那珂川町議会 > 2021-03-01 >
03月01日-05号

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  1. 那珂川町議会 2021-03-01
    03月01日-05号


    取得元: 那珂川町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-22
    令和 3年3月定例会1 議 事 日 程 第5号   (令和3年3月那珂川市議会定例会)                                   令和3年3月1日                                   午前9時30分開議                                   於   議   場 日程第1 委員長報告 日程第2 委員長報告に対する質疑 日程第3 討論 日程第4 採決 日程第5 議案第48号を上程 日程第6 議案第48号の提案理由の説明 日程第7 議案第48号の説明 日程第8 議案第48号の質疑 日程第9 討論 日程第10 採決 日程第11 議員提出議案第1号を上程 日程第12 議員提出議案第1号の提案理由の説明 日程第13 議員提出議案第1号の質疑 日程第14 議員提出議案第1号の討論 日程第15 議員提出議案第1号の採決 日程第16 閉会中の調査事項の委員長報告 日程第17 閉会中の調査事項付託2 出席議員は次のとおりである(17名)  1番  春 田 智 明            2番  坂 井   修  3番  田 中 夏代子            4番  吉 野   博  5番  伊 藤 智 子            6番  羽 良 和 弘  7番  臂   英 治            8番  松 尾 正 貴  9番  吉 永 直 子            10番  平 山 ひとみ  11番  壽 福 正 勝            12番  上 野   彰  13番  原 口 憲 雄            14番  若 杉   優  15番  津 留   渉            16番  江 頭 大 助  17番  高 原 隆 則3 欠席議員は次のとおりである(なし)4 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(13名)  市長      武 末 茂 喜        副市長     小 原   博  教育長     安 川 正 郷        総務部長    川 口 省 二  都市整備部長  白 水 善 尚        市民生活部長  江 頭 哲 次  健康福祉部長  中 村 一 道        教育部長    三 浦 宏 志  総務課長    結 城 直 哉        税務課長    日下部   篤  福祉課長    春 崎 幸 二        建設課長    上 溝 朋 之  教育総務課長  小 森 正 美5 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(3名)  議会事務局長  小 川 愛 子        局長補佐兼議会担当係長                                 米 澤 一 江  書記      重 富 雄 太              開議 午前9時30分 ○議長(高原隆則君) おはようございます。 現在の出席議員は17人です。本日、追加議案と議員提出議案が提案されます。これに伴い、当初配付の議事日程第5号に日程第5から日程第15までを追加し、お手元に配付しております議事日程第5号のとおり変更しています。早速本日の会議を開きます。 議事日程は、お手元に配付しております議事日程第5号のとおりです。 △日程第1 委員長報告 ○議長(高原隆則君) 日程第1、議案第13号から議案第41号まで並びに議案第43号から議案第47号まで並びに諮問第1号及び諮問第2号を一括議題とします。 各委員長の報告を求めます。 最初に、総務文教常任委員会の審査結果の報告を求めます。総務文教常任委員会委員長原口憲雄議員。 ◆総務文教常任委員会委員長(原口憲雄君) 総務文教常任委員会の報告をいたします。 令和3年2月15日、22日の本会議において委員会に付託された関係議案を総務文教常任委員会で慎重に審査した結果を那珂川市議会会議規則第110条の規定により報告いたします。令和3年3月1日。那珂川市議会議長高原隆則様。総務文教常任委員会委員長原口憲雄。 記。(1)議案第13号那珂川市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、全員賛成をもちまして原案どおり承認でございます。 (2)議案第14号那珂川市職員定数条例の一部を改正する条例の制定について、全員賛成をもちまして原案どおり承認でございます。 (3)議案第15号那珂川市立学校社会体育施設等使用に関する条例の一部を改正する条例の制定について、全員賛成をもちまして原案どおり承認でございます。 (4)議案第19号那珂川市部落差別の解消の推進に関する条例の制定について、賛成多数をもちまして原案どおり承認でございます。 (5)議案第27号令和3年度那珂川市公共用地先行取得事業特別会計予算、全員賛成をもちまして原案どおり承認でございます。 (6)議案第28号令和3年度那珂川市国民健康保険事業特別会計予算、この議案に関しては審査の経過を報告いたします。委員から、骨折・骨粗しょう症重症化予防業務委託について具体的な内容を説明いただきたいとの質疑に対し、執行部から、骨粗鬆症の治療では、一般的に6か月に1回の投薬がなされる。そのため、対象者の7か月分のレセプトを確認し、投薬を継続されていない方へ投薬を継続するよう勧奨するものであるとの説明がありました。また、委員から、特定健診未受診者対策業務委託についてビッグデータの活用とのことであったが、その内容について説明いただきたい。また、プライバシーの問題はどうなっているのかとの質疑に対し、執行部から、ビッグデータとは、被保険者の健診歴や問診結果等の市のデータ、委託業者が持つ業務実績データ、国や県が公的に出す様々なデータ、これらをビッグデータと捉え、この分析を行うものである。なお、データについては、個人情報保護審査会にかけ、了承をいただいているとの説明を受けました。審査の結果は以上です。採決の結果、全員賛成をもちまして原案どおり承認でございます。 (7)議案第30号令和3年度那珂川市後期高齢者医療特別会計予算、賛成多数をもちまして原案どおり承認でございます。 (8)議案第31号令和3年度那珂川市岩戸財産区特別会計予算、全員賛成をもちまして原案どおり承認でございます。 (9)議案第32号令和3年度那珂川市安徳財産区特別会計予算、全員賛成をもちまして原案どおり承認でございます。 (10)議案第33号令和3年度那珂川市南畑財産区特別会計予算、全員賛成をもちまして原案どおり承認でございます。 (11)議案第35号那珂川市公の施設に係る指定管理者の指定について(華石苑)、全員賛成をもちまして原案どおり承認でございます。 (12)議案第37号那珂川市公の施設に係る指定管理者の指定について(ミリカローデン那珂川(那珂川市屋内プールを除く。))、全員賛成をもちまして原案どおり承認でございます。 (13)議案第40号福岡市・那珂川市ごみ処理事務の委託に関する規約の一部変更に関する協議について、全員賛成をもちまして原案どおり承認でございます。 (14)議案第41号那珂川市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、全員賛成をもちまして原案どおり承認でございます。 (15)議案第44号令和2年度那珂川市一般会計補正予算、全員賛成をもちまして原案どおり承認でございます。 (16)議案第45号令和2年度那珂川市公共用地先行取得事業特別会計補正予算、全員賛成をもちまして原案どおり承認でございます。 (17)議案第46号工事請負契約の締結について(ミリカローデン那珂川リニューアル第1期建築主体工事)、全員賛成をもちまして原案どおり承認でございます。 (18)議案第47号工事請負契約の締結について(ミリカローデン那珂川リニューアル第1期機械設備工事)、全員賛成をもちまして原案どおり承認でございます。 (19)諮問第1号人権擁護委員の推薦について、全員賛成をもちまして適正と認めることになりました。 (20)諮問第2号人権擁護委員の推薦について、全員賛成をもちまして適正と認めることになりました。以上で総務文教常任委員会の報告を終わります。 ○議長(高原隆則君) 次に、経済福祉常任委員会の審査結果の報告を求めます。経済福祉常任委員会委員長松尾正貴議員。 ◆経済福祉常任委員会委員長(松尾正貴君) それでは、経済福祉常任委員会の報告をさせていただきます。 令和3年2月15日、22日の本会議において委員会に付託された関係議案を経済福祉常任委員会で慎重に審査した結果を那珂川市議会会議規則第110条の規定により報告いたします。令和3年3月1日。那珂川市議会議長高原隆則様。経済福祉常任委員会委員長松尾正貴。 記。(1)議案第16号那珂川市保育所設置条例の一部を改正する条例の制定について、全員賛成をもちまして原案どおり承認でございます。 (2)議案第17号那珂川市子どもの権利条例の制定について、全員賛成をもちまして原案どおり承認でございます。 (3)議案第18号(仮称)那珂川市子どもの権利条例策定審議会設置条例を廃止する条例の制定について、全員賛成をもちまして原案どおり承認でございます。 (4)議案第20号那珂川市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、この案件につきましては審査の経過について報告いたします。委員から、3年に1度の介護保険料を見直すもので値上げとなる。年金は引下げ、後期高齢者医療の窓口負担と介護保険サービスの利用者負担は増となっている。高齢者の介護保険料の負担は限界を超えており、引上げは行うべきではないとの反対意見が出されました。審査の経過は以上でございます。採決の結果、賛成多数により原案どおり承認でございます。 (5)議案第21号那珂川市中ノ島公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、全員賛成をもちまして原案どおり承認でございます。 (6)議案第22号那珂川市交流人口増加促進プロモーション事業者選定委員会設置条例の制定について、全員賛成をもちまして原案どおり承認でございます。 (7)議案第23号那珂川市特別職の職員等で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、全員賛成をもちまして原案どおり承認でございます。 (8)議案第24号那珂川市一般土木及び農林土木事業費分担金徴収条例の一部を改正する条例の制定について、全員賛成をもちまして原案どおり承認でございます。 (9)議案第25号那珂川市博多南駅前ビルの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、全員賛成をもちまして原案どおり承認でございます。 (10)議案第29号令和3年度那珂川市介護保険事業特別会計予算、この案件につきましては審査の経過について報告いたします。委員から、介護保険料の値上げが含まれているため反対するとの意見が出されました。審査の経過は以上でございます。採決の結果、賛成多数により原案どおり承認でございます。 (11)議案第34号令和3年度那珂川市下水道事業会計予算、全員賛成をもちまして原案どおり承認でございます。 (12)議案第36号那珂川市公の施設に係る指定管理者の指定について(那珂川市福祉センター)、全員賛成をもちまして原案どおり承認でございます。 (13)議案第38号市道路線の認定について(総合運動公園線)、全員賛成をもちまして原案どおり承認でございます。 (14)議案第39号市道路線の認定について(御迎団地5号線)、全員賛成をもちまして原案どおり承認でございます。 (15)議案第43号那珂川市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例の制定について、この案件につきましては審査の経過について報告をいたします。委員から、介護事業者の人員基準、利用者定員基準などの緩和が含まれる議案で、介護の質の低下を招き、サービス低下や利用者の尊厳や命までも守れないという本末転倒の事態であるため賛成することはできないとの反対意見が出されました。審査の経過は以上でございます。採決の結果、賛成多数により原案どおり承認でございます。 (16)議案第44号令和2年度那珂川市一般会計補正予算、全員賛成をもちまして関係分原案どおり承認でございます。以上で報告を終わります。 ○議長(高原隆則君) 次に、予算特別委員会の審査結果の報告を求めます。予算特別委員会委員長臂英治議員。 ◆予算特別委員会委員長(臂英治君) 予算特別委員会の報告を行います。 