野木町議会 2020-12-04
12月04日-02号
令和 2年 12月 定例会(第7回) 令和2年第7回
野木町議会定例会 第2日議事日程(第2号) 令和2年12月4日(金曜日)午前10時開議日程第1
一般質問---------------------------------------出席議員(14名) 1番 梅澤秀哉君 2番 小川信子君 3番 松本光司君 4番 黒川 広君 5番 針谷武夫君 6番 小泉良一君 7番 折原勝夫君 8番 坂口進治君 9番 鈴木孝昌君 10番 館野崇泰君 11番 館野孝良君 12番 長澤晴男君 13番 眞瀬薫正君 14番 宮崎美知子君欠席議員(なし
)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長 真瀬宏子君 副町長 真瀬栄八君 教育長 菊地良夫君
総合政策部長 寺内由一君
町民生活部長 寳示戸 浩君
産業建設部長 上原善一君 会計管理者 教育次長 酒井浩章君 橋本利男君 兼会計課長 総務課長 遠藤正博君 政策課長 館野宏久君
未来開発課長 小堀美津夫君 税務課長 島田雅章君 住民課長 森 洋美君
健康福祉課長 石渡 真君 産業課長兼
生活環境課長 知久佳弘君 農業委員会 潮 和巳君 事務局長
都市整備課長 小沼洋司君
上下水道課長 岡田辰夫君
こども教育課長 青木玲子君 生涯学習課長 真瀬英樹君
---------------------------------------職務のため議場に出席した者の職氏名 事務局長 金谷利至 書記 間下菜月
△開議 午前10時00分
△開議の宣告
○議長(黒川広君) おはようございます。 ただいまの出席議員数は14名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
---------------------------------------
△議事日程の報告
○議長(黒川広君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
---------------------------------------
△一般質問
○議長(黒川広君) 日程第1 一般質問を行います。 順次質問を許します。
---------------------------------------
△坂口進治君
○議長(黒川広君) 8番、
坂口進治議員の質問を許します。 8番、
坂口進治議員。 〔8番 坂口進治君登壇〕
◆8番(坂口進治君) 改めまして、おはようございます。 一般質問を行います。 今般、
新型コロナウイルス感染の第3波が押し寄せる事態になってきています。患者数も12月3日現在で、全世界で6,456万1,850名、日本全国で15万6,566名、栃木県では702名、野木町で5名の方が感染しております。町民の皆様には、感染防止の行動を取られることをよろしくお願い申し上げます。 さて、行財政運営について、令和3年度は、地方税減収及び国が地方のために予定する国税収入の減少に加え、コロナ対策で必要な歳出の増加により、4兆円を超える財政不足が発生する見込みとの予測が出ております。 そこで、今回の質問は、コロナ禍における町の令和3年度の予算編成についてと、令和2年度の施政方針の進捗状況についてお伺いします。 1、令和3年度の
予算編成方針について。 (1)コロナ禍における予算編成の基本方針及び特に留意する点について伺います。
①歳入予算に関する自主財源と依存財源の見直しについて
。 ②歳出予算で
コロナ関係に係る費用について。 ③②以外の事業取組における予算上の留意点について。 2、令和2年度施政方針の進捗状況と課題について。 (1)施政方針の進捗状況の達成率と課題対応について伺います。 ①安全・安心の
まちづくり施策の進捗状況と課題対応について
。 ②少子高齢化対策の進捗状況と課題対応について。 ③町の活性化策の進捗状況と課題対応について。 ④令和3年度に繰延べする予定事業とその理由について。 以上で、壇上での質問を終わり、あとは質問者席での質問とします。 〔発言する者あり〕
◆8番(坂口進治君) すみません、言い間違いがあったので、訂正させていただきます。 令和3年度の予算編成の方針についての①歳入予算に関する自主財源と依存財源の見直しについてということで…… 〔「見直し……見通し」と呼ぶ者あり〕
◆8番(坂口進治君) すみません、見通しについてと訂正させていただきます。申し訳ありません。
○議長(黒川広君) 町長。 〔町長 真瀬宏子君登壇〕
◎町長(真瀬宏子君) ただいまの
坂口進治議員のご質問に対しまして、通告書に沿って答弁させていただきます。 まず、令和3年度の
予算編成方針についてのご質問にお答えいたします。 その中の、コロナ禍における予算編成の基本方針及び特に留意する点についてのご質問のうち、歳入予算に関する自主財源と依存財源の見通しについてのご質問にお答えいたします。 自主財源は、主に個人・法人町民税、固定資産税、軽自動車税などの町税や、分担金及び負担金、繰入金、繰越金などがございます。依存財源には、主に地方譲与税、
地方消費税交付金等の交付金、地方交付税、国・県支出金、町債などが挙げられます。本町における自主財源と依存財源の予算における割合は、令和2年度当初予算では自主財源が56%、依存財源が44%となっており、過去5年間においても、自主財源の割合が50%以上で推移しております。これは、本町において歳入の根幹と位置づけている町税が、予算全体額の4割以上と安定して納められていることによるものでございます。令和3年度におきましては、
新型コロナウイルス感染症による景気の後退が見込まれておりますので、個人町民税、
法人町民税等、ともに減収が予想されます。 一方、依存財源では、地方譲与税、地方交付税については、原資となる所得税、法人税、消費税等の国税が、
新型コロナウイルス感染症の影響により、減少となると見込まれております。さらに、町債につきましては、地方交付税の代替措置である
臨時財政対策債が大幅に増額する見通しとなっております。 このような状況を鑑みますと、令和3年度の予算につきましては、先ほど申し上げましたように、依存財源の大幅な増加が見込まれますので、自主財源の割合は少なくなるものと思っております。 次に、歳出予算で
コロナ関係に係る費用についてのご質問にお答えいたします。
新型コロナウイルス感染症関連事業につきましては、令和2年度において、国の施策では、
特別定額給付金をはじめとして、
児童手当受給世帯に対する給付金、町独自の施策では、
水道料基本料金の減免、避難所における間仕切りとしての
パーテーション購入等の
新型コロナウイルス感染症対策事業、
プレミアム付商品券事業など、この12月までに6回の補正予算を組み、計約29億円を計上して、感染症対策として臨機応変に対応してまいりました。 本年度においては、国の
地方創生臨時交付金が活用できましたが、令和3年度においては、国からの交付措置は、まだ示されておりません。町としましては、引き続き、公共施設における
感染拡大防止対策をちゅうちょすることなく進めるとともに、感染防止策につきましては、今後も全力で当たってまいりたいと考えております。 次に、②以外の事業取組における予算上の留意点についてのご質問にお答えいたします。 令和3年度は、コロナ禍における予算編成とはなりますが、第8次野木町総合計画「キラリのぎプラン」後期計画及び第2期野木町総合戦略の開始年次であり、節目の年でもあります。令和3年度の予算編成に当たっては、引き続き、3重点施策である安全・安心のまちづくり、
少子高齢化対策、町の活性化策に取り組んでいくものでございます。また、持続可能なまちづくりのため、事業の緊急度や優先度を見極め、経常経費の削減についても再検討をした上で、各事業のスクラップ・アンド・ビルドを行ってまいりたいと思っております。 次に、令和2年度施政方針の進捗状況と課題についてのご質問にお答えいたします。 まず、施政方針の進捗状況の達成率と課題対応について伺う、のご質問のうち、安全・安心の
まちづくり施策の進捗状況と課題対応についてのご質問にお答えいたします。 初めに、
大雨災害対策として、
逆川排水機場の
耐震補強工事につきましては、9月議会においてご承認いただきました
日本下水道事業団との
工事委託協定の締結に基づき、現在、
日本下水道事業団が
工事請負業者を決めている最中でございます。来年から
耐震補強工事に入る予定になっております。また、
友沼川西地区の
水防拠点整備事業につきましては、水防倉庫、電柱移転が今年度中に完了し、水防拠点の盛土につきましては、国交省が現在着手時期について検討しているところでございます。思川右岸、松原大橋から上流の堤防拡幅につきましては、今年度、完了いたしました。思川左岸につきましては、松原大橋から上流の築堤に向けて、用地測量に関する説明会が実施される予定となっており、下流域の無堤地区につきましても、調査の要望を行っているところでございます。このほか、国交省において、友沼橋より下流域の河川敷内の河道掘削、樹木の伐採、抜根等につきましては、引き続き現在、行っていただいております。 道路整備におきましては、通学路の安全確保を第一に考え、進めているところでございます。町道二級幹線4号線第一松原踏切の拡幅工事は、
予定どおり年度内に完成予定で進めており、若林地内の町道
一級幹線5号線の
道路改良工事につきましては、本年度、おおむね3分の2ほど完了し、残りは、来年度中には完成する見込みでございます。また、避難所となる
小・中学校体育館にテレビのアンテナを設置したことも、安全・安心対策の一つとして行いました。 このように、安全・安心の
まちづくり事業につきましては、おおむね順調に進んでおります。さらに、本年も国や県等に要望活動を重ねておりますので、事業の推進を図る努力は、町として一体的にやっているところでございます。 次に、
少子高齢化対策の進捗状況と課題対応についてのご質問にお答えいたします。
総合サポートセンターひまわり館では、多様な相談に窓口対応した上、様々な
サポート事業を展開しております。今後も、
ワンストップ相談窓口として、さらに充実させていきたいと思っております。
子育て支援策としましては、平成25年度から18歳までの
医療費無料化を実施しており、さらに出産祝い金、第3子以降
小・中学校入学祝い金についても支給しております。
学校教育部門では、町単独で非常勤講師13名、支援員2名、
スクールカウンセラー2名を加配しております。また、
グローバル化社会に対応するため、
ALT全校配置、英検3級の検定料補助を実施しております。
中学校海外派遣事業は、生徒の安全に配慮して、
コロナウイルス感染症の影響により、今年度は中止とさせていただいたところでございます。
学校図書館司書を全校に配置し、キラリと光る読書の町宣言にふさわしい読書活動を進めております。また、
ブックスタート、
ブックプラスワン事業も継続して実施しております。以上のように、町としましては、特に
子育て支援策には手厚く政策を施していると思っております。 また、高齢者の皆様には、安全・安心見守り
ネットワーク事業、
軽度生活支援事業、
配食サービス事業、高齢者通院時
タクシー等助成事業、高齢者等見守り
キーホルダー交付事業など、多くの事業を行っております。その他、ふれあいサロン事業、
老人クラブ事業におきましては、コロナの影響で休止した時期もありましたが、その後は、各団体において、コロナに対応しながら活動していると聞いております。 次に、町の活性化策の進捗状況と課題についてのご質問にお答えいたします。 町では、人を呼び込み、活性化を図るために、毎年、
ひまわりフェスティバルを開催してまいりましたが、今年度は
コロナウイルス感染症対策のため、
フェスティバルは行わず、畑にひまわりの花を咲かせて、鑑賞していただけるような形で実施したところでございます。また、
煉瓦窯オープン4周年記念事業の
フラワーカーペット事業及び文化会館で開催予定の自主事業等につきましても、
コロナウイルス感染症対策に鑑みまして、やむを得ず中止とさせていただいたところです。なお、
サービス向上の一環として、野木町
交流センターホフマン館に
Wi-Fi環境を整えました。 次に、産業の育成につきましては、
中谷土地改良関連事業を令和4年度着手に向けて、計画平面図、
計画概要図作成を実施したところでございます。また、
農業次世代人材支援事業につきましては、
地域おこし協力隊の1名が、令和3年度からの就農を希望されておりますので、新規就農へのサポートを行ってまいりたいと思っております。
企業誘致奨励関連事業におきましては、野木第二工業団地への
新規進出企業2社に
用地取得奨励金を交付し、その他、既存企業2社に
施設設置奨励金を交付したところです。
健康タウン促進策としまして、肺がん、大腸がんの検診の際の自己負担をゼロにしたこともあるかと思いますが、受診者が着実に増加しております。がんの早期発見、早期治療には検診が大変有効であるので、今後も啓発活動に力を注いでまいります。 移住、定住の促進策として、
空き家バンクリフォーム補助を新設し、申込みを受け始めたところ、1件が契約成立し、ほかに、3件ほど
空き家バンク登録申請について検討していただいております。 また、令和4年度開催のいちご一会とちぎ国体で野木町が
ハンドボール競技の会場となることから、
野木中学校体育館床面改修工事及び
トイレ改修工事を実施し、準備を進めております。 総じて、今年度は
コロナウイルス感染症対策により、事業の変更や中止が多くありましたが、3重点施策に沿った進めるべき事業は、おおむね順調に進んでいると判断しております。したがいまして、3重点施策については、この町の今後にとりましても大変重要なものと位置づけまして、今後も確実に実行してまいりたいと思っております。 次に、令和3年度に繰延べする予定事業と、その理由についてのご質問にお答えいたします。 今年度、事業の中で、現在のところ繰延べする事業としましては、
プレミアム付商品券事業と新4
号国道アクセス道路整備事業でございます。その理由としまして、
プレミアム付商品券事業につきましては、商品券の使用期間が令和3年1月31日から同年6月30日までとなるため、繰越しを考えております。また、新4
号国道アクセス道路整備事業につきましては、国の
補助金交付決定が遅れているために、繰越しになると判断しております。 以上、本年度は
コロナ関係で中止事業もありましたが、ほかは、おおむね順調に進んでいると思っております。 以上でございます。
○議長(黒川広君)
坂口進治議員。
◆8番(坂口進治君) 今、町長からお示ししていただきました件が、前の11月9日の全協でいただいた資料に沿って質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 今、1番最初の質問の中で、来年度の歳入予算について、自主財源と依存財源の見通しについてということで質問させていただきました。これで見てみますと、やはり今回コロナ禍における財政難といいますか、使うほうよりも入るほうが非常に厳しくなるんじゃないかなということが考えられます。それで今回、質問の内容に関しましては、大体どのぐらいの、これはあくまでもパーセントになると思います。幾ら幾らじゃなくて、どうなるか、ちょっとその辺をお伺いします。
○議長(黒川広君) 政策課長。
◎政策課長(館野宏久君) 坂口議員の質問にお答えしたいと思います。 先ほど町長の答弁もございましたが、議員もおっしゃるとおり、歳入関係、非常に厳しい状態であると考えております。現在、先ほど自主財源については大体56%、依存については44%、令和2年度についてはそのような予算、全体的な形ということで、答弁があった形でございますが、実際に、町税につきましては、自主財源の中でも45%ぐらい、大体占めているところでございます。大体、議員のおっしゃる何%という形ではございますが、今、ちょっと精査をしながら行っている形がございまして、大まかに、この町税が占める45%ぐらい、その中が大幅に減少していくということで、詳細数字につきましては、おのおの何%というのは、まだ、今精査中でございます。
○議長(黒川広君)
坂口進治議員。
◆8番(坂口進治君) この歳入についての見通しということで、これはもう本当に、こんなこと言ったらおかしいんですけれども、蓋を開けてみなければ、はっきり言って正確な数字は出てこないと思いますが、先ほど町長、おっしゃったように、依存財源については増えますよと、でも自主財源については、今現在、野木町は50%以上、常に過去5年間、ずっと維持していますけれども、これについては、どういうふうに、どうなるか、あるいは自主財源のほうが下がって依存のほうが大きくなるのか、大体のあれはいかがでしょう。
○議長(黒川広君)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(寺内由一君) こちらにつきましては、議員おっしゃるように、自主財源については非常に厳しいということでございますので、自主財源が上がるということは、まずあり得ないということだと思います。 依存財源については、特に国のほうも、その辺については、今、見通しということで出してございますけれども、特に
地方交付税等につきましては、大体、国の交付税のその計画等を見ますと、2%程度の落ち込みがあるんじゃないかという、これは国の予算の関係でございますけれども、それと、
あと地方債計画、こちらのほうを見ますと、国の相対的には、計画ですと、大体、今年につきましては、3兆円程度の臨財債の計画、持っていますけれども、来年につきましては、多分6兆円とか、その辺は倍ぐらいの計画を持っております。 ただ、これにつきましては、国が倍だからということで、町のほうの計画がそうなるというわけじゃなくて、あくまでも需要と収入のバランスがございますので、その辺につきましては、慎重にやりたいと思いますけれども、間違いなく臨財債のパーセンテージ、こちらはかなり上がってくるということがありますんで、そういったものを考えますと、依存財源については増えざるを得ないという形でございます。 以上でございます。
○議長(黒川広君)
坂口進治議員。
◆8番(坂口進治君) この辺につきましては、はっきりした数字というか、大体の予想ということでお伺いをさせていただいておきます。 次に、
コロナ関係、先ほど、町長もおっしゃいましたけれども、29億円ほど、補正を6回ほど組んだということで、いろんな
コロナ関係の補正ということで、我々も議会で議決、あるいは採決をさせていただいておるわけですけれども、まず、今後、今も栃木県でも1週間で物すごい数の、クラスターももちろん発生していますし、全国でも、全世界を見ても、増え方が半端じゃない増え方をしております。そうすると、それに対する対策というのが、先ほども、町長はどんどん投入していくというお話をされたわけですから、まず、大体どのようなものに大きな対策費を割いていくのか、その辺のほうはいかがでしょうか。
○議長(黒川広君) 政策課長。
◎政策課長(館野宏久君) こちら、
コロナ対策関係の予算でございますが、現在、先ほど議員もおっしゃいましたとおり、今年度につきましては、いろいろ国の補助金等を活用しながら対策のほう行っているところでございます。来年度、どんな対策ということでございますが、実際にまだ、現在、このような第3波といわれる形で、国の方も、いろいろどうするのかということで、検討されているところであるかなと思っております。実際、町のほうとしましては、このコロナ対策につきましては、今後、どのような形でということで見通しをしながら、先ほど町長の答弁にもございましたとおり、ちゅうちょなく最優先しながら、この
コロナ対策事業については行っていきたいと考えております。現在、どういったもの、詳細ということにつきましては、今、精査中でございますので、この場で、あの事業やる、この事業やるということは、ちょっと現在、お答えできないんですけれども、これから精査の中でやっていきたいと考えているところでございます。
○議長(黒川広君)
坂口進治議員。
◆8番(坂口進治君) すみません、申し訳なかったのですが、私、歳入についてのところで、一つ質問をし忘れたものですから、再度、そこを繰り上げて質問してよろしいでしょうか。
○議長(黒川広君) 大丈夫です。
◆8番(坂口進治君) 実は、この
