21番 齋 藤 智 彦 君
│ 22番 加 戸 悟 君
23番 見 田 治 君
│ 24番 船 越 智 子 君
25番 森 井 嘉 一 君
│ 26番 玉 野 勝 彦 君
27番 山 本 武 生 君
│ 29番 美 馬 秀 夫 君
30番 須 見 矩 明 君 │
─────────────────────────────
○副
議長(
梶原一哉君)ただいまの
出席議員数は29名であります。
投票用紙を配布させます。
〔
投票用紙配布〕
○副
議長(
梶原一哉君)
投票用紙の
配布漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副
議長(
梶原一哉君)
配布漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
〔
投票箱点検〕
○副
議長(
梶原一哉君)異状なしと認めます。
念のため申し上げます。
投票は
単記無記名であります。
投票用紙に被
選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次
投票願います。
点呼を命じます。
〔点呼・
投票〕
○副
議長(
梶原一哉君)
投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副
議長(
梶原一哉君)
投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の
出入り口を開きます。
〔
議場開鎖〕
○副
議長(
梶原一哉君)開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、
立会人に1番
明石和之君、26番
玉野勝彦君を指名いたします。よって両君の立ち会いを願います。
投票箱を開き
投票の点検をさせます。
〔開 票〕
○副
議長(
梶原一哉君)開票の結果を
報告いたします。
投票総数29票、これは先ほどの
出席議員数に符合いたしております。
そのうち
有効投票 29票
無効投票 0票
有効投票中 岸本 和代君 29票
以上のとおりであります。
この
選挙の
法定得票数は8票であります。よって、
岸本和代君が
議長に当選されました。
ただいま、
議長に当選されました
岸本和代君が議場におられますので、本席から
会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。
議長に当選されました
岸本和代君の御挨拶があります。
〔5番
岸本和代君登壇〕
◆5番(
岸本和代君)おはようございます。一言御挨拶を申し上げさせていただきます。
ただいまの
議長選におきまして、
議員各位の
皆様の御推挙を賜り、
議長という大任を拝することとなりました。心より深く感謝申し上げますとともに、その重責に身の引き締まる思いでございます。
遠藤新
市長のもと、新しいスタートを切り、
市民の多くの
皆様は、山積する課題にどう取り組んでいくのかということに注目をしているところでございます。もとより微力な私ではございますが、円滑な
議会運営、そして
市政発展のため、渾身の努力をしてまいる覚悟でございます。
議員の
皆様、そして
理事者の
皆様、今後ともどうか御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、御挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。(拍手)
○副
議長(
梶原一哉君)
議長が
選挙されましたので、
議長と交代いたします。
〔副
議長梶原一哉君退席・
議長岸本和代君
議長席に着く〕
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○
議長(
岸本和代君)この際、
日程追加について、お諮りいたします。
このたび、
子育て・
健康長寿特別委員会の
委員定数に1名の欠員が生じておりますので、
子育て・
健康長寿特別委員会委員の
補欠選任についてを
日程に追加し、
委員の
補欠選任を行いたいと思いますが、これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
岸本和代君)御
異議なしと認めます。よって、この際、これを
日程に追加し、
委員の
補欠選任を行うことに決定いたしました。
それでは、
子育て・
健康長寿特別委員会委員の
補欠選任を行います。
なお、
委員の選任については、
委員会条例第8条第2項の規定により、
議長において、7番
宮内春雄君を指名いたしたいと思いますが、これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
岸本和代君)御
異議なしと認めます。よって、
宮内春雄君を
子育て・
健康長寿特別委員会委員に選任することに決定いたしました。
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○
議長(
岸本和代君)次に、
日程第4を議題といたします。
─────────────────────────────
