壬生町議会 > 2018-08-29 >
09月03日-01号

  • 公文書管理法(/)
ツイート シェア
  1. 壬生町議会 2018-08-29
    09月03日-01号


    取得元: 壬生町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-11
    平成30年  9月 定例会(第4回)壬生町告示第85号 平成30年第4回壬生町議会定例会を次のとおり招集する。 平成30年8月29日                             壬生町長  小菅一弥 1 招集の日  平成30年9月3日 2 招集の場所 壬生町議会 議事堂          ◯応招・不応招議員応招議員(16名)     1番  後藤節子君      2番  田部明男君     3番  戸崎泰秀君      4番  遠藤恭子君     5番  赤羽根信行君     6番  小牧敦子君     7番  坂田昇一君      8番  玉田秀夫君     9番  田村正敏君     10番  中川芳夫君    11番  江田敬吉君     12番  市川義夫君    13番  鈴木理夫君     14番  楡井 聰君    15番  大島菊夫君     16番  落合誠記君不応招議員(なし)          平成30年第4回壬生町議会定例会議事日程(第1号)                  平成30年9月3日(月曜日)午前10時開会日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期決定日程第3 教育民生常任委員会の閉会中の継続調査結果報告について(委員長報告)日程第4 議案第1号 壬生町放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部改正について日程第5 議案第2号 城址公園ホールホール舞台照明機構設備改修工事請負契約の締結について日程第6 議案第3号 社会資本整備総合交付金事業公共下水道工事(北部第七排水区)請負契約の締結について日程第7 議案第4号 壬生町教育委員会委員の任命について日程第8 議案第5号 壬生町固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第9 議案第6号 壬生町固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第10 議案第7号 平成30年度壬生町一般会計補正予算(第1号)決議について日程第11 議案第8号 平成30年度壬生町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)決議について日程第12 議案第9号 平成30年度壬生町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)決議について日程第13 議案第10号 平成30年度壬生町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)決議について日程第14 議案第11号 平成30年度壬生町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)決議について日程第15 議案第12号 平成30年度壬生町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)決議について日程第16 議案第13号 平成29年度壬生町水道事業会計未処分利益剰余金の処分について日程第17 議案第14号 平成29年度壬生町一般会計歳入歳出決算認定について日程第18 議案第15号 平成29年度壬生町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について日程第19 議案第16号 平成29年度壬生町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について日程第20 議案第17号 平成29年度壬生町奨学資金特別会計歳入歳出決算認定について日程第21 議案第18号 平成29年度壬生町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について日程第22 議案第19号 平成29年度壬生町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について日程第23 議案第20号 平成29年度壬生町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について日程第24 議案第21号 平成29年度壬生町水道事業会計決算認定について日程第25 報告第1号 平成29年度健全化判断比率及び資金不足比率について日程第26 議員派遣について---------------------------------------出席議員(16名)     1番  後藤節子君      2番  田部明男君     3番  戸崎泰秀君      4番  遠藤恭子君     5番  赤羽根信行君     6番  小牧敦子君     7番  坂田昇一君      8番  玉田秀夫君     9番  田村正敏君     10番  中川芳夫君    11番  江田敬吉君     12番  市川義夫君    13番  鈴木理夫君     14番  楡井 聰君    15番  大島菊夫君     16番  落合誠記君欠席議員(なし)---------------------------------------会議に出席した説明員の職氏名 町長        小菅一弥君   副町長       櫻井康雄君 総務部長      出井 透君   民生部長      神長利雄君 経済部長      篠原一雄君   建設部長      高木英雄君 総務課長      粂川延夫君   総合政策課長    人見賢吉君 税務課長      越路正一君   住民課長      平石二美夫君 こども未来課長   臼井優子君   健康福祉課長    臼井浩一君 生活環境課長    川又孝司君   農政課長      小谷野紀雄君 商工観光課長    神永全始君   建設課長      増田典耕君 都市計画課長    大垣成仙君   水道課長      林 光一君 下水道課長     池田 茂君   新庁舎建設室長   増山士郎君 会計管理者兼会計課長        教育長       田村幸一君           大橋 肇君 教育次長      渡辺好央君   学校教育課長    赤羽根和男君 生涯学習課長    尾花利夫君   スポーツ 振興課長 大柿悦子君 農業委員会事務局長 若林俊彦君   代表監査委員    熱田幸一君---------------------------------------事務局職員の職氏名 事務局長      高山郁夫    議事係長      大垣仁美 書記        太田弘人 △開会 午前10時00分 △開会 ○議長(楡井聰君) おはようございます。 ただいまの出席議員数は16名であります。定足数に達しておりますので、これより平成30年第4回壬生町議会定例会を開会いたします。--------------------------------------- △開議 ○議長(楡井聰君) 直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(楡井聰君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告を行います。 監査委員から平成30年5月、6月、7月の例月現金出納検査報告書及び平成30年度第1回、第2回実施分の定期監査報告が提出されております。 また、町長から地方自治第108条第1項の規定により議会において規定されている事項について専決処分した旨の報告が提出されております。 なお、いずれも報告書の写しは、お手元に配付したとおりであります。 以上で諸般の報告を終わります。--------------------------------------- ○議長(楡井聰君) それでは、日程に入ります。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりでありますので、日程に従って会議を進めます。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(楡井聰君) まず、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員には、会議規則第122条の規定により、     5番 赤羽根信行議員     6番 小牧敦子議員 を指名いたします。--------------------------------------- △日程第2 会期決定 ○議長(楡井聰君) 次に、日程第2、会期決定の件を議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、本日9月3日から9月20日までの18日間といたしたいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本定例会の会期は、本日9日3日から9月20日までの18日間と決しました。--------------------------------------- △日程第3 教育民生常任委員会の閉会中の継続調査結果報告について(委員長報告) ○議長(楡井聰君) 次に、日程第3、教育民生常任委員会の閉会中の継続調査結果報告についての件を議題といたします。 会議規則第74条の規定により、教育民生常任委員会から「学力向上支援に関する取り組みについて」の調査報告が提出されておりますので、教育民生常任委員会委員長からの報告を求めます。 教育民生常任委員会委員長、田村正敏議員。     〔教育民生常任委員長 田村正敏君登壇〕 ◆教育民生常任委員長(田村正敏君) 皆さん、おはようございます。 教育民生常任委員会に係る閉会中の継続調査結果を報告申し上げます。 平成30年第2回壬生町議会定例会において、閉会中の継続調査といたしました、所管における「学力向上支援に関する取り組み」について、8月7日、8月30日の2日間にわたり、全委員出席のもと調査しました経過と結果をご報告申し上げます。 まず、教育委員会学校教育課より説明を受けました。 委員からの「学校教育支援員フルタイムティーチャーなどの年齢や雇用の状況はどのようになっているのか。身分はどうなのか」という質問に対し、「年齢の幅はありますが、長い方で10年ほど継続し、40歳過ぎの方もいます。また、学校教育支援員も教員助手もフルタイムティーチャーも臨時職員扱いになっており、賃金形態も時給です」との回答を受けました。 また、委員からの「チームミーティングなどは頻繁に行われているのか」という質問に対し、「必要に応じ随時行われています。各学校の運用になりますが、計画的に配置されていることがほとんどです。例えば授業の中で少人数活動をやるため、教室の半分を担任と学力向上支援員で分けるとき、評価をするのに担任と学力向上支援員の評価の仕方が違ってきてしまうので、そうならないように、授業の前段階のミーティングで評価の基準を決めて授業に入るようにしています」との回答を受けました。 また、委員からの「学力向上支援員は明確な免許という条件があるが、面接等はあるのか。学校生活支援員と教員助手の条件は、能力があると判断される者となっているが、採用に係る細かい取り決めがあるのか。判断は誰がするのか」という質問に対し、「学力向上支援員は、教育長と指導主事、次長、課長が面接し、採用を決めています。そのほかについても指導主事が面接し、フルタイムティーチャーは教育長が面接しています。学校生活支援員は、履歴書提出時に、看護師等特別な資格を持っていれば優先的にお願いします。また、面接時にどのようなサポートができるかを確認し、経験があれば加味します。内規としては、その者の理解力、判断力、表現力、その他学校教育支援員としての適性の有無を判断となっています」との回答を受けました。 また、委員からの「具体的に生活支援員がどのような支援をしているのか。例えばどのような資格を持っているのか」という質問に対し、「学力向上支援員は教育に携わりますので、免許が必要になりますが、学校生活支援員に関しては適性が主になると考えています。子供の面倒を見るのに適した方というところで面接が実施されていると考えています」との回答を受けました。 また、委員からの「不登校の原因の一つである中1ギャップの対策として、壬生町では何か交流があるのか」という質問に対し、「児童生徒の面から見た部分と、教職員の面から見た部分があると思いますが、児童生徒に関しては、小学校6年生に中学校に来てもらい、中学校の生活をわかってもらうという交流をしております。教員レベルとしては、今年度から全部の中学校で小中連携研修会という名前で新たに始まったのですが、内容は、中学校の先生全員が小学校に行き、実際に小学校の先生がどのような授業を行っているのかを見て、その後に意見交換の場を設けるなどして、小・中学校の指導のギャップがないようにしました。来年度は、小学校の先生たちが中学校の授業を一斉に見に行き意見交換をするなどし、指導のギャップがなくなるようにしていく取り組みを始める予定です。また、教員間での情報の引き継ぎということで、小学校6年生が中学校に上がるときは、小学校での学びとか指導上注意するべきことなどは情報共有をしていますし、中学校の生徒指導主事と小学校の児童指導主任も定期的に会合を持ちまして、指導の方向性など情報共有をしています」との回答を受けました。 また、委員からの「英検対策や支援はあるのか」という質問に対し、「ALTの配置を増やして、外国語教育の授業を充実させるということはやっていますが、英検の資格を取得するための費用の負担は行っていません」との回答を受けました。 また、委員からの「不登校への対応は」という質問に対し、「中学校では、県費の教育相談担当の教諭がおりまして、この先生が個別に対応しているというケースがほとんどで、小学校では、壬生小など規模の大きいところでは、児童指導主任が担任を持たずに対応できるようになっています。小規模校では、教頭先生、校長先生も協力いただき、全校体制での対応をしています」との回答を受けました。 また、委員からの「学力向上に関し、具体的な成果は上がっているか」という質問に対し、「学力向上については、教育支援等人的配置のほかに、教育長が学力向上12施策という取り組みを実施しています。町全体としては、とちぎっ子学習状況調査ですとか全国学力・学習状況調査の結果からも、学力は向上していると捉えています」との回答を受けました。 質疑を終え、委員会として、学力向上に関する取り組みは、本人の将来のため、また不登校の要因を減らすためにも重要であり、今後ともしっかり取り組むよう要望いたしました。また、特別支援を学校全体で取り組んでいくということは、子供の情操教育、多様性、ユニバーサルな社会の形成というところでも非常に大事なところであるので、さまざまなジャンルで取り組みを続けていくよう要望をいたしました。 以上、教育民生常任委員会の閉会中の継続調査結果報告とさせていただきます。 平成30年9月3日、教育民生常任委員会委員長、田村正敏。 ○議長(楡井聰君) 以上で教育民生常任委員会の閉会中の継続調査の結果報告についての件を終わりにいたします。--------------------------------------- △日程第4 議案第1号 壬生町放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部改正について ○議長(楡井聰君) 次に、日程第4、議案第1号 壬生町放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕
    ○議長(楡井聰君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 小菅一弥町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) おはようございます。 議案第1号 壬生町放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部改正についての提案理由を申し上げます。 今回の改正につきましては、厚生労働省令である放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部が改正されたことに伴い、本条例の一部改正を行うものでございます。 改正の内容につきましては、第一点目は、高等学校を卒業していない者でも一定の実務経験があり、かつ、町長が適当と認めた場合は、県が実施をする子育て支援員研修を受講した後、放課後児童支援員となることができるよう基礎資格が拡大されたこと。第二点目は、現行においては、学校教育の規定により、学校の教諭となる資格を有する者を放課後児童支援員の基礎資格として規定しているところ、教員免許状の更新を受けていない場合の取り扱いを明確にし、有効な教員免許状を取得した者を対象とするよう条文を改めるものでございます。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いいたします。 ○議長(楡井聰君) 質疑に入ります。 小牧敦子議員。 ◆6番(小牧敦子君) お尋ねをいたします。 この改正の中で、(10)のその5年以上の放課後児童健全事業に従事した者、この該当する部分なんですが、今現在、知事が定めた講習を受けるようになったわけですが、この講習制度が入った以降の5年間なのか、あるいはそうではなくて、今までそういった講習が入る前の実績もカウントされるのか、どちらになるでしょうか、教えてください。 ○議長(楡井聰君) 神長利雄民生部長。 ◎民生部長(神長利雄君) お答えいたします。 この条例は、ことしの30年4月1日に施行となってございますが、この第10号の追加につきましては、今おっしゃったとおり、5年以上の経験があるということで、その後、町長た適当と認めた者ということで、これはあくまでこの条例の施行日以降にこれが拡充されたということで、この5年以上経験があれば、従前ですね、この者は支援員になるということができるというものと解釈しています。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより議案第1号 壬生町放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第5 議案第2号 城址公園ホールホール舞台照明機構設備改修工事請負契約の締結について ○議長(楡井聰君) 次に、日程第5、議案第2号 城址公園ホールホール舞台照明機構設備改修工事請負契約の締結についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(楡井聰君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 小菅一弥町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第2号 城址公園ホールホール舞台照明機構設備改修工事請負契約の締結についての提案理由を申し上げます。 城址公園ホールは、昭和60年11月の開館以来、約33年が経過をし、経年劣化により施設の改修が必要となってきております。特に大ホールの照明機構設備等は、機器の修繕部品の調達が困難になってきており、定期保守点検においても照明装置等部品の劣化による安全性の低下が指摘をされ、早急な対応が必要な状況であります。そのため、事業開催中の不測の事態に備え、舞台照明機構設備の性能や利用者の安全を確保するため、改修工事を計画的に実施するものであります。 今回の工事は、第3期工事といたしまして、舞台照明設備及び舞台機構設備の更新並びに誘導灯設備の更新をするものであります。本工事は、一般競争入札を執行したところ、最低価格者でありました株式会社アスライブと8,930万5,200円で、平成31年6月14日を工期として工事請負契約を締結するものでございます。 また、当該工事は、照明設備及び機構設備等が受注生産のため製作に時間を要するため、債務負担行為により平成30年度から31年度にかけて実施をするものであります。このため、地方自治第96条の規定により、議会の議決を得たく提案をいたした次第であります。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いいたします。 ○議長(楡井聰君) 質疑に入ります。 田部明男議員。 ◆2番(田部明男君) 契約金額が8,930万5,200円ということなんですが、これの落札率を教えてください。 ○議長(楡井聰君) 尾花利夫生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(尾花利夫君) お答えいたします。 85.96%でございます。 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより議案第2号 城址公園ホールホール舞台照明機構設備改修工事請負契約の締結についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第6 議案第3号 社会資本整備総合交付金事業公共下水道工事(北部第七排水区)請負契約の締結について ○議長(楡井聰君) 次に、日程第6、議案第3号 社会資本整備総合交付金事業公共下水道工事(北部第七排水区)請負契約の締結についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(楡井聰君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 小菅一弥町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第3号 社会資本整備総合交付金事業公共下水道工事(北部第七排水区)請負契約の締結についての提案理由を申し上げます。 北部第七排水区は、至宝町及び六美町の市街化区域30ヘクタールの雨水の排除を目的に、平成8年に国の認可を取得し、県道宇都宮・栃木線の4車線化拡幅整備にあわせて、県道内雨水幹線の布設を完了させ、順次、道路整備にあわせて側溝等を整備し、雨水の排除に努めてまいりました。 その間、今回の実施地区においては、暫定的な措置ではありますが、地下浸透槽等の整備により雨水排除の軽減対策を実施してきたところであります。しかしながら、近年頻発しておりますゲリラ豪雨により浸水の被害が発生していることから、恒久的な雨水排水流末を確保する必要があり、雨水管を整備するものであります。 本工事は、一般競争入札により執行したところ、最低価格者でありました佐藤工業株式会社と1億4,968万8,000円で、平成31年3月8日を工期として工事請負契約を締結するものでございます。 つきましては、地方自治第96条の規定により、議会の議決を得たく提案をいたした次第であります。 下水道施設は、住民にとって快適な生活環境を確保するために欠くことのできない重要な施設の一つであります。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いいたします。 ○議長(楡井聰君) 質疑に入ります。 江田敬吉議員。 ◆11番(江田敬吉君) ずっとこの下水整備にかかわってきたものですから、やっと手がつくことになるのかなと、こういう感じです。いずれにしても、このエリアは、昔は農地で、市街化になって住宅が増えて、その雨水をどこへも流す道がなくてあふれ出すと、こういう環境で放置されてきた。24、5年前に、建設当時の建設大臣の当時ですから、認可を受けたやつが、何回か役人の皆さんと議論をして、どうするんだと、これ、こういう話をしてきたんですが、結局先送りされて、今日まで手がつかずに来た。こういうのが実態なんですね。 それで、工事名は、どえらい工事でもやるかなと思うほど何か立派な名前がついていますけれども、やっている工事内容はどの程度にどうするのかというのは、私自身もまだよく理解していません。 それで、基本的には、この雨水計画は、線路をくぐらせて、この線路の東側の市街地の雨水を体育館のほうへ持っていって恵川に流すと、こういう計画なんですね。だから相当工事費がかかるので、調整区域内で15億円も予算を議会で認められて、調整区域内の雨水対策をずっとやってきたんです。これは後で質問しますけれども、15億円じゃなくて半分ぐらいで完了したみたいなうわさも聞いていますから。 したがって、私は、これも姿川へ流す計画が石橋地区から反対されて、計画をまるっきり変えて、南側のほうのゴルフ場の東側のところへ大きな沈殿池をつくって、そこへ排水して調整区域の排水対策をやってきたと、こういう経過があるんですよ。 この幹線も、第七幹線の市街化の雨水も、線路をくぐらせないでそこへ持っていったほうが、工事が簡単で経費が安くて済むはずだと、こう素人判断をして、担当部署の幹部さんに相当しつこく議論をしてきたんですが、線路をくぐらせるよりもそのため池に流したほうが経費がかかり過ぎるという予算結果が出たというので、それも私の主張は認められませんでした。 いずれにしても、困っていることは事実なので、何とか困っている人の生活を改善するという意味では、早く市街化区域内の雨水対策をやってほしいとずっと要望してきたのが、やっと手がついたと、こういう感じなんですよね。 工事内容は、六美はあそこに1,000世帯ぐらい、自治会へ入っている人だけでもいますから、そこの市街化区域にほとんど住んでいるので、そこの人たちの雨水も全部そこへ持ってくる計画で多分認可を取得してあるはずだと理解していますが、ここまで持ってくると、相当大がかりな、設備も相当必要なのかなと理解をしていますが、そこのところの概要は、線路をくぐらせてそこへ持ってきて恵川へ流すという計画で、どの程度の大がかりな工事になるのかさっぱり見当がつかないんですよ。概要をそっちまでまだ検討していませんというんだったらそれはしようがないんだけれども、わかる範囲でいいですから、そういう計画で市街化区域全体の雨水を処理するための計画と連動してやりますという話なら、そう説明してほしいんです。 いずれにしても、その狭いエリアの雨水対策なら工事費も安くて済むはずですが、これは150メーターぐらいでしょう、荒っぽく言うと。150メーターぐらいの雨水管を埋設するのに1億5,000万かかる。1メーター当たりで計算すると100万ぐらいかかるわけです。これはかかり過ぎるんじゃないかと思うので、何でこんなにかかるのかなというのは素人でちょっと計算のしようがないので、これはちょっとメーター100万ぐらいかかる根拠を教えていただきたいというのが二つ目ね。 ○議長(楡井聰君) 江田議員、ちょっとよろしいですか。 質問は簡潔にお願いします。 ◆11番(江田敬吉君) いや、まだ三つあるんだ。 それで、もう一つは、工期が、いつごろまでに完成する予定でこれは始まっているのか。そういう見通しも含めてちょっと説明してくれませんか。 ○議長(楡井聰君) 池田茂下水道課長。 ◎下水道課長(池田茂君) 江田議員のご質問にお答えいたします。 まず、今回の工事に絡んだ全体計画というご質問ですが、今回の工事につきましては、ご質問の六美町市街化区域エリア内の雨水を最終的に江川まで導く幹線排水路ということで、今回議案を提出させていただきました。 今回の工事につきましては、延長160メーターを予定しておりまして、その後、東武鉄道の踏切下を横断させる工事を進める計画で考えております。この踏切下の推進工事を完了させた後に、六美町地内の市街化区域の雨水排水を準備整備していきたいと考えております。 ご質問の二つ目の完成予定につきましては、現時点では東武鉄道との協議を実施しており、この協議が整い、その後、全体計画を策定していきたいと考えております。 三点目の工事費の件につきましては、今回の工事は、工事箇所の道路幅員が狭いというところに、大口径、内径1メーター50センチの管を布設することから、通常の開削工法では工事期間中全面通行どめとなり、沿線住民の日常生活に多大なる支障を来すこと、また、既設埋設管の汚水管や水道管が支障となることから、工事中、通行どめをせず、既設埋設管の移設を要しない、地中を掘り進める推進工法という特殊工法を採用したことで実施単価が高くなったものであります。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 田部明男議員。 ◆2番(田部明男君) 二つほど教えてください。 この工法の問題なんですが、地下鉄工事のような工法だというふうに、この参考資料の地図を見て感じたんですが、落札した佐藤工業株式会社にこのような工事の実績があるのかどうか、それが一点目です。 それから二点目が、これも資料で会社の名前だけ書いてあって、私にはまだよくわからないんですが、一般競争入札という説明でしたが、例えば県北のほうの業者が入札に参加しているのかどうか。一般競争入札とは言いながら何か条件がつけられているのか。つけられているとしたら、それはなぜそういう条件が一般競争入札なのについているのか。わかりましたら教えてください。 ○議長(楡井聰君) 池田茂下水道課長。 ◎下水道課長(池田茂君) ご質問にお答えいたします。 契約の相手方の佐藤工業株式会社にこの工事の実績があるのかということですが、本工事につきましては、佐藤工業株式会社は、本工事の推進の実績はございません。ただし、今回の工事の中で、この推進工法という特殊な工法につきましては、下請業者との契約により佐藤工業が実施するものであります。 第一点目につきましては以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 粂川延夫総務課長。 ◎総務課長(粂川延夫君) 田部議員の第二点目の質問についてお答えいたします。 こちらの契約につきましては、エリア、地域要件でございますね、そちらを設けておりまして、町内、下野市という地域要件で実施いたしております。 なぜそのようになっているかということでございますが、資格エリアに関しましては、今までの同種工事の参加範囲や工事の特殊性などを考慮して決定しておりますが、その業者数を考慮しまして、町内、下野市のほかに例えば栃木市を含めるということになりますと、業者数が多くなるといったようなことになりまして、入札参加資格委員会で検討した結果、壬生町と下野市ということにさせていただいたものであります。 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより議案第3号 社会資本整備総合交付金事業公共下水道工事(北部第七排水区)請負契約の締結についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第7 議案第4号 壬生町教育委員会委員の任命について ○議長(楡井聰君) 次に、日程第7、議案第4号 壬生町教育委員会委員の任命についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(楡井聰君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 小菅一弥町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第4号 壬生町教育委員会委員の任命についての提案理由を申し上げます。 現在、壬生町教育委員として尽力をされております池節子氏は、平成30年9月30日をもって任期満了となりますが、引き続き同氏を教育委員として任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を得たく提案した次第であります。 池節子氏の経歴を申し上げますと、昭和19年1月10日、北海道室蘭市に生まれ、現住所であります壬生町幸町に転入をされ、現在に至っております。 同氏は、お子様の小学校入学と同時にPTA役員に選ばれ、PTA活動を通じて教育全般に強い関心と深い理解を持たれており、氏の積極的で誠実な人柄と学校教育進展に対する熱意は衆目の評価するところとなり、昭和57年度から5年間、壬生町立睦小学校PTA会長、昭和61年度には下都賀郡PTA連絡協議会会長並びに栃木県PTA連合会の会計を、また、昭和62年度から3年間、壬生町立南犬飼中学校PTA会長を歴任されております。その間、PTA指導者として、日本PTA全国協議会会長賞を授与されました。 また、昭和62年度から平成20年度まで栃木警察署少年指導委員として、平成19年度からは栃木県家庭教育オピニオンリーダー連合会会長、栃木県社会教育委員協議会会長、栃木県社会教育振興協議会会長等を歴任するなど、青少年健全育成に尽力をされております。さらには、平成4年度から睦地区コミュニティ推進協議会の指導的立場で、地域の生涯学習推進事業にもご尽力をされております。 なお、平成22年度には栃木県家庭教育オピニオンリーダー連合会会長として栃木県教育委員会教育功労者表彰、平成25年度には第55回全国社会教育研究大会において全国社会教育委員連合表彰、平成26年度には社会教育功労者表彰(文部科学大臣表彰)を受けております。 以上、ご紹介申し上げましたが、氏は、人格が高潔で学術及び文化に関し高い識見を持ち、教育委員としてふさわしい方であると考えております。 よろしくご審議の上、ご同意くださいますようお願いをいたします。 ○議長(楡井聰君) 質疑に入ります。     〔発言する者なし〕 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより議案第4号 壬生町教育委員会委員の任命についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。--------------------------------------- △日程第8 議案第5号 壬生町固定資産評価審査委員会委員の選任について △日程第9 議案第6号 壬生町固定資産評価審査委員会委員の選任について ○議長(楡井聰君) 次に、日程第8、議案第5号 壬生町固定資産評価審査委員会委員の選任について、日程第9、議案第6号 壬生町固定資産評価審査委員会委員の選任についての2議案を一括議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(楡井聰君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 小菅一弥町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第5号及び議案第6号 壬生町固定資産評価審査委員会委員の選任についての提案理由を申し上げます。 本審査委員会は、固定資産課税台帳に登録をされた価格に関する不服を審査決定するため、地方税法第423条第1項の規定に基づき設置をされ、3名の委員で構成をされております。 委員のうち、坂本嘉男氏が3年間の任期満了により、石江正展氏が任期途中ではありますが、一身上の都合により本年9月30日をもって退任をされることになりました。 つきましては、坂本嘉男氏の後任として増山裕司氏を、石江正展氏の後任として賀長勝彦氏を同委員会委員に選任いたしたく、提案をさせていただくところでございます。 まず、増山裕司氏につきまして申し上げますと、氏は、平成14年11月に株式会社総研に入社をし、平成18年3月に退社、平成20年2月に株式会社アセッツアールアンドディーに入社をし、平成20年3月に不動産鑑定士の資格登録をされました。その後、平成25年3月に株式会社アセッツアールアンドディーを退社し、平成25年4月に増山不動産鑑定を設立され、現在に至っております。 また、氏は、公益社団法人栃木県不動産鑑定士協会に所属をし、これまでにも国の地価公示及び県の地価調査における県内基準値の鑑定評価にも長らく携われており、県内の不動産情勢に精通をし、専門的な知識や経験を有しておられる方であります。 なお、選任に当たりましては、公益社団法人栃木県不動産鑑定士協会から同氏をご推薦いただいております。 次に、賀長勝彦氏について申し上げます。 氏は、昭和49年3月に栃木農業高等学校を卒業後、同年4月に元栃木県経済農業協同組合連合会(経済連)に就職をされ、平成13年4月に全国農業協同組合連合会栃木県本部(全農とちぎ)に勤務をされました。 平成16年4月には株式会社JAエルサポートに、平成18年4月には株式会社ジェイエイ栃木ライフに入社され、現在は同社で典礼部長を務められております。 増山裕司氏、賀長勝彦氏いずれの方も、豊富な経験により、広く社会の実情に通じ、人格識見ともに高く、本委員会委員として適任者であると考えております。 つきましては、両氏を新たに壬生町固定資産評価審査委員会委員に選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により、議会の議決をいただきたく提案をした次第でございます。 よろしくご審議の上、ご同意くださいますようお願いいたします。 ○議長(楡井聰君) 質疑に入ります。 田部明男議員。 ◆2番(田部明男君) 増山裕司氏についてなんですが、なぜ不動産鑑定士協会から推薦があるんでしょうか。別に推薦がなくてもいいんじゃないでしょうかと思うんですが、やはり町長の選任権、自由に選任されて議会の同意を得るというほうがよいのではないかと思いますが、何かわけがあったら教えてください。 ○議長(楡井聰君) 粂川延夫総務課長。 ◎総務課長(粂川延夫君) ただいまの田部議員のご質問にお答えいたします。 町の固定資産評価審査委員さんは3名いらっしゃいます。現在、現任の方の構成ですと、お一人が土地に精通された不動産鑑定士の方、もう一人が建物のほうに精通されています一級建築士の方ということで、これは決まっていることではございませんけれども、私どものほうでそういった方にお願いしたほうがいいということでお願いをしておりまして、もう一人は住民の中からということでお願いをしているところであります。 そういったことがありますので、今回、任期満了となります坂本嘉男氏の後任につきましては、同様に不動産鑑定士の方をお願いしたいということでございますが、何分にもなかなか選ぶということも難しいことがございまして、不動産鑑定士協会のほうに推薦をお願い申し上げまして、推薦していただいているというところでございます。 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 まず、議案第5号 壬生町固定資産評価審査委員会委員の選任について、本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより議案第5号 壬生町固定資産評価審査委員会委員の選任についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。 次に、議案第6号 壬生町固定資産評価審査委員会委員の選任について、本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより議案第6号 壬生町固定資産評価審査委員会委員の選任についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。--------------------------------------- △日程第10 議案第7号 平成30年度壬生町一般会計補正予算(第1号)決議について △日程第11 議案第8号 平成30年度壬生町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)決議について △日程第12 議案第9号 平成30年度壬生町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)決議について △日程第13 議案第10号 平成30年度壬生町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)決議について △日程第14 議案第11号 平成30年度壬生町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)決議について △日程第15 議案第12号 平成30年度壬生町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)決議について ○議長(楡井聰君) 次に、日程第10、議案第7号 平成30年度壬生町一般会計補正予算(第1号)決議について、日程第11、議案第8号 平成30年度壬生町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)決議について、日程第12、議案第9号 平成30年度壬生町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)決議について、日程第13、議案第10号 平成30年度壬生町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)決議について、日程第14、議案第11号 平成30年度壬生町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)決議について、日程第15、議案第12号 平成30年度壬生町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)決議についての6議案を一括議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(楡井聰君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 小菅一弥町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第7号 平成30年度壬生町一般会計補正予算(第1号)決議についての提案理由を申し上げます。 