〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
宮内春雄君)御異議なしと認めます。よって
会期は、本日から9月26日までの16日間と決定いたしました。
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○
議長(
宮内春雄君)次に、
日程第3、
議席の
変更についてを議題といたします。
会派構成の異動により、
議席変更の申し出がありますので、
議席の
変更をいたしたいと思います。
なお、
変更する
議席は、お手元に配付の
議席図のとおりであります。
─────────────────────────────
徳島市議会議員議席表
1番 明 石 和 之 君
│ 2番 藤 田
真由美 君
3番 北 原 光 晴 君
│ 4番 土 井 昭 一 君
5番 岸 本 和 代 君
│ 6番 梶 原 一 哉 君
9番 加 村 祐 志 君
│ 10番 齋 藤 智 彦 君
11番 岡 南 均 君
│ 12番 塀 本 信 之 君
13番 渡 邊
亜由美 君
│ 14番 黒 田 達 哉 君
15番
佐々木 昌 也 君
│ 16番 岡 孝 治 君
17番 西 林 幹 展 君
│ 18番 中 西 裕 一 君
19番 武 知 浩 之 君
│ 20番 井 上 武 君
21番 宮 内 春 雄 君
│ 22番 加 戸 悟 君
23番 見 田 治 君
│ 24番 船 越 智 子 君
25番 森 井 嘉 一 君
│ 26番 玉 野 勝 彦 君
27番 山 本 武 生 君
│ 28番
久次米 尚 武 君
29番 美 馬 秀 夫 君
│ 30番 須 見 矩 明 君
─────────────────────────────
○
議長(
宮内春雄君)お諮りいたします。お手元に配付の
議席図のとおり、
議席を
変更することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
宮内春雄君)御異議なしと認めます。よって、お手元に配付の
議席図のとおり
議席を
変更することに決定いたしました。
それでは、ただいま決定いたしました
議席にそれぞれ御着席願います。
〔着 席〕
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○
議長(
宮内春雄君)次に、
日程第4を議題といたします。
─────────────────────────────
○
議長(
宮内春雄君)
提出者の
説明を求めます。
〔
市長 遠藤彰良君登壇〕
◎
市長(
遠藤彰良君)
提出議案の
説明に先立ちまして、一言申し上げます。
初めに、
秋篠宮家の
長女眞子内親王殿下におかれましては、このたび、御婚約が内定されましたことに、心からお喜びを申し上げます。
次に、去る8月25日に
徳島自動車道で故障のため路肩に停車していたマイクロバスに
大型トラックが追突し、16人の
死傷者が出る事故が発生いたしました。
この事故で、かけがえのないとうとい命が失われたことに胸が詰まる思いがいたしますとともに、事故に遭われた方々に心からお悔やみとお
見舞いを申し上げます。
本市といたしましても、こうした痛ましい事故が二度と起きることがないよう、
関係機関とも連携を密にしながら、可能な限りの
安全対策に努めてまいります。
また、去る7月5日から6日にかけて、記録的な豪雨に見舞われました
九州北部の福岡県や大分県では、
土砂災害や河川の氾濫による
浸水被害など、甚大な
被害が発生し、多くの方々が犠牲となりました。不幸にして亡くなられた方々に深い哀悼の意を表しますとともに、
被害に遭われた方々に対しまして、心よりお
見舞いを申し上げます。
昨年4月に発生いたしました
熊本地震や近年、
全国各地で多発しております記録的な豪雨による
自然災害などを踏まえまして、
市民一人一人の安全・安心を確保できるよう、防災・
減災対策の強化に努めてまいります。
次に、去る8月29日早朝に、
北朝鮮が発射した
弾道ミサイルが
