那須町議会 > 2020-09-04 >
09月04日-01号

  • 空き家(/)
ツイート シェア
  1. 那須町議会 2020-09-04
    09月04日-01号


    取得元: 那須町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-04
    令和 2年  9月 定例会(第6回)          令和2年第6回那須町議会定例会議事日程(第1号)          令和2年9月4日(金曜日) 午前10時開会日程第1       会議録署名議員の指名日程第2       会期の決定日程第3 報告第1号 令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率について日程第4 議案第1号 固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第5 議案第2号 教育委員会教育長の任命について日程第6 議案第3号 教育委員会委員の任命について日程第7 議案第4号 那須町地域優良賃貸住宅条例の制定について日程第8 議案第5号 那須町非常勤特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正す           る条例について日程第9 議案第6号 シルバーワーク那須の設置、管理及び使用料に関する条例等の一部を改正す           る条例について日程第10 議案第7号 那須町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定           める条例の一部を改正する条例について日程第11 議案第8号 那須町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を           改正する条例について日程第12 議案第9号 那須町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の           一部を改正する条例について日程第13 議案第10号 那須町指定居宅介護支援の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例           の一部を改正する条例について日程第14 議案第11号 町道路線の認定について日程第15 議案第12号 町道路線の変更について日程第16 議案第13号 町道路線の廃止について日程第17 議案第14号 町有財産の処分について日程第18 議案第15号 事業契約の締結について日程第19 議案第16号 指定管理者の指定について日程第20 議案第17号 令和2年度那須町一般会計補正予算(第6号)について日程第21 議案第18号 令和2年度那須町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について日程第22 議案第19号 令和2年度那須町介護保険特別会計補正予算(第1号)について日程第23 議員案第1号 那須町議会決算審査特別委員会の設置について日程第24 議案第20号 令和元年度那須町一般会計歳入歳出決算認定について日程第25 議案第21号 令和元年度那須町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について日程第26 議案第22号 令和元年度那須町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について日程第27 議案第23号 令和元年度那須町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について日程第28 議案第24号 令和元年度那須町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について日程第29 議案第25号 令和元年度那須町観光事業特別会計歳入歳出決算認定について日程第30 議案第26号 令和元年度那須町宅地造成事業特別会計歳入歳出決算認定について日程第31 議案第27号 令和元年度那須町水道事業会計決算認定について日程第32       請願・陳情について〇出席議員(13名)     1番  高 橋   輝 君       2番  平 山 輝 貴 君     3番  齋 藤 則 人 君       4番  田 村 浪 行 君     5番  関   幸 夫 君       6番  木 村 秀 一 君     7番  井 上   豊 君       8番  室 井 髙 男 君     9番  池 澤 昇 秋 君      10番  髙 久 一 伸 君    11番  竹 原 亞 生 君      12番  小 野 曜 子 君    13番  薄 井 博 光 君〇欠席議員(なし)                                           〇地方自治法第121条第1項により説明のため出席した者の職氏名         町     長      平  山  幸  宏  君         副  町  長      高  内     章  君         教  育  長      平 久 井  好  一  君         総 務 課 長      渡  邉  登 志 雄  君         税 務 課 長      齋  藤  憲  彦  君         企 画 財政課長      大  沼  和  彦  君         会 計 管理者兼      佐  藤  昌  一  君         会 計 課 長         住 民 生活課長      木  村  和  夫  君         保 健 福祉課長      森     繁  雄  君         こども未来課長      國  井     一  君         環 境 課 長      山  田  浩  二  君         学 校 教育課長      鬼  澤     努  君         生 涯 学習課長      髙  藤     建  君         観 光 商工課長      阿 久 津  正  樹  君         ふ る さと定住      佐  藤  英  樹  君         課     長         建 設 課 長      福  田  健  次  君         農林振興課長兼      矢  村  浩  一  君         農 業 委 員 会         事 務 局 長         上 下 水道課長      板  垣  正  樹  君         監 査 委 員      髙  藤  昭  夫  君                                           〇職務のため出席した事務局職員         事 務 局 長      池  沢  秀  勝         書     記      君  島  絹  代         書     記      渡  辺     健 △開会の宣告 ○議長(薄井博光君) 皆様、おはようございます。本日は新型コロナウイルス感染症対策による室内換気のため、扉及び窓を開放いたしますので、ご了承ください。また、本定例会において上着を脱ぐことを認めます。さらに、熱中症対策として飲み物の持ち込みを認めます。 ただいまの出席議員は13名で、定足数に達しております。よって、令和2年第6回那須町議会定例会は成立いたしましたので、開会いたします。 なお、今期定例会には、髙藤昭夫代表監査委員の出席を求めておりますことを、ご承知おき願います。                                (開会 午前10時00分) △諸般の報告 ○議長(薄井博光君) 令和2年6月定例会以降の議会諸般の報告ですが、主な箇所を朗読させていただきますので、ご了承ください。 まず、2ページの5ですけれども、6月23日、栃木県町村議会議長会会議及び研修会に本職が出席しました。なお、栃木県町村議会議長会の会長に本職が任命されました。任期は令和2年7月1日から令和3年6月30日となります。 6月24日、第4回那須町議会臨時会が開催され、那須町長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正及び新型コロナウイルス感染症対策における一般会計補正予算の2議案が原案のとおり可決されました。 7月8日、令和2年第2回那須地区消防組合議会臨時会が、同消防本部において開催され、本職及び関係議員が出席し、損害賠償額決定及び和解に関する専決処分の報告、組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正に関する専決処分の承認、物品の取得について審議され、原案のとおり可決承認されました。 7月8日、栃木県立那須高等学校において、育伸会役員会が開催され、本職が出席しました。なお、総会につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、書面による開催となりました。 続きまして、3ページの12になります。7月11日、元栃木県知事、故渡辺文雄氏お別れ会が、栃木県総合文化センターにて開催され、本職が出席しました。 7月14日、那須地区議員交流会幹事会が大田原市で開催され、本職及び関係議員が出席し、令和元年度事業報告及び決算報告、令和2年度事業計画、新型コロナウイルス感染症防止の観点から中止について審議が行われ、原案のとおり承認されました。 7月29日、第5回那須町議会臨時会が開催され、新型コロナウイルス感染症対策における一般会計補正予算の議案が、原案のとおり可決されました。 8月1日、那須地区共同一般廃棄物最終処分場建設工事安全祈願祭が、那須町豊原乙吉田地区で開催され。本職が出席しました。 以上で議会諸般の報告を終わります。 △町長挨拶並びに行政報告 ○議長(薄井博光君) 町長挨拶並びに行政報告を願います。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 皆さん、おはようございます。議会開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 本日ここに令和2年第6回那須町議会定例会を開催するに当たりまして、議員各位のご出席のもと、定例会が開催できることに対し、心から感謝を申し上げます。また、常日頃から町政の振興・発展に向けた各種施策に対し、深いご理解とご支援を賜りまして、重ねてお礼を申し上げます。 さて、今年の梅雨明けは例年に比べ10日程度遅く、8月に入ってからとなりましたが、長い梅雨が明けてからは、全国各地で35度以上の猛暑日が続き、非常に暑い夏となりました。ここに来て、大型で強い台風10号の風の影響が懸念されるところでもあります。新型コロナウイルスの感染者につきましては、7月以降全国的に感染者が増加し、県内の感染者数につきましては、308名まで増えている状況であります。幸いに、本町においては感染者は出ておりませんが、引き続き町民の皆様に対し、感染防止の徹底に取り組んでいただけるよう、周知してまいりたいと考えております。 さて、毎年那須御用邸においてご静養されておりました天皇陛下ご一家、上皇上皇后両陛下におかれましては、新型コロナウイルス感染拡大を考慮し、この夏の那須御用邸でのご静養を見送られました。来年は新型コロナウイルスが終結し、那須御用邸にご静養に来られることを町民の皆様とともに心待ちしているところでございます。 今年の小中学校の夏休みにつきましては、8月8日から16日までの9日間と短い期間となり、児童生徒並びに保護者の皆様には何かとご負担をおかけしましたが、引き続き児童生徒が安心して学校生活が送られるよう、感染防止対策を徹底しながら、教育活動に取り組んでまいりますので、ご理解、ご協力をお願いを申し上げます。 さて、本日開会いたしました定例会にご提案を申し上げます案件は、報告1件、人事案件3件、条例の制定1件、条例の一部改正6件、そのほか17件でございます。各議案につきましては、よろしくご審議の上ご決定くださいますようお願いを申し上げます。 