高根沢町議会 > 2017-12-14 >
12月14日-04号

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  1. 高根沢町議会 2017-12-14
    12月14日-04号


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    平成29年 12月 定例会(第383回)          第383回高根沢町議会定例会議事日程(第4号)                  平成29年12月14日(木)午前10時開議第1 委員長報告第2 総括質疑第3 議案等の討論、採決---------------------------------------出席議員(16名)     1番  佐藤晴彦君      2番  鈴木伊佐雄君     3番  渡邉 俊君      4番  中山喜美一君     5番  加藤 章君      6番  齋藤武男君     7番  川面充子君      8番  梅村達美君     9番  横須賀忠利君    11番  加藤貞夫君    12番  神林秀治君     13番  森 弘子君    14番  松本 潔君     15番  野中昭一君    16番  鈴木利二君     17番  阿久津信男君欠席議員(1名)    10番  小林栄治---------------------------------------地方自治法第121条第1項の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長        加藤公博君   会計管理者     齋藤耕太郎君 総務課長      菊地房男君   夢咲くまちづくり推進課長                             牧野雄一君 企画課長      加藤敦史君   地域安全課長    福田光久君 住民課長      古口節子君   税務課長      金澤公二君 健康福祉課長    荻原敏子君   環境課長      阿久津幽樹君 都市整備課長    鈴木晴久君   上下水道課長    阿久津 靖君 産業課長      小菅真守君   教育長       小堀康典君 こどもみらい課長  糸井鉄夫君   生涯学習課長    戸井田和明君 監査委員事務局長選挙管理委員会書記長           熊田彰夫君   農業委員会事務局長 山野井紀泰---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名 議会事務局長    小池哲也    書記        南木彰久 書記        阿見有子 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○副議長(横須賀忠利君) 皆様、改めておはようございます。 ただいまの出席議員は16名です。定足数に達しておりますので、ただいまから第383回高根沢町議会定例会を開催いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 なお、小林栄治議長から欠席届が提出されておりますので、地方自治法第106条の規定により、私、副議長の横須賀が議長の職務を行いますので、ご協力をお願い申し上げます。---------------------------------------議事日程の報告 ○副議長(横須賀忠利君) それでは、本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおり、委員長報告総括質疑、議案等の討論、採決です。 それでは、これから議事日程に入ります。---------------------------------------委員長報告 ○副議長(横須賀忠利君) 日程第1、本会議において各常任委員会に付託された案件について、各常任委員長の報告を求めます。 総務常任委員長、森弘子君。     〔総務常任委員長 森 弘子君 登壇〕 ◆総務常任委員長(森弘子君) 第383回高根沢町定例会、総務常任委員会審査報告を行います。 第383回高根沢町議会定例会において、総務常任委員会に付託されました案件について、去る12月12日、全委員出席のもと、執行部より関係課長、局長の出席を求め、慎重に審査した経過と結果についてご報告いたします。 まず、町長提出議案第2号 高根沢町公文書管理条例の制定についてであります。総務課長の説明を受け、審査を行いました。 主な質疑は次のとおりです。 公文書管理条例を定めることは、個人の情報開示と関係しているのかとの質疑に対して、もともとは町の文書については、公の文書として情報公開条例に沿って開示してきた。条例を定めることによって、公文書を適切に管理することを町民に約束する。あわせて保存年限が長期化するものについては、歴史的公文書として位置づけて、適切に管理していくことの条例となっているとのことです。 また、公文書の保存年限はとの質疑に対しては、各公文書の重要性によって保存年限を定めるものである。保存年限については、規則等で定めていく。町の歴史的公文書については、特定歴史公文書として条例等で定め、永久保存していくとのことです。 また、公文書は紙媒体であっても、デジタルデータで保存しているのか。公文書も長いもので30年というものもあると思うが、公文書の量がふえていって、倉庫での保存スペースは十分足りているのかとの質疑に対しては、デジタル文書もあるが、基本的には紙媒体での保存を行っている。公文書の保存は、第二庁舎の倉庫や各課で保存している。文書の量がふえてきているので、保存年限が来た文書については、廃棄し、処分している。今後は、庁舎整備の議論とあわせて、公文書館というものも考えていくとのことです。 質疑の後、採決した結果、全員一致により原案のとおり承認することに決定いたしました。 次に、町長提出議案第3号 高根沢町工場立地法準則条例の制定についてであります。 夢咲くまちづくり推進課長の説明を受け、審査を行いました。 主な質疑は次のとおりです。 この条例は、工場立地による公害の防止や良好な景観を保つための環境保全を図ることを目的とするとしていながら、緑地面積率は10%から5%に、環境施設面積率は15%から10%に減らしているがどうなのかとの質疑に対しては、工場立地法では、かなり厳しく規制がかかっている。工場専用地域は、企業立地の促進を図るという地域であることから、ほかの地域と違って環境保全を図りながら有効利用を促進していく。 この条例を制定することによって、費用を工場の規模拡大や投資をするという効果が上げられるとのことでした。 質疑の後、採決した結果、全員一致により原案のとおり承認することに決定しました。 次に、町長提出議案第6号 高根沢町課設置条例の一部改正についてであります。 企画課長の説明を受け、審査を行いました。 主な質疑は次のとおりです。 組織機構の一部見直しによって、財政的に効果は見られるのかとの質疑に対しては、職員数は変わらないことから、人件費等の削減はない。所属体系によって管理職や事業等がふえていく部門もあるが、全体的には予算等は変わらない。今後、実際の事業を展開していく上で、地域経営計画の中で事業を重点化していくことから、予算措置を行っていくとのことでした。 また、夢咲くまちづくり推進課は、町長をリーダーとして移住・定住・創業支援施策の推進課として、これまでさまざまな事業を展開してきた。