芳賀町議会 2022-03-07
03月07日-04号
○議長(
小林俊夫君) 8番、
北條勲議員。
◆8番(北條勲君) 私のほうからは、予算に関する説明書の中で10件ほど伺います。 初めに、ページ、38ページ、上から10行目辺りなんですけれども、
電算処理関係の委託料の248万6,000円のうちの
預金取引証明連携の55万、これの細部をお伺いします。
○議長(
小林俊夫君)
大峯税務課長。
◎
税務課長(大峯俊幸君)
北條議員のご質問にお答えいたします。 今回の電算処理の委託料248万6,000円の内訳ですが、こちらにつきましては国のほうで進めております
デジタル化業務の一つ、これに預金調査がございます。これまでは各金融機関に紙で依頼書をお送りしまして、預金残高があるかないか、こういった調査を行っておりました。 今回、このシステムを、電子化のシステムを導入することでその依頼から回答まで約5日程度に短縮するということが可能になる上、またこの返ってきたデータをシステムにスムーズに取り込むことができるというようになってございます。職員のほうの負担軽減にもつながるということで、国税庁では昨年の10月から順次、全国の税務署で導入を進めているところでございます。 町のほうといたしましても、滞納者の預金を差し押さえるには、口座にお金が入って、速やかに手続をする必要があると考えておりますので、照会から回答まで5日程度、短期間で行うことができる今回のシステムについては大変有効であると考えておりまして、予算のほうを計上させていただいております。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 8番、
北條勲議員。
◆8番(北條勲君) 今の説明で有効なのは分かるんですけれど、この個人の預金の残高なんていうのもみんな分かっちゃうんでしょうか。
○議長(
小林俊夫君)
大峯税務課長。
◎
税務課長(大峯俊幸君) 照会をかけることで、その滞納者の照会をかけることで残高がどれくらいあるかというのは把握できます。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 8番、
北條勲議員。
◆8番(北條勲君) 国の方策にしても、個人の残高が分かったというのは個人情報のどういうことなんでしょうか。ちょっとそこらが心配なんですよ。例えば税金でも
口座引き落としで構わないんですけれども、そこまで個人の何百万とか何十万とかという残高まで分かっちゃうんでは、誰も
口座引き落としなんちゃやんないと思うんですよ。そこらのところを聞きたかったんですよ。
○議長(
小林俊夫君)
大峯税務課長。
◎
税務課長(大峯俊幸君) お答えいたします。 あくまで照会をかけるのは滞納者の方、その方の預金について照会をかけるとなっております。納税の公平性を考えますと、やはり滞納者の方につきまして調査をしまして、
支払い能力があるとなった場合には、差押えをして、換価、そういった手続をさせていただくということになります。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 8番、
北條勲議員。
◆8番(北條勲君) 了解しました。 それでは、ページの49と58、49の真ん中に、子ども第三の
居場所助成金という金額でかいんですけれども6,400、これは場所なんていうのはどこなんでしょうか。
○議長(
小林俊夫君)
星子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(
星紹子君)
北條議員のご質問にお答えいたします。 子ども第三の
居場所事業の実施場所ですが、令和4年度に実施する場所としては、町内の西高橋の場所を考えております。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 8番、
北條勲議員。
◆8番(北條勲君) 西高橋は広くて、どこだかもうちょっと詳しく教えていただけますか。
○議長(
小林俊夫君)
星子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(
星紹子君)
北條議員の質問にお答えします。 西高橋という地名のみお答えいたしましたが……
○議長(
小林俊夫君) ここで暫時休憩といたします。
△休憩 午前10時16分
△再開 午前10時18分
○議長(
小林俊夫君) これから会議を開きます。
星子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(
星紹子君) 先ほどの
北條議員のご質問にお答えいたします。 この事業につきましては、目的が
子育て世代が家庭で抱える困難等を支援することが目的でありまして、主に経済状況や家庭環境に課題を抱える児を対象に実施する事業なものですから、この事業の趣旨に鑑み具体的な場所等につきましては、議場でご説明することは控えさせていただきたいというふうに考えております。
○議長(
小林俊夫君) 8番、
北條勲議員。
◆8番(北條勲君) 議場では説明できなければ、どこで説明してくれますか。
○議長(
小林俊夫君)
星子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(
星紹子君) 町内で実施することは想定していることは間違いないのですが、実際に
対象児童を募集といいますか、
対象児童を募るときにその対象となるご家庭にご説明したいというふうに思っております。
対象児童の募集については、各関係機関からの情報により
対象児童を把握して、
利用検討会議等を実施しまして利用児童を選定し、保護者に希望を確認していきたいと思っております。ですので、実際には広く自由に児童を募集するのではなく、限定した対象になるという事業になります。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 8番、
北條勲議員。
◆8番(北條勲君) 金額が大きいものですから、説明も議長が言われたように質問は簡単によく説明してくださいということを言われたんで、そっちのほうもお願いしたいと思います。 次に、58ページの上から8行目かな、備品購入の115万5,000円、これちょっと
スポットビジョンのスクリーナーだと思うんですけれど、これはどこに設置して、誰が検査をするのか教えてください。
○議長(
小林俊夫君)
星子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(
星紹子君)
北條議員のご質問にお答えいたします。
スポットビジョンスクリーナーにつきましては、3歳児健診の視力検査に活用する予定でございます。購入をいたしまして、
保健センターのほうに置いておく予定でございます。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 8番、
北條勲議員。
◆8番(北條勲君)
保健センターは分かったんですけれども、その検査をするのは誰がするんですかということ。
○議長(
小林俊夫君)
星子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(
星紹子君) 検査のほうは、乳幼児健診を担当している保健師や看護師が実施する予定でございます。
○議長(
小林俊夫君) 8番、
北條勲議員。
◆8番(北條勲君) たまたま塩谷町で三、四年前にこれを入れておりますね。置く場所が、指定のお医者さんで、お医者さんが検査をするというようなことで新聞記事に書いてありました。うちのほうもそうかなと思ったものですから。 次ですね、55ページの上から2、4、6、7、8行ぐらいですか、
がん患者医療用ウィッグ等の購入の備品購入なんですけれども、これは対象者は何人ぐらいなのか、それともこの費用は幾ら、限度額があれば幾らなのか教えてください。
○議長(
小林俊夫君)
住民生活部長。
◎
住民生活部長兼
健康福祉課長(稲川英明君)
北條議員の質問にお答えいたします。 こちらのウィッグの補助金なんですが、予定としましては10件ほど、1件当たり3万円ですね、それの10件ほどを予定してございます。
○議長(
小林俊夫君) 8番、
北條勲議員。
◆8番(北條勲君) 次に、ページが85と87になりますか。 消防団の消耗品の558万3,000円、真ん中ぐらいにあります。これは何着買うのか、それと1着当たりの単価。これ貸与だと思うんですけれども、
耐用年数は何年かお願いします。
○議長(
小林俊夫君)
大根田総務企画部長。
◎
総務企画部長兼
総務課長併選挙管理委員会書記(
大根田和久君)
北條議員のご質問にお答えいたします。 こちら消耗品費558万3,000円のうち435万6,000円、これが消防団の活動服としての
予算計上額になります。1着当たりにしますと、上下で1万6,500円で見込んでおります。そちらを240人分の購入を考えてございます。その240人の内訳としましては、団員212人、
プラス事務局、町長、副町長、
総務課長、係、それから
役場消防隊等で240着を計上してございます。 それから、
耐用年数というお話があったかと思いますが、こちらにつきましてはメーカー的にはおおむね5年とは言っているようでございます。ただ、使用頻度によってそれの長短はあるのかなと思っているところでございます。その5年に限らず、長く使っていただければと思っております。 また、5年に満たないものも、その活動内容に応じ破損等をしたものにつきましては、適宜更新をしていきたいというふうに考えているところでございます。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 8番、
北條勲議員。
◆8番(北條勲君) これはあれでしょう、夏も冬服も兼ねてできるような今の新しいやつだと思うんですけれども、たまたまこれちょっと市貝町が下野新聞に出たんですよね、購入したのが。だから、すごいなと。だから、町のほうでどんどんPRしてくださいということなんですが。たまたま市貝では1着1万6,000円なんです、購入が。金があるから芳賀町はいいんだと思いますけれども、ちょっとそこらのところも値切って買ってほしいなと思っています。 それから87ページの一番上の