予算編成方針についての中で、町税以外の新たな財政の創出も研究していかなければならないと考えるということで、副町長のほうから
クラウドファンディングというお話をされたんですが、これは今、大体大まかな、こういうことだろうというのは、構想ができているかどうか、その辺をお伺いします。
○議長(黒川広君) 政策課長。
◎政策課長(館野宏久君) 全協のときに、
クラウドファンディングなんかを調査研究していきたいということでお答えしたところでございますが、現在、この
クラウドファンディングだけではなく、いろいろな形、どういったものがあるかということで、今現在、ここで進捗状況、どうなるのかという形はちょっとお答えはできないんですけれども、
クラウドファンディングも併せながら、いろいろ、どういった形で補えるかということで、現在、まだ調査・研究しているところでございます。
○議長(黒川広君)
坂口進治議員。
◆8番(坂口進治君) これについては、まだ、今調査・研究していくということですから、これからいろんな収入を得る方法というのは出てくると思いますので、それにつきましては、そのときに、また我々に教えていただければというふうに思いますんで、その辺はよろしくお願いいたします。 先ほどの続きになりますけれども、今
コロナ関係で、これは施政方針の中にも含まれていると思うんですが、特に
プレミアム券につきまして、前回の全協、あるいは臨時議会でもいろんなお話がありました。私もこの
プレミアム券につきましては、町民の皆様に対して非常に利益もあるものだと、ただ全体的に行き渡るのが、この前も52%の方、半分以上の方が、その権利というか、申込みが得られなかったというお話を聞いたときに、もちろん今度は、もっと多くの方に多分行き渡るような配慮をされているというふうにお聞きしますが、この辺は、やり方としては一番ベターなのかどうか、その辺の町の考え方というのはいかがなのか、その辺をちょっとお聞きしたいんですが。
○議長(黒川広君) 産業課長兼
農業委員会事務局長。
◎産業課長兼
農業委員会事務局長(潮和巳君)
プレミアム付商品券につきましては、第1回目は、約48%ぐらいの方が購入することができませんでした。今回、販売総額を6,000万円にしまして、前回の応募者の千三百数十名いらっしゃいましたが、これの9割ぐらいの方が購入できるような形で設定させていただきましたので、十分満足していただけるのではないかと考えております。
○議長(黒川広君)
坂口進治議員。
◆8番(坂口進治君) 前、私同じところで質問させてもらって、一般質問ですから、こちらのほうでしようかということで思っていました。実は、プレミアム自体が6月までというお話をお聞きしました。有効期限ですね。長過ぎても忘れちゃうだろうと、短過ぎたら使えないだろうという話で、ちょうど6月ぐらいがいい期間であるというお話を承ったんですが、実際、今、このコロナ禍の中で、商品券として物を買うには、はっきりいって問題はないんですが、飲食を含むものというのは結構、行きづらい。それで、4人以上のそういった食事会に関しては控えてくれということで、だんだん、要するに条件が厳しくなる中で、自分としては、非常にいい施策であるとすれば、要するに、期間を少し延ばしていくとか、あるいはもっと違う方法を考えられないのかなというふうに、そのように思っているんですけれども、その辺はいかがでしょうか。
○議長(黒川広君) 産業課長兼
農業委員会事務局長。
◎産業課長兼
農業委員会事務局長(潮和巳君)
プレミアム付商品券につきましては、食事に行かれる方もいらっしゃると思うんですが、お店で食べるだけではなくて、テイクアウトにも使えるようになっていますので、そちらのほうの使用も、併せてご利用いただきたいと考えております。
○議長(黒川広君)
坂口進治議員。
◆8番(坂口進治君) これについては、前もその話をさせていただいたので、次に行かせてもらいます。 2番目の施政方針の進捗状況ということでお聞きしまして、これ、広報のぎで出てきた、この1年間、野木町が重点的に進めている施策についてということで見させていただきました。これにつきましては、まず、ちょっと上のほうから順不同でいきますけれども、小学校の体育館のテレビアンテナ設置事業ということで、これは災害時にテレビがついているということで、非常に避難した方が助かるという話なんですが、これにWi-Fiの整備、これは多分、国のほうから通達というんですか、出ているんじゃないかなというふうに思います。総務省より、平成29年から31年までの3か年における防災等に資する
Wi-Fi環境の整備計画というのが定められましたということで、これは、町のほうは存じているでしょうか。
○議長(黒川広君) 教育次長。
◎教育次長(酒井浩章君) 今回、テレビアンテナ、学校のほうにつけさせていただいて、災害時に情報提供と、いろんな情報を提供するためにつけさせていただいております。災害において、また体育館につきましては、いろんな、急遽そういう災害になったときには、いろんな電話会社、そういったところも、緊急にそういったWi-Fiの整備もしてくれるような話も聞いてございます。また、通常、体育館には、普通、学校ではWi-Fiの環境というのは通常使わないもんですから、基本的には、そんなに災害以外時には、Wi-Fiの環境というのは必要じゃないんかなというふうには考えていますけれども、いろんな状況を鑑みまして、十分に検討していく余地はあるのかなとは思っています。
○議長(黒川広君)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(寺内由一君) 先ほど、教育次長のほうからもありましたけれども、Wi-Fiにつきましては、今回の議案の関係もありまして、そちらについては、体育館のほうは、小・中学校の体育館全て、こちらのほうについては整備しております。ここについては、学校のほうと、あと防災のほうと、そちらのほうは、検討しながら進めたということでございますので、ご理解いただきたいと思います。
○議長(黒川広君)
坂口進治議員。
◆8番(坂口進治君) これに関連すると思うんですが、今、空き家対策、あるいは、これもちょっと飛びますけれども、空き家等対策補助ということで、今、町長のほうからもお話いただきましたけれども、基本的に、これも、要するにWi-Fiということでくくりますと、これもそういう整備をしていくと、入る方、若い方、特に東京に近いということで、リモートワークということで、今、外で仕事をするという、自宅で仕事をするというのが非常に増えてきています。そうしますと、住みたい町ということでいきますと、コロナ禍において住みたい町というのは、本厚木ですか、1位になっているんです。野木町も実際は、東京に近いということは、いずれか、1か月のうち何回か、東京に行かなければならない、あるいは本社に行かなければならないということが、何か出るということらしいんです。そうすると、やはりこれだけ近い町に、あと、こういう空き家にそういう整備をすれば、全部じゃないですけれども、入られる方の、要するに条件としては、非常にいい条件というふうになるんですが、その辺のお考えはいかがでしょう。
○議長(黒川広君)
未来開発課長。
◎
未来開発課長(小堀美津夫君) 新型コロナウイルス関係で、感染症の拡大もありまして、テレワークとかそういった注目が集まっているところですが、リフォーム補助等につきましては、主要な部分の構造の改修等についての補助になりますので、電源とかそういったWi-Fi関係の改修、設置等については、今のところ考えてございません。 以上です。
○議長(黒川広君)
坂口進治議員。
◆8番(坂口進治君) 提案でございますが、要するに、ほかの町では、定住促進に関しても、いろんな空き家対策というのをやっていらっしゃるというふうにお伺いします。魅力ある町の中で、今欠かせないのが、やっぱりそういう5Gとかそういったような環境整備、これは、もう町長も、それについて積極的にやっていくというお話を前もされていましたよね。ですから、空き家という一つの付加価値、これをつけていくことによって、やっぱり若い方、あるいは仕事をされる方が、特に野木町の場合は緑もありますし、水と緑という非常にキャッチフレーズもついているところで、遊水地もあったり、癒やしポイントも結構あると思うんです。そういうところを、今、コロナで人が密集するところよりも、分譲地とか建て売り、空き家もそうですけれども、一軒家を求める方が非常に増えているらしいです。 これは、私ごとで申し訳ないんですが、私、そういう関係の仕事をさせていただいて、コロナだから仕事はもうなくなるなと悲観していましたら、とんでもなく忙しくて、非常に今、こういうことなんだというのが、要するに実感して分かったんです。ですから、人が来る、あるいは田舎に住む、それと都会みたいに集団でないところに住むというのは、非常に人間的にもすばらしいことであるということで、どんどん買われている。 こういうのが、今の現状なんです。ですから、せっかく空き家が、これだけ野木町にもあると思います。それをうまく活用して、町長、その辺はどのようにお考えになりますか。
○議長(黒川広君)
未来開発課長。
◎
未来開発課長(小堀美津夫君) 空き家の利活用ということでは、今後もそういった形で、お知らせ、PR等していきたいと思っております。現在、野木町のほうにも、そういった形で何件か問合せ等はございますが、今後もそういった形で、お知らせのほうはしていきたいと思います。 以上です。
○議長(黒川広君)
坂口進治議員。
◆8番(坂口進治君) よろしくご検討のほうをお願いいたします。
少子高齢化対策の中の野木町の総合サポートセンター事業ということで、これ、前から私も思っているんですが、全ての事業がここに集約している。これはとてもいいことなんですが、本当に全部ごちゃ混ぜにできるのかなというのが、私の感想なんです。やはり相談窓口、ひまわりカフェ、子育て支援、フィットネスコーナー、それから人材育成、フードドライブ事業など、それで今度は、子供さんにヒノキのボールをやる、それも、ヒノキのプールもそこに設置するということですね。全てのあれで、まず一つは、ここに来られた方のアンケート、使いやすさとか、あるいはこうしてほしいとかというアンケートは取られていますか。
○議長(黒川広君)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(石渡真君) 総合サポートセンターにつきましては、開設して2年が経過したということでございますので、今のところ、まだアンケート調査等は取ってございませんが、今後、そういった多様な形で、その施設を利用していただくような形になりますので、アンケートのほうも、取っていくのも一つかなというふうに考えております。
○議長(黒川広君)
坂口進治議員。
◆8番(坂口進治君) このサポートセンターの事業内容を見ますと、これは極端に言えば、密になる事業になり得るんです。ですから、いろんな意味で、このコロナ禍において、やはり考えた事業の推進というか、やり方を求められるんじゃないかというふうに思いますので、その辺の検討をよろしくお願いいたします。 それと、子供医療費なんですが、これも医療費助成なんですが、これは、私、ネットでも調べても、15歳までというのが非常に多くて、野木町の18歳までというのは、本当に少ないんです。ですから、逆に野木町は先進地だなと、要するに、こういう子供の医療費助成に関しては非常に手厚いということで、私は、それについてありがたいことだというふうに思いました。 それと、先ほど学校教育のお話で、ALT全校に配置と、それからもう一つは、
スクールカウンセラーの配置をし、というふうに書いてあるんですが、この部分については、
スクールカウンセラーというのは、常勤というか、学校に常にいらっしゃるのか、それとも各学校をどういうふうに回っているのか、その辺をちょっとお伺いします。
○議長(黒川広君)
こども教育課長。
◎
こども教育課長(青木玲子君) ただいまの質問なんですけれども、
スクールカウンセラーのほうは、全部で4名配置されてございます。非常勤という形なんですが、2名は町のほうで加配しております。あとの2名につきましては、県のほうから配置されておりまして、県のカウンセラーは、各中学校にお一人ずつで、あとの2名につきましては、分担して5校の小学校を担当してございます。
○議長(黒川広君)
坂口進治議員。
◆8番(坂口進治君) 今、カウンセリングというのが、非常に重要な役割を果たしているんじゃないのかなというふうに、私は思います。昔と今の教育そのものはそんなに変わっているわけではないでしょうけれども、やっぱり接し方、子供たちの、要するに考え方が、やはり違うものがある。昔は全然そういうことをしなくてもよかったのを、手厚くやっていくのが今の現状だと思いますので、その辺もよろしくお願いいたします。 それと、健康高齢者福祉ということで、ふれあいサロンの事業なんですが、これ、いろんなところを見ましても、同じようなふれあいサロンの内容なんですが、一つ提案というか、意見を言いたいのが、まず、1年間のうちに1回ぐらい、この活動報告、あるいは活動内容、あるいは新しく加わることなどを、やっぱりこういう講習みたいなものを持ってもらいたいなというふうに、私も委員の一人なものですから、ほとんど何もないんです。それで、ネットで調べてくださいというような感じで、見ていると、この申込書などもネットから取れるようになっているんですが、さて、この我々の世代ならまだしも、この上の方の世代が、ネットとかそういったものを使えるかどうか。そうすると、やっぱりこういうのは、これはネットで私、取ったんですけれども、こういうものをもっと分かりやすく、全戸配布じゃなくて説明していく場所、あるいは告知するものというのは考えていますか。
○議長(黒川広君)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(石渡真君) ふれあいサロン事業ということでございますが、私どもで扱っている高齢者の福祉事業につきまして、高齢者の皆様になるべく分かりやすく伝えられるような形で、今後も考えていきたいというふうに考えております。
○議長(黒川広君)
坂口進治議員。
◆8番(坂口進治君) 最後になりましたんで、実は、コロナにより中止になった事業というのがあります。この事業の中で、これが絶対必要であるかどうかというと、町民の生活にはそんなに響かないんじゃないかなと。 これで終わります。
○議長(黒川広君) ここで暫時休憩をいたします。 会議は午前11時から再開いたします。
△休憩 午前10時51分
△再開 午前11時00分
○議長(黒川広君) 休憩前に復し会議を開きます。
---------------------------------------
△折原勝夫君
○議長(黒川広君) 引き続き、一般質問を行います。 ここで、議長のほうから皆さんにお願いがあります。 いわゆる壇上と一般質問者席における質問者については、マスクを適宜外しても結構ということでお願いしたいと思います。 それでは、7番、折原勝夫議員の質問を許します。 7番、折原勝夫議員。 〔7番 折原勝夫君登壇〕
◆7番(折原勝夫君) それでは、議長の許可を得ましたので、通告書にのっとりまして、私の一般質問を始めたいと思います。 まず、本町における農業の振興について。 「農業従事者40万人の減、減少率過去最大」先日の日本農業新聞に大変ショッキングな記事が載っておりました。農水省が先月27日に発表した、2020年の農林業センサス調査結果によりますと、2月1日現在の主な仕事が農業の基幹的農業従事者136万1,000人で、5年前の調査から39万6,000人減少した。減少率は22.5%で、比較可能な2005年以降最大であった。基幹的農業従事者は一貫して減り続けており、減少ペースも加速化しており、農水省では、この要因の一つに高齢化を挙げております。2020年の基幹的農業従事者の平均年齢は67.8歳で、65歳以上の割合は4.9%増え、69.8%に達したということで、同記事に掲載されておりました。 さて、我が町はどうでしょうか。私の住む地域における農業従事者の高齢化は深刻であり、私はいつまでたっても若いもんでございます。かつて、私の祖父などは、60歳を過ぎると老人クラブに入り、ゲートボールやカラオケを楽しんだものでした。私の地域には、80歳を過ぎて、一人で野菜を作って、毎朝、直売所に軽トラで運んでいるお母さんがおります。人生100年時代を迎え、80歳を過ぎて現役なのはすばらしいことであるかもしれませんが、いささか寂しい気もいたします。農業従事者の減少、高齢化が進む時代に、これからの野木町農業はどうなっていくんでしょうか。 その一方で、担い手の減少や高齢化の進行による労働力不足や、危険できつい仕事をなくし、コストをかけずに生産性を上げる省力化の問題を解決する方策として、現在注目されているのがスマート農業です。これは、農水省が提唱している新しい農業の形態であり、次のような特徴を持っております。まず、ICTによるビッグデータの活用により、超省力、大規模生産の実現、作業負担の軽減、高品質な作物の生産、熟練農業者のノウハウの伝承などの期待ができる、ロボット自動化システムの活用ができる、ドローンの活用ができる、としております。野木町においても、このようなスマート農業が1日も早く実装されることを期待したいものです。 そこでお聞きします。 本町の農業ビジョンについて伺う。 1、将来の野木町農業の在り方について。 2、担い手の育成確保について。 3、スマート農業の推進について。 次に、本町の婚活応援について。 かつて、農村の嫁不足は社会問題でした。そして今、少子高齢化の時代を迎え、晩婚化や結婚しない若者の増加、未婚率の上昇は、大きな社会問題となっております。私の住む地域でも、40代、50代の独身者が多くなってきており、彼らの将来はもちろん、地域の将来も憂いております。町の婚活応援は、平成28年6月定例会において一般質問を行いましたが、令和の世となり、コロナ禍でもあり、その後の状況を、改めて今回質問したいと思います。 そこでお聞きいたします。 婚活応援事業の推進について伺います。 1、婚活応援事業の現状と、その成果について。 2、今後の婚活応援について。 以上、総括質問とし、これより先は一般質問者席にて行います。
○議長(黒川広君) 町長。 〔町長 真瀬宏子君登壇〕
◎町長(真瀬宏子君) 折原勝夫議員のご質問にお答えいたします。 まず、本町における農業の振興についてのご質問のうち、本町の農業ビジョンについて伺うのご質問のうち、将来の野木町農業の在り方についてのご質問にお答えいたします。 農業を取り巻く情勢は、あまりに多くの問題が山積して予断を許さない状況下にあると思っております。先ほど議員もおっしゃいましたように、高齢化、それから担い手不足、その2点だけ考えても大変深刻なものがあると認識しております。人口減少によるマーケットの縮小や農業者の減少、高齢化が深刻化するとともに、グローバル化による外国産農産物の国内への流入や、異常気象による農産物、農業施設への被害、さらには感染症等の拡大による販売の減少など、さらに多くの課題を抱えているのが現実だと思っております。このようなことから、将来にわたり安心して農業経営が継続できるような施策を講じて、町でも支援していきたいと思っております。 具体的な施策としましては、農業競争力強化の推進、農業基盤整備の推進、高付加価値への支援等が考えられるところでございます。まず、農業競争力強化の推進につきましては、農産物の産地化と地産地消の推進を町としても支援しております。 次に、農業基盤整備の推進につきましては、議員もご存じのように、国・県の補助事業などの活用により計画的に土地改良事業を進めており、農作物の作りやすい環境づくりを行うことで作業効率を高めるとともに、生産性の向上を図っているところでございます。また、農業機械等の導入に係る助成事業も行っております。 高付加価値への支援につきましては、町の農産物を生かした6次産業化の推進や有機栽培等による農産物の高付加価値化の取組の支援を行うなど、農産物のブランド化に、共に努力しているところでございます。 次に、担い手の育成確保についてのご質問にお答えいたします。 農業者の高齢化や後継者不足が増加する中、担い手の育成確保は最も重要な課題でございます。新規就農者につきましては、町では農業を始めたいと考えている方に対し、関係機関と連携し、就農相談や就農支援を行っております。認定新規就農者になった方に対しましては、国の農業次世代人材投資事業や町の
