△議案の討論、採決
○議長(小林栄治君) 日程第3、本会議に上程された案件の討論及び採決を行います。 議案第12号 高根沢町
介護保険条例の一部改正について、本案の討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林栄治君) 討論なしと認めます。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(小林栄治君) 起立全員です。 したがって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 議案第13号 高根沢町ちょっ蔵広場の設置及び管理に関する条例の一部改正について、本案の討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林栄治君) 討論なしと認めます。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(小林栄治君) 起立全員です。 したがって、議案第13号は原案のとおり可決されました。 議案第14号 令和2年度高根沢町
一般会計補正予算議決について、本案の討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林栄治君) 討論なしと認めます。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(小林栄治君) 起立全員です。 したがって、議案第14号は原案のとおり可決されました。 議案第15号 令和2年度高根沢町
国民健康保険特別会計補正予算議決について、本案の討論を行います。 反対討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林栄治君) 賛成討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林栄治君) 討論なしと認めます。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(小林栄治君) 起立全員です。 したがって、議案第15号は原案のとおり可決されました。 議案第16号 令和2年度高根沢町
後期高齢者医療特別会計補正予算議決について、本案の討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林栄治君) 討論なしと認めます。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(小林栄治君) 起立全員です。 したがって、議案第16号は原案のとおり可決されました。 議案第17号 令和2年度高根沢町
水道事業会計補正予算議決について、本案の討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林栄治君) 討論なしと認めます。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(小林栄治君) 起立全員です。 したがって、議案第17号は原案のとおり可決されました。 議案第18号 令和3年度高根沢町
一般会計予算議決について、本案の討論を行います。 討論はありませんか。 13番、森弘子君。 森議員、反対討論ですか。 13番、森弘子君。 〔13番 森 弘子君 登壇〕
◆13番(森弘子君) 議案第18号 令和3年度高根沢町
一般会計予算議決について、反対討論を行わせていただきます。 今から76年前の1945年3月10日、東京大空襲が起きました。 そして、10年前の3月11日2時46分に起きた
東日本大震災、あまりにも被害のひどさにつらく悲しく忘れない日です。 日本が始めた戦争によって、多くの人が犠牲になりました。 東京大空襲は3月10日の午前0時から約2時間、300機以上の米軍機B29が墨田、江東、台東区などの下町を中心に攻撃、日本の木造家屋用に開発したとするM69焼夷弾を大量に投下し、下町一帯が火の海に、短時間で約10万人以上の命が奪われました。 そして、我が家の掛け時計は、今も2時46分で止まっています。戦後最大の自然災害となった
東日本大震災は、地震、津波とともに福島第一原発事故の放射能汚染による犠牲で甚大な被害になりました。 死者・行方不明者2万2,000人に上り、住まいを失い、いまだ避難生活を続けている人は6万7,000人、特に福島第一原発事故による放射能汚染のため、双葉町など7市町村は
帰還困難区域としていまだに全町避難を余儀なくされています。 福島第一原発は、地震と津波により3基の原子炉がメルトダウンする重大な事故を起こし、次々と水素爆発、大気中に大量の放射性物質をまき散らし、
