野木町議会 > 2016-12-06 >
12月06日-02号

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  1. 野木町議会 2016-12-06
    12月06日-02号


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    平成28年 12月 定例会(第8回)          平成28年第8回野木町議会定例会 第2日議事日程(第2号)                 平成28年12月6日(火曜日)午前10時開議日程第1 一般質問---------------------------------------出席議員(14名)    1番  小泉良一君      2番  針谷武夫君    3番  松本光司君      4番  館野孝良君    5番  野本新一君      6番  折原勝夫君    7番  黒川 広君      8番  坂口進治君    9番  鈴木孝昌君     10番  柿沼 守君   11番  長澤晴男君     12番  小杉史朗君   13番  眞瀬薫正君     14番  宮崎美知子君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長       真瀬宏子君     副町長       館野本嗣君 教育長      菊地良夫君     総合政策部長    老沼和男君 町民生活部長   伏木富男君     産業建設部長    館野正文君                    会計管理者 教育次長     真瀬栄八君               栗田幸一君                    兼会計課長 総務課長     寺内由一君     政策課長      寳示戸 浩君 未来開発課長   大高 隆君     税務課長      山中 修君 住民課長     黒須勝美君     健康福祉課長    田村俊輔君                    産業課長兼 生活環境課長   石渡 真君     農業委員会     酒井浩章君                    事務局長 都市整備課長   上原善一君     上下水道課長    町田 功君 こども教育          田村君恵君     生涯学習課長    赤坂孝夫君 課長---------------------------------------職務のため議場に出席した者の職氏名 事務局長     青木 功      書記        安立もとあ △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(館野孝良君) おはようございます。 ただいまの出席議員数は14名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(館野孝良君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(館野孝良君) 日程第1 一般質問を行います。 順次質問を許します。--------------------------------------- △黒川 広君 ○議長(館野孝良君) 7番、黒川広議員の質問を許します。 7番、黒川広議員。     〔7番 黒川 広君登壇〕 ◆7番(黒川広君) おはようございます。 ただいま議長の許可をいただきましたので、総括質問を行います。 さきの通知書に従いまして農業問題について質問を行います。 町は、のぎ未来プランの基本構想の中で、町の将来像を水と緑と人の和でうるおいのあるまちとして、美しい市街地と緑に包まれた周辺部との調和を図り保全していくことで、優しさと安らぎに満ちた明るいまちを目指すことをうたっています。当然ですが、真瀬町長の目指す町の将来像でもあります。 さて、この将来像のフレーズの中に、美しい市街地と緑に包まれた周辺部との調和を図り保全していくことで、という表現であらわされている部分がありますが、この表現で意味されている意図と現状の真瀬町政における農業の取り組みとの間には、やや食い違いがあるのではないかと心配しているところです。 具体的には次のようなものです。 1つ目は、野木町の地域経済の活性化を図るためには、企業誘致や商業の活性化に向けた取り組みと同時並行して、地域の基幹産業である農業の産業活力を高めるための施策を町として、より具体的かつ積極的に展開すべきではないか。 2つ目は、その視点に立って考えた場合に、現在展開されている施策は農業従事者が抱いている課題を解決する上で十分に期待に沿ったものであるのか。 3つ目は、町の自然景観を守っていく上で、行政による法規制は有効に機能するが、実際に土地の保全を担っていくには、それぞれの地域に居住する町民に依存せざるを得ず、なかんずく農業に携わる方々によって維持されているのが実際ではないのか。そして、その農業に携わる方々の活力の減衰は、いずれ町の経済のみならず自然環境にマイナスの影響を与えることにつながるのではないか。 これらのことは、市街化調整区域内農業・農地に共通するものであると思っています。そこで、以上のことを踏まえ、次のことについて伺います。 (1)農業・農地について。 ①認識している課題は何か。 ②農業の振興施策についてどのように考えているのか。 ③農地の保全施策についてどのように考えているのか。 次に、市街化区域内農業・農地に関連して伺います。 市街化区域内農業・農地の位置づけについては、国土交通省所管の都市計画法において規定されています。当初の基本的な考え方としましては、市街化区域内農業・農地を不要とし、宅地化にする流れにあったものが、最近では農業・農地を市街化区域内に必要な土地利用として位置づけるという方向に転換してきていると理解します。このような流れにあって、わが町の市街化区域内農業・農地の現状について見れば、依然として宅地への転用と不動産経営によるアパート建築利用の増加傾向にあると思われます。現実的に不動産経営による安定的な収入が農業経営にもプラスに作用しているものと推察され、営農に必要不可欠な存在であると言えます。 しかしながら、低経済成長や高齢化、人口減少へ転換する社会変化に伴い、不動産経営の問題として、空き地・空き室が埋まらない、借入金の返済、家賃・地代が期待額よりも低い、管理維持費の負担などがあると考えられます。これらの影響によるものなのか、特に最近アパートの空き家の発生が顕著になってきているように推察します。農家の皆様は世帯所得を補うためや、相続税対策などから不動産経営を実施してきたものと考えられますが、このままでは経営的に成り立たなくなり、その結果、農業・農地の減少にますます拍車がかかることとなり、農業・農地を市街化区域内に必要な土地利用として位置づける方向と逆行することになりかねません。 ついては以上のことを踏まえて、次について伺います。 (2)農地保全における市街化区域内農業・農地の多面的機能について。 ①町としてどのように認識しているのか。 ②税制面(固定資産税)での取り扱いはどのように考えているのか。 以上、総括質問といたします。 ○議長(館野孝良君) 町長。     〔町長 真瀬宏子君登壇〕 ◎町長(真瀬宏子君) ただいまの黒川広議員のご質問にお答えいたします。 まずもって野木町の基幹産業と位置づけております農業に対しまして、貴重なご意見を賜りました。私どもといたしましても農業問題は町の将来を左右する大きな問題と位置づけておりますので、貴重なご意見承りましたので、ご答弁させていただきます。 まず、農業問題についてのご質問のうち、農業・農地についてのうち認識している課題は何かについてお答えいたします。 私が認識している課題といたしましては、農業における担い手不足や高齢化による問題と、農地の集約化がなかなかはかどらないという点であります。また、昨今ではTPPなどによる農業者への影響も懸念されるところでございます。今後につきましては、生産品目の集約化を図り、農産物のブランド化や6次産業化につなげていくことも重要な課題であると考えております。また一方で、農地は自然災害時には一時的な避難場所、あるいは水の耐水性から平板ダムとなる可能性もあります。さらに、被災した場合の重要な食料供給源の役割も果たすものでもあります。そのような農業の多面的な働きをバランスよく考えていくことが課題となると思っております。 次に、農業の振興施策についてどのように考えているのかというご質問にお答えいたします。 農業者の高齢化が進む中で、新規就農者につきましては、国・県補助の活用のほか、町独自の支援策を検討していく必要があると思っております。また、町内の耕作放棄地が今後拡大していくことも懸念されますので、農業の法人化や集落営農組合などによる集約化を引き続き推進していくとともに、最終的には農業振興公社農業生産法人等の設立・運営に向けて推進が図れるようにしていきたいと考えております。 次に、農地の保全施策についてどのように考えているのかのご質問にお答えいたします。 耕作放棄地をふやさないためには、農地の基盤整備を実施し、農地中間管理機構などを活用して農地の集約化を図っていく必要があると思っております。また、農業委員や新しく組織されます農地利用最適化推進委員などの指導者と連携を図って、耕作放棄地の問題を未然に防いでいくことも考えなければならないと思っております。そして、何よりも重要なことは、やはり次世代に継承できる農業の担い手の育成にあると考えております。 次に、農地保全における市街化区域内農業・農地の多面的機能の役割についてのご質問のうち、町としてどのように認識しているのかについてお答えいたします。 市街化区域内の農地につきましては、今後宅地化が促進できればと考えております。しかしながら、さきにお答えしましたように市街化区域における農地保全には、災害時に果たす役割も考えられます。また、緑地保全として重要な機能も持っていると思っております。このようなことから、先祖から受け継いだ農地を保全したい人や保全する必要がある人もおりますので、宅地化と農地保全がバランスよく図れるよう研究していきたいと考えております。 次に、税制面、特に固定資産税での取り扱いをどのように考えているのかのご質問にお答えいたします。 固定資産税につきましては、法律や条例に基づき適正な課税を行うべきものと考えております。特に市街化区域内農地に対しましては、税負担の増加を抑制する負担調整措置が講じられております。しかし、先ほど申し上げましたように、多面的機能を勘案して取り扱うことは理解できるのですが、やはり課税上、現在のところ特別措置を考えることは大変困難であると思います。この点につきましては、ご理解のほどをよろしくお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(館野孝良君) 黒川広議員。 ◆7番(黒川広君) ただいま町長より総括質問につきまして答弁をいただきました。 これから順次、今いただきました答弁等に関連して質問を行わせていただきます。 まず、冒頭ですので、大きな野木町の現況について確認を含めてお尋ねしたいと思います。 まず、我が町の総産出額及び農業の産出額は幾らなのか、これはできたら町長に伺いたいと思います。 ○議長(館野孝良君) 産業課長。 ◎産業課長兼農業委員会事務局長(酒井浩章君) それでは、ご質問にお答えいたします。 わが町の総産出額、農業の産出額でございますが、特に農業の産出額については、2006年までは国の統計資料で把握することができます。しかしながら、2007年以降は県単位の集計のために、野木町の産出額を把握することはできませんでした。このため、野木町の総生産額、それと農林水産業生産額についてお答えさせていただきたいと思います。 県の資料であります平成25年度市町村民経済計算、これ概要版でございますけれども、それによりますと、平成25年度の野木町の総生産額につきましては996億1,400万円という数字が出てございます。そのうち農林水産業の生産額につきましては12億1,800万円でございます。参考ですが、割合にしまして約1.2%というふうな統計が出ているのが現状でございます。 以上でございます。 ○議長(館野孝良君) 黒川広議員。 ◆7番(黒川広君) 今、課長のほうからいわゆる総産出額や農業の産出額、どうも町独自では把握できない仕組みになっているということに理解しました。 なぜ私が町長に答弁を求めたかといいますと、当然本来は野木町の白書的なものの中で、野木町単独としていろんな産業分野の、それから野木町のGDP、それがどのぐらいであって、それぞれ産業分野でどうで、それでまた構成要因がどうか、それがないと、これから野木町がどういうところに価値を見出して施策を打っていくかということは、当然私の頭の中ではそういう認識に立っていました。それなので、あえて町長いかがですかと聞いたら、そういう趣旨ですので、意見として認識をしていただければと思います。 何でこんなことを私に聞くのかと、黒川議員は何でこういうことを町に聞いたのかというのを、単に数字を聞くのが私は目的じゃなくて、その背景にあること、やはり企業であれば市場規模だとか、それにおける、それは場合によっては今はもうインターナショナルというかグローバルですから、日本だけじゃなくて世界全体の市場を眺めて、その中で自分の将来の売上設計をして、町で言えば町税ですか、それと同じように今度はコストですよね、どういう人材をどういうところにどれだけかけていくのかというのは、もうかなりシビアにやられているというのは、これは私の持論じゃなくて、新聞等です、日経新聞や何か読めば。それと同じように僕はそろそろ、それぞれやられているんだと思いますけれども、そういう面での民間企業の知識とか発想を行政のほうに持ち込んでいかないと、行政の経営は、私はどんどん大きな市と小さな市町村で差が出てくるんじゃないかという危惧は持っております。今回は意見だけにとどめます。 次に、ちょっと移りますけれども、我が町における都市計画上の市街化区域と市街化調整区域の面積は何平方キロメートルなのか、そして、市街化区域に占める農地面積は同じように何平方キロメートルあるのか、これは部長か課長で結構ですのでお答えいただければと思います。 ○議長(館野孝良君) 産業課長。
    ◎産業課長兼農業委員会事務局長(酒井浩章君) それでは、ご質問にお答えさせていただきます。 まず初めに、町の面積はご存じのとおり30.26平方キロメートルでございます。そのうち市街化区域の面積については約4.8平方キロメートル、割合にして約15.9%でございます。また、市街化区域内の市街化調整区域につきましては約25.46平方キロメートルで、割合にして約84.1%というふうになってございます。また、市街化区域内における農地面積につきましては、約0.6平方キロメートルでございます。 以上でございます。 ○議長(館野孝良君) 黒川広議員。 ◆7番(黒川広君) どうもありがとうございます。 そういうことで農地面積とか市街化区域とか市街化調整区域全体で見ますと、市街化区域が狭いようですけれども、なおかつその中の農地面積が0.6平方キロメートルという数字だけ見ると狭いように感じると思いますが、ちょっと後ほどの質問に関連しますので、ここで数字を押さえさせていただきました。 次に、我が町の土地利用型の標準的規模農家における米作10アール当たり、大体田んぼ1枚というんですか、私の理解だと1,000平方ぐらい、大体10アールという単位だと思いますが、生産費をどのように把握しているか、また、その額は幾らなのかお尋ねします。 ○議長(館野孝良君) 産業課長。 ◎産業課長兼農業委員会事務局長(酒井浩章君) それでは、お答えさせていただきます。 野木町の水稲、米、10アール当たりの生産費、幾らかかるのかということにつきましては把握できませんでした。その結果、栃木県の26年度産米の10アール当たりの生産費について申し上げたいと思います。栃木県の数字で行きますと、10アール当たり10万4,188円というふうな数字が出てございます。この数字につきましては、関東農政局の栃木県農林水産省統計年報というもので把握した数字でございます。 以上でございます。 ○議長(館野孝良君) 黒川広議員。 ◆7番(黒川広君) これも同じです、先ほどと同じことになりますので。 あわせて、じゃ、標準的なというか、野木町の場合はいわゆる唯一ですけれども、法人化された企業ありますよね、そこの10アール当たりのコスト幾らぐらいかというのは、つかんでおりますか。 ○議長(館野孝良君) 産業課長。 ◎産業課長兼農業委員会事務局長(酒井浩章君) 農業法人、町内には1つでございます。参考に申し上げさせていただきます。これは平成27年度の米の10アール当たり生産費につきましては、約10万円ほどというふうに聞いてございます。 以上でございます。 ○議長(館野孝良君) 黒川広議員。 ◆7番(黒川広君) では、それでは同じなんですが、今の私が標準的農家とか法人の米作10アール当たりの質問をしたのは、どういう趣旨がその背景にあると思いますか。館野部長と酒井課長、わかる範囲で推測ですから。なぜ私がそういうことを聞いているか、わかる範囲で回答いただければと。 ○議長(館野孝良君) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(館野正文君) 土地利用型の農家については、議員ご質問の内容については、米づくりなどをしてその生産額に見合う収入、利益が恐らくどのくらいになるかという農家の実情をどのように考えているかということのご指摘かと思います。 以上です。 ○議長(館野孝良君) 産業課長。 ◎産業課長兼農業委員会事務局長(酒井浩章君) 農家の土地利用型の収入につきましては、やはりかなり周りの農家の方からも非常に厳しいというようなご意見も聞いております。やはり土地利用型、特に米麦、それについては相当な経費もかかります。機械費もかかりますし、肥料もかかりますし、人件費もかかります。なかなかそれだけで収益を上げるというのは難しいというのが現状だというふうな根柢のもとに黒川議員の質問があったものと考えてございます。 ○議長(館野孝良君) 黒川広議員。 ◆7番(黒川広君) 部長さんと課長さんの言うとおりも私の中には当然あります。そのとおりだと思います。ただ私が強調しておきたいのは、なぜ私がここでコストのほうを聞いたかといいますと、先ほど町長のほうからも農業振興策として6次産業化、それから集団営農の法人化や、それから最終的には農業振興公社ですか、そういうことを施策として考えられるのであれば、やはり当然公社をつくったからうまくいく、6次化をやったからうまくいくじゃないです。やっぱりそこは先ほど言ったような企業と同じように、農業の場合、私が聞いている範囲では、JAさんを通じて大体10アール当たりのお米が8俵だとすると1俵当たり8,000円が9,000円になり、1万円は1万2,000円、収入のほうはかなり具体的につかめるんです。 ところが、費用に当たる生産コストのほうは、かなり、先ほどちょっと法人のほうでも約10万円という約がついた回答で、私は少し頭の中では怒っているんですよ。これからの論理で行くと、法人のほうから約10万円という回答で行政の方が満足しているようでは、私がこれからする指摘ではちょっと当たらないんですよ。何かというと、やはり法人化というのは、普通の農業の人は青色申告しているからいいでしょという意識ありますけれども、企業はもう商品単位、いわゆるお米ならお米、ホウレンソウならホウレンソウ、その単位で売り上げが幾らで費用がどうか、それが前提にないと、きっと事業として成り立たないです。事業として成り立たないということは、さっきも言った農業振興公社とか6次産業化といっても言葉が先行だけであって、全然裏づけになる仕組みづくりができないんじゃないかなというのを私、感じております。そういう意味で今、強調したのはそこなんです。ぜひ法人化だけじゃなくて、それから農業の方たちが聞くと、やはりそこのやつが各農業の方たちは難しいんだということは伺います。これは町としても把握していると思います、だからこそ私は、そういう経営分析だとか経営のノウハウを町のほうがきちっと持って、それで農業者の方にバックアップしていく、そういう仕組みをつくる、それが、大変失礼な言い方ですけれども、前の法人のときの一般質問であったんですけれども、県にあるからそこに聞いてくれとか、そういうレベルではないと思いますよ、やはり野木町がそれだけ農業問題について危機感を持っているんであれば、野木町の中できちっとした、野木町の行政の中で無理であれば、当然お抱えの税理士だとか、それも農業分野にたけた税理士を顧問として、1回当たり幾らで利用できるとか、それからまた、法律問題に詳しい弁護士の方たちを、特に農業問題です、そういうことを外部に雇ってくる、そういう仕組みをつくっておけば、きっと農業の方たちも安心すると思います。 