農業次世代人材支援事業等で、就農から最長5年間支援を行っております。認定農業者、農業法人、集落営農組合につきましては、野木町人・農地プランにおいて、地域の中心となる経営体に位置づけさせていただいております。地域の中心となる経営体への農地集積に協力する方に対して農地集積協力金を支払い、担い手への農地集積、集約化を図っております。また、国・県・町の補助事業を活用して、農業用機械、近代化施設の導入促進や農業経営基盤強化資金の利子補給など、町では担い手支援を行っております。 次に、スマート農業の推進についてのご質問にお答えいたします。 国では、スマート農業実証プロジェクトとして、昨年度よりロボットやドローンなどの先端技術を全国各地区の現場に導入し、効果を実証中でございます。町でも、今後実施予定の県営中谷地区土地改良事業において、自動給水栓の設置を検討しているところでございます。国の実証プロジェクトの中間報告によりますと、スマート農業技術の導入により、労働時間の削減や作業の効率化が図られたとされております。町でも、今後スマート農業に向けて研究していかなければならないと認識しております。 次に、本町の婚活応援についてのご質問にお答えいたします。 はじめに、婚活応援事業の推進について伺う、のご質問のうち、婚活応援事業の現状とその成果についてのご質問にお答えいたします。 町では、平成22年度から株式会社とちぎテレビと業務委託をし、町の魅力を発見してもらいながら未婚の男女に出会いの場を創出する、野木町若者の出会い応援事業を実施しております。本年度につきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響により中止を余儀なくされました。イベントの定員は男女それぞれ20名ですが、男性におきましては、毎回定員を超えるほどの応募がございます。 内容といたしましては、1対1でのトークタイムのほかに、野木町特産物のトマト狩りやキャンドル作りなど、体験型のイベントとなっております。また、昨年は、ホフマン館を会場として煉瓦窯でのスタンプラリーや、野木神社での恋愛祈願を取り入れた歴史に触れていただくイベントも、企画いたしました。 イベントは、昨年度までに17回開催しており、カップルの成立は合計104組誕生しております。その中で、結婚まで至ったカップルも、数組ですが、ご報告をいただいているところでございます。 次に、今後の婚活応援についてのご質問にお答えいたします。 先ほど述べました野木町若者の出会い応援事業につきましては、若者が結婚に興味を持ち、楽しんでいただけるように、イベントの内容等も工夫検討を重ねながら、出会いの機会を提供できるよう、今後も引き続き、婚活応援事業を行ってまいりたいと思っております。また、
総合サポートセンターひまわり館を結婚の相談窓口として位置づけし、県の結婚支援センター等と連携しながら、未婚者が結婚を前向きに捉えられるような意識の醸成につながるよう、支援できるような体制を整えていきたいと思っております。 さらに、令和3年度から、結婚新生活支援事業補助金の開始を、現在検討しております。この事業は、新婚家庭の新生活のスタートアップ事業にかかる費用を支援する事業で、婚活の応援にもつなげていければと考えております。今後も引き続き、町では男女の出会いの場を折に触れて提供し、結婚、妊娠、出産、子育て等の支援を、連携を深めながら努めてまいりたいと思っております。 以上でございます。
○議長(黒川広君) 折原勝夫議員。
◆7番(折原勝夫君) 大変丁寧な答弁いただきました。こちらから、次に質問させていただきます。 現在、野木町の農業の中核をなしているのは、認定農業者かと思います。野木町の認定農業者制度は、たしか平成7年度にスタートしておりまして、四半世紀になりますか、私もその当時30歳でエントリーいたしております。現在の認定農業者の人数あるいは平均年齢等、分かりましたらお答えください。
○議長(黒川広君) 産業課長。
◎産業課長兼
農業委員会事務局長(潮和巳君) 認定農業者の方につきましては、現在、個人63経営体、法人1経営体の64経営体で、個人経営体の方の平均年齢は60.8歳でございます。年齢構成を申し上げますと、30代が6名、40代が8名、50代が10名、60歳以上が39名と、60%以上が60歳以上でございます。
○議長(黒川広君) 折原勝夫議員。
◆7番(折原勝夫君) ほぼ私と同じ年代と、中心ということで理解いたしました。 それでは、次に、私たちの子供の世代、いわゆる青少年クラブの現状、人数とか平均年齢、分かりましたらお願いします。
○議長(黒川広君) 折原勝夫議員。
◆7番(折原勝夫君) もしあれでしたら、後でも結構でございます。
○議長(黒川広君) 産業課長。
◎産業課長兼
農業委員会事務局長(潮和巳君) 青少年協議会のメンバーとしましては、大体10名の方が所属している現状でございます。
○議長(黒川広君) 折原勝夫議員。
◆7番(折原勝夫君) 私のせがれも入っていますんで、大体の数字は分かっております。6人ぐらいだと、平均30歳だという話はちょっと聞いておりますんで、こちらから逆にあれしておきます。 このような状況で、これからの野木町農業、誰が牽引していくんだと、こういった高齢化の時代にあって、果たして農家任せでいいのかというのが、私、思っております。この写真、以前も町長にお見せしたかもしれません。野木町の梨農家の写真であります。これ、梨をやめるということで伐採されて片づけられた、非常に残念な写真なんですけれども……。
○議長(黒川広君) 折原議員、よかったら、せっかくだから。後ろの方は見えない。
◆7番(折原勝夫君) じゃ、こういう感じでね。やっておりますけれども。 かつて、野木町ではたくさんの梨が栽培されて、梨部会もあったと聞いております。農家任せでは、このような梨のように、現状、野木町農業がなってしまうのではないかなと懸念をいたしております。野木町の特産物のトマトでも、最近、栽培面積が減少傾向にあるということでございますけれども、町長、その辺ご存じですか。
○議長(黒川広君) 産業課長。
◎産業課長兼
農業委員会事務局長(潮和巳君) 農業の方につきましては、担い手の高齢化や後継者不足、耕作放棄地の発生が深刻化している中、そういう現状は把握しております。
○議長(黒川広君) 折原勝夫議員。
◆7番(折原勝夫君) やはりこれからは、町で農業を牽引する、そのぐらいのことが必要かなというふうに思っております。基幹産業である町の農業の振興計画などを町はつくる予定はあるんでしょうか。町の将来像を描いて、どのような作物を推奨し、どのような農業を展開するか、示していくことが必要ではないでしょうか。 昨年でしたか、29年に出たと思いますけれども、これは芳賀町で、県営事業によりまして園芸団地を27ヘクタール整備して、梨のにっこりの日本一を目指すというプロジェクトを行って、今、これ進行形だと伺っております。こういうことも可能になってくるかなというふうに思っておりますけれども、いかがでしょうか。
○議長(黒川広君) 産業課長。
◎産業課長兼
農業委員会事務局長(潮和巳君) 議員がおっしゃいますように、いろんな農業の経営体があると思いますので、参考にしたいと考えております。
○議長(黒川広君) 折原勝夫議員。
◆7番(折原勝夫君) 振興計画みたいな、先ほど申し上げたように、農業を牽引するようなスタイルというのはいかがですか。
○議長(黒川広君)
産業建設部長。
◎
産業建設部長(上原善一君) 一応、そういう振興計画というのは、今のところ、町では総合計画のほうにのせて計上してございます。他市町の例とかそういうもの、それとか、中谷土地改良区のほうでいろんな形の計画ができてくると思いますので、そういうところを参考にしながら、今後、調査研究してまいりたいと思います。
○議長(黒川広君) 折原勝夫議員。
◆7番(折原勝夫君) 私は、先月、岩手県盛岡市の「農事組合法人となん」というところに調査に行ってまいりました。「となん」は、日本最大規模の集落営農組織と知られておりまして、農地の集積面積は975ヘクタール、51の集落にわたって953人が組合員となっております。この法人では、農地の利用調整を担うとともに、生産資材の一括発注や米の一元集荷、販売を行っております。15の実践班、作業班がありまして、営農活動を行って、組合員間で農機の共同利用も進めております。組合員の収入は、経費を引いた米の売上げと、請け負った作業の委託費ということでございました。 この地域は、リンゴの産地でもありまして、組合員の多くがリンゴを栽培しており、リンゴなどの米以外の収入を得ているということでございました。法人の運営は、国の交付金を活用しておりまして、若い職員も採用しており、農繁期には彼らも農作業を手伝いに行くと、後に就農した職員もおると聞いております。これは、一つの土地利用型の事例でございますけれども、野木町の土地利用型の農業がすっぽり入るような経営体でありまして、将来の野木町農業の在り方を考える上で、非常に参考になるんではないかと思います。このような取組ができれば、スマート農業を実践する上での高価なロボット機械の購入とか、その後の農機のシェアリングとかが容易になりまして、生産コストの削減というふうにもつながってまいると思いますけれども、いかがでしょうか。
○議長(黒川広君)
産業建設部長。
◎
産業建設部長(上原善一君) その辺の、議員さんのおっしゃるとおり、町としてもやはり今現在、町のほうとしましては、法人というのが1経営体しかございません。議員さんおっしゃいますように、これからの農業というのはやはり法人化、集団経営、集落営農等もございます。それには、やはり先ほど言いました圃場を拡大して、担い手が受けやすいような環境の整備も必要になってくる。そういうところを含めまして、今後、そういうものも調査研究していきたいというふうに考えてございます。
○議長(黒川広君) 折原勝夫議員。
◆7番(折原勝夫君) 何回もあれしますけれども、こういった取組をするには、農家だけでは無理だと思うんで、ぜひ町のほうでよろしく検討していただきたいと思います。 次に、担い手の確保ということでまいります。 最近、若者の農業への関心が非常に高まっておりまして、昨今のコロナ禍がそれに拍車をかけているというお話がございます。先日も香川県のまんのう町で露地野菜を栽培する、4人の20代の若者の姿をテレビで報じておりました。彼らの存在が、高齢となった地域の農業者に元気を与え、地域の活力に一役買っているということでございました。 私は、以前、移住定住の調査のために、東京のふるさと回帰センターへ行ってきましたけれども、そこでは、県や町で、我が町で農業をしませんかというふうなパンフレットが出ておりました。見本ですね。野木町でも、移住定住と併せて農業をやってみませんかという募集を行ったらどうでしょうか。
○議長(黒川広君)
産業建設部長。
◎
産業建設部長(上原善一君) 町としましては、議員もご存じだと思いますが、そういう都会から町のほうへ来て農業をやったらどうかという形で、
地域おこし協力隊ですね、その方を募集しまして、1名の方が参加していただいてございます。その方は、野木町で農業をやりながらご結婚なされて、今、子育て中ということで、その方は今後、野木町等に住みまして、新規就農という形を希望してございますので、町はその方に対しまして、またほかの方に新規就農という例がございましたら、全力で応援していきたいというふうに考えてございます。
○議長(黒川広君) 折原勝夫議員。
◆7番(折原勝夫君) 協力隊の話はよく存じ上げておりますけれども、これからさらに、そういった形で、外に向かっての募集というものをかけていただければというふうに思います。 受入れには、当然、環境の整備、さまざまな環境の整備があると思います。10年以上にもなりますか、全国の農業サミット、農業担い手のサミットが長野県でありまして、そのときにちょっと勉強したんですけれども、長野県では、高齢となった後継者のいないリンゴ農家に就農していただいて、その農家の栽培や経営のノウハウを学んでいただいて、やがてその農家が、経営を新しく入った方に移譲する。そういった、いわゆる里親就農というのを推進しております。野木町でも、施設園芸盛んなんですけれども、だんだん高齢化してまいりまして、ハウス等がそのままになってしまうような状況もありますんで、そういった取組、野木町でも採用したらどうでしょうか、いかがですか。
○議長(黒川広君) 産業課長。
◎産業課長兼
農業委員会事務局長(潮和巳君) 担い手の高齢化や後継者不足、耕作放棄地の発生が深刻化する中、持続可能な力強い農業を実現するために基本となる人、担い手ですか、農地の問題を一体的に解決する必要がございます。このため、地域における話合いによって、抱える人と農地の問題を解決するために作成した未来の設計図といたしまして、人・農地プランがございます。 人・農地プランにつきましては、プランの実質化のために、平成31年1月に農業委員会が実行しました農業経営意向調査におきまして、後継者の有無、後継者状況、営農志向等を調査し、その結果を基に地図を作成し、5年から10年後に後継者がいない農地の面積などを見える化いたしました。今後は、アンケート結果と地図を基に、各集落で農業委員会や農協等の関係機関と共に話合いを行い、5年、10年後に農地利用を担う中心の経営体の在り方を集落ごとに決めていきたいと考えております。
○議長(黒川広君) 折原勝夫議員。
◆7番(折原勝夫君) 現在の人・農地プランのいわゆる実質化という話、今なされたかと思います。それも大事なんですけれども、やはり地元には、なかなか若者がいないといいますか、農業志向の人。むしろ、外部から呼び込むような施策のほうがいいのかなと、私は感じております。その辺をもう少し力強く推進してほしい。そういったものの一つにこういった里親制度というものを考えてほしいということでございますけれども、いかがですか。
○議長(黒川広君)
産業建設部長。
◎
産業建設部長(上原善一君) 議員おっしゃることは十分、分かります。私のほうも、やはり若者が農業に魅力を感じてもらう、できれば野木町に住んでいただいて、それを職業として選択してもらうということが非常に重要だというふうに感じてございます。そういう政策、それとかそういう事例等がございましたら、参考にしていきたいというふうに考えてございます。
○議長(黒川広君) 折原勝夫議員。
◆7番(折原勝夫君) はい、分かりました。 さて、町長は、スマート農業、ご存じでしょうか。スマート農業に関する本はたくさん出ております。私が今、勉強している本は、こういうふうにありますけれども、本当に農業の魅力が非常に載っておりまして、これから期待できるなという思いでいっぱいでございます。 スマート農業ですね、世の中に知らしめたのは、2018年に放送されました「下町ロケット ヤタガラス」のテレビドラマで、架空の衛星システム、ヤタガラスを利用した農業ロボットによる日本農業の活性化がテーマということになっておりました。現在のスマート農業では、ドラマのように無人で作業するロボット農機ではなく、有人での直進や旋回を自動で行う、いわゆる人をサポートする程度のものでございます。また、ドローンによる薬剤散布や生育調査などは、かなり自動化されてきております。 一方で、施設園芸における環境制御は、早くから自動化されておりまして、私のうちでもやっておりますけれども、今では室内の温度、湿度、日射量、炭酸ガス濃度などのデータがスマートフォンに転送されまして、データの蓄積も可能となっております。また、先ほど、中谷のところで、給水装置のという話が出ておりました。私のところでは、もう既に、それを一部試験的に導入いたしましてやっておりますので、かなり期待できるかなというふうに思っております。 また、私のところでは、今、副町長は、米を作っているということでお聞きしておりますけれども、田植え後の田んぼの中の初期の除草剤の散布、これ非常に疲れるんですね。ましてや、田んぼの区画が大きくなりますと、中を歩くと、もう足がつったり、夜、けいれんしたり、いろいろ起きます。それを解消するために、ラジコンのボートによって薬剤を散布しております。今現在、20ヘクタール以上を請け負っておりまして、これからもそういうもの、伸びていくのかなというふうに思っております。それが今、現状かなと思っています。 さて、農水省は、先日、土地改良の長期計画の中間まとめ案というものを示しました。その中で、スマート農業の実装を重点項目に挙げ、自動走行をアシストするための大規模化や、基地局整備を行うということにしております。先ほど、町長の話にもありましたけれども、本町でも既に完成した若佐南、佐川南、加えて、これから整備が行われる中谷土地改良区が完成いたしますと、野木町のスマート農業の実装環境が全て整うのかなと思うんですけれども、いかがですか。
○議長(黒川広君)
産業建設部長。
◎
産業建設部長(上原善一君) 私のほうも、議員さんおっしゃるように、やはりこれからスマート農業をやるには、基盤のほうの整備、圃場の拡大、これらはもう絶対条件という形で考えてございますので、私のほうも、そういうふうに考えてございます。
○議長(黒川広君) 産業課長。
◎産業課長兼
農業委員会事務局長(潮和巳君) 先ほど部長のほうから、経営基盤体というか、それでお答えしましたが、個人的に野木町の現状につきましては、園芸部門でハウス内環境モニタリング装置の活用を、10人の方が取り入れられております。また、土地利用型部門で、GPS搭載田植え機を1人の方が取り入れられております。いずれにしましても、スマート農業におきましては、ただいま、国で実証実験中だと思われますので、国・県、他市町の動向を見ながら、町といたしましても研究してまいりたいと考えております。
○議長(黒川広君) 折原勝夫議員。
◆7番(折原勝夫君) 分かりました。 昔から、きつい、汚い、危険、この3Kといわれていました農業が、スマート農業によりまして、格好よく、感動があり、稼げる、いわゆる新3Kの農業になるということを期待しております。そうなりますと、新規就農あるいは農業の雇用創出の機会が増えると思います。その点、町長、どう思われますか。町長どうですか。
○議長(黒川広君)
産業建設部長。
◎
産業建設部長(上原善一君) やはりスマート農業というのは、議員さんおっしゃるような、そういう省力化、すごくそこには有効であるというふうに考えてございます。一部では、そういうものが商品化されていると。そういうものを取り入れていけば、先ほど議員さんがおっしゃるように、担い手ですね、先ほど私も言いましたが、若者が農業をやっていきたいというような環境、そういうものになっていくということでございますので、やはり野木町の将来的な農業の振興には、担い手の確保、スマート農業、そういうのを総合的に判断していって、進めていくのがいいのかなというふうに考えてございます。
○議長(黒川広君) 折原勝夫議員。
◆7番(折原勝夫君) そういった魅力ある農業にこれからなることを、本当に期待したいなというふうに思っております。 それでは、次にまいりたいと思います。 婚活応援について、まいりたいと思います。 前回もいろいろ質問をさせて、前回の一般質問のときもやらせていただきましたけれども、令和の時代になりまして、またこのコロナ禍における野木町の結婚事情といいますか、婚姻届というのはどんな状況になっているか、お聞きしたいと思います。
○議長(黒川広君) 住民課長。
◎住民課長(森洋美君) 婚姻件数ということで、人口動態における婚姻件数は、平成30年度で84件、令和元年度は87件、令和2年度は、10月末現在で37件出ております。これを月平均にすると5.3件で、年間に換算すると64件を見込んでいます。 以上です。
○議長(黒川広君) 折原勝夫議員。
◆7番(折原勝夫君) 時代が変わったり、こういった危機ときといいますか、未曾有の災い等が起きると結婚率も上がるのかなというふうに思っていますけれども、その辺どのように考えていますか。
○議長(黒川広君)
町民生活部長。
◎
町民生活部長(寳示戸浩君) 今、住民課長のほうから婚姻の件数をお答えしたかと思うんですけれども、平成30年、令和元年、同数程度。今年度に関しますと、見込みとしては少なくなってくるというところなんですけれども、この辺の要因がどの辺にあるのか、ちょっと分析はできていないんですが、婚活事業等を通しまして、こういった機運を醸成していければというふうに考えてございます。