史上最悪レベルの原子力事故が起きてしまいました。 核燃料が溶け落ちた高濃度放射線のデブリを取り出すことは困難な状態、政府は30年から40年かけて廃炉を完了するという計画は全く見通しが立たない状況です。 増え続ける汚染水の海洋放出問題や格納容器のひび、今年2月13日に起きた福島県沖地震では、原発施設のタンクがずれるなど、収束がいかに困難かが明らかになりました。 政府の
エネルギー政策は、原発を重要な
ベースロード電源として位置づけ、福島の原発事故がなかったかのように、地震火山列島に次々と再稼働させる、そして戦争は絶対に起こしてはいけません。 時の政権は、国民の一人一人の命の重みを感じることができる政権であってほしいと願うばかりです。 それでは、令和3年度高根沢町一般会計予算について反対討論を行います。 予算の歳入総額は103億9,000万円で、前年度に対し3億7,000万円の減で、3.44%の減額予算でした。 歳入で、町の自主財源となる町税は39億9,188万円で、前年度に対し2億5,789万円の減収、町税における個人町民税は15億6,501万円で、前年度に対し1億7,076万円の減収となり、コロナ禍における所得の減によるもので、法人町民税は1億4,057万円で、前年度に対し3,513万円の減、固定資産税はコロナ禍における設備投資の減少による償却資産の減で18億8,652万円で5,204万円の減、コロナ禍における経済の停滞により、地方消費税交付金の減額となり4億7,900万円、新型コロナウイルス感染症に町民の暮らしは厳しい状況にあることが、税収減という予算編成からも明らかであり、歳入である税収が大幅に減収することにより、不足する財源は財政調整基金5億9,975万円を取り崩し、財源確保することはやむを得ないことであると思います。 歳出において、マイナンバー制度で全国民を12桁の番号で管理し、国民の所得、資産、医療、教育などあらゆる分野の個人情報の連携を進めようとしております。平井卓也デジタル担当大臣は、マイナンバーカードがデジタル社会のパスポートだとして、2022年度までに全国民が保有することを目標としています。マイナンバー制度を推進するマイナンバーシステム運営費2,528万円、そしてコロナウイルス感染症の収束が見通せない中、ロックサイドマーケット開催委託費322万3,000円、前年度同額、たんたん祭り事務費事業交付金150万円、前年度同額、これらの事業を中止すべきでなかったのではないでしょうか。町内外から大勢の方を集めて催し物を開催、特に飲食物等を提供するイベントになっていますので、コロナ感染を拡大させることを懸念サス事業であります。 一方、文化祭開催事業交付金20万円、前年度は100万円は、規模を縮小して実施、元気あっぷハーフマラソンは中止となっております。 コロナ禍において介護事業所で働く介護従事者は、高齢者と密着密接になる仕事上、感染対策をしっかりと行いながら介護に従事しています。入所施設の職員は県費で抗原検査が行われました。通所施設にはありません。町独自にPCR検査を実施できる予算編成が必要でした。 また、ワクチン接種においても、高齢者と同様に優先的に接種できる体制を構築すること、子育て支援であるこども医療費助成制度や教育福祉関係の整備、住環境の整備等には賛成しますが、コロナ禍における町民の生活を、厳しい状況にある中、消費税は町民の暮らし、消費税10%は町民の暮らしを圧迫するものであることから、令和3年度
一般会計予算議決には反対といたします。
○議長(小林栄治君) 賛成討論はありませんか。 1番、澤畑宏之君。 〔1番 澤畑宏之君 登壇〕
◆1番(澤畑宏之君) 町長提出議案第18号 令和3年度高根沢町
一般会計予算議決について、賛成の立場から討論を行います。 令和3年度高根沢町一般会計予算案は、歳入歳出総額103億9,000万円にしようとするものであります。 令和2年度年度から比してマイナス3.4%となっています。 昨年来の新型コロナウイルス感染症の収束を図るため、人々の経済活動は縮減を余儀なくされ、国のGDPもマイナス成長となり、私たちの暮らしの台所を直撃しました。 このような状況下、令和3年度の一般会計の予算案は、財源の柱となる町税はマイナス6.6%、基金繰入金はプラス50.22%と、財源の確保は厳しいものがあったと言わざるを得ません。 しかしながら、経常経費と政策的予算の見直しを図りながら、コロナ禍の状況下、事業の選択と集中を図る当局の腐心の跡がうかがえます。 政策的な歳出予算案を挙げれば、第2期総合戦略で掲げる「とちぎの星」を活用した
プロモーション事業費の2,955万円の計上をはじめとし、障害福祉サービス費支給事業や継続的な18歳までの医療費無料とするこども医療費の助成、そして町農産物のブランド化の基をつくる
土づくりセンター整備事業などが挙げられます。 また、宝積寺駅周辺の道路等の整備を行う都市再生整備計画費に1億2,756万6,000円を計上し、インフラ整備にも取り組もうとしています。 コロナ対策にもリンクする中小企業融資振興対策費として2億250万円を計上し、経済