今回の補正予算は、税収の増額計上と主要な一般財源であります普通交付税の確定、並びに平成29年度決算に伴い財源の全体的な見直しを行うとともに、施設の適正な管理のために緊急を要する修繕、職員の異動等による職員給与費の過不足額を計上し、編成をいたしたところでございます。 まず、歳出予算の内容につきまして、款ごとにご説明を申し上げます。 1款職員給与費では、4月の人事異動に伴う職員の配置状況に合わせて職員給与費の見直しと精査を行いました。 なお、職員給与費及び職員手当につきましては、2款1項の各費目につきましても、人事異動等に伴う過不足額を計上したところであります。 2款一般職給与費では、職員給与費等の見直しと精査を行いました。 また、ふるさと応援寄附金推進事業では、第1四半期の寄附の申し込み状況から、お礼の品代の報償費を増額いたしました。 新庁舎建設事業では、庁舎建設委員会(外部委員会)の開催に要する報酬を計上いたしました。また、委託料では、当初予算において計上いたしております基本設計・実施設計業務委託料につきまして減額をいたしました。開発に関する県との協議に相当な時間を要することから、それに伴い、設計業務委託の契約時期が当初の予定より若干遅れ、年明けの見込みとなりました。そのため、債務負担行為による執行への見直しに伴い、今年度の支払いがなくなることによるものであります。 基金費では、平成29年度決算による剰余金等を財政調整基金に積み立てるとともに、庁舎建設に備え、庁舎建設基金への積み立ても計上いたしました。 3款民生費では、社会福祉費といたしまして、国民健康保険特別会計繰出金、後期高齢者医療特別会計繰出金及び介護保険特別会計繰出金につまして、特別会計の補正予算に伴う過不足額を計上いたしております。 また、新たに医療的ケア児短期入所受入促進事業を計上いたしました。医療的ケア児を在宅で介護する家族の負担軽減を図るもので、本年度6月から県で開始になった事業でございます。 児童福祉費では、放課後児童クラブ施設整備事業におきまして、羽生田小学校放課後児童クラブを平成31年4月から供用開始するため、学童保育室設置工事や備品購入等の予算を計上いたしました。 4款衛生費では、保健福祉施設費におきまして、空調機器改修工事の予算を計上いたしました。 さらに、清掃費の清掃センター改修等工事におきましては、緊急の更新を要する機器の工事費を計上するとともに、その他の工事におきましても、工事内容及び工事期間を精査した結果、次年度以降に実施をすることとし、減額をいたしました。 6款農林水産業費では、農地費の農業集落排水事業特別会計繰出金につきまして、特別会計の補正予算に伴い、増額計上いたしております。 7款商工費では、観光振興団体助成事業におきまして、壬生町観光協会への補助金を増額し、イベントにおけるシャトルバスの運行等を予定しております。なお、財源は、「本物の出会い栃木」DC実行委員会の補助制度でありますデスティネーションキャンペーン第二次交通支援事業補助金を活用するものでございます。 8款土木費では、町道修繕事業におきまして、町道の緊急かつ適正な管理に要する工事請負費を増額計上するものであります。 また、都市計画費では、建築物耐震改修促進事業におきまして、木造住宅耐震改修事業補助金を増加計上いたしました。申請件数が増加をしている状況に対応するものでございます。 また、公共下水道事業特別会計繰出金では、特別会計の補正予算に伴い繰出金を増額するものであります。 9款消防費では、非常備消防費におきまして、コミュニティ助成事業を活用し、女性防火クラブの備品を購入するための費用を計上いたしました。 10款教育費では、小学校及び中学校の修繕事業におきまして、緊急な修繕に必要な費用を増額補正するものであります。 12款公債費では、町債元金償還費にて、利率見直しによる元金の増額を計上するとともに、町債利子償還費では、利率見直しによる利子の減額と平成29年度借り入れ利率の確定による利子の減額をするものであります。 次に、歳入の主なものにつきましてご説明を申し上げます。 1款町税では、法人町民税におきまして、業績が好調な企業の申告が提出され、大幅な増収が見込まれることから増額計上いたしました。 9款地方特例交付金、10款地方交付税におきましては、今年度の交付額が確定をいたしましたので、それぞれ過不足額の補正をいたしております。 14款国庫支出金では、総務費国庫補助金におきまして、社会保障・税番号制度システム整備に関する補助金を計上いたしております。また、民生費国庫補助金では、放課後児童クラブ建設に関する補助金等を計上し、さらに、土木費国庫補助金におきましては、民間住宅の耐震改修に関する防災・安全交付金(一般住宅)を計上いたしました。 15款県支出金では、国庫補助金に対応いたします補助金等が計上されております。 17款寄附金では、第1四半期に納入されました寄附金を計上するとともに、ふるさと応援寄附金につきましては、7月末時点での申し込み状況から増額計上いたしました。 18款繰入金では、国民健康保険特別会計繰入金及び介護保険事業特別会計繰入金、後期高齢者医療特別会計繰入金につきまして、平成29年特別会計決算に基づく生産額等を計上いたしております。 また、財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算に伴う剰余財源により繰入金を減額し、調整したところであります。 19款繰越金では、平成29年度の決算に基づく繰越額を計上いたしております。 21款町債では、庁舎建設事業債を皆減する一方で、ごみ処理施設整備事業債及び道路長寿命化事業債を増額しております。 これによりまして、一般会計補正予算第1号は、歳入歳出それぞれ4億6,033万6,000円を増額し、補正後の予算総額を130億33万6,000円とするものでございます。 次に、議案第8号 平成30年度壬生町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)決議についての提案理由を申し上げます。 今回の補正は、人事異動による職員給与費の補正のほか、平成29年度の事業実績確定による精算額を計上し編成をいたしたところであります。 まず、歳出から主な内容を申し上げます。 1款総務費では、4月の人事異動により職員給与費及び総合事務組合負担金を増額計上いたしております。 8款諸支出金につきましては、平成29年度における療養給付費等負担金、特定健康診査等負担金、療養給付費交付金(退職者分)の超過交付による償還金を増額計上するとともに、これを踏まえた平成29年度一般会計繰入金の精算により、一般会計繰出金を増額計上いたしております。 次に、歳入について申し上げます。 5款療養給付費等交付金につきましては、平成29年度交付額の確定により皆減いたしております。 9款繰入金では、歳出補正にあわせ、職員給与費等繰入金を増額計上いたしております。 10款繰越金では、平成29年度剰余金を、一般被保険者繰越金及び退職被保険者繰越金に増額計上いたしております。 これによりまして、国民健康保険特別会計補正予算第1号は、歳入歳出それぞれ2億3,963万1,000円を増額し、補正後の予算総額を44億6,276万6,000円とするものであります。 議案第9号 平成30年度壬生町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)決議についての提案理由を申し上げます。 今回の補正予算は、施設の適正な維持管理上、必要な計画策定のための費用等を計上し、編成をいたしたところであります。 まず、歳出から主な内容を申し上げます。 1款総務費のうち、一般管理費の職員給与費及び総合事務組合負担金につきましては、所要額を精査し、減額計上いたしております。 また、一般管理費といたしましては、下水道施設ストックマネジメント計画策定業務委託費につきまして、現在実施中の業務において、汚泥処理施設の建屋部分を対象範囲に含めて詳細な点検調査を実施する必要が生じたため増額計上するとともに、平成29年度に実施をした水処理センター建設工事委託について、委託費の精算額の確定により返還金が生じ、その返還された金額のうち補助金相当分を国庫へ返納する費用を計上いたしております。 2款公共下水道費のうち、暗渠築造費といたしましては、職員給与費の所要額を精査し、給料を増額計上いたしております。終末処理場管理費といたしましては、国や第2中継ポンプ場の圧送管が、ポンプ場内の点検整備を行う際の障害となっているため、切り回し工事を行うための設計委託に要する費用を計上いたしております。 3款流域下水道費では、流域関連公共下水道事業費といたしまして、公共汚水桝設置の申請が増加をしていることから、設置工事に要する費用を計上いたしております。 4款公債費では、地方債の借り入れ額及び借り入れ利率の確定により、償還金利子を減額計上いたしております。 次に、歳入について申し上げます。 5款繰越金では、平成29年度の決算により繰越額が確定をしたことから増額計上いたしております。 4款繰入金では、今回の補正予算に伴い、一般会計繰入金を増額計上し、調整をしたところであります。 これによりまして、公共下水道事業特別会計補正予算第1号は、歳入歳出それぞれ586万9,000円を増額し、補正後の予算総額を14億5,964万2,000円とするものであります。 議案第10号 平成30年度壬生町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)決議についての提案理由を申し上げます。 今回の補正予算は、主に平成29年度の事業実績が確定したことによる精算のための所要額を計上し、編成をいたしたところであります。 まず、歳出の主なものから申し上げます。 1款総務費では、4月の人事異動に伴う人員の変更により、給与費等を減額しております。 4款基金積立金では、平成29年度の介護保険料及び介護給付費等確定に伴い、介護給付費準備基金積立金を増額いたしております。 5款諸支出金では、平成29年度の保険給付費等の実績が確定をしたことから、国・県等の負担金及び一般会計操出金を精算し、返還をするものであります。 次に、歳入について申し上げます。 3款支払基金交付金では、平成29年度の事業実績が確定したことにより、平成29年度分地域支援事業支援交付金を増額いたしております。 7款繰入金では、一般会計繰入金を減額し、介護給付費準備基金積立金を増額いたしております。 8款繰越金では、平成29年度の決算に伴い繰越金の額が確定をいたしましたので、増額計上いたしております。 これによりまして、介護保険事業特別会計補正予算第1号は、歳入歳出それぞれ2億5,699万1,000円を増額し、補正後の予算総額を30億9,982万5,000円とするものであります。 次に、議案第11号 平成30年度壬生町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)決議についての提案理由を申し上げます。 今回の補正予算は、平成29年度事業が確定をしたことに伴い、繰越金並びに消費税納付額等の所要額を計上し、編成をいたしたところであります。 まず、歳出から主な内容を申し上げます。 1款総務費の一般管理費では、職員給与費及び公課費の所要額を精査し、過不足額を計上いたしております。 2款農業集落排水事業費では、職員共済費の所要額を精査し、共済費を増額計上いたしております。 3款公債費では、地方債の借り入れ額及び借り入れ利率の確定により、償還利子を減額計上いたしております。 次に、歳入について申し上げます。 4款繰越金では、平成29年度の決算により繰越額が確定をしたことから、増額計上いたしております。 3款繰入金では、今回の補正予算編成に伴い一般会計繰入金を増額計上し、調整いたしたところであります。 これによりまして、農業集落排水事業特別会計補正予算第1号は、歳入歳出それぞれ676万6,000円を増額し、補正後の予算総額を3億4,912万2,000円とするものであります。 次に、議案第12号 平成30年度壬生町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)決議についての提案理由を申し上げます。 今回の補正は、職員給与費等の見込み額を精査したほか、平成29年度の事業実績確定による精算額を計上し、編成をいたしたところであります。 まず、歳出から主な内容を申し上げます。 1款総務費では、4月人事異動に基づく精算により、職員給与費及び退職手当組合負担金を減額計上いたしております。 2款後期高齢者医療広域連合納付金では、栃木県後期高齢者医療へ納付すべき保険料について、平成29年度分の保険料収入を精査し増額計上いたしております。 4款諸支出金では、一般会計操出金について、平成29年度の一般会計繰入金の精算額により増額計上いたしております。 次に、歳入について申し上げます。 3款繰入金におきましては、職員給与費等の歳出補正にあわせまして、事務費繰入金を増額計上いたしております。 4款繰越金では、平成29年度の決算剰余金を増額計上いたしました。 これによりまして、後期高齢者医療特別会計補正予算第1号は、歳入歳出それぞれ41万7,000円を増額し、補正後の予算総額を4億2,784万3,000円とするものであります。 以上、一般会計補正予算及び各特別会計補正予算につきましてご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いをいたします。 ○議長(楡井聰君) 質疑に入ります。 まず、議案第7号 平成30年度壬生町一般会計補正予算(第1号)決議について行います。 落合誠記議員。 ◆16番(落合誠記君) 29ページ、清掃センター改修工事等なんですが、清掃センターについては、施設設備等々かなり手直しをしている中におきまして、工事請負費の中で、砂循環コンベア更新工事、それと搬送コンベア更新工事、このコンベアの更新工事について、これはコンベアの例えば経年劣化等々によるものなのか、また、定期的な更新というような受けとめ方でいいのかお聞かせください。 また、その下の2系第二ガス冷却室更新工事、さらにダスト無害化装置制御盤更新工事、そしてその下までですか、ろ過式集じん機制御盤更新工事、これは減額されているんですけれども、この減額理由についてもお聞かせください。 ○議長(楡井聰君) 川又孝司生活環境課長。 ◎生活環境課長(川又孝司君) 落合議員のご質問にお答えいたします。 まず、1系・2系砂循環コンベア更新工事につきましては、議員さんおっしゃるとおり経年劣化によるものでござまして、現在、清掃センターを建設して以来直していない状況でありまして、同じくナンバー3ダスト搬送コンベア更新工事につきましても、同じように経年劣化によるものでございます。 続きまして、その下の2系ガス冷却室更新工事、ダスト無害化装置制御盤更新工事、ろ過集じん機制御盤更新工事の三つを減額した理由になりますけれども、先ほど申しました1系・2系のコンベア、それとダストのコンベア更新工事につきまして、あとまたその下の1系・2系の空気予熱器改修工事につきましてですが、ごみの搬入が少ない、2月、3月に1系・2系ということで10日間ほど工事を予定しておりまして、この減額した工事を行うことによりますと、さらに清掃センターをとめるというんですかね、焼却をできない時期が増えまして、ごみがあふれる可能性が出てきますので、緊急性の高い工事から実施しようということになりまして、今回、このコンベア工事とか余熱工事を実施しまして、その中のあとガス冷却とか制御盤工事につきましては、まだどうにかもつんではないかということで、緊急性の高いものから実施するようにしたものでございます。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 落合誠記議員。 ◆16番(落合誠記君) 減額されたこの三つですか、後回しにするということなんですが、大体どれぐらいのめどで先延ばしにするのか。 それと、あとこちらについては、先ほど、どれぐらい、後々、この減額されたものについてはもつものなのか。先ほど、前の二つのこのコンベアについては緊急性が高いということだったんですけれども、その下についてはどれぐらいまた先延ばしというような、めどというか目途というのは立っているのか。 ○議長(楡井聰君) 川又孝司生活環境課長。 ◎生活環境課長(川又孝司君) この減額する工事につきましては、先送りということで、来年もしくは平成32年から基幹改良工事も予定しておりますので、今現在、長寿命化計画等を作成しておりまして、その中で検討を加えた上で工事のほうを実施してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 落合誠記議員。 ◆16番(落合誠記君) 同じページの観光振興団体助成事業で、先ほど財源として県のDCという話だったんですけれども、これは来年、アフターまでありますので、この財源というのは来年まで担保されているものなのか確認したいと思います。 ○議長(楡井聰君) 神永全始商工観光課長。 ◎商工観光課長(神永全始君) 落合議員ご質問の、これは二次交通対策支援事業が来年あるかということでよろしいですか。 ○議長(楡井聰君) 落合議員、もう一度よろしいですか。 ◆16番(落合誠記君) 7款の商工観光費、それで、観光振興団体助成事業としてシャトルバスを出したということで、こちらで補正があって、100万の補正で、財源が県のDCによるものということで、これは盛況だったということで大変いいことだと思うんですけれども、来年、アフターまであるので、またこのような形でアフターキャンペーンの際にも例えばこの財源というものが担保されるのかという質問です。 ○議長(楡井聰君) 神永全始商工観光課長。 ◎商工観光課長(神永全始君) 落合議員のただいまのご質問のデスティネーションキャンペーン絡みの町からの予算ということなんですけれども、DCに関しましては、町デスティネーションキャンペーン実行委員会への補助金というのを別に設けておりまして、基本的な事業はそちらでやっております。これにつきましては、プレから、ことしの30年、31年のアフターまで予算化する予定でやっております。 ただ、今回の観光振興団体助成事業につきましては、町観光協会への補助金ということで、今回、シャトルバスということの運行ほか、観光協会のホームページとか、そういったものを二次交通にあわせた形での改修の補助ということで計上させてもらっておりますので、これは、DC絡みで観光協会の事業としてやる部分について別に補正させていただいたものです。 ○議長(楡井聰君) 田村正敏議員。 ◆9番(田村正敏君) 15ぺージ、歳入のほうなんですけれども、法人税が増になっているわけなんですけれども、ご説明ですと、業績が好調な法人というような説明だったと思うんですが、例えばファナックさんなんかがそれに入るのかなというふうに思うんですけれども、幾らか、わかるところでいいんですけれども、町内のファナック以外の事業所も含めまして、全体的にその業績が上がって増収になっているのか、あるいは特定の会社だけが業績が上がっているのか、町内全体でみんなどの会社も上がっているのか、その辺、ちょっと傾向がわかれば教えていただきたいと思います。 ○議長(楡井聰君) 越路正一税務課長。 ◎税務課長(越路正一君) ただいまの田村議員のご質問にお答えさせていただきます。 町内全体的な部分における会社の状況というようなお話ですが、今回、確定での申告ですか、そういった形を4月、5月、6月といただいたところでござまして、大きいところなんかですと、かなりの割合で逆にマイナスというような企業さんも出ておるところでございますが、逆にプラスとなる企業さんもございます。なもんですから、どこがという会社名とかはちょっとお出しはできないところであるかと思いますが、全部が全部マイナス、全部が全部プラスと、そういった状況ではないという状況でございます。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 小牧敦子議員。 ◆6番(小牧敦子君) 大阪北部を震源とした地震で、公共施設、学校のブロック塀が倒れてしまい、亡くなれた方がいるということで、全国的に改修工事があるんですが、この補正予算の中にそのブロック塀という文言が入っておりませんでしたので、この学校教育でやっている緊急改修工事が該当するのか、また別なのか、教えていただければと思います。 ○議長(楡井聰君) 赤羽根和男学校教育課長。 ◎学校教育課長(赤羽根和男君) 小牧議員のご質問にお答えいたします。 ブロック塀につきましては、平成30年度当初予算で対応させていただいております。 ○議長(楡井聰君) 鈴木理夫議員。 ◆13番(鈴木理夫君) 16、17ページですが、ふるさと応援寄附金、4,000万の増額補正ということでなっておりますけれども、これの一般にいう返礼品、どの部分が伸びているのか、伸びたのかというようなことがもしわかれば教えていただければというふうに思います。 ○議長(楡井聰君) 人見賢吉総合政策課長。 ◎総合政策課長(人見賢吉君) 鈴木議員のご質問にお答えしたいと思います。 分類で言いますと、雑貨品・日用品という分類に入るんですが、おもちゃ関係ですね、それの伸びが非常に大きく伸びてございます。昨年度9月ごろからそういった品目を町内の企業さんのほうでご提供いただきまして、本年度は4月から伸びが示されてございます。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 玉田秀夫議員。 ◆8番(玉田秀夫君) 25ページ、老人保健福祉施設整備事業の中の補助金で、既存介護施設等スプリンクラー整備支援事業に144万8,000円が出ていると思うんですが、これについて、幾つの施設に出ているのか、また、工事費の何割が補助金に当たるのか、その辺のところを教えていただきたいと思います。