これらの事業のリーダーシップをとってきた課が廃止されることは、ほかの課に事業が移されることによって、今後の事業の展開が心配されるがどうなのかとの質疑に対しては、移住・定住・創業支援等の事業を企画課や都市整備課、産業課に分散して、それぞれの課で民の力も活用しながら、引き続き事業を推進していくとのことです。 また、夢咲くまちづくり推進課の大きな事業としては、人口4万人構想に関すること、キリンビール跡地利用に関することなどで、町長の公約が大きく反映される課であった。この課が廃止されることについて、町民に対する説明責任をどのように行っていくのかとの質疑に対して、組織機構の一部見直しについては、広報等で知らせていくとのことです。 質疑の後、採決した結果、全員一致により原案のとおり承認することに決定いたしました。 次に、町長提出議案第7号 高根沢町企業立地促進基金条例の一部改正についてであります。 企画課長の説明を受け、審査を行いました。 主な質疑は次のとおりです。 6億円の補助制度を有効に使っていただく企業の進出が見込めないことから、5億円減額ということであるが、キリンビール所有の跡地についての問い合わせや進捗状況はとの質疑に対しては、問い合わせはあったが、6億円の基金については魅力的なものに映らなかったと考える。今後は、1億円については雇用促進の運用等に活用していくとのことです。 あら、抜けちゃっている。すみません、これ、文章が抜けちゃっているんですけれども、これ、採決した結果、全員一致により、が抜けちゃいました。すみません。この文章が、申しわけないです。全員一致により、原案のとおり承認することに決定しました。が、議案7号に、最後のほうに入ります。申しわけないです。 次に、議案第9号 平成29年度高根沢町一般会計補正予算、これも議決が抜けてしまいました、すみません。議決についてであります。 総務課、企画課、税務課、環境課、監査委員事務局及び選挙管理委員会の順に各課長、局長により説明を受けました。 特に質疑はなく、採決した結果、全員一致により原案のとおり承認することに決定いたしました。 最後に、陳情についてであります。 閉会中の継続審査となっていました受理番号41号 全国森林環境税の創設に関する意見書採択についてです。 栃木県では、全国に先駆けて、とちぎの元気な森づくり県民税が平成20年度から導入されて、県民1人当たり700円を町県民税で納めていることから、さらなる全国森林環境税は必要ないとの意見の一致により、採決した結果、全員一致により不採択とすることに決しました。 以上で、総務常任委員会に付託された案件についての報告を終わります。 ○副議長(横須賀忠利君) 教育福祉常任委員長佐藤晴彦君。     〔教育福祉常任委員長 佐藤晴彦君 登壇〕 ◆教育福祉常任委員長佐藤晴彦君) おはようございます。教育福祉常任委員会の報告をさせていただきます。 第383回高根沢町議会定例会において、教育福祉常任委員会に付託された案件について、去る12月11日に全委員出席のもと、こどもみらい課、生涯学習課長住民課長健康福祉課長の出席を求め、慎重に審査した経過と結果についてご報告させていただきます。 まず、町長提出議案第8号 高根沢町こども医療費助成に関する条例の一部改正についてであります。 本案は、平成30年4月1日よりこども医療費助成対象年齢を拡大することから、高根沢町こども医療費助成に関する条例の改正を行うものであり、具体的には、同条例第2条に定める「こども」の定義を、15歳を18歳に改正し、また、第4条の未就学児助成現物給付と第5条の未就学児以外の助成の償還払いを統一し、1つの条項に修正するというものでございます。 説明後の質疑では、所得制限はないのか、塩谷広域管内医療機関自治体ごとの制度の違いを張り紙等で示されているのか、来年4月に改正条例が施行されることに対する周知は、限られた財源の中で維持した、持続した助成制度を運営していくため、医療費抑制などをどのように考えているのかとの質疑があり、所得制限は設けておらず、郡医師会にお願いして行っている。今回の一般会計補正予算において、新しい受給資格証の印刷と通知送付の予算を計上し、準備を進めていき、4月1日からスムーズに施行できるようにしていく。医療が必要な人が必要なときに、必要な医療機関等にかかってもらうのは当然であるが、健康に関する施策を推進することやさまざまな機会に過剰医療等の情報発信をしていきながら医療費の抑制等に努め、制度の維持を努めていく考えであるとのことでした。 以上の質疑の後、反対、賛成の討論がなく、採決した結果、全員一致により原案のとおり承認することに決しました。 次に、町長提出議案第9号 平成29年度高根沢町一般会計補正予算議決についてご報告いたします。 こどもみらい課、生涯学習課、住民課、健康福祉課の順に説明を受け、審査をいたしました。 主な補正内容は、債務負担行為補正において、平成30年度から小学校において特別な教科の道徳が先行して実施されるため、今年度中に教師用の教科書等の購入契約をするための補正であり、歳入では、障害者医療費地域生活支援事業などの事業費の追加による、国及び県支出金追加補正が主なものであり、歳出では、職員の時間外手当等に伴う補正や、平成28年度の事業実績に伴う返還金、障害者福祉費における事業費不足老人福祉費における特別会計への繰出金、こども医療改正に伴う印刷、通信に係る事務費、阿久津小学校グラウンド整備工事発注に関する補正が主な内容でありました。 説明後の質疑では、債務負担行為に対し、道徳の教科書等の購入となっているが、児童分についてはどうなっているのかとの質問に対し、子どもの教科書については、国のほうから来るが、教師用の指導書を今年度中に購入するために補正を行ったということでございました。 歳入については、後期高齢者医療費負担金の減額理由はとの質疑があり、世代間の公平性を保つために保険料の軽減率を見直したもので、所得割額が変わる方で、年収が約153万円から約211万円の方に対し、5割軽減から2割軽減へ変わり、また、均等割額が変わる方では、75歳になる前日にご家族の扶養に入られていた方は、9割軽減から7割軽減へと軽減率が変わるものであるとのことでした。 歳出については、こども医療費事務費印刷製本費通信運搬費の概要はとの質疑に対し、受給資格証の印刷とその送付に係るものであり、また、制度改正説明案内もあわせて送付するためのものであり、送付の対象者は、住民基本台帳ネットワークシステムから情報を得て、漏れなく配布できるようにしていくとのことでした。 このほかに、自立支援制度政策経費の平成28年度障害福祉サービス費支給事業費の返還金は総額の何%になるのかに対し、対象経費の3%であることや、地域支援事業において、利用日数の増加により予算が不足する背景にどのようなことがあるのか。また、今回の補正において、平成30年3月までを見込んで計上とのことだが、見込み算出の根拠はに対し、サービスの浸透がされてきたことと捉えている。また、9月までの実績で、サービス受給者数利用日数を照らし合わせて見込み額を算出しているとのことでした。 今回の審議で一番質疑が多かったのが、阿久津小学校グラウンド整備工事に対するものであって、整備期間の内容は、設計がされていないのに5,000万円の工事費の算出根拠は、ガラが出てきた場合、誰が責任を持つのか明確になっているのか。今回の工事に当たり、リース校舎撤去に関する物やコンクリートガラ等が出てきた場合、それらが出た場所等の詳細記録を残す考えはあるのか。