振興策を盛り込むなど、厳しい財源不足の中、積極的な予算編成となっています。 大局的に申せば、令和3年度の一般会計予算案は、次のように言うことができるのではないでしょうか。 1つ、地方創生を踏まえた予算に資していること。 1つ、高齢福祉や子育て環境の改善に資していること。 1つ、農工商の事業振興やインフラ整備に措置が施されていること。 1つ、新型コロナウイルスの収束に配慮があること。 そして、何よりも財政の健全化と事業の選択と集中を図ろうとしていることであります。 コロナウイルスの感染を抑え、町民の活力を生み出すことが喫緊の課題であり、生涯学習、スポーツなどのソフト事業や各種団体の助成金は厳しい予算編成となったものの、バランスよく歳出予算が措置されていることは評価に値するものであります。 財政健全化比率も健全性が保たれており、して今日の社会情勢を踏まえ、令和3年度一般会計歳入歳出予算案は妥当なものと判断いたし、賛成の立場を表明するものであります。 議員各位におかれましては、私の発言趣旨をご理解いただき、賛意を賜りますようお願い申し上げまして、賛成討論といたします。
○議長(小林栄治君) ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林栄治君) 討論なしと認めます。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(小林栄治君) 起立多数です。 したがって、議案第18号は原案のとおり可決されました。 議案第19号 令和3年度高根沢町
国民健康保険特別会計予算議決について、本案の討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林栄治君) 討論なしと認めます。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(小林栄治君) 起立多数です。 したがって、議案第19号は原案のとおり可決されました。 議案第20号 令和3年度高根沢町
後期高齢者医療特別会計予算議決について、本案の討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林栄治君) 討論なしと認めます。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(小林栄治君) 起立多数です。 したがって、議案第20号は原案のとおり可決されました。 議案第21号 令和3年度高根沢町
介護保険特別会計予算議決について、本案の討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林栄治君) 討論なしと認めます。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(小林栄治君) 起立全員です。 したがって、議案第21号は原案のとおり可決されました。 議案第22号 令和3年度高根沢町宝積寺駅西第一
土地区画整理事業特別会計予算議決について、本案の討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林栄治君) 討論なしと認めます。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(小林栄治君) 起立全員です。 したがって、議案第22号は原案のとおり可決されました。 議案第23号 令和3年度高根沢町
水道事業会計予算議決について、本案の討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林栄治君) 討論なしと認めます。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(小林栄治君) 起立全員です。 したがって、議案第23号は原案のとおり可決されました。 議案第24号 令和3年度高根沢町
下水道事業会計予算議決について、本案の討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林栄治君) 討論なしと認めます。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(小林栄治君) 起立全員です。 したがって、議案第24号は原案のとおり可決されました。 ここで暫時休憩をいたします。再開を11時といたします。
△休憩 午前10時47分
△再開 午前11時00分
○議長(小林栄治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△日程の追加
○議長(小林栄治君) ここでお諮りします。 追加議案第1号及び第2号の議案2件を日程に追加し、議題としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林栄治君) 異議なしと認めます。 したがって、議案2件を日程に追加し、議題とすることに決定しました。