令和3年2月15日の本会議において委員会に付託された関係議案を予算特別委員会で慎重に審査した結果を那珂川市議会会議規則第110条の規定により報告します。令和3年3月1日。那珂川市議会議長高原隆則様。予算特別委員会委員長臂英治。 記。(1)議案第26号令和3年度那珂川市一般会計予算について、この案件につきましては審査の経過について報告をいたします。2月17日、18日に部ごとに内容審査を行い、19日に総括質疑、討論、採決を行いました。令和3年度一般会計予算の総額は185億7,710万9,000円で、前年度に比べ18億8,307万7,000円、9.2%の減となっております。2月17日、18日の内容審査においては、敬老会事業費について、委員から、新規事業である高齢者安全運転支援装置購入補助事業費300万円の財源を確保するために既存のサービスである敬老会事業費の敬老会祝金について80歳を対象年齢から外す、また敬老会式典助成金について1人当たりの額1,500円を1,200円へ変更するという見直しを行っているが、敬老会事業費は必要な予算であると理解している。そのため、敬老会事業費を減額しない予算の組み方を再度検討すべきであるとの発言に対し、執行部から、敬老会祝金の対象年齢についてはこれまでどおり80歳の方も支給対象とし、早急に予算の調整を行う。また、敬老会式典助成金の見直しについては、高齢者安全運転支援装置購入補助事業費の財源確保のためでなく、各区の実施状況を調査した結果を基に実際にかかった1人当たりの経費の2分の1の額を基準額と定めたものであるため、提案どおりとするとの答弁がありました。五ケ山水源公園使用料(記念公園)について、委員から、1点目、五ケ山クロスベースの飲食店の誘致について市場調査等を行っているとの答弁であったが、市場調査の中でどのような意見が出たのか。2点目、いつまでに誘致する目途なのかとの発言に対し、執行部から、1点目については、平日の稼働をどうするのか。年間を通してという形にするのであれば、飲食のほかに物販等の実施について検討する必要があるのではないか。また、募集の際の情報発信の仕方についても資料の作成や媒体等について工夫をする必要があるとの意見がありました。2点目については、いつまでも空き家という状態は望ましいことではないため早急に取り組みたいとは考えているが、いつ募集をかけるというところまでははっきりとお答えすることはできないとの答弁がありました。これに対し、委員から、2点目について、いつまでもこのような状況が続くことでは困る。そのためにも目途を定める必要があるという指摘がありました。審査の経過は以上でございます。なお、執行部におかれましては、内容審査の中で委員から出されました指摘、意見、要望などにつきまして十分に検討いただき、適切な処理をなされますようお願いをいたします。討論はなく、採決の結果、賛成多数をもちまして議案第26号令和3年度那珂川市一般会計予算原案どおり承認でございます。以上で予算特別委員会の報告を終わります。 ○議長(高原隆則君) 以上で各委員会の審査結果の報告を終わります。 △日程第2 委員長報告に対する質疑 ○議長(高原隆則君) 日程第2、議案第13号から議案第41号まで並びに議案第43号から議案第47号まで並びに諮問第1号及び諮問第2号を一括議題とします。 これから各委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高原隆則君) これで質疑を終わります。 △日程第3 討論 ○議長(高原隆則君) 日程第3、議案第13号から議案第41号まで並びに議案第43号から議案第47号まで並びに諮問第1号及び諮問第2号を一括議題とします。 これから討論を行います。 まず、原案に反対者の発言をお願いします。平山議員。 ◆10番(平山ひとみ君) 10番平山ひとみです。日本共産党を代表いたしまして、議案第19号部落差別の解消の推進に関する条例案に対し反対討論を行います。 そもそも部落問題とは、封建的身分制に起因します。戦後、基本的人権と民主主義の憲法の下で問題の根源である貧困の解決と国民融合を目指す取組が進められました。1969年以降の同和対策事業等により環境改善などが図られ、2002年3月、政府はこれ以上の特別対策を行うことは問題の解決に有効とは言えないとして、対策事業を終結させました。しかし、2016年12月に国会で部落差別の解消の推進に関する法律が成立しました。部落差別の解消推進のための理念法と言いながら、部落問題解決の歴史に逆行して、新たな障壁をつくり出し、部落差別を固定化、永久化する恒久法であり、その危険は極めて重大です。国会での参考人質疑は極めて重要なものでした。部落解放同盟からは、部落差別はいまだに根深く、厳しい旨の認識が示されましたが、自由同和会推薦の参考人は、その現状認識は差別の過大評価であり、日本は差別をうまくなくしてきている旨の評価が語られました。全国地域人権運動総連合は、従来の部落の枠組みが崩壊し、部落が部落でなくなっている状況であり、国民の多くが日常生活で部落問題に直面することはほとんどなくなったと明確に述べました。部落問題の特別扱いを復活させようとする法律には、立法事実はありません。この法律にも今回の市の条例案にも、現在もなお部落差別が存在するという、部落差別とは何か、その定義規定はありません。これでは、乱用によって表現や内心の自由が侵害される重大な危険があります。かつて、一部民間団体による八鹿高校事件をはじめとする数々の暴力的確認・糾弾事件が引き起こされてきた歴史も過去にはあります。さらに懸念されるのは、不公正な同和行政による特権と利権の復活です。条例案の言う部落差別の解消に関する施策、相談、教育及び啓発、実態調査の条文は、極めて無限定です。これが民間運動団体の、あれも差別、これも差別といった圧力の根拠となり、補助金や委託事業による施策を押しつけられ、学校や自治体、企業で、地域で、特定団体による教育啓発が実質強制されかねないのではないでしょうか。他市町村にはほとんどないのに本市にはなお残る個人給付を含む同和対策の特別扱いを固定し、助長することにもつながります。法律にもこの条例案にも明記されている実態調査は、旧同和地区と地区住民の洗い出し、精密調査や行き過ぎた意識調査によって、それ自体が市民の内心を侵害し、分け隔てなく生活する旧地区住民とそうでない者との間に新たな障壁をつくり出す強い危険があります。これらが部落問題についての自由な意見交換を困難にするものとなり、部落問題の解決に逆行することは明白です。