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平成30年第 2回定例会−06月07日-06号

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  1. 徳島市議会 2018-06-07
    平成30年第 2回定例会−06月07日-06号


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    最終取得日: 2021-04-28
    平成30年第 2回定例会−06月07日-06号平成30年第 2回定例会 ┌─────────────────────────────────┐ │    平 成                          │ │    30年   徳 島 市 議 会 会 議 録        │ │                                 │ │              第 6 号              │ └─────────────────────────────────┘                        徳島市告示第136号  平成30年第2回徳島市議会定例会を次のとおり招集する。        平成30年5月31日           徳 島 市 長   遠 藤 彰 良  1 と き   平成30年6月7日午前10時  2 ところ   徳島市議会議事堂    ─────────────────────────────   平成30年6月7日(木曜日)午前10時54分開会    ─────────────────────────────    議 事 日 程(第1号) 第1 会議録署名議員指名について 第2 会期決定について
    第3 議案第44号 平成30年度徳島一般会計補正予算(第2号)    議案第45号 平成30年度徳島下水道事業特別会計補正予算(第1号)    議案第46号 徳島市税賦課徴収条例等の一部を改正する条例を定めるについて    議案第47号 徳島都市計画税条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第48号 阿波おどり振興基金条例を定めるについて    議案第49号 徳島学校医学校歯科医及び学校薬剤師公務災害補償条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第50号 市道路線廃止について    議案第51号 市道路線認定について    議案第52号 専決処分承認について    議案第53号 専決処分承認について    議案第54号 専決処分承認について    議案第55号 専決処分承認について    議案第56号 専決処分承認について    報告第16号 平成29年度徳島一般会計継続費繰越報告書    報告第17号 平成29年度徳島一般会計繰越明許費繰越報告書    報告第18号 平成29年度徳島下水道事業特別会計継続費繰越報告書    報告第19号 平成29年度徳島下水道事業特別会計繰越明許費繰越報告書    報告第20号 平成29年度徳島水道事業会計予算繰越報告書    報告第21号 専決処分報告について    報告第22号 専決処分報告について    報告第23号 専決処分報告について    報告第24号 専決処分報告について    報告第25号 専決処分報告について    報告第26号 専決処分報告について    報告第27号 専決処分報告について    報告第28号 専決処分報告について    報告第29号 専決処分報告について    報告第30号 専決処分報告について    報告第31号 専決処分報告について    報告第32号 専決処分報告について    報告第33号 専決処分報告について    報告第34号 専決処分報告について    報告第35号 専決処分報告について    報告第36号 専決処分報告について    報告第37号 専決処分報告について    報告第38号 専決処分報告について    ─────────────────────────────    本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員指名について 日程第2 会期決定について 日程第3 議案第44号から議案第56号まで 報告第16号から報告第38号まで    ─────────────────────────────    出 席 議 員(28名)    1番  明 石 和 之 