これより
討論に入ります。
討論の通告がありますので、
通告者の発言を許します。17番
河野みどり君。
〔17番
河野みどり君
登壇〕
◆17番(
河野みどり君)今
議会に提案されました
議案のうち
賛成できない
部分がありますので、
日本共産党徳島市議団を代表いたしまして
討論を行います。
議案第1
号平成19年度
徳島市
一般会計予算中、
議会費のうち
視察旅費には
海外視察旅費476万円が含まれており、
賛成できません。
海外視察旅費は、
観光旅行ではないのかとの
市民の批判も多くあり、また、今の
市民生活実態から見て、税金を使ってまで行くべきではないと考えます。
次に、
総務費のうち、
国民保護協議会委員報酬35万3,000円、
動物園跡地測量事業費416万2,000円は
反対です。
国民保護協議会は、現職の
自衛官が参加し、避難のための
実施要領をつくるための費用です。
国民保護計画自身、
市民に対して戦争を想定した
避難訓練に参加させるなど、
平和憲法に反し、
徳島市の
非核平和都市宣言にもふさわしくないものです。特に、
実施要領は自衛隊が前面に出てくる
計画づくりであり、許せません。
動物園跡地測量事業は、音楽・
芸術ホールを
新町西地区の再
開発ビルに押し込む
計画に拍車をかけようとするもので、今、どうしても必要な
事業とは思えません。
動物園跡地は、
戦災復興の
区画整理で生み出された公園で、地域の方の貴重な土地の拠出によって生み出された土地です。
市長は、
ホールを建てなくなれば売却するなどと言っていますが、そんな身勝手は許されるはずがなく、
関係住民が納得するはずがありません。
次に、
民生費のうち、
後期高齢者医療広域連合負担金1億197万1,000円は認められません。
後期高齢者医療制度は、
医療費抑制のための
改悪法です。
医療給付費がふえれば
保険料の値上がりにつながり、さらに年金から天引きするなど、
高齢者一人一人から
保険料を容赦なく取り立てるものです。
保険料の
滞納者には
短期保険証や
資格証明書を発行するとともに、
保険給付を差しとめるという、まさに
高齢者の命、暮らしを脅かす悪法だと言わざるを得ません。
次に、
農林水産業費のうち、
農地費の
徳島東部広域農道整備事業促進協議会会費6万4,000円、
吉野川下流域農業用排水対策推進協議会会費69万2,000円については
賛成できません。
広域農道は、昭和60年から始まって以来、総
事業費が当初の4倍にも膨れ上がり、
平成18年度までの
事業費の
決算見込みでは
徳島市の
部分で約31億4,000万円、全体で202億円で、
完成予定が
平成25年というものです。
完成見込みの総
事業費は257億円ということですが、果てしなく
事業費がふえ続ける割に、猿しか通らない
農道だと
関係住民から強い批判があり、直ちに
事業の
見直しを考えるべきです。また、
吉野川下流域農業用排水対策推進協議会会費は、
国営農地防災事業のための
協議会費ですが、既に
平成16年度で川内・
応神地域のパイプラインは
完成しており、今切川から取水しています。この
事業も当初の550億円から1,310億円という莫大な総
事業費に膨れ上がり、
完成予定も大幅におくれて、
平成23年度ということですが、先の見えない
大型公共事業となっています。また、
完成後に発生する
地元負担や
維持管理費など、想像を超える重い
負担を抱えることになりかねません。直ちに、この
事業から手を引くべきだし、
推進協議会から脱退をすべきです。
次に、
土木費のうち、第十
堰建設促進期成同盟会会費3万5,000円は
反対です。
徳島市は、
可動堰推進の役割を果たしているこの会から脱退し、会の解散を求めるべきです。
さらに、
鉄道高架促進費2,376万1,000円は認められません。マスコミからも指摘されておりましたが、限られた財政の中で、
公共事業の選択と集中が問われているその中で、具体的に中止を含めた
抜本的見直し事業として、
鉄道高架事業もその対象にすべきだと報道されていました。
鉄道高架計画については、現在では何が何でも推進しなければならない
事業でなくなっているのに、
市長と一部の者の思惑で強行するのは余りにも無謀であり、
徳島市の
町づくりの視点からも謙虚に
見直しをし、中止も含めて検討すべきです。
また、
議案第18
号徳島市
一般会計補正予算中、
民生費の
後期高齢者医療制度システム改修費4,077万4,000円、
農林水産業費中、
農地費の
広域農道整備事業負担金112万5,000円、
繰越明許費中、
鉄道高架促進事業1,250万円は認められません。理由は、先ほどの
議案第1号で述べたとおりです。
次に、
議案第2
号平成19年度
徳島市
国民健康保険事業特別会計予算ですが、
国保料は
