高根沢町議会 > 2020-03-12 >
03月12日-03号

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  1. 高根沢町議会 2020-03-12
    03月12日-03号


    取得元: 高根沢町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-12
    令和 2年  3月 定例会(第399回)          第399回高根沢町議会定例会議事日程(第3号)                    令和2年3月12日(木)午前10時開議第1 委員長報告第2 総括質疑第3 議案等の討論、採決第4 議会活性化特別委員会所管事務調査等報告---------------------------------------出席議員(16名)     1番  澤畑宏之君       2番  高根 博君     3番  佐藤晴彦君       4番  鈴木伊佐雄君     5番  中山喜美一君      6番  加藤 章君     7番  齋藤武男君       8番  齋藤誠治君     9番  梅村達美君      10番  横須賀忠利君    11番  小林栄治君      12番  神林秀治君    13番  森 弘子君      14番  野中昭一君    15番  鈴木利二君      16番  阿久津信男君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条第1項の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長        加藤公博君   副町長       牧野雄一君 会計管理者     荒井紀美子君  総務課長      熊田彰夫君 企画課長      福田和則君   地域安全課長    福田光久君 住民課長      加藤敦史君   税務課長      山野井紀泰君 健康福祉課長    戸井田和明君  環境課長      片野秀光君 都市整備課長    阿久津径行君  上下水道課長    阿久津 靖君 産業課長      水井剛芳君   元気あっぷ創生課長 石嶋良憲君 教育長       小堀康典君   学校教育課長    菊地房男君 こどもみらい課長  荻原敏子君   生涯学習課長    齋藤耕太郎君 監査委員事務局長選挙管理委員会書記長           小菅真守君   農業委員会事務局長 齋藤賢二君---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名 議会事務局長    小池哲也    書記        齋藤雅人 書記        戸村友美 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(齋藤武男君) 皆様、おはようございます。 ただいまの出席議員は16人です。定足数に達しておりますので、ただいまから第399回高根沢町議会定例会を再開いたします。 直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(齋藤武男君) 本日の議事日程はあらかじめお手元に配付したとおり、委員長報告、総括質疑、議案等の討論、採決です。 それでは、これから議事日程に入ります。--------------------------------------- △委員長報告 ○議長(齋藤武男君) 日程第1、本会議において各常任委員会及び予算特別委員会に付託された案件について、各常任委員長及び予算特別委員長の報告を求めます。 総務常任委員長、鈴木伊佐雄君。     〔総務常任委員長 鈴木伊佐雄君 登壇〕 ◆総務常任委員長(鈴木伊佐雄君) 総務常任委員会の委員長報告をさせていただきます。 第399回高根沢町議会定例会において総務常任委員会に付託されました案件について、去る3月5日、全委員出席の下、執行部より関係課長の出席を求め、慎重に審査した経過と結果についてご報告いたします。 今議会において総務常任委員会に付託された議案は、議案第12号 令和元年度高根沢町一般会計補正予算議決についての1件であり、関係する総務課長、企画課長、地域安全課長、税務課長及び監査委員事務局長の説明を受けました。 今回の主な補正内容は、歳入では、外国税額控除の減少により大幅増額となった法人に係る町民税の補正のほか、固定資産税、軽自動車税、都市計画税の減額補正、地方揮発油譲与税、利子割交付金、環境性能割交付金の最終見込みによる減額補正、プレミアム付商品券に係る事務費及び事業費補助金に係る国庫負担金の減額補正、ふるさと納税寄附金の減額補正、都市計画施設整備基金等の繰入金の減額補正、町債では、教育債補正予算債の増額、災害復旧費農業用施設災害復旧事業債の増額補正など。歳出では、移住支援金交付事業費の減額補正、集会施設整備事業費の減額補正、県議会議員・参議院議員選挙費の減額補正などです。慎重に審査し、採決した結果、全員一致により原案のとおり承認することに決定いたしました。 主な質疑と説明ですが、総務課の質疑として、補正内容が退職手当負担金の減額とのことだが、今年度に退職する職員に関する補正かとの質疑に対し、今年度退職する職員に関するものと説明。ふるさと納税寄附金が減額となっているが、その対応はとの質疑に対し、とちぎの星など返礼品の種類を増やすよう引き続き努めると説明がありました。 企画課の質疑として、集会施設整備事業費が減額となっているが、交付実績は何件かとの質疑に対し、1件と説明。環境性能割交付金制度の内容と減額の理由はとの質疑に対し、昨年10月1日からの税制改正により、自動車取得税交付金に代わって新たしく始まった制度で、減額となったのは、消費税増税後に自動車の買控えがあったため減額と説明がありました。移住支援金交付事業費の減額補正とのことだが、申請はなかったのかとの質疑に対し、問い合わせが3件あったが、交付基準に合致しなかったため減額と説明がありました。また、基金繰入金の減額補正は、高く見積もったためではないかとの質疑に、国際交流推進基金繰入金の減額は、フィジーに派遣した中学生が万が一病気になった際、団体を離れて帰国できる費用を積算していたが、そのような事態にならなかったためと説明がありました。 地域安全課は、質疑はありませんでした。 税務課の質疑として、法人税の増額とのことだが、この会社は何号法人か、また、修正申告によるものかとの質疑に対し、9号法人で、決算申告による納税及び予定納税によるものと説明。また、軽自動車税の環境性能割減額補正の内容はとの質疑に対し、昨年10月に創設された制度で、納入が2か月後のため、6か月分の見込みが4か月分になったためと説明がありました。 選挙管理委員会の質疑として、在外選挙特別経費委託金の内容はとの質疑に対し、海外に行っている日本人を在外選挙人名簿に登録・管理するのに係る費用で、現在33人が登録されていると説明がありました。 続いて、閉会中の継続審査となっていた意見書について報告します。 受理番号18号 厚生年金制度への地方議会議員の加入を求める意見書の審査した経過と結果です。 本陳情は、昨年12月、第396回議会において当総務常任委員会に付託され、審議する中で、報酬額に対する個人や自治体の負担の問題、地方自治体の財政の問題、議員のなり手不足の要因の分析など多岐にわたり意見が交わされましたが、引き続き検討・研究するべき継続調査となっていました。 5日の委員会での主な検討内容は、住民の関心の低下や地方議会議員のなり手不足が大きな社会問題になっており、その状況を打破するために、地方議会議員が厚生年金に加入することになれば、民間会社の社員等が議員に転身しても切れ目なく厚生年金の適用を受けることができるので、大きなメリットとなる。 そのような賛成意見に対し、厚生年金への加入だけでなり手不足の解消にどれだけ貢献できるか不透明ではないか、事業主負担分として地方自治体に発生する公費負担について町民の理解が得られるかとの意見も出ました。また、報酬額の増額も検討していく必要があるのではないか。仮に意見書を採択しても、報酬額の増額と議員定数削減をセットにするなどの条件をつける必要があるのではないかとの意見も出ました。 採決の結果、賛成多数により意見書を採択すべきこととなりました。 意見書には、なり手不足の解決に向け、厚生年金制度への地方議会議員の加入だけではなく、なり手不足に対する社会的な環境づくりや法整備、本町においては、議員定数削減を合わせた議員報酬額の増額についても盛り込むことといたしました。 以上で、総務常任委員会に付託された案件について、報告を終わります。 ○議長(齋藤武男君) 教育福祉常任委員長、中山喜美一君。     〔教育福祉常任委員長 中山喜美一君 登壇〕 ◆教育福祉常任委員長(中山喜美一君) 教育福祉常任委員会委員長報告をさせていただきます。 第399回高根沢町議会定例会において教育福祉常任委員会に付託されました案件について、去る3月5日、委員6名出席の下、執行部より学校教育課長、こどもみらい課長、生涯学習課長、住民課長及び健康福祉課長の出席を求め、さらに町長、教育長の出席により慎重に審査した経過と結果についてご報告いたします。 最初に、議案第3号 高根沢町子ども条例の制定についてです。 本条例の内容は、子どもが健やかに育ち、学び、安心して子どもを育てることができる社会の実現を目指し、子ども施策を総合的かつ継続的に推進していく町の子ども施策の基本条例として基本理念を定め、子どもの学びに配慮し、子ども学びの支援について規定するほか、現在取り組んでいる高根沢町版コミュニティ・スクール「みんなの学校」の推進を踏まえ、地域社会全体で子どもや子育てを支援することについて規定するものです。 主な質疑として、この条例は、子どもの定義を15歳としているが、18歳とすべきではとの質問に対し、本条例の特徴として、子どもの学びを強調した条例とするため、義務教育の範囲である15歳としたと説明。しかし、学校教育課の説明では判断材料が不足しているため、担当課において説明内容を整理し、議員が納得できる説明ができるようになるまで審議を中断しました。 その後、加藤町長、小堀教育長出席の下、改めて審議を再開しました。 加藤町長から、この条例は教育面の印象が強く捉えられてしまうが、子どもの学びの連続を地域社会全体で包括的に展開できるようにしたものであり、15歳以上の子どもの施策についてはそれぞれ個別に対応していくとの説明がありましたので、採決した結果、全員一致により原案のとおり承認することに決定いたしました。 続いて、議案第4号 高根沢町歯及び口腔の健康づくり推進条例の制定についてです。 健康福祉課長から説明を受け、審査し、採決した結果、全員一致により原案のとおり承認することに決定いたしました。 本条例の内容は、歯科口腔保健の推進に関する法律及び栃木県民の歯及び口腔の健康づくり推進条例の趣旨を踏まえ、本町が行う歯及び口腔の健康づくりに関し基本理念を定めるもので、施策を総合的かつ計画的に推進し、町民の健康増進と健康寿命の延伸に寄与することを目的に条例化するものです。 質疑として、事業者の役割としてどのように連携を図るのかとの質疑に対し、商工会と連携し広く周知を図りたいと説明。また、本町の訪問歯科診療医は対応できるのかとの質疑に対し、希望があれば対応できると説明がありました。 続いて、議案第6号 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正についてです。 健康福祉課長から説明を受け、審査し、採決した結果、全員一致により原案のとおり承認することに決定いたしました。 