君 │  2番  藤 田 真由美 君    3番  北 原 光 晴 君 │  4番  土 井 昭 一 君    5番  岸 本 和 代 君 │  6番  梶 原 一 哉 君    9番  加 村 祐 志 君 │ 10番  齋 藤 智 彦 君   11番  岡 南   均 君 │ 12番  塀 本 信 之 君   13番  渡 邊 亜由美 君 │ 14番  黒 田 達 哉 君   15番  佐々木 昌 也 君 │ 16番  岡   孝 治 君   17番  西 林 幹 展 君 │ 18番  中 西 裕 一 君   19番  武 知 浩 之 君 │ 20番  井 上   武 君   21番  宮 内 春 雄 君 │ 22番  加 戸   悟 君   23番  見 田   治 君 │ 24番  船 越 智 子 君   25番  森 井 嘉 一 君 │ 26番  玉 野 勝 彦 君   27番  山 本 武 生 君 │ 28番  久次米 尚 武 君   29番  美 馬 秀 夫 君 │ 30番  須 見 矩 明 君    ─────────────────────────────    欠 員 (2名)    ─────────────────────────────    説明のため出席した者の職氏名 市長     遠 藤 彰 良 君 │ 第一副市長  平 山   元 君 第二副市長  豊 井 泰 雄 君 │ 企画政策局長 松 本 泰 典 君 総務部長   成 谷 雅 弘 君 │ 財政部長 市民環境部長 黒 川   義 君 │ 理事    鳴 田 真 也 君 保健福祉部長 三 輪 俊 之 君 │ 経済部長   吉 岡 健 次 君 都市整備部長           │ 土木部長   横 山 敏 春 君 兼理事    都 築 伸 也 君 │ 危機管理局長 井 原 忠 博 君 消防局長   小 池 和 成 君 │ 水道局長   山 口 啓 三 君 交通局長   大 西 孝 佳 君 │ 病院事業 病院局長   児 島 正 実 君 │ 管理者    曽 根 三 郎 君 教育委員会            │ 選挙管理委員 教育長    石 井   博 君 │ 会事務局長  北 野   治 君 監査事務局長 堀 川 尚 生 君 │ 農業委員会                  │ 事務局長   伊 賀 俊 雄 君    ─────────────────────────────    議会事務局職員出席者  事務局長    扶 川 康 文 │ 次長庶務課長 橋 本 由加里  議事調査課長  武 田 吉 史 │ 庶務課長補佐  佐 藤 一 秋  議事調査課長補         │ 議事係長    久次米 智 広  佐       宮 本 和 明 │ 調査係長    勝 占 高 弘    ───────────────────────────── ○議長宮内春雄君)ただいまから、平成30年第2回徳島市議会定例会を開会いたします。  市長より招集挨拶があります。            〔市長 遠藤彰良登壇〕 ◎市長遠藤彰良君)本日、ここに平成30年第2回徳島市議会定例会招集申し上げましたところ、議員各位の御出席を賜り厚く御礼を申し上げます。  今定例会には、一般会計補正予算議案など13件の議案を御提出いたしております。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げまして、招集挨拶といたします。 ○議長宮内春雄君)これより、本日の会議を開きます。  日程に先立ち、諸般の報告をいたします。  まず、監査委員から、本年3月、4月及び5月に実施した例月現金出納検査及び監査の結果について、議長宛て報告書が提出されておりますので、御報告いたしておきます。  次に、地方自治法第121条の規定により、本定例会出席を求めた者の職氏名及び本日の議事日程事務局長報告させます。             〔議会事務局長報告〕    ─────────────────────────────    説明のため出席を求めた者の職氏名 市長     遠 藤 彰 良 君 │ 第一副市長  平 山   元 君 第二副市長  豊 井 泰 雄 君 │ 企画政策局長 松 本 泰 典 君 総務部長   成 谷 雅 弘 君 │ 財政部長 市民環境部長 黒 川   義 君 │ 理事    鳴 田 真 也 君 保健福祉部長 三 輪 俊 之 君 │ 経済部長   吉 岡 健 次 君
