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03月03日-02号

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  1. 壬生町議会 2021-03-03
    03月03日-02号


    取得元: 壬生町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-11
    令和 3年  3月 定例会(第2回)          令和3年第2回壬生町議会定例会議事日程(第2号)                   令和3年3月3日(水曜日)午前10時開議日程第1 議案第31号 令和3年度壬生町一般会計予算決議について日程第2 議案第32号 令和3年度壬生町国民健康保険特別会計予算決議について日程第3 議案第33号 令和3年度壬生町奨学資金特別会計予算決議について日程第4 議案第34号 令和3年度壬生町介護保険事業特別会計予算決議について日程第5 議案第35号 令和3年度壬生町後期高齢者医療特別会計予算決議について日程第6 議案第36号 令和3年度壬生町水道事業会計予算決議について日程第7 議案第37号 令和3年度壬生町下水道事業会計予算決議について---------------------------------------出席議員(15名)     1番  後藤節子君      2番  田部明男君     3番  戸崎泰秀君      4番  遠藤恭子君     5番  赤羽根信行君     6番  小牧敦子君     7番  坂田昇一君      8番  玉田秀夫君     9番  田村正敏君     10番  中川芳夫君    11番  江田敬吉君     12番  市川義夫君    13番  鈴木理夫君     15番  大島菊夫君    16番  落合誠記君欠席議員(なし)---------------------------------------会議に出席した説明員の職氏名 町長        小菅一弥君   副町長       櫻井康雄君 総務部長      人見賢吉君   民生部長      粂川延夫君 経済部長      神永全始君   建設部長      田島 満君 総務課長      佐々木正裕君  総合政策課長    大垣 勲君 税務課長      小谷野紀雄君  住民課長      岩崎賢治君 こども未来課長   伊澤 隆君   健康福祉課長    熊倉律子君 生活環境課長    川又孝司君   農政課長      人見恭司君 商工観光課長    太田弘人君   建設課長      梁島紀夫君 都市計画課長    大垣成仙君   水道課長      平石二美夫君 下水道課長     山田和美君   新庁舎建設室長   増山士郎君 会計管理者兼会計課長        教育長       田村幸一君           臼井浩一君 教育次長      池田 茂君   学校教育課長    赤羽根和男君 生涯学習課長    中村文恵君   スポーツ振興課長  増田 茂君 農業委員会事務局長 大垣仁美君---------------------------------------事務局職員の職氏名 事務局長      越路正一    議事係長      谷口拓也 書記        植木克彦 △開議 午前10時00分 △開議 ○議長(赤羽根信行君) おはようございます。 ただいまの出席議員数は15名です。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。--------------------------------------- ○議長(赤羽根信行君) それでは、日程に入ります。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりでありますので、日程に従って会議を進めます。--------------------------------------- △日程第1 議案第31号 令和3年度壬生町一般会計予算決議について △日程第2 議案第32号 令和3年度壬生町国民健康保険特別会計予算決議について △日程第3 議案第33号 令和3年度壬生町奨学資金特別会計予算決議について △日程第4 議案第34号 令和3年度壬生町介護保険事業特別会計予算決議について △日程第5 議案第35号 令和3年度壬生町後期高齢者医療特別会計予算決議について △日程第6 議案第36号 令和3年度壬生町水道事業会計予算決議について △日程第7 議案第37号 令和3年度壬生町下水道事業会計予算決議について ○議長(赤羽根信行君) 日程第1、議案第31号 令和3年度壬生町一般会計予算決議について、日程第2、議案第32号 令和3年度壬生町国民健康保険特別会計予算決議について、日程第3、議案第33号 令和3年度壬生町奨学資金特別会計予算決議について、日程第4、議案第34号 令和3年度壬生町介護保険事業特別会計予算決議について、日程第5、議案第35号 令和3年度壬生町後期高齢者医療特別会計予算決議について、日程第6、議案第36号 令和3年度壬生町水道事業会計予算決議について、日程第7、議案第37号 令和3年度壬生町下水道事業会計予算決議についての7議案を一括議題といたします。 これより総括質疑に入ります。 総括質疑においては、初めに、町政運営に関する基本的な事項についての質疑を行い、続いて各会計ごとに分けて総括的な質疑を行います。 なお、各会計の予算決議については、所管の常任委員会に付託する予定となっておりますので、自身が所属する委員会に関する詳細な内容については、所属する委員会での質疑をお願いいたします。 まず、町政運営に関する基本的な事項についての質疑を行います。 遠藤議員。 ◆4番(遠藤恭子君) 今回、令和3年度の一般会計予算に対しまして執行部の総括的なご意見を伺いたいと思います。 今回は予算規模が184億という、過去最大であった前年度の予算規模を26.3%上回る超大型予算となっています。昨日も町長から提案理由として説明もありましたし、予算概要説明書の3ページにも予算概要説明がしっかり書かれているわけでありますけれども、どのように今回、予算編成に執行部が臨まれてこの予算をつくったのかを総括的な面からお伺いいたします。お願いします。 ○議長(赤羽根信行君) 総務部長。 ◎総務部長(人見賢吉君) お答えいたします。 令和3年度の地方財政は、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして地方税等が大幅に減収になるということが見込まれまして、これに対しまして国のほうは地方公共団体が行政サービスを安定的に提供してデジタル化や防災・減災、強靭化、あとは地方創生、こういったものの重要課題に取り組めるよう地方交付税の一般財源を確保するために、令和2年度を上回る額を確保しているところでございます。 本町の財政も感染症の影響を大きく受けておりまして、町歳入の根幹であります町税におきましては大幅な減額が見込まれております。地方交付税や臨時財政対策債などの国の財政措置により、一般財源全体では増額となるというような見込みでございます。 こういった中で、歳出面で新庁舎建設、清掃センターの基幹的設備改良工事、六美町北部の土地区画整理事業、こうした大型事業を同時に進める中にあるわけですが、それと並行して新しい生活様式、コロナに対するそうした取組、社会保障の充実、公共施設の長寿命化、こういった喫緊の課題に対応していく必要がありますけれども、財政需要が高まっておる中、なかなか資金繰りに困難を要している状況にはございます。 こうした中でございますが、新年度の予算編成に当たりましては、第6次総合振興計画後期基本計画壬生創生プランの基本構想で、将来都市像であります「子育て・健康・壬力がキラリ 幸せ実感 住みよい“壬生町”」の実現と同時に新型コロナウイルス感染症への対応や変革する社会に対応した行政のデジタル化を図るために、適切かつ重点的に予算を編成するというようなことで編成を行いました。 以上でございます。 ○議長(赤羽根信行君) 戸崎議員。 ◆3番(戸崎泰秀君) 町税に関しては大幅の減少を見込んで、それを交付税等を活用して一般財源確保するというお話でしたけれども、特に18ページ、歳入の面で、町税法人税555万円の減で済むという見込みなんですが、特に中小企業、小規模企業に対して厳しい経営環境が続いていますけれども、できるだけ税金によるキャッシュアウトを防いで体力をつけて経営の回復をしてもらうという意味において、中小企業、小規模企業に対する税制面での支援なり、軽減措置というのは考えているんでしょうか。 ○議長(赤羽根信行君) 税務課長。 ◎税務課長(小谷野紀雄君) 戸崎議員のご質問にお答えいたします。 中小事業者に対する税制面での軽減というふうなことでございますが、中小事業者等に対する固定資産税の軽減措置といたしまして、新型コロナの影響により売上げが大幅に減少した場合、中小事業者の償却資産等に関わります課税標準の軽減措置が地方税法の規定により創設をされたところでございます。 具体的には、令和2年2月から10月までの任意の3か月間の売上げが、前年の同時期に比べまして30%以上50%未満減少の場合に課税標準を従来の2分の1に、50%以上減少の場合にゼロにするというふうな軽減でございまして、令和3年度の固定資産税に限った軽減措置となっております。 以上でございます。
    ○議長(赤羽根信行君) 戸崎議員。 ◆3番(戸崎泰秀君) ありがとうございます。 これ税収の固定資産税を見ると、2,600万円ぐらいの昨年よりも増という形で計上しているんですけれども、概略的なところでどういう計算で増になっているのかというのを教えてください。 ○議長(赤羽根信行君) 税務課長。 ◎税務課長(小谷野紀雄君) ご質問にお答えいたします。 令和3年度の固定資産税の税収の見込みでございますけれども、まず現年分につきましてはやはりコロナ関連の軽減等の影響によりまして、対前年と比較をいたしまして約0.4%の減を見込んでいるところでございます。 一方、滞納繰越分につきましては、令和2年度のコロナ関連の納税猶予分があった関係で、金額といたしましては約3,300万ほどの令和2年度分の課税が納税猶予による納期限の延長によりまして令和3年度に繰越しとなったというふうなことで滞納繰越分が増えた関係で、相対として微増になったというふうな関係でございます。 以上でございます。 ○議長(赤羽根信行君) 田村議員。 ◆9番(田村正敏君) 昨年のこれまでの過去最大の予算からさらに大幅に増という184億円というので、大きな事業がめじろ押しでございますので、本当にまさしく攻めの予算だなというふうに思います。 一方で、毎年聞いているんですけれども、今回に関しましては歳入の財源ということで46億円に上ります町債が計上されております。当然、政治的な判断あるいは緊急であるコロナ対策というところで、町債を多く確保してでも、予算規模を多くしてでもここは対応していくということでございますが、当然、将来負担につながるわけでございます。 そこで、令和4年度以降の償還額の見込みというのはどのぐらいになっているのか、それと当然これも毎年伺っておりますけれども、交付税措置があるのを見込んでの町債発行というふうに思いますけれども、その辺もどんなふうになっているのか、教えてください。 ○議長(赤羽根信行君) 総務部長。 ◎総務部長(人見賢吉君) ただいまの議員のご質問にお答えいたします。 令和3年度に借入れとなる起債につきましては、先ほど議員が申されたとおり46億円となっております。元利償還額のピーク時におきましては、年額で2億6,000万円近い償還額になると想定されます。そのうち約4割に当たる1億円強の交付税措置、これが見込まれております。 なお、令和3年までに借り入れている起債の元利償還額は、ピーク時に13億円弱になることが想定されていることから、通常の年度と比較をして3億8,000万程度の負担増になります。 財政面で厳しい状況が続くことになるわけでございますが、元利償還金にも庁舎建設基金あるいは減債基金を充当するなど、財政措置やさらなる経費節減による対応が必要になってくるとこのように状況を判断しております。 以上でございます。 ○議長(赤羽根信行君) 田村議員。 ◆9番(田村正敏君) ありがとうございます。 何とか年3.8億増ということで大変な数字ではあると思うんですけれども、これまでの基金というのも、特に庁舎建設の基金なんかは当然どんどん使っていくわけでございますけれども、その他の基金がちょっと今手元の資料どこか探せないんですが、あるかと思うんですが、いわゆる基金に始まる余剰金等の運用という部分、それと当然利子が大きい部分での借り換え、そういったことはやっていらっしゃるのか、いかがでしょうか。 ○議長(赤羽根信行君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(大垣勲君) 田村議員のご質問にお答えいたします。 基金の運用につきましては、極力利息がつくような形での運用というものも念頭に置きながら実施しておりまして、国債とあとは地方公共団体、県や大きな市が発行しております公募債というものを活用して運用はしているような状況でございます。国債につきましては、庁舎建設基金のほうで約6億、それとまちづくり推進基金におきましては約3億程度を公募債ということで運用しております。 本年度から電力債というものも地域福祉基金のほうで運用をしておりまして、現在、金融機関の定期預金に積んでいるだけではほとんど金利もつかないような状況ですので、基金におきましてすぐに取崩し等がないようなものにつきましては、極力そういった形で少しでも財産、収入になるような運用を心がけながら実施しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(赤羽根信行君) 大島議員。 ◆15番(大島菊夫君) お聞きしますが、先ほど町税の件で説明がありましたけれども、滞納繰越というのが結構目立って、これ個人とそれから法人、それから固定資産税の滞納繰越があれしますけれども、説明をちょっと。 今年はコロナ禍で非常に経営的にも大変な状況で、個人的な食堂なんかの経営の方も大変だと思いますけれども、壬生町ではどんなふうな傾向にあるのか、また来年あたりも大変だと思いますけれども、傾向をちょっと教えてほしいと思います。よろしく。 ○議長(赤羽根信行君) 税務課長。 ◎税務課長(小谷野紀雄君) 大島議員のご質問にお答えいたします。 町税の滞納繰越の状況についてということでございますが、まず個人町民税の滞納繰越額の状況につきましては、前年と比較をいたしまして減少となっております。前年度が2,066万3,000円でございますので、14万6,000円ほどでございますけれども、前年度と比較をいたしますと減となっております。 また、法人町民税の滞納繰越の状況につきましては、先ほどの戸崎議員の説明の中にもありましたように、新型コロナの影響によります納税猶予の関係で、令和2年度の法人町民税の一部が納期限の延長によりまして繰越扱いとなりましたものが約1,700万ほどございましたものですから、それを含めますと法人町民税の滞納繰越につきましては大幅な増加となっている状況でございます。 また、固定資産税の滞納繰越額につきましては、先ほどの説明のとおり新型コロナの影響による納税猶予分、約3,300万ほどでございますが、それが繰越扱いとなりましたことで、前年度と比較をいたしますと大幅な増加になっているという状況でございます。 以上でございます。 ○議長(赤羽根信行君) 小牧議員。 ◆6番(小牧敦子君) 私のほうから、後で歳入のところでどのような法人あるいは個人の住民税が落ちたか理由はお尋ねをしたいとは思うのですが、ここは総括の場ですので、全体の事業を見たときに新規事業のところに晴れ晴れしいイベントなんかは入っておらず、本当に必要な減災であったり、老朽化・長寿命化対策だったりというメニューが並んでいるということは評価をしたいと思っております。 これが壬生町にとっては自主財源というのの確保というのは高いということで来ているんですが、収入が減ってきていることによってそういった晴れ晴れしいものがないようなメニューを組まれているのか、それともそれは単にコロナがあるから感染症対策でそういうものをない状況にしておられるのか判断がどちらなのか、10ゼロではないとは思うんですけれども、要は令和3年度というのは令和4年度に向かって何をどう考えて受け止めていくかという1年間だとは思うので、そこの感覚をちょっと教えていただければなと思っております。