芳賀町議会 > 2022-03-03 >
03月03日-02号

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  1. 芳賀町議会 2022-03-03
    03月03日-02号


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    最終取得日: 2023-04-12
    令和 4年  3月 定例会(第2回)          令和4年第2回芳賀町議会定例会会議録議事日程(第2号)                     令和4年3月3日(木)午前10時開議日程第1 一般質問---------------------------------------出席議員(14名)     1番  中村由美子君     2番  有坂隆志君     3番  江間田信一君     4番  山口菊一郎君     5番  岡田年弘君      6番  大根田周平君     7番  大根田 弘君     8番  北條 勲君     9番  小林一男君     10番  石川 保君    11番  岩村治雄君     12番  小林隆志君    13番  小林信二君     14番  小林俊夫君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長         見目 匡君   副町長        古谷一良君 教育長        古壕秀一君   総務企画部長総務課長併選挙管理委員会書記長                               大根田和久君 企画課長       齊藤和之君   税務課長       大峯俊幸君 住民生活部長健康福祉課長      住民課長       上野真美君            稲川英明君 子育て支援課長    星 紹子君   環境対策課長     綱川有美君 建設産業部長都市計画課長      農政課長併農業委員会事務局長            赤澤幸男君              小林芳浩君 商工観光課長     山本 篤君   建設課長       磯 顕吾君 会計管理者兼会計課長 高橋純子君   学校教育課長     大根田淳一君 生涯学習課長     高津健司君   監査委員事務局長   手塚孝幸君 選挙管理委員長    高久典男君---------------------------------------事務局職員出席者 議会事務局長     手塚孝幸君   書記         森 泰宏君 書記         伊佐野祐子君 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(小林俊夫君) おはようございます。 ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(小林俊夫君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(小林俊夫君) 日程に入る前に諸般の報告をします。 本日は、高久典男選挙管理委員長の出席を求めました。 これで諸般の報告を終わります。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(小林俊夫君) 日程第1、一般質問を行います。 一般質問の通告により、順次発言を許可します。---------------------------------------中村由美子君 ○議長(小林俊夫君) 1番、中村由美子議員、登壇願います。     〔1番 中村由美子君 登壇〕 ◆1番(中村由美子君) 1番、中村由美子でございます。 一般質問の通告をしたところ、議長より許可をいただきましたので、質問をさせていただきます。 芳賀中学校の制服について。 昨今、多様な文化や性の在り方への配慮など、自分らしい制服を着用できる環境づくりとして、第三の制服である女子生徒のスラックスの採用を県内でも見直しする学校が増えています。芳賀町では、自転車通学の生徒が大半を占め、女子生徒にとっては防寒としても意味のあるものと思われます。町としての意見をお伺いします。 ○議長(小林俊夫君) 1番、中村由美子議員の質問に答弁願います。 古壕教育長。     〔教育長 古壕秀一君 登壇〕 ◎教育長(古壕秀一君) 1番、中村由美子議員芳賀中学校の制服についてのご質問にお答えいたします。 まず、女子のスラックスの件についてですが、芳賀中学校では、創立50周年に合わせた令和2年度に、防犯とジェンダーレスの観点から、ジャージの色とデザインを変更し、男女統一にいたしました。その後、女子生徒用スラックス導入について、以前から生徒や教職員の間で話題に上がっていたこともあり、順次導入に向け検討を始めたようです。生徒の代表と教職員で話合いを持った結果、冬期の防寒対策などの健康面や自転車の乗りやすさなどの機能面への配慮から、令和3年10月にスラックスの導入が決定され、11月には保護者や新入生にも通知し、令和4年4月からスラックスの着用を認めることとなったとのことです。 町としての意見については、学校生活の決まりは、学校長の権限と責任の下に決定するものであり、検討された内容について意見する立場ではありません。あえて感想を申し上げれば、スラックス導入の件は、校内で生徒と教職員が話合いの上決定しており、その意義並びに経緯については適切であると承知しております。 以上をもちまして答弁といたします。 ○議長(小林俊夫君) 1番、中村由美子議員。 ◆1番(中村由美子君) 再質問させていただきます。 学校生活の決まり、これは制服も含まれますが、これに関しては、学校長の権限と責任の下に決定されることは私も理解しているところです。もちろん教育委員会にも報告があり、適切という判断だったという答弁を教育長からただいまいただきました。今年4月からスラックスも着用可能となったのは、登下校時の防寒や動きやすさという意味では一歩前進だったと思います。 芳賀中は、現在、男子は学ラン、女子はセーラー服となっており、今回セーラー服の下がスカートかスラックスを選べるということでよろしいのでしょうか。 ○議長(小林俊夫君) 大根田学校教育課長。 ◎学校教育課長大根田淳一君) 中村議員の質問にお答えします。 そうですね、スカートとスラックスの選択肢ができたというふうなことで認識しております。 ○議長(小林俊夫君) 1番、中村由美子議員
