那珂川町議会 > 2020-02-28 >
02月28日-01号

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  1. 那珂川町議会 2020-02-28
    02月28日-01号


    取得元: 那珂川町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-22
    令和 2年3月定例会1 議 事 日 程 第1号   (令和2年3月那珂川市議会定例会)                                令和2年2月28日                                午前9時30分開議                                於   議   場 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 日程第4 議案第1号から議案第36号までを一括上程 日程第5 施政方針演説 日程第6 議案第1号から議案第36号までの提案理由の説明 日程第7 議案第1号から議案第36号までの説明2 出席議員は次のとおりである(17名)  1番  春 田 智 明            2番  坂 井   修  3番  田 中 夏代子            4番  吉 野   博  5番  伊 藤 智 子            6番  羽 良 和 弘  7番  臂   英 治            8番  松 尾 正 貴  9番  吉 永 直 子            10番  平 山 ひとみ  11番  壽 福 正 勝            12番  上 野   彰  13番  原 口 憲 雄            14番  若 杉   優  15番  津 留   渉            16番  江 頭 大 助  17番  高 原 隆 則3 欠席議員は次のとおりである(なし)4 会議録署名議員  4番  吉 野   博            5番  伊 藤 智 子5 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(12名)  市長      武 末 茂 喜        副市長     小 原   博  総務部長    川 口 省 二        都市整備部長  白 水 善 尚  市民生活部長  江 頭 哲 次        健康福祉部長  中 村 一 道  教育部長    三 浦 宏 志        総務課長    結 城 直 哉  税務課長    日下部   篤        福祉課長    春 崎 幸 二  建設課長    上 溝 朋 之        教育総務課長  石 橋 小百合6 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(3名)  議会事務局長  小 川 愛 子        議会担当係長  米 澤 一 江  書記      重 富 雄 太              開会 午前9時33分 ○議長(高原隆則君) おはようございます。 現在の出席議員は17人です。ただいまから令和2年3月那珂川市議会定例会を開会します。早速本日の会議を開きます。その前に、安川教育長が公務のために本日欠席しておりますので、報告をいたします。 それでは、議事日程でございます。お手元に配付しております議事日程第1号のとおりであります。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(高原隆則君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 4番吉野博議員、5番伊藤智子議員を指名します。 △日程第2 会期の決定 ○議長(高原隆則君) 日程第2、会期の決定を議題とします。 お諮りします。本定例会の会期は、お手元に配付しています会期日程案のとおり、本日から3月24日までの26日間としたいと思いますが、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高原隆則君) 異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日から3月24日までの26日間と決定しました。 △日程第3 諸般の報告 ○議長(高原隆則君) 日程第3、諸般の報告を行います。 初めに、各常任委員会、議会運営委員会及び各特別委員会から閉会中の調査報告書が配付されていますので、ご一覧願います。次に、監査関係ですが、令和元年10月分と11月分の例月出納検査と令和元年11月の定期監査の結果報告書が配付されていますので、ご一覧願います。以上で諸般の報告を終わります。 △日程第4 議案第1号から議案第36号までを一括上程 ○議長(高原隆則君) 日程第4、議案第1号から議案第36号までを一括上程します。 △日程第5 施政方針演説 ○議長(高原隆則君) 日程第5、施政方針演説をお願いします。武末市長。 ◎市長(武末茂喜君) 皆さんおはようございます。令和2年度の施政方針についてご説明をさせていただく前に、今般の新型コロナウイルス感染症対策について触れさせていただきます。全国的な感染が広がる中、本市といたしましても、感染の拡大の防止のために、国及び県の動向を踏まえ取り組んでまいりたいと考えておりますので、議員の皆様のご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げたいと存じます。 それでは申し上げます。本日ここに令和2年3月那珂川市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様におかれましてはご多用な中、ご出席を賜り、厚くお礼申し上げます。 令和2年度の那珂川市一般会計予算などの議案を提案するに当たり、新年度予算の概要並びに施政方針について申し述べます。 初めに。私は、市長に就任し、12年目を迎えました。住民の皆様の目線で、心の通う政策を基本的スタンスとして、多くの市民の皆様とコミュニケーションを図り、那珂川市の成長と発展に向け、子育てがしやすい施策の実施、教育環境の充実、都市基盤整備など、各種課題の解決に全力で取り組んでまいりました。今後は、那珂川市を新たなステージへと導くため、その羅針盤となる那珂川市総合計画を策定し、市民サービスの向上に努めるとともに、選ばれる自治体を目指して諸施策を実施してまいる所存でございます。 国の動き。我が国の経済は、月例経済報告によると、景気は緩やかに回復しているとされています。また、消費増税の影響が家計消費に及ぼす影響については、限定的と見通す意見もありますが、総務省が発表した令和元年11月の家計調査では、前年同月比2.0%減となるなど、今後の景気動向については、見定めが必要な状況と捉えています。このような中、政府は総額102兆6,580億円の当初予算案を閣議決定いたしました。国の令和2年度当初予算案のポイントは、消費増税分を活用した社会保障の充実、経済対策の着実な実行、歳出改革の取り組みなどの継続により、経済再生と財政健全化を両立する予算とされています。また、同時期に発表されました令和2年度の地方財政対策では、第2期のまち・ひと・しごと創生事業費の確保や緊急防災・減災事業費の拡充などを盛り込み、一般財源総額を対前年度比1.2%、7,246億円増額し、63兆4,318億円が確保されています。国は、財政健全化の目標を令和7年度としており、歳出面において、社会保障費の増大に対する対応やSociety5.0時代にふさわしい仕組みづくりなど、数多くの課題を抱えており、引き続き国の動向を注視していく必要があると考えております。 令和2年度予算の概要。本年度予算は、市民サービスの向上や選ばれる自治体を目指し、これまで継続してきた施策についても大切にしながら、将来的にわたり持続可能な成長と発展に向けた施策を盛り込むなど、予算編成に当たりました。一般会計は、204億6,018万6,000円、対前年度比13.9%、25億338万1,000円の増額となっています。歳入では、ミリカローデン那珂川リニューアル事業市民体育館空調整備事業総合運動公園整備事業などに充当するための地方債が17億3,330万7,000円の増額となっています。また、国庫支出も同様の理由と幼児教育・保育の無償化などの影響で4億7,942万4,000円の増額となっています。さらに、市税については、固定資産税や市民税個人の伸びが見込まれることから1億5,862万8,000円の増額となっています。歳出では、業務の効率化や生産性向上を図るため、議会や執行部へのタブレット導入事業や職員の働き方改革を推進ためのコンサルティング事業、想定し得る最大規模の豪雨に対応した地域防災計画等改定事業、老朽化した中央保育所建てかえ事業、本市の将来像を明らかにする総合計画や都市計画マスタープランの策定事業などを計上しております。特別会計は、7特別会計で合計93億5,331万3,000円、対前年度比7.3%、7億4,198万3,000円の減額となっています。これは、総合運動公園整備事業に伴う用地買収がほぼ完了したことから、公共用地先行取得事業特別会計が対前年度比56.1%、6億3,841万4,000円の減額となったこと、また筑紫地区障害支援区分等審査会の当番自治体が令和元年度で交代したことが大きな要因でございます。企業会計であります下水道事業会計は14億390万8,000円、対前年度比14.8%、1億8,098万2,000円の増額となっています。これは、西畑川と那珂川の合流部にある橋本橋かけかえ工事に伴う管渠移設工事や下片縄地区の浸水対策工事などが要因でございます。 令和2年度の主な取り組み。それでは、第5次那珂川町総合計画の5つのまちづくりに沿って、主な取り組みについて申し上げます。 1、「自然との共生を図るまちづくり」の取り組みについて申し上げます。まず、「自然環境を保全し活用する」につきましては、本市の豊かな自然環境は、平成31年1月に実施した住民意識アンケート結果からも、住民意識は高いことがうかがわれます。市の財産である自然環境を未来の子どもたちへ引き継いでいけるよう、五ケ山ダムのビオトープを活用した自然観察会、水辺や水中に生息する生き物と触れ合いながら学べる水辺教室などの学習機会を通して、河川環境の保全、生物多様性の保全に係る情報を積極的に発信し、住民意識のさらなる高揚を図ってまいります。次に、「環境を守る基盤と体制を整備する」につきましては、環境フェアや出前講座などの啓発・学習機会を通して、主体的に環境保全活動に取り組まれている団体・地域と連携または支援しながら、環境保全に対する意識の高揚を図ってまいります。次に、「地域資源を活かした産業を創出・育成する」につきましては、農業の活性化は、生産者同士が話し合う場を設けるなど、生産者の意欲向上や新規就農者を増やす取り組みを行うことで、さらなる農業振興に努めてまいります。また、農業委員会において、荒廃農地の発生防止・解消、農業への新規参入促進・担い手への農地集積など、農地利用の最適化を図るため、農地利用最適化推進委員との連携を密にし、これらの取り組みを推進してまいります。有害鳥獣による農作物への被害を軽減するため、那珂川市鳥獣被害防止対策協議会と連携し、動物駆逐用花火等による地域住民の自衛策を促すとともに、引き続き箱わなや銃器による個体数調整及び防護柵補助による防除の支援を実施し、被害をもたらす獣種に応じた被害防止対策を進めてまいります。林業の活性化につきましては、林業の公益的機能を維持するため、国・県の森林環境税を活用した森林整備や公共施設の木質化などに対する那珂川市産材の利活用を進めるとともに、近年の豪雨により発生した災害からの早期復旧及び防災・減災を図るため、林地崩壊防止工事を実施してまいります。商工業の活性化につきましては、市内の消費需要喚起のため、那珂川市商工会が実施しているプレミアム商品券発行事業を継続して支援するとともに、商工業の育成と雇用創出の継続的支援に加え、起業や創業を支援するため、創業塾等の充実を図ってまいります。また、企業誘致につきましては、地域経済の活性化に加え、新たな雇用の創出による若者の市外流出の抑制や移住・定住の促進につながることから、積極的な情報発信、情報収集に努めてまいります。観光の推進につきましては、平成31年3月に開園した五ケ山クロスの各施設及び周辺地域について、自然環境を最大限に生かし、楽しめる場所となることを目指し、自然環境の活用方法の検討や自然を守る意識の醸成を図りながらPR活動を行ってまいります。また、将来に向かって本市における継続的な観光振興・地域振興が図れるよう、五ケ山クロスを含む本市南部の観光拠点を中心とした回遊性を高めるための取り組みの推進や市全体の認知度向上に取り組んでまいります。 2、「人権を尊重し、学び、輝くまちづくり」の取り組みについて申し上げます。まず、「人権・同和教育と啓発を推進する」につきましては、市民の皆様に人権・同和問題について正しく理解していただくため、同和問題講演会、恵子児童館子どもまつり、人権フェスタなかがわ、地域における研修会の開催、街頭啓発、人権啓発冊子の配布などを実施してまいりました。平成28年には、部落差別の解消の推進に関する法律、障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律、本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律、いわゆるヘイトスピーチ規制法の人権三法が施行されました。本市におきましても、同和問題を初めとするあらゆる人権問題の解決のため、各種事業を継続実施し、差別のない人権尊重のまちづくりに取り組んでまいります。次に、「男女共同参画を推進する」につきましては、第2次男女共同参画プラン後期基本計画に基づき、事業の進捗状況を検証しながら、男女共同参画社会醸成のための啓発に取り組むとともに、地域における女性の参画を進めるための新たな施策を進めてまいります。また、深刻化するDV(ドメスティック・バイオレンス)につきましては、DV被害者支援のため、DV等相談員による相談業務に取り組むとともに、関係機関とも連携し、DV被害者支援に取り組んでまいります。次に、「豊かなこころを育む」につきましては、令和2年度から小学校において、令和3年度からは中学校において新学習指導要領が全面実施されます。新学習指導要領では、予測が困難な時代を生きる子どもたちの生きる力を育むため、主体的、対話的で深い学びの授業実践や外国語教育の充実、情報活用能力の育成等の新たな内容が示されております。主体的、対話的で深い学びの授業実践をするため、令和2年度は、教職員の研修の一層の充実に取り組んでまいります。外国語教育の充実につきましては、引き続き外国語指導助手の活用等を図るとともに、外国語能力の検定試験の受験やスピーチコンテスト等の実施による効果的な学校国語教育が確実に推進されるよう取り組んでまいります。情報活用能力の育成につきましては、情報機器の適切な利用・情報収集、得られた情報の共有・共存などの能力と自分が意図する一連の活動を実現するためにどのようにすればよいかを考える論理的思考力を育んでまいります。