    ○議長(楡井聰君) 臼井浩一健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(臼井浩一君) お答えいたします。 地域において必要な介護施設や地域介護拠点などに、既存施設におけるスプリンクラーの整備を支援し、高齢福祉に資する事業でございます。有料老人ホームのぞみ荘に対し、スプリンクラーを整備するための補助金でございます。7月13日、厚労省から内示を受けましたので、計上させていただきました。事業費補助が2分の1でございます。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 田部明男議員。 ◆2番(田部明男君) 全般的に見てですが、法人の町民税収入が2億1,329万円ですか、かなりの税収が伸びて補正ということになるわけですが、一番、予算を立てる段階で、ずっと毎年毎年何年も立ててきているということだと、なぜこういうふうに、業績の好調ということはおっしゃったんですが、これほど見込みがずれるというのは何でなんでしょうか。 というのは、ここまで極端に増えるという見込みではなかったら、もうちょっといろんな事業を充実させるというふうなことで予算が組めなかったものかどうか。概括的で申しわけありませんが、教えてください。 ○議長(楡井聰君) 越路正一税務課長。 ◎税務課長(越路正一君) ただいまの議員さんのご質問にお答えさせていただきます。 今回の補正につきましては、先ほどもちょっとお話しさせていただいたんですが、ことしの30年4月、5月、6月におけます各企業さんの確定申告ですとか中間申告、そういったものによりまして、町の法人町民税割額、そういったものですとか均等割額、そういったものを算出させていただいて、その中で当初予算と差異が生じたというところではございます。 その中で、なぜこのような高額なというふうなご質問かと思いますが、私どもの当初予算のほうにおきましても、法人町民税とか算出の計算ですね、そういった中で、当初予算におきまして大きな影響が出ますのが、各法人におけます課税標準額、国への法人税ですね、そういったものですとか従業員の数、こういったものが大きく算出に影響が出るところでございます。 国への法人税額ですか、課税標準につきまして、29年より30年に対しましては2割増しで見させていただいたところです。あと従業員の数についても、2.4倍というふうな形で見させて、計算させていただいたところでございます。ことしの3月の議会の中におきましても、こういった景気的な部分でそれだけの伸びを見られるのかというようなご指摘もあったところでありますが、約2割から3割の伸びを見たところでございますが、実績といたしましてのその確定申告ですか、そういった中で見ますと、課税標準額、法人税のほうについては、約、去年に対し、ことしは国へ5割増しで、また従業員の数につきましても、2.4倍が4.2倍と、軒並み2倍から3倍の、見込みより伸びたというようなことが影響いたしまして、こういった補正の額というふうな形になったところでございます。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 次に、議案第8号 平成30年度壬生町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)決議について行います。 江田敬吉議員。 ◆11番(江田敬吉君) 認識が違っているのかもしれませんので、確認の意味でお尋ねしておきたいんですが、8ページの一番下に書いてある、この一般会計操出金と書いてあって、1億3,800万かな、こういう金額が記載されていますが、これは私の認識が違っていたら、違っていると言ってもらえば結構ですから、健康保険会計でお金が残ったから一般会計に返しますと、こういう処理なのか、それ以外の違った意味の金なのかよくわからないんですよ。これは私の認識が違っていたら教えてもらえますか。 それと、この会計では償還金が発生しないだろうという理解でいたんですけれども、ここに償還金として9,400万かな、あるわけですけれども、この中身をちょっと教えてくれませんか。 ○議長(楡井聰君) 平石二美夫住民課長。 ◎住民課長(平石二美夫君) ただいまの江田議員のご質問にお答えいたします。 一点目の一般会計操出金につきましては、こちらは、28年度に国保会計に繰り入れをしました一般会計からの繰入金を精算して、29年度に一般会計にお返しするというようなものでございます。 二点目の償還金の内容は、国とか県の医療費等の給付された分の精算した分の返還金がございまして、そちらの返還金を30年度に精算して返還するというものでございます。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 江田敬吉議員。 ◆11番(江田敬吉君) 今、平石課長が2年ぐらい前の何か会計の話で説明されたようですけれども、本来なら前会計、前々会計で処理すべきやつをこの30年度の補正予算の中で処理するという形式は、これは法的にそうなっているならやむを得ないんですけれども、本当は決算までに処理すべきお金じゃないのかなと、こういうふうに僕は思うんですよ。次の会計で処理するというやり方じゃなくてね。これはそういう決まりですからしようがないんですと言えばそれっきりなんですけれども、決算もやるんですから、会計ごとに。その会計で処理して処分すべきものが、剰余が出たらそこで処分しちゃうと、こういうのが一般的な会計処理の原則かなと、こう思っているんですよ。私の質問が外れていれば答えてもらわなくていいですから、部長、そういう扱いで結構ですので、とりあえず本則的に質問しておきたいと思います。 ○議長(楡井聰君) 平石二美夫住民課長。 ◎住民課長(平石二美夫君) ただいまの質問にお答えいたします。 医療費につきましては、原則、診療月から2カ月以上たたないと支払いが来ませんので、それも含めまして、会計年度内の精算は難しいということで、翌年度に精算するという形をとっております。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 次に、議案第9号 平成30年度壬生町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)決議について行います。 落合誠記議員。 ◆16番(落合誠記君) 10ページ、11ページなんですが、流域関連公共下水道事業費ということで、先ほど町長の説明で、非常に要望が多いと。その要望に呼応する形で増額ということだったんですけれども、具体的に箇所がわかれば、教えていただければと。 ○議長(楡井聰君) 池田茂下水道課長。 ◎下水道課長(池田茂君) ただいまのご質問の公共汚水桝設置工事の箇所についてということですが、当初予算では6カ所ほど流域関連公共下水道ということで、壬生地区公共汚水桝設置工事の箇所ということで、当初予算では6カ所ほど計上してございます。 今回の補正増につきましては、壬生地内の住宅地の開発等の増加に伴いまして、当初見込みより増えることが予想されますことで、3カ所ほどの桝設置工事を追加したものでございます。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 落合誠記議員。 ◆16番(落合誠記君) もっと詳細といいますか、例えば6カ所プラス3カ所について、合計9カ所、ちょっと教えていただければと思うんですが、壬生地内というざっくりとした形ではなく。 ○議長(楡井聰君) 池田茂下水道課長。 ◎下水道課長(池田茂君) 当初予算の6カ所ということですが、こちらの汚水桝設置工事につきましては、住民が建てられる時点で、申請者からの申請に基づきまして工事を実施するもので、当初予算の時点でこの場所ということで特定して計上するものではございません。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 次に、議案第10号 平成30年度壬生町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)決議について行います。     〔発言する者なし〕 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 次に、議案第11号 平成30年度壬生町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)決議について行います。     〔発言する者なし〕 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 次に、議案第12号 平成30年度壬生町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)決議について行います。     〔発言する者なし〕 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 まず、議案第7号 平成30年度壬生町一般会計補正予算(第1号)決議について、本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) 異議なしと認めます。 これより議案第7号 平成30年度壬生町一般会計補正予算(第1号)決議についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第8号 平成30年度壬生町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)決議について、本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより議案第8号 平成30年度壬生町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)決議についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号 平成30年度壬生町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)決議について、本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) 異議なしと認めます。 これより議案第9号 平成30年度壬生町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)決議についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第10号 平成30年度壬生町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)決議について、本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) 異議なしと認めます。 これより議案第10号 平成30年度壬生町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)決議についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号 平成30年度壬生町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)決議について、本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより議案第11号 平成30年度壬生町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)決議についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号 平成30年度壬生町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)決議について、本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより議案第12号 平成30年度壬生町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)決議についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第16 議案第13号 平成29年度壬生町水道事業会計未処分利益剰余金の処分について ○議長(楡井聰君) 次に、日程第16、議案第13号 平成29年度壬生町水道事業会計未処分利益剰余金の処分についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(楡井聰君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 小菅一弥町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第13号 平成29年度壬生町水道事業会計未処分利益剰余金の処分についての提案理由を申し上げます。 地方公営企業第32条第2項の規定に基づき、平成29年度壬生町水道事業会計未処分利益剰余金2億1,617万7,788円について処分を行うものであります。 まず、未処分利益剰余金の内訳について申し上げますと、当年度純利益1億4,047万203円、前年度繰越利益剰余金570万7,585円、その他の未処分利益剰余金変動額7,000万円となっております。 この未処分利益剰余金2億1,617万7,788円のうち減債積立金に7,000万円を積み立て、資本金に1億1,947万2,841円を組み入れ、残余の2,670万4,947円を処分後残高として繰越利益剰余金とするものであります。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いいたします。 ○議長(楡井聰君) 質疑に入ります。 江田敬吉議員。 ◆11番(江田敬吉君) 二つほどちょっとお尋ねしておきます。 会計処理上どういう表現をするのが適切なのかどうかという問題があると思いますけれども、営利団体と非営利団体の言葉の使い方というか文字の使い方が変わってくるというふうに認識していまして、営利団体の場合は利益金と、こう言うんだと思うんですよ。非営利団体の場合は剰余と、こう言っているんですが、どっちも性格的には利益金なんだから、どう使ったっていいんじゃないのというのがありますが、ここで14ページに記載されているのは、利益剰余と表現しているから、どっちか片方でいいんじゃないかと、剰余か利益かどっちか片方を表現すればいい。 これは地方公共団体の企業会計ですから、どう表現するかというと、大体一般的には剰余がいいんじゃないかなと思っているんですね、営利団体じゃないんだから。というふうに考えたんですよ。そこのところの私の認識と、ここで利益と剰余と二つくっつけて使うという表現の仕方がどうもしっくり私には来ないものだから、こういう使い方の意味を教えてもらいたいんですよ。 それから、そのページの資本金剰余金という表現になっていますけれども、資本金剰余金というのはどういう意味のお金なのか、ちょっと教えてください。 その2点、お願いします。 ○議長(楡井聰君) 林光一水道課長。 ◎水道課長(林光一君) 江田議員のご質問にお答えいたします。 まず、呼び方というんでしょうか、その剰余金と利益とかという問題につきましては、公営企業の様式等で指定されているものでございますので、そのまま使用して、現在使っているところでございます。 それと、資本剰余金のこの1,188万何がしのことについてですけれども、こちらにつきましては、これは公営企業の中の会計処理の中で、平成26年、27年にかけまして一部改正されたものがございました。そのときに、26年度、簡単に説明いたしますと、補助金等でもらったお金の処理を長期前受金戻し入れというような会計処理に変えたときに、償却制度分の移行で、償却済みのものについてはその移行ができないということで、その部分が、参考資料の中で出ています資本剰余金の中のその他の剰余金と受贈財産、89万と1,000万の金額がそのまま、これはずっと今後ともここへ計上されて残ってしまうというようなものでございます。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより議案第13号 平成29年度壬生町水道事業会計未処分利益剰余金の処分についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 ここで休憩といたします。 再開は午後1時といたします。 △休憩 午前11時55分 △再開 午後1時00分 ○議長(楡井聰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △日程第17 議案第14号 平成29年度壬生町一般会計歳入歳出決算認定について △日程第18 議案第15号 平成29年度壬生町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について △日程第19 議案第16号 平成29年度壬生町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について △日程第20 議案第17号 平成29年度壬生町奨学資金特別会計歳入歳出決算認定について △日程第21 議案第18号 平成29年度壬生町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について △日程第22 議案第19号 平成29年度壬生町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について △日程第23 議案第20号 平成29年度壬生町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について △日程第24 議案第21号 平成29年度壬生町水道事業会計決算認定について ○議長(楡井聰君) 日程第17、議案第14号 平成29年度壬生町一般会計歳入歳出決算認定について、日程第18、議案第15号 平成29年度壬生町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第19、議案第16号 平成29年度壬生町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第20、議案第17号 平成29年度壬生町奨学資金特別会計歳入歳出決算認定について、日程第21、議案第18号 平成29年度壬生町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第22、議案第19号 平成29年度壬生町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第23、議案第20号 平成29年度壬生町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、日程第24、議案第21号 平成29年度壬生町水道事業会計決算認定についての8議案を一括議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(楡井聰君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 小菅一弥町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第14号 平成29年度壬生町一般会計歳入歳出決算認定について、議案第15号 平成29年度壬生町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第16号 平成29年度壬生町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第17号 平成29年度壬生町奨学資金特別会計歳入歳出決算認定について、議案第18号 平成29年度壬生町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第19号 平成29年度壬生町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第20号 平成29年度壬生町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、議案第21号 平成29年度壬生町水道事業会計決算認定についての8議案について、一括して提案理由を申し上げます。 