    ◆1番(中村由美子君) 全国的にも、県内もそうなんですが、制服を変更している学校は、ブレザーにスラックスかスカートの選択という男女差のないジェンダーレスのデザインを採用する動きが広まっていて、女子生徒の半数がスラックスを履いているという学校もあるというふうに聞いております。セーラー服スラックスと聞いて、選択をためらわないかちょっと心配になりました。保護者からも、どうなのかという声を聞いています。 今回の導入に当たり、女子生徒へのアンケート等は行ったのか。また、4月からの新入生でスラックスの購入はどれぐらいあったのか。もし分かればで結構なので、お答えいただきたいと思います。 ○議長(小林俊夫君) 大根田学校教育課長。 ◎学校教育課長大根田淳一君) 中村議員の質問にお答えします。 まず、学校でのアンケートの実施ということでは、すみません、報告は受けておりません。ただ、生徒会の代表と話をしたということで聞いております。そういうことなので、女子の意見もそこに含まれるということで認識はしているんですが。 次のどのぐらいの方がスラックスを選んでいるかということなんですが、保護者のほうが直接納入業者さんのほうに注文を入れるものですから、正確には把握できていないんですが、途中段階では、10人以上注文を受けているということで聞いております。 以上です。 ○議長(小林俊夫君) 1番、中村由美子議員。 ◆1番(中村由美子君) ジェンダーレスなど配慮することを考えると、デザインを男女同じブレザーにすることによって、女子からだけではなく男子から見ても差がなくなり、男女ともに余計な精神的な負担なく学校生活を送れるのではないかと思います。既に昨年芳賀中ではジャージを男女共通の同じデザインに変更をして、防犯とジェンダーレスの観点からという答弁をいただきました。もし当事者が相談とか発言することによりカミングアウトとなる心配から声を上げることができないということも、現実としてはあり得ると思います。この制服の件に限りませんが、ジェンダーの問題を取り上げなくてもいいような環境、すなわち誰もが選択できたり利用できる環境、これをつくるのが学校であり、教育委員会であり、町であると考えます。 今回の制服に関しては、町の行財政には直接関わらないかもしれませんが、いろいろな面で今後町としてもジェンダーニュートラルを考えていかなければならないと思いますし、教育委員会からも方向性や意見など、こちらの発信はできると思い、今回の質問をさせていただきました。学校と教育委員会は、全ての生徒たちのために、また、町でも社会全体の課題としてご一考いただけるよう希望し、次の質問に移りたいと思います。 いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会開催に向けての対応。 昨年開催された東京オリンピック、今年に入り、日光市でのいちご一会とちぎ国体冬季大会、中国での冬季オリンピックが無事開催され、選手の活躍で感動し、心を動かされた人が多かったのではないでしょうか。そして、2022年度、いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会が開催されます。国体では、正式競技だけで約2万3,000人の選手団、また関係者や応援団など大勢の方が来県します。県では、日本一のおもてなし実現を掲げ、各市町準備委員会では、会場整備や環境配慮など、大会本番に向け準備が着々と進んでいます。町では、6月5日にデモンストレーションスポーツのママさんバレーボール、9月17日から19日に公開競技のパワーリフティングが開催となり、正式競技が行われる10月に向けても機運を醸成する重要な役割を担っています。 そこで、次のことについて伺います。 ①町全体を盛り上げるため、現在までの取組と今後の予定。 ②芳賀町出身者が強化指定選手等に多数選ばれており、代表選手に選出される可能性が高いと思われる。選手への対応は。 ③全国または町外からの選手や関係者、応援者等に対するおもてなしの具体的な内容について。 ④スムーズな大会運営のための会場整備や協力体制は。 ○議長(小林俊夫君) 1番、中村由美子議員の質問に答弁願います。 古壕教育長。     〔教育長 古壕秀一君 登壇〕 ◎教育長(古壕秀一君) いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会開催に向けての対応についてのご質問にお答えいたします。 1点目の国体に向けての町全体の現在までの取組といたしましては、県が作成したパンフレットやチラシを町内公共施設に設置したほか、町内の小・中学生に配布いたしました。また、様々な県主催の国体関連のイベントにおいて、町関係競技や町の物産等を広くPRしてまいりました。さらに、昨年8月から10月にかけて、いちご一会花リレー、花いっぱい運動を実施いたしました。これは国体の周知、機運醸成に向けて県内全ての市町で実施するもので、芳賀町においては、町内小・中学校に協力をいただき、合計100鉢のプランターを栽培して、大会に向けた子どもたちの応援メッセージを添え、芳賀町第2体育館周辺に設置いたしました。 今後の予定といたしましては、先ほど申し上げたPR事業を引き続き展開するほか、町内公共施設などに栃木県選手団の公式ユニフォームを展示いたします。また、県の交付金を活用し国体応援グッズを作製し、役場庁舎窓口などで展示、頒布するほか、町内小・中学校の児童・生徒に頒布し、さらなる周知を図ってまいります。さらに、来る6月に開催されるデモンストレーション競技であるママさんバレー大会の開会式においては国体炬火イベントを行い、町民の皆様に国体を広く広報することで、さらなる機運醸成を図ってまいります。 2点目の芳賀町出身の代表選手に対する対応といたしましては、芳賀町スポーツ大会出場激励金交付要綱に基づき、出場する選手に対し、1人につき1万円、団体には最大10万円の激励金を交付するとともに、芳賀チャンネル等を通して町民の皆様にお知らせいたします。 3点目のおもてなしについてですが、昨年4月に国体のプレ大会的な位置づけとして全日本パワーリフティング大会が実施され、全国各地から選手や関係者がお見えになりました。その際には、会場である町第2体育館に町のPRポスターを展示し、さらに、選手や関係者にはキューブ米や梨ジュース、とちおとめゼリーを記念品として贈呈いたしました。来年度の大会本番の際にも、同様に町の特産品を記念品として贈呈したいと考えております。さらに、道の駅などの協力を得て、特産品の販売やキッチンカーの出店等も検討しております。 4点目の会場整備と協力体制につきましては、公開競技及びデモンストレーション競技の会場となる町第2体育館は、建設後30年近くたつ施設であり、適宜修繕することで対応してまいりました。本年度は、国体に向けて防犯カメラを設置いたしました。また、駐車場内での大型車両の取回しが容易になるよう門柱の撤去を3月中に行います。 大会運営への協力体制につきましては、公開競技の運営は競技団体が行うことになっております。したがいまして、栃木県パワーリフティング協会が運営の主体となります。栃木県パワーリフティング協会の皆様には既に第2体育館において全日本及び全日本実業団の大会を開催していただいており、それらの経験に加え、町としても連携協力を図ってまいります。 以上をもちまして答弁といたします。 ○議長(小林俊夫君) 1番、中村由美子議員。 ◆1番(中村由美子君) 再質問させていただきます。 