---------------------------------------
△追加議案第1号~追加議案第2号の上程、説明
○議長(小林栄治君) それでは、追加議案2件について、提案理由の説明を求めます。 町長、加藤公博君。 〔町長 加藤公博君 登壇〕
◎町長(加藤公博君) 第406回
高根沢町議会定例会に提出いたしました追加議案について、提案の理由をご説明申し上げます。 今回の定例会に提出いたしました追加議案は、補正予算2件であります。 追加議案第1号については、令和2年度の高根沢町一般会計の補正予算について議会の議決を求めるものであります。 追加議案第2号については、令和3年度の高根沢町一般会計の補正予算について議会の議決を求めるものであります。 以上が今回提出いたしました追加議案の概要であります。 何とぞ慎重審議の上、議決されますようお願いを申し上げます。
○議長(小林栄治君) 提案理由の説明が終わりました。
---------------------------------------
△議案の一括上程について
○議長(小林栄治君) お諮りします。 追加議案第1号及び第2号の議案2件を一括上程したいと思いますが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林栄治君) 異議なしと認めます。 したがって、追加議案2件を一括上程し、議題といたします。
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△追加議案第1号~追加議案第2号の質疑、討論、採決
○議長(小林栄治君) これから議案2件について質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕
○議長(小林栄治君) 質疑なしと認めます。 続いて、討論及び採決を行います。 討論はありませんか。 〔発言する者なし〕
○議長(小林栄治君) 討論なしと認めます。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(小林栄治君) 起立多数です。 したがって、追加議案第1号は原案のとおり可決されました。 続いて、追加議案第2号 令和3年度高根沢町
一般会計補正予算議決について、本案の討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林栄治君) 討論なしと認めます。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(小林栄治君) 起立多数です。 したがって、追加議案第2号は原案のとおり可決されました。
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△
常任委員会日常調査報告
○議長(小林栄治君) 日程第4、各
常任委員会の日常調査の報告をお願いいたします。
総務常任委員長、齋藤武男君。 〔
総務常任委員長 齋藤武男君 登壇〕
◆
総務常任委員長(齋藤武男君) 令和2年度総務
常任委員会日常調査報告書、中間報告を申し上げます。
総務常任委員会は、令和2年・3年度の日常調査を実施するため、まず1つは新庁舎建設について、2つ目に公共施設総合管理計画について、この2項目を課題として設定し、調査を進めております。 これまでの調査内容に中間報告をいたします。 まずは、課題の内容でありますが、現在の庁舎については、昭和38年に建設されて以降、町発展の拠点として大きな役割を果たしてきたわけでありますが、年数がついて老朽化が顕著であることや、町民が利用しやすい施設とは言えず、効率的なサービスにも影響が出ている状況下にあると思われます。 また、同じく公共施設等についても老朽化が顕著であり、維持するためには建て替えや保守修繕が必要なことから、この厳しい状況でありますが、対応等の課題があるというわけであります。 まず、調査内容でありますが、まず、①から③番にありますように、建設場所はどうなんだと、現状の場所は新たな場所を選定するか、また、建設予算、これは自主財源か、それとも民間資金とPFI事業を活用するか、また、新庁舎の付帯設備はどうあるべきかと、こういったことをこの3点に絞って調査をしたわけであります。 他の視察調査ということで、大田原市役所、そして那珂川町役場を視察しております。 ただし、コロナ禍により、行政視察等の研修の対応は難しいということでありまして、両庁舎とも簡単な説明を受けて、施設の配備や住民が利用しやすい施設であるなど、庁舎の見学を行ってきました。 特に、視察の結果を見ていますと、両庁舎に言えることは、障害者に配慮するなど、住民に寄り添い、使いやすい施設であると感じました。 