次に、令和2年6月定例会以降の行政報告を申し上げます。 行政報告につきましては1件でございます。入札関係の落札結果について、1件500万円以上の状況を報告いたします。 落札件数は、上下水道課7件、建設課5件、環境課2件、農林振興課1件、計15件であります。落札状況につきましては、別紙「入札関係行政報告一覧」のとおりであります。 以上をもちまして、議会開会に当たりましての挨拶並びに行政報告を終わらせていただきます。 △開議の宣告 ○議長(薄井博光君) これより本日の会議を開きます。 △会議録署名議員の指名 ○議長(薄井博光君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、議長において、1番、高橋 輝議員、2番、平山輝貴議員を指名いたします。 △会期の決定 ○議長(薄井博光君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日より9月18日までの15日間といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご異議なしと認めます。 よって、会期は、本日より9月18日までの15日間と決定いたしました。 △議事日程の報告 ○議長(薄井博光君) 本日の議事日程は、配布議事日程のとおり運営していきたいと思いますので、ご承認の上、ご協力をお願いいたします。 △報告第1号の上程、説明、質疑 ○議長(薄井博光君) 日程第3、報告第1号 令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率についてを議題といたします。 報告内容の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 報告第1号 令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率について、説明申し上げます。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率及び資金不足比率について、令和2年7月16日に監査委員の審査を受けましたので、同法第3条第1項及び第22条第1項の規定により、監査委員の審査意見をつけまして議会へ報告するものであります。 初めに、1、健全化判断比率につきましては、一般会計において赤字は発生しておりませんので、実質赤字比率はございません。 一般会計と国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療下水道事業、観光事業、宅地造成事業の6つの特別会計及び水道事業会計を合算した連結実質赤字比率につきましては、いずれの会計においても赤字が発生しておりませんので、同比率はございません。 実質公債費比率は7.2%で、同比率の早期健全化基準は25%であり、その基準内であります。 将来負担比率は51.7%で、同比率の早期健全化基準は350%であり、その基準内であります。 次に、2の資金不足比率につきましては、下水道事業、観光事業、宅地造成事業、水道事業の各公営企業会計において、資金不足は発生しておりませんので、資金不足比率はございません。 最後に、3の監査委員の意見については、別紙意見書のとおりであり、この後、監査委員より審査報告がございます。 以上のとおり報告し、説明を終わります。
    ○議長(薄井博光君) 報告第1号に対する監査委員の審査報告を求めます。 髙藤昭夫代表監査委員。          〔監査委員 髙藤昭夫君登壇〕 ◎監査委員(髙藤昭夫君) 町長から提出されました健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類について、議会選出の井上 豊監査委員とともに審査を行いましたので、代表して報告いたします。 事前に配布させていただいた審査意見書の1ページを御覧いただければと思います。まず、審査の対象につきましては、表中にありますように、健全化判断比率に関しましては、1の実質赤字比率から4の将来負担比率までの4項目、また資金不足比率に関しましては、5の括弧書きにありますように、公営企業ごとの比率が審査の対象であります。 審査期間、審査方法につきましては、第1、審査の概要に記載のとおりであります。 審査の結果につきましては、第2の審査結果に記載のとおり、いずれも適正に算定、作成されているものと認められたところであります。 なお、個別に若干意見を申し述べます。2ページを御覧いただきたいと思います。 まず、アの実質赤字比率、イの連結実質赤字比率、そしてオの資金不足比率につきましては、特に申し上げることはありません。 ウの実質公債費比率につきまして若干申し上げます。平成30年度の実質公債費比率は7.2%となり、昨年度の7.8%から0.6ポイント改善しています。これは、令和元年度単年度での比率は0.3ポイント上昇していますが、過去3か年平均では、平成29年度で広域クリーンセンター大田原の地方債に係る償還金が終了しているため、0.6ポイント下がる結果となったものであります。早期健全化基準の25%を下回っており、問題なく健全な状況にあると言えますが、今後とも公債費の適正な管理に努めていただきたいと思います。 次に、エの将来負担比率についてでありますが、令和元年度の将来負担比率は51.7%で、平成30年度の46.5%から5.2ポイント上昇しています。これは、災害復旧の新規借入れによる地方債現在高の増や那須地区消防組合債の償還に係る組合負担金等見込額の増に加えて、水道事業の赤字による公営企業債等繰入れ見込額が増加したこと等によるものであります。早期健全化基準の350%を下回っていることから健全な状況にあると言えますが、人口減少社会の到来、また進行中の新型コロナウイルス感染症関連対策に伴う財政出動の影響など、今後をしっかり見据えながら、健全な財政運営に努めていただきたいと思います。 以上、2項目につきまして申し述べましたが、本町財政のなお一層の健全化を期待して報告とさせていただきます。 ○議長(薄井博光君) 報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) 質疑はないようでありますので、報告第1号を終わります。 △議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(薄井博光君) 日程第4、議案第1号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第1号 固定資産評価審査委員会委員の選任について、提案理由の説明を申し上げます。 固定資産評価審査委員会の委員の任期は、地方税法第423条第6項の規定より3年と定められております。 本議案は、現在那須町固定資産評価審査委員会委員として選任している塩田 誠氏の任期が、令和2年9月30日をもって任期満了となりますので、新たな那須町固定資産評価審査委員会委員として、伊藤晴康氏を選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 よろしくご審議の上、ご同意くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(薄井博光君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第1号 固定資産評価審査委員会委員の選任については、これに同意することに決定いたしました。 △議案第2号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(薄井博光君) 日程第5、議案第2号 教育委員会教育長の任命についてを議題といたします。 平久井好一氏の退席を求めます。          〔教育長 平久井好一君退席〕 ○議長(薄井博光君) 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第2号 教育委員会教育長の任命について、提案理由の説明を申し上げます。 平成29年10月1日付任命いたしました平久井好一教育長は、令和2年9月30日をもって任期満了となります。平久井好一氏を適任と認め、引き続き教育長に任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 よろしくご審議の上、ご同意くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(薄井博光君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 8番、室井髙男議員。 ◆8番(室井髙男君) 任命に当たって1点お聞きします。 前任町長からの教育長ということで、小中学校の統廃合、それからタブレットなどIT教育、これは先進的な町として情熱的にやってきたのは承知しております。今回再任に当たって、町長これから何を期待して任命したのか、それ1点をお聞きしたいと思います。 ○議長(薄井博光君) 町長。 ◎町長(平山幸宏君) 今までの平久井教育長の経緯等を、学校、教育委員会等、また学校関係者等からもいろいろとご意見もお聞きしております。私も町長になって2年間、教育長とともに、これから那須町を担う子供たちの教育に対して、非常に熱心に取り組んでいただいております。これからもやはり子育て世代、ここに力を入れながら、那須町の人口を増やすに当たってここに力を入れているところでございます。近隣の各市町よりも那須町はいち早くおむつ券等の無料配布と、また学校関係においても、幅広く子供たちに教育面、またタブレットの面でも、いち早く導入環境を満たしていったところでございまして、また今回のタブレット全校配布に当たっても、那須町がその声を国のほうに上げてまいりました。ここにも教育長の考えといろいろご提案をいただきながら、これからの那須町の子供たちをいかに、那須町だけでなく、栃木県、関東、あるいは日本を代表する子供たちをつくっていきたいと、その思いの中でしっかりとその成果に向けて平久井教育長、ご尽力をいただいております。まだまだ年齢的にも若いところもございますので、もう一度再任をお願いして、一緒に那須町の発展に向け、また子供たちの教育に全身全霊を尽くしていただけるものと確信しておりますので、どうぞ議会の皆さんもご同意をお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(薄井博光君) ほかに質疑はありませんか。 10番、髙久一伸議員。 ◆10番(髙久一伸君) 確かに平久井好一氏は、過去3期9年間、教育長として十二分な職責を果たされて、その実績も私はしっかりと評価しておるつもりであります。しかしながら、町の教育というのは、極めてその透明性の高いものであって、さらにその中立性というものも求められると思います。そういう考え方からすれば、特定の人物がさらに4期目、任期を4期目務められたとしますと12年間ということになります。特定の人物が教育長という立場を務められるということについて、私はややいかがなものかというふうな考え方を持っております。その辺どのようにお考えか、お尋ねいたします。 ○議長(薄井博光君) 町長。 ◎町長(平山幸宏君) 今髙久一伸議員の思いということで、いかがなものでしょうかというご質問でございますけれども、私は決して長くてマンネリ化をしているとは思っておりません。常に真剣なアイデアを持っていただき、そこには教育関係の皆さんが新たなものに挑戦していただいている。那須町の教育は、県の中でも先端を行っていると私は自負しております。その中で教育長は常におごることなく、出張ることなく、みんなの声をしっかりと聞いて、また学校の声、また教育委員会、また学校関係の皆さん方からもいろいろと声も聞いておりますけれども、私のほうにはそのような声は上がってきておりませんので、続投させていただきたいと思っておりますし、新たな髙久一伸議員の自負というか、思いということはございましたけれども、私は慣れて、それが逆にトップダウンにつながるのであれば、考えなくてはならない部分もあるかもわかりませんけれども、今私としては、平久井教育長におかれましては、常に末端の声まで吸い上げていただき、それを子供の教育に専念していただき、また町の行政に反映していただいているものだと思っています。 