そのために、各小中学校6クラスに1クラス分と全教員分のタブレットを整備し、学校のICT環境を充実させてまいります。また、教員の研修を充実させ、必要な支援を行うなど、指導者の教育に積極的に取り組み、スムーズな導入を図ってまいります。令和元年度新たに設置しました教育指導室につきましては、小中学校・幼稚園の多様化・複雑化した課題について丁寧なヒアリング等を行い、学校の実態に応じたきめ細やかな指導・助言を行ってまいりました。また、子どもの規範意識を高める学習基盤づくりや確かな学力を身につける教科指導のあり方について、全体のレベルアップを図るとともに、新学習指導要領の全面実施に向けた教員の研修の充実を図ってまいりました。令和2年度は、学校や保護者のニーズに応え、積極的な指導、助言を行うことにより、学校教育のさらなる向上を図ってまいります。学校の施設整備につきましては、構造体の耐久性を高めるなど、長期的な利用を図るため、引き続き那珂川中学校長寿命化改良事業に係る第3期工事に取り組んでまいります。また、安全で快適な学校環境の整備のため、片縄小学校についてエレベーターと多目的トイレを設置してまいります。さらに、食の安全性、衛生管理を高めるため、給食室のドライシステム化を進めており、令和2年度は、南畑小学校の給食室増改築工事を実施してまいります。社会教育の推進につきましては、地域と学校が連携・協働し、地域全体で未来を担う子どもたちの成長を支える地域学校協働活動を円滑かつ効果的に実施していくため、地域学校協働活動推進員を計画的に配置してまいります。スポーツの推進につきましては、市民体育館に関して、年間を通じて各種スポーツが実施できるだけでなく、災害時の避難所としての利用やさまざまなイベントにも対応できるよう、輻射式空調設備の設置やトイレ・シャワー室の改修工事などを実施してまいります。那珂川市総合運動公園の整備につきましては、本市で初めてとなるPFI方式による整備、運営を目指し、取り組みを進めているところです。また、令和2年1月末現在、97.8%の用地買収が完了しており、令和元年12月からは、埋蔵文化財調査も開始しております。引き続き文化財調査を進めるとともに、地域環境整備に関する各種調査も並行して実施してまいります。文化・芸術活動の充実につきましては、本市には史跡、天然記念物、伝統芸能など、祖先から受け継がれた歴史的遺産が数多く残されています。その中でも昨年本市で2番目の国史跡となりました安徳台遺跡については、適切に保存し、次世代へと確実に継承していくために保存活用計画の策定に取り組んでまいります。また、ミリカローデン那珂川は、建設から25年以上が経過しており、本市の中核的な文化発信拠点としての役割の向上や施設の老朽化対策等を図るため、リニューアル工事を進めてまいります。市史の編さんにつきましては、市に関する歴史的、文化的価値のある資料等を市民共有の財産として後世に継承し、市民の郷土に対する理解と愛着を深めるため、まずは那珂川町が発足してから市制施行に至るまでを現代史編として、5ケ年計画で編さんを進めてまいります。 3、「人と人とのつながり、コミュニティを大切にするまちづくり」の取り組みについて申し上げます。まず、「地域に根ざした特色あるコミュニティを形成する」につきましては、平成25年度から活動が始まった南畑地域活性化協議会は、これまでホームページ、SNS、南畑の本やメディア、南畑美術散歩などのイベントを通じた魅力発信を行ってきました。その結果、南畑地域に興味関心を持つ人が増え、認知度も向上しています。移住交流促進センターSUMITSUKEを通じて、移住してきた方々が南畑地域活性化協議会でも活躍し始めており、今後も移住事業とも連携して、さらなる南畑地域の活性化に取り組んでまいります。地域コミュニティ活動にとって、高齢化や人口減少は大きな問題です。これらの課題を抱える地区等を主な対象とし、空き家の解消や若年世帯の定住喚起などを行うため、住宅を取得し、居住した人を対象とした定住促進事業に取り組んでまいります。次に、「安全な生活を確保するための体制をつくる」につきましては、昨年8月九州北部豪雨、台風第15号、台風第19号などの甚大な災害が全国各地で発生し、多くの尊い命が失われました。この場をかりて、被災者の皆様に対し心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。近年の自然災害は、地球温暖化の影響による突発的な気象の変化により、全国で甚大な被害を及ぼしております。本市におきましても、適切な避難情報の発信を初めとする防災対策の充実に努めてまいります。このため、平成27年5月の水防法改正に伴う想定し得る最大規模、いわゆる約1,000年に一度以上の大雨の浸水想定区域の公表を受け、令和元年度に更新しました総合防災マップの情報をもとに、防災対策の基礎となる地域防災計画の改定や災害時受援計画等を策定いたします。また、地域防災の担い手となる人材を育成し、防災意識のさらなる向上を図るため、各区の自主防災組織の方々を対象に、防災士資格の取得に向けた市民防災リーダー育成事業を実施いたします。さらに、自助・共助の役割を担う自主防災組織の強化のために、36行政区の自主防災組織ネットワーク化を推進するとともに、地域と行政が一体となった地域防災力の強化に努めてまいります。防犯・交通安全対策の充実につきましては、街頭犯罪の抑止力として高い効果を上げている防犯カメラを引き続き警察と協議の上、計画的に整備してまいります。また、地域で活躍されている防犯活動団体交通安全指導員、警察などと連携し、安全安心のまちづくりを推進してまいります。消費者保護の推進につきましては、ニセ電話詐欺などの消費生活に関する相談が依然として多く、住民の皆様が安全で安心な消費生活を営むことができるよう、各種啓発活動消費生活相談窓口による相談業務を引き続き行ってまいります。次に、「安全に暮らすための基盤を整備する」につきましては、現在、福岡県が、広域河川改修事業として二級河川である那珂川の護岸改修を進めております。この改修事業の効果を生かし、別所地区の浸水被害軽減を図るため、那珂川と西畑川の合流地点の河川改修と橋本橋のかけかえ工事をあわせて実施してまいります。また、平成29年度から実施している下片縄地区の浸水対策事業につきましては、引き続き道路側溝などの改修を行ってまいります。さらに、崖地の崩壊等による自然災害のおそれが高い区域から他の区域へ住宅を移転する場合、その費用の一部を支援してまいります。 4、「活き活き暮らせる健やかなまちづくり」の取り組みについて申し上げます。まず、「住民の健やかな暮らしを支援する」につきましては、生涯を通じた健康づくりを支援するため、第3期那珂川町地域保健計画を策定し、世代に応じた健康づくりの推進に取り組んでまいりました。令和2年度は、本計画の策定から5年が経過するため、社会情勢の変化や前期の達成状況を精査し、その成果と課題を反映した見直しを行います。また、新たにロタウイルス感染症が、予防接種法の対象疾病となることから、令和2年10月から予防接種費用の助成を実施してまいります。経済的な格差の拡大や8050問題が顕著になる中、多様で複雑な相談に応えていくため、生活困窮者自立支援法に基づき設置している那珂川市困り事相談室が、より充実した相談支援が行えるよう、市役所内の関係所属が連携した支援体制の構築を図るとともに、外部関係機関とのさらなる連携強化に努めてまいります。また、被保護者就労準備支援事業を実施し、生活保護受給者を含めた生活に困窮する方の就労支援を促進し、自立の維持・助長に努めてまいります。次に、「子育て家庭を支える仕組みを充実する」につきましては、老朽化した中央保育所の建てかえ事業につきましては、令和3年3月からの新園舎での保育事業開始に向けて建築工事等を実施してまいります。また、南畑幼稚園及び岩戸北幼稚園の運営につきましては、公立から私立幼保連携型認定こども園へ移行するための社会福祉法人が決定いたしました。今後は、令和4年4月からの運営開始に向けて計画的に準備を進めてまいります。子育て家庭への支援につきましては、妊娠期から子育て期まで切れ目なくサポートすること、また複雑化した子育て家庭のニーズに対応するため、子ども総合相談窓口家庭児童相談室において、関係機関との連携強化を図りながら、継続的な支援や児童虐待の防止に努めてまいります。地域社会において子どもの人権が尊重され、社会の一員として自立できるよう育成するため、ワークショップ等の住民参画の手法の活用や(仮称)那珂川市子どもの権利条例策定審議会での審議を踏まえ、令和2年度中の(仮称)子どもの権利条例の策定に向けて取り組んでまいります。次に、「高齢者が安心して暮らせる環境を整備する」につきましては、本市においても高齢化が進んでおり、団塊の世代が全て75歳以上となる令和7年には、人口のおよそ4人に一人が高齢者となる見込みであることから、介護が必要となっても、住みなれた地域で安心して暮らし続けられるよう、地域包括ケアシステムの構築を進めております。今後は、生活支援コーディネーターによる地域課題の抽出や情報共有を図りながら、圏域ごとの協議体の設置に向けて取り組みを進めてまいります。また、第7期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画が、令和2年度をもって終了するため、新たに第8期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画を策定し、高齢者施策の展開と介護保険の給付適正化に努めてまいります。市内で新たに特別養護老人ホームを設置・運営する社会福祉法人が決定いたしました。今後は、円滑な運営開始に向けて、社会福祉法人との連携を図ってまいります。高齢者の医療の確保に関する法律が改正され、令和2年度から高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施が開始されることとなりました。高齢者の心身の特性に応じたきめ細やかな支援を実施するため、福岡県後期高齢者医療広域連合から保健事業の委託を受け、介護予防の取り組みと一体的に実施することで、継続した支援による健康寿命の延伸を目指してまいります。次に、「障がい者が安心して暮らせる環境を整備する」につきましては、障がい者が障がいを理由として差別を受けたり、障がいへの配慮が足りないために暮らしにくさを感じたりすることがないよう、障害者差別解消法に基づく不当な差別的取り扱いや合理的配慮に関する情報提供を行い、啓発に取り組んでまいります。また、援助や配慮を必要としているが、外見からはわかりにくい障がい者などが支援や配慮を必要としていることを周囲の方に知らせるヘルプマーク、ヘルプカード等の普及に取り組んでまいります。さらに、障がい者が、自らの望む地域で自分らしい生活を送ることができるよう、計画的な支援の実施に努めるとともに、那珂川市障がい福祉計画及び那珂川市障がい児福祉計画を策定し、さらなるサービスの量的・質的充実を目指してまいります。 5、「生活基盤の豊かさを実感できるまちづくり」の取り組みについて申し上げます。まず、「安心で快適な生活基盤を整備する」につきましては、福岡県が事業主体となって進めております国道385号の整備については、現人橋から西隈交差点までの4車線化について、令和2年夏までの工事完了及び供用開始を目指し工事が進んでおります。また、岩戸小学校前から山田交差点間については、4車線化するための用地の取得について福岡県と連携を図り、地権者の方々にご理解とご協力をいただくための協議を進めるとともに、松尾橋や一部の箇所については、工事が予定されております。現人橋乙金線の整備については、関係者のご理解とご協力をいただくとともに、早期の完成を目指し、福岡県と連携を図りながら進めてまいります。主な市道の整備については、那珂川・宇美線では、歩行者の安全性や利便性の向上を図るため、歩道の段差解消や植樹帯の整理を含めた道路改良事業を継続して実施してまいります。ふれあい広場線については、ミリカローデン那珂川北側に大型病院の開院が令和3年春に予定されており、市民が通う場所となることから、安全性の向上を図るため、歩道整備を含めた道路改良事業を継続して実施してまいります。かわせみバスにつきましては、これまでの利用実態を踏まえ、本年3月14日から路線及びダイヤの見直しを行います。北部地域では、特に18時以降に移動ニーズが減少する公共施設等を循環する路線を見直し、通勤通学者の移動ニーズが高い博多南駅と那珂川営業所周辺をコンパクトにつなぐ路線への再編を行います。中南部地域では、支線の統廃合と南畑線の増便を行い、デマンド交通の本格運行とあわせ、市民の皆様の利便性の維持向上を図ってまいります。博多南駅前ビルの活性化につきましては、駅前ビルを拠点として住民や団体、新たな指定管理者との連携を深め、にぎわいづくりの形成とまちづくりについての機運が高まるように取り組んでいくとともに、駅利用者が気軽に訪れられる場所となるよう努めてまいります。新市街地の創出につきましては、道善・恵子地区では、土地区画整理事業の実施に向け、地権者で構成する準備組合で検討が進められており、令和2年度上半期の土地区画整理組合設立に向け、市としても引き続きその取り組みを支援してまいります。大規模集客施設の立地については、将来に向けたまちづくりという視点から必要な施設として事業者としっかりと連携し、関係機関との実質的な協議・調整に取り組んでまいります。山田地区では、地区計画の実現に向け取り組みを進めてまいります。また、これら新市街地の創出はもとより、今後10年間の都市計画に関する基本的な方針を明らかにするため、引き続き都市計画マスタープランの策定に取り組みます。次に、「快適に暮らすための生活環境を整備する」につきましては、公共下水道の普及は、平成31年3月末の状況で、整備済み区域面積は705.76ヘクタール、整備済み区域人口は4万9,537人、市の総人口に対する普及率は98.59%となっております。令和2年度の下水道事業は、引き続き下水道の整備を継続することとあわせて、国道385号道路拡幅事業に伴う管の布設がえを行ってまいります。また、市設置型浄化槽整備事業も引き続き実施し、公共用水域の水質の保全に努めてまいります。さらに、今後も安心して下水道を使用していただくため、施設の点検と適正な維持管理を行い、年次計画による老朽箇所を補修し、整備を行ってまいります。次に、「効率的な行政の運営と安定的な財源を確保する」につきましては、現在の第5次那珂川町総合計画が令和2年度で終了することから、「自然と人がとけあう 活力あふれるまち なかがわ」の実現に向けた取り組みの成果や課題を評価しつつ、市民の一人一人が本市への愛着と誇りを持ち、本市にかかわるすべての人々がともに支え合い、学び、働き、暮らすことができるまちを目指し、令和3年度からの10年間のまちづくりの羅針盤となる那珂川市総合計画の策定に向け、全力で取り組んでまいります。今後の自治体経営は、人口減少や少子高齢化が進行することで経済が縮小し、税収が減少する一方、社会保障費の増加が見込まれ、非常に厳しい状況が予想されます。