また、木材を使用するなど地域の文化や特産品を採用し、町の魅力をPRする機能を併せ持った庁舎を感じました。 これまでの調査内容を踏まえまして、①から③番でありますが、建設場所は市街地か市街化調整区域、市街化調整区域の場合は既存の町有地か、②では建設費用の財源は庁舎整備基金のほか有利な地方債を活用する、また③番について、付帯施設は町民第一に効率的なサービスを行える施設とする、これらを中心に、3点を中心とすることに意見の一致を見たところであります。 調査のまとめでありますが、まずは現在、新庁舎の建設は凍結になっております。 財源の確保やコロナ禍の中では相当の時間を有することになると思いますが、まず1点、庁舎内組織において建設場所、規模についての検討を再開すること、2点目が新庁舎建設基本構想を策定すること、3点目として学識経験者や各種団体の代表者、公募町民により構成する、仮称でありますが高根沢町新庁舎建設委員会を設置する、これら新庁舎建設に向けた対応を実施するよう、町執行部に対し提言する考えに至りました。 以上が
総務常任委員会が実施した日常調査の中間報告です。 令和3年3月12日、高根沢町議会議長、小林栄治様。 高根沢町
総務常任委員会、齋藤武男、副委員長、梅村達美、委員、鈴木利二、委員、神林秀治、委員、中山喜美一。 以上で中間報告を終わりとさせていただきます。
○議長(小林栄治君) 続いて、
教育福祉常任委員会の報告をお願いいたします。
教育福祉常任委員長、森弘子君。 〔
教育福祉常任委員長 森 弘子君 登壇〕
◆
教育福祉常任委員長(森弘子君) ただいまから教育
常任委員会日常調査報告書、中間報告を行います。
教育福祉常任委員会は、令和2・3年度の日常調査を実施するため、1、教育環境のあり方に関すること、2、新型コロナウイルス感染症による緊急事態の対応に関すること、この2項目を課題として設定し、調査を進めています。 そこで、これまでの調査内容について、中間報告を行います。 令和2年度は、新型コロナウイルス感染症による緊急事態の対応に関することについて、福祉環境と学校環境の調査研究を行いました。 委員会の活動状況はこの文面をご覧ください。 2の1で、委員会の活動報告、福祉環境分、コロナ禍において福祉事業所に出向いての調査を困難であると判断し、高根沢町在宅福祉ネットの事務局にヒアリング調査を行いました。 令和2年3月4日、新型コロナウイルス感染症による緊急事態に対応している福祉事業所の現状と課題を調査するため、高根沢町在宅福祉ネットの菅野忠雄会長(グループたすけあいエプロン事務局長)、事務局の大貫裕章氏(西地域包括支援センター)の両氏を招いて、コロナ禍における居宅サービス事業所の取組状況を伺いました。 5ページ、6ページは在宅福祉ネットのほうでアンケート調査を実施した内容となっておりますので、それは皆さんご覧ください。 7ページの2の2、調査研究による提言。 1、新しい生活様式のギャップとケアの課題。 感染防止の3つの基本、新しい生活様式には、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いがあり、身体的距離の確保は、人との間隔はできるだけ2m、最低1m空け、会話する際は可能な限り真正面を避けることが求められています。 しかし、福祉事業所は高齢者や障害を持つ方が利用していることから、訪問介護や通所介護においてスタッフが利用者をケアする上で、密着・密接が常時発生することから、感染リスクの増加が懸念されます。 このことから、利用者が感染リスクを重視し過ぎるあまり、サービス控えによる自宅の閉じこもりから、要介護重度化が進むという事例が報告されました。 通所事業所では、集団感染の可能性が生じる状況になるため、ウイルスを持ち込まない、広げないことに留意し、感染対策に苦慮している現状がありました。 換気、ソーシャルデスタンス、マスク、手洗い、体温測定、消毒等の感染対策を十分に行いながら事業を継続していました。 一方で、利用者のサービス控えや介護スタッフの離職も発生しています。 県では、県内の高齢者や障害者の入所施設、精神科病院でのクラスター発生が相次いでいることから、県内全域の高齢者・障害者入所施設と精神科病院の職員を対象に抗原検査1回を2月から3月中に実施されております。通所施設の職員は対象外となっています。 さくら市では、高齢者及び障害者入所施設・通所施設の職員、精神病院の職員を対象に、独自に高齢者へのワクチン接種が開始されるまでの間、定期的なPCR検査を無料、1人当たり2回、プール検査は4回までを実施します。 本町においても、利用者が安心してケアを受け、介護スタッフが安心して働く場として、事業所からの要望等も踏まえ、無料でPCR検査(プール方式)を実施すること。 新型コロナワクチン接種については、高齢者施設等で従事する職員に対して迅速に接種できる体制を構築すること。 2つ目は、事業所の運営危機への支援と情報提供。 