お願いします。 ○議長(赤羽根信行君) 総務部長。 ◎総務部長(人見賢吉君) 議員のご質問にお答えいたします。 先ほどほかの議員さんのご質問にもお答えしましたとおり、大規模な事業が組まれているという中でコロナ対策と同時に行っていかなくてはならないという状況は認識しているところでございます。 そういう中にあって、令和3年度は後期基本計画のスタートの年であるという年度でもございます。その中に少子高齢化に伴う人口減少の関係、自然災害への対応、あるいはICTの積極的な活用、あとはこの庁舎跡地の活用方法等の課題に対応する予算、定住促進、あるいは新たな企業進出のための環境整備、こういった事業もございますので、その辺をバランスを取りながら予算を編成したというような認識でございます。 ○議長(赤羽根信行君) 小牧議員。 ◆6番(小牧敦子君) では、今のご説明で言うと、単にコロナの対応ということだけではなくて、優先順位をつけて本当に必要なものから予算化をしているんだということを理解しましたので、安心しました。ありがとうございます。 ○議長(赤羽根信行君) 江田議員。 ◆11番(江田敬吉君) 議長の議事整理の指示に従って発言をします。注意を今日はされぬように発言しますので。 一つは、前段でお聞きしたいのは、法律上は公債発行のたびに知事と協議するということになっているんですけれども、こんなのは借入れの数が多いですから、いちいち知事と打合せなんて協議なんかしている暇ないと思っているんです。それで、例えばやるにしても面接でやっているのか、書類でやっているのか、電話でやっているのかいろいろやり方はあるんだと思うんですけれども、一つはいちいち知事と打合せするというか、協議するという法律上の建前をどういうふうに消化しているのか一つ聞きたいのと、それから国の方針でも変わってきているからしようがないんですが、地方財政法の関係でいうと起債外の収入をもって経営しなさいとなっているでしょう。普通債で発行するのは、特定なものについては限定して認めてきました。今は特別債が増えてきて、ほとんど特別債になっちゃっているのかなと思うんですが、その比率は本町が起債を起こす場合の特別債に値する借入れと普通債で借入れする比率がどういうふうになっているのか、まずそこを教えてくれますか。 ○議長(赤羽根信行君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(大垣勲君) 江田議員のご質問にお答えいたします。 まず一点目、起債を借り入れるときに知事との協議というのはどのようにやっているかということでございますが、基本的に本町では公的資金を中心に借り入れるような状況のことでやっておりまして、基本的には県のほうに協議書のほうを提出いたしまして、県の市町村課のほうとヒアリングを実施し、それでその上で起債のほうは借り入れるような形を取っております。民間資金を借り入れる場合は届出だけで大丈夫というようなことでございますが、基本的に公的資金につきましては全て県のほうに協議をした上で借入れを行っております。 それと、二点目でございますが、地方財政法で普通債と特別債の比率というようなお話でございましたが、本町におきまして、普通交付税の不足分を借入れしている臨時財政対策債につきましては、国で言うところの赤字国債に近いものではないかというふうには考えてございます。それ以外のものにつきましては、基本は建設事業等に対しまして借入れを行っておりまして、普通債と特別債の比率をどのように考えているかというようなご質問でしたが、臨時財政対策債というものが普通債と言えるのかどうかというところでございますが、こちらにつきましては交付税の算定時に借入れできる額が定められておりまして、その上限の中で借り入れているということでございます。特に比率ということを考慮した上で借入れを行っているというようなものはございません。 以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 江田議員。 ◆11番(江田敬吉君) 普通債と特別債の比率は分かりませんということはないんだ。それはちゃんと特別債はこういうものですと決まっているんだから、その仕分けが担当者のところでできていないということないと思う。そういう管理はよろしかない話なんで。 それで、従来の予算審議できちっとすべきだと主張して、そうされてきたときとされなかったときというのがあって、それはどういうことかというと、一般会計も含めて7会計、それでその7会計の親会計は一般会計ですから、ここからそれぞれ特別会計も含めてお金がなくなるとそちらへ一般会計から繰り出していくというこういう全体の経営方針を取られていますから、事業会計の下水道と水道会計のほうは独立会計の建前取っているから、いちいち一般会計から金を持っていってやるということは少ないんだと思うんですけれども、問題は全体の借金残高、公債残高が幾らかというのは、議会も含めて借金残高が分からなくて予算を決めるという話になりませんから、累積残高がどうなっているのかというのを資料として本予算案に出すべきなんです。出てこないから、分からない。 借金幾らしているのか分からないのに予算決めているとこういうのは、経営組織としては間違いなんです。だから年度予算案はちゃんと出しますから、それの今年はこう借り入れます、今年はこう返しますというのは出ています、会計ごとに。それは見ていますけれども、全体の数字というのは分からない。これを全体の数字を累積残高で示すべきだというのが私の見解なんです。 これは全体の会計は200億なのか300億なのか分かりません。いずれにしても、今回の大型事業も全部達成した場合にどのぐらいの借金残高になるのか、それに見合った経営になっているかという検証をしなくちゃならないでしょう、これ。やらなくていいんだというなら話は違いますけれども、私は全部検証されるべきものと、議会もそれをきちっと確認するとこれが責任でしょう。 資料が累積残高も含めて出てこないから分からない。それぞれの会計で、個別に議案の中に年度会計の中では出ています。累積でどのぐらい今後借金返しをやっていくのかというのは分からない、資料がないんだから。 お尋ねをしますが、民間の企業の場合は営利会社ですから、営利会社は借金してももうけを出そうと、だから一生懸命借金していろんな経営計画立てます。だけれども、行政組織の場合、地方公共団体の場合は営利団体でない、非営利団体ですから金もうけしている団体じゃないので、住民の暮らしを支えるということは基本的な事業の柱でしょう。その場合の団体の借金というのはどう考えるかという問題も、十分議会としても議論していく必要があるとこう私は認識をしています。 それで、先ほど来から申し上げましたように、今年の公債の一番大手というか、大きいのは庁舎の建設でしょう。庁舎の建設はいつから借金返済が始まるのか分かりませんが、多分完成して1年後、2年後に始まるのか、3年後に始まるのか、来年から借金返し始まるのか、この分の内容もよく見えていません。 それで、借金残高の累積残高を教えてもらいたい、それぞれ。それと、それの平均金利がどうなのか。庁舎建設なんかは、特別債か何かで低金利の借り入れる分については適用されるみたいな話は聞いています。何%だかよく分かりません。これの金利は幾らになるんですか、庁舎の。 それと、全体の起債残高に対する平均利回りは幾らになるのか。そうすると、それぞれの年度の元金返済額と金利返済額が出てくるでしょう。これを教えて。 ○議長(赤羽根信行君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(大垣勲君) 江田議員のご質問にお答えいたします。 まず一点目でございますが、令和3年度末での事業会計も含めた起債残高でございますが、現状では216億円を見込んでございます。そのうち一般会計では125億円、続いて公共下水道が47億、農業集落排水27億、水道事業16億程度になる見込みでございます。 それと、起債残高につきまして、予算書で示されていないのではないかというようなご意見でございますが、予算書の199ページのほうには、一般会計におきます町債の現在高や借入れの見込み、元金の償還額等が書かれたものは説明資料として添付させていただいているようなところでございます。 それと、起債の借入れの利率でございますが、現時点では予算の見込みということで、全て0.8%ということで見込んだ上で今後の償還費用等は試算はしているところでございます。 それと、実際の借入れの利率でございますが、令和2年度で一部起債の借入れが既に始まって借入れはしているところもございますが、臨時財政対策債につきましては財政融資、国のほうから借入れできるというようなものでございまして、20年償還で10年で利率見直しでございますが、そちらは0.02%というような利率で借入れはさせていただいているところでございます。 それと、議員さんのほうから質問あった内容の中で平均の利率についてはちょっと算出しておりませんので、現時点ではお答えすることができません。 以上でございます。 ○議長(赤羽根信行君) 江田議員。 ◆11番(江田敬吉君) 会計単位で年間の例えばずっと最後までは分からないんだろうから、およそここ1年ぐらいはそれぞれ個別に元金返済額、利息の返済額、これは出るんだろうと思うんですけれども、個別に言うと大変だから全部まとめてどのぐらいの負担なんですかというのをお聞きしたんです、返済額が。利息が分からないんだったら、返済額の元金返済額ぐらい、7つの返済額は元金は幾ら返すんですかというのは分かりますか。 ○議長(赤羽根信行君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(大垣勲君) 江田議員のご質問にお答えいたします。 令和3年度でございますが、先ほどお答えしました一般会計と公共下水、農業集落排水、水道事業の4つで起債のほうを起こしておりますが、令和3年度では元金が15億1,800万、利息のほうが1億7,300万ほど返すような形で予算計上はさせていただいてございます。 以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 江田議員。 ◆11番(江田敬吉君) そうすると、借金返済が16億、17億ぐらいするとこういうことを頭の中に置いて、さてどういう事業経営をやるのかとこういう判断になってくるでしょう。この基本が見えないところで議論して、経営計画を立てるという話にはならんというふうに私は指摘をさせていただきました。 別な視点からちょっとお聞きをしておきたいんですが、予算上、事業経営上、一番お金がかかるというのは事業費が一番かかるのかもしれませんが、その次、人件費の占める割合というのはどこでも多くて、国は定員管理を厳しくやりなさいとこう言ってきたんです。ここ1、2年もその話はずっと通してやってきているんだと思うんですけれども、定員管理をきちっとやって表面的な職員の数は減らしたとか増やしたとかという動きは本町でもやっていますが、職員がやるべき仕事をほかへ委託してやらせるという話になると、これは事業費になっちゃうんでしょう。これは人件費じゃなく事業費でいいんですよね、ちょっと教えて、そこ。 ○議長(赤羽根信行君) 総務課長。 ◎総務課長(佐々木正裕君) 江田議員の質問にお答えいたします。 議員ご指摘のとおり、外部に出した事業につきましては、人件費扱いではなくて事業費扱いとなります。 以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 江田議員。 ◆11番(江田敬吉君) それで、正確に委託する事業の範囲というのがあるでしょう。法律で多分決まっているんだと思うんですけれども、その範囲をどんどん委託を広げていくと人件費は減りますよね。この相互関係で費用の枠が決まってくるんです。一番多いのは今のところはこれは事業会計のほうであれなんでしょうけれども、北部配水場は委託、それから清掃センターは運転だけは外部委託、それから焼却灰なんかを処理している稲葉の施設が何ていうんだか名前よく分かりませんが、あそこも外部委託。 幾つかそのほかにも外部委託で処理しているというところがありますが、全部でそこで働いている職員というのは何人いるのかよく分かりませんが、これは町の施設の運転とかそういう特別技術を必要とするものもあると思うんですけれども、外部委託の範囲というのは広める方向ですか、つぼめる方向ですか。これは全体の経営計画の基本ですからちょっと教えてください。 ○議長(赤羽根信行君) 総務課長。 ◎総務課長(佐々木正裕君) 江田議員のご質問にお答えいたします。 基本的には今、町の行政につきましては、民でできるものにつきましては民間のほうの技術をもって活用し実施していくということで、今後も民間でお願いできるものにつきましては民間のほうにお願いしていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 江田議員。 ◆11番(江田敬吉君) 総括質疑の中で最後にちょっとお聞きをしておいたほうがいいと思っているんですが、補助金が資料として出された話ですけれども、補助金交付団体というのはもっとあると思うんですけれども、よく分かりませんが、146団体、9億700万が補助金として町から交付されていると。 それで、各会計で共通して補助金を交付されていますが、一番多いのは一般会計が一番多いんです。見ると1,000円なんていうのがあるんです。補助金の内容見ると1,000円なんていうのもあるし、それから新規のが6件ぐらいこの年度で新たに補助金交付団体が出てきています。変更なんていうのもあるんです。変更が3団体ぐらい補助金の交付団体がある。変更というのは終わりということと違うんですか。新しく普通は補助金というのは、名前が変わって内容もそれに対して補助金を交付するとこういうふうになるでしょう。変更というのがどういうことなのかよく分からないのと、補助金全体の見直しというのは総務の政策課がやっているのかどうか分かりませんが、その担当部署だけ教えてください。 以上、議長、私の質問は総括は終わります。 ○議長(赤羽根信行君) 総務部長。 ◎総務部長(人見賢吉君) ただいまの議員のご質問にお答えいたします。 補助金につきましては、様々な補助金がございます。行政主体で設立された外郭団体の補助金、例えば社会福祉協議会、シルバー人材センター、施設振興公社、こういったものがございます。また、行政が深く関与する機関、団体、こういったものが民生委員協議会や保護司会、消防団、こういったものございます。また、事業団体の育成を目的とする団体としまして、様々に幼稚園連合会とか各種保育園、商工会、こういったものがございます。それから、住民団体の育成を目的とする団体としてございますが、老人クラブあるいは防犯組合、自治会連合会、こういった様々な団体が目的を持って設立され、運営されているわけでございます。 本町の所管としましては、担当課と協議しながら総合政策課のほうで年度ごとの内容を精査しまして、団体に対する補助を審議しながら交付金額を定めていくというようなプロセスを経ております。各団体の目的が達成できるように補助金を精査していくというのが町の考え方でございます。 それから、変更内容につきましては、担当課長のほうからお答えさせます。 ○議長(赤羽根信行君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(大垣勲君) 概要説明書の備考欄に制度変更というところが何項目かございます。こちらにつきましては、事業内容等が見直されて名称は同じではございますが、金額等で増額等があったりした場合には、一応こちらにつきましては制度変更という形で表記させていただいてございます。 以上でございます。 ○議長(赤羽根信行君) 落合議員。 ◆16番(落合誠記君) 町政全般ということなので、人口動態についてちょっとお尋ねをいたします。 先頃、新型コロナワクチンの接種の人口割で、例えば基礎疾患等々で数字が出ておりましたが、3万9,000割り込むような今数字ということで、つい3、4年前までですか、県内の町で唯一人口が増えているということの中においては随分と状況が変わっているなと思っております。 先ほど同僚議員の質問等々にも定住促進という言葉が出てきましたけれども、これからのまちづくりを考えたときに人口動態として、こういう激減とまでは捉えることはできないんでしょうけれども、人口動態どのような把握をして、そしてどのような施策を展開していくのか、考えをお聞かせください。 ○議長(赤羽根信行君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(大垣勲君) 落合議員のご質問にお答えいたします。 町の人口につきましては、昨年、国勢調査が実施され、現時点での人数等はまだ公表はされていないですが、出ているような状況でございます。 前回の平成27年の国勢調査のときには、県内でも人口が増えた市町の一つになってございました。ただ、今回につきましては、恐らく前回の3万9,500人というような人口からは減っていくというようなことがほぼ見込まれておりまして、確かに町の総合振興計画の中にございます人口ビジョンでも人口は減ってきている中で、その総合戦略ではいろいろ町の人口の減っていくスピードを遅める、減り幅を少なくするような施策ということでにぎわいであったり、関係人口とかそういったものを取り込んでというようなところでございます。 実際、予算の中でも移住・定住というような予算というかそういったものも組んでいたり、あとは町のブランドを上げていくようなものも予算化しているところですが、なかなか厳しい状況というのは変わらないようなところではございますが、そうはいっても町では現在いろいろハード、インフラ整備等も進めまして、区画整理等もやってございますので、そういった住環境が整えばやはり人も町のほうに来るのではないかというようなところもございまして、そういったところも総合的に考えながら人口の減り幅を極力減らすような形で、今後とも政策等はいろいろ考えながらやっていきたいというふうには考えてございます。 以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 落合議員。 ◆16番(落合誠記君) 人口につきましては、例えばみぶ羽生田産業団地に企業を誘致するときも2,000人ほどの従業員を見込んだ企業に来ていただいて、家族も合わせて1万先、人口増ということでそんな話もございました。 なかなか見込みとそぐわない状況というのが現実的にはあるわけでございまして、その中において六美町北部地区の住宅なんですが、900戸というような最初見込みがあったと思うんですが、現在その900の見込みは変わっていないのか、もしそうした場合にどのぐらいの数字によって人口が増えていくのか、その見込み等々をビジョン等々を持ち合わせているのか、お示しください。 ○議長(赤羽根信行君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(大垣成仙君) ただいまのご質問にお答えいたします。 人口につきましては、計画は変えてございません。将来人口として区画整理地内で2,300人、現状がたしか460人だったと思いますので、1,000何百人でしょうか、その辺の人口は増えるものとして現在も計画中でございます。 以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 落合議員。 ◆16番(落合誠記君) 戸数についてはいかがでしょうか。保留地等々の商業施設の拡充等で住宅部分が減っていくというのはそれは当然なんですけれども、最初900戸という話はしていましたよね。その900戸という数字は動いていないのか、確認させてください。 ○議長(赤羽根信行君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(大垣成仙君) お答えいたします。 今現在、資料としては細かい数字は持ち合わせていないんですけれども、1世帯当たり2.3という計算でしたので、恐らくは900戸、全体では900何十戸になるかという計算で事業計画は進めております。 以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 以上で町政運営に関する基本的な事項についての質疑を終了いたします。 続いて、各会計に分けての統括的な質疑を行います。 まず、議案第31号 令和3年度壬生町一般会計予算決議について行います。 初めに、歳入全般についての質疑を行います。 小牧議員。 ◆6番(小牧敦子君) では、歳入についてお尋ねをいたします。 先ほどもお尋ねの際に申し上げましたけれども、住民税個人税のほうが下がっている、21から19でしたか、減額になっているかと思います。 この内容が一番心配なのはこの年だけの減少なのか、次年度以降は回復の兆しがあるのかがなかなか想像がつかないんです。恐らくコロナによってお仕事を失われたのか、それとも単に失うことはないんだけれども、所得が減っているのか、あるいは今まで納税者だった方が例えば生活保護になられたので、次年度以降またお仕事を探して云々という納税側に回復することが難しい、そこら辺のところが数字だけでは分からない部分があるので、ぜひそこは教えていただければと思います。お願いします。 ○議長(赤羽根信行君) 税務課長。 ◎税務課長(小谷野紀雄君) 小牧議員さんのご質問にお答えいたします。 個人町民税の関係でございますけれども、令和3年度の見込みといたしまして、現年度分につきましてはやはりコロナ関係の影響によりまして個人の所得がリーマンショック並みに減少するんではないかというふうな見込みに基づきまして、前年度と比べまして約6.6%の減を見込んでいるところでございます。 議員さんご存じのとおり、個人住民税につきましては前年の所得に対して翌年度、所得に基づいて住民税が計算されるということで、令和3年度の住民税につきましては昨年1年間の所得が計算の基になっているということでございます。 今後、コロナが終息し、景気が回復してくれば個人所得も増加してくるのではないかというふうな期待もあるかと思いますので、景気の動向次第で今後は回復してくるのではないかなと見込んでおります。 以上でございます。 ○議長(赤羽根信行君) 田部議員。 ◆2番(田部明男君) 24ページの14款の使用料及び手数料で、使用料のところが前年に比べて1割減っているということがあります。これは一体どこが、私は1割というのは随分大きいと思うんですが、一体どこが減ったのか教えてください。 ○議長(赤羽根信行君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(大垣勲君) 田部議員のご質問にお答えいたします。 使用料で大きく減ったところにつきましては、4目の土木使用料になります。特にハイウエーパークのほうの使用料等が大きく、やはり売上げ等の減少が見込まれることから減額となってございます。 以上でございます。 ○議長(赤羽根信行君) 歳入全般についての質疑を終了いたします。 次に、歳出全般についての質疑を行います。 遠藤議員。 ◆4番(遠藤恭子君) 三点、質問したいと思います。 まず、153ページの小学校施設改修等工事と161ページの中学校施設改修等工事についてですが、防犯カメラ設置工事とありますが、具体的な内容を教えていただきたいです。 あと、155ページの小学校の照明LED化事業についてと161ページの中学校照明LED化事業についてですが、このLED化事業で使用料及び賃借料を計上していますが、その詳細を伺いたいと思います。 もう一点、157ページの小学校情報教育推進事業についてと163ページの中学校情報教育推進事業についてですけれども、ICT支援員配置業務委託はGIGAスクール構想による児童生徒1人1台のタブレット端末の配置が完了しての業務委託だと思いますが、その内容を教えていただきたいと思います。 以上、三点です。よろしくお願いします。 ○議長(赤羽根信行君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(赤羽根和男君) 遠藤議員のご質問にお答えいたします。 まず、一点目の防犯カメラの設置工事の具体的内容につきましては、壬生小学校、安塚小学校、壬生中学校、南犬飼中学校の各校に防犯カメラを4個程度、職員室に録画機能付の監視用モニターを1台設置する予定となっております。これによりまして主要箇所での監視機能を高めまして、犯罪の抑止力を高めたいと考えております。 なお、残りの学校につきましても、順次整備を進めていきたいと考えております。 二点目のLED化事業につきましてなんですが、使用料賃借料を計上しているということのご質問ですが、こちらにつきましては省エネルギー化を推進するために小学校・中学校全ての教室、体育館等の照明を現在の蛍光灯等からLEDに更新する事業となっております。こちらの事業につきましては、町が工事を設置するのではなくて、リース業者のほうに工事のほうをしていただきまして、そのリース業者のほうのかかった費用をリース料として支払っていくような形式を取りたいと考えております。こちらのほうはリース期間10年を予定しておりまして、10年後には所有権が移転するような形の契約を取りたいと考えております。 あと、三点目の情報教育推進事業のICT支援員の配置関係なんですが、こちらにつきましてはタブレットのほうの端末が完了しましたので、その端末を有効に活用するためにICTに関する専門知識を有するICT支援員が各学校を定期的に訪問し、先生方のサポートを行いたいと考えております。また、タブレット端末を有効に活用した授業を行うための支援等も考えております。そのほか多数のタブレットを導入しておりますので、不具合等への対応やアカウント管理といった業務もお願いしたいと考えており、先生方が授業以外で業務負担が増えないように、その業務の軽減を図っていきたいと考えております。 以上となります。 ○議長(赤羽根信行君) 遠藤議員。 ◆4番(遠藤恭子君) 小学校と中学校の施設改修等工事についてですけれども、防犯カメラを設置するということは分かったんですけれども、中学校は2校しかありませんが、小学校は壬生小と安塚小でしたか、どういう順番で壬生小と安塚小になったのか。順次整備していくのは分かるんですけれども、その順番が壬生小と安塚小という順位づけはどういうふうにしていったのかという経緯と、あとLED化のほうですけれども、リース業者はどういう業者なのかということを教えていただきたいのと、あとGIGAスクールのほうで支援員の配置、それが何名配置して各学校を回っていくのかを詳しくもう少し教えていただきたいと思います。 ○議長(赤羽根信行君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(赤羽根和男君) まず、一点目の防犯カメラの設置学校の選定なんですが、町内小・中学校10校ございますが、10校一度に工事をするのがちょっと工事費の関係上難しい状況にありましたので、大規模校を第一に考えました。初年度に大規模校の壬生小、安塚小を行いまして、次に中規模校、最後に小規模校という形で3年計画程度で設置のほう完了したいと考えて、今回、壬生小学校と安塚小学校を選定しております。中学校につきましてはどちらも大規模な学校になりますので、中学校のほうは一度に設置したいと考えて壬生中と南犬飼中を選定しております。 次のLEDの業者なんですけれども、LED化のリース事業を行っている業者、最近多数ございまして、そういったリース業者の中で指名選考委員会等で業者のほうを選定したいと考えております。 あと、ICT支援員についてなんですが、1名を委託するような考えでございます。 以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 落合議員。 ◆16番(落合誠記君) 130、131ページでございます。 バリアフリー化整備事業として2,900万円要ということで、何度か質問もさせていただきました。東武鉄道がなかなか色よい返事をいただけないということで、ようやくここまで来たのかというような今印象でございます。 主に東武鉄道との交渉の経緯、それと事業の全体の事業費と負担割合、今後のスケジュール等々を教えてください。 ○議長(赤羽根信行君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(大垣成仙君) ただいまのご質問にお答えいたします。 まず、一つ目は交渉の経緯でございますが、東武鉄道さんと交渉、国と県とも交渉しておりましたので、当初から東武鉄道さんも事業には協力的でございました。それの中でいろいろ話を進めて、ようやく設計段階まで3年度に積み上がったわけでございます。 事業費でございますが、設計が3年度予算で計上させていただいていますので、詳細にはまだこれからという場面もございますが、およそ東西の入り口には町が事業主体となってエレベーターを設置する、そして真ん中は駅の構内ですので、東武鉄道さんが事業主体となってエレベーター、あとはスロープ、あとはトイレの改修を今のところは計画してございます。エレベーターにつきましては、1基当たりおよそ1億円程度です。また、東武さんはそのほかにもトイレとか事業費がありますので、それよりもプラスにはなるという考えでございます。 町の割合としましては、まず町の事業ですが、町の東西のエレベーターに関しましては国が3分の1、残りが町の負担となっております。真ん中の東武鉄道さんの中央のバリアフリー化に関しましては、国が3分の1、事業主体、東武鉄道さん側が3分の1、残りの3分の1を県と町で半分ということで現在は考えております。 以上でございます。     〔「スケジュール」と呼ぶ者あり〕 ◎都市計画課長(大垣成仙君) すみません、スケジュールは3年度設計しまして、4年度から工事と考えております。ちょっと1年では厳しいかなというのが今の考えでございます。ですから、工事は2年になるかもしれません。 以上でございます。 ○議長(赤羽根信行君) 落合議員。 ◆16番(落合誠記君) 請負業者について、例えば羽生田・上蒲生線であれば高架の部分は東武さんのほうでやるということで、今回例えば実際に工事となった場合に、当然構内の部分、構内といっても全体構内でしょうからいわゆる駅の部分、島の部分は東武さんやるとして、また別の業者、町側の負担分の業者は東武さんには限らないというような理解でいいでしょうか。 ○議長(赤羽根信行君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(大垣成仙君) ただいまのご質問にお答えいたします。 その辺も今後東武さんと詰めなくてはならないと思います。鉄道が供用中の工事にもなりますので、夜間工事になるだとかそういう全ての架設計画も今後の設計を進めていく中で東武さんと協議を進めてまいります。 以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 玉田議員。 ◆8番(玉田秀夫君) 三点ほど伺います。 57ページ、1市2町連携プロジェクトにおいてなんですが、今、広域バス運行事業として963万3,000円が計上されていると思うんです。実証運行もたしか1年半が過ぎたかと思うんですけれども、令和3年度中にはその辺のところも決定していくのかと思われるんですが、現在の利用者数、それから収益の状況、その辺をお伺いしたいと思います。 それから、59ページ、本庁舎跡地利活用検討事業についてなんですが、委託料が計上されていますが、業務委託の具体的な内容を説明いただきたいと思います。 それから、あと一点、117ページ、上稲葉地区圃場整備推進事業について今回予算計上されていますが、上稲葉地区の事業実施だと思うんですけれども、事業進捗状況並びに事業概要について説明お願いしたいと思います。 以上、三点、お願いいたします。 ○議長(赤羽根信行君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(大垣勲君) 玉田議員のご質問にお答えいたします。 まず一点目で、1市2町連携プロジェクト、57ページの中にございます広域バスの実証運行でございますが、こちら利用者の状況でございますが、昨年度10月から直近のデータとなります本年度の12月までの利用者の総数は3万2,720人ということで、月平均2,181人となってございます。そんな中、コロナウイルスの影響によりまして、昨年の4月から利用者の落ち込みが目立っているような状況でございます。そんなところでございますが、昨年9月以降は毎月2,000人超の方にご利用をいただいている状況でございます。 収益に関しましては、実証運行の開始から、こういった広域のバスにつきましては県内平均が23.8%に対しまして38.49%というような収支率となってございます。ただし、やはりコロナの関係で落ち込んでいることもございまして、現状のデータから算出しますと、おおむね現状では20%程度の収支と思われます。