塩谷町議会 > 2020-09-10 >
09月10日-03号

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  1. 塩谷町議会 2020-09-10
    09月10日-03号


    取得元: 塩谷町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-16
    令和 2年  9月 定例会(第4回)          令和2年第4回塩谷町議会定例会会議録議事日程(第3号)                    令和2年9月10日(木)午前10時開議日程第1 議案第3号 令和元年度塩谷一般会計歳入歳出決算の認定についての採決日程第2 議案第4号 令和元年度塩谷国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての採決日程第3 議案第5号 令和元年度塩谷介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての採決日程第4 議案第6号 令和元年度塩谷介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定についての採決日程第5 議案第7号 令和元年度塩谷後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての採決日程第6 議案第8号 令和元年度塩谷水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算の認定についての採決日程第7 報告第1号 令和元年度健全化判断比率及び資金不足比率について日程第8 教育福祉常任委員会の副委員長の選任報告について日程第9 議会広報編集特別委員会定数の確定及び副委員長の選任報告について日程第10 塩谷広域行政組合議会議員の選出について日程第11 議員の派遣について(追加1)追加日程第1 議案の上程追加日程第2 提出議案の説明追加日程第3 追加議案第1号 令和2年度河川災害復旧工事普通河川弁天川)請負契約の締結についての採決追加日程第4 追加議案第2号 財産の取得についての採決追加日程第5 追加議案第3号 財産の取得についての採決---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり---------------------------------------出席議員(11名)     1番  篠原 操君       2番  大嶋晴宏君     3番  中塚 操君       6番  和氣勝英君     7番  冨田達雄君       8番  斎藤定男君     9番  橋本 巖君      10番  直井美紀男君    11番  君島勝美君      12番  手塚礼知君    13番  君嶋恒夫君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長        見形和久君   副町長       杉本宏之君 教育長       伴瀬良朗君   総務課長      神山直行君 庁舎建設準備室長  鈴木修司君   企画調整課長    柿沼 肇君 税務課長      齋藤紀代美君  住民課長      柿沼佳子君 保健福祉課長    磯 京子君   高齢者支援課長   鈴木啓市君 産業振興課長    星 育男君   建設水道課長    森田洋行君 学校教育課長    吉成伸夫君   生涯学習課長    大島郁夫君 会計管理者     柿沼善和君   代表監査委員    高橋勝泰---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名 議会事務局長    増渕邦良    書記        吉成明日香     開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(直井美紀男君) ただいまから本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員は11名です。---------------------------------------政治倫理審査会の審査結果についての報告 ○議長(直井美紀男君) 議事に入る前に、私より報告がございます。 令和2年3月16日付で審査請求がありました塩谷町政治倫理審査会の審査結果について、9月7日付で審査会委員長より提出されましたので、その結果についてご報告いたします。 請求の内容については、和氣勝英議員とその関係者は、町内在住の個人より、個人情報を中心とした内容で誹謗中傷をされているとして、その個人の情報を得るために言動確認調査書を作成し、塩野谷農業協同組合及び塩谷町役場に勤務している一部の職員に配付し、回収を行った。この行為が政治倫理条例の倫理基準に違反しているのではないかというものであります。 審査会については、今般のコロナウイルス感染症の影響により中断もございましたが、3月31日から4回開催され、9月7日に審査会委員長より、その回答が提出されました。 審査の結論は、審査会としての統一した意見はまとまらなかったが、倫理条例違反が認められるとの意見が4名、違反は認められないとする意見が3名でありました。ただし、違反が認められるとする見解も、違反の程度は弱いものにとどまるとする意見が多かったというものでございました。 この審査結果を踏まえ、和氣勝英議員には、今後、議員活動並びに日々の言動について十分に注意を払い、このようなことがないよう、倫理基準遵守に努めるように注意を申し渡しました。併せてご報告をいたします。 報告は以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) 和氣勝英議員。 ◆6番(和氣勝英君) 今回、私の不適切な言動により、政治倫理条例に反するとの指摘を受け、審査会の開催に至りましたことに対しておわびを申し上げます。 今後、こうしたことのないよう、議員としての自覚をもって努めていく所存でございます。 本当に申し訳ございませんでした。---------------------------------------議事日程の報告 ○議長(直井美紀男君) 本日の議事日程は、お手元に配付した議事日程のとおりです。--------------------------------------- △議案第1号~報告第1号の報告 ○議長(直井美紀男君) これより、議事日程に従い、議案審議に入ります。 日程第1、議案第3号 令和元年度塩谷一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第7、報告第1号 令和元年度健全化判断比率及び資金不足比率についてまでを一括議題といたします。 本案については、さきに監査委員により審査がなされておりますので、その結果について意見を求めます。 監査委員高橋勝泰委員。     〔監査委員 高橋勝泰君登壇〕 ◎代表監査委員高橋勝泰君) 今回の決算審査に当たりましては、斎藤定男監査委員と共に監査を実施しましたので、その結果について意見を申し上げます。 令和元年度決算審査結果の監査委員意見書。 令和2年9月10日、監査委員を代表して、令和元年度塩谷一般会計特別会計及び水道事業会計決算審査結果の意見並びに令和元年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率の審査結果の意見を報告申し上げます。 決算審査につきましては、町長から関係法令に基づく審査依頼があり、これを受けて実施いたしました。 審査に当たりましては、決算書、関係諸帳簿及び証拠書類等を照合するとともに、事務並びに事業の執行状況とその成果に関する資料の提出を求め、関係職員の説明を聴取しました。また、定例監査及び例月出納検査の結果も考慮に入れ、慎重に審査しました。 審査の結果、決算の計数につきましては、関係諸帳簿、証拠書類と合致しており、正確なものと認められました。また、予算の執行につきましても、関係法令等に即して適正に処理されているものと認められました。 決算の概要、審査結果等につきましては、既に皆様に配付されております決算審査意見書のとおりですので、ご確認いただければと思います。 続きまして、財政の健全化判断比率及び資金不足比率の審査結果の意見を申し上げます。 これらの比率は、決算審査に併せて監査委員の審査に付されたものですが、関係書類を照合するとともに、関係職員の説明を聴取し、審査しました。 審査の結果、計数について、関係書類等と合致し正確であり、適正に作成されているものと認められました。 健全化判断比率等は、指標全てが基準値以内であり、健全な状態であると認められました。今後とも、より一層、財政運営の健全化に努められるようお願い申し上げます。 最後に、意見、要望等を申し上げます。 当町においては、人口減や少子高齢化への対応、住民の安全・安心の確保など、重要な課題が山積しております。