○
議長(
岸本和代君)
提出者の説明を求めます。
〔
市長 遠藤彰良君登壇〕
◎
市長(
遠藤彰良君)このたび、新たに選任されました
岸本和代議長に対しまして、心からお喜びを申し上げます。また、辞任された
宮内春雄議長におかれましては、この1年間
市政発展のため格別の御尽力を賜りましたことに心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。
さて、今
定例会に提案いたしました
議案は、
予算議案1件、
条例議案6件、
単行議案2件の合計9件となっております。
その概要を御説明いたします前に、先般開催されました
臨時会におきまして、これからの
市政運営に臨む私の
基本姿勢や決意の一端を申し上げたところでございますが、それに関連して若干御説明をさせていただきます。
急速に進行する
人口減少や
少子高齢化、
地域経済の縮小など、喫緊の課題が山積する中、最も大切なことは、多くの人々に、そこに住みたい、いつまでも住み続けたいと思っていただける町を築くこと、さらには、そこで暮らし活動する人々が主体となって、町を発展させていくことであると考えております。
そこで、私は、常に
市民目線で、
市民が主役の、
市民のための
まちづくりを進めることを
基本姿勢としまして、
市政運営に臨んでまいります。
そして、
市民の生活をしっかり支え、災害から
市民のとうとい命を確実に守り、全ての
市民が、生き生きと輝くことのできる町を目指していくとともに、市政への
市民参加の促進、県や
近隣市町村との
連携強化にも努めてまいります。
こうした考えのもと、市政に取り組んでいくに当たりまして、重点的に取り組む分野の
方向性並びにさきの
市長選挙において
市民の
皆様にお約束しておりました幾つかの
重要施策の今後の進め方について、御説明を申し上げます。
皆様御承知のとおり、本年は、
人口減少の克服に向け、全国の自治体が
地方創生の取り組みを本格的に始動させている年であり、それぞれの地域が、その
独自性や強みを生かし、切磋琢磨しながら施策を展開しております。
私といたしましては、こうした状況にあって、
徳島市がその
存在感を十分に発揮し、全ての
市民が生き生きと輝くことのできる町になるよう、その第一歩といたしまして、誰もが安心して暮らし、活躍できる
地域社会の実現を目指してまいります。
具体的には、まず、安心して子供を産み、育てるための支援を充実してまいります。
子供・
子育て支援に焦点を当てた施策の新設・拡充を早急に検討するとともに、
待機児童ゼロを目指し、
保育環境の整備を進めてまいります。
子供たちが伸び伸びと育つことができるよう、良好な教育環境の整備にも全力を注いでまいります。現在調査段階にある幼稚園及び小・中学校のエアコン整備につきましては、一刻も早い導入に向け、最大限努力をするとともに、トイレの洋式化についても進めてまいります。
また、多様な人材の活躍が地域の元気をつくっていくことから、女性の再就職支援など、社会における女性の活躍を推進する取り組みを進めてまいります。市役所においても、女性職員や
子育てをする職員など、全ての職員が個性や能力を十分に発揮することができる職場環境づくりに努めてまいります。
このほか、
市民の健康への意識を高め、健康を増進していくため、健康診断や予防接種、医療費助成など、健康増進に資する制度の普及・啓発や充実の検討を行い、
市民の
皆様が利用しやすい環境を整備していきます。
次に、近い将来発生が予測されている南海トラフ巨大地震など、災害から
市民を守るため、防災・減災対策に重点的に取り組んでまいります。これまで本市が実施してきた地区別津波避難計画の策定や津波避難ビルの指定などに引き続き取り組むとともに、津波避難施設の整備など、スピード感を持って、災害に強い安全な
まちづくりに取り組んでまいります。
さらに、こうした安心・安全を実感していただくための取り組みに加え、町の活性化のため、にぎわい空間の創出にも重点的に取り組んでまいります。
本市には、阿波おどりやLED、多くの河川に代表される豊かな自然などの貴重な地域資源があります。こうした本市ならではの魅力や個性をさらに磨き、知恵を絞って、町のにぎわいや活力を創造してまいります。
続いて、幾つかの
重要施策の今後の進め方について、御説明いたします。
私はさきの
市長選挙におきまして、新町西地区市街地再開発事業は白紙撤回することを
市民の
皆様とお約束して、当選させていただきました。再開発事業につきましては、多くの
市民の意思を裏切ることなく、ホールは買い取らない、補助金は支出しないことにより、現事業計画から本市は撤退する方針で進めてまいります。
また、同事業と一体的に進めてまいりました、ひょうたん島川の駅ネットワーク推進事業につきましては、今後、本市中心市街地の
まちづくりの
方向性等などを検討する中で、拠点となる川の駅の整備などについて再考してまいります。
次に、音楽・芸術ホールにつきましては、文化の振興や文化活動の支援を図る上で必要な施設であり、できるだけ早く整備する必要があると認識しております。今後、文化センターのリニューアルも一つの選択肢として、整備の