改正内容は、災害弔慰金の支給等に関する法律及び災害弔慰金の支給等に関する法律施行令の一部改正に伴い、対応語句の追加及び条番号の整理を行うものであり、委員から特に質疑はありませんでした。 続いて、議案第7号 高根沢町保育園条例の一部改正についてです。 こどもみらい課長から説明を受け、審査し、採決した結果、全員一致により原案のとおり承認することに決定いたしました。 改正内容は、令和2年4月から、たから保育園とひまわり保育園を民設民営による公私連携型保育所へ移行するに当たり、名称と位置を削除するものです。また、保育園の利用料金の設定に係る規則等の変更のため所要の改正をするものであり、委員から特に質疑はありませんでした。 続いて、議案第8号 高根沢町児童館及び学童保育所設置条例の一部改正についてです。 こどもみらい課長から説明を受け、審査し、採決した結果、全員一致により原案のとおり承認することに決定いたしました。 改正内容は、上高根沢小学校学童保育所を、上高根沢ふれあいセンターから上高根沢小学校に移転することに伴い、位置を変更するものです。 質疑として、移転する理由はとの質疑に対し、現在、上高根沢ふれあいセンター会議室で実施しているが、児童数の増加により条件を満たさなくなったためと説明。また、移転先は整備されているかとの質疑に対し、学校と協議し、整備済みであると説明がありました。 続いて、議案第12号 令和元年度高根沢町一般会計補正予算議決についてです。 関係課長から説明を受け、審査し、採決した結果、賛成多数により原案のとおり承認することに決定いたしました。 今回の主な補正内容は、歳入では、公立・私立保育園児童保護者負担金の減額補正、児童手当に係る国庫負担金の減額補正、子ども・子育て支援臨時交付金に係る国庫補助金を地方特例交付金に組み替えたことによる減額補正、公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金の増額補正、歳出では、たから、ひまわり両保育園の指定管理委託事業費の減額、にじいろ・のびのび両保育園の臨時的任用職員の賃金に係る保育事業費の減額補正、児童手当給付費の減額、小・中学校の校内LAN構築委託に係るICT教育推進事業費の増額補正、また、介護保険特別会計繰出金県後期高齢者医療広域連合事業費繰出金の減額補正となっております。 また、繰越明許費として、ICT教育推進事業費1億9,000万円の追加がありました。 主な質疑の内容ですが、学校教育課の質疑として、全ての学校に無線LANは整備されているかとの質疑に対し、全ての学校に整備されているが、通信速度を増加するための整備を実施すると説明がありました。 こどもみらい課の質疑として、各保育園の予算の減額理由はとの質疑に対し、保育士の賃金を児童受入れ可能最大額で計上していたが、実績見込みにより減額したことが主な要因と説明がありました。 生涯学習課の質疑として、次年度のスポーツフェスタ時期はとの質疑に対し、秋は様々なイベントや学校行事と重なる可能性があるが、関係機関とよく調整して時期を見極めて実施したいと説明がありました。 住民課の質疑として、現在のマイナンバーカードの交付件数はとの質疑に対し、2月23日時点の交付枚数は4,825枚であり、人口当たりの申請件数は県内3位であると説明がありました。 健康福祉課の質疑として、低所得者向けのプレミアム付商品券の申請件数が少なかった要因はとの質疑に対し、申請により商品券を購入してもらうが、購入するためには自己負担があり、これを負担に感じる方が多かったと分析していると説明がありました。 次に、議案第13号 令和元年度高根沢町国民健康保険特別会計補正予算議決についてです。 住民課長から説明を受け、審査し、採決した結果、賛成多数により原案のとおり承認することに決定いたしました。 今回の補正の内容は、歳入では、国民健康保険税における医療給付費分滞納繰越金などの減額補正や特定健康診査等受託料の減額補正、歳出では、保険給付費等交付金償還金の減額補正などが主なものです。 質疑として、国はマイナンバーカードを作成して保険証の機能を入れる方針としているが、切り替えなくても大丈夫なのかとの質疑に対し、カード作成は個々の事情によると考えるが、カード作成を推進していると説明がありました。 次に、議案第14号 令和元年度高根沢町介護保険特別会計補正予算議決についてです。 健康福祉課長から説明を受け、審査し、採決した結果、全員一致により原案のとおり承認することに決定いたしました。 今回の主な補正内容は、歳入では、介護給付費交付金の減額補正、介護給付費に係る県負担金の減額補正、歳出では、地域密着型サービス給付費の減額補正のほか、国庫支出金や県支出金の減額による財源更生などが主なものです。 質疑として、基金はどの程度積立てが必要なのかとの質疑に対し、町は3年間の計画を策定しており、3年間の給付費総額を国・県の補助と保険料で賄えるような算出により、状況に応じて必要な分だけ積立てを行っていると説明がありました。 以上で、教育福祉常任委員会に付託された案件の報告を終わります。 続いて、閉会中の継続審査となっていた受理番号第17号 介護福祉職員の給与を当面4万円引き上げることを国に求める陳情について、審査した経過と結果についてご報告いたします。 本陳情は、介護現場において介護職員が不足し、介護が成り立たない深刻な状況に陥っており、その大きな要因が介護福祉職員低賃金なので、低賃金状態を改善するため、当面、介護福祉職員給与の4万円引上げを求める助成制度の新設を内閣総理大臣などに求めてほしいとのものです。 この陳情に対し、介護職員の厳しい労働条件について理解は示すものの、健康福祉課の説明では、国が行っている介護職員の処遇改善措置が平成29年度より改定され、介護報酬がプラスに転じていることや、令和元年10月には、勤続10年以上の介護福祉士について月額8万円の所得改善加算がなされています。また、介護職員の平均給与の状況を調査したところ、年々上昇していることが分かりました。 このように、委員から幅広い意見を総括すると、陳情のあった内容と実態がそぐわないと想定されるとの意見から、採決した結果、反対多数により不採択とすることに決しました。 なお、この問題については、今後、当委員会として調査・研究が必要な課題であると捉えています。 以上で、教育福祉常任委員会に付託された議案8件と陳情1件についての報告を終わります。 ○議長(齋藤武男君) 建設産業常任委員長、梅村達美君。     〔建設産業常任委員長 梅村達美君 登壇〕 ◆建設産業常任委員長(梅村達美君) それでは、第399回高根沢町定例会において建設産業常任委員会に付託されました案件について、去る3月5日、全委員出席の下、執行部より関係課長・局長の出席を求め、慎重に審査した経過と結果についてご報告いたします。 初めに、議案第5号 高根沢町住居表示及び町名町界整理審議会条例の一部改正についてであり、都市整備課長の説明を受けました。 本案は、地方公務員法等が改正されることに伴い、所要の改正をするものです。 主な改正内容は、令和2年3月31日をもって高根沢町区長設置規則が廃止となることから、審議会の委員として委嘱する者を関係行政区の区長から当該地域の住民自治組織の代表者に改めるもので、特に質疑はなく、採決した結果、全委員一致により原案のとおり承認することに決しました。 続きまして、議案第9号 高根沢町ちょっ蔵広場の設置及び管理に関する条例の一部改正についてであり、都市整備課長の説明を受けました。 本案は、ちょっ蔵広場の施設の適正な管理運営を図るため、施設の占用的利用に係る許可期間を原則3年以内、ただし、2年を超えない範囲内において1回限り延長することができることとし、指定管理者が自ら管理する施設を利用する場合には適用しないとのもので、採決した結果、全委員一致により原案のとおり承認することに決しました。 主な質疑として、原則3年以内だが、最長で5年にした理由はとの質疑に対し、条例の中に許可期限についての明示がなかったので明文化したとの説明がありました。 続きまして、議案第10号 町道の構造の技術的基準を定める条例の一部改正についてであり、都市整備課長の説明を受けました。 本案は、自転車を安全かつ円滑に通行させるために設けられる自転車通行帯の設置要件を規定する道路構造令の一部を改正する政令が31年4月25日に施行され、栃木県においても県道の構造の技術的基準を定める条例の一部改正を予定していることに伴うものです。 主な改正内容ですが、道路構造令の一部改正や県条例の一部改正に準じ、自転車通行帯を新たに規定し、その設置要件を追加するため、所要の改正をするものです。 採決した結果、全委員一致により原案のとおり承認することに決しました。 主な質疑として、町内で対象となる路線はとの質疑に対し、5路線で距離にして約1,990mが該当するとの説明がありました。実施計画はとの質疑に対し、令和2年度の予算で1路線に自転車通行帯をつけることを検討していると説明がありました。 続きまして、議案第11号 高根沢町営住宅管理条例の一部改正についてであり、都市整備課長の説明を受けました。 本案は、民法改正による債権関係規定の見直し等を踏まえて国土交通省の公営住宅管理標準条例(案)が改正されたことと、及び南住宅取壊しが完了し廃止となったことに伴い、所要の改正をするものです。 主な改正内容は、敷金による債務弁済に係る規定の追加や、不正行為によって入居した者に対する請求額の算定に利用する利率の変更と、南住宅が廃止されたことに伴い、別表の規定から南住宅を削除するものです。 採決した結果、全委員一致により原案のとおり承認することに決しました。 主な質疑と説明の内容は、改正内容には本町では該当しないものが含まれているようだがとの質疑に対し、公営住宅管理標準条例(案)が示されているので、現在該当していないことも改正したとの説明がありました。 続きまして、議案第12号 令和元年度高根沢町一般会計補正予算議決についてであります。 関係課長から説明を受け、審査し、採決した結果、全委員一致により原案のとおり承認することに決しました。 初めに、上下水道課所管分ですが、補正の主な内容は、歳入では、浄化槽設置整備費に係る県補助金の減額補正、歳出では、県補助金の減額による財源更生、下水道事業会計出資金の増額との説明で、特に質疑はありませんでした。 次に、都市整備課所管分ですが、補正の主な内容として、歳入については、国庫補助金の社会資本整備総合交付金、地域住宅交付金及び河川災害復旧事業費補助金等の額の確定による補正、歳出については、道路台帳整備委託費、地籍調査に係る委託料、町道119号線道路改良事業費、宝積寺南通り・西通り整備事業費、ちょっ蔵広場及び宝積寺駅東西連絡通路指定管理委託事業費民間住宅耐震改修事業費の減額、町道108号線舗装修繕事業、区画整理事業特別会計繰出金の増額でした。また、繰越明許費の追加として、土木費において、町道108号線舗装修繕事業費及び宝積寺西通り整備事業費が計上されています。 主な質疑と説明の内容は、民間住宅耐震改修事業費減額の理由と実施件数はとの質疑に対し、事業が確定したことによる減額補正で、2件が該当したと説明。地籍調査の実施面積はとの質疑に対し、平成30年度、令和元年・2年度で42haの事業との説明がありました。 次に、産業課所管分ですが、補正の主な内容として、歳入については、元気あっぷむら及び体験の森施設に係る使用料、県補助金の農業人材力強化総合支援事業費補助金、強い農業・担い手づくり総合支援交付金及び施設園芸拡大プロジェクト整備事業費補助金の減額等で、歳出については、農業人材力強化総合支援事業費補助金、強い農業・担い手づくり総合支援交付金施設園芸拡大プロジェクト整備事業費補助金土づくりセンター維持管理費土地改良施設改修整備事業に係る補助金、低所得者・子育て世帯を対象としたプレミアム付商品券発行事業費の減額、鬼怒川中部土地改良連合に係る農業用施設災害復旧事業費の増額でした。