○議長(黒川広君) 折原勝夫議員。
◆7番(折原勝夫君) 先ほど総括でもお話出ましたけれども、平成31年にグランドオープンいたしました
総合サポートセンターひまわり館で、結婚の相談を受けるということでございますけれども、これまでの実績をお願いします。
○議長(黒川広君)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(石渡真君)
総合サポートセンターひまわり館の結婚に対する相談ということでございますが、令和元年度につきましては、結婚に対する相談ゼロ件ということで、ありませんでした。令和2年度につきましては、まだ途中ではございますが、1件ほど結婚の相談があったという実績になってございます。 以上です。
○議長(黒川広君) 折原勝夫議員。
◆7番(折原勝夫君) まだまだひまわり館の意義といいますか、やっている業務内容というのを知らしめていないのかなという感じがしますんで、これからもPRに努めていただければというふうに思います。 前回の一般質問の際に、婚活マイスター制度について研究をするというふうなお答えをいただいておりますが、その後どのような状況になっているか、ここで改めてお聞きしたいと思います。
○議長(黒川広君) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(真瀬英樹君) 前回、ご質問のありました婚活マイスター制度につきましては、議員もご存じだと思うんですが、県のほうで結婚支援センターが開設されたと思います。その中で地域結婚サポーターという制度がございまして、そちらのほう、活用していければということで、推進しているところでございます。現在のところは、野木町においては、登録者の方はいらっしゃらないんですけれども、今後も啓発活動に努めてまいりたいと思っております。
○議長(黒川広君) 折原勝夫議員。
◆7番(折原勝夫君) では、具体的にそれがどうだという状況ではないということで解釈してよろしいですか。
○議長(黒川広君) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(真瀬英樹君) やっていただける方のご都合もあると思いますので、私どものほうは、推進して、できる限り相談していただける方が、登録していただける方が本町から出ればいいのかなとは思ってございます。 以上です。
○議長(黒川広君) 折原勝夫議員。
◆7番(折原勝夫君) とちぎ未来クラブというのがそれをやっているわけなんですけれども、その辺と連携していただいて、これからそういったものを進めていただければというふうに思っております。 それでは、次、まいります。 宇都宮市では、「セミナーと実践交流会ですてきなパートナーと出会いませんか」と称しまして、結婚に近づくためのうつのみや婚活カレッジというものを開催しております。セミナーは5回ありまして、第1弾、第2弾が、「男女の仲がみるみる深まる会話術」こういって詰まってしまわないように、上手に話ができるようになるんですよ、きっとね。第3弾が20代、30代のための「恋レクで一緒に遊ぼう」、第4弾が、40代、50代のための「2人時間を育む」、そして第5弾、「婚活必勝セミナー」、それぞれを開催いたしまして、終了後に交流会を開催しているということでございました。また、希望者には、オンラインによるお見合いも行っているということでございました。野木町でもこういった企画、いかがでしょうか。
○議長(黒川広君) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(真瀬英樹君) 現在、実施しております若者の出会い応援事業のほうの中に、この辺の結婚とか恋愛の自己分析をしていただきながら、異性とのコミュニケーションなども図れるような場も提供、今後、その事業の中に組み入れていければいいのかなと思っていますので、検討していきたいと思っております。
○議長(黒川広君) 折原勝夫議員。
◆7番(折原勝夫君) ただ会わせるだけじゃなくて、そういったいろんな勉強の場も大切だと思いますんで、引き続き検討、実行していただきたいと思います。 先ほどちょっと話も出ていましたけれども、前の坂口議員のときですか、婚活関係、総合サポートセンターの話の中で出ましたけれども、この婚活に関して、総合サポートセンターでもやって、あと、こども教育課でやって、生涯学習課でやってというふうに、多岐にわたっているんですけれども、その辺はこう何か一つコンパクトにして、もう少し効果的に施策を実行するような仕組みというのはいかがでしょうか。
○議長(黒川広君)
町民生活部長。
◎
町民生活部長(寳示戸浩君) 総合サポートセンターの関係ということで、先ほど、最初に坂口議員のほうからもいろいろお話をいただきまして、いろいろやっているけれども、密になるというところもあるから気をつけてやってねという話がありました。 今、折原議員のほうからは、各課でいろいろやっているけれども、その辺を取りまとめてはどうなんだという話なんですけれども、総合サポートセンターのほうは、文字どおり総合相談窓口ということで、町民の方々の入り口ということで考えてございます。結婚に限らず、いろんなことを相談していただいて、総合サポートセンターの機能としましては、お話を伺うということのほかに、コーディネート的な機能があるかと思いますんで、実際、婚活応援事業等を実践するのはほかの課であっても、我々のほうからいろいろご紹介するとか、連携してつないでいくとか、そういったところが総合サポートセンターにありますんで、まず入り口は、総合サポートセンターにいただいて、それは結構かと思います。 総合サポートセンターのほうでは、今年になりましてから月刊誌ということで、「よりそい」というのを出しておりまして、まだ議員の皆様のほうにお届けしていない部分もあったかと思いますんで、月1回発行しましたら、今度お届けしまして、そういったものをPRの一環にしていきたいということも考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(黒川広君) 折原勝夫議員。
◆7番(折原勝夫君) サポートセンターの役割はそうでございましょうけれども、課のほうですね、こども教育と生涯学習と、二つに分かれているというのがちょっとどうなのかなと思っておりますけれども、その辺はいかがですか。そちらを合わせるような話は。
○議長(黒川広君) 折原勝夫議員。
◆7番(折原勝夫君) あくまでも婚活のことに関しての話ですからね。
○議長(黒川広君) 副町長。
◎副町長(真瀬栄八君) これは組織上の問題なんで、各課のほうで効果的な事業という形で役割分担してございます。ひまわり館は総合窓口ということで、先ほど説明ございました。生涯学習課についてはイベントを実施すると、ただ、議員さんのご提案のとおり、その中にじゃ、講座的なイベントをと。町長のほうもお答えしておりますけれども、そのイベントについては、工夫等を加えてやっていくということでご理解いただければと思います。
○議長(黒川広君) 折原勝夫議員。
◆7番(折原勝夫君) 分かりました。 それでは、結婚意識の醸成ということで、少し提案をしたいと思います。 町広報紙の裏表紙に、我が家のアイドルというコーナーがありまして、大変かわいい赤ちゃん、子供が出ております。同じように、新婚さんいらっしゃいというようなコーナーを設けて、名称はともかく、そういうものを設けて、新婚カップルを紹介したらどうでしょうか。いかがですか、町長どうですか。
○議長(黒川広君) 総務課長。
◎総務課長(遠藤正博君) 以前、町のほうで、公民官報ふれあいという中で、おじゃま虫コーナーというのがございまして、そちらで新婚カップルを紹介していたことがあると記憶しております。広報のぎへの掲載につきましては、広報委員会等に諮りながら、これから研究してまいりたいと思います。 以上でございます。
○議長(黒川広君) 折原勝夫議員。
◆7番(折原勝夫君) よろしくご検討ください。 それと、もう一つ、以前、私、これ、テレビで見たんですけれども、町を挙げて新婚カップルのお祝いをするという提案を少ししたいと思います。婚姻届が出されましたらば、町の防災行政無線でウエディングマーチを流したらどうでしょう。そして、さらに出産届が出ましたらば、こんにちは赤ちゃんを流すのはどうでしょうか。きっと、町民の皆さんの一つの励みにもなると思いますし、これから結婚しようと思っている人の刺激にもなるのかというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。
○議長(黒川広君) 総務課長。
◎総務課長(遠藤正博君) 防災行政無線につきましては、町民に対して災害や気象状況を速やかに伝達することが目的でございます。したがいまして、基本的には、災害情報以外の情報が頻繁に流れてしまいますと、本来の災害情報に注意が向かなくなるおそれがあると考えておりますので、現時点では難しいのではないかと考えますので、ご理解いただきたいと思います。 よろしくお願いたします。
○議長(黒川広君) 折原勝夫議員。
◆7番(折原勝夫君) 頻繁にそういったお祝いごとが流れるならば最高なんですけれども、何ていいますか、有事の際の備えではありますけれども、そういった活用というものも、実際によそに事例もあると思っておりますので、さらに検討してほしいなというふうに思いますけれども、町長どうですか。
○議長(黒川広君) 副町長。
◎副町長(真瀬栄八君) 防災無線の関係については、総務課長が言ったとおりでございますが、議員おっしゃるように、新しく生まれた、あとは結婚したという形で、町として、町民としてお祝いするという提案の一つだと思いますんで、そこら辺の部分については、ほかの形になるのか、あるいはそういう形でも、ご提案として聞きたいと思います。 ありがとうございました。
○議長(黒川広君) 折原勝夫議員。
◆7番(折原勝夫君) いろいろ質問してまいりました。農業にしろ、あるいは婚活にしろ、これからの野木町において非常に大事な問題だと思います。これからも町の活性化に向けて、いろんな意味で期待を申し上げたいと思います。 以上で終わります。
○議長(黒川広君) ここで暫時休憩をいたします。 会議は午後1時から再開いたします。
△休憩 午前11時50分
△再開 午後1時00分
○議長(黒川広君) 休憩前に復し会議を開きます。
---------------------------------------
△小川信子君
○議長(黒川広君) 引き続き、一般質問を行います。 2番、小川信子議員の質問を許します。 2番、小川信子議員。 〔2番 小川信子君登壇〕
◆2番(小川信子君) 議長の許可をいただきましたので、一般質問をさせていただきます。 午前中の坂口議員の一般質問でも取り上げていましたけれども、広報のぎ11月号の巻頭の「この1年、野木町が重点的に進めている施策についてお知らせします」という特集の中に、町の活性化策として「道路や公園等の公共施設に、花苗の植栽活動をしているボランティア団体と協力し活動することで「協働のまちづくり」を推進するとともに、花と緑に彩られた潤いのある美しい景観を形成することにより、町全体のイメージアップを図ります」とありました。 昨日、国道4号線の野木交差点付近を車で通りましたら、パンジーの苗がきれいに並んで植えられていました。また、9月下旬に自転車で富士見通りと平成通りの交差点を通った際に、コスモス、ミニヒマワリなどの様々な草花が咲き乱れていて、思わず自転車を止めて見入ってしまいました。そのほかにも野木ホフマン館、ボランティア支援センターきらり館、野木駅の東西のロータリーや公園の花壇などは、ボランティアの方たちのおかげで、美しい花を見ることができます。 その反面、富士見通りは街路樹が枯れてしまった植栽桝も少なくなく、近所の方が花を植えているところも一部見られますが、草が茂っている箇所も見られます。中央通りは街路樹を伐採して、草が生えないように土を固めてあるようですが、現在は雑草が生えてしまっている植栽桝も見られ、「花と緑に彩られた潤いのある美しい景観」とは言い難い状況です。 次に、野木町ブランド認定品であるひまわり油についてですが、ホフマン館の販売コーナーに、ほかの野木町ブランドの商品と一緒に陳列されています。今年6月には賞味期限が間近だという理由で、ほぼ半額の500円に値下げして販売していました。ひまわり油はふるさと納税の返礼品として利用されていますし、昨年のDCの際にはスタンプラリーの景品にもなっていましたが、それ以外では目に触れる機会がないように感じます。 また、町のマスコットキャラクターのぎのんをラベルに使用したのぎのやさしい水については、以前はコンビニエンスストアや役場敷地内の自動販売機で販売していたようですが、現在はどこで販売しているのか、その存在すら知らない町民もいるようです。 そこで、町の活性化策について、(1)花と緑いっぱい運動事業について伺います。 ①ボランティア活動について。 ②使用されていない植樹桝の活用について。 (2)町をPRするためのオリジナル商品等の活用について伺います。 ①野木ブランド認定品でもあるひまわり油の販売状況と今後の見通しについて。 ②のぎのやさしい水の販売の現状と今後の見通しについて。 壇上からの質問は以上です。
○議長(黒川広君) 町長。 〔町長 真瀬宏子君登壇〕
◎町長(真瀬宏子君) ただいまの小川信子議員のご質問にお答えいたします。 通告書にのっとり答弁させていただきます。 まず、町の活性化策についてのご質問のうち、花と緑いっぱい運動事業について伺う、のうち、ボランティア活動について伺うのご質問にお答えいたします。 平成21年に始まりました花と緑いっぱい運動も、10年余りの月日を重ねてまいりました。この間、現在まで多くのボランティアの皆様が役場や駅前広場、公園などに季節の花を植える活動に携わってくださっておりまして、野木町にあふれる四季折々の花々は、町民の皆様や、町を訪れる方々の目を楽しませてくれております。 先ほど、議員がおっしゃいました4号国道の野木との分岐点のところの花壇につきましては、前年、国交省のほうから表彰された次第であります。 多くのボランティアの皆様が、このようにたくさんの花壇の植栽に携わっていることは、町の誇りでもあります。ボランティアの皆様に花苗や必要な資材を提供させていただいておりますほかに、その交流や情報交換の場として「花のつどい」などを開催して、花とレンガのまちにふさわしい花を通した触れ合いのまちづくりを進めております。 また、活動内容につきましては、定期的に町のホームページなどでご紹介させていただいております。町も町民との協働により花とレンガのまちとして、この花と緑いっぱい運動を促進し、今後も多くの方々の活動を支援してまいりたいと思っております。 次に、使用されていない植樹桝の活用についてのご質問にお答えいたします。 議員ご指摘の植樹桝につきましては、小山野木線の中央通りであります植樹桝のご質問かと思います。これにつきましては、現状までの経過を少し説明させていただきます。 まず、以前は街路樹が植栽されておりました。しかし、樹木が大きくなり過ぎまして、台風による倒木などもあり危険度が増したため、伐採した経緯がございます。その後は、暫定的に雑草が繁茂しないように固めてある状態が続いておりますが、今後は、令和4年度の国体までには、通行の安全を確保できる範囲で、道路とバランスのとれた樹木の植栽、もしくは季節感のある花などを植栽したいと考えております。 現在、ボランティアで駅前広場の花の植えつけや維持管理の活動を続けていただいている事例もございますので、さらにご協力いただける方がいらっしゃれば、町民との協働事業で緑化活動を活性化させていければとも考えております。 町全体の緑化に関しましては、現在、緑地の保全及び緑化の推進に関する基本計画であります緑の基本計画が、令和4年度に計画期間が満了することから、改正に向けて検討を行っているところでございます。 今後は、緑の基本計画及び緑の基本計画と合わせて策定中の街路樹管理ガイドラインに沿って、町全体で花とレンガのまち、花と緑いっぱい運動を促進させてまいりたいと考えております。 次に、町をPRするためのオリジナル商品等の活用についてのご質問のうち、野木ブランド認定品でもあるひまわり油の販売状況と、今後の見通しについてのご質問にお答えいたします。 野木町では、町内の優れた地域資源や特産品を野木ブランドとして認定しております。ひまわり油につきましては、農事組合法人ファームわかで栽培した町内産のヒマワリを刈り取り、一定期間乾燥させて、専用の搾油機を使用し製造されているもので、平成28年に野木ブランドとして認定したところです。 野木ブランドにはひまわり油のほか、のぎあかりやひまわり娘など、現在17品目が登録されております。ひまわり油の販売状況につきましては、観光協会で販売しているほか、観光イベントやホフマン館、東京スカイツリータウンソラマチにある栃木県アンテナショップなどの観光施設でも販売しております。 年間の販売総数は、平成30年度は353本、令和元年度は321本でした。また、令和2年度からは新たに、矢畑の直売所で販売を開始し、販路拡大を図っているところでございます。 販売以外での利用としましては、町内の小中学校において給食に活用しているほか、ふるさと納税返礼品としても登録されており、今年度も返礼品として提供いたしました。 今後の見通しにつきましては、ひまわり油に含まれるオレイン酸やビタミンEなどの効果をより多くの人に認知してもらえるよう、町内外へ発信し、SNS等を活用してPRや販路拡大に取り組んでまいりたいと思っております。 次に、のぎのやさしい水の販売の現状と今後の見通しについてのご質問にお答えいたします。 のぎのやさしい水は平成27年度に製造販売を開始しました。その当時、町が取扱店を募集したところ、初年度は町内コンビニなど9事業所等からの応募があり、取扱店への販売実績が1,400本ありました。また町内部におきましても、庁舎内部におきましても各関係部署が事業や会議用として購入しております。しかし、取扱店ではのぎのやさしい水の売れ行きがよくないという理由で、年々購入量が減っておりまして、今年度は今のところ、取扱店への販売実績がないのが現状であります。 今後、販売実績を増やすためには、町のオリジナル商品として何らかの工夫を加えて販路の拡大策を考えなければならないとは思っておりますが、のぎのやさしい水は災害に備えて貯蔵するという意味では、のぎのやさしい水を第一番に貯蔵しておりますので、そのようなことを、今は主としてカウントしながら製造数を調整しているところでありますが、何かいい販路の拡大の道はあるかどうか、今後検討していければと思っております。 以上であります。
○議長(黒川広君) 小川信子議員。
◆2番(小川信子君) それでは、再質問させていただきます。 まず、野木町の花と緑いっぱい運動事業に関わっているボランティア団体は幾つあり、何人の方が参加しているか、教えてください。
○議長(黒川広君)
生活環境課長。
◎
生活環境課長(知久佳弘君) お答えさせていただきます。 ボランティア団体数については、先ほど答弁の中にも出ました花のつどいに参加していただいている団体が、現在17団体ございます。ボランティアの方の総数というのは出入りとかもありますので、はっきりした数字というのは私どもでもつかんでないんですが、団体によって五、六名から十数名の参加でもって、大体活動を行っているというふうに伺っております。
○議長(黒川広君) 小川信子議員。