防火水槽の832万、これは西水沼という説明はありましたけれども、具体的にはどの辺なのか、それと今までに何基あるのかをお願いします。
○議長(
小林俊夫君)
大根田総務企画部長。
◎
総務企画部長兼
総務課長併選挙管理委員会書記(
大根田和久君)
北條議員のご質問にお答えします。
防火水槽設置工事832万円につきましては、
北條議員ご指摘のとおり西水沼地内に設置予定でございます。 この
防火水槽の設置につきましては、約1年前になりますでしょうか、
慈照寺付近の大規模な火災が発生し、あの地区に水利がなかったという反省から
慈照寺周辺に設置を考えているものになります。 また、既存の
防火水槽につきましては、公設、役場でつけたもので90基あるところでございます。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 8番、
北條勲議員。
◆8番(北條勲君) 次に92ページ、これは
郷土愛教育推進の中の金額が19万7,000円なんですけれども、はがまる
ふるさと大学事業、
中学生対象というんですけれども、具体的にはどんなことを細かくお願いします。
○議長(
小林俊夫君)
大根田学校教育課長。
◎
学校教育課長(
大根田淳一君)
北條議員の質問にお答えします。 まず先ほど議員からもありましたとおり、中学生が対象ということになるんですが、まず地域の力によりまして芳賀町を知ることでふるさとに誇りを持ち、未来をつくる人材を育てることを目標ということで立てております。 具体的には、中学校の総合的な学習の時間、こちらを使いまして、授業の時間の中で行います。 まず1年生なんですが、1年生に対しては、町職員が
出前講座等を行いまして、芳賀町について基本的な内容を教えていただくと。次の段階としまして、地域の優れた人材、各分野のエキスパート、いろんな分野であるかと思うんですが、農業や工業、商業や防災、伝統芸能なども含めまして、いろんな分野で専門的な内容を教えてもらおうと思っております。 2年生は、もう既にこれは実施もしている部分ではあるんですが、
職場体験学習、こちらを実施しまして、自分らしい生き方を学んでいただくと。 3年生につきましては、持続可能な
社会づくりの観点から地域社会の抱える諸問題、そしてその解決方法について探求する活動を通しまして、自分で何ができるかを考えて、町に協力できることを実践してみようというふうな内容で考えております。
子どもたちにとりまして、この事業がより深く芳賀町を学ぶ機会になり、将来的に芳賀町を元気にする原動力になってくれると期待しております。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 8番、
北條勲議員。
◆8番(北條勲君) これは本当にいいことなんですけれども、予算的に言うとまだまだこんなもんじゃ足んないんじゃないかなと思います。特に高齢者が多くて、少子化になっていますので、
中学生あたりにどんどん引き継いでもらわなくちゃ、伝統工芸というのはできないんじゃないかと思います。もっと予算化できて、大いに頑張ってほしいと思います。 次に、104ページの下から3分の1ちょっとなんですけれども、生涯
学習センターの水橋分館の施設整備の1億4,760万、これは耐震というのは分かるんですけれど、地域防災の活用としてあります。これはどんなふうにやるのか。あとは空調機とか
LED照明、あとは天井の
ペアガラスなどがありますけれど、この
レジリエンス事業のやっているやつのどのぐらいの補助というかそういうのがあるんでしょうか。
○議長(
小林俊夫君) 高津生涯
学習課長。
◎生涯
学習課長(高津健司君)
北條議員のご質問にお答えいたします。 まず、
補助事業については、
地域レジリエンスに関する内容については、工事費について約4,200万ほどかかります。それの半額2,100万が、国からの補助金として町に交付されます。 内容といたしましては、まず省エネに関することということで、現在の空調が大変電力量を食ってしまいまして、また効率も悪い、そういう点で空調の更新。あと照明については、従来の蛍光灯ではなく
LED照明にすることによって、やはり電力を消費するのを控える、さらにサッシについても二重サッシにしまして、熱効率をよくする、そういった観点で工事を予定しています。さらには、太陽光発電と蓄電池を用意しまして、災害時に電力が避難所に供給できるようなそういった形で工事を予定しております。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 8番、
北條勲議員。
◆8番(北條勲君) 次に、112ページ、真ん中よりかちょっと上ですけれども、真岡芳賀ロードレース負担金50万となっていますが、これは真岡と芳賀だと思うんですけれども、真岡の負担金は幾らなのか、それとロードレースのコースはどこか教えてください。
○議長(
小林俊夫君) 齊藤
企画課長。
◎
企画課長(齊藤和之君) お答えいたします。 真岡芳賀ロードレースでございますけれども、こちら自転車競技のレースとなっております。宇都宮ブリッツェンを中心としました全国のプロ、実業団等の自転車チームが集まって開催するロードレースになります。昨年度、1回目を実施いたしまして、真岡井頭公園、こちらを拠点といたしまして、ほぼコースは芳賀町内、また宇都宮の一部を走るという周回コースでございました。 来年度4月にも予定されておりまして、多少コースが変わりまして、スタート、ゴールは井頭公園、これは変わらないんですが、ほぼ芳賀町内を走る、西高橋地域を中心に走るコースとなっております。 こちらの負担金ということで50万円計上させていただいておりますが、こちらのロードレースに対する協賛金ということで考えておりますが、真岡市につきましては、こちらでは把握しておりません。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 8番、
北條勲議員。
◆8番(北條勲君) それでは、名前のとおり真岡と芳賀だけでしょう、やるのは。そうすると、芳賀が50万払って、真岡側は3万とかといったって分かんないという話ですか。お互いにコース決めて、真岡がでかいから少し大きく払ってくださいとか、そういう話はないんですか。全然、じゃ、真岡がいくら払っているか分かんないですか。
○議長(
小林俊夫君) 齊藤
企画課長。
◎
企画課長(齊藤和之君) 1点、お答えいたします。 例えば、はが路マラソンのように地域の市町が中心となって実施する事業ではございません。こちらJCLといいまして、自転車の団体が芳賀町、真岡を実施場所として開催するレースでございまして、主催者はあくまで外部団体ということになります。 芳賀町としましては、芳賀町内を中心に行われるこのレースに地域振興の意義があると感じまして、レースに対して協賛金を計上させていただいたものでございます。
○議長(
小林俊夫君) 8番、
北條勲議員。
◆8番(北條勲君) もう少し分かればよかったんですけれども、次は最終的に114ページ、海洋センターなんですけれど、海洋センターの委託料が9,572万7,000円、前年度、一つもやっていないけれども、その前の年から比べるとだいぶ高くなるんですけれども、この高くなった理由はなんでしょうか。
○議長(
小林俊夫君) 高津生涯
学習課長。
◎生涯
学習課長(高津健司君)
北條議員のご質問にお答えいたします。 まず、海洋センターにつきましては、令和4年7月から営業再開予定です。4月から6月までの3か月間が休館になることと、及び7月以降の入場者については、長期休館によって現在、教室の会員が退会されていることによる人数が大幅に減っている、及び一般利用者の数もどのぐらい戻ってくるのか、少し不透明なところもある。そういった意味で収入の減を増額して、補填しているということで計算しています。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 8番、
北條勲議員。
◆8番(北條勲君) これ収入減と言ったって、現実はうちのほうの事務事業のマネジメントでは指定管理者による運営管理による監督及び指導は、これ海洋センターの施設の管理全部なんですよね。施設というのはプールだけじゃなくて屋根も含めて全部なんですよ。それで指定管理者になったときに、水泳教室のお金が、それと入場料のお金は、これは今までは町に入ったんだけれども、指定管理者なってから直接業者に入るんですよね。それまではあれですか、指定管理は保障しなくちゃならないんですか。そこらのところにちょっと問題があるんじゃないですか。
○議長(
小林俊夫君) 高津生涯
学習課長。
◎生涯
学習課長(高津健司君) 質問にお答えいたします。 まず、指定管理の扱いにおいては、維持管理運営費用から施設運営収入を引いた額を指定管理業者から提案されて、その額で町の予算の範囲内で指定管理料として支払っていることになります。 令和元年度ぐらいまでの金額で考えると、やはり人数が減った分だけ考えると、9,400万円ぐらい必要になるかなということで、指定管理業者及び町の担当及び財政係、そういったところと検討いたしまして9,400万円という金額になりました。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 8番、
北條勲議員。
◆8番(北條勲君) 指定管理者で、お互いに問題があれば協議するというのが項目にあったと思いますよ。 それで、水泳教室だって今までの結果を見ると、年間4,000万、入場者で約1,000万、合わせて5,000万の会社の収入があったんですよね。これはみんな昔だったら雑入とか使用料で町に入ったんですよ。これをみんな指定管理者にやって、それはもらう。足んないから、町で補助するからというのは、ちょっと指定管理者の協議をちゃんとしたのかどうか疑いますね。そこらのところ、ほんで3か月休館というのは4分の1休館なんですね。そうすると、水道料もかかんない。電気料もかかんない。ボイラーの燃料費もかかんない。そういうところは引いてあるのかね。 それと、先ほど言ったレジリエンス、この1年3か月も休館している間にその光熱費関係が安くなる
レジリエンス事業などを何で検討しないのか、そこらをお伺いいたします。