まず、①の現在までの取組と今後の予定についてですが、2021年度の県政世論調査、こちらの調査は昨年の5月から6月に行われたということですが、とちぎ国体の開催を県民の約3分の1、全国障害者スポーツ大会・とちぎ大会に関しては3分の2が知らなかったとのことです。町でも、コロナの影響でなかなかイベント等の開催は難しかったと思います。そんな中でも、小・中学校の協力で花いっぱい運動の実施、また、第2体育館でもそちらの花いっぱい運動の花です。第2体育館にメッセージと共に華やかな花が咲いていたと思います。また、いちご一会ダンスコンテスト、こちらが昨年開催され、今年6月の決勝大会に祖母井保育園の進出、こちらが決まっているということです。 どちらもとてもすばらしいニュースなんですが、いちご一会の関連するニュースの芳賀広報や芳賀チャンネルの対応とこれからの取組をお伺いします。 ○議長(小林俊夫君) 齊藤企画課長。 ◎企画課長(齊藤和之君) お答えいたします。 広報、PRの件についてですけれども、国体の広報等につきましては、10月の本大会に向けまして広報など取り上げる機会を増やしまして、町民全体、機運醸成を図ってまいりたいと考えております。直近では、広報の5月号に特集を掲載する予定でございます。 祖母井保育園ダンスコンテスト決勝大会の参加につきましては、情報のほうはご提供いただきまして、承知しておるところであります。真岡新聞のほうに情報提供をいたしまして、元旦の発行号だったかと思いますが、そちらにカラー写真入りで取り上げていただきました。町広報のサイドでも取材のほうは実施しておりますので、6月の決勝大会、これが近づきましたらば、芳賀チャンネル等で広くお知らせしていきたいとそのように考えております。 以上です。 ○議長(小林俊夫君) 1番、中村由美子議員。 ◆1番(中村由美子君) 情報発信により、町民の皆さんが知ることができますので、今後の広報にも期待していきたいと思います。 現在販売している公式の国体グッズですが、この売上げの一部は、募金として競技役員やボランティアの養成、来県者をお迎えするおもてなしなどの経費として使われます。道の駅でも販売しているところがありますが、芳賀町は、どちらで購入することができるのか、お伺いします。 ○議長(小林俊夫君) 山本商工観光課長。 ◎商工観光課長(山本篤君) お答えします。 道の駅で本来販売するところでありますが、昨年国体の実行委員会のほうから道の駅に問合せがありまして、置いてほしいという要請があったようですが、そのときはちょっと丁寧にお断りしたそうです。 今後、取扱いについては、道の駅と協議をして、なるべく扱えるように進めたいと考えています。 ○議長(小林俊夫君) 1番、中村由美子議員。 ◆1番(中村由美子君) 売れる、売れないではなくて、これを置いておくことによって一つの宣伝にもなります。道の駅には限らず、例えば役場とかでの販売でもいいと思います。再度の検討をお願いしたいと思います。 県からの交付金で国体応援グッズを作製するということですが、詳細をお伺いします。また、6月のデモ競技の開会式で国体炬火イベントを行うとのことですが、どのようなものを予定しているのか、併せてお伺いします。 ○議長(小林俊夫君) 高津生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(高津健司君) お答えいたします。 まず、県の交付金を利用しての物品についてなんですが、環境へ配慮した応援グッズということで、うちわを予定しております。小・中学生や、また、デモスポなどに訪れた方々に対して配布する予定です。 2点目の炬火イベントについてなんですが、6月初旬に行われるデモンストレーション競技のママさんバレー大会の開会式内でイベントを行うことを考えております。芳賀町出身の著名なアスリートにいちご一会とちぎ国体と全国障害者スポーツ大会をPRいただき、事前に公募して決定する参加者と一緒に、舞ぎりといってひもをつけた弓を上下することによって摩擦で火をおこす装置なんですが、それの火おこし器を用いて点火するように計画しております。 以上です。 ○議長(小林俊夫君) 1番、中村由美子議員。 ◆1番(中村由美子君) 情報発信や、そのようなイベントによって芳賀町が盛り上がるかどうかが決まると思います。これからの発信に期待をしたいと思います。 続いて、②の町出身選手への対応についてですが、これは栃木県代表の芳賀町の選手への対応ということです。6月から7月頃、競技ごとに正式種目の県代表選手が決定してくると思われます。国体選手も、全国障スポ選手も、結団式よりも前から強化練習会が始まります。情報収集とともに、芳賀チャンネル等での企画などの考えをお伺いします。 ○議長(小林俊夫君) 高津生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(高津健司君) お答えいたします。 今、中村議員のほうからお話があったように、大会直前まで出場選手については把握できないので、把握でき次第、何らかの形で広報や、または芳賀チャンネル真岡新聞等を用いて応援するPRをしたいと思っています。 以上です。 ○議長(小林俊夫君) 1番、中村由美子議員。 ◆1番(中村由美子君) ぜひ町民の皆さんにも知っていただき、一緒に楽しく応援していただくような取組が重要と考えます。そして、皆さんのその熱い応援が選手の力にもなります。芳賀町代表選手の活躍のためにも町長が先導を切っていただいて、芳賀町応援団の結成等、お考えはないでしょうか。 ○議長(小林俊夫君) 齊藤企画課長。 ◎企画課長(齊藤和之君) お答えいたします。 これまでの国体におきましても、町民の方、もしくは町内のスポーツチームが国体に出場した際には、広報などを通じて、その活躍をお伝えしてきているところであります。今、生涯学習課長のほうからもありましたように、大会の直前にならないと出場選手の把握ができないということもありまして、結果をお伝えするということが多いところではございますが、もちろん今年の、来年度のいちご一会とちぎ国体におきましては、地元開催ということもありますので、これまで以上に情報収集、選手の情報等の収集には努めまして、応援団の結成という点につきましては、今ちょっとご提案いただいたところでもありますので、これについては未検討ではありますけれども、町を挙げて選手の応援をしてまいりたいと思います。 ○議長(小林俊夫君) 1番、中村由美子議員。 ◆1番(中村由美子君) ぜひ皆さんが熱い応援ができるようなご検討をいただきたいと思います。 続いて、③の全国や町外からの選手関係者に対するおもてなしについてですが、まず、選手や関係者の人数は、パワーリフティング、ママさんバレー、それぞれどれぐらいを見込んでいるか、お伺いします。 ○議長(小林俊夫君) 高津生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(高津健司君) お答えいたします。 