鹿沼市議会 2004-07-15 平成16年第2回定例会(第4日 7月15日)
最近の犯罪の傾向を見ますと、特に強盗など犯罪の凶悪化や、車上ねらい、少年犯罪などの身近な犯罪が増加しています。市では、市民が犯罪に遭わない、犯罪を起こさせないまちづくりのため、鹿沼市や地区防犯協会、警察署、交番・駐在所連絡協議会、少年補導員会等の各種団体が、市民の参加協力のもとに犯罪防止や啓発に努めているところであります。
最近の犯罪の傾向を見ますと、特に強盗など犯罪の凶悪化や、車上ねらい、少年犯罪などの身近な犯罪が増加しています。市では、市民が犯罪に遭わない、犯罪を起こさせないまちづくりのため、鹿沼市や地区防犯協会、警察署、交番・駐在所連絡協議会、少年補導員会等の各種団体が、市民の参加協力のもとに犯罪防止や啓発に努めているところであります。
最近あったものでも西中の生徒の自転車での交通事故死、犬伏郵便局への強盗事件、不審火の連続なども起きております。そして、高齢者をねらったおれおれ詐欺やひったくり事件、そしてまた小中学校への不審者侵入事件、これは生徒が帰った時間帯で幸いでした。など最近起きたものでも上げれば切りがありません。より積極的な安全対策が必要になっております。
2002年の犯罪発生件数が285万3,739件で、7年連続の戦後最多を記録し、過去10年間で約100万件の増加、ひったくりや路上強盗などの街頭犯罪、ピッキングなどの侵入犯罪のほか、少年犯罪、凶悪犯罪が急増しているためで、その一方では犯罪の検挙率は過去最低水準に落ち、その検挙率が下がっている原因は、検挙件数、人員数はふえているものの、発生する犯罪の増加の方がそれを上回っているためであります。
(4)、市内の殺人強盗、強姦、空き巣、窃盗、ひったくり等の発生傾向と件数をお尋ねいたします。(5)、大田原市において今後いわゆる過激派による無差別テロが起こり得る心配があるのか、また大田原市内に過激派が潜んでいるのかどうか、また指定暴力団の組事務所があるのかお尋ねいたします。
この中には、強盗、強制わいせつ、放火等の凶悪犯罪も発生しておりますが、その主なものは空き巣、自動販売機荒らし、車上ねらい、自転車の盗難など、窃盗犯であります。真岡市では、年間に1,271件、1日では約3.5件の犯罪が発生し、このうち窃盗犯は964件であり、1日平均では2.7件であります。
まず、総合的な治安対策についてでありますが、最近の治安情勢はここ数年犯罪の発生件数が大幅な増加傾向にあり、その内容も強盗や殺人、誘拐と凶悪事件を初め空き巣、あるいは女性や高齢者をねらったひったくり事件など身近に脅威を感じる犯罪が多発しております。また、少年非行の低年齢化や外国人組織犯罪が増加するなど、憂慮すべき状況にあります。
また、不安を感じる犯罪といたしまして、こちらは複数回答になっておりますけれども、少年による凶悪粗暴事件63.6%、家に侵入する強盗窃盗犯罪が62.9%、また外国人による犯罪56.1%と続きまして、子供に対する犯罪、これも44.5%ありまして、これらが上位を占めております。
警察庁まとめの新聞報道によりますと、ことしの1月から6月の上半期の未遂を含む殺人や強盗など重要犯罪は1万1,304件で、前年同期より約1,600件の2割近くふえ、統計の残る89年以降で最悪になったそうです。検挙率も48.6%と初めて5割を切り、特に殺人や強盗で逮捕、書類送検された19歳以下の少年少女もここ20年ほどでは最悪の状況だそうです。
今年上半期、これは1月から6月ですが、刑法犯で検挙された少年、14歳以上20歳未満は6万3,180人と昨年と比べてやや減少したものの、殺人と強盗の検挙者数は増加し、過去最悪との警視庁の発表がありました。子供にとって居心地のいいのは、やはり何といっても家庭だと思います。親が悪いことは悪い、これはやってはいけないことだ、しっかり親がそういうことを教えることだと思います。