このような状況の中、持続可能な行政運営を行っていくため、多種・多様な住民ニーズを的確に把握するとともに、事務の効率化を図り、最少の経費で最大の効果が得られるよう行政改革を推進してまいります。特に財政運営の基本的な考え方としては、長期的な視点に立ち、基金の活用や計画的な積み立て、民間活力の活用などを行うことで、那珂川市の歳入に合った財政運営に努めてまいります。議会運営や行政内部の会議等においてタブレット端末を導入することで、会議資料のペーパーレス化や会議運営の効率化などを進めるほか、RPAやAIなど、新たなシステムについて導入に向けた検証を行うことで行政運営の効率化を推進してまいります。また、職員が働きやすい環境を整備し、円滑な行政サービスが提供できるよう、働き方改革に関するコンサルティング業務を専門とする民間企業のノウハウを活用するとともに、職員の出退勤管理、時間外勤務管理、休暇承認事務などについて電子化を進め、行政内部の業務プロセス等の見直しによる事務の効率化や生産性向上を図ってまいります。さらに、総合相談窓口業務の民間委託については、住民異動に関する手続のワンストップ化を推進し、さらなる利便性の向上に努めるとともに、民間事業者のノウハウを生かした質の高い安定した住民サービスの提供に取り組んでまいります。税の適正賦課と市税等収納率の向上につきましては、税の公平性の担保と自主財源の確保を図るため、申告内容や資産等の税務調査を行うことで適正な課税に努めてまいります。また、近年収納率は向上しており、引き続きこの状況を維持していくため、コンビニエンスストア納付などの周知を行い、納税者の利便性向上に努めてまいります。さらに、納税者の生活再建の支援を図り、経済的自立から納税へつなげるファイナンシャルプランナーによる納税相談を継続して実施してまいります。 終わりに。令和2年度の予算の概要と主要施策について申し述べます。現在、我が国は、少子高齢化の進行と人口減少社会の到来により、生産年齢人口が減少に転じています。このような状況をしっかりと受けとめ、行政運営の基本である市税収入の確保と財政規律の堅持を基本とし、将来世代の負担に配慮しながら、本市の将来を見据え、成長と発展に必要な諸施策について積極的に実施してまいります。特に次世代を担う子どもたちの健全な育成を支えていくため、子育てしやすい環境整備や教育施策の充実、高齢になっても生き生きと地域で生活ができ、活躍できる高齢化への対応が重要だと考えています。このような将来を見通した住民サービスを提供することが、那珂川市が魅力ある選ばれる自治体になることと確信しています。今後とも住民の皆様の目線で、心の通う政策を基本スタントして市政運営を行ってまいりますので、住民の皆様並びに議員各位のご支援、ご協力を賜りますことをお願い申し上げ、新年度の施政方針とさせていただきます。 ○議長(高原隆則君) 施政方針演説は終わりました。 △日程第6 議案第1号から議案第36号までの提案理由の説明 ○議長(高原隆則君) 日程第6、議案第1号から議案第36号までを議題とし、提案理由の説明を求めます。武末市長。 ◎市長(武末茂喜君) 本日の定例会に提出申し上げております議案は36件でございまして、議案第1号から議案第15号までの15件が令和元年度関係の議案として、また議案第16号から議案第36号までの21件が令和2年度関係の議案として、ご審議をお願い申し上げるものでございます。それではまず、令和元年度関係の議案15件についてご説明申し上げます。このうち議案第1号及び議案第2号は令和元年12月23日付、議案第3号及び議案第4号は令和2年2月6日付で、それぞれ専決処分したものです。 議案第1号は、自動車事故により国家賠償法第1条第1項の規定による損害賠償をするに当たり、損害賠償の額を定めたものです。 議案第2号は、令和元年度那珂川市一般会計補正予算で、自動車事故に係る損害賠償金を支払う必要が生じたことにより、歳入歳出それぞれ6万3,000円を追加いたしまして、これにより予算の総額を歳入歳出それぞれ187億6,162万2,000円としたものです。 議案第3号は、自動車損傷事故により国家賠償法第2条第1項の規定による損害賠償をするに当たり、損害賠償の額を定めたものです。 議案第4号は、令和元年度那珂川市一般会計補正予算で、自動車損傷事故に係る損害賠償金を支払う必要が生じたことにより、歳入歳出それぞれ10万3,000円を追加いたしまして、これにより予算の総額を歳入歳出それぞれ187億6,172万5,000円としたものです。 議案第5号は、令和元年度那珂川市一般会計補正予算で、歳入歳出それぞれ5億1,276万1,000円を追加することといたしておりまして、これにより予算の総額は歳入歳出それぞれ192億7,448万6,000円となります。 議案第6号は、令和元年度那珂川市公共用地先行取得事業特別会計補正予算で、歳入歳出それぞれ1,052万4,000円を減額することといたしておりまして、これにより予算の総額は歳入歳出それぞれ11億3,355万3,000円となります。 議案第7号は、令和元年度那珂川市国民健康保険事業特別会計補正予算で、歳入歳出それぞれ5,850万6,000円を減額することといたしておりまして、これにより予算の総額は歳入歳出それぞれ51億8,562万3,000円となります。 議案第8号は、令和元年度那珂川市介護保険事業特別会計補正予算で、歳入歳出それぞれ918万6,000円を減額することといたしておりまして、これにより予算の総額は歳入歳出それぞれ31億8,970万9,000円となります。 議案第9号は、令和元年度那珂川市後期高齢者医療特別会計補正予算で、歳入歳出それぞれ435万4,000円を減額することといたしておりまして、これにより予算の総額は歳入歳出それぞれ6億272万4,000円となります。 議案第10号は、令和元年度那珂川市岩戸財産区特別会計補正予算で、歳入歳出それぞれ増減なく、予算の総額は歳入歳出それぞれ555万1,000円となります。 議案第11号は、令和元年度那珂川市安徳財産区特別会計補正予算で、歳入歳出それぞれ増減なく、予算の総額は歳入歳出それぞれ221万9,000円となります。 議案第12号は、令和元年度那珂川市南畑財産区特別会計補正予算で、歳入歳出それぞれ増減なく、予算の総額は歳入歳出それぞれ3,340万1,000円となります。 議案第13号は、令和元年度那珂川市下水道事業会計補正予算で、収入につきましては950万円を減額することといたしておりまして、これにより予算の総額は12億9,445万円となり、支出につきましては847万8,000円を減額することといたしておりまして、これにより予算の総額は14億2,421万5,000円となります。 議案第14号及び議案第15号は、那珂川市公の施設に係る指定管理者の指定についてでございまして、博多南駅前ビル、博多南駅前公園、博多南駅前広場及び那珂川市博多南駅前自転車駐車場並びに中ノ島公園の指定管理者を指定するに当たり、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものです。 続きまして、令和2年度関係の議案21件についてご説明申し上げます。 議案第16号は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律が施行されたことに伴い、条文の整備を図るため、那珂川市印鑑条例の一部を改正するものです。 議案第17号は、職員の休職に関する効果について、休職期間の通算を定めることに伴い、条文の整備を図るため、那珂川市職員の分限に関する手続及び効果に関する条例及び那珂川市一般職の職員の退職手当支給条例の一部を改正する条例の一部を改正するものです。 議案第18号は、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律が施行され、会計年度任用職員制度が導入されることに伴い、条文の整備を図るため、職員の服務の宣誓に関する条例及び議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正するものです。 議案第19号は、働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律が施行されたことに伴い、条文の整備を図るため、那珂川市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正するものです。 議案第20号は、人事院勧告に基づき国家公務員の住居手当が改定されたことに伴い、条文の整備を図るため、那珂川市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正するものです。 議案第21号は、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律が施行され、特別職に属する地方公務員の職の整理が行われることに伴い、環境保全推進委員制度について見直しを図るため、那珂川市環境保全推進委員設置条例を廃止するものです。 議案第22号は、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律が施行され、特別職に属する地方公務員の職の整理が行われること及び筑紫地区障害支援区分等審査会事務局の担当市が那珂川市から大野城市へ交代することに伴い、条文の整備を図るため、那珂川市特別職の職員等で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正するものです。 議案第23号は、情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律の一部が施行されること等に伴い、条文の整備を図るため、那珂川市手数料条例の一部を改正するものです。 議案第24号は、グリーンピアなかがわの使用料を見直すことに伴い、条文の整備を図るため、グリーンピアなかがわの設置及び管理に関する条例の一部を改正するものです。 議案第25号から議案第33号までは、令和2年度の当初予算でございまして、内容につきましては、施政方針で説明いたしましたとおりでございます。一般会計につきましては、対前年度比13.9%増の総額204億6,018万6,000円となっております。特別会計につきましては、7つの特別会計の総額は、対前年度比7.3%減の総額93億5,331万3,000円となっております。企業会計の下水道事業会計につきましては、対前年度比14.8%増の14億390万8,000円となっております。したがいまして、全会計の総額は、対前年度比6.6%増の312億1,740万7,000円となっております。 議案第34号及び議案第35号は、現在の那珂川市岩戸財産区管理会財産区管理委員7名及び那珂川市安徳財産区管理会財産区管理委員7名が、令和2年3月31日付で任期満了となることに伴い、その後任の財産区管理委員を選任するについて、那珂川市岩戸財産区管理会条例第3条及び那珂川市安徳財産区管理会条例第3条の規定により議会の同意を求めるものです。 議案第36号は、筑紫公平委員会委員江田博氏が令和2年3月31日付で任期満了となることに伴い、山崎平太郎氏を選任することについて、筑紫公平委員会設置規約第3条第1項の規定により議会の同意を求めるものです。以上、令和元年度関係議案及び令和2年度関係議案の概要についてご説明申し上げましたが、いずれの議案も緊要なものであり、特に令和2年度の予算につきましては、令和2年度の市政の基本となる重要なものでございます。詳細につきましては、担当部長に説明させますので、慎重にご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(高原隆則君) ここで休憩をとります。            休憩 午前10時32分  再開 午前10時45分 ○議長(高原隆則君) 休憩を閉じ、再開をいたします。
    △日程第7 議案第1号から議案第36号までの説明 ○議長(高原隆則君) 議案第7、議案第1号から議案第36号までを議題とし、担当部長の説明を求めます。その前に皆さん方にお知らせをいたします。今お手元に議案第25号に関する資料、令和2年度当初予算概要について配付をしております。本来当初配付する予定でございましたけども、失念をしておったようでございますので、ただいま配付をしております。それでは、担当部長の説明を求めます。議案第1号、江頭市民生活部長。 ◎市民生活部長(江頭哲次君) 議案第1号について説明いたします。専決第18号は、令和元年12月23日付で専決処分をしたものでございます。2ページに専決処分書を添付しております。内容につきましては、3ページをお願いいたします。1、事故名、自動車事故。2、事故発生年月日、令和元年9月3日。3、事故発生場所、那珂川市松木2丁目61番地先、県道山田中原福岡線上。4、被害者の住所・氏名は記載のとおりでございます。5、事故の状況、職員が公用車を運転中、県道を横断しようとした被害者と当該車両側面が衝突し、被害者の手首を負傷させたものでございます。6、損害賠償の額、那珂川市が被害者に対し支払った損害賠償金の額は6万2,700円でございます。なお、既払い金4万8,989円は、通院に係る治療費及び事故証明取得料として市が加入する車両の自賠責保険から直接被害者へ支払われております。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 議案第2号、川口総務部長。 ◎総務部長(川口省二君) 議案第2号について説明いたします。本議案は、議案第1号に係る補正予算で、令和元年12月23日付専決第19号で専決処分したものでございます。9ページをお願いいたします。歳入でございます。21款4項2目雑入でございますが、令和元年9月3日に発生した自動車事故に係る総合賠償補償保険金を受け入れるものでございます。10ページをお願いいたします。歳出でございます。2款1項4目財産管理費は、被害者に対しての賠償金を計上するものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 議案第3号、白水都市整備部長。 ◎都市整備部長(白水善尚君) 議案第3号について説明いたします。専決第1号は、令和2年2月6日付で専決処分をしたものでございます。2ページに専決処分書を添付しております。3ページをお願いします。1、事故名、自動車損傷事故。2、事故発生年月日、令和元年9月28日。3、事故発生場所、那珂川市大字五ケ山461番地1、那珂川市五ケ山水源公園キャンプ場敷地内。4、被害者の住所・氏名は記載のとおりでございます。5、事故の状況、被害者が五ケ山水源公園キャンプ場内で駐車しようとした際、車どめを固定するためのピンが抜け、飛び出ていたため、車両が接触し、リアバンパーを損傷させたものでございます。6、損害賠償の額、那珂川市が被害者に対し支払った損害賠償金の額は10万2,212円でございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 議案第4号、議案第5号、川口総務部長。 ◎総務部長(川口省二君) 議案第4号について説明いたします。本議案は、議案第3号に係る補正予算で、令和2年2月6日付専決第2号で専決処分したものでございます。