新たに出てきたものが、万が一裁判の対象になるようなことが起きた場合を考えた上での工事管理等をしっかりと考えているのか。さらに、5,000万円の工事費とガラが出てきたときの処分代の関係性はどうなっているのか。先日の掘削調査で出てきたものに関し、埋設されていた経緯や産廃法に抵触するのかなどをしっかり調査する必要があると考えるが、いかがか。物事の整理をきちんとしながら工事の施工に当たり、何かあったら町職員の立ち会いのもと、手落ちのないように対応すべきであり、おかしなことがあればきちんと責任の追及ができるようにするための準備を進めながら、工事を進めていっていただきたいと考えるが。今回の補正予算内に設計費用は含まれているのかとの質疑に対し、内容については、30cm掘削し、ガラ等の有無及び撤去にあわせ、排水整備をしながら工事を進めるもので、期間は3カ月程度と見込んでいる。しかし、現在、詳細設計がされていないので、今後早急に進めるとのことです。 また、積算については、積算システム、エスティマというものにより、工事面積と30cmの掘削費用において算出しているとのことです。 ガラ等については、いつの時代のものか推測できないため、今回は町の予算で工事を進めていく。全てにおいて町が負担していくとのことでございます。 工事をしていく中で、ガラ等が見つかった場合には、詳細に写真撮影をし、どの場所に出てきたかも記録していきます。また、今後委託するコンサルタントと十分に協議をしながら対応を考えて行くとのことです。 今まで出てきたものがどうであれ、先日行った調査で安全性は担保できていると考えるが、箇所的な整備だったため、より一層の子どもたちの安全性を得るために町として全面を整備し、しっかり工事管理もしていく。もし、出てきた場合には、町の予算で対応していくとのことです。 排水管等は、仮設校舎に使われたものと推測し、図面をチェックした上で全ての配管等を撤去できている。ガラについては、一緒に出てきた鉄筋の種類等により、かなりの年数がたっていると推測した上で、仮設校舎に関するものではないと判断した。しかし、リース契約仮設校舎だったため、関係書類がなく、どのような部材でどれだけ設置したかは確認できなかったが、なぜ埋設されたままだったのかについては、今後調べていきたいと考えているとのことです。 埋設物等が出た場合は、当然、町として立ち会いのもと確認し、経緯等を調査していきますと。さまざまな状況を加味して、しっかりと対応していくとのことです。 また、現在ある予算をまとめた上で、設計委託費を拠出する予定であるということでした。 以上の質疑の後、反対、賛成討論はなく、採決を行った結果、全員一致により原案のとおり承認することに決しました。 次に、町長提出議案第10号 平成29年度高根沢町国民健康保険特別会計補正予算議決についてご報告いたします。 本案の主な補正内容は、歳入では、財政調整基金からの繰り入れをするもので、保険給付費の伸びによる財源不足を補うための補正であり、歳出では、各療養給付費の増減額を補正し、合計で保険給付費を追加するという内容でございました。 説明後の質疑では、今年度の決算見込みはという質問に対し、9月補正後に新規傷病者が約130人ふえており、歳出が増額していく傾向に注視していく一方、歳入では、税、国・県支出金前期高齢者交付金共同事業交付金等を勘案していくことにより、収支のバランスは保っていけると判断しているとのことでした。 高額な医療費については、国が統括して行うべきと考えるが、そのような議論がなされているという状況はあるのかという質疑に対し、次年度からの国民健康保険制度改正については、県が財政運営責任を担うという状況にはそのような背景があるのではないかと捉えているが、本内容に特出した議論はされていないとのことでした。 以上の質疑の後、反対、賛成討論はなく、採決した結果、全委員一致により原案のとおり承認することに決しました。 続きまして、町長提出議案第11号 平成29年度高根沢町後期高齢者医療特別会計補正予算議決についてご報告いたします。 本案の主な補正内容は、栃木県広域連合からの交付決定により、歳入では、保険基盤安定繰入金減額補正となり、歳出では、後期高齢者医療広域連合負担金減額補正をするという内容でございました。 特に質疑はなく、採決した結果、全委員一致により原案のとおり承認することに決しました。 続きまして、町長提出議案第12号 平成29年度高根沢町介護保険特別会計補正予算議決についてご報告いたします。 本案の主な補正内容は、歳入では、介護保険給付費において、今年度末までの見込み額を算出した結果、不足が生じると判断したため、国・県の支出金の割合において追加補正をする内容が主なものであり、歳出では、介護保険介護台帳の2種類のシステム改修と、各給付費及び居宅介護住宅改修費において、利用者や利用日数の増加に伴い、今年度末までの見込み額を算出した上で不足が生じるため、増額補正が主な内容でございました。 説明後の質疑では、介護サービス等諸費が補正前に比べると8%ほどふえているが、どのような傾向と捉えているのかとの質疑に対し、居宅介護サービス費のデイサービスやショートステイの利用が非常に多くなっている。また、地域密着型サービスも増加傾向にあると捉えているとのことでした。 また、介護対象者はふえているのかに対し、高齢者の介護認定を受けている方は、昨年度と同等の人数であるとのことでした。 このほか、介護職員の給与改定に伴い、給付費の増加につながっているのかに対し、いろいろな資格を持っている方や施設でさまざまなサービスを行っていただくと、介護報酬に加算されて増額することは考えられるが、年度途中に容易に変更されるものではなく、今回の補正には影響していないとのことでした。 以上の質疑の後、反対、賛成討論はなく、採決した結果、全委員一致により原案のとおり承認することに決しました。 以上で、5件の付託案件の報告を終わります。 ○副議長(横須賀忠利君) 建設産業常任委員長、加藤章君。     〔建設産業常任委員長 加藤 章君 登壇〕 ◆建設産業常任委員長(加藤章君) 建設産業常任委員長報告。 それでは、第383回高根沢町議会定例会において、建設産業常任委員会に付託されました案件について、去る12月8日、全委員出席のもと、都市整備課、産業課、上下水道課各課長の出席を求め、慎重に審査した経過と結果について報告いたします。 初めに、町長提出議案第4号 高根沢町中小企業及び小規模企業の振興に関する条例の制定についてであります。 中小企業小規模企業の経営の改善及び向上を図るための自主的な努力が促進されることを本旨とし、基本理念や施策の基本となる事項を定めようとするものです。 主な質疑として、条例第13条の財政上の措置とは何かとの質疑に対し、町では従来から販路開拓支援事業費補助金企業定着促進拡大投資補助金などの中小企業への支援措置を予算化し、実施しているところであるが、今後も必要に応じて中小企業等の振興に関する施策を実施するとともに、必要な予算措置を講じるよう努めることを意味しているとのことでありました。 採決した結果、全委員一致により、原案のとおり承認することに決しました。 続きまして、町長提出議案第5号 高根沢町下水道事業地方公営企業法の適用に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてであります。 