日本上空を通過し、太平洋上に落下いたしました。さらに、9月3日には、前例のない大きな威力の
核実験が
北朝鮮で行われました。こうした朝鮮半島における
緊張感の高まりを踏まえ、引き続き、情勢を注視しながら的確な
情報収集に努め、緊急時に
市民の皆様へ迅速な
情報伝達ができるよう、万全を期してまいります。
それでは、今回
提出いたしました
議案につきまして、御
説明いたします。
今
定例会に
提出いたしました
議案は、
予算議案4件、
条例議案2件のほか、本日追加
提出いたしました
議案も含め、
単行議案23件、合計29件となっております。
その概要を御
説明いたします前に、現下の諸情勢と本市の
取り組みについて、若干申し上げます。
先月、内閣府が発表いたしました4月から6月期の
GDP速報では、
実質成長率が
前期比で1.0%増加し、6
四半期連続の
プラス成長となりました。8月の
月例経済報告においても、
個人消費や
設備投資の堅調な増加に伴い、景気は緩やかな
回復基調が続いているとされております。
こうした中、政府においては、去る6月に閣議決定した
経済財政運営と
改革の
基本方針2017において、働き方
改革や人材への投資により、
潜在成長力や
経済社会の
生産性の向上を図り、
経済の好循環が実感できるよう取り組むとともに、
経済・
財政再生計画で掲げた
財政健全化目標を堅持し、2020年度までに、国・
地方をあわせた
基礎的財政収支の
黒字化と同時に、
債務残高対
GDP比の安定的な引き下げを目指すこととしております。
また、7月に公表されました、国の
平成30年度
予算における
概算要求に当たっての基本的な方針では、
人づくり革命の実現に向けた
人材投資や、
地域経済・
中小企業・
サービス業等の
生産性向上に資する施策などに重点を置いた新しい日本のための
優先課題推進枠を設けるとともに、
経済財政運営と
改革の
基本方針2017を踏まえ、手を緩めることなく本格的な
歳出改革に
取り組み、
予算の中身を大胆に重点化することとしております。
これらの
取り組み内容につきましては、
地方の
経済や
財政運営に大きな影響を与えるものでございますので、本市といたしましても、国の動向には十分注視してまいりますとともに、
地方創生の推進や
社会保障の充実に必要な
財源措置について
地方の意見に沿った十分な検討が進められるよう、
全国市長会などを通じ、精力的に
要望活動を行ってまいります。
また、7月に、県が
中央構造線・
活断層地震が発生した場合の
市町村別被害想定を公表いたしました。
南海トラフ巨大地震が発生した際の想定に比べ、
被害の規模が下回っているとはいえ、
死者数が1,000人を超え、2万5,600棟の建物が全壊するという
被害が想定されており、切迫する
南海トラフ巨大地震とともに十分な対策に備える必要があります。
本市では、これまでも
市民の生命と
財産を守るため、さまざまな防災・
減災対策を講じてまいりましたが、このたびの
被害想定を踏まえ、既存木造住宅及び公共施設の耐震化等への一層の
取り組みに努めるとともに、地域住民による防災体制の自助、共助や行政による公助の連携強化を図り、ハード・ソフト両面から防災・
減災対策の推進に取り組んでまいります。
次に、東京一極集中の是正と
地方への新たな人の流れをつくる
地方創生の先駆けとなる
取り組みとして、消費者庁と独立行政法人国民生活センターの新拠点となる消費者行政新未来創造オフィスが県庁内に開設され、7月24日から業務が開始されております。
全国各地の
地方自治体や本市の職員を含む県内5市町からの職員も加わりまして、先進的な調査・研究や全国展開を見据えたモデルプロジェクトなど、
徳島を実証フィールドとしたさまざまな
取り組みが行われることとされており、全国からも注目を集めております。
本市といたしましても、消費者に一番身近な自治体として消費者の暮らしの安全・安心を守るため、県と協力を図りながら、消費者行政・消費者教育の推進に取り組んでまいりたいと考えております。
次に、まちづくりの重要プロジェクトである新たなホールの整備につきましては、去る6月議会におきまして、交通アクセスの利便性や新ホールがもたらすさまざまな相乗効果の期待などから、