以上です。 ○議長(薄井博光君) ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第2号 教育委員会教育長の任命については、これに同意することに決定いたしました。 平久井好一氏の着席を求めます。          〔教育長 平久井好一君着席〕 ○議長(薄井博光君) 平久井好一氏が議場におられますので、本席から教育長の任命については同意されましたので、告知いたします。 △議案第3号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(薄井博光君) 日程第6、議案第3号 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第3号 教育委員会委員の任命について、提案理由の説明を申し上げます。 平成28年10月1日付任命いたしました鈴木尚栽委員は、令和2年9月30日をもって任期満了となります。鈴木尚栽氏を適任と認め、引き続き委員に任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 よろしくご審議の上、ご同意くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(薄井博光君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第3号 教育委員会委員の任命については、これに同意することに決定いたしました。 △議案第4号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(薄井博光君) 日程第7、議案第4号 那須町地域優良賃貸住宅条例の制定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第4号 那須町地域優良賃貸住宅条例の制定について、提案理由の説明を申し上げます。 本議案は、地域優良賃貸住宅の設置及び管理に関する事項を定め、子育て世帯等地域における居住の安定に特に配慮が必要な世帯へ、良好な賃貸住宅の供給を行うために制定するものであります。 よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(薄井博光君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第4号 那須町地域優良賃貸住宅条例の制定については、原案のとおり可決されました。 △議案第5号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(薄井博光君) 日程第8、議案第5号 那須町非常勤特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第5号 那須町非常勤特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。 本議案は、公職選挙法の改正に伴い、別表中に共通する投票所の投票管理者と投票立会人の項目を追加することと、11月15日に投票日を迎える栃木県知事選挙から、投票日の投票所閉鎖時間を2時間繰り上げることに伴い、投票管理者などの報酬について、時間割支給を可能とするものであります。 よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(薄井博光君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第5号 那須町非常勤特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。 △議案第6号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(薄井博光君) 日程第9、議案第6号 シルバーワーク那須の設置、管理及び使用料に関する条例等の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第6号 シルバーワーク那須の設置、管理及び使用料に関する条例等の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。 本議案は、地籍調査に伴う土地の地番変更により、シルバーワーク那須の位置を「寺子丙4番地19」に、那須町ゆうゆうセンターの位置を「寺子丙4番地70」に、那須町障害者地域活動支援センターりんどう作業所の位置を「寺子丙4番70」にそれぞれ改正するものであります。 よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(薄井博光君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第6号 シルバーワーク那須の設置、管理及び使用料に関する条例等の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。 △議案第7号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(薄井博光君) 日程第10、議案第7号 那須町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第7号 那須町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。 幼児教育・保育の無償化の開始に伴い、子ども・子育て支援法が令和元年5月31日に改正され、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の一部を改正する内閣府令が、令和元年10月1日から施行されております。当町におきましては、改正された内容を条例で定めたものとみなす経過措置に基づき運用しておりましたが、このたび改めて所要の改正を行うものであります。 主な改正点につきましては、無償化の対象として認可外保育施設等が新たに加わったため、「支給認定」などの略称を変更するとともに、子供の年齢区分や所得状況などに関する用語の定義を追加するものであります。 また、食費の徴収と徴収免除の取扱いの規定及び特定地域型保育事業者の保育困難時における代替保育提供先の緩和などについて改正を行うものであります。 以上が改正の主な内容になります。よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(薄井博光君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第7号 那須町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。 △議案第8号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(薄井博光君) 日程第11、議案第8号 那須町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第8号 那須町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。 本議案は、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令が施行されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。 主な改正点につきましては、家庭的保育事業者などによる卒園後の受け皿の提供を行う連携施設確保の基準緩和、居宅以外で保育が行われている家庭的保育事業に対する自園調理の外部搬入の基準緩和、保護者の疾患や障がいなどにより養育を受けることが困難な乳幼児に対して、居宅訪問型保育の実施が可能とすることを明確化するなどの改正を行うものであります。 よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(薄井博光君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第8号 那須町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。 △議案第9号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(薄井博光君) 日程第12、議案第9号 那須町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第9号 那須町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。 本議案は、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の改正及び学校教育法の改正に伴う支援員の要件の追加並びに資格要件の追加及び文言を改正するため、条例の一部を改正するものであります。 よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(薄井博光君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第9号 那須町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。 △議案第10号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(薄井博光君) 日程第13、議案第10号 那須町指定居宅介護支援の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第10号 那須町指定居宅介護支援の事業の人員及び運営に関する基準等に定める条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。 本条例は、指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準及び指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の一部改正が、令和3年4月1日から施行されることに伴い、居宅介護支援事業所における管理者要件について、令和3年3月31日までとされていた経過措置期間が令和9年3月31日まで延長されるとともに、やむを得ない理由がある場合においては、介護支援専門員を管理者とすることが可能とされたため、同条例の一部を改正するものであります。 よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(薄井博光君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第10号 那須町指定居宅介護支援の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。 △議案第11号~議案第13号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(薄井博光君) 日程第14、議案第11号から日程第16、議案第13号までの3件について、会議規則第36条の規定により一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第11号から議案第13号までの町道路線の認定等につきましては、一括して提案理由の説明を申し上げます。 まず、議案第11号 町道路線の認定については、定住促進住宅の整備に伴い、上ノ原第1団地線の一部が住宅敷地となることから、住宅敷地とならない部分について、新たに路線番号508、定住促進住宅南線として認定するものです。 次に、議案第12号 町道路線の変更については、定住促進住宅南線を認定することにより、路線番号494、新小羽入南線の起点名称及び終点名称を変更するものです。 