◆2番(小川信子君) 人数が分からないということは仕方ないことなんですけれども、ボランティア団体の方が大勢参加してくださっているのはありがたいことだと思います。その方たちに町内全域をお願いするというのは、無理だと思います。 私の家が駅の西側の富士見通りのほうにあるんですけれども、家に一番近いところの植樹桝も、数年前にポプラが枯れてしまいました。私は花が好きなものですから、近所に植樹桝に花を植えている方がいましたので、その方をまねしまして、球根を植えたり、町が配布しているヒマワリの種をまいたりしていました。 ただ、真ん中にポプラの根が残っていますので、周りにしか花を植えることができなかったため、先月、都市整備課の方に、植樹桝に残っている根を取り除いて花を植えていいのか確認させていただきました。ぜひ、やってくださいと言われましたので、ちょっと根を全部取るのはだめだったんですけれども、種をまくぐらいはできたので、きらり館で配布していたムギナデシコの種をまかせていただき、今、ちょっとだけ芽が出てきた状態です。 都市整備課の方に聞いたときに耳にしたんですけれども、善意で花を植えているのに、植樹桝を私物化していると言われてしまった方もいたそうです。そうなると、なかなか手が出しづらくなってしまうと思います。 ちょっとホームページで見つけましたので、こちら、新潟県の見附市というところのホームページからダウンロードしました。こちらのパネルをご覧ください。お近くの街路樹をきれいな花で飾りませんか、とボランティアを募集しています。対象の土地は市や県道沿いにある、こちらは街路桝と呼んでいるんですが、1桝から申し込みが可能で、対象者は個人、市民活動団体、企業、学校などになります。活動内容は街路桝の緑化、美化、除草、花苗の植栽、水やりなどになり、市の助成は1桝ごとに花苗と資材をセットにして提供、植栽前の土壌改良、最初だけですけれども、活動初年度のみ植栽桝の土壌改良、それから花苗の無償提供を年2回、ボランティア保険の加入というふうになっております。 花の苗を提供して、景観の統一性を保って、植え方等にも一部制限があるようですけれども、このような方法を取れば、ボランティア団体には所属していないけれども、花が好きな周辺の住民の方にも協力してもらえると思いますが、今後、検討してみてはいかがでしょうか。
○議長(黒川広君)
都市整備課長。
◎
都市整備課長(小沼洋司君) ご提案いただいた制度でございますけれども、町長答弁にもございましたように、緑化活動を活性化させていきたいと考えておりますので、現在、協働事業による取組について、まさしく検討しているところでございます。 議員にご紹介いただきました緑化活動に参加いただけるボランティア制度でございますけれども、現在、活動いただいている団体の皆様に対しましては、花の提供等させていただいている形もございますので、全く同じかどうかは別にいたしまして、今後、草花などの植樹桝への植栽や除草、それから落ち葉の清掃などの管理等にご協力いただける植樹桝のサポーター的な制度、それから植樹ますのルールなども含めまして、検討していきたいと考えておるところでございます。
○議長(黒川広君) 小川信子議員。
◆2番(小川信子君) では、検討よろしくお願いします。 また、先ほどご紹介しました見附市の景観緑花係、緑化の化が花なんですけれども、快適空間だよりというのを発行していまして、各活動団体の紹介をしています。ボランティアの方の励みにもなると思いますし、新しくボランティアをするきっかけにもなると思います。野木町ではホームページで案内しているということですけれども、もっと人目に触れるような報告をしていってはいかがかと思います。 次、続きまして、ひまわり油について伺います。 まず、最新のひまわり油の生産数、生産にかかるコスト、販売数、販売数は先ほど町長答弁のほうでいただきましたが、分かりましたら教えていただきたいのですが、お願いします。
○議長(黒川広君) 産業課長。
◎産業課長兼
農業委員会事務局長(潮和巳君) 生産本数といいますか、委託して製造をお願いしているわけですので、イベントやアンテナショップなどの観光施設、ふるさと納税返戻品など、売上げ本数を参考にしながら希望する本数の製造をお願いしているわけでございます。
○議長(黒川広君) 小川信子議員。
◆2番(小川信子君) すみません、具体的な生産数というのは分かりませんか。
○議長(黒川広君) 産業課長。
◎産業課長兼
農業委員会事務局長(潮和巳君) 生産数といいますか、その年によって、天候不順などによりまして、種の具合が悪いとかそういう関係もございますが、およそ毎年500本近くの生産をお願いしているわけでございます。
○議長(黒川広君) 小川信子議員。
◆2番(小川信子君) 分かりました。 ひまわり油を製造販売している自治体は幾つかありますけれども、今回は香川県のまんのう町と兵庫県の佐用町というところに問い合わせしてみました。 こちら資料をいただいたのを大きくしたんですけれども、まんのうひまわりオイルの香川県まんのう町は、今年9月1日時点で人口は1万8,344人、世帯数が7,553世帯と、野木町よりも少し規模が小さい町です。平成27年から本格的にヒマワリでの町おこしを始めて、全てオイル用のヒマワリで、それを観賞用として、皆さん多くの方が訪れるようになったということです。野木町と同じように、7月下旬にひまわりまつりを開催されているそうです。 町中のヒマワリ畑で収穫されたヒマワリの種を集めて、第三セクターのまんのう町ものづくりセンターで搾油、瓶詰を行い、高級オイルとして販売できるようになったそうです。高級オイルということで、180グラムで2,200円、90グラムで1,300円という価格設定になっています。道の駅のほかに5店舗、また近くをJR四国の観光列車が走るため、車内販売もされているということです。 もう一方、南光ひまわり油の兵庫県佐用町は、10月現在の人口が1万6,332人、世帯数6,880と、さらに小さな町になります。今回は佐用町の元
地域おこし協力隊の方から資料をデータで送っていただきまして、Zoomでお話を聞くことができました。 平成2年からヒマワリの栽培を始めて、現在は町が100%出資した佐用町農畜産物処理加工施設の南光ひまわり館で、無農薬の種だけを使い、薬品処理せずに、手作業で丁寧にろ過して製造しているそうです。 販売価格は280グラム1,380円、185グラム1,080円、90グラム540円と、野木産のひまわり油よりも少し安い価格設定になっています。そのほかにひまわり油を使ったひまわりドレッシング、ひまわりの手延べうどんなど様々なものを開発し、販売しているそうです。また、無農薬の種を生かして、種そのものを油メーカーに卸すという事業も開始しているそうです。 ご紹介いたしましたどちらの町も、休耕田や放棄田の解消がヒマワリ栽培の最初の目的の一つのようで、現在は栽培から商品化までを1か所で行っていて、油の搾りかすは栄養豊富で良質な肥料とか飼料になるようで、販売をしたりしているそうです。 まんのう町はひまわりオイルで地域活性化、佐用町は町を元気にする宝物という位置づけで、ヒマワリに関わっています。 伺いたいんですけれども、野木町がひまわり油を生産販売するようになったきっかけ、また目的を教えてください。
○議長(黒川広君) 産業課長。
◎産業課長兼
農業委員会事務局長(潮和巳君) 目的といたしましては、野木町の花がひまわりでございまして、それをどうにか活用してPRできないかというのが理由でございまして、議員が先ほどひまわり油の製造、販売等の例を紹介してくださった他県の市町村につきましても、野木町と同じように何十万本のヒマワリの花を咲かせて、夏のイベントとしまして、祭りや
フェスティバルを開催しているようであります。その後、ヒマワリを刈り取りまして、搾油してひまわり油として製造し、販売しているとのことです。 我が町におきましては、
ひまわりフェスティバル後の花を利用して、ひまわり油を搾油して製造していないことであります。その理由といたしましては、
ひまわりフェスティバル終了後、すぐに露地野菜の苗の作付が行われるため、畑地を現状に戻して引き渡さねばならないことにあります。 また、我が町の
ひまわりフェスティバルは、何種類ものヒマワリの花を咲かせて楽しんでいただくために、8種類のヒマワリの花を咲かせております。種類が多いと製造量や種の混入などにより、搾油に適さない部分もございます。そのため農業法人でありますファームわかにおきまして、ヒマワリの花を栽培していただき、展望台なども設置し、多くの方にヒマワリの花を鑑賞し、楽しんでいただくことにも取り組んでいただきながら、作付からひまわり油の製造にまで、一括して携わっていただいております。農業のプロでもありますので安心して委託しております。 価格等におきましても、他県の市町とおおよそ同じ容量、同じ成分、同価格で設定されています。 以上です。
○議長(黒川広君) 小川信子議員。
◆2番(小川信子君) 先ほどご紹介したところは、ちょっと野木と規模が違うということで了解しました。 では、販売のほうでちょっとお伺いしたいんですけれども、こちら隣、茨城県那珂市のひまわり油でして、野木のひまわり油とラベルは違うんですが、容器も同じ、価格も同じ、那珂ひまわりオイルというものです。こちらの販売をしている那珂商工会の方に、販売方法について伺いました。新しいチラシは製作中ということですので、こちらはホームページからダウンロードできたものをちょっと拡大してA3にしてあります。裏側はこうなっておりまして、これは2014年のチラシだそうなんですが、ここに取扱店一覧がありまして、20店舗載っています。平成29年には消費者向けの販売店が11店舗、そのほかに市の観光協会や商工会の会員の企業に販売していて、今年は大手スーパーや直売所などに販売を呼びかけているということを伺いました。 ひまわり油用の種の収穫量は先ほど回答いただきましたけれども、天候によって大きく左右されやすいので生産量は安定しないということですが、今年、那珂市のほうは収穫量から換算して2,000本生産したそうです。先ほど、すみません、私のほうで用意していたあれが、野木のひまわり油の生産本数はどのように決めているのか教えてくださいという質問をしようと思ったんですけれども、先ほどのが回答になってしまいますかね、ですね。では、分かりました。 今後もひまわり油の生産を続けるのであれば、今は観光協会が販売していますけれども、販路拡大のために商工会での取扱いを検討してはいかがでしょうか。
○議長(黒川広君) 産業課長。
◎産業課長兼
農業委員会事務局長(潮和巳君) 販売方法につきましては、引き続き、観光協会におきまして販路拡大したいと考えています。今年におきましては新型コロナの影響により、様々なイベントが中止になり、販路が塞がれてしまいましたが、町長答弁にもありましたように、今年度から矢畑直売所で販売を開始することができました。そのほか、大型店なども今後、視野に入れ、今後さらに販路拡大を図っていきたいと考えております。
○議長(黒川広君) 小川信子議員。
◆2番(小川信子君) 体によいとされますオレイン酸、ビタミンEを多く含んだひまわり油の特徴を健康タウン野木町の町民にアピールしまして、食卓に取り入れていただき、ますます健康になっていただきたいと思います。 続きまして、のぎのやさしい水について伺います。 こちらも最新の生産数、販売というか、出荷数などを教えてください。
○議長(黒川広君)
上下水道課長。
◎
上下水道課長(岡田辰夫君) 今年度につきましては、製造本数につきましては2,000本でございます。今現在、在庫として残っているのが300弱ですから。1,700少し、今年度は販売しております。 以上です。
○議長(黒川広君) 小川信子議員。
◆2番(小川信子君) 公益社団法人日本水道協会というのがあるようで、そちらのホームページによりますと、ボトルウォーターを作る理由は水道事業体により様々ですが、基本的に水道水がおいしくなったことを知ってもらいたいことと、ボトルウォーターを通じて、水道事業について知識を深めていただくことを目的としたことが多いようです。PRの場合は無料で配布することが多いですが、有料の場合には500ミリリットルのペットボトルで、100円から120円の価格で販売されている。利益が目的ではないので、価格の内容は製造にかかるコストがほとんどですということです。 同ホームページに、全国の水道事業体で作ったボトルウオーターを紹介するページがありました。残念ながら、野木の、このやさしい水は載っていなかったんですけれども、壬生町のおいしい壬生の水と小山市の思の泉が載っていましたので、現状を問い合わせしてみました。 壬生町は安全でおいしい水道水のよさを知ってもらうことが目的で、十分に水道水のPRができたということで、既に製造は中止し、在庫のみの販売になるという回答でした。小山市は、小山のおいしい水のPRが目的で、現在は市の関連施設、思季彩館や絹ふれあいの郷、市役所内の自動販売機で販売しているということです。年間1万本ほど販売していますが、今年はコロナの影響で、半分の5,000本ほどになっているということでした。今後については、ラベルの在庫があるので、四、五年は製造する予定という回答でした。 野木町においては平成27年に製造販売を開始したそうですが、その目的は何で、今後の生産に関してはどのような考えか、教えてください。
○議長(黒川広君)
上下水道課長。
◎
上下水道課長(岡田辰夫君) 野木町のこののぎのやさしい水なんですけれども、やはりこの水に対しまして安全で安心な水道水を再認識していただくとともに、町民の皆様に水道への関心と理解を高めていただく、そして町のPRの商品として生産、そういったものが目的でございます。 また、町長答弁のほうにございましたように、災害発生時におきまして非常用の備蓄水としても利用できるものでございます。ですから、利益の追求ではございませんので、そのような趣旨から、今後も生産をしていく予定でございます。 以上でございます。
○議長(黒川広君) 小川信子議員。
◆2番(小川信子君) 利益の追求はしないで、今後も生産をしていくということでよろしいでしょうか。 もし、今後も生産していくということでしたら、コストを下げるために販売数を増やしたらどうかなとご意見しようと思ったんですけれども、どうもそうじゃないようなので。でも考えたことを申し上げますと、以前、私も町のイベントに参加したときに、のぎのやさしい水を1箱購入というか、仕入れまして販売したことがあります。おかげさまで、1箱24本入りですか、それはあっという間にとは言いませんけれども、その日1日で販売することができました。やはりこののぎのんをもうちょっとPRして、のぎのんを好きな方とか町民の方に買っていただけるように、割が合わないのかもしれませんけれども、町の自動販売機とか施設とかで販売できればと思うんですが、今、自動販売機では全く販売していないんでしょうか。
○議長(黒川広君)
産業建設部長。
◎
産業建設部長(上原善一君) 以前は町敷地内の自動販売機のほうにも置いていただいて、販売をしてございました。それと、町内のいろんな商店とかコンビニのほう、やはりそういう形で置いていただいて販売してございました。ただ、今の段階でいくと、やはりちょっと売れ行きのほうが悪いということ、それは町のほうのPR不足というのもあるのかなと。町民の方にも認知されて、今年度は、コロナの関係で、健康診断のときにこのペットボトルを買っていただいています。ですから、これを今度は町民の方に飲んでいただければ、それもPRになります。それで飲んでいただいた結果、こういうのがあるんだという周知もできると思いますので、今後、販売店のほうにもう一度、町のこういう飲み水を置いていただけないかという、ちょっと交渉はしてみたいなというふうに考えてございます。
○議長(黒川広君) 小川信子議員。
◆2番(小川信子君) たしか、きらり館では自動販売機が撤去されてしまったので、コーヒーとかお茶を販売しているようなので、そこにのぎのやさしい水も加えていただいて、皆さんの目に触れるようにしていただきたいと思います。 花と緑いっぱい運動事業、野木町ブランドでのPRで、野木町がより活性化するように期待いたしまして、ちょっと短いんですけれども一般質問を終わりにします。
○議長(黒川広君) ここで暫時休憩をいたします。 会議は午後1時50分から再開いたします。
△休憩 午後1時39分
△再開 午後1時50分
○議長(黒川広君) 休憩前に復し会議を開きます。
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△眞瀬薫正君
○議長(黒川広君) 引き続き、一般質問を行います。 13番、眞瀬薫正議員の質問を許します。 13番、眞瀬薫正議員。 〔13番 眞瀬薫正君登壇〕
◆13番(眞瀬薫正君) 議長の許可をいただきましたので、一般質問を行わせていただきます。 昨年の今というか、正月、1月は、誰もが現在のような、こういうコロナの時代が来るとは予測をしなかったことと思います。新型コロナウイルスが春には世界中で蔓延し、医療また経済、そして私たちの生活まで大きな影響を及ぼしております。国また県、各自治体においてもいろいろな対策を行っております。まだまだ先が見えないのが現在でございます。 今、第3波ということで、毎日、テレビ等報道を聞きますと、多くの感染者が出ております。もう私が終わるこの時間には、東京が3時になると、毎日、放映されますけれども、本当に記録更新ということで、大変な時代が起きております。 野木町におきましては今のところ落ち着いておりますが、県内ではここ最近の今週においては、特に増加傾向をたどっており、油断のできない状況でございます。野木町におきましても町外の往来者が多いわけですから、今後、本当に気をつけていかなくてはならないことだと思います。 この先、このような状況が続いてまいりますと、このコロナの影響といいますか、私たちが今まで本当に経験したことのない時代が、私はやってくるんではないかと思っております。 世論調査等でも、多くの国民の方の景気は悪化しているという回答が各報道で行われております。リーマンショックのときよりも大きな、また大幅な経済の悪化等も起きてくるように思われます。未知のコロナウイルスや、また最近におきましては、自然災害が、大きなものが各地で起きております。こういう楽観できない時代がやってくるのではないかと、私は心配しております。 また、当町においても同じですが、少子高齢化や人口減少時代が続き、今、当町におきましても、毎年、町民税が少しではありますが、減少しております。さらに今回のコロナによる経済の悪化により、町民税等の減収が見込まれます。これから先、経済の回復はまだまだ不透明であるため、ここ数年が町民、また本当に一丸となって耐え抜かなくてはならない時期であると、私は思っております。 そこで、今回、コロナ時代の行財政について質問いたします。 過去にも何回か財政については質問しておりますが、今回は異常事態というようなことで、再度質問させていただきます。 一般通告書に従いまして、1。行・財政についての中の(1)新型コロナ時代による財政健全化について伺うということで、景気の回復の見込みがない中で財政不足になると思われますので、このコロナ影響による町税の減少見込みについて伺います。 次に、この景気の悪化により税制等の相談等もあると思いますので、納税相談や猶予について伺います。町民税を一時的に納めることが、また事業の継続や生活のため、困難になる方がおるのではないかと思われます。そういうことで、猶予制度が現在どのような状況になっているのかを伺いたいと思います。 ③として、公共施設の長寿命化についてということで、以前にも質問しておりますが、町公共施設等の総合計画の進捗状況について、また財政から見てどう手当していくのか、まさにここが正念場であると私は思っておりますので、計画どおりに実施できるのかについて質問いたします。 ④といたしまして、財政計画は計画どおりに実施できるか。先ほどと関連しますが、またその先の見通しについても伺いたいと思います。経済が安定しないときほど、何をやるかやらないかのめり張りをはっきりつけるべきではないかと、私は思っております。 次に⑤として、各補助金の事業内容の検討についてということでございますが、各事業の継続等においては、全般にわたり大胆な見直しや工夫した予算編成に取り組むべきであると思います。この2年度においても、いろいろ削減したり中止したり、いろいろ取り組んでおります。そういう中で、今後、この影響がかなり大きなものになってくるのかと思っております。 以上、壇上での質問とさせていただきます。
○議長(黒川広君) 町長。 〔町長 真瀬宏子君登壇〕