一般会計及び6特別会計の歳入歳出決算については会計管理者より、水道事業会計決算については水道事業者より提出がなされましたので、地方自治第233条第2項及び地方公営企業第30条第2項の規定により、監査委員の審査に付したところでございます。 ここに、監査委員の長期にわたる審査に基づく決算審査意見書をつけ、議会の認定をいただきたく提出した次第であります。 よろしくご審議の上、ご承認くださるようお願いいたします。 なお、さきに議決いただきました議案第13号に関連いたしまして、別冊資料平成29年度壬生町決算書の275ページ、平成29年度壬生町水道事業剰余金処分計算書(案)の(案)を削除してくださるようお願いをいたします。 ○議長(楡井聰君) 地方自治121条の規定により監査委員の出席をお願いしております。 各会計歳入歳出決算等に係る審査結果についての報告を求めます。 監査委員、市川義夫議員。     〔監査委員 市川義夫君登壇〕 ◆監査委員(市川義夫君) 監査委員を代表しまして、平成29年度壬生町一般会計並びに特別会計決算に係る審査及び基金運用状況に係る審査、水道事業会計決算に係る審査、決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率の審査に係る意見書を町長に提出いたしましたので、ご報告申し上げます。 決算審査及び基金の運用状況に係る審査につきましては、7月9日付をもちまして、町長から地方自治第233条第2項及び同第241条第5項並びに地方公営企業第30条第2項に基づく審査依頼を受けて実施したものでございます。 審査は、7月23日から8月6日までの期間に実施し、審査結果及び審査に係る意見につきましては、去る8月24日に決算審査意見書として町長に提出したところであります。 なお、審査に当たりましては、各会計の歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書並びに各基金の運用状況を示す書類が、関係法令で定める様式を基準として作成されているか確認するとともに、これらの計数が正確であるかどうか、また、事務事業の計画に対する取り組みは妥当であったかなど、必要に応じ、関係書類、関係諸帳簿等の提出を求め、適宜、担当職員の説明を徴して確認をしたほか、定期監査や例月現金出納検査の結果等も参考にして審査を実施いたしました。 その結果、審査に付されました各会計の歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書は、いずれも地方自治、地方公営企業及び同施行令等に準拠して作成されており、決算計数につきましても、関係諸帳簿、証書等と合致しており、誤りのないものと認められ、予算の執行に関する事務処理はおおむね適当であると認められました。 次に、審査意見の概要について申し上げます。 平成29年度は、壬生町第6次総合振興計画前期基本計画、壬生創生プラン「子育て・健康・壬力がキラリ 幸せ実感 住みよい壬生町」の2年目であり、地方を活性化する地方創生が求められている中で、今までのまちづくりを引き継ぐとともに、住民とともに躍動感にあふれるまちづくりに取り組んだ年となりました。 基本構想では、将来都市像として掲げた「住み続けたい。住んでよかった。」、そして「住んでみたい。」と思える壬生町の実現を目標として予算に反映させることを基本とし、事業の選択と集中を図り、財政の健全性の確保に留意しつつ、組み立てられた予算となっており、一般会計130億4,200万2,000円、特別会計106億2,662万3,000円、総額236億6,862万5,000円の予算規模により執行されております。 この結果、一般会計の歳入総額は131億7,265万3,862円で、調定額に対する収入割合は96.8%、歳出総額は126億9,084万3,699円で、予算額に対する執行率は97.3%となっており、翌年度への繰越額320万円を差し引いた不用額3億4,795万8,301円につきましては、予算の2.7%となっております。 また、国民健康保険特別会計を含めた6つの特別会計につきましては、これらの歳入総額が109億364万4,474円で、調定額に対する収入割合は96.0%、歳出総額につきましては103億8,205万9,330円で、執行率は97.7%となっており、これらの歳入歳出決算につきましては、いずれも議決された予算に即して執行されたものと認められました。 なお、町の財政構造につきましては、財政運営の弾力性を測定する指標である経常収支比率について、前年度より0.2ポイント改善し88.5%となりました。依然として高い領域にありますことから、引き続き財政運営における弾力性の回復に向けて、経常経費の抑制・削減に努められますよう求めました。また、財政力指数につきましても0.724で、前年度より0.06ポイントわずかながら下がっており、引き続き町の財政力の強化に向けた新たな自主財源の創出、地道な税収等の確保等に向けた取り組みの必要性について意見を付したところであります。 景気は緩やかな回復基調にあると報道され、本町においても個人町民税を初めとして法人町民税も昨年度に引き続き前年度を上回り、固定資産税、軽自動車税も前年度を上回るなど、次第に経済対策等の効果による景気回復の兆しが見え始めたものの、まだ先行きの不透明感を拭うには至っておりません。 しかし、みぶ羽生田産業団地における産業用ロボット製造大手ファナックの操業開始に伴うものを初めとして、大型施設の増加の影響により家屋及び償却資産分がともに増加し、固定資産税全体(土地・家屋・償却資産)で1億8,925万円の増、対前年比8.8%増となったこと。さらには、地域の活性化と新たな自主財源確保のため取り組んだふるさと応援寄附金が、前年度比約30%増加するなど、厳しい行政経営の中にも心強い題材もございました。 歳入面では、景気の動向により自主財源である税収はやや上向きではあるものの、国・県支出金等、依存財源については減少傾向であり、回復の見込みもなく、財源が大幅に増加することは難しく、歳出面では、扶助費の増大、特別会計への繰出金の増加、さらには老朽化した公共施設の更新等、今後の行財政経営は極めて厳しい状況にあると思慮されるところであり、これらの課題について適切な対応が求められております。以前から取り組んでいる人件費及び扶助費の見直しやランニングコストの縮減、スクラップ・アンド・ビルドの徹底などのほか、補助金等のさらなる整理合理化、特別会計等の自立性の促進等を進めることが重要であると考えます。 このような状況の中、本町においては、全庁を挙げて良質な町民サービスの提供に努めるとともに、その担い手として責任と誇りを支えに、これまで以上に堅実な行財政運営に取り組んでいただくことが肝要であります。今後も、選択と集中を繰り返す中、事業の必要性のほか、経済性、効率性及び有効性などに十分配慮し、町民との信頼関係に基づいた健全かつ持続可能な行財政運営と人材育成を推進し、町政の発展と町民福祉の増進に努められるよう期待するところであります。 次に、水道事業会計について申し上げます。 審査に当たりましては、効率性や経済性、公共性など、企業会計の原則に着目し、経営成績及び財政状態に関する書類について確認いたしました。 会計事務は、地方公営企業第3条に規定する経営の基本原則の趣旨に従って処理されているものと認められました。 まず、経営成績として損益計算書をもとに確認しました。営業収益は増加し、営業費用は経費を抑えたことにより、当年度は、前年度決算を上回る1億4,047万203円の純利益が計上となり、良好な経営がなされているものと認められました。 次に、財政状況として貸借対照表をもとに確認いたしました。資産については、前年度と比較すると2,658万3,469円減少し、流動資産は4,748万2,884円減少していました。負債は、前年度と比較すると2億1,453万6,556円減少し、資本は、前年度と比較すると資本金は1億4,927万8,675円増加し、剰余金は880万8,472円減少していました。 また、個別に「短期的な債務に対する支払い能力を示す指標」としての流動比率について見てみました。決算審査意見書7ページの表5に示したとおり、流動比率は551.22%となっており、比率200%以上が支払い能力は安全と言われていることから、十分な能力があると確認しました。次に「経営の柔軟性をあらわす指標」としての固定資産構成比率見てみました。意見書8ページ、表6に示したとおり83.85%でありました。あわせて「事業の固定的・長期的安全性を見る指標」しての固定資産対長期資本比率も見てみますと86.38%でありました。いずれの指標も100%以下であることが望ましいとされておりますので、経営的に問題なしと確認いたしました。現在は健全な経営状態を維持していますが、今後の水道事業につきましては、大幅な給水収益の伸びは期待できない状況であります。 また、南部配水場の更新が報告されていることに加え、順次、老朽化施設(配水場や管路)の更新、耐震化の対応等に多額の資金が必要になることにより企業債残高の増加が見込まれます。これらを踏まえ、さらに効率的な事業の推進及び費用の節減により、健全性の維持向上に努める細心の注意をもって経営に当たるよう要望いたしました。 以上、各会計における審査及び審査結果意見書の概要を申し上げましたが、これまでにも報告しましたとおり、今後の行政経営は極めて厳しい状況にあることが懸念される一方で、住民ニーズの多様化に伴う新たな財政需要等も増えてくることが想定されます。 特に行政コストの増大が見込まれることから、事務執行には一層の効率化が求められる状況にあり、大きな歳入増が見込めない中にあって、諸施策を推進していくためには人材と組織力の強化、そして職員の「意識改革」が鍵と思われます。退職者が増加し、職員構成が大きく変わっていく時期に突入していることから、職員の人数等も含め、今後の組織のあり方を十分に検討し、意欲や能力の向上につながる適切な対応を求めました。 今後も国内外の社会経済環境を初め、大きな時代の流れを見誤ることなく的確に読み取り、組織の現状分析・改善を持続的に展開しながら、歳入に見合った歳出の徹底に経費削減など、引き続き財政健全化に取り組むとともに、効率的・効果的な予算執行に努め、将来を見据えた事業の選択と重点化など、限りある財源を最大限有効に活用し、最少の経費で最大の効果を挙げられるよう積極的に事業展開されること、さらに、現在進行中の大事業、また近い将来実施予定の大事業に鑑み、歳入の拡大につながる事業展開を望むところであります。 次代を担う世代に「夢と希望」を引き継げるよう、町民福祉の充実・向上を図り、真に町民に必要な町民満足度の高い行政サービスを的確に提供することで「住み続けたい。住んでよかった。」そして「住んでみたい。」、「子育て・健康・壬力がキラリ 幸せ実感 住みよい “壬生町”」にふさわしい唯一無二の壬生町づくりに精励されたい。 なお、7月9日付で町長から依頼のありました地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同第22条第1項の規定に基づく審査につきましては、財政指標の算出基盤となった書類等が適正に作成されており、計算にも誤りが認められず、また平成29年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率等につきましては、実質公債費比率が前年度より0.5ポイント増の6.4%となったものの、健全化基準の25.0%を大幅に下回る比率で良好な状態であります。 その他につきましても、赤字額や負担額、不足額等が生じておらず、健全な財政運営が図られていることを確認し、是正改善を要する指摘すべき事項は特にない旨、町長に意見書を提出しましたので、ここに報告いたします。 ○議長(楡井聰君) 以上で監査委員の審査結果についての報告を終了いたします。 これより総括質疑に入ります。 総括質疑は、各会計ごとに行いたいと思います。 まず、一般会計歳入歳出決算については、歳入と歳出を分けて行いますが、その前に努めて基本的な事項についての質疑を行います。 質疑に入ります。 江田敬吉議員。 ◆11番(江田敬吉君) 質問の方法について、議長の進行についてお聞きをしておきたいんですが、監査委員報告に対してはそれぞれ会計ごとにやっていくんですか。それと、どの時点で監査委員の皆さんにお尋ねしたらいいのか、それはどうしますか。 ○議長(楡井聰君) その都度、その都度、会計ごとにお願いいたします。 ◆11番(江田敬吉君) 会計ごとにね。 ○議長(楡井聰君) はい。 ◆11番(江田敬吉君) それじゃ、とりあえず…… ○議長(楡井聰君) ちょっと待ってください。監査委員に対しての質問じゃなくて、監査に対しての質問ですよね。 ◆11番(江田敬吉君) もちろんです。 ○議長(楡井聰君) 江田議員。 ◆11番(江田敬吉君) 一番最初、監査委員にお尋ねして大して問題じゃなかったんで、扱ってもらったほうがいいかなと思ったんですが、とりあえず決算内容についてあらかじめ少し私なりに整理した項目について尋ねさせていただきます。 まず、項目が多いんで途中で切りますから、第一点目の決算書の13ページ、ここに歳入の関係で特に不納欠損額と未済額が掲載されていますが、一般会計に掲載されている内容を見ると、この10年間で、この年度も同じですが、相当努力をされているなと。億単位の不納額が発生していたんですが、今は何千万台に大分減ってきていますから、そういう意味では相当努力したというふうに考えていいんじゃないかと思っていますが、その努力されている特徴的なことがあったら教えてください。 それから、31ページのところで、これは歳入で質問したほうがいいのか歳出で質問したほうがいいのかちょっと整理つかなかったんですが、歳入のほうで入っていますのでそちらで重ねて質問しますが、衛生寄附金2,000万円というのが入っています。この約束されたといううわさ程度には耳にしていますけれども、1億円の一部なのかどうかという、このことについてこの会計年度で2,000万円の収入の内容についてお尋ねをしておきたいと思うんです。 それでこの寄附金は、ひもつきと一般的に言いますけれども、こういうふうに使ってくださいという寄附金のようにお聞きをしているんですが、その使途内容についても明らかにされていませんので、何にお使いになってきているのかよくわかりません。それで、この2,000万以外のお金をそういうふうにお使いになっているんだと思いますので、余りこういう寄附金の内容について詳細に議論すべきじゃないんだろうというふうに思っているんです、内心は。ただ、金額が大きいもんですから、全体として理解していたほうがいいと、こういう判断でこれについては質問しましたので、2,000万の寄附の性格と、どういうひもつきのお金で、どういうところに支出すべき寄附内容なのかお聞きをしておきたいと思います。 それから、決算書の34ページの当初予算で繰越金についてお尋ねをしておきたいと思うんです。この繰越金が当初予算で、34ページ記載ですよ、3億というふうに記載されていると思います。それで補正で追加して、1億3,398万円を補正で追加して4億5,711万円がこの決算書に記載された繰越金と、こういうふうに記載されていますんで、この中身について少し教えてください。 それから、これも歳入のほうと関係ありますのでお尋ねしますが、四つ目の質問の47ページです。決算書の47ページ、ふるさと応援寄附金推進事業というのがあります。ここで当初予算として3,000万収入されているわけですが、決算のほうを見ると予算が、予算も決算も一緒でしょうけれども7,763万円と、これ倍以上に跳ね上がっているんですが、これは当初計画したこの寄附金の推進事業というのは確定して始まるんですけれども、倍以上に予算が増えるというのはどういうことなのかよくわからないんです。予算は要らないんじゃないのかとなっちゃいますので、この内容について説明してもらえますか。それで、このふるさと応援寄附金というのは、どういう成果があったのか。これもついでですから、その項でもしあれだったら答えてもらえますか。 それから、5番目の質問として、決算書の51ページ……     〔「総括ですよ」と呼ぶ者あり〕 ◆11番(江田敬吉君) 総括、何が。全体というのはここだけじゃなく…… ○議長(楡井聰君) 基本的な事項について、まず今はお願いします。 ◆11番(江田敬吉君) わかりました。じゃ…… ○議長(楡井聰君) 今までのところで答弁しますから。 ◆11番(江田敬吉君) そうして。 ○議長(楡井聰君) 越路正一税務課長。 ◎税務課長(越路正一君) ただいまの第一点目ですか、ページ数ですと13ページになります不納欠損、こちらにつきまして少なくなったというふうなご意見をいただきまして、かなり努力されているんではないかというふうなことで、大変ありがとうございます。 そこで特徴的なことということでございますが、ここ10年間ぐらいですか、差し押さえなんかの徴収におきます徹底ですか、預貯金ですとか生命保険、ここ最近ですと給料ですとか、そういったものまで行っておるところでございます。あと、やはりこの10年間の中でということになりますと、インターネットの公売ですか、そういったものも始めるようになりました。あと、こちらは事業所関係の特別徴収ですか、そこにお勤めの方の特別徴収につきましての一斉指定というんですか、そういったものが平成29年に義務化になったものですから、そういったものを各企業さんにご協力いただいているという部分もあるかと思います。あと、平成28年につきましては、口座振替促進キャンペーンというものも行いました。そういったいろいろな徴収の努力のかいあり徴収率が上がり、それによりまた不納欠損についても減ってきているんではないかと、そのように考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 出井透総務部長。 ◎総務部長(出井透君) お答えいたします。 まず、34ページの繰越金、当初予算額3億円を計上しておりまして、補正予算で1億3,398万2,000円増額補正をしているということでございますけれども、当然その脇にある2,313万3,000円というのは、あらかじめ繰越明許費として3月補正予算で、前年度の3月補正予算で設定をさせていただいたものへの財源ということで、それは除外した形が純繰越金というふうになるわけですけれども、1億3,398万2,000円につきましては、議員ご承知のとおり、歳入のほうで言えば予算額をオーバーフローした部分、さらには歳出について言えば執行残額、それらの集大といいますか集まりが1億3,398万2,000円だというふうにご理解をいただきたいと思います。 それから、47ページ、ふるさと納税についてでございますけれども、これは歳入のほうで約1億4,000万ございまして、29年度時点では約半分程度をお礼としてお返しをしておるということで、1億4,000万の約半分、7,000万程度は歳出のほうに計上されているということでございます。 それから、ふるさと納税の効果でございますけれども、やはり苺あるいはおもちゃ産業等々、さらには近年ですと、29年度は特にですけれども、壬生ブランドとして認定させていただいたものを謝礼品として送らせていただいておりますので、相当に地場産業の活性化には効果があるのかなというふうに考えております。 