徳島駅西側駐車場を建設候補地として決定したことを御
報告させていただきました。
その後、私みずからが足を運び、土地所有者である四国旅客鉄道株式会社の半井代表取締役社長に直接協力を要請するなど、現在、関係者との協議を進めている最中であり、今年度末を目途に取りまとめることとしている基本構想案の策定作業も含めて、今後、新たなホールの早期開館に向けた
取り組みを加速させてまいります。
また、本市最大の観光資源である阿波おどりについてでありますが、ことしは演舞場やおどり広場に延べ885連が繰り出すなど、120万人を超える人出があり、大きな盛り上がりを見せました。
こうした中、8月11日から16日までの間、
市民の皆様や
関係機関の御協力をいただきながら、イベント民泊推進事業を実施し、外国人44人を含む延べ275人の方々が宿泊されました。本市では初めての
取り組みでしたが、観光客の皆様には阿波おどりを初めとする観光に加え、受け入れ先の
市民との身近な交流が好評との報道もなされるなど、本市を印象づける魅力に満ちた体験をしていただけたものと感じております。今後も、観光客の皆様が
徳島を訪れやすい環境づくりとともに、
徳島ならではの魅力ある観光情報の発信など、新たな人の流れにつながる
取り組みを積極的に進めてまいりたいと考えております。
一方で、
徳島市観光協会と
徳島新聞社が主催しております阿波おどりの運営につきましては、過去から多額の累積赤字を抱えており、その補填のため、
徳島市観光協会が金融機関から
平成28年度末で4億3,600万円の借り入れを行っています。
阿波おどり事業を円滑に実施するため、この借入金に対する損失補償を本市が行っておりますが、
市民の貴重な税金を投じることなく、世界に誇れる阿波おどりを未来へつないでいくためにも、本市といたしましては、主催者と共同で早急に協議会を設置し、阿波おどり事業の累積赤字の解消に向けた
取り組みを進めてまいりたいと考えております。
次に、子育て中の保護者からお話をお伺いする中で御要望のあった、子供の急な発熱等による病児・病後児への対応といたしまして、保護者にかわって預かり会員が病児・病後児保育施設等への送迎または一時預かりを行う病児・病後児ファミリー・サポート・サービスを本年10月2日から開始いたします。
今後も、子育て世帯の保護者の方々が子供を預けやすく、働きやすい環境づくりに
取り組み、子ども・子育て支援の充実を図ってまいります。
次に、厳しい財政
状況の中、安定的な行政運営を図る上で市税徴収率の向上は非常に重要な課題であり、本市では、休日納付窓口の開設や
徳島滞納整理機構の活用及び納付書のコンビニ収納対応など、これまでさまざまな
取り組みを行ってまいりましたが、収入未済額の縮減に向けた
取り組みをさらに強化するため、9月1日より県と本市税務職員の相互併任を実施しております。県と市の税務職員の協働による連携強化を図りながら、捜索や公売等の滞納
処分を積極的に行い、
市民の皆様の公平・公正な税負担の実現に取り組んでまいります。
最後に、
徳島市職員に対する不当な働きかけ等の防止等に関する取扱要綱を本年6月1日から施行し、3カ月がたちました。この3カ月間に
報告を受けたもののうち、不当な働きかけ・不当要求に該当するものがそれぞれ8件ずつありました。今後も、不当な働きかけなどと判断されるような事案に対しては、市全体で組織として毅然とした態度を徹底することにより、公平・公正で透明性の高い開かれた市政の実現により一層取り組んでまいります。
また、現在、議会において設置されております百条委員会においても、関係者4名の証人喚問が行われましたが、その証言内容には、昨年10月末に行政
処分に対する働きかけに関する調査団から
提出された調査
報告書の内容と一部食い違いがあると認識しております。調査
報告書については、行政
処分に至る過程で作成された各種資料だけでなく、関係職員の勇気ある証言を一つ一つ積み重ね、弁護士等の外部専門家の手により中立・公正な立場で作成されたものであり、その信頼性は揺るぎないものと確信しております。百条委員会では、引き続き、証言内容を十分検証し、