そんな中、この3月をもちまして実証運行も1年半となるような状況でございます。 それと、二点目です。 予算書の59ページの上のほうにありました本庁舎の跡地の利活用検討事業で、令和3年度で本庁舎跡地利活用基本計画策定支援業務委託ということで予算を計上させていただいてございます。本業務の内容につきましては、令和2年度に策定いたしました基本構想をより具現化しました基本計画を策定していくものでございます。この基本構想におきましては共有スペースと民間スペースの位置づけ等をさせていただきましたが、今回、基本計画におきましてはその具体的な導入機能を明確にするとともに、その機能に合った管理運営体制につきましても方向性を示してまいりたいと考えてございます。 あと、導入に当たりましては、参入していただく事業者の方をプロポーザル等で選んでいきたいというふうに考えてございまして、その公募のための仕様書の作成等も含めた業務委託を行っていきたいというふうに予定してございます。 以上でございます。 ○議長(赤羽根信行君) 経済部長。 ◎経済部長(神永全始君) 三点目の上稲葉地区圃場整備事業についてでございますが、現在のところ、上稲葉地区につきましては圃場整備事業のための推進協議会が令和2年10月27日に設立されました。現在行われております下稲葉地区の北側に当たります国道352号線と思川の間、農地面積で約100ヘクタールの圃場整備事業を実施しようと関係地権者への事業説明などを行い、また測量のため立ち入るための同意をいただくための準備が現在進められているところでございます。 令和3年度につきましては、様々な計画書を作成するための基礎資料となる地区内農地等の状況調査や、地形図の作成等に対する委託料を計上させていただいたところでございます。 以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 後藤議員。 ◆1番(後藤節子君) 教育費と農林水産業費の二点、伺います。 177ページです。 ふれあい広場の改修工事のところで、宿泊研修施設のトイレ改修というふうに説明がありますけれども、外のトイレというのも含まれているか、お尋ねしたい。 あと、二つ目ですけれども、117ページの平地林保全対策事業の中のとちぎの元気な森づくり県民税事業です。こちら何か新しい事業で、説明によりますと天神沼周辺の整備に使われるとあります。これは天神沼は今沼の水が相当枯れてきているんですけれども、それを考慮して整備していただくのか、それとも単に自然の維持とか生態系の維持として使われるのか、そしてこの辺の地域というのを今後どのように町としては位置づけて生かしていく予定なのか、伺いたいと思います。 以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(中村文恵君) 後藤議員の質問にお答えいたします。 嘉陽が丘ふれあい広場の宿泊施設のトイレ改修工事につきましては、1階、2階障がい者トイレについての洋式化を行います。外のトイレにつきましては、ちょっと今回計上しておりません。 以上でございます。 ○議長(赤羽根信行君) 農政課長。 ◎農政課長(人見恭司君) 二点目のとちぎの元気な森づくりの関係なんですが、この事業につきましては新規事業なんですが、今まで企業局のほうで天神沼周辺の整備ということで整備を進めた経過があります。 その後、これから来年度からは東武鉄道さんが地主になっておりまして、その東武鉄道さんが新たな事業として県の補助金を受けながら山林の整備を進めていくということになりますので、そこに町も一緒に天神沼周辺の整備事業を行うということになります。 以上となります。 ○議長(赤羽根信行君) 後藤議員。 ◆1番(後藤節子君) ありがとうございました。 ふれあい広場の外のトイレは結構住民の方から要望が出ておりますので、洋式化ということでよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 遠藤議員。
    ◆4番(遠藤恭子君) 新庁舎建設室関係なんですけれども、66、67ページで委託料に庁舎移転業務委託料として837万円が計上されているのですが、その具体的な内容を教えていただきたいのと、あと68、69ページの工事請負費で外構工事2億5,300万円が計上されているのと、案内用道路標識設置等工事422万4,000円が計上されているので、その具体的な内容共に教えていただきたいのと、あと機械器具費等として2億1,040万6,000円が計上されており、そのうち新庁舎建設事業に2,176万3,000円が充てられていると思うんですけれども、その新庁舎建設室で購入する機械器具物品というのは何かということを教えてください。 以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 新庁舎建設室長。 ◎新庁舎建設室長(増山士郎君) 遠藤議員のご質問にお答えいたします。 まず、ページで言いますと66、67、2款総務費の庁舎建設費という中で12節委託料、庁舎移転業務委託料ということでございますが、内容といたしましては現庁舎の備品並びに文書等の新庁舎への運搬、設置に要する経費でございます。こちらにつきましては、2か年度にわたっての実施を予定してございますことから債務負担行為ということで、その限度額、現在の見込みの額なんですが、1,873万円を計上してございます。そのうち令和3年度分の837万円を計上してございます。 主な作業の内容なんですが、移転するに当たりましてそちら物品のリスト、あとは管理用の図面の作成、あとは備品・什器類の運搬、設置、また新しい建物に物を運ぶということで建物内の養生、そういったものも必要になります。そういったものの作業とあと作業スケジュールの調整、管理等そういった内容になります。 それから、二点目の外構工事の内容でございますが、今回、外構工事ということで2億5,300万計上させていただいております。こちらにつきましては、新庁舎敷地内におけます建物本体以外、そちらの必要関連施設の整備でございます。 敷地を大きく三つに分けて説明させていただきますと、まず敷地の西側部分、こちらにつきましては来庁者、公用車等の駐車場の整備でございます。駐車場のアスファルト舗装、あと照明施設、場内のサイン、そういった工作物、また外周フェンス、そういったものの設置を予定してございます。 それから、東側部分になりますが、多目的広場の整備でございますが、歩行者用の通路、また小型遊具の設置、防火貯水槽等の整備を予定してございます。 それから、庁舎周りになりますが、附帯建築物の整備でございまして、庁舎正面入り口のキャノピー、これは屋根付の通路ですが、あとは車椅子利用者用の駐車場、あとは駐輪場、これ一般と職員が利用するものなんですが、そちらの整備を予定してございます。 それと、あとは道路の案内表示、こちらについてご質問があったかと思うんですが、こちらにつきましては庁舎の移転を踏まえまして、主な幹線道路上に案内標識があるかと思いますが、そちらの表示を変更するものでございます。具体的に申しますと、既存の標識の修正、こちら上田・壬生線福和田T字路になりますが、北進方向の既存標識に新たに「壬生町役場」ということで表示のほうを考えてございます。それから、既存標識へのマスキングの施工、こちら11か所になるんですが、主に現庁舎周辺の既存標識「壬生町役場」という表示がございますが、そちらを隠すような形で考えております。それから、主要地点名標識の設置ということでこれ4基になるんですが、新たに庁舎の入り口になります、今、総合運動場とABCロジテム、そちらの交差点があるかと思いますが、そちらの信号の下に「壬生町役場前」ということで表示のほうを追加させていただく予定としております。 それから、機械器具費の内容についてでございますが、こちらにつきまして新庁舎建設事業ということで2,176万3,000円充ててございますが、購入する機械物品でございますが、こちらにつきましては本庁舎の1階の集密書庫に設置を予定してございます可動式の書庫、こちらで2,000万3,000円を予定してございます。あとは、庁舎内のハブ収容キャビネット、こちらにつきましては庁内に巡らします各種システムの回線の接続または分配に使用するコネクター、そちらを収納する棚でございます。こういったものにつきましては、工事等も関係してきますので、場合によっては備品で購入ではなくて、工事建設費の中に含んだ形での対応というのも考えられるかと思いますが、それについては今後の工事の施工状況等踏まえて検討してまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(赤羽根信行君) 中川議員。 ◆10番(中川芳夫君) 117ページの上稲葉圃場整備事業、先ほど説明があって今年からやるという説明だったんですけれども、私は実は安塚地区なんですが、安塚地区も分かっているとおり圃場整備をやるということで準備委員会を立ち上げて、話は反対者もいないで進んでいるわけです。当初は上稲葉さんが早いか安塚が早いかということで、これを見ると上稲葉さんが早いということで、上稲葉さんが早くやっても結構なんですけれども、反対をしているわけじゃないです。 安塚もやっぱり早い時期にやっていただきたいという意向が強くて、みんな仕事ができるうちに10年ぐらいの間にやってくれと言うんですけれども、上稲葉さんが工事に入るとやっぱり国とか県の補助金の件もあると思うので、同時にはやれないというような話を聞いたんですけれども、同時にやれなくてまた5年待ってくれ、工事が終わるのが10年だから15年、20年待ってくれとなると安塚は今度はやらないかなとなっちゃうので、そこら辺のところ、町のほうとしてはどう考えていらっしゃるのか、ちょっとお願いいたします。 ○議長(赤羽根信行君) 経済部長。 ◎経済部長(神永全始君) ただいまの中川議員のご質問ですが、圃場整備事業につきまして、現在、町では下稲葉地区1地区だけですが、下稲葉地区につきましては県内でも最大規模の圃場整備事業ということで、それ以外にというのはなかなか難しい状況にはあるとは思います。 上稲葉、また安塚地区につきましては、面積的に言いますと下稲葉地区の大体半分ぐらいを考えているような状況でございますので、町といたしましても現在、上稲葉地区推進して予算のほうも計上させていただいておりますけれども、今後、安塚地区がまたそういった形で実施していかなければならないとなれば、やっぱり県のほうにもぜひ両方でできるような形で要望していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 戸崎議員。 ◆3番(戸崎泰秀君) 115ページの農業費のかんぴょう生産振興事業です。新規事業ということで、生産の振興と併せて学校給食で活用推進事業を起こして消費の面も上げていくという事業だと思うんですけれども、特に生産に関しては農業者さん、活用して消費を上げていくことに関してはいわゆるかんぴょう問屋さんが古く300年、400年の歴史がある中でやっているところで入ってくると思うんです。 その中で学校給食、児童生徒例えば1人当たりにこれだけの量を消費してもらうというような細かいKPIみたいなものを設定してやっていくのか、あるいは新規事業なので、まだまだ事業の計画段階ですよという段階なのか、その辺の進み具合、考え方というところについて教えてください。 ○議長(赤羽根信行君) 農政課長。 ◎農政課長(人見恭司君) 戸崎議員のご質問にお答えいたします。 かんぴょう生産振興事業の学校給食への活用事業なんですが、壬生町はご存じのとおりかんぴょうの発祥の地で300年以上が経過しているわけなので、歴史と伝統を今まで積み重ねてきた経過もありますので、ただし今のところちょっとかんぴょうの生産の消費のほうは低迷している、そういうこともあります。そのようなことから消費を低迷させないということで、学校の給食の食材として町内の小学校・中学校全児童生徒に対して1人300円のかんぴょう代を考えております。それで、学校給食でなくて、また家に帰った後の消費拡大につながるように推進していくということで考えております。 以上となります。 ○議長(赤羽根信行君) 田村議員。 ◆9番(田村正敏君) 81ページの重層的支援体制整備事業への移行準備事業、新しい事業だと思うんですけれども、整備事業への移行準備事業ということでちょっと中身が分かりにくいので、教えていただければと思います。 それと、121ページの新産業団地整備事業、これももうちょっと詳しくご説明をお願いいたします。 もう一点、109ページ、不燃・粗大ごみ等中間処理業務委託、これに限らないんですけれども、非常にいわゆるごみ行政に関する経費が大変大きくなっているわけで、補正予算のほうにも上げられていましたけれども、粗大ごみの処理を委託するというようなこともありましたが、昨年でしたか、我々議員も清掃センターへの視察等を行った際にも話が出たかと思うんですが、今、基幹的整備事業をやっている中で清掃センターへ持ち込む粗大ごみ等に関する新しい手数料とか歳入のほうにはそういう項目がなかったようなので、それは以前も出ていると思うんですけれども、そういうことを検討されなかったのかどうなのか、ごみ処理に係る経費が多い中でそういう点は検討されなかったのかどうか、教えてください。 ○議長(赤羽根信行君) 民生部長。 ◎民生部長(粂川延夫君) ただいまの田村議員のご質問の一点目について、私のほうからお答えさせていただきます。 まず、一点目の81ページ、重層的支援体制整備事業への移行準備事業ということでございますが、こちらの事業の内容につきましては、改正されました社会福祉法における重層的支援体制整備事業への移行準備というものに必要な取組ということを行うものでございまして、具体的に申し上げますと介護、障がい、子供・子育て、生活困窮をはじめとする行政機関、民間団体等との連携体制を構築いたしまして、最近、複雑化しております課題への対応につきまして介護のほうの包括支援センター、障がいの委託相談支援事業所、それから生活困窮者自立相談支援員、こども未来課の家庭相談員等、それに限りませんけれども、そういったような様々な各分野の相談支援機関とのコーディネーター役、それを担っていただく相談支援包括化推進員というものを設置いたしまして、先ほど申し上げましたような各分野間の連携体制の構築を推進するというものでございます。 ○議長(赤羽根信行君) 経済部長。 ◎経済部長(神永全始君) 田村議員のご質問二点目、新産業団地整備事業についてでございますが、新産業団地につきましては、みぶ羽生田産業団地の東側に新しい産業団地を整備するための予算を計上させていただいているところでございますが、令和3年度につきましては、基本計画策定のための費用及び併せまして必要となる基準点測量等を行う原形測量、雨水の処理方式を検討する排水計画策定の費用を計上しており、こうした調査、計画の中で産業団地の区域等を決定いたしまして開発面積を決定させていただく予定でございます。 また、併せまして都市計画法や農地法等の法手続が必要となりますので、その協議のための準備を進めてまいります。 さらに、事業同意を得るための地権者説明会開催につきましても準備を進めていく予定でございます。 以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(川又孝司君) 田村議員、三点目のご質問にお答えいたします。 不燃ごみ・粗大ごみにつきましては、議員さんご承知のとおり去年、基幹改良の見学ということで来ていただいたときにお見苦しい点というんじゃないですけれども、随分たまっているところありまして、昨日、補正予算の説明でも申し上げましたけれども、補正予算をいただきながら何とかきれいになってきているわけでございますけれども、そんな中で手数料ということで見直しということなんですけれども、現在10キロ当たり250円負担していただいておりますけれども、なかなかこれから負担の見直しということですぐにはできないものと考えておりまして、今後検討してまいりたいとは考えております。 その中でもベッドのマットレス、補正予算で処分もいたしましたけれども、マットレスにつきましては国のほうで処理困難物ということで県内市町村の中でも取り扱っているところ、それと取り扱っていないところ、解体すれば受け入れるところといろいろな状況がございまして、壬生町としましてもマットレスにつきましてはやはり1枚解体するのに周りの布をはぎ取って、中のスプリングを一つ一つばらしてすごい手間がかかるものですから、町としましては今年度の10月頃を目途に申し訳ないんですけれども、ベッドのマットレスについては受入れをできないという形を取らせて、広報を進めてまいりたいと考えております。 