国会で全会派一致で採択された附帯決議は、過去の民間団体の行き過ぎた言動等を踏まえ、これに対する対策を講ずることも併せて総合的に実施すること、教育及び啓発を実施するに当たっては新たな差別を生むことがないよう留意、実態に係る調査を実施するに当たっては新たな差別を生むことがないよう留意と、慎重な対応を厳しく求めています。この法律や条例により行われる教育啓発や実態調査が新たな差別を生む危険性をはらみ、一部民間団体の行き過ぎた言動を引き起こす危険を意識しているからにほかならないことを申し上げ、反対討論といたします。 ○議長(高原隆則君) 次に、原案に賛成者の発言をお願いします。羽良議員。 ◆6番(羽良和弘君) 6番、社民党、羽良和弘です。私は、議案第17号那珂川市子どもの権利条例の制定について及び議案第19号那珂川市部落差別の解消の推進に関する条例の制定について、さらに議案第26号令和3年度那珂川市一般会計予算について、賛成の立場で討論を行います。 まず、議案第17号那珂川市子どもの権利条例の制定についてであります。1989年、第44回国連総会は、子どもたちが未来への希望を持ち、社会の一員としての役割を果たすようにと、世界の大人たちが知恵を出し合い、子どもたちとの約束として子どもの権利条約を全会一致で採択をしました。この精神を受け継ぎ、我が国は1994年、子どもの権利条約を批准しました。しかし、子どもの権利条約に基づく様々な課題に対する法整備は図られてきたものの、子どもたちへの虐待、不登校児童生徒の増加やいじめの問題など、子どもに関する課題は依然として山積みしています。厚労省によりますと、2019年度における全国の子どもへの虐待件数は19万3,780件で、前年度から約3万3,942件、21.2%増加をしています。調査を始めた1990年度から29年間連続で増加をしています。さらに、文科省が昨年10月に公開した2019年度のいじめ認知件数は61万2,496件で、過去最高となっています。また、不登校の児童生徒数は18万人を超え、共に過去最高となっています。このような状況の中で、本市において2019年2月、住民参画手法により子どもの権利条例制定についての住民政策提案がなされました。その後、審議会の設置やワークショップ、市民説明会の開催、パブリックコメントなどを経て、本年1月に審議会より答申が出されたところであります。子どもが一人の人間として尊重され、権利の主体者としてその権利が保障され、大人と共に心豊かなまちづくりに向けて歩むことを体現する那珂川市子どもの権利条例の制定は、次世代を担う子どもたちが自己肯定感を持つと同時に、他者に対する思いやりを持った心豊かな人間性と社会性を持つ社会の一員となるために非常に有意義なものだと考えます。 次に、議案第19号であります。議案第19号那珂川市部落差別の解消の推進に関する条例の制定についてです。2016年12月16日、部落差別の解消の推進に関する法律、いわゆる部落差別解消推進法が制定をされました。この法律は、我が国における社会の歴史的発展の過程でつくられた差別、いわゆる部落差別が現在もなお存在すること。そして、部落差別は決して許されるものではないこと。さらに、部落差別の解消に関する施策を講じるとともに必要な情報の提供、指導及び助言を行うことや、部落差別の解消に関する教育及び啓発の必要性が明記されています。このように、国や地方公共団体の責務を明確にし、相談体制の充実についても明記されたことについては、部落差別の解消に向けて大きく前進したものと言えます。議案第19号は、国の部落差別解消推進法の理念にのっとり、部落差別は許されないものであるとの認識の下、本市における部落差別解消に向けて市の責務、市民及び事業者の役割、相談体制の充実、市の実情に応じた教育及び啓発などを明確にするもので、那珂川市としての部落差別の解消に向けた強い決意を感じるものであります。今後、この条例に基づいて具体的な施策が行われることを期待するものです。 最後に、議案第26号令和3年度那珂川市一般会計予算についてです。まず、3款1項5目老人福祉費において、高齢者安全運転支援装置購入補助事業として予算化されております。これは、高齢者運転免許証保有者の交通事故防止を図るため、70歳以上の高齢者で運転免許証保有者が衝突防止装置やドライブレコーダーなどを購入した場合、2万円を上限としてその費用の2分の1を補助するというものであります。この事業は、生活上どうしても運転免許証が必要な高齢者や高齢者の外出支援を行うために非常に有効な事業だと言えます。また、同じく3款1項9目の女性政策費であります。この女性政策費において、自治会女性役員参画推進補助金が組まれております。これは、女性の社会的参画を促すものとして自治会役員に一定割合の女性が参画した場合、その自治区に対して補助金を出すもので、自治会活動により多くの女性が参画するきっかけづくりになるものとして大きく評価するものであります。次に、7款4項3目公共交通対策費であります。コロナ禍において公共交通事業者は大幅な赤字を抱えながらも、その社会的使命を果たすべく、懸命に努力をされています。この公共交通対策費は、かわせみバス及びデマンドタクシー、西鉄路線バス(市の瀬系統)に対する補助金であり、昨年の補助額より増額をされています。市の財政状況としては非常に厳しい中にあっても、市民の移動手段としての公共交通を維持、継続していくための運行補助金の増額予算は、交通弱者といわれる市民の方々に寄り添った予算措置であると考えます。全体的には市民税や法人税などの税収が減収となる中で、学校におけるICT教育環境やスクールソーシャルワーカーの増員などの教育関連予算、また妊婦歯科健診や骨粗鬆症重症化予防などの健康づくりに向けた予算計上など、評価できるものとなっています。厳しい財政状況の中で市民生活をより充実させるための予算編成となっていることを評価し、議案第26号令和3年度那珂川市一般会計予算について賛成するものであります。以上、議案第17号、議案第19号、議案第26号の賛成討論とします。 ○議長(高原隆則君) 次に、原案に反対者の発言をお願いします。吉永議員。 ◆9番(吉永直子君) 9番吉永直子です。私は日本共産党を代表して、議案第20号、議案第29号、議案第43号に対する反対討論を行います。 議案第20号は、3年に1度の介護保険料を見直すもので、値上げとなるものです。介護保険制度は平成12年にスタートしました。これにより、それまで措置制度の下で9割に負担がなかった福祉サービスが有料化され、40歳以上の国民はそれまでなかった保険料を負担することとなりました。