野木町議会 > 2017-03-07 >
03月07日-03号

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  1. 野木町議会 2017-03-07
    03月07日-03号


    取得元: 野木町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    平成29年  3月 定例会(第1回)          平成29年第1回野木町議会定例会 第3日議事日程(第3号)                   平成29年3月7日(火曜日)午後1時開議日程第1 一般質問---------------------------------------出席議員(14名)     1番  小泉良一君      2番  針谷武夫君     3番  松本光司君      4番  館野孝良君     5番  野本新一君      6番  折原勝夫君     7番  黒川 広君      8番  坂口進治君     9番  鈴木孝昌君     10番  柿沼 守君    11番  長澤晴男君     12番  小杉史朗君    13番  眞瀬薫正君     14番  宮崎美知子君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長       真瀬宏子君     副町長       館野本嗣君 教育長      菊地良夫君     総合政策部長    老沼和男君 町民生活部長   伏木富男君     産業建設部長    館野正文君                    会計管理者 教育次長     真瀬栄八君               栗田幸一君                    兼会計課長 総務課長     寺内由一君     政策課長      寳示戸 浩君 未来開発課長   大高 隆君     税務課長      山中 修君 住民課長     黒須勝美君     健康福祉課長    田村俊輔君                    産業課長兼 生活環境課長   石渡 真君     農業委員会     酒井浩章君                    事務局長 都市整備課長   上原善一君     上下水道課長    町田 功君 こども教育          田村君恵君     生涯学習課長    赤坂孝夫君 課長---------------------------------------職務のため議場に出席した者の職氏名 事務局長     青木 功      書記        安立もとあ △開議 午後1時00分 △開議の宣告 ○議長(館野孝良君) ただいまの出席議員数は14名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(館野孝良君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(館野孝良君) 日程第1 一般質問を行います。 順次質問を許します。--------------------------------------- △黒川広君 ○議長(館野孝良君) 7番、黒川広議員の質問を許します。 7番、黒川広議員。     〔7番 黒川 広君登壇〕 ◆7番(黒川広君) おはようございます。 議長の許可をいただきましたので、総括質問を行います。 まず、質問に入る前に、この3月をもちまして退職される皆様には、奉職されてから長い間、町民サービスの向上のためにご尽力をいただきまして、町民の1人としまして心より感謝を申し上げます。今後とも健康で充実した生活を送られますことを祈念申し上げます。 それでは、さきの通知書に従いまして施政方針について質問を行います。 まずは、町政運営の基本方針に関連して伺います。 町長は、町政運営の基本方針において、国政においては経済の好循環、地方創生、一億総活躍社会の実現に向けて各政策を実施していくことになっていると位置づけています。 また、新聞報道等によれば、県知事は、17年度当初予算編成は地方創生のさらなる深化などに重点を置いた予算編成を行ったと解説されています。いずれにしましても、国・県の政策のどちらも地方創生を主軸に据えた今年度の政策運営となっていると理解できます。しかし、町長の施政方針においては、地方創生野木町総合戦略に触れた文言は見受けられないため、国・県の政策運営との関連が読み取れません。 ついては、次のことについて伺います。 1、施政方針と国政の各施策との関連について。 (1)施政方針の策定においては、国政の経済の好循環、地方創生、一億総活躍社会の各政策と連動を図る必要があると考えるが、どう整合性がとられていると理解したらよいのか。 2、人口減少対応策について。 (1)町長が施行する人口減少対応策とは何か。 次に、少子高齢化対策に関連して伺います。 子育て支援策について、新たな施策として中学生の海外派遣事業を実施するとのことであります。他市町の状況を参考に検討されたことと推察しますが、町の財政収入は無限ではないので、これまでに実施されている各施策等との関連を考慮する必要があると考えます。 ついては、次のことについて伺います。 3、中学生海外派遣事業について。 (1)町長が目指す国際性を備えた人間像とは何か。 (2)海外派遣事業の内容は何か。 (3)ALT増員との関連において事業の必要性は何か。 (4)検討を進めている姉妹都市構想との整合性はどうか。 (5)2020年目途として進められている小学校の英語教科義務化に向けた対応はどうなっているのか。また、派遣事業との関連はどうか。 最後に、町の活性化策に関連して伺います。 町としては、今後も観光と学習の拠点として野木町煉瓦窯周辺整備をさらに促進していくとのことですが、これを推進するについては、平成27年3月に策定しました水と緑と歴史のふるさとプランに基づいて対応しているものと理解します。 同プランにおいては、具体的な取り組みについて関連プロジェクトの分類箇所、資源の魅力アップ、野木町煉瓦窯においてプロジェクト内容を整理し、取り組みを具体化していくこととしています。しかし、現状においては、取り組みの具体化に向けた実行計画と工程表が示されておらず、その都度個々の事業案件として提示されてきますので、終局的な全体計画とそれに要する投資総額はつかめないままに進むことになっています。 また、施政方針においては、ラムサール条約に登録された渡良瀬遊水地の活用について、一切触れていないようですが、この点についてあわせてお聞きします。 ついては、次のことについて伺います。 4、野木町煉瓦窯を中核とした観光施策について。 (1)野木町煉瓦窯周辺整備計画について。 ①オープン後の来客数及び経済効果の実績はどうか。 ②周辺整備計画の全体像は何か。 ③上記②の進捗状況と今後の予定は何か。 ④実施済み事業と今後予定の事業の予算額は幾らか。 (2)渡良瀬遊水地の活用について。 ①町が考える具体的な活用は何か。 ②他市町との連携とは何か。 以上、総括質問といたします。 ○議長(館野孝良君) 町長。     〔町長 真瀬宏子君登壇〕 ◎町長(真瀬宏子君) 黒川広議員の先ほどのご質問に対してお答えいたします。 まず最初の国の施政と私が示しました施政方針との整合性が具体的には見えませんということにつきましては、いろいろな政策が関連を持ち複雑に絡み合っていって相乗効果が出るということで、まず私としましては、国の3つの方針に沿ってやっていますという、そういうつもりで書かせていただいた文言でございます。ご理解いただければと思います。 まず第1のご質問、施政方針と国政の各施策との関連についてのご質問のうち、施政方針の策定においては、国政の経済の好循環、地方創生、一億総活躍社会の各施策の連動を図る必要があると考えているが、どう整合がとられていると理解したらよいのかのご質問にお答えいたします。 現在、国の掲げる経済の好循環、地方創生、一億総活躍社会の実現に向けた施策と連動して、野木町でも平成27年度に策定しました野木町総合戦略に基づき事業を展開しているところでございます。 まず、国の経済の好循環に対応する事業としまして、安定した雇用を創出するために、野木第二工業団地の造成事業や企業誘致奨励金による企業誘致及び町内既存の企業への支援策等を行っております。 また農業では、担い手育成事業基盤整備事業による経営規模の拡大、農産物の高付加価値化に向けた事業支援などが挙げられると思います。さらに、来年度より小規模事業所新規創業者に対する支援の拡大も行ってまいりたいと思っています。このような施策を連動させて町内産業の振興を図り、経済の好循環が生まれればと期待しているところであります。 次に、地方創生に対しましては、ひまわりフェスティバルや野木町煉瓦窯と野木ホフマン館を活用したイベントや各種事業をさらに充実拡大させて、野木町の魅力発信事業として力を入れております。 また、定住促進策空き家対策の検討をすることにより、人を呼び込み、人が活気あふれる政策も進めているところでございます。そのほか、協働のまちづくりのための各支援事業も挙げられると思います。さらに、小山地区定住自立圏構想関東どまんなかサミットなどによる、ほかの自治体との連携を積極的に取り入れることも地方創生では大事な事業であると思っています。このような地方創生総合戦略事業につきましては、平成26年度より交付金絡みの事業をできる限り取り入れ実施してまいりました。 本年度で申しますと、旧丸林保育所を改修して多様な町民ニーズに応えるための総合相談窓口として生まれかわる、仮称でありますが、野木町総合サポートセンターの整備事業が、地方創生拠点整備交付金の対象事業として承認されたところでございます。この事業につきましては、野木町における地方創生の目玉事業の1つと考えており、施設の整備はもとより、運営に関しましても準備委員会を立ち上げて、複数の組織機関や民間事業者等とも連携を図りながら、町民の相談窓口としてより幅広く効果的な事業展開ができるように最大限努力してまいりたいと思っております。 次に、一億総活躍社会への対応ですが、結婚に向けた出会いの場の創出から出産・育児に関する各種助成事業及び相談事業の充実、そして保育園、学童等への待機児童ゼロ対策により、女性がより働きやすい環境を整備してまいります。また、各種子育て支援策により、子育て世代の皆さんが子育てしやすく施策を展開することによって、若い世代の人々を呼び込めればと考えております。さらに、高齢者の方につきましても、地域いこいの場事業やふれあいサロン事業、安全・安心見守りネットワーク事業高齢者通院タクシー利用助成事業シルバー人材センター助成事業などで活力あるシニア人生を送っていただく支援策を講じております。 