公共下水道事業農業集落排水事業小規模集合排水事業地方公営企業法適用に伴い、関係条例において所要の改正をするもので、下水道事業に関連する12本の条例の整備をするものであります。 主な質疑として、水道事業会計下水道事業会計を一緒にするのかとの質疑について、水道事業会計とは別であり、公共下水道事業会計農業集落排水事業会計を1つにし、下水道事業会計とするものであるとのことでありました。 採決した結果、全委員一致により、原案のとおり承認することに決しました。 続きまして、町長提出議案第9号 平成29年度高根沢町一般会計補正予算議決についてであります。 初めに、都市整備課でございますが、補正の内容として、区画整理事業特別会計繰出金の増額であり、特に質疑はありませんでした。 次に、上下水道課でございますが、補正の内容として、農業集落排水事業特別会計繰出金の増額及び公共下水道事業特別会計繰出金の増額であり、質疑として、公共下水道事業特別会計繰出金増額の理由は何かとの質疑に対し、主なものとしては、宝積寺処理区の管渠建設工事にかかわる一般会計からの繰出金であるとのことでありました。 次に、産業課でございますが、補正の内容として、歳入、新規就農者確保事業にかかわる県補助金の増額、歳出が、同額分の支出並びに「元気あっぷむら活性化プラン」策定にかかわる委託料でありました。 また、「元気あっぷむら活性化プラン」策定にかかわる業務は年度内で完了しないことから、次年度への繰り越しをするものでありました。 特に質疑はなく、それぞれ採決した結果、全委員一致により、原案のとおり承認することに決しました。 続きまして、町長提出議案第13号 平成29年度高根沢町宝積寺駅西第一土地区画整理事業特別会計補正予算議決についてであります。 補正の内容として、一般会計繰入金の増額と職員給与関係の補正であり、特に質疑はなく、採決した結果、全委員一致により、原案のとおり承認することに決しました。 続きまして、町長提出議案第14号 平成29年度高根沢町公共下水道事業特別会計補正予算議決についてであります。 補正の主な内容として、下水道管渠の建設にかかわる国庫支出金、一般会計繰入金及び地方債の増額、職員給与関係、宝積寺処理区管渠建設にかかわる工事費、公共汚水ます設置工事費であり、特に質疑はなく、採決した結果、全委員一致により、原案のとおり承認することに決しました。 続きまして、町長提出議案第15号 平成29年度高根沢町農業集落排水事業特別会計補正予算議決についてであります。 補正の主な内容として、一般会計繰入金の増額と職員給与関係であり、特に質疑はなく、採決した結果、全委員一致により、原案のとおり承認することに決しました。 続きまして、町長提出議案第16号 平成29年度高根沢町水道事業会計補正予算議決についてであります。 補正の内容として、職員給与関係でありました。 特に質疑はなく、採決した結果、全委員一致により、原案のとおり承認することに決しました。 建設産業常任委員会に付託された案件につきましては、以上でございます。 ○副議長(横須賀忠利君) 以上で、各常任委員長の報告が終わりました。---------------------------------------総括質疑 ○副議長(横須賀忠利君) 日程第2、各常任委員長の報告について、総括質疑を行います。 質疑はありませんか。 3番、渡邉議員。 ◆3番(渡邉俊君) 町長提出議案第7号について、総務常任委員長にお尋ねします。企業立地促進基金条例というのは、私これ、個人的にはすごく好きな条例であったんですけれども、今回一部改正により、その6億円の補助制度がなくなってしまうということを非常に残念に感じております。そこで、常任委員会、このときにおいて、委員のほうからこの補助制度を今までどのような広報をしてきて、広報、主に企業主に関しての知らしめる努力を十分したのかどうかというような質疑はなかったんでしょうか。 ○副議長(横須賀忠利君) 総務常任委員長、森弘子君。 ◆総務常任委員長(森弘子君) 私が先ほど、総務常任委員会の審査報告をさせていただきました。その中での質疑でありました。ですから、先ほどの渡邉俊議員の質問については、問い合わせとか、進捗状況とか、キリンビールの跡地についての利用の問い合わせ等はどうなのかというのはありましたけれども、先ほどの、あの質疑はありませんでした。 ○副議長(横須賀忠利君) ほかにございませんか。     〔発言する者なし〕
    ○副議長(横須賀忠利君) 質疑なしと認めます。 これで委員長報告に対する総括質疑を終わりにいたします。 ほかに質疑はございませんか。     〔発言する者なし〕 ○副議長(横須賀忠利君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 委員長報告に対する質疑は終わりました。 続いて、会議規則第42条の規定により総括質疑を行い。すみません、終わりました。 この規定は、委員長報告に対する質疑においても、なお、討論及び表決に至る情報が不足する場合に、その疑義をただすもので、議員各位におかれましては、本条の趣旨を踏まえ、質疑をされますようお願いいたします。 それでは、総括質疑を行います。 質疑はございませんか。 3番、渡邉議員。 ◆3番(渡邉俊君) それでは、所管課、総務課ですか。 同じ質問なんですけれども、お願いします。 ○副議長(横須賀忠利君) 夢咲くまちづくり推進課長、牧野課長。 ◎夢咲くまちづくり推進課長(牧野雄一君) 本基金の実際の運用は、私どものほう、夢咲くまちづくり推進課で所管しておりますので、私のほうからお答えをさせていただきます。 全員協議会のときにもご説明申し上げましたとおり、この基金の概要等につきまして、あるいはこの補助制度につきましては、栃木県の企業立地・魅力発信セミナーであるとか、あるいは関西機械要素技術展、これには、全国から1,200社以上の企業が出展されているような、そういうような展示会で広報活動を行っております。個別の企業には当然、この基金ができた当初から個別に宣伝活動を行っているんですけれども、より効果的なのはやはりこういう大きな企業セミナーであるとか、そういうところに我々のブースを設けて宣伝活動をするということが第一であると考え、そういうような広報活動を行ってきたところであります。 しかしながら、これに対しての具体的なお問い合わせをいただくことがなく、今回このような条例を提出させていただいたという次第でございます。 以上です。 ○副議長(横須賀忠利君) 渡邉議員、よろしいでしょうか。 ◆3番(渡邉俊君) はい。 ○副議長(横須賀忠利君) ほかに質疑はございませんか。     〔発言する者なし〕 ○副議長(横須賀忠利君) 質疑なしと認めます。 以上で、総括質疑を終わります。--------------------------------------- △議案等の討論、採決 ○副議長(横須賀忠利君) 日程第3、本会議に上程された案件の討論及び採決を行います。 議案第2号 高根沢町公文書管理条例の制定について、本案の討論を行います。 反対討論ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(横須賀忠利君) 賛成討論ございませんか。     〔発言する者なし〕 ○副議長(横須賀忠利君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することを賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○副議長(横須賀忠利君) 起立全員です。 