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平成28年第 3回定例会−06月06日-07号

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  1. 徳島市議会 2016-06-06
    平成28年第 3回定例会−06月06日-07号


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    最終取得日: 2021-04-28
    平成28年第 3回定例会−06月06日-07号平成28年第 3回定例会 ┌─────────────────────────────────┐ │    平 成                          │ │    28年   徳 島 市 議 会 会 議 録        │ │                                 │ │              第 7 号              │ └─────────────────────────────────┘                        徳島市告示第169号  平成28年第3回徳島市議会定例会を次のとおり招集する。        平成28年5月30日           徳 島 市 長   遠 藤 彰 良  1 と き   平成28年6月6日午前10時  2 ところ   徳島市議会議事堂    ─────────────────────────────   平成28年6月6日(月曜日)午前11時10分開会    ─────────────────────────────    議 事 日 程(第1号) 第1 会議録署名議員指名について 第2 会期決定について
    第3 議長辞職許可について 第4 議案第54号 平成28年度徳島一般会計補正予算(第1号)    議案第55号 徳島市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動公費負担に関する条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第56号 徳島市税賦課徴収条例等の一部を改正する条例を定めるについて    議案第57号 徳島都市計画税条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第58号 徳島工場立地法に基づく準則を定める条例を定めるについて    議案第59号 徳島学校医学校歯科医及び学校薬剤師公務災害補償条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第60号 消防団員等公務災害補償条例及び議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第61号 市道路線の廃止について    議案第62号 市道路線の認定について    報告第17号 平成27年度徳島一般会計継続費繰越報告書    報告第18号 平成27年度徳島一般会計繰越明許費繰越報告書    報告第19号 平成27年度徳島下水道事業特別会計繰越明許費繰越報告書    報告第20号 平成27年度徳島介護保険事業特別会計継続費繰越報告書    報告第21号 平成27年度徳島水道事業会計予算繰越報告書    報告第22号 平成27年度徳島市民病院事業会計予算繰越報告書    報告第23号 専決処分報告について    報告第24号 専決処分報告について    報告第25号 専決処分報告について    報告第26号 専決処分報告について    報告第27号 専決処分報告について    報告第28号 専決処分報告について    報告第29号 専決処分報告について    報告第30号 専決処分報告について    報告第31号 専決処分報告について    報告第32号 専決処分報告について    報告第33号 専決処分報告について    報告第34号 専決処分報告について    報告第35号 専決処分報告について    報告第36号 専決処分報告について    報告第37号 専決処分報告について    報告第38号 専決処分報告について    報告第39号 専決処分報告について    報告第40号 専決処分報告について    ─────────────────────────────    本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員指名について 日程第2 会期決定について 日程第3 議長辞職許可について 日程追加 徳島市議会議長選挙について 日程追加 子育て健康長寿特別委員会委員補欠選任について 日程第4 議案第54号から議案第62号まで      報告第17号から報告第40号まで    ─────────────────────────────    出 席 議 員(29名)    1番  明 石 和 之 君 │  2番  藤 田 真由美 君    3番  北 原 光 晴 君 │  4番  土 井 昭 一 君    5番  岸 本 和 代 君 │  6番  梶 原 一 哉 君    7番  宮 内 春 雄 君 │  8番  井 上   武 君    9番  岡 南   均 君 │ 10番  西 林 幹 展 君   11番  久次米 尚 武 君 │ 12番  塀 本 信 之 君   13番  渡 邊 亜由美 君 │ 14番  加 村 祐 志 君   15番  佐々木 昌 也 君 │ 16番  黒 田 達 哉 君   17番  小 林 雄 樹 君 │ 