以上のように、野木町としましても一億総活躍社会の実現に向けて、男女がともに働きやすく、高齢者の方も生涯元気に活躍できる環境を整えていくことが大切であると考えております。 次に、人口減少対応策についてのご質問のうち、町長が施行する人口減少対応策とは何かについてお答えいたします。 平成27年に実施しました国勢調査の結果では、日本の総人口が調査以来、初めて減少に転じ、少子高齢化の波は、この野木町におきましても確実に進行しているのが実情であります。 実際野木町では、出生数よりも死亡者数が多いのが主な原因ではありますが、さらに転入数を増やしていく努力をしなければならないと思っております。これにつきましては、先ほどもお答えしましたような各種事業を今後も推進することで、人口減少の速度をおくらせるとともに、子育てしやすく住みやすい町を町外に向けて、もっと力強く宣伝してまいりたいと思っております。 また、本町におきましては、義務教育の終了後は、高校、大学の通学が町外にならざるを得ず、その後の就職等におきましても町外に転出するケースが目立っており、特に20代の転出傾向が強い状況であります。現在、子育て世代を中心に出産や入学祝い金など、各種優遇策を展開しておりますが、これからは子育て前の、いわゆるシングル世代の方にも受け入れられるような若者向けの施策を研究し、来年度行う予定の政策アンケートも参考にしながら、将来の野木町の方向を探っていきたいと思っております。 また、町内への移住・定住者の増加のために、平成27年度より住宅取得に関する補助制度を設けていますが、27年度は52件、28年度直近の実績で68件の申請がなされており、徐々に効果が上がっていると思われます。さらに、人口増策としましては、不妊治療への治療費一部助成事業を平成21年度より実施しておりまして、平成27年度におきましては26件のご利用があり、これなども大切な施策であると思っております。 以上のように、各施策を複合的に推進しながら、野木町の人口減少問題には今後も積極的に取り組んでまいりたいと思っております。 次に、中学生海外派遣事業についてのご質問のうち、まず町長が目指す国際性を備えた人材像とは何かのご質問にお答えいたします。 現在、社会の変化はめまぐるしく、特に世界の中で急速に進む情報化やグローバル化の環境の変化に対応できる人材の育成が大切であると思っております。日本人である自覚をしっかりと持ち、世界のどの国の人とも友好的な関係を築き上げられることが、真の国際性を備えた人であると思っております。教育の面からも、このような状況には速やかに対応していかなければならないと思います。また、今後東京オリンピックなど、海外からのお客様も多くなることが想定されますので、日本人として外国の方にも気兼ねせず、対等に自分の考えが言えることが大切であると思っています。その意味でも、英語になれ親しむことは重要であると思います。 次に、海外派遣事業の内容は何かについてお答えいたします。 第8次野木町総合計画キラリのぎプランの中にも記載しておりますが、野木町としては、英語教育の推進を掲げております。先ほど申し上げましたとおり、急速に進展するグローバル社会への対応策として、海外に中学生を派遣することは大変有意義であると思いますし、語学力の向上にも一役買うものと思われます。事業の内容としましては、現在英語圏内であることに加えて、時差が少なく治安の安定したところとして、オセアニア方面ニュージーランドを派遣先として検討しております。現地ではホームステイをしていただき、ホストファミリーとともに暮らして海外の文化や生活習慣を学んでいただきたいと思います。 また、地元の学校へ実際に通い、授業を受けながら海外での生活を体験するのもメニューに入れております。中学校2年生を10名程度派遣することを考えておりまして、事前学習、事前研修を行い結団式をして出発します。帰国後は体験報告や発表会を設定して、生徒ばかりではなく保護者や地域の方の異文化理解への一助としたいと考えております。 次に、ALT増員との関連において事業の必要性は何かのご質問にお答えいたします。 ALTの増員に関しましては、学校教育支援の強化はもちろんでありますが、生涯学習の観点から外国語講座英会話講座などを考えております。今後ALTにつきましては、学校ごとに専任者がいるように、いずれは7人体制にしていきたいと考えております。 次に、検討を進めている姉妹都市構想との整合性はどうかについてお答えいたします。 今回の事業につきましては、現在英語教育の充実に主眼を置いて考えておりますので、この事業に関しましては、姉妹都市ありきの考えで進めているわけではございません。 一方、豊かな大自然に恵まれたニュージーランドでは、北島、南島の各地で四季折々の花々や植物が咲き誇り、花と緑を生かした国づくりを行っていると聞いております。今後状況によっては、姉妹都市ということもあるかもしれません。 次に、2020年目途として進められている小学校の英語教育義務化に向けた対応はどうなっているのか。また、派遣事業との関連はどうかについてお答えいたします。 平成32年度より新たな英語教育が本格的に展開されることになっております。これは小学3年生の英語活動が必修科となり、小学5年生からは正式に教科となり、聞く、話すことに加えて読む、書くことがさらに加わります。英語教科の時数の確保や指導する教員の英語力など、さまざまな課題も予想されます。現在は国からの方針がはっきりと示されておりませんので、今後国や県、近隣市町の動向を見ながら野木町の英語教育の充実が図れるようにしていきたいと考えております。また、英語の教科化と海外派遣事業につきましては、関連性がないとも言えませんが、ALTを活用した早期からの英語教育の取り組みにつきましては、引き続き推進してまいりたいと思っております。 次に、野木町煉瓦窯を中核とした観光施策についてのご質問のうち、まず、オープン後の来客数及び経済効果の実績はどうかのご質問にお答えいたします。 平成28年5月10日に野木町煉瓦窯がグランドオープンいたしました。交流センター野木ホフマン館も同時に開館したところでございます。また、念願でありました野渡橋の開通式も行われ、遊水地への行き来もできるようになりました。おかげさまで7月末には煉瓦窯の見学者が1万人達成となりました。今年1月末で煉瓦窯の見学者数は、チケット配布数から推しまして2万人を超え、野木ホフマン館への来館者数は約4万4,000人を超えております。煉瓦窯とホフマン館は、多くの世代や地域を超えた交流ができる場となっております。各種イベント事業、体験事業、歴史、自然観察事業情報発信事業を初め、観光と学習の場として町内近隣市町はもちろん、関東近県からも多くの方にご来場いただいております。経済効果の実績につきましては、経済波及効果調査を実施しておりませんので、正確な金額、数的なものは申せませんけれども、煉瓦窯の入場料やホフマン館内のカフェのオープン及び売店での販売等で新たな雇用や新商品の開発などがあり、今後も波及効果は可能性として大であると思っております。 また、相乗効果としまして、町内での飲食、買い物、交通費などを考え合わせますと、経済効果はオープン前と比べて増加したものと思っております。これにつきましては、来年度観光客による町内での経済効果を把握するためにも、アンケート調査をして基礎資料を整えたいと思っております。また、引き続き観光客増加に努めるとともに、周辺の神社仏閣、例えば野木神社、渡良瀬遊水地などへの観光の拡大ももっと意識して地域の活性化と産業振興に努めてまいりたいと思っております。 次に、周辺整備計画の全体像は何か、と進捗状況と今後の予定は何かのご質問は関連がございますので、あわせてお答えいたします。 野木町煉瓦窯と野木ホフマン館を中核として、渡良瀬遊水地に臨む水と緑と歴史の地理条件のよさを生かした体験型観光を目指して、現在地域全体で計画しているところでございます。来訪者をもっと増加させるとともに、ニーズに合った体験型プログラムも充実させて体験型学習機会の提供、体験型レクリエーションの場の整備、歴史や自然の魅力を引き出すイベントの検討等が必要となってくると思います。そのため、昨年、野木町煉瓦窯周辺整備検討委員会を設置し、野木町煉瓦窯や野木ホフマン館などの拠点施設や周辺環境の現状と課題を検討していくこととなっています。この委員会には専門部会を置き、それぞれの部会で具体的な整備方針を検討しております。専門部会では、学習部会、観光部会、農業部会、花部会の4部会で整備方針の基本的な取り組みについてまとめているところでございます。体験学施設等整備事業や周辺整備及び道路整備等につきましても、順次整備を進めていきたいと考えております。 次に、実施済み事業及び今後予定の事業の予算額は幾らかのご質問にお答えいたします。 実施済みの事業でございますが、主な事業としまして、平成23年度から平成26年度にかけまして煉瓦窯保存修理工事を、平成27年度には、交流センター建設駐車場整備工事を行っております。平成28年度は、ピザ石窯設置及びピザ焼き体験施設工事イルミネーション電源等設置工事が実施されております。 今後の事業予算額につきましては、平成29年度予算書に上げさせていただきました主な事業としまして交流センター体験学習施設等整備事業のための土地購入に2,979万円、煉瓦窯煙道上部見学路設置工事351万円の予算額を計上させていただいております。観光と学習の拠点として体験学習施設の整備や見学者の安全と文化財保護を目的に整備してまいりますので、ご理解のほどをよろしくお願い申し上げます。 次に、野木町煉瓦窯を中核とした観光施策についてのご質問のうち、渡良瀬遊水地の活用について町が考える具体的な活用は何かのご質問にお答えいたします。 ラムサール条約湿地登録となっております渡良瀬遊水地の活用につきましては、ふるさとプランを基本に事業を展開しているところでございます。野渡橋の通行ができるようになりまして、具体的には渡良瀬遊水地での植物観察会野鳥観察会サイクリング講座を実施し、ホフマン館では野鳥写真展を実施したところです。渡良瀬遊水地のよしずにつきましては、ミニよしずづくり体験学習のほかに、ヨシを活用したよし紙づくり体験学習を行っております。 次に、他市町との連携とは何かのご質問にお答えいたします。 渡良瀬遊水地につきましては、4市2町を含む関係団体で渡良瀬遊水地保全利活用協議会を設立しております。その中で渡良瀬遊水地保全利活用を考え、渡良瀬遊水地にかかわる民間団体等と力を合わせて連携をとりながら事業展開を図っております。 