一般家庭に最も
負担の大きい支払いとなっていることが
調査結果でも出ております。本市の
国保料は、2年連続の
値上げで四国4市で一番高く、
全国トップクラスであり、
家計負担の限界を超えています。
平成18年度
決算見込みでは、単
年度収支で約1.5億円の赤字と説明されていますが、これを
次年度に繰り越して、
赤字額を膨らませて
料金値上げの口実にするような
会計運営を改め、
年度ごとに
一般会計で補てんすべきです。また、急激な
所得減少などに
減免適用の範囲を広げ、支払える額にすべきであり、
収納率の向上も図るべきです。やむを得ない事情によるわずかな
軽減額に対してさえ、繰り入れをしない現在の
国保運営には納得できません。
議案第5
号平成19年度
徳島市
下水道事業特別会計予算は
反対です。
旧吉野川流域下水道事業費1億4,385万円が含まれているからです。この
事業は2市4町で進めていますが、現在、
徳島市だけ都市
計画決定されていません。この
事業から脱退し、
合併浄化槽に切りかえるべきだと考えます。その理由は、第1にコストの面です。
合併浄化槽は
流域下水道の3分の1ほどの費用で設置できると試算されています。第2は
水環境の面です。今
議会に新しい
徳島市の
町づくり将来像を「心おどる水都・とくしま」とする
基本構想案を出していますが、
流域下水道は
完成まで長い年月を要し、その間、河川の汚れが放置され続けます。一方、
合併浄化槽は1週間程度で設置ができ、
生活排水で汚染された河川を浄化できます。第3は
地元業者の
仕事づくりという点です。
流域下水道を請け負うのは大半が県外のゼネコンですが、
合併浄化槽は
地元業者が請け負える仕事です。第4は二重設置の問題です。
流域下水道は川内・
応神地区で普及が進んでいる
合併浄化槽を壊して、
下水道につなぎかえるという全くむだな
事業そのものです。
次に、
議案第41
号徳島市
基本構想を定めるについては
賛成できません。これは、40万人の
中核市を目指すとの
基本理念のもと、
基本構想をつくり直そうとするものですが、
中核市構想そのものが
市民の望むものではなく、ほかの市町村などの協力なしにはできない他力本願の幻想にすぎません。内容においても、
住民合意にはほど遠い
鉄道高架事業を進めるという記述もあり、
賛成はできません。
以上、
討論といたします。
○
議長(
岡孝治君)以上で通告による
討論は終わりました。これをもって
討論を終結いたします。
これより順次
採決いたします。
まず、
議案第1号、
議案第2号、
議案第5号、及び
議案第18号の、以上4件について、一括して
採決いたします。
─────────────────────────────
このときの
出席議員氏名次のとおり
1番 西 林 幹 展 君
│ 2番 西 條 正 道 君
3番 喜 多 宏 思 君
│ 4番 鈴 江 清 君
5番 小 林 淳 治 君
│ 6番 美 馬 秀 夫 君
7番 岡 南 均 君
│ 8番 岡 孝 治 君
9番 笠 井 国 利 君
│ 10番 折 目 信 也 君
11番 隅 倉 純 爾 君
│ 12番 梯 富 子 君
13番 加 戸 悟 君
│ 14番 村 上 稔 君
17番 河 野
みどり 君
│ 18番 中 野 一 雄 君
19番 塀 本 信 之 君
│ 20番 須 見 矩 明 君
21番
佐々木 健 三 君
│ 22番 坂 井 積 君
23番 岸 本 安 治 君
│ 25番 板 東 實 君
27番 三 木 明 君
│ 28番 小 林 和 夫 君
29番 岸 本 和 代 君
│ 30番 吉 本 八 恵 君
32番 田 村 慶 徳 君
│ 33番 中 本
美保子 君
34番 森 井 嘉 一 君
│ 35番 赤 川 健 治 君
36番 山 口 悦 寛 君
│ 37番 宮 内 春 雄 君
38番 広 瀬 和 範 君
│
─────────────────────────────
○
議長(
岡孝治君)
本案に対する
委員長報告は、いずれも
原案可決であります。
お諮りいたします。
本案をいずれも
委員長報告のとおり決することに
賛成の方は御
起立願います。
〔
賛成者起立〕
○
議長(
岡孝治君)
起立多数であります。よって
本案は、いずれも
委員長報告のとおり
可決することに決定いたしました。
次に、
議案第41号について
採決いたします。
─────────────────────────────
このときの
出席議員氏名次のとおり
1番 西 林 幹 展 君
│ 2番 西 條 正 道 君
3番 喜 多 宏 思 君
│ 4番 鈴 江 清 君
5番 小 林 淳 治 君
│ 6番 美 馬 秀 夫 君
7番 岡 南 均 君
│ 8番 岡 孝 治 君
9番 笠 井 国 利 君