6月に行われるデモンストレーションスポーツ、ママさんバレーにつきましては、選手が町内の大字チームに出ていただくことになるんですが、そちらの8チーム、120名を予定しております。それ以外に芳賀郡市内のほかの市町から6チーム来ていただいて、90名、合計210名ぐらいを予定しております。ママさんバレーにつきましては、競技役員については参加選手に兼務していただきますので、210名ぐらいで収まりそうな予定です。 9月に行われる公開競技のパワーリフティングにつきましては、参集人数としては、選手が約160名ぐらい、監督は各都道府県1名になりますので47名、競技役員として日本パワーリフティング協会及び栃木県パワーリフティング協会から30名、合計240名ぐらいの来場者を予定しております。 以上です。 ○議長(小林俊夫君) 1番、中村由美子議員。 ◆1番(中村由美子君) ママさんバレーのほうでは大体210名、パワーリフティングのほうでは240名を予定しているということですが、おもてなしにより、芳賀町はよかったね、また遊びに来たいねと喜んでもらえることで町のPRにもつながります。町としてのおもてなしの考えと具体的な方法をお伺いします。 ○議長(小林俊夫君) 山本商工観光課長。 ◎商工観光課長(山本篤君) お答えいたします。 今回のとちぎ国体を、開催を一つのチャンスとして捉えて、今後LRTの開業を見据えたまちづくりを広くPRするチャンスと考えていきたいと思います。例えば道の駅のロマンの湯の割引券や無料券をパワーリフティングの出場した方に配って入っていただいたり、友遊はがのジェラートの割引券や無料券を配って食べていただいたりということで、町の観光スポットのPRを図りたいと考えております。また、9月、10月は梨の時期でもありますので、地方発送などのブースを利用したり、試食などをしていただいて、梨のPRを図っていきたいなと考えております。 また、令和4年度も、LRTに関するグッズなどの作製を予定していますので、そういったものも配布して、将来の芳賀町のイメージを広く周知できればと考えております。 ○議長(小林俊夫君) 1番、中村由美子議員。 ◆1番(中村由美子君) 道の駅のほうでも協力を得てということですが、大会に合わせて第2体育館周辺での飲食や梨、町の特産物とかの販売、またゲームブースとか、その辺も有効と考えますが、その辺についてはいかがでしょうか。 ○議長(小林俊夫君) 山本商工観光課長。 ◎商工観光課長(山本篤君) 駐車場を利用して、キッチンカーや、先ほど言った梨の販売ブース、地方発送ブースなど、設置を検討していきたいと考えています。 ○議長(小林俊夫君) 1番、中村由美子議員。 ◆1番(中村由美子君) 選手関係者の利用だけではなくて、多くの町民の皆さんにも来てもらえれば、そこがにぎわって競技の観戦にもつながると思いますので、期待しています。 10月の正式競技期間、こちらは芳賀町での競技はありません。町以外の会場でのPR活動等は考えているか、お伺いします。 ○議長(小林俊夫君) 山本商工観光課長。 ◎商工観光課長(山本篤君) 国体のスケジュールを見ますと、益子で野球大会、市貝でサッカー、真岡でも競技が行われるという予定になっておりますので、この時期に合わせたブースの出店など、担当している各競技の者と相談しまして、可能ならば出店を検討していきたいと考えています。 ○議長(小林俊夫君) 1番、中村由美子議員。 ◆1番(中村由美子君) 他市町だけではなくて、大勢の方が集まるぜひメインの会場でもPRを検討していただきたいと思います。 続いて、④の会場整備や協力体制についてですが、令和元年9月議会でも一般質問をさせていただきましたが、国体の会場である第2体育館の雨漏り問題です。私の記憶では、五、六年前には既に雨漏りがありました。出場団体や学校からも要望があり、担当課でも検討はしていたこととは思います。町の大会はもちろん、郡や県大会などでも支障を来しており、当然遅くとも国体までには改修するものと皆さん思っていましたが、残念ながらそのままの状態です。今回の国体開催、また各大会の開催、学校の利用、けがのリスクを優先順位として考え、なぜ改修できなかったのか。また、今後の町としての考えをお伺いします。 ○議長(小林俊夫君) 高津生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(高津健司君) お答えいたします。 まず、第2体育館の雨漏りについてなんですが、常に雨が降ったならば雨漏りがするというわけではなくて、風向きや降雨量など、そういった特定の状況などで雨漏りが生じていることは確認しております。それで、令和2年10月に調査を行いまして、雨漏りの原因となる場所について特定をしようとしたんですが、特定の箇所が原因ということではなくて、経年劣化のため屋根全体が傷んでおり、漏水の箇所が特定できない、そのため、全面カバー工法による改修工事が最善であるという報告を受けました。また、その改修工事については、費用が高額になるとの報告を受けています。 担当課といたしましては、第2体育館は重要な体育施設として捉えており、来年度、令和4年度に個別施設計画策定業務を予算計上しております。その結果をもって、関係各課と協議の上、令和5年度以降計画的に進めていければと考えております。 以上です。 ○議長(小林俊夫君) 1番、中村由美子議員。 ◆1番(中村由美子君) 毎日、芳賀中学校でも、各団体でも常に利用している体育館ですので、一日も早い改修を希望したいと思います。そして、改修は国体に間に合わないということですが、コート内には何か所も雨漏りする場所があります。おもてなしとして笑顔でお出迎えできるでしょうか。もし雨が降れば、首長である町長、町関係団体、観戦や応援する町民の恥となってしまいます。さらには、栃木県はということにもなります。気象現象なので、コントロールすることはできません。国体での会場をどう対応するか、考えをお伺いします。 ○議長(小林俊夫君) 高津生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(高津健司君) お答えいたします。 まず、雨漏りがフロアに落ちる場所については、その場所は特定しておりますので、そこをパネルで囲んで人が立ち入らないようにして、また、そのパネルには芳賀町のPRコーナーとなるように掲示物を貼る予定でおります。 この雨漏りについては、パワーリフティング協会のほうとは雨漏りがあっても大会運営には支障がないように会場を設営していただくということで確認しております。また、そのような形で全日本や全日本実業団の大会についても設営していただき、特に大きな問題にはなりませんでした。 以上です。 ○議長(小林俊夫君) 1番、中村由美子議員。 ◆1番(中村由美子君) 今、パワーリフティングのときの対応をお話しいただきましたが、ママさんバレーボールのときについてはいかがでしょうか。 ○議長(小林俊夫君) 高津生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(高津健司君) お答えいたします。 