○議長(
小林俊夫君) 高津生涯
学習課長。
◎生涯
学習課長(高津健司君) ご質問にお答えいたします。 電気料、水道料、燃料費、これらについても月ごとに予想をしていただいて、それでこちらに報告されているのを踏まえて考えております。 ただ、この4月から6月の休館中につきましては、最も大きいのは人件費の負担でございまして、特に7月からの再営業に向けて事前のスタッフ確保のために、また指導とか、そういった面も含めて4月当初から人員を確保しなければならないということも踏まえて、そういった収入の面というよりは、この4月から6月人件費の負担、こういったものは負担となっております。 あとは、水道、その他、ほかにつきましても、すごく海洋センター側でも省エネに努めていただいておりまして、燃料費、水道料、そういったものにつきましても細かく検討しているところです。
レジリエンス事業につきましては、一番大きなところとしては、災害時に海洋センターは避難所としてはなり得ないので、そういった観点も踏まえて
レジリエンス事業については考えておりません。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 8番、
北條勲議員。
◆8番(北條勲君) 人件費の問題と言いましたけど、新聞折り込みの広告で今、海洋センター募集していますよね。時給幾らだと思っていますか。それ把握していますか。 それで、今練習だと言ったけれども、会社が受けるから、これから事業が始まるからその例えば指導者とかそういうのを今から練習させるんだといって、その金まで出してくださいという話なんですか。ちょっとそれには何だ、会社の言いなりというかそんな感じで受けるんですけれども、そこらのところにはちゃんと協議はしたんでしょうか。
○議長(
小林俊夫君) 高津生涯
学習課長。
◎生涯
学習課長(高津健司君) お答えします。 この人材確保については、この休館以前から大変苦慮しておりまして、なかなか指導者であったりとか、事務の方だったりとかそういったものについても人数をそろえるのが大変だったということで海洋センターから報告を受けています。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 8番、
北條勲議員。
◆8番(北條勲君) 何回やっても同じですから最後にしたいと思うんですけれど、人件費というのは、会社の言いなりになっているのかなと。だって、いないんでしょう。工事やっていてプールは使えないんですよね。電気も使わないでしょう。ボイラーも燃さないでしょう。それ、水道代だって合わせたって月幾らかかると思いますか。私らの経験だと、もう150万ぐらい月かかると思うんですよ。それだって合わせたら500万以上になりますよ。そんな計算は引くんですよね、かからないんですから。 それも含めて金を払っちゃうというのはもう指定管理、民間業者に丸投げだというふうな、もう指定管理にしちゃえばほとんどこちらでチェックをしない、そんな感じしか受けられません。もう少しチェックを入れてしてください。 以上で終わります。
○議長(
小林俊夫君) 1番、
中村由美子議員。
◆1番(
中村由美子君) 予算に関する説明書の16ページ、お願いします。 下のところにあります寄附金のふるさと芳賀応援寄附金、こちらふるさと納税というところだと思いますが、この寄附金が前年度200万に対して今回400万の倍となっています。先週の補正予算のところで143万5,000円増となっていることもあると思いますが、詳細と今後のさらなる展開をお伺いします。
○議長(
小林俊夫君) 齊藤
企画課長。
◎
企画課長(齊藤和之君) 中村議員のご質問にお答えいたします。 ふるさと納税、来年度予算400万計上させていただいたところですけれども、こちらにつきましては、令和3年度と比較して倍、件数につきまして400件分、金額400万円、こちらを計上させていただいところです。また、3月補正のほうで計上させていただきましたとおり、令和3年度は173件、352万円、現時点でふるさと納税の寄附がございました。前年度、令和2年度が170万円程度でしたので、そこと比較しますと約2倍となっております。 こちらの要因といたしましては、今年度、ポータルサイトを活用しましたインターネットでの展開を開始したことが大きな要因となっております。ポータルサイトでの寄附が増大いたしまして、今年度の170件という金額になったところであります。 来年度につきましては、おおむねこの状況が継続、また浸透していくものと見まして400万円程度は確保できるだろうということでの予算計上でございます。 また、来年度の展開でございますが、今年度、インターネットで町の農産物を中心とした商品展開、商品、返礼品の展開をしてきたところでございますが、ふるさと納税返礼品に限られるのは地元産のものということで規定がございますので、来年度は工業団地で生産される品物、こちらにつきましても返礼品のほうに乗せまして、さらにふるさと納税の額の確保に努めてまいりたいと思います。現在、複数の企業と協議をしているところで、来年度にはそのような展開ができるものと考えております。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 1番、
中村由美子議員。
◆1番(
中村由美子君) 県外で人口約2,900人の小さな町の話なんですが、そこは2014年度、わずか7万円だったそうです。方針転換したところ、翌年、2015年度には2億円、2017年度からは3年連続10億円台をキープしているという町もあります。 ぜひポータルサイトの活用と、あとは返礼品の充実が鍵となると思います。町の貴重な財源となると思いますので、ぜひ積極的な発信と、あと働きかけのほうをお願いしたいと思います。 次に、説明書の56ページ、お願いします。 真ん中より少し下のところ、新型コロナウイルスワクチン接種費のところです。 栃木県のコロナ感染者数は若干減少しているものの、高止まりが続いており、先週4日には、まん延防止等重点措置が3月21日まで延長されていることは皆さんもご承知のことと思います。 そこで、現在のワクチン接種の状況と4月以降の取組について併せてお伺いします。
○議長(
小林俊夫君)
稲川住民生活部長。
◎
住民生活部長兼
健康福祉課長(稲川英明君) 中村議員のご質問にお答えいたします。 現在、芳賀町では、3回目のワクチン接種を行っておりますが、接種の前倒しが求められる中、おおむね順調に進んでおります。12月から1月にかけては医療従事者を、また重症化やクラスター発生の懸念もあることからはがの杜、あとは而今荘など高齢者の入所者施設、そういったところの利用者、あとスタッフそういった方の接種を行ってまいりました。 2月1日からは、65歳以上の方、高齢者の方ですね、の接種が本格的に始まっております。2月末現在で、約6割の高齢者の方の接種が完了しております。 3月は、まだ接種を済ませていない高齢者を中心に基礎疾患のある方、あとは保育園、小中学校の先生、学童保育のスタッフ、消防団など町の優先接種に位置づけられている方の接種を順次行っていく予定でございます。 64歳以下の接種については、本格的に始まるのは4月以降を予定しております。おおむね7月末までに18歳までのワクチン接種を完了させる予定でございます。 補足になりますが、現在のところ、12歳から18歳未満の方の3回目接種については、国のほうから接種をどうするかという方針が示されておりません、18歳から小学校6年生まで。12歳から18歳の方は約850人ほどいるんですが、そちらの方の接種については現在のところ、未定、保留という形でございます。 以上でございます。
○議長(
小林俊夫君) 1番、
中村由美子議員。
◆1番(
中村由美子君) あと、5歳から12歳未満の子どもに対するワクチン接種の取組についてはどのようになっているかお伺いします。
○議長(
小林俊夫君)
稲川住民生活部長。
◎
住民生活部長兼
健康福祉課長(稲川英明君) お答えいたします。 5歳から12歳未満の小児のワクチン接種についてですが、真岡市内の小児科医ですね、が芳賀地区4町、益子、茂木、市貝、芳賀町を含めて真岡市内の小児科医が4町の接種も真岡市の
子どもたちと同じように接種していただけることとなりました。 小児の接種協力をいただける真岡市内の医療機関なんですが、今のところ16医療機関でございます。基本的には各医療機関、個別接種で対応するということになっております。各医療機関、接種日も接種時間も全くばらばらですので、接種を希望する方は各医療機関に個別に連絡をしていただいて予約を取っていただくような形になっております。 また、来週16日ですね、3月16日から芳賀広域の集団接種会場という位置づけで芳賀赤十字病院も接種をしていただけることになっております。週2回、水曜日と金曜日になりますが、5時から19時の間、その時間帯で接種をしていただける予定です。基本的に水曜日については、益子、茂木、市貝、芳賀の町民が、金曜日については、真岡市民が日赤さんのほうで接種を受けることができます。 なお、こちらの集団接種会場として位置づけられています芳賀赤十字病院分の予約については、芳賀町の分は芳賀町が代行しますので、コールセンターのほうに電話していただければ大丈夫です。 今回、芳賀町で5歳から12歳の子ども、全部で大体970人ぐらいおります。現在、クーポン券を作成中で、10日に納品になる予定でございます。クーポン券が納品になりましたら、実施機関の名簿など関係書類を同封しまして、個別に発送する予定でございます。 以上でございます。
○議長(
小林俊夫君) 1番、
中村由美子議員。
◆1番(
中村由美子君) 分かりました。ありがとうございます。 まずは、全保護者に分かりやすい周知と案内のほうをお願いしたいと思います。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) ここで暫時休憩とし、午前11時10分再開したいと思います。よろしくお願いします。
△休憩 午前10時58分
△再開 午前11時07分
○議長(
小林俊夫君) ただいまから会議を再開します。 10番、石川保議員。