また、繰越明許費の追加として、災害復旧費において、農業用施設災害復旧事業がありました。 主な質疑と説明の内容は、農業用施設災害復旧事業費の本町負担割合と総事業費はとの質疑に対し、総事業費は3億円を見込んでいる、その65%が国庫補助、残りを関係市町で負担するが、本町は約21%の負担割合との説明。強い農業・担い手づくり総合支援交付金の減額理由はとの質疑に対し、申請された方が7名、うち採択された方が2名となり、減額となったとの説明。土づくりセンター維持管理工事費減額の理由はとの質疑に対し、4社の見積り合わせの結果、低額となったことによる補正との説明がありました。 次に、農業委員会所管分ですが、補正の主な内容として、歳入については、県補助金の農業委員会交付金の増額、農地利用最適化交付金の減額、雑入の農業者年金業務委託手数料の増額、歳出については、農業委員会運営費の農業委員及び農地利用最適化推進委員報酬の減額でした。 主な質疑と説明の内容は、農業委員及び農地利用最適化推進委員報酬の減額理由はとの質疑に対し、農業委員は9名で、報酬の年額は会長が45万円、職務代理者が42万円、委員が36万円。農地利用最適化推進委員が一律24万円で18名。この報酬に加え能率給という制度があり、減額の理由は、能率給の確定が1月末になるためとの説明がありました。 続きまして、議案第15号 令和元年度高根沢町宝積寺駅西第一土地区画整理事業特別会計補正予算議決についてであり、都市整備課長から説明を受けました。 今回の補正の内容は、歳入の主なものは、保留地処分金の減額であり、歳出の主なものは、区画整理事業費の減額との説明。また、繰越明許費の追加として、区画整理事業費が計上されています。 採決した結果、全委員一致により原案のとおり承認することに決しました。 主な質疑と説明の内容は、保留地が売れない理由はとの質疑に対し、立地や形状等も要因ではないかと考えられるとの説明がありました。 続きまして、議案第16号 令和元年度高根沢町水道事業会計補正予算議決についてであり、上下水道課長から説明を受けました。 今回の補正の主な内容は、職員給与費の増額補正と消費税及び地方消費税で、特に質疑なく、採決した結果、全委員一致により原案のとおり承認することに決しました。 続きまして、議案第17号 令和元年度高根沢町下水道事業会計補正予算議決についてであり、上下水道課長から説明を受けました。 今回の補正内容は、収入においては、社会整備総合交付金の減額、支出では、職員給与費の増額及び企業債の償還利息の減額で、採決した結果、全委員一致により原案のとおり承認することに決しました。 以上で、建設産業常任委員会に付託されました案件についての審査報告を終わります。 ○議長(齋藤武男君) 予算特別委員長、小林栄治君。     〔予算特別委員長 小林栄治君 登壇〕 ◆予算特別委員長(小林栄治君) 第399回高根沢町議会定例会において予算特別委員会に付託されました案件について、去る3月6日、9日及び10日の3日間にわたり慎重に審査した経過と結果についてご報告をいたします。 審査は、議案第18号 令和2年度高根沢町一般会計予算議決から議案第24号 令和2年度高根沢町下水道事業会計予算議決までの7件の議案を審査しました。 審査内容を総括しますと、一般会計においては、107億6,000万円の歳入歳出予算であり、令和元年度に比べ4億6,000万円、4.5%の増となり、平成30年度に次いで2番目に大きい予算規模でした。また、会計別総額では182億円を超えるものであり、委員全員が慎重に審査を行いました。 3月6日には委員14人で一般会計審査を、9日には15人で一般会計及び特別会計の審査を、10日には14人で一般会計、特別会計及び企業会計の審査をそれぞれ行いました。執行部からは、担当の課長、局長に出席をいただきました。 審査の方法は、担当の課長、局長から新年度予算の概要説明を受けた後、委員から事前に通知があった質疑、続いて関連質疑等により幅広い知見から疑義をただしました。また、執行部からは的確な回答をいただき、審査を行いました。執行部の皆様の事前準備、ご配慮に感謝申し上げますとともに、委員各位のご努力に敬意を表する次第です。 3日間にわたる審査内容については、議員各位におかれましては細部に及んでご承知であると存じますので、省略させていただき、採決した結果を報告いたします。 当委員会に付託されました審査結果は、議案第18号 令和2年度高根沢町一般会計予算議決、議案第19号 令和2年度高根沢町国民健康保険特別会計予算議決、議案第20号 令和2年度高根沢町後期高齢者医療特別会計予算議決及び議案第21号 令和2年度高根沢町介護保険特別会計予算議決についての4議案は賛成多数により、議案第22号 令和2年度高根沢町宝積寺駅西第1土地区画整理事業特別会計予算議決、議案第23号 令和2年度高根沢町水道事業会計予算議決及び議案第24号 令和2年度高根沢町下水道事業会計予算議決についての3議案は出席委員全員の賛成により、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、予算特別委員長として一言付け加えます。 それぞれの事業の計画性や方向性を具体的なものにしていくのには、一つ一つの事業の完結に終始することなく、まちづくりという目標達成の戦略が必要であるという意見が呈された経緯もあり、さらなる議論の深掘りが余儀なくされたという思いがあります。今後の予算審査の在り方として留保しておきたいと存じます。 そして、議事を円滑に進行できましたことは、何よりも委員各位及び執行部のご協力の賜物であり、ここに感謝を申し上げ、委員長報告といたします。 ○議長(齋藤武男君) 以上で、各常任委員長及び予算特別委員長の報告が終わりました。--------------------------------------- △総括質疑 ○議長(齋藤武男君) 日程第2、総括質疑を行いますが、ここでお諮りします。 総括質疑は、各常任委員長の報告に対し行うこととし、予算特別委員長の報告に対する質疑は省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 異議なしと認め、予算特別委員長の報告に対する質疑を省略し、各常任委員長の報告に対して総括質疑を行います。 質疑ありませんか。 3番、佐藤晴彦君。 ◆3番(佐藤晴彦君) 建設産業常任委員長にお伺いします。 議案第9号の高根沢町ちょっ蔵広場の設置及び管理に関する条例の一部改正についてで、主な質疑ということで、この期限を定めた理由はということですが、現在、この部分に関しても、中に入ってやられている方がいるということでありまして、この方たちに対しても、この条例の範疇というのはどのように適用されていくのか、どういうふうにしていくのかということを質問されたかどうか確認しながらお答えいただければありがたいと思います。
    ○議長(齋藤武男君) 建設産業常任委員長、梅村達美君。 ◆建設産業常任委員長(梅村達美君) 佐藤委員の質問に、質問というか、意見。一応明文化したということと、あと、もう一つ質疑がありまして、今、契約している人たちはどういう扱いになるんだということだったんですけれども、今、借りている方々、賃借している方は、その契約がありますので、その契約が継続されるということですが、その後についての総体的なものは執行部のほうに伺ってみてはどうでしょうかということです。 以上です。 ○議長(齋藤武男君) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 質疑なしと認め、これで委員長報告に対する質疑を終わります。 続いて、会議規則第42条の2に規定する総括質疑を行います。この規定は、委員長報告に対する質疑においても、なお討論及び表決に至る情報が不足する場合に、その疑義をただすものです。 それでは、総括質疑を行います。 質疑ありませんか。 3番、佐藤晴彦君。 ◆3番(佐藤晴彦君) 先ほど建設産業常任委員長のほうにお伺いしたところではありますけれども、従前の契約に伴ってということではありますが、この条文の最後、経過措置の部分にも、この条例の施行日前に利用許可を受けたものについては、なお従前の例によるということで、今回新しくこの条例を設置することによってこの利用期限を設けたわけですが、この辺の適用との兼ね合いというのはどういうふうに果たされていくのかについてお伺いしたいと思います。 ○議長(齋藤武男君) 都市整備課長、阿久津径行君。 ◎都市整備課長(阿久津径行君) 佐藤議員の質問にお答えいたします。 今、ちょっ蔵広場のほうには2件の利用者がおります。1件につきましては、きちんと契約書を交わしておりますので、それにつきましては、その契約に基づいた期限で入っていただくということになります。もう一件につきましては、きちんと文書では交わしていない面もありますので、こちらにつきましては、この条例に基づいて新たに契約を結んで、この条例の中での期限でやっていきたいというふうに考えております。 ○議長(齋藤武男君) 3番、佐藤晴彦君。 ◆3番(佐藤晴彦君) ちょっとそこら辺の1件は契約をちゃんと交わして、1件は交わされていないというところにはちょっとどういった理由なのかというのはありますが、それはちょっと条例とはあれなのでいいですが、この1件に対してその契約を交わしているというところに対してはどのような契約の範疇があって、この期限との兼ね合いとしてはどう違いとしてあるのか。要するに、例えば、1件の契約の中で、例えば5年なら5年とかという契約があって、それに対して、例えば延長を認めているとか認めていないとか、いろいろ契約の仕方があったのかと思います。 片やそのもう一方の1件には、この条例の交付されたときで適用されるということであれば、まずそこから3年という形で、その後、期間延長を1回行って、2年間を経て、5年の継続が最長できるものなのか。どういうふうな、今現在利用されている方に対する対応の仕方について、詳細をお願いしたいと思います。 ○議長(齋藤武男君) 都市整備課長、阿久津径行君。 ◎都市整備課長(阿久津径行君) 文書で交わしている契約につきましては、やっぱり最長5年ということで交わしておりますので、その期限が切れるまでは、向こうのほうから出るということがなければ、契約はそのまま有効ということになります。 もう一件につきましては、新たに今度、この条例に基づいてやりますので、3年で最長2年ということなものですから、これからまた5年ということでは考えております。 ○議長(齋藤武男君) 3番、佐藤晴彦君。 ◆3番(佐藤晴彦君) すみません。念を確認して。先ほど、交わしている部分については5年ということで、その5年という契約が終わった段階で、そこも3年の延長2年という感じで捉えるということでよろしいんですね。 ○議長(齋藤武男君) 都市整備課長、阿久津径行君。 ◎都市整備課長(阿久津径行君) まず1点ちょっとあれなんですが、契約のほうは、町ではなくて、指定管理者のほうが契約することになります。条例の中でも、指定管理者のほうが決まった場合は、町長を指定管理者に読み替えるということがありますので、指定管理者のほうが契約していくことになります。 この条例に基づいてもちろん契約していくわけなんですが、それぞれ、今、佐藤議員の質問なんですが、ちょっともう一回よろしいでしょうか。 ○議長(齋藤武男君) 特別に。 じゃ、3番、佐藤晴彦君。 ◆3番(佐藤晴彦君) その町が指定管理として管理者が契約をしているということで、今、言われたことは、それはそれとしてなんですが、結局、その契約書を交わしているといった話の中で、5年間契約を結んでいますよと言ったわけですよね。