それから、やっぱり今言った意識改革も必要ですね。当然、農業の方たちは経営問題、大変だ、大変だと言いながら、経営手法については現実的に持っている方は少ないというのは、これ伺っております。ですから、その辺をやはり町としてどうサポートしていくか、その体制をつくらないと、ただ土地を集約する集約公社をやって土地を集約するといっても、集約する目的が何かというと、その集約したやつで事業としての農業を確立することだと思うんです。これは、ある農家の方たちと私の知っている方たちと意見交換すると、理論としてはそういうふうにおわかりの方もおります。ですから、その辺を行政のほうがきちっとした農業政策として今後植えていく、その中で町長が言われたとおり野木町独自の農業政策を植え込んでいかないと、よその市町村の農業政策に必ず遅れをとっていくんじゃないかなと私は心配しております。ちょっと私の意見だけ言ってもあれですけれども、参考にしていただけるところをしていただければと思います。 次に、ちょっと時間がありますので、今度、先ほど町長が言われた非常に大きな担い手不足、いわゆる経営後継者です、新規就農者はちょっと置いておきまして、現実的な目の前に迫っている経営後継者に関連してちょっとお尋ねしたいと思います。 10年後を考えると、土地利用型の後継者は大変なことになると思うんですけれども、その辺、どのようにお考えになっているというか、把握しているかお聞かせください。 ○議長(館野孝良君) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(館野正文君) 議員ご質問の10年後ということでございますけれども、まず、農家の方の現在のどのくらいの年齢の方が従事しているかというデータでございますが、2015年の農林業センサスによりますと、野木町における年齢別の農家就業人口でございますが、50歳以上を見ますと全体の約87%でございまして、さらに上を見ますと、60歳以上ということで見ても75%を占めていると、このような状況でございます。このようなデータを見ますと10年後は、さらに高齢化が進むということが推測できるかと思います。先ほど町長のほうから申し上げましたように、今後高齢化、それから新規就農者の課題ということがございます。ですから、こういう状況を見ますと、さらに農地の集約化・集積化、こういうものを確実に行っていく、または意欲のある農業者の方に大規模経営をお願いしていくと、後継者となります新規就農の方への育成支援、それからさらには今、お話しいただいている6次化による生産から販売まで行う、なかなか個人ですと難しいので、その法人化ということへ向けての支援対策が重要であると、このように考えております。 以上でございます。 ○議長(館野孝良君) 黒川広議員。 ◆7番(黒川広君) 先ほど言ったいわゆる農業の占める事業規模、それから農地面積が少ないということを前提にしましても、町の、私も入っていますけれども、65歳以上のやつが今二十五、六%、10年たつとそれが30後半ですか、五、六%になる、それ以上にもう農業の問題、60歳以上が75%という現状ですね。そうすると、今言った私もただ質問するだけだったんですけれども、この数字を聞きますと本当に大変だと思います。 私は何で今日質問したかといいますと、これは農業の方だけじゃなくて、やはり農業政策の場合は国じゃないですけれども、うちの野木町の全町民に理解を得ないと、きっと野木町の農業問題は施策がどんどん打てないんじゃないかなというのは、私個人として思っている、そういう意味で、野木町の農業がいかにこういう現状の危機感をいっぱい抱えているかというのを皆さんにお聞きして、それを町民の方にも認識してもらうということが私もう、今日の一つの目的であります。 あとは個々の施策については、かなりこれはすぐ言っても難しいと思います。一つのやつをやったから農業は解決するということじゃないと思います。私も今回、再度勉強させていただきましてよくわかりました。ですから、国のほうもあっち行ったり、こっち行ったりしていますね。 特にもう一点、町民の方にわかっていただきたいのは、私も勉強したんですけれども、市街化区域については、いわゆる国でいう農業法の適用は受けないということです。何かというと、さっき町長が言ったとおり、市街化区域についてはもう定義が10年後は宅地化するということで、先ほど言った国土交通省のほうの土地計画法の範囲ですから、もう農業の施策の適用を受けないんだということが初めて私もわかりました。ということは、市街化区域の農業者の方については、国が言う農水省のあれは受けられないというか、適用にならないということなんだそうです。ということは、そこの農業をどうやって考えていくかというのはやはり、国も考えるでしょうけれども、より地元のほう、市町村が考えていかないと市街化調整区域の農業問題についてはあれだと思いますということがわかりました。 そういうことで部長、私の認識間違っておりますでしょうか。いかがでしょうか。 ○議長(館野孝良君) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(館野正文君) 市街化区域の農業については、やはり先ほどの1反歩当たりから上がる生産額というんですか、収入、それから経費と見合わせて非常に厳しいものがあるということは考えられます。今後、市街化区域の農家の方、やはり何人かおいでになります。その方とも意見といいますか、情報をいただきながら、支援できる内容については充実していければと、このように考えます。 以上でございます。 ○議長(館野孝良君) 黒川広議員。 ◆7番(黒川広君) 時間の制約もありますので次に。 今の点は部長が言われたように、大勢いるのか何人いるかはちょっと別としまして、皆さんの意見をぜひ組み込んで、町長のほうはいわゆる施策として農業懇談会でしたっけ、そういうことを開催していただけるようになったようですから、その中で後継者の問題だとかいろんな大きな要素を検討していただいて、時間がかかるでしょうけれども、1つずつ町独自の施策を組み込みながら、農家の方たちが少しでも元気が出るような方向に持っていっていただければと思います。 じゃ、次に、先ほど町長のほうから出ました農業の6次産業化に関連してちょっとお尋ねしたいんですが、農業の6次産業化について町の基本的なスタンスというのはどのようにやるのか、これだけちょっと部長お聞かせください。 ○議長(館野孝良君) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(館野正文君) 先ほど少し触れましたが、6次産業化につきましては、やはり安定した収入が得られるだろうということは期待できます。作物・製品のブランド化というメリットがある反面、ただ、この6次化をするには多額の資金がどうしても必要になってきます。また、その販路拡大とか、その後のこともありますので、組織化、法人化というんですか、こういうことが必要になってくると、このように考えております。町として今後でございますが、意欲のある農業の方に6次産業化の推進をしていただきまして、農産物の生産から加工までということになりますが、そのことに事業展開していただいて安定した収入が得られるようになれればと考えておりますが、このことで農業の発展、強いては町のほうの発展にもつながっていくということも期待できると考えております。 具体的な対応ということになりますが、現時点では国・県で実施しているその6次産業化に関するシンポジウム、啓発等も行ってございますので、そういうものの情報を出したり、またはその理解を深めていただくための方策に取り組んでいきたいと考えております。 6次産業化に向けた法人の設立ということが例えば具体的になりますと、これについては町独自ではちょっと難しいので、県とか、またはJA、農業関係団体と協力して、それぞれの立場から支援に取り組んでいきたいと、このように思います。 以上でございます。 ○議長(館野孝良君) 黒川広議員。 ◆7番(黒川広君) だんだん時間が押してきましたので……。 今の件については、部長のお話聞きまして、やはり積極的に町としても取り組んでいくというお考えだということはわかりました。あとはどう取り組んでいくかだと思います。 私ちょっとこれは町長に提案なんですけれども、前に町村長会で非常に貴重な勉強をさせていただきまして、島根ですか、邑南町の町長さんが、口では6次産業化と言うんですけれども、私もそうです、やはり6次産業化の中でいろいろな要素を見ますと、物をつくる、つくるほうは今まで野木町の農家の方たちも一生懸命どうやって品質をよくしたり、土づくりをよくするというノウハウは非常にお持ちだと思います。次にやったやつを今度は加工する、製品化するための加工部門、それから、それができたら今度は商品のブランドイメージをどうつくるかとか、それを今度はどうやって売るか、その要素が4つぐらいありますよね、それを1人の人がやる、ですから、意欲のある町民の登場を待っているというのは非常に僕からすると困難じゃないかなと思うんです、いかにそういうことを町としてつくり出していくか、それは何を言いたかったといったら、邑南町の町長さんは1,000万円でもいいからそういう人をスカウトしてやるんだと言っていましたよね。そういう発想を持っていかないと、きっと行政の方たちはほかのこともありますよね、ましてや野木町の場合は、部長がいて、課長がいて、農業係でやっている中で、6次産業化がどこでやるのかわかりませんけれども、そういうことをやるといっても勉強する時間はあれだと思いますから、私は町長に対して思い切って本当に、本当に失礼な言い方ですね、6次産業化を町の農業の一方策とするんであればそういう大胆な人材登用というか、あれをしないと困難じゃないかなと思います。これは私の思っていることですけれども、一応提言だけにとどめます。 じゃ、ちょっと時間がないので次に。 次に、先ほど総括質問で触れたんですけれども、都市計画法においては従来、市街化区域内農業・農地を不要として10年後には宅地化するという流れにあったと思うんですけれども、農業・農地を同区域内に必要な土地利用として位置づけるという方向に転換してきていると思うんですよ、これは国としてですが。これについて町としてはどのように、先ほど総括質問の中で若干、町長触れられていたんですが、この辺の方向性についてはいかがでしょうか、部長。 ○議長(館野孝良君) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(館野正文君) ご指摘の内容でございますが、実は昨年の7月でございますか、都市農業振興基本法というのが成立したかと思います。これについては都市農業の安定的な継続を図るために農林水産省と国土交通省が連携を図りまして、良好な都市環境形成に資することを目的としたものかと考えております。この中で都市農業振興基本計画というものを定めることがうたわれておりますので、その方向が示されたところでございます。今後につきましては注意深くその動向について見定めていきたいと、このように考えております。 以上でございます。 ○議長(館野孝良君) 黒川広議員。 ◆7番(黒川広君) 基本的にはきっとそういうことで動向を見定めると。先ほど町長の答弁の中で、やはり基本的には宅地化をしていきたい、いわゆる従来の市街化区域の流れにとってやりたい、そのかわりあとは農地とのバランスをとりながらというお話があったので、それは基本的に私も同じだと思います。ただ1点、ぜひわかっていただきたいのは、何で市街化区域は市街化調整区域、後で質問するんですけれども、いわゆる固定資産税やなんかが高いから、そこをよくわかって、部長さん、課長さんとかというのは、どうも町長のこの間のほかの方の答弁で、市街化調整区域がすぐ売れるから高いんだと言ったら、これはちょっと余りにも総括的な回答になり過ぎると思いますよ。やはり市街化区域がなぜ固定資産税が高いかというと、すぐ売れるというのはいいんですけれども、売れるにしても下水道もなければ道路もない市街化区域があるわけですよ、そこと、うちで言う富士見通りに面した市街化区域の農地を持っている方とでは全然価値観が違いますよね、だからこそ固定資産税が大きな意味を持つ場合もありますし、逆に売れるようにするのであれば平等に道路だとか下水道設備を打ってあげないと、結局売り買いするときの値段が違ってきますよね。だからといって固定資産税はすぐ売れるから高いんだと言ったら、確かにそのとおりです、全体を見ればそうなんですけれども、市街化区域のそれぞれの農地には置かれた問題があるわけですよね。今言ったように、私のところは隣までは下水道とか道路が来ているけれども、自分のところは市街化区域になっていて固定資産税は市街化区域扱いだけれども、売ろうとしたら隣よりもはるかに安いということもあり得るわけですよ。宅地化する上では、やっぱりそういうこともきちっと加味した施策にしていかないと、宅地化にしていくんだという流れだけでは、きっと町民の、やはり農業の方は、僕は納得しないんじゃないかなと思います。これも一つの私が今回勉強した提言ですので。 じゃ、次にちょっと移ります。 次に、市街化区域内農業・農地の、本題ですけれども、多面的機能の役割に関連してお尋ねします。 我が町では、農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する計画という計画が定められていると思います。それによると、これは私の理解ですけれども、我が町においては多面的機能の役割を地域的に見ると、市街化調整区域内の友沼地域、南赤塚地域、佐川野地域及び野木地域の4地域に限って認めているように理解できます。市街化区域内の多面的機能は、裏返しに言えばないように理解できるんです。 私は市街化区域内の農業・農地においても多面的機能というのは同様に発揮されているという理解です。先ほど町長も回答の中で、いわゆる災害時にだとか水の保全ですか、そういうもので価値はあるということは認めていただいております。なので多面的機能をもう少し広く言うと、防災機能だとか快適な環境の保全、歴史的景観や文化の継承、地域コミュニティーの形成・維持機能、これは何かというと国が考えている多面的機能の定義なんですよ。その点をやはり私は市街化区域だって同じような機能を果たしているんじゃないかなと思うんですけれども、この辺についての認識というのはいかがなものでしょうか、部長。 ○議長(館野孝良君) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(館野正文君) 議員ご指摘の町で取り組んでおります農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する計画、こちらでございますけれども、こちら町のホームページにも掲載している内容でございます。これは、農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律というのがございまして、この法律に基づく計画でございます。また、この計画を定めることによりまして、現在町で行っております交付金補助事業なんですが、国の多面的機能支払制度というのがありまして、これに基づく多面的機能の交付金というのがございまして、この交付金を活用しているところでございます。 それで、国の多面的機能支払制度の対象区域というのがあるんですが、この対象区域が農業振興地域の農地に限るということで限定しておりますので、議員言われますように現在の取り組み実施団体が、市街化調整区域の9団体が行っていると、このような状況でございます。これは、制度の内容としてでございますけれども、農業・農村の持つ役割として、議員先ほど言われている多面的機能がうたわれているところでございます。市街化区域内の農地、こちらについても当然その機能の一面は有していると、このように考えております。 以上でございます。 ○議長(館野孝良君) 黒川広議員。 ◆7番(黒川広君) わかりました。 今の説明ですと、今、私が指摘した町が定めている計画というのは国が指定した交付金つきのあれですから、これを私が言うように市街化区域まで適用というのは非常に制度的に無理があるということですね。はい、どうもありがとうございます。 じゃ、次、市街化区域内の農地の税制上の評価区分と課税区分。 まず、市街化区域の農地は、宅地並み評価と農地に準じた課税というふうに位置づけられていると思います。この農地に準じた課税の課税額を算定する際の考え方と、その要素はどのようになっているのか、この辺ちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(館野孝良君) 税務課長。 ◎税務課長(山中修君) では、議員のご質問にお答えいたします。 まず最初に、農地に準じた課税額に算定する際の考え方についてでございますが、固定資産税を算定するに当たりまして一般農地、市街化調整区域に用いている負担調整率を市街化農地においても適用して税負担の抑制をするものの措置でございます。 要素といたしましては、最終的に課税標準額、固定資産税を算定するに当たりまして基礎となる数字でございますが、こちらのほうが上限値、評価額の3分の1というふうな形になっています。この3分の1に段階的に引き上げていくものでございます。 以上でございます。 ○議長(館野孝良君) 黒川広議員。 ◆7番(黒川広君) 山中課長、ざっとでいいんですけれども、私も事前に自分で調べれば、評価額のあれを閲覧すれば可能だったんでしょうけれども、いわゆる市街化調整区域の10アール当たり、田んぼ1枚のあれと市街化区域ですか、固定資産税というのは大体どのレベルの開きがあるというのは、おおよその額で結構ですので。 ○議長(館野孝良君) 税務課長。 ◎税務課長(山中修君) すみません、ちょっと待ってください。資料が今……。 1,000平米当たりになりますけれども、調整区域におきましては税額におきまして約1,800円でございます。これは田んぼです。同じように畑におきましては約1,000円ぐらい。これが市街化区域になりますと、1,000平米当たりで大体、畑におきまして7万8,000円ぐらいの税額というふうな形となっております。 以上でございます。 ○議長(館野孝良君) 副町長。 ◎副町長(館野本嗣君) 誤解を招くと申しわけないものですから、ちょっと課税の仕方について若干つけ加えたいと思います。 基本的に市街化農地に関しましては、野木町の場合は市街化区域は平成6年の評価から全部路線価を入れているんです。それで、宅地評価のもとに、農地につきましては、それから造成費等をマイナスしまして、それで農地の評価を出しています。それで今申し上げましたところは、地域的に場所がうちのこの東側の中央通りの一部分を特定しましたサンプルとして取り上げた税額でございますので、基本的区画整理の中は評価は高目になっております。それから、区画整理の外等々で評価等が違いますので、この点だけはご理解いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(館野孝良君) 黒川広議員。 ◆7番(黒川広君) そうですね。今きっと副町長が慌てて、慌ててと言ったら失礼ですけれども、補足したのはそのとおりです。私も勉強させていただきまして、市街化調整区域のさっき言った評価区分というのは農地評価ですよね。それと宅地並み評価では全然ベースが違う、そこをちゃんとしないと誤解を受けるということを言いたかったんだと思います。そのほかに農地課税と農地に準じた課税では同じ仕組みだけれども、さっき言った3分の1の適用、いわゆる固定資産税だと3分の1、都市計画税だと3分の2のそういう特例があると、そういうことを加味しないと、単純に1,500円が7万8,000円だと言われても、うちだけ何で高いんだというふうに思われる。私は、高い安いを聞きたかったんじゃないんです。それだけの開きがどういうレベルにあるのか、町民の方にもそれをよくわかっていただかないと、それだけ市街化区域の農地の方は、結果的には町に税金を納めているわけです。 それで、私が言いたいのは、後で関係するんですが、今までは国はあくまでも市街化区域の農地は私有地、個人の所有ということにしていたけれども、やっぱり国は今度はそうじゃなくて、一部公共施設的な用地になるよ、そのための理由づけとして多面的機能、多面的機能を持っていればいわゆる公共的施設として認識を少しすべきじゃないかと。今までは私有財産の土地だからというので、私有財産面でどんどん課税をしてきたけれども、ちょっと待ちなさいよ、これからはやはり人口減少もありますし、いろんな要素があるから、そんなに宅地化といったって市街化区域が10年後に全部宅地化になるわけないだろうと、そういうことの中で税負担の区分と、そういうことを軽減も含めて考慮していこうということが、国のほうが僕は多面的機能を入れた要素だと思うんです。