ベッドにつきましては、解体していただいたものにつきましては鉄の部分、金属部分と布部分に分かれますので、そうなったものについては町で処分ができますので、それについてはごみステーションまた清掃センターに持ち込んでもらっても大丈夫なようにするということで、今後、広報してそのような体制づくりに努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(赤羽根信行君) 田村議員。 ◆9番(田村正敏君) 今、一番問題だったマットレスが受入れをしなくなるということで仕方がないことだなというふうに思いますし、これだけお金がかかっているということをもっと町民に知ってもらうというのも一つのごみ行政だと思います。基幹的整備でこれだけお金がかかっているということで、すぐに手数料等を上げるのは難しいというお話もありましたが、そういうごみを処理するのはただではないんだ、無料ではないんだという意識を醸成していくということも必要な施策だと思いますので、検討いただきたいというふうに思います。 それと、民生部のほうです。重層的支援体制説明がございましたが、これはそうすると今行っております地域包括ケアシステムをより一層深みを持たせた仕組みというふうに持っていくと。その持っていくためにコーディネーターとして相談支援包括化推進員というのを雇うということで、今回上がっている準備事業というのは要するにその方を雇う人件費という理解でよろしいですか。 ○議長(赤羽根信行君) 民生部長。 ◎民生部長(粂川延夫君) ただいまのご質問にお答えいたします。 議員ご指摘のとおり、81ページにございますように会計年度任用職員という立場でございまして、そこに計上されておりますように報酬、手当、社会保険料、費用弁償は通勤手当になるかと思いますが、そちらになってございますし、またその下の機械器具費等についてはこの事業に使用しますパソコン、そちらの経費となってございます。 ○議長(赤羽根信行君) 田村議員。 ◆9番(田村正敏君) そうすると、この事業は移行準備事業ということなので、移行したらこの人は会計年度が終わっていなくなるのか、あるいはその後もコーディネーターとしてい続けるのかということと、その資格要件、その方のどんな資格を持った方、かなり専門的な知識も持っていないとできないと思いますが、どうなっているでしょうか。 ○議長(赤羽根信行君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(熊倉律子君) ただいまの田村議員のご質問にお答えいたします。 まず、相談支援包括化推進員についてなんですけれども、こちらについては相談支援機関等を適切にコーディネートをする必要があるため、社会福祉士その他相談援助に係る資格を有する者か、また福祉分野に係る相談支援において実務経験を有する者を考えております。 こちらの重層的支援体制整備事業への移行という形で、この移行期にまず先ほど部長のほうで申し上げました介護、障がい、子供・子育て、生活困窮あらゆる分野の関係機関との連携と、また地域でのそういう介護の地域包括ケアシステムのような形でいろんな他分野にわたる体制を整えるための準備としてまずこの推進員を配置、その推進員のほうでまたいろんな体制整備をしながら重層的体制を整えていくものと準備しております。 以上でございます。 ○議長(赤羽根信行君) 江田議員。 ◆11番(江田敬吉君) 考え方についてちょっとお尋ねしておきます。 国も国土強靭化計画で具体的に進んできているようですが、これの基本は私なりの認識で言うと、我が国は河川が多くて河川氾濫が重要な課題になっているというふうに認識していまして、国も大体河川整備で水害対策を基本にした強靭化対策が組まれているのかなとこう勝手に解釈しています。 本町でもその一連の関係じゃないんだろうけれども、強靭化問題が議論されるような段階に来ているわけですが、ここで建設部としてどう考えるのか、これ重要なところなので、詳しくは結構ですから、考え方がもしあったら聞かせておいていただきたいんです。強靭化計画で壬生が重視すべき課題というか目的というか、そういうのはどこに焦点を合わせて強靭化対策の考え方を整理していくのか、建設部のトップにいる部長に見解があったら聞かせていただきたいとこう思っています。 それから、2、3年前から江川の水害対策の議論をしてきていまして、今年度でほぼ予算がつけられて水門か堰か何か知らないが、それの改修で乗り切るとこういう方針で工事が進められているようですが、これの完成の時期はいつになるのか。今の予算上から言うと、少し組まれた予算の内容を見ると、これの予算で十分なのかというふうな心配をしているんです。余計な心配ならそれでいいので、いつ完成の時期で、この秋にもまた大雨が予想されるからその前に完成するんだったら急いでもらいたいという希望もあるんです。その幾つかの点について見解があったら、担当部長から回答を聞きたい。 ○議長(赤羽根信行君) 建設部長。 ◎建設部長(田島満君) ただいまの江田議員のご質問にお答えします。 ご質問にありました国土強靭化計画に基づいてですが、国が最近頻発する災害に対応いたしまして国を強靭化していくという計画でございますが、本町につきましても国土強靭化の計画を策定しております。 建設部におきましても、主要な道路、ご指摘がありました河川などを中心に町民の安全を守るべく積極的な計画を立案しているところでございます。 まず、災害時、平常時を問わない重要物流の道路の確保などを目指しまして、今年度、町の交付金を活用しながらおもちゃのまちの重要物流道路の整備を行っていく計画をしております。 また、併せて江川につきましては、浸水被害の軽減ということで国道から下流部分の伐採の工事や溢水部分に昨年度、緊急的に土のうを設置するなど災害対応を行っております。 今年度、令和3年度につきましても、継続して被害の軽減を図るために積極的に事業に取り組んでまいりたいと思っております。2年度に設計いたしました恵川の本線からの流入を調整する水門を設置いたしまして流入の軽減を図り、さらに大型土のうを設置した部分については効果的な対策を図れるように設計を実施して、積極的な改修を今後進めていきたいというふうに考えております。 いずれにしましても、国土強靭化というキーワードの下、頻発する災害に対応すべく、積極的な政策を進めてまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 小牧議員。 ◆6番(小牧敦子君) 私から、三点、お尋ねをいたします。 ページがちょっと分からないので、教えていただきたいのですが、公園整備です。136でいいのか、公園のほうも公共施設の一環として長寿命化計画がされるというふうに聞きました。それで、幾つかもう既に改修工事のメニューが組まれているようなんですが、これが70幾つぐらいかな、町にも公園があるようなんですが、優先順位が例えば緊急性なのか、よく活用されている公園からなのか、そこら辺の基準を教えていただきたいと思います。 財源のほうなんですが、社会資本整備交付金であったり、事業債とかあるんですが、ちょっとこれがどのページのどの金額か教えていただきたいのと、これはこういった交付金がこれからもずっと使えるものなのか、どこかに時限的なものがあるのか教えてください。それが一点目です。 二点目です。 昨日も補正でデジタル推進のほうの話がありましたが、これは情報連携ということで、これもページがよく分からない部分があるんですが、文書法規の担当で言うと50ページですか、マイナンバーのカードが進められていく中で、手続を簡単にするということでデジタル手続法というものがあるらしいんですが、今、本町で行える連携事業がひとり親家庭の医療費の助成、それから軽度・中度の難聴児の補聴器のこれは機械の購入、この二つがホームページで取ることができましたが、今現在、この情報連携事業はどういう事業があるのか教えていただきたいのと、これは国のホームページのほうで見るとかなり取り組める事業が多岐にわたっているので、これが今後、壬生町として増やしていけるものなのか、何か課題があるのか、教えてください。 三点目です。 これ農業委員さんなので、110ページになるでしょうか。オリンピック開催に関して女性のいわゆる差別発言が話題になったわけですが、本町はいろいろな意味で職員の執行部の配置のことであったり、非常によく進んでいると見えています。 ただ、残念なことですけれども、農業委員会に女性の委員さんが昨年ですか、いらっしゃらなくなってしまいました。農業委員さんは今、農地の集積化ということで耕作放棄地なりを一生懸命地主さんと交渉する大きい役割があるので、そういう意味も含めて男性のほうが適任だったのかなと想像はするんですが、結局、女性ではできないよということではなく、女性でもこの仕事ができるようにということで、今の時点で女性の農業士さんなり何なり育成をしていく必要が私はあると思います。農業委員さんに女性がいない今だからこそ、農業の分野で男女共同参画ということがどんなふうに進められているのか、団体の育成以外にもう少し踏み込んだ取組があるのか、教えていただきたいと思います。 以上、三点です。 ○議長(赤羽根信行君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(大垣成仙君) それでは、ただいまの小牧議員のまず一点目のご質問についてお答えいたします。 公園の長寿命化計画を立てまして、ページ数としましては133ページですね。上段にございます総合公園改修等工事、委託料、2本を今回計上させていただいております。優先順位といいますか、まず一番最初に上げた理由でございますが、電気設備が平成5年供用開始のようですので、耐用年数を大幅に超えているということで、緊急的にすべきだということの判断の下で、今回は実施設計と金額も相当な額になりますので、積算業務委託料を計上しました。 木橋等改修設計業務委託につきましても、平成7年の供用開始でございますので、やはり耐用年数を超えて、床版がかなり傷んで、子供が歩くのに大変危険な状態ですので、これも改修をしたいということでございます。 補助率につきましては2分の1となっておりまして、ページ数が29ページです。15款2項4目土木費国庫補助金、3節公園費補助金の社会資本整備総合交付金で計上させていただいております。補助の期間は、公園長寿命化、10年を今のところ計画をしてございます。 以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(大垣勲君) 小牧議員の二点目の情報連携についてお答えいたします。 議員さんがおっしゃられたように、子ども・子育て関係で既に何種類かマイナポータルのサイトから申請等ができるような仕組みが整っているところでございます。 最近も県のほうからも調査等もありましたが、今後、介護関係のほうにつきまして、恐らく情報連携、マイナンバーカードを活用したマイナポータルのサイトからの申請等をやっていくものと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(赤羽根信行君) 経済部長。 ◎経済部長(神永全始君) 小牧議員ご質問三点目、農業委員の改選によって女性がいなくなったということで、今後どのような対応をするかということですが、農業委員さんの推薦というか、選考に当たりましては、基本的に自薦、もしくは各種団体からの推薦ということで、今回の改選に当たりましては女性の推薦がなかったということで、いなくなってしまったわけですけれども、議員さんのおっしゃられるように、そういう構成団体とかそういったところでやはり女性をどんどん登用していただかないと、なかなか農業委員さんとかになっていただくというのは難しいとは思っております。 農業士さんにつきましても、女性に今後もっと多くなっていただいたりとか、認定農業者なんかも、農業の女性の方にどんどんなっていただくとか、農業関係ですと、男性の方が中心でやっておられるので、なかなか女性が表に出にくいという面はございますけれども、できる限り女性の方がこういう団体とかの役員になっていただいたりとか、そういったことをお願いしていって、行く行くは農業士とかそういった農業委員とかに女性の割合が高くなるよう持っていければよいと考えております。 以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 小牧議員。 ◆6番(小牧敦子君) 情報連携のほうのご回答で、これからは介護の分野にもつなげていきたいというお話がありました。これはいろいろな分野で、それは活用できるようには、手元の資料にはあるんですけれども、これは結構難しいことなんでしょうか。それとも、すぐにできることなのか。そこら辺のことが全然分からないので、教えていただきたいと思います。 それから、農業委員さんの話なんですが、部長の熱い思いは、ぜひなっていただきたいという思いは伝わってまいりました。 結局、農業を営まれる女性の割合が少なければ、どうしてもなりにくいですよね、こういう役員さんにはね。そこが、若い女性、要は後継者という意味で、どんどん若い女性にも壬生町で農業をしていただかないと、ご年配になって車の運転がままならない方に役員さんといっても、なかなか難しいと思うんです。そこら辺も含めて、ぜひ取組をしていただきたいのですが、質問は、いわゆるクオータ制度みたいなものを入れてしまうと、逆になった女性の委員さんが荷が重くなっちゃうとか、そういうことがあるのか。それとも、やはりそういったルールまで用いて女性の方に役員さんやっていただくのか。今のところ何か方向性はありますか。これは令和3年の話じゃなくなってくるかもしれないんですが、どうでしょう。 ○議長(赤羽根信行君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(大垣勲君) 一点目の情報連携についてでございますが、国のほうの制度というか、準備が整っているようでございますので、それほどハードルは高くないものだと捉えております。 以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 経済部長。 ◎経済部長(神永全始君) 小牧議員の二点目、女性の登用ですが、これは農業関係、男性でも同じなんですけれども、なかなか農業につきましては、やはり自分が働かないと収入につながらないということで、現在、農業士なんかも新しい方になっていただけないかなということでいろいろ当たっているところなんですけれども、やはり自分が中心経営者だと、役員に就くというのはなかなか難しい。やはり役員になってしまうと、農業のほうがおろそかになってしまう。そういったこともございまして、昔より現在、そういう役員に就くということがなかなか難しい状況にあって、さらにそういった中で、ご夫婦でやっていると、旦那さんがいて、奥さんということになると、奥さんだけが役員に就くというのも、またなかなか難しいような雰囲気もあったりとか、そういったこともいろいろございます。そういったこともやはり打破していかないと、なかなか女性の活躍というのも難しいかと思うので、そういったところは、いろいろ全体の雰囲気とかを変えていくような努力をしながら、女性が活躍できる環境をつくっていければと考えております。 以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 田部議員。 ◆2番(田部明男君) 数えましたら、全部で七つあるので、幾つかに分けてやりたいと思います。 ○議長(赤羽根信行君) 七つ。 ◆2番(田部明男君) あるので、1回目、2回目、3回目というふうに分けてやらないと。 ○議長(赤羽根信行君) 七つあるそうですから、ここで休憩といたします。 再開は午後1時といたします。 △休憩 午前11時57分 △再開 午後1時00分 ○議長(赤羽根信行君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 田部議員。 ◆2番(田部明男君) 七つの項目がありますが、まとめてずらっといっちゃっていいですか。 ○議長(赤羽根信行君) はい。 ◆2番(田部明男君) では、まとめていきます。 まず、55ページ、下から3行目です。平和行政推進事業についてです。 役場のところに非核平和都市宣言の看板が立っています。