◆10番(石川保君) すみません、説明書の78ページをお願いします。 いいですか、説明書の78ページの一番上、下原地区まちづくり事業路線測量調査費ということですが1,910万、この内容についてちょっと説明お願いします。
○議長(
小林俊夫君) 磯建設課長。
◎建設課長(磯顕吾君) お答えいたします。 この測量業務につきましては、下原地区のまちづくりの検討の中で要望として上がってきた道路でございまして、旧県道の南側ですね、2本、細い町道があるかと思うんですが、そちらについて現地の測量、中心線測量等かけまして今後の計画を練っていくという内容となっております。 以上でございます。
○議長(
小林俊夫君) 10番、石川保議員。
◆10番(石川保君) 分かりました。 その点なんですが、まちづくり委員会もやっているんですが、まちづくり委員会のほうから要望があって具体的なスタートを切ったと思うんですが、ただこの間、その進捗がちょっと目に見えてこないということで、地元の方から言わせると本当にやってくれるんだろうかと、そういった不安が出ていますので、着実に事業を進めていただくようにお願いしたいと思います。 同じ中身なんですが、79ページの一番下から10行目ぐらいの生活拠点に関するまちづくり計画策定275万というのは、これは同じ内容の部分でよろしいんですか。
○議長(
小林俊夫君) 赤澤
建設産業部長。
◎
建設産業部長兼
都市計画課長(赤澤幸男君) 石川議員の質問にお答えします。 場所については、今ありました場所のところでございまして同じでございますが、こちらについてはLRT沿線におけますトランジットセンターの周辺の既存住宅におけます地区計画制度などを活用しました産業拠点における住宅の機能を担う良好な環境の生活拠点として取組を進めているものでございます。 この地区については、市街化調整区域でございますので、調整区域における秩序ある地域整備を検討していくため、どういった方法がよいのかを調査検討するための委託料でございます。具体的には、地区計画や50戸連担等による開発行為の立地基準について、国や県との協議、それから農林協議を行っていくための資料作成に係る委託料を計上させていただいております。 町では、昨年11月に、県央まちづくり協議会と公共交通を軸としたまちづくりに関する包括連携協定を締結しておりますので、今後は官民連携の上、民間の力を活用しながらLRT沿線のまちづくりを進めていきたいというふうに考えているところでございます。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 10番、石川保議員。
◆10番(石川保君) LRTの開業が来年に控えているわけですね。そういう意味も含めてこの事業については、できるだけ早くLRTと合わせた事業進捗となるようにぜひお願いしたいと思います。 あと2点ほど質問があります。 同じページでお願いします、78ページ。上から6行ですかね、2、4、6、8行目ですね。飯島・上横西線実施設計積算業務ですね、120万。それから、そこをずっと下に行って、また飯島・上横西線改良舗装工事1,700万とありますが、この関係はこの間、金曜日ですか、先週の金曜日に補正予算でわざわざ減額をしている予算ですよね。これ昨年もたしか減額した予算を取って、事業としてなくなっている。その前もそうだったかなと思うんですが、これはどうなんですか。どういう事情でそういった状況になるのか。せっかく計画はしっかりするんですが、一向に進まない事業であるなというふうに見ているんですが、ちょっと説明をお願いします。
○議長(
小林俊夫君) 磯建設課長。
◎建設課長(磯顕吾君) お答えをいたします。 議員さんのご質問のとおり、飯島・上横西線につきましては、ここ数年来、事業がストップしている状況でございます。 理由といたしましては、こちら交付金事業で対応しているところでございまして、こちらの事業に対する配分が頂けないということから事業を毎回要望はしているんですが、予算を計上して、交付金がゼロということで事業予算を落としているというのがここ数年繰り返してございます。 交付金につきましては、事業に対する配分率というのもございますが、町に対する、町全体の交付金に対する配分というのも県のほうで調整をして配分されておりますので、例えば三日市第2工業団地線とかLRT事業とかそういった事業も含めてのお話になりまして、芳賀町にそれ以上の配分を出すことがちょっと今のところできないという状況がありますので、今、飯島・上横西線にはちょっと予算がつかないという状況がございます。 今後も県・国に要望して、何とか交付金事業としてやっていきたいものですから、つけていただくように努めていきたいと思います。 以上でございます。
○議長(
小林俊夫君) 10番、石川保議員。
◆10番(石川保君) 今説明で分かったんですが、いわゆる交付金が出ないからこの事業が進まないと、その理由の裏にはLRT事業という大型の事業があるからということだろうと思います。 LRTは、これは皆さん、よかれと思って進めている事業なんで、何としても進めなくてはいけないということで、その辺は町民の皆さんも理解はしていると思うんですが、しかしながら、今も言ったように、この事業はそもそも社会資本整備交付金ということでよろしいでしたか。そういう中から総体的にLRTのほうにほとんど行っちゃって、結局そういう何ていうの、道路整備とか、いわゆるそういうところに行かないという理解でよろしいんですか。
○議長(
小林俊夫君) 磯建設課長。
◎建設課長(磯顕吾君) LRTとか三日市第2工業団地線とか、そういった大型事業があるからつかないというのは、極端なお話でございまして、やはり社会資本整備総合交付金の中にも様々なメニューがございまして、やっぱり重点的に取り組まれる事業というものにLRTとか三日市第2工業団地線とか、そういったものが位置づけられておりまして、やはりそれよりは優先度が低いパッケージ、メニューに飯島・上横西線は位置づけられているということです。 結果的には、そちらのその重点事業のほうに配分がまず先にされるという状況でございますので、そういったメニューの違い、パッケージの違い、優先度の違い、そういったものが国のメニューの中にあるということもご理解いただいて、LRTがあるからここにはつかないという極端な話ではないということでご理解いただければと思います。 以上でございます。
○議長(
小林俊夫君) 10番、石川保議員。
◆10番(石川保君) 総合的な、いわゆる事業全体の中の、いわゆる優先順位があるということで、今説明がありました。おおよそ当然理解はしているんですが、今回、この予算説明書の11ページ見てもらえれば分かるんですが、11ページの一番下なんですけれども、社会資本整備ということで、国庫から総合交付金で4億259万予算あるわけですよね。そうすると、これは例えば、今言った飯島・上横西線が実施できるということになれば、そのうちの国庫からの入金というのがどのくらい必要なことなんでしょうか、教えてください。
○議長(
小林俊夫君) 磯建設課長。
◎建設課長(磯顕吾君) お答えをいたします。 先ほど議員さんからお話のありました社会資本整備総合交付金、11ページの4億2,000万、こちらにつきましては道路事業の社会資本整備総合交付金につきましては、その上の段の道路橋梁費補助金7,455万、こちらの中に含まれております。飯島・上横西線につきましては、補助率が50%になっておりますので、今回、予算を上げさせていただいた1,700万のうち単費分を引いた1,600万の50%がこちらの中に含まれているということでございます。 以上でございます。
○議長(
小林俊夫君) 10番、石川保議員。
◆10番(石川保君) 総体として、社会資本整備の中では金額的にはさほどじゃないなというふうには今イメージ持ったんですが、そのくらいのことであればぜひとも何年越しにもなるか分かりませんが、こういった事業をぜひ進めてもらえればなと思いまして、質問させていただきました。 じゃ、その部分については、質問を終わりにしたいと思います。 もう一つあります。すみません、予算の附属書、この薄いやつなんですけれども、附属書を見てもらえますか。
予算附属書の4ページ、5ページ、お願いします。 いわば今の続きになるかもしれませんが、町債の残高の推移というのをちょっと見てもらいたいと思います。 ここにもグラフがあり、数字もあって、見れば分かることなんですが、令和4年度、町債残高というのが95億円ということで出ております。そして、この95億円というのはどういう数字かというと、これ平成17年、一番左側、そこに出ているのは大体98億円なんですよ。だから、一番頂点にいた時代にいよいよ差しかかったかなという感じなんですね。 それでもう一つ見てもらいたいのは、右側の基金の残高ですね。基金の残高は、今回は前年度に比べて6億4,000万減って、結果的に対前年度比が6億3,918万ね、減るんですよ、単年度ですよ、1年間で。そういう中で、この18年間の中でこの基金が一番少ない状況になると。一番多いときは35億以上あったんですね。これは特会も含めての話ですが。 そういう形で、先ほどの町債の残高の推移で見てみると、町民からの意見もあったんですが、素朴にいろいろ考えてみると、これからこのLRT事業、それと気になるのが土地改良事業ですね。LRTに関しては、トランジットセンターも含めて100億を超える総事業費、それから土地改良に関しても30億と言われているように総事業費があるわけです。もちろん全額町が負担するということではなくて、国庫からも半分、土地改良も含めてもそうですが、令和4年度、令和4年度だけでもいわゆる借金返済が17億円というふうに計上されています。借金返済だけですよ。だから、106億あるうち17億円が借金のほうに行ってしまうという、そういう現象が令和4年度から生まれてくるわけですね。 だから、心配なのはみんな心配するわけですよね。今後、芳賀町は一体どうなんだろうということを考えますと。 ちなみに、宇都宮の令和4年度の新年度の
一般会計予算が2,246億円、芳賀町は106億円ですね。この予算規模からしても芳賀町はLRTの総事業費が100億を超える。宇都宮に関しては600か700行くか分かりませんが、600か700億円程度でしょう。そうすると、その予算規模からしたときに、単純に数字で比較すると芳賀町の財政の負担の重さというのは、どれほどのものかというのが想像するんですが、