ですから、多面的機能というのは市街化調整区域だけじゃなくて、市街化区域の中にも機能としてはあるけれども、それを何とかそういう税の中で考慮できないのかと私も考えたんです。それで今日は、そういう質問をさせていただいています。 じゃ、最後のちょっと質問になりますけれども、多面的機能に着目した要素を反映した課税の算定というのは可能なのかどうか、これは考え方ですから、これは山中税務課長がよろしいと思うので、現在どういう、先ほど言った町長が減額する特例や何か、そういう考え方があるのかお聞かせ願いますでしょうか。 ○議長(館野孝良君) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(館野正文君) 多面的機能ということもございますが、過去というか今までの経緯の中で、やはり市街化区域、三大都市圏とか、具体的には東京、千葉、埼玉、茨城まで来ているんですが、国で定めているその特定の地域などで、一時税金が非常に上がってきたという中で、その地域の中で、生産緑地法という法律が改正になりまして市街化区域内の農地の区分の特定種の取り扱いということが定められた事項がございます。これにつきましては、規制になる対象とする面積の問題とか、それを指定した後の30年間の土地の取り扱いの問題とかございますが、都市計画法に基づく指定を受けますと、これについては税の特別控除があると、このようなものがあるかと思います。 以上でございます。 ○議長(館野孝良君) 税務課長。 ◎税務課長(山中修君) 議員の先ほどのご質問のほうにお答えいたします。 固定資産税の価格を決定するに当たりましては、国が定めた固定資産評価基準に基づき価格を決定しているものでございます。現在のところ、農地の多面的機能による要素を加味した価格の算定につきましては、反映されていない状況でございます。また、固定資産税の課税における特例として加味することも適当ではないものと思っております。今後におきましても、国が定めた固定評価基準に基づき、動向等を注視しながら、適正な価格に決定してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(館野孝良君) 黒川広議員。 ◆7番(黒川広君) わかりました。 今、山中課長の説明で、いわゆる私の幾ら思いが多面的機能だから固定資産税の減額のほうの機能として加味してくれと言っても、国のほうで評価額の算定があって、その中の要素としてまだ組み込まれていないと、町としてはその辺の要素を国のほうが多面的機能を今度はいろんな固定資産税の評価額の中でも加味してくれれば動きがとれるので、そういうことの動向を見ながら検討していきたいと、そういうのが私に対する回答だという理解でよろしいですか。 ○議長(館野孝良君) 税務課長。 ◎税務課長(山中修君) 議員のおっしゃるとおりでございます。よろしくご理解のほうお願いいたします。 ○議長(館野孝良君) 黒川広議員。 ◆7番(黒川広君) 一応今日用意した質問は以上で終わります。 最後に、ぜひ今日取り上げた農業の課題というのは多岐にわたる農業問題のほんの一部だと思うんです。農業問題に直接関与する、これはエールを送りたいんですが、農業振興係さんと農業委員会の事務局さん、それから今度新たになる農業委員会の方、それから推進委員会の方、ぜひ皆さんが一体となってその辺を検討して、いかに町の農業の関係者の方が意欲を持ってやって、それでそれが町の景観とか、これから町の小さくともキラリと光る、そういう野木町につながっていくかということを期待したいと思います。 これで終わります。どうもありがとうございました。--------------------------------------- △折原勝夫君 ○議長(館野孝良君) 次に、6番、折原勝夫議員の質問を許します。 6番、折原勝夫議員。     〔6番 折原勝夫君登壇〕 ◆6番(折原勝夫君) それでは、議長のお許しをいただきましたので、通告書にのっとりまして私の一般質問を始めたいと思います。 まず、町の花ひまわりを活用した町の活性化策について。 平成28年7月27日、国道4号線が野木町付近で渋滞をいたしました。原因は野木町のひまわりフェスティバルに向かうたくさんの車でした。ひまわりフェスティバルは今年25回を数え、町内はもとより、県の内外から多くのお客様が来場する町の一大イベントとなりました。来場者の中にはリピーターも増え、毎年7月になると、今年のひまわりはいつ、また孫と行くんだからと私に声をかけてくれる人も見受けられるようになりました。大変すばらしい町の花ひまわりの活用の成果だと思います。そのような施策の状況、課題、そして今後の展望についてお答えください。 次に、町の農業の振興について。 先日、私の住む集落の神社の秋の大祭がございました。今年はお参りに来る人が少ないね、甘酒買い過ぎちゃったかな、それは神社当番さんの口から出た言葉でした。その日は平日ということもあって参加者が少なかったかもしれませんが、それ以上に何かが変わってきているなと感じる一日でした。 高齢化、学校を出てから三十数年、私はいまだに地元では若い者で通っております。これが私の住む地域、農村、そして農業の実情なのです。このような状況は町内各地においても同様と言っても過言ではないと思います。全国の農業者の平均年齢は67歳を超え、これは野木町においても同様ではないでしょうか。10年後、20年後、町の農業のあるべき姿、将来像、そして、それを実現するために今考えられる町の施策についてお答えください。 次に、農業委員による他の委員会への参画について。 会長、出勤簿つくりましょうか。それは以前、私が農業委員会の会長を務めていたときにかけられた産業課の職員の言葉でした。そのころ私は自分の農業委員会の役割はもちろん、課せられた他の委員会の会議等へ参加するために、多いときには月の半分以上も役場に来ていたのです。他の委員会への参画は、他の農業委員においても幾つか課せられており、負担となっております。農業委員は今年4月、制度改正により公選でなくなり、野木町においても来年7月の改選から新しい制度が適用になります。他の委員会への参画の現状と新農業委員会制度下における参画等についてお答えください。 以上、これより先は一般質問者席にて行わせていただきます。 ○議長(館野孝良君) 町長。     〔町長 真瀬宏子君登壇〕 ◎町長(真瀬宏子君) ただいまの折原勝夫議員のご質問にお答えいたします。 質問事項があらかじめ提示されておりますので、それに沿いました答弁となりますのでご了承いただきたいと思います。 まず、町の花ひまわりを活用した町の活性化策についてのご質問のうち、施策の状況と課題についてにお答えいたします。 施策の現状につきましてご説明いたします。 まず、ひまわりの里野木町にふさわしい行事として、先ほど議員もご指摘になりましたひまわりフェスティバルを毎年実施しており、今年で25回目を迎えました。特に今年はたくさんの人にご来場していただき、町内外に広くアピールできたと思っております。また、景観作物としてひまわりを栽培していただいている農家の方々には、ひまわり栽培推進事業として助成しており、7月から10月までの間、町内各地で町を訪れた方の目を楽しませております。これにつきましては、ホームページで情報も発信しております。 さらに、ひまわりの種を活用したひまわりパイやひまわり娘などとともに、昨年度は町内の農業法人が作成しましたひまわり油をブランド商品として認定したところでございます。今後もひまわりの種を活用した商品をブランド品として推進していきたいと考えております。このほかにも、ひまわりの蜂蜜などを採取している方もいらっしゃいまして、町内の方とも限らないのですが、そのようなひまわりの蜂蜜なども考えられると思っております。 課題としましては、ひまわりフェスティバルにつきましては、先ほど議員もご指摘ありましたけれども、今までよりも多くの駐車場を整備しなければならないと思っております。駐車場の不足、交通渋滞、また、駅からのシャトルバスでのピストン輸送の増便など幾つかの検討すべきことがあると思っております。また、ひまわり油につきましても、気象条件により原料となる種の安定した供給が見込めないという課題もありますので、生産者の皆様とも十分協議して解決策を見出していきたいと思っております。 次に、今後の展望(将来像)についてのご質問にお答えいたします。 ひまわりフェスティバルにつきましては、さらに充実させるとともに、デスティネーションキャンペーンにあわせてJR東日本と協議し、駅構内や関係する施設において、ひまわりの里のぎの宣伝やイメージ戦略を考えていきたいと思っております。また、今年の車の渋滞なども考え、電車などの利用の推進や新たな駐車場の確保も検討していく必要があると思っております。 さらに、ひまわりサミット仲間における上三川町と益子町のイベントには、新規にひまわりグッズを開発して販売していきたいと考えております。ひまわり油につきましても、その効能を生かし、学校給食に活用したり、ひまわりの種を利用したお菓子などの開発にも積極的に支援していきたいと考えております。 次に、町の農業の振興についてのご質問のうち、町の農業の将来像(ビジョン)についてお答えいたします。 現在、農業を取り巻く環境はTPPの問題や、先ほど黒川議員にもお答え申し上げましたけれども、後継者不足、農業従事者の高齢化など、取り巻く環境は厳しいものがあると思っております。そのような中で、農業経営の指導的組織であります、野木町農業振興公社や野木町の中に農業生産法人などの設立に向けまして、町としてどのようにバックアップしていくことがいいことなのか検討してもまいりたいと思っておりますし、6次産業化の推進も図ってまいりたいと考えております。 また、災害時には町内で食料の供給ができるような体制を構築できるには、その農業の立地が大変重要になってまいりますので、農業の振興策には今後も町は力を入れていきたいと思っております。 次に、実現のための施策についてのご質問にお答えいたします。 若い世代が農業を営むには、農業の付加価値を高め、収益力を向上させることが重要であると考えております。そのために補助事業を積極的に活用して、農地の基盤整備を図ってまいります。また、農地中間管理機構などを活用して、農地の集約・集積化が図れるよう積極的に推進してまいります。さらに農業振興公社農業生産法人等の設立のための組織の立ち上げも必要であると考えております。これらの実現のためには、人材育成も重要な課題でありますので、農業の振興が図れますように総合的に検討してまいりたいと思っております。いずれにいたしましても、町としましてもこの農業の振興策は将来の町の立ち行きにかかわる重要な問題と位置づけまして、これから着実に歩みが促進できますように力を入れてまいりたいと思っております。 次に、農業委員による他の委員会等への参画についてのご質問のうち、参画の現状についてお答えいたします。 農業委員は、町都市計画審議会、町社会福祉協議会評議員、町防除協議会、町産業祭実行委員会、町農業振興地域促進協議会、町農業再生協議会、町都市計画マスタープラン策定委員会、まちづくり推進会議等々19の委員会に参画していただいております。中でも農業委員会会長は、そのうち18の委員会に名前が挙がっております。大変重責を担っていただいていると感謝しておりますし、この参画につきましては、これからもぜひお願いしたいと思っております。 次に、新農業委員会制度下における参画についてのご質問にお答えいたします。 現代社会においては、農業委員の方々のご意見は貴重であると考えております。新しい農業委員会制度のもとにおきましても、現在の各委員会の委員としまして引き続き参画していただき、率直なご意見を賜っていきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(館野孝良君) 折原勝夫議員。 ◆6番(折原勝夫君) 具体的なお答えを賜りました。 まず、ひまわりフェスティバルなんですけれども、先ほど申しましたように、駐車場が足らないような雰囲気であるということを申し上げました。具体的にこれから駐車場等をどう確保していくのか、ちょっとお聞かせ願いたいと思うんですが。 ○議長(館野孝良君) 副町長。 ◎副町長(館野本嗣君) 先ほど折原議員が申されたように4号国道が非常に渋滞して、2回したんだけれども渋滞でもう帰っちゃったよという知り合いの方もいらっしゃいました。非常に盛況に最近ご来場いただいていることに関しては、非常にありがたいなと思っているんです。 すぐ今回のひまわりフェスティバルの関係終わりまして、その後、実行委員会等で来年の日程とかいろいろ反省点も踏まえた中で、この駐車場の関係についても庁舎内で町長以下、話し合いを持ちました。野木の工業団地のある企業が持っている駐車場、これについても向こうとの話し合いの中で、若干ちょっと距離あるんですが、そちらのほうもお借りできるよと。あと公共施設としては、例えば近くの新橋小学校とか野木小の駐車場が使えないかということで、これについても教育委員会のほうにその関係を当たっておいて了解を得ております。それから、駅の関係で特にJRで来られた方たちも、そこでバスに乗り切れなかったと、急遽今回についてはワンボックスのほうで、職員のほうでピストン輸送したり、そういう経過もありました。非常にありがたいことなんですが、来年については民間のそういうようなバスなども、今、町のバスも使っておるんですけれども、それに対応し切れるように民間のバス等も考えた中で、駅で来てもすぐこちらに来られるような、そういう体制を考えております。 以上、そのような点を反省点として今回挙げています。 ○議長(館野孝良君) 折原勝夫議員。 ◆6番(折原勝夫君) 遠くからお客様も見えると思いますし、また、周辺のいわゆるイベントに来られていない方に対しても迷惑がかかるということで、そういった交通機関の整備といいますか、駐車場の整備はきちんとしていただきたいなと思います。 ただ、今回イベントを見ておりまして、単純にその駐車場が足らないという物理的な問題だけではなかったのかなという感じがいたしております。 私、以前から野木第二中学校の駐車場で模擬店をやったり、あるいは農業委員として駐車場の整理といいますか担当をしておるわけなんですけれども、町の職員の皆さんがいつも駐車場の誘導をなさっておるんですけれども、今回の顔ぶれはいつも皆、見たことがない、いわゆる初めてなのかなという方がたくさんおられたような感じがしておりまして、当然駐車場があいていても、なかなかそこに車を入れられないというような状況でございました。最後にはベテランのあの館野部長が自ら先頭に立ちまして整理を行ったというような感じでございます。館野部長、そうでしたよね。 また、初めてなのは職員だけではなくて、警備員も、警備会社も、もしかしたら初めてなのかなと。長年あそこにいますと、もう警備員さんとも顔見知りになりますので、今年はいないよねと思わず顔を探してしまったんですけれども、そういった状況なので、単に物理的なあれだけじゃなくて、人的な面も考慮してお願いしたいなと思うんです。いかがでしょうか。 ○議長(館野孝良君) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(館野正文君) 野木第二中の駐車場の問題でございますけれども、今回、前日から一応駐車場の台数確保のために整備を行ったところでございます。ただ、当日もう一つ、これは中学校の活動なんですが、テニスの試合とたまたま重なってしまったという状況がございました。これを加味しまして今回、来年度については、なるべく授業をずらしていただくか、またはこちらで日程を見ますと、次の週がちょうど金、土、日と確保できますので、そのような方向で一応日程を今、考えているところでございます。また、駐車場、私も現在、実際に行きまして、やはり野球グラウンドの問題もありまして、ちょっと気を使い過ぎたというか、ちょっと使えるスペースをもっとぎりぎりまで押して確保したのが現状なので、その辺の対応とか、それから現場での連絡、具体的にはトランシーバーをもっと多く配置するとか、細かいところでの気配り・対応について、ラインについてはよく職員と相談しながら進めていきたいと、このように考えております。 ○議長(館野孝良君) 折原勝夫議員。 ◆6番(折原勝夫君) これはひまわりフェスティバルに限られたことじゃないんで、町はいろんなイベントをやっておりますので、そういった際にも十分その辺をお気をつけいただきたいなと思っております。 さて、以前ひまわりフェスティバルの実行委員会の反省会で申し上げたんですけれども、オープニングのセレモニーやりますよね、その際に区長さんや自治会長さんに対して、いわゆる町の役付といいますか、の方に対して、セレモニーをやりますのでぜひご参加くださいというような案内を差し上げておりますよね、何人ぐらいの方に差し上げていますか。 ○議長(館野孝良君) 産業課長。 ◎産業課長兼農業委員会事務局長(酒井浩章君) 何人という数字につきましては、現在ちょっと手元に資料がございませんので、お答えすることができません。申しわけございません。 案内している方につきましては、基本的に町内の区長さん、あるいは議員さんも初め、農業委員さんも初め、各地域の役職に当たる方について、多くの方に案内してございます。また、多くの来賓者の方、町外、県外、そういった方についてもご案内をしているところでございます。 ○議長(館野孝良君) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(館野正文君) 先ほど産業課長が申し上げましたように、自治会長さん、区長さん、各役員さん含めまして約二百四、五十人になるかと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(館野孝良君) 折原勝夫議員。 ◆6番(折原勝夫君) そんなに多くの方に案内を出しているとはちょっと驚きましたけれども、いずれにいたしましても、その方たちが当日会場にお見えになりましても、何か対応というのはしていませんよね、いないと思うんですよ、私ずっとセレモニーのほうにも参加していますけれども、その中で何にもしていないんだなというのを感じておりますし、やはり受け付けなりなんなりというのは最低限必要かなと思います。先日もある自治会長さんに言われたんですけれども、案内をもらって行ったんだけれども、受け付けもしないし、どこに座ってくれとも言われないと、これじゃ、来年は行かないよと。こういう話が出ておりますので、ちゃんと受け付けをしていただいて、せめてこの辺にいてください、座ってくださいという誘導といいますか、お話をしていただければと思うんですが、いかがですか、町長。 ○議長(館野孝良君) 副町長。 ◎副町長(館野本嗣君) 折原議員のおっしゃるとおりでございます。 我々のほうもちょっと今ちょうど本部席にいまして、そのようなことをことし切に感じました。それなので、これについては受け付け、その中で何かの案内というか、そこら辺を配布できるようなそう体制を整えていくのが礼儀だというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(館野孝良君) 折原勝夫議員。 ◆6番(折原勝夫君) よろしくお願いいたします。 次に、ひまわり栽培事業について伺います。 現在の事業状況、面積とか栽培者の数、あるいは補助金、あるいは公募しているという話ですけれども、近年のその応募状況の推移とか、わかりましたらお答えください。 ○議長(館野孝良君) 産業課長。 ◎産業課長兼農業委員会事務局長(酒井浩章君) ひまわりの栽培推進事業につきましてお答えさせていただきます。 この事業につきましては、町のほうとしまして、ひまわりを作付した農家の方に対しまして、10アール当たり2万5,000円の補助をしているものでございます。いろいろ要件はございますが、基本的にはそういうことでございます。平成28年度、今年度作付を行われた方は全部で18名でございます。面積にしまして約17万4,000平米ほどでございます。 すみませんでした、これは申し込みでした。申しわけございません。作付面積が14万9,727平米、18名でございます。 毎年おおむねこの大体の町のほうの予算で持っています15ヘクタール前後ではございますが、年によってはオーバーすることもございます。そのときには、要領によりまして抽せんなりというふうな方法もとらせていただいている場合もございます。 以上でございます。 ○議長(館野孝良君) 折原勝夫議員。 ◆6番(折原勝夫君) 補助金なんですけれども、2万5,000円というのはしばらく変わっていませんよね。当初からそのぐらいの数字だったかと記憶しておるんですが、これを見直すような予定はございませんか。 ○議長(館野孝良君) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(館野正文君) 私も過去のあれは詳しくないんですが、過去には3万円を交付していたようにも聞きますが、一応現在2万5,000円の単価で農家の方にお願いしてございます。