その5年間がいつ終わるか分かりませんけれども、その終わった段階で、今度この条例が適用されれば、さらに最長5年間までは組めるということで、結局、この条例の一番最後にある従前の例によるということで、基本的には、その利用期間に対しては適用されないですよと、今借りている人は、ということなので、そうすると、一応契約期間が終わった段階で、延長したいとか、もう一度再契約という話になるのか、いろんな形があると思います。そのときにどのような対応が期限として設けられる範疇なのかということを聞きたいということです。 ○議長(齋藤武男君) 都市整備課長、阿久津径行君。 ◎都市整備課長(阿久津径行君) ありがとうございました。 1件につきましては、もう契約を結んで5年ということになりますので、それ以上の延長はないということで考えております。 ○議長(齋藤武男君) それでは、ないですね、そのほか。     〔発言する者なし〕 ○議長(齋藤武男君) 質疑なしと認めます。 以上で総括質疑を終わります。 それでは、ここで暫時休憩いたします。 再開は11時5分といたします。 △休憩 午前10時54分 △再開 午前11時05分 ○議長(齋藤武男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △議案等の討論、採決 ○議長(齋藤武男君) 議案第3号 高根沢町子ども条例の制定について、本案の討論を行います。 反対討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 賛成討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(齋藤武男君) 起立全員です。 したがって、議案第3号は原案のとおり可決されました。 議案第4号 高根沢町歯及び口腔の健康づくり推進条例の制定について、本案の討論を行います。 反対討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 賛成討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(齋藤武男君) 起立全員です。 したがって、議案第4号は原案のとおり可決されました。 議案第5号 高根沢町住居表示及び町名町界整理審議会条例の一部改正について、本案の討論を行います。 反対討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 賛成討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(齋藤武男君) 起立全員です。 したがって、議案第5号は原案のとおり可決されました。 議案第6号 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について、本案の討論を行います。 反対討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 賛成討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(齋藤武男君) 起立全員です。 したがって、議案第6号は原案のとおり可決されました。 議案第7号 高根沢町保育園条例の一部改正について、本案の討論を行います。 反対討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 賛成討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(齋藤武男君) 起立全員です。 したがって、議案第7号は原案のとおり可決されました。 議案第8号 高根沢町児童館及び学童保育所設置条例の一部改正について、本案の討論を行います。 反対討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 賛成討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(齋藤武男君) 起立全員です。 したがって、議案第8号は原案のとおり可決されました。 議案第9号 高根沢町ちょっ蔵広場の設置及び管理に関する条例の一部改正について、本案の討論を行います。 反対討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 賛成討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(齋藤武男君) 起立全員です。 したがって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 議案第10号 町道の構造の技術的基準を定める条例の一部改正について、本案の討論を行います。 反対討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 賛成討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(齋藤武男君) 起立全員です。 したがって、議案第10号は原案のとおり可決されました。 議案第11号 高根沢町営住宅管理条例の一部改正について、本案の討論を行います。 反対討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 賛成討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(齋藤武男君) 起立全員です。 したがって、議案第11号は原案のとおり可決されました。 議案第12号 令和元年度高根沢町一般会計補正予算議決について、本案の討論を行います。 反対討論ありませんか。 13番、森弘子君。     〔13番 森 弘子君 登壇〕 ◆13番(森弘子君) 議案第12号 令和元年度高根沢町一般会計補正予算議決について、反対討論を行います。 2019年10月に導入した消費税10%の増税対策としてプレミアム付商品券を発行する事業は、低所得者や子育て世代の消費に与える影響を緩和し、地域で消費を下支えすることでした。商品券は2万5,000円の券を2万円で購入するもので、5,000円が国の支援分でした。商品券を購入できる対象者は住民税非課税世帯で、年収260万円以下の非課税者と2019年9月30日までに誕生した3歳未満の子がいる世帯で約4,000人が対象でした。しかし、購入者は約1,800人で、特に低所得者の該当者は3,403人のうち965人しか商品券を購入せず、多くは、自己負担分があるという理由で購入までには至りませんでした。 高根沢町では、プレミアム分と事務費で国庫補助金2,852万円が2019年6月議会定例会の一般会計補正予算で歳入となりましたが、購入者がすごく少ないことから、今議会では事務費及び事業費の国庫補助金1,404万8,000円が減額補正となりました。 消費税は、所得が少ないほど負担が重くなる逆進性が高く、一度限りの措置でしかない商品券では、消費の拡大や生活の下支えにならない。このことからも、国の増税対策がいかに愚策であったかということが明らかであり、よって、令和元年度高根沢町一般会計補正予算議決については反対討論させていただきます。 ○議長(齋藤武男君) 賛成討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(齋藤武男君) 起立多数です。 したがって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 議案第13号 令和元年度高根沢町国民健康保険特別会計補正予算議決について、本案の討論を行います。 反対討論ありませんか。 13番、森弘子君。     〔13番 森 弘子君 登壇〕 ◆13番(森弘子君) 議案第13号 令和元年度高根沢町国民健康保険特別会計補正予算議決について、反対討論させていただきます。 4款国庫支出金、1項国庫補助金、2目社会保障・税番号制度システム整備費補助金51万3,000円は、マイナンバーカードを健康保険証に進めていくためのシステム整備費の補助金であり、政府は、骨太方針2019で、マイナンバーカードの健康保険証利用について、診察時における確実な本人確認と保険資格確認を可能とし、2021年3月から本格運用するとしております。健保組合や町の小さな診療所を含めた医療機関などでは、システム構築や維持管理、セキュリティー対策など新たな負担が生じ、また、健康保険証を廃止するとしておりませんので、窓口でマイナンバーカードを出す人と保険証を出す人が混在し、窓口対応が複雑になり、医療機関では対応ができない状況になることは明らかです。 特に、マイナンバーカードを保険証にすれば、マイナンバーが書かれたカードを日常的に持ち歩くことになり、カードの紛失や盗難によるマイナンバーの流出の可能性が増大し、被保険者番号の医療などID化によって、プライバシー侵害を引き起こす可能性が強く懸念されます。 よって、このような問題のある補正予算については反対をいたします。 ○議長(齋藤武男君) 賛成討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(齋藤武男君) 起立多数です。 したがって、議案第13号は原案のとおり可決されました。 議案第14号 令和元年度高根沢町介護保険特別会計補正予算議決について、本案の討論を行います。 反対討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 賛成討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(齋藤武男君) 起立全員です。 したがって、議案第14号は原案のとおり可決されました。 議案第15号 令和元年度高根沢町宝積寺駅西第一土地区画整理事業特別会計補正予算議決について、本案の討論を行います。 反対討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 賛成討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(齋藤武男君) 起立全員です。 したがって、議案第15号は原案のとおり可決されました。 議案第16号 令和元年度高根沢町水道事業会計補正予算議決について、本案の討論を行います。 反対討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 賛成討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(齋藤武男君) 起立全員です。 したがって、議案第16号は原案のとおり可決されました。 議案第17号 令和元年度高根沢町下水道事業会計補正予算議決について、本案の討論を行います。 反対討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 賛成討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(齋藤武男君) 起立全員です。 したがって、議案第17号は原案のとおり可決されました。 議案第18号 令和2年度高根沢町一般会計予算議決について、本案の討論を行います。 反対討論ありませんか。 13番、森弘子君。     〔13番 森 弘子君 登壇〕 ◆13番(森弘子君) 議案第18号 令和2年度高根沢町一般会計予算議決について、反対討論させていただきます。 2011年3月11日に起きた東日本大震災東京電力福島第一原発事故から昨日で9年、住まいを失い、今なお避難生活を続けている人は、復興庁の調査で約4万8,000人、原発事故の影響で避難指示が解除されて故郷に戻れる人は少なく、解除市町村の居住率は28%にとどまっています。