企画課長、この辺、将来というか令和4年、それから5年、6年とさらに厳しくなると思うんですが、どのように考えていますか、教えてください。
○議長(
小林俊夫君) 齊藤
企画課長。
◎
企画課長(齊藤和之君) 石川議員のご質問にお答えいたします。 基金、町債残高についてですが、今ご指摘ございましたように、令和4年度には、特別会計含めまして95億を予定しております。こちらのピークなんですけれども、令和4年度、この95億がピークだというふうに捉えております。これ以降は、このグラフの左端に戻るといいますか、返済のほう償還を進めていく段階に入っていくものでございます。償還につきましても、令和2年度になりますが、減債基金のほうに1億積み立てる、こういったものを活用しながら、償還額の平準化を図っていきたいと思います。 どうしても今お話しありましたように、芳賀町、非常にLRT事業、自治体の規模に対してかなり大きな事業を展開しているのは間違いないところでございます。おおむね借金のほうがそれでも増えるということは、その仕組み上、理解しているところでございますけれども、総額にしましても過去の最大値を超えないレベルでの借金、これを今後は返していきたいというふうに考えております。 この町債残高の総額なんですけれども、近隣の県内の状況を見ますと、予算総額の約6割から7割が町債残高、市債残高になっているという傾向がございます。この特にLRT事業において借金が大きく増えまして、芳賀町におきましてはその線を若干超えてきているところでございますけれども、これまで良好な状況でやってきたことを鑑みまして、今後も将来に向けて負担の平準化、こういったものは取っていきたいというふうに考えております。 あと、基金の残高でございます。 財政調整基金が令和4年度末には、10億を切る9億円ということになっております。これを要因といたしまして、基金総額にしましても前年度33億あったものが26億、30億を切ってくる想定でございます。これ毎年のことなんですけれども、こちらには取崩しの金額のみを計上しております。5億円減るということですが、決算時における繰越金額の確定によりまして翌年度、積立額が毎年、発生している状況でございます。これもあくまで想定ではございますが、最終的には10億円を確保した状況で来年度末、迎えられるかなというふうにはこれまでの状況から見た推定としては考えているところです。 また、財政調整基金の規模なんですけれども、芳賀町におきましては最低ライン約5億円程度、これが最低ラインなのかなというふうに捉えております。そんな中、これまで10億円台をキープしてまいりました。こちらの計算の仕方はいろいろあるかとは思うんですけれども、予算の規模に対する財政調整基金の残高、県内比較しましても上位となっております。令和4年度、10億円を切った段階でも県内市町の中順位よりは上の位置にいられるかと思いますので、10億を切ること、これが極端に基金の額が少ないというふうには見られないのかなというふうに思っております。 また、財政調整基金の多額の取崩し、これは令和4年度の財源と不足財源とさせていただきました。令和5年度以降につきましては、ここまでの取崩しは必要ないというふうに考えておりますので、また今後、財政調整基金につきましても適正な額をキープできるように運用はしていきたいというふうに思います。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 10番、石川保議員。
◆10番(石川保君) 今、
企画課長から心強い説明をいただきました。芳賀町の財政はまだしっかりと大丈夫だというふうな、今回はこれがピークなんだというふうな説明があったかと思うんですが。 左側の町債残高のグラフを見てもらえば明らかなんですが、単年度で、いわゆる令和3年度から令和4年度単年度でプラス34億円の起債が増になっているんですよね。極端ですよね、このグラフを見ても分かるように。やはりこういうふうになるよりも、もうちょっと軽減されるようなそういう起債の持っていき方というのはあったかと思うんですよ。 というのは、なぜこんな疑問を思ったかというと、やはり同じタイミングに、先ほども言った土地改良事業という総事業費30億円の事業も事実上スタートしているわけですよね。それが例えば、四、五年ずらす、LRTの事業はこれはずらせませんから、これはしっかりとスタートをして、事業を実施していく。しかし、そのLRT事業、ある程度落ち着いたときにその後に土地改良事業をやっていくという、そういうずらし方があったかと思うんですが、その辺は考えの中にはなかったのかどうか、お答えいただきたいと思います。
○議長(
小林俊夫君) 齊藤
企画課長。
◎
企画課長(齊藤和之君) お答えいたします。 事業の平準化でもう少しならせなかったのかというところございますが、そうですね、確かにもう少し平たく計画的にやることはできたのかなという部分はありますけれども、事業ごとに内容を精査していった段階で、タイミングのほうがございまして、1年、2年のそれぞれ前後があったかと思います。その時期にしかできない内容ということで、特に令和3年、4年に集中した結果となっているという状況でございます。
○議長(
小林俊夫君) 10番、石川保議員。
◆10番(石川保君) なぜそういう必要性があるのかというのは、やっぱり極端な起債の増というのは財政の運営上、好ましくないと私は思うわけですよ。 そういう中で、またこの間の通常の事業、本来やらなければいけない、さっき一つの例として質問した上横西線ですかね、そういった事業が結果的に総体的には国から判断されて、芳賀町に待ったがかかる、交付金が出ないという、そういう現象が現れるわけですよね。だから、そこをうまく、さっきも言ったように、例えば土地改良の部分をずらす、四、五年遅らせてやれば、その事業は進んだかもしれない、結果論ですけれども。分かりませんよ、それは、実際はどうなるか。そういうことを私は申し上げたかったんですね。 以上で質問を終わります。
○議長(
小林俊夫君) 12番、小林隆志議員。
◆12番(小林隆志君) 説明書16ページです。 上段の財政調整基金利子1万8,000円ですけれども、前年度の予算額が183万3,000円ということで、約1%の減額。先ほど、財調が減少傾向にあるというようなお話がありましたが、それにしても算定額が少ないので、この理由について伺います。
○議長(
小林俊夫君) 齊藤
企画課長。
◎
企画課長(齊藤和之君) 小林議員のご質問にお答えいたします。 こちらにつきましては、何といいましても預けた場合の利息の問題でございます。金融機関からは非常に傾向としましてほぼほぼ利息がつかない状況になっております。今年度におきましてもかなり低い利率が示されているところです。 町としましては、ペイオフ対策ということで金融機関のほうに預ける額、また普通預金を利息は少なくてもその預金金額が保障される決済性預金、こういったものにお金を回すとか、そういったことをやっているところですが、こちらの財政調整基金につきましては、おおむね昨年度と同じ運用をしようと思って、金融機関に現在の利率を問い合わせたところ、どうしてもこの金額程度になってしまうということからこの金額を計上させてもらったものです。
○議長(
小林俊夫君) 12番、小林隆志議員。
◆12番(小林隆志君) ちなみに、今のことは算定はしていますか。
○議長(
小林俊夫君) 高橋
会計課長。
◎
会計管理者兼
会計課長(高橋純子君) 昨年度の財政調整基金につきましては、高速道路債券が満期を迎えまして、差額、額面1億円と預金積んだときの差額分の利息が入っております。あと、年間の金利、そちらのほうの利息も年2回入っているのがありまして、その合計額が昨年度との差額になっています。 あと、来年度の金利としましては、金融機関のうち2つの金融機関は、店頭金利の提示になっておりまして、残りの金融機関も金利の提示をいただいているんですが、店頭金利とさほど大差ないような金利の提示となっております。今、1億に対しておおよそ2,000円ぐらいしかつかないような金利の状態になっております。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 齊藤
企画課長。
◎
企画課長(齊藤和之君) すみません、先ほどの私の説明の中で銀行の利息のみでの減少と申し上げましたが、今、
会計課長のほうからありましたように高速道路事業債、いわゆる国債ですね、これを買って、それの利息が入っていたものが、令和3年度で終了するということが一つの大きな要因になっているという内容に訂正させていただきます。
○議長(
小林俊夫君) 12番、小林隆志議員。
◆12番(小林隆志君) 説明書17ページです。 一番上の土木費寄附金380万円ですが、これはどういったものか伺います。
○議長(
小林俊夫君) 赤澤
建設産業部長。
◎
建設産業部長兼
都市計画課長(赤澤幸男君) お答えいたします。 こちらの寄附金でございますが、LRTの停留所にベンチにドネーションといいまして、ベンチにプレートを入れるための寄附を募るためのものと、それから停留所の壁面の個性化シートと申し上げまして、地域に合ったものを企業のほうで提案してもらえるようなものを提案していただくもので、こちらについては住民の理解促進の業務といたしましてベンチのドネーションと壁面の個性化業務の予算を計上させていただいたものでございます。 ベンチのドネーションについては、先ほど申しましたとおり停留所に設置されますベンチに企業や個人から寄附を募り、記念のプレートを設置するもので、壁面の個性化については、停留所の壁面の一部を停留所が設置されています地域の歴史、それから特性などを表したデザインにすることで、自分たちの、私たちの駅という意識を醸成していくものを図っていくものでございまして、こちらについても企業などに寄附を募り、壁面の一部に企業名に記載する、一部にですね、そういったものを掲載していくような計画となっております。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 12番、小林隆志議員。