今のところは単価見直しの考えはございませんので、よろしくお願いいたします。 ○議長(館野孝良君) 折原勝夫議員。 ◆6番(折原勝夫君) 3万円というのは堆肥センター絡みの栽培のときのかなと記憶しておりますけれども、わかりました。 町内各地に花を咲かせているわけですけれども、ホームページ等でPRをしているということでございます。ホームページのほうのアクセスとか、来町者数、どのぐらいそういったイベント以外で来るかというのは、何か見ていますか。数字わかりますか。 ○議長(館野孝良君) 産業課長。 ◎産業課長兼農業委員会事務局長(酒井浩章君) ホームページ上で町のほうでも独自に産業係内でマップをつくりまして、問い合わせ、電話等の問い合わせ等についてはお答えしているところでございます。何人こちらのほうに来場したか、あるいはそのホームページを見て来場したかという数字については把握しておりません。申しわけございません。 ○議長(館野孝良君) 折原勝夫議員。 ◆6番(折原勝夫君) わかりました。 町は第8次野木町総合計画の中で、ひまわりの栽培、作付面積を平成32年に15から20ヘクタールに拡大するというふうに表記しておりますけれども、どのように実施なさるのか、特別な策がありましたらばお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(館野孝良君) 産業課長。 ◎産業課長兼農業委員会事務局長(酒井浩章君) 現在15ヘクタールということで予算設定枠をさせていただいております。今後につきましては、振興計画にも上げてございますが、少しずつ拡大できればというふうな考えでございます。 以上でございます。 ○議長(館野孝良君) 折原勝夫議員。 ◆6番(折原勝夫君) では、少しここで私の思うところをお話しさせていただきたいと思います。 私は、この作付面積の拡大を単なる拡大ではなくて、もっと付加価値のあるものにできないかというふうに考えております。観光資源としてはもちろん、農村地域の活性化の材料としての活用。ご承知のように農業者の高齢化は着実に進行しております。ひまわりの種まき、間引き、中耕・培土、土寄せです、大変な作業です。高齢者にはきつくなってくるんではないかと思っております。そこで、作付方法、あるいは栽培所を見直しまして、1カ所20アールから1ヘクタール、1ヘクタール以上の規模に拡大をして、栽培を個人から集団、集落営農等の集団に移行してはどうでしょうか。個人で作業をするより、みんなで行ったほうが楽しいですし、作業効率も上がるんじゃないかと。また、1カ所で面積が大きくなった場合、当然迫力も出てまいります。見に来られる方も多くなるんじゃないかと。 この写真をごらんいただきたいと思います。これは、今年若林のほうで農業法人がひまわりの作付を行った際に、花見台を設置させていきました。町のホームページのほうにも紹介されていると思います。こういったものをそういった大きな面積のところに配置して、見に来られた方がよりひまわりを上から観賞して、よりいい思い出ができるというようにしたらいかがかなと思っておるところです。 それで、さらに開花時期を調整いたしまして、7月から9月、10月と、今、話も出ましたけれども、10月まで計画的に町内各所であちらこちらで順番にといいますか、咲かせるようにして楽しんでいただけるようにできればなと思います。町のどこで、いつ花が咲くのか、ホームページでの紹介はもちろん、ひまわりの開花予定マップを作成し、各方面に配布する、そういったことによって来町する観光客や花を見に来る人もふえて、いわゆる経済効果もアップするんではないかと思います。当然、栽培の助成金もアップできるのかなというふうに思っております。町はもちろんですけれども、農村地域の活性化にもつながるのではないかと思います。どうでしょうか。夏だ、ひまわりだ、そうだ野木町へ行こう、なんてキャッチがどこかで上げられるようになるかもしれません。町長いかがでしょうか、こういうプラン。 ◎町長(真瀬宏子君) 今、ひまわりフェスティバルは3日間でございます。ひまわりの栽培推進事業につきましては、10月までの長い期間、町内、先ほどの若林地区だけではなくて、友沼、それから三新田のほうにも広がって、写真家の人たちが毎年、私が知っているプロの写真家も2人ばかり毎年その景観を撮影に来ております。このひまわりフェスティバルだけではなくて、ひまわりの景観を楽しんでいただく、また、台風時期の前までに、この楽しんでいただく、そういうことを一つの、やはりひまわりフェスティバルだけに偏らないで全体的に、緩やかなその期間をひまわりの景観を楽しんでいただけるよう、何らかのやっぱり強化策といいますか、栽培してくださる方も全町にわたっておりまして、大変努力してくださっているわけです。ですから、何とか考える端緒につきたいとは思っております。 ○議長(館野孝良君) 折原勝夫議員。
    ◆6番(折原勝夫君) できるだけ見に来た人が楽しめるような方向でお願いしたいと思います。 次に、ひまわり油の生産なんですけれども、現在町内の1法人が担当をしておりますが、このひまわり油、今後、町長はどのようにしていきたい、町内で拡大をしていきたいのか、ちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(館野孝良君) 副町長。 ◎副町長(館野本嗣君) 今お話しいただいています法人のファームわかですか、これは折原議員のほうもご活躍されているというふうに聞いておりますので、今後もよろしくお願いしたいと思いますが、昨年初めて作付をお願いいたしました。それで、非常に去年は天候不順という形の中で、特に秋には関東東北の豪雨などもございました。その中でひまわり油をどうするかというより品質がどうなのかといろいろご検討された中、せっかくだからもう少なくてもやってみようかということで、去年搾っていただきました。それについては、非常に何といいますか、癖のないひまわりオイルがとれまして、非常に好感を持っていただきまして、瓶詰に関しては各方面いろいろPRしながら、それでホフマン館のほうにも置いて全部売れたという形がございます。 なお、今年は昨年の実績等を踏まえた中で2倍ですか、去年の、作付をお願いいたしました。今までも町長以下答弁をしておりますが、学校給食等の中で地産地消のそういう、あるいは効能等をPRしながら拡大していきたいというふうに考えております。 今、何ですか、ひまわりオイルにつきましては非常に家庭で使っても非常に癖がないんです、先ほど申し上げましたとおり。そういう中では、まだこれからPRしていけば相当需要そのものはあるというふうに考えております。今後につきましても、先ほどの町長が答弁した中にもあると思うんですけれども、そのような拡大の中で、そういうのを同じように共同でできるようなものがあれば作付等、それから生産も拡大できていけるんじゃないかというふうに考えますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(館野孝良君) 折原勝夫議員。 ◆6番(折原勝夫君) ただ、これは単に花を咲かすだけじゃないものですから、いわゆるその後の収穫、調製、商品・製品化というのがほかの業者に委託しているのが現状でございまして、コスト的に非常にかかっておりますので、その辺のところのいわゆる生産の助成的なものを、この間はブランドの開発ということで出ているようでございますけれども、その辺のところはいかがでしょうか。 ○議長(館野孝良君) 副町長。 ◎副町長(館野本嗣君) この関係については、先ほど今、議員おっしゃいましたように昨年度はブランドの開発の関係で補助制度を活用していただきました。あと先ほどちょっとお話ししましたとおり、学校給食等で買い上げたり、利用していただいたり、あるいは町のほうでいろいろなイベント等の賞品とか、そういうものにも活用していくとか、そういう中で支出に対する収入の関係、賄えるような体制を支援してくとともに、何か別な補助制度がとれるものがあれば、今後検討していきたいというふうに考えています。 ○議長(館野孝良君) 折原勝夫議員。 ◆6番(折原勝夫君) はい、わかりました。 次に、新たなひまわりの活用ということで少し伺いたいと思います。 まず、学校教育におけるひまわりの活用ということで、学校教育におきましては我が町の花が、町花、ひまわりであるということが子供たちに対して教えられていますでしょうか。また、そういった機会はあるでしょうか。 ○議長(館野孝良君) こども教育課長。 ◎こども教育課長(田村君恵君) それでは、お答えいたします。 我が町では、小学校3年生、4年生が社会科の副読本として使用しておりますこういった「わたしたちのまち」という副読本がございます。その本の中に町民憲章とともに、町の花ひまわり、そして、町の鳥ふくろう、町の木えんじゅが紹介されております。授業の中というよりも事あるごとに機会を捉えて、学校のほうでは子供たちにはこんなふうに紹介しております。また、人権カレンダーの募集の際の作品を見ますと、ほとんどのお子さんが町の花のひまわりを作品の中に描いているお子さんが本当に非常に多いです。それですので、認識しているのではないかと考えております。 以上です。 ○議長(館野孝良君) 折原勝夫議員。 ◆6番(折原勝夫君) 子供たちの中にも町の花ひまわりが根づいているということで、将来町を離れましても、夏になってひまわりを見たらば野木町を思い出すのかなということを、非常に大切な授業がなされているなと思っております。 次に、この写真、なんだかわかりますか。これは切り花用のひまわりの栽培の様子なんです。 国内の切り花ひまわりは、約5,000万本、出荷量の80から90%が今、父の日を含む6月から9月、約4カ月間に出荷されております。また、最近ではハロウィンの花としての需要も大変多くなってきております。切り花用のひまわりは、種をまいてから約2カ月で収穫ができ、ここにありますようなパイプハウスでも十分栽培ができることから、我が町でも十分栽培が可能であると思われます。また、作業面でも野菜と違いまして比較的軽作業なものですから、雇用も創出しやすいと思います。私は花よりはだんご、いや、トマトなんですけれども、ちょっと栽培してみたいなと思っております。 町長、ひまわりの町からひまわりの花を届ける、こんなプランいかがでしょうか。 ○議長(館野孝良君) 副町長。 ◎副町長(館野本嗣君) いろいろなすばらしい案をご提示いただいてありがとうございます。 野木町の、ちょっと若干、前段を申し上げますと、ひまわりフェスティバルで冒頭ありましたけれども、当時の来場者の恐らく3倍ぐらいの方が見えるようになりました。今の土地改良のほうにお願いしておりますけれども、草も生えていないような状態で非常にすばらしい環境のもと、ご来場者、リピーターが相当いるんじゃないかなというふうに考えております。 今お話がありました、花を届ける、そういうことについて、これは逆に私のほうからこのような場所でお願いして申しわけないんですが、例えばその先端をファームわかなどでやっていただけると我々も非常に参考になるのかなと。何といいますか、開発のためには、いろいろ発見を生むという中では、一つ遊び心も非常に役に立つというふうな我々先輩方から教わってきた経緯がございます。そういうのをファームわかの中でいろいろ研究されて、待ちに待ったご提案をいただけるような、その体制づくりもありがたいのかなというふうに考えております。そこら辺ご理解いただければありがたいと思います。 ○議長(館野孝良君) 折原勝夫議員。 ◆6番(折原勝夫君) 逆に提案されてしまいましたが、できるだけこういうものは一緒に開発といいますか、やっていきたいなと思っております。 次に、町長は花と緑いっぱい運動を提唱されております。そろそろひまわりに続く花を考えてはいかがでしょう。何か今、考えておられますか。 ○議長(館野孝良君) 町長。 ◎町長(真瀬宏子君) 私ずっと数年前でございますが、黄色い花のつながりで春先はレンギョウ、それから、冬はスイセン、それでひまわり、今マリーゴールドやいろいろあると思いますけれども、黄色い花のつながりでご提案したこともございます。今、花につきましては、ボランティアの方々が自発性を持って活動していただいておりますので、町の花、黄色い花つながり、黄色い花の幸せ感を皆が味わえるような、いつでも冬も秋も春も、でも春はさくらまつりがもう厳然とありますので、その下にレンギョウの黄色い花があってもいいかなと思ったりいたしております。 ○議長(館野孝良君) 折原勝夫議員。 ◆6番(折原勝夫君) わかりました。 ちょっと私とはやっぱりセンスが違いました。私はぜひコスモスをお願いしたいなと思って今日来たんです。益子町の道の駅がオープンいたしまして、先日視察に行ってまいりました。その際にちょっと道がわからなくてうろうろしておりましたらば、12ヘクタールのコスモス畑に出会うことができました。そのときはイベントも終わって片づけていたということで、ちょっと花はあれだったんですけれども、見応えのある花畑なんだろうなということで、益子町とはひまわりサミットでのつながりもございますので、こういったものはどうかなと思って今日は参ったんですけれども、いかがですか。 ○議長(館野孝良君) 町長。 ◎町長(真瀬宏子君) それでは、町内でも、議員もご存じだと思いますが、コスモスを景観のために毎年植えてくださっている方もいらっしゃいます。また、我々の仲間であります今では加須となってしまいましたけれども、北川辺あたりでも裏作といいますか、コスモスをずっと長く景観作物として提供してくださっていましたが、やはり後継者の問題で今は中止になっておりますね。コスモスも黄色いコスモスもございますので、単一のコスモスよりは議員がご提案なさる、そういういろいろな花のコスモスを摘んでいただくようなこともいいかもしれません。また、今現在でも町内でご協力、静かに黙って協力してくださっているコスモス畑をずっと維持してくださっている方などにも先頭に立っていただいて、もしご相談に応じていただければ、そういうことも不耕作地をなくしていく、そして、みんなが農地、農業景観を楽しんでいただける、そういう町というのも、「花とレンガのまち」でございますので、大変いいご提案だと思いますので、これから部内でいろいろ検討してまいりたいと思っております。 ○議長(館野孝良君) 折原勝夫議員。 ◆6番(折原勝夫君) わかりました。 次に、町の農業の将来ビジョンということでちょっとお尋ねしたいと思います。 先ほどもお話にありましたけれども、新規就農者の確保、あるいは法人等の集団化が必要であるという話はずっと出ております。今年新規就農者、いわゆる農業についた人は何人おりますか。 ○議長(館野孝良君) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(館野正文君) 今年度については、男性の方3名かと思います。地域を参考に申し上げれば、若林、中谷、川田の方かと、このように思っております。 ○議長(館野孝良君) 折原勝夫議員。 ◆6番(折原勝夫君) 今言われた方は大半がいわゆる親元の就農であるということだと思います。新規に農業を始める方に対しては、青年農業者給付金というものがございます。いわゆる国から年間150万円というものがあるんですけれども、親元就農に関しては残念ながらそれが適用にならないということが現状でございます。 町としては、その辺をどう考えているのか、また、親元就農であれば先祖代々の土地で育って地域にも精通しております、ここの農家の後継者という意味合い以上に地域や町の後継者ということも可能性が大いに出てくるんじゃないかと思うんですけれども、その辺を含めていわゆる親元就農者に対する支援、どうお考えになりますか。 ○議長(館野孝良君) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(館野正文君) 現在、新規就農の方では今、親元就農ということでご発言いただいているところなんですが、国のほうの新規就農者への給付金ということで、事業の準備型、それから経営開始型ということで150万円をそれぞれの年数に従っていただいているところでございますが、その方以外ということで、先ほど申し上げました3人のうちのお一人は一応新規就農ということで、自らということがやっぱりあるんです。自ら、面積を言いますと5反歩程度、5,000平米程度の土地を借りまして露地野菜で取り組んでいくということで内容を計画しまして、国・県のほうに申請、そして認められたというものでございます。 それで、やはり親元就農ということですと、自らということではなくて、親、お父さん、お母さんがいるわけでございますので、その経営に従って従事するという形になるかと思います。自らその力でやるという場合には、やはりこの経営に対するリスクというんですか、そういうところが国のほうで認めている部分かなと思うんですが、親元については、現在ではそういう補助金はありませんし、今のところ町のほうでは特別な補助、助成、支援についてシステムがないものですから、その辺ちょっと研究させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(館野孝良君) 折原勝夫議員。 ◆6番(折原勝夫君) 新卒で親元に入るとか、Uターンで入るとか、いろいろスタイルはあると思います。残念ながら就農する以前の所得が得られないということも、いわゆる専従者として入るわけですから、可能性もあるわけなんで、その辺のところを十分ご理解いただいて、これからご検討いただきたいなと思っております。 次に、次世代の町を担うのは集落営農や農業法人であるという話は先ほどございました。 先日、国の事業で担い手確保・経営強化事業というものが、いわゆる国庫事業の公募があったんですけれども、野木町では1集落営農と1農業法人がエントリーいたしました。しかし、ハードルが高くて、残念ながら採用にならなかったという経過がございます。下都賀の振興事務所の管内でも全滅という情報を得ております。せっかく手を挙げたのにということで彼らはがっかりしていたというお話を聞いております。 ここに野木町施設園芸対策事業実施要綱というものがございます。これは施設園芸農家に対する支援策で、大分充実しているものでございます。しかしながら、そういった集落営農や法人に対しては、町からの具体的な支援はないというか、余りないというふうに聞いておりますので、そういった集落営農や組合農業法人に対する町独自の支援策を立ち上げていただくというのはいかがでしょうか。 ○議長(館野孝良君) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(館野正文君) 議員ご指摘のように、もう既に何年間か施設園芸につきましては町で要綱を定めまして、町独自の支援をしてきたところでございます。議員おっしゃいます農地利用型の農家に対して今回、国の補助が適用にならなかったということで非常に残念でございました。今後、町のほうでも今回の国の補助が外れたということもございますし、農地利用型の方への支援ということで、ぜひとも支援するべきだということもやはり考えてございます。今後それができるような方向で検討をしていきたいということで、よろしくお願いいたします。 ○議長(館野孝良君) 折原勝夫議員。 ◆6番(折原勝夫君) その辺のところ検討をよろしくということでございます。 次に、農業委員の他の委員会への参画ということでお尋ねをしたいと思います。 新制度になっても引き続きよろしくお願いしたいという町長の答弁がございました。しかしながら、今度は委員の半分を認定農業者にしたりという制約が出ていると思うんですが、現役バリバリの農業者を委員にするということになりますと、こういった負担というのは非常に大きくて、いわゆる役害と、通常は薬の害ですけれども、役職による害が出て仕事にも影響が出るということを考慮していただいて、できれば他の委員会の開催等を1日に2つとか3つとか、まとめてやってもらうとか、そういった工夫を役場内で調整をしていただいて、余り負担のないようにお願いをしたいなというふうに思っているところでございます。いかがですか。 ○議長(館野孝良君) 産業課長。 ◎産業課長兼農業委員会事務局長(酒井浩章君) 議員のおっしゃる農業委員会につきましては、定数が半分程度になるということでございます。確かに農業委員さんが半分になればその分、単純に見て、負担が増えるというようなことは考えられると思います。しかしながら、町で各委員会幾つもありますけれども、農業委員さんの意見が必要という中で、いろんな要綱の中で農業委員さんの選出をお願いしているものでございますので、ぜひ今後ともその趣旨をご理解いただきまして、農業委員、あるいはもっと幅広い視野に立った意見等をその委員会にてご発言なり、意見を言っていただけるよう、今後も農業委員の皆様にもいろんな場所に参画していただきたいというふうな考えでございます。 