アンケートからも、訪問・通所の利用者のサービス控えやA型事業所(障害)への企業からの仕事の減少などで、事業を継続していく上でA型事業所の運営が厳しくなっていることが報告されています。 国への補助金や支援金の要請と、分かりやすい情報提供を町として行うこと。また、地元の商工業者との連携により、町内の中で仕事が受注できる設計を町として図ること。 3点目としては、コロナ禍における地域の連携を推進する中での課題。 新型コロナウイルス新規感染者拡大に伴い、栃木県は2回の緊急事態宣言を発令し、本町においても感染者が急増したことから、町主催の行事・イベントや町有施設の貸出しの中止、地域公民館での行事や高齢者の交流の場である地域サロン・通いの場の集まりが自粛となりました。 人との接触が感染を拡大させることにつながりますが、高齢者が自宅に閉じこもることにより、孤立化がますます進んでしまい、筋力の低下や認知症が進むこと、コロナフレイルといいますが、懸念されます。 特に、後期高齢者は前期高齢者(65歳から74歳)と比べてフレイルの進行が顕著になるといわれていることから、介護予防の一環としてフレイル対策が重要となっています。 コロナフレイル対策として、感染対策を十分に行いながら、高齢者が参加しやすい地域のサロンや通いの場の再開と拡充を行うこと。 地域の中で支え合いや助け合いができる環境づくりとして、隣近所でお互いに助けたり、助けられたりできる信頼関係が重要です。特に、コロナ禍で自宅に閉じこもりがちな高齢者に対して、ご近所の在宅福祉協力員や地域の民生委員が連携して、コロナ感染対策を十分に行いながら、訪問し、声かけし、見回り体制を構築していくこと。 コロナフレイルとは、高齢者がコロナウイルスに感染すると重篤化し死亡率が高いといわれていることから、コロナ禍の中でひたすら自宅に閉じこもる方が多くなっている。こういった過度の行動自粛によって、加齢に伴い筋力や活力が徐々に低下し、介護が必要な状態へとなり、フレイルは健康と要介護の中間の虚弱状態をいいます。 コロナ禍における地域での支え合い事業の現状。 見守り事業は、ごみ収集や配食サービスは、コロナ対策を徹底した上で通常どおり実施。 牛乳配達は、通常どおり声かけをして実施。手渡しは行わない。 高齢者訪問で、地域包括はコロナ対策を徹底した上で、件数を縮小して実施。 社会福祉協議会は、電話での聞き取りの対応で、状況によって訪問する。 地域見守りネットワークは通常どおり実施。 民生委員は、コロナ対策を徹底した上で訪問を実施。無理な状況のときは電話での対応。 地域サロン14か所は、3月まで中止。 通いの場3事業所は、町から自粛要請中。 2の3として、調査を終えて、日本国内で初めて新型コロナウイルス感染症が確認されてから1年以上がたち、私たちの日常生活を大きく激変しました。 本町の福祉事業所では、日々感染対策に苦慮しながら、利用者の皆さんが安心・安全にサービスを利用できるように取り組んでいる現状がありました。 また、本町では高齢者の夫婦世帯や単独世帯が増えている中で、高齢者が住み慣れた自宅で健康で生き生きと生活ヒクために、コロナ禍においても行政の生活支援サービス(見守り事業)や高齢者のフレイル対策の一環となる通いの場や地域サロンの充実が重要であることは明らかでした。 高齢者の心身の状態をきちんと把握する上でも、高齢者訪問の取組では現状を把握することの不十分さがありました。 本委員会として、掲げた提言に対して何ができるのか、町と連携を行い、今後も課題解決に向けて、引き続き調査研究していく必要がありました。 3の1は、学校環境の委員会活動報告です。 新型コロナウイルスという未知のウイルスが世界中で猛威を振るう中、本町の子どもたちが安心して学べる学校となるには、どのような対策が必要となるのかを当委員会として検証し、また対策が不十分であれば提言する必要があることから、調査テーマとして掲げました。 また、コロナ対策としてマスク着用が余儀なくされる中、夏場の体育活動等において熱中症の危険もあることから、学校における熱中症対策についても併せて調査することにしました。 しかし、コロナ禍での学校に向いての現地調査は困難であると判断し、担当課におけるヒアリング調査に切り替え、調査研究をしました。 9ページ、10ページは長くなってしまうので、文章をお読みください。 11ページの3の2、調査研究による提言。 1、休校等を余儀なくされたときの対応。 万が一、緊急事態宣言が発令され、休校措置が取られ、教育が滞ることのないよう、タブレットを利用した授業ができるようにすること。 各家庭のインターネット環境が不十分な家庭がある場合は、町として十分なサポートができる制度設計を行っておくこと。 2、感染レベルが警戒度の判断基準が高まったときへの対応。 