ママさんバレーボール大会については、もし雨漏りがひどい状態になりましたら、そこを注意して競技していただくような形でお声かけさせていただくとともに、我々スタッフのほうで小まめに清掃や水取りをするような形で対応するしかないかなと思っています。 以上です。 ○議長(小林俊夫君) 1番、中村由美子議員。 ◆1番(中村由美子君) そうですね、そのときにはぜひ芳賀中学校の体育館とか、その辺の対応も考えていただければと思います。当日の天候は分かりませんので、とにかく万全の準備でお出迎えをお願いしたいと思います。 協力体制についてですが、町民への依頼はどのように考えているのか、お伺いします。 ○議長(小林俊夫君) 高津生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(高津健司君) お答えいたします。 まず、先ほど申したとおりに、ママさんバレーについては、参加していただく選手の方々に競技役員をやっていただきますので、特に町民への依頼はなくて大丈夫かと思います。パワーリフティング大会につきましては、大会はほぼその協会の関係者で運営が賄えるので、町民の皆さんにやはりこれについても協力いただくことはございません。 ただ、中高生のボランティアを募りまして、町のPRグッズの配布や会場の案内、そういったものをやっていただくことを考えております。中高生が会場に入ることによって会場が華やかになり、あと、さらに中高生にとっても、このところコロナ禍で不足している社会体験が、会場でボランティアすることによって社会体験の機会になればと思いまして、そういうふうなことを計画しております。 以上です。 ○議長(小林俊夫君) 1番、中村由美子議員。 ◆1番(中村由美子君) 栃の葉国体から42年ぶりに行われる県を挙げての大イベントです。多くの町民の方々にご協力や参加をいただき、担当課だけではなく、各課で何ができるか、全部局を挙げての位置づけにしていただき、選手関係者はもちろん、町民にとっても、町長、教育長をはじめ職員にとっても思い出に残る大会になるよう希望し、全ての質問を終わります。 ○議長(小林俊夫君) これで中村由美子議員の一般質問を終わります。--------------------------------------- △北條勲君 ○議長(小林俊夫君) 一般質問を続けます。 8番、北條勲議員、登壇願います。     〔8番 北條 勲君 登壇〕 ◆8番(北條勲君) 8番、北條勲。 議長より許可を得ましたので、質問します。 中学生の登下校時について。 制服のルールは各学校により異なりますが、多くの学校では指定の男子はスラックス、女子はスカートを着用しています。校則は、生徒を縛るものではなく、学ぶ権利や人権を保障するためにあります。時代に合わなくなった校則の見直しを行うのは当然です。 次の2点について答弁を求めます。 1、スカートの防寒、防犯等を考慮して、女子生徒にスラックスの着用を認めているのか。また、校則等はあるのか。 2、登下校時に保護者が送迎しています。小学校にはスクールバスがありますが、中学校に送迎に関する規則等はありますか。また、保護者が送迎する理由と現在何人いるか。 ○議長(小林俊夫君) 8番、北條勲議員の質問に答弁願います。 古壕教育長。     〔教育長 古壕秀一君 登壇〕 ◎教育長(古壕秀一君) 8番、北條勲議員の中学生の登下校時についてのご質問にお答えいたします。 1点目のスラックス着用を認めているか、校則等はあるのかですが、女子のスラックス着用の承認については、導入の経過も含め、先ほど中村議員のご質問にお答えしたとおりです。校則についてですが、芳賀中学校では校則と呼ばず、「芳賀中学校生徒心得」により、学校生活の決まりを定めております。いわゆる校則とは、教育上規制を正当化する合理的理由があれば、学校の責任と判断において決定されるもので、校長に制定権があります。教育機能の円滑な遂行と教育現場にふさわしい秩序維持の働きを持たせるため、必要かつ合理的範囲において具体的な規則規定を設けているものがその内容です。 2点目の登下校時の送迎に関する規則等についてですが、芳賀中学校では、自転車を乗る場合のヘルメット着用や下校時の安全ベスト着用などが生徒心得で定められておりますが、通学距離等による登下校の手段を指定する決まりは特に定めていないと承知しております。 なお、送迎については、規則ではありませんが、家庭への周知事項として、保護者等に対して送迎に関する依頼をしていると聞いております。内容としては、乗降場所に町第2体育館の駐車場を使用することとされております。これは生徒の安全確保、送迎車両による道路や駐車場の混雑緩和のためのものです。具体的には、サッカー場北側の東西に走る道路から南進、南へ向かって町第2体育館の駐車場へ侵入し、駐車場で降車した後は、北進や学校施設内へ乗り入れはせず、町第2体育館を左に回り込むように東へ進むことをお願いしているとのことです。 次に、送迎の理由と人数についてですが、学校に確認したところ、送迎の理由は、それぞれ家庭の事情や生徒の体調等、様々な理由があり、一様ではないとのことです。送迎の人数は、季節や天候、学校行事等で違いはありますが、通常は約50人くらい、雨天時は約180人くらい、降雪、雪の場合ですね。降雪等の場合は約240人くらいと把握しているとのことです。 以上をもちまして答弁といたします。 ○議長(小林俊夫君) 8番、北條勲議員。 ◆8番(北條勲君) 再質問をいたします。 スラックスの件は、先ほど中村議員さんが質問した内容で、令和3年10月に生徒代表と職員とが話し合って決めて、権限は校長。その後の校長の権限はいいんですけれども、これこういうのは、教育委員会に報告になっているんでしょうか。 ○議長(小林俊夫君) 大根田学校教育課長。 ◎学校教育課長大根田淳一君) 北條議員の質問にお答えします。 教育委員会としては、報告は受けております。 以上です。 ○議長(小林俊夫君) 8番、北條勲議員。 ◆8番(北條勲君) 報告を受けているということなんで、例えば下野新聞を見ますと、宇都宮市、足利市、佐野市、鹿沼市、那須塩原市、那須町などは、教育委員会へ、新聞にスラックス着用とか第三の制服とかというのが載っているんですね。芳賀町は、令和3年度に決まったんだから、こんな記事を、無償ですから新聞なんていうのは、何で提供して、広くPR、芳賀町のいいことを出さないのか。そして、そんなことを出してあれば、私はこんな質問をしなかったんですよ。とっくにやっていますというのが分かっていれば、こんな質問をしないんです。 だから、こういうものは町として今後は、町のよいことですから、PRするような、新聞に掲載するようなことをする考えはありますか。どうぞ。 ○議長(小林俊夫君) 齊藤企画課長。 ◎企画課長(齊藤和之君) お答えいたします。 町の情報のPR不足、この点につきましては、町のほうでも現在深刻な状況というふうに捉えまして、様々な取組とかを行っているところです。 