さらに、新庁舎の建設や公共施設の維持・修繕などに係る費用の増大が見込まれます。これら課題への対応と財源の確保に向けて、事業執行における費用対効果の検証を綿密に行うとともに、行財政改革の推進を図り、効率的・効果的な事業執行に努めるようお願い申し上げます。 また、町税、保険料、使用料の徴収については、収納率が年々向上しており、高く評価しますが、未納者、滞納者の解消方策を十分検討し、さらに収納率の向上を図るようお願い申し上げます。 例年課題となっております事業執行における内部牽制機能の強化については、進歩の跡が見られるものの、なお多くの課題が見受けられます。今後とも、一層の改善に向けて努力されるようお願い申し上げます。 なお、決算審査結果の総括的な意見については、決算審査意見書に詳細に記載してありますので、ご覧いただきたいと思います。 最後に、皆様には令和元年度決算の内容を十分に検証し、その結果を今後の行財政運営に反映されますようお願いいたしまして、報告といたします。 以上です。 ○議長(直井美紀男君) 続いて、予算決算常任委員会の審査結果について、委員長より報告を求めます。 予算決算常任委員長君島勝美議員。 11番、君島勝美議員。     〔予算決算常任委員長 君島勝美君登壇〕 ◆予算決算常任委員長君島勝美君) それでは、予算決算常任委員長報告を行います。 予算決算常任委員会に付託されました議案第3号 令和元年度塩谷一般会計歳入歳出決算の認定について、議案第4号 令和元年度塩谷国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第5号 令和元年度塩谷介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第6号 令和元年度塩谷介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第7号 令和元年度塩谷後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第8号 令和元年度塩谷水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算の認定まで、審査経過並びに結果についてご報告申し上げます。 審査は、9月7日から8日までの2日間にわたり、副町長同席の下、各課長、担当及び出先の長の出席を求め、塩谷町歳入歳出決算書に基づき詳細に説明を受け、慎重に各会計の審査を行いました。 まず、議案第3号 令和元年度塩谷一般会計歳入歳出の認定についてでありますが、過疎対策事業債など交付税措置のある起債を活用し、実質的な公債費の負担を少なくしたり、基金の積立てなども計画的に行っていると判断しますが、今後とも効率的な予算執行に留意し、将来に負担を残さぬよう、さらなる健全な財政運営に努めることを要望します。 決算の認定については、採決の結果、賛成多数で認定すべきと決定いたしました。 議案第4号 令和元年度塩谷国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定でありますが、医療費の分析を進めるとともに、医療費の抑制並びに適正化を図るために、糖尿病重症化予防など、保険事業の効率的な実施を要望いたします。 認定については、採決の結果、賛成多数で決定いたしました。 議案第5号 令和元年度塩谷介護保険特別会計歳入歳出決算の認定でありますが、介護保険対象者のニーズに沿った適切な支援体制を整備し、また、次期計画においても適正な介護保険料の設定を考慮するとともに、高齢者の日常生活支援についても、地域の実情を把握したサービスの提供を強く要望いたします。 認定については、採決の結果、賛成多数で認定すべきと決定いたしました。 議案第6号 令和元年度塩谷介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定でありますが、利用者の個々の状況に徹した柔和な介護予防サービス計画が策定されるよう要望いたします。 認定については、採決の結果、賛成全員で認定すべきと決定いたしました。 議案第7号 令和元年度塩谷後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定でありますが、後期高齢者健康診査等の受診勧奨に努め、健康増進事業のさらなる推進に努めることを要望いたします。 認定については、採決の結果、賛成多数で認定すべきと決定いたしました。 議案第8号 令和元年度塩谷水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算の認定についてでありますが、石綿管水道設備など老朽化した施設の更新等、今後予定される事業も数多くありますが、適切な料金の徴収、効率的な事業の執行により、今後も健全運営に努めることを強く要望いたします。 認定については、採決の結果、賛成多数で認定すべきと決定いたしました。 決算の審査は全議員での委員会でありますので、審議の詳細については省略させていただきますが、事業実績が低いなど、委員会での指摘事項等については、その要因を分析するなどして、予算措置を含め、改良方策をよく検討の上、対応をお願いいたします。 最後に、現在、第6次町振興計画の策定を進めているところだと思いますが、町の将来を見据え、住民福祉の向上と、町民が安心して住み続けられる塩谷町である施策が実現できるよう、行政の効率化及び持続可能な財政の実現を要望するものであります。 最後に、決算審査が効率的に慎重審査ができましたことについて、議員各位、また町執行部のご協力に対して深く感謝を申し上げ、予算決算常任委員長報告といたします。 以上です。 ○議長(直井美紀男君) 以上で委員長報告を終わります。--------------------------------------- △議案第3号の討論、採決 ○議長(直井美紀男君) 本案については、全議員による予算決算常任委員会において審議がなされておりますので、質疑は省略いたします。 これより表決に入りますが、順次日程に従いながら、採決はそれぞれの決算議案ごとに行います。 日程第1、議案第3号 令和元年度塩谷一般会計歳入歳出決算の認定について、討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「議長、討論」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) これから討論に入ります。 まず、本案に対する反対の方の発言を許します。 9番、橋本巖議員。     〔9番 橋本 巖君登壇〕 ◆9番(橋本巖君) 私は、議案第3号に反対の立場から討論を行います。 令和元年度町一般会計決算歳入歳出差引額は7億2,219万1,452円で、翌年度に繰り越すべき繰越明許費繰越額3億5,092万2,000円を差し引いた実質収支額は3億7,126万9,452円となり、法に基づき2億円を基金に繰り入れた決算になっています。 決算の対前年比歳入歳出を款別に概括すると、歳入は、財源構成比25.6%の町税は5.1%、繰入金が4.4%、繰越金が92.4%伸びているのに対して、依存財源である構成比33.5%を占める地方交付税はマイナス10.9%、国庫及び県支出金はそれぞれ19.1%、6.4%伸びています。自主財源依存財源の比率は4対6と若干改善しているものの、厳しい財政運営には変わらないと認識しています。 一方、歳出は、新規事業の着手、継続事業の完了、防災・減災・強靱化、災害復旧等の要素が絡み、伸び率にアンバランスがあるものの、歳出全体の伸び率は前年の8.2%からマイナス2.8%に転じた要因は、予算減額に対して支出済額は率にして83.6%、翌年度繰越額は13.4%、不用額は2.9%などの実態が歳出規模を大きく圧縮しているものと推測されます。 歳入歳出を総括してみると、歳入については、町税全体で対前年比で約7,634万円増えていますが、収入未済額約5,154万、不納欠損額326万は前年とほぼ変わりませんが、その中で、個人町民税固定資産税滞納繰越分調定額約4,875万に対する収入済みは率にして23%、収入未済は実に70.8%で、このような状況が恒常的・慢性的に続いていることは、毎年、不納欠損処理をせざるを得ない要素をはらんでいることは深刻であり、今後、高齢化に伴う住民税非課税世帯が増えることから税収減は避けられないだけに、滞納の発生に対しては機敏に、職員一丸となった特段の努力を求めます。 歳出については、翌年度繰越額、不用額が突出的に多くなった要因は、台風19号による災害復旧を優先させるも、進捗の遅れや既存の事業、予定されていた工事などが執行できなかった等の事情は理解できるが、財政の効率的運用に各課横断的な議論と対応策の欠如があったことを厳しく指摘し、今後さらなる効率的な財政運営を執行部に強く求めて、本案に反対いたします。 ○議長(直井美紀男君) 次に、賛成の方の発言を許します。 2番、大嶋晴宏議員。     〔2番 大嶋晴宏君登壇〕