18番  岡   孝 治 君   19番  武 知 浩 之 君 │ 20番  中 西 裕 一 君   21番  齋 藤 智 彦 君 │ 22番  加 戸   悟 君   23番  見 田   治 君 │ 24番  船 越 智 子 君   25番  森 井 嘉 一 君 │ 26番  玉 野 勝 彦 君   27番  山 本 武 生 君 │ 29番  美 馬 秀 夫 君   30番  須 見 矩 明 君 │    ─────────────────────────────    欠 席 議 員(1名)   28番  折 目 信 也 君    ─────────────────────────────    説明のため出席した者の職氏名 市長     遠 藤 彰 良 君 │ 第一副市長  平 山   元 君 第二副市長  豊 井 泰 雄 君 │ 企画政策局長 山 口 啓 三 君 総務部長   井 上 孝 志 君 │ 財政部長 市民環境部長           │ 兼理事    松 田 健 司 君 兼理事    大 西 孝 佳 君 │ 保健福祉部長 井 原 忠 博 君 経済部長   薄 井 利 幸 君 │ 都市整備部長 土木部長   横 山 敏 春 君 │ 兼理事    松 本 泰 典 君 危機管理監  富 永 和 弘 君 │ 消防局長   小 池 和 成 君 水道局長   久 米 好 雄 君 │ 交通局長   縺@村 信 一 君 病院事業             │ 病院局長   岡 田 元 成 君 管理者    曽 根 三 郎 君 │ 教育長    石 井   博 君 選挙管理委員           │ 監査事務局長 森   利 広 君 会事務局長  大 森   茂 君 │ 農業委員会                  │ 事務局長   松 本 禎 之 君    ─────────────────────────────    議会事務局職員出席者  事務局長    一 宮 信 牲 │ 次長兼  庶務課長    橋 本 由加里 │ 議事調査課長  扶 川 康 文  庶務課長補佐  佐 藤 一 秋 │ 議事調査課長補  議事係長    久次米 智 広 │ 佐       宮 本 和 明  調査係長    安 土 真 生 │    ───────────────────────────── ○議長宮内春雄君)ただいまから、平成28年第3回徳島市議会定例会を開会いたします。  市長より招集の挨拶があります。            〔市長 遠藤彰良君登壇〕 ◎市長遠藤彰良君)本日、ここに平成28年第3回徳島市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位の御出席を賜り厚く御礼を申し上げます。  今定例会には、一般会計補正予算議案など9件の議案を御提出いたしております。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして、招集の御挨拶といたします。 ○議長宮内春雄君)これより、本日の会議を開きます。  日程に先立ち、諸般の報告をいたします。  まず、監査委員から、本年3月、4月及び5月に実施した例月現金出納検査及び監査の結果について、議長あて報告書が提出されておりますので、御報告いたしておきます。  次に、地方自治法第121条の規定により、本定例会に出席を求めた者の職氏名及び本日の議事日程事務局長報告させます。             〔議会事務局長報告〕    ─────────────────────────────    説明のため出席を求めた者の職氏名 市長     遠 藤 彰 良 君 │ 第一副市長  平 山   元 君
    第二副市長  豊 井 泰 雄 君 │ 企画政策局長 山 口 啓 三 君 総務部長   井 上 孝 志 君 │ 財政部長 市民環境部長           │ 兼理事    松 田 健 司 君 兼理事    大 西 孝 佳 君 │ 保健福祉部長 井 原 忠 博 君 経済部長   薄 井 利 幸 君 │ 都市整備部長 土木部長   横 山 敏 春 君 │ 兼理事    松 本 泰 典 君 危機管理監  富 永 和 弘 君 │ 消防局長   小 池 和 成 君 水道局長   久 米 好 雄 君 │ 交通局長   縺@村 信 一 君 病院事業             │ 病院局長   岡 田 元 成 君 管理者    曽 根 三 郎 君 │ 教育長    石 井   博 君 選挙管理委員           │ 監査事務局長 森   利 広 君 会事務局長  大 森   茂 君 │ 農業委員会                  │ 事務局長   松 本 禎 之 君    ─────────────────────────────          議  事  日  程  (第1号) 第1 会議録署名議員指名について 第2 会期決定について 第3 議長辞職許可について 第4 議案第54号 平成28年度徳島一般会計補正予算(第1号)    議案第55号 徳島市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動公費負担に関する条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第56号 徳島市税賦課徴収条例等の一部を改正する条例を定めるについて    議案第57号 徳島都市計画税条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第58号 徳島工場立地法に基づく準則を定める条例を定めるについて    議案第59号 