今年度に関しましては、広報サイドでの情報収集にも限度がございますので、各課、各担当のほうから情報提供の機会を増やしてほしいというお願いと、皆さんにプレスリリース、新聞報道への情報の投げかけ、これのやり方、もしくはどんな状況でプレスリリースをやったほうがいいのかということを職員全体にお伝えすることで、そういった機会を増やそうという取組を行っております。また、広報サイドといたしましても、新聞報道各社に投げるプレスリリース、これの回数を増やしまして、実施しているところでございます。 ○議長(小林俊夫君) 8番、北條勲議員。 ◆8番(北條勲君) 町のPR関係は、広報なんていうのは予算かかるんですよね。だから、新聞社に投稿するのなんていうのは無償なんです。特に町の東の町、芳賀町から東の町なんていうのは、こんな記事までよく出すなというぐらいに私は感じているんです。 やはり2つ目の登下校のスカートも、これ分からなかったものですから、私は、第2体育館前で登下校時の時間にスカートを何人ぐらい履いているのかと、人数調べをしようと朝夕行きました。そうしたら、びっくりするのは、保護者の送迎車が多いことに驚きました。議会だよりの新成人のこれ、ここに書いてあるんですけれども、より住みやすい芳賀町の中に、交通の便が悪く、通学等において親の負担が大きかった。先ほど言った雪とか雨とかですね。登校時の時間を関心を持って見ていると、朝寒いのに、私のほうからでは、7時前に自転車で出かけます。中学校は自転車だということなんですけれども、スクールバスの管理及び運行規則があります。中学校には、そういうバス等の検討をしたことがあるのかどうか。 ○議長(小林俊夫君) 大根田学校教育課長。 ◎学校教育課長大根田淳一君) 北條議員の質問にお答えします。 まず、中学校にスクールバスの検討なんですが、具体的に検討ということまでは至っていないのが現実です。 今後、学校とか保護者等から、もしスクールバスを出せないかという要望が出た時点で、ちょっと関係各所と協議しまして、検討していければと考えております。 以上です。 ○議長(小林俊夫君) 8番、北條勲議員。 ◆8番(北條勲君) この問題の最後に、教育委員会の教育大綱には、町民憲章と子ども憲章が載っています。そこには思いやりというのがあります。情報共有化の時代ですから、新聞は無料ですから、もっともっと芳賀町のよいところをPRするように、それから、思いやりの心を持って、文章だけじゃなくて、実際にやってほしいと思います。 次の質問に移ります。 投票時間の繰上げについて。 期日前投票制度は、18年前から実施され、定着しています。投票日の午後6時以降の投票人数の割合が少ないことが問題となっています。投票立会人や担当職員の長時間労働負担軽減及び選挙費用コスト削減等で、多くの自治体では投票日の締切り時間を繰り上げています。当町でも、投票日の当日、締切り時間を繰上げできないか。答弁を求めます。 ○議長(小林俊夫君) 8番、北條勲議員の質問に答弁願います。 高久典男選挙管理委員長。     〔選挙管理委員長 高久典男君 登壇〕 ◎選挙管理委員長(高久典男君) ただいま8番の北條勲議員から投票時間の繰上げについてのご質問にお答えいたします。 投票時間の繰上げにつきましては、平成28年9月議会において、選挙管理委員会として県内市町の動向を踏まえ、慎重に議論していきたいと答弁したところです。その後、選挙管理委員会では情報共有や検討を重ね、直近では令和2年6月の定例委員会において、投票時間の繰上げの件を議論してまいりました。結果的には、立会人等の負担の軽減は考慮すべきところはあるものの、有権者の投票機会を損なうことになり、町民の不利益にならないか、また、時間短縮に伴い、さらなる啓発活動が必要ではないかなどの意見があり、いまだ結論は出ていません。公職選挙法では、投票所は、午前7時に開き、午後8時に閉じるということとされております。ただし、選挙人の投票の便宜のため、特別の事情、または投票に支障を来さないと認められる特別の事情がある場合に限り、投票所の開閉時刻の変更ができる旨が規定されております。 そのように法の規定はある一方で、昨年10月の衆議院議員総選挙では、県内25市町のうち14市町が投票所の閉鎖時刻の繰上げを実施しました。また、本町における午後7時から8時までの投票者は92名で、当日投票者5,110名のうちの1.8%という実績でした。このような現状を鑑みますと、本町にとりましても、投票時間の繰上げは重要な課題であると再認識するところでございます。 投票時間の繰上げについては、選挙管理委員会として、町民に不利益を招かないことを念頭に置きながら、可能な限り早期に実施できるよう前向きに検討を進めてまいりたいと考えております。 以上をもちまして答弁といたします。 ○議長(小林俊夫君) 8番、北條勲議員。 ◆8番(北條勲君) 再質問をいたします。 北関東3県、よく比較されます。去年の10月の衆議院議員の選挙の繰上げ時間の実施率は、茨城県は90.9%、群馬県は74.3%、栃木県は、ちょっと私と、今、選挙管理委員のやつは14市町と言ったんですけれども、私の調べた結果は17市町なんで、そのときの割合は68%。残念ながら芳賀町は実施していません。6年前に私がこれ質問したんですけれども、そこで、他町村の動向を見極め、またはその年の11月には栃木県知事選挙があるので、そのとき会議を開催するということです。今の話では、結論は出ないと。6年もたって結論が出ないんですかね。これ選挙というのは参政権で、義務じゃないんですよね。権利はあるけれども、義務じゃないんですよ。町民の不利益というのはどういうことなんですか。やんないということも、選択ワザにできるんですよ、憲法上は。 だから、私の言いたいのは、どんどん会議を開いて、他町村の動向も見て、そして早い結論を出してほしいというふうに思っています。会議を開かなかったそういう理由は、どんな理由なんですか。 ○議長(小林俊夫君) 大根田選挙管理委員会書記長。 ◎総務企画部長総務課長併選挙管理委員会書記長(大根田和久君) 北條議員のご質問にお答えいたします。 先ほど高久委員長からの答弁があったとおり、この時間繰上げの件につきましては、直近では令和2年6月の定例委員会のところで議論は止まっている状況でございます。その後、私が事務局を受けまして、本年度、この定例委員会といいますか、選挙管理委員で検討してきたことは、結論から言うと、コロナ対策、トレーニングセンターがワクチン接種会場になっておりますので、あそこが投票所並びに開票所として使えないという現実の中で、じゃその代替措置はどうするかとか、そちらのほうの検討が中心となっていたのが現実でございます。結果、繰上げのことまで議論が至らなかったというのが実態でございました。 以上でございます。 ○議長(小林俊夫君) 8番、北條勲議員。 ◆8番(北條勲君) 会議がコロナ対策でなかなかできないというのは理解できます。 でも、この質問は何回もしたくないんですけれども、6年前にしたときに周りを見てから検討しますというんだけれども、6年もたって検討が、結論が出ない。 