こういう核兵器廃絶のことも、この中に含まれると思いますが、核兵器廃絶については、特に今年の1月22日に核兵器禁止条約が発効して、核兵器は禁止から廃絶へと世界が大きな流れになっています。このことに関連して、看板を新しくするとか、きれいにするとか、増設するとか、そういう計画があるのかどうかを一つ目に教えてください。 二つ目が65ページです。上から3行目、防犯灯維持管理事業についてです。 昨年、この防犯灯の維持管理について、何か所、あるいは何基計画して、幾つ設置できたのか教えてください。 三つ目は、75ページです。個人番号カード交付事業についてです。 現在、何人ぐらいの方々にこの個人番号カードが普及しているのか教えてください。 次、93ページです。医療対策事業の中のこども医療費助成事業ですが、説明では中学校3年生までというふうになっていますが、これをほかの市でもやっているように高校3年生までに対象年齢を引き上げたらどのぐらいの増額が必要かというふうに見込んでいますか。見込んでいたら教えてください。 次、139ページです。石橋地区消防組合負担金に関連してですが、常備の消防署員、現在、充足率が100%を切っているという消防署もあると思うんですが、石橋地区の消防組合についてはどのぐらい人員が充足しているのか教えてください。 最後の二つは教育関係です。 173ページ、図書館管理事業なんですが、図書の充実、新たな購入についてどのぐらい費用を使っているのか、あるいはこれだと使おうとしているのか教えてください。 最後が175ページ、武者行列再興事業なんですが、この武者行列というのは、一体何人ぐらいの人が参加して実施しようと考えているのか。 以上、七点お願いします。 ○議長(赤羽根信行君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(大垣勲君) 田部議員のご質問一点目、平和行政推進事業についてお答えいたします。 核兵器廃絶に関する看板の新設、更新等は、予算措置されているのかというようなご質問でございますが、令和3年度ではそのような予算は、現状では計上されていない状況でございます。 一点目は以上でございます。 ○議長(赤羽根信行君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(川又孝司君) 田部議員のご質問にお答えします。 防犯灯の新設につきましては、自治会からの要望ということで、要望があった箇所に設置しているわけなんでございますけれども、令和2年12月現在までの件数ですと、7灯防犯灯を付けておりまして、現在もまた申請があったものについて修繕の工事で対応しているところでございます。 以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 住民課長。 ◎住民課長(岩崎賢治君) 3番目のご質問にお答えいたします。 マイナンバーカードの交付枚数ですが、2月1日現在で8,410枚となっております。 以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 総務課長。 ◎総務課長(佐々木正裕君) 田部議員、五つ目の石橋地区消防組合常備のほうの充足率につきましては、大変申し訳ありませんが、充足率については私どもも把握しておりません。 ただ、現在、救急搬送等が増加している中、また災害等が増えている中、常備といたしましても、定員適正化の人数を今増やしておりまして、人員の確保に現在努めているところであります。 以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(中村文恵君) 6番目の図書館費の中での新たな費用につきましては、今年度、指定管理料の中で図書の購入費を含んだものとなっておりますので、大変申し訳ありませんが、数のほうは把握しておりません。雑誌、図書含めての委託料として計上しております。 それから、次の武者行列についてですが、3年度の予算につきましては、親子教室に対して鎧づくりを行いますが、それは4組程度。それから、甲冑の着つけ体験などを予定しております。 最終的にその事業を何年か計画しまして、将来的には武者行列の再興を考えておりますけれども、それについては子供を含めた行列を予定しております。 以上でございます。 ○議長(赤羽根信行君) こども未来課長。 ◎こども未来課長(伊澤隆君) こども未来課のほうからは、田部議員ご質問のこども医療で現行、中学生までとなっているものを高校生まで範囲を広げた場合、どれくらいの金額増を見込むかというところでございますが、こちらについては詳細には計算はしていないところではありますが、恐らく高校3年生ぐらいまでを見込みますと、人数的に1,000人ほど対象が増えてくるのかなと思っているところで、恐らくは中学生の対象の分と同額ぐらいが増額になってくるのかなというふうに見込んでおりまして、その額がおおよそ1,800万円ぐらいというようなところですので、その辺を数字として捉えているようなところでございます。 以上でございます。 ○議長(赤羽根信行君) 田村議員。 ◆9番(田村正敏君) 項目がないので恐縮なんですけれども、一つは、先ほど午前中にも同僚議員からご質問ありましたけれども、人口増対策で、57ページに移住支援事業があって、これは恐らく総務委員会の所管になるので、自分の委員会なので、委員会でそっちは細かく聞きたいと思うんですが、それ以外にも全体的に、例えば経済部でいうと、今非常にコロナ禍において、都心部が緊急事態宣言等、あるいは家賃が高いということで、都心部のお店が店を畳んで、家賃の安い田舎のほうに移住して店を開く、そういう動きが出てきているというようなところもあったり、あるいはテレワーク、そして同じように緊急事態宣言になりやすいエリアよりは、テレワークを活用できるから田舎のほうに移住してみようという動きが出てきているというのはご存じかと思うんですけれども、そのような事業が見つけられませんけれども、どこかにあるのか、あるいは予算をつけない状態で何か検討はあるのかという部分が一つと、あとは教育委員会所管の部分で、同じように今、GIGAスクール構想等、オンライン授業等もやっておりますけれども、どうしてもいろいろな授業ができなくなっているという中で、例えば授業参観等もできない。実際に自分のところの子供たちが学校でどのように生活しているのか、先生とうまくやれているのか、お友達といじめはないのかというような、そういうのが見えにくい状況になっていて、そういうコミュニケーション不足を非常に心配している保護者が増えている、あるいは子供でもストレスを抱えているというようなところがありまして、それに対する対応の事業はなかったのか。その二点お願いします。 ○議長(赤羽根信行君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(太田弘人君) 田村議員のご質問にお答えいたします。 今般のコロナ禍におきまして、新たに壬生町とかで事業を興したりということ、あと都会のほうからというお話もございますが、まだそういった問合せ等は多くは来ておりません。どちらかといいますと、東京に働いている方が田舎というところとはいっても、埼玉、千葉あたりのところで行われているようで、壬生町のほうでのお話はまだ多くは聞いておりません。 ただ、町としましても、以前から進めております中心市街地の空き店舗対策として、まちなか新規出店事業のほうを進めてはいるところであります。 また、国・県のほうからサテライトオフィスでしたりテレワークについての補助等を進めていただいているところですので、商工観光課の職員としても、そういったサテライトオフィス等の研修、県のほう、国のほうで行っています研修のほうに参加しまして、研究をしているところでございます。 栃木県内でも、どちらかといいますとリゾート的なところに進出しているところが多く、まだ壬生町でのそういった問合せ等がございませんので、さらに研究をさせていただきまして、今後、検討を進めていきたいと思っております。 サテライトオフィス等につきましては以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 総務部長。 ◎総務部長(人見賢吉君) ただいまの田村議員のご質問、人口増加に向けた取組についてでございますが、定住人口、関係人口の増加を目指しました第2期の壬生町創生総合戦略の数値目標に様々な事業、KPIとして数値を設けているところでございます。 新年度の中では、1市2町の連携プロジェクトとしまして、栃木高校生地域定着促進モデル事業、こちらは高校生の地域に対する愛着の醸成による定着及び回帰の促進、こういったものも盛り込んでございます。 また、移住支援事業としまして、わくわく地方生活実現政策パッケージ、こちらを県とタイアップしながら進めていくと。あるいは住宅団地造成事業ということで、新たに土地鑑定評価業務を実施するわけでございますが、こちらは下稲葉地区の非農用地に関する事業でございます。こういった事業を通しまして、一人でも多くの定住者を増やしていこうというような考えでございます。 以上でございます。 ○議長(赤羽根信行君) 教育長。 ◎教育長(田村幸一君) ただいま田村議員のご質問にお答えしたいと思います。 田村議員おっしゃるとおり、今、コロナ禍ということで、大分学校のほうへの一般の人たちの出入りが制限されているところでございます。ご承知のとおり、卒業式、入学式等も、来賓ゼロで実施するというような状況にあるわけですけれども、コロナが完全になくなるまでは、こういったことが継続されることが想定されるわけですが、そのときに保護者の皆さんが学校の様子など心配があってもなかなか見に行けないと。今までは学校開放ですね、学校開放デーなどがあったものですから、様子を見に行くことができなかったんですけれども、そんな中で、今、学校で取り組んでいるのは、各学校ごとに学校のホームページのほうで学校のいろいろな行事や授業の様子などを大分頻繁に、学校によっては毎日のように更新して、物すごい回数の閲覧履歴があるというような学校もございます。また、学校によっては、学校を紹介するプロモーションビデオなどをつくりまして公開しているところもあります。そんな形で今やっているところですが、なかなか全部の学校が全部というわけにはいっていないと思いますので、今後、そういった先進的に取り組んでいる学校などを参考にして、全ての学校で頻繁に学校の様子を写真などで紹介したり、あるいは動画などで紹介したり、そのような形でうまくホームページなどを活用して、保護者がご自分のスマホ等で学校の様子を確認できるような、そんなことを今後、各学校に進めていきたいなというふうに今考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(赤羽根信行君) 田村議員。 ◆9番(田村正敏君) ありがとうございます。 移住支援については、このピンチがチャンスとよく言うように、先に動いていただいて、まちなか出店の事業も、いつも全て埋まらないようなところもある中で、さらに県内外、広いところから募集というのは、なかなか難しい部分もあるかもしれないんですけれども、いずれにしても、そのようにチャンスがあるというのは認識をいただいて、あるいは稲葉圃場整備の中の住宅地、あるいは六美北部区画整理事業の中の住宅地、その分譲をどのように行うかまだ分かりませんけれども、そういうところでも同じように、コロナ関係で安全というようなPRの仕方も一つであると思いますし、積極的に移住をPRしていければいいんじゃないかなというふうに思います。 また、教育委員会、今、教育長からご説明あったように、一部で始まっておりまして、大変評判もいい、学校の様子が見られるということで、実際、せっかくIT化していくという中であればこそ、授業を常に公開できるような環境は、子供も父兄も、あるいは先生も見られているという意識から質の高い教育の実施、監視というと、聞こえはちょっと悪いかもしれませんけれども、そういう意識を高める意味では意義がある部分も当然あるかと思いますので、予算化されている事業はないようでございますけれども、ぜひ予算のないゼロ予算事業というようなこととともに考えていただいて、あるいは必要であれば、補正でも何でも予算措置を取るというのも、また移住支援も、教育委員会にしてもあり得るというふうに思いますので、ご検討をお願いしたいと思います。 ○議長(赤羽根信行君) 坂田議員。 ◆7番(坂田昇一君) ページ179ページです。栃木国体開催準備事業として1億8,606万2,000円の歳出が計上されています。大きな経費としてはスポーツクライミング施設関係、業務委託のほか、実行委員会補助金が計上されていますが、令和3年度の実行委員会の事業計画についてお伺いをいたします。 ○議長(赤羽根信行君) スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長(増田茂君) 坂田議員ご質問の栃木国体開催準備事業についてお答えさせていただきます。 令和3年度実行委員会の事業計画といたしましては、総会、常任委員会、各専門委員会の会議開催や、三重国体等の視察調査、国体PR資料作成等の広報啓発事業などのほか、令和3年8月の銃剣道競技リハーサル大会運営や県民参加型のデモンストレーションスポーツでありますターゲットバードゴルフ用具整備や講習会開催などを計画しております。 以上でございます。 ○議長(赤羽根信行君) 落合議員。 ◆16番(落合誠記君) まずは168、169、音楽鑑賞会等公演事業は、報償費2万1,000円、2万円ということで事業費が計上されておりません。令和3年度においては、音楽鑑賞会等の事業を行わないのかの確認でございます。 それと、178ページ、179ページ、ゆうがおマラソン開催事業、これは680万円ほど事業費が計上されておりますけれども、この開催について見解を伺いたいと思います。 三つ目といたしましては、182、183、ふれあいプール管理事業ということで、今夏のふれあいプールの会場についてどのように考えているのか。 三点お願いいたします。 ○議長(赤羽根信行君) 落合議員、マイクを活用して、もうちょっとゆっくりお願いいたします。 ◆16番(落合誠記君) 168、169の音楽鑑賞会等公演事業でございますが、事業費がほとんど計上されていないということで、今回は音楽鑑賞会等の公演事業は見送るというか、この3年度は行わないのかの確認でございます。 2番目に、ゆうがおマラソン開催事業、これは開催についてどのような検討をされているのか。 三つ目がふれあいプール管理事業として、今夏のふれあいプールの会場についてはどのような見解があるのか。 三点お願いいたします。 ○議長(赤羽根信行君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(中村文恵君) 落合議員の質問にお答えします。 一点目の音楽鑑賞会等公演事業につきましては、令和2年度においては4公演を予定しておりましたけれども、そのうちのピアノリサイタル以外の講演会については、コロナ禍により中止となっております。そのことから、今後も引き続き、新型コロナ感染症の影響を受けることが見込まれるということで、令和3年度につきましては本事業は実施を予定せず、令和4年度に向けての審議会の委員のご意見をいただきながら計画してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(赤羽根信行君) スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長(増田茂君) 落合議員ご質問の第二点目、ゆうがおマラソン大会開催事業についてお答えいたします。 令和2年度におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、マラソン大会の開催はできませんでしたが、令和3年度の実施につきましては、今後の情勢等により実行委員会において判断されることとなりますが、担当課といたしましては、例年どおりゲストを招いて、マラソン大会開催に向けた準備をしてまいりたいと考えております。 次に、第三点目、ふれあいプールの開設でございますが、令和2年度におきましては、やはり新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、全期間休業とさせていただきましたが、ふれあいプールにつきましては、海のない栃木県において、夏のウォータースポーツを楽しむことのできる施設の一つであり、多くの人が楽しみにしている施設であると考えておりますので、今後の新型コロナウイルス感染症の状況や推移等を見ながら準備を進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(赤羽根信行君) 戸崎議員。 ◆3番(戸崎泰秀君) 127ページの河川費ですね、江川の管理事業についてなんですけれども、江川の水門を造って水量を調整するということで、私個人として、江川の黒川水門のところと恵川の水門のところ、消防団の管轄で、平成27年と令和元年の水害、両方とも管轄でいたんですけれども、特に平成27年の線状降水帯が上空にできたときの大雨が降ったときの水害のときは、江川のほうの左岸側ですね、丘になっていますので、物すごい滝のような水が流れてくると。特に古墳が三つあって、左岸には古墳が三つあって、滝のような水が流れてきて、それも水害を悪化させる原因の一つだったと思うんですが、水門を閉めることによって、その水が飲み込めるだろうというのは分かるんですけれども、逆に水門を閉めたことによって、恵川のほうの越水、これはかなり早い段階でいつも越水して、水田のほうに被害が出るというところで、恵川のほうの治水は、方針としてどのように考えているのか。 先ほど建設部長のお話にも一部ありましたけれども、もう一度、恵川のほうの治水のほうを教えていただければと思います。 ○議長(赤羽根信行君) 建設部長。 ◎建設部長(田島満君) ただいまのご質問にお答えします。 まずは、普通河川の江川によります27災、元年災の町の中の越水、公園の越水の被害を軽減するべく、昨年、緊急的な土のうの設置をいたしました。 まずは、町の中の冠水を軽減することを第1目標として整備を進めてまいりたいと思っておりますので、周辺の田んぼ等の冠水区域については、総合的に1級河川、黒川の浸水状況などを勘案しながら、田んぼダム等、周りの市町の対応等を考慮しながら、総合的に考えていきたいと思っております。まずは、町の中の被害を軽減していくということを第一に考えてまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 鈴木議員。 ◆13番(鈴木理夫君) 59ページ、上段のほうなんですが、地域公共交通網形成計画策定事業というのがありまして、壬生町の今後の公共交通の在り方を検討し、効果的、効率的な公共交通ネットワークの構築に向けてということになるわけですが、交通弱者といいますか、高齢者の方を含めて、1市2町の連携のプロジェクトもあるわけですけれども、それらを含めた、それらへのアクセスといいますか、そういったことも想定しているのか。 また、来年度といいますか、4年度には新庁舎への移転というようなこともあるわけですが、新庁舎を中心とした巡回バス的なものを考えているのかどうか。そこら辺のところを詳しく、現時点で分かる範囲しかないと思いますけれども、お願いしたいと思います。 ○議長(赤羽根信行君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(大垣勲君) 鈴木議員のご質問にお答えいたします。 地域公共交通会議のほうで、本年度から交通網形成計画というものの策定を進めておりまして、本年度と来年度、2か年にわたり進めているところでございます。 その中でアンケート調査等も行っており、そういった住民の方の声も考えながら、今後の公共交通について考えていかなくてはならないというようなところでございます。 その中で今お話ありました交通弱者の方をどう救っていくか、そういった方への交通の便を確保していくかということでございますが、本町におきましては、既にデマンドタクシーみぶまるを運用開始しておりまして、そちらにつきましては、1回300円で、町内であればどこでも行けるというようなものを運行しておりまして、多くの方に利用はいただいているところだとは思います。 ただ、その便数が少なく、1時間当たりに運べる人数が、北エリアと南エリア合わせて1時間当たり8人しか運べないというところがやはりネックとなっておりまして、そういったところも、今後、アンケート等にも設問は挙げさせていただきましたが、コミュニティバス的なものも方策の一つとしては考えているところでございます。 ただ、アンケートでは、皆さん、バスというようなことでご回答いただいてございますが、バスは運用しても、結構通るルートは固定されてしまうので、やはりちょっとでもそこから外れた方については、なかなか利用が難しいというようなところもございますので、デマンドタクシーを継続しながら、さらなる足を確保するようなことで、今後、交通会議にも諮りながら、方策は検討していきたいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(赤羽根信行君) 鈴木議員。 ◆13番(鈴木理夫君) 今、バスという話がありましたけれども、私のイメージとすれば、ワゴン車的なイメージで、集落のどこかに停留所的なものを設けて、デマンド交通等、巡回バス的なもののデメリット、そこを補ったようなものを考えていったほうが利用価値が増えるし、大きい車で空気を運んでいるような状態じゃなくて、確実に利用者の方が利用できるような、利用していただけるような、そういうシステムをぜひ考えていただきたい。 集落の中につくって、デマンドタクシーのドア・ツー・ドアに近いものと、巡回バスみたいなのと併せ持った理想的なものをぜひ研究して、そういったものを壬生モデルみたいなものをぜひつくっていただければいいのかなというふうに思いますので、ぜひそこら辺もお願いしたいというふうに思います。
    ○議長(赤羽根信行君) 大島議員。 ◆15番(大島菊夫君) 藩校サミットの中身をちょっと説明していただきたいと思います。あと藩の参加者は何名ぐらいで、どんな方が招待されるのかとか、あとは日程の問題で、1日で終わるのか、あるいは移動して、どこの会場とどこの会場でやるのか、分かっている範囲内でお願いいたします。 ○議長(赤羽根信行君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(中村文恵君) 大島議員の質問にお答えします。 第18回全国藩校サミット壬生大会につきましては、2月に実行委員会を開催いたしまして、事業内容について承認を得たところでございます。 まず、大会の日程は11月20日土曜日、21日日曜日の2日間に行われます。 まず、1日目、会場は主に城址公園になります。まず、藩主、藩校会議、記念講演、交流会などを行いまして、これは今までの大会の構成を踏襲したものでございます。そのほかに、町文化活動の発表としまして、町が取り組んでいる論語の朗誦や、壬生論語青少年・町民の主張発表などを予定しております。 それから、2日目は、エクスカーションとしまして、町内の史跡巡りのコースと、県内の名所、足利学校及び日光東照宮を巡るコースを3コース用意して、観光をしていただくことになります。 参加藩につきましては、予定としましては、全国から40藩ほどご来場いただく予定でございます。主に壬生藩主との交流のある藩として、江戸幕府の徳川とか、あと水戸藩とか、藩のほうはこれから募集をかけますので、具体的な参加藩については、ちょっとまだ申し上げられないんですけれども、一応、コロナ前の打診では40藩の方々がお目見えいただくというような話を伺っております。 以上でございます。 ○議長(赤羽根信行君) 玉田議員。 ◆8番(玉田秀夫君) 146ページ、教育相談員配置事業についてちょっとお伺いしたいと思います。 これは、今、例えば不登校とかそういう問題に関連するのかと思うんですが、不登校生徒は増えているのか、その辺をお伺いしたいと思うんですが、それと、この相談の中の内容、これが例えば不登校に対してどのような対策を練っているのか、その辺のところを伺いたいんですが。 ○議長(赤羽根信行君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(赤羽根和男君) 玉田議員のご質問にお答えいたします。 教育相談員事業につきましては、校長先生OB等の教育に造詣の深い方を4名雇用しております。4名の先生方に、不登校の相談とか指導とかのほかに、不登校によって学校に行けない子供もひばり教室のほうに通っていただいておりますので、ひばり教室での授業等をやっていただいたりしております。 あと不登校のほうの人数なんですけれども、一時期、不登校の人数が増えておりましたが、近年では減少傾向にありまして、少なくなった状況の中、横ばいの状況となっております。 以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 玉田議員。 ◆8番(玉田秀夫君) そうすると、不登校は全体的に減っているというふうに捉えてよろしいわけですか。 ○議長(赤羽根信行君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(赤羽根和男君) 一時期に比べますと減少しておりまして、それが現在、横ばいの状態で推移しているという状況になっております。 ○議長(赤羽根信行君) 小牧議員。 ◆6番(小牧敦子君) 地域おこし隊のことをお尋ねしたいので、56、57になります。 ○議長(赤羽根信行君) すみません、マイクを活用して、ちょっと大きめの声でお願いします。 ◆6番(小牧敦子君) ボードだとハウリングするんですよね。 昨年度と比べますと、地域おこし隊の中で町の情報発信、観光拠点の道の駅の活性化に当たっておられた方がいらっしゃらないということで、恐らく契約期間も終わっているかというふうに思うんですが、ここの事業がどのような成果になっておられるのか。たしか道の駅の活性化だけではなくて、例えばおも博、それからわんぱく公園とか、バンダイミュージアムとの連携を図る、そういった取組をされていたような記憶があるんですが、その成果をどういうふうに私は確認ができるのか、どんな方法があるのかちょっと教えていただければと思います。 同じく国際化推進のほうでも、たしかベトナムの方が壬生町は多いということで、ベトナム語を話せる日本人の方という要件だったように思いますが、この方はいらっしゃるのか。いらっしゃらなければ、なかなか人材として難しければ、ほかの資格要件にされている、そんな検討があるのかをお聞かせ願いたいと思います。 二点目なんですけれども、今度はハイウェーパークそのもののことなんですが、ページでいうと132でしょうか。今、ハイウェーパークのほうは、契約のほうは単年度の更新になったようには確認しますけれども、記憶しますが、それで間違いないのかで、新しい年度も、この商工会さんであり、採択を受けた団体が食工房なり、直売所なりをやる。これは全く変わらないのか、構成メンバーが変わらないのかということと、使用料や光熱費を頂くという、そのやり方も全く変更ないのか。運営のほうをお聞かせいただければと思います。 以上、二点です。 ○議長(赤羽根信行君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(太田弘人君) 小牧議員ご質問の一点目、地域おこし協力隊につきまして、まずみらい館に配置させていただいております地域おこし協力隊につきましては、本年度につきましては、委託という形で実施をしていただいております。その活動としましては、SNSでの地域情報の発信でしたり、またわんぱく公園を利用してフォトコンテストでしたり、そういったことを実施しているんですが、コロナ禍の影響によりまして、みらい館への集客も、もちろん6割程度になっております。また、人を集めることがなかなか難しい状況ですので、実施はしておりますが、大人数を集合させることが難しいということで、SNS上のフォトコンテストでしたりが主な事業として行われております。 実際にわんぱく公園に来ていただいて、お散歩をしながら写真撮影をする「お写ん歩(おしゃんぽ)」というような名前のものも実施をしたりしておりますので、そういった意味でいろいろな地域に発信をしているような状況です。 また、二つ目の国際関係のほうですけれども、何人か応募はございましたが、こちらが求めている応募内容に合致しておりませんで、採用までには至っておりません。また、お問合せのほうも何件かは来ておりますが、まだ実際の採用はされておりません。 以上が地域おこし協力隊になります。 続きまして、二点目のみらい館につきましてお答えいたします。 みらい館につきましては、今年度も変わらないメンバーで変わらない運営状況で実施をしております。また、来年度につきましても、同じ内容で継続して進めていきたい予定でおりますが、コロナ禍によりまして、前年比で1月現在ですと、来客のほうが58%ぐらいの来場数になっております。もっと前の通常時期からしますと、55%ぐらいの来場となっておりまして、運営自体につきましては各店舗が苦慮している状況です。そういった中ですが、来年度につきましても、同じように運営をしていっていただきたいと思っております。 ただ、イベント等につきましては、ご存じのとおり、昨日もお話ありましたが、みぶの日のほうも中止になってしまいまして、そういった外でのイベントでありますが、イベント等も実施できない状況ですし、また南広場に出店しておりますエリアをお貸ししているお店につきましても、コロナ禍によりまして制限をさせていただいている状況です。ですので、収入のほうも大きく変わってしまっているような状況です。 以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 小牧議員。 ◆6番(小牧敦子君) 地域おこし隊の方、私は国のほうが10分の10かと思っていたんですが、今は完全な一般財源ということになっておりますので、コロナだからこそできること、情報発信とか、例えば業態を変えていくとか、担当する内容、分野を広げるなり、ぜひ努力をしていただきたいと思います。 みらい館の話なんですが、全く変更がないという形でされるということで、これは運営主体を指定管理なり三セクのような形で民間活力を導入するという話が以前はあったようには伺うんですけれども、コロナだからこそ、今入っていただいている方にも踏ん張っていただきたいので変更ないのか、それとも未来永劫、この形の契約を変えない方針があるのか、コロナの影響でどうなのかということ、どちらになるんでしょうか。 ○議長(赤羽根信行君) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(太田弘人君) 議員のお話しいただいたとおり、いろいろな手法があると思っております。それにつきましても、常に研究をさせていただいているところではありますが、何しろおっしゃるとおりコロナ禍という状況で、なかなか思ったような形の方向には進めない状況でございます。 今後も、またさらにいろいろな手法を検討しながら進めていく方向ではございますので、ですが、まだ内容について、また確実な話はできるところではございません。 また、地域おこし協力隊につきましては、一般財源ではなく、やはりお金を国のほうから頂いて実施をするような事業を継続させていただいているところです。 以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(大垣勲君) 小牧議員の話のありました地域おこし協力隊の財源でございますが、概要説明書では一般財源のほうで財源が充てられていることにはなってございますが、こちらの地域おこし隊につきましては、特別交付税の措置がございまして、そちらにつきましては、事業のほうには特に充当はしないような形で予算編成はさせていただいてございますので、その点、付け加えさせていただきます。 以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 歳出全般についての質疑を終了いたします。 以上で一般会計予算決議を終了いたします。 次に、議案第32号 令和3年度壬生町国民健康保険特別会計予算決議について行います。 特別会計については、歳入歳出を一括にして行います。 江田議員。 ◆11番(江田敬吉君) 櫻井副町長が説明してくれた説明用の資料で質問しますので、幾つでもありませんので、37ページの国民健康保険の説明資料で質問します。 一つは、支払基金から、これは前に健保会計のほうに繰入金というのか、負担金というのかよく分からないですけれども、入っていたのを何でなくなったのというのを質問したような気がするんですよ。忘れちゃって、何だか分からなくなったので、改めて質問しますけれども、支払基金の構成組織というのはどういう団体の構成組織になりますか、一つは。 