9ページをお願いいたします。歳入でございます。21款4項2目雑入でございますが、令和元年9月28日に発生した自動車損傷事故に係る総合賠償補償保険金を受け入れるものでございます。10ページをお願いします。歳出でございます。6款2項1目観光事業費は、被害者に対しての賠償金を計上するものでございます。 続きまして、議案第5号について説明いたします。9ページをお願いいたします。第2表繰越明許費補正でございます。庁舎改修事業費(本庁舎正面広場改修)以下10件を追加するものでございます。繰り越す理由につきましては、1つ目、庁舎改修事業費(本庁舎正面広場改修)は、プロポーザル実施後の設計内容の協議に時間を要したためでございます。その2つ下、道路改良工事(市道ふれあい広場・西川原仲線道路改良事業)からその3つ下、バス乗継拠点整備事業費までは、関係者との協議に時間を要したためでございます。その下、安徳南小学校エレベーター設置事業費は、エレベーターの設置位置に関する検討に時間を要したためでございます。10ページをお願いいたします。片縄小学校エレベーター等設置事業費とその下、那珂川中学校長寿命化改良事業費は、国の内示が令和元年12月にあったため、繰越事業を行うものでございます。その下、仲遺跡群発掘調査事業費は、遺物量が想定よりも多かったためでございます。11ページをお願いします。山城遺跡群発掘調査事業費(特別養護老人ホーム建設)は、事業者との協議に時間を要し調査開始が遅れたため、金額を変更するものでございます。12ページをお願いいたします。第3表債務負担行為補正でございます。議会公用車運行管理業務委託料以下3件を追加するものでございます。主なものとしましては、2つ目、管理運営業務委託料(グリーンピアなかがわ)と13ページをお願いします。指定管理料(グリーンピアなかがわ)でございますが、グリーンピアなかがわの管理運営について、指定管理者の公募を行いましたが、応募者がなかったため、諸課題を整理する時間を確保する必要があることから、当面の間直営で行うこととしたためでございます。14ページをお願いします。第4表地方債補正でございます。学校教育施設等整備事業債(片縄小学校エレベーター等設置事業)以下3件を追加するものでございます。15ページをお願いします。地方道路等整備事業債(市道等整備事業)以下5件の限度額を変更するものでございます。16ページをお願いします。公共施設等適正管理推進事業債(道路改修事業)は、平成30年度に発生した災害復旧対応を優先し、事業実施を繰り延べたため廃止するものでございます。21ページをお願いいたします。歳入でございます。1款1項1目個人から、22ページをお願いいたします。1款2項1目固定資産税は、それぞれ課税実績により増額するものでございます。27ページをお願いいたします。13款2項1目民生費負担金、1節児童福祉費負担金は、平均入所児童数等が減少したため減額するものでございます。31ページをお願いいたします。15款6項6目教育費国庫補助金、1節小学校費補助金、説明欄2つ目、学校施設環境改善交付金(片縄小学校エレベーター設置事業)と2節中学校費補助金、説明欄2つ目、学校施設環境改善交付金(那珂川中学校長寿命化改良事業)は、国の内示が令和元年12月にあったため増額するものでございます。9目商工費国庫補助金は、プレミアム付商品券の発行見込みにより減額するものでございます。38ページをお願いいたします。18款1項1目一般寄附金は、ふるさと寄附金の寄附実績に基づき増額するものでございます。39ページをお願いいたします。19款1項1目基金繰入金、説明欄3つ目、公共施設等整備基金は、事業費の減額に基づき減額するものでございます。その下、財政調整基金は、財源調整のため減額するものでございます。その下、ふるさと応援基金は、寄附実績に基づき増額するものでございます。40ページをお願いいたします。21款4項2目雑入、説明欄中段のプレミアム付商品券販売金は、発行見込みにより減額するものでございます。41ページをお願いいたします。22款1項4目教育債、説明欄上から2つ目、学校教育施設等整備事業債(片縄小学校エレベーター等設置事業)と3つ目、防災・減災、国土強靱化緊急対策事業債(那珂川中学校長寿命化改良事業)は、国の内示が令和元年12月にあったため増額するものでございます。42ページをお願いいたします。これからは歳出でございます。歳出につきましては、事業費の確定、見込みに伴う減額につきましては説明を省略させていただきます。43ページをお願いいたします。2款1項1目一般管理費、説明欄1つ目の丸、職員給与費の退職手当は、一般職7人分を増額するものでございます。45ページをお願いいたします。2款1項4目財産管理費、46ページをお願いいたします。説明欄3つ目の丸、ふるさと応援寄附金促進事業費は、ふるさと応援寄附金の寄附件数増に伴い関係経費を増額するものでございます。47ページをお願いいたします。説明欄3つ目の丸、庁舎改修事業費(本庁舎正面広場改修)は、正面広場の利便性向上を図るため、多目的駐車場の屋根設置や案内サインの設置などを追加するものでございます。48ページをお願いいたします。2款1項7目基金積立金費は、ふるさと応援寄附金の寄附額の増額が見込まれることから基金へ積み立てるものでございます。81ページをお願いいたします。6款1項1目商工費、説明欄一番下の丸、プレミアム付商品券発行事業費(消費税率引上げ影響緩和分)は、発行見込みにより減額するものでございます。86ページをお願いいたします。7款2項2目道路橋梁維持費、説明欄1つ目の丸、道路維持補修費の一番下、道路補修工事は、平成30年度に発生した災害復旧対応を優先し、事業実施を繰り延べたため減額するものでございます。101ページをお願いいたします。9款3項4目学校改修費、102ページをお願いいたします。説明欄2つ目の丸、片縄小学校エレベーター等設置事業費は、国の内示が令和元年12月にあったため増額するものでございます。104ページをお願いいたします。9款4項6目学校改修費は、国の内示が令和元年12月にあったため増額するものでございます。119ページをお願いいたします。12款1項1目繰出金は、特別会計の繰出金を増減するものでございます。120ページをお願いいたします。13款1項1目予備費は、財源調整をするものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 議案第6号、三浦教育部長。 ◎教育部長(三浦宏志君) 議案第6号について説明いたします。4ページをお願いいたします。第2表繰越明許費は、令和元年度買収分のうち、建物の解体や借地人の移転が令和元年度中に完了しないことから繰り越しをするものでございます。5ページをお願いいたします。第3表地方債補正は、用地費及び補償費に係る起債の借り入れでございますが、令和元年度の公有財産購入費などを減額することに伴い限度額を減額補正するものでございます。11ページをお願いいたします。歳入でございます。1款1項1目一般会計繰入金は、用地費及び補償費の起債対象外事業費に係る一般会計からの繰入金を減額するものでございます。12ページをお願いいたします。2款1項1公共用地先行取得等事業債は、用地費及び補償費に係る起債の借り入れでございますが、令和元年度の公有財産購入費などを減額することに伴い減額補正をするものでございます。13ページをお願いいたします。ここからは歳出でございます。1款1項1目用地取得事業費は、令和元年度に用地買収が困難な用地について公有財産購入費などを減額するものでございます。14ページをお願いいたします。2款1項1目利子につきましては、総合運動公園の用地費及び補償費に係る起債の償還利子でございます。平成30年度の利子確定に伴い不用額を減額するものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 議案第7号、江頭市民生活部長。 ◎市民生活部長(江頭哲次君) 議案第7号について説明いたします。9ページをお願いします。歳入でございます。1款1項1目一般被保険者国民健康保険税と2目退職被保険者等国民健康保険税は、それぞれ11月末現在の調定額に基づき増減するものでございます。10ページをお願いします。4款1項1目1節保険給付費等交付金(普通交付金)は、保険給付費の執行見込みにより減額するものでございます。同じく2節保険給付費等交付金(特別交付金)、3節過年度保険給付費等交付金(普通交付金)は、交付金の確定により増減するものでございます。11ページをお願いします。5款1項1目1節保険基盤安定繰入金は、交付見込みにより減額するものでございます。同じく2節一般会計繰入金は、歳入歳出の増減に伴う増額でございます。13ページをお願いします。歳出でございます。歳出につきましては、事業費の確定、見込みに伴う減額は説明を省略させていただきます。16ページをお願いします。2款1項3目一般被保険者療養費、5目審査支払手数料は、執行見込みにより増額するものでございます。18ページをお願いします。3款1項1目一般被保険者医療給付費分は、県支出金の確定により財源を組み替えるものでございます。21ページをお願いします。6款2項1目特定健康診査等事業費の委託料、特定健康診査個別業務委託料は、個別健診受診者数が見込みより増加したことによる増額でございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 議案第8号、中村健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(中村一道君) 議案第8号について説明いたします。9ページをお願いします。歳入でございます。1款1項1目第1号被保険者保険料は、12月末までの保険料の調定額から年間見込み額を見直し、それぞれ増減するものでございます。10ページをお願いします。3款1項1目介護給付費負担金は、保険給付費の過年度実績及び執行見込みによりそれぞれ増減するものでございます。11ページをお願いします。3款2項1目調整交付金、2目、3目の地域支援事業交付金は、執行見込みにより増減するものでございます。5目保険者機能強化推進交付金は、自立支援、重度化防止等の取り組みを支援するために交付されるもので、内示額を計上するものでございます。12ページをお願いします。4款支払基金交付金から14ページの5款3項1目及び2目の地域支援事業交付金までは、保険給付費、地域支援事業費及び各事業費の執行見込みにより増減をするものでございます。3目の地域密着型施設等整備補助金は、補助金額の決定により減額をするものでございます。15ページをお願いします。7款繰入金は、保険給付費、地域支援事業費及び各事業費の執行見込みにより増減するものでございます。16ページをお願いします。歳出でございます。16ページから17ページまでの1款総務費は、事業費の確定または執行見込みにより増減するものでございます。18ページをお願いします。2款保険給付費から24ページの3款地域支援事業費までは、執行見込みにより増減するものでございます。25ページをお願いします。4款基金積立金は、介護保険給付費準備基金に積み立てるものでございます。26ページをお願いします。6款予備費は、財源調整を行うものでございます。27ページをお願いします。7款1項1目償還金は、過年度の介護給付費、地域支援事業費に係る国、県の負担金及び交付金の返還金でございます。以上で説明を終わります。 ○議長(高原隆則君) 議案第9号、江頭市民生活部長。 ◎市民生活部長(江頭哲次君) 議案第9号について説明いたします。9ページをお願いします。歳入でございます。3款1項1目事務費繰入金は、執行見込みにより減額するものでございます。2目保険基盤安定繰入金は、繰入金の確定により減額するものでございます。10ページをお願いします。歳出でございます。1款1項1目一般管理費は、執行見込みにより減額するものでございます。11ページをお願いします。1款2項1目徴収費は、事業費の確定により減額するものでございます。12ページをお願いします。2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金は、負担金の確定により減額するものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 議案第10号から議案第12号、川口総務部長。 ◎総務部長(川口省二君) 議案第10号について説明いたします。9ページをお願いいたします。歳出でございます。1款1項1目一般管理費、2目財産管理費、10ページをお願いします。2款1項1目繰出金は、いずれも執行見込みにより減額するものでございます。11ページをお願いいたします。4款1項1目予備費は、財源調整をするものでございます。 続きまして、議案第11号について説明いたします。9ページをお願いいたします。歳出でございます。1款1項1目一般管理費は、執行見込みにより減額するものでございます。10ページをお願いします。3款1項1目予備費は、財源調整をするものでございます。 続きまして、議案第12号について説明いたします。9ページをお願いいたします。歳出でございます。1款1項1目一般管理費、2目財産管理費は、いずれも執行見込みにより減額するものでございます。10ページをお願いいたします。4款1項1目の予備費は、財源調整をするものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 議案第13号から議案第15号、白水都市整備部長。 ◎都市整備部長(白水善尚君) 議案第13号について説明いたします。本議案は、御笠川浄化センターの設備更新事業費の減額並びに流域下水道事業変更計画の策定業務が延期されたため関連する事業費を減額するものでございます。また、消費税並びに下水道事業債償還元金の増額補正を行うものでございます。12ページをお願いします。収益的支出でございます。1款2項2目消費税は、事業費の執行見込みに伴い消費税額を増額するものでございます。13ページをお願いします。資本的収入及び支出のうち、上段の表、収入、1款1項1目企業債は、御笠川浄化センターの設備更新工事の事業費の減額に伴い下水道事業債を減額するものでございます。下段の表、支出、1款1項1目建設改良費は、流域下水道事業変更計画の策定業務が延期されたため関連する委託料を減額するものでございます。1款2項1目流域下水道費は、御笠川浄化センターの設備更新事業費の減額に伴い負担金を減額するものでございます。1款3項1目企業債償還金は、繰越事業で設置したマンホールポンプの償還額が算出できたため償還金を増額するものでございます。 続きまして、議案第14号について説明いたします。本議案は、公の施設に係る指定管理者の指定についてでございます。1、公の施設の名称、博多南駅前ビル、博多南駅前公園、博多南駅前広場及び那珂川市博多南駅前自転車駐車場。2、指定管理者となる団体、博多南駅前Hug組、こちらは2社によるグループとなり、その2社は株式会社ファイブ、福岡市博多区千代1丁目17番1号と西部瓦斯株式会社、福岡市博多区千代1丁目17番1号となります。3、指定の期間、令和2年4月1日から令和5年3月31日まで。