それから、寄附をいただく中でどういうものに使ってほしいということで、寄附者の方に希望していただいておりますので、翌年度、平成29年度の1億4,000万ですと、ことしの30年度の当初予算におきまして、それぞれ寄附目的に合ったところに財源として充当させていただいておりますので、寄附者のご意思を十分に生かしながら歳出予算の効果的な編成に努めているというふうにご理解をいただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 一つ、私のほうからでよろしいでしょうか。先輩議員を前にして失礼かと思いますけれども、基本的な事項ということでちょっと説明させていただきますと、予算が収支目的に従って適正に効果的に執行されているかとか、それによってどのような行政効果が発揮できたとか、行財政運営においてどのような改善・工夫がなされるべきかと、そういう大まかな形での総括質疑の基本的事項で質問していただければありがたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 江田議員。 ◆11番(江田敬吉君) 今、議長が整理されましたんで、議長の進行に協力する意味で、一旦ここで私は中断しますので、引き続いて、また皆さんが発言が終わった段階で発言を求めますので、ほかの皆さんからとりあえず質問させてください。 ○議長(楡井聰君) 川又孝司生活環境課長。 ◎生活環境課長(川又孝司君) 江田議員の第二点目の質問だったと思うんですが、30ページ、31ページ、衛生費寄附金についてでございますけれども、この事業につきましては産業廃棄物施設の整備稼働に伴いまして、公益財団法人栃木県環境保全公社から寄附を受けているものでございます。内容について、平成29年度につきましては2,000万円ということになっておりますけれども、これにつきましては3年間の事業ということで総額1億円出ておりまして、平成27年度に5,000万円、平成28年度に3,000万円、そして平成29年度に2,000万円ということになっております。この出た収入の内容ということですけれども、吾妻工業専用地域のほうに焼却施設ができたことに伴いまして、その焼却施設の処理能力が1日100トン以上ということで、1億円が限度となっている寄附金となっております。 使い道につきましては、平成29年度につきましては、この寄附金につきましては藤井6自治会の環境を守る会というところに補助金として出しているものでありまして、その使い道が藤井のその6自治会ということで、その中の公民館の改修事業またはごみステーションの新設または改良工事と、平成29年度道路改修工事ということで行っております。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 小牧敦子議員。 ◆6番(小牧敦子君) 今回も決算書、意見書を読ませていただきました。監査役のほうから、あれもこれもやめた上で新しいことを行うという、大変意味の深い文言が書かれています。こういったことも含めてなんですが、私は、もう毎年度毎年度、職員の数が減っていくことはどうなんであろうというご意見をさせていただいております。意見書の8ページを見ましても、人件費が27年度から数字的にもどんどん減っている状況が見てとれます。これは、いつもご回答は、適正人事配置に基づいて計画どおりに減らしておられるというご説明をいただいているので、今日はそこはお尋ねしたいんですが、先般、下水道の事業団が不正に二重計上を行って、その処理が行われたという報告を受けました。もちろんこの専門性の高い事業について職員の方がこういったチェックをしていくということ、本来ならばダブルチェック、トリプルチェックをして当然なんですが、そういったことが本当にこの壬生町で職員の数の中でそれができるのだろうか。全協のときのご説明では、このようなことは繰り返さないようにと善処しますというお言葉をいただきましたけれども、壬生町全体の職員の数ということが本当にこのまま計画どおりに減らしていくことが、経常経費というものはなるべく抑えるべきということは理解はしていますが、どこかで金属疲労を起こさないだろうかという、そんな思いがございます。 町長あるいは副町長、どのようなお考えをお持ちなのか、改めて伺いたいと思います。 ○議長(楡井聰君) 出井透総務部長。 ◎総務部長(出井透君) お答えいたします。 まず、職員の数ということですけれども、この歳出構成比でおっしゃっているのかと思いますけれども、29、27からずっと金額的にも比率でも減っておりますけれども、これは数というより圧倒的に職員の構成の新陳代謝といいますか、大量に退職される方がいて、若い職員の方にかわっているというのが現実でございます。もうここ数年間、1年間に十数名の方が退職されまして、十数名の方を新採用でとるということで、もうこれはおのずと相当に給与に開きがありますので、その結果としてこういうことで費用が減ってきている、予算額、決算額が減ってきているというふうにご理解をいただきたいと思います。 ですから、そういったことでチェック機能ということ、この数字とはまた関係のないことなのかなというふうには思っています。ただ、先ほど監査委員のほうからもございましたけれども、大量にノウハウを持った職員が退職していくということですから、そういった職員の方たちが持っているノウハウというのは、着実にその若い方たちにも引き継いでまいりたい、そういった体制はしっかりと構築してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(楡井聰君) 小牧敦子議員。 ◆6番(小牧敦子君) そう言いますと、本年度から週31時間という新しいOG、OBの方を採用されていますが、そこで専門性をつなぐ、そこで若い方を育てて育成していくということということで理解をしてよろしいでしょうか。 ○議長(楡井聰君) 出井透総務部長。 ◎総務部長(出井透君) それが全てではございませんけれども、大変有効な手段の一つであるというふうには考えておりますので、今後ともそういった手法は活用してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(楡井聰君) 田村正敏議員。 ◆9番(田村正敏君) 全体的な財政というところでお伺いをいたしますけれども、例えば消費税が平成27年から増税になりまして、その一部を社会保障費に充てるということで、ひもつきの交付税が来ていると思いますけれども、過去のデータが手元にないんですけれども、その交付金自体が、この間、増えているのか、増えていないのかなと思うんですけれども、一方で、実際に使う社会保障費は全体的にかなり増えているのかと思いますけれども、その辺どうなのかお伺いしたいのと、それを踏まえて全体として、先ほどもありましたように、徴税関係が増えているという、あるいは滞納関係が解消に向かっているという財政的に収入が増えている、いい部分もあるかと思います。その両方を踏まえた上で、今の経常収支比率が88.5%ということでございましたけれども、この29年度、それまでを含めてこの29年度の経常収支比率88.5%、収入も増えているけれども、当然社会保障費なんかが増えているから出るのも多いわけでございますけれども、その辺全体的な財政に対する所感をお伺いしたいと思います。 ○議長(楡井聰君) 出井透総務部長。 ◎総務部長(出井透君) まず第一点目、地方消費税交付金ということなのかと思いますけれども、これは今手元に過去の5%時代のものと現在のものと比較数値は持っておりませんけれども、これは非常に大きく増えております。さらに、当然その社会保障の財源とするということですけれども、主としてその一般財源といいますか、単独事業的なところに充当させていただいているというイメージと、あと国費で法制化されているものはほとんど負担金ということで、国のほうから2分の1、県4分の1というような形で来ます。さらに、その負担、残りの4分の1につきましては、国税におきましても消費税がございまして、地方交付税のほうにその一定割合は入っておりますので、その4分の1、町が負担する4分の1についてはやはり消費税のほうから、広い意味での国税の消費税のほうからも補填されている部分があるんだろうなというふうに考えております。 それから、経常収支比率についてでございますけれども、わずかではございますけれども、監査委員さんのほうの報告にもございましたけれども、0.2%下がっているということで、これにつきましては、先ほど小牧議員のほうからもお話がありました人件費の若返り、さらには物件費のほうも経常収支比率が下がっておりますので、そういう意味では、多分業者委託ですとか、あるいは直営から委託、そういったところで増えている部分等々で改善がされているのかなというふうに考えております。 さらに、扶助費的なところでは経常収支比率は増加しておりますけれども、全体としてはわずか0.2%でございますけれども下降しているということで、財政は幾分ですけれども好転しているのかなと。この数字が88.5というのは、依然として高い水準にあるというお話はしっかりと受けとめますけれども、県平均あるいは日本全体での比率と比較しますと、比較的良好なほうに入るのかなというふうには考えております。 以上でございます。
    ○議長(楡井聰君) 田村正敏議員。 ◆9番(田村正敏君) 社会保障費のほうなんですけれども、消費税が増税をされて5%から8%に上がったときに、その分は地方の社会保障に使うということで交付税が増えたと思うんですね。増えた分、それから各単独事業の補助金も入ってくると思うんですけれども、その増えた分以上に現実この壬生町で使っている社会保障費の増えている率のほうが高いんじゃないかという趣旨の質問だったんですけれども、要は、収入よりも実際使う社会保障費の伸び率のほうが高いんじゃないですかという、その辺はどうなんでしょうかという意図だったんです。 ○議長(楡井聰君) 出井透総務部長。 ◎総務部長(出井透君) 決算書のほうでも出ておりますけれども、地方消費税交付金の中で社会保障財源のほうに充てなさいよと言われているのが3億1,166万1,000円、ただ、いろいろな統計上あくまでもその一般財源として取り扱っております。その中で、先ほど経常収支比率の関係を申し上げましたけれども、扶助費の平成28年度の決算での経常収支比率は9.2%でございます。平成29年度、11.0%ということで、これはやはり純粋な一般財源ベースでも一般財源を充当した扶助費というものは増加傾向にあるのは否めないというふうには考えております。 ○議長(楡井聰君) 落合誠記議員。 ◆16番(落合誠記君) 経常収支比率の話が出ていますけれども、意見書では、臨時財政対策債、一般財源に含んだ数値ということで発行額が29年度は4億円となっております。この4億円という数値の適宜性と、あと基本的には本町も多分将来不交付団体を目指すというところになると、なかなかこの臨財は発行できないという中においては、この臨時財政対策債の先ほどの適宜性にも入るところなんですけれども、方向性として今の状況とどのように将来導いていくのかというようなことをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(楡井聰君) 出井透総務部長。 ◎総務部長(出井透君) お答えいたします。 臨時財政対策債の今後の借り入れの方針という意味で答えてよろしいでしょうか。確かにおっしゃられますとおり、臨時財政対策債という性質が交付税の一部のように扱われておりまして、借りても借りなくても将来100%その元利金が交付税の中に算入されるということで、一見、借りないといけないのかなみたいなところがありますけれども、借りても交付税総額は変わってこないということで、なるべくはその抑制をしたいというふうには考えております。議員がおっしゃられるように、不交付団体になればいいんでしょうし、不交付団体になったときは、その交付税措置と全く関係ないだろうよということでの意味かと思うんですけれども、なかなか一足飛びには不交付団体にはならないというふうには考えております。 ただし、現在のように、交付団体という中にありましても、極力、交付税措置の高いもの、いわゆる借りたから交付税に算入されるというようなものを中心に借りまして、臨時財政対策債等のように借りても借りなくても交付税措置がされるというものについては、極力抑制をしてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 鈴木理夫議員。 ◆13番(鈴木理夫君) この29年度で、ご存じのように、新庁舎建設についてかじを切ったことにつきましては高く評価をしたいというふうに思いますし、この庁舎ばかりでなく、この意見書のほうにも記載のとおり、公共施設、道路そして下水道とか含めて、大変先ほどの城址公園の照明施設の改修の工事もありましたが、いろいろな面で急を要する公共施設の修繕みたいのが、修繕あるいは建て替えも含めてたくさんあるというふうに私自身認識しているんですが、公立校、小学校、中学校につきましても校舎、体育館については耐震への対策は完了したわけでありますけれども、ただ、完了したということであって、施設の寿命が延びたということではないというふうに私は認識しておりますので、そういった全ての公共施設について、今後、決算とは若干離れるかもしれませんけれども、どのように考え、大変ご存じのように財政の厳しい中でありますし、さまざまな福祉関係の予算の占める割合も年々多くなってきておる中で、公共施設というのも重要なものであるというふうに私自身も皆さんも多分認識していると思いますが、その点についてどのようにお考えなのかお聞きしたいなというふうに思います。 ○議長(楡井聰君) 出井透総務部長。 ◎総務部長(出井透君) お答えいたします。 一部、一般質問でいただいたような内容とかぶってしまうので、簡単に、簡単にと言うと失礼ですけれどもお答えしたいと思います。 まず、町全体としますと、公共施設の総合管理計画というのを総務課のほうで策定しまして、全体の施設の現状あるいは問題点等をある程度は整理してあるというふうな状況にございます。その上で今後、学校あるいは、先ほど補正予算のほうでも話題になりました清掃センター等々、個別に今後どのように維持管理をしていって、具体的に長寿命化を図っていけるのかというような個別計画を策定してまいる段階に入っているのかな。もう既にできているものも一部あるのかとは思いますけれども、そのような流れでなるべくは延命化をさせて、その維持管理に要する費用を分散化してまいりたい。一時に多額の新築あるいは改築等にならないで、段階的に長寿命化を図っていきまして、世代間の負担の公平なども図られればいいのかなというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(楡井聰君) 田部明男議員。 ◆2番(田部明男君) 若干の意見を含めて総括質疑を行いたいと思います。 町で住み続けたい、住んでよかったということ、そして住んでみたいと言える町というのをスローガンというか、テーマに掲げていらっしゃるわけですが、そのためにはやはり一つひとつの項目ももちろんそうですけれども、町長の政治理念として住民の方の命や安全を守る、その姿勢をきちんと打ち出すということが私はどうしても外せないと思うんです。その意味で、今、特に国の政治、これとの態度をどう表明するのかという問題で四つ例を挙げて伺いたいと思います。 一つは、安倍総理は、憲法9条に自衛隊を明記し、日本を戦争する国に変えようということを今公言していらっしゃいます。 二番目に、日本は…… ○議長(楡井聰君) 田部議員に申し上げます。ちょっと一問目の質問は、決算の総括にちょっと合わないような質問ですので、お願いします。 ◆2番(田部明男君) そうですか。じゃ、いいです。 ○議長(楡井聰君) よろしいですか。 ◆2番(田部明男君) はい。 ○議長(楡井聰君) それでは、基本的な事項についての質疑を終了いたします。 次に、一般会計歳入についての質疑を行います。 小牧敦子議員。 ◆6番(小牧敦子君) 歳入についてお尋ねをいたします。 ページで言いますと、16ページです。 障がい児通園ホームの利用負担額が、予算に比べましてかなり低いのかなと見ております。利用負担ですから、利用された方がお支払いいただくということで、そのまま利用人数にかかわっていくのか、それとも何か特別な理由があって減っているのか、内容をお聞かせください。 それから、続いて、同ページで一般の保育園の保育料、この収入未済がかなり増えているようです。これは意見書のほうで見てとれるんですが、以前、同様の質問をしたときに、民間保育園さんで保育料が払えなくなった方が公立保育園に移動されて、そこで公立保育園がその保育料をこれから上げていくという、非常に複雑なやりとりがあったんですが、この29年度に関して収入未済というのはどちらの利用者だったのか、内訳をお願いします。 それから、収入でいうので20ページのふれあいプールの件でお尋ねをいたします。このふれあいプールの場合、使用料ということになるんですが、これも予算に対して、予算が2,100万に対して決算が1,500万いかないという形です。これに関しては、夏場、日本の夏の天候が非常に難しくなっているのと、共稼ぎが多くて平日は送り迎えができない、いろいろな理由があるんだとは思うんですが、担当課にその減っている要因の分析をお聞かせください。 以上三つです。 ○議長(楡井聰君) 神長利雄民生部長。 ◎民生部長(神長利雄君) 小牧議員のご質問にお答えいたします。 まず、第二点目の保育料関係でございますが、これは今、町外、民間か公立かというようなお話ですが、今、詳細データを持ち合わせていなくて申しわけないんですが、現年が収納率では99.36%ということで、それから過年度が9.23%というような収納率でございますが、これにつきまして、ことしの年度は過ぎてしまったわけですが、6月に督促状を送付しまして、7月の中ごろに現年度につきましてはその後66万100円の納付がございまして、また過年度につきましては32万6,250円というようなことで納付がございました。この滞納につきまして、決算審査のほうでも指摘をされているわけでございますが、私どもとしましては、まず納付相談あるいは分納誓約をとりまして、少しずつでも納めていただく、あるいは滞納額の多い人につきましては、児童手当から徴収を引き続き実施させていただいているということで、現在11名の方がそれを現金での手当の支払いに切りかえさせていただいているというような状況でございます。 また、今年度、29年度はやっていませんが、以前は不納欠損処分もさせていただいて、この滞納の状況というのはほかの徴税と言われる、公共料金等と同じような方が対象となっているものですから、対策としては同じような対策をとっているわけですが、やはりきちっと納めていただける方には納めていただくということで、そのような対策はとってやっているということでございます。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 臼井優子こども未来課長。 ◎こども未来課長(臼井優子君) ご質問にお答えいたします。 障がい児通園ホームの利用者負担金ということについてなんですけれども、ドリームキッズ等の児童発達支援の施設では、放課後等デイサービスなどを実施しております。障がい児などの発達支援につきましては、1割の利用者負担金と9割の公費負担金になってございまして、生活保護や町民税が非課税であったりする場合に自己負担等が変わってまいります。そういった理由で当初の見込みと実績の違いが生じていると思われます。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 大柿悦子スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長(大柿悦子君) 小牧議員のふれあいプール使用料の減収の分析と担当課の分析ということですが、ふれあいプールの性質、屋外プールという性質上、どうしても宿命的なものがありまして天候に左右されるという状況にありますが、29年度におきましても、ここ数年の傾向としまして6、7月が暑く、8月になると気温が上がらないという天候不順が続いておりまして、過去で言いますと平成15年度の冷夏のときには3万9,349名という入場者だったんですが、昨年はそれもちょっと最少の人数を下回りまして、3万6,263名ということに入場者のほうが減ってしまったんですが、天気の状況を見ておりましても、今年度のような猛暑の時期と違いまして、雨の多い時期、水温が上がらない時期がありまして、閉園をちょっと早めた経過もあったりしまして、入場者のほうが振るわず、入らなかったという傾向だったというふうに思っております。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 小牧敦子議員。 ◆6番(小牧敦子君) 一問目、二問目、お子さんが利用される利用者が貧困の家庭の割合が比較的増えてきているのかなという印象を受けました。