次に、議案第13号 町道路線の廃止については、路線番号97、上ノ原第1団地線の一部が定住促進住宅の敷地となることから、町道路線を廃止するものです。 以上、議案第11号から第13号につきましては、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(薄井博光君) 議案第11号 町道路線の認定について質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第11号 町道路線の認定については、原案のとおり可決されました。 続いて、議案第12号 町道路線の変更について質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第12号 町道路線の変更については、原案のとおり可決されました。 続いて、議案第13号 町道路線の廃止について質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第13号 町道路線の廃止については、原案のとおり可決されました。 △議案第14号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(薄井博光君) 日程第17、議案第14号 町有財産の処分についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第14号 町有財産の処分について、提案理由の説明を申し上げます。 本議案は、那須町と那須町森林組合との間で締結している森林経営委託契約書に基づき、間伐事業により立木を売払いするものであります。 売払いに当たりましては、町有林34.85ヘクタールを間伐し、売払いの額は1,523万9,466円で確定いたしましたので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。
    ○議長(薄井博光君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見ありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第14号 町有財産の処分については、原案のとおり可決されました。 △議案第15号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(薄井博光君) 日程第18、議案第15号 事業契約の締結についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第15号 事業契約の締結について、提案理由の説明を申し上げます。 本議案は、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律第12条及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 契約内容としては、黒田原地区定住促進住宅整備事業の設計、建設及び維持管理・運営に関する業務を定めるものであります。 契約期間は、議決の日から令和33年11月30日まででございます。 よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(薄井博光君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 11番、竹原亞生議員。 ◆11番(竹原亞生君) 本議案の事業契約は30年間と非常に長い契約になっております。30年間の間には、金利変動、物価変動、税制改正等、状況の変化というのが考えられると思いますが、そうい状況変化に対して、この契約書はどのように盛り込まれるのか質問いたします。 ○議長(薄井博光君) ふるさと定住課長。 ◎ふるさと定住課長(佐藤英樹君) ただいまの議員のご質問にお答えいたします。 こちら物価変動等につきましては、こちらの事業契約書の中で、例えば物価変動であれば、まず3年ごとに総務省が公表します消費者物価指数が、この契約のときから100分の1以上変動した場合は見直すなど、それぞれにおいて具体的に見直しの規定というものを設けているところでございます。 以上でございます。 ○議長(薄井博光君) ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第15号 事業契約の締結については、原案のとおり可決されました。 △議案第16号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(薄井博光君) 日程第19、議案第16号 指定管理者の指定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第16号 指定管理者の指定について、提案理由の説明を申し上げます。 本議案は、地方自治法第244条の2第3項の規定に基づき、黒田原地区定住促進住宅の管理運営業務を行わせるため、指定管理者の指定を提案するものであります。 指定管理者の選定につきましては、PFI事業として、設計、建設、維持管理を一体で実施する事業者を公募して審査をした結果、当該施設の管理を行うのに適当と認める団体として決定したところであります。 よって、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、指定管理者の指定について、議会の議決を求めるものであります。 よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(薄井博光君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 11番、竹原亞生議員。 ◆11番(竹原亞生君) この指定管理者は前議案の契約に係る指定管理者であります。この指定管理者についても30年間という長い期間の指定管理でございます。この指定管理者が事業計画が不可能になったりとか、いろいろ30年間ということでは考えられると思うのですが、途中変更に関してはどのような指定管理者の指定内容になっているのか、お伺いします。 ○議長(薄井博光君) ふるさと定住課長。 ◎ふるさと定住課長(佐藤英樹君) ただいまの議員のご質問にお答えいたします。 30年間という長い間の指定管理というようなこととなります。基本的には、まず請け負った会社のほうで、何もないような形にするのに、まずは町として3か月に1回、経営に関する書類等を出していただいて、まずチェックするということ、さらには公認会計士などによる調査というものも義務づけております。さらに、年に1度の資金計画なんかも求めることとしております。それに加え、資金を融資しています金融機関と町が協定を結ぶことによりまして、そちらからもいろいろ情報をいただくということで、基本的にはそれぞれ運営している年の中で、状況を町のほうで確認していきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(薄井博光君) 11番、竹原亞生議員。 ◆11番(竹原亞生君) 途中変更についてはどのような状況になっていますか。 ○議長(薄井博光君) ふるさと定住課長。 ◎ふるさと定住課長(佐藤英樹君) こちらの会社の中で途中変更というふうなことかと思いますが、こちらは金融機関等とも相談、協議をしながらになるかと思うのですが、もしどうしてもという場合は、途中変更は中身の構成会社というか、その中の会社の途中変更というのは可能というふうなこととなっております。 以上でございます。 ○議長(薄井博光君) ほかに質疑はありませんか。 6番、木村秀一議員。 ◆6番(木村秀一君) この施設の名称ですけれども、以前、「黒田原地区定住促進住宅(仮称)」ということもございましたのですけれども、今回この「黒田原地区定住促進住宅」という正式名称で決定ということでよろしいのでしょうか。 ○議長(薄井博光君) ふるさと定住課長。 ◎ふるさと定住課長(佐藤英樹君) 正式名称につきましては、ただいま議員がおっしゃった名称でいきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(薄井博光君) ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第16号 指定管理者の指定については、原案のとおり可決されました。 休憩いたします。          休憩 午前11時06分                                                     再開 午前11時15分 ○議長(薄井博光君) 休憩前に引き続き再開いたします。 △議案第17号の上程、説明、委員会付託 ○議長(薄井博光君) 日程第20、議案第17号 令和2年度那須町一般会計補正予算(第6号)についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第17号 令和2年度那須町一般会計補正予算(第6号)について、提案理由の説明を申し上げます。 今回提案いたします一般会計補正予算(第6号)につきましては、当初予算では見込むことができなかった国庫補助事業のほか、年度内に新たに対応を要する事務事業が生じたため、これに要する経費について補正予算を編成するものであります。 歳入における主な内容といたしましては、15款2項に新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金や公立学校情報機器整備費補助金を計上しております。20款1項に、前年度繰越金を計上しております。 歳出におきまして主な内容といたしましては、2款1項に財政調整基金積立金を計上しているほか、10款1項にICT教育の推進に係る事業費を計上しております。 これらにより、歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ5億9,300万円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ175億320万円とするものです。 第2表、債務負担行為の補正は、黒田原第1保育園及び伊王野保育園の給食調理業務委託について、本年度中に業者選定、入札手続等を行うため、それぞれの期間及び限度額を定め、債務負担行為を設定するものであります。 第3表、地方債の補正は、臨時財政対策債の発行限度額の決定及び起債対象事業費の増減により、それぞれの借入れ限度額を増減補正するものであります 以上が一般会計補正予算(第6号)の総括であります。補正の概要につきましては企画財政課長から、詳細につきましては、予算審査特別委員会において所管課長から説明させますので、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(薄井博光君) 企画財政課長。          〔企画財政課長 大沼和彦君登壇〕 ◎企画財政課長(大沼和彦君) 議案第17号 令和2年度那須町一般会計補正予算(第6号)につきまして、ご説明を申し上げたいと思います。 まず、補正予算書の2ページから5ページまででございますが、こちら歳入歳出補正5億9,300万円の内訳となっておりますので、後ほどご確認をお願いいたします。 次に、6ページでございますが、ただいま町長からもありましたけれども、保育園給食調理業務委託に当たっての債務負担行為2件でございます。 次の7ページ、8ページにつきましては、こちらも町長からございました地方債の補正でありまして、8ページの行に補正後の限度額を示しております。このうち臨時財政対策債の発行限度額、こちらが決定されましたので、満額の4億9,860万円を発行したいと考えております。 次に、9ページから12ページにつきましては、事項別明細の集計ですので、ご確認くださいますようお願いいたしまして、13ページ、14ページをお開きください。歳入予算につきまして、補正額及び説明欄を中心にご説明申し上げます。 14ページ、説明欄、13款分担金及び負担金、2項1目民生費負担金215万円の減額補正、こちらは保育園の自主休園期間中の保育料の日割り還付による歳入減でございます。 