住まいやなりわいの再建など、被災地は多くの課題を残したまま、震災から10年目に入ります。 近年、西日本豪雨や昨年の台風19号など地球温暖化による気候変動は、今後も災害の被害の激甚化、頻発化が予想されます。特に日本は地震火山列島であり、従来と異なる規模で発生する災害に、防災・減災対策の抜本的強化が求められます。 安倍政権の原発を重要なベースロード電源と位置づける原発推進政策、そして世界中で気候災害が頻発し、気候変動への危機感が国際的課題になっている問題についても、真剣に取り組む姿勢が見られません。自然再生エネルギーへの政策転換が、これからの子どもたちの環境を守っていく上で、私たち大人の責任として、今こそ命を守る政治の役割が重要になっております。 昨年10月からの消費税の増税、そして新型コロナウイルスの問題で景気はますます悪くなっております。特に、2019年10月から12月期の国内総生産GDP改定値が実質年率換算で7.1%減となりました。消費税増税を強行したことが家計を冷え込ませ、設備投資を落ち込ませました。消費税増税が大失政だったことが表れております。 政府は、新型コロナウイルス感染症対策として、予備費として153億円の予算措置をしたとしていますが、アメリカでは約2,800億円、シンガポール政府では約5,000億円、香港政府は約4,300億円の対策費を投入しようとしています。国民や企業、医療機関などに協力を求めるのであれば、国は責任を持って財政措置を取るべきではないでしょうか。 防衛費に5兆3,000億円投入するなら、高額な米国製兵器を購入するなら、社会保障や新型コロナウイルス感染症に財政措置をすべきです。 令和2年度高根沢町一般会計予算の歳入総額は107億6,000万円で、前年度に対し4億6,000万円の増額で、4.5%の増額予算になっております。歳入で、町税における個人町民税は17億3,578万円で、前年度より1,517万円の増となっております。これは、給与所得増によるものです。一方、法人町民税は、税率改正により法人税割が税率12.1%から消費税10%となる令和元年10月1日から8.4%に引き下げられ1億7,570万円で、前年度より1,649万円の減となりました。 固定資産税は19億3,857万円で、前年度から1,450万円増となっており、住宅が過去3年間で450棟と増えております。しかし、これは市街地による住宅建設増であり、市街化調整区域における住宅建設が課題となっているのではないでしょうか。 歳入における町税は、町民税、固定資産税、軽自動車税、町たばこ税、入湯税、都市計画税は42億4,958万円で、歳入総額の40%を占めており、過去3年間の財政力指数は、本町では0.786%と、25市町のうちで9番目の財政力をしております。この財政力を生かした、このことからも踏まえて、町民の生活に密着した施策が求められております。 総務費国庫補助金、16款国庫支出金、社会保障・税番号制度システム整備補助金3,161万円は、マイナンバーシステムカードを推進するものです。歳出におけるマイナンバーシステム運営費3,678万1,000円となっております。マイナンバーカードは全人口の15%しか普及しておりません。本町では、2月23日時点で4,825枚、県内では3位ということですが、増えた要因としては、自治体職員、公務員が実は増えたということからだそうです。そもそも普及しない要因は、所得や税、社会保障給付など個人データを政府が一括して管理し、本格的に行政機関だけではなく金融機関にも利用を広げ、所得や資産にとどまらず、戸籍、健康保険証マイナンバーカード化などの病歴など多くの個人情報が本人の同意なしに広がってしまうことから、国民には不安があるため、普及しません。 また、マイナポイント事業所補助金397万円は、効果が上がったとはいえない増税対策のプレミアム付商品券から、令和2年度では、マイナカードを交付要件として、令和2年6月末でキャッシュレスポイント還元が切れた後にポイント還元に使われているカードやスマホのどちらかに2万円をチャージすると、国の予算で5,000円分のポイントを付与するものです。政府は、事業費を含めて2,458億円を計上し、国民の血税を使って1人当たり5,000円のあめをつけてマイナンバーカードの普及を図るというような、まさに国民を愚弄した政策です。 マイナポイント制度は9月から始まります。始まりますが、マイナポイントを利用するには、カード情報をカードリーダーで読み込んで、パソコン操作によってマイキーIDというパスワードを設定することが必要で、このような作業を自力でできない高齢者など、また子育て世帯や低所得者世帯と限定されていないことから、ポイントを稼ぐだけで消費に結びつかないことは明らかです。 敬老の集いが廃止となりましたが、敬老者を祝福する事業や地域コミュニティーを図って行く上での自治会の独自の事業を行う自治会には、自治会連合会からの補助金とは別に交付金支給制度の設立を行い、地域のコミュニティーの充実を求めて、反対討論といたします。 ○議長(齋藤武男君) 賛成討論ありませんか。 11番、小林栄治君。     〔11番 小林栄治君 登壇〕 ◆11番(小林栄治君) 議案第18号 令和2年度高根沢町一般会計予算議決について、賛成の立場から討論を行います。 令和2年度高根沢町一般会計予算案は、歳入総額、歳出総額とも107億6,000万円にしようとするものであります。令和元年度に比して4億6,000万円の増額であり、積極的な予算案と言えます。歳入の主なものは、町民税、固定資産税などが42億4,958万3,000円、地方交付税の10億円、国・県支出金の23億1,094万3,000円、そして町債の12億7,150万円が主なものであります。 歳出では、町税、地方交付税、国・県支出金などを原資として、少子高齢対策を初めとする経常収支比率の抑制を踏まえながら、政策経費として今日の市町村間競争に勝ち抜く地方創生対策費が打ち出されています。大嘗祭に献上された本町産のとちぎの星を活用したプロモーション事業費に2,805万円を計上、交通弱者のためのデマンドバス運行事業は1台増便し3,299万8,000円、防災無線のデジタル化事業費として2億7,900万円強、そして西小学校の大規模改修などが挙げられます。 子育て施策としては、段階的にタブレット型のパソコンを小・中学生に配布するICT教育推進費に3,580万5,000円を計上、18歳まで現物給付とする子ども医療費に1億3,560万円、産科誘致補助事業費1億円、妊婦一般健診事業に2,783万5,000円を配しています。 また、住民生活福祉分野においては、新たな地域密着型特別養護老人ホーム整備費補助事業費として1億6,200万円強を措置、80歳以上の方のたんたん号利用の無料化を図る高齢者外出支援事業を新設し2,633万円を措置するなど、今日の課題と言える福祉施策の予算が着実に配されています。 産業分野では、農業体験を通した本町のPR活動や農業の担い手づくりの支援の交付金、宝積寺駅東口を会場とするTAKANEZAWA ROCKSIDE MARKET開催事業費の予算も措置されています。 昨秋の大嘗祭の主役となった本町の知名度は格段に上がり、元気あっぷむらが道の駅としてリスタートすることも併せて、周りの注目を集めている今、様々な取組が欠かせない状況です。 また、昨年10月から消費税の引上げや世界的なコロナウイルスの感染が広がり、企業の輸出や生産の低迷及び個人消費が冷え込む中、いかにして町民の活力を生み出すことが課題であり、住民生活の充足感を高める施策や公共施設の改修等にバランスよく歳出予算が措置されていることは評価に値すると思います。 言い換えます。令和2年度の一般会計予算案は、地方創生を踏まえ、町の魅力発信の予算が講じられていること、高齢福祉や子育て環境の改善に資していること、町民の健康づくりに着実に予算措置が施されていること、本町の特質を生かした産業振興や社会資本整備に予算が措置されていると判断できます。その財源の確保のため、町債の発行が12億7,550万円と令和元年度より34.24%増額されますが、財政健全化比率も健全性が保たれていることを鑑み、かつ今日の社会情勢を踏まえ、令和2年度一般会計歳入歳出予算案は妥当なものと判断し、賛成の立場を表明するものであります。 議員各位におかれましては賛意を賜りますようにお願い申し上げ、賛成討論といたします。 ○議長(齋藤武男君) そのほか討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(齋藤武男君) 起立多数です。 したがって、議案第18号は原案のとおり可決されました。 議案第19号 令和2年度高根沢町国民健康保険特別会計予算議決について、本案の討論を行います。 反対討論ありませんか。 13番、森弘子君。     〔13番 森 弘子君 登壇〕 ◆13番(森弘子君) 議案第19号 令和2年度高根沢町国民健康保険特別会計予算議決について、反対討論を行います。 国民健康保険は、1961年に全ての国民に医療保障する国民皆保険として始まった制度であり、74歳までの高齢者や中小業者、農業者のほかに無職者や派遣社員、非正規雇用の労働者などが加入し、低所得者層が多く加入している保険となっています。特に、低所得者が多い保険制度であるにも関わらず保険税が高いという構造的矛盾が起きているのが、国民健康保険制度です。 令和2年度の高根沢町国民健康保険特別会計の歳入総額は26億3,769万円で、前年度27億1,390万円の5,902万円の減となったのは、被保険者の加入数の減が要因となっております。 歳入における国民健康保険税の算出基準には、所得割8.20%、平等割は1世帯当たり2万3,500円、均等割1人当たり2万6,000円になり、均等割はゼロ歳の赤ちゃんに子どもの数が増えるほど国保税が増える仕組みになっており、この制度は子育て支援に逆行するものです。ほかの医療保険は、子どもなどは世帯主の扶養となり、保険料は払わないで済むようになっております。国保の制度上の問題ですが、多子減免制度や均等割、平等割の廃止を国に求めるべきではないでしょうか。 全国の9自治体では、所得制限なしで第1子が減免、3子自体は全額免除となっております。全国知事会など地方団体は、国に均等割の見直しを要求しております。 1997年の国民健康保険改悪により、滞納者への保険証取上げが行われ、栃木県では全国ワースト1位になっています。保険証取上げは、窓口で全額医療費を支払わなければいけない。受診を抑制する事態になっております。 本町での令和2年1月まで、短期保険証は106世帯279人、資格証明書は15世帯16人、高校生以下には短期保険証が発行されますが、18歳以下の子どもたちには正規の保険証を求めて、反対討論とさせていただきます。 ○議長(齋藤武男君) 賛成討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(齋藤武男君) 起立多数です。 したがって、議案第19号は原案のとおり可決されました。 議案第20号 令和2年度高根沢町後期高齢者医療特別会計予算議決について、本案の討論を行います。 反対討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 賛成討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(齋藤武男君) 起立多数です。 したがって、議案第20号は原案のとおり可決されました。 議案第21号 令和2年度高根沢町介護保険特別会計予算議決について、本案の討論を行います。 反対討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 賛成討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(齋藤武男君) 起立多数です。 