方向性について早急に結論を出したいと思います。
また、ごみ処理施設の整備につきましては、施設の老朽化などによりその対策が急務となっておりますことから、財政的なメリットや県都としての役割を考慮し、施設の広域化に向け、まずは周辺自治体との協議の場を設けたいと考えております。
一方で、鉄道高架事業につきましては、県市協調のもと、諸課題の解決を図るため、関係者間の協議を進めてまいりたいと存じます。
以上申し上げました重点分野・
重要施策を効率的に進め、効果を最大限に発揮するためには、市内外に積極的な情報発信を行い、また、県や
近隣市町村を初めとするさまざまな主体と協力・連携していくことが重要と考えております。そこで、私みずからが先頭に立って、本市の生活環境や、地域資源の魅力などをトップセールスしていくとともに、県や
近隣市町村などの行政主体、大学などの教育機関、企業、NPOなどとの関係構築を図ってまいります。
さらに、これまで本市が取り組んできた行財政力の強化につきましても、将来にわたって安定的に市政を運営していくためには不可欠であると考えておりまして、引き続き進めてまいりたいと考えております。
なお、中核市につきましては、将来的に移行を目指してまいりますが、保健所の設置を初め行財政面においてクリアすべき課題があることから、その対応について調査・研究を十分に行った上で進めてまいりたいと考えております。
以上、重点分野・重要政策の進め方について、私の考えを申し上げましたが、これら以外にも課題は山積しており、
市民の目線から、さまざまな事業の
方向性等を判断し、
市民が主役の、
市民のための
まちづくりが進むよう、全力で
市民の
皆様の負託に応えてまいる所存でございます。
私は、豊かな自然に恵まれ、そして、人の優しさと温かさに満ちあふれたこの
徳島市をこよなく愛しております。それは、
議員各位はもちろん、
市民の
皆様も同じであると思います。今後、さまざまな課題について迅速に方針を整理するとともに、必要な予算措置につきましても、速やかに対応してまいりたいと存じますので、
議員各位並びに
市民の
皆様の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
次に、現下の諸情勢と
平成27年度の決算の概要等につきまして、若干申し上げます。
先月発表されました内閣府の月例経済
報告によりますと、景気は、このところ弱さも見られるが、緩やかな回復基調は続いており、その先行きについては、雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあり、緩やかな回復に向かうことが期待される一方で、海外経済で弱さが見られており、中国を初めとするアジア新興国や資源国等の景気が下振れし、我が国の景気が下押しされるリスクがあるとされております。
こうした中、去る6月1日、安倍総理は世界経済に対する下方リスクに備え、内需の腰折れを防ぐため、財政健全化目標は堅持しつつも、来年4月に予定しておりました消費税率10%への引き上げを、
平成31年10月までの2年半延期する方針を表明いたしました。
本市といたしましては、
平成27年度3月補正予算で計上されております緊急経済対策予算を初めとして、公共事業の早期発注に努めるなど、
地域経済の下支えを図りつつ、引き続き、国の動向や全国的な経済情勢について十分注視し、適切に対応してまいりたいと存じます。
続いて、本市の
平成27年度決算の状況についてであります。
一般会計につきましては、歳入におきまして、固定資産税の評価がえに伴う減収や法人
市民税の減収などにより、主要一般財源が前年度を下回るという厳しい状況でございましたが、減収補てん債の発行等により、
平成27年度の実質収支は、基金を取り崩すことなく黒字を保つことができました。
しかし、歳入の根幹をなす市税収入や地方交付税の動向が不透明であることや、歳出面では、社会保障関係経費の増加とともに、防災・減災対策、公共施設の老朽化対策等、財政需要の増大が見込まれることから、財政を取り巻く環境は、今後とも厳しい状況が続くものと予測されます。そのため、これまで取り組んできた行財政力の強化を引き続き進めていき、持続可能な財政運営に取り組んでまいります。
また、特別・企業会計につきましては、各会計において、歳入の確保対策や、経費の節減などに取り組むとともに、経営の健全化・効率化に向けて懸命に取り組んできた結果、一部の会計では収支改善が図られたものの、一部の会計で不良債務を抱えている状況が続いている会計もあることから、より一層の経営基盤の安定と強化に努めてまいります。
それでは、今回提案いたしました
議案につきまして、御説明いたします。
予算議案につきましては、一般会計で1,342万円の増額となっております。
概要についてでございますが、南海トラフ巨大地震等に備え、
市民の命を守るための地震・津波対策といたしまして、川内地区における高速道路ののり面を活用した津波避難施設6カ所を整備するために必要な実施設計費を補正予算として計上しております。
続きまして、
条例議案について、御説明いたします。