    ◆2番(大嶋晴宏君) 私は、議案第3号につきまして、賛成の立場から討論いたします。 まず、決算総額ですが、前年度と比べ、歳入が約1億2,600万円の増、歳出が約1億5,500万円の減となっています。 歳入については、町税等の自主財源で、基金の取崩しによる繰入金及び繰越金の増などにより約2億4,000万円の増、地方交付税等依存財源は、地方交付税の減などにより約1億1,400万円の増となっています。自主財源のうち町税については、調定額、徴収率共に伸びたため、歳入の増につながりました。 次に、歳出については、総務費で旧玉生中学校跡地調査測量事業庁舎整備基本計画策定事業、民生費でこども未来館運営事業、認定しおやこども園改修事業農林水産業費多面的機能支払交付金事業野生鳥獣対策事業、土木費で橋梁整備事業、町営住宅大宮団地建替事業、消防費で消防団施設整備事業地域防災計画の見直し、教育費でスポーツ大会開催事業国民体育大会競技施設整備事業災害復旧費土木農林業施設災害復旧事業などが主な事業となっています。 基金現在高は、前年比1億2,400万円余の減となりましたが、庁舎整備基金の積み増しなど、将来の財源確保に引き続き取り組んでいるものと判断いたします。 町債残高は、臨時財政対策債及び過疎対策債のほか、災害復旧事業債を新規に発行いたしましたが、前年度比約1,000万円の減となっています。 一般行政経費についても経費削減に努め、限られた財源を効果的かつ効率的に活用し、行政サービスの向上に努めているものと判断いたしますが、今後とも効率的かつ効果的な行政運営を求めるものをお願いし、本決算の認定に賛成するものであります。 ○議長(直井美紀男君) ほかに討論はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(直井美紀男君) これで討論を終わります。 これから、議案第3号 令和元年度塩谷一般会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 お諮りします。本決算に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(直井美紀男君) 起立多数。 よって、議案第3号 令和元年度塩谷一般会計歳入歳出決算の認定については、委員長報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第4号の討論、採決 ○議長(直井美紀男君) 日程第2、議案第4号 令和元年度塩谷国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「議長、討論」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) これから討論に入ります。 まず、本案に対する反対の方の発言を許します。 9番、橋本巖議員。     〔9番 橋本 巖君登壇〕 ◆9番(橋本巖君) 私は、議案第4号に反対の立場から討論を行います。 令和元年度国民健康保険特別会計決算歳入歳出差引額及び実質収支額は、前年と比較して約1,520万少ない1,488万7,348円として、過去に前例のない基金繰入れをゼロとした決算となりました。 本会計は、国保財政運営主体が県になって2年目の決算は、試行と模索の段階で、細目について一律に比較検討することには難があると考えますが、町は保険者として、家族も含めた被保険者の命と健康を守る責任に変わりはありませんし、国保税の賦課徴収業務滞納世帯に対する制裁の決定、給付の適切な運用、保健事業の普及促進など、被保険者の立場に立って、最大限の裁量権を発揮することが従来以上に求められます。 歳入の問題は、国保税滞納繰越し分の調定額に対する収入済額は率にして21%、収入未済額は72%で、約560万円を不納欠損処理している状況が恒常的・慢性的に続き、国保会計を圧迫し、財政基盤を脆弱にしています。その背景に、高い国保税による滞納世帯は2018年度実績で264世帯、率にして14.6%に及び、そのペナルティー措置とした短期証及び資格証発行滞納世帯に占める割合は、それぞれ18.9%、8%という実態があることを踏まえて、低所得者に対して、国保税の法定減免だけでなく、申請減免の要件を緩和して、国保税の引下げと滞納による資格証、短期証の発行をやめることを強く求めます。 国保財政の一元化の目的は、増え続ける医療費をいかに抑制するかにあり、県内25市町に医療費削減を競わせるために、保険者努力義務の名の下に、保険給付費交付金に差をつけて、保険者の取組を見える化して、徹底した医療費削減に突き進む方針です。県は、医療水準や高齢化率などを目安に、標準保険料率を高めに設定し、それを基準に各自治体が保険税率を決め、賦課徴収しますが、県が示す保険料率は、あくまでも参酌基準であり、従う義務はなく、保険者の所得や生活実態に即して、こういうときだからこそ、町の裁量権を最大に発揮して、これ以上の負担は極力回避して、国保税の値上げは絶対しないことを強く求めて、本案に反対いたします。 ○議長(直井美紀男君) 次に、賛成の方の発言を許します。 6番、和氣勝英議員。     〔6番 和氣勝英君登壇〕 ◆6番(和氣勝英君) 私は、議案第4号につきまして、賛成の立場から討論いたします。 国民健康保険制度は、我が国の医療保険制度中核的役割を担っており、地域住民の医療の確保と健康の保持・増進に大きく貢献してきました。今後とも国民皆保険制度の中核を担う制度として、その趣旨に沿った適正な執行をお願いし、本決算の認定に賛成するものであります。 ○議長(直井美紀男君) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) これで討論を終わります。 これから、議案第4号 令和元年度塩谷国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 お諮りします。本決算に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(直井美紀男君) 起立多数。 よって、議案第4号 令和元年度塩谷国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第5号の討論、採決 ○議長(直井美紀男君) 日程第3、議案第5号 令和元年度塩谷介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「議長、討論」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) これから討論に入ります。 まず、本案に対する反対の方の発言を許します。 9番、橋本巖議員。     〔9番 橋本 巖君登壇〕 ◆9番(橋本巖君) 私は、議案第5号に反対の立場から討論を行います。 令和元年度介護保険特別会計決算は、歳入歳出差引額及び実質収支額が2,695万5,002円となり、1,400万円を基金に繰入れし、前年比で歳入が約3,146万増え、率にして2.3%の伸びを示し、歳出は前年比3,229万の増、率にして2.4%伸びたが、歳入歳出とも前年の伸び率10.4%、6.8%を大きく下回り、第7期計画2年目で均衡を図ったものと推測されます。 歳入の保険料は、不納欠損額を前年比で約94万減らして、収入未済額を約12万増やして、結果的に収入済額は約83万円の減額になるなど、保険料の財源確保は改善しているとは言えない状況があります。この背景には、県内で3番目に高い保険料にあえぐ高齢者の実態があり、特に深刻なのは、普通徴収滞納繰越額約430万円に対して、収入済額は29%、収入未済が58.5%は、次年度以降の不能欠損として処理されることが常態化していることは否めません。 歳出構成比の95.6%を占める保険給付費のサービス利用を概括的に見ると、要介護認定率は2019年推計値で17.1%、介護度別限度額に対する利用率は2018年実績で、要支援の平均値が42.2%、介護度1・2の平均値が57.7%、介護度3が67.5%、介護度4が61.2%、介護度5が64.5%という実態は、被認定者を含めると、家族介護の重い負担の現実があることがうかがえます。 本会計は、公費負担が定率という制約の下で、給付費の増加は1号被保険者の保険料値上げに連動する根源的矛盾があるだけに、際限のない値上げによる耐え難い負担を極力回避するため、町高齢者の所得や生活の実態に即した第8期介護保険事業計画の策定と併せて、低所得者に対する町独自の保険料減免の実施を強く求めます。 来年の介護保険法の改正で、政府は、介護度1・2の生活援助サービスなどの保険給付費外し、ケアプラン作成費用の自己負担化、利用料2割、3割負担の拡大の狙いを実施させないことを町が国に要望することを強く求めます。そして、負担増と給付抑制の押しつけを許さないために、保険者の責任として、裁量権を最大限に発揮して、高齢者の生存権と尊厳を守ることを求めて、本案に反対いたします。 ○議長(直井美紀男君) 次に、賛成の方の発言を許します。 6番、和氣勝英議員。     