したがって、議案第21号は原案のとおり可決されました。 議案第22号 令和2年度高根沢町宝積寺駅西第一土地区画整理事業特別会計予算議決について、本案の討論を行います。 反対討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 賛成討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(齋藤武男君) 起立全員です。 したがって、議案第22号は原案のとおり可決されました。 議案第23号 令和2年度高根沢町水道事業会計予算議決について、本案の討論を行います。 反対討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 賛成討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(齋藤武男君) 起立全員です。 したがって、議案第23号は原案のとおり可決されました。 議案第24号 令和2年度高根沢町下水道事業会計予算議決について、本案の討論を行います。 反対討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 賛成討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(齋藤武男君) 起立全員です。 したがって、議案第24号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △陳情について ○議長(齋藤武男君) 続いて、閉会中の継続審査となっている陳情を議題とします。 受理番号17号 介護福祉職員の給与を当面4万円引き上げることを国に求める陳情について、委員長報告は不採択です。 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕
    ○議長(齋藤武男君) 起立多数です。 したがって、受理番号17号は委員長報告のとおり決定されました。 続いて、採決します。 受理番号18号 厚生年金制度への地方議会議員の加入を求める意見書について、委員長報告は採択です。 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(齋藤武男君) 起立多数です。 したがって、受理番号18号は委員長報告のとおり決定されました。 ここで暫時休憩します。 △休憩 午前11時42分 △再開 午前11時44分 ○議長(齋藤武男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(齋藤武男君) お諮りします。 ただいま意見案第1号をお手元に配付しましたので、ご確認願います。 4番、鈴木伊佐雄議員外4名提出、意見案第1号 地方議会議員の社会保障制度の拡充を求める意見書を日程に追加し、議題としたいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 異議なしと認めます。 したがって、意見案第1号を日程に追加し、議題とすることに決定されました。--------------------------------------- △意見書案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(齋藤武男君) 事務局長に意見書を朗読させます。 事務局長。     〔事務局長朗読〕 ○議長(齋藤武男君) 本案について趣旨説明を求めます。 4番、鈴木伊佐雄君。     〔4番 鈴木伊佐雄君 登壇〕 ◆4番(鈴木伊佐雄君) 地方議会議員の社会保障制度の拡充を求める意見書についての理由を申し述べさせていただきます。 地方分権時代を迎え、住民の代表機関である地方議会の果たすべき役割と責任が格段に重くなってきていますが、町村においては議員のなり手不足が大きな課題となっています。 その対策として、地方議会議員の厚生年金制度や雇用保険制度への加入など社会保障制度の拡充を図っていくことが問題解決につながるものであると考え、法整備を早急に実現するよう要望するものです。 この陳情は、栃木県町村議会議長会から依頼があり、その要請は、公的年金制度への加入だけに絞ったものでした。しかしながら、本議会においては、厚生年金制度への加入にとどまらず、雇用保険制度への加入についても盛り込み、社会保障制度の拡充を一体的に図る法整備の実現を要望する内容といたしました。 また、なり手不足の要因の一つとして報酬の問題があると捉え、地方議会議員と家族の生活が保障されるような報酬の増額は避けて通れない課題であるとの内容にも触れることにいたしました。 総じて、民間会社の社員などの方や子育て世代の方が選挙に立候補できる環境を整えることで、新たな人材確保につながり、議員に転身しても安心して議員活動に取り組むことができるよう、地方議会における人材確保の観点から、地方自治法第99条の規定により、関係行政機関に対し意見書を提出するものです。 議員各位におかれましては、深いご理解を賜りますようお願いいたします。 以上です。 ○議長(齋藤武男君) 趣旨説明が終わりました。 これから質疑を行います。 質疑ありませんか。 13番、森弘子君。 ◆13番(森弘子君) この意見書の社会保障制度の拡充を求める意見書ということで、この文言の中には、地方議会議員と家族の生活が保障されるよう報酬の増額は避けて通れない課題と言えるという部分と、厚生年金と雇用保険制度の問題なんですけれども、この2点からもするように、このお金はどこから出るかと言えば、町の税金です。それで、報酬の増額について、それから厚生年金、雇用保険などの加入による町民の負担が、それ、議員、議会にそれだけ振り替えられるということに対してのこれを提案した方々は報酬の増額と社会保険、厚生年金の社保に入ることについての町の税金から投入することについての議論はされなかったんでしょうか。 ○議長(齋藤武男君) 4番、鈴木伊佐雄君。 ◆4番(鈴木伊佐雄君) 森議員の質問にお答えいたします。 森議員の言われていることについても、委員長報告の中で示させていただいたところなんですけれども、実際にこの基礎自治体のところにおいて、いわゆる予算、お金も逼迫している中で、議員のお金を上げるということはいかがなことかということも踏まえた上で、それに対して見れば、この委員長報告をさせてもらったんですが、こういったことが起こらないよう、議員定数を見直すなどのことも鑑みながら、高根沢町としてみればやっていきたいというふうな思いを持った委員がほとんどだったと私は感じております。 ○議長(齋藤武男君) 13番、森弘子君。 ◆13番(森弘子君) 高根沢町の報酬は、那珂川町、塩谷町、高根沢町で25市町の中で下から3番目に低い町で、基本給24万円となっております。そういうことを踏まえますと、家族の生活、そういった若い人たちが、じゃ、議員になるかといえば、この報酬ではなかなか難しいというのは私も理解できます。 ただ、原資は税金です。そういった中で、やっぱり社会保険、それから厚生年金の加入に当たっては、本当に十分に議論しなくちゃならない問題なんですけれども、私は特に自分ちで入っているからこれは関係ない問題とはいえども、やっぱり町民の税金から補填されるということを踏まえると、安易に社会保障制度、社会保障制度の拡充ということは、国に求めます。だから、報酬とか社保とか厚生年金じゃなくて、国に求めるものを含めて社会保障の拡充、国にこれも求めている意見になるんでしょうか。 ○議長(齋藤武男君) 4番、鈴木伊佐雄君。 ◆4番(鈴木伊佐雄君) おっしゃるとおりです。国に求めております。 ○議長(齋藤武男君) そのほか質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 続いて、討論を行います。 反対討論ありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(齋藤武男君) 賛成討論ありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(齋藤武男君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 意見案第1号は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(齋藤武男君) 起立多数です。 したがって、意見案第1号は原案のとおり決定されました。 ここで暫時休憩をします。 再開は午後1時といたします。 △休憩 午前11時53分 △再開 午後1時00分 ○議長(齋藤武男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。---------------------------------------議会活性化特別委員会報告 ○議長(齋藤武男君) 日程第4、議会活性化特別委員会所管事務調査等の報告について議題といたします。 なお、報告でありますので、要点のみに絞ってぜひひとつ神林委員長さんについては報告をお願いいたします。 平成30年12月第391回高根沢町議会において議会活性化特別委員会に付託されました案件について、委員長の報告を求めます。 議会活性化特別委員長、神林秀治君。     〔議会活性化特別委員長 神林秀治君 登壇〕 ◆議会活性化特別委員長(神林秀治君) それでは、議会活性化特別委員会の報告をさせていただきます。 9月に中間報告、また12月にも協議事項等を報告しておりますので、この1年3か月の期限を区切って実施してきました委員会ですが、最終報告となりますが、簡潔に報告をさせていただきます。 これまで17回の会議をし、協議をしてきました。その中で、1つ目に、議員間協議については、協議の場は本会議と議員全員協議会であり、会議中、議員からの動議があり、これを認めた場合は、一度執行部に退席してもらい、議員のみで協議し、議員が理解を深めたら執行部が入り会議を再開する形です。このことから、議会会議規則に定めるなど、議員間協議を取り入れて活発な議論ができるよう、議長に提言します。 会派については、会派は1人以上で、議員定数の半数未満をもって組織することができることとします。また、会派が組織されると、議会における各会派間の意見調整等を行う必要があることから、3人以上の議員で組織される会派は交渉会派となり、その代表者は会派代表者会議の一員となります。このことから、町議会会派規定を新たに定め、会派を設置して政策論争を行うことや、会派内での勉強会を実施することについて議長に提言します。 一般質問については、現状の一括質問一括答弁を維持することとし、さらに質問者としてのスキル向上を図ります。なお、執行部が作成した答弁書を当日のみ質問者に貸し出してもらうよう、今後執行部に要望することを議長に提言します。 タブレット端末については、業者による説明会で実際にタブレットを使用するなど、全議員がタブレットを利用することや、運用内容についてよく理解することが必要です。また、議会と執行部が議案書データをタブレット等の機器を利用するなど同様の対応とすることも含め、今後はタブレット導入費用の予算要求について、議長に提言します。 議員定数については、議員数の適正化、議員からの政策提言、他市町との比較、議員のなり手不足、これらの課題について慎重に課題整理しながら、継続した調査・研究を進めるよう、議長に提言します。 常任委員会の構成については、議員定数等で決まるため、結論が出ないことから、議員定数が固まった後に課題を整理し、精査することが必要です。一方で、この常任委員会の構成を検討している中で、広報広聴特別委員会の在り方について意見がありました。