徳島学校医学校歯科医及び学校薬剤師公務災害補償条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第60号 消防団員等公務災害補償条例及び議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第61号 市道路線の廃止について    議案第62号 市道路線の認定について    報告第17号 平成27年度徳島一般会計継続費繰越報告書    報告第18号 平成27年度徳島一般会計繰越明許費繰越報告書    報告第19号 平成27年度徳島下水道事業特別会計繰越明許費繰越報告書    報告第20号 平成27年度徳島介護保険事業特別会計継続費繰越報告書    報告第21号 平成27年度徳島水道事業会計予算繰越報告書    報告第22号 平成27年度徳島市民病院事業会計予算繰越報告書    報告第23号 専決処分報告について    報告第24号 専決処分報告について    報告第25号 専決処分報告について    報告第26号 専決処分報告について    報告第27号 専決処分報告について    報告第28号 専決処分報告について    報告第29号 専決処分報告について    報告第30号 専決処分報告について    報告第31号 専決処分報告について    報告第32号 専決処分報告について    報告第33号 専決処分報告について    報告第34号 専決処分報告について    報告第35号 専決処分報告について    報告第36号 専決処分報告について    報告第37号 専決処分報告について    報告第38号 専決処分報告について    報告第39号 専決処分報告について    報告第40号 専決処分報告について    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜議長宮内春雄君)なお、本日の会議に欠席の届け出がありました方は、28番折目信也君、今会期中欠席、以上であります。  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜議長宮内春雄君)それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、10番西林幹展君、30番須見矩明君のお二人を指名いたします。    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜議長宮内春雄君)次に、日程第2、会期決定についてを議題といたします。  今期定例会の会期は、本日から6月20日までの15日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長宮内春雄君)御異議なしと認めます。よって会期は、本日から6月20日までの15日間と決定いたしました。  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜議長宮内春雄君)次に、日程第3、議長辞職許可についてを議題といたします。  私の議長辞職願を副議長に提出いたしております。本件は、私の一身上に関する案件でありますので、副議長と交代いたします。      〔議長宮内春雄君退場・副議長梶原一哉議長席に着く〕 ○副議長梶原一哉君)それでは、まず、その辞職願事務局長に朗読させます。  〔事務局長朗読〕    ─────────────────────────────             辞    職    願  今般、一身上の都合により議長を辞職したいから許可されるよう願い出ます。   平成28年5月27日                   徳島市議会議長  宮 内 春 雄  徳島市議会議長 梶 原 一 哉 殿    ───────────────────────────── ○副議長梶原一哉君)お諮りいたします。宮内春雄君の議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長梶原一哉君)御異議なしと認めます。よって、宮内春雄君の議長の辞職を許可することに決定いたしました。  ただいま議長を辞職されました宮内春雄君から御挨拶があります。             〔7番 宮内春雄君入場・登壇〕 ◆7番(宮内春雄君)議長退任に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  ただいまは、辞職に対しての御同意どうもありがとうございました。私は昨年5月に議長就任以来1年間、梶原副議長、また議員皆様方の御協力をいただいて、大過なく務めることができました。これからは一議員として、愛している徳島市のために一生懸命議会活動を続けていきますので、どうか皆様方の御協力をよろしくお願いいたします。  本当にありがとうございました。(拍手) ○副議長梶原一哉君)ただいま議長が欠員となりました。  お諮りいたします。この際、日程の順序を変更し、議長選挙日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長梶原一哉君)御異議なしと認めます。よって、この際、議長選挙日程に追加し、選挙を行います。  議場の出入り口を閉じます。               〔議場閉鎖〕    ─────────────────────────────   このときの出席議員氏名次のとおり    1番  明 石 和 之 君 │  2番  藤 田 真由美 君    3番  北 原 光 晴 君 │  4番  土 井 昭 一 君    5番  岸 本 和 代 君 │  6番  梶 原 一 哉 君    7番  宮 内 春 雄 君 │  8番  井 上   武 君    9番  岡 南   均 君 │ 10番  西 林 幹 展 君   11番  久次米 尚 武 君 │ 12番  塀 本 信 之 君   13番  渡 邊 亜由美 君 │ 14番  加 村 祐 志 君   15番  佐々木 昌 也 君 │ 16番  黒 田 達 哉 君   17番  小 林 雄 樹 君 │ 18番  岡   孝 治 君   19番  武 知 浩 之 君 │ 20番  中 西 裕 一 君