〔6番 和氣勝英君登壇〕 ◆6番(和氣勝英君) 私は、議案第5号につきまして、賛成の立場から討論いたします。 社会において少子高齢化がますます進展する中、本町の高齢社会に求められる個々人が尊重され、地域での共生を目指して、介護を必要としている本人や、家族を地域や社会全体で支え合い、自立や共助への支援の中核を担う制度として、適正な予算の執行であったと認めるものであります。 今後とも、高齢者の心身の保持及び生活の安定を地域全体で支えるため、関係機関と連携し、サービス提供体制の構築に努められることをお願いし、本決算の認定に賛成するものであります。 ○議長(直井美紀男君) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) これで討論を終わります。 これから、議案第5号 令和元年度塩谷介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 お諮りします。本決算に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(直井美紀男君) 起立多数。 よって、議案第5号 令和元年度塩谷介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第6号の採決 ○議長(直井美紀男君) 日程第4、議案第6号 令和元年度塩谷介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について、討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) 異議なしと認めます。 これから、議案第6号 令和元年度塩谷介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 お諮りします。本決算に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(直井美紀男君) 起立全員。 よって、議案第6号 令和元年度塩谷介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第7号の討論、採決 ○議長(直井美紀男君) 日程第5、議案第7号 令和元年度塩谷後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「議長、討論」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) これから討論に入ります。 まず、本案に対する反対の方の発言を許します。 9番、橋本巖議員。     〔9番 橋本 巖君登壇〕 ◆9番(橋本巖君) 私は、議案第7号に反対の立場から討論を行います。 令和元年度後期高齢者医療特別会計歳入歳出差引額及び実質収支額は、対前年度比で約191万増の391万6,484円となり、歳入構成比の約7割を占める保険料は前年比558万4,000円増、率にして6%の伸びを示し、前年の11.4%に次ぐ伸び率となっている一方、歳出構成比の約9割を占める広域連合納付金は前年比0.5%の微減となっています。保険料が前年比で558万増えた要因は、被保険者の所得割が増えたことや、保険料特例軽減の縮小・廃止などが反映していると推測されます。 2018年基礎統計によると、町の高齢人口は4,023高齢化率は37.4%、高齢者に占める75歳以上の比率は約50%に及び、2025年問題も含めて、後期高齢者医療保険制度の根源的矛盾である保険料の値上げを我慢するか、医療費自己負担の引上げを認めるかの選択を迫る差別医療の解消が鋭く問われることになります。 以上のような問題と課題を踏まえて、安心できる老後をしっかり支えるための3つの提言を示して、本決算の反対理由といたします。 第1は、平成27年度より扶養家族から無理やり分離された被保険者を含めた低所得者に対する保険料の特例権限の縮小・廃止をやめて継続をすること、併せて、年額18万円以下の年金受給者で普通徴収保険料の減免を実施すべきです。 第2は、受診抑制と重病化を招く医療費窓口負担の原則2割は絶対にやめること。 第3は、広域連合に蓄積されている財政調整基金と保険給付費等支払準備基金の取崩しで保険料の引下げを実施することなどを町が国や県に強く要望することを求めて、本案に反対いたします。 ○議長(直井美紀男君) 次に、賛成の方の発言を許します。 6番、和氣勝英議員。     〔6番 和氣勝英君登壇〕 ◆6番(和氣勝英君) 私は、議案第7号につきまして、賛成の立場から討論いたします。 本会計は、高齢者に係る医療費を社会全体で支え合うため、高齢者と現役世代の負担を明確にし、高齢者が安心して医療を受けられることを目的として制度化されたものであり、その趣旨に沿った適正な予算執行であったと認められます。今後とも本制度の趣旨に沿った適切な予算の執行をお願いし、本決算の認定に賛成するものであります。 ○議長(直井美紀男君) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) これで討論を終わります。 これから、議案第7号 令和元年度塩谷後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 お諮りします。本決算に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(直井美紀男君) 起立多数。 よって、議案第7号 令和元年度塩谷後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第8号の採決 ○議長(直井美紀男君) 日程第6、議案第8号 令和元年度塩谷水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算の認定について、討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) 異議なしと認めます。 これから、議案第8号 令和元年度塩谷水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算の認定についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 お諮りします。本決算に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(直井美紀男君) 起立多数。 よって、議案第8号 令和元年度塩谷水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算の認定については、委員長報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △報告第1号の報告 ○議長(直井美紀男君) 続いて、日程第7、報告第1号 令和元年度健全化判断比率及び資金不足比率についてを報告ください。 企画調整課長。 ◎企画調整課長(柿沼肇君) 令和元年度健全化判断比率及び資金不足比率について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定に基づき報告させていただきます。 まず、健全化判断比率でございますが、4項のうち実質赤字比率、連結実質赤字比率、将来負担比率については、いずれも該当がございません。実質公債費比率につきましては、4.4ということで、昨年から0.7ポイント下がっております。 次に、資金不足比率でございますが、こちらも該当がございません。 以上です。 ○議長(直井美紀男君) これで、報告第1号を終わります。---------------------------------------教育福祉常任委員会の副委員長の選任報告について ○議長(直井美紀男君) 続いて、日程第8、教育福祉常任委員会の副委員長の選任報告を行います。 教育福祉常任委員会では、現在、副委員長が不在となっておりますので、さきに開催されました教育福祉常任委員会において、副委員長の互選をお願いいたしましたので、その結果について報告願います。 教育福祉常任委員長、和氣勝英議員。 6番、和氣勝英議員。 ◆教育福祉常任委員長(和氣勝英君) 去る9月4日、本会議終了後、教育福祉常任委員会を開催いたしました。 審議の結果、副委員長に、中塚操議員にお願いをすることに決定をいたしました。 以上、報告といたします。---------------------------------------議会広報編集特別委員会定数の確定及び副委員長の選任報告について ○議長(直井美紀男君) 続いて、日程第9、議会広報編集特別委員会定数の確定及び副委員長の選任報告を行います。 議会広報編集特別委員会の定数については6名となっておりますが、現在1名が欠員となっております。この件について、議会広報編集特別委員会で協議いただいたところ、現在の委員の任期中においては、5名で対応可能との回答をいただいております。 お諮りします。