広報広聴特別委員会の仕事量が非常に多いため、今後、次回の各種委員の選出時期に合わせて議会委員会条例等を改正して、広報広聴特別委員会を分割することを議長に提言します。 議員資質向上のための研修会については、議員が積極的に研修に参加するよう、規程を定めて研修を実施するなど、議員一人一人がさらなる資質向上に努めるよう、議長に提言します。 他市町村の先進事例研究については、引き続き政策提言を目標に実施していくことが必要であるとの認識で一致しました。また、今後は会派でも協議し、テーマを絞って課題を決め、その課題解決に向けた調査・研究を行いながら政策提言を行えるよう、議長に提言します。 その他の委員会において必要と認めたことは、災害が発生した場合の議会の対応など、議会として何ができるか、何が必要かなど様々な事案について検討課題を抽出し、次年度以降への申し送り事項を整理するよう、議長に提言します。 これまで1年あまりの協議の中で、9項目のうち、議員間協議、会派及び一般質問については、当委員会として結論を出しました。 その中で、議員間協議は、議員間の合意形成を図るだけにとどまらず、熟議を尽くして政策提言できる土台にしていければ幸いであります。 会派についても、調査・研究を基に政策提言等を行える組織として活動していかなければなりません。 タブレット端末の導入については、機器の活用について議員が十分理解する必要があることから、整備費用を予算要求できる体制を整えることとします。 議員定数については、今後検討課題に沿って協議しながら結論を出していただき、議員定数と密接に関係のある常任委員会の構成についても同様に結論を出していただくよう、次期特別委員会の設置を望みます。 以上、議会活性化特別委員会の協議結果の報告といたします。 ○議長(齋藤武男君) 11番、小林栄治君。 体調不良ということでありますので、退席するということで、皆さんにはお伝えいたします。 議会活性化特別委員長の報告が終わりました。 これから質疑を行います。 質疑ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。 委員長報告のとおり了承し、以上で調査を終了することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 異議なしと認めます。 したがって、そのように決定いたしました。---------------------------------------教育福祉常任委員会の所管事務調査報告 ○議長(齋藤武男君) ここで、教育福祉常任委員会の所管事務調査の報告をお願いいたします。 教育福祉常任委員長、中山喜美一君。     〔教育福祉常任委員長 中山喜美一君 登壇〕 ◆教育福祉常任委員長(中山喜美一君) 所管事務調査の報告をさせていただきます。 富山県が推進する住民主体の支え合い体制について学ぶため、南砺市と黒部市に行ってまいりました。 調査の目的は、地域包括システムにおいて体制の構築が進んでいないのが本町を含めて多いことが実情であります。住み慣れた地域で自立した生活を送るために、バランスのよい自助、共助、公助の関係を推進するための施策を探るため、成果を上げている南砺市と黒部市を調査しました。 南砺市では、平成18年4月に医療局を設置し、圏域を越えて開設された公立病院、南砺市立福野病院、井口診療所、利賀診療所、上平診療所と各地域の医療機関を連携しています。平成21年4月には共通の診察券の発行と電子カルテの統合を行っており、安心した医療を受けられる環境が構築されていると感じました。さらには、平成29年1月、南砺市地域包括ケアセンターを開設し、在宅ケア、リハビリ、医療、介護福祉サービス、健康づくりを提供していくハード整備を進めました。 ソフト面では、自助、互助、共助、公助の役割分担を確立し、それぞれが持つ役割分担を踏まえ、自助を基本としながら、互助、共助、公助の順で取り組む必要を見いだし、互助を進めるための人材育成に取り組んでいました。 今後、高根沢町として、行政の組織体制の見直しや町長の方針、覚悟、そして住民及び関係各所との連携の仕組みを見直すべきと思いました。 黒部市では、住民も専門職もみんなで支え合う地域にしようと、支え手が限られている地域のつながりの希薄化を改善し、新たな担い手を構築し、また元気な高齢者づくりを推進するため、煌2025プロジェクトを立ち上げました。 黒部市には15か所の通いの場が出てきており、平成27年の1か所の設置から年々倍々で増えました。この活動に対し、行政は、通いの場の運営経費の一部を補助しているとのことでした。住民主体の支え合いの課題としては、地域による温度差、男性の参加が少ないなどがあるとのことでした。このほか、黒部市社会福祉協議会が中心的役割を担っているくろべネットがあり、市民の孤立、孤独をなくし、地域住民、専門職、企業等が連携し課題を解決する住民主体の地域づくりを進めており、ふだんから仕事や生活で、新聞がたまっていることや、電気がつけっぱなしになっているなど、日常の中で異変を感じたときに、社会福祉協議会に連絡する仕組みです。 黒部市の取組は、住民がいかに主体となって支え合えるかを基軸に事業を構築されており、本町でも生活支援サポーターを対象としたポイント事業や、地域事業における見守り活動を行っていますが、行政主導の事業構築であり、住民が率先して行動を起こすためには、地域の現状や今後の将来像などを地域ごとに周知啓発していきながら、地域で取り組みやすい支え合い体制の構築や見直しの仕方などを住民と対話してやっていく必要があります。 以上で、教育福祉常任委員会所管事務調査の報告を終わります。 ○議長(齋藤武男君) 暫時休憩します。 △休憩 午後1時10分 △再開 午後1時11分--------------------------------------- △各常任委員会の日常調査報告 ○議長(齋藤武男君) 続いて、各常任委員会の日常調査について、2か年の報告をお願いします。 総務常任委員長、鈴木伊佐雄君。     〔総務常任委員長 鈴木伊佐雄君 登壇〕 ◆総務常任委員長(鈴木伊佐雄君) 総務常任委員会日常調査報告をさせていただきます。 まずもって、委員会の活動状況として、日にちごとに時系列に並べさせていただきましたので、ご一読いただければと思います。 次ページにつきまして、次ページの最後の令和2年1月29日、これが最近行った日常調査なんですけれども、このことにつきましては、企画課から地域計画、財政の健全化、予算、政策予算編成について、町の現状や同様の課題についての説明などの勉強会を実施したところです。 また、議会議員の厚生年金加入に対する陳情が提出されていることから、町村議会議員共済会から講師を招いて、議員全員の方にお伝えして勉強会を実施したところです。 公共交通につきましては、さきの研修報告で報告させていただいておりますので、文書の朗読につきましては割愛させていただきたいと思います。 次ページ、3ページ、地域経営計画、富山県舟橋村に行ったんですが、このことにつきましても研修報告をさせていただいておりますので、この内容については割愛させていただきます。 下の財政の健全化について及び政策・予算編成について、企画課から財政健全化に向けた予算編成についての説明を受けました。 現時点における町の財政状況は、健全化判断比率から判断すると健全な状態にあるが、将来発生してくる経費がどれだけかかるのかはこの判断比率では捉え切れず、有形固定資産減価償却率は全国・県平均と比較すると高い水準にあるということでした。 次に、財政における課題は、公共施設の老朽化が進んでおり、施設の維持修繕に多額の投資が必要となり、これからの世代の将来負担が増加していくことになります。さらに、扶助費などの義務的経費が年々増加しており、少子高齢化に伴う自主財源の確保が難しくなることから、公共施設老朽化に伴う維持修繕費の増加は、町の財政に大きな負担になるということでした。 最後に、予算編成における対応では、現在の課題を踏まえると、施設の修繕費は必要だが、全ての施設に同様の投資は困難であり、長期的な視点で施設の適正規模や適正配置を見据えながら予算編成を行う必要があるとのこと。これからも、公債費の適正な管理により、将来世代に過度な負担を先送りしないよう、国庫補助金等の特定財源の確保に積極的に取り組みながら健全な財政運営に努めるとのことでした。 町民の生活実感を高めるための新たな住民サービスの提供や利便性を高める政策的事業を実施するには、当然財政状況を捉える必要があることから、当委員会としては、地域経営計画後期計画の進捗状況を注視しながら、随時財政状況について情報を収集し、財政健全化に向けた政策提言につなげていく必要があるとの考えに至りました。 以上、総務常任委員会の2年間の日常調査報告といたします。 以上です。 ○議長(齋藤武男君) 続いて、教育福祉常任委員会の日常調査の報告をお願いします。 教育福祉常任委員長、中山喜美一君。     〔教育福祉常任委員長 中山喜美一君 登壇〕 ◆教育福祉常任委員長(中山喜美一君) それでは、教育福祉常任委員会日常調査です。 テーマは2つありました。1、地域コミュニティー推進による地域包括ケアシステムに関すること、2、保育園運営の在り方に関すること。 ちょっと初めのところと2か所、ちょっと割愛させていただきます。 委員会の活動状況に関しては、後でご覧いただきたいと思います。 6ページですね。6ページをご覧ください。 3のところで、2年間の調査・研究による提言。 当常任委員会は、2年間にわたり地域包括ケアシステムと1年間で保育園の運営の在り方について、本町の現状と課題を分析しつつ、先進地調査を踏まえ、日常調査をしてまいりました。 地域コミュニティーの推進による地域包括ケアシステムの構築を図るためには、どのような仕掛けや仕組みづくりが必要であるのか。医療や介護の連携や多職種連携による支援体制の強化や、住民が主体となった支え合い体制を築くには、住民理解をどう育んでいくかなど、本町に合った取組を考えました。 保育園運営の在り方では、保育ニーズに対応するためにどのような保育園運営が望まれるのか、また、公立保育園の課題と民設保育園での課題を整理し、持続可能な保育運営に対して、本町にはどのような運営の在り方がよいか考えてきました。 この2年間において先進自治体などを調査・研究してきたことで、本町の今後の取組に対し我々が見いだした施策を展開していただければ、本町が抱える課題解決につながるのではという思いから、町長及び町執行部に提言いたします。 続きましては、7ページです。 地域コミュニティー推進による地域包括ケアシステム。 全国各自治体において、地域コミュニティーの崩壊や互助力の低下など、昔あった地域での助け合いから、便利な社会になるとともに個での暮らしへと変化し、今後加速する高齢社会における暮らしについての関心が薄く、行政や国がどうにかしてくれるという思いがあり、住民主体の支え合い体制の構築や住民理解が育まれないなど、地域包括ケアシステムの構築に四苦八苦している自治体が多い現状にあると感じられます。 しかし、先進自治体では共通して行っていることとして、自治体の将来予測に対しどのように克服し、持続可能なまちづくりをしていくかを検証しており、それを住民の皆様に理解してもらえるよう、行政が各地域へ何度も足を運び説明し、今やらなければならないことを必死に伝え、住民の協力を得ることや、様々な職種による連携体制の構築につなげ、また、その一方で、首長として財政措置を図り、事業展開しやすくすることで、地域包括ケアシステムの構築が不安なくスムーズに進んでいます。 また、医療と介護の連携体制ができている自治体の多くは、市民病院等があり、医師会の協力体制や在宅医療が既に行われていたりするなど、自治体が持つ資源によって大きく違いが出てしまうことが言えると思います。 