したがって、議案第2号は原案のとおり可決されました。 議案第3号 高根沢町工場立地法準則条例の制定について、本案の討論を行います。 反対討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(横須賀忠利君) 賛成討論ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(横須賀忠利君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○副議長(横須賀忠利君) 起立全員です。 したがって、議案第3号は原案のとおり可決されました。 議案第4号 高根沢町中小企業及び小規模企業の振興に関する条例の制定について、本案の討論を行います。 反対討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(横須賀忠利君) 賛成討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(横須賀忠利君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○副議長(横須賀忠利君) 起立全員です。 したがって、議案第4号は原案のとおり可決されました。 議案第5号 高根沢町下水道事業地方公営企業法の適用に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、本案の討論を行います。 反対討論ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(横須賀忠利君) 賛成討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(横須賀忠利君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○副議長(横須賀忠利君) 起立全員です。 したがって、議案第5号は原案のとおり可決されました。 議案第6号 高根沢町課設置条例の一部改正について、本案の討論を行います。 反対討論ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(横須賀忠利君) 賛成討論ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(横須賀忠利君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○副議長(横須賀忠利君) 起立全員です。 したがって、議案第6号は原案のとおり可決されました。 議案第7号 高根沢町企業立地促進基金条例の一部改正について、本案の討論を行います。 反対討論はございませんか。     〔発言する者なし〕 ○副議長(横須賀忠利君) 賛成討論はございませんか。     〔発言する者なし〕 ○副議長(横須賀忠利君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○副議長(横須賀忠利君) 起立多数です。 したがって、議案第7号は原案のとおり可決されました。 議案第8号 高根沢町こども医療費助成に関する条例の一部改正について、本案の討論を行います。 反対討論ありませんか。     〔発言する者なし〕 ○副議長(横須賀忠利君) 賛成討論はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○副議長(横須賀忠利君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○副議長(横須賀忠利君) 起立全員です。 したがって、議案第8号は原案のとおり可決されました。 議案第9号 平成29年度高根沢町一般会計補正予算議決について、本案の討論を行います。 反対討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(横須賀忠利君) 賛成討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(横須賀忠利君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○副議長(横須賀忠利君) 起立全員です。 したがって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 議案第10号 平成29年度高根沢町国民健康保険特別会計補正予算議決について、本案の討論を行います。 反対討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(横須賀忠利君) 賛成討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(横須賀忠利君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○副議長(横須賀忠利君) 起立全員です。 したがって、議案第10号は原案のとおり可決されました。 議案第11号 平成29年度高根沢町後期高齢者医療特別会計補正予算議決について、本案の討論を行います。 反対討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(横須賀忠利君) 賛成討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(横須賀忠利君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○副議長(横須賀忠利君) 起立全員です。 したがって、議案第11号は原案のとおり可決されました。 議案第12号 平成29年度高根沢町介護保険特別会計補正予算議決について、本案の討論を行います。 反対討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(横須賀忠利君) 賛成討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(横須賀忠利君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○副議長(横須賀忠利君) 起立全員です。 したがって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 議案第13号 平成29年度高根沢町宝積寺駅西第一土地区画整理事業特別会計補正予算議決について、本案の討論を行います。 反対討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(横須賀忠利君) 賛成討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(横須賀忠利君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○副議長(横須賀忠利君) 起立全員です。 したがって、議案第13号は原案のとおり可決されました。 議案第14号 平成29年度高根沢町公共下水道事業特別会計補正予算議決について、本案の討論を行います。 反対討論ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(横須賀忠利君) 賛成討論ありませんか。     