それに関しては、保育だけではなく、やはり家庭環境に関して、家庭丸ごと寄り添い、いろいろな意味で支えていかなければならないのかと思うので、そういった支援、貧困家庭への自立支援のような支援というのは、常にそういった該当者には入っているということでよろしいでしょうか。それとも、要は保育料が例えば未済になって欠損になってしまう前に、例えば生保を受けられることをお勧めするような仕組みというのはもうでき上っているんでしょうか。 ○議長(楡井聰君) 神長利雄民生部長。 ◎民生部長(神長利雄君) お答えいたします。 今、貧困対策というのが、議員おっしゃるように、いろいろな分野で大変な課題になってございますが、そういう保育料とそういった公共料金もだんだん支払えなくなるというような家庭環境も今ございますが、そういう生活保護という指導といいますか、やはりその中でそういう状況を見ながら、保育園においては私どもはそういう子供の家庭について、その納付方法の相談など、やはり制度としてどうかということはわかりませんが、そういうふうな対応はさせていただいているところです。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 一般会計歳入についての質疑を終了いたします。 次に、一般会計歳出についての質疑を行います。 江田敬吉議員。 ◆11番(江田敬吉君) 先ほどは議長の議事整理に反する発言して、ごめんなさい。 それで、さっき中断した以降の質問事項がありますので、発言をさせていただきます。 一つは、清掃センターのじんかい処理業務がどうなっているのかというのも随分心配しながら、私も軽トラへ積んであそこへ焼却ごみを運んだという経過もあって、しょっちゅう故障ばっかりしているなという印象があるんです。何でこんなに故障するのかと、担当の職員にそうお尋ねしたこともあったんですが、ここはプロに運転を任せているんでしょう、委託して。委託費が相当高額を払っているわけです。全体として清掃センターで使う1年間の委託費から修繕費だか何かを入れて、全体としては5億円ぐらいかかっているんですね、あの清掃センターのじんかい処理業務をこなすために5億円使っている。それで故障している。あと何年あの施設がもつのか。また20億や30億の新たな建設費が必要なんだろうなと、こういう心配しながらこの問題を見守ってきています。 それで、この清掃センターの建設した会社に運転を任せているんだと思うんですが、相当高額の7,400万ぐらい払っているのかな、委託料ね。7,400万であれの運転を頼んでいるんでしょう。この運転は、専門家が来てやっているんだろうから、少し高給払うんでしょうけれども、7,000万の運転費用をかけてしょっちゅう故障しているんじゃどうしようもないなと、こういう思いもあるんです。したがって、この委託費の内訳、どうなっているのかほとんど人件費だと思いますが、何に使っているのか、そのほかに補修費というのか修繕費というのか、そういうのもかなり高額な支出があるようですから、それらを含めて清掃センターの実態についてどういう問題が起こっているのか、この決算の機に検証しておきたいと思って質問しています。これが一つです。 それから、決算書の77ページの農地費として下稲葉の圃場整備の問題が掲載されています。それで、これも事業者は住民の皆さんが組合施行みたいにやるのか町施行なのか、あるいは国なのか県なのかというのもあると思いますが、施工業者がどなたなのかよく報告されていないです。こういうのはやっぱり町民にきちっと報告して、予算はこのぐらいかかりますというのを明らかにしていただきたいと思うんです。 それで、この圃場整備の費用について町が負担すべき費用というのは、最終的にやると、その圃場整備が完成した段階で、どの程度の町の財政負担が発生するのか、この辺やみくもにやるというわけにいかないので、教えていただきたいと思うんです。この会計年度ではそんな高額な支出はありませんから、問題にする必要はないと考えているんですけれども、これから相当かかるんでしょうから、この辺を担当部署で把握していると思いますので教えていただきたい、こう思います。 それから、決算書の81ページ、産業振興奨励費として1億6,686万円、下の細かい数字は省略しますが、そういう費用が支出されているんですが、内容がよくわからないんです。私は、当初予算も途中の補正予算もかかわっていませんから、この会計には。だからわからないのはしようがないと思いますが、ただ、知らないまま決算認定というわけにいきませんので、どういうことにこの産業振興奨励事業というのは何をやっているんですかというのだけ教えてください。 それから、次に、決算書の83ページ、これも六美地区の調整区域内の雨水対策費、これは今から10年ぐらい前に決めているんだろうと思いますが、清水町長になってから具体的にこういう工事が始まったと、こう認識していますが、いずれにしても15億円が議会に報告されて、よし、やりましょうというんで、この調整区域内の雨水対策が始まったと認識していますが、これが最近は終わったんじゃないのかという話と、まだ終わらないんじゃないのかという話と交差していますので、これは担当部署できちっと町民に向かって、当該地域だけじゃなくて、高額の支出があるんですから、現状どうなっていて、もし終わっているんなら終わっているようにきちっと報告していただくと、こういうことが行政事務としては必要なんじゃないかというんで、改めてお尋ねをしておきたいと思うんです。 それから、同じく六美の北ばかり言って悪いんですが北部地区の区画整理事業、この会計年度では3,340万ぐらいの支出ですから大したことないんですが、これもいろいろ私の耳に入っているんですが、中身は余り承知していません。それで、ここは自治体施行じゃなくて組合施行ですから、多分行政としては補助金か支援金か何かわかりませんが、相当の金をつぎ込まないと成立しないだろうと思っていますので、ここの費用見積もり、完成するまでの費用見積もりがどうなっているのか、完成時期はいつなのか、この会計年度でも先ほど言った支出がありますので、そういうのがわからなくて結構ですというわけにいきませんので教えてください。 それから、決算書の87ページ、ハイウェーパーク、ここの維持管理事業として2,000万ちょっと支出になっているようですが、3,000万か、3,285万の支出がありますが、これはこの管理費の支出があって、光熱費使用料として…… ○議長(楡井聰君) 江田議員、申し上げます。よろしいですか。江田議員が所管の委員会でも詳細説明を求められると思いますので、総括的でよろしいでしょうか。 ◆11番(江田敬吉君) 総括か何かわからないよ。町長もいないし、あそこにはね。委員会には町長出席されないでしょう。それで担当部長ぐらいは来るかもしれないですけれども、全体のいるところでお聞きしておいたほうがいいと判断。 ○議長(楡井聰君) 詳細については、担当所管、自分の委員会、江田さんは建設経済なもんですから、そちらで細かい話は聞いていただいて。 ◆11番(江田敬吉君) だから、事業全体の計画ですから、私が質問しているのは。個別のただ予算幾ら使ったとかという話じゃないですから、だから、そういう計画全体の概要が議員がわからないで、委員会でやればいいという性質のものではないと思うんです。だから、その概要がわからないから、そういう支出があるけれども、どういうことになっているんですかとお尋ねするのは議員の権利じゃないですか、これ。 ○議長(楡井聰君) わかりました。続けてください、じゃ。 ◆11番(江田敬吉君) それで、その費用負担をどうされているのかというのがよく見えないです。契約行為ですから、契約行為で公有財産の貸借契約が、この業者も入っているようですから、されているんだと思うんです。どういう契約されて、光熱水の負担を求めているのかよくわからないんです。だから、それを説明してください。 それから、これ最後になりますから、決算書の89ページ、ここで消防団、消防団が今、壬生で何名いるのかと、総務部長、前の総務部長といろいろ議論して、200名いますと言うんですね。200名の年間の報酬、特別職の公務員ですから消防団員は、それで町の行政組織でしょう、消防団は。団員は特別職の公務員、こういうことになっているんですが、報酬は8万円しか払っていないんで、最近、人気悪くてなり手がいないという苦情があって、自治会長さんが集まって協力隊というのを組織して寄附を集めているんです。これはもう割り当て寄附で払ってくれないから、自治会費で総会決議でみんなどこの分団に行っても、みんなそういう寄附していて、寄附を出しているみたいです。これは余り安過ぎるので、何日働いているのか、これも担当部署の責任者に聞いたら、平均団員の出勤日数が46日だと言うんです。今の総務部長さんはどういうふうに考えているかわかりませんが、そういうふうに私は聞いてきたんです。だから46日フルタイムじゃなくても、少なくとも20万ぐらい払ったとしても200人で4,000万ですから、大した金じゃないんだと思うんです。少なくとも、これは8万円というのは、幾ら何でもひど過ぎるんじゃないのかということで、いろいろ担当部署ともお話をしてきた経過があるんです。この際、この消防団が使っているお金、その8万円の報償金のほかに、各分団ごとにどういう経費が補償されて活動しているのかわからないんですが、自治会で出した寄附の中には、この組織の運営費にまで相当金使っているみたいですから、消防組織では消防団の経費は、運営経費は当該自治体が全部負担すると書いてあるんですから、これ。だから、自治会が負担するのは筋違いじゃないかなと思っているんです。この辺を教えてください。 以上、とりあえず幾つか出しましたんですが、答えてください。 ○議長(楡井聰君) 順番に答えられるのか。 川又孝司生活環境課長。 ◎生活環境課長(川又孝司君) 江田議員一点目の清掃センター関係についてお答えいたします。 清掃センターにつきましては、焼却施設運転管理業務委託事業ということで決算額7,400万となっておりますけれども、ほとんどが議員おっしゃるとおり人件費になっておりまして、人数は12時間運転で常時5名以上勤務するということで、ほとんどが委託事業の中の人件費となっております。 それから、修繕費等がかさんでいるということでございますけれども、清掃センターは平成11年4月に稼働し始めましてもう19年ほどたっておりまして、現在、先ほどちょっと落合議員さんのほうにも答弁差し上げましたが、平成32年から基幹改良工事ということで、大規模な中の改修工事を予定しておりまして、そのために今、長期継続計画等を作成してどのようなところを直したらいいかということで検討しておりまして、来年あたりは予定としましては設計書を組みまして、その後、32年からの32、33、34の3年間で基幹改修工事に入りたいということで予定しております。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 小谷野紀雄農政課長。 ◎農政課長(小谷野紀雄君) 江田議員ご質問の第二点目です。下稲葉地区圃場整備事業についてでございますが、事業主体につきましては栃木県ということで、県営事業といたしまして平成29年度から事業に着手した事業でございます。また、区域の面積につきましては約200ヘクタールとなっております。また、総事業費につきましては、全体で約30億円の事業費となっておりまして、その負担割合につきましては、国が50%、県が30%、町が10%、残り10%が地元負担というふうな負担割合となっておりまして、最終的な総事業費に対する町負担は30億円に対する10%でございますので、3億円というふうなものが最終的な町の事業に対する負担となってまいります。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 篠原一雄経済部長。 ◎経済部長(篠原一雄君) お答えいたします。 産業振興奨励事業についてでございますが、産業振興条例に基づく補助金でございまして、工場の新設や規模拡大、近代化のための増改築に奨励支援し、雇用の確保と産業の振興を図ることを目的とした補助金でございます。 内容につきましては、投下固定資産額奨励金ということと用地取得奨励金ということで、現在数社が対象となっておりますので、詳細、金額等につきましては、委員会のほうでご説明をさせていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 増田典耕建設課長。 ◎建設課長(増田典耕君) 六美地区雨水排水対策事業についてお答えさせていただきます。 六美地区につきましては、社会資本整備総合交付金事業の事業として28年度に事業自体は完了させていただいてございます。29年度におきましては、その事業に基づきまして事後評価を行うという形の義務づけがございまして、事後評価の事務を単費を使いまして行ってございます。 あと、その事業の中で未同意者、同意をいただいていなくて、1件まだ着手ができていなかった部分があるんですが、29年度におきまして同意をいただけて、その対応をした予算という形になってございます。 以上でございます。     〔「費用総額というのは出ていないんだ」と呼ぶ者あり〕 ◎建設課長(増田典耕君) 費用総額でございますか。事後評価につきましては370万ほどです。それと未同意者対策につきましては、土地購入費と補償費を含めまして600万程度でございます。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 出井透総務部長。 ◎総務部長(出井透君) お答えいたします。 消防団員の報酬についてでございますけれども、まず平成29年に支給されておりますこの報酬につきましては、定員203名のうち194名の方に対して支給した金額となっております。 それから、8万円が議員のほうから安いんじゃないかというお話でございましたけれども、県内の一覧で見ますと、決して安いほうではなかったというふうに記憶しております。と申しますのは、出日日当で対応されているところがかなりありまして、その出動日数によって報酬を支給しているというところと、比較しますと一定で8万円を支給している本町というのは低いほうではなかったというふうに記憶しております。 それから、本部への運営費としまして活動費といいますか44万円を交付させていただいております。それから、各部への補助金としまして、ポンプ車のところは定数が多いんで7万2,000円、可搬の部のほうに6万2,000円ということで、15部総額で100万円の補助金を出させていただいております。議員がおっしゃるように、大変熱心に活動されているということは十分承知しておりますので、今後とも他市町の動向等を十分見きわめながら、あるべき報酬体系というものを模索してまいりたいというふうには考えております。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 神永全始商工観光課長。 ◎商工観光課長(神永全始君) 江田議員ご質問のハイウェーパークの光熱費についてですが、常設店舗につきましては、使用料につきましては実績に応じ、売り上げに応じていただいておりますが、それ以外に光熱費使用料といたしまして、またその月の使用実績に応じて光熱費使用料をいただいております。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 大垣成仙都市計画課長。 ◎都市計画課長(大垣成仙君) 江田議員のご質問にお答えいたします。 六美北部地区土地区画整理事業でございますが、今年度末の組合設立を目指して現在事業活動をしております。事業主体は組合となっております。面積がおよそ50ヘクタール弱、総事業費はおおよそ75億円程度でございます。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 江田敬吉議員。 ◆11番(江田敬吉君) 総工費はわかったんだけれども、町の負担は幾らになるのかというのを答えてくれなかったから、それは後で聞きます。 それで、議長、一般会計のほうの、私、質問終わったもんですから、これで再質問しませんので、監査委員さんに一言、二言質問したいんですが、ここで発言してもよろしいですか。 ○議長(楡井聰君) はい、どうぞ。 ◆11番(江田敬吉君) それで、今日は隣に監査委員がいますから、隣で聞いてもいいんですけれども、代表監査委員がいますので、熱田さんがそこへ座りっぱなしじゃ気の毒ですから……     〔「いや、そんなことないです」と呼ぶ者あり〕 ◆11番(江田敬吉君) 一言ぐらい発言していただいたほうがいいんじゃないかと思いますけれども、それで、二つほどお尋ねすることを用意しました。いずれにしても、決算監査については、長文で大変苦労されて作成されたというので感謝をしておりますが、しかし、内容については、どっちかというと執行機関に対してお褒めの言葉が集中して書いてあるぐらいで、具体的に問題点はどこにあるかということで、もっと具体的にずばり指摘をしていただかないと、次年度以降の計画や組織運営に行政運営に相当インパクトを与えるような監査報告というのは大事なんじゃないかと私は常に考えているもんですから、そういう意味では、監査報告については若干不満がありました。いずれにしても、それは100%お前の納得する監査報告はできないよと言えば、そのとおりだと思いますので、私の意見もそのぐらいにします。 それで、問題は、私がここでお尋ねしたいのは、壬生町の財政支出の抑制策をどうとるかというのは重要な課題だと思いまして、壬生で個人の生活費支援の補助金を除いて、全ての団体活動に対する補助金をどう出しているのか、この間ずっとどういうふうに減っているのか増えているのか調べたいというんで、全ての補助交付団体の資料の提供を求めて、今勉強中なんです。それで、それの概算計算でいくと、町から出ている補助先ですね、相手先が1,000団体を超えているんじゃないかと思っているんです。これは、補助金というのは家庭経済と一緒で、何か切らないとどんどん支出が増えていっちゃうということになりますから、補助金もそれと同じように、削ることをやらないとどんどん増えていっちゃって、名前も補助金じゃなくて支援事業とか何かと名前を変えて出しているのも含めたら相当な数になっているんです。だから、これは補助金の見直しというのは、監査の皆さんにも相当注視をしていただきたいなという事項なもんですから、これはひとつ感想があったらお答えをいただくということで結構ですので。 それから、少子高齢化のその影響を受けて、働き手がどんどん減っていっちゃって、どうするのかという時代に入ってきています。これは壬生も例外じゃなくて、役所のこれからの働き手をどう育成していくかという課題も重要なことだというふうに思っています。 それで、今、我が国全体としては働き手が不足したやつは、外国の労働力を輸入して何とか賄っていこうという動き、それから高齢…… ○議長(楡井聰君) 江田議員、簡潔によろしくお願いします。 ◆11番(江田敬吉君) 高齢化社会になってきて、年金の支出だとかいろいろ増えてきますから、定年退職の延期をやろうというんで、過日、国の人事院も65歳定年延長という総務省に答申案を出しているんです。こういう動きになってきて国の答申が出たら、我が町はどうするのかということが後追い的にやるんじゃなくて、先取りして国の動きをしっかり見定めて、壬生の職員の働いていただいている皆さんの定年をどうするかという検討に着手していただきたいと、こういうふうに考えているんです。これは人間も行政経営の資源ですから、これの育成と確保は重要な町経営の課題というふうに捉えて、監査委員の皆さんにも相当監視をしていただきたいと、こういうふうに思いますので、これも二つ目の感想としてもし考えがあったらお答えいただきたい。この二つです。 ○議長(楡井聰君) 熱田幸一代表監査委員。 ◎代表監査委員(熱田幸一君) 江田議員、ご質問ありがとうございます。 ちょっと座らせて、じゃ、最初の質問で、この今回の意見書の中で、ここの当局の職員の方への誉め言葉が、江田さんの言葉をお借りすれば多いということですけれども、私は、決してそういうつもりで文書として書いているつもりはございません。事実として、どちらかというと正確にそれを表現しているわけでございますから、それはいろいろな取り方がおありになると思いますけれども、ご理解いただきたい。 それから、二番目に補助金の見直しの問題がありました、いろいろ。そんな先ほどおっしゃられた、町の中で1,000件もあるというのは、ちょっと私も今初めて認識した段階でございますけれども、内容的に補助金の云々につきましては、過去から同じようなことを繰り返しているだけじゃなくて、時代に合った見直しも必要じゃないかというふうに私も常々考えておるところでございますので、これから次年度以降、いろいろその皆さんにも意見を申し上げたいと、そんなふうに思います。 