候補者の選定について経過を補足させていただきます。選定につきましては、公募により受け付け、選定を行いました。まず、那珂川市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例第5条の規定により、那珂川市指定管理者選定委員会を設置しました。選定委員につきましては、内部委員として副市長、都市整備部長、地域づくり課長の3名、外部委員として学識経験者、税理士の4名、計7名で構成しております。第1回目の選定委員会を7月22日に開催し、募集要項及び審査要領について審議、決定をいたしました。第2回目の選定委員会を10月15日に開催し、プレゼンテーション及び質疑応答による審査を行いました。2団体の応募がありましたが、本審査においては、候補者の選定に至らなかったため、再応募を行いました。第3回目の選定委員会を12月17日に開催し、プレゼンテーション及び質疑応答による審査を行いました。再応募には2団体の応募がありましたが、審査の結果、博多Hug組が最高得点を獲得したことから、12月22日付で市長に答申書として報告されております。その結果を受けまして、条例第4条並びに同条例施行規則第5条の規定により指定管理者の候補者として博多南駅前Hug組を選定したところでございます。済みません、訂正をさせていただきます。指定管理者となる団体、博多南駅前Hug組と読むところを博多Hug組と読んだようでございます。失礼いたしました。再度読みます。博多南駅前Hug組でございます。失礼いたしました。 続きまして、議案第15号について説明いたします。本議案は、公の施設に係る指定管理者の指定についてでございます。1、公の施設の名称、中ノ島公園。指定管理者となる団体、トラストパーク株式会社、福岡市博多区博多駅南5丁目15番18号。3、指定の期間、令和2年4月1日から令和7年3月31日まで。候補者の選定について経過を補足させていただきます。選定につきましては、公募により受け付け、選定を行いました。まず、那珂川市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例第5条の規定により那珂川市指定管理者選定委員会を設置しました。選定委員会につきましては、内部委員として副市長、都市整備部長、地域づくり課長の3名、外部委員として学識経験者、税理士の4名、計7名で構成しております。第1回目の選定委員会を10月15日に開催し、募集要項及び審査要領について審議、決定をしました。第2回目の選定委員会を12月25日に開催し、プレゼンテーション及び質疑応答による審査を行いました。2団体の応募がありましたが、審査の結果、トラストパーク株式会社が最高得点を獲得したことから、指定管理者の候補として選定し、12月26日付で市長に答申書として報告されております。その結果を受けまして条例第4条並びに同条例施行規則第5条の規定により指定管理者の候補者としてトラストパーク株式会社を選定したところでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 以上、議案第15号までが令和元年度関係議案でございます。次からは令和2年度関係議案です。議案第16号、江頭市民生活部長。 ◎市民生活部長(江頭哲次君) 議案第16号について説明いたします。本議案は、印鑑登録証明事務処理要領の一部が改正され、欠格条項から成年被後見人の文言が削除されたため、那珂川市印鑑条例の一部を改正するものでございます。この改正により印鑑の登録の申請の届け出等を受けた場合に、成年被後見人について個別的、実質的に判断する仕組みに移行し、成年被後見人の権利の制限に係る措置の適正化を図るものでございます。新旧比較対照表3ページをお願いいたします。第2条第2項に定める欠格条項について、成年被後見人を削り、意思能力を有しない者(15歳未満の者を除く)に改めるものでございます。附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 議案第17号から議案第20号、川口総務部長。 ◎総務部長(川口省二君) 議案第17号について説明いたします。本議案は、休職の処分を受けた職員が休職期間の満了した日または復職の日から起算して1年以内に再び同一疾病で休職した場合、復職前の休職期間と新たな休職期間を通算することを定めるものでございます。なお、令和元年9月定例会において同条例の一部改正を提案し議決いただきましたが、本議案はその改正内容に追加を行うものでございます。新旧比較対照表でご説明いたします。3ページをお願いします。第3条の改正規定中、9月定例会で第5項として追加することとしていた規定を第6項とし、休職期間の通算規定を第4項として追加するものでございます。附則としまして、この条例は公布の日から施行するものでございます。 続きまして、議案第18号について説明いたします。本議案は、会計年度任用職員について地方公務員法上の服務の宣誓及び地方公務員災害補償法の補償が適用されることに伴い、条文の整備を図るもので、関連する職員の服務の宣誓に関する条例、議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正を一括提案するものでございます。新旧比較対照表でご説明いたします。3ページをお願いいたします。職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正でございます。第2条は、第2項に会計年度任用職員の服務の宣誓について新設するものでございます。第3項は、前項を前2項に変更するものでございます。次に、議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等関する条例の一部改正でございます。4ページをお願いいたします。第5条は、第5号に会計年度任用職員を対象とするもので、給料を支給される職員を新設するものでございます。附則としまして、この条例は令和2年4月1日から施行するものでございます。 続きまして、議案第19号について説明いたします。本議案は、長時間労働の是正のための措置として、働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律により、国家公務員において時間外勤務を行うことができる上限が人事院規則で定められ、平成31年4月1日から施行されました。本議案は、地方公務員法第24条第4項における均衡の原則により、本市においても国家公務員の措置等を踏まえ、働き方改革を推進すべく条文の整備を図るものでございます。なお、時間外勤務の上限時間等は規則で定め、原則として1ケ月45時間かつ1年間360時間の範囲内とするものでございます。新旧比較対照表でご説明いたします。3ページをお願いいたします。第8条は、第3項に時間外勤務に関し必要な事項を規則で定める旨を新設するものでございます。附則としまして、この条例は令和2年4月1日から施行するものでございます。 続きまして、議案第20号について説明いたします。本議案は、令和元年の人事院勧告に基づき住居手当の改定に伴い、条文の整備を図るものでございます。新旧比較対照表でご説明いたします。3ページをお願いいたします。第11条の2は、住居手当の支給対象となる家賃の下限金額を1万2,000円から1万6,000円へ4,000円増額するものでございます。第2項は、住居手当の上限額を2万7,000円から2万8,000円へ1,000円増額することに伴い、住居手当の算定式中の2万3,000円を2万7,000円へ、1万6,000円を1万7,000円へそれぞれ変更するものでございます。附則としまして、この条例は令和2年4月1日から施行するものでございます。また、経過措置としまして、住居手当が減額になる職員に対し、令和2年4月1日から令和3年3月31日までの間は、減額分の2分の1を、令和3年4月1日から令和4年3月31日までの間は、減額分の4分の1をそれぞれ住居手当に加算するものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 議案第21号、江頭市民生活部長。 ◎市民生活部長(江頭哲次君) 議案第21号について説明いたします。本条例は、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律が施行され、特別職に属する地方公務員の職の整理が行われることに伴い、現在非常勤特別職の地方公務員として委嘱しております那珂川市環境保全推進委員が、非常勤特別職に該当しなくなることから、同委員の制度の見直しを図り、那珂川市環境保全推進委員設置条例を廃止するものでございます。今後は、環境保全推進委員と同様に地域での活動を目的とした交通安全指導員や青少年指導員など、他の委員等の設置規定との整合性を図るため新たに規則を制定し、運用することとしております。附則といたしまして、この条例は令和2年4月1日から施行するものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 次に、議案第22号、川口総務部長。 ◎総務部長(川口省二君) 議案第22号について説明いたします。本議案は、地方公務員法が改正され、非常勤特別職職員の要件が厳格化されたことにより、これまで非常勤特別職として委嘱していた者を委託契約関係等に変更すること及び筑紫地区障害支援区分等審査会の当番市が交代することに伴い、条文の整備を図るものでございます。新旧比較対照表でご説明いたします。7ページをお願いいたします。別表第1では、職ごとに報酬及び費用弁償を定めておりますが、今回の改正で非常勤特別職職員でなくなる項目を削除するものでございます。8ページから9ページをお願いします。区長、農事推進員、交通安全指導員、青少年指導員会、環境保全推進委員、身体障害者相談員、10ページをお願いいたします。知的障害者相談員、消費生活専門相談員が削除の対象でございます。その2つ下、筑紫地区障害支援区分等審査会の削除は、審査会事務局の当番市交代によるものでございます。附則といたしまして、この条例は令和2年4月1日から施行するものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 議案第23号、江頭市民生活部長。 ◎市民生活部長(江頭哲次君) 議案第23号について説明いたします。本議案は、関係の法律が施行されることに伴い、個人番号の通知カードが廃止されることとなったため、那珂川市手数料条例の一部を改正するものでございます。新旧比較対照表、3ページをお願いいたします。第2条第1項の表でございます。4ページの1行目、通知カードの再交付1件500円を削除するものでございます。第5項第2号は、法律の題名が改正されたため、条文の整備を行うものでございます。附則といたしまして、この条例は公布の日または情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律附則第1条第6号に掲げる既定の施行の日のいずれか遅い日から施行するものでございます。ただし、第2条第5項第2号の改正規定は、公布の日から施行するものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 議案第24号、白水都市整備部長。 ◎都市整備部長(白水善尚君) 議案第24号について説明いたします。本議案は、グリーンピアなかがわの使用料を見直すことに伴い、本条例の一部を改正するものでございます。新旧比較対照表で説明いたします。5ページをお願いします。バンガローAは、老朽化し、宿泊ができないため取り壊しましたので、項目を削除するものでございます。次に、グリーンピアの券売機は、10円未満の対応ができないため、バンガローB、閑散期の使用料から、6ページをお願いします。キャンプ用品のドラムセット使用料までで、5円単位の使用料及び7ページをお願いします。上から5段目の木炭の使用料については、券売機を対応できるよう、10円未満は切り下げをするものでございます。同じく7ページでございます。上から2段目の用具単品及び3段目の鍋については、備品の項目を追加し、設定し直したものでございます。設定し直した項目は、マットから8ページをお願いします。鍋までございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 議案第25号令和2年度那珂川市一般会計予算、これにつきましては歳入を総務部長が説明し、歳出はページを追って関係部長が説明をします。まず、歳入の説明をお願いします。川口総務部長。 ◎総務部長(川口省二君) 議案第25号について説明いたします。最初に、薄い冊子の那珂川市予算書をお願いいたします。こちらになります。1ページをお願いいたします。第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ204億6,018万6,000円と定めております。第5条、一時借入金の借り入れの最高額は14億円と定めております。11ページをお願いいたします。第2表繰越明許費でございますが、ミリカローデン那珂川リニューアル事業費以下2件を繰り越すものでございます。1つ目、ミリカローデン那珂川リニューアル事業費は、文化ホールやエントランスの改修に係る実施設計が令和2年末ごろまでの見込み、工事完了は令和3年度末の見込みであることから繰り越すものでございます。その下、市民体育館施設整備事業費(空調設備等整備)は、実施設計が令和2年夏ごろまでの見込み、工事完了は令和3年春ごろの見込みであることから繰り越すものでございます。12ページをお願いいたします。第3表債務負担行為でございますが、会議録作成業務委託料以下8件の期間及び限度額を定めるものでございます。主なものとしましては、下から2つ目、園舎等解体工事(幼稚園民間移譲事業費)は、市立幼稚園の民間移譲に伴い、令和3年5月までに岩戸北幼稚園、南畑幼稚園の解体工事を終える必要があることから、複数年契約を結ぶためのものでございます。13ページをお願いいたします。第4表地方債でございますが、臨時財政対策債以下19件の借り入れでございまして、限度額の合計を30億139万5,000円とするものでございます。続きまして、厚いほうの令和2年度那珂川市予算に関する説明書をお願いいたします。こちらです。3ページをお願いいたします。歳入でございます。1款1項1目個人、1節現年課税分は、令和元年度の課税実績を反映させたことにより、前年度比2.1%の増を見込んでおります。2目法人、1節現年課税分は、法人税偏在性是正のための法人税割見直しを反映させたことにより、前年度比0.2%の減と見込んでおります。4ページをお願いいたします。1款2項1目固定資産税、1節現年課税分は、JR九州が受けていた税制上特例措置である三島特例の廃止を反映したことなどにより、前年度比4.1%の増を見込んでおります。14ページをお願いいたします。6款1項1目法人事業税交付金は、消費税増税にあわせ、地方法人課税の偏在是正のため、令和2年度から交付される新たな交付金で、法人市民税法人税割の減収分を参考に計上しております。