具体的には、保全としましては、外来種除去活動、貴重種等の保全また利活用としましては、人々の参加交流や情報の共有、教育啓発等を進めるための小学生向け教材づくりイベント等の情報の一元化などを進めております。ほかに定住自立圏構想でのシェアサイクル事業や、関東どまんなかサミットでは施設の相互利用、古河市との連携ではレンタサイクル事業を行っております。 いずれにしましても、4市2町各種関係団体が連携し、渡良瀬遊水地の利活用を促進し、野木町への年間来客数が相乗効果によって増えるようにしてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(館野孝良君) 黒川議員。 ◆7番(黒川広君) ただいま町長より総括質問につきまして、答弁をいただきました。 これから今いただきました答弁に関連して、若干ですが、質問をさせていただきたいと思います。 まず施政方針と国政の各施策に関連して伺わせていただきます。 私の理解では、今いろいろと町長のほうからある程度詳細に説明をしていただいたんですが、野木町総合戦略には4つの基本目標を掲げて、たしか取り組んでいると思いますけれども、その4つの基本目標と国の施策との関連はどのように理解したらよろしいのか。今のちょっと説明も踏まえた上で、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(館野孝良君) 政策課長。 ◎政策課長(寳示戸浩君) 野木町の総合戦略との関連ということでございますが、議員ご案内のように、先ほど申し上げましたように、4つの基本目標を掲げております。 4つなんですけれども、1つ目は、安定した雇用を創出するための環境づくり、それと人を呼び込むための魅力づくり、それと結婚・出産、子育てしやすい環境づくり、最後ですけれども、時代に合った地域づくりというふうになってございます。 まず、経済の好循環との関連ということでございますけれども、国では経済の好循環を実現するためということなんですが、民間企業によります積極的な投資ですとか、賃金引き上げが必要というふうにしてございます。 町では、総合戦略の安定した雇用を創出するための環境づくりの一環といたしまして、先ほど町長が答弁いたしましたように、野木第二工業団地の開発、それから企業誘致の奨励金などの優遇策、それですとか、企業への各種の支援策、こういったものの展開によりまして産業の振興を図っていくということになってございます。 次に、それぞれ国の言うように地方創生、こちらの取り組みと町の総合戦略の整合性ということなんですけれども、国で言います地域の仕事をつくるというのが、先ほどの安定した雇用を創出するための環境づくり。それと地方への人の流れをつくるというのがございまして、これが人を呼び込むための魅力づくり。それから結婚、子育てを支援するというのがございまして、こちらが結婚・出産、子育てしやすい環境づくり。4つ目としまして、時代に合った町をつくるということですけれども、野木町では、時代に合った地域づくりというふうになってございまして、4つに対応しているということになってございます。国では、この地方の取り組みに対しまして、情報ですとか人材、それから財政面で支援することとしてございます。 次に、一億総活躍社会との関連でございますけれども、国では、一億総活躍社会をつくり上げるために、1つ目が希望を生み出す強い経済というふうなものを打ち出しておりまして、これは町の総合戦略の安定した雇用を創出するための環境づくり、それから時代に合った地域づくりというふうなものに対応してございます。 2番目に、国では夢を紡ぐ子育て支援というふうなことで打ち出してございますが、町では、結婚・出産、子育て支援する環境づくりというところに対応してございます。 最後3つ目ですけれども、安心につながる社会保障ということを打ち出しておりまして、こちらは人を呼び込むための魅力づくりに対応しているということになっております。 このように国政の各施策と野木町の総合戦略というのは連動してございまして、なおかつ町では、3重点施策ともさらにリンクしまして施策を展開しているというふうな関係性になってございます。 以上です。 ○議長(館野孝良君) 黒川議員。 ◆7番(黒川広君) かなり多岐にわたる町長の回答にもありましたけれども、確かに私の質問自体が幅広くて、野木町全体の施策をどういう切り口で整理するかの違いかもしれませんけれども、ただ、なぜ私が施政方針と野木町の総合戦略の関連についてお伺いしたかといいますと、先ほど総括質問でも言いましたとおり、国・県が明確に今年度はというか、来年度の予算は地方創生戦略を深化させるということを明確に言っているわけですね。それもテレビだけじゃなくて、各新聞、私がとっている下野新聞でもそうですけれども、そういうことが明確にうたわれている中において、私が今回施政方針を読ませていただいたときには、やっぱり野木町の総合戦略、それから、それと連動している野木町ののぎプランですか、その辺がきちっと読み取ったというか、リンクした形どおり展開されていれば、私みたいなものでも理解できたんですけれども、それがかなり整理の仕方によるのかもしれませんけれども、そういうことで、ちょっと私自身が頭の中が整理できなかったものですから、質問させていただきました。 参考に、今言いましたとおり、野木町総合戦略やきらりのぎプラン、第8次野木総合計画、それぞれで基本目標とか実施項目をうたっているわけですね。参考に英語教育に関しては、キラリのぎプランにおいて、たしか学校教育の充実という項目の中の施策の2として、英語教育の推進ということを明確にうたっておりまして、その施策の概要は何かといいますと、小中学校に配置されているALT、いわゆる外国語指導助手を増員するだけでなく、さらに幼稚園や保育園にもALTを配置するなど、グローバル化の進展に対応した早期英語教育を充実させることで、語学力の向上や諸外国への理解を深めますと書かれています。当然今読んだとおり、なぜ私が言いますかというと中学校海外派遣も、これはちょっと今日の本題のあれじゃないんですが、そういうことが全然触れられていないのに、施政方針の中にばっと出てきたものですから、内容についてどういうことなのか。特にこの海外派遣については、今は一般質問ですから、また、別途来年度の29年度の当初予算の中にも施策の事業として入っておりますので、そちらで私だけじゃなくてほかの議員からもいろいろ議論があるかと思いますので、その辺について、また理解を深めていきたいと思いますけれども、ぜひそういうことで、私は野木町総合戦略に議会の代表、代表じゃないんですけれども、メンバーとして入った1人として、やはりその野木町総合戦略に基づいたものを全面に打ち出して、それでそれを深化する、この1年の事業展開にしていただきたいなというのが、きょう一般質問で取り上げた趣旨ですので、細かい質問がどうのこうのじゃなくて、そこだけはぜひ執行部の皆さんには私の趣旨を酌み取っていただければと思います。 次の質問に移らせていただきます。 今取り上げました中学生海外派遣事業に関連して伺いたいんですけれども、確かに私も直接的に肌で海外文化に触れる機会をつくることは、子供たちにとって有意義なことだと思います。これは施策として誰も否定をする人はいないと思います。しかし、我が野木町は、本当に今の80億の予算を組むのがやっとと言ったら怒られますね。努力されて前年度より一応財源を確保しながら予算編成を苦労しながら1%削減したと言います。ということは、公費負担で行うこういう施策ですから、単に海外文化に触れればいいということだけでは、僕は町民の方の納得が得られないんじゃないかなと思っているんですね。それで、きょう一般質問で取り上げたのは、だから、なぜじゃその肌で感じたものを、これから子供の将来にその体験をどうやって生かしていくのか。その辺を執行部としてどう考えているのかなということを聞きたいんですよ。その意味で、どうしても語学力イコール英語力を培うという関連ではないかというふうに私は捉えてしまっております。その辺についていかがでしょうか。 ○議長(館野孝良君) こども教育課長。
    こども教育課長(田村君恵君) それでは、先ほどの議員の質問にお答えいたします。 現在野木町では、幼稚園、保育園からALTを活用した早期からの英語教育を実施しております。特に町独自の取り組みといたしまして、小学校1年生からALTによる生の英語に触れる機会を設けており、さらに中学校においては、オールイングリッシュで授業のほうを展開しております。幼稚園や保育園から小中学校へと一貫した英語教育が実践されておりますので、そこで培われました英語力を、海外へ行くことによって外国の習慣や風俗等、直に肌で感じて日本やあるいは野木町の習慣や風習等と対比させ、異文化への理解を深めつつ国際感覚を身につけ、野木町のよさに気づき、それらの気づきを帰国後クラスメートや学校をはじめ、それと保護者の方、地域の方に知らせ広めていただき郷土愛を育んでいただきたいと考えております。 語学力には、聞くことと話すこといった技術的な能力のほかに、その国の言語の裏に根づく考え方とか文化に関する知識等が求められると考えております。そこで生活共通語であります英語を使いこなす社会人を数多く育て上げることはもちろんですが、短い期間でも価値ある経験を得るとともに、単に毎年訪れる日本の子供たちということではなく、日本から来た野木町の子供たちとして現地の方々との交流から野木町のよさ、日本のよさを現地の方々に知っていただく伝道師となっていただければと考えております。 以上です。 ○議長(館野孝良君) 黒川議員。 ◆7番(黒川広君) 今課長のほうから説明がありました。そういうことでやること自体は私も理解はしているつもりでございます。 もう1点、ちょっと紹介させていただきたいのは、これも新聞情報なんですけれども、文部科学省は2019年度から新たに実施予定の英語について、読む、聞く、書く、話すの4技能のうち、話す力の調査をパソコンやタブレット端末でやり取り録音する方式で行う案を専門家会議に示していると。何かというと、学科になって、いわゆる採点をするのを教師が直に聞くと、教師によってばらつきが出るから、いろいろ専門家会議に諮問して、タブレットやそういうことで録音して専門機関で公平な評価をしようということを提言したということだと思うんですけれども、そのためにも、やっぱり英語力のトータルアップを図る対応策措置することが、やはり私は喫緊じゃないかなと思うんですね。本当に先ほど言った肌で、海外に行くことも大事かもしれませんけれども、それはそれとして、やっぱりこういった予算の配分のあり方として何を優先するのか。