続きまして、15款国庫支出金1億8,147万4,000円の補正は、主に新型コロナ臨時交付金の充当、放課後児童クラブ等の経費に充てる子ども・子育て支援交付金、学校衛生関係の補助金と最後の欄の公立学校情報機器整備補助金4,523万5,000円につきましては、タブレットなどの調達に伴う補助金でございます。 次に、16款県支出金2,532万3,000円の補正は、主に農業関係の取組事業の増によるものであります。 次に、15ページ、16ページをお開きください。16ページの説明欄でございます。先ほどご決定いただきましたが、17款の財産収入1,523万9,000円の補正は、伊王野地区の町有林間伐による立木の売払収入でございます。 18款寄附金2,795万1,000円の補正は、本年4月1日から6月30日までのふるさと那須町応援寄附金、いわゆるふるさと納税でございます。こちら例年10月から12月の寄附額が全体の7割程度となっておりまして、第1四半期といたしましては、昨年並みの収入となっております。 20款繰越金は、4億6,011万3,000円の補正、令和元年度繰越金のうち2分の1以上の金額を積み立てるものであります。 21款諸収入85万円の減額補正でございますが、最初の欄、町村支援助成金は、新型コロナ対策につきまして県町村会から支援金100万円でございます。以下、自主休園期間中の保育園副食費の還付による歳入減、中学校海外派遣を中止することに伴う生徒負担金の歳入減でございます。 次に、17ページ、18ページをお開きください。18ページの説明欄、22款町債4,770万円の補正は、先ほど地方債補正の部分で町長が説明したとおりでございます。 以上が歳入の補正でございます。 続きまして、歳出の補正をご説明いたします。19ページ、20ページをお開きください。主なものにつきまして、説明欄を中心にご説明申し上げます。 20ページ、説明欄、2款総務費、1項1目一般管理費72万3,000円の補正、主なものは、感染症対策として飛沫防止のためのスピーカー付マイク、こちらを購入するものでございます。5目財産管理費259万4,000円の補正は、主に伊王野地区町有林の伐採後の造林、植林業務に236万2,000円でございます。 6目財政調整基金費4億6,000万円は、令和元年度繰越金の2分の1以上の金額を積み立てるものでございます。 11目ふるさとづくり推進費4,042万3,000円の補正、主なものは、ふるさと那須町応援基金への積立て、本年4月から6月までの分と3月分の合計、合わせて3,792万6,000円でございます。 次に、21ページ、22ページをお開きください。22ページの説明欄でございます。4項1目情報管理費216万円の補正は、新型コロナ対策として、庁舎内のワイファイ通信環境整備のための追加業務費用でございます。 5項3目栃木県知事選挙費15万2,000円の減額補正、来る11月15日に執行予定の知事選挙の経費でございますが、感染症対策など64万5,000円の消耗品費を計上しましたが、投票時間短縮、さらに事務の効率化による経費の節減額のほうが上回った結果で、15万2,000円の減額補正となっております。 3款民生費1項1目社会福祉総務費1,186万1,000円の補正、主なものは、避難行動要援護者システムの増強費用に317万円の増額、新型コロナ対策として、予算化しております緊急生活支援給付金につきまして、需要に合わせまして予算を500万円増額するものでございます。 次に、4目高齢者福祉費879万4,000円の減額補正、主なものは、敬老会中止による減額でございます。 23ページ、24ページをお開きください。24ページ、説明欄、上から4枠目、2項1目児童福祉総務費30万円の補正は、ファミリーサポートセンター利用世帯への利用料助成金でございます。こちら新規事業でございます。 2目保育園費358万1,000円の補正は、各保育園の修繕及び必要な備品等の購入費でございます。 4目放課後児童健全育成費621万8,000円の補正、主なものは、4月、5月の学校休業期間中の児童クラブ開設費用613万4,000円でございます。こちらは国、県、町それぞれ3分の1ずつ負担することになっております。 次に、4款衛生費175万3,000円の減額は、財政運営のため健康ポイント事業を翌年度以降に先送りするものでございます。 次に、25ページ、26ページをお開きください。26ページの説明欄、6款1項3目農業振興費550万2,000円の補正は、補助事業費の増によるものでございます。 次に、4目畜産業費、畜産経営緊急支援金500万円の補正は、新型コロナ経済対策として、和牛、乳用牛導入に関する補助金の上限を、本年度に限り1頭15万円から20万円に引き上げるものでございます。 5目農地費1,905万9,000円の補正、主なものは、矢組地区の水田区画整理事業7ヘクタール、こちらの工事費で1,893万1,000円を計上しております。 6目共同利用模範牧場費60万7,000円の減額補正、財政運営のため牧区の整備向上を翌年度に先送りすることや、牧場内の不法投棄処理などに要する経費でございます。 7目矢の目ダム費11万円の減額補正、ダム見学会など夏のイベントを中止したものでございます。 2項1目林業振興費676万円の補正は、那須街道赤松林、この周辺の樹木への薬剤注入とイノシシなど有害鳥獣の捕獲報償金の増額補正でございます。 次に、27ページ、28ページをお開きください。28ページ、説明欄でございます。7款商工費760万円の減額補正は、感染症拡大防止の観点から那須九尾まつりを中止したことから減額するものでございます。 1枠飛びまして、8款土木費、2項3目道路新設改良費363万円の補正の内訳でございますが、国体での自転車競技につきまして、走行ルート上の、こちら水塩地内の踏切改良につきまして、競技団体と調整の結果、安全対策を施すことによって工事を行わずに済むことが1点、このほか矢の目地内の丁字路改良工事、池田地内那須高原小学校までの道路改良に伴う電柱等の移転費用などを計上してございます。 次に、29ページ、30ページをお開きください。30ページの説明欄でございます。4目公園費46万円の補正は、余笹川ふれあい公園内南側にございます公衆トイレの修繕などでございます。 5項住宅費、2目住宅対策費108万4,000円の減額補正は、空き家等対策計画につきまして、国が要求する作成レベルは職員対応で可能であることから、自前で作成することといたしまして、コンサルタントへの委託費を減額するものでございます。 9款消防費、1項2目非常備消防費662万6,000円の減額補正は、夏季点検、操法大会などの中止による減額でございます。 3目消防施設費68万5,000円の補正、主なものは、髙瀨地内の旧消防団詰所解体に伴う補助金114万5,000円でございます。 4目防災費21万7,000円の補正は、総合防災訓練を中止した一方で、記載された御覧の事業を行うためのものでございます。このうち土砂災害による土砂撤去事業補助金は町単独の補助金で、昨年の東日本台風によるものでございます。伊王野地区の2件につきまして、諸般の事由により本年度実施するものでございます。 次に、31ページ、32ページをお開きください。10款教育費、1項教育総務費5,425万1,000円の補正、主なものは、ICT教育推進のためのスクールサポーター4名の雇用とタブレットの購入費でございます。いずれも国庫補助事業や地方創生臨時交付金により対応いたします。 2項1目小学校学校管理費52万円の補正は、補助事業による感染症対策の衛生用品の購入、合わせまして高久小学校への空気清浄機の購入は、当該小学校への指定寄附、こちらによるものでございます。 3項1目中学校学校管理費466万6,000円の減額補正は、感染症対策経費の増と広島平和記念式典や海外派遣事業の中止による減額でございます。 33ページ、34ページをお開きください。34ページ、説明欄、4項1目社会教育総務費59万1,000円の減額補正は、イベントの中止による減額及び自治公民館の改修に伴う補助金の計上でございます。 3目文化振興費124万6,000円の減額補正は、移動音楽教室の中止による減額と事業縮小に伴う補助金等の減、歴史探訪館の事業につきましては、翌年度以降へ先送りするものでございます。 4目図書館費20万円の補正は、大田原信用金庫様からの寄附による図書購入でございます。 5目文化センター費125万5,000円の減額補正の主なものは、自主事業の翌年度以降への延期によるものでございます。 35ページ、36ページをお開きください。36ページ、説明欄、5項1目保健体育総務費264万4,000円の減額補正は、記載のとおり各種大会の中止による減額であります。 11款災害復旧費80万円の補正は、7月の雨により発生しました小規模な農地災害復旧4か所の町単独の補助金でございます。漆塚地内2か所、伊王野地区2か所でございます。 さて、今回の9月補正で、新型コロナウイルス感染症に関連しまして、イベントや大会等の中止、財政運営のための執行停止補正など、まずソフト事業を中心に31事業、約5,700万円を減額補正しております。なお、秋以降発注予定のハード事業につきましても、大幅に調整を行う予定でおります。こちらは12月、3月の補正で補正減という流れを予定しておりますが、内容につきましては、全協等を通じましてご説明を申し上げていきたいと考えております。 以上、詳細につきまして、予算審査特別委員会におきましてご審議くださいますようお願い申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(薄井博光君) 本案に対する審査は、予算審査特別委員会に付託したいと思いますが、ご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は予算審査特別委員会に付託することに決定いたしました。 会期日程に従い審査願います。 △議案第18号、議案第19号の上程、説明、委員会付託 ○議長(薄井博光君) 日程第21、議案第18号から日程第22、議案第19号の2特別会計補正予算について、会議規則第36条の規定により一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 副町長。          〔副町長 高内 章君登壇〕 ◎副町長(高内章君) 議案第18号及び第19号につきましては、一括して提案理由の説明を申し上げます。 補正予算書の43ページをお開きください。議案第18号 令和2年度那須町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、提案理由の説明を申し上げます。 今回の補正は、歳出予算において総務費の増額補正を行うものであります。さらに、地方財政法第7条の規定による前年度決算剰余金の2分の1以上の額を基金に積み立てるための費用を計上するものであります。また、歳入予算においては、歳出予算増額に伴う国庫支出金、繰入金、繰越金の増額補正をするものであります。 歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ5,760万円を増額し、予算総額を歳入歳出それぞれ37億760万円とするものであります。 歳入予算の補正について説明いたします。4款国庫支出金30万8,000円は、社会保障・税番号制度システム整備補助金の増額補正であります。 8款繰入金275万円は、職員給与費等繰入金の増額補正であります。 9款繰越金5,454万2,000円は、その他の繰越金に係る増額補正であります。 歳出予算の補正につきましては、1款総務費305万8,000円は、職員の育休代替え会計年度任用職員雇用に要する人件費とオンライン資格確認の開始に伴うシステム改修業務委託料の増額補正であります。 5款基金積立金5,454万2,000円は、国民健康保険財政調整基金積立金の増額補正であります。 次に、補正予算書の58ページをお開きください。議案第19号 令和2年度那須町介護保険特別会計補正予算(第1号)について、提案理由の説明を申し上げます。 今回の補正は、総務費、諸支出金の増額補正を行うものであります。さらに、地方財政法第7条の規定による前年度決算剰余金の2分の1以上の額を基金に積み立てるための費用を計上するものであります。