沖縄、長崎の殺人事件、また、殺人、強盗、放火などの重要犯罪が後を絶たない状況です。バブル期までの経済一辺倒の社会が崩壊し、経済的な生活苦、弱肉強食の世界が人間性を阻害し、他者への不信がこのような状況をつくり出しているのでしょうか。想像の域を超えませんが、大きな社会問題と言えます。 警視庁の発表では、ことし上半期の殺人、強盗、放火などの重要犯罪は1万 1,304件に上るということです。
だが、犯罪そのものはふえているため、自転車泥棒などの軽微な犯罪よりも殺人や強盗などの重大犯罪に人員を振り向ける政策に転換をした結果が検挙率の低下の引き金となったことと、平成8年から犯罪件数は異常な伸びを見せ始めたため、その後平成14年度では前年より0.9%検挙率が下がってしまったことが原因の一つとされております。
日本の犯罪率は、第2次世界大戦直後の混乱期の数値を超えてしまったとも言われるように、殺人や強盗、放火、婦女暴行などの重要犯罪がふえ、犯罪の質そのものがより凶悪化しているように思います。最近では、長崎の12歳の少年による男児殺害事件、東京の小学生4人の監禁事件、福岡市の一家4人殺害事件など、少年犯罪や少年が事件に巻き込まれる犯罪、そして外国人犯罪が多くなっているように思います。
その犯罪の内容については、強盗や放火などの凶悪な事件に加え、空き巣ねらいや自動車盗難及び車上ねらいといった、市民の皆様の身近な生活空間における犯罪が多発しており、極めて憂慮される状況になってきております。犯罪のない安全な生活環境は市民すべての願いであり、市民生活の基盤となるものであります。
暴走行為は、それだけにとどまらず、暴力団とのつながりができること、また強盗、強姦などの行為に発展していくなど、単なる暴走行為だけでは済まなくなってきており、管内におきましても、凶悪犯罪が急増しております。こうしたことから、宇都宮市では、暴走族を根絶するための条例をこの3月議会で制定する見込みであり、県におきましても、今年中の条例制定を目指しております。
最近連続する幼児虐待死や放火強盗殺人を初め死体遺棄など、人の心を持たぬ凶悪事件の増加は、日本人の将来の滅びる末路を見る思いがしてならない。心の教育を失ってから半世紀余りのツケがいかに大きいものかを示すものだ。少子化対策が叫ばれる一方で、愛し合った夫婦でさえお互いに憎しみ合い、夫は妻を、妻は夫を殺すに至ってはもう地獄そのものとしか言いようがない。
名古屋の中学生による 5,000万円恐喝事件や、那須の教師殺人事件、宇大校内での中学生グループの強盗致傷事件、さらに身近では、市内中学校の暴行事件、過日の中学校の器物破壊事件等々、また全国的にはいじめと自殺、不登校などの非行型が今なお増加の道をたどっている現状であり、この先日本の教育はどうなるのかを問われる国民的課題であります。
内容を申し上げますと、窃盗36人、殺人、強盗等の凶悪犯9人、傷害、恐喝等の粗暴犯11人、その他6人となっております。年齢別に見ますと、16歳から17歳が27人、14歳から15歳が22人、18歳から19歳が12人、14歳未満が1人となっております。警察に届けない事件も相当数あると思われます。
例えば覚せい剤によって錯乱状態を起こし自殺をしたり、車を運転し事故を起こしたり、覚せい剤を購入するために強盗、恐喝、売春などの犯罪を行い、そして暴力団とのつながりを持ってしまうことなど、将来ある若者が人生の横道にそれてしまったり、命を落としたりすることは、大きい社会問題であることは言うまでもありません。栃木市としても、特に未成年者の覚せい剤の乱用には注意を払うべきと考えます。
特に強盗や傷害は男子が微減なのに対し、女子は10.2%増となるなど、1989年以降で初めて女子が4分の1を超えております。刑法犯全体の約半分が少年で占めており、少子化により少年人口が年々減少する中逮捕、補導数はふえ続け、少年1,000人当たり7.6人と過去10年間で最悪を記録。
神戸の連続児童殺傷事件を初め、全国的に少年少女による強盗、傷害、麻薬、売春等々の事件が多発し大きな衝撃を受けていたところ、今回の黒磯北中の生徒による教師殺人事件は、全国民にさらなる衝撃を与えたことは周知のとおりであります。このような少年の変質は、とりもなおさず家族や大人社会の変容の結果であると言わざるを得ないと思うものであります。