◎町長(真瀬宏子君) ただいまの眞瀬薫正議員のご質問にお答えいたします。 総括、議員のご心配、財政上、行財政が立ち行くかどうかという大きな課題に向かって、町は大丈夫かどうかというご指摘は、本当にこの時期、我々もしっかりそれに真正面から向かって対応し、検討しなければならないと思っている次第であります。 まず第1番目に、新型コロナ時代による財政健全化について伺う、のご質問にお答えいたします。その中の、コロナの影響による町税の減少見込みについてのご質問にお答えいたします。 本年度におきましては、既に徴収猶予に関する相談や申請が多く寄せられていることから、令和3年度の町民税につきましては、大幅な減少が見込まれるところでございます。今後の感染状況の推移によりましては、経済活動の減速も見込まれますので、さらに予算の補正も想定しなければならないかと考えております。 なお、固定資産税、軽自動車税につきましては、現在のところ感染症拡大による影響はあまりないと考えられますので、コロナの影響による町税の減少はいかがかというご質問に対しましては、今年度の全体的な見通しとしましては、町税収入は見込みよりは減収すると、係担当で鋭意、積算、計算を加えまして、おおよそ6%ぐらいの減収が見込まれるのではないかと、危惧しております。 次に、納税相談の猶予についてのご質問にお答えいたします。 従前より町税の納付が困難な方々には随時納税相談をお受けしておりますが、今般の感染症に起因する納税相談の件数としましては、11月までに53件ございました。なお、新型コロナ対策にかかる町税の徴収猶予の特例制度につきましては、議員もご存じのとおり、納付期限が令和3年2月1日までの税金が対象となっておりますことから、その日以降は、従来の徴収猶予制度に戻って対応していくこととなります。 また、徴収猶予の申請状況につきましては、11月現在までに30件の申請がございまして、猶予額は現在のところ約800万円となっております。例年では、制度条件が厳しいため徴収猶予の申請はなかったわけでありましたが、この特例制度の条件緩和により、このような結果となっております。 次に、公共施設等の長寿命化についての町公共施設等の総合計画の進捗状況について、また計画どおりに実施できるか、についてのご質問にお答えいたします。 町では、平成22年度から小学校校舎、役場本館庁舎等の耐震工事を行い、長寿命化を行ってまいりました。平成28年度には野木町公共施設等総合管理計画を策定いたしました。この計画に沿って、平成29年度から令和28年度までの30年間の、公共施設等の管理運営方針を定めました。これによって施設の長寿命化が図られ、計画的、効果的な維持管理を行っているところでございます。 最近では、町公民館望楼解体等工事や町体育センター屋上防水改修工事などを行ったところでございます。ほかに、学校施設につきまして、耐震工事の実施の後、老朽化の著しい校舎につきましては、南赤塚小学校、友沼小学校と計画的に大規模改修工事を行ってまいりました。今年度は佐川野小学校、新橋小学校、野木中学校の校舎
トイレ改修工事、野木第二中学校につきましては、校舎
トイレ改修工事と校舎エレベータ棟の増設工事等を実施しております。 今後は老朽化の著しい佐川野小学校、新橋小学校の広範囲な校舎改修工事を順次予定しております。引き続き、公共施設等総合管理計画に基づき、施設の状態を見定めた上、限られた財源の中ではありますが、優先順位を定めて施設の長寿命化に努めていきたいと考えております。 次に、財政計画は計画どおりに実施できるのか、また、見直しはあるのか、のご質問にお答えいたします。 第3期野木町財政計画につきましては、計画期間が令和2年度から令和7年度までの6年間の計画として、令和元年度中に策定し、本年4月10日の議会全員協議会においてご報告させていただきました。この第3期計画におきましては、まだ
新型コロナウイルス感染症が町の財政に及ぼす影響については含まれておりません。本計画の初年度である令和2年度当初予算におきましては、まだ
新型コロナウイルス感染症対応策の影響が含まれておりませんので、当初予算額78億5,800万円でございましたが、既に6回もの補正予算を編成し、12月補正予算時の一般会計の予算総額は、108億6,255万円まで増額となっております。 したがいまして、
新型コロナウイルス感染症対策事業等により、既に当初の予算額を約30億円以上上回っている状況となっております。 議員ご質問の財政計画の見直しにつきましては、
新型コロナウイルス感染症拡大の見通しが定まらない状況では、現在の計画に緊急的対応策を講じていきたいと考えております。 しかし、現在の状況が来年も続くようであれば、長期的見地に立った抜本的な見直しが必要と考えますので、検討してまいりたいと思っております。 次に、各補助金の事業内容の検討について、のご質問にお答えいたします。 本町の各補助金には、団体に対する運営補助、事業補助、企業誘致の奨励金、
ひまわりフェスティバル等のイベントの実行委員会に対する補助等がございます。本年度につきましては
新型コロナウイルス感染症の影響により、一部のイベントで中止や規模縮小がされまして、少しイベントの縮小、事業の縮減がございました。今後は、この各補助金につきまして精査を加え、費用対効果を検証しながら、長期的に見て、議員もおっしゃるとおり、めり張りのついたスクラップとビルドを検討しながら、適正な補助額、補助金の出し方というものを精査しなければならないと思っております。 以上でございます。
○議長(黒川広君) 眞瀬薫正君。
◆13番(眞瀬薫正君) ただいま町長の答弁によりまして、ある程度理解できましたが、確認と、再度質問をさせていただきます。 先ほど、財政の関係で6%ぐらいの減収という答弁をいただきましたが、6%といいますと、30年度、今年の決算ですが、均等割抜いて、町民税の所得割が12憶7,655万円、法人税割で3億2,255万円ということで、トータルで均等割抜く税収といいますか、16億ぐらいだと思うんですが、これの6%となると、約1億だと思うんです。この1億が減収になることを、私は本当に危惧しているんです。というのは、コロナが今回起きなくても、この令和2年度において、町においてはかなりのいろんな事業を見直しして、削減を実施していると思うんですが、そこへ来て、皆さんもご承知のとおり、年度によって若干違いますが、ここのところ、町民税が約4,000万前後ぐらいずつ減収になっています。それプラスすると1億4,000万、これ単純にあくまでも計算ですけれども、そういう時代が起きてくると思います。 そこで、私はこの財政について特に心配するのは、現在、町のほうでは6%という見方をしているようですが、たまたま商工会のほうで商工会報60周年ということで、各県内の会議所は別ですが、各市町の商工会のアンケートがございました、このコロナの関係です。これで、野木町は商工会会員数の3割弱ですが、野木町の割り当ては100事業所の調査がございました。その結果を、私もここに、この中に一緒になって私のところも入るものですから、その結果が先月の11月25日にまとまったということなんで、頂いてまいりました。 それで、たまたま100社ですが、結果的には101社の回答がいただけたそうで、影響ありが82社、影響なしが18社。それで、国の、要するに持続化給付金といいますか、50%以上超えたところが17社です。20から50%といったところが40社、これは100社のうちですから、大体これの3倍以上がこの数字に当てはまってくるかなと、一概には言えないですけれども、たまたまアンケートの結果ですから、そんなようになっております。ということは、相当の事業所に影響が出ているのかと思っております。 またそのほかに、前からちょっとお願いしておった、私がお願いしたばっかりじゃなくて、商工会のほうでもやってくれたんですが、町内の飲食業者向けのこのコロナについての調査も行っていただきました。変わらないというのが17%、減少しているというのが83%、この中で50%以上の売り上げ減少というのは20%です。大体が10%以下というのはほとんどないんですが、11から19%が30%、20から29%が20%、30から39%が20%、40から49%が10%ということで、大方の70%以上がかなり減少が影響しているというような状況でございます。 たまたま変わらないというのが2社あったということはすばらしいなと、私は思っております。 そのほかに町民の皆様の声を聞いていると、農業関係者等においても、持続化給付金いただいたとか、そういう話も聞いておりますし、また、まだ時期がちょっと、冬のボーナスの話は聞こえないんですが、夏のときにはかなり、もう30%ボーナスカットとか、いろんな話を町民の間から聞いております。 私なりにそういうものを総合して勘案すると、影響が1割以上出てくるのかなというような予測をしておりますが、たまたま今年度の申告は、たまたまこの持続化給付金等いただけば、これが所得に加わりますので、たまたま影響が若干抑えられるのかなとは思っております。だけど、何とか今年は病気と同じように、延命治療しただけで、このような状況が続くと、来年度、私が一番心配しているのは、令和3年度より令和4年度の予算組みをどうするのかなというのを一番危惧しているんですけれども、そういうことを考えていくと、今の町で見ている6%で本当に収まっていくのかどうかというのが、これあくまでも申告が終わらないと分からないわけです。 そこで、また、今年も企業の予定納税の返還額がありましたよね。これも野木町の企業が前年同様の決算期を迎えれば、戻しはないと思うんですが、この辺もどう出てくるんかなという感じもしていますんで、まだ分からない話ですけれども、その辺はもう少し慎重に町は取り組んでいただかないと、これでいくと1億減ということは、来年度の予算が76、7億ぐらいの当初予算になるのかどうか分からないですけれども、現在、予算組みをやっているわけですから、ある程度の目標を置いてやっていると思うんで、その辺はどの程度に見ているのか、再度お願いしたいと思います。
○議長(黒川広君) 副町長。
◎副町長(真瀬栄八君) 先ほど町長のほうから6%の減ということで、町民税全体でございまして、個人町民税の関係については10%の減を見ております。先ほど、議員おっしゃられましたように、法人町民税、これについては26%の減という形で見ております。 固定資産税に関しては、影響するところについては償却資産というところで、固定資産税全体としては2.6%減、軽自動車税については、これは台数課税でございますので若干増えますが、額的には2.9で、全体としては約170万ですので、こちらはプラスと。 それとあと、町たばこ税については、全体で2.5%ぐらい減るだろうという形で、今のところ見積もっております。これはあくまでも12月現在、今、見ているところでございまして、先ほど議員もご指摘のとおり、これからコロナ感染の影響がどのくらい出るかという部分で、法人町民税関係については決算期がばらばらでございますので、かなりこれが影響する可能性も含まれているという形でございます。 今現在ですと、町としてはトータルで6%という形で、今のところ見ているところでございます。額的には、2年度の当初予算に比べまして、約2憶1,000万程度の減収という形で見てございます。 以上でございます。
○議長(黒川広君) 眞瀬薫正君。
◆13番(眞瀬薫正君) あくまでもこれ、決算というか、申告とか迎えてみないと分からないわけですけれども、ただ、先ほど町長の答弁の中で、予算の補正もという話が出ましたが、やっぱり、あんまり補正が、増額の補正というとうれしい、税収が増えての補正だったらよろしいわけですが、減額で厳しいということは各事業から影響が出てくると思うので、その辺も含めてお願いしたいと思います。 先ほど答弁いただいた中で、税収のほうはある程度理解できましたが、そういう中でいくと、私は今、一通り申し上げたけれども、2億先の減収となれば、先ほど午前中の坂口議員の質問の中でも、依存財源のほうが増えるということですけれども、これも一度に借金を増やしたらいいかということも一つの、いずれ返さなくてはならないわけですけれども、現在、納税相談が53件という、先ほど答弁でありました。また、猶予申請が30件の800万ということがありましたが、これはほとんど個人の方なんですか。ちょっと税務課長、分かりましたら。
○議長(黒川広君) 税務課長。
◎税務課長(島田雅章君) 納税猶予の申請なんですけれども、個人の方が2名おりまして、残りは、あと法人という形になっております。 以上です。
○議長(黒川広君) 眞瀬薫正君。
◆13番(眞瀬薫正君) 個人が2名で、法人がということは、どちらかというと法人のほうが税額が多いのかなと思うんですが、それは零細企業なのか、どの程度の規模のクラスが多いというか。
○議長(黒川広君) 税務課長。
◎税務課長(島田雅章君) 大手企業ではなく、零細企業という形になっております。それで、猶予を受けているものが、個人の町民税の給与特別徴収分と法人町民税の猶予を受けているのが2件ございます。金額的には法人町民税で21万6,000円と、固定資産税では6件ございまして、519万7,000円という形で猶予の申請がございました。 以上でございます。
○議長(黒川広君) 眞瀬薫正君。
◆13番(眞瀬薫正君) この猶予制度、先ほど答弁で、2月までということですけれども、これは国のほうの絡みがあると思うんですが、その後はどんな様子か、ちょっとまだ分からないわけですか。
○議長(黒川広君) 税務課長。
◎税務課長(島田雅章君) あくまでも猶予の特例制度につきましては、令和3年2月1日までの納付期限が到来する税を対象としているということで、国等からのこちらのほうが延期になるとか、そういった情報がありませんので、今のところ2月1日までで、その後は従来の猶予制度で猶予を行っていくという形になるかと思います。 以上です。
○議長(黒川広君) 眞瀬薫正君。
◆13番(眞瀬薫正君) あと、まだ正式に、多分、町のほうへ通達は来ていないかと思うんですが、国のほうでは固定資産税の据置き等についても、私、この前、新聞でちょっと記事見たんですが、検討されているようなものとなってくると、こういうことが起きると、また税収減の可能性が、毎年幾らかずつ固定資産税、3年に一度の見直しだけれども、そういうことになってくると、この辺はまだ正式ではない、通達が来ているかどうか分からないんですけれども、今現在のところ、どんな状況ですか。
○議長(黒川広君) 副町長。
◎副町長(真瀬栄八君) 税の徴収猶予関係と同時に、令和2年度分については猶予しましょうという制度で、こちら、今回、800万で、そのとき同時に、令和3年度分については、納付が困難な場合は減免するという。その減免分については、国のほうで地方自治体のほうに補填するというような話が出ていましたが、ここのところ、そういう正式文書も来てございませんで、どうなるか、ちょっと今のところは分からないというところでございます。 それが今度の、今の猶予制度を続けるのかどうかというところ、そういうところについては、まだはっきりした情報は入ってございません。 以上です。
○議長(黒川広君) 眞瀬薫正君。
◆13番(眞瀬薫正君) まだ国のほうとの絡みもございますんで、その辺は了解いたしました。 それでは、次に、公共施設等の維持管理といいますか、計画が今回できて進めているわけですが、たまたまこう計画できたときには、こういう状況になるということは予測しないで計画していたと思うんですが、こういうことになってくると、私は計画どおりに実施するのはもうほとんどのものが計画してやっていくと、ゼロ予算というものは少ないと思うんで、予算が伴っていくと思いますが、今後こういう世の中の状況が続くとなると、やはり大幅な見直し等も考えなくちゃならないかと思うんですが、まだこの先が見えないわけですから、これは何とも言えないことだと思うんですけれども、その辺のところは、状況においてはやっぱり検討するということでよろしいのでしょうか。
○議長(黒川広君) 政策課長。
◎政策課長(館野宏久君) 今後の景気につきましては、先ほど税収入減が見込まれる中でということになってきまして、実際に、やっぱり人件費、扶助費、事務的経費についてはどんどん右肩上がり、どんどん上がっていきますよという傾向もございますし、また老朽化した公共施設の修繕、改修費関係も見込まれている状況でございます。 実際に新しい生活様式に対応した対策とか、経済活動の両立、いろいろやっぱり経費については課題が山積しているのかなと思っております。 このような中で、予算編成に当たりましては、全ての事業、例外なくゼロベースで見直す必要があるのかなと考えているところではございます。
○議長(黒川広君) 眞瀬薫正君。
◆13番(眞瀬薫正君) 本当に先の見えない話でちょっとあれですが、そこで最近、ここ数年見ていると、特に建物はある程度、雨漏りとか何かしなければ、それなりに対応できると思うんですが、道路の、私が気がつく、特に今年は7月中長雨だったせいか、あちこちで陥没しているようなところが随分見受けられるようになってきましたし、たまたまそういうところではまって車の修理とかというようなことも、ここのところ数多く出てきておりますが、やはり幾らお金がなくてもやらなくちゃならないことはあるかと思うんで、たまたま今回も道路の修繕費で400万ほど補正されていますが、やはり当初予算では間に合わなくなるほど、そういう現況が起きているということは、確かに誰が見ても、バブルの時代にほとんど舗装なんかやったところですから、年数的にはそういう時期に来ているんではないかと思っております。 ほとんど全町的に見て、いろんなところ、私も通りますけれども、大体ひび割れているのがほとんどというか、大多数だと思うんです。ということは、ここ数年の間にそういう補修というか、舗装を近いうちなんかをやらなくちゃならないと思います。 そういうことで、そういうものは率先した予算枠組み、先ほどの答弁でもありましたけれども、義務的経費といいますか、扶助費等を含めたものはどんどん、年々増えていくだけで、一般町税は減が見込まれると。 その辺を踏まえた中のこれからの予算組みというか、計画もしっかりと立てていかないと、やはりこの町は小さくても、本当に皆さんで守っていくのによろしい町なんですけれども、ただ何するにしても、議員の皆さんでも大変申し訳ないですけれども、やはり一般的に皆さんからいろんなもので、これ何でも必要なんです、余裕があれば。何やっていただきたいとかで、町民の方もいろいろ要望しています。 ただ、私はこの時期は、今そういうことを言っていられる時期ではなくなってきたかなというような感じをしております。本当に緊急性のあるものを重点的に行って、やはり我慢できるものはある程度我慢していただくという、先ほど小川議員の中でもありましたけれども、ボランティアといっても、やはり町民全員がそういう意識を持った上で取り組まないと、この時期は難しいんかなと私思っています。 全国どこへ行っても状況は同じだと思います。だから私はどこの自治体が町民と行政、また議会も一体となってどのように取り組んだかという成果が、今後、数年後に出てくる、自治体間の差が出てくるのかなというように感じておりますが、これは私がちょっと生意気なようなことを言っておるかもしれないですけれども、そんな感じしております。 そういう中で、緊急性のあるものと、割合に待っていただけるものは、やっぱり仕分けしていかないと、もうきれいごとだけでは私はいかないんかなという、これはそんなこと言うと本当に町民の皆さんもがっかりしてしまうかと思うんですが、やはりこの町は本当にすばらしい町ですから、何とか皆さんとともに維持していかなくてはならないと思います。 そこで、若干、ちょっと緊急性という話の中で、この道路とはまた別ですが、今回、要するに消防車の、総務課長に聞きたいんですが、消防車の買い替え時期にもう来ていると思います。そういう中で、こういうものはやはり優先順位というか、上げて先に、いつどういう災害が起こるか分かりませんので、やらなくちゃならないと思うんですが、たまたま私聞いたところによりますと、私らは普通免許取って中型まで乗れるようになったんですが、今の人たちは普通免許だと、今の現在の消防車は何か無理だというような話、ちょっと聞いたことがあるんで、今後、やはり消防団員確保するのに大変な時代を迎えております。 そういう中で、やはり免許を取り直してというか、補助するとか、たまたま2年ぐらい前から栃木市では、そういう補助制度を設けて実施していると。普通車で乗れる消防車両を買うのには、今のポンプより小ぢんまりとするんですが、何か値段がかなり高くなるそうです。多分、今のやつが一千二、三百万だと思うんですが、それ以上になるようで、やはり小さくなるから性能そのものは落ちるというようなことを聞いたこともあるんですが、そういうことを踏まえて、今後の計画の中にやはり、多分もう20年からたつ車両が何台かあると思うんで、もう更新時期に来ているのかなと思います。これもやはりいざとしたときに使えなくては困るんで、そういうことも踏まえた上で、その辺ちょっと何か総務課長のほうで分かりましたら、お願いしたいと思います。