また、新たに6款法人事業税交付金を設けたことから、地方消費税交付金とゴルフ場利用税交付金が1款ずつずれております。15ページをお願いします。7款1項1目地方消費税交付金は、令和元年10月の消費税増税の影響を反映したことにより、説明欄1つ目、地方消費税交付金が前年度比13.7%の増、その下、社会保障財源交付金が前年度比13.8%の増と見込んでおります。17ページをお願いいたします。9款1項1目環境性能割交付金は、福岡県から示された算定式により算出することにより、前年度比100.0%の増を見込んでおります。22ページをお願いいたします。13款2項1目民生費負担金は、前年度比57.2%の減と見込んでおります。これは、令和元年10月に幼児教育・保育の無償化が開始され、保育所保育料が2億86万9,000円の減額となったことなどによるものでございます。23ページをお願いします。14款1項4目商工使用料、説明欄上から3つ目、グリーンピアなかがわ使用料は、令和2年度からグリーンピアなかがわの運営を直営で行うため、新たに計上するものでございます。27ページをお願いします。15款1項1目民生費国庫負担金は、前年度比4.7%の増を見込んでおります。これは、令和元年10月に幼児教育・保育の無償化が開始されたことにより、2節児童福祉費負担金、説明欄上から2つ目、子どものための教育・保育給付交付金が1億546万円の増、その下、子育てのための施設等利用給付交付金が9,038万8,000円の増となったことなどによるものでございます。28ページをお願いいたします。15款2項4目農林水産業費国庫補助金は、前年度比720.7%の増を見込んでおります。これは、1節農業費補助金、説明欄上から3つ目、農業水路等長寿命化・防災減災事業補助金が、防災重点ため池に関するハザードマップを作成するため、7,090万1,000円の増となったことなどによるものでございます。29ページをお願いします。6目教育費国庫補助金は、前年度比300.5%の増を見込んでおります。これは、3節社会教育費補助金、説明欄一番上、社会資本整備総合交付金(総合運動公園整備事業)とその2つ下、社会資本整備総合交付金(大万寺裏遺跡群発掘調査事業)が、総合運動公園整備に伴い増となったことなどによるものでございます。31ページをお願いいたします。16款1項2目民生費県負担金は、前年度比14.5%の増を見込んでおります。これは、令和元年10月に幼児教育・保育の無償化が開始されたことにより、2節児童福祉費負担金、説明欄上から2つ目、子どものための教育・保育給付交付金県費負担金が5,273万円の増、その下、県子育てのための施設等利用給付交付金が4,519万4,000円の増となったことなどによるものでございます。39ページをお願いいたします。19款1項1目基金繰入金は、前年度比4.0%の増を見込んでおります。説明欄上から4つ目、退職準備積立金は、特別職1名、任期付職員を含む職員9名の退職手当の繰り入れでございます。その下、公共施設等整備基金は、ミリカローデン那珂川リニューアル事業や中央保育所建替事業などの事業費の繰り入れでございます。その4つ下、ふるさと応援基金は、ふるさと応援寄附金促進事業や学校ICT教育環境整備事業、保育所建替事業などの事業費の繰り入れでございます。46ページをお願いいたします。22款1項1目総務債は、前年度比8.4%の増を見込んでおります。これは、令和元年度決定額に国の令和2年度概算要求の内容を反映したことによるものでございます。2目土木債は、前年度比46.9%の増を見込んでおります。これは、3節河川債が西畑川と那珂川の合流部について、浸水対策事業のため改修を行うことによるものでございます。4目教育債は12億1,000万円の増額を見込んでおります。これは、説明欄1つ目、公共事業等債(総合運動公園整備事業)とその2つ下、公共事業等債(大万寺裏遺跡群発掘調査事業)が、総合運動公園整備に伴うもの、その上、緊急防災・減災事業債(市民体育館施設整備事業)が、市民体育館の輻射式空調設備整備に伴うもの、その2つ下、公共施設等適正管理推進事業債(ミリカローデン那珂川リニューアル事業)とその下、緊急防災・減災事業債(ミリカローデン那珂川リニューアル事業)が、老朽化したミリカローデン那珂川のリニューアル事業に伴うもので、それぞれ新たに借り入れを行うためのものでございます。47ページをお願いします。6目民生債は、4億290万円の増額を見込んでおります。これは、中央保育所建替事業の事業費が増加することによるものでございます。48ページをお願いいたします。自動車取得税交付金は、令和元年度に自動車取得税が環境性能割へと移行したことに伴い、廃款としております。49ページをお願いいたします。これからは歳出でございます。令和2年度から地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律が施行され、会計年度任用職員制度が導入されます。このことを受け、令和2年度予算から会計年度任用職員に関する給与については、予算書の説明欄に丸、会計年度任用職員給与費として計上をいたしております。1款1項1目議会費、53ページをお願いします。説明欄一番下の丸、議会ICT推進事業費は、議会から市民への情報発信の充実等のために導入するタブレット端末等に要するものでございます。54ページをお願いいたします。2款1項1目一般管理費、55ページをお願いいたします。説明欄一番下の丸、総務事務費、56ページをお願いいたします。中段、委託料の3番目でございますが、働き方改革コンサルティング業務委託料は、職員が働きやすい環境を整備し、円滑な行政サービスが提供できるよう、民間企業の働き方改革に関するノウハウを活用するものでございます。63ページをお願いいたします。2款1項4目財産管理費、66ページをお願いいたします。説明欄一番下の丸、庁舎改修事業費(本庁舎熱源設備更新)から67ページ、庁舎改修事業費(分電盤改修)までは、老朽化した本庁舎の設備を更新・改修をするものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) ここで昼食のため休憩をとります。            休憩 午前11時51分  再開 午後1時0分 ○議長(高原隆則君) それでは、休憩前に引き続き再開をいたします。議案25号の歳出の説明を続けます。江頭市民生活部長。 ◎市民生活部長(江頭哲次君) 70ページをお願いいたします。2款2項1目賦課費でございます。71ページをお願いします。説明欄2つ目の丸、固定資産評価替事業費は、固定資産の評価替えを行うための事業でございます。72ページをお願いします。説明欄上から3つ目、固定資産評価替業務委託料(航空写真撮影入力業務)は、令和3年度の評価替えに向けて課税客体である土地及び家屋の状況を把握するため、市内全域を航空写真により撮影を行うものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 江頭市民生活部長、もう一度説明をお願いします。 ◎市民生活部長(江頭哲次君) 70ページをお願いいたします。失礼いたしました。もう一度最初から説明をやり直します。2款2項1目賦課費でございます。71ページをお願いします。説明欄2つ目の丸、固定資産評価替事業費は、固定資産の評価替えを行うための事業でございます。72ページをお願いします。説明欄上から4行目、項目としては3つ目になります。固定資産評価替業務委託料(航空写真撮影入力業務)は、令和3年度の評価替えに向けて課税客体である土地及び家屋の状況を把握するため、市内全域を航空写真により撮影を行うものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 川口総務部長。 ◎総務部長(川口省二君) 80ページをお願いいたします。2款4項3目市長選挙費と82ページをお願いいたします。4目市議会議員選挙費は、令和2年度に執行を予定されている選挙に関するものでございます。84ページをお願いいたします。2款5項2目委託統計調査費、説明欄2つ目の丸、国勢調査費と85ページをお願いいたします。説明欄1つ目の丸、会計年度任用職員給与費(国勢調査)は、5年に1度実施される国勢調査に関するものでございます。89ページをお願いいたします。2款7項1目企画総務費、95ページをお願いいたします。説明欄下から2つ目の丸、業務ICT活用推進事業費は、会議や議案等のペーパーレス化や事務の効率化等を図るために導入するタブレット端末等に要するものでございます。その下、RPAツール等活用検証事業費は、職員が行う事務作業のうち、自動化できる一部の事務作業について、その効果を検証するためのものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 白水都市整備部長。 ◎都市整備部長(白水善尚君) 102ページをお願いします。2款8項3目活力あるまちづくり推進費でございます。104ページをお願いします。説明欄1つ目の丸、活力あるまちづくり推進事業費は、令和元年度を初年度とし、市のまちづくりの活性化を図るため、地域団体や市民などに対しまちづくりに関するアドバイスやサポートを行いながら、活力あるまちづくりを推進するものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 中村健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(中村一道君) 105ページをお願いします。3款1項1目社会福祉総務費でございます。108ページをお願いいたします。説明欄上から4番目の丸でございます。地域福祉計画・地域福祉活動計画策定事業費でございますが、平成27年度に策定いたしました那珂川市地域福祉計画・地域福祉活動計画の第2次計画の策定に向け、計画策定に係る必要な経費を計上するものでございます。その下の丸でございます。療育センター運営管理費は、療育センターにじいろキッズにおける療育事業の充実を図るため、必要なスタッフを増員するための費用を増額し計上するものでございます。130ページをお願いします。3款2項1目児童福祉総務費でございます。137ページをお願いします。説明欄1つ目の丸、施設等利用費給付事務費は、令和元年10月に始まりました幼児教育・保育の無償化に伴う事務費を計上するものでございます。その下の丸、子どもの権利擁護事業費は、昨年からの継続事業でございまして、(仮称)子どもの権利条例の策定に係る費用を計上するものでございます。その下の丸、施設等利用給付事業費は、令和元年10月に始まりました幼児教育・保育の無償化に伴う費用を計上するものでございます。140ページをお願いします。3款2項3目中央保育所費でございます。143ページをお願いします。説明欄2つ目の丸、中央保育所建替事業費でございますが、老朽化に伴う中央保育所建てかえのための建設工事費等を計上するものでございます。146ページをお願いします。3款3項1目生活保護総務費でございます。説明欄一番上の丸、生活保護総務費のうち委託料の3つ目でございます。被保護者就労準備支援業務委託料でございますが、生活保護受給世帯で仕事ができる年齢層にありながら、就労するための課題をより多く抱える被保護者に対して、基本的な生活習慣習得のために日ごろの生活習慣を改善するための支援を委託して実施するための費用を新たに追加して計上するものでございます。147ページをお願いします。説明欄2つ目の丸、生活困窮者自立支援事業費のうち委託料の1つ目でございます。子どもの学習支援業務委託料は、市制施行にあわせて小・中学生を対象に学習支援を行ってきましたが、高校中退等を防ぐため、対象を18歳まで拡大し、ひきこもりの子どもやその家庭への支援業務を実施することとして、必要な費用を増額して計上するものでございます。152ページをお願いします。4款1項2目予防費でございます。153ページをお願いします。説明欄一番上の丸、骨髄移植ドナー等助成事業費は、造血細胞移植により移植前に接種した予防接種の免疫低下や消失した人への予防接種費用助成を行うものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 江頭市民生活部長。 ◎市民生活部長(江頭哲次君) 153ページをお願いします。4款1項3目環境衛生費でございます。154ページをお願いします。説明欄1つ目の丸、可燃ごみ処理費のうち負担金の福岡都市圏南部環境事業組合負担金は、初期費用に係る公債費元金の本格償還が始まったこと、また令和2年度から供用が開始されます旧南部工場跡地に整備されておりますほのぼの広場の維持管理費用が必要となるため、増額して計上するものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 中村健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(中村一道君) 160ページをお願いします。4款1項4目健康づくり総務費でございます。166ページをお願いします。説明欄4つ目の丸、保険事業・介護予防事業一体的実施事業費は、福岡県後期高齢者医療広域連合からの委託を受け、高齢者の保健事業と介護予防事業の一体的な実施を行うために必要な経費を計上するものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 白水都市整備部長。 ◎都市整備部長(白水善尚君) 174ページをお願いします。5款1項7目農地費でございます。175ページをお願いします。説明欄5つ目の丸、防災重点ため池ハザードマップ整備事業費は、市内に34ケ所ある防災重点ため池について、決壊した場合の浸水想定区域、また避難の際のガイドラインなどを示したハザードマップを作成するものでございます。その下、総合運動公園調査事業費は、総合運動公園完成後にも周辺の農地が耕作できるように、用水と排水の経路及び水量の調査をするものでございます。177ページをお願いします。5款2項1目林業振興費でございます。178ページをお願いします。説明欄2つ目の丸、森林経営管理事業費は、森林経営管理制度が始まったことに伴い、森林所有者に今後の経営管理について、効果的な調査を進めるための全体計画を策定するものでございます。その下、西畑地区緊急自然災害防止事業費は、平成30年7月の西日本豪雨において、西畑地区で発生しました土砂流出箇所について、林地崩壊防止工事を実施するものでございます。184ページをお願いします。6款2項1目観光事業費でございます。185ページをお願いします。説明欄2つ目の丸、グリーンピアなかがわ管理運営事業費は、指定管理者の応募がなかったため、サービス水準を維持しながら、市の直営にて実施するために必要な委託料などを計上しているものでございます。190ページをお願いします。7款1項1目土木総務費でございます。191ページをお願いします。説明欄3つ目の丸、耐震改修促進計画改定事業費は、令和2年度を計画年度とする現行の住宅・建築物耐震改修促進計画の進捗状況や課題などを踏まえ、令和3年度から10年間の耐震改修を促進するため、国庫補助を活用し計画の改定を行うものでございます。195ページをお願いします。7款2項3目道路新設改良費でございます。