    都市整備部長           │ 土木部長   横 山 敏 春 君 兼理事    都 築 伸 也 君 │ 危機管理局長 井 原 忠 博 君 消防局長   小 池 和 成 君 │ 水道局長   山 口 啓 三 君 交通局長   大 西 孝 佳 君 │ 病院事業 病院局長   児 島 正 実 君 │ 管理者    曽 根 三 郎 君 教育委員会            │ 選挙管理委員 教育長    石 井   博 君 │ 会事務局長  北 野   治 君 監査事務局長 堀 川 尚 生 君 │ 農業委員会                  │ 事務局長   伊 賀 俊 雄 君    ─────────────────────────────          議  事  日  程  (第1号) 第1 会議録署名議員指名について 第2 会期決定について 第3 議案第44号 平成30年度徳島一般会計補正予算(第2号)    議案第45号 平成30年度徳島下水道事業特別会計補正予算(第1号)    議案第46号 徳島市税賦課徴収条例等の一部を改正する条例を定めるについて    議案第47号 徳島都市計画税条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第48号 阿波おどり振興基金条例を定めるについて    議案第49号 徳島学校医学校歯科医及び学校薬剤師公務災害補償条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第50号 市道路線廃止について    議案第51号 市道路線認定について    議案第52号 専決処分承認について    議案第53号 専決処分承認について    議案第54号 専決処分承認について    議案第55号 専決処分承認について    議案第56号 専決処分承認について    報告第16号 平成29年度徳島一般会計継続費繰越報告書    報告第17号 平成29年度徳島一般会計繰越明許費繰越報告書    報告第18号 平成29年度徳島下水道事業特別会計継続費繰越報告書    報告第19号 平成29年度徳島下水道事業特別会計繰越明許費繰越報告書    報告第20号 平成29年度徳島水道事業会計予算繰越報告書    報告第21号 専決処分報告について    報告第22号 専決処分報告について    報告第23号 専決処分報告について    報告第24号 専決処分報告について    報告第25号 専決処分報告について    報告第26号 専決処分報告について    報告第27号 専決処分報告について    報告第28号 専決処分報告について    報告第29号 専決処分報告について    報告第30号 専決処分報告について    報告第31号 専決処分報告について    報告第32号 専決処分報告について    報告第33号 専決処分報告について    報告第34号 専決処分報告について    報告第35号 専決処分報告について    報告第36号 専決処分報告について    報告第37号 専決処分報告について    報告第38号 専決処分報告について    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜議長宮内春雄君)それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、15番佐々木昌也君、24番船越智子君のお二人を指名いたします。    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜議長宮内春雄君)次に、日程第2、会期決定についてを議題といたします。  今期定例会会期は、本日から6月21日までの15日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長宮内春雄君)御異議なしと認めます。よって会期は、本日から6月21日までの15日間と決定いたしました。  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜議長宮内春雄君)次に、日程第3を議題といたします。  ───────────────────────────── ○議長宮内春雄君)提出者説明を求めます。  〔市長 遠藤彰良登壇〕 ◎市長遠藤彰良君)提出議案説明に先立ちまして、一言申し上げます。  阿波おどりは、400年の歴史を持つ、徳島市が世界に誇る伝統芸能であり、市民のかけがえのない財産であります。  この徳島の宝である阿波おどりを、発祥の地・徳島において、未来へつなぎ、そして確実に発展させていくことが、何よりも重要であります。  