制度開始直後の第1号被保険者の保険料は月額約2,821円だったものが、今度の改定で5,680円と、倍にも膨れ上がっています。制度発足当時は、保険料の負担は5,000円が限界であろうと言われていました。年額にすれば6万8,160円と、国民年金受給者にしてみれば1か月分の年金がそっくり介護保険料でなくなるといった状況です。また、第1号被保険者の中心的な生活の糧である年金額の引下げ、さらには後期高齢者医療費窓口負担の増額、介護報酬の引上げによる利用者負担増など、これでもかと言わんばかりの負担増の嵐です。高齢者の介護保険料の負担は限界を超えています。今、日本の高齢者の3人に2人は住民税非課税という状況です。本来住民税を課税されていない高齢者から保険料も利用料も取るべきではありません。住民税を課税されていないということは、その所得は生活を維持するために最低限の費用であるはずだからです。今後、高齢化社会がさらに進行することに伴い、介護需要は増加し、現在の仕組みのままであれば介護保険料は一層値上がりし、その結果、第1号被保険者の生活は火を見るより明らかです。この介護保険制度の行き詰まりは、財政負担を住民と地方自治体に転嫁してきた国の責任が問われています。現在、25%の国の負担率は元の50%に戻すことが求められますが、地方においても負担能力を超えている保険料を抑えるために一般財源を投入し、高齢者を支える自治体もあるわけです。制度の批判もしない、保険料をせめて据え置く努力もせず、保険料引上げを行うこの議案には反対です。 なお、議案第29号についても、介護保険料の値上げが含まれたものであるため、反対といたします。 次に、議案第43号についてです。この議案は、介護人材担い手不足を補うために、介護事業所の人員基準、利用者定員基準などの緩和が含まれています。3年前にも介護保険料の値上げとともに人員基準の緩和が行われ、いわゆる改定ごとに住民への財政負担は増やし、住民サービスは低下させるということを続けています。繰り返し申し上げてきましたが、介護事業所の運営基準の緩和は介護の質の低下を招き、利用者の尊厳や命までも守れないという、介護事業としては本末転倒の事態を招きかねません。そもそも介護人材担い手不足を補おうとするならば、全産業平均より10万円も低い給与を改善することを優先すべきです。一番の根幹には目もくれず、運営基準の緩和で介護労働者や利用者住民に負担を負わせ、制度を継続させるなど、ごまかしであり、破綻の一途というほかありません。よって、このような議案に賛成することはできません。以上、3つの議案に対する反対討論といたします。
    ○議長(高原隆則君) 次に、原案に賛成者の発言をお願いします。伊藤智子議員。 ◆5番(伊藤智子君) 5番、ふくおか市民政治ネットワーク、伊藤智子です。議案第17号那珂川市子どもの権利条例の制定について、賛成の立場で発言します。 2016年、児童福祉法に子ども権利条約の理念が位置づけられました。子どもの権利条約は、子どもを保護する対象としてではなく、権利の主体として位置づけ、子どもの最善の利益を優先するために安心して生きる権利、自分らしく育つ権利、守られる権利、休む権利、参加する権利、意見を表明する権利など、子どもであるからこそ守られなければならない権利を保障しています。那珂川市の子どもを取り巻く現状を見てみますと、小・中学生の不登校人数は急増しています。そして、わかば学級に通えている人数は僅かで、学ぶ権利が保障されていない子どもたちが増えている現状もあります。2012年に宗像市では子ども基本条例が制定されていますが、相談に応じた子どもの個別的救済相談をきっかけとした子どものための制度改善、子どもの権利普及のための啓発だけではなく、子どもの権利擁護委員の独立性の担保、推進計画の策定、推進体制、検証についても条例に位置づけられており、地域全体で子どもの権利を守る取組や子どもの育ちを支える方針が示されています。一人一人の子どもたちがありのままの自分でいられるまち、自分を豊かにし、エンパワーメントできるまちを市民の皆さんとともにつくっていけるためには、条例の制定だけではなく、その意義が市民一人一人の意識に定着していくことだと思います。条例に魂が籠もり、子どもの権利が守られていくことに期待を込め、ふくおか市民政治ネットワークの賛成討論とさせていただきます。 ○議長(高原隆則君) 次に、原案に反対者の発言をお願いします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高原隆則君) 原案に賛成者の発言をお願いします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高原隆則君) 原案に反対者の発言をお願いします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高原隆則君) 原案に賛成者の発言をお願いします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高原隆則君) これで討論を終わります。 △日程第4 採決 ○議長(高原隆則君) 日程第4、これから採決を行います。 議案第13号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、議案第13号は原案のとおり可決しました。 議案第14号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、議案第14号は原案のとおり可決しました。 議案第15号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、議案第15号は原案のとおり可決しました。 議案第16号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、議案第16号は原案のとおり可決しました。 議案第17号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、議案第17号は原案のとおり可決しました。 議案第18号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、議案第18号は原案のとおり可決しました。 議案第19号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 賛成多数により、議案第19号は原案のとおり可決しました。 