち、松本みづる氏及び吉崎啓作氏を引き続き推薦し、平山 淳氏の後任として、大櫛節子氏を、山崎 洋氏の後任として、立川 耕氏を、髙田憲一氏の後任として、藤澤和裕氏を新たに推薦しようとするものでございます。
松本氏と吉崎氏は、現在、人権擁護委員として人権思想の啓発活動等に積極的に取り組んでおられ、地元住民の信望も厚く、また社会福祉にも精通しており、人権擁護委員として適任であるため、引き続き推薦しようとするものでございます。
大櫛氏は、社会福祉活動を通じて、立川氏は、教職員活動を通じて、人権擁護に深い理解があり、地域の信頼と人望も厚く、人権擁護委員として適任であるため、また、藤澤氏は、長きにわたり弁護士として御活躍されており、徳島弁護士会人権擁護委員会委員を務められるなど、その知識と経験を人権擁護活動に生かしていただくため、新たに推薦しようとするものでございます。
なお、退任されます平山氏、山崎氏及び髙田氏におかれましては、在任中の御労苦と御功績に対し、心から感謝を申し上げます。
以上、よろしく御審議いただき、御同意くださいますようお願いいたします。
○議長(井上武君)以上で提出者の説明は終わりました。
お諮りいたします。ただいま議題となっております案件については、成規の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上武君)御異議なしと認めます。よって本案については、成規の手続を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。
これより、諮問第1号から諮問第5号までの以上5件について一括して採決いたします。
お諮りいたします。本案については、いずれも原案に同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上武君)御異議なしと認めます。よって本案については、いずれも原案に同意することに決定いたしました。
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○議長(井上武君)次に、日程第5、閉会中の
継続審査及び調査についてを議題といたします。
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○議長(井上武君)各常任委員長及び各決算審査特別委員長から、お手元に配付のとおり、閉会中の
継続審査及び調査の申し出があります。
お諮りいたします。各委員長から申し出のとおり、それぞれ閉会中の
継続審査及び調査とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上武君)御異議なしと認めます。よって各委員長から申し出のとおり、それぞれ閉会中の
継続審査及び調査とすることに決定いたしました。
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○議長(井上武君)以上で、
今期定例会に付議された案件は、
継続審査に付されたものを除き、いずれも議了いたしました。
本定例会は、これをもって閉会いたしたいと思いますが、閉会前に市長から閉会の挨拶があります。
〔市長
遠藤彰良君登壇〕
◎市長(
遠藤彰良君)閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
今定例会には、
一般会計補正予算議案など、33件の議案を御提出いたしまして、
議員各位の熱心な御審議を賜った次第でございます。このうち、今後さらに御審議をいただきます一般会計・各特別会計及び各公営企業会計の決算認定議案を除く全議案につきまして、御可決、御同意をいただき厚く御礼を申し上げます。
議案審議の過程におきまして、御指摘のありました点につきましては、十分検討を加え、今後の
市政運営に反映させてまいりたいと考えております。
なお、決算審査特別委員会の委員に就任されました
議員各位におかれましては、御労苦とは存じますが、十分御審査くださいますようお願いを申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。
○議長(井上武君)それでは、これにて平成30年第3回徳島市議会定例会を閉会いたします。
午後0時5分 閉会
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地方自治法第123条第2項の規定による署名者
徳島市議会議長
会議録署名議員
同...