しかしながら、阿波おどりをめぐっては、多額の累積赤字に係る徳島観光協会の借入金に対する損失補償徳島市が行っていることにつきまして、昨年来、市民皆様から、御心配の声を多くいただく事態となりました。  徳島市といたしましては、阿波おどり事業特別会計累積赤字解消策等に関する調査団による調査を踏まえ、市民の負担をこれ以上ふやさず、できるだけ軽減させるために、やむを得ず、本年3月1日に徳島観光協会破産手続開始の申し立てを行うとともに、今夏の阿波おどりを徳島市が責任を持って実施するため、徳島商工会議所連合会を初めとする7団体の御協力をいただき、4月26日に新たな阿波おどり実行委員会を立ち上げました。  また、旅行代理店の阿波おどりチケット申し込み受付の開始が6月1日に迫る中、阿波おどりの開催に必要不可欠な阿波おどり桟敷を一日も早く取得するため、5月9日には、私みずから、破産管財人桟敷取得を申し入れ、その後、破産管財人との協議を進め、5月18日に合意に至るとともに、徳島新聞社からの寄附金についても、基金に積み立てずに、寄附金を原資として、直接桟敷を取得することについて承認を得ることができました。  一方、阿波おどり桟敷売買契約成立には、破産管財人との契約手続の後、裁判所の許可を得る必要があり、その許可手続がどの程度の期間を要するかわからない中、一刻も早く破産管財人から許可申請をしてもらえるよう、契約に向けた手続を進める必要がありました。  そのため、県内外関係者の不安を払拭する最善策として、5月21日に、私の責任において、阿波おどり桟敷に係る一般会計補正予算及び財産の取得に関する専決処分を決断いたしました。  そして、同日、徳島地方裁判所許可を得て、破産管財人との間において、阿波おどり桟敷売買契約が成立し、徳島市が桟敷を取得することができました。  これによりまして、徳島の宝・阿波おどりを心待ちにしていただいている市民皆様を初め、阿波おどり関係団体、そして、全国の阿波おどりファンの皆様方に対しまして、8月12日から15日までの阿波おどり開催を自信を持って宣言させていただきました。  5月25日には新たに阿波おどり公式ウエブサイトを開設し、全国に向けた情報発信をスタートするとともに、6月1日からは旅行代理店扱いの阿波おどりチケット申し込みを開始いたしました。6月4日に申し込みを締め切りましたが、旅行代理店を通して、全国から約1万9,000枚の申し込みをいただいておりまして、主催者の一員として、非常にありがたく思っているところでございます。  8月の阿波おどり本番まで2カ月余りと限られた期間ではありますが、透明性の確保と効率的な運営の理念のもと、阿波おどりに携わる全ての皆様方と阿波おどりにかける思いを一つにして、阿波おどり事業の準備を確実に進めてまいります。  そして、阿波おどり期間中には、街中に阿波おどりのおはやしが鳴り響き、ぞめきのリズムに、踊り子や見物客の身も心も弾む、ここにしかない、本場徳島の阿波おどりを、阿波おどりの聖地・徳島において、盛大に開催してまいりたいと考えております。  それでは、今回提出いたしました議案につきまして、御説明いたします。  今定例会に提出いたしました議案は、予算議案2件、条例議案4件、単行議案7件の合計13件となっております。  その概要を御説明いたします前に、現下の諸情勢と、徳島市の取り組みについて、若干申し上げます。  先月発表された内閣府の月例経済報告によりますと、我が国の経済は、景気は緩やかに回復しているとされ、先行きについても、雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあり、緩やかな回復が続くことが期待されております。  また、日本銀行徳島事務所が先月14日に発表した徳島金融経済概況においても、徳島県内景気回復を続けていると報告されるとともに、徳島県内雇用情勢も、本年4月の有効求人倍率が1.46倍と、昭和38年の統計開始以来の最高値となるなど、徳島県内も国の経済状況と同様の傾向にあるものと見られます。  徳島市といたしましても、引き続き、経済情勢について十分注視するとともに、市民皆様景気回復を肌で実感でき、町のにぎわいづくりに資する施策を推進してまいりたいと考えております。  続いて、現在取り組んでおります、まちづくり主要プロジェクトである新ホール整備につきましては、昨年5月に建設候補地として、徳島西側駐車場を選定し、本年3月議会において、施設の規模や機能、平面配置イメージなどについて、報告させていただきました。  その後、土地所有者関係者との協議を重ね、徳島西側駐車場において、新ホールを建設する場合の概算事業費及び整備スケジュール等をさきの委員会でお示しいたしました。  