もう目の前に2020年に、19年度ですか、小学生から今度中学生、そうなるとすると、やっぱり英語力、それも話すスピーチとヒアリングですかね、本当にヒアリングは現地の文化を吸収しないとアップできないのか。そこの学力との関係ですか、その辺をぜひ、すぐには実施ということにはならないでしょうけれども、実施の中にはその辺を加味して、我々議員のほうの意見も加味してほしいんですよね。それがきょうのちょっと私のほうの一般質問としての狙いです。 時間もありますので、次に移らせていただきます。 次に、野木煉瓦窯に関連して伺いますけれども、ホフマン館のたしか研修室があると思うんですけれども、そこの活用状況については、先ほどちょっと私も質問で触れなかったんですが、どのような状況になっているか、お聞かせください。 ○議長(館野孝良君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(赤坂孝夫君) ご質問にお答えいたします。 ホフマン館のほうは5月10日にオープンをいたしまして、はや10カ月がたったところでございます。現在、研修室のほうでございますが、ここ1月末で件数でございますが、230件、これは第1、第2を合わせた件数でございます。ホフマン館におきましては、その利用者に向けました自主事業を企画して、自然、歴史、体験講座なども学習の場として研修室をご利用しているところでございます。またこういった講座をやった後、サークル等が立ち上がるということがまだなかなか進まない状況でございまして、公民館事業にはサークルが定期的に使用するということは今のところないもんですから、若干低い稼働率かなと思っています。また、空いている時間におきましては、来館者が来たときにDVDを見ながら煉瓦窯の修復、また野木町の歴史観光といったものをDVDで見ていただくような休憩所を兼ねた利用活用もしてございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(館野孝良君) 黒川議員。 ◆7番(黒川広君) 今いろいろ講座とかサークルというお話がありました。それは今、きっと今までやられてきたことだと思うんですけれども、今言った1月末日時点で230件の利用状況から判断して、それをどういうふうにそちらとして評価しているのか、執行部として。それで今後の課題は何と理解しているのか、その辺ちょっとお聞かせください。 ○議長(館野孝良君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(赤坂孝夫君) 今後も多くの方に利用していただきたいため、利用可能性がある例えば野木町公民館の団体に案内をしたり、また、継続的な施設ができますように、利用者の確保に努めていきたいと考えています。また、利用者のアンケートによる満足度調査なんかも考えながら、いかに効率よく施設のほうが利用できるかというものも今後研究または検討していかなくてはならないと考えております。 以上です。 ○議長(館野孝良君) 黒川議員。 ◆7番(黒川広君) 時間もあれなんですけれども、先ほど町長のほうの私の経済効果のものについての質問に対して、来客数や何かいわゆる煉瓦窯とかホフマン館のものはある程度の数字の回答がありました。1万人とか2万幾らですか、それで経済効果については、余り波及効果をつかんでいないので、来年度というか29年度アンケートというお話がありましたけれども、そのアンケートのどんなことを想定しているのかだけ教えていただけますでしょうか。 ○議長(館野孝良君) 政策課長。 ◎政策課長(寳示戸浩君) アンケートでございますけれども、政策関係と町民アンケートとしまして多岐にわたる町民の方のお考えを聞きたいということでございます。これから内容は詰めていきますけれども、町政全般的なものについてという形になろうかと思います。 ○議長(館野孝良君) 黒川議員。 ◆7番(黒川広君) ちょっと質問のほうがあれになりましたけれども、今のものも先ほど同じように私の質問に対して4つの専門部会で検討していると、そういう方向性を見ないと計画がどうのこうのというふうに受け取れてしまったんですけれども、そうなりますと、その専門部会はいつごろまでにどういう提言をするのか。その辺だけでも教えていただけますか。 ○議長(館野孝良君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(赤坂孝夫君) ご質問にお答えします。 こちらにつきましては、本年に入りまして2月に専門部会を各行っていただきまして、その後またこちらの実行委員会のほう、具体案をまとめさせていただきました。まだ検討案でございますが、各部会のほうから上がってきたものを、今後計画性を持って実施できるものは実施、また長期、短期という形でまだ計画のほうを考えておりますので、こちらに向けましてそういった計画性を持って進めていくと。当然財政的なこともありますが、なるべく検討委員会で提案されたものにつきまして、多くの方に利用できる可能性を持ったものであれば早急でも進めていきたいという考えを持って計画を進めていくものだと思っております。 ○議長(館野孝良君) 黒川議員。 ◆7番(黒川広君) 今赤坂課長がいみじくも言って、これはあれですかね、予算というのはもう来年度に盛り込んでいるんですか。 ○議長(館野孝良君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(赤坂孝夫君) こちらにつきましては、予算といいますと、先ほど町長の答弁にありましたように、周辺整備の事業ということで土地の購入部分しかございませんが、ゼロ予算でもできるものもあるかと思います。今現在やっている花を植えたりしていくこともあるかと思いますが、そういったものを各町の全町を挙げて、いろんな形で取り組んでいく形が整っておりますので、その中で対応していく考えでございます。 ○議長(館野孝良君) 黒川議員。 ◆7番(黒川広君) 時間が押し迫ってきましたので、最後にちょっと私の今に関しての意見を言わせていただきたいと思います。 今アンケートをとること、それは決して悪いことじゃないと思います。それから4つの専門部会が並行して検討しているということもよかったと思います。ただ過去のほかのアンケートでも、町民の方、この中にいる議員の方からも意見を私は聞いたんですけれども、今回のものもやはり何のためにアンケートをとるか。それから専門部会が何のためにあるか。結局それをPDCAというか、それを回すためですよね。であれば、当然意識されていると思いますけれども、専門部会が何をテーマにして、それをテーマにしたものをどういう形でアンケートの項目の中に盛り込むかということは、専門部会の検討状況とアンケートがリンクしていかないとPDCA的に意味のないアンケートになるんじゃないかと、私は今聞いていて思いました。当然その辺リンクすると思いますけれども、ですからぜひアンケート項目、交通手段も含めてですね、これはもう冒頭過去の話ですからあれですけれども、何で5月10日にスタートしたときに、アンケートを、少なくとも来た人にそういう手間がかかるんですけれども、アンケートを書いてもらわなかったのかなと、私は思っています。それは何かというと、やっぱり定住自立圏の関係等もあるんでしょうけれども、そのレンタサイクルの話もあるんですけれども、やはり野木町としては野木町の駅と煉瓦窯との交通手段をどうするかというのは、感覚的に非常に重要じゃないかなと。 今朝の下野新聞の記事でも、小山市は間々田からあそこに野焼きや何かでもきちっとしたデマンドバスというんですかね、そういうことも含めて、いかに駅のほうと人とのあれをやって、野木町のレンタサイクルをつなげてこうだ、ですね。そういうことを考えていますよね。ですから、そこのやはりテーマとして、煉瓦窯1万人来た方が本当にどういう交通手段で来たのか。それをつかんでいないのに、また、次で私が言うようなことをいっても、感覚論の施策になってしまいますよね。大半自家用車で来ているのが多いんだという話は聞いているんですけれども、自家用車で来たから駐車場が必要だというのはよくわかります。ただ、そのほかにやっぱり野木駅を中心の人たちじゃないと、やっぱりここは神奈川のJRが乗り入れしたんですから直通で、そのためには、やはりいかにその利便性を生かして、それから間々田だとか古河に人の流れが行かないように、野木町に。 それと先ほど言ったアンケート結果での経済的な波及効果が、野木町の駅の周辺の商店の方に波及効果が行くということが大きな経済の狙いだと思うんですね。これはちょっと私としては。ただもう一つ、私もちょっと反省はあるんですけれども、観光事業としての観光というイメージであれば、私も最近ちょっと考え方を変えてきました。 野木町の場合は、観光事業という意味での観光まではいかないのかなと。何かというと観光で飯を食べている人はいないですよね、幸いに。日光だとかですと、旅館業だとかいろいろお土産屋さんとか、もう観光がないとかなり地元の経済に致命的なダメージを与えますけれども、野木町は逆にそういうことじゃないので、ですから、そういう意味でも、本当に野木町の観光というのはどういう観光を目指すべきだというのが、やっぱりこのホフマン館がスタートしたことを契機に、もう一度アンケートの中も含めて取り上げて検討されて、これからの施策として提案していただけると我々議会としても非常に理解しやすいですし、受けやすいと思います。 私の意見は以上です。一応5分残りましたけれども、以上で私の質問はこれで終わらせていただきます。ありがとうございます。--------------------------------------- △坂口進治君 ○議長(館野孝良君) 次に8番、坂口進治議員の質問を許します。 8番、坂口進治議員。     〔8番 坂口進治君登壇〕 ◆8番(坂口進治君) 一般質問を行います。 今議会の冒頭に、町長より平成29年度の施策方針の発表がありました。野木町の中長期計画への取り組み姿勢は甘いと言われても仕方がない状態に見受けられます。 まず、道の駅の方向づけが2年かけてもできずに、本年も続けることにしたとのことが示されましたが、これは自治基本条例の制定時の1年間延長したことと同じに思われます。さらに問題なのは、自治基本条例制定を全町民に理解してもらうためとして1年間延長していながら、昨年12月の議会において条例が可決された後、2017年2月の広報「のぎ」では、町民のかかわりの深い条文の抜粋で、全文及び解説は今後町のホームページにおいて掲載しますとのことで、これはまちづくりの基本ルールの町民への説明責任の姿勢が欠けております。 