説明欄2つ目の丸、市道那珂川・宇美線道路改良事業費は、歩行者の安全対策を向上させるため、歩道段差解消及び植樹帯の整備を行うものでございます。その2つ下、市道ふれあい広場・西川原仲線道路改良事業費は、大型病院の開院も予定され、さらに多くの市民が通行する道路となるため、令和元年度から引き続き歩道整備を行うものでございます。197ページをお願いします。7款3項1目河川費でございます。説明欄3つ目の丸、浸水対策事業費(西畑川改修)は、那珂川と西畑川の合流点に起因する浸水被害の軽減を図るため、西畑川の護岸改修及び橋本橋の整備を行うものでございます。198ページをお願いします。7款4項1目都市計画費でございます。201ページをお願いします。説明欄1つ目の丸、都市計画マスタープラン策定事業費でございます。本事業は、令和元年度からの継続事業でございますが、令和2年度を目標年度とする現行のマスタープランの進捗状況や課題等を踏まえ、令和3年度から10年間のまちづくりの基本的な方針を明らかにするために策定するもので、策定に係る委託料及び策定委員会委員の報酬、費用弁償等を計上するものでございます。202ページをお願いします。説明欄4つ目の丸、がけ地近接等危険住宅移転事業費は、急傾斜地や土砂災害特別警戒区域など、崖地の崩壊などにより市民の生命に危険を及ぼすおそれのある区域内において、既存の住宅を除却し、安全な場所へ移転する際の住宅の除却費及び移転先の住宅購入に係る借入金利子の一部について国・県補助を活用し支援するものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 江頭市民生活部長。 ◎市民生活部長(江頭哲次君) 208ページをお願いします。8款1項1目消防総務費でございます。説明欄1つ目の丸、職員給与費は、近年全国各地で頻発する豪雨災害、土砂災害や大規模な地震に対応するために国が定める地域マネジャーの資格を有した方を任期付職員として採用することとしております。なお、任用期間は令和2年4月1日から令和7年3月31日まででございます。214ページをお願いします。8款1項4目防災費でございます。説明欄1つ目の丸、防災費、215ページをお願いします。説明欄の備品購入費は、市が指定する7ケ所の指定緊急避難場所兼指定避難所に備蓄品を備蓄する倉庫を整備するための経費及び避難所における要配慮避難者の生活支援を行うために段ボールベッド等の備品を購入するための経費を計上しております。説明欄一番下の丸、地域防災計画改定等事業費は、想定される最大規模の降雨(1,000年に一度以上の大雨)による那珂川の浸水想定区域を福岡県が公表したことにより、令和元年度に更新したハザードマップの情報等を反映させるために地域防災計画を改定するとともに、関連する各種計画を作成するための経費を計上しております。216ページをお願いします。説明欄2つ目の丸、市民防災リーダー養成事業費は、自主防災組織の防災意識の向上を図り、地域防災の担い手となる人材を育成し、地域防災力を向上させるために、自主防災組織の方々に防災士の資格を取得していただくための経費を計上しております。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 三浦教育部長。 ◎教育部長(三浦宏志君) 227ページをお願いいたします。9款2項1目学校教育費でございます。232ページをお願いいたします。説明欄1つ目の丸、教師用指導書等購入事業費につきましては、新たに採択された令和2年度から使用される小学校の教科書について、教師用の教科書と指導書を購入するものでございます。その下の丸、学校ICT教育環境整備事業費につきましては、学校のICT環境を充実させるため、各小・中学校6クラスに1クラス分程度と全教職員分のタブレットを整備するものでございます。同じく232ページ、9款2項3目教育振興費でございます。234ページをお願いいたします。説明欄2つ目の丸、学校ICT支援員配置事業費につきましては、小・中学校のタブレット端末整備に伴い、これまで中学校に配置しておりましたICT支援員を小学校にも配置するものでございます。同じく234ページ、9款2項4目教育指導費でございます。236ページをお願いいたします。説明欄一番下の丸、会計年度任用職員給与費の報酬、会計年度任用スクールソーシャルワーカー報酬につきましては、不登校及び不登校傾向にある児童生徒及びその保護者の支援並びに不登校状態の改善業務を行うため、これまで週1日の勤務を週4日に増やすものでございます。252ページをお願いいたします。9款3項4目学校改修費でございます。説明欄一番下の丸、南畑小学校給食室増改築事業費につきましては、給食室のドライシステム化による衛生管理の向上を図るため、給食室増改築工事を行うものでございます。253ページをお願いいたします。説明欄1つ目の丸、片縄小学校体育館床改修事業費につきましては、劣化しました体育館フロアの改修をするものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) ここで江頭市民生活部長から、先ほどの説明の訂正がございます。江頭市民生活部長。 ◎市民生活部長(江頭哲次君) 先ほど私のほうから説明させていただいた部分で、訂正を1ケ所させていただきたいと思います。208ページをお願いいたします。8款1項1目消防総務費の説明欄1つ目の丸、職員給与費の説明におきまして、地域マネジャーとご説明いたしましたが、正しくは地域防災マネジャーでございます。訂正しておわび申し上げます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 中村健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(中村一道君) 262ページをお願いします。9款5項1目幼稚園管理費でございます。267ページをお願いします。説明欄一番下の丸、幼稚園民間移譲事業費は、那珂川市立南畑幼稚園及び岩戸北幼稚園の民間移譲に伴い、運営法人において園舎の建てかえを行うことから、老朽化した園舎の解体工事に係る設計業務及び備品の運搬業務の委託料等を計上するものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 三浦教育部長。 ◎教育部長(三浦宏志君) 271ページをお願いいたします。9款7項1目社会教育総務費でございます。273ページをお願いいたします。説明欄上から2つ目の丸、ミリカローデン那珂川リニューアル事業費につきましては、令和元年度から令和2年度にかけて実施しております実施設計業務に基づき第1期工事として予定しております文化ホール、エントランスなどの改修工事及び工事監理業務委託をするものでございます。279ページをお願いいたします。9款7項7目公民館費、281ページをお願いいたします。説明欄上から1つ目の丸、区公民館費の負担金、補助及び交付金の区公民館施設費補助金につきましては、片縄第5公民館及び西隈区公民館の耐震補強工事などへの補助金でございます。286ページをお願いいたします。9款7項11目体育館費、287ページをお願いします。説明欄1つ目の丸、市民体育館施設整備事業費(空調設備等整備)につきましては、利用者の利便性、安全性の向上及び災害時の避難場所などとして有効に活用できるよう、市民体育館のアリーナの空調設備設置、床の改修、トイレ及びシャワーの改修をするものでございます。同じく287ページ、9款7項12目文化財保護費でございます。290ページをお願いいたします。説明欄1つ目の丸、安徳台遺跡保護事業費は、国史跡に指定された安徳台遺跡を今後保護・活用していくための保存活用計画策定に係る費用でございます。291ページをお願いいたします。9款7項13目文化財調査費でございます。292ページをお願いいたします。説明欄上から3つ目の丸、大万寺裏遺跡群等発掘調査事業費(総合運動公園整備事業)は、総合運動公園整備に伴う文化財発掘調査に係る経費でございます。295ページをお願いいたします。9款7項16目総合運動公園整備事業費でございます。説明欄1つ目の丸、総合運動整備事業費の公有財産購入費は、特別会計において購入した運動公園用地を一般会計で買い戻す必要があることから必要な予算を計上するものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 川口総務部長。 ◎総務部長(川口省二君) 298ページをお願いします。11款1項公債費は、既に借り入れた地方債と今後借り入れを予定している地方債に係る償還の元金と利子を計上しております。299ページをお願いいたします。12款1項1目繰出金は、各特別会計への繰出金を計上しております。300ページをお願いいたします。13款1項1目予備費は、財源調整をするものでございます。301ページをお願いいたします。この301ページから320ページまでは、給与費明細書、債務負担行為及び地方債の状況について掲載をしております。304ページをお願いいたします。イ、会計年度任用職員は、令和2年度から開始する会計年度任用職員制度に伴う給与費や手当の状況を記載しております。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 次に、議案第26号、三浦教育部長。 ◎教育部長(三浦宏志君) 議案第26号について説明をいたします。薄いほうの予算書の17ページをお願いいたします。第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ4億9,986万3,000円と定めております。20ページをお願いいたします。第2表地方債でございます。公共用地先行取得等事業債でございまして、限度額830万円とするものでございます。詳細につきましては、予算に関する説明書でご説明いたします。厚いほうの説明書323ページをお願いいたします。歳入でございます。1款1項1目一般会計繰入金は、起債対象外事業費に係る一般会計からの繰入金でございます。324ページをお願いいたします。2款1項1目公共用地先行取得等事業債は、用地費及び補償費に係る起債の借り入れでございます。325ページをお願いいたします。3款1項1目不動産売払収入、公有財産売払収入は、総合運動公園用地を一般会計で買い戻すことで生じる用地費の売払収入でございます。326ページをお願いいたします。歳出でございます。1款1項1目用地取得事業費、説明欄の1つ目の丸、用地取得事業費(総合運動公園整備事業)の公有財産購入費は、令和2年度に総合運動公園用地の取得に要する用地費を計上するものでございます。その下に書いてあります補償費は、取得予定用地に存する工作物、動産、立竹木等の物件移転補償費を計上するものでございます。327ページをお願いいたします。2款1項1目利子、説明欄の丸、公債償還利子は、平成30年度及び令和元年度に取得した用地に係る起債の償還利子の返済費を計上するものでございます。2款1項2目元金、説明欄の丸、公債償還元金は、既に買収している用地に係る起債の償還元金の返済費を計上するものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 議案第27号、江頭市民生活部長。 ◎市民生活部長(江頭哲次君) 議案第27号について説明いたします。薄いほうの予算書、21ページをお願いします。第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ51億7,841万6,000円と定めております。第2条、一時借入金の借り入れの最高額は2億5,000万円と定めております。詳細につきましては、予算に関する説明書で説明いたします。厚いほうの説明書、331ページをお願いします。歳入でございます。1款1項1目一般被保険者国民健康保険税は、これまでの調定実績額及び収納率を基本として計上しております。2目退職被保険者等国民健康保険税は、制度が廃止されるため、滞納繰越分のみを計上しております。333ページをお願いします。3款1項2目国民健康保険制度関係業務準備事業費補助金は、国民健康保険システムを改修するための補助金を計上するものでございます。334ページをお願いします。4款1項1目保険給付費等交付金、1節保険給付費等交付金の普通交付金は、療養給付費、療養費、高額療養費等の医療費の支出に対して、その全額が県から交付されるものでございます。2節保険給付費等交付金の特別交付金でございますが、説明欄の2番目、保険者努力支援分から一番下の都道府県繰入金(2号分)は、市町村の財政状況、その他の事情に応じて交付金が支給されるものでございます。335ページをお願いします。5款1項1目一般会計繰入金の赤字補填分は、1億9,066万8,000円でございます。339ページをお願いします。歳出でございます。1款1項1目一般管理費、340ページをお願いします。説明欄上の丸、基幹系システム運用事業費は、オンライン資格確認等の対応に伴い、国民健康保険システムを改修するものでございます。345ページから349ページの2款保険給付費は、前年度の実績をもとに計上しております。退職被保険者等の給付費につきましては、制度が廃止されるため、令和2年3月の医療に係る給付費等を計上しております。347ページ、2款3項移送費の目退職被保険者等移送費でございますが、制度が廃止されたため、目を廃止するものでございます。350ページをお願いします。3款国民健康保険事業費納付金は、市から県に納付するもので、1項医療給付費分、351ページ、2項後期高齢者支援金等分、352ページ、3項介護納付金分に分けて計上しております。350ページ、3款1項医療給付費分の目退職被保険者等医療給付費分と351ページ、2項後期高齢者支援金等分の目退職被保険者等後期高齢者支援金等分でございますが、制度が廃止されるため、目を廃止するものでございます。355ページをお願いします。6款1項1目保健衛生普及費は、データヘルス計画に係る保健事業費等でございます。357ページをお願いします。6款2項1目特定健康診査等事業費は、特定健診・特定保健指導に係る保健事業費でございます。362ページをお願いします。10款予備費は、財源調整でございます。なお、末尾に給与費明細書を掲載しておりますので、ご参照ください。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 次に、議案第28号、中村健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(中村一道君) 議案第28号について説明いたします。薄いほうの予算書の27ページをお願いします。第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ30億3,243万1,000円と定めております。第2条、一時借入金の借入最高額は1億円と定めております。詳細につきましては、厚いほうの予算に関する説明書で説明させていただきます。説明書の375ページをお願いします。歳入でございます。1款1項1目第1号被保険者保険料は、65歳以上の被保険者の保険料を計上しております。