◆12番(小林隆志君) いい取組だと思います。ぜひ進めていただきたいと思います。 最後です。説明書の77ページ、下段のほうの道普請費について伺います。1,306万8,000円ですね。前年度が800万円台でしたので、増額となっております。来年度予定されている事業が多いということなのかなと思いますが、現在までに申請されているケースがあるのかどうか、その辺、伺います。
○議長(
小林俊夫君) 磯建設課長。
◎建設課長(磯顕吾君) お答えをいたします。 議員のご質問のとおり、昨年度よりは地区数も増えてございます。 申請につきましては、もう既に出ているかどうかということで、はい。何地区かは出ているところはあると思うんですが、ちょっと正確な数が今分かりませんので、全てが出ているわけではなく、一部既に申請は出ているというご理解でお願いします。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 12番、小林隆志議員。
◆12番(小林隆志君) じゃ、その増額の理由について伺います。
○議長(
小林俊夫君) 磯建設課長。
◎建設課長(磯顕吾君) 増額の理由につきましては、その地区が多くなったということなんですが、申請につきましては、正式に申請所が出ているか出ていないかということで今お答えしてしまったので、相談は全て受けている、事業の内容についても相談を受けている内容となっております。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 12番、小林隆志議員。
◆12番(小林隆志君) 地域の皆様のボランティアによりましていい道ができるということで住民としては大変ありがたいというふうに思っております。 一方で、そのコンクリート舗装については、経験がある方、またない方、いろんな状況があるかと思いますが、その仕上がり具合にはばらつきがあるんではないかなと私個人的には思っていますが、町としてはその仕上がり具合、どのような認識を持っているか伺います。
○議長(
小林俊夫君) 磯建設課長。
◎建設課長(磯顕吾君) お答えをいたします。 仕上がり具合、どのようにということでよろしかったと思うんですけれども、事業ごとの舗装とコンクリートの仕上がりというのは、舗装といいますかアスファルトですね、アスファルト舗装とコンクリート舗装の仕上がりについては、やはりかなり差があるといいますか、そういうことは認識しておりますが、地区ごとの舗装の仕上がりというのはそれほど差がなく仕上がっているかなというところで、町としては見ております。 以上でございます。
○議長(
小林俊夫君) 12番、小林隆志議員。
◆12番(小林隆志君) 職業柄、トラクターなんかも乗るものですから、非常に仕上がり具合によって、何ていいますか、振動といいますか、結構違うというのは私個人的には感じております。 それで、道普請といいましても公道ですから、公道である以上、出来上がった状態については町がやっぱり責任があると思いますので、その辺の、何ていいますか、指導体制といいますか、そういうものを考えていく必要があるんではないかなと思いますが、そのお考えを伺います。
○議長(
小林俊夫君) 磯建設課長。
◎建設課長(磯顕吾君) お答えをいたします。 議員のご質問のとおり、町道を舗装、町有道路をコンクリート舗装していくということですので、今後の安全管理などもございますので、しっかりとそういった観点で指導できるような体制を考えていきたいと思います。 以上でございます。
○議長(
小林俊夫君) 7番、大根田弘議員。
◆7番(大根田弘君) 予算資料77ページをお開きください。芳賀町予算に関する説明書77ページ中段をお開きください。 道路維持整備について、与能・八ツ木線舗装修繕設計業務について説明お願いいたします。
○議長(
小林俊夫君) 磯建設課長。
◎建設課長(磯顕吾君) お答えをいたします。 こちらの測量調査委託料につきましては、与能・八ツ木線、芳賀北小学校の東側を通っている1号線でございます。今、遊水池工事をやっている箇所の辺りから北小に向かってかなり路面が荒れている箇所があるかと思います。そちらにつきまして、こちらの遊水池工事とか、そういった大型車両が通るということで舗装修繕を見合わせてまいりましたが、間もなくその事業が終わるということで、全面的に改修していこうということで設計をする内容でございます。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 7番、大根田弘議員。
◆7番(大根田弘君) 場所的には、今、遊水池やっているところがメインでやるわけですか。全体的にはやらない予定なんですか。お願いします。
○議長(
小林俊夫君) 磯建設課長。
◎建設課長(磯顕吾君) お答えをいたします。 今回の対象の場所につきましては、遊水池のところから選果場ですかね、選果場の交差点のところまで、あそこが極端に荒れておりますので、そちらを改修する内容となってございます。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 7番、大根田弘議員。
◆7番(大根田弘君) あそこは芳賀中とか北小の通学路になっているわけですよね。それなもんですから、学童の朝晩通学しています。また、中学生は自転車で通学しています。ですから、通学、芳賀中までを何か所か分けてやるのかなと認識していたんです。そのようなことはやらないんですか。
○議長(
小林俊夫君) 磯建設課長。
◎建設課長(磯顕吾君) お答えをいたします。 今回はそういったことで一番ひどいところを中心にやってまいりますが、当然そのほかの箇所につきましても荒れている部分とかあると思いますので、そういったものについては順次対応していきたいと思っております。 今回については、順次やっていくというという中の、順次といいますか、一番ひどいところを、長年ちょっと修繕ができなかった箇所についての予算となってございます。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 7番、大根田弘議員。
◆7番(大根田弘君) では、これからもその悪いところとか何かを今、穴埋めとか何かはかなりやってくれてありがたいと思っています。これからも安心安全な通学路対策を邁進していっていただきたいと思っています。 これで私の質問は終わります。ありがとうございました。
○議長(
小林俊夫君) 5番、岡田年弘議員。
◆5番(岡田年弘君) 予算説明書なんですが、80ページですね。 中段にあります公園管理費工事の請負2億2,400万ですか、その内容についてちょっと伺います。
○議長(
小林俊夫君) 赤澤
建設産業部長。
◎
建設産業部長兼
都市計画課長(赤澤幸男君) 岡田議員の質問にお答えいたします。 こちらの工事費でございますが、2つございまして、1つ目といたしまして芳賀工業団地4号緑地内の遊歩道の整備をするものでございます。場所については、下原の五差路ですかね、テクノフォートさん付近にございますが、そちらの五差路から工業団地管理センターまでの延長約650メートルの遊歩道ですね、緑地内に整備するもので、幅員としては2.5メートルで整備を予定しているものでございます。 それから、こちらの下原地区の緑地に隣接します外周道路が幅員が狭く、すれ違い上、危ないという声もございますので、そちらの町道に車両の待避所、こちら5か所整備するものでございます。こちらについては、地区座談会や下原まちづくり研究会のほうから要望があったものでございます。 2つ目といたしましては、芳賀遊水地の整備に関するものでございます。 遊水地内の多目的広場、左岸側ですね、そちらにせせらぎ水路やあずまや、トイレなどを整備するものでございます。せせらぎ水路については、幅員が5メーターで、延長10メーターの玉石を敷いて、自然水ですね、用水を用いて
子どもたちが遊べるような施設を整備していきたいというふうに考えております。 それから、同じく左岸側に遊歩道ですね、を整備するものでございます。幅員としては3メーターで、延長として約790メーターほどございます。 それから、同じく左岸側に今、桜を植えておりますが、令和4年度についてはアジサイを植栽していきたいというふうに考えております。桜のほかアジサイ、それから今後、スイセン、ヒガンバナ、マンジュシャゲなどを植えまして、四季折々の花を楽しめるような施設にしていきたいというふうに考えております。 もう一点といたしまして右岸側、こちらも遊歩道を整備するものでございます。こちらの延長は910メーターございまして、同じ3メーターの遊歩道を整備するものでございます。遊歩道の整備につきましては、新たな桜の名所として整備を進めているものでございまして、遊水池両側、外周ですと約1.7キロにございますが、そちらの整備を進めております。遊水池を回遊できるように遊歩道を整備します。それから、桜を植栽し、桜堤を整備してまいります。桜のほかには先ほど申しましたような草花を植えまして、四季折々の草花を植えることで広大な水田に囲まれた見晴らしのよい風景と併せて新たな観光の名所として生み出すような整備を計画しております。 また、遊水地の南側には道の駅やロマンの湯がございますので、こうした施設と遊水地をつなぐ遊歩道、桜堤を整備いたしまして、歩いて往来できるような施設にしたいというふうに考えております。 こうした整備を行いまして、今後、町民の憩いの場や観光誘致の場としてLRTを利用し、芳賀町を訪れた方々が桜をはじめとした四季折々の草花を楽しみ、散策でかかれました汗をロマンの湯でゆったりと流していただき、ひとときの安らぎを感じていただけるような回遊性のある取組をこちら全体としては進めていきたいというふうに考えておるところでございます。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 5番、岡田年弘議員。
◆5番(岡田年弘君) 芳賀町にも公園がたくさんありまして、メインがかしの森と芳賀遊水池の多目的広場、公園ですね、それを的確に進めていただきまして、LRTが来年は開通する予定でありますので、交流人口の増加、それを狙って的確に進めてもらいたいと思います。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 11番、岩村治雄議員。