議会基本条例は、全文と解説を印刷し町内に配布いたしました。なぜなら、それは基本となる取り組みだからです。同様に自治基本条例も全文と解説について、印刷して配布すべきことじゃないでしょうか。このことは町長からの施政方針にもありましたが、宣言や条例制定をしただけでは一過性になり、継続した取り組みにならないことは、今回の議案として上程された平成28年度一般会計補正予算の共同事業の予算の執行残からも明らかであります。町民の理解を得るためにも、説明責任を果たすべきではないでしょうか。 次に、野木町公共施設総合計画への取り組みに対する町民アンケートはずさんなものであり、アンケート自体の信頼性が欠如される内容であることと及び貴重な税金の無駄遣いを行っており、町民の非難の声が上がっております。部長制導入での執行体制強化の取り組みがなされているのかは、甚だ疑問です。 今回の質問は、施政方針の重点施策にもなっています。 1番、安全・安心のまちづくりについて。 ①住宅窃盗被害状況と対策について。 ②第一松原踏切拡張工事の進行状況と完成予定について。 ③全町避難訓練の検証と改善点について。 2番、野木町公共施設総合計画の策定について。 ①公共施設老朽化に対する取り組みと施策について。 以上で壇上での質問を終わり、あとは質問者席での質問とします。 ○議長(館野孝良君) 町長。     〔町長 真瀬宏子君登壇〕 ◎町長(真瀬宏子君) ただいまの坂口進治議員のご質問にお答えいたします。 まず通告外のご質問、ご意見につきましては、答弁を差し控えさせていただきます。 安全・安心のまちづくりについてのご質問のうち、まず、住宅窃盗被害状況と対策についてお答えいたします。 平成28年中の野木町における刑法犯総数は156件となっておりまして、前年比で言いますと、13件の減となっております。そのうち、住宅窃盗による被害状況は30件でありまして、前年より4件の増となっております。また、住宅窃盗以外の犯罪の発生状況につきましては、特殊詐欺が2件、ひったくりが2件、自動車盗難が6件、車上狙いが6件発生している状況でございます。 議員もご存じのように、小山警察だよりなど各戸配布することにより犯罪抑止についての啓発を行っているところでございますが、町としましても、今後は具体的な対策としまして、無施錠やガラス破り等による空き巣の被害を防ぐために、チラシや広報紙などで注意喚起してまいりたいと思っております。さらに、町民の皆様に正しい防犯知識を身につけていただくため、警察機関の協力を得て各地域において防犯講話等を機会あるごとに実施してまいりたいと思っております。今後も野木町から犯罪が少しでも減少するように努力してまいりたいと思います。 次のご質問、第一松原踏切拡張工事の進行状況と完成予定についてお答えいたします。 坂口進治議員につきましては、これまでにも議会で何度かご質問をいただいており、その都度事業進捗状況をお答えさせていただいております。本年度は、警察やJRなどとの関係機関協議で踏切等拡幅の計画が承諾されたところでございます。また、地元の皆様にもご協力をいただき、用地測量を行いました。平成29年度は、用地買収、物件補償、道路詳細設計、平成30年度以降におきまして道路改良工事を実施し、踏切道改良工事につきましては、北側に1.7メートルの幅で歩道を設置する形で、平成31年度に工事が執行できるようになればと事業を進めているところでございます。 なお、予算につきましても、計画を立てて確保に努め、第一松原踏切の歩道整備が1日でも早く進むよう引き続き事業の推進を図ってまいります。 次に、全町避難訓練の検証と改善点についてのご質問にお答えいたします。 本年1月29日に実施いたしました第1回全町避難訓練につきましては、区長様を初め関係機関の皆様、そして、議員の皆様に多大なるご協力をいただき、約3,500人の町民の皆様にご参加いただきまして無事終了することができました。ご協力をいただきました皆様には、この場をおかりしまして心より感謝御礼申し上げます。 全町避難訓練の検証ですが、2月24日に開催しました野木町全町避難訓練実行委員会におきまして、訓練の際のアンケート結果及び委員の皆様からのご意見をいただき、検証をしたところでございます。アンケートには、合計1,248名の町民の皆様から回答をいただき、さまざまなご意見を賜りました。その中でも、今回の全町避難訓練のよかったところでは、避難意識が高まった、避難の手段が理解できた。避難体験ができてよかったなどが挙げられます。 町に要望する点としましては、防災無線、広報車の音量を大きくしてほしい。今後も訓練を行ってほしい。災害時要配慮者に対する対策を講じてほしいなど、訓練に対する積極的なご意見が多く見られ、町としましても、訓練をさらに強化、継続していかなければと考えているところでございます。 また、日常の防災対策についての質問では、491名の方が飲料水や非常食を備蓄しているとの回答をいただきまして、町民の皆様の高い防災意識に、町としましても心強く思ったところです。このアンケート結果につきましては、広報4月号、ホームページ、自治会への回覧等で町民の皆様に周知させていただきます。 今回の野木町全町避難訓練実行委員会によってあげられました反省点を踏まえて訓練内容の改善に生かしていきたいと考えております。さらに、実行委員会の席上、次回の訓練開催時期を検討していただきましたが、平成30年9月下旬から10月上旬を予定してはどうかとご意見をいただき、今それに向かって検討しているところでございます。 次に、野木町公共施設総合計画の策定についてのご質問のうち、公共施設老朽化に対する取り組みと施策についてのご質問にお答えいたします。 厳しい財政状況が続く中で、平成26年4月に国から公共施設等の老朽化対策につきまして、全体の状況を把握し、長期的視点を持って更新、統廃合、長寿命化などを計画的に行うよう指示が出されているところです。これによりまして財政負担を軽減平準化するとともに、公共施設等の最適な配置の実現を目指すものとなっております。これは今ある施設の維持管理のほかに、同様の施設を複数持つ自治体では、施設の統廃合、もともとの機能に別の機能を合わせた複合化、現在の用途とは全く違ったものとして利用していく転用なども選択肢の1つとなっております。 このため、町では、国のインフラ長寿命化基本計画などを参考にしまして、現在施設の長寿命化を図るために公共施設等総合管理計画の策定に取り組んでいるところでございます。 以上で答弁といたします。 ○議長(館野孝良君) 坂口議員。 ◆8番(坂口進治君) それでは、1番から詳しく質問をさせていただきます。 まず、住宅の窃盗被害状況と対策についてでありますが、新橋区のこれは懇談会28年度ですね、12月3日に行われたんですが、これに空き巣被害、これは夘の木自治会内というふうに書いてあるんですが、3件連続発生したと、それに遭わないための広報を載せてもらったが、今後も続けていく必要があるということで、窃盗の手口などを警察に聞いて、こうしたらよいという、これ意見があったんですが、それについて町のほうのお答えとしましては、広報については今後も進めていきますと。連載の掲載の内容については、警察との協議が必要になるので、連絡をとりながらやっていきたいというふうに言うと、今後新たに町でつくるかどうかを、要するに回覧板について補助金を作成しますので、現在のような内容になっていると思いますというふうに、町はこれからつくるかどうかを検討してまいりますというお答えをしていたんですね。これについて実際検討しているかどうか、まずそれからお聞きします。 ○議長(館野孝良君) 総務課長。 ◎総務課長(寺内由一君) それでは、新橋区の懇談会のほうで出た意見だと思いますけれども、回覧板につきましては、今現在、各自治会のほうでお使いになっている古いものもあると思いますけれども、最近のものにつきましては、消費者庁のほうの補助事業等で使われているものでございまして、主に振り込み詐欺とか、そういったものが多く載っているものだと思います。こちらにつきましては、在庫のほうもちょっとまだありますので、それを急に新しいものということで、なかなかこういった窃盗の問題とかそういったものを入れ込むというのも、ちょっと非常に難しいと思いますので、その辺につきましては、その辺の在庫状況等を見ながらしたいと思います。ただ、地域等につきましては、先ほど町長のほうの答弁にもございましたけれども、回覧なり自治会のほうに、これからそういったものを配布したいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(館野孝良君) 坂口議員。 ◆8番(坂口進治君) これ広報「のぎ」の12月号なんですが、ここに空き巣、忍び込みに注意しましょうという、開いたところの大体3分の1ぐらいのところに、この注意喚起が載っている。基本はもちろん空き巣だけではなくて、先ほど町長もおっしゃいましたように、詐欺とか、あるいは車上狙い等あるわけですが、基本的にこういったものを、今ほかのところを見ても、近々ではこの12月号しかないんですね。この相談された方をしますと、もう少し町のほうで広報、要するに呼びかけ、注意喚起をしてもらったらどうかということで、先ほど町が新たにつくるかどうかを検討していると、課長のほうでお話しされたんですが、今私が持っているものはちょっと古いので、町長の言われた件数のほうが多かったのですが、町としてもちろん宇都宮市とか栃木市に関しましては、件数は非常に多いんですが、野木町は町として人口割合からしてナンバーワンなんですが、もちろん、この野木町の特性、家がすごく横につながっていたり、非常に環境的に泥棒が入りやすいのかなという言い方をするとおかしいんですが、基本的にこの上三川が一番件数的には多いはずなんですけれども、今野木町は30件というふうに、これは住宅窃盗についての話ですね、ありました。これについて今後どのように注意喚起を促していくのか。あるいは、これからの対策としてこの広報だけじゃなくて、どういう実際の行動をしていくのかを、ちょっとお答えください。 ○議長(館野孝良君) 総務課長。 ◎総務課長(寺内由一君) 確かに件数的に見ますと、上三川とかそちらのほうが多いかと思いますけれども、ただ件数的に見て町のほうとしましても、先ほど30件というようなお話がございました。人口1,000人当たりの被害率というのは非常に野木町は高いということでございます。今、こちらにつきましても、警察のほうでもお話しさせていただいておりますけれども、確かに昼間の空き巣が非常に多いということもありまして、こちら重点的にその地区を回っていただいているところでございます。