だから、これは早く結論を出してほしい。栃木県でも半数以上は実施しているんですね。今度の夏かな、参議院議員選挙がありますよね。それに間に合わせるぐらいの結論を早く出していただきたいなと思っております。 私の質問は、これで終わりにします。 ○議長(小林俊夫君) これで北條勲議員の一般質問を終わります。 ここで暫時休憩といたし、午前11時15分、再開したいと思います。 △休憩 午前11時02分 △再開 午前11時13分 ○議長(小林俊夫君) ただいまから会議を再開します。--------------------------------------- △小林一男君 ○議長(小林俊夫君) 9番、小林一男議員、登壇願います。     〔9番 小林一男君 登壇〕 ◆9番(小林一男君) 一般質問の通告をしたところ、議長から許可をいただけましたので、一般質問をしたいと思います。 ICT教育について。 国のGIGAスクール構想を受け、芳賀町では昨年度、ICT機器、学習者用端末を小・中学生に1台ずつ貸与し、授業の中で利活用することとなりました。学校教育の在り方が大きく変わることとなるデジタル端末導入から1年が過ぎ、その活用状況についてお伺いいたします。 1つ目として、当町は、端末をiPadとしたが、OSの違いなどから先生方に混乱はなかったのか。また、負担が増えることなどに対する対応はどうなっているのか。 2つ目として、ICT機器や導入したソフトウエアの授業での活用はどうなっているのか。 3、今後、端末を家庭学習にも活用されると考えられるが、フィルタリングを含めて問題点は何か。 以上についてお伺いいたします。 ○議長(小林俊夫君) 9番、小林一男議員の質問に答弁願います。 古壕教育長。     〔教育長 古壕秀一君 登壇〕 ◎教育長(古壕秀一君) 9番、小林一男議員のICT教育についてのご質問にお答えいたします。 国が進めるGIGAスクール構想は、高度に情報化されたSociety5.0社会を生きる子どもたちを育むために、1人1台の端末と高速通信環境を整備し、多様な子どもたち一人一人に個別最適化された教育を実現することを目的としております。芳賀町でも、ICT機器の導入について以前から検討を続けていたところ、国のGIGAスクール構想が示され、令和2年度から各教室への電子黒板の配備や学校ネットワーク環境の高速化、児童・生徒1人1台の端末整備を順次行ってまいりました。そして、今年度は教師用端末の整備を行い、環境設定や使い方も含めた支援体制を整えることで、授業での活用を促進しております。 1点目のOSの違いから教職員の混乱はなかったか、負担が増えることに対する対応についてですが、まず、児童・生徒一人一人に情報端末が配付されること自体が今まで経験のないことですので、児童・生徒や教職員が利用方法について戸惑うことが想定できました。そこで、端末の基本的な操作から始まり、順次授業でも活用していけるように段階的なスケジュールを設定し、そのポイントとなる部分にICT支援員を派遣し、対応いたしました。結果として、特に大きな混乱を招くことなくスムーズに学校への端末を導入することができたと考えており、OSの違いによる混乱等は、特別報告を受けておりません。 今後も、ICT支援員による授業支援や研修を通して、教職員の情報活用能力を向上させつつ、業務負担の軽減を図ってまいります。 次に、2点目の授業での活用についてですが、端末の導入時から授業支援ソフトを採用し、操作性の簡単なものから順次活用しております。ドリル学習ソフトは使いやすく、子どもたちの順応するスピードは、当初の想定を超えたものになっております。子どもたちがそれぞれの意見を出し合い共有することができる支援ソフトは、町が取り組んでいる学び合い授業づくりにも通ずる部分が多く、新学習指導要領が目指す主体的・対話的で深い学びを実現するため、とても有効であります。 今後も、校内ネットワークと電子黒板、学習者と指導者の端末を活用した授業スタイルがストレスなく展開できるよう、効果的な活用法を研究してまいります。 3点目の家庭学習の問題点についてですが、子どもたちが家庭でインターネットを利用する際に、有害なサイトにアクセスさせない、SNS等を利用させないなどの利用制限を講じ、安心・安全に端末が利用できるように管理しております。 しかしながら、有害サイトの全てを遮断することや、SNS等の全てを利用させないように制限することが技術上不可能であることから、利用制限を講じる一方で、有害なサイトに近づかない、SNS等は良識を持ち利用するなどのいわゆる情報モラル教育を充実させる必要があります。特に家庭においては、校内や教室と違い、自分だけの空間での使用になりますから、さらに情報モラル教育の内容を充実させ、子どもたちがトラブルに巻き込まれないよう、各家庭の協力も得ながら、時間をかけ、繰り返し指導してまいります。 また、家庭での端末の利用については、無線Wi-Fi等の通信環境が各家庭でそれぞれ異なることから、全ての子どもに対して平等な条件下での教育を保証することが困難な状況であります。そこで、夏季休業期間等の持ち帰りや、緊急時の学校休業や学級閉鎖等の対応については、その内容により対応が大きく変わるため、状況に適した内容で随時検討し、対応してまいりたいと考えております。 以上をもちまして答弁といたします。 ○議長(小林俊夫君) 9番、小林一男議員。 ◆9番(小林一男君) 2月の定例監査で、一応ICT教育について授業を参観させていただきまして、1年目とは思えない大変端末をうまく使って、すばらしい授業が進められているというふうに感じました。 そういう中においても感じた問題点やふだんから感じていることについて、幾つか再質問をしたいと思います。 まず、1つ目として、郡内各市町において、今回導入された端末の機種やソフトウエア、アプリ等が郡内市町で異なっているとちょっと聞いているんですけれども、郡内における端末やソフト、またアプリの現状はどうなっているのか、お伺いいたします。