│ 10番 折 目 信 也 君
11番 隅 倉 純 爾 君
│ 12番 梯 富 子 君
13番 加 戸 悟 君
│ 14番 村 上 稔 君
17番 河 野
みどり 君
│ 18番 中 野 一 雄 君
19番 塀 本 信 之 君
│ 20番 須 見 矩 明 君
21番
佐々木 健 三 君
│ 22番 坂 井 積 君
23番 岸 本 安 治 君
│ 25番 板 東 實 君
27番 三 木 明 君
│ 28番 小 林 和 夫 君
29番 岸 本 和 代 君
│ 30番 吉 本 八 恵 君
32番 田 村 慶 徳 君
│ 33番 中 本
美保子 君
34番 森 井 嘉 一 君
│ 35番 赤 川 健 治 君
36番 山 口 悦 寛 君
│ 37番 宮 内 春 雄 君
38番 広 瀬 和 範 君
│
─────────────────────────────
○
議長(
岡孝治君)
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
お諮りいたします。
本案を
委員長報告のとおり決することに
賛成の方は御
起立願います。
〔
賛成者起立〕
○
議長(
岡孝治君)
起立多数であります。よって
本案は、
委員長報告のとおり
可決することに決定いたしました。
次に、
議案第3号、
議案第4号、
議案第6号から
議案第17号まで、
議案第19号から
議案第40号まで、
議案第42号から
議案第46号まで、及び
諮問第1号の、以上42件を一括して
採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
議案第42号、
議案第43号、
議案第46号、及び
諮問第1号は同意、その他のものは、いずれも
原案可決であります。
お諮りいたします。
本案をいずれも
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
岡孝治君)御異議なしと認めます。よって
本案は、いずれも
委員長報告のとおり
可決・同意することに決定いたしました。
次に、本年3月31日をもって
監査委員を退任されます
片山隆司君から、ごあいさつしたいとの申し出がありますので、これを許します。
〔
片山隆司君入場・
登壇〕
◎(
片山隆司君)
監査委員を退任するに当たりまして、お礼のごあいさつを申し上げます。
私は、この3月をもって退任することになりますが、
平成9年に就任いたしまして、ちょうど10年になります。その間、県都
徳島市の
監査委員として職につかさせていただきましたことを大変ありがたく感謝をいたしております。ありがとうございました。
在任中は、何かと至らなかった点もございましたが、その都度、皆様方から御指導、そしてまた御支援を賜りまして、
監査委員としての職を全うすることができました。心から厚くお礼を申し上げます。そしてまた特に、
議会選出の約20名の皆様方と御一緒に、
監査委員として仕事をさせていただきました。いろいろ勉強させていただき、私の大きな財産となりました。そのことに対しましても、この場をお借りしまして厚くお礼を申し上げます。
終わりになりましたが、市政の限りない御発展と皆様方の御健勝、そしてまた御活躍を心から御祈念申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、退任に際しましてのお礼のごあいさつといたします。本当に長い間、ありがとうございました。(拍手)
〔
片山隆司君退場〕
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
議長(
岡孝治君)次に、
日程第3、
議案第47号及び
議案第48号を議題といたします。
─────────────────────────────
○
議長(
岡孝治君)
本案は、本日追加提出された
案件でありますので、提出者の説明を求めます。
〔
市長 原 秀樹君
登壇〕
◎
市長(原秀樹君)ただいま上程されました人事
議案2件につきまして、御説明いたします。
これらの
案件は、
監査委員1名及び
固定資産評価審査委員会委員1名の選任について、それぞれ御同意をお願いするものでございます。
まず、
監査委員の選任につきましては、
平成19年3月31日で退職されます
片山隆司氏の後任として、工藤誠介氏を選任しようとするものであります。工藤氏は公認会計士として御活躍されており、その高い識見を本市の監査業務の執行に生かしていただくため、選任しようとするものであります。
次に、
固定資産評価審査委員会委員の選任につきましては、任期満了となります吉成 努氏の後任として、本林隆行氏を選任しようとするものであります。本林氏は、