また、交番等だけではちょっと足りない部分につきましては、本署のほうから来て、そちらのほうも回っていただいているということでございます。また、地域担当だけではなくて、ほかの部署においてもご協力のほうをいただいて、その辺は進めているということでございます。 町としましては、やはり先ほど広報等の掲載期間をもうちょっと短くして載せたほうがいいのではないかとか、そういったご意見もありますので、その辺につきましては、なるべく多く載せられるように、それとあと地域のほうの回覧等は、そちら重点的に進められればと思っております。 また、特にこういった空き巣につきましては、警察あるいはそういう広報等だけではなくて、これ防犯意識の高さというか、そういったものも身につけていただかなくてはならないと思います。皆さんは住民の方はいろいろわかっていると思いますけれども、特にワンドアツーロックとかですね、1つのドアについて2つのロックが必要ですとか、あるいは窓につきましても、補助錠をつけたほうが防犯になりますよとか、そういったいろいろなことがありますので、そういったものを網羅しながら、地域の方々に防犯等の周知ができればと思っております。 以上です。 ○議長(館野孝良君) 坂口議員。 ◆8番(坂口進治君) 先ほど、今課長の答弁の中に防犯意識の向上と、住民の方一人一人が防犯に対してやっぱり意識を持ってもらわないと、なかなかこれについては少なくならないということもあるんですが、これ1つの考え方なんですが、防災無線、これについて、今課長もおっしゃいました。昼間多分13時、1時から大体6時ごろまでの被害の発生状況が多いというような統計が出ているんですが、それに対して防災無線で呼びかける。これについては今、町としては、時間とかよっぽどの災害でなければ防災無線の活用というのは、どういうふうな活用をされているか。ちょっとご答弁願います。 ○議長(館野孝良君) 総務課長。 ◎総務課長(寺内由一君) 現在、防災無線につきましては、定時放送ということで、4時半だったものを5時からということで今放送してございます。また、緊急時に何かありましたらその防災無線のほうを使って放送する予定でございますけれども、今のところ、そういった形で運用のほうをさせていただいております。 ○議長(館野孝良君) 坂口議員。 ◆8番(坂口進治君) 何かありましたらということですが、注意喚起というのは、あくまでも何かあってからやったら遅いと私は思うんですよね。せっかく防災無線を設置されて有効活用ということで、よその町では、もちろんそういう注意喚起とか、あるいは高齢者の方、特に認知症の方がいなくなったとか、そういったような細かくはないですね。そういう犯罪じゃないんですけれども、そういうのも出している町もある、市町村もあるんですが、野木町は、まだ今おっしゃる中では、そのときになってみないと、なかなか放送の枠というか、そのあれがまだコンセプトというか、それ防災無線で何をするというのは、もう固まっているんですか。この住宅の窃盗被害だけじゃなくて、大きな事件が起きましたよというものとか、いろんな予定というのは今後すぐじゃなくて、そういったものというのは、もう組み込まれているかどうか、ちょっとお聞きします。 ○議長(館野孝良君) 総務課長。 ◎総務課長(寺内由一君) こちらにつきましては、今試験運用ではないですけれども、その辺のところをやっているところでございます。今後につきましては、もちろん認知症の方の徘回とか、そういったものも多分出てくればこちらのほうでやりたいと思っております。また、ほかの懇談会等で、やはり小学校とかそういった方の登下校に関して流していただきたいというような要望も来ておりますので、その辺につきましては、今後そういった運用につきまして、決めてきたいと思っております。 ○議長(館野孝良君) 坂口議員。 ◆8番(坂口進治君) 非常に難しいことなんですが、女子防犯パトロール隊の結成とかあるいは消防団による多発時の見回り、こういったようなこれは非常に人手、まして消防団の場合はいろんな意味で、火災とかというのに備えなければいけないので、なかなか犯罪、住宅窃盗まで目が回るかというと、そういうことはいかないと思うんですが、そのようなことというのは、話題に乗っているんですかね、いかがでしょうか。 ○議長(館野孝良君) 総務課長。 ◎総務課長(寺内由一君) あくまで消防団等につきましては、消防、水防といったものが主な業務になりますので、その辺につきましては、刑法犯とか、そういったものにつきましては出動とかそういったものに関しては今のところは検討してございません。 ○議長(館野孝良君) 坂口議員。 ◆8番(坂口進治君) これは私の体験なんですが、町で生け垣に対して補助金を出していると思うんですね。非常に緑の多いまちづくりということで大賛成なんですが、ただ高齢化になって木が非常に大きくなった。そうすると死角ができやすいんですね。これ、だからいけないということじゃなくて、こういったようなやっぱりアフターフォローという言い方をすると、何でもかんでも町にという言い方になってしまうので、いいのか悪いのかということになると思いますけれども、年をとってから緑を多くするということは、手入れが非常に大変。それを外部に頼むということになると非常に高いお金なんですね。そういったものに対して、防犯上も町がある程度の補助を出す。もちろん予算がありますので、なかなか何でもかんでも予算をつければいいというものじゃないんですが、そのようなことというのは今防犯上、お考えになっていますか。副町長どうですか。 ○議長(館野孝良君) 副町長。 ◎副町長(館野本嗣君) ちょっと先ほどのご質問の中に消防団の関係があったんですが、年末なんかは巡回、夜警察の方と消防団と我々と巡回をして回って、各分団、各地域で回ったりなんかして注意喚起をしているところでございます。 あと、先ほどの生け垣の関係なんですが、この間もほかの議員の方からもご質問あったと思うんですが、非常に野木町としては、まちづくりの中で生け垣については進めてきた経過がございます。住宅の景観というのは、非常に野木町皆様方が自慢になると思うんですけれども、非常に景観的にはいい町並みができているのかなというふうに思います。入ってきた方のご意見なども、町の景観は非常にいいんだという、そこに惹かれたというご意見もございますので、それはそれでよろしいかなと思っております。 ただ、今お話がありましたように、当然ながら生け垣の場合は、時間とともに大きくなる。これ街路樹なんかと同じように大きくなって、手入れの関係がどうしても出ます。ただ、だからといって、それにすぐ補助金をというわけにもなかなかこれは難しいのかなと。先ほど来、いろいろとお話がありましたけれども、やはり窃盗に住宅の中に泥棒が入らないような対策ですね、これを注意喚起していく形があろうと思う。栃木県警なども人目につきやすい家は嫌がるとか、あるいは泥棒は光を嫌がるとか、あるいは侵入に時間がかかるところはあきらめるとか、いろいろとそういうものを出しておりますので、災害のときには自分の身は自分で守るというような話が我々として進めておりますが、この防犯の関係も、やはり一人一人の中に意識づけしていただきまして、防犯対策をしていただく。例えば街路灯、昼間なんかでは街路灯はあれですけれども、夜の関係では街路灯、あるいは人がいますよというような印象づけをしていただく。昼間についても、やはり当然ながら窓ガラス割られたり何かしますので、そこら辺の対策とか、そこら辺の防犯カメラ、これは実際にカメラが作動していなくてもカメラがあるような形でありますと、非常に嫌われるというんですかね、当然ながら泥棒に嫌われることが一番よろしいわけなので、そのような注意喚起をしていって一人一人が皆さん町民の方が防犯対策をしておくことが一番肝要なのかなという……。個別の補助金を出したらいいんじゃないかというのは、これは非常に安易のように受け取れるところもありますので、やはりそこの防犯対策はみずからやっていく形を我々としては喚起していきたいとご理解をいただきたいと思います。 ○議長(館野孝良君) 坂口議員。 ◆8番(坂口進治君) それでは、次に進ませていただきます。 第一松原踏切の質問は、私今回で9回目なんですね。本当にしつこいというふうに思われていると思います。安全にしつこさは必要かなと、私は自分で思いながら何回も出しているんですが、先ほど町長の答弁の中にも30年に一応着工というお話がありました。北側の1.7メートルの歩道をつくって、そこに踏切が収まるような、あるいは歩道がちゃんとできるようなという場所を確保するということで、非常に私はこれも何しろ1日も早くつくっていただきたいというのがあるんですが、ただ、それに対して今度車の通行に対してもちろん子供たち、高齢者の方が安全で通れるということがあるんですが、あそこの道路は今度工業団地の造成によって、もちろんあそこはこの前の説明では大型車の通行禁止というふうな話を聞いていますので、大丈夫かなと思うんですが、現状宅配だのあるいはあそこの近隣、あそこの道沿いにある会社の車というのは、本当大きなトレーラーとか大きなトラックが今走っているんですが、それに関してはもちろん禁止というふうになっていないんですが、その辺について、今度大きく通れるので車がどんどん入ってくるというおそれはあるかどうか。その辺はどのように町では考えていますか。 ○議長(館野孝良君) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(老沼和男君) あの道路につきましては、2級幹線4号線ということで町道の脇なんですが、松原踏切の東西につきましては、議員おっしゃったとおり、大型車の車両進入禁止には警察のほうもしておりますので、原則は大型は入れない。ただ、あそこに所有者の方が大型車を持って事業を行っている方がいらっしゃいますので、その方たちの車は当然入れるということになっていますので、それ以外のものについては、基本的には今後についても入れないという状況は変わりませんので、その状況は今と基本的に改正するということは原則はないと考えております。 ○議長(館野孝良君) 坂口議員。 ◆8番(坂口進治君) ふだんの場合は、今言ったように通行が非常に少ないんですが、通勤時だとか通学時、これ非常に子供たちも多く通るんですね。そのときに、非常に難しいのはよくほかのところへ行きますと、この前も1回私多分質問させていただいたと思うんですが、時間帯のあれで通行を要するに制限する。30分なら30分という間隔、1時間なら1時間、そういったような市町村もあるんですが、その辺について、あの辺の道路としてはそういったような規制をする対象の道路ということにはならないかどうか。その辺ちょっとお聞きします。 ○議長(館野孝良君) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(老沼和男君) あくまで学校の近くのスクールゾーンとかという形で、子供の通学の時間帯については規制をしているところは多く見られると思います。ただ、あの道路につきましては、やっぱり幹線道路ということで、確かに通学するお子さんもいらっしゃるわけなんですが、それにつきまして時間的な規制をするということが可能かどうかとなると、やはり警察との協議が必要になると思います。その中で必要かどうかということで、警察のほうも認めていただければ規制もできると思うんですが、あくまでも幹線道路として通勤に使っている方も多くいらっしゃいますので、そういう状況も踏まえた中で、それが可能かどうかというのは協議してみないと、こういう形ではちょっとご回答はできないと思います。 ○議長(館野孝良君) 坂口議員。 ◆8番(坂口進治君) この松原踏切につきましては、私は本当に確認の意味で質問に乗せさせていただいたもんですから、この辺にしたいと思います。 それでは、3番目の全町避難訓練の検証と改善点について、町長のほうから3,500人が参加しましたよという話を聞きました。これは町が考えていた参加人数、多いのか少ないのか。その辺はどのようでしょうか。 ○議長(館野孝良君) 総務課長。 ◎総務課長(寺内由一君) こちらにつきましては、人数的にはかなり多くの方に参加していただきましたので、多くの方が今回参加していただいたというふうに感じております。 ○議長(館野孝良君) 坂口議員。 ◆8番(坂口進治君) 多くの方が参加されたということで、1回目の避難訓練にしては大成功だったという感じで町は受けとめているということでよろしいんですか。 ○議長(館野孝良君) 総務課長。 ◎総務課長(寺内由一君) そうですね。こちらにつきましては、本当に住民の方ですね、議員さんのほうにもお手伝いをいただきましたけれども、本当にこちらにつきましては、第1回目ということで多くの方に参加していただきまして、非常によく開催できたのかなというふうに感じております。 ○議長(館野孝良君) 坂口議員。 ◆8番(坂口進治君) 私のちょっと感じたことですね、実は私新橋区の東地区に住んでおるんですが、基本新橋区の訓練では、区独自の訓練では新橋小学校に避難をすると、ただ町の決まりでは東地区の人は南赤塚小学校に避難をするんだよということで決まっていると思います。これは町からの広報とかいろんな知らせで回っているんですけれども、今回避難場所が全区の人はみんな新橋小学校へ行くということで、これは町でちょっと聞いたら区長の判断というふうに聞いたんですが、これ町の訓練ですよね。区長が判断されたということはどういうことかちょっと教えてください。 ○議長(館野孝良君) 総務課長。 ◎総務課長(寺内由一君) 新橋地区に関しましては東西ございまして、先ほど南赤塚小学校ということでございますけれども、こちら新橋地区につきましては、浸水時とあと震災時ということで、ちょっと避難所のほうが変則になるという実はございます。特に震災の場合ですと、新橋小学校が浸水想定区域に入るもんですから。そちらにつきましては、南赤塚小学校と、あと野木二中のほうに分かれるような形になると思いますが、今回はあくまでも震災ということで設定させていただきまして、あくまでもこれ区長さんの判断というのではなくて、町と地域の代表である区長さんとお話ししたときに、やはり今回初めてだということもありますので、訓練としましては把握がしやすいようにと、あと住民の方がわかりやすいようにということもありまして、こちらいろいろ話し合いを重ねた上で判断させていただきました。 また、自主防災組織がある組織につきましては、ふだんから訓練等実施しておりまして、住民の方もどんなことをやるのかなというのも多少わかると思うんですけれども、ほかの自主防災とかがない地区につきましては、本当に初めてなもんですから、非常にその連絡体制自体もどうやったらいいんだろうというような方もいらっしゃいまして、地元の方とどうやって連絡をとるんだとか、そういった初歩的な部分から入りましたので、今回はわかりやすいような形で各区でまとまっていただいたというのが今回の訓練でございます。 ○議長(館野孝良君) 坂口議員。 ◆8番(坂口進治君) 私が話したのは、新橋区は初めてじゃないんですよね。何回かもう避難訓練というのに関しては実行されていて、町もそのケースというかそれを見てやっているということもお聞きしたわけです。私が話ししたのは、震災のための要するに避難所ということは、線路から東側は赤塚小学校になっていますよということは、これは周知の事実でございますから、そちらのほうに普通なら要するに実際の訓練をしないと実際何かあったときに必ずじゃあちらのこの前訓練したから新橋小学校に行こう。そういうふうになりますよね。そうすると、いやこっちは違うよといろんな意味でルート歩く道、それから通る環境をやっぱりある程度訓練というのは、実地に即した訓練をするのが本当だと思うんですが、初めてだからまとまりがなかったから云々というちょっとそれが、これはほかの区は私わかりません。そういう防災訓練をしているところもあると思います。だけれども、新橋の場合は独自でも何回かもう、ちょっと回数は忘れたんですけれども、やっています。そうすると今、新橋小学校に行くというのは一番まとまりがよくて、逆に言えば一番やりやすいと。混乱が少ないというのもあるんでしょうけれども、もうその辺で、せっかく町全体でやるときはちゃんとした訓練の仕方をやっていくというのが本当じゃないかと思うんですが、その辺どうですか。 ○議長(館野孝良君) 総務課長。 ◎総務課長(寺内由一君) 確かにその辺のほうは今回のアンケート結果とか、あるいは委員会の中でもそちらにつきましては出ておりました。ですから、そういったものを今後踏まえながら、次回の訓練等に生かせればと思っております。 ○議長(館野孝良君) 坂口議員。 ◆8番(坂口進治君) これ私前に自治会長をやったときに、自治会単位でその避難訓練をやらせてもらいました。これについては、すぐうちの自治会の横に消防署が、図書館の周りですからあるんです。そうすると、消防署に出向きまして実はこれをやりたいんだということで行きましたら、人工呼吸による蘇生の訓練とか、あと消火器の使い方等を消防署の方が懇切丁寧に、もちろんタンカのつくり方とか、そういったものも含めてやっていただいたんですが、これはなかなか長続きしなくて、次からは区でやるということで非常に安心して区のほうに任せたということがあるんですが、やはりこういったような小さな単位で防災訓練をやるときに、やはり町として何かそれに対するお金とかそういうのではなくて、人為的なものとか、あるいは相談とかというのを、それは受けたことございますか。また、それをやろうという気持ちはありますかね。 ○議長(館野孝良君) 総務課長。 ◎総務課長(寺内由一君) 確かに自主防災の訓練、私のほうも担当のほうも行かせていただいております。それでいろいろ各防災組織のほうも工夫しながらやっていらっしゃると思いますが、ただ今回につきましては、全町避難訓練ということもございまして、こういった人工呼吸とかそういったものの器具とか、あるいは煙体験といったものもあると思いますし、起震車とかそういったものも最初は考えたんですが、確かに全町という形で今回実施するに当たりますと、そういったものの器具とか、あと準備物のほうも非常に少ないと、自主防災組織さんでやっているときには日数的に日にちも違いますので、そういったものも全部用意できるということもありますけれども、今回あくまでも全町ということもありましたので、こういったものではなくてとりあえず避難所のほうに避難していただいて、そういったもので、あと防災メールの登録とか、そういったもので、まず初歩的なその行動を確認するということで実施させていただきましたので、こういった消火器訓練とか、そういったものは非常に有効だと思うんですけれども、ちょっとその辺につきましては、今回はなくてこういった訓練にさせていただいたという経緯がございます。 ○議長(館野孝良君) 坂口議員。 ◆8番(坂口進治君) 今回の訓練で一番感じたのが弱者と言われる高齢者、もちろん外に歩けますけれども、そんなに歩行で、徒歩でそこまでは行けない。そういう方というのが結構いらしたんじゃないかなと。私のうちの近所にもちょっと大変だからということで訓練に参加されなかった方も何人かいらっしゃいます。それをやはり災害のとき一番必要なのはそういう方たちの救護だと私は思うんですが、そういった方たちの救護に関して自治会も区も全てもちろん見守りのネットワークがありますので、やりますけれども、その辺がもう少し今回できなかったことを、次回これ検証されたわけですから、それをどういうふうに次回に持っていくか。その辺はどのように考えていますか。 ○議長(館野孝良君) 町民生活部長。 ◎町民生活課長(伏木富男君) 先ほどちょっと総務課長のほうからもお話がありましたけれども、実行委員会の中の反省点の中で、確かにこの見守りネットワークのほうの活用についてということで、反省点ということでいただきました。具体的には、この見守りネットワークを活用して、今回の全町避難訓練を実施するに当たりましては、大字の区長様とか自治会長様が事前に私どものほうの名簿をもとに、こういった訓練をさせていただきます、当日のご参加もしくは安否確認というんですかね、健康確認をさせていただきますということで、事前に区長様等が対象者の皆様のもとへお話に上がったということがございました。ただ正直なところ、区長様のほうとしては、行ったときによく話がわからない。要するに全町避難訓練と何なのとか、何で私のところに来たのとかというふうなご意見もありまして、町のほうとして、事前にこういった見守りネットワークに登録されている方につきましては、こういった訓練をいついつこういう形でやります。それに対して例えば区とか大字とか自治会では、こういった対応をとらせていただきますので、そのときにはそういった役員の方がお声かけに上がりますので、ご協力できればお願いしますということを、事前に申していただきたいというふうなご意見も賜っております。その点は1つの大きな反省点だということでございまして、次回やるときには、その辺をきちんとわかるような形で皆さんのご協力が賜れるように、こういったふうに考えているところでございます。 ○議長(館野孝良君) 坂口議員。 ◆8番(坂口進治君) 全町訓練につきましては、この辺で時間的にありますので、2番目の野木町の公共施設の総合計画の策定についてお伺いいたします。 