1月13日に栃木県も緊急事態宣言対象エリアとなり、文部科学省が令和3年1月8日に各都道府県教育長等に通知した「新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言を踏まえた小中学校及び高等学校における新型コロナウイルス感染症への対応に関する留意事項について」「地域一斉の臨時休業については、学校における新型コロナウイルスのこれまでの感染状況や特性を考慮すれば、子供の健やかな学びの保障や心身への影響の観点からも、避けるべきであること。ただし、緊急事態の宣言の対象区域に属する地域に所在する高等学校、特別支援学校においては、設置者の判断により、生徒等の通学の実態も踏まえ、感染状況に応じて、例えば時差登校や分散登校の導入などの検討も行い、警戒度をより高めること」と記載があるように、本町ではどのような状態のときにはどのような体制での学校活動を図るか十分に検証する必要があります。 町教育委員会が作成した対策マニュアル改正が必要であり、早期に対応すること。 3点目は、児童・生徒・教員が感染したときの対応。 本町でも感染者が出ており、いつ誰が感染してもおかしくない状況と感じる。 万が一、感染すると誹謗中傷を受ける可能性があり、差別とも呼べる行動が行われてしまえば、不登校につながってしまうことや、最悪のケースとして命を失う可能性もあります。 このようなことは予測されることであり、事前に対応できること考えます。 上高根沢小学校では、シトラスリボンプロジェクトについて学び、児童がリボンを作成し、それをクリスマスツリーに取りつけ、ちょっ蔵情報館や役場、図書館などに飾り、町民に対し、新型コロナウイルス感染者や医療従事者等に対し、差別などしてはいけないことを啓発してくれました。 各学校でも、このような取組や授業を行うことで、児童・生徒・教員・保護者が理解し、差別などが起きなくなる要因につながるので、町教育委員会としてしっかりと取り組むこと。 4点目としては、情報発信の徹底。 昨年2月に新型コロナウイルスが出現し、1年有余が過ぎたことで自粛や行動制限など我慢が続く日々を過ごし、気の緩みが起きてもおかしくない状況であると考えます。 各学校では、保護者へダイレクトに送れるメール機能を備えている。感染に対する意識向上につながるメッセージや、町の対策、感染情報などを流し、本町の学校において今後も感染者を出さないためにも、このメール機能を有効に使うこと。 5点目としては、不要不急の外出に関する啓発。 本町の児童・生徒が学校で伸び伸びと教育活動を行えず、部活動やクラブ活動、放課後の友人との遊びなども抑制され、我慢に次ぐ我慢で精神的にもストレスが募る中ではあるが、新型コロナウイルスを抑え、早期に日常を取り戻すためにも、児童・生徒の理解ある行動を求め続け、不要不急の外出に対し啓発をする必要があります。 また、保護者に対しても同様に、家庭での協力を継続していただき、今後も学校でのクラスターが発生しないようにするためにも、感染者が減少し、ワクチン接種も始まり、新型コロナウイルスに対し気の緩みが生じるおそれがあることから、状況を見定めながら、不要不急の外出に対する啓発をすること。 最後に調査を終えて。 本町の教育現場における感染及びクラスターの発生はなく、教員一丸となっての感染対策はもとより、児童・生徒一人一人のモラルと行動がしっかりしていること、そして各家庭におけるご協力があり、休校措置などを取ることもなく学校運営が行われていることに感謝いたします。 新型コロナウイルス感染症による社会の影響がいつ終息するのか予測できませんが、ワクチン接種が始まったことにより、脅威から抜け出せることを期待します。 しかし、変異種の新型コロナウイルスが出てきたことによる警戒はいまだに必要です。 また、新たな生活様式をはじめ、未知のウイルスが今後もいつ現れるか分からない中、社会が元どおりに戻ることは想定できません。 文部科学省や栃木県教育委員会が、感染拡大時や感染リスクが高まってきた時など、指針を打ち出し、それにより町教育委員会もそれに倣い対応を行っています。しかし、各自治体によって様相は様々であり、国や県の対応を注視することは当然ですが、それを待つことなく、町独自でも状況を鑑みた上で早い対応が求められる可能性は否定できません。 当たり前ですが、本町の児童・生徒・教員の生命を守る上で、町教育委員会として今後も情勢を見極めた対策を続けていくことを要求いたします。 これに加え、児童・生徒・教員は新型コロナウイルスへの細心なる対応や、やりたいことができないことへの我慢など、心的なストレスが多分にあると思います。 スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの方を基準に、新型コロナウイルスに感染することに対しても、相談や支援を行える環境整備をするとともに、教育委員会が一丸となって目配りをしながら、心的ストレスを持つ児童・生徒・教員の現状把握に努め、教育委員会、学校、家庭と連携しながら解決策を見出し、必要ならば環境改善をすることを併せて要求いたします。 以上、