また、歳入予算においては、歳出予算増額に伴う繰入金及び繰越金の増額補正をするものであります。 歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ6,490万円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ27億7,790万円とするものであります。 歳入予算の補正について説明いたします。9款繰入金、1項一般会計繰入金117万1,000円は、事務費繰入金の増額補正であります。 10款繰越金、1項繰越金6,372万9,000円は、前年度繰越金の増額補正であります。 歳出予算の補正につきましては、1款総務費、1項総務管理費117万1,000円は、職員の育休代替え会計年度任用職員雇用に要する人件費の増額補正であります。 4款基金積立金、1項基金積立金6,230万円は、介護保険財政調整基金積立金の増額補正であります。 5款諸支出金、1項償還金及び還付加算金142万9,000円は、第1号被保険者保険料還付金及び地域支援事業支援交付金の過年度精算に伴う償還金の増額補正であります。 以上、議案第18号及び第19号につきまして、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(薄井博光君) 本案に対する審査は、予算審査特別委員会に付託したいと思いますが、ご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は予算審査特別委員会に付託することに決定いたしました。 会期日程に従い審査願います。 △議員案第1号 那須町議会決算審査特別委員会の設置について ○議長(薄井博光君) 日程第23、議員案第1号 那須町議会決算審査特別委員会の設置についてを議題といたします。 本案は、竹原亞生議員外4名の提案であります。 提案理由の説明を求めます。 11番、竹原亞生議員。          〔11番 竹原亞生君登壇〕 ◆11番(竹原亞生君) 議員案第1号 那須町議会決算審査特別委員会の設置について、趣旨説明を申し上げます。 本議員案は、議案第20号から議案第27号までの令和元年度の那須町一般会計決算及び特別会計決算6件並びに那須町水道事業会計決算認定に関する審査につきまして、監査委員議員を除く議員12名をもって構成する那須町議会決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、今会期中において審査を行うため、那須町議会委員会条例第5条第1項の規定により、特別委員会を設置するものであります。 よろしくご審議の上、ご決定くださるようお願い申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(薄井博光君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は、これに決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご異議なしと認めます。 よって、議員案第1号 那須町議会決算審査特別委員会の設置については、原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。ただいま那須町議会決算審査特別委員会の設置が決定されましたので、委員の選任については、委員会条例第6条第2項の規定により、議長において指名選任したいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご異議なしと認めます。 よって、議長において、議会選出の監査委員を除く議員12名を選任いたします。 これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご異議なしと認めます。 よって、議会選出の監査委員を除く議員12名を、那須町議会決算審査特別委員会委員に選任することを決定いたしました。 ただいま那須町議会決算審査特別委員会委員が選任されましたが、委員長及び副委員長については、議会先例等申合せにより、決算審査特別委員会委員長には総務産業常任委員会委員長が、副委員長には民生文教常任委員会委員長が当たるとされております。 お諮りいたします。委員長及び副委員長について、議会先例等申合せのとおり決定することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご異議なしと認めます。 よって、決算審査特別委員会委員長には室井髙男議員、副委員長には池澤昇秋議員に決定いたしました。 会期日程に従い、それぞれ審査願います。 △議案第20号の上程、説明、委員会付託 ○議長(薄井博光君) 日程第24、議案第20号 令和元年度那須町一般会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第20号 令和元年度那須町一般会計歳入歳出決算認定について、提案理由の説明を申し上げます。 令和元年度那須町一般会計歳入歳出決算については、地方自治法第233条第2項の規定により、監査委員の審査を受けましたので、同条第3項の規定により審査意見をつけまして、議会の認定に付するものであります。 歳入額の収入状況につきましては、予算現額145億1,608万2,000円、収入済額139億8,299万4,763円であり、収入割合は予算現額に対しまして96.33%になっております。 歳出額の支出状況は、予算現額145億1,608万2,000円、支出済額129億471万3,730円であり、予算現額に対する支出割合は88.90%になっております。 次に、歳入歳出決算総額は、歳入総額139億8,299万4,763円、歳出総額129億471万3,730円、歳入歳出差引残額10億7,828万1,033円となり、このうち繰越明許費繰越財源充当繰越額として1億8,580万4,000円は、翌年度に繰り越すべき財源として確保し、実質収支額は8億9,247万7,033円となります。 以上が一般会計決算の総括でございます。 決算の概要につきましては企画財政課長から、決算の詳細につきましては、決算審査特別委員会において所管課長から説明させますので、よろしくご審議の上、認定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(薄井博光君) 企画財政課長。          〔企画財政課長 大沼和彦君登壇〕 ◎企画財政課長(大沼和彦君) 議案第20号 令和元年度一般会計歳入歳出決算につきまして、歳入歳出決算事項別明細書、厚いほうです。決算事項別明細書によりご説明申し上げます。 説明に入ります前に、若干概要を申し上げます。令和元年度におきましては、第7期那須町振興計画の着実な事業展開のため、各種事業に取り組んでまいりました。小学校普通教室へのエアコン設置や令和元年東日本台風による公共土木、農地・農業用施設災害復旧事業など、安全安心な教育環境の整備や町民の生活基盤の確保、こちらの緊急対策も併せて続けてきたところであります。 実質収支額は、繰越明許費の計上で、前年度決算からは減少しております。 それでは、5ページをお開きください。一般会計総括表につきましてご説明申し上げます。 令和元年度歳入総額139億8,299万4,763円、前年度と比較いたしまして12億7,150万155円、率にして10%の増になりました。また、歳出総額は129億471万3,730円で、前年度と比較して、こちらも同率の10%の増となっております。その結果、歳入歳出差引額は10億7,828万1,033円となりました。昨年度決算より約9,800万円増加しておりますが、しかしながら、災害復旧費などの令和2年度への繰越明許費が4の(2)にありますように、1億8,580万4,000円ですので、実質収支額はこれを差し引いた5の8億9,247万7,033円であります。実質収支額は率にして6.1%の減となっております。 続きまして、6ページ、7ページを御覧ください。一般会計歳入決算額につきまして主なものをご説明申し上げます。1款町税の決算額、こちら52億2,511万7,853円で、前年度比1億1,936万1,549円、率にして2.3%の増となりました。これは主に個人・法人町民税の増、固定資産税をはじめとする町税の現年課税収入の増によるものであります。 6款地方消費税交付金4億8,455万円で、前年度比2,774万1,000円の減、併せて8款自動車取得税交付金について、令和元年10月以降は、一番下の22款の環境性能割交付金に移行しておりますが、2,583万9,150円で、前年度比55.9%の減、いずれも国内の経済状況が反映されたものであると考えております。 次に、10款地方交付税19億3,921万3,000円で、前年度比3億6,199万6,000円の増、主な要因といたしまして、震災復興特別交付税の増によるものでございます。 次に、14款国庫支出金及び15款県支出金、こちらは補助事業実施による増減でございますので、毎年変動がございます。 17款寄附金3億783万3,389円で、前年度比1億3,745万955円、率にして80.7%の増となっております。これは主にふるさと那須町応援寄附金の増が主なものでございます。 18款繰入金は7億1,164万円で、前年度比21.2%の増、こちらは小中学校のエアコン設置に関する町負担分の充当などによるものでございます。 19款繰越金は、平成30年度から令和元年度への繰越金が9億8,000万7,756円でございました。 21款町債は10億6,010万円で、前年度比2億8,720万円、率にして37.2%の増になっております。こちらにつきましても、小中学校へのエアコン設置、それから災害復旧事業に伴う起債によるものでございます。 次に、8ページ、9ページをお開きください。こちらは町税収入52億2,511万7,853円の内訳が記載されておりますので、後ほどご確認くださいますようお願いいたします。 次に、10ページ、11ページをお開きください。歳出決算額の目的別内訳表でございます。主な歳出をご説明申し上げます。 1款議会費は1億142万3,097円で、前年度比1,352万944円の減となっております。議員定数が16名から13名になったことなどが主な要因であります。 2款総務費23億105万5,636円で、前年度比4億890万8,999円、率にして28%の増でございます。こちらにつきましては、ふるさと那須町応援基金などの積立金の増と合わせまして、寄附金の増に伴う返礼品、それから事務委託料などの増によるものが要因でございます。 3款民生費は38億1,862万6,506円で、前年度比1億2,469万7,251円の増でございます。主に扶助費の増、それから伊王野保育園増築工事などによるものでございます。 4款衛生費11億3,718万7,931円、クリーンステーション那須の解体工事や広域行政事務組合の負担金によるものでございます。 6款農林水産業費につきましては5億2,510万8,827円で、前年度比1億3,720万1,984円、率にしますと20.7%の減となっておりますが、町内畜産農家における畜舎建設等の国庫補助事業が完了したことに伴う事業費の減となっております。 9款消防費は7億105万9,719円、前年度と比べまして5,063万7,693円の増でございます。主な要因は、那須地区消防組合の負担金の増によるものでございます。 10款教育費は13億9,175万535円でございます。前年度比2億9,766万6,379円、率にして27.2%の増、先ほどから申し上げておりますけれども、小中学校へのエアコン整備などが主な要因となっております。 次に、11款災害復旧費は3億2,229万8,073円でございました。 最後に、12款公債費、こちらは10億4,937万3,205円でございます。 以上が目的別歳出決算の概要でございます。 次に、12ページ、13ページをお開きください。決算を性質別に分けた一覧表でございます。主なものを説明いたします。 最初の欄、人件費20億5,964万1,000円で、前年度決算と比較して3,956万6,000円の増となっております。決算総額における構成比につきましては、平成30年度と比較すると若干低い数値になっております。 