今現在、野木町はほとんどの建物が耐震化あるいは学校についても改修、この庁舎についても耐震改修というふうに行われています。今ほかの市町村、村はわかりませんけれども、市町に関しましては、庁舎の新設が非常に多くなっているわけですね。私が考えるには、建築の中で構造的に鉄筋コンクリート、それから鉄骨造、木造、あと鉄骨のコンクリートというのもございますけれども、この庁舎多分鉄筋コンクリートになっている構造だと私思います。これは多分30年、40年というのは大丈夫なんですが、基本的にこれを何年使い続けるのかと、要するに長寿命化計画というふうに先ほど町長もおっしゃっていましたけれども、私考えるには、これはあくまでも理想ですよ。予算があることですから。職員の職場環境、来た方の要するにワンストップサービスとのいろんな意味で、やっぱり庁舎を新しくするとそれだけ仕事の効率も上がっていく。町のイメージもよくなっていく。もちろん、これ先ほどもう何回も言うように、予算のことで負担が非常に大きいということですが、ただ耐震化やった、今度も庁舎の床の改修もございます。そういう改修をどんどん繰り返していくのと、新しく建てるのとで、そういう検証というのは今までやっていますかね、それいかがでしょうか。 ○議長(館野孝良君) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(老沼和男君) 今回の公共施設の総合管理計画につきましては、当然この町のほうの改修計画の後に国のほうから示されたものでございますが、町としますと、当然今の庁舎に限っての話になりますが、耐震化をするということで計画を立てまして順次進めてきたわけです。そのときに耐震化の改修工事をやるのか、あるいは新築したほうがいいのかというのは、その当初の段階で建築費が幾らぐらいかかる。あとは耐震のほうでどのくらいかかるという詳細な比較をした中で、現在の建物を壊して建てるよりは耐震化して、その後改修をしたほうが経費的にもあとその後も使っていける年数等も考えた中でどちらがいいかということで、改修のほうを選択しまして耐震補強改修という形の決定をして進めているところでございますので、今、野木町の役場規模の当然新築すると30億ぐらいかかるのではないかという話があったような気がします。30億以上40億という話になりまして、改修ですと基本的に耐震補強改修で数億円でできるということですから、その経費の差は大きな問題でもありますので、あくまでもそういう形で進めるということで当初決定していますので、そういう形で進めております。 ○議長(館野孝良君) 坂口議員。 ◆8番(坂口進治君) 将来を見据えてという言い方おかしいんですけれども、持続可能というキャッチフレーズで町長が小さくてもきらりと光る持続可能なまちづくりというのを表に出していると私は思います。やっぱり持続するということは、これからずっと野木町があり続けるわけですね。この建物はもちろん崩れるという、そういうことは大震災があっても崩れなかった建物ですから、耐震化をしてもっと強くなったとあるんですけれども、使い勝手、ここのを見ていただいてもわかるとおり非常に古いんですね。それなりにきれいにもちろん使い回しはされているんですが、やっぱり全ての問題でだんだん時代に合った、要するに建築というのが出てくると思うんですね。もちろん新しければいいことに、これは皆さんよくわかっていらっしゃる。ただ、今町長も話ししたように40億かかるんだよと。そうしたらこっちのほうは数億円で済むんだよと。そうすると、財政を逼迫しない。野木町の財政からするとなかなか無理だよということはあるんですけれども、一つ一つやはりつくっていく。 特に今度私がちょっと感じたんですけれども、仮称の野木町総合サポートセンターの木造は、古いのは多分築40年たっていると思うんですよね。それを今度新しく改築して使うよということなんですが、公共の建物ということで安全性もありますけれども、この考え方というのはある意味で言えば非常に節約していいよということなんですけれども、どういったようなものになるのかなと思うと、今とほとんど変わらない建物だよと。それで中をちょっと改造していくんだよということでいきますと、使い勝手だって幼稚園でしたから、もちろん出入り口は子供の高さじゃなくて大きくある程度したりといろんな工夫を凝らすでしょうけれども、ただそういうことからすると、私は建てかえたほうがよかったというふうな、これはあくまでももう決まったことですから、どうしてくれということじゃなくて、よかったんじゃないかなというふうに思っています。 1つはこういうふうに新しく改修していくという建物があれば、これは本当に思うんですが、郷土館、郷土歴史館がありますよね。あそこなんか建てかえるお考えは一切ないんですかね。今、野木町の要するに歴史があそこに詰まっているんですけれども、非常に物置みたいにもちろんきれいに清掃はされています。中に入ると床がつるつるだなというふうに見えますけれども、ただあそこを見て、皆さんあそこが歴史の郷土館に見えるかなと。そうしたら公共の建物の1つですよね。そういったもののほうに目を向けるということも町としてはないかどうか、それをちょっとお聞きします。 ○議長(館野孝良君) 副町長。 ◎副町長(館野本嗣君) たしかさきの議会のご質問の中で、議員の方からご質問を受けまして町長のほうで答弁した経緯がございます。これに関しましては、町長も当然ながら郷土館の改築については考えている。ただこれ順次計画的に進めていきたいという形で捉えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 それと先ほどワンストップサービスとかいろいろなことがご質問に中にありましたけれども、町としてはその建物のほかに基本的には機構改革等をしながら、その窓口の一本化とかそういう形でサービスの向上を図っていきたいというふうに考えておりますので、これは今やっておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(館野孝良君) 坂口議員。 ◆8番(坂口進治君) 最後のほうになりますけれども、これ公共施設の総合計画の策定についてアンケートを町民に出しております。このアンケートにつきまして、非常に町民のほうから先ほど私壇上でもお話しさせていただいたんですけれども、非難ごうごうなんですね。これについて町は、最終的にこれは誰が、もちろん町長名でするんですが、本来は誰がこれをチェックして委託に出したのか。あるいはこれをゴーしたのか、その辺はどうでしょうか。 ○議長(館野孝良君) 政策課長。 ◎政策課長(寳示戸浩君) アンケートでございますけれども、アンケートをお送りして答えていただいた町民の皆様、中身にかなりの不備がありました。それは私どもも認めるところでございます。大変申しわけございませんでした。こちらは実務的な面で発送するのは私のところで発送しておりますので、結果を申しますと、発送する段階でチェックが甘かったと言わざるを得ないかなというふうに考えてございます。 ○議長(館野孝良君) 坂口議員。 ◆8番(坂口進治君) この今課長がおっしゃったように、それについてはそれ以上のことがあれできないんですが、これおわび状とかといって次にまたはがきでわび状を2,000、多分2,000名を無作為に抽出したというふうに書いてある。2,000名にまたわび状をお送りしたということは間違いないですか。 ○議長(館野孝良君) 政策課長。 ◎政策課長(寳示戸浩君) はい、不備があったことについておわびしなければいけないという考えがございましたので、お送りさせていただきました。
    ○議長(館野孝良君) 坂口議員。 ◆8番(坂口進治君) この金額単純に考えて、切手代が52円と2,000枚ということで10万4,000円という金額的にはそんなあれなんですけれども、印刷代がどうかわかりませんけれども、これについては町が支払ったんですか。それとも委託業者が出したのか、その辺はどうなんでしょうか。 ○議長(館野孝良君) 政策課長。 ◎政策課長(寳示戸浩君) そちらにつきましては、委託してある先のほうで話し合いまして責任を感じるという言葉もございまして、向こうのほうで負担していただいた状況にございます。 ○議長(館野孝良君) 坂口議員。 ◆8番(坂口進治君) これ1つの考え方なんですが、はがきでなくて広報の「のぎ」にこれ出しても間に合うことじゃないかなと。要するにこういったことがありましたということを、ここに責任を感じて2,000名出した方だけに出したという意図はどういうことでしょうか。 ○議長(館野孝良君) 政策課長。 ◎政策課長(寳示戸浩君) このアンケートによりましてご迷惑をおかけした方、これはもちろんアンケートを届けた方ですので、そちらの方に丁寧に謝罪したいという気持ちでやったものでございます。 ○議長(館野孝良君) 坂口議員。 ◆8番(坂口進治君) この案件につきましては、ほかの議員の方からも多分出ていると思いますので、私としてはこれ以上はあれしませんけれども、やはり町民に対してこのアンケート、今先ほども黒川議員が何のためにアンケートをとるんだということもお話をされていました。やっぱりアンケートというのは、町民の意見を広く聞くというふうに先ほど答えていらっしゃいましたけれども、やっぱりそういう意味では、ちゃんとしたアンケートのとり方、あるいは設問の仕方をよく考えてやっていただきたいと思います。 これにて私の質問は終わらせてもらいます。 ○議長(館野孝良君) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(館野正文君) 先ほどの坂口議員の確認の言葉の中で、30年度に踏切の中に1.7メーターという言葉がありましたので、ちょっと確認させていただきます。 町長の答弁のほうでは、29年度につきまして用地買収、それから物件補償、道路詳細設計でございます。30年度につきましては、踏切の西側ですね、野木幼稚園の前になります。こちら道路の改良工事を行います。31年度におきまして踏切の工事ということで計画しておりますので、確認方よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(館野孝良君) これにて本日の一般質問は終結いたします。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(館野孝良君) 以上をもちまして、本日の日程は終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 大変ご苦労さまでした。 △散会 午後2時58分...