それから、人の問題につきまして、私もここにコメントを書いておりますけれども、この数年で大変大量の定年者が出ていくということでありまして、役場も全体のあれとしては二百五、六十人の全体の所帯であれしているわけですけれども、特に幹部の人たちがやめていくとなると、仕事の問題いろいろ、内容的にも非常に難しくなってくるんじゃないかと思うし、また、いわゆる公務員としての役場の仕事も、大分これ国自体もいろいろな法律ができたり条例ができたり変化していきますので、それに対する対応の問題もいろいろ難しい問題もあると思いますので、なかなかこれは旧来と同じばかりのやり方や仕事の仕方や進め方ばかりでは、できにくいところもあります。 そんな観点からいろいろな効率化を図って、いろいろ時代に合った勉強もしてもらって、若い人にしてもらって、そして組織を活性化していってほしいという意見を述べているわけでございまして、これはおっしゃるとおり、江田議員おっしゃるとおり、国もそうですけれども、やっぱり地方自治体についてもそういうことを真剣に取り組んでいかなければいけないと思います。もちろん、これ公的なあれですので、そんなどんどん人を増やせばいいという問題でもありませんし、それだけの人件費がかかって費用もかかるわけですからあれですけれども、やっぱり効率さを考えてやっていく必要があると思います。 さらに、その点でちょっとつけ加えさせていただければ、ちょうど今回、新庁舎の建設の問題が出ましたけれども、いい機会でございますので、2年後、3年後に向けていろいろなこの見直しをして、いろいろ効率化を図っていくということも必要なんじゃないかと、そんなふうに考えておるところでございます。 ご質問に対して的を射ているかどうかわかりませんけれども、以上、申し上げます。 ○議長(楡井聰君) ありがとうございました。 歳出について、まだございますでしょうか。 小牧敦子議員。 ◆6番(小牧敦子君) 歳出をお尋ねいたします。 まず、総務ですので44ページなんですが、44、45の文書法規費のほうで、今般、国会のほうでモリカケ問題で公文書管理について問題となりましたが、本町においてここは特段費用はかけずに文書管理をされておられるのか、概要で結構ですので管理の仕方をお尋ねしたいと思います。 あと、ページはありません。昨年度、一般質問で私のほうが前民生部長にひきこもりの現況調査についてご要望を立てて、取り組むというお言葉をいただきましたので、その後このひきこもりの現況調査はどのようなふうになっているのか、進捗状況を教えていただきたいと思います。 こども未来課、64ページの病児保育、宇都宮済生会病院のほうに委託をされていると思うんですが、この利用実績を教えていただきたいと思います。 最後に、先ほど歳入でお尋ねしたふれあいプールのこと、102ページです。先ほども歳入のほう、使用料が減っているという説明を受けましたが、この決算を見ますと、維持管理それから雇用それから改修工事という形で経費のほうがかなりかかっているようです。私もこのふれあいプールは子供と一緒に利用させていただいておりますので、子供に夢を与える施設ではありますが、安全管理上修繕が必要であるということ、こうなるとかなりコストのかかる体育施設を抱えているということを理解しております。これに関してマイナスであってもこのまま続けられるのか、あるいは何か例えば土日にイベントを組むなり何なりの工夫をするのか、とにかくこの先この体育施設をどうされていくのか、考えをこの決算に基づいてお尋ねをいたします。 ○議長(楡井聰君) 粂川延夫総務課長。 ◎総務課長(粂川延夫君) 小牧議員ご質問の一点目の文書につきましてお答えいたします。 町の文書管理につきましては、流れをお話ししますと、まず担当者が文書を起案いたしまして決裁を受けて、それで完結となります。その後、その文書は、担当課におきまして永久、10年、5年、1年というような文書の保存区分がございます。それから文書の分類番号ですね、議会の文書ならば何番とか、そういったような分類番号がございまして、そちらに基づきまして分類をいたします。さらに、それぞれの文書を製本編集、とじひもでつづったりファイリングしたりすることになるかと思いますが、そこに索引目録という、その簿冊の中には何という文書が入っているというような目録をつけまして、各担当課で保管をいたします。その後、翌年7、8月ごろになりますが、総務課のほうの指示によりまして、その保管していた文書を総務課に引き継ぐと。総務課ではそれを整理しまして、役場敷地内の東側のほうにあります倉庫、そちらで施錠管理して保存するというような形をとっております。 ○議長(楡井聰君) 臼井浩一健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(臼井浩一君) 議員ご質問の二点目、ひきこもりにつきましてお答え申し上げます。 ひきこもりの実態調査につきましては、早期発見による早期解決の効果は十分期待できることから、実態を把握する重要性は認識しております。また、当事者に対しましても、孤立しないよう居場所づくりは重要で、活躍できる土壌を醸成することも町として横断的に実施することの必要性を感じております。 実態調査につきましては、内閣府で調査を開始することから、推計値とはいえ本町の状況は確認できるものと思いますが、各自治体では民生委員のご協力のもと、実数を把握しておるようでございます。本町のご家庭では民生委員に家庭の事情をどこまでお話ししていただけるか疑問に感じておりますので、現時点では有効な実数の把握、手段を研究しているところでございます。 今後の専門の支援員を擁しますポラリスとの連携を図りながら、可能な限り実態を把握し、町として横断的な施策が図れるべき研究をしてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 臼井優子こども未来課長。 ◎こども未来課長(臼井優子君) 議員ご質問の三点目、病児保育の実績について回答いたします。 病児保育につきましては、実際に病気にかかっているお子さんを預かる事業でございますが、広域利用という形で13の市町が済生会宇都宮病院の保育施設に委託をして実施してございます。壬生町の利用につきましては、29年度、1名分ということでございます。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 大柿悦子スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長(大柿悦子君) 小牧議員のふれあいプールの運営についてということだと思うんですけれども、ふれあいプールのほうの維持管理の中で、委託料の占める割合の中では運営管理の費用が委託料が2,600万程度ということで、一番のウエートを占めているところなんですが、これは資格要件がなくてはならないということで、町の職員では運営できないということで、必要的な委託料ということで考えているところなんですが、外部委員会のほうからも、維持にかかる費用は削減というのはなかなか難しいかもしれないが、県内の中で屋外プール、スライダーを持っている屋外プールというのは県内で6個ぐらいしかありませんので、そのスライダーでプールがあってという施設を持っている利点を生かしながら、経費を節減しながら入場者を増やす努力をしながら継続を望みますというご意見もいただいているところがありますので、にぎわいの催しを計画などしながら、計画的に施設の修繕等を考えておりますが、それも緊急性を優先しながら利用者の安全・安心を第一に考えながら、修繕等も考えながら、継続で施設運営をさせていただければと思っているところです。 施設的に、先ほどもお話ししましたが、屋外プールという宿命の中、天候に左右される施設でありますので、入場者の入り具合によって利用料の収入も変わってきますが、経費節減に努めながら外部委員会でも継続を望まれるというご意見もいただいておりますので、継続して維持管理のほうに努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 一般会計歳出の質疑を終了いたします。 次に、国民健康保険特別会計歳入歳出決算について行います。 江田敬吉議員。 ◆11番(江田敬吉君) 二点ほど質問させていただきます。 それで、これの歳入、一緒でいいですね。歳入も何も。 ○議長(楡井聰君) はい。 ◆11番(江田敬吉君) 歳入のほうのところで不納欠損額の未済額、未納金だ。未済額のこの健康保険税が突出してほかの税と比べると多いように見受けました。それで、これは特別の原因が、この健康保険税の場合、欠損額が発生する、未済額が発生する要因を特別に持っているのかどうか、もし整理されていたら答えていただけますか。 それから、決算書の149ページ、ここでレセプトのチェックだと思うんですけれども、自分で勝手にレセプトチェックと言っているんですが、審査手数料となっているから多分そうでしょうね。一般的には国保連とか支払基金がこのレセプトチェックを代行してやっているという話は多分私以外の人もお聞きになっているんだと思いますが、本町の場合は、何かどこかへ頼んでやっている話は前々からお聞きしているんですけれども、これはどうなっているのか、今回改めてお聞きをしておきたいと思うんです。 それで、この壬生が審査手数料として払っているのは773万円だから、大した額じゃないような気がするんですけれども、これがレセプトチェック料なのか、ほかに審査依頼された先へ支払いが発生しているのかどうか教えてください。 それで、この審査をしてレセプトチェックをした結果として、どの程度の件数、例えば請求者に対して請求の修正をしてくださいという件数がどのぐらい、請求内容を変更させることを求めた件数がどのぐらいあって、二重請求とか三重請求はないと思いますが、不正請求なんかも多分発生するのかもしれませんが、そういう件数がこの支払い審査を実行することによって明らかになっているんだと思うんです。だけれども、余り報告したくないという内容かもしれませんが、大事な問題なんで議会にはきちっと報告すべきだと私は思っているんです。直接尋ねないとお聞きする機会がないんで、改めてそのレセプトチェックの依頼先と、それからその結果が、この会計年度でどの程度請求内容を変えてくださいという要求をされているのかどうか教えてもらえますか。 それから、国も地方も医療費がどんどん膨張してどうしようもないから、何かやっぱり抑制策を考えなくちゃという動きになっているんでしょう。それで、私が入っている高齢者医療については、ジェネリックの薬を使ってくださいというのが入ってくるんですが、国民健康保険ではそういうことをやっているのかどうか、町全体として国保会計の黒字化とか、そこまでいかないにしても、できるだけみんなで支出を抑制する努力というんですか、そういうことが必要だと思うんです。それぞれの家庭でスーパーの買い物袋にいっぱい入るほど薬をもらって医療機関から出てくる人を見かけるなんていう話はよく耳にしますが、それはそれで必要があって薬をもらってくるんでしょうけれども、安くとも薬効が変わらないんだったら、開発費、薬の開発費の上乗せされない薬で治るんだったら、それをみんなで使いましょうというのをもう少し広めたらいいんですよね。その健康保険に加入している人に情報として、経営者ですから、町は、経営者としてジェネリックの薬効はこういうふうに意味がありますよと、だからできるだけ使ってくださいという宣伝もあわせてやったほうがいいんじゃないかと思っていますが、余り耳にしたことはないんです。いろいろな情報誌を出してありますけれども、私だけが見ていないのかよくわかりませんが、そういう経過がありますので、以上、答えてください。 ○議長(楡井聰君) 越路正一税務課長。 ◎税務課長(越路正一君) 江田議員さんの第一点目の国民健康保険税におきます収入未済額が少し多いのではないか、何か理由があるのかというふうなご質問にお答えさせていただきます。 確かに国民健康保険税の現年分、滞納分、滞納繰越分ですか、そちらを合わせました調定額約14億に対しまして収入未済として3億5,000万という大きな数字となっておるところでございます。こちらについての私の考えといたしましては、個人の市町村民税などと比較した場合、栃木県全体におきます80%を超えるような国民健康保険税の徴収率がある市町村は4市町しかございません、昨年度。逆に、個人の市町村民税ですと80%台という市町村はございません。全部90%を超えた状態で徴収率が出ているところでございます。そういったところで、個人市町村民税と国民健康保険税での徴収率の比較という部分での大きな部分になるかと思うんですが、その中での考えられることは、個人の市町村民税の方はほとんどの方がいわゆる現役で働いていらっしゃる世代の方、じゃ、国民健康保険税はということになると、現役からリタイアされた方なんかが多く入ってくる部分があるといったところでの、そういった収入的な格差とか、そういったものが大きな影響になっているのかなというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 平石二美夫住民課長。 ◎住民課長(平石二美夫君) 二点目のご質問にお答えいたします。 まず、審査につきましてでございますが、議員ご指摘のとおり、審査手数料ということでレセプトチェックをしております。こちらは国保連に送付されましたレセプトの審査の手数料でございます。このほかに役場といたしましても資格のチェック、また国保連のほうで専門員による二次チェックを行っております。以前は、一業者に紙ベースのレセプトのときは委託しておりましたが、現在は全て電子データでございますので、国保連のほうにチェックを委託しております。資格の審査につきましては、町のほうで審査している状況でございます。国保に入っていないのにかかってしまったとか、手続が遅れて社保になっているのに国保でかかったとか、そういった場合には医療機関のほうに返戻しているような状況でございます。件数、金額等につきましては、すみません、今、資料を持っていませんので、一般質問のほうで出ていると思いますので、そちらのほうでお答えしたいと思います。 あと、三点目の支出抑制の努力でございますが、まず特定健診や人間ドックの助成はもとより、重症化予防ということで、例えば糖尿病の方が重症化する前に予防策ということで予防教室、予防事業ですか、そういうのを本格的に来年度からやろうということで、今、実施に向けて検討している状況でございます。 また、後発医薬品ということでジェネリック医薬品の通知につきましては、町の国保のほうでも年2回、自己負担が100円以上軽減されるものがある方について送付いたしておるような状況でございます。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 ここで休憩といたします。 再開は午後3時15分といたします。 △休憩 午後3時00分 △再開 午後3時15分 ○議長(楡井聰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 公共下水道事業特別会計歳入歳出決算について行います。     〔発言する者なし〕 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 次に、奨学資金特別会計歳入歳出決算について行います。     〔発言する者なし〕 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 次に、介護保険事業特別会計歳入歳出決算について行います。     〔発言する者なし〕 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 次に、農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について行います。     〔発言する者なし〕 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 次に、後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について行います。     〔発言する者なし〕 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 次に、水道事業会計について行います。     〔発言する者なし〕 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 以上で、各会計における歳入歳出決算の総括質疑を終了いたしました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております各会計歳入歳出決算認定の8議案については、会議規則第37条第1項の規定により所管事項ごとに各常任委員会に付託したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいま議題となっております各会計歳入歳出決算認定の8議案については、所管事項ごとに各常任委員会に付託することに決しました。 各常任委員会は9月15日までに審査を終了し、議長宛て報告をお願いいたします。 なお、各常任委員会の審査日程はあらかじめ配付したとおりであります。--------------------------------------- △日程第25 報告第1号 平成29年度健全化判断比率及び資金不足比率について ○議長(楡井聰君) 次に、日程第25、報告第1号 平成29年度健全化判断比率及び資金不足比率についての件を議題といたします。 職員に報告書を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(楡井聰君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 小菅一弥町長。 ◎町長(小菅一弥君) 報告第1号 平成29年度健全化判断比率及び資金不足比率につきまして、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同第22条第1項の規定により、健全化判断比率(実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の4指標)及び資金不足比率を算定いたしましたので、監査委員の審査に基づく意見を付して報告をいたします。 平成29年度決算に基づく算定結果につきましては、健全化判断比率では、実質赤字比率・連結実質赤字比率ともに赤字を生じていないことから該当なしであります。 実質公債費比率につきましては6.4%で、前年比0.5ポイントの低下となっております。一般会計における起債元利償還金の増加と、公営企業(公共下水道)の地方債の償還財源に充てるための繰入金が増加したことにより低下をしております。 将来負担比率では、将来負担が発生しなかったことから該当なしであります。 また、資金不足比率では、各公営企業ともに資金の不足額がなかったことから該当なしであります。 なお、監査委員の審査に基づく意見は別紙のとおりであります。 以上、報告とさせていただきます。 ○議長(楡井聰君) 質疑に入ります。     〔発言する者なし〕 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 以上で平成29年度健全化判断比率及び資金不足比率についての報告を終了いたします。--------------------------------------- △日程第26 議員派遣について ○議長(楡井聰君) 次に、日程第26、議員派遣についての件を議題といたします。 お諮りいたします。 議員派遣については、お手元に配付いたしました議員派遣の件(案)に記載した件名、目的、派遣場所、期間並びに派遣議員のとおりとすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本件は議員派遣の件(案)に記載のとおり派遣することに決しました。 なお、この際、お諮りいたします。 ただいま議決となった事項について、諸般の事情により変更する場合には議長に一任をお願いしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、諸般の事情により変更する場合には議長に一任することに決しました。--------------------------------------- ○議長(楡井聰君) お諮りいたします。 あす、9月4日の日程は、本会議及び委員会となっておりますが、本日で各会計における歳入歳出決算の総括質疑まで終了しましたので、あすの日程は委員会としたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、あす9月4日の日程は委員会とすることに決しました。 なお、あすの委員会は教育民生常任委員会の傍聴となります。 以上で本日の議事日程は全てが終了いたしました。 本日はこれで散会いたします。 大変お疲れさまでした。 △散会 午後3時22分...