○議長(黒川広君) 総務課長。
◎総務課長(遠藤正博君) 議員おっしゃるように、消防団のポンプ車につきましては、経年劣化や走行距離等を勘案しまして、おおむね20年を目安に更新してまいりましたが、もう既に何分団かのポンプ車が20年を経過しておりまして、予算が確保できれば順番に更新していきたいというふうに考えておりますが、ご指摘のとおり平成29年3月に改正された道路交通法によりまして、普通自動車免許を取得された方の運転可能な車両総重量が3.5トンに引き下げられました。現在の消防団のポンプ車は車両総重量が4トン強ございますので、平成29年3月以降に免許を取得された団員につきましては、ポンプ車を運転することができなくなります。 そういったことを勘案しまして、今後、町としましては、先ほど議員がおっしゃったように、普通自動車での免許で運転ができる小型のポンプ車が出ております。若干、ご承知おきのとおり値段的には少し高いんですが、そういったものを購入することを検討しながら、またその普通免許を取った方が4トン、5トンまで運転できる準中型免許というものがございます。そちらの免許を取得するための補助制度も他市町村でやっているところもございますので、それを併せまして検討してまいりたいと思っております。 以上でございます。
○議長(黒川広君) 眞瀬薫正君。
◆13番(眞瀬薫正君) どういう方法がいいかは、団員の方ともまた相談していただくということだと思うんですが、そういうことで、やはり町民の安全のまちづくりするためには重要だと思いますんで、よく検討していただきたいと思います。 それから、次に細かいこと、いろいろあるんですが、先ほど小川議員の質問の中にも街路樹の桝等もいろいろございました。今年度も財政が大変なというか、厳しいということで例年からすると道路の維持管理費だけで約1,000万ぐらい減額になっていると思います。昨年度も補正で取って工業団地の街路樹の剪定も行いました。 今年度は聞きますと、野木地区のところ切るのだということで、私も町民の方から何人かからも言われているんですが、今回、特に東駅前道路、低木の剪定もされていませんし、夏はハルジオンとかが、あれはカンツバキかな、今花咲いている、あれより倍ぐらいまで伸びたり何だりしていて、やはりこのメイン通りではという話を何人かからされております。 私も見て、何本かはちょっとこう抜いたことがあったんですが、幾ら厳しくなってきても、やはりそういうものも本当に。ただ、町民の方もそれはみんな分かっていないと思います、財政の関係でやれないということは。何で今年はやらないんだろうということですので、やはりもう大変だということは、もう町民と一体となって取り組まなくては、私はならないと思います。 極端な話が、いろいろ野木町見ると、ボランティアの方も多数いろいろおりますし、先ほども私もちょっと申しましたけれども、やはり一町民一運動じゃなくも、そういうことは皆さんでちょっとやってもらえれば、対応できるところもあると思います。私も今年で何十年と70年からこの町で生きてきて、昔はみんなでやったものですよね。今は何でも行政でやるというような感覚になっていますが、ある面は、これから昔へ戻るじゃなくも、やっぱりそういうことも全体的な発想でもって取り組まないと、この財政が厳しくなった時期を乗り越えるのには大変なのかなと思っております。 私らの子供を育てるころは、たまたま子供たちが多かったせいもあって、各育成会がこぞって、競争のように公園の清掃等を申し出て、育成会の運営資金を充てるために、本当に今の費用からすると何分の1という、発注金額からする中でやったと思うんですが、これからは、来年すぐというものでは間に合わないかもしれませんが、自治会長さんとか区長さんとかと協議して、やっぱり自分たちの地域ではみんなで少しでもやろうと、そういう意識を盛り上げる運動も取り組んでいただくように図らせてみてもらったらどうかなと、私は思っております。 来年、再来年ですか、要するに国体の会場ということで、先ほども答弁でございましたけれども、やはりもう行政の力だけでは大変なんだということを町民の皆さんに、あんまり不安をあおるのも問題かと思うんですが、この町を皆さんとともに存続させるためには、やはりそういう意識をこれから持っていかないと、一部の人だけのボランティアだけに頼っていたんでは、もう先が心配かなと私は思っております。 極端な話をゼロとは言わないですけれども、お茶と軍手1つぐらいサービスで出してやれば、結構協力してくれる方はかなりいるんかなと思うんです。そういうことで、今後のこの町は本当に全町民が一丸となって取り組める施策を考えていただけたらと思います。そういうことを提案して、私の質問とさせていただきます。
○議長(黒川広君) ここで暫時休憩をいたします。 会議は午後2時50分から再開いたします。
△休憩 午後2時37分
△再開 午後2時50分
○議長(黒川広君) 休憩前に復し会議を開きます。
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△梅澤秀哉君
○議長(黒川広君) 引き続き、一般質問を行います。 1番、梅澤秀哉議員の質問を許します。 1番、梅澤秀哉議員。 〔1番 梅澤秀哉君登壇〕
◆1番(梅澤秀哉君) それでは、議長の許可をいただきましたので、町長が掲げる3重点施策について質問いたします。 今年8月24日から真瀬町長の4期目がスタートしました。真瀬町長は下野新聞の取材で立候補の意向を表明した際、町の安全・安心、
少子高齢化対策、活性化の3つの重点施策を継続するとした上で、1期目から掲げている町民との協働のまちづくりがもう少しのところまで来た、しっかり根づくようにしたいというのが第1の願いと、話しています。 ところで、PDCAサイクルという言葉は、皆さんご承知のことと思います。昨年度から今年度まで実行してきたこと、DOが、計画に沿って実施されているかを点検・評価、チェックし、町民の要望・意見や点検・評価の結果に基づいて、計画の見直し、改善、アクションを行い、来年度の事業計画プランの策定に反映することが重要です。 当然のことながら、執行部においても、来年度の事業計画を策定するに当たり、PDCAサイクルを実施していることと思います。そこで、町長が掲げている3重点施策について、PDCAサイクルを実施した結果について伺います。 (1)安全・安心のまちづくりのうち、以下の事業について、昨年度から今年度まで実施しての評価と、認識している課題について伺います。 ①全町避難訓練事業。 ②浸水対策事業。 ③自主防災事業。 ④デマンドタクシー事業。 ⑤安全・安心見守り
ネットワーク事業。 ⑥空き家対策事業。 (2)番、先に挙げた事業が抱えている課題解決に向けた来年度の具体的な取組について伺います。 (3)高齢化対策について伺います。 ①昨年度実施した介護予防・日常生活圏域ニーズ調査及び在宅介護実態調査の結果から見た、野木町の高齢者が抱える問題について。 ②問題解決に向けた来年度以降の重点施策について。 以上、壇上からの総括質問として、これより先は一般質問者席で個別質問いたします。
○議長(黒川広君) 町長。 〔町長 真瀬宏子君登壇〕
◎町長(真瀬宏子君) ただいまの梅澤秀哉議員のご質問にお答えいたします。 まず、町長が掲げる3重点施策についてのご質問のうち、安全・安心のまちづくりの中で、以下の事業について昨年度から今年度まで実施しての評価と、認識している課題について伺う、のご質問のうち、まず、①として全町避難訓練事業のご質問にお答えいたします。 第2回となります全町避難訓練は、令和元年10月6日に実施いたしました。1,831世帯3,349人の町民の方々にご参加いただきました。また、令和元年10月12日から13日にかけて野木町に接近しました令和元年東日本台風の際には、全町避難訓練を実施していたことにより、避難勧告、避難指示等を的確に発令することができ、町民の方々のご協力もいただき、速やかに安全に避難できたとの認識をしており、大変意義ある訓練であったと考えております。 第2回全町避難訓練の際には、ご参加いただいた方を対象にアンケート調査を行いましたが、主な意見としましては、様々な状況を想定し、避難訓練を定期的に実施してほしい、防災意識を高めることができた、配布物、防災士の講話など、いろいろな情報を知ることができた等のご意見をいただいたところでございます。 したがいまして、全町避難訓練は大変意義があったと考えておりますので、今後も2年に一度ではありますが、継続してまいりたいと思っております。 次に、浸水対策事業のご質問にお答えいたします。 町の浸水対策につきましては、まず
逆川排水機場の
耐震補強工事を行っており、排水機場の機能保全に努めているところでございます。現在、
日本下水道事業団が
工事請負業者を決めている最中で、来年から
耐震補強工事に入る予定でございます。また思川の水防策としまして、思川右岸の堤防拡幅を、本年度は松原大橋上流域について完了したところです。また水防拠点事業も行っておりまして、これにつきましては国交省とタイアップして現在進めているところでございます。思川左岸につきましては、松原大橋から上流の築堤を実施される予定であり、その下流につきましても調査していただくよう、現在、要望しているところでございます。さらに有効な水防策としまして、田んぼダムを設置しており、みどりの里川西地区に現在まで100か所ほど設置されております。 次に、自主防災事業のご質問にお答えいたします。 自主防災組織につきましては、行政区を基本として、町民の皆様が自主的にその地域の防災対策を実行していただく組織であると考えております。災害が発生した場合には、被害を最小限に抑えるため、各地域において役割を分担しながら、力を合わせて活動していただけるものと思っております。令和2年4月1日現在の自主防災組織の状況でございますが、新しく若林区自主防災協議会が設立され、昨年度の6組織から7組織となりました。 今後も、この拡大につきましては、協議会の設立に向けて町もサポートしてまいりたいと思っております。 次に、デマンドタクシー事業のご質問にお答えいたします。
新型コロナウイルス感染症の影響により、前年度より利用者が減少しております。コロナ禍でのマスクの着用や、車内換気、消毒の徹底を行っておりますので、皆様には安心してご乗車いただければと思っております。デマンドタクシーのご利用につきましては、
コロナウイルス感染症の対応策も行っておりますが、ご利用の数としては、減少していることはちょっと否めない現実であります。このことにつきましては、いろいろ工夫しなければならないと思っておりますが、なかなか安全・安心という面では利用度が伸びないのが現実であります。 次に、安全・安心見守り
ネットワーク事業のご質問にお答えいたします。 安全・安心見守り
ネットワーク事業は、平成22年度から、高齢者や障害を持った方など、支援を必要とする方を地域全体で見守る事業として開始いたしました。この事業を実施するに当たりましては、地域住民のつながりを強化する必要がありまして、災害時の安否確認や支援などにも重要性を増してくると思っております。事業の課題としましては、今後ますます少子高齢化が進展することが予想されますので、単身高齢者や高齢者のみの世帯の増加が見込まれることとともに、核家族化が進む中で、要支援者の登録が手上げ方式となっているため、本来、支援が必要な方が登録されていないというケースや、見守り協力員の不足等が課題であると考えております。今後は、地域や民生委員の方々と連携を深めながら、安全・安心ネットワークの機能が向上するよう、町も支援してまいりたいと考えております。 次に、空き家対策事業のご質問にお答えいたします。 空き家対策事業につきましては、新たにリフォーム補助金の支給を始めております。また協定を結んでおります栃木県宅地建物取引業協会県南支部による不動産無料相談会も開始しました。さらに、空き家に対する苦情相談にも迅速に対応させていただいております。 次に、前述の今まで申し上げました事業が抱えている課題解決に向けた来年度の具体的な取組について伺う、のご質問にお答えいたします。 全町避難訓練事業につきましては、来年度実施を予定しております。実施内容等につきましては、第2回全町避難訓練でのアンケート結果を踏まえ、全町避難訓練実行委員会で協議をし、改善できるところは改善し、実施したいと考えております。 浸水対策事業につきましては、特に田んぼダム事業を推進してまいりたいと思っております。これにつきましては、多面的支払交付金を活用して設置していただけるように周知啓発してまいりたいと考えております。 次に、自主防災事業につきましては、設立された7組織におきまして運営に要する経費や資機材の整備費の補助等を継続しながら、町としても今後も支援してまいります。また設立されていない5地区に対しましては、今後も地域と連携を図りながら、早期に立ち上げていただけるよう努力してまいりたいと思っております。 デマンドタクシー事業については、今後運行時間、運行エリアの拡大等、町民の利便性が向上するよう、小山市、古河市及びタクシー事業者の皆様と、引き続き協議して改善に努めてまいりたいと思っております。 安全・安心見守り
ネットワーク事業につきましては、要支援者の方たちに少しでも安全・安心な暮らしを提供できますよう、さらに充実させてまいりたいと思っております。 空き家対策事業につきましては、少しでも管理の行き届かない物件が少なくなるよう努力してまいります。また利活用の推進につきましては、来年度予定しております空き家等実態調査を行い、現状把握の上、空き店舗等の利活用にもつながるようにと考えております。 以上、議員ご指摘の安全・安心の
まちづくり事業につきましては、いずれも町の3重点施策に合致するものですので、今後も重点的に取り組んでまいりたいと思っております。 次に、高齢化対策について伺う、のご質問のうち、昨年度実施した介護予防・日常生活圏域ニーズ調査及び在宅介護実態調査の結果から見た野木町の高齢者が抱える問題について、のご質問にお答えいたします。 町は、高齢者福祉計画・第8期介護保険事業計画を作成するため、昨年、介護予防・日常生活圏域ニーズ調査及び在宅介護実態調査を実施いたしました。調査結果から見えてきた課題につきましては、町内での独居老人世帯の問題、高齢者の移動手段の問題、高齢者の介護予防・フレイル予防の問題、認知症高齢者に対する支援と、その介護者の支援が課題だと見えてまいりました。 次に、問題解決に向けた来年度以降の重点施策について、のご質問にお答えいたします。 町では現在、地域住民が自主的に健康の保全を考えていただくために、来年度はぜひ、各地区にフレイル予防として、専門職も加えた講座等を展開してまいりたいと思っております。また、認知症高齢者の支援とともに、その介護に当たっている方々へも支援を重点的に考えてまいりたいと思っております。来年以降も高齢者が地域で元気にお過ごしできますよう、以上のことを重点的に進めてまいり、地域の高齢者が元気でいつまでも地域でお暮らしできますように、行政としても支援してまいりたいと思っております。 以上です。
○議長(黒川広君) 梅澤秀哉議員。
◆1番(梅澤秀哉君) 今、町長の総括答弁をいただきましたけれども、町長が掲げています3重点施策の中で、先ほど小川議員のほうが活性化についていろいろご質問されましたので、私のほうからは、安全・安心のまちづくりと高齢化対策を中心に、幾つかの提案を交えながら質問したいと思います。 まず、全町避難訓練事業と自主防災事業に関連して質問させていただきます。 まず、町では、自主防災組織に一人は防災士の資格を取得するように支援しているという形があると思いますが、現在、町で把握しています防災士は何人いますでしょうか。
○議長(黒川広君) 総務課長。
◎総務課長(遠藤正博君) 現在、町で把握しております防災士は26名になります。 以上でございます。
○議長(黒川広君) 梅澤秀哉議員。
◆1番(梅澤秀哉君) この26名は、町から費用支援して防災士の資格取られた方、それ以外の方もいらっしゃるということですか。
○議長(黒川広君) 総務課長。
◎総務課長(遠藤正博君) 防災士の登録につきましては、町のほうで議員がおっしゃるとおり補助しながら防災士の資格を取っていただくものと、平成31年1月に広報のぎにおきまして募集をいたしました。そのときに6名の町民の方からご連絡をいただきまして、町の防災士として登録をいただいているところでございます。 以上でございます。
○議長(黒川広君) 梅澤秀哉議員。
◆1番(梅澤秀哉君) 過去に、平成31年ですか、のぎ広報で募集して6名の方が登録されているということで承知いたしました。 先日、野木区の自主防災組織の主催の講習会に私、参加しまして、静岡県が作成した避難所運営ゲームHUGハグ、避難所運営ゲームの略なんですが、そういったゲーム形式のものを体験したんですけれども、これについて町のほうではご存じでしょうか。
○議長(黒川広君) 総務課長。
◎総務課長(遠藤正博君) はい。野木区のほうで実施したということは伺っております。
○議長(黒川広君) 梅澤秀哉議員。
◆1番(梅澤秀哉君) このゲームの内容、どんなようなものだったかというのはご存じですか。
○議長(黒川広君)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(寺内由一君) こちらにつきましては、避難所を想定いたしまして、あと、いろいろな条件というものを当てはめまして、いろいろなこういう方が避難所に来ると、それに対してどういった形で対応していくかというような形でございます。町の職員もこちらについては研修等でやりましたので、職員はこれはほとんど分かっていると思います。 町の方としては理解しているということでございます。
○議長(黒川広君) 梅澤秀哉議員。
◆1番(梅澤秀哉君) そうですね。今、
総合政策部長の答弁を聞いて、町でも研修として行ったということを聞いて、これは非常に安心した、ある面安心したところでございます。 概略を申しますと、避難所のほうにいろいろな方が来るよと。いろいろな条件で避難されて来る方がいます。そういうのがカードに、世帯主、こういうような、例えば車椅子の方ですとか、例えばペット連れの方だとか、そういったような方が避難してきた、では、その避難してきた方をどういうふうに避難所に来て対応していったらいいのか。それを素早くやっていかなければいけない。それをゲームを通してやっていった。その後に、例えば、こういうようなことを決めておけばよかったな、こんなことも決めておく必要があるんだなというのが実感できました。 これ、非常に有効なゲームだったと思いますので、こういった部分も、各自主防災のほうに町のほうからご提案する。提案して、こんなものを使ってみてはどうかというようなことを、そういうのはどうでしょうか。
○議長(黒川広君)
総合政策部長。
◎
総合政策部長(寺内由一君) こちらにつきましては、自主防災組織の中でもこちらもう既に取り組んでいるところでございますので、確かにまだ自主防災立ち上げて日が浅いとか、そういったことはあると思いますので、それについてはこういう有効な検証等につきましては勧奨したいというふうに考えております。
○議長(黒川広君) 梅澤秀哉議員。
◆1番(梅澤秀哉君) ぜひ、そういうふうにPRしていただけたらと思います。 先ほど、平成31年1月に野木で募集して、町で養成した防災士の方以外、6名の方が登録されていると。改めてまたそういった防災士の方、町には消防のOBの方ですとか、会社で資格を取られた方、まだまだいらっしゃるのではないかというふうに思います。ぜひ、そういったような方々に全町避難訓練への協力ですとか、それから防災意識の啓発、住民の防災意識の啓発活動、それから実際に災害時に避難所に避難しなければいけなくなったような場合、そういったようなときにも避難所の運営等にご協力いただくと、そういったようなこともぜひお願いするような形にしてはいかがと、こういったようなことが、町長が総仕上げという形で考えられている町民との協働というものにつながってくるものだというふうに思います。いかがでしょうか。