◆11番(岩村治雄君) 説明書の69ページ、69ページの中段ですが、稲毛田地区ほ場整備事業について伺いたいと思います。 これは県営事業として進めているわけですが、面工事がかなり進んできているように思われます。そういう中で進捗状況についてお聞きしたいと思います。
○議長(
小林俊夫君) 小林農政課長。
◎
農政課長併農業委員会事務局長(小林芳浩君) 岩村議員のご質問にお答えいたします。 面工事につきましては、令和2年度と令和3年度、2か年で事業のほうを完了する予定でおりまして、令和2年度については9.4ヘクタール、令和3年度につきましては11.9ヘクタールを整備し、合計で21.3ヘクタールですね、こちらを整備する予定です。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 11番、岩村治雄議員。
◆11番(岩村治雄君) 了解です。 それと、梨、にっこりですが、もう既に植えたというような話も聞いているんですが、実際にはどうなんでしょうか。
○議長(
小林俊夫君) 小林農政課長。
◎
農政課長併農業委員会事務局長(小林芳浩君) お答えいたします。 にっこりにつきましては、整備地内の梨の事業組合のほうがその後、定植し、管理していくことになりますが、実際ににっこりを植えた面積というのは1.5ヘクタールほど増加となっております。それで、令和3年度で、実際に芳賀町全体でにっこりを栽培している面積というのが、約15ヘクタールというような状況になります。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 11番、岩村治雄議員。
◆11番(岩村治雄君) 稲毛田地区においては、1.5ヘクタール、にっこりを植えたということだね。そして、全体では15ヘクタールということですか、にっこりは、芳賀町全体で、そういうこと。 ということは、実はここについては、にっこりの栽培というのは宇都宮がほとんどですよね。さらに、芳賀町はこの稲毛田の整備ほ場によってにっこり梨を増やして、生産性を高めて日本一のにっこりの生産地を目指すんだという話も聞いていたんですけれども、それについてはどんな考えなんですか。
○議長(
小林俊夫君) 小林農政課長。
◎
農政課長併農業委員会事務局長(小林芳浩君) お答えいたします。 目標としましてやはりにっこり日本一というのを目指しておりましたが、実際に宇都宮市のほうでも栽培面積のほうは増えている状況でございます。直近の面積のほう、調べたものがありますと、宇都宮市のほうでは約23ヘクタールほど栽培面積があるということで、芳賀町が10ヘクタールということですから、その差は多少開きつつあるのかなというところではありますが、引き続きにっこりのほうの栽培のほうに向けて促進をしていきたいと思います。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 11番、岩村治雄議員。
◆11番(岩村治雄君) 了解しました。やはりそんな話も聞いているんで、ぜひ目指していただきたいと思います。 もう一点だけお聞きしたいと思うんです。同じく80ページ、80ページの上段のほうに工事請負費、これは体育館の関係だと思うんですが、体育館の整地、体育館の整地工事1,500万、これ補正で3,000万取りましたよね。これ一括計上してもいいんじゃないかと思うんですが、何か理由があるのかどうか、お聞きしたいと思います。
○議長(
小林俊夫君) 赤澤
建設産業部長。
◎
建設産業部長兼
都市計画課長(赤澤幸男君) 岩村議員のご質問にお答えいたします。 こちらの予算でございますが、補正で議決をいただきましたが、3,000万ということで補正で計上させていただきまして、そちらを繰越しさせていただいておりまして、こちらの令和4年度の予算と合わせて発注をする予定でございます。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 11番、岩村治雄議員。
◆11番(岩村治雄君) ということは、取壊し終わった後、跡地の利用というのはどんなふうに考えているんですか。区画整理をやるのは分かっていますが、具体的にお願いします。
○議長(
小林俊夫君) 赤澤
建設産業部長。
◎
建設産業部長兼
都市計画課長(赤澤幸男君) お答えいたします。 計画では、大通りから道路を通す計画になっておりまして、まず道路を通すこととします。 跡地については、今後、どういった利用がいいのか、庁内や関係機関と一応協議の上、にぎわいの持てるまちづくりを進めていきたいというふうに考えているところでございます。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 11番、岩村治雄議員。
◆11番(岩村治雄君) じゃ、まだ決まっていないということですね。分かりました。 それと、ここ体育館がなくなるわけですけれども、場所というのは、今後、都市計画に基づいた土地利用を図ると思うんですけれども、当然進入道路の整備が必要かと思うんですよね。今、ちょうど運動公園のほうから真っすぐ東側の県道からの入り口ですね、補償関係も全て終わっているようなんで、舗装関係はいつ進めていくのか。これ早めに進めたほうがいいんじゃないかと思うんですよね。地元からもそういった声もありますので、ぜひ早急に、予定をちょっとお聞きしますが、早めに進めていただけるように。 何か今回の予算の中には道路の舗装とかそういった整備についての計上がされていないんで、予定を教えてください。
○議長(
小林俊夫君) 赤澤
建設産業部長。
◎
建設産業部長兼
都市計画課長(赤澤幸男君) こちらの路線については、社会資本まちづくり交付金の
補助事業ということで進めさせていただいておりまして、令和4年度には確かに予算はついておりませんが、令和5年度に道路のほうは進めていきたいというふうに考えているところでございます。 まずは、令和4年度には、体育館を取り壊して、整地したいというふうに考えております。 以上です。
◆11番(岩村治雄君) 了解しました。
○議長(
小林俊夫君) 9番、小林一男議員。
◆9番(小林一男君) 先ほど石川議員のほうからも質問はありましたとおり、芳賀町の附属書4ページ、5ページ、ご覧をいただくと、芳賀町の財政、大変厳しいということがよく分かると思います。財政調整基金の昨年度との比較増減では、約5億円取り崩しております。 次のページに行きまして、自主財源として、比較増減では2億円ほど減っているというような状況でございます。 そういう中で、この予算で道の駅から北側、五行川沿いから遊水地まで親水公園とか桜堤ということで予算に関する説明書78ページ、14節桜堤盛土工事で1億700万、80ページの公園管理費工事請負費ですね、2億2,400万何がしのうち、親水公園の公園は1億7,400万ということで、おおむね2億8,000万ほどがこの公園造作、造成ということで計上されております。 先ほど、何か企画課、説明ありましたとおり、これから植栽はこれからだということでますます予算がかかっていく、何ですか、アジサイとか、ヒガンバナとかスイセンとかいろいろ植えていくということで、ますますその整備費がこれからかかっていくというようなお話がございました。 まだ桜堤とかだけでしたらば、その後の管理費もそんなにはかからないと思うんですけれども、いろんな植栽をしますとその整備にはハンドパワーといいますか、人間の手でやらざるを得なくなって非常に手間がかかって、費用もかさんでくると思います。本当一例ですけれども、東高橋で農地水でやりましたコキア園では、真夏の暑いさなかに15人から20人ぐらいの有志が3時間ぐらい、朝の5時から8時までということで手で草取りをして、やっとあのような景観を維持できたというような状態でございます。 それが今回は恐ろしくひどい場所、きちんときれいに管理していかなければならないということを考えますと、年間の管理費も非常に大きくなるのではないかなというふうに予想されるところです。 今回の予算で、先ほど述べたとおり、一般会計の財政調整基金を5億ほど取り崩しながら、これほど大きな公園を造成していこうという今回の予算、なぜこれほどLRTとかで予算が痛んでいるときに、これほど大きな事業を今、今回、令和4年の予算でやらなければならないということについて、その理由をお聞きしたいんですけれども、これからの書類審査等で課長等にはお話が聞けますので、この場でしかお話を聞くことができない町長に答弁をお願いいたします。
○議長(
小林俊夫君) 町長。
◎町長(見目匡君) まず、先ほどの石川議員、そして小林議員のほうからもありましたように、非常に財政的には厳しい状況になっているというのは重々承知であります。 そういう中において、今回、遊歩道関係でなぜやっていくんだということでありますが、まず、桜堤についてでありますが、これにつきましてはLRTのために芳賀町の桜の名所が構造上どうしても伐採をしなければならないというようなことであります。そのときに言われたことというのが、できれば切らないでもらいたいというようなことがありましたが、とてもではありませんが切らないでは道路ができないというようなことで、軌道をうまく敷設することができないというようなことで、その代わりにというようなことで遊歩道、土地改良事業でたまたま土地が提供されるというようなことでそういった計画をしてきました。 今、担当のほうから色々な形で先ほど