それで、今ここから介護保険のほうに8億7,000万円ぐらい補助金だか負担金だかいっていますでしょう。健保会計のほうにはゼロになっているんだよね。これ前はここから健保会計に入っていたと思うんだけれども、そこがゼロになったのはいつからで、介護保険が赤字でしょうがないので、そっちへ回しちゃったのか、このいきさつについて分かっていたら教えてください。 ○議長(赤羽根信行君) 民生部長。 ◎民生部長(粂川延夫君) ただいまの江田議員のご質問にお答えいたします。 まず、第一点目の基金ですね、支払基金の件でございますが、構成メンバーというお話ですが、基金が独立した一つの組織でございまして、この国民健康保険や介護保険の業務に関しましては、各保険者が各保険者ですので、協会けんぽとか市町村職員共済組合とか、国民健康保険とか、そういった健康保険の保険者がその基金にお金を出しまして、それを集めた基金が各保険者に前期高齢者分とか、そういったものを配分するという役割を担っておりまして、そういった業務を行っておるものでございます。 それから、基金からのお金が動いているということでございますけれども、そういったことで各保険者の会計のほうに基金からお金が出入りしているというようなことになってございます。 ○議長(赤羽根信行君) 江田議員。 ◆11番(江田敬吉君) 半分ぐらいは合っていて、半分ぐらいは合っていないんじゃないかという感じでお聞きをしました。 支払基金の構成組織というのは、健保団体、健康保険団体というのは公務員健保も含めてみんな加入して、そこで集めた金を弱いところへ支出すると、こういう形式だと思うんですよね。それで、国民健康保険も参加をしていると言うんだけれども、国民健康保険はここへ拠出するほど能力ないんでしょう、多分ね、もらうほうで。壬生の国民健康保険会計に対しても8億7,000万円を交付してくるんでしょう、これ、この中に入っているんだから、基金拠出金って。大部分は健保組合が、健康保険組合というのが大企業を中心に必ず組織されていて、そこがかなりの金額を負担しているはずですよ。そういう組織の構成を詳しく調べようとすると、どこを見たら分かりますか。 担当部署もちょっと把握していないところがあるみたいだから、意地悪く聞いていると申し訳ないから、私のほうでも調べます。 問題は、健康保険会計が相当窮屈になってきているんでしょう。それで、わらをもつかむという言葉があるけれども、できるだけ健康保険財政の歳入の幅を広げていく努力も並行してやる必要があるというふうに認識しているんですよ。 介護保険のほうに、以前は健康保険、国民健康保険に支払基金のほうから援助されていたやつが消えちゃって、全額介護保険へいっちゃったんでしょう、これ。これはいつからそうなったんですか。私の認識は間違っていたら、それは訂正しますけれども、国民健保のほうに相当の資金が入っていたはずなんですよ、認識では。今ゼロでしょう、国民健康保険は。支払基金のほうからゼロだから、8億7,000万円がそっくり介護保険のほうへ入っているんですよね。だから、これは国民健康保険のほうは項目だけあるんですよ。項目だけあるけれども、基金から入ってくるのは、1万円だか1,000円だか、たったそれだけ書いてあるだけでしょう、これ、歳入で。そういうことをちょっと教えて。 ○議長(赤羽根信行君) 民生部長。 ◎民生部長(粂川延夫君) ただいまの江田議員のご質問にお答えいたします。 診療報酬支払基金の件でございますが、現在、平成30年度から国保会計は県単位化になりました。したがいまして、そういったものは県のほうに入りますので、町の国保特会のほうには入ってこないと、そういうようなことになっております。 それと、ただいまお話ありました基金繰入金1,000円ということですけれども、ページ数でいきますと214、215ページになりますが、こちらにつきましては町の財政調整基金繰入金ということでございまして、町でつくっている基金、そちらからの繰入金見込み計上1,000円ということのものとなってございます。 以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 田部議員。 ◆2番(田部明男君) 220ページ、3款1項の医療給付費のところですが、1目の一般被保険者医療給付費分、これが見ると8,614万円、約1割も減っています。これはどういう理由から、昨年度に比べたら減っているんですが、こういうことで予算を立てても大丈夫だと見込んだと言ったらいいんでしょうか。どういう目算でこういうふうになったのか教えてください。 ○議長(赤羽根信行君) 住民課長。 ◎住民課長(岩崎賢治君) こちらは一般被保険者医療給付費納付金ということで、一般被保険者分の医療費に係る分として納付するものとなっております。こちらについては、年間の各年度ごとの給付費とか、あるいは人口というか被保険者数、そういったものを勘案しまして、全体の予算額も減少しているということがありますが、被保険者数が減少するということで、全体の予算自体が少なくなってきているということもあるかと思います。 以上です。 ○議長(赤羽根信行君) 小牧議員。 ◆6番(小牧敦子君) 私も概要説明書を見ながら尋ねたいと思います。 37ページです。このページには表が三つあります。一番上の表は、ここの説明書にもありますように、中にいらっしゃる被保険者そのものが減っているので、会計全体が小さくなるということを対前年比からすると、こういう数字に減っていく、それは分かります。 2段目の表を見ますと、1人当たりの税の負担が前年に比べると小さくなっているんですね。よかったなという思いがあるんですが、一番下の表を見ますと、給付費のほうは増える一方なんだということなんですね。これ真ん中の表の平均値を見ると、減っているようには見えても、被保険者の中、所得に応じてバランスがどうなっているのかなというところをお聞かせいただきたいんです。 今、私、国保の財政健全化計画、この前頂いたものですよね、これを見ると、200万円以下の所得の方が78.8%、要は本当に低所得者の方の支援が行き届いています。私も以前、資産割はなくしたほうがいいと提案した側です。そういう低所得者の方に手厚ければ厚いほど、現役世代の方にそのしわ寄せがいっていないのかしらというような思いがあります。 なぜこんな質問をするかというと、この前、お子さんが3人か4人いらっしゃるママから、小さな子供も均等割の頭数に入ってしまうと。とてもとても子育てしながら、これだけの保険料を納めるのはすごいきついんですというふうに言われました。 この表の見方、1人当たり平均では税の負担が減っているけれども、実際問題、そういう税負担の割合が前年度と比べてどうなっているのか、ちょっと教えてください。 ○議長(赤羽根信行君) 税務課長。 ◎税務課長(小谷野紀雄君) 小牧議員さんのご質問にお答えいたします。 国保税につきましては、令和2年度より税率の改定をさせていただきまして、資産割を廃止しまして、全体的な税率の引上げを実施したところでございます。 資産割の廃止に伴う不足分につきましては、主に所得割の部分で補うような改正を行ったわけでございまして、それによりまして税負担の応能応益割合といいますか、所得負担能力に応じてご負担をいただくような、それと受けるべき受益に対して等しくご負担をいただく分の割合が応能部分が約55%、応益部分が45%というふうな割合で税率のほうは設定をさせていただいております。そのような中で低所得者に対しましては均等割、それと平等割の所得に応じた軽減措置、7割軽減、5割軽減、2割軽減というふうなものがございますので、低所得者の方に対しましては、そういった軽減措置を行っております。 また、お子さんがたくさんいらっしゃる方の均等割の部分、小さなお子さんも1人カウントで均等割が同じようにかかるということでございますけれども、この辺につきましては、今、国のほうで制度改正というんですかね、制度改革の検討がなされておりまして、年少者、未就学児ですかね-を対象にした均等割の軽減というふうなことも、今、国のほうでは検討されているというふうなことがございますので、そういった国の動向を見ながら、そういった改正があれば導入をして、負担軽減を図っていく必要があるんだろうなと考えております。 以上でございます。 ○議長(赤羽根信行君) 質疑を終了いたします。 以上で壬生町国民健康保険特別会計予算決議を終了いたします。 次に、議案第33号 令和3年度壬生町奨学資金特別会計予算決議について行います。     〔発言する者なし〕 ○議長(赤羽根信行君) 質疑を終了いたします。 以上で壬生町奨学資金特別会計予算決議を終了いたします。 次に、議案第34号 令和3年度壬生町介護保険事業特別会計予算決議について行います。 田部議員。 ◆2番(田部明男君) 262ページ、これも先ほどの国保と似たような質問なんですが、2款保険給付費の中の1項6目居宅介護サービス計画給付費がやはり1割ぐらい減っている。思うと、居宅介護サービスというのは、これからどんどん充実していって、ここのところの予算は削っていいものかな、どうなのかな、大丈夫かなというふうな心配をしているんですが、こういう見込みを立てられた根拠をちょっと教えてください。 ○議長(赤羽根信行君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(熊倉律子君) ただいまのご質問にお答えいたします。 2款、居宅介護サービス計画給付費のほうですけれども、こちらは確かにケアマネジャーさんの計画を作成する事業費になりますが、こちらについては、昨年度の実績に合わせて、今回はこの計上をさせていただいています。 こちらに併せて、介護予防の計画のほうについては需要が伸びておりますので、そちらについては次のページの264ページのほうになるんですが、こちらについては実績に基づいて増額計上させていただいております。 以上でございます。 ○議長(赤羽根信行君) 民生部長。 ◎民生部長(粂川延夫君) ただいまの健康福祉課長の答弁に付け加えさせていただきます。 減少の見込みとなっている理由は、もう一点ほどありまして、施設利用者のほうが増えておりまして、居宅のほうは伸びていないというようなことがございまして、このようなことになってございます。 ○議長(赤羽根信行君) 江田議員。 ◆11番(江田敬吉君) 介護制度のサービスを提供する側の事業の撤回方法について、介護保険法と、国が定めた何でしたっけ、あと。その法律を基本にして市町村の経営責任を果たしていくと、こういう仕組みで介護事業が営まれていると、こういう認識で間違いないですね。大丈夫ですね。 それで、今日聞いておきたいのは、これから国のほうの意見も少し私自身としてお尋ねしたいと思っているんですよ。それはどういうことかというと、介護事業全体を強化していく、一層進む高齢化社会における介護体制の在り方について、今までの仕組みで、やり方でいいのかどうかという問題について、介護保険が始まったときから疑問視して議論してきたという経過があるんですよ。 それで、最近の事例として、特別な仕組みをつくって、法律の枠から外れてはみ出しても、事業経営は国は認めるよという制度ができているかどうか、そういう話もちょろっと耳にしているものだから、全部駄目よと、従来どおりやらなくちゃ駄目よということで固まっているのか。担当部署としてその辺の把握をしていますか、聞いているか、教えてください。 ○議長(赤羽根信行君) 民生部長。 ◎民生部長(粂川延夫君) ただいまの江田議員のご質問にお答えいたします。 介護のほうから外れてというところが、どうもその点でお答えづらいんですけれども、介護保険の仕組みの中で、地域支援事業ということで、例えば要介護、要支援にならないように予防していく、そういったことのほう、例えば基本チェックリストというものがございまして、そちらで生活機能の低下が見られるような方、そういう方に対するサービスを実施して、今申し上げたようなことを図っていくと。 それから、65歳以上の全ての高齢者を対象とした一般介護予防事業、こういったものがございますので、そちらのほうの事業も進めていって、介護サービス費、介護給付費、そういったものの減少を図っていきたいというふうに考えてございます。 ○議長(赤羽根信行君) 江田議員。 ◆11番(江田敬吉君) 最後にもう一言、介護事業が順調なら、こんな質問する必要ないんですよ。介護事業はパンク寸前で、国も地方もさんざん議論してきて、何も変わらないで保険料の値上げで通してきたという結果でしょう。これはいつまでこんなこと続くのかよく分からないんだけれども、だから、方法を変えて、私が言いたいのは、方法を変えて、今の仕組みからこだわらないで、介護事業の在り方について、もう少し地域の経営責任を生かせるような介護事業の展開の方法というのはあるんじゃないかと、こう思っているんですよ。それをやらないと、今、部長が答弁したように、病気にならないんだと、それから弱くならないんだと、人に面倒を見てもらわないで、介護されないで人生終わるんだと、こういうのが理想で、その健康づくりというのは、各課共通でやっているんでしょう。統一してやったほうがいいんじゃないかと言ったこともあるんですよ。教育委員会がやったり、各課でやったりというふうに分散しないで、もう少し町民の健康を保持、管理、強化、強める取組というのは、系統的にもっとやったほうがいいんじゃないのという話を繰り返しやってきたんですが、今でも従来どおりやっているんでしょうからね。それは健康保持のための予算もある程度つけてやらないとならないから、それは当然のこととして、今言ったようなことについて、私が言ったようなことについて、抜本的に介護事業にメスを入れていかないと大変なことになると思っているんです、私の認識は。だから、こんなことを繰り返して言ってきたんですけれども、町としてもあまり突っ込んだ検討をされていないようですから、ぜひその辺は、私が今、質問に立っていることについて厳しく受け止めてもらって、可能性があるなら少し追求してもらいたいと、こう思うんです。要望も含めて何か考えがあったら答弁してください。 ○議長(赤羽根信行君) 民生部長。 ◎民生部長(粂川延夫君) ただいまの江田議員のご質問にお答えいたします。 確かに江田議員ご指摘のとおり、縦割りでは限界もございますし、効率もよくないというようなことも確かにあるかと思っております。そういったこともありまして、最近では医療と介護の一体的な保健事業とか、そういったことを取り組むようにと、そういうようなこともありますので、今後そういったことに取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(赤羽根信行君) 質疑を終了いたします。 以上で壬生町介護保険事業特別会計予算決議を終了いたします。 次に、議案第35号 令和3年度壬生町後期高齢者医療特別会計予算決議について行います。     〔発言する者なし〕 ○議長(赤羽根信行君) 質疑を終了いたします。 以上で壬生町後期高齢者医療特別会計予算決議を終了いたします。 次に、議案第36号 令和3年度壬生町水道事業会計予算決議について行います。     〔発言する者なし〕 ○議長(赤羽根信行君) 質疑を終了いたします。 以上で壬生町水道事業会計予算決議を終了いたします。 次に、議案第37号 令和3年度壬生町下水道事業会計予算決議について行います。     〔発言する者なし〕 ○議長(赤羽根信行君) 質疑を終了いたします。 以上で壬生町下水道事業会計予算決議を終了いたします。 これをもって総括質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております各会計の予算決議については、会議規則第37条第1項の規定により、所管事項ごとに各常任委員会に付託したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤羽根信行君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいま議題となっております7議案については、所管事項ごとに各常任委員会に付託することに決しました。 各常任委員会は、3月19日正午までに審査を終了し、議長宛て報告をお願いいたします。 なお、各常任委員会の審査日程はあらかじめ配付したとおりであります。--------------------------------------- ○議長(赤羽根信行君) 以上で本日の議事日程は全てが終了いたしました。 本日はこれにて散会といたします。 お疲れさまでした。 △散会 午後2時17分...