議案第20号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 賛成多数により、議案第20号は原案のとおり可決しました。 議案第21号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、議案第21号は原案のとおり可決しました。 議案第22号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、議案第22号は原案のとおり可決しました。 議案第23号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、議案第23号は原案のとおり可決しました。 議案第24号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、議案第24号は原案のとおり可決しました。 議案第25号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、議案第25号は原案のとおり可決しました。 議案第26号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 賛成多数により、議案第26号は原案のとおり可決しました。 議案第27号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、議案第27号は原案のとおり可決しました。 議案第28号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、議案第28号は原案のとおり可決しました。 議案第29号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 賛成多数により、議案第29号は原案のとおり可決しました。 議案第30号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 賛成多数により、議案第30号は原案のとおり可決しました。 議案第31号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、議案第31号は原案のとおり可決しました。 議案第32号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、議案第32号は原案のとおり可決しました。 議案第33号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、議案第33号は原案のとおり可決しました。 議案第34号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、議案第34号は原案のとおり可決しました。 議案第35号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、議案第35号は原案のとおり可決しました。 議案第36号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、議案第36号は原案のとおり可決しました。 議案第37号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、議案第37号は原案のとおり可決しました。 議案第38号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、議案第38号は原案のとおり可決しました。 議案第39号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、議案第39号は原案のとおり可決しました。 議案第40号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、議案第40号は原案のとおり可決しました。 議案第41号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、議案第41号は原案のとおり可決しました。 議案第43号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 賛成多数により、議案第43号は原案のとおり可決しました。 議案第44号を議題とします。 委員長報告はいずれも原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、議案第44号は原案のとおり可決しました。 議案第45号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、議案第45号は原案のとおり可決しました。 議案第46号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、議案第46号は原案のとおり可決しました。 議案第47号を議題とします。 委員長報告は原案のとおり承認。原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、議案第47号は原案のとおり可決しました。 諮問第1号を議題とします。 委員長報告は適正と認める。適正と認める方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、諮問第1号は適正と認めることに決定しました。 諮問第2号を議題とします。 委員長報告は適正と認める。適正と認める方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、諮問第2号は適正と認めることに決定しました。 これで採決を終わります。 △日程第5 議案第48号を上程 ○議長(高原隆則君) 日程第5、議案第48号を上程します。 △日程第6 議案第48号の提案理由の説明 ○議長(高原隆則君) 日程第6、議案第48号を議題とし、提案理由の説明を求めます。武末市長。 ◎市長(武末茂喜君) 本日の議会に議案を1件追加提出申し上げ、ご審議をしていただきたくお願い申し上げます。 議案第48号は、令和3年度那珂川市一般会計補正予算で、歳入歳出それぞれ増減なく、これにより予算の総額は歳入歳出それぞれ185億7,710万9,000円となります。以上、追加提出議案の概要についてご説明申し上げましたが、詳細につきましては担当部長に説明させますので、慎重にご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(高原隆則君) 提案理由の説明は終わりました。 △日程第7 議案第48号の説明 ○議長(高原隆則君) 日程第7、議案第48号を議題とし、担当部長の説明を求めます。川口総務部長。 ◎総務部長(川口省二君) 議案第48号の説明に入ります前に、追加提案に至った経緯について説明をさせていただきます。2月17日から19日にかけて行われました予算特別委員会の中でいただきました活力あるまちづくり促進業務委託料の業者選定に関するご指摘と敬老会祝金の対象年齢に関するご指摘につきまして、再度内部で協議した結果、今回の追加提案に至ったものでございます。11ページをお願いいたします。歳出でございます。2款8項3目活力あるまちづくり推進費につきましては、活力あるまちづくり促進業務委託料の事業者の選定に当たりプロポーザル方式により事業者選定を行うため、活力あるまちづくり促進事業者選定委員会を開催するための費用を計上するものでございます。なお、選定委員会の委員構成は、市職員2名、まちづくりに造詣がある大学教授等の学識経験者4名を予定しております。12ページをお願いいたします。3款1項5目老人福祉費、説明欄1つ目の丸、敬老会事業費につきましては、敬老会祝金の支給対象者に80歳を追加し、1人当たり3,000円支給するもので、80歳の対象者を433名と見込んでおります。なお、印刷製本費と通信費は、敬老会祝金に関する通知や請求書返送のための経費でございます。その下の丸、高齢者安全運転支援装置購入補助事業費につきましては、補助金の申請見込みを再精査した結果、減額するものでございます。なお、補助金の申請見込みは2万円掛け81件で見込んでおりますが、これよりも多い申請があった場合は補正予算等により対応をしたいと考えております。13ページをお願いいたします。13款1項1目予備費は財源調整をするものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 議案の説明は終わりました。 ここでお諮りします。本日提出の議案については、那珂川市議会会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高原隆則君) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決定しました。 ここで暫時休憩をします。            休憩 午前10時29分  再開 午前10時45分 ○議長(高原隆則君) 休憩を閉じ、再開します。 △日程第8 議案第48号の質疑 ○議長(高原隆則君) 日程第8、議案第48号を議題とし、これから質疑を行います。 質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高原隆則君) これで質疑を終わります。 △日程第9 討論 ○議長(高原隆則君) 日程第9、議案第48号を議題とし、これから討論を行います。 まず、原案に反対者の発言をお願いします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高原隆則君) 次に、原案に賛成者の発言をお願いします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高原隆則君) 原案に反対者の発言をお願いします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高原隆則君) 原案に賛成者の発言をお願いします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高原隆則君) 原案に反対者の発言をお願いします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高原隆則君) 原案に賛成者の発言をお願いします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高原隆則君) これで討論を終わります。 △日程第10 採決 ○議長(高原隆則君) 日程第10、議案第48号を議題とし、これから採決を行います。 原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、議案第48号は原案のとおり可決しました。 これで採決を終わります。 △日程第11 議員提出議案第1号を上程 ○議長(高原隆則君) 日程第11、議員提出議案第1号を上程します。 △日程第12 議員提出議案第1号の提案理由の説明 ○議長(高原隆則君) 日程第12、議員提出議案第1号を議題とし、提案理由の説明を求めます。議会運営委員会委員長江頭大助議員。 ◆議会運営委員会委員長(江頭大助君) 議員提出議案第1号那珂川市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について。上記の議案を別紙のとおり地方自治法第109条第6項及び第7項並びに那珂川市議会会議規則第14条第2項の規定により提出する。令和3年3月1日。那珂川市議会議長高原隆則様。提出者、議会運営委員会委員長江頭大助。提案理由。予算常任委員会を新たに設置することに伴い、条文の整備を図るため。本議案は、予算常任委員会について新たに定めるものでございます。新旧比較対照表でご説明いたします。3ページをお願いいたします。第2条第2項第3号に予算常任委員会を追加するものです。予算常任委員会の定数は16人とし、その所管は一般会計予算及びこれに関する事項です。附則といたしまして、この条例は令和3年4月1日から施行するものでございます。以上で議員提出議案第1号の説明を終わります。 ○議長(高原隆則君) 提案理由の説明は終わりました。 △日程第13 議員提出議案第1号の質疑 ○議長(高原隆則君) 日程第13、議員提出議案第1号を議題とし、これから質疑を行います。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高原隆則君) これで質疑を終わります。 △日程第14 議員提出議案第1号の討論 ○議長(高原隆則君) 日程第14、議員提出議案第1号を議題とし、これから討論を行います。 まず、原案に反対者の発言をお願いします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高原隆則君) 次に、原案に賛成者の発言をお願いします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高原隆則君) 原案に反対者の発言をお願いします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高原隆則君) 原案に賛成者の発言をお願いします。