企画課長の齊藤君だったと思いますが、課長のほうから答弁がありましたように将来的な構想がございます。私のほうも財政のほうを心配いたしまして、できるだけ将来的には、将来的には、先ほどの下草というかそういうものもどんどん考えてはいきますけれども、やはりまず桜を優先的にやっていこうと。それと、公園で、土木のほうで遊水地ができて、北で東側ですか、そこら辺のトイレとかあるいはせせらぎとか、そういった部分もやっていこうというようなことでその都度、合わせて上までやっていくというような形で進めていきたいと思っています。 やはり一番お金のかかるのは、一級河川の五行川の結局左岸側になるんですが、そちらのほうに遊歩道ができますが、その河川法のこの河川の境界と遊歩道とのその辺の部分がまだ打合せをしますと、この金額的に曖昧な部分というのがありますので、そういった部分も県のほうでできるだけやってくださるというような話もございます。 この数字でぴったりいくかどうかというものも分かりませんし、これをオーバーしないような形で考えていかなければならないだろうというような話もしておりますので、その都度、これにつきましてはいろんな形で事細かい部分がありますので、今後はまだ全く土木等の河川法の関係でいろんな形の部分の未確定部分というのもありますので、そういった部分が決まりましたらば、ある程度公表できるようになりましたらば、全員協議会等で図っていきたいと、そのように考えております。 以上です。
○議長(
小林俊夫君) 9番、小林一男議員。
◆9番(小林一男君) 工事費等については、県の土木等の兼ね合いもあるんで、今回の予算どおりにはいかないというような説明でしたが、芳賀町には富士見公園とか、あとその北側に親水公園、今回、予定されているものとほぼ同じものが過去に造られて、今では桜の木も立派に育って、その季節には大変美しい景観となっているところですけれども、それらとの兼ね合いをまた、まずどうするのか。特に親水公園、現在ある親水公園については、どうも何年前ですかね、8年ぐらい前に整備された木道ももう既に随分傷んでいて、とても遊びにいくような整備された公園とは言えないというような状態になっているというふうに聞いております。 また、先ほど
企画課長から説明がありましたLRTと絡めて、回遊しながらの観光客ですか、観光客をLRTで呼び込むための一つの観光名所にしたいというような説明がありましたが、それではこの桜堤や親水公園によって芳賀町を訪れるお客さんというのは何人ぐらい予想されるのか、またそれを整備することによって経済効果というのはどのぐらい見込めるのか、説明をお願いいたします。
○議長(
小林俊夫君) 齊藤
企画課長。
◎
企画課長(齊藤和之君) お答えいたします。 こちらを整備した際の想定される人数、経済効果等とともに細かい精査はできておりません。
○議長(
小林俊夫君) 9番、小林一男議員。
◆9番(小林一男君) もしかすると、市貝町の芝ざくら公園の柳の下の2匹目のドジョウを狙っているのかもしれないんですけれども、桜の名所というのはもう既に日本中どこにでもあるわけですね。そういう中に、これから新しく苗木を植えて、名所にしていこうというのには、私は反対です。やはり町民の、町民一人一人のために町の予算というのは使うべきであって、観光客を呼び込むとかそういうことに対して多額の予算をつぎ込むものではないと思います。 そういう意味で大分前の話ですけれども、北海道の夕張では炭鉱ですたれた町を再興するために遊園地を造って、潰れてしまいました。そういうことにならないように、この予算については再考をいただくことをお願いして、質問を終わります。
○議長(
小林俊夫君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林俊夫君) これで質疑を終わります。 ここで暫時休憩とし、午後1時再開したいと思います。
△休憩 午後零時14分
△再開 午後零時57分
○議長(
小林俊夫君) ただいまから会議を再開いたします。
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△議案第31号の質疑
○議長(
小林俊夫君) 日程第2、議案第31号 令和4年度芳賀町国民健康保険特別会計予算の件を議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林俊夫君) 質疑なしと認めます。
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△議案第32号の質疑
○議長(
小林俊夫君) 日程第3、議案第32号 令和4年度芳賀町
後期高齢者医療特別会計予算の件を議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林俊夫君) 質疑なしと認めます。
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△議案第33号の質疑
○議長(
小林俊夫君) 日程第4、議案第33号 令和4年度芳賀町介護保険特別会計予算の件を議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林俊夫君) 質疑なしと認めます。
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△議案第34号の質疑
○議長(
小林俊夫君) 日程第5、議案第34号 令和4年度芳賀工業団地排水処理センター特別会計予算の件を議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林俊夫君) 質疑なしと認めます。
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△議案第35号の質疑
○議長(
小林俊夫君) 日程第6、議案第35号 令和4年度芳賀町公共下水道事業特別会計予算の件を議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 10番、石川保議員。
◆10番(石川保君) 199ページ、説明書、お願いします。 199ページの建設事業費の中の工事請負費、幹線支線管渠布設工事1億2,000万なんですが、公共下水道関係でやっぱり地域的に遅れているような感じもするんですが、その辺の進捗状況はどうなっていますか、ご説明をお願いいたします。
○議長(
小林俊夫君) 磯建設課長。
◎建設課長(磯顕吾君) お答えをいたします。 下水道事業につきましても交付金を活用しながら事業を進めているところでございまして、おおむね予定どおり進んでいるとは認識しているところでございます。 次年度につきましては、三日市の殿山地区、あとは祖母井地区ですね、今、県道、中央通りとかそういった地区、あとはミドリ町につきまして予定をしているところでございます。 以上でございます。
○議長(
小林俊夫君) 10番、石川保議員。
◆10番(石川保君) 今説明ありましたけれども、それぞれの地区、バランスよくですね、今言った地区というのは殿山地区、ミドリ町、祖母井、本線とか中央もあると思うんですが、全体的にバランスよく進めているということで理解してよろしいんでしょうか。 それと、もう一つまとめて質問しますけれども、下原のまちづくりの影響で、公共下水道が遅れているところがあるんですね。そういう方々からすると、1日も早くやってほしいと。ただ、そこはまちづくりの関係もあるので、なかなか計画的には進んでいかないという、そういう何か地元からの不満が出てますんで、その辺のところはいかがでしょうか。
○議長(
小林俊夫君) 磯建設課長。
◎建設課長(磯顕吾君) お答えをいたします。 議員のご質問のとおり、地区それぞれ、先ほど申し上げた地区に万遍なくといいますか、進めているところでございます。下原地区につきましても、事業を順次進めているところではございますが、まちづくりの関係で、今回、先ほど一般会計で道路の設計なども挙げさせていただきましたが、そういったものの設計が出来上がれば高さなどもはっきりしてまいりますので、そういったものを活用して下原地区についても順次進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
◆10番(石川保君) 了解。
○議長(
小林俊夫君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林俊夫君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。
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△議案第36号の質疑
○議長(
小林俊夫君) 日程第7、議案第36号 令和4年度芳賀町農業集落排水事業特別会計予算の件を議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林俊夫君) 質疑なしと認めます。
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△議案第37号の質疑
○議長(
小林俊夫君) 日程第8、議案第37号 令和4年度芳賀町宅地造成事業特別会計予算の件を議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林俊夫君) 質疑なしと認めます。
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△
常任委員会付託
○議長(
小林俊夫君) 日程第9、
常任委員会付託を行います。 お諮りします。議案第30号から議案第37号までの8議案については、会議規則第38条第1項の規定により、それぞれの所管の
常任委員会へ付託したいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林俊夫君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第30号から議案第37号までの8議案については、それぞれの所管の
常任委員会へ付託することに決定しました。 職員に議案付託表を配付させます。 〔議案付託表の配付〕
○議長(
小林俊夫君) それでは、各
常任委員会へ付託された内容は、ただいま配付した議案付託表記載のとおりです。各
常任委員会においてよろしくご審議くださるようお願いします。
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△散会の宣告
○議長(
小林俊夫君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 会議を閉じます。 本日はこれにて散会します。 お疲れさまでした。
△散会 午後1時04分...