徳島県木竹工業協同組合連合会の要職を務められるなど、商工業の振興に御尽力されており、その高い識見と高潔で公平な人柄を資産評価の公正な
審査に生かしていただくため、選任しようとするものでございます。
なお、
監査委員を退任されます片山氏、
固定資産評価審査委員会委員を退任されます吉成氏におかれましては、
委員として長きにわたり御尽力をいただきました。ここに在任中の御労苦と御功績に対し、心から感謝をいたすものであります。
以上、よろしく御審議いただき、御同意くださいますようお願い申し上げます。
○
議長(
岡孝治君)以上で提出者の説明は終わりました。
お諮りいたします。ただいま議題となっております
案件については、成規の手続を省略し、直ちに
採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
岡孝治君)御異議なしと認めます。よって
本案については、成規の手続を省略し、直ちに
採決することに決定いたしました。
これより
採決いたします。
本案については、いずれも
原案に同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
岡孝治君)御異議なしと認めます。よって
本案については、いずれも
原案に同意することに決定いたしました。
ただいま
監査委員の選任に同意されました工藤誠介君から、ごあいさつしたいとの申し出がありますので、これを許します。
〔工藤誠介君入場・
登壇〕
◎(工藤誠介君)ただいま
監査委員の選任につきまして、御同意をいただきました工藤誠介でございます。
微力ではございますが、誠実かつ公正に
監査委員としての職責を果たしてまいりたいと考えております。就任に当たりまして、皆様方の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、まことに簡単ではございますが、選任のお礼のごあいさつとさせていただきます。どうか、よろしくお願いいたします。(拍手)
〔工藤誠介君退場〕
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
議長(
岡孝治君)次に、
日程第4、
徳島県
後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。
お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
岡孝治君)御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、指名推選によることに決定いたしました。
お諮りいたします。指名の方法については、
議長において指名することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
岡孝治君)御異議なしと認めます。よって、
議長において指名することに決定いたしました。
それでは指名いたします。
徳島県
後期高齢者医療広域連合議会議員に、広瀬和範君、美馬秀夫君のお二人を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま指名いたしましたお二人を、
徳島県
後期高齢者医療広域連合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
岡孝治君)御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました、お二人が
徳島県
後期高齢者医療広域連合議会議員に当選されました。
ただいま
徳島県
後期高齢者医療広域連合議会議員に当選されました、広瀬和範君、美馬秀夫君が議場におられますので、
会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
議長(
岡孝治君)次に、
日程第5、
議員提出議案第1号、
徳島市議会会議規則の一部を改正する規則を定めるについて、及び
議員提出議案第2号、
徳島市議会委員会条例の一部を改正する条例を定めるについてを議題といたします。
─────────────────────────────
○
議長(
岡孝治君)お諮りいたします。
本案については、成規の手続を省略し、直ちに
採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
岡孝治君)御異議なしと認めます。よって
本案は、成規の手続を省略し、直ちに
採決することに決定いたしました。
これより
採決いたします。
本案については、
原案のとおり可とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
岡孝治君)御異議なしと認めます。よって
本案については、