議会広報編集特別委員会の定数について、5名とすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) 異議なしと認めます。 よって、議会広報編集特別委員会の定数は5名と決定いたしました。 また、副委員長についても不在となっておりますので、併せて副委員長の互選をお願いいたしましたので、その結果についてご報告願います。 議会広報編集特別委員長、篠原操議員。 1番、篠原操議員。 ◆議会広報編集特別委員長(篠原操君) 議会広報特別委員会は8月28日に開催されました。そこで、副委員長の件なんですけれども、中塚操議員に副委員長になってもらうことに決定いたしました。 以上です。 ○議長(直井美紀男君) 篠原委員長の報告のとおり、議会広報編集特別委員会副委員長に中塚操議員が選任されましたので、ご報告いたします。---------------------------------------塩谷広域行政組合議会議員の選出について ○議長(直井美紀男君) 続いて、日程第10、塩谷広域行政組合議会議員の選出についてを議題とします。 塩谷広域行政組合議会議員については、組合規約第5条第1項の規定により、塩谷町より4名の議員を選出することになっていますが、現在1名の欠員が生じているため、その1名の議員を選出いたします。 お諮りします。選出方法については、先例により、地方自治法第118条第2項の規定による指名推選にしたいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) ご異議がありませんので、選出の方法は指名推選で行うことに決定いたしました。 お諮りします。指名の方法については、議長が指名することにしたいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) ご異議がありませんので、議長が指名することに決定いたしました。 塩谷広域行政組合議会議員に、7番、冨田達雄議員を指名します。 お諮りします。ただいま、議長が指名しました議員を、塩谷広域行政組合議会議員当選人と定めることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) ご異議がありませんので、冨田達雄議員が塩谷広域行政組合議会議員当選されました。 暫時休憩いたします。     休憩 午前10時49分     再開 午前10時58分 ○議長(直井美紀男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(直井美紀男君) お諮りします。町長から追加議案が提出され、先ほど開催した議会運営委員会の協議結果を踏まえ、これを日程に追加し、追加日程として議題にしたいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) 異議なしと認めます。 よって、追加議案3件を日程に追加し、追加議事日程として議題とすることに決定いたしました。 暫時休憩いたします。     休憩 午前10時59分     再開 午前11時00分 ○議長(直井美紀男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。---------------------------------------追加議案第1号~追加議案第3号の上程 ○議長(直井美紀男君) 追加日程第1、追加議案の上程を行います。 お諮りいたします。議案は一括上程とし、審議については逐条審議としたいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) ご異議がありませんので、別紙議事日程第3号の追加1のとおり、追加議案第1号から第3号までを一括上程いたします。---------------------------------------追加議案第1号~追加議案第3号の説明 ○議長(直井美紀男君) 追加日程第2、提出議案の説明を求めます。 町長。     〔町長 見形和久君登壇〕 ◎町長(見形和久君) それでは、令和2年第4回塩谷町議会定例会に追加いたしました各議案の概要についてご説明申し上げます。 今回提出いたしました議案は、契約1件、財産の取得2件の計3件であります。 まず、追加議案第1号 令和2年度河川災害復旧工事普通河川弁天川)でございますが、請負契約の締結についてご説明申し上げます。 本案は、令和元年東日本台風による豪雨・出水により堤防が大規模に崩壊した河川を、河川法線の改良を含め、復旧工事を実施するものであります。 なお、本案の事務手続につきましては、去る8月26日、10社による指名競争入札を執行した結果、小島土建株式会社が消費税相当額を含む予定価格1億8,046万6,000円に対して1億7,600万円で落札、請負率は97.525%でございます。落札をし、9月1日、工事請負仮契約を締結しましたので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 次に、追加議案第2号 財産の取得についてご説明申し上げます。 本案は、新学習指導要領において、児童・生徒の情報活用能力を育成することが求められている中で、令和元年12月、文部科学省からGIGAスクール構想が示され、情報端末機器を児童・生徒1に対し1台を整備することとされました。 さらに、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、令和2年度中に整備することが示されたことで、端末機器を早期に購入し、児童・生徒の学びを保障するものであります。 なお、今財産の取得の事務手続につきましては、去る8月26日、3社による指名競争入札を執行した結果、富士ゼロックス栃木株式会社が消費税相当額を含む予定価格5,754万5,400円に対しまして4,238万2,714円で落札、請負率にしますと73.65%でございました。 9月2日、仮契約を締結いたしましたので、議会の議決を求めるものでございます。 次に、追加議案第3号 財産の取得についてご説明申し上げます。 本案は、塩谷町総合公園内に滑り台やブランコなどの遊具を設置したちびっこ広場を設け、小さなお子様をはじめ多くの町民に利用いただいております。しかしながら、現在、同広場にある遊具は、昭和62年の公園開設当初からのものがほとんどであることから老朽化が進んでおり、撤去や修繕を行いながら現在に至っております。また、小さなお子様を持つ保護者からは、身近なところで子供たちが遊べる場の必要性や、老朽化した遊具を更新してもらいたいといった声が上がっております。 これらのことから、子育て世帯をはじめとする多くの町民が集える場として、ちびっこ広場を再整備することとし、特色ある遊具やユニバーサルデザインに配慮した遊具を購入するものであります。 なお、本財産の取得の事務手続につきましては、去る8月27日、株式会社アイル・ビーと仮契約を締結いたしましたので、議会の議決を求めるものであります。 何とぞ慎重審議の上、ご承認、可決くださいますよう、よろしくお願い申し上げまして、提出議案の説明とさせていただきます。 どうぞよろしくお願いします。 ○議長(直井美紀男君) 以上で提出議案の説明を終わります。---------------------------------------追加議案第1号の質疑、採決 ○議長(直井美紀男君) 追加日程第3、追加議案第1号 令和2年度河川災害復旧工事普通河川弁天川)請負契約の締結についてを議題といたします。 これから質疑を行います。 9番、橋本巖議員。 ◆9番(橋本巖君) これ、1億7,600万円なんですが、これは財源の内訳というのはどういうふうになっていますかね。もちろん災害復旧事業ですから、国、それと一般財源、全額、多分国庫補助はないと思うんで、激甚災害には指定されていないと思うんで、その辺ちょっと教えてください。 ○議長(直井美紀男君) 建設水道課長。 ◎建設水道課長(森田洋行君) 本災害復旧工事は、災害で採択されなかった部分、これを単独費を入れて、全線完成断面にしようとする工事でありまして、災害の国費では、確定ではありませんが、1億570万程度が国費で、歳入として見込んでいるところでございます。 ○議長(直井美紀男君) 橋本議員。 ◆9番(橋本巖君) この契約金額1億7,000万でしょう。それで、国庫が1億570万ということは、あとは一般財源でやるということなんですか。これ、国庫の場合は、災害復旧費というか、あれなんでしょうけれども。これ、まだ確定ではないというんだけれども、1億7,000万は、じゃ国から国庫に入るんですか。1億570万と今言ったんだけれども、あとの残りについては、財源的にはどういうふうに補填していくのか。 ○議長(直井美紀男君) 建設水道課長。 ◎建設水道課長(森田洋行君) 一般財源となります。 0.667という数字だと足らないのではないかということになりますが、災害としての決定額は1億5,800万でありまして、これの0.667に当たります1億570万円、これが国費として歳入となる予定でございます。 ○議長(直井美紀男君) 橋本議員。 ◆9番(橋本巖君) そうすると、災害の認定となったのが1億5,800万、それの率か、0.667を掛けたものということが国費ということになるんですか。 ○議長(直井美紀男君) 建設水道課長。 ◎建設水道課長(森田洋行君) そのとおりでございます。 ○議長(直井美紀男君) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 本案について、討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) 異議なしと認めます。 これから、追加議案第1号 令和2年度河川災害復旧工事普通河川弁天川)請負契約の締結についてを採決いたします。 お諮りします。本案について、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。     〔挙手全員〕 ○議長(直井美紀男君) 挙手全員。 よって、追加議案第1号 令和2年度河川災害復旧工事普通河川弁天川)請負契約の締結については、原案のとおり可決されました。---------------------------------------追加議案第2号の質疑、採決 ○議長(直井美紀男君) 続いて、追加日程第4、追加議案第2号 財産の取得についてを議題といたします。 これから質疑を行います。 9番、橋本巖議員。 ◆9番(橋本巖君) これは、こういうコロナの関係で、こういうふうに学校が休校するというような状況の中で、こういうリモート授業みたいなのが主流というかね、これからそうなっていくんだというんですけれども、確かにこういう端末を整備して入れるということは、非常にいいことなんですけれども、問題はやっぱり、実際に先生とか子供、家庭が、要するに今、Wi-Fiを持っていないところについては、それぞれの家庭でモバイルルーターをつけるんでしょうけれども、こういう、要するに、実際に教師や子供、家庭がZoomなどが使えるようになるまでの端末の、何というの、私ちょっと、こういうの分からないですけれども、ペアレンタルコントロール設定というのがあるみたいなんですけれども、そのためにはICT支援員がどうしても必要なんだということを、ちょっと私、雑誌で見たんですけれども、これは、学校にそういう支援員というのはいるんですか、例えば小・中学校全てに。それじゃないと、使いこなせないと思うんですけれども、品物入れても。 ○議長(直井美紀男君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(吉成伸夫君) 現在、そういった支援員を導入する予定はございません。使える先生で。今回の端末につきましては、全て業者で、使えるまで、Wi-Fiの設定までを含んでおりますので、端末そのものはすぐに使える状況で納品されてきます。 あと、授業の進め方とかそういったのは、ある程度の予算を確保しまして、何回か研修を受けたり、あとは業者に来ていただいて、どういった使い方をするかというような予算は確保してございますので、そういった業者に、数回ですが来ていただいて、使い方を勉強しますというか、研修をしていただく予定でございます。 ○議長(直井美紀男君) 橋本議員。 ◆9番(橋本巖君) 確かに納入業者が、初期設定で大体使いこなせると、たしかに言うんですけれども、個人的に、例えば生徒・児童の個人差も当然あるでしょう。先生だって、本当に、それに得意な先生もいるだろうし、苦手な先生もいるわけだよね。そういうのを、初期設定をしたから使いこなせるんだという前提には、ちょっとならないと思うんだよね。そういうきめ細かな、いずれにしても、ある担任はこれ使いこなせる、しかし、ある担任はこれ使いこなせない。生徒によっても、そういうWi-Fiが、言ってみれば、ちゃんと整備されているところとされていないところ、これを一律的、一元的にやっていたんでは、やっぱり格差が出てくるんだと思うんだよね。 だから、そういう支援員は、国に対してというか、これは要するに、ICT支援員の全校1配置という、こういうことで、私たちは教育改革の問題で今やっているんですけれども、そういうことをやっぱりしていかないと、なかなか、一応機器はそろったけれども使いこなせないと。そしてまた、使いこなせる生徒と先生とかの間の格差が生じたときに、学びの格差が出てくるんじゃないかと、そういうことを私は心配をしているんですよね。 だから、大丈夫だ、大丈夫だとはいうんですけれども、本当に、そういう個人個人の差が当然あるわけだから、そういうのをやっぱりちゃんと考えて、そういう支援員をちゃんと配備しておかないと、これ、スムーズには動かないと思うんですよ。その辺はどうなんかということと、もう一つは、これは普通の、例えば今度の休校の措置で、結局、学校に通えなかったという、そういう事情もあったんですけれども、それと、これは通常の授業、例えば一般的な通常の授業でも、これを使っていくということでいいんですか。 ○議長(直井美紀男君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(吉成伸夫君) まず、最初の質問に対しては、まだこれから、GIGAスクール、どういう状況で入ってくるか、まだ私のほうでも手探りの状況ですので、状況に応じて、必要な人員が必要な場合は確保していきたいと考えております。 次に、2点目ですが、当然、普通の授業でも今後、デジタル教科書とか、そういったのが今出てきておりますので、授業の中でも使っていくような状況でございます。 ○議長(直井美紀男君) 橋本議員。 ◆9番(橋本巖君) そういう、通常の授業でやっぱり使っていくとなると、先ほども言ったように、実際にそういうあれが出てきたときに、本当に全く進んでいかないという状況があるんだからね。やっぱりそういう点で、今さっき言ったように、支援員をやっぱりきちんと配備をして、それでちゃんと、要するに、いろいろ格差は出てくるかもしれないけれども、やっぱりそういう格差を生まないような指導、やっぱり行き届いた指導というか、あれやっていかないと、本当に絵に描いた餅みたいになっちゃうんでね。その辺ちょっと十分に、やっぱり学校教育課としてもやっていかないと駄目なのかなと思いますので、その辺を十分やっていただきたいと思います。 ○議長(直井美紀男君) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 本案について、討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) 異議なしと認めます。 これから、追加議案第2号 財産の取得についてを採決いたします。 お諮りします。本案について、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。     〔挙手全員〕 ○議長(直井美紀男君) 挙手全員。 よって、追加議案第2号 財産の取得については、原案のとおり可決されました。---------------------------------------
    追加議案第3号の質疑、採決 ○議長(直井美紀男君) 続いて、追加日程第5、追加議案第3号 財産の取得についてを議題といたします。 これから質疑を行います。 11番、君島勝美議員。 ◆11番(君島勝美君) 先ほど議運のほうでも質問したんですが、3月の予算のときには、この後、決まれば、一般競争入札というふうに言っていたんですが、これ随意契約になっているということなんで、それはどうしてそうなったかお伺いします。 ○議長(直井美紀男君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大島郁夫君) 当初、当初予算の段階では、工事請負費で予定をしておいたんですけれども、実際発注するに当たりまして、設計書のほうを再度確認いたしました。土木工事の部分につきましては僅かということで、工事請負費にはなじまないということで、備品購入ということで予算流用いたしまして、執行したいというふうに考えております。 ○議長(直井美紀男君) 君島議員。 ◆11番(君島勝美君) これ、土木工事がないと、掘っ建てじゃないんでしょう。基礎は入るんでしょう、この今、遊具を見させていただいているんだけれども。 ○議長(直井美紀男君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大島郁夫君) もちろん基礎も入ります。工事につきましては、設置費用込みでの購入となります。 ◆11番(君島勝美君) なぜそれで、入札が随意になっちゃうの。基礎工事入るなら、ないならばあれだけれども。 ◎生涯学習課長(大島郁夫君) 基礎工事って、設置費用込みでの購入という形を取りましたので、実際の土木工事の部分については入っていなかったということで、ご理解いただければと思います。 ◆11番(君島勝美君) 入ってないって、入っているんだべ、ここに。 ◎生涯学習課長(大島郁夫君) 実際は設置費も込みで入っております。 ◆11番(君島勝美君) でしょう。 ◎生涯学習課長(大島郁夫君) はい。 ◆11番(君島勝美君) じゃ、あと、これ、今図面頂いたんだけれども…… ○議長(直井美紀男君) 11番、君島議員。 ◆11番(君島勝美君) すみません。 1番、2番、3番が、これが全部設置されるということ。それの値段、これ1から2、3というのは値段は出ているんでしょう、もう。教えてください。 ○議長(直井美紀男君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大島郁夫君) お答えいたします。 まず、1番につきましては、全部で6基あります。こちらにつきましては、設置費、運搬費等込みまして、3,678万7,300円となっております。2番のほうが64万9,000円となっております。3番のほうが1,143万1,200円となっております。 以上です。 ○議長(直井美紀男君) 君島議員。 ◆11番(君島勝美君) これ、ユニバーサルデザインというのは、町のほうから業者に提案したんで、こういうテーマパークみたいなのができてきたんだと思うんだけれども、これの結局、予算のときも言ったんだけれども、メンテナンスだよね、これ。外部に木でやるんだろうと思うけれども、それに対しての対処、すぐに対応できるんだかどうか。これ、デンマークだかどこかから来るなんていう。 それと、これだけの立派な遊具ができるんだから、これ毎年、遊具の保守点検のお金も相当かかってくると思うのよ。そういうのも含めて考えているんだか、お伺いします。 ○議長(直井美紀男君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大島郁夫君) メンテナンスにつきましては、業者のほうにも確認いたしまして、日本のほうにも部材のほうですね、一部のストックはあるということで伺っております。また、破損箇所が大きくなった場合に、その全てを替えるといった場合には、空輸便になるということで、1週間程度見ていただければ部材のほうが入ってきまして、修繕はできるというふうに伺っております。 保守点検のほうなんですけれども、保守点検につきましては、今現在、遊具の点検をやっている業者のほうにお願いをする予定でおりますけれども、物が物ですので、入れた後、今のお願いしている業者にできるかどうかを確認した上で、やりたいというふうに考えております。点検のほうですね。 ○議長(直井美紀男君) 君島議員。 ◆11番(君島勝美君) 保守点検は、この会社ではやれない。それとはまた別か、保守点検とあれは。金額的にも大体どのくらいというのは、町では考えていないの。 ○議長(直井美紀男君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大島郁夫君) 業者につきましては、購入する業者のほうとちょっと打合せをさせていただきまして、業者のほうを決めたいというふうに考えております。 ◆11番(君島勝美君) 大体こういうのをやるとき、そういうのを先に考えないの。 ◎生涯学習課長(大島郁夫君) 申し訳ございません、ちょっと今そこまでは…… ◆11番(君島勝美君) 立派なものを造るのはいいけれども、後々考えないとね。いいもの造ったわ、後々負担がかかったわじゃ、私らはそう思うんだけれども、みんなはそうに考えない、造るほうは。 ◎生涯学習課長(大島郁夫君) 当初予定では、先ほど言いましたように、今現在行っている点検業者のほうにお願いする予定でおりますけれども、物が物ですので、もう一度ちょっと、点検につきましては打合せをさせていただきまして決めたいと思います。 あと、点検費用につきましては、ちょっと今のところ、値段のほうは交渉しておりません。 ◆11番(君島勝美君) 後で教えて、それもね。 ◎生涯学習課長(大島郁夫君) はい。 ○議長(直井美紀男君) 君島議員。 ◆11番(君島勝美君) いっぱいあって困っているんだけれども、あと、これ予算のときも言ったんだけれども、あそこに川が流れているよね、小川、山からね。そのときに、この間のさきの決算のときも、ちびっこ広場の再生の実施設計の中に、その河川も入れたのかと言ったら、入っていませんと言うんだけれども、あれだけの公園造るのに、遊具ももちろん大事だと思うんだけれども、子供たち、川で遊ぶのが物すごく好きなのよ。そういうのに対して、あの小川をどういうふうに、このちびっこ広場に加えていくのかお伺いします。 ○議長(直井美紀男君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大島郁夫君) 今回の設計のほうにつきましては、遊具の設置のみということで、設計のほうは組ませていただいております。ご指摘の小川の整備のほうなんですけれども、そちらにつきましては、夏場は蛍とか飛び交っているというふうにお伺いしておりますので、そういったものを含めまして、整備をしていきたいというふうに考えております。 ただ、あそこの場所なんですけれども、大雨が降った場合、山からの土砂の堆積物がかなり流れてきておりますので、そういったものを含めて全体的な計画をしていかないと、毎年毎年、土砂をさらったりというふうなことが生じてしまうかと思いますので、その辺も含めまして、今後、整備のほうを考えていきたいというふうに思っております。 ○議長(直井美紀男君) 君島議員。 ◆11番(君島勝美君) 今、大雨で土砂が来ると言うんだけれども、これに対して、昨日あたりも、雷相当鳴ったり、夕立あったり、これ、避難場所というのはどこにあるの。これだけのもの造って、お客さんがいて。あともう一つ、駐車場がこれ、こんなもんで足りるんだか何だか、その辺も。 ○議長(直井美紀男君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大島郁夫君) 避難場所につきましては、今現在の施設のほうにはちょっと設けておりませんので、今後整備をする上で、ちょっと検討していきたいというふうに考えております。 あと、駐車場につきましては、今現在、北側にトイレがあるんですけれども、そこ未舗装となっておりますので、今後、トイレのほうも整備を考えておりますので、その中で、駐車場の整備も含めまして、検討していきたいというふうに思っております。 ○議長(直井美紀男君) 君島議員。 ◆11番(君島勝美君) そうすると、この事業に対して、まだまだお金がどんどんかかるということなの。そのぐらい、どのぐらい計画しているの、この先。これで今できますよね、造るのはいいんだけれども、それに対して、町は今後、このちびっこ広場に対して、この運動公園、周りの整備に対して、どのぐらい予算を考えているの。 ○議長(直井美紀男君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大島郁夫君) 申し訳ございません、具体的な予算につきましては、まだお金については、はじいてはいないんですけれども、今後、今現在予定をしているものとしましては、先ほど言いましたようにトイレ、トイレが今和式のトイレ、多目的広場のトイレとか、テニスコートのトイレとか、全て和式のトイレとなっております。そちらにつきましても、洋式化を図っていきたいというふうに考えております。 それと、今、公園の管理事務所の北上のところが、かなり見通しが悪いということで、園路の整備を考えております。こちらにつきましては、昨年度予算の中で設計をしておりますので、実際、来年度、工事のほうはやっていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(直井美紀男君) 君島議員。 ◆11番(君島勝美君) 最後に、これの遊具の耐用年数と、これ海外から来るというんで、日本の安全基準は相当厳しいんだけれども、そういうのもクリアしているんだかお願いします、確認したのか。 ○議長(直井美紀男君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大島郁夫君) 耐用年数につきましては、20年から40年というふうに業者のほうから伺っております。あと、安全性につきましは、日本の安全基準をちょっと、まだ受けてはいないということを聞いているんですけれども、海外のほうの安全基準は…… ◆11番(君島勝美君) 海外は簡単だけれども、日本は相当厳しいんだよ。そういうのは業者言ってますよ。それだよ。海外から来てもいいんだけれども、それは基準はクリアできる、日本の安全基準は物すごく厳しいらしいですから。それは確認取らないと、造っちゃったはいいが、いや駄目だったわじゃ困るよ。 ◎生涯学習課長(大島郁夫君) 実際、設置してある先行事例もありますので、そちらの事例を元にして、今回の導入を検討したところなんですけれども…… ◆11番(君島勝美君) この会社がね、物すごい心配しているのよ、みんな。保険会社をやっているわ、何だって、いろんなものやっているんだよ。お酒は売っているわ、たばこは売っているわ、どこいっちゃったっけ、どこかいっちゃったけれども、そういう会社なのに、誰も知らないのに、そういうところに頼んでいるから、私も今言った安全基準なんていうのを聞くんです。