しかしながら、候補地選定後、新たに補償対象物件が判明し、その移設費用が高額となること、移設や埋蔵文化財調査に要する期間を一定期間見込むため、整備スケジュールも当初の想定以上となることなど厳しい結果となっておりますことから、さらなる検討が必要であると判断いたしました。  今後においては、整備における事業手法などを見据え、専門家の意見を聞くなど、さらなる事業費の抑制や整備スケジュールの短縮に向けた検討を進めるとともに、施設の主な利用者となる文化団体等へのヒアリングを行いながら、新ホール機能面での利便性を検証してまいります。  次に、町のにぎわいづくりにつきましては、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を目前に控え、昨年は全国訪日外国人旅行者数が約2,870万人となるなど、今後においても、さらなる増加が大いに期待されているところでございます。  本年4月には、大型クルーズ客船マジェスティック・プリンセスが徳島小松島港に寄港し、200人を超える台湾からの観光客皆様方が、阿波おどり会館を訪れていただき、私みずからが阿波おどりでおもてなしをいたしました。台湾からの観光客皆様には、阿波おどりを体験していただき、その笑顔で満ちあふれた様子に、私自身も、改めて阿波おどりのすばらしさを再確認したところでございます。  今後においても、こうした大型クルーズ客船の寄港など、インバウンドで徳島東部地域を訪れる多くの訪日外国人旅行者が予想されることから、本年3月に設立された一般社団法人イーストとくしま観光推進機構と連携しながら、阿波おどりを初めとする徳島東部地域の強みを生かした魅力ある観光地域づくりを進め、「知られていない」から、「行ってみたい」地域へと、国内外から注目されるエリアとなるよう、しっかりと取り組んでまいります。  以上のようなまちづくりプロジェクトとともに、子育て支援や良好な教育環境整備、防災・減災対策など、市民生活に密着した重要施策についても、切れ目なく力を注いでおります。  まず、喫緊の課題である待機児童の解消や小学校就学前における質の高い教育・保育を受けられる環境づくりといたしまして、徳島市立としては初となる幼保連携型認定こども園として北井上認定こども園を、本年4月に開園いたしました。  同園には、6月1日現在で87人の児童が入園しており、幼稚園保育所のそれぞれの利点を生かし、家庭と連携しながら、年齢ごと集団活動や異年齢交流を組み合わせ、健やかな育ちを支援してまいります。  また、2園目となる勝占地区での幼保連携型認定こども園につきましても、地元住民皆様の御理解や御協力をいただきながら、平成32年4月の開園を目指して取り組んでいるところでございます。  次に、私が市長就任以来、計画的に整備を進めてまいりました学校施設への空調設備整備につきましては、全ての幼稚園と中学校において、昨年度内に導入が完了し、今月から使用を開始いただける状況となりました。小学校においても、今年度は、国の補正予算を積極的に活用しており、2カ年をかけて整備を進め、来年度以降、順次稼働することといたしております。  こうした取り組みによりまして、徳島の未来を担う園児及び児童・生徒に、健康かつ集中して学習に取り組める快適な学習環境を提供してまいります。  次に、地域防災の最前線で活躍する消防団につきましては、将来の担い手不足が心配される中、市内に三つの大学を擁する徳島市の強みを生かして、消防団活動大学生などが参加しやすい環境整備し、防災力充実強化を図る機能別消防団員制度の運用を県内で初めて開始し、6月1日から団員の募集をスタートいたしました。  また、消防団員として、地域社会に貢献した大学生などの功績を認証し、就職活動を支援する学生消防団活動認証制度を今年度から新たに導入し、担い手確保に向けた環境整備を進めているところでございます。  さらに、昨年6月に施行いたしました徳島市職員に対する不当な働きかけ等防止等に関する取扱要綱につきましては、要綱施行後1年が経過し、市役所に寄せられる要望等に対して、誠実かつ適正に対応するとともに、不当な要求や働きかけには毅然とした対応を行うなど、組織としてしっかりと対応できる体制が整ってきているところでございます。  また、本年3月議会で議決された一般廃棄物処理業の不許可処分に関する調査特別委員会調査報告書における、組織として毅然と対処し、公正・公平な透明性の高い行政運営に努めてもらいたいとの御指摘につきましても、市政を預かる者として、重く受けとめているところでございます。  今後におきましては、より一層、公正・公平で透明性の高い市政を実現するため、年内の条例制定に向けて、具体的な検討を進めてまいります。