原案のとおり
可決することに決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
議長(
岡孝治君)次に、
日程第6、閉会中の
継続審査及び
調査についてを議題といたします。
─────────────────────────────
○
議長(
岡孝治君)各常任
委員長から、お手元に配布のとおり、閉会中の
継続審査及び
調査の申し出があります。
お諮りいたします。各
委員長から申し出のとおり、それぞれ閉会中の
継続審査及び
調査とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
岡孝治君)御異議なしと認めます。よって各
委員長から申し出のとおり、それぞれ閉会中の
継続審査及び
調査とすることに決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
議長(
岡孝治君)以上で、
今期定例会に付議された
案件は、
継続審査に付されたものを除き、いずれも議了いたしました。
本
定例会は、これをもって閉会いたしたいと思いますが、閉会前に
市長から閉会のあいさつがあります。
〔
市長 原 秀樹君
登壇〕
◎
市長(原秀樹君)閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
今
定例会には、
平成19年度
一般会計予算議案など49件の
議案を御提出申し上げ、議員各位の熱心な御
審査を賜った次第でございますが、ただいまは全
議案につきまして御
可決・御同意をいただき、厚く御礼申し上げます。
議案審議の
過程におきまして、御指摘のありました点につきましては、十分に検討を加え、今後の市政運営に反映させてまいりたいと考えております。
さて、在任中、
市民の代表として、
徳島市政の発展に多大の功績を残されました議員各位におかれましては、今
定例会が任期最後の
議会となりました。顧みますれば、本任期中は、本市の厳しい財政状況を克服し、将来を見据えた健全な行財政基盤を確立するための行財政
健全化計画の策定や本市の
町づくりの基本指針となります新たな総合
計画の策定に着手するなど、将来を担う世代に健全な財政を引き継ぎ、すべての
市民が夢と希望を語れる元気で誇りある
町づくりを実現するための方策を定める極めて重要な時期でございました。この間、皆様の御理解と御協力をいただき、円滑な市政運営を行うことができましたことを改めて深く感謝を申し上げる次第でございます。
現在、本市を取り巻く環境は依然として極めて厳しく、人口減少、少子高齢化社会の到来、地方分権の本格化、東南海・南海地震の発生確率の上昇など、さまざまな外部環境の変化への迅速かつ的確な対応が必要となってまいっております。こうした中、新たな
基本構想に掲げます「元気とくしま」「安心とくしま」「信頼とくしま」の三つの
基本理念の実現を通じて、この町に生まれてよかった、住んでよかったと心から実感できる、「心おどる水都・とくしま」、この実現に向けまして全力で取り組んでまいりますので、議員各位のなお一層の御支援と御協力をお願いするものでございます。
来る統一地方選挙に臨まれる議員各位には、一層御自愛されますとともに、御健闘を心から御祈念申し上げる次第でございます。
また、今期をもちまして後進に道を譲られます議員各位におかれましては、御在任中の御労苦と御功績に対し、心より感謝を申し上げますとともに、市
議会の議席を離れられましても、これまでと同様、市政に対して御指導、お力添えを賜りますようお願い申し上げます。
最後に、議員各位の一層の御多幸と御健勝をお祈り申し上げまして、閉会のごあいさつとさせていただきます。
○
議長(
岡孝治君)この際、私からも一言ごあいさつ申し上げます。
私たちの任期もあとわずかとなりましたが、今期限りで御勇退されます議員各位におかれましては、在任中の御功績に深く敬意を表しますとともに、今後とも御健勝にて
徳島市政発展のため、なお一層の御指導、御協力をお願い申し上げる次第であります。
また、来る統一地方選挙に臨まれる各位におかれましては、全員おそろいで御当選の栄誉をかち取られますようお祈り申し上げます。
最後になりましたが、理事者各位及び報道関係の皆様におかれましては、私どもに格別の御協力を賜り、この機会に心から御礼を申し上げます。何とぞ御健勝にて、皆様方のなお一層の御活躍をお祈り申し上げ、ごあいさつといたします。
これにて
平成19年第1回
徳島市
議会定例会を閉会いたします。
午前11時12分 閉会
─────────────────────────────
地方自治法第123条第2項の規定による署名者
徳島市
議会議長
徳島市
議会副
議長
会議録署名議員
同...