〔発言する者なし〕 ○副議長(横須賀忠利君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○副議長(横須賀忠利君) 起立全員です。 したがって、議案第14号は原案のとおり可決されました。 議案第15号 平成29年度高根沢町農業集落排水事業特別会計補正予算議決について、本案の討論を行います。 反対討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(横須賀忠利君) 賛成討論ありませんか。     〔発言する者なし〕 ○副議長(横須賀忠利君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○副議長(横須賀忠利君) 起立全員です。 したがって、議案第15号は原案のとおり可決されました。 議案第16号 平成29年度高根沢町水道事業会計補正予算議決について、本案の討論を行います。 反対討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(横須賀忠利君) 賛成討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(横須賀忠利君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから本案を採決します。 原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○副議長(横須賀忠利君) 起立全員です。 したがって、議案第16号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △陳情について ○副議長(横須賀忠利君) 続いて、陳情について、これから採決をします。 受理番号41号 「全国森林環境税の創設に関する意見書」採択に関する陳情は、委員長の報告は不採択です。 委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○副議長(横須賀忠利君) 起立全員です。 したがって、受理番号41号は委員長の報告のとおり決定いたしました。--------------------------------------- △所管事務調査の報告 ○副議長(横須賀忠利君) ここで総務常任委員会の所管事務調査の報告をお願いします。 総務常任委員長、森弘子君。     〔総務常任委員長 森 弘子君 登壇〕 ◆総務常任委員長(森弘子君) 総務常任委員会での所管事務調査の報告をさせていただきます。 総務常任委員会では、平成29年度の日常調査のテーマでもあります、財政の健全化に関すること、効率的な財政運営と政策、予算編成に関すること、議会の政策提言について調査研究をするため、平成29年8月24日から25日の2日間の日程で行われました、市町村議会議員研修「自治体予算を考える」に参加してきました。 ここには参加者名書いていないですけれども、参加者は森弘子、中山喜美一、小林栄治加藤貞夫、梅村達美の5名でした。 研修は、滋賀県大津市にある全国市町村国際文化研修所、国際文化アカデミーにて行われ、北は宮城県蔵王町、南では沖縄県読谷村から約90名の市町村の議員の参加がありました。 研修の主な内容としては、①自治体予算の原則、制度、歳入・歳出予算の基本的事項やチェックポイントについて学ぶ。②それぞれの自治体の財政運営について理解し、的確な予算審議ができる能力向上を目指す。③住民ニーズに応える政策を実現するための合理的な方策を学ぶ。 1日目は、予算の原則や編成の流れを学び、予算書の読み方を習得しました。議会が予算要望を提出する期限は、執行部の作業の流れから8月末であり、新年度の4月から6月まで十分に調査、検討し、7、8月で要望をまとめることが必要です。 予算の2大原則は、1、予算を手段として首長を統制する。つまり、議決により首長に執行権を与えること。2、議会として、税金がどのように使われ、還元されるかを判断する材料となります。 予算審議のフローチャートについて報告します。1、地方自治法第211条により、町長は、年度開始前20日まで、3月12日までに予算を提出する。予算の提案は町長に、議会には提案権はありません。2、地方自治法第97条2項により、議会は予算について増額して議決できるが、町長の予算の提出の権限を侵すことはできない。3、地方自治法第177条1項により、義務費を削除または減額の議決をしたとき、町長は理由を示し、再議に付与しなければならない。また、議会の議員が予算を伴う条例案、その他の案件を提出した場合は、あらかじめ執行部と連絡し、財源の見通しをしておくことが必要です。 次に、歳入と歳出を審査するに当たり、重要な点を順を追って報告します。 歳入としては、1、地方税の基幹税目は、町民税と固定資産税です。2、普通税のうち、法人均等割、法人税割は都市部へ偏在し、景気による変動が大です。3、市町村の歳入の約3割が町税、約3分の2の市町村はそれ以下となっています。4、国は地方交付税で自治体間の不均衡を調整し、一定の行政サービスを提供し得る財源を保障しています。5、平成29年度の不交付団体は、東京都と75市町村、前年度比1減となっており、ちなみに栃木県では、芳賀町と上三川町です。6、地方交付税の交付は、普通交付税94%が4、6、9、11月で、特別交付税6%は12月、3月の交付となっております。 歳出で重要なことは、まず1点目としては、住民ニーズの反映、緊急課題への対応は。また、2点目としては、事業の必要性、緊急性、費用対効果。3、行政改革の視点。4、予算編成段階では法令に従い、合理的な経費の見積もりをし、予算執行段階では、必要かつ最少の経費の支出に努め、翌年度以降も健全な財政運営ができることを目標とするということを着眼いたしまして、歳入・歳出の予算等の検証を行います。 議会が決算を審査し、不認定とした場合、既に執行した収支は有効です。町長は政治的、道義的責任を負うのみです。 2日目は、財政の現状を分析し、住民の負託に応える財政運営で重要な方策を学びました。 国の平成29年度の地方財政計画は、地方交付税について0.4兆円減の16.3兆円、臨時財政対策債については0.3兆円増の4兆円は、地方交付税と臨時財政対策債の合計として20.3兆円であり、前年度20.5兆円、0.2兆円増で財政健全化は遅々として進んでいません。 なお、プライマリーバランスとは、政策的な支出をその年度の税収等で賄っており、新たな債務に依存していない状態を指しております。 新しい取り組みとして、町の財政状況を把握する新地方公会計が平成30年度から32年度末まで、3年間の移行期間に導入されます。これは、資産、債務の適正管理や有効活用といった中、長期的な視点に立った自治体経営の強化に、あら、ちょっと変だな、強化に資するものです。 2日目の午後は、地方公共団体の財政に関するテーマについて、グループに分かれて意見交換が行われました。各市町村の現状等が聞けることを期待しましたが、時間が短時間ということがあって、十分な討議ができなかったこと、報告させていただきます。 ○副議長(横須賀忠利君) 総務常任委員長の報告が終わりました。 続いて、教育福祉常任委員会の所管事務調査報告をお願いします。 教育福祉常任委員長佐藤晴彦君。     