      21番  齋 藤 智 彦 君 │ 22番  加 戸   悟 君   23番  見 田   治 君 │ 24番  船 越 智 子 君   25番  森 井 嘉 一 君 │ 26番  玉 野 勝 彦 君   27番  山 本 武 生 君 │ 29番  美 馬 秀 夫 君   30番  須 見 矩 明 君 │    ───────────────────────────── ○副議長梶原一哉君)ただいまの出席議員数は29名であります。  投票用紙を配布させます。                〔投票用紙配布〕 ○副議長梶原一哉君)投票用紙配布漏れはありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長梶原一哉君)配布漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。                〔投票箱点検〕 ○副議長梶原一哉君)異状なしと認めます。  念のため申し上げます。投票単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票願います。  点呼を命じます。                〔点呼・投票〕 ○副議長梶原一哉君)投票漏れはありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長梶原一哉君)投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の出入り口を開きます。                〔議場開鎖〕 ○副議長梶原一哉君)開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人に1番明石和之君、26番玉野勝彦君を指名いたします。よって両君の立ち会いを願います。  投票箱を開き投票の点検をさせます。                〔開 票〕 ○副議長梶原一哉君)開票の結果を報告いたします。  投票総数29票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち   有効投票   29票   無効投票    0票   有効投票中 岸本 和代君 29票  以上のとおりであります。  この選挙法定得票数は8票であります。よって、岸本和代君が議長に当選されました。  ただいま、議長に当選されました岸本和代君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。  議長に当選されました岸本和代君の御挨拶があります。            〔5番 岸本和代君登壇〕 ◆5番(岸本和代君)おはようございます。一言御挨拶を申し上げさせていただきます。  ただいまの議長選におきまして、議員各位皆様の御推挙を賜り、議長という大任を拝することとなりました。心より深く感謝申し上げますとともに、その重責に身の引き締まる思いでございます。  遠藤新市長のもと、新しいスタートを切り、市民の多くの皆様は、山積する課題にどう取り組んでいくのかということに注目をしているところでございます。もとより微力な私ではございますが、円滑な議会運営、そして市政発展のため、渾身の努力をしてまいる覚悟でございます。議員皆様、そして理事者皆様、今後ともどうか御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、御挨拶とさせていただきます。  ありがとうございました。(拍手) ○副議長梶原一哉君)議長選挙されましたので、議長と交代いたします。  〔副議長梶原一哉君退席・議長岸本和代議長席に着く〕    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜議長岸本和代君)この際、日程追加について、お諮りいたします。  このたび、子育て健康長寿特別委員会委員定数に1名の欠員が生じておりますので、子育て健康長寿特別委員会委員補欠選任についてを日程に追加し、委員補欠選任を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岸本和代君)御異議なしと認めます。よって、この際、これを日程に追加し、委員補欠選任を行うことに決定いたしました。  それでは、子育て健康長寿特別委員会委員補欠選任を行います。  なお、委員の選任については、委員会条例第8条第2項の規定により、議長において、7番宮内春雄君を指名いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岸本和代君)御異議なしと認めます。よって、宮内春雄君を子育て健康長寿特別委員会委員に選任することに決定いたしました。  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜議長岸本和代君)次に、日程第4を議題といたします。  ───────────────────────────── ○議長岸本和代君)提出者の説明を求めます。  