教育福祉常任委員会の日常調査の中間報告といたします。 令和3年3月12日、高根沢町議会議長、小林栄治様。 高根沢町
教育福祉常任委員会、委員長、森弘子、副委員長、佐藤晴彦、委員、阿久津信男、委員、野中昭一、委員、小林栄治、委員、鈴木伊佐雄の皆さんで日常調査報告を作り上げました。 よろしくお願いします。
○議長(小林栄治君) 続いて、
建設産業常任委員会の報告をお願いします。
建設産業常任委員長、高根博君。 〔
建設産業常任委員長 高根 博君 登壇〕
◆
建設産業常任委員長(高根博君) それでは、
建設産業常任委員会日常調査を中間報告として報告いたします。 令和2年・3年度の日常調査を実施するため、1、本町における土地利用の見直しについて、2、都市計画道路の整備について、以上の2点を設定し、調査を進めています。 そこで、これまでの調査内容について、簡略に中間報告をいたします。 まずは、土地利用の見直しについては、3行目ありますけれども、令和2年8月18日、土地利用の見直しをした場合、新たなまちづくり、人口集積がどのように図られるか、都市整備課職員の説明を受けました。 市街化調整区域での住宅供給については、優良田園住宅制度の活用、特区制度の活用、地区計画の活用等、多くの施策があることから、今後もさらなる調査研究を進めてまいります。 同じく、都市計画道路の整備については、同じ令和2年8月18日に、都市整備課の職員の説明を受けました。 次に、実際の道路状況を確認するため、令和2年11月20日金曜日、都市整備課職員とともに当委員会からあらかじめ選定した道路の現地調査を行いました。 まず1、町道343号線・町道560号線なんですけれども、これは宝積寺中区周辺の道路、町道343号線・560号線は、駅へのアクセスも悪く、周辺の土地利用も難しい状況になっている。地権者との用地取得も難航しているが、宝積寺駅周辺の活性化のために、接続も含めた周辺道路の整備をするよう提言していきます。 次に、町道346号線、この道路は宝積寺北区の幹線道路でありますが、交通量も少なく、道路の幅員も狭く、歩道もない現状であります。道路隣接の用地買収が必要となり、石末地区とアクセスも悪い。雨水もたまる等の問題点が多く存在します。町道路網整備計画では、中長期路線の整備となっているが、可能な限り事業の早期着手を実現するよう提言していきます。 3、町道525号線、これは町道561号線から町道494号線の元気あっぷむら西側交差点までの区間については、道路整備が完了している。これから南に延ばして、芳賀町八ツ木まで接続が可能であれば、道の駅元気あっぷむらの利用者の増加につなぐことができることを考える。 道路整備計画を策定すること、県道杉山線の接続を優先的に実施することを提言していきます。 このようなことから、土地利用の見直し及び道路整備については、限られた財源の中で優先順位をつけながら事業を進めなければなりません。 当委員会として、今後もさらなる調査研究を進めてまいります。 以上、
建設産業常任委員会の日常調査の中間報告といたします。 令和3年3月12日、高根沢町議会議長、小林栄治様。 高根沢建設産業委員会委員、委員長、高根博、副委員長、澤畑宏之、委員、横須賀忠利、齋藤誠治、加藤章。 以上です。
○議長(小林栄治君) 以上で、各
常任委員長の報告が終わりました。
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△
議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査
○議長(小林栄治君) 日程第5、
議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査の件を議題といたします。 議会運営委員長から、会議規則第74条の規定により、次期議会の会期日程等、議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について、閉会中の継続審査の申出がありました。 これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林栄治君) 異議なしと認め、申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
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△閉会の宣告
○議長(小林栄治君) これで本日の日程は全部終了しました。 会議を閉じます。 以上で、第406回
高根沢町議会定例会を閉会いたします。
△閉会 午前11時31分地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 令和 3年 4月26日 高根沢町議会議長 小林栄治 署名議員 神林秀治 署名議員 森 弘子...