次の欄、維持管理、それから委託料、こういった経常経費であります物件費19億2,883万7,000円であります。 次に、1つ飛びまして、扶助費20億1,746万7,000円で、前年度決算と比較しまして9,765万4,000円の増、これは主に保育無償化などによる児童福祉費の増によるものでございます。 次に、補助費等は18億3,643万8,000円で、主な要因は、那須地区消防組合、クリーンセンター大田原、一般廃棄物最終処分場建設など、負担金の増によるものでございます。前年度比1億7,684万2,000円の増でございます。 次に、普通建設事業費は11億7,675万1,000円で、前年度比2億1,389万円の増、こちらはクリーンステーション那須の旧焼却施設解体事業、小中学校へのエアコン設置事業などでございます。 次に、災害復旧費は3億3,516万3,000円でございます。国庫補助金対象事業が1億4,232万円、小規模の町単独復旧支援が1億9,284万3,000円であります。 1枠飛びまして、積立金は8億4,602万4,000円、前年度比較46.4%の増となっております。 次に、貸付金は2億7,315万9,000円であります。前年度比較3,366万4,000円の減、主なものは、町内中小企業向けの振興資金の融資預託金を、例年の実績に合わせて3,000万円減額したものでございます。 次の投資及び出資金でございますが、特定工事に使用するために一般会計から水道事業会計に1,495万7,000円を出資したものであります。 以上が、令和元年度決算、主な性質別の内訳でございます。 次に、14ページ、15ページを御覧ください。一般会計の町債残高の状況でございます。表の一番下の合計欄で説明いたします。 平成30年度末の町債残高114億9,068万7,389円で、このうち元金、利子、償還は、地方交付税で措置される減税補填債、臨時財政対策債の残高が64億636万4,804円であります。 次に、令和元年度の起債額が10億6,010万円であります。表に記載のとおり、主に土木、教育、災害復旧並びに臨時財政対策債でございます。 15ページを御覧ください。合計欄ですが、令和元年度に償還した元金利子が10億4,921万5,397円でありまして、その結果、最後の欄ですが、令和元年度末の町債残高は115億6,277万4,771円となり、平成30年度末と比較しますと、約7,200万円増加しております。 事業を精査しながら財政運営を進めてきたところでございますが、災害発生などによりまして、臨時の対応を行った結果でございます。 次に、事項別明細書の構成をご案内いたします。16ページからは、歳入に関する詳細を記しております。52ページからは、歳出の明細、こちらを記してございます。それぞれ備考欄に詳細を記載しておりますので、ご確認くださいますようお願いいたします。 次に、ページ大きく飛びまして、260ページからは、こちらは地方自治法施行令に基づく実質収支に関する調書、財産に関する調書、各種基金の現在高の状況などを記載しておりますので、ご確認くださいますようお願い申し上げます。 以上が令和元年度一般会計決算の概要でございます。事項別明細につきましては、決算審査特別委員会におきまして所管課長から説明申し上げますので、よろしくご審議のほどお願い申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(薄井博光君) 本案に対する監査委員の審査報告を求めます。 髙藤昭夫代表監査委員。          〔監査委員 髙藤昭夫君登壇〕 ◎監査委員(髙藤昭夫君) それでは、議案第20号 令和元年度那須町一般会計歳入歳出決算認定に関します決算審査についてご報告申し上げます。 決算審査意見書の1ページを御覧いただきたいと思います。まず、審査期間、審査の方法につきましては記載のとおりでありますので、お目通しいただきたいと思います。 第4に記載の審査結果について申し上げます。審査に付された一般会計歳入歳出決算書、決算附属書類につきましては、いずれも法令に準拠し、その計数についても関係諸帳簿等と照合した結果、正確でその内容も適正であると認められました。また、事務事業の執行につきましては、おおむね事業目的に沿い、効果的に執行されていることを確認いたしました。 なお、財産に関する調書についても、計数は正確であり、その管理も適正に行われているものと認められたところであります。 以上が審査の結果でありますが、一般会計について3点ほど意見を申し述べます。2ページを御覧いただきたいと思います。 まず1点目は、健全な財政運営の維持推進に関してであります。本町の財政状況は、健全化判断比率が示すように、比較的健全な状況にあります。特に歳入の柱である税収については、平成30年度に落ち込んだ固定資産税が、徴収率の向上や新たなホテル建設等により増収となり、令和元年度の町税の決算額は、前年度より1億1,936万円増の52億2,512万円となっています。また、財政構造の弾力性を判断する経常収支比率についても、令和元年度は91.5%となり、2.0ポイント改善しました。ただ新型コロナ禍のもとで迎えている令和2年度以降の税収等につきましては、相当厳しいものが予測され、今後はこれらを見据えた財政運営に努めていただきたいと思います。 2点目は、適正な収入の確保に関してであります。令和元年度の町税の収納率は、現年度分で昨年度を0.29ポイント上回る98.51%、滞納繰越し分を含めた全体では、前年度を1.3ポイント上回る93.38%となっています。また、収入未済額も約3,955万円減少し、令和元年度は3億5,500万円と改善傾向にあります。一方、税以外においては、住宅使用料の収納状況が悪化し、保育料においても、まだ少額ではありますが、滞納が累積してきており、注意して対応をお願いしたいと思います。 3点目は、事務事業の執行に関してであります。主な事務事業につきましては、おおむね事業目的に沿い、効果的に執行されています。ただ多くの公共施設が老朽化に伴う修繕費が必要となっている中、それぞれ事情もありますが、利活用が減少している施設も散見されます。財政的にも厳しい時代を迎えている中、それぞれの施設の在り方等について、将来を見据え、十分検討を加えていく必要があると考えます。 以上、3点ほど申し述べましたが、そのほか審査概要を4ページ以降に記載しておりますので、後ほどご参照いただきたいと思います。 次に、令和元年度の基金運用状況審査についてご報告いたします。10ページを御覧いただきたいと思います。まず、審査期間、審査方法についてはお目通しをいただきたいと思います。 審査結果ですが、報告書の計数につきましては、関係書類と符合し、正確であり、また適切に運用されていることが認められました。各基金の設置目的に従い、今後とも適正かつ効果的な運用に努めていただきたいと思います。 以上、一般会計決算審査及び基金の運用状況についてご報告いたします。 ○議長(薄井博光君) 本案に対する審査は、先ほど設置しました那須町議会決算審査特別委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は那須町議会決算審査特別委員会に付託することに決定いたしました。 会期日程に従い、審査願います。 △議案第21号~議案第26号の上程、説明、委員会付託 ○議長(薄井博光君) 日程第25、議案第21号から日程第30、議案第26号の6特別会計歳入歳出決算認定について、会議規則第36条の規定により一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 副町長。          〔副町長 高内 章君登壇〕 ◎副町長(高内章君) 議案第21号から議案第26号までの特別会計歳入歳出決算認定につきましては、一括して提案理由の説明を申し上げます。 まず、議案第21号 令和元年度那須町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、提案理由の説明を申し上げます。 国民健康保険は、医療保険制度の中核的役割を担い、町民の医療の確保と健康の保持増進に大きく貢献してまいりました。このような背景の中、令和元年度の那須町国民健康保険は、保険税の収納率向上や医療費適正化事業等を積極的に推進し、財政の適正化に努めてきたところであります。今後とも現状を踏まえながら、地域医療保険としての役割を果たすため、国民健康保険事業の安定的運営に努めてまいります。 歳入額の収入状況につきましては、予算現額38億1,170円、収入済額38億5,436万624円でありまして、収入割合は予算現額に対して101.12%になっております。歳入の主なものといたしましては、県支出金24億8,986万2,029円、国民健康保険税8億8,197万7,827円、繰入金2億8,477万7,640円であります。 次に、歳出額の支出状況は、予算現額38億1,170円、支出済額37億4,529万9,198円でありまして、予算現額に対する支出割合は98.26%になっております。歳出の主なものといたしましては、保険給付費24億636万1,732円、国民健康保険事業費還付金11億3,733万763円、基金積立金8,702万円であります。 歳入歳出決算総額は、歳入総額38億5,436万624円、歳出総額37億4,529万9,198円であり、歳入歳出差引残額1億906万1,426円を翌年度へ繰り越すものであります。 次に、議案第22号 令和元年度那須町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、提案理由の説明を申し上げます。 後期高齢者医療特別会計は、栃木県後期高齢者広域連合への保険料等の納付や窓口業務に要する経費等について計上しているものであります。歳入額の収入状況につきましては、予算現額3億4,560万円、収入済額3億4,431万2,089円でありまして、収入割合は予算現額に対して99.63%になっております。 歳入の主なものといたしましては、後期高齢者医療保険料2億5,239万1,089円、繰入金7,963万4,960円であります。 次に、歳出額の支出状況は、予算現額3億4,560万円、支出済額3億4,049万350円でありまして、予算現額に対する支出割合は98.52%になっております。歳出の主なものといたしましては、後期高齢者医療広域連合納付金3億2,789万2,299円であります。 歳入歳出決算の総額は、歳入総額3億4,431万2,089円、歳出総額3億4,049万350円であり、歳入歳出差引残額382万1,739円を翌年度へ繰り越すものであります。 次に、議案第23号 令和元年度那須町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、提案理由の説明を申し上げます。 令和元年度の介護保険事業につきましては、第7期事業計画の中間年度として、介護保険サービスの給付や介護予防事業及び在宅医療・介護連携推進事業、認知症総合支援事業などの各種事業を実施いたしました。今後とも、高齢者が住みなれた地域で安心して暮らし続けることができるよう、介護保険事業の安定的運営に努めてまいります。 歳入額の収入状況につきましては、予算現額28億5,700万円、収入済額28億9,793万8,697円であり、収入割合は予算現額に対して101.43%になっております。歳入の主なものといたしましては、保険料6億6,149万8,855円、国庫支出金6億4,102万7,360円、支払基金交付金6億8,880万7,518円、県支出金3億7,838万5,304円、繰入金4億3,453万3,000円で、歳入総額の96.77%を占めております。 次に、歳出額の支出状況につきましては、予算現額28億5,700万円、支出済額27億7,353万2,714円であり、予算現額に対する支出割合は97.08%になっております。歳出の主なものといたしましては、保険給付費24億6,432万1,552円であり、歳出総額の88.85%を占めております。 歳入歳出決算の総額は、歳入総額28億9,793万8,697円、歳出総額27億7,353万2,714円であり、歳入歳出差引残額1億2,440万5,983円を翌年度へ繰り越すものでございます。 