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高原隆則君) これで討論を終わります。 △日程第15 議員提出議案第1号の採決 ○議長(高原隆則君) 日程第15、議員提出議案第1号を議題とし、これから採決を行います。 原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛成者挙手〕 ○議長(高原隆則君) 全員賛成により、議員提出議案第1号は原案のとおり可決しました。 これで採決を終わります。 △日程第16 閉会中の調査事項の委員長報告 ○議長(高原隆則君) 日程第16、閉会中の調査事項の委員長報告を行います。 各委員会から文書報告がなされていますが、各委員会の取組について各委員長から順次報告をお願いします。 最初に、総務文教常任委員会委員長原口憲雄議員。 ◆総務文教常任委員会委員長(原口憲雄君) 特にございません。 ○議長(高原隆則君) 次に、経済福祉常任委員会委員長松尾正貴議員。 ◆経済福祉常任委員会委員長(松尾正貴君) 特にございません。 ○議長(高原隆則君) 次に、議会運営委員会委員長江頭大助議員。 ◆議会運営委員会委員長(江頭大助君) 本会議初日に閉会中の調査付託事項の報告が配付されておりますが、それに補足して報告を申し上げます。今年度の議会運営委員会では、議会改革ということで、委員会の可視化、予算特別委員会の常任委員会化、議員定数、議員報酬について審議を行ってまいりました。委員会の可視化につきましては、令和3年度から委員会映像のライブ配信と録画配信を行います。予算特別委員会の常任委員会化につきましては、令和3年度から予算常任委員会を設置いたします。議員定数につきましては、現状が望ましいということを確認いたしております。議員報酬につきましては、まだ結論が出ていませんでしたので、審議の経過も併せて報告いたします。本市の報酬は他市と比較して低いこと、また子育て世代の若い人や志がある人などどなたでも議員になれる環境を整えるべきだとの理由から、報酬額を引き上げてはとの意見が出されました。また、新型コロナウイルス感染症の有無にかかわらず不況が長引いていること、新型コロナウイルス感染症で大変な時期であること、若い人が議員になれるよう報酬を上げる以外の工夫をすることなどの理由から、報酬額は現状維持との意見が出されました。審議を続けてまいりましたが、一定の結論が得られなかったため、次期の議員に申し送りをし、引き続き審議することを確認いたしました。次に、12月定例会における執行部の対応について、市長の説明を求める旨を申し上げることを決定し、2月3日付で市長宛てに通知をしております。これは、議案第96号那珂川市公の施設に係る指定管理者の指定について(華石苑)の審査資料の不備、所管課の確認不足など、事務手続において瑕疵があったことから、それらの経緯、問題点、今後の対応について説明を求めたものでございます。これに対して、2月12日付で市長のほうから文書にて回答がありました。問題点について、火葬場業務の特殊性から非公募が続いたことから確認審査及びチェック等がおろそかになっていたとの回答がありました。また、今後については、事務処理ミス防止対策方針の周知徹底、事務ミス防止研修を実施することとありました。なお、この件については、3月1日の全員協議会において市長から直接説明を受けることとなっております。その他につきましては、文書報告のとおりでございます。以上、議会運営委員会からの報告を終わります。 ○議長(高原隆則君) 次に、議会広報特別委員会委員長松尾正貴議員。 ◆議会広報特別委員会委員長(松尾正貴君) 特にございません。 ○議長(高原隆則君) 次に、那珂川市総合運動公園検討特別委員会委員長上野彰議員。 ◆那珂川市総合運動公園検討特別委員会委員長(上野彰君) 特にございません。
    ○議長(高原隆則君) 次に、地域コミュニティ再編検討特別委員会委員長壽福正勝議員。 ◆地域コミュニティ再編検討特別委員会委員長(壽福正勝君) それでは、本定例会初日2月10日に文書報告をいたしておりますけれども、少し補足をいたします。当委員会の設置目的は、各行政区の人口規模及び世帯数は大小様々で、それぞれに課題が山積し、こうした課題等は行政区単位で解決できるレベルを超えており、解決に向けては行政が市全体を補完しながら積極的に関与をしていく必要がある。このことが議会において当委員会が設置をされた目的であります。平成31年3月に立ち上げました地域コミュニティ再編検討特別委員会、既に2年が経過をし、これまで多くの行政区の再編を検討してまいりました。残る行政区は、山田、別所、井尻、西畑、そして南畑の6行政区となります。今後市議会議員の改選を受けまして、令和3年度の早い時期に那珂川市全域の再編検討にめどをつけるということを確認をいたしております。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 以上で閉会中の調査事項の委員長報告を終わります。 △日程第17 閉会中の調査事項付託 ○議長(高原隆則君) 日程第17、議会閉会中における各委員会の調査事項の付託についてを議題とします。 本件については、各委員長から那珂川市議会会議規則第111条の規定によって、お手元に配付のとおり申出があっております。 お諮りします。各委員長からの申出のとおり、議会閉会中の調査事項を付託することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高原隆則君) 異議なしと認めます。よって、議会閉会中の調査事項を各委員会に付託することに決定しました。 以上で本定例会の全日程の議事が全て終了いたしました。 これをもって令和3年3月那珂川市議会定例会を閉会いたします。              閉会 午前10時57分   地方自治法第123条第2項の規定により下記のとおり署名する。                                令和3年3月1日                        那珂川市議会議長  高 原 隆 則                        会議録署名 議 員  松 尾 正 貴                        会議録署名 議 員  吉 永 直 子...