     以上申し上げました主要プロジェクト市民生活に密着した施策に、引き続きしっかりと取り組んでまいります。  続いて、平成29年度決算の概要等につきまして、若干申し上げます。  一般会計につきましては、歳出面では、義務的経費である社会保障関連経費が増加したものの、歳入の根幹をなす市税や、株式等譲渡所得割交付金地方消費税交付金などの各種交付金が増加し、主要一般財源収入が3年ぶりに前年度を上回ったことから、財政調整基金及び減債基金からの繰入金は、前年度から5億9,072万円減の7億円となり、一定の改善が図られたところです。  しかしながら、実質収支において黒字を保っているものの、財政調整基金等からの繰入金を除いた実質単年度収支は、3年連続の赤字となる3億3,443万円の赤字となっており、依然として厳しい財政状況が続いており、引き続き、行財政改革取り組みを強く推進していく必要があると認識しております。  また、特別・企業会計につきましては、各会計において、歳入の確保対策や経費の節減など、経営の健全化・効率化に向けて懸命に取り組んだところでございますが、一部の会計で不良債務を抱えている状況が続いていることから、より一層の経営基盤の安定と強化に努めてまいります。  徳島市財政を取り巻く現状は、市税を初めとする一般財源収入の安定的な確保が年々難しくなっている一方で、社会保障関連経費の財政需要が増加の一途をたどっており、将来にわたって質の高い行政サービスの提供と、持続可能な安定した財政基盤の構築を図るためには、今年度からスタートした徳島行財政改革推進プランに掲げる取り組みを着実に実施していかなければなりません。  特に、事務事業の見直しにつきましては、平成31年度当初予算編成に向け、事務事業の総点検に係る専門部会を4月に設置し、年度当初から全庁を挙げて、ゼロベースでの事務事業の見直しを行うこととしております。  今後、基金に依存しない財政構造への転換に向け、歳入歳出両面における徹底した見直しにしっかり取り組み、厳しい財政状況の中にあっても、市民皆様が豊かさを実感できる市民が主役のまちづくりを推進してまいります。  それでは、今回提出いたしました議案の概要につきまして、御説明いたします。  まず、予算議案につきまして、一般会計では1億633万円の増額、下水道事業特別会計では4億7,116万円の増額となっております。  今回の補正予算におきましては、先進的な農業経営の確立に意欲的な地域の担い手への機械導入支援や、阿波おどり振興基金への積立て、マイナンバーカード等への旧姓併記等への対応などを行うこととしております。  それでは、総合ビジョンに掲げる基本目標に沿って御説明いたします。  初めに、「『おどる』まち・とくしま」の実現といたしまして、先進的な農業経営の確立に意欲的な地域の担い手に対し、徳島市ブランド化推進品目である枝豆栽培における機械導入支援として、367万円を計上するとともに、阿波おどりを安定的に運営するとともに、未来に向けて発展させていくために、阿波おどり振興基金の積立金として8,426万円を計上いたしております。  なお、本件に関しましては、条例議案として、新たに阿波おどり振興基金条例もあわせて提出しております。  次に、行政運営機能の強化といたしまして、マイナンバーカード等への旧姓併記等の対応に向け、住民記録システム改修費1,840万円を計上いたしております。  また、下水道事業特別会計補正予算につきましては、国庫補助金の内示額が予算計上額を上回ったことに伴い増額補正を行うもので、快適で衛生的な生活環境づくりのため、しらさぎ台団地汚水処理場の長寿命化対策や、中央浄化センター、内町ポンプ場等の地震津波対策を行うものでございます。  続きまして、予算議案以外の議案につきましては、阿波おどり振興基金条例議案のほか、市道路線廃止認定などの単行議案を提出いたしております。  以上、よろしく御審議いただき、御可決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長宮内春雄君)以上で提出者説明は終わりました。  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜議長宮内春雄君)次に、休会について、お諮りいたします。  明6月8日から6月10日までは、議案精査等のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長宮内春雄君)御異議なしと認めます。よって、明6月8日から6月10日までは休会することに決定いたしました。  本日は、これにて散会いたします。             午前11時21分 散会...