    ○議長(小林俊夫君) 大根田学校教育課長。 ◎学校教育課長大根田淳一君) 小林議員の質問にお答えします。 郡内の状況なんですが、それぞれちょっと条件が違うものですから、微妙に違いは出ています。 まず、導入時期です。既にウインドウズ端末が学校のほうに導入されていた市もありますので、そこはウインドウズとクロームブックの併用ということで聞いております。あとは、芳賀町以外は、クロームブックということで聞いております。 ソフトに関しましては、基本的に学習支援ソフトがメインになるんですが、郡内では2種類が使われているというふうな形。1つの町に関しては、学習ソフトは入れていないということです。 以上です。 ○議長(小林俊夫君) 9番、小林一男議員。 ◆9番(小林一男君) 郡内によって、端末がクローム端末だったり、iPadだったり、あとはウインドウズというところもあって、ばらばらのようなんですけれども、本来でしたならば郡内で一律として、教員の異動等があっても支障を来さないようになっていたことが理想かとは思うんですけれども、今回郡内各市町でなぜ端末やソフトウエアをもう少しそろえることができなかったのか、お伺いいたします。 ○議長(小林俊夫君) 大根田学校教育課長。 ◎学校教育課長大根田淳一君) 質問にお答えします。 まず、昨年度なんですが、何度か導入に向けて統一ができないかということで会議のほうが持たれております。機器の決定の前にということで、令和2年度の初めに何度か検討会議を持ったんですが、その中では、理想としてはいろいろ上がってはいたんですが、最終的には、既に導入を済ませている学校との兼ね合いもあったり、あとは各学校、各町の利用環境の違いというんですか、電子黒板がある学校、もしくはない学校、そういうのもありますので、そういう利用方法の違い。あとは、最終的にはその各町の予算の問題ということで、結局統一が難しかったというふうなことになった結果になります。 以上です。 ○議長(小林俊夫君) 9番、小林一男議員。 ◆9番(小林一男君) 理想的には郡内でそろえて、教員の異動が郡内でなされたときにも、ちゅうちょなくその学校の環境に入っていけるというのが理想だったかと思うんですけれども、先ほどの教育長の答弁の中でICT支援員の活用状況についてご報告がありました。今後、教員が異動になって、ソフトウエアや端末が変わることが予想されますので、そういうことに対して、ICT支援員の利活用というのはどのように考えておられますか。 ○議長(小林俊夫君) 大根田学校教育課長。 ◎学校教育課長大根田淳一君) お答えします。 まず、教員の異動についてのフォローということでよろしいですかね。それに関しましては、ICT支援員、こちら今年度も回数のほう随分支援して、授業のほう出ていまして、その中で、授業支援の部分と機器の設定とかそういうフォローの部分というのがどうしてもありまして、新しい先生が来たときには、どっちかというとその授業支援ももちろんなんですが、先生の使い方に対する支援というふうな言い方になると思うので、そういう不慣れな先生に対しては、もちろん個別もしくは合同で研修等をやっていく予定で考えております。 以上です。 ○議長(小林俊夫君) 9番、小林一男議員。 ◆9番(小林一男君) 教員の働き方改革などが問題視されていますので、異動等で芳賀町に来て新しい環境になったときに、先生方の負担を少しでも減らすようにICT支援員をうまく活用して、負担の軽減に努めていただければと思います。 2月に東小にお邪魔したときに、ICT機器をうまく使って授業がされていたんです、のを見させていただいたんですけれども、その際にどうしても気になったのが、小学校、小学生の机というのは非常に小さいものですから、これまでだったならば教科書とノートと筆箱ということで足りていたのかもしれないんですけれども、そこにキーボード付のタブレット端末を並べるということになりますと、机が非常に狭くなって、作業スペースが少なくなる。また、ちょっとしたことでICT端末を床に落としてしまうようなリスクもかなり考えられると思われました。 そういう中で、何か机が狭いことに対して、例えばノートを小さいA5のノートを使わせるとか、あとは端末の中に教科書を取り込んで、教科書を開かなくても端末を開いていれば教科書の内容がそこに表示されるとか、何か工夫をして、あとは机を大きくするというのも一つの手かと思うんですけれども、その狭さに対する対応というのは考えられないのか、お伺いいたします。 ○議長(小林俊夫君) 大根田学校教育課長。 ◎学校教育課長大根田淳一君) ご質問にお答えします。 確かに学習机というか、学校の教室の机、こちらが狭くなっているという状況なんですが、これ全国的に1人1台端末を入れていますので、全国的に起きている現象でして、学校関係の中では、机をちょっと広げるというか、スライド式で後からつけるようなアタッチメントが売っていたり、単純に前のほうに増やす、スペースを広げるものも現状今出ております。 ただ、まだ過渡期というのもありまして、なかなか適したものがないというか、これというものが正直出ていない部分はありますので、これから子どもたちの学習環境を整えるという意味では、早い段階での導入を考えなきゃいけないんだとは思うんですが、そういう状態ですので、ちょっと現状見定めているような状態です。ただ、教室の広さがどうしても変わらないものですから、机が広がるということは間がどんどん狭くなるということにもなるので、コロナ禍の中でなかなか難しい現状もありますので、いろいろと状況を鑑みながら検討したいと思います。 以上です。 ○議長(小林俊夫君) 9番、小林一男議員。 ◆9番(小林一男君) 物理的な広さは限られていると思いますので、何とか工夫して、少しでも快適な学びの環境に努めていっていただきたいと思います。 それと、今回導入された学習用端末は、説明書がもとから附属していない、使いながら端末の使い方を覚えていくというタイプの端末を芳賀町では導入されたところです。本当にこの端末を導入したのは、私は、英断だと思うんですね。ほかの市町にはない端末ですけれども、非常に学習に使えるような動画や静止画との親和性が高くて、それが直感的な操作によって自由に自分の思ったことを実現することができるような優れた端末で、本当にこれは英断だったと思うんですけれども、そういう中で、端末は使って覚えるということなので、子どもたちに端末を使う時間をなるべく長く取らせるためにも、授業で使う以外に休み時間等も開放してはいかがかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(小林俊夫君) 大根田学校教育課長。 ◎学校教育課長大根田淳一君) ご質問にお答えします。 まず、休み時間での使用ということなんですが、担任の先生なりが教室にいて、その状況下で使うということでしたら想定はできるのかなとは思うんですが、基本的に学習用ということで利用環境のほうを整えていますので、休み時間にみんなが使い始めると今度通信速度がとかそういう問題も若干出てくる可能性もありますので、いろんなことを検討しながらというふうな形になってしまうと思うんですが。 ○議長(小林俊夫君) 9番、小林一男議員。 ◆9番(小林一男君) こういう端末は、導入した途端に急速に古くなっていくというのが常です。なるべく使えるうちにとことん使い込んでいただいて、子どもたちの学びに役立てばと思います。 続きまして、今回、昨年度からコロナ等が大流行しまして、芳賀町ではありませんけれども、学校によっては長期の休業をやむなく、休業をするということになったり、そういう中でリモートの授業なども試したような学校もあるようです。リモートの学習を実現するためには、やはり携帯電話等のパケット通信では動画等の配信等には限界があると思うんですけれども、そういうときにはやはりWi-Fiがぜひとも必要になると思うんですけれども、現在芳賀町の小・中学生をお持ちの家庭のWi-Fiの普及状況が分かれば、お答えいただきたいと思います。 