〔市長 遠藤彰良君登壇〕 ◎市長遠藤彰良君)このたび、新たに選任されました岸本和代議長に対しまして、心からお喜びを申し上げます。また、辞任された宮内春雄議長におかれましては、この1年間市政発展のため格別の御尽力を賜りましたことに心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。  さて、今定例会に提案いたしました議案は、予算議案1件、条例議案6件、単行議案2件の合計9件となっております。  その概要を御説明いたします前に、先般開催されました臨時会におきまして、これからの市政運営に臨む私の基本姿勢や決意の一端を申し上げたところでございますが、それに関連して若干御説明をさせていただきます。  急速に進行する人口減少少子高齢化地域経済の縮小など、喫緊の課題が山積する中、最も大切なことは、多くの人々に、そこに住みたい、いつまでも住み続けたいと思っていただける町を築くこと、さらには、そこで暮らし活動する人々が主体となって、町を発展させていくことであると考えております。  そこで、私は、常に市民目線で、市民が主役の、市民のためのまちづくりを進めることを基本姿勢としまして、市政運営に臨んでまいります。  そして、市民の生活をしっかり支え、災害から市民のとうとい命を確実に守り、全ての市民が、生き生きと輝くことのできる町を目指していくとともに、市政への市民参加の促進、県や近隣市町村との連携強化にも努めてまいります。  こうした考えのもと、市政に取り組んでいくに当たりまして、重点的に取り組む分野の方向性並びにさきの市長選挙において市民皆様にお約束しておりました幾つかの重要施策の今後の進め方について、御説明を申し上げます。  皆様御承知のとおり、本年は、人口減少の克服に向け、全国の自治体が地方創生の取り組みを本格的に始動させている年であり、それぞれの地域が、その独自性や強みを生かし、切磋琢磨しながら施策を展開しております。  私といたしましては、こうした状況にあって、徳島市がその存在感を十分に発揮し、全ての市民が生き生きと輝くことのできる町になるよう、その第一歩といたしまして、誰もが安心して暮らし、活躍できる地域社会の実現を目指してまいります。  具体的には、まず、安心して子供を産み、育てるための支援を充実してまいります。  子供・子育て支援に焦点を当てた施策の新設・拡充を早急に検討するとともに、待機児童ゼロを目指し、保育環境の整備を進めてまいります。  子供たちが伸び伸びと育つことができるよう、良好な教育環境の整備にも全力を注いでまいります。現在調査段階にある幼稚園及び小・中学校のエアコン整備につきましては、一刻も早い導入に向け、最大限努力をするとともに、トイレの洋式化についても進めてまいります。  また、多様な人材の活躍が地域の元気をつくっていくことから、女性の再就職支援など、社会における女性の活躍を推進する取り組みを進めてまいります。市役所においても、女性職員や子育てをする職員など、全ての職員が個性や能力を十分に発揮することができる職場環境づくりに努めてまいります。  このほか、市民の健康への意識を高め、健康を増進していくため、健康診断や予防接種、医療費助成など、健康増進に資する制度の普及・啓発や充実の検討を行い、市民皆様が利用しやすい環境を整備していきます。  次に、近い将来発生が予測されている南海トラフ巨大地震など、災害から市民を守るため、防災・減災対策に重点的に取り組んでまいります。これまで本市が実施してきた地区別津波避難計画の策定や津波避難ビルの指定などに引き続き取り組むとともに、津波避難施設の整備など、スピード感を持って、災害に強い安全なまちづくりに取り組んでまいります。  さらに、こうした安心・安全を実感していただくための取り組みに加え、町の活性化のため、にぎわい空間の創出にも重点的に取り組んでまいります。  本市には、阿波おどりやLED、多くの河川に代表される豊かな自然などの貴重な地域資源があります。こうした本市ならではの魅力や個性をさらに磨き、知恵を絞って、町のにぎわいや活力を創造してまいります。  続いて、幾つかの重要施策の今後の進め方について、御説明いたします。  私はさきの市長選挙におきまして、新町西地区市街地再開発事業は白紙撤回することを市民皆様とお約束して、当選させていただきました。再開発事業につきましては、多くの市民の意思を裏切ることなく、ホールは買い取らない、補助金は支出しないことにより、現事業計画から本市は撤退する方針で進めてまいります。  また、同事業と一体的に進めてまいりました、ひょうたん島川の駅ネットワーク推進事業につきましては、今後、本市中心市街地のまちづくり方向性等などを検討する中で、拠点となる川の駅の整備などについて再考してまいります。  次に、音楽・芸術ホールにつきましては、文化の振興や文化活動の支援を図る上で必要な施設であり、できるだけ早く整備する必要があると認識しております。今後、文化センターのリニューアルも一つの選択肢として、整備の方向性について早急に結論を出したいと思います。  また、ごみ処理施設の整備につきましては、施設の老朽化などによりその対策が急務となっておりますことから、財政的なメリットや県都としての役割を考慮し、施設の広域化に向け、まずは周辺自治体との協議の場を設けたいと考えております。  一方で、鉄道高架事業につきましては、県市協調のもと、諸課題の解決を図るため、関係者間の協議を進めてまいりたいと存じます。  以上申し上げました重点分野・重要施策を効率的に進め、効果を最大限に発揮するためには、市内外に積極的な情報発信を行い、また、県や近隣市町村を初めとするさまざまな主体と協力・連携していくことが重要と考えております。