〔教育福祉常任委員長 佐藤晴彦君 登壇〕 ◆教育福祉常任委員長佐藤晴彦君) 教育福祉常任委員会所管事務調査報告をさせていただきます。 去る、平成29年10月17日から18日にかけて、静岡県御前崎市役所及び静岡県藤枝市役所において、全委員参加のもと、御前崎市スクラムスクールの取り組みについて、藤枝市地域包括ケアシステムの取り組みについてを学んできました。 まず、コミュニティ・スクールについて、本町では幼保小中での切れ目のない一貫した教育が構築されている中で、高根沢版のコミュニティ・スクールを導入するに当たり、当委員会において、どのような運営の仕方を構築できるのかを考えてまいりました。 御前崎市では、幼保小中高までをつないだスクラム型コミュニティ・スクール「スクラム御前崎」を確立し、現在実施していることを知り、調査してきました。 御前崎市の将来都市像は、「子どもたちの夢と希望があふれるまち御前崎」とし、教育基本目標を「郷土を愛し、未来を創る人づくり」を掲げ、高い志や夢を持って生きる子、学び続ける子、他者と豊かにかかわる子、社会とかかわっていく子の育成に取り組んでおります。 この取り組みの方針は2つあり、こども園、保育園、私立幼稚園、小学校、2つの中学校が小学校になっています、これ中学校です、訂正をお願いします。中学校、高校、それに家庭、地域、行政が連携し、スクラムを組んで社会全体で協働し、人づくりをすることと基本政策を3つ立て、「スクラムで推進するコミュニティ・スクール」、「スクラム・スクール・プランで18歳まで途切れない教育と子どもの育ちと学びをつなぐ」、「スクラムで推進する生涯学習」を実践してきました。 平成20年から準備を始め、平成22年から本格的に学校支援地域本部事業を始動し、地域支援コーディネーターを学校教育課に配置しました。平成26年にはシニアスクールを開校し、小学校、中学校で実施しております。平成28年度には全小学校でマリンスポーツ体験を実施しております。 学校支援地域本部事業では、平成28年度までの実績として、個人登録140人、団体登録40団体の延べ1,600人が学校とのかかわりを持ったとのことでした。 このような取り組みをしていき、平成26年度末にコミュニティ・スクール推進事業に乗り出し、「御前崎型コミュニティ・スクール」を創設するため、「スクラムスクール運営協議会」の設置、教育委員会内に「コミュニティ・スクールディレクター」、通称CSディレクターと呼ばれますが、の配置と「地域支援本部」の設置をし、推進を図ってきたとのことでした。この御前崎市は、国が推奨しているから取り組んでいるわけではなく、みずからの足元をしっかりと見て、そこで見えた課題に目を背けるのではなく、解決に向け動き出した教育委員会の未来を担う子どもたちに対しての熱い思いがあってこそ、推進開始から2年で理解を得る形となったことや、多くの住民参加を果たしていることにつながっていると感じました。 本町においては、教育委員会、学校、保護者、地域の連携はまだ不十分であり、独自で展開する学校があることや、教育委員会においては、モデル校をつくりながら検討する傾向があることなど、今後においては全体でさまざまな課題や今後の将来像を話す機会を設けるとともに、地域理解のために何をするのか、また、どういう組織づくりが必要なのかを十分に協議していく必要を感じました。 当常任委員会においても、このたび学んできたことや感じたことを本音で当局に伝えながら、本町に合った、「たかねざわ版コミュニティ・スクール」が築ける提言をまとめていきたいと考えております。 次に、地域包括ケアシステムの取り組みについてご報告いたします。 調査目的として、行政としての取り組み方と、いかにして住民意識を上げた上での地域包括ケアシステムの構築をしているかが今回の目的で、行ってまいりました。 藤枝市における地域包括ケアシステム構築に向けた取り組みは、行政とともに住民意識を上げていく形での進め方になっていると感じてきました。 まず、藤枝市行政の組織としては、健康福祉部の中に介護福祉課があり、平成27年に地域包括ケア推進室を新設し、翌平成28年にはより一層の推進を図るため、地域包括ケア推進課へと位置づけを変え、地域支援係と、医療・介護連携係と課内で振り分けをし、取り組んでいました。 また、藤枝市は「暮らしの基本4K政策」という重点戦略を打ち出し、健康、教育、環境、危機管理の4つの分野に対し特に力を入れており、その中でも一番の重点事項は市民の健康づくりで、この分野に関し「健康・予防日本一ふじえだプロジェクト」に着手し、「市民が幸せな健康生活を少しでも長く続けられるまち」を目指していました。 また、「第6次ふじえだ介護・福祉ぷらん21」を計画しており、この基本方針として、1、地域包括ケアシステムの推進、2、在宅医療・介護連携の推進、3、心豊かに生きようとする意欲とアクティブ・エイジング、はつらつシニアの構築、4、団塊の世代への高齢期への円滑な移行支援、5、持続性ある介護保険制度の運営の5つの柱を中心に取り組んでいます。このような計画の上で、地域包括ケアシステムを構築していくに当たり、市内全域を捉えた第1層の仕組みづくりと同時に、日常生活圏域の10地区における第2層の仕組み作りに着手をしました。 同時進行で進めていた第2層の構築には、地域ぐるみの見守り、支え合い、社会参加、健康寿命の延伸をしていくための重要な取り組みを担ってもらうため、行政として平成28年度には「はつらつシニア大作戦」と称した65歳からの介護予防の手引きを作成し、介護予防で健康寿命を延ばすことの重要性を知ってもらい、持続した取り組みになる仕組みづくりをしていまいりました。 こうした2層の取り組みを有機的に結びつけるために、地域住民や各地域の事業所の事情をよく知る地区社会福祉協議会にコーディネーター役を担ってもらい、10カ所の自治会支部と協働して地域づくりを行っており、いかに住民理解を得て、さらに参画してもらえるよう、丁寧な住民説明会の実施や健康に対する意識向上のための計画的な取り組みの実施が必要不可欠と感じました。 また、本町において、環境は違うものの、第1層協議体である生活支援協議会は既に設置されている中で、生活支援サポーターの育成やサポーターに対するポイント制度の創設、第2層協議体づくりは取りかかっている状況にあります。 しかし、藤枝市のように、行政による住民理解促進につながるわかりやすい計画及び啓発資料の作成はまだまだ不十分であると感じるとともに、さまざまな取り組みを行うための基盤づくりも不十分であると感じました。 現在本町でも、介護事業や居場所運営に取り組んでいる方々を交えながら、本町に合った形での取り組みを構築していく必要もあると考えます。 今回、藤枝市を調査してきたことによる収穫は大きいものと感じており、我々、教育福祉常任委員会において、このたびの調査した内容と、本町の各地域の現状を十分に理解した上で、今後、地域包括ケアシステムを築いていくための提言をまとめていきます。 今回、報告書の中には、まだ読み切れていない文章がありますので、議員各位においては、一読願いますようお願い申し上げて、報告とさせていただきます。 ○副議長(横須賀忠利君) 教育福祉常任委員長の報告が終わりました。 続いて、広報広聴特別委員会の所管事務調査の報告をお願いします。 広報広聴特別委員長、鈴木伊佐雄君。     〔広報広聴特別委員長 鈴木伊佐雄君 登壇〕 ◆広報広聴特別委員長(鈴木伊佐雄君) 先日、広報広聴委員会としまして、去る7月4日、東京都にあります全国町村議員会館において、広報広聴クリニックがありました。