次に、議案第24号 令和元年度那須町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、提案理由の説明を申し上げます。 下水道事業につきましては、生活排水の収集・処理を行うことにより、生活環境の改善や河川の水質保全、公衆衛生の向上等に大きな役割を果たしております。令和元年度の主な事業内容につきましては、上ノ原地内の管渠布設工事、湯本浄化センター水処理施設の長寿命化及び耐震対策工事、湯本浄化センターコンポスト施設の長寿命化工事であります。 歳入額の収入状況につきましては、予算現額6億5,668万3,000円、収入済額6億2,564万8,794円であり、収入割合は予算現額に対して95.27%になっております。歳入の主なものといたしましては、使用料及び手数料8,409万2,120円、国庫支出金1億8,444万8,000円、繰入金1億8,609万7,000円、町債1億4,360万円であります。 次に、歳出額の支出状況は、予算現額6億5,668万3,000円、支出済額6億1,158万6,114円であり、予算現額に対する支出割合は93.13%になっております。歳出の主なものといたしましては、総務費1億4,022万2,946円、下水道建設費3億4,759万4,456円、公債費1億1,815万3,331円であります。 歳入歳出決算の総計は、歳入総額6億2,564万8,794円、歳出総額6億1,158万6,114円であり、歳入歳出差引額1,406万2,680円うち、継続費逓次繰越財源充当繰越額804万600円を翌年度へ繰り越すものであります。 次に、議案第25号 令和元年度那須町観光事業特別会計歳入歳出決算認定について、提案理由の説明を申し上げます。 令和元年度の那須温泉ファミリースキー場の営業期間につきましては、12月21日から翌年3月22日までの93日間で計画したところであります。今シーズンは、全国的に暖冬となり雪不足の状況が続き、開設以来初めてリフトを一日も運行することができませんでした。最終的な営業日数は、そりパークのみの6日間でありました。 営業実績といたしましては、入場者数820人で、前年度に比べ1万4,360人の減、率にして94.60%減少いたしました。また、使用料は25万8,700円で、前年度に比べ1,402万1,440円の減、率にして98.19%減少いたしたところでございます。 次に、決算でありますが、歳入の収入状況につきましては、予算現額3,060万円、収入済額3,060万1,604円であり、収入割合は予算現額に対して100.01%になっております。歳入額の主なものといたしましては、一般会計からの繰入金2,999万9,000円、繰越金60万2,328円でありまして、歳入総額の99.99%を占めております。 次に、歳出額の支出状況は、予算現額3,060万円、支出済額3,018万5,374円であり、予算現額に対する支出割合は98.65%になっております。歳出の主なものといたしましては、施設運営委託料1,635万円、使用料及び賃借料762万6,600円、工事請負費437万4,000円などであります。 以上により、歳入歳出の総額は、歳入総額3,060万1,604円、歳出総額3,018万5,374円であり、歳入歳出差引額41万6,230円を翌年度に繰り越すものであります。 次に、議案第26号 令和元年度那須町宅地造成事業特別会計歳入歳出決算認定について、提案理由の説明を申し上げます。 若年層の定住促進及び町内人口の増加を目的として、公営の宅地開発事業を実施するため、宅地造成事業特別会計を設け、平成10年度から57区画の宅地分譲を開始し、販売に努めてまいりました。平成22年度から宅地分譲価格の見直し及び子育て支援特例制度の創設によりまして、購入しやすい条件を整え、令和元年度におきましては、新聞折り込み等による広告宣伝を行った結果、1区画を販売しまして、令和元年度末の累計販売実績は53区画となっております。 歳入額の収入状況につきましては、予算現額610万円、収入済額609万9,346円であり、収入割合は予算現額に対して99.99%となっております。歳入の主なものといたしましては、事業収入315万7,000円、繰入金260万4,000円でありまして、歳入総額の94.45%を占めております。 次に、歳出額の支出状況につきましては、予算現額610万円、支出済額591万7,663円であり、予算現額に対する支出割合は97.01%となっております。歳出の主なものといたしましては、事業費591万7,663円であります。 歳入歳出決算総額は、歳入総額609万9,346円、歳出総額591万7,663円であり、歳入歳出差引残額18万1,683円を翌年度へ繰り越すものであります。 以上、議案第21号から議案第26号まで一括して説明を申し上げましたが、歳入歳出決算につきまして、地方自治法第233条第2項の規定により監査委員の審査を受けましたので、審査意見をつけまして議会の認定に付するものです。 なお、各会計の詳細につきましては、決算審査特別委員会において所管課長から説明させますので、よろしくご審議の上、認定くださいますようお願い申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(薄井博光君) 本案6議案に対する監査委員の審査報告を求めます。 髙藤昭夫代表監査委員。          〔監査委員 髙藤昭夫君登壇〕 ◎監査委員(髙藤昭夫君) それでは、議案第21号から議案第26号までの令和元年度特別会計歳入歳出決算認定に関します決算審査についてご報告申し上げます。 再度、決算審査意見書の1ページを御覧いただきたいと思います。まず、審査の対象は、第1の2から7に記載されております6つの特別会計です。審査期間、審査方法は、一般会計と同様であり、また審査結果につきましても、一般会計と同様、計数は正確で、その内容も適正であると認められたところであります。 なお、3ページに、それぞれの特別会計ごとに意見を記述しておりますので、お目通しいただきたいと思います。 以上です。 ○議長(薄井博光君) 本案に対する審査は、那須町議会決算審査特別委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は那須町議会決算審査特別委員会に付託することに決定いたしました。 会期日程に従い、審査願います。 △議案第27号の上程、説明、委員会付託 ○議長(薄井博光君) 日程第31、議案第27号 令和元年度那須町水道事業会計決算認定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第27号 令和元年度那須町水道事業会計決算認定について、提案理由の説明を申し上げます。 町営水道は、町民の日常生活に直結した重要なライフラインの一つであります。そのため、安全で安定した水道水を供給し、快適で潤いのある生活環境づくりに努めております。 令和元年度の主な建設改良事業といたしましては、老朽管の布設替え工事をはじめ、給水区域拡張事業の寄居大久保び山中地区の配水管布設工事を進めてまいりました。 経営活動に伴う収益的収支の決算について説明を申し上げます。収入につきましては、第1款水道事業収益7億254万9,888円は、水道料金、また加入金をはじめとする営業収益及び一般会計繰入金等の営業外収益であります。 支出につきましては、第1款水道事業費用6億9,119万4,353円は、人件費、維持管理費、減価償却費をはじめとする営業費用及び企業債の支払い利息などの営業外費用や不納欠損などの特別損失であります。 次に、投資的費用に伴う資本的収支の決算について説明を申し上げます。収入につきましては、第1款資本的収入1億5,285万円は、企業債、出資金、一般会計繰入金、補助金であります。 支出につきましては、第1款資本的支出4億6,072万4,040円は、寄居地区配水管布設工事等の工事費と企業債の償還金であります。 続きまして、事業の経営内容につきまして、損益計算書により説明を申し上げます。総収益は6億5,180万129円となり、対前年度比3.24%減少いたしました。総費用につきましては6億5,707万8,687円で、対前年度比1.49%増加いたしました。この結果、純損失は527万8,558円となり、当年度は欠損金が生じたところであります。 今後もコロナウイルス感染症の影響を受け収入減が見込まれるため、さらなるコスト縮減に向けて効率的な企業運営に努めてまいります。 以上が、令和元年度那須町水道事業会計決算状況であり、地方公営企業法第30条第2項の規定により監査委員の審査を受けましたので、同法第30条第4項の規定により、審査意見をつけまして、議会の認定に付するものであります。 なお、決算の詳細につきましては、決算審査特別委員会において所管課長から説明させますので、よろしくご審議の上、認定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(薄井博光君) 本案に対する監査委員の審査報告を求めます。 髙藤昭夫代表監査委員。          〔監査委員 髙藤昭夫君登壇〕 ◎監査委員(髙藤昭夫君) それでは、議案第27号、水道事業会計決算審査についてご報告いたします。 決算意見書の12ページを御覧いただきたいと思います。まず、審査の期間、審査方法につきましては、記載のとおりであります。 審査結果について申し上げます。 審査に付された決算書及び決算附属書類は、地方公営企業法、その他関係法令並びに那須町監査基準に準拠して作成されており、会計経理の計数はいずれも正確で経営状況及び財政状況を適正に表示しているものと認めたところであります。 なお、水道事業会計について、2点ほど意見を申し述べます。 まず、1点目は、健全経営の維持推進に関してであります。令和元年度は損益計算書で見ますと、給水収益が減収となり、総収益は6億5,180万129円、総費用は原水及び浄水費が増加するなどして、6億5,707万8,687円となり、差引き527万8,558円の純損失を計上し、2年連続で続いた黒字から赤字経営へと転換した形となっています。 しかしながら、当会計につきましては、減価償却費が3億円余と、費用の中で大きなウエートを占め、キャッシュフロー計算書でも明らかなように、現在のところ資金面では問題はありません。しかしながら、一般会計と同様に、今後迎える令和2年度は、新型コロナ禍で観光業を中心として給水収益の大きな減収が確実であり、財務の悪化が予測されます。したがって、一層の経営努力を望むものであります。 2点目は、安定給水と普及率の向上に関してであります。令和元年度は、平成30年度に引き続き、寄居大久保・山中地区の給水区域拡張事業に取り組むほか、約5,700メートルの配水管布設や、老朽管布設替え工事を約500メートル実施しています。今後とも着実に事業を推進し、安定給水と同時に、特に新たに給水可能となった地域においては、本水道への切替えを促進し、未普及地域の解消に努めていただければと思います。 なお、有収率は、昨年度の62.82%から61.88%へとさらに悪化しています。台風による損傷も手伝ったとはいえ、効率が悪く、今後十分調査等を実施し、有収水量の向上にも努めていただきたいと考えます。 以上であります。 ○議長(薄井博光君) 本案に対する審査は、那須町議会決算審査特別委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(薄井博光君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は那須町議会決算審査特別委員会に付託することに決定いたしました。 会期日程に従い、審査願います。 △請願・陳情について ○議長(薄井博光君) 日程第32、請願・陳情について。請願・陳情については、会議規則第91条第1項の規定により、請願・陳情文書表のとおり議会運営委員会に審査を付託します。 会期日程に従い、審査願います。 △散会の宣告 ○議長(薄井博光君) これをもって本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 お疲れさまでした。                                (散会 午後 零時35分)...