市民の疑念が払拭されるよう、真相究明を進めていただきたいと考えております。
それでは、今回
提出いたしました
予算議案について、御
説明いたします。
一般会計では、1億8,316万円の増額、介護保険事業特別会計では、
平成28年度決算に伴う精算措置に伴い4億6,647万円の増額、水道事業会計では、水道局本庁舎及び前川分庁舎旧館の耐震診断実施に伴う費用として1,500万円の増額補正となっております。
また、
市民病院事業会計では、医療従事者の安定的な確保に向け、院内に設置する保育施設の運営業務を委託するため、9,170万円を限度とする債務負担行為を設定いたしております。この院内保育施設の開設により、産休・育休後の医療現場への復帰の後押しとなるなど、女性が働きやすい環境づくりの一つとなるものと考えております。
一般会計補正予算の内容といたしましては、東日本大震災の教訓から
市民の皆様の安全確保のために進めております高速道路ののり面を活用した津波避難施設の整備につきまして、より安全性の高い部材への
変更等の必要があることから、5,098万円を増額しております。
さらに、四国横断自動車道の整備の進捗に合わせて
取り組みます、川内町小松・旭野地区の津波避難施設整備事業について、1億5,313万円を限度とする債務負担行為を設定いたしております。さきに御
説明いたしました増額補正を行う津波避難施設も含め、これらの避難施設の整備が完了することに伴い、およそ2,800人の避難場所が新たに確保されるとともに、川内地区全体の避難場所がカバーされることとなります。
また、来年3月25日に参加者1万5,000人の規模で開催される予定のとくしまマラソン2018について、開催費補助として1,000万円を計上しており、多くの方々に訪れていただけるよう本市の魅力発信に努めてまいりたいと考えております。
このほか、介護サービス施設を利用する高齢者の安全を確保するためのスプリンクラー整備費補助や県営事業負担金などを計上いたしております。
続きまして、
条例議案について、御
説明いたします。
印鑑の登録及び証明に関する
条例の一部改正につきましては、マイナンバーカードを活用したコンビニエンスストア等での印鑑登録証明書の交付を実施し、
市民サービスの向上を図るため改正を行うものでございます。
徳島市立認定こども園条例につきましては、
平成30年4月の開園に向けて整備を進めております北井上地区の幼保連携型
認定こども園について、設置目的及び開園時間等を定めるものでございます。
次に、
単行議案につきましては、
平成28年度決算における中央卸売市場事業会計及び水道事業会計の利益の
処分に関する
議案のほか、各公営企業会計の決算、並びに本日追加
提出いたしました一般・特別会計の決算について、
監査委員の意見をつけて
認定に付するものでございます。
また、
工事請負契約の
締結2件につきましては、安宅一丁目・福島二丁目汚水管渠築造工事及び内町ポンプ場送水管改築工事に係る契約、
財産の
取得につきましては、東消防署に配備する災害対応特殊小型動力ポンプ付水槽車及び津田出張所に配備する災害対応特殊消防ポンプ自動車の購入契約に係るものであります。
このほか、
市道路線の廃止及び
認定につきまして、御提案いたしております。
以上、よろしく御審議いただき、御可決くださいますようお願い申し上げます。
○
議長(
宮内春雄君)以上で
提出者の
説明は終わりました。
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○
議長(
宮内春雄君)次に、休会について、お諮りいたします。
明9月12日は、
議案精査等のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
宮内春雄君)御異議なしと認めます。よって、明9月12日は休会することに決定いたしました。
本日は、これにて散会いたします。
午前10時31分 散会...