○議長(黒川広君) 総務課長。
◎総務課長(遠藤正博君) 本年度につきましても、先ほどの防災士の募集を、今度の2月号の広報のぎにおいて、再度募集をかける予定となっております。また登録いただきました防災士の方々には、全町避難訓練をはじめ、各自主防災組織が実施する訓練等での様々な支援や指導、また発災時には避難所運営等にも協力してもらうように、町のほうからもお願いしてまいりたいと思っております。
○議長(黒川広君) 梅澤秀哉議員。
◆1番(梅澤秀哉君) そういったような動きをしようということを聞いて、非常に安心いたします。ぜひ進めていただけたらというふうに思います。 それからもう一点、このハザードマップ、最新のハザードマップです。このハザードマップを最近じっくりいろいろやはり読むようになっています。このハザードマップを見ていて気がついたんですけれども、想定最大規模の場合なんですが、私が新橋区の西側のほうに住んでいますけれども、新橋区の西側地区は、想定最大規模の場合には、公民館、体育センターや南赤塚小学校が指定避難場所の目安となっているということが、書かれています。ここで自治会の方とか何かから、あれ、野木二中というのは、水害のときに避難場所ではなかったんだっけというようなことを聞かれたことがあります。この辺はどういうふうになっているのでしょう。
○議長(黒川広君) 総務課長。
◎総務課長(遠藤正博君) 昨年度、全戸配布いたしました、こちらの野木町洪水ハザードマップにつきましては、議員おっしゃるように、1ページ目の冒頭の部分に記載しておりますが、一千年に一回降ると予想される最大規模の雨量を想定して作成したものでございます。この野木町洪水ハザードマップでは、思川流域の48時間総雨量が306ミリを超える予想の場合には、野木第二中学校の避難所は開設せず、新橋区の方々につきましては、町体育センター、公民館、南赤塚小学校への避難をいただくように記載してあります。しかしながら、昨年の台風19号が接近した際は、気象庁の報道では思川流域の48時間の総雨量の予想が300ミリは超えない予報であったため、野木第二中学校のほうは浸水しないと判断しまして、避難所を開設したところでございます。 町としましては、毎月のように広報誌のほうに、野木町の防災というシリーズコーナーを設けまして、様々な情報を周知してまいりましたが、町民の皆様に正しく認識していただくためにも、今後も広報のぎやSNSなどによりまして、さらに周知を徹底してまいりたいと思っております。
○議長(黒川広君) 梅澤秀哉議員。
◆1番(梅澤秀哉君) そうしますと、ここに書いているものは、千年に一度のそういった予報が、気象庁のほうから出た場合には、野木第二中学校は避難所にはしないよと。そういったようなことというのは、まず、平時でもそういうことがありますよということは、先ほど総務課長の答弁ありましたように、広報等で毎回、毎月やっていますね。あの中でもそういうことはきちっとお知らせするということをお願いしたいと思います。ここはぜひお願いしたいと思います。 それから続いて、ちょっと一通り質問をしてから、また時間があるようでしたら、またほかにもいきたいと思いますが。 続きまして、浸水対策事業について伺いたいと思います。 先ほど町長の答弁にもございましたけれども、幸いにも今年の台風シーズンで思川の氾濫というのは心配がなかったんですが、近年の気象状況を考えると、思川の氾濫というのはいつあってもおかしくないのではないかという心配がございます。 今年の2月に、町長と思川左岸地区の区長で、利根川上流河川事務所のほうに治水対策の促進の要望書を出していますけれども、この状況は、今どういった状況になっていますでしょうか。
○議長(黒川広君)
都市整備課長。
◎
都市整備課長(小沼洋司君) 令和2年2月に利根川上流河川事務所に要望した後の状況につきましてですけれども、令和元年東日本台風、台風19号でございますけれども、その際に思川が増水した際、
逆川排水機場の南北に土のうを積んだ箇所がございますけれども、今年の6月頃、土のうに代わる盛土をしていただいているというような状況がございます。その後、7月に利根川上流河川事務所の所長に人事異動もございましたので、9月に改めまして、町と野木町思川左岸地区治水事業促進期成同盟会会長、副会長とともに、要望を行っている状況でございます。 さらに加えまして、11月になりまして、国土交通省水管理国土保全局を訪問いたしまして、治水事業の整備促進についてさらなる要望を行った状況でございます。 それから近況といたしましては、思川左岸の築堤につきまして申し上げますと、これまで調査設計説明、進めていただいていたところでございますけれども、先ほどの町長答弁にもございましたように、今月、思川左岸松原大橋上流部における築堤に向けました用地測量に関する地元説明会のほうが開催される運びとなっておりまして、当然町も参加いたしますけれども、着実に進めていただいているというところでございます。 以上でございます。
○議長(黒川広君) 梅澤秀哉議員。
◆1番(梅澤秀哉君) 今の答弁で、着実に要望を出して、こういった事業を早急にとは言っても、1年、2年でできるものではないと思いますけれども、着実に進展はしているということで、こういった状況について、関係している区長のほうには説明されているんでしょうか。
○議長(黒川広君)
都市整備課長。
◎
都市整備課長(小沼洋司君) こちらのほうは、先ほどの期成同盟会、それから地元の区長も同盟会に入っておりますので、今月行われる説明会のほうにもご同席いただくような運びとなっております。
○議長(黒川広君) 梅澤秀哉議員。
◆1番(梅澤秀哉君) 区長も含めて期成同盟会の方も説明会に出席されるということで、こういった情報の共有というのはきちっとやっていただくようにお願いいたします。 それから、同じ氾濫といいましても、今度は、もう一つは、思川の氾濫の心配もありますけれども、平成27年9月の関東東北豪雨のときのような内水氾濫のほうの心配もございます。そのときに被害を受けた方々、特に私の自治会の方々なんか、一番被害を受けたというふうに言っているんですけれども、
逆川排水機場のポンプが正常に稼働するかどうかということを、やはり一番心配しています。これから排水機場の耐震補強等も進むということですが、可能であればなんですけれども、例えば排水機場の耐震補強の工事ですとか、それから実際にポンプで排水して点検作業をするような場がありましたら、ぜひ、そういったようなときに併せて見学会等を設けるなど町として、積極的にこういった住民の不安を拭う情報発信をしていただけたらと思いますが、いかがでしょう。
○議長(黒川広君)
上下水道課長。
◎
上下水道課長(岡田辰夫君) 申し上げます。
逆川排水機場の見学会につきましては、昨年の8月にも開催させていただいておりまして、このときには、参加者の皆様には、機械類の点検の様子であるとか、ポンプエンジンを起動しまして、排水する様子などを見学していただきました。今後も、今、新型コロナのあれなんですけれども、このウイルスの感染症の状況を見ながら、
逆川排水機場の見学会を設けるなどしまして、住民の皆様に対しまして、安心していただけるような対応に努めていきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(黒川広君) 梅澤秀哉議員。
◆1番(梅澤秀哉君) 昨年8月に実施していただけたということですけれども、今、コロナの状況ですのでなかなか難しいところがあるかと思うんですけれども、地元の方が個人的ではなくて、例えば自治会ですとか区ですとか、そういったようなところからちょっと見学させてくれというような要望を出しても大丈夫でしょうか。
○議長(黒川広君)
上下水道課長。
◎
上下水道課長(岡田辰夫君) そのような形でも対応させていただきますので、よろしくお願いいたします。
○議長(黒川広君) 梅澤秀哉議員。
◆1番(梅澤秀哉君) では、そういった要望が出た際には、ぜひ前向きにご対応をいただきたいと思います。 続いて、デマンドタクシー事業についてご質問させてください。 先ほどの町長の答弁にもございましたけれども、古河と小山との調整ということで、利用者の要望は、友愛記念病院からの帰りの便ですとか、それから小山とか古河のほうに町外の運行できないかといったような要望が一番多いようですけれども、他市町とほかの自治体との協議が非常にあって、なかなか難しいのではないかというふうに思います。ただ、ほかにも利用者から、土曜、日曜日の運行ですとか、それから増便したり利用時間を延ばしてくれないかというような要望も上がっています。町長の答弁でも、現在のコロナの状況で利用者が減っていると、これは致し方ないところだと思いますが、少しでも利用者を増やすために、利便性を高めるというようなことを、こういった土日の運行ですとか利用時間の拡大、そういったようなことはいかがでしょう。
○議長(黒川広君)
都市整備課長。
◎
都市整備課長(小沼洋司君) デマンドタクシーにつきましては、毎年、利用者の方々に対しましてアンケートを行いまして、課題の把握を行いまして、可能なものから随時対応させていただいているところでございます。例えば、乗務員の接客対応の向上、それから
総合サポートセンターひまわり館で利用登録、それからチケット購入ができるようにするなど、対応しているところでございます。 また、今回の議会の補正予算案のほうでも、車載用の空気清浄機の補正のほうをお願いしている状況でございます。さらに、効率的な運行体制の確立に向けまして、近隣市町に運行体制等のアンケートを実施しまして、研究も行っているところでございます。 議員ご質問の土曜日、日曜日の運行、それから増便、利用時間拡大につきましては、アンケートでも要望が高い項目となっておりまして、実現できれば利便性の向上につながるものと認識しているところではございます。 一方、課題のほうでございますけれども、先ほど町長答弁にもございましたように、近隣市などとの協議、それから業務を委託しています社会福祉協議会の運営体制、それから予約オペレーターの確保、それから運転を委託しておりますタクシー事業者との経営の兼ね合いについての合意も必要となってまいりますので、公共交通活性化会議、それから打合せ会議などの場におきまして、引き続き協議していきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(黒川広君) 梅澤秀哉議員。
◆1番(梅澤秀哉君) こういったデマンドタクシーの事業をやっているということでよしとせずに、利用者目線で少しでも利便性を高めるということを、ぜひ対応していただきたいというふうに思います。 もう一つ、同じく、これはすぐにできるとかどうのということではないかとは思いますが、高齢者の増加に伴って、足腰の衰えですとか免許の返納、そういったような方も増えてくると思います。デマンドタクシーの利用者の方からも、定期的な運行路線、そういったものが考えられないだろうかということで、野木町は駅を中心として西側に富士見通り、東側に平成通りという形で大きな通りがあって、そのあたりに役場ですとか金融機関ですとか病院、そういったようなものがあるということで、その東西の2本の道を利用するような形で、例えば1時間に1本ぐらいの定期的な運行、そういったようなものは考えられないか。今後、今すぐというような形は難しいかと思いますが、小山市ですとか古河市と調整するということは必要ないと思いますので、そのあたりいかがでしょう。
○議長(黒川広君)
都市整備課長。
◎
都市整備課長(小沼洋司君) ご質問いただきました定期定時路線バスにつきましては、時間が分単位で予定できたり、輸送人員が多くなりますけれども、一方で、家からバス停まで、バス停から目的地までは歩かなければならない、また乗る人がいなくても常に運行しなければならない、というような面がございます。 一方、デマンドタクシーは家に迎えに来てもらえまして、行きたい所まで直接行けるということにより、足腰の弱い方でも利用しやすくというところがありますけれども、一方で、30分単位での予定までしか立たないこと、それから帰りの時間が読みにくい病院の帰りなどには利用しにくいということ、輸送人員が限られているというような面がございますけれども、高齢者の移動手段としまして、定期定時バスに比べて効率的に運行できているとは考えているところでございます。定期定時路線バス、デマンドタクシー、それぞれメリット・デメリットございますので、まずは費用対効果なども含めまして、他市町の事例等も研究してまいりたいというふうに考えております。
○議長(黒川広君) 梅澤秀哉議員。
◆1番(梅澤秀哉君) 定時運行も含めて、今後研究していきたいということで、その研究の中にもう一つ加えていただきたいものがありまして、矢板市では、来年度、地域の住民が主体となった組織などが地域交通を担う地域共助型生活交通というものを試験的に導入するということです。 地域共助型生活交通というのは、白ナンバーの自家用車を用いて、営利とならない範囲で有償運輸出をする仕組みだということですので、これもぜひ、協働のまちづくりの一環というようなことで、研究していくということに加えていただきたいと思いますが、いかがでしょう。
○議長(黒川広君)
都市整備課長。
◎
都市整備課長(小沼洋司君) NPOなどが運営するそういったタクシー関係につきましては、運送事業者が対応できないようなパターン、かつ活性化会議で合意があった場合というような条件がございますので、その辺に合致するのかどうかを含めて再確認したいと思います。
○議長(黒川広君) 梅澤秀哉議員。
◆1番(梅澤秀哉君) せっかく進めている事業ですので、少しでも利便性を上げて利用者が増えるような形で、特にこれから高齢者が増えてくるということははっきり分かっているものですから、ぜひそのあたりも検討していただきたいと思います。 それでは、高齢化対策に関してちょっと伺いたいと思いますが、介護予防ですとかフレイル予防に取り組む体制を強化していくというふうに回答ありましたけれども、専門職による健康づくりの支援というものについて、専門職に派遣してくださいというようなお願いをするのではなくて、ふれあいサロンですとか、それから老人会、そういったところの年間スケジュールの中に、健康体操ですとか健康に対する講話、あるいは口腔ケア。そういったようなものを積極的にスケジュールに取り込んでくれというような働きかけをしてみてはいかがでしょう。
○議長(黒川広君)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(石渡真君) ご質問ですが、ふれあいサロンにつきましては、コロナ禍ではございますが、感染症予防対策を講じながら、各地域において活動しておりまして、その中で健康体操や健康相談、栄養相談、あと口腔指導などにつきまして、年間スケジュールの中に組み入れまして、計画的に実施しているところでございます。 今後につきましても、地域の高齢者の健康増進を図るため、引き続き支援してまいりたいというふうに思っております。 また、老人クラブ等の団体に対しましても、健康づくりに関し積極的に支援活動を実施していきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(黒川広君) 梅澤秀哉議員。
◆1番(梅澤秀哉君) そうですね。町の姿勢ということではなくて、やはり町としてはこういう施策を打ち出しているんだということを、積極的に町民の方々に打ち出していただきたいというふうに思います。 それから、もう一つ、高齢化関係ですけれども、高齢者が健康で生き生きとした生活を送るためには、私は地域活動への参加というものが非常に重要ではないかと。家の中に閉じこもっているということではなくて、ちょっとでも外に出て、自分は何らかの形で社会貢献できているんだよというような意識を持っていただくということも、非常に重要ではないかというふうに思っています。 野木町にはシルバー大学校のOBの方が大勢いらっしゃると思います。そういった方々というのは、非常に生き生きとした暮らしですとか、それから地域の活動等に積極的な方ではないかなというふうに想像できます。こういったシルバー大学校のOBの方々の力を地域活動の企画、運営ですとか、地域との活性化、そういったようなことに生かすような、そういった体制を考えてはいかがでしょうか。
○議長(黒川広君)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(石渡真君) シルバー大学校につきましては、栃木県内、県北、県央、県南という形で、3か所シルバー大学校があるわけなんですが、そのシルバー大学校では高齢者の健やかで生きがいのある人生を支援し、活力ある地域社会を築くため、積極的に地域活動を実践する高齢者を養成しているという大学校になってございます。 そのシルバー大学校の卒業生につきましては、これまで培ってきました経験、知識を生かして、地域で活躍できるよう支援していきたいというふうに考えておるところでございます。
○議長(黒川広君) 梅澤秀哉議員。
◆1番(梅澤秀哉君) やはりこういったシルバー大のOBの方々というのは、非常にそういった意識が高い方だと私も思っております。そういった方、町の宝物だというふうに考えて、協働のまちづくりの一環としてお手伝いいただくということを、ぜひ考えていただきたいなというふうに思います。 それから、来年度以降、介護予防、フレイル予防に重点を置いていくというご回答ありましたけれども、介護予防の観点から見ても、高齢者の閉じこもり対策というのは重要だというふうに言われています。昨年6月に私が一般質問したときに、高齢者が気軽に集える地域憩いの場を、野木駅の東西に1か所ずつ、まず設置できればと思っているという町長の答弁がございました。残念ながら、その後、東地区で行っていました地域憩いの場は事業が継続できずに閉鎖されてしまったんですが、この事業について現状はどのようになっていますでしょうか。
○議長(黒川広君)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(石渡真君) この憩いの場事業につきましては、再開に向けまして実施方法等について検討をしておったわけなんですが、今回のこの
新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、新たな事業を開始することが難しいという状況になってございます。 しかしながら、この憩いの場事業の重要性については非常に高いと認識してございますので、コロナ禍の状況が終息というような方向に向かい次第、事業の開始に向けて準備していきたいというふうに考えているところでございます。
○議長(黒川広君) 梅澤秀哉議員。
◆1番(梅澤秀哉君) 地域憩いの場づくりについては、町長も非常に力を入れていらっしゃるというふうに伺っていますので、ぜひ、このコロナ終息後には、それに合わせて、すぐオープンできるような形で準備をしていくという形で進めていただけたらというふうに思います。 今回の私の一般質問ですけれども、来年度以降のいろいろな事業計画をつくっていくに当たって、幾つか提案を交えた形で質問させていただきました。ただ、提案させていただいたものについて、すぐできるものですとか、それからちょっと時間がかかるもの、実施可否も含めて、十分検討が必要なものというのはいろいろあると思います。ただ、できないというのは簡単です。その理由も、できない理由もすぐ見つかります。新型コロナウイルスの影響で、来年度以降の税収の落ち込みが予想され、厳しい予算編成になるとは思っています。 しかし、執行部の皆さんに一番お願いしたいのは、そのような中でも現状に満足せず、どうすればできるかといった前向きな考えで、町民と一緒に知恵を絞って、野木町の現状を少しでも前進させるように考えていただきたいということでございます。 以上で、私の一般質問を終わります。
○議長(黒川広君) これにて本日の一般質問は終結いたします。
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△散会の宣告
○議長(黒川広君) 以上をもちまして、本日の日程は終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 大変お疲れさまでした。
△散会 午後3時40分...