本町において、地域コミュニティーによる住民主体の地域包括ケアシステムを推進するに当たり、何よりも必要なことは、住民の理解促進をいかに進めていくかが鍵となっており、いかにして理解を図るのか、意識を転換させられるかなど、行政として本気で地域包括ケアシステムを築き上げるためには、本町各行政区に対し真摯に現状を伝え、協力を仰ぎ、動き出せる施策を提唱することが重要と言えます。 また、本町では、多職種連携の基礎はできているものの、関係機関ごとに人員の規模や事業内容の限界、医療の専門性など各機関の課題が解決しない限り、本質的な多職種連携が構築されないことから、必要な人、物、金、情報をいかにして提供できるかを各関係機関で話し合い、共有し合い、そこに行政としても協力できる資源が何かを検証し、提供できることによって、課題解決につながる要因はあると考えます。 このような状況を総合的に打開するためには、本町の一丸となった互助力の形成が求められ、高齢者をみんなで支えるという意識から、支える側も一体となって支え合うという意識に変え、思いやりやお互いさまの精神を高め、相互の関係性をうまくコーディネートできるようにすることで、本町に合った地域ケアシステムが構築されていく一番の近道となるのではないかという考えに至り、次の項目に対して検討・施策を講じていただけますよう提言します。 ○議長(齋藤武男君) 委員長、もう少し簡潔に、ひとつ。要点のみ。 ◆教育福祉常任委員長(中山喜美一君) じゃ、ちょっと飛ばしますね。 ○議長(齋藤武男君) 提言の部分を。 ◆教育福祉常任委員長(中山喜美一君) じゃ、保育園の在り方、続いて地域包括、以上で。 ○議長(齋藤武男君) 提言。提言が問題なのでね。 ◆教育福祉常任委員長(中山喜美一君) いいですか。じゃ、提言。提言ですね。具体的に箇条書きしていますので。 住民理解の醸成、医療・介護の連携、住民主体の居場所(通いの場)づくり、担い手育成、人材の確保、行政体制の改変、介護サービスの充実、つながる組織体制。 次、9ページです。 保育園の運営の在り方。 平成31年3月15日の第392回定例会において中間報告の中で提出した当常任委員会の最終的な考えで示したとおりで、本町が検討している保育園の運営に関する対象保育園は、指定管理者制度で運営しているたから保育園とひまわり保育園でありました。町はこの2園について、町有財産を譲渡し、公設民営から民設民営に移行するかを検討している段階であり、当常任委員会では、民設民営に関し、メリット、デメリットの両面を調査した上で提言していくことになりました。 メリット、デメリットは、箇条書きにしております。 メリットは最大限生かしてもらいつつも、デメリットとなる課題克服をするためには、完全なる民設民営以外の方法を取る必要性があり、特に行政として、本町の子どもたちに対する施策と保育事業の共有や、万が一への行政介入、公有財産の土地の権利喪失などにつながらず、民間保育事業者には適用される園舎整備・運営の補助制度が使え、公と民の関係性が維持されつつ民設民営の形ができる制度がないか調査しました。 その結果、国が示す形で公私連携型保育所制度という民設民営、認可保育園ではあるが、町村の関与を明確にしつつ、設置のインセンティブが働く新しい運営制度があることが分かりました。我々教育福祉常任委員会として洗い出したメリットが最大限に生かされ、デメリットの課題解消につながる最適な制度と捉え、制度及び協定の内容について提言いたします。 提言制度。箇条書きしております。 1、譲渡する施設、設備の明文化、2、土地の不譲渡、3、協定期間の設定。4、5、6、協定不履行による協定の無効化、5、保育事業の再委託禁止、6、行政調査へ協力及び資料提出、7、定期的な保護者アンケートの実施、8、現在行っている保育サービス及び特別保育の継続、9、保育事業が停止となった場合の措置、以上について、協定の内容に取り入れることを提言いたしました。 くしくも担当課である子どもみらい課も、第392回定例会に対する全員協議会で示された指定管理保育園の今後の在り方として、公私連携型保育所が望ましいと説明され、協定内容についても、ほぼ我々が望む形となりました。 4、調査・研究を終えまして、当常任委員会が所管する健康、福祉、子育て、教育、生涯学習というキーワードは、直接的に人に関するものであり、本町の施策展開として特に重要な事業を携わっている。 今期の教育福祉常任委員会としては、少子高齢化という時代の中で、地域包括ケアシステムというこれからの時代に絶対的に取り組まなければならない制度の構築を推進するために、また、子育ての支援の核となる保育園のこれからの在り方を検証し、本町に見合った制度設計となるよう、委員一丸となって調査・研究、そして熟議を果たしてきました。 こうした取組の中で特に意識したことは、主となる対象者は誰なのかという視点を持ち、対象者の観点から何が必要で何を目的に取り組む事業かを見極めることは特に重要であると思います。 当委員会の分野における事業展開や制度設計を行う上で、町民の協力や理解がないと時代の転換期にしっかりとまちづくりが行われないことがよく分かりました。 我々議会は、行政が提出した議案を審議し、賛否の意思を表しているので、行政だけではなく、議員一人一人が町民の皆さんと対話し、理解を求め、協力を仰ぐことをしていかなければならないと感じます。町民一人も取りこぼすことなく、くらし高まるたかねざわに向け、今後も全力で取り組んでいきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(齋藤武男君) 続いて、建設産業常任委員会の日常調査の報告をお願いします。 建設産業常任委員長、梅村達美君。     〔建設産業常任委員長 梅村達美君 登壇〕 ◆建設産業常任委員長(梅村達美君) それでは、日常調査報告をいたします。 本委員会では、将来の農業についてと雨水対策の調査・研究の2つのテーマで調査をしてきました。 まず、将来の農業についてということで、スマート農業の研究ですが、以前にご説明したように、農業ワールド2018を視察してまいりました。 県の動向としましては、本県では、福田知事を先頭に、民間、あと県議会、観光経済分野と農作物の輸出促進のトップセールスをしたということで、ベトナム、タイを訪問したそうです。 また、県の新年度予算の編成の中にも、Society5.0時代を見据えた様々な分野での未来技術等の活用をするというお話でしたので、その分野の中にもスマート農業が含まれております。 そして、私たちの身近なところで、昨年の12月に白楊高校の高根沢農場でスマート農業体験がありました。白楊高校の生徒1年生40名が参加しております。 農場長でもあります橋本先生のほうからお話を伺っておりまして、生徒たちが後継者として活躍するときには、このようなスマート農業が当たり前のようになってくる可能性があると。最先端技術を体験できたことが本当にありがたいという話をしていました。 今後考えられることは、現在の若者と呼ばれる人たち、今回の白楊高校の生徒のような若者が農業に従事する流れが進むように、自治体が活発な取組を行うことが必要になってくるのではないかと考えられます。 そして、そこで町への提言なんですけれども、こういった方々への補助金等の関係なんですが、補助金等は事業に対して実施のサポートのために給付するもので、例えば、スマート農業の普及による農業の生産性の向上という政策目標があれば、場合によっては農林水産省管轄のものだけではなくて、経済産業省ですとか総務省、また中小企業庁などの補助金が活用できる場合がありますので、幅広く情報収集をして、農業者へ情報提供をお願いしたいと思います。 続きまして、雨水対策の整備について、雨水対策の調査・研究をしてまいりました。 視察の内容につきましては、プラスチック製の雨水貯留槽浸透設備のジオプール工法を視察してまいりました。 内容については、以前ご説明したとおりでございます。 本町での施工例なんですけれども、本町での施工例については、高根沢町図書館中央館の駐車場と、類似工法ではありますけれども、宝積寺駅東の駐車場に施工実績があって、また、先日の令和2年度の高根沢町の予算特別委員会の中でも、みんなの広場の雨水対策工事で施設の施工内容を聞くと、プラスチック製の雨水貯留槽の浸透槽を使うというような説明がありました。また、町内での民間企業でも、駐車場に設置している施工例もあります。 一般住宅用の浸透ます等の補助金についてなんですけれども、プラスチック製、これは一般住宅でのプラスチック製の雨水浸透槽の貯留槽なんかでは補助金を使っているところもありますが、目的は、雨水対策というよりも、どちらかというと上下水道の節水が目的とされております。この近郊では、宇都宮市のほうを例にとりますと、一般住宅用の従来型の砕石を使用した浸透ますの設置は補助の対象となっていますけれども、しかしながら、砕石の浸透ますですと、目詰まりをしたりするおそれが、そういったものの発生が結構ありますので、あと、雨水をためる量的な課題があって、プラスチック製の雨水浸透槽、こういった設備についても認知度も高く、処理の量も高いことから、補助金の対象に今は検討中だということであります。まだ現在は補助の対象とはなっておりません。 今後の雨水対策についてなんですが、行政としては、実現可能な計画の早期検討と、一般住宅についても、雨水流出を抑制するための処理タンクですとか、あとは雨水ますの設置の協力が必要ではないかと考えられます。 町への提言として、局地的豪雨に対応できるよう、定期的な雨水浸透ますの清掃や現状に沿った浸透ますの増設、並びに都市整備課と上下水道課での雨水対策の解決に向けた計画を早期に立てていただきたいと。 また、個別ではありますけれども、雨水流出を抑制するための住宅の用に供する建物への雨水貯留タンクと浸透ますの設置費の補助を望むところでございます。 以上が建設産業常任委員会の日常調査の報告とします。 以上です。 ○議長(齋藤武男君) 各常任委員長の皆さんには大変お疲れさまでした。 これをもちまして、各常任委員長の日常調査報告が終わりました。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(齋藤武男君) 続いて、お諮りします。 議会運営委員会の閉会中の継続審査の件を日程に追加し、議題としたいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 異議なしと認めます。 したがって、議会運営委員会の閉会中の継続審査の件を日程に追加し、議題とします。--------------------------------------- △閉会中の継続審査の申出について ○議長(齋藤武男君) 議会運営委員長から、会議規則第74条の規定により、次期議会の会期日程等、議会の運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について、閉会中の継続審査の申出がありました。 委員長から申出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(齋藤武男君) 異議なしと認めます。 したがって、委員長から申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(齋藤武男君) これで本日の日程は全部終了しました。 会議を閉じます。 以上で、第399回高根沢町議会定例会を閉会します。 大変ご苦労さまでした。 △閉会 午後1時38分地方自治法第123条第2項の規定により署名する。  令和2年6月1日  高根沢町議会議長      齋藤武男        署名議員    森 弘子        署名議員    野中昭一...