コンサルで食っているような会社みたいですよ、どっかいっちゃったけれども。 そういうんだから、私は心配するのよ。造っちゃったはいいが、お金を払っちゃったはいいが、安全基準は満たしていない。そういうのは先に確認してください。それじゃないと困っちゃいますよ、後で皆さんたちが。これは町長でもいいけれども、副町長でもいいけれども、安全基準は聞いていないと言うんだもん。そこらのところ、副町長、誰でもいいから答弁してよ、これ。 ○議長(直井美紀男君) 副町長。 ◎副町長(杉本宏之君) 今、大島課長がお答えしましたように、これ、国内で既に同種の遊具について導入している事例がございますので、国内の基準はクリアしているものと思っております。 それから、アイル・ビーという会社でございますけれども、この会社、実際、事業内容はいろいろやっておりますけれども、中心となる業務については、遊具関係のプロデュースとそれの輸入販売というふうに聞いておりますので、それなりに実績あるいは経験が豊富な業者だというふうに理解をしております。 以上です。 ◆11番(君島勝美君) じゃ、その優秀な会社、工場はどこにあるの、日本に。そこが問題なんだよ。 ◎副町長(杉本宏之君) 先ほど来お話ししておりますように、ここは遊具の輸入の販売業者でございますので、国内に自前の工場を持っているわけではございませんで、国外で開発されたものを国内に輸入して設置するという業者でございます。 先ほど大島課長からもお話があったように、全てかどうかは分かりませんけれども、一部の部品については、常にストックを持っているということでございますので、何かあったときには速やかに対応できるものだというふうに解釈しております。 ◆11番(君島勝美君) 分かりました。 ○議長(直井美紀男君) ほかに。 9番、橋本巖議員。 ◆9番(橋本巖君) 先ほど、耐用年数が20年から40年というふうに言ったんですけれども、これ、遊具の保証期間、保証そのものはあるのかどうか。例えば不具合とか、壊れたとか、たしか20年というんですけれども、風雨にさらされているわけですから、いろんな面で、やっぱり不具合が出たり何かするんでしょうけれども、その辺の遊具の保証というのはあるのかどうか。あるとしたら、その期間は大体どのぐらいの期間なのかということをちょっと聞きたいんだけれども。 ○議長(直井美紀男君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大島郁夫君) 部材の製品保証につきましては、2年というふうに伺っております。 ○議長(直井美紀男君) 橋本議員。 ◆9番(橋本巖君) そうすると、遊具の一部しか見ていないんですけれども、例えば、子供たちがこの遊具を使って遊んだときにけがをしたとか、そうしたときの補償というのは、町が負うのか、それとも業者が負うのか。もちろんそれは品物によって、これは本人の要するに不注意なのか、例えば器具というか遊具が、遊具そのものの構造が問題なのかということもなんでしょうけれども、その際のけがの補償というのはあるのかどうか。あるとしたら、町が負うのか、業者が負うのか、例えば保証期間の2年の中で負うのかね。その辺はどうなんですか。 ○議長(直井美紀男君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大島郁夫君) 業者のほうに確認いたしまして、そちらにつきましても、生産物賠償責任保険というものに入っているということで伺っておりますので、遊具の使用時におきまして、生産上の過失があった場合には、もちろん業者のほうに責任があるというふうに考えております。 ◆9番(橋本巖君) それ以外は。例えば補償の。 ◎生涯学習課長(大島郁夫君) それ以外につきましては、町の責任になってくるかと思いますけれども、そのけがの状況とか、けがした状況とかもちょっと細かく調べないと、一概に町が責任を負うのかどうかというのも、ちょっとお答えはできないと思います。 ○議長(直井美紀男君) 橋本議員。 ◆9番(橋本巖君) そういうあれですか、業者については製造会社のあれがあれで、瑕疵責任みたいのがあるんだけれども、町の責任について、補償の問題も、きちんとやっぱり要綱なり何かで決めておかないと、後で問題が起きたときに困るから、そういうものはちゃんと、きちんと決めておかなくちゃならないというふうに思うんですよ。 それと、これ、見ただけでは、ちょっと私も想像ができないんですけれども、利用上の制限、例えば何歳以下については保護者が同伴だよと、だけれども、小学校何年生以上はあれだよ、ここのほら、穴なんか空いているところに首突っ込んでけがしたりとか、もちろん子供たちは興味をいっぱい持っているわけだから。そのときに、そういうことでなったときに、例えば就学児未満については親が同伴するんですよと、就学した以上、小学校以上については、自分で来ても大丈夫だよとならないと、補償との関係もあるから、その辺はどうなんですか、利用する際の制限というのか、規定というのか。そうしないと、ちょっと子供の興味に、とにかくいろんな、考えられない突発的な行動を取るわけだから、子供というのは。その辺はどうなのかなという、それも利用上のあれで、やっぱり決めるんですか、このちびっこ広場の運用規程みたいなの。 ○議長(直井美紀男君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大島郁夫君) 今現在の公園につきましては、そういった年齢制限のほうは特に設けてはいないんですけれども、これから設置する遊具につきましては、物を見ると、ご指摘のとおり、年齢の制限とかも、ちょっと検討していかないといけないかなというふうには思いますので、その辺は、今後検討させていっていただければと思います。 ○議長(直井美紀男君) 橋本議員。 ◆9番(橋本巖君) それはやっぱりあれですか、要するに、このちびっこ広場の運用要綱だとか、そういうのは決めておかないと、やっぱりまずいと思うし、例えば、それをやっぱり周知徹底しないと、それもないんだから、別に行って、もしけがしたときに、やっぱり町の責任ですよということになりかねないんでね。その辺はやっぱり、ちゃんと要綱なり何かをつくっておかないと、まずいじゃないかと思うんだ、その辺はどうなんですか。非常にこれ、細目にわたってやらないと、後で問題が起きてから、非常に大変なことになるんじゃないのかなと思うんだよね。ましてや外国の製品だから。 ○議長(直井美紀男君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大島郁夫君) その辺につきましては、今後検討させていただければと思います。 ○議長(直井美紀男君) ほかに質疑ありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(直井美紀男君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 本案について討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) 異議なしと認めます。 これから、追加議案第3号 財産の取得についてを採決いたします。 お諮りします。本案について原案のとおり決する方の挙手を求めます。     〔挙手全員〕 ○議長(直井美紀男君) 挙手全員。 よって、追加議案第3号 財産の取得については、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議員の派遣について ○議長(直井美紀男君) 次に、日程第11、議員の派遣についてを議題といたします。 お諮りします。お配りいたしました議員派遣の文書のとおり、町議会会議規則第124条の規定により議員を派遣したいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) 異議なしと認めます。 よって、議員派遣の文書のとおり議員を派遣することに決定いたしました。 なお、議決後、派遣内容に変更があった場合は、議長に一任いただきたいと存じますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) 異議なしと認めます。 よって、議長一任に決定いたしました。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(直井美紀男君) 諸般の報告を行います。 まず、私から、12月定例会についてご連絡をいたします。 11月24日、議会運営委員会、11月27日、全員協議会を行いたいと思います。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(直井美紀男君) 以上で、令和2年第4回塩谷町議会定例会を閉会いたします。 大変ご苦労さまでした。     閉会 午前11時38分地方自治法第123条の規定により署名する。 令和  年  月  日        議長        署名議員        署名議員...