そこで、私みずからが先頭に立って、本市の生活環境や、地域資源の魅力などをトップセールスしていくとともに、県や近隣市町村などの行政主体、大学などの教育機関、企業、NPOなどとの関係構築を図ってまいります。  さらに、これまで本市が取り組んできた行財政力の強化につきましても、将来にわたって安定的に市政を運営していくためには不可欠であると考えておりまして、引き続き進めてまいりたいと考えております。  なお、中核市につきましては、将来的に移行を目指してまいりますが、保健所の設置を初め行財政面においてクリアすべき課題があることから、その対応について調査・研究を十分に行った上で進めてまいりたいと考えております。  以上、重点分野・重要政策の進め方について、私の考えを申し上げましたが、これら以外にも課題は山積しており、市民の目線から、さまざまな事業の方向性等を判断し、市民が主役の、市民のためのまちづくりが進むよう、全力で市民皆様の負託に応えてまいる所存でございます。  私は、豊かな自然に恵まれ、そして、人の優しさと温かさに満ちあふれたこの徳島市をこよなく愛しております。それは、議員各位はもちろん、市民皆様も同じであると思います。今後、さまざまな課題について迅速に方針を整理するとともに、必要な予算措置につきましても、速やかに対応してまいりたいと存じますので、議員各位並びに市民皆様の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。  次に、現下の諸情勢と平成27年度の決算の概要等につきまして、若干申し上げます。  先月発表されました内閣府の月例経済報告によりますと、景気は、このところ弱さも見られるが、緩やかな回復基調は続いており、その先行きについては、雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあり、緩やかな回復に向かうことが期待される一方で、海外経済で弱さが見られており、中国を初めとするアジア新興国や資源国等の景気が下振れし、我が国の景気が下押しされるリスクがあるとされております。  こうした中、去る6月1日、安倍総理は世界経済に対する下方リスクに備え、内需の腰折れを防ぐため、財政健全化目標は堅持しつつも、来年4月に予定しておりました消費税率10%への引き上げを、平成31年10月までの2年半延期する方針を表明いたしました。  本市といたしましては、平成27年度3月補正予算で計上されております緊急経済対策予算を初めとして、公共事業の早期発注に努めるなど、地域経済の下支えを図りつつ、引き続き、国の動向や全国的な経済情勢について十分注視し、適切に対応してまいりたいと存じます。  続いて、本市の平成27年度決算の状況についてであります。  一般会計につきましては、歳入におきまして、固定資産税の評価がえに伴う減収や法人市民税の減収などにより、主要一般財源が前年度を下回るという厳しい状況でございましたが、減収補てん債の発行等により、平成27年度の実質収支は、基金を取り崩すことなく黒字を保つことができました。  しかし、歳入の根幹をなす市税収入や地方交付税の動向が不透明であることや、歳出面では、社会保障関係経費の増加とともに、防災・減災対策、公共施設の老朽化対策等、財政需要の増大が見込まれることから、財政を取り巻く環境は、今後とも厳しい状況が続くものと予測されます。そのため、これまで取り組んできた行財政力の強化を引き続き進めていき、持続可能な財政運営に取り組んでまいります。  また、特別・企業会計につきましては、各会計において、歳入の確保対策や、経費の節減などに取り組むとともに、経営の健全化・効率化に向けて懸命に取り組んできた結果、一部の会計では収支改善が図られたものの、一部の会計で不良債務を抱えている状況が続いている会計もあることから、より一層の経営基盤の安定と強化に努めてまいります。  それでは、今回提案いたしました議案につきまして、御説明いたします。  予算議案につきましては、一般会計で1,342万円の増額となっております。  概要についてでございますが、南海トラフ巨大地震等に備え、市民の命を守るための地震・津波対策といたしまして、川内地区における高速道路ののり面を活用した津波避難施設6カ所を整備するために必要な実施設計費を補正予算として計上しております。  続きまして、条例議案について、御説明いたします。
     徳島工場立地法に基づく準則を定める条例につきましては、既存工場の建てかえ、新たな設備投資等を促進するため、工業地域における工場の立地に係る緑地面積率等の緩和に関して必要な事項を定めた条例を制定しようとするものであります。  このほか、徳島市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動公費負担に関する条例の一部改正など5議案につきましては、関係する法令の改正に伴い、所要の改正をするものであります。  最後に、単行議案につきましては、市道路線の廃止及び認定につきまして御提案いたしております。  以上、よろしく御審議いただき、御可決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長岸本和代君)以上で提出者の説明は終わりました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜議長岸本和代君)次に、休会について、お諮りいたします。  明6月7日は、議案精査等のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岸本和代君)御異議なしと認めます。よって、明6月7日は休会することに決定いたしました。  本日は、これにて散会いたします。             午前11時51分 散会...