広報広聴委員5名と、議会事務局員1名、6名で行ってまいりました。 内容につきましては、手にとって読んでいただける広報誌を目指すためにということを題しまして、何が言いたいのか、開きたいときにすぐにわかるようなリード文をつけたらいいんじゃないかとか、いろんな技法を学んでまいりました。講演の後、8町村議会だよりについてクリニックを行ってまいりました。 今後、一方通行になりがちな広報誌ではなく、多くの町民が手にとり、隅々まで読んでいただけるような新しい技法を取り入れた広報誌を目指し、さらには住民参加型の議会だよりになるようにしていきたいと思います。 以上、報告とさせていただきます。 続きまして、去る9月28日、同じように広報広聴クリニック、広報広聴特別委員会6名と、参加の有志の議員2名、議会事務局1名、計9名で広報広聴クリニックに行ってまいりました。 内容につきましては、まず一番初めに、わかりやすく書くテクニックとして、いわゆる伝える広報から伝わる広報へはどうしたらいいのかということのテクニックとして、見やすい文章のつくり方として、図表やイラストを入れたりしたらいいんじゃないかとか、漢字は少なくしたほうがいいんじゃないか、改行や余白をつくって、より見やすくしたらいいんじゃないかとかいうふうな形の中の技法を一つ一つ教えていただきました。 そういった中におきまして、メラビアン法則というのがありまして、いわゆる視覚的に伝わり方のほうが印象が残るということで、例えば55%ぐらいがまず第一印象の視覚的に入ってきて、38%が声だと、中身は7%しかないよというふうな法則がありまして、よく、いいこと言っているんだけど、何だかよくちょっと納得できないと、一方中身ないんだけれども、何かな、共感できるなというのはこういったところから来ているというふうによくいわれているものであります。 あとは、よく文章はより短く65字以内でやったほうがいいということを踏まえた上で、いわゆる中学生がわかる程度の文章を書いたほうがいいんじゃないか、いわゆる外国人対象能力が試験でいうとN1、一番大きい、いろいろ難しいんですけれども、そういった形の中で書く必要があるよというふうなことを学んでまいりました。 あと、NLCの法則ということで、よく人と話をする際に、このN、ナンバリング、L、ラメリング、C、クレーミングと言っておりますけれども、まず、端的に、まず、例えばこれから3つのことを言います。1つ目は何々です、2つ目は何々です、そのことにつきましてはというふうな形の中で、しっかりと論点を整理した上でやっていったほうが、話というのは伝わりますよというふうなことの技法を学んでまいりました。 そういったことの中で、その後、全国の1位と2位というふうな形の中の、広報紙のコンクール等の事例紹介があったわけなんですけれども、この中で約500名ぐらいの広報広聴委員の方がいたんですけれども、議会の方がいたんですが、高根沢町の行っている、いわゆる「マチイロ」ということが、特に高根沢町として全国の中でもしっかりとやっている町だよというふうなことも紹介がありました。前任の佐藤委員長、しっかりとしてやっているんだなということで、とても誇りに感じた次第であります。 以上、こういった研修を通しまして、今後、この研修は北は北海道から沖縄県まで、約214の町村議会が参加した研修でありましたけれども、1年ぐらい前に行ったときには約30町ぐらいしかなかったんです。この1年の期間、開きの中でここまで関心が広がっているのかということを再認識させていただきました。 今後、研修を受けたことをしっかりと生かして、手にとっていただける広報紙づくりを目指して、町民と議会がしっかりとつながる一助になるよう取り組んでまいります。 どうか議会においても、広報紙づくりのための技法というのは大切なんですけれども、問題は中身です。町民の方にお知らせする内容が一番肝心であるものですから、何でとか、おかしくないですかとか、そういったことなど、さまざまな案件の熟議の内容を広報を通じて発信できるよう、各議員の協力をお願いいたします。 以上、報告とさせていただきます。 ○副議長(横須賀忠利君) ただいま広報広聴特別委員長の報告が終わりました。--------------------------------------- △日程の追加 ○副議長(横須賀忠利君) 続いて、議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査の件を日程に追加し、議題といたしますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(横須賀忠利君) 異議なしと認めます。 したがって、議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査の件を日程に追加し、議題といたします。--------------------------------------- △閉会中の継続調査の申し出について ○副議長(横須賀忠利君) 議会運営委員長から、会議規則第74条の規定により、次期議会の会期日程等、議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について、閉会中の継続調査の申し出がありました。 申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(横須賀忠利君) 異議なしと認めます。 したがって、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。--------------------------------------- △日程の追加 ○副議長(横須賀忠利君) 続いて、予算特別委員会の閉会中の所掌事務調査の件を日程に追加し、議題としたいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(横須賀忠利君) 異議なしと認めます。 したがって、予算特別委員会の閉会中の所掌事務調査の件を日程に追加し、議題といたします。--------------------------------------- △閉会中の継続調査の申し出について ○副議長(横須賀忠利君) 予算特別委員長から、会議規則第74条の規定により、新年度予算について調査、検討を進めるため、閉会中の継続調査の申し出がありました。 申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(横須賀忠利君) 異議なしと認めます。 したがって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○副議長(横須賀忠利君) これで、本日の日程は全部終了しました。 会議を閉じます。 以上で、第383回高根沢町議会定例会を閉会します。 最後になりますが、本日、小林議長の欠席により議長職をとり行いました。ふなれな進行でありましたが、皆様のご協力のもと、議事を進行することができました。皆様、本当にありがとうございました。 △閉会 午前11時08分地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 平成30年2月14日  高根沢町議会議長      小林栄治        副議長     横須賀忠利        署名議員    鈴木伊佐雄        署名議員    渡邉 俊...