収納率につきましては、特別徴収を100%、普通徴収を89.2%で見込んでおります。377ページをお願いします。3款1項1目介護給付費負担金は、保険給付費に対する国の負担金でございます。378ページをお願いします。3款2項1目調整交付金は、介護給付費の5%を上限として国から交付されるものでございますが、本市におきましては、75歳以上の高齢者が少ない等の理由により1.58%に設定しているところでございます。2目地域支援事業交付金は、介護予防事業・日常生活支援総合事業に対する国の負担分でございます。3目の地域支援事業交付金は、介護予防事業・日常生活支援総合事業以外の包括的支援事業、任意事業に対する国の負担分でございます。379ページをお願いします。4款1項1目介護給付費交付金は、保険給付費に対する40歳から64歳までの第2号被保険者の負担分として交付される支払基金からの交付金でございます。2目地域支援事業支援交付金は、介護予防事業・日常生活支援総合事業に対する第2号被保険者の負担分として交付される支払基金からの交付金でございます。380ページをお願いします。5款1項1目介護給付費負担金は、保険給付費に対する県の負担金でございます。382ページをお願いします。5款3項1目地域支援事業交付金は、介護予防事業・日常生活支援総合事業に対する県の負担分でございます。2目地域支援事業交付金は、介護予防事業・日常生活支援総合事業以外の包括的支援事業、任意事業に対する県の負担分でございます。384ページをお願いします。7款1項1目介護給付費繰入金は、保険給付費に対する市の負担分でございます。3目地域支援事業繰入金は、介護予防事業・日常生活支援総合事業に対する市の負担分でございます。4目地域支援事業繰入金は、介護予防事業・日常生活支援総合事業以外の包括的支援事業、任意事業に対する市の負担分でございます。5目低所得者保険料軽減繰入金は、保険料の軽減拡充分に対する繰入金でございます。389ページをお願いします。ここからは歳出でございます。令和2年度から地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律が施行されまして、会計年度任用職員制度が導入されます。このことを受けまして、令和2年度予算から会計年度任用職員に関する給与については、予算書の説明欄に丸、会計年度任用職員給与費として計上をさせていただいております。それでは、389ページ、1款1項1目一般管理費、説明欄1つ目の丸、一般管理費の次のページ、390ページをお願いします。説明欄上から4段目でございます。第8期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画等策定業務委託料は、令和3年度から令和5年度までを計画期間とする計画を策定するための委託料でございます。395ページをお願いします。2款1項介護サービス等諸費については、前年度の実績と近年の増減率を勘案し計上をしております。398ページをお願いします。2款3項高額介護サービス等費は、利用者負担の合計が高額になり個人負担限度額を超えた場合に、負担軽減のため利用者に払い戻すものでございます。399ページをお願いします。2款4項特定入所者介護サービス等費は、低所得者について施設サービス、短期入所サービスの居住費や食費の補助でございます。400ページをお願いします。2款5項介護予防サービス等諸費は、前年度の実績と近年の増減率を勘案し計上をしております。401ページをお願いします。2款6項高額医療合算介護サービス等諸費は、世帯内で1年間にかかった医療保険と介護保険の自己負担の合算額が基準額を超えた場合に、負担軽減のため利用者に払い戻すものでございます。402ページをお願いします。3款1項介護予防・生活支援サービス事業費は、前年度の実績と近年の増減率を勘案し計上しております。403ページをお願いします。3款2項1目一般介護予防事業費、説明欄1つ目の丸、一般介護予防事業費、説明欄下から3段目でございます。低栄養予防検診業務委託料は、低栄養のリスクがある65歳以上の高齢者を対象として、低栄養状態の改善や重症化の予防を図るため、管理栄養士や歯科衛生士による栄養状態の改善や口腔機能低下予防に関する訪問指導を行うものでございます。405ページをお願いします。3款3項1目権利擁護事業費は、高齢者の虐待対応や後見申し立ての支援を行うものでございます。2目包括的・継続的ケアマネジメント支援事業費は、第1、第2地域包括支援センターの運営に係る委託料等でございます。407ページをお願いします。4目在宅医療・介護連携推進事業費は、高齢者が在宅で生活する上で必要な医療と介護の連携に関する業務を筑紫地区5市共同で筑紫医師会に委託し、事業を行うものでございます。5目生活支援体制整備事業費は、地域包括ケアシステムの構築に向け、地域における支え合いの体制づくりを推進するため、生活支援コーディネーターの配置等を行うものでございます。6目認知症総合支援事業費は、認知症の人やその家族への効果的な支援を行うための事業費でございます。411ページをお願いします。6款予備費は、財源調整でございます。なお、412ページから419ページに給与費明細書、420ページに債務負担行為の状況について掲載をしておりますので、ご参照ください。以上で説明を終わります。 ○議長(高原隆則君) 次に、議案第29号、江頭市民生活部長。 ◎市民生活部長(江頭哲次君) 議案第29号について説明いたします。薄いほうの予算書、33ページをお願いします。第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ6億3,400万1,000円と定めております。第2条、一時借入金の借り入れの最高額を3億円と定めております。詳細につきましては、予算に関する説明書で説明いたします。厚いほうの説明書、423ページをお願いします。歳入でございます。1款1項高齢者医療保険料につきましては、特別徴収、普通徴収の割合を考慮し、特別徴収の収納率を100%、普通徴収の収納率を99.49%として計上しております。425ページをお願いします。3款1項2目保険基盤安定繰入金は、低所得者の保険料軽減分を公費で補填するもので、県負担分4分の3を市の一般会計で受け入れ、市の負担分4分の1を継ぎ足し繰り入れるものでございます。431ページをお願いします。歳出でございます。433ページをお願いします。2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、保険料負担金事務に要する経費負担金及び低所得者に対する保険料軽減分の負担金でございます。435ページをお願いします。4款予備費は、財源調整でございます。なお、末尾に給与費明細書を掲載しておりますので、ご参照ください。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 議案第30号から議案第32号、川口総務部長。 ◎総務部長(川口省二君) 議案第30号について説明いたします。薄いほうの予算書、37ページをお願いいたします。第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ226万7,000円と定めるものでございます。詳細については、厚いほう、予算に関する説明書で説明いたします。447ページをお願いいたします。歳入でございます。1款1項1目利子及び配当金は、基金運用利子でございます。448ページをお願いいたします。2款1項1目繰越金は、令和元年度決算見込み額を計上いたしております。450ページをお願いいたします。歳出でございます。1款1項1目一般管理費は、財産区の運営に係る事務費を、2目財産管理費は、財産区が所有する山林の管理費を、451ページをお願いします。3目基金積立金費は、基金運用利子の積み立てをそれぞれ計上するものでございます。452ページをお願いします。2款1項1目繰出金は、一般会計への繰出金でございます。453ページをお願いいたします。3款1項1目災害応急復旧費は、財産区が所有する山林で災害が発生した場合の応急復旧費を計上するものでございます。454ページをお願いします。4款1項1目予備費は、財源調整をするものでございます。 続きまして、議案第31号について説明いたします。薄いほうの予算書、41ページをお願いいたします。第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ283万5,000円と定めるものでございます。詳細については、厚いほう、予算に関する説明書で説明いたします。457ページをお願いします。歳入でございます。1款1項1目財産貸付収入は、土地貸付収入でございます。2目利子及び配当金は、基金運用利子でございます。458ページをお願いいたします。2款1項1目繰越金は、令和元年度決算見込み額を計上いたしております。460ページをお願いいたします。歳出でございます。1款1項1目一般管理費は、財産区の運営に係る事務費を、2目基金積立金費は、基金運用利子の積み立てをそれぞれ計上するものでございます。461ページをお願いします。2款1項1目繰出金は、一般会計の繰出金でございます。462ページをお願いします。3款1項1目予備費は、財源調整をするものでございます。 続きまして、議案第32号について説明いたします。薄いほうの予算書、45ページをお願いいたします。第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ350万円と定めるものでございます。詳細については、厚いほう、予算に関する説明書で説明いたします。465ページをお願いいたします。歳入でございます。1款1項1目財産貸付収入は、土地貸付収入でございます。2目利子及び配当金は、基金運用利子でございます。466ページをお願いいたします。2款1項1目繰越金は、令和元年度決算見込み額を計上しております。468ページをお願いいたします。3款1項1目預金利子は、令和元年度に定期預金を基金に積み立てたことによる廃項でございます。469ページをお願いいたします。4款1項1目基金繰入金は、財源調整のため取り崩すものでございます。470ページをお願いいたします。歳出でございます。1款1項1目一般管理費は、財産区の運営に係る事務費を、2目財産管理費は、財産区が所有する山林の管理費を、471ページをお願いします。3目基金積立金費は、基金利子の積み立てをそれぞれ計上するものでございます。472ページをお願いします。2款1項1目繰出金は、一般会計への繰出金でございます。473ページをお願いいたします。3款1項1目災害応急復旧費は、財産区が所有する山林で災害が発生した場合の応急復旧費を計上するものでございます。474ページをお願いいたします。4款1項1目予備費は、財源調整をするものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 次に、議案第33号、白水都市整備部長。 ◎都市整備部長(白水善尚君) 議案第33号について説明いたします。薄いほうの予算書をお願いいたします。49ページでございます。説明いたします。第2条は、業務の予定量を定めるもので、年間処理水量を432万2,000立方メートル、排水戸数2万1,100戸、主な建設改良費といたしまして、汚水管渠布設工事などで3億615万1,000円とするものでございます。第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるものでございます。第4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めるものでございます。50ページをお願いします。第5条は、企業債について起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法について定めるものでございます。詳細につきましては、予算に関する説明書、厚いほうの説明書で説明いたします。497ページをお願いします。節別明細表で説明をいたします。収益的収入及び支出でございます。まず、収入でございます。1款1項1目下水道使用料は、令和2年度の業務の予定年間処理水量から算出したものでございます。2目他会計負担金は、雨水事業に係る経費を一般財源から繰り入れるものでございます。498ページをお願いします。支出でございます。1款1項1目管渠費、17節委託料、説明欄でございます。汚水管清掃業務委託は、下水管の閉塞事故などを防ぐため、定期的に清掃を行うものでございます。その2行下、マンホールポンプ維持管理業務委託は、市内の36基のマンホールポンプを安定的に稼働させるため、毎月ポンプの点検・清掃を行うものでございます。499ページをお願いします。2目浄化槽費は、市設置型浄化槽133基の維持管理に関する経費を計上するものでございます。500ページをお願いします。6目流域下水道維持管理負担金は、御笠川浄化センターで汚水処理をするための維持管理負担金でございます。502ページをお願いします。これからは資本的収入及び支出でございます。収入でございます。1款1項1目企業債は、前年度より事業量が増えるため1億5,670万円増額し、3億5,920万円とするものでございます。503ページをお願いします。支出でございます。1款1項1目建設改良費、504ページをお願いします。17節委託料、説明欄2行目の管路点検調査業務委託料は、今光・中原地区の下水道管の点検調査を行うものでございます。その下、事業計画変更認可申請業務委託は、県下水道事業変更計画にあわせまして、市の事業計画の認可区域の変更を行うものであります。19節工事請負費は、西畑川の河川改修事業及び国道385号の改良事業に伴い、下水道管渠の布設がえ等を行うものでございます。また、雨水事業といたしまして、下片縄地区の水路改修事業を行います。2項1目流域下水道費は、御笠川浄化センターの更新事業等に伴う市負担金でございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 以上で予算に関する説明は終わりました。引き続き説明をお願いします。議案第34号から議案第36号、川口総務部長。 ◎総務部長(川口省二君) 議案第34号について説明いたします。本議案は、那珂川市岩戸財産区管理会財産区管理委員の選任でございます。日下部文和氏以下7名でございます。生年月日及び住所は記載のとおりでございます。 続きまして、議案第35号について説明いたします。本議案は、那珂川市安徳財産区管理会財産区管理委員の選任でございます。久保田利幸氏以下7名でございます。生年月日及び住所は記載のとおりでございます。 続きまして、議案第36号について説明いたします。本議案は、筑紫公平委員会委員の選任でございます。氏名、山崎平太郎。生年月日、住所は記載のとおりでございます。なお、裏面に略歴を記載しておりますので、ご参照をお願いいたします。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 説明は終わりました。 以上で本日の議事日程は全て終了しました。 本日はこれにて散会します。              散会 午後2時10分...