以上でございます。 ○議長(館野孝良君) 副町長。 ◎副町長(館野本嗣君) 今のご質問の中に同日開催とか、時間的な工夫をということでお話しいただきました。おおむね会議に関しましては、皆様ご存じのとおり、大体1時半から1時間半か2時間程度だと思うんですが、その中で同日にいろんな会議をやるというのは、参加する方もなかなかスケジュールの問題ありまして、非常に大変な関係があると思います。それで、例えば産業課のひまわりフェスティバルとか産業祭の、じゃ、会議をということで今まで同日開催をやったり、そういうのはちょっと記憶にあるんですけれども、各課にわたりましての会議というふうになりますと、これは各方面から役職委嘱をしておりますので、なかなか難しい点、ただ一応、今後そこら辺については研究していきたいなというふうに考えます。ただ、今この庁舎内で話し合っている中に、例えば農業委員会の会長というふうに限らないで代表の方、代表選出です、ですから会長さん、あるいは職務代理者の方、あるいはその関係で会議方面に非常に知識のある方が中にいらっしゃれば、その委員の方という形でもとれるのかなというふうな話は今しておりますので、そこら辺については再度検討していきたいと思いますので、よろしくご理解いただきたいです。 ○議長(館野孝良君) 折原勝夫議員。 ◆6番(折原勝夫君) 検討する、ということでお願いしたいと思います。 次に、農業委員会の新制度下の制服、農業に対する制服の支給について。 今現在、農業委員はこの緑の帽子をかぶって現地調査等を行っております。今はこれしか支給されておりません。2年前にこういったイベント用のジャンパーをちょっとつくっていただきましたけれども、現在これしかないという状況でございます。 農業委員は雨の日も風の日も、場合によっては草が背丈ほどに伸びたような耕作放棄地にも立ち入るという状況でございますので、ぜひ制服を支給していただきたい。制服が、もとえ、作業服ですね、作業服を支給していただきたいなと思っております。よその町に行きますと、防寒具から長靴までフル装備で支給されているという町もあるようでございますので、ご検討をお願いしたいと思います。いかがでしょうか。 ○議長(館野孝良君) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(館野正文君) ご意見をいただきましたので、よく検討していきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(館野孝良君) 折原勝夫議員。 ◆6番(折原勝夫君) 予算もかかることでございますので、よろしくご検討をお願いしたいというふうに思っています。 もう一つなんですけれども、これは事務局体制の見直しなんです。 実は、今年からいわゆる農業委員会の局長のポストが課長と兼務になりました。全協の席で私も正直渋々なんですけれども、了承したという経過がございます。それから8カ月間委員会の事務局を見ておりますと、やはり局長がいないというのは非常に大変かなと。産業課長が兼務しておりますので、産業課長も4つの係を総括しているという状態で、農業委員会の事務局をやるというのは厳しいんじゃないかなと見ておりました。特に農業委員会は農地の調査とか、あるいはいろいろな申請事によっては、県や下都賀のほうに行かなきゃならないということもあり、いわゆる出張が多いので、その間の事務等がどうしてもきつそうだなというふうな感じが私、見受けしております。係長と係のほうで一生懸命やっている姿をいつも見ておるわけなんですけれども、そういった負担といいますか、現実のところをよく鑑みていただいて、できれば局長ポストをまた戻していただきたい。そして、ましてや新制度下になりまして委員の数も減りますし、逆に最適化の推進員という新たなメンバーも加わるということで、当初動き出すためにはさまざまな事務なり何なり、今までなかったことも起きるんじゃないかというふうに懸念されますので、できれば局長を戻していただきたいと思います。いかがでしょうか。 ○議長(館野孝良君) 副町長。 ◎副町長(館野本嗣君) 農業委員会の立場という視点から物事をご提案されたいというふうに理解しております。 機構改革の中で、このポストに関しては相対的な中で対応させていただいた経緯がございます。数的なものから申し上げますと、今から二、三十年前ですと農業者の数も恐らく2倍ぐらいあったというふうに記憶しております、1,000ちょっとあったような気が。今おおむね大体半分に減ってきたというように。ただ、非常にいろんな問題を抱えているということも、これは時代の中で理解してやっていかないかなというふうに考えております。 今お話しいただきました件については、この場でそうですねという話にもなるものでありませんので、今までの議会の皆様方にもご説明を申し上げながら対応していくこともありますので、この件についてはよく事務局サイドで今後検討していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。 ◆6番(折原勝夫君) 前向きによろしくお願いします。 以上で終わります。 ○議長(館野孝良君) ここで、暫時休憩をいたします。 会議は午後1時から再開いたします。 △休憩 午前11時58分 △再開 午後1時00分 ○議長(館野孝良君) 休憩前に復し、会議を開きます。 引き続き、一般質問を行います。--------------------------------------- △小泉良一君 ○議長(館野孝良君) 1番、小泉良一議員の質問を許します。 1番、小泉良一議員。     〔1番 小泉良一君登壇〕 ◆1番(小泉良一君) それでは、一般質問させていただきます。 「私たちは野木町民であることを誇りと責任を持ち、明るく住みよい豊かな郷土をつくるため、一、自然を愛し、清潔で健康なまちを、一、伝統を尊び、教養を高め文化の薫るまちを、一、心ふれあう、安らぎのある住みよいまちを、一、仕事にはげみ、活気ある豊かなまちを、一、きまりを守り、平和な明るいまちをつくりましょう、以上ここに野木町民憲章を定めます」とあります。 次に、野木町賛歌「ふれあいの町」の1番の歌詞「振り返ることを知らない君がいる、休むことを知らないあなたがいる、そんな二人に似合いの町がある、希望に燃えるふれあいの町、互いに手をとりたずさえて歩く、伸ばそう心の育つ町よ、私とあなたの野木町に生きる、しあわせなよろこび」かなりいい歌です。作詞、新井清時、なかにし礼、監修、作曲、すぎやまこういち、歌、森昌子、こういう野木町賛歌「ふれあいの町」の1番の歌詞です。 次に、「町の木はエンジュ、町の花はひまわり、町の鳥はふくろう、町のシンボルは、町章は「の木」を昭和48年2月1日に図案化したもので、力強い発展と調和を表しています」とあります。それが後ろにあるこの町章だと思います。 そこで、今回は野木町開催の各種イベント等が全国の人々に知れ渡るようなイベントとなるように願いを込めて質問したいと思います。 まず、最初に「全国お祭りランキング」というのがあるそうです。1位、青森ねぶた祭り、青森県、2位、岸和田だんじり祭、大阪府、3位、祇園祭、京都府、4位以降は阿波踊り、仙台七夕まつり、さっぽろ雪まつりと続きます。日本の三大祭りとは、祇園祭、ねぶた祭り、天神祭だそうで、そして、ベストアンサーに選ばれた回答では、日本の三大祭りは京都祇園祭、大阪天神祭、東京神田祭、また東北三大祭りとは青森のねぶた祭り、秋田竿燈まつり、仙台七夕まつりだそうです。 東北地方の主な夏祭りは開催時期が8月上旬に集中しており、各祭りは開催期間中おおむね、どの日でも似た内容であるため、旅行業者による夏のパッケージツアーとして組み合わせてしやすい。そのため、東北n大夏祭りはツアー商品の名称として一般に浸透し、その組み合わせも組み合わせられる祭りの数も恣意的である。東北地方は中部地方とほぼ同じ面積を持つ広い地方であり、東京都と青森市の中間地点が仙台市であるなど南北に長いため、東北各地を周遊すると移動距離も長くなるが、他の地方からの来訪者にとっては北海道と同様、一度に各地を周遊する傾向があります。 東北地方での国道や高速道路の整備、新幹線の開通、各空港の路線開設など交通の発達によって短期間に余裕をもって東北各地を周遊できるようになったこともあり、消費者ニーズに合わせて、三大に限らず二大から六大までのさまざまなn大の組み合わせが見られるようになったようです。 東北三大祭りに上げられるこれらの祭りは、その祭りのフォーマットやノウハウが発祥地から日本各地へと広まったという点でも共通するようです。東北三大祭りという名称がいつから存在したかは不明だが、1958年、昭和33年に国鉄が青森ねぶた祭り、秋田竿燈まつり、仙台七夕まつりの3つの祭りを「東北三大祭り」として周遊券を発売開始している。1962年、昭和37年からは竿燈、ねぶた、七夕の順で回るツアーが組まれるようになり、東北三大祭りが首都圏の人気の観光商品となったそうです。 さて、野木町の三大祭りとは「ひまわりフェスティバル」そして「春まつり」「産業祭」ということです。平成28年第5回野木町議会定例会の町長の施政方針で、町民の目線を大切にしていこうと決意をした。初心を忘れずに緊張感を持ち続けながら、頑張ってまいりたいと思っていると。そして、現在町として進めている安心・安全のまちづくり、少子高齢化対策、町の活性化策の3つの重点施策を力強く推進を図っていくと述べられました。私も町民の目線で一般質問していきたいと思います。 一般質問通告書の順番で1つ各種開催イベントについて。(1)ひまわりフェスティバル、(2)春まつり、(3)産業祭、いずれも開催状況、内容及び今後の展望について伺います。 2つ目、交通対策の充実について。(1)町有バス、ワゴン車等の有効活用について伺う。(2)デマンドタクシー、介護タクシーなどの利用者増につながる対策について伺う。 3番、各種各要望書への対応について。(1)町民からの要望書等の受理件数と対応状況について詳しく伺います。 壇上での質問はこれで、一般席からまた詳しく質問いたします。 以上です。 ○議長(館野孝良君) 町長。     〔町長 真瀬宏子君登壇〕 ◎町長(真瀬宏子君) ただいまの小泉良一議員のご質問にお答えいたします。 まず、東北の三大祭りにちなみまして野木町の三大祭りと位置づけていただきまして、本当にありがとうございます。 それでは、通告書にのっとりまして、ご質問にお答えいたします。 各種開催イベントについてのご質問のうち、ひまわりフェスティバルの開催状況、内容及び今後の展望について伺うのご質問にお答えいたします。 まず、ひまわりフェスティバルは平成4年度から開催し、今年が第25回目となりました。毎年7月下旬ごろに開催しております。このフェスティバルは町の花であるひまわりを町内外にPRし、観光の目玉として実施してきたもので、地権者の方々や多くの関係者のご協力を得て実施してまいりました。 現在では、町民はもとより県内外から多くのお客様が訪れてくださり、町の夏の観光イベントとして定着しております。今後の展望につきましては「ひまわりの里、野木」としてより多くのお客様に楽しんでいただける催し物や企画を考え、観光行事の一環として継続してまいりたいと考えております。 次に、春まつりの開催状況、内容及び今後の展望について伺うにお答えいたします。 春まつりにつきましては、平成27年度から開催し、今年で2回目となりました。時期は3月下旬から4月初め、桜の開花時期に町総合運動公園にて「さくらまつり」として開催し、4月の野木地区と渡地区の伝統行事とあわせて春まつりとして実施してきたものでございます。 今年のさくらまつりにつきましては、歌謡ショー、ダンス、バルーングローやファイアパフォーマンスなど多くの関係者のご協力をいただいて開催いたしました。 今後の展望につきましては、より一層楽しんでいただける催し物や企画を考えていくとともに、名称を春まつりからひまわりフェスティバルにちなんでさくらまつりに変更し、「花とレンガのまち」にふさわしい祭りとして継続してまいりたいと考えております。 次に、産業祭の開催状況、内容及び今後の展望について伺うにお答えいたします。 産業祭は昭和53年度から開催し、今年度で第39回目となりました。時期は毎年11月上旬から中旬に実施しております。開催場所につきましては、以前は役場敷地で実施しておりましたが、現在はエニスホールにて実施しております。農産物の協賛会、共進会や即売、そして商工業の出店など、町の産業を一堂に会して実施する秋の一大イベントであります。また、来場されるお客様に楽しんでいただけるような催し物を行い、多くの関係者の皆様のご協力をいただいております。 今後の展望につきましては、農業、商業、工業がバランスよく発展していく町の姿が映し出せるように工夫していくとともに、ご来場者にもっと楽しんでいただける催し物や企画を考え、秋の行事として継続してまいりたいと考えております。 このほかに、最近では煉瓦窯を中心に夏フェスタ、来年の2月11日に予定しております煉瓦窯冬フェスタ、新しい観光スポットといたしまして煉瓦窯周辺の煉瓦窯野木ホフマン館をエリアとする地域のお祭りも始まったばかりではございますが、これから町もそれに力を入れていきたいと思っておるところでございます。 次に、交通対策の充実についてのご質問のうち、町有バス、ワゴン車等の有効活用について伺うのご質問にお答えいたします。 町有バスの使用につきましては、町有バス使用規定に基づいて、運用されており、会議、大会、視察及び研修を含む町が関係する公の事業等に使用していただいております。 毎年、多くの事業で使用しておりますので、予約に関しましては、前年度の3月にくじ引きを行い、課ごとに予約の順番を決めてから、日程を組んでいる状況でございます。また、3月に予約された日程以外にも年度途中に公用で使用する場合が発生いたしますので、事業の日程とバスの空き状況を勘案して、随時使用予約が入る状況にあります。 土日、祝日を除く町有バスの稼働率は中型バス、マイクロバス2台の平均で約70%となっており、特に中型バスは約80%という状況でございます。年度切りかえ時期の3月や4月は比較的使用頻度が少ないですが、そのほかは非常に高い稼働率になっております。過密な日程により使用の調整が難しい場合もございますが、例えば町の代表として参加するスポーツ大会についてなど町のほかの事業と重なった場合には、希望に応じて代替措置も視野に入れて、柔軟に対応していきたいと考えております。 次に、デマンドタクシー、介護タクシー等の利用者増につながる対策について伺うのご質問にお答えいたします。 まず、デマンドタクシーにつきましては、敬老会開催時などにおいて「キラ輪号」ご利用案内のチラシを配布しているほか、ホームページや広報にもキラ輪号からのお知らせを掲載して周知を図っております。今後の改善策としましては、公共交通活性化会議に諮り、予約、受付時間や運行時間の延長等も検討してまいりたいと思っております。それにより、町民の皆様の利便性が少しでも増せばいいと考えております。 次に、介護タクシーの内容ですが、肢体不自由により車椅子を常に利用し、一般の公共交通機関を利用することが困難な高齢者を対象としております。その内容は、自宅と医療機関などの間を送迎する支援ということでございます。 また福祉タクシー事業は、外出が困難な心身障害者に対して通院時にかかる交通の経費を一部助成している内容となっております。 今後も高齢者や心身障害者の方のご利用が増加すると思われますので、利便性や社会生活の向上が図られますようさらにこれらの制度を充実し、宣伝してまいりたいと思っております。 次に、各要望書等への対応についてのご質問のうち、町民からの要望書等の受理件数と対応状況について伺うのご質問にお答えいたします。 まず、要望受け付けの流れですが、受付窓口は政策課広報広聴係になります。要望書が提出されましたら、要望事項を所管する担当課に回し、担当課にて内容の確認、協議を行っております。要望書の受理件数ですが、平成27年度は20件、今年度も11月末までに20件の要望書が提出されております。 その内訳といたしましては、平成27年度は道路整備に関する要望が8件と最も多く、続いて福祉、介護に関する要望、上下水道整備に関する要望がそれぞれ3件ずつと続いています。今年度につきましては、今まで道路整備に関する要望が5件と最も多く、続いて産業振興に関する要望、福祉介護に関する要望が4件ずつありました。 要望事項の対応につきましては、各担当課で調査・研究を行い必要性、公平性などを考慮の上優先順位をつけて、ご要望にお応えいたしております。受理したご要望はできる限り迅速に対応したいと思っております。また、状況によりましては、すぐに取りかかることが困難なものもありますので、常に解決に向かって周辺整備を心がけながら対応してまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(館野孝良君) 小泉良一議員。 ◆1番(小泉良一君) それでは、ひまわりフェスティバルの順番で聞いていきたいんですけれども、先ほど折原議員が午前中にほとんど隅から隅まで聞いてもらったような気がします。ですから大ざっぱなところでちょっと聞いていきたいと思いますけれども、ひまわりフェスティバルの平成28年度の予算額と現在の実行委員会の構成についてどうなっていますか、お伺いいたします。 ○議長(館野孝良君) 産業課長。 ◎産業課長兼農業委員会事務局長(酒井浩章君) では、議員のご質問にお答えいたします。 まず、予算でございますが、今年度1,450万円でございます。その予算額につきましては実行委員会に対する補助金として、支出するものでございます。 次に、実行委員の構成でございますが、人数につきましては24名、町長を委員長としまして、副委員長に商工会長、委員としては議長を初め総務経済常任委員長、商工会や観光協会、あるいはまたJA関係、地域代表、公募委員など幅広い委員の構成となっているものでございます。 以上でございます。 ○議長(館野孝良君) 小泉良一議員。 ◆1番(小泉良一君) 同じく春まつりの平成28年度の予算額と現在の実行委員の構成についてどうなっていますか、お伺いいたします。 ○議長(館野孝良君) 産業課長。 ◎産業課長兼農業委員会事務局長(酒井浩章君) それでは、春まつりにつきましては、平成28年度の予算額でございますが、150万円でございます。同じく実行委員会に補助金として支出しているものでございます。 次に、実行委員の構成ですが、人数につきましては19名でございます。町長を委員長としまして、副委員長に観光協会長、委員としては商工会や観光協会、工場協会、地元区長などで構成されているものでございます。 以上でございます。 ○議長(館野孝良君) 小泉良一議員。 ◆1番(小泉良一君) 続きまして、同じく産業祭の平成28年度の予算額と現在の実行委員の構成についてお伺いいたします。 ○議長(館野孝良君) 産業課長。 ◎産業課長兼農業委員会事務局長(酒井浩章君) 産業祭につきましてお答えいたします。予算額、平成28年度でございますが212万9,000円でございます。やはり前のイベントと同じように実行委員会のほうに補助しているものでございます。 実行委員の構成ですが、人数につきましては22名。町長を会長としまして、副会長は副町長、そして部門が分かれていまして、農業部会には農業委員会会長を部会長として農業関連団体の方々、また工業部会は工場協会を部会長といたしまして工場協会の方、そして商業部会は商工会長を部会長としまして商工会などの方々で構成されておりまして、農業、工業、商業の分野から幅広く構成されているものでございます。 以上でございます。 ○議長(館野孝良君) 小泉良一議員。 ◆1番(小泉良一君) ひまわりのこと、詳しく聞きたかったんですけれども、一つだけ納得いかない点があるんで、今回ここに追加します。どういうことかと申しますとこの実行委員、ひまわりフェスティバル実行委員会のメンバー、今24名ということですけれども、この中には町長初め、副町長、議長ほか総務経済常任委員長、それから産業建設部長、あとその他観光協会とかいろいろありますよね。こういうメンバーがいます。 1つ聞きたいことは、これは何ていいますか、フェスティバルの際、芸能人・タレントの招致活動というのをやっていますよね。このこと、どうしても納得いかないんで、きょうは聞きます。 要するにどういうことかと申しますと、やはりこれだけのメンバーでもってタレントを呼ぶその呼び方なんですよ。結果を問うんじゃなくて、途中経過が非常に納得いかない。非常に憤慨しております。というのは、後から聞いた話なんですが、これは産業課のほうにタレント何名かピックアップしてもらって、その中からみんなで推薦して選ぶようですけれども、実際これは芸能プロダクションたった1カ所じゃないかと思うんですよね。そこから16名ぐらいピックアップしてもらってそれをみんなでその場で提案して、何て言ったらいいかな、推薦してくださいよと、そして多数決をとって決める。単純なこういう気がします。 というのは、私今回、去年1年間かけて町民の要望があったんですよ、こういう人を呼んでいただけないかと。だから私は非常に自分なりには、これは芸能人当人に私会いに行きましたよ。会いにいって、我が町はこういうひまわりフェスティバルがある、だからぜひ来ていただきたいと、過去の例を見ますとだいたい1人頭100万ぐらいでみんな呼んでいるんですよと。今回もようですよね。これ16名呼んでいます。企画提案していますよね。これみんな100万ですよ、金額見ますと。私は1人、自分なりに推薦したのが1人いるんですよ。この方にも一応町の企画書では一応100万ぐらいの予算で呼びたいんだという話をしました。私はひまわりフェスティバルの状況を詳しく話しましたよ。町のPRも兼ねていると。そういうことであったら、そのタレント事務所ともに、私半分で見ていますよと。4分の1でもいけますよと言ってくれたんですよ。だから私は、じゃ、執行部のほうにも働きかけますんで、決まったらよろしくお願いしますとこういう結果なんですよ。 実際にこの当日タレント、推薦を選ぶときの当日に私は議員にも話をしました。こういう理由でこういう方を推薦します、お願いしますと。そうしたら当日こんなことはやらないと言われたわけなんだよね。それぐらいこの実行委員というのはいいかげんというか、話が通っていないんですよ、これ。今日はこういうことやるんだと。きょうは反省会だけだよと。その芸能人を呼ぶそんなことはやらないとこう言われたんですよ。だから腹立っているんですよ。 各自が、一人一人がこれ本気になって推薦したもので賛否をとって決めたものであれば、仕方ないんですよ。何らそんなこともやっていなかったことに対して私腹立っています、はっきり言って。だから、それぞれ我々の私の意見と執行部の考え違いがあると思うんだけれども、これはこの辺にしておきます。 ここで言わないと、眠れなくて、半年間眠れなかったんです、これは。この問題はここでやめます。 もしも、副町長何かあったら、言ってください。私の思っていることと違うことであれば。 ○議長(館野孝良君) 副町長。 ◎副町長(館野本嗣君) 先ほど議員おっしゃいましたように、実行委員会の中でこの当日来られる方の推薦、あるいはいろいろ議論した中で決定していく形になっております。小泉議員から産業課のほうに資料等提出いただいたものについては、当日の産業実行委員会の中でも提出されておりまして、たしかある委員からはこの金額ならどうなんですかというような質問もございました。そのようなことを経まして、基本的には、ほかの委員からも以前こういう呼べなかったんで、こういうタレントをというか、歌手を呼んでもらいたいというような発言等もありまして、そういう審議を経た中で、今回来年度に向けての審議を行いまして、決定してきたというふうに認識しております。 ○議長(館野孝良君) 小泉良一議員。 ◆1番(小泉良一君) 深くこの問題を掘り下げも仕方ないんで、一応この辺で終わります。 次、町ではこのように季節ごとの多くのイベントを実施しており、現在は煉瓦窯や渡良瀬遊水地を中心とした観光事業やブランド品の研究にも力を入れていると思います。多くの観光イベントやブランド品の開発を強く推進していく上で私は現在の産業課は幅が広過ぎると強く感じております。観光関連の部署を設置して、強く推進していくことが必要ではないかと思っております。 実際に、産業課というと農業振興係、それから商工観光係、土地改良係、地籍調査係、そのほかに農業委員会とこれあるようですよね。ですから、やっぱり1人の課長がくまなく目が行き届かないんじゃないかと思います。そういう面で町長、副町長の考えをお伺いいたします。 ○議長(館野孝良君) 副町長。 ◎副町長(館野本嗣君) 折原議員のご質問にもお答えしましたとおり、今の組織機構に関しましては改選される議会の前でございますけれども、その方たち、議員の方たちといろいろと協議をしまして、今の機構、町政を導入した中で進めてきたというふうに認識しております。役場自体が確かに今どこの課をとっても非常に時代に即応した需要、事務需要をその関係が非常に幅広く、また活動も多くなっているふうに感じます。 また、合併しなくとも野木町はやっていくよというこの指針に基づきまして、市と同じようなレベルの数はありますよね。同じ町、小さいといえどもその人口は小さくても項目的に幅広い、これは市とやはり同じだと思います。その中で今それぞれ職員が頑張ってやってきておりますので、これはどの課が今事務量が少ないとか多いとかという話ではなくて、基本的には非常に幅広く各課とも対応している。産業課だけではなく、これはほかの部門についても同じだということは言えると思います。 やはり機構改革自体は一度やりまして、なお、検証する、1年前ですか、2年前ですか、検証した経緯もございます。その中でまた若干の変更加えて、開発推進課、未来開発課ですね。そちらのほう分課したような経緯もございます。そのような形で、あと1点は産業課、すみません、都市整備課のほうの上下水道課、これを分けて2課に分けました。そういうような経過をたどってきております。それなものですから、折原議員にも申し上げましたとおり、そのような経過を踏まえた中で、また中でご意見いただいているものについては話し合って進めていきたいと。中身について今ここでそうですねという話ではないということは、先ほども申し上げましたけれども、いつも機構に関しては、我々その点を考えていかなければならないというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(館野孝良君) 小泉良一議員。 ◆1番(小泉良一君) 続きまして、交通対策の充実について、町有バス使用規定はどのような規定かお教え願います。 ○議長(館野孝良君) 政策課長。 ◎政策課長(寳示戸浩君) 町有バスの使用規定でございますけれども、そこには目的、それから使用の許可範囲及び条件、使用申請及び許可、使用の制限、損害賠償、こういった各項目につきまして、規定しているものというふうになっております。使用の許可範囲でありますけれども、町議会議員、それから町の特別職、非常勤の特別職、町職員、その他町政執行上バスを使用することが有効かつ適切と認める者というふうに規定しておりまして、こちらはバスですが、公用及び町長の認めた事業に使用するものというふうに条文の中で規定しておるものでございます。 ○議長(館野孝良君) 小泉良一議員。 ◆1番(小泉良一君) 続きまして、町で行う公用の事業というのはどんなものかお教え願います。 ○議長(館野孝良君) 政策課長。 ◎政策課長(寳示戸浩君) こちらにつきましても、規定にあるものでございますけれども、担当課ごとに行います会議ですとか、大会、視察、研修などの各種事業こういったものを指してございます。 ○議長(館野孝良君) 小泉良一議員。 ◆1番(小泉良一君) あと、町長の認めた事業、こういったものはどんなものですか。 ○議長(館野孝良君) 政策課長。 ◎政策課長(寳示戸浩君) こちらにつきましては、種類は少ない形なんですけれども、代表的なのは小・中学校におけます校外学習、それから公民館事業としましての研修事業と、あるいは社会福祉協議会で行っています事業などの研修、こういったものがございます。 ○議長(館野孝良君) 小泉良一議員。 ◆1番(小泉良一君) 年間のバス、ワゴン車の利用回数、月平均はどのぐらいか。 ○議長(館野孝良君) 政策課長。 ◎政策課長(寳示戸浩君) こちらも町長の答弁の中でもありましたように、季節によって多少のばらつきがございます。平均ということでございますので、バスは中型バス、マイクロバスの2台がございます。今年度の11月現在ですけれども、バス2台で28.4回、ワゴン車、これは貸し出しという形ではございませんが、ワゴン車はどうかというご質問でございましたので、こちらも調べますとワゴン車3台で60.4回というふうになっております。 ○議長(館野孝良君) 小泉良一議員。 ◆1番(小泉良一君) では、使用予約の状況、そのどのぐらいか。どのような予約の方法か、この辺を聞かせてください。 ○議長(館野孝良君) 政策課長。 ◎政策課長(寳示戸浩君) 使用予約の状況ですけれども、先ほどお答えしました数字の状況これが使用予定となってございます。ですので、そのような形になります。これにプラスしまして随時使用の予定が入ってくるという形になります。 予約の方法ですけれども、これは職員が行うものでございまして、パソコン上に予約システムがございますので、そちらで予約をする形になります。バスは政策課所属の運転手が運行してございます。仮予約をしまして、使用許可の申請をもらいます。バス使用の規定のほうに使用制限等がございますので、その辺の規定を照らしまして、合致しているかどうかを見まして、その後規定に違反していない場合、こういった場合には許可をしてございます。 ワゴン車は公用ということで、予約した担当課の職員が当然運転を行うものでございますので、そのまま入力したまま本予約ということで、使用して会議ですとか、研修等に使っているものでございます。 ○議長(館野孝良君) 小泉良一議員。
    ◆1番(小泉良一君) 土曜とか、日曜、祭日等の利用はできないか、こういう要望があるんですよ。ですからその辺をちょっと対応できるような形をとっていただければと思うんですが。ちょっと詳しくお願いします。 ○議長(館野孝良君) 政策課長。 ◎政策課長(寳示戸浩君) まずは、使用規定のお話、かたいところからお話ししなければなりませんけれども、町の休日には原則としまして使用許可をしないとしてございます。ただし、緊急用務のため、バスを使用しなければならない場合はこの限りでないというふうにしておりまして、いわば例外規定というのもあるのかなというふうに思っております。 使用しております代表的な事例といたしましては、例えばひまわりフェスティバル等でお客様の送迎に使用していると、こちらも公用でございますけれども、そういったケースがございます。 利用状況としまして、先ほどバスの稼働率をお話ししたかと思います。まだ少し余裕があるんじゃないかと思われる向きもありますけれども、この80%というのは非常に高い稼働率になっております。運転手の人員も限られておりますので、土日もフルに稼働するということにつきましては、条件が整っていないのかなというふうなことで考えてございます。 また、利用の枠ですが、公用以外にということでもありますけれども、多少乱暴な言い方になるかもしれませんが、町は交通事業者でもございませんし、旅行業者でもないというところがあります。誤解を生まないようにするためにということですけれども、私的な利用を何でも可とするわけにはなかなかいかないと考えますし、どの範囲で制限をかけるかということについては非常に線引きが難しいのかなというふうに思っております。未来永劫どうなのかということを考えますと、課題は非常に多いと思います。慎重に考えていかなければならない部分かと思います。今現在ではなかなか答えが出せない部分もあるかなというふうに思っています。 こういったことで、私的な利用といいますか、どんな利用にも認めるということになりますと、車の予約の奪い合い、こういったものが起こるということも懸念されまして、そういったことになれば、かえって町民の皆様への不信感ですとか、不公平感こういったことを与えることというのも危惧されるところかなというところも思うところでございます。 公用での使用が重複するような場合には、いろいろ代替措置等も考えていくということですので、ご理解いただければと思います。なお、ワゴン車につきましては、専属の運転手がいるとかそういうことではございませんので、こちらは使用を認めるということは困難かなというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(館野孝良君) 小泉良一議員。 ◆1番(小泉良一君) いずれにしましても、町長は多くの町民が満足できるような対応をしていただきたいと思います。 続きまして、デマンドタクシーについて前もやったんですけれども、ちょっと心配な点があるんで質問いたしします。何人かの議員が質問していると思うが、再確認の意味でもう一度お聞きするが利用者の年齢層や利用目的、どのようなものかお聞きします。 ○議長(館野孝良君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(上原善一君) それでは、年齢層的にはやはり70代か80代の方が非常に多い状況でございます。70代の方で全体の26.6%。80代以上の方で58.1%の方でございます。この両方合わせますと84.7%が利用者という形で、利用目的についてはやはり医療機関が多いというのが実情でございます。 以上です。 ○議長(館野孝良君) 小泉良一議員。 ◆1番(小泉良一君) 10月に総務経済常任委員会行政視察研修で山梨県北杜市を訪問しました。その際、北杜市のデマンドタクシーは4年間の運行で終了したとお聞きし、町の状況が気になってしまいました。現在の利用状況はどのようなものか、年々減っているのか、増えているのか。けさのテレビ番組で言っていましたけれども、東松山のほうではかなり有効活用を考えているというような報道がありました。その点ちょっとお聞かせください。 ○議長(館野孝良君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(上原善一君) 北杜市の視察研修には、うちのほうの都市整備の課長補佐も同行させていただいてございます。そちらのほうから報告も受けてございます。北杜市と野木町ではまず面積が違うということもあります。それと、山間部が主なところだというふうに聞いてございます。今の野木町の状況でいきますと、年々利用者数というのは増加傾向にあるということでございます。 ○議長(館野孝良君) 小泉良一議員。 ◆1番(小泉良一君) 利用者が増えているとのことだが、昨年と今年との比較はどのようなものかお聞かせください。 ○議長(館野孝良君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(上原善一君) 利用者の比較という形で、1日の利用者の平均という形で調べてありますので、お答えしたいと思います。平成27年度が1日当たり38.5人でございます。平成28年10月末という形なんですけれども、1日当たり41人という形で、昨年度よりも増えている状況ではございますが、先ほど町長の答弁にもございましたが、さらなる利便性の向上そちらのほうに努めてまいりたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(館野孝良君) 小泉良一議員。 ◆1番(小泉良一君) 最後に、町の回答は要りませんけれども、先ほど高齢者や医療機関への利用者が多いことを考えると、交通弱者が増え、利用者の増加につながっていることだと思われます。町長の答弁にもありましたが、公共交通活性化会議などでさらなる利用者を増す対策を検討してもらい、多くの町民の足と思われるようなデマンドタクシーになるよう希望したいと思います。 続きまして、介護タクシーについてお伺いいたします。 先ほど町長から答弁があった外出支援サービス事業の利用はどれぐらいありますか。 ○議長(館野孝良君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(田村俊輔君) 外出支援サービス事業でございますが、町長答弁のありましたように、常時車椅子を利用されている方が車椅子ごとワゴン車に乗っていただいて、医療機関まで送迎するという内容でございます。年間約100件ほどの利用の方がいらっしゃいます。 以上です。 ○議長(館野孝良君) 小泉良一議員。 ◆1番(小泉良一君) それと、利用者負担はこれありますか。 ○議長(館野孝良君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(田村俊輔君) こちらのサービス事業につきましては、利用者負担はございません。 ○議長(館野孝良君) 小泉良一議員。 ◆1番(小泉良一君) 福祉タクシーの利用状況はどのぐらいありますか。 ○議長(館野孝良君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(田村俊輔君) こちらは心身に障害のある方が通院等する場合におきまして、タクシーの料金の一部を助成するという内容でございましていわゆる初乗り料金、700円程度なんですけれども、こちらを利用券として交付するという内容でございます。この利用券の交付枚数ということで、年間約2,300枚ほど交付している状況でございます。 以上です。 ○議長(館野孝良君) 小泉良一議員。 ◆1番(小泉良一君) この1人で何枚まで使えるのか教えてください。 ○議長(館野孝良君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(田村俊輔君) 1人当たり月4枚以内ということになってございます。 ○議長(館野孝良君) 小泉良一議員。 ◆1番(小泉良一君) それと、電動車椅子についての支援はありますか。 ○議長(館野孝良君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(田村俊輔君) 電動車椅子と申しますと、いわゆる障害者の方の自立支援事業ということで、補装具の支給という制度がございます。この補装具につきましては、医師の診断が厳しい状況でありまして、該当する場合には電動車椅子のほうが一部負担、自己負担ということで支給されるような制度がございます。 ○議長(館野孝良君) 小泉良一議員。 ◆1番(小泉良一君) 東京都と神奈川では介護タクシーとユニバーサルタクシーというのがあるそうです。この介護タクシーとユニバーサルタクシーというのは全く経営者が別個なんですよ、これ。タクシー会社は陸運事務所より5%を目標に導入するようにということで要請があるようです。 このユニバーサルタクシーというものはどういうものかというと、車椅子ごとタクシーに乗れる、要するに介護タクシーとよく言われる同じようなものだと思うんですけれども、これはもう各事務所に義務づけられているらしいです、東京では。東京のタクシー、神奈川県のタクシーというのは来年からは全部そういうタクシーに切りかえていくということらしいんですよ。今現状使っているタクシーはほとんどなくなる。東京オリンピックまでには全部このユニバーサルタクシーに変わるらしいんですよ。ユニバーサルデザインタクシー、通常UDというんですけれども。こういうふうにタクシーは変わっていくということです。 変わってしまうということなので、野木町もやはり現在タクシー会社何社かあると思うんだけれども、町がそういうことやってしまうとタクシー業界にダメージがかかると思うんで、ただやっぱり野木町というのはほかの町とか市とは違うというところを取り入れたらどうかというふうに思います。 じゃ、次に各種要望書の対応についてお伺いいたします。 先ほど町長より、町全体の要望関係の答弁をいただいたけれども、それによると道路関係の要望が多いとの話だが、まだ完了していない要望件数は今何件ぐらい残っているのか質問します。 ○議長(館野孝良君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(上原善一君) 要望の残り件数ということなんですけれども、現在事業中の事業とあとは一部だけ実施した要望というものを加えますと、道路の拡幅、それとか側溝整備の要望で約60件ほどぐらいは残っている状況でございます。 ○議長(館野孝良君) 小泉良一議員。 ◆1番(小泉良一君) 要望書が提出されてからどのような基準で事業着手をしているのかお答え願います。 ○議長(館野孝良君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(上原善一君) 先ほどの町長の答弁にもありましたように、要望案件によりまして、まずうちとしましては現場等を確認いたします。それによりまして、緊急性、必要性、公平性そういうものを考慮しまして、順番に事業を実施していくという状況でございます。 ○議長(館野孝良君) 小泉良一議員。 ◆1番(小泉良一君) 一番古い要望はいつごろの事業をしているのか、この間、議会報告会でも町民からありましたよね。10年前に要望を出したんだけれども、どうなっているんだという質問もあります。ですから、この辺ちょっとお聞かせ願います。 ○議長(館野孝良君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(上原善一君) 今年度の事業の中でいきますと、一番古い要望という形でいきますと15年度に要望いただいた事業を今実施している状況でございます。 ○議長(館野孝良君) 小泉良一議員。 ◆1番(小泉良一君) 予算の都合もあると思うが、町民からするとすぐにでもこれやってもらいたいとの気持ちがあると思うので、予算の確保をして事業の実施をしてもらいたいと思います。 ○議長(館野孝良君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(上原善一君) やはり事業の実施につきましては予算の確保が大前提となりますので、我々としましても国庫補助事業とかそういうものがあれば、財源の確保を図りながら、早期実現に努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(館野孝良君) 小泉良一議員。 ◆1番(小泉良一君) それでは、最後の質問になりますけれども、やはり私がこれ質問するというのは、かなり皆様方の町民の要望があるので、これ質問しています。自分だけの単独の考えで質問しているということはまずないんです。 まず、最後の質問は、私これ自分が川田なもので、ちょっと言いにくいところもあるんだけれども、川田地区の土地改良について地元川田地域で新たな土地改良の話題があるが、実施についてどうか質問いたします。 ○議長(館野孝良君) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(館野正文君) 議員ご質問の内容なんですが、ご存じのとおり議員のお膝元といいますか、川田の地元も関係しまして、現在佐川野南地区におきまして圃場整備としまして土地改良を進めているところでございます。この事業につきましては、24年度に着手し、31年度に完了予定でございます。話が出て8年間を要することになります。ご要望いただきまして事業が実施ということで多くの年数を要するものでございます。これについては非常に費用もかかるというもので現在国・県補助もらいながら栃木県または地元小山用水土地改良区または、地元佐川野南の整備委員会というのを立ち上げまして、進めているところでございます。いずれにしましても、川田、佐川野、小山市の南飯田の地主さんのご意見をいただく、同意をいただきながら進めてきた内容でございます。 議員さんがおっしゃっている区域については、推測しますとさらに現在の北側ということでよろしいんでしょうか。恐らく残っているところはそこかなと思うんですが、小山用水でいきますと、第7区に該当するんではないかと思います。こちらについても、川田地区の地主の皆様、それから同じく小山市の地主の方もおいでになると思います。ですから、こういう方とのご意見、同意ということで事業は進むということで考えられます。いずれにしましても地元の皆様のご意見を聞きながら進めることになると思いますので、地域の代表の方から産業課土地改良係にまずはご相談をいただきまして、どんなふうに進めるか検討していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(館野孝良君) 小泉良一議員。 ◆1番(小泉良一君) 最後に、今日質問したことは、やはり町民にとっては小さなことでもやはり大切なことなんですよ。自分の裏の道路が悪いとか。そういう大切なことを真剣に言っているんで、それやっぱりこういう執行部にきっちり届けないとやっぱり我々の役目ができないんじゃないかと思います。そういうことで、細かなことまで今日は質問しました。 以上、これで終わります。--------------------------------------- △針谷武夫君 ○議長(館野孝良君) 次に、2番、針谷武夫議員の質問を許します。 2番、針谷武夫議員。     〔2番 針谷武夫君登壇〕 ◆2番(針谷武夫君) 議長の許しをいただきましたので、ただいまより総括質問をいたします。 今年5月10日にグランドオープンしました野木町煉瓦窯が半年たち、担当職員はもとよりボランティア団体であります野木町煉瓦窯を愛する会のメンバーの方々、また関係者の努力もあり、交流センターホフマン館を含め見学者、来場者が順調に増えていると推測します。煉瓦窯は国の重要文化財であり、日本の近代化産業遺産でもあります。国内に4基現存する中で唯一完全な形で残っているのが私たち野木町の煉瓦窯であります。 夏フェスタや11月11日から3日間煉瓦まつりが開催され、町内はもとより町外、県外からも多くの方々が訪れ、祭りは大変盛況であると私は感じました。11月12日にはまちづくりを探るシンポジウムが開かれ、大勢の方が参加し、埼玉県、深谷市、福島県、喜多方市、そして野木町、それぞれの地域の煉瓦窯に携わる担当者がテーマに沿って貴重な意見が交わされた。煉瓦窯を通して広域連携を強め、地域活性化につなげるべきだと訴えた。シンポジウムの最後に文化庁文化財部参事官であります西岡さんより「生かすことが保存につながる。『とっておいた文化財』から『取っておきの文化財』として生かしてほしい」と強調されました。 先月の下野新聞に「野木町煉瓦窯公開半年で見学者が好調、1万5,518人」と載っていた。しかし、町はリピーターの増加を課題に掲げ、今後季節ごとにイベント、体験学習を増やす計画を立てるとあった。この煉瓦窯は野木町の大切な宝でもあり、当然日本の宝でもあります。全国から大勢の方に足を運んでいただき、見学していただくことが、野木町に課された責務ではないでしょうか。どうでしょうか。 また、交流館、交流センターホフマン館は観光、学習の拠点と町は位置づけております。当然多くの方々に利用し、活用していただくことが大事だと思います。その上で1、現在の利用状況はどのようになっているのか。2、今後利用者を拡大するための施策はあるのかお伺いします。 2点目でありますが、ふるさと納税についてお伺いします。ふるさと納税の目的は自分たちの生まれ育ったふるさとにお世話になったことへの感謝の気持ちと、ふるさとが少しでも元気になっていだだくようにと納税をし、自治体も納税された方にお礼として、農産物や特産品など返すのがふるさと納税の本来の目的であると考えています。 今日では、自分のふるさとではなく返礼品の内容等が少しでもよいと思えば、納税する方が増えているのが現状であります。高価な特産品、高級な農畜産物など自分に合った返礼品に対し、納税するようです。また、返礼品の内容によっては納税額も異なり、自治体の間にもかなりの差があることは皆さんもご存じかと思います。 11月18日にNHK特報首都圏「過熱ふるさと納税最新事情、お返し競争」と題しての番組があり、関東地方のある自治体では多額の納税があり、町の活性化に大いに役立っていると紹介していました。このことも自治体の努力のたまものであると私は感じております。しかし、番組のコーディネーターから本来のふるさと納税の趣旨が違うのではないかという指摘をされました。それに対し、経済ジャーナリスト荻原博子氏が、最後にふるさと納税は地方を育てると断言をしました。私も非常にこれは印象的に思いました。自治体の納税額に大きな差があることから、ふるさと納税は必要ないという方も今では多く聞かれます。野木町は特産品や農産物が数多くあるわけではございませんけれども、自然環境もよく、すばらしい国の重要文化財煉瓦窯もあり、また農業も盛んであり、特に施設園芸のトマト栽培も盛んであります。もう少しアイデアを出し合いながら独自性を出せば、まだまだ野木町の納税が多くなることは可能だと考えております。 そこで質問ですが、返礼品の内容等の見直しはあるのか、お伺いします。 3点目でありますが、消防団についてお伺いいたします。 3年前の関東地方を襲った大雪、昨年9月の関東・東北豪雨と記憶に新しいところでございます。今年に入っても熊本、鳥取での大地震、大きな被害に見舞われ、今もなお日常生活に不便を来していると思います。世界に目を向けると干ばつや大洪水、また竜巻など多くの地域で自然災害に見舞われ、被害の大きさに心を痛めています。 このような自然災害が野木町に起こらない保証はどこにもありません。万が一災害に遭われても最小限で済むよう町民一人一人が防災意識を高め、行動していくことが必要であります。しかし、それぞれの事情により、困難な方々もおります。地域住民が助け合いながら、改良していかなければならないと思います。町では昨年の大雨の反省も踏まえ、いち早く避難していただくための情報提供の手段として、防災無線の設置や、危険箇所の整備や補強工事などを進めていると思います。 また、昨年9月の豪雨には町職員の活躍や、特に消防団の方々には不眠不休で町民のために活動していただき、改めてお礼を申し上げたいと思います。幸い人的被害はありませんでしたけれども、住宅浸水や設備等の被害もあり、大変残念に思います。 しかし、消防団の活動は、今まで以上に必要が増すことは間違いないと思っています。火災を含め、活動の幅が広いこともあります。今月の広報「のぎ」12月号に「自分たちの町は自分たちで守る!消防団員募集」とあり、消防団の職務や常備消防との違い、入団資格、活動内容、待遇等についても掲載されていました。このことを理解した上で、若い町民が消防団に入団して活躍していただきたいなと私は思っております。 また、消防団におきましては家族もあり、職業持ちながらの活動であるため1、現在自然災害が多発している中、団員の保障はされているのか。2、新入団員確保のための野木町独自の優遇策はあるのか。3、現団員と本人はもとより、家族に対しても特典があるのかお伺いしたいと思います。 以上で、壇上の総括質問を終わります。 ○議長(館野孝良君) 町長。     〔町長 真瀬宏子君登壇〕 ◎町長(真瀬宏子君) ただいまの針谷武夫議員のご質問にお答えいたします。 針谷武夫議員の初めのご質問ですが、野木町煉瓦窯並びにホフマン館についてのご質問のうち、現在の利用状況はどのようになっているのかにお答えいたします。 平成28年5月10日に野木町煉瓦窯がグランドオープンいたしました。交流センター野木ホフマン館も同時に開館いたしました。交流センター野木ホフマン館は、観光と学習の拠点として、また交流と触れ合いの場として活用していただいております。おかげさまで7月末には煉瓦窯の見学者が1万人を達成いたしました。これは議員も先ほどおっしゃってくださいました。また、11月末での見学者数は1万8,000人で、野木ホフマン館へのご来館者数は4万人を超えております。 夏フェスタや煉瓦まつりのイベントにおきましては、町内外からのお客様をたくさんお迎えできました。野木ホフマン館の施設も展示、研修、体験学習などに使われ、特に最近ではピザづくりにつきまして、好評をいただいております。 また、カフェやレンタサイクルも配置しており、たくさんの人にご利用していただいている状況でございます。この中には、ラムサール条約湿地登録の渡良瀬遊水地を訪れる人や、サイクリング、釣り人などが野渡橋の開通によりまして、煉瓦窯並びに野木ホフマン館のほうまで立ち寄ってくださっている方も多く見られるようになりました。 次に、今後利用者を拡大するための施策はあるのかのご質問にお答えいたします。今後も野木町煉瓦窯でのイベント、広報、宣伝を引き続き実施してまいります。事業運営に当たっては、町民の皆様や町内外の各種の機関、それから団体との連携などを図りまして、煉瓦窯及び野木ホフマン館の利活用を推進してまいりたいと思っております。加えて情報発信力を高め、ご来館の皆様がこれ以上、ますます多くなってくれるように施策を講じていきたいと思っております。また、周辺の歴史文化遺産、例えば神社仏閣のことでございますが、そのようなものや、ラムサール条約登録湿地であります渡良瀬遊水地をもっと活用した事業もさらに展開してまいりたいと思っております。 先般、小山市と定住自立圏構想の中でサイクリングにおきまして、シェアサイクルの施策をこれから検討していこうということで、遊水地を介しまして、レンタサイクルがお互いにシェアできますように広めていきたいと思っているところでございます。今後も周辺の自然、歴史、伝統文化など地域資源を生かし、近隣自治体との連携を十分に図りながら、さらに効果的な施策を検討してまいりたいと思っております。 先ほどの答弁にちょっとつけ加えますが、既に古河市とはコガッツということでコガッツの乗り入れはされているところでございますので、つけ加えさせていただきます。今後、野木町と小山市のレンタサイクルの相互乗り入れがなされるということでございます。 29年度におきましては、野木ホフマン館の体験学習施設を充実させ、ピザなどの料理教室や焼成窯によるれんがづくり体験、陶芸教室などを実施して、れんがも焼ける煉瓦窯のつながりで、れんがも焼ける体験ができますよということを売りにして、年間を通して家族や仲間で楽しめる場を提供し学んで楽しめる事業を積極的に企画してまいりたいと思っております。また、近い将来には、隣接する農地を所有する農家と連携を図りながら、農業体験などの地域交流事業も検討してまいりたいと考えております。 先ほど私答弁の中でも、お答えいたしましたけれども、イルミネーションの設置やメタセコイア並木道のライトアップなど、夜の来館者増加を図るための施策も工夫してまいりたいと思っておりまして、これは来年2月に予定されております煉瓦窯冬フェスタに照準を当てました施策を講じたいと思っておりますので、ご理解いただければと思っております。 次に、ふるさと納税についてのご質問のうち、返礼品の内容等の見直しはあるのかのご質問にお答えいたします。 ふるさと納税につきましては、平成20年度に地方税法等の一部を改正する法律により、個人住民税の寄附金税制が大幅に拡充される形で導入されました。町としましては、平成25年10月1日より寄附された方に返礼品として野木町のブランドと特産品等の中から、お好きな物を選んでいただきお送りしております。 平成27年度の実績でございますが、寄附件数34件、寄附額61万9,000円でございました。これは県内でも大変低いところに位置しております。これは認識しております。本年度9月より「ふるさとチョイス」というインターネットサイトを活用したカード決済を可能としましたところ、全国からの申し込みが増えまして、平成28年10月末現在では寄附件数91件、寄附額は116万9,000円となっており、昨年度より寄附件数で約3倍、寄附額で約2倍の伸びとなっております。 野木町の返礼品の申し込みは一番の人気がお米でございまして、40件の申し込みがございました。梨につきましては、39件の申し込みがありました。これは「限定」「新米」などの表示が宣伝効果を生んだものと考えております。農産物の人気が高いことから、町の農産物を中心に見直しをして、返礼品の拡充をすることも一つの方法であろうと思います。特産品や野菜の詰め合わせをふるさと便として加えることも検討してまいりたいと思っております。 また、農産物以外にも返礼品を拡大するよう町内企業を訪問しまして交渉中でございます。町内企業とのコラボレーションにより、特色ある返礼品を提供できるよう努力してまいりたいと思っております。さらに、体験型のメニューも検討し、特に農作物の収穫体験なども加えていけたらと思っております。 このようなことを来年度は総合的に町外へ宣伝できるようにしたいと思っております。例えば全農、JAです。JTBなどへの委託なども一つの方策ですので、他自治体の例を見ながら、検討していきたいと思っております。 次に、消防団についてのご質問にお答えいたします。 まず、現在自然災害が多発している中で団員の保障はされているのかのご質問についてお答えいたします。 消防団員が消防業務に従事するに当たって、身の危険を顧みることなくその職務を遂行し、そのため死亡、または障害者となった場合においては、そのご遺族や団員に対し損害を補償いたします。補償の額及び支給方法につきましては、栃木県市町村消防団員等公務災害補償条例及び野木町消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例に規定されております。また、地域安全・安心を担っている消防団員に安心して消防・防災活動を実施していただくため、充実した補償を行う消防団員等福祉共済にも町は加入しております。この福祉共済により、殉職の場合には遺族援護金や弔慰金が給付され、障害を負ったときや、入院時にも共済見舞金が給付されることになっております。 次に、新入団員確保のため野木町独自の優遇策はあるのかのご質問についてですが、現在なかなか補充員が見つからないのが、現状であります。そこで、町では消防団員の継続的な確保のために来年度より消防団サポート事業を展開していくことを計画しております。消防団サポート事業の具体的な内容としましては、ご協力いただける事業所につきまして、町ホームページや広報等でPRすることによって、消防団と事業所の双方のイメージアップが図られればと思っております。 また、消防団員やそのご家族に対しまして、事業所が何らかの特典を定めて優遇措置を提供していただくことを協議してまいりたいと思っております。これは、各事業所と我々との交渉が成り立った場合において、成立することでございますので、これから頑張って交渉、協議の段階を経ていこうと思っております。それによりまして、消防団員確保にもつながっていければと思っております。 また、次の現団員の本人はもとより家族に対しても特典があるのかのご質問でございますが、現在のところ残念ながらどちらに対しても特典は設定しておりませんのが現状でございます。先ほど申し上げましたように、ご本人様はもとより、ご家族に対しましても先ほどは事業所がご協力いただくというそういうことでございますが、ご本人様またご家族に対して町独自の特典の設定ができるかどうか研究し、検討してまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(館野孝良君) 針谷武夫議員。 ◆2番(針谷武夫君) 煉瓦窯の見学者数ですか、1万人以上ということなんですけれども、この内容はどのようになっていますか。県外とか、町内とか、町外とかいろいろあろうかと思うんですけれども。 ○議長(館野孝良君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(赤坂孝夫君) 煉瓦窯の見学者等でございますが、世代別の統計につきましては調査を実施してはおりませんが、先ほども町長言いましたように11月末の見学者数1万8,528人これの見学の多くの方は60代、70代の見学者を中心に見学をいただいているのが現状でございます。また、夏フェスタ、この間行いました煉瓦まつりなどのイベントの開催のときは小学生、また中学生といった、また20代の若い世代の見学者も多く見られているのが現状でございます。特に9月以降の見学者につきましては、3カ月で1万5,000人を超えるという形で町内外からも関東近隣からも多くの方が見えて、見学をいただいている現状でございます。 以上です。 ○議長(館野孝良君) 針谷武夫議員。 ◆2番(針谷武夫君) お聞きしましたけれども、60代の方が多いということなんですけれども、小学生とか中学生とかこういう人たちというのは、現在ではどんなようになっていますか。 ○議長(館野孝良君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(赤坂孝夫君) こちらのほうオープン前に近隣の県外に向けまして、小学校のほうには見学のご案内をさせていただいております。このところ、町内の小学生3、4年生のほうが煉瓦窯のほうの見学に来ていただいているという現状ございます。5月からオープンということでまだ日が浅いんですが、町内の小学生にも見学のほうは現在も来ていただいている現状でございます。中には、スケッチ等もやりながら、歴史を感じながら子供たちも学んでいただいているのが現状でございます。 ○議長(館野孝良君) 針谷武夫議員。 ◆2番(針谷武夫君) 町内はもちろんなんですけれども、先ほど総括質問の中に国の重要なこれも文化財であるということで私たちも認識しているし、現在そうであります。そういう中で近隣の小中学生にも大いに来ていただくということも必要なのかなと思いますけれども、その辺のところの考えというのはどのように考えていますか。 ○議長(館野孝良君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(赤坂孝夫君) こちらにつきましても、オープン前に行いましたとおり、来年度につきましても、そういったご案内はしていきたいと思います。また、ホームページのほうも充実をさせまして、広く情報の発信をしながら、多くの方に来ていただけるような情報の発信をしてまいりたいと思います。 ○議長(館野孝良君) 針谷武夫議員。 ◆2番(針谷武夫君) 続きまして、交流センター、ホフマン館ですか、これにつきましても観光と教育の拠点だよという位置づけでございます。そういうような中で4万人以上ということでございますけれども、これについてもちょっと内容をお聞きしたいと思います。 ○議長(館野孝良君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(赤坂孝夫君) 交流センターの施設のほうの内訳でございます。こちらのほうも施設のほうには研修第1、第2、調理室、多目室等がございまして、こちらのほうにもやはり窯を見学する人たちの多くがございます。こちらの年代につきましてもやはり同じような60代、70代という形がございますが、こちらの講座等実施をしてございます。また、趣味のサークルとか来て、こちらのほうは40、50代という方たちの土日の授業につきましては利用をしていただいております。 先ほども町長のほうも言いました。おかげさまでカフェのほうも利用者が多く、ホフマン館のほうに来る方が4万人を超えているというのが現状でございます。 ○議長(館野孝良君) 針谷武夫議員。 ◆2番(針谷武夫君) 体験学習ということで、具体的に何を、体験学習の内容というのですか、それをちょっとお聞きしたいんですけれども。 ○議長(館野孝良君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(赤坂孝夫君) 体験学習でございますが、煉瓦ピザ窯を今年の7月ごろでき上がりまして、こちらのほうでその窯を利用した料理教室を行ってございます。また、イベントのとき、煉瓦窯のレゴブロックをつくったワークショップ、または遊水地のヨシズを使ったヨシ紙すきとか、そういった低学年の小学生なんかも対象にまた大人を対象にした講座のほうを7講座ほど働いてやってきております。 また、渡良瀬遊水地を利用しまして、野鳥の観察会とかそういったものも体験という形で実施をしているのが現状です。 ○議長(館野孝良君) 針谷武夫議員。 ◆2番(針谷武夫君) 先ほど答弁の中に交流センターの体験、学習施設を活用し、家族で楽しめるイベントと答えていただきましたけれども、これ具体的にどんなような今計画があるのか、ないのか教えていただきたい。 ○議長(館野孝良君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(赤坂孝夫君) こちらのほう、先ほど来場者の年齢層お話ししているとおり60代、70代なものですから、なるべく若い人たち、また家族に来てもらいたいということで、先ほど町長の答弁にありましたように、来年度につきましては窯のほかに焼成窯体験できる、れんがを焼けるそういったものを多く実施をしていきたいという考えもございますし、今やっている講座の中には、2020東京オリンピックに向けました外国人をお迎えする英会話のガイド案内のほうのボランティア授業も実施しておりまして、そんな中ここへ来て楽しめるイベントを、特徴あるイベントをやっていきたいというのが現状でございますので、今後いろいろほかのイベント等も調べながら、多くの方来られる自然と歴史を融合させたそんなイベントも考えていきたいと思っております。 ○議長(館野孝良君) 針谷武夫議員。 ◆2番(針谷武夫君) 国の指定の重要文化財ということでございます。多くの人たちに足を運んでいただいて、この立派なすばらしい煉瓦窯を見学していただきたい。私、そういうふうに思っています。そういう中で、煉瓦窯交流館、ホフマン館ですか、これについては多額の税金が投入されているわけです。そういう中で多くの集客を図りながら、幾らかでも経費の削減をするということも私は必要ではないかと思います。 そこで提案でございますけれども、この周辺というか、このまわりの先ほど町長が申したとおりなんですけれども、体験としてこの周辺の農地を利用して農産物の収穫体験、小さい子供から大人まで、また家族なりそういう人たちに来ていただいて、皆さんでアイデアを出しながら集客を図るということもこれは一つの手段かなと思っています。そういう中で最初は余り金をかけないと言ったら語弊があるんですけれども、露地野菜などの作物も育てて、夏はトウモロコシとか、エダマメ、それと秋はサツマイモとかブロッコリー、それとニンジンなど煉瓦窯の入学料金ですか、見学料金ですか、それを若干上げていただいて、その半券で例えばサツマイモの1株とか2株とかというのを収穫する体験、そういうものも組み合わせながらやれば、幾らかでも関心を持って来ていただけるのかなこんなように思っています。 今のままでは、確かにいろいろイベント頑張って催しをしているところなんですけれども、一過性というか、そういう感じでは私は考えておりますので、年間を通じてやっぱりコンスタントに足を運んでいただく、これも必要ではないかと思っています。そういう意味で、皆さんからアイデアを出していただいて。それに、できるものです、できないものは当然無理なところもあろうかと思うんですけれども。そういうことも考えながら、この地域もやっぱり活性化させなくちゃいけないのかなと思います。そういう意味で農地がどのぐらい、あそこも古河生産法人があらかた借りているというかそういう状況でございますけれども、何とか最初は20アールでも30アールでもその中でうまく活用していければ、やっぱり地域も元気になるのかなと考えていますので、ぜひ皆さんと協力し合いながら、どこにやれか云々と言ってもなかなか難しいと思うんで、そこら辺は今後のそういう会議なり何なりで出てくるかなと思うんですけれども、そういうことでぜひこの立派な煉瓦窯でございますので、多くの方に来ていただきたい、こんなように思っています。 続きまして、ふるさと納税についてちょっとお聞きしたいと思います。 私の通告書にはふるさと納税の返礼品の見直しということで、お伺いを立てたわけでございます。なかなか各自治体で工夫を凝らしながらふるさと納税に対して多くの方々に納税をしていただくということで苦労しているかと思うんですけれども、野木町において今現在、先ほど町長の答弁にありましたとおり、米とか梨、これは当然野木町の特産というか価値の高いものでございますけれども、その以外にもトマトもあるわけです。そういう中で何か一つ体験型のふるさと納税というのも私はいいのかなと思っていますけれども、そこのところ町は何か考えているのか教えてください。 ○議長(館野孝良君) 政策課長。 ◎政策課長(寳示戸浩君) 町長の答弁にありましたように、体験型というのは非常に有効かと思います。体験型を実施するということであれば、現在の枠組み、私ども政策課ですけれども、これはふるさと納税といいましても要は寄附ということですので、寄附の担当は財政係ということで、財政係がやっております。 それで、なかなか体験型となりますと、現場に出てというようなことも出てくると思いますので、まずは私どもの枠組み、どのような形でやるか考えなければいけないかなと思います。 それと、農産物のほう大変ふるさと納税の返礼品として人気がございますので、そこにプラス体験型ということで町に来ていただくような方策、これをとれれば大変有効かなというふうには思っています。ただ、今現在具体的な次期方策について検討が進んでいるという段階ではございません。 ○議長(館野孝良君) 針谷武夫議員。 ◆2番(針谷武夫君) 先ほど答弁の中にふるさと便の検討ということで、これについては時期的にというか、どのぐらいで実施できるのかちょっと今の段階でわかる範囲内でお願いします。 ○議長(館野孝良君) 政策課長。 ◎政策課長(寳示戸浩君) 農産物の詰め合わせということであれば、なかなか個人の農家さんでも厳しい、そろえるのが厳しいかなと。旬の農産品いろいろ季節が移り変わっていきますし。例えばこういったものをまとめてということになれば、例えば農協さんですとか直売所さんそんなところと協議をしてどのような形であれば、実現できるのかこんな検討も進めていかなければいけないということになります。そうしますと、相手があることでございますので、時期的なものについては明言できる状況では今のところはないという状況でございます。 ○議長(館野孝良君) 針谷武夫議員。 ◆2番(針谷武夫君) 私は、ふるさと納税というのは納税者の心に残るそういう体験型というのが一番いいかなと思っています。先ほどの農産物ですか、そういうものの返礼品の中にいろいろと今言った先ほどの煉瓦窯の周辺のこういうこともありますので、何かそのほかにつけてやるということも必要だし、私が今考えているのはそれと煉瓦窯の入場券ですか、そういうものもちょっと入れてやって、添えてやって仲間を呼んでいただくということも必要なのかな、そんなように考えています。 いろいろとそういう返礼品につきましても、皆さんでアイデアを出しながら取りかかれば、難しいところもあろうかと思うんですけれども、ふるさと納税の多いところの自治体とも変わらないぐらいの納税はあるのかなと私は考えております。 そういう中で一つだけですけれども、全国的にふるさと納税で1日町長体験というのもあるそうです。全国で2カ所ですか、群馬県の中之条町、そして真室川町、山形県ですか。そういうその何というんだろうか、突発的じゃないけれども、何か考えられないようなそういうものも何か含まれているそうです。そういう中で、全国で10億から集まる平戸市とか、ほかにもあるんですけれども、7億、8億。そこまでは考えにくいかなと思うんですけれども、いろんなアイデアを出しながら、いろんな野木町の今あるもので組み合わせればそれはそれでふるさと納税すばらしいなと。これは煉瓦窯の南側にお馬さんがいるんですよね。そういうものもうまくタイアップできれば乗馬ができるとかとそういう子供さんとか。やっぱりそういうものも俺は必要なんじゃないかなと考えているですけれども。ぜひそういうところもちょっと目配りしながら考えていければなとそんなように思っていますけれども、そこら辺はどうでしょうか。 ○議長(館野孝良君) 副町長。 ◎副町長(館野本嗣君) 先ほど、ふるさと便の関係についてはどちらかというと難しいよという答弁があったんですが、例えば山合いの町、それから海の町、海の幸、山の幸、そこら辺を組み合わせて、よくテレビなんかでもふるさと便が来るから納税してきたよなんていうそういう番組なんかもちょっとありました。やはりそのような中で楽しみながらその納税、納税者という表現がいいかどうかよくわかりませんけれども、ふるさと納税をうまく使ったふるさと便をこれはJAとかいろんな直売所の方と検討して、あるいは針谷議員も農家やられていますので、そこら辺の参考ご意見等賜りながら今後進めていきたいなというふうに考えております。 あと、今先ほどいろいろな乗馬体験とかいろんなこともご提案いただきました。非常に多岐にわたってご意見賜りました。これについては感謝申し上げたいと思います。実は、今から半年前ぐらいですか、我々職員のほうも中でいろいろと意見を集約した経過がございます。花火屋さんとかいろいろありまして、あるいは企業の方もいらっしゃって、ゼブラとかいろんな世界的な企業もあります。そのような中で今ふるさと便というのはどちらかというと野菜とか果物なんですが、そういう野木町のその企業の方のいろいろなものを使った野木町のそういう便というんですか、そういうもの使った提案したらどうだというようなこともありました。そのような経過あるんですが、形として生まれてきたのはちょっと3つか4つ候補とした形として残してあるわけなんですが、先ほどご意見いただいたものにつきましては、我々も気づかない面も相当ありあますので、ご意見を参考にしながら今後進めていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(館野孝良君) 針谷武夫議員。 ◆2番(針谷武夫君) ぜひ頑張っていただきたいと思います。 次に、消防団についてでございます。 先ほど町長から答弁がございました。現在、自然災害が多発している中での団員の補償ですか、これについては消防団員が万が一、万が一の万が一ですよ、死亡とかそういうこともあり得るわけでございます。そういうような中での栃木県市町村消防団員等の公務災害補償条例及び野木町消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例に定めるということでありますけれども実際のこの補償額というのはどのぐらいになるわけですか。
    ○議長(館野孝良君) 総務課長。 ◎総務課長(寺内由一君) まず、補償額の実際どのぐらいかというご質問だと思います。 まず、栃木県市町村消防団員等の公務災害補償条例に基づくまず支給では、消防団員が災害活動中に死亡した場合は遺族補償年金か遺族補償一時金、どちらかを選ぶような形になります。こちらにつきましては、階級とかあとは勤務年数そういったものによって、あと扶養家族ですか、そういったものについてこれは変わってきますが、例えば10年以上結構長くやっていただいて11年目ぐらいの消防団員の方が活動中に亡くなったといった場合には、まず遺族補償年金では年間約200万円です。それと遺族補償、これは一時金になりますが、こちらにつきましては1,000万円が支給されることになってございます。 また、先ほど議員のほうからもございましたけれども、消防賞じゅつ金及びあと殉職者特別賞じゅつ金と2つ名前が並んだ条例がございますが、こちらにつきましては消防団員の功労の程度、功労というのはいろいろ勤務成績とかそういったものも勘案してですけれども、そういったものに応じまして490万約500万から3,000万円までこれはその程度によって違うんですけれども、授与することができるとされております。この功労というのはどうやって決めるんだというような話になりますが、こちらにつきましては賞じゅつ金の審査委員会というのがございますので、こちらも規定されていますが、これによってそちらのほう決定して支給になるということでございます。また、消防団員が公務中の死亡ではなくて疾病等になった場合で、あるいは障害の状態になった場合にでもこういった条例に基づきまして、補償のほうができるということになってございます。 以上です。 ○議長(館野孝良君) 針谷武夫議員。 ◆2番(針谷武夫君) 先ほど町長からの答弁があった消防団等の福祉共済の給付金額についてもお尋ねしたいと思います。 ○議長(館野孝良君) 総務課長。 ◎総務課長(寺内由一君) 先ほどの消防団員と福祉共済のご質問だと思います。 こちらにつきましては、先ほど言ったように消防団員が死亡したり、あるいは障害を受けた場合、その家族の生活を守るためのものでございます。福祉共済につきましては一例を申し上げますと、消防団員が消防活動中に亡くなった場合につきましては、これは弔慰金として2,300万円が団員の家族のほうに支給されます。また、これ疾病等があるいは高度障害等になった場合には、見舞金としまして最高で2,300万まで支給ができるというものでございます。また、死亡ではなくて今度は疾病等によりまして入院した場合、こちらにつきましては入院見舞金として1日1,500円が支給されるということでございます。また、この福祉共済につきましては、消防の活動以外の公務外でも消防団員であればそういったものでも援護金というものが給付されますので、そちらにつきましては補償がされているということでございます。 以上です。 ○議長(館野孝良君) 針谷武夫議員。 ◆2番(針谷武夫君) 消防団のサポート事業についてですけれども、これにつきましてはいつごろ実施ができるのか、そこら辺のところちょっとお願いします。 ○議長(館野孝良君) 総務課長。 ◎総務課長(寺内由一君) 消防団サポート事業につきましては、先ほど町長のほうの答弁にもありましたけれども、来年度から実施したいと思ってございます。ただ、実施に当たりまして、実施要綱等の整備が必要だと思いますので、要綱につきましては現在作成に向けてやっていきたいと思っております。こちらにつきましては、町の商工会とかそういったものとも協力し、あるいは消防団の方がよく利用するお店等もございますので、そういったところに協力等募りまして、進めていきたいと思っております。また、飲食店につきましてもちょっと野木町の場合ですと若干少ないんですけれども、その辺につきましては町のほうからもいろいろお願いして、今後やっていきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(館野孝良君) 針谷武夫議員。 ◆2番(針谷武夫君) ぜひ、実現をしていただきたいなとこんなように思っています。 それと、現在ですか、消防団員が活用しているのを私たちも見てありがたく思っていますけれども、その消防団員の構成ですか、構成というか、その地域から出ている団員と、町民としてご協力をいただいている団員もいるかと思うんです。そこら辺のところは人数的にはどんなふうになっていますか。というのは私たちは3分団でお世話になっていますけれども、3分団のエリアというか今までの枠みの中で出てきてくれる団員もいるし、町民としてのところで応援して今現在活躍している人たちもいるわけですよね。その比率というのはどんなふうになっていますか、わかりますか。 ○議長(館野孝良君) 総務課長。 ◎総務課長(寺内由一君) こちらにつきましては、各分団員のエリアがありまして、そのエリアの中で何名というのはちょっと今わからないんですが、140名今消防団員がおりまして、団員につきましては、町内の団員ですね、町内にお住まいの団員につきましては131名です。町外につきましては、9名の方、こちら在勤ということで、こちらのほう消防団のほうに入っていただいて活動いただいているというのが現状でございます。 ○議長(館野孝良君) 針谷武夫議員。 ◆2番(針谷武夫君) 防災無線ですか、これを各地域に今設置しているところだと思います。そういう中でこれから、ないほうがいいに決まっているんですけれども、自然災害の中で避難勧告とかそういう中で防災無線を通じて情報を提供するという形になろうかと思うんですけれども、そのときにやはり町内勤務の方とその比率によっても若干誘導の仕方、それはふだん活動というか、訓練をしていますから、そんなことはないかと思うんですけれども、やっぱり住民の方は幾らかでもどこのうちのせがれだよとか、どこのうちの人だよというのがわかればそれなりに安心もできるのかなと。そういう意味で何ら支障はないかと思うんですけれども、そういうところもちょっと頭にあったものですから、そこら辺はどうなのかなと思ってお聞きしたいんですけれども。 ○議長(館野孝良君) 副町長。 ◎副町長(館野本嗣君) 野木町は伝統ある消防団とよく皆様方からお褒めいただいて、また議場には元団長であります眞瀬議員もいらっしゃいますけれども、非常に町民との結びつきを保ってきておるというふうに考えます。最近におきましては、先ほど課長のほうからお話がありましたように若干町内外そういうところからもご協力いただいて、ただその中で推定できますのは何らかの地域との結びつき、例えば今までそこに住んでいた者がたまたま仕事の関係とか何かで外に行ったりなんかしている方の、あるいは兄弟とか仕事の職場の関係です、そういう関係で町外の方がいらっしゃるというふうに推測をされます。 一番の大きな問題はやはりそういう問題もあるんですが、今どうしても事業所をこの、自営業というんですか、農家の方とか、お店をやっている地元の方が余り町から離れないのであれば、何かあったときにはすぐ出られる状態だと思うんですけれども、やはり勤務が東京とか埼玉とかちょっと時間かかるようなところにつきましては、勤めていらっしゃるときにはなかなか戻ってくる時間等もございますので、なかなかそれは難しいかな。ただ近隣に、近くに勤めていらっしゃる方については今携帯電話、メール等が普及されておりますので、瞬時に皆さん分団の中での連絡網等で集まれる状態になっておると思います。 いずれにしても町だけでの器でなくて、近くにお住まいの方、あるいは分団の消防団そのものの関係者の方が連携をとって、消防団を今後も末永く発展させていただければありがたいかなというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(館野孝良君) 針谷武夫議員。 ◆2番(針谷武夫君) 私も地元じゃなくて一生懸命在勤している中で入っていただくというのは本当にありがたいと思っています。その上で、ならば私たち町民一人一人が火災に対してもいろんな災害に対しても対応できるところは自分たちでやると。これが基本であると思います。そういう中で、昨年度みたくああいうこともありますので、頼らざるを得ない、そういうこともあります。そういう中で町民も消防団も一体となって、幾らかでも被害が少なくなるように私は念じております。 時間も若干あるんですけれども、以上で私の質問は終わりにいたします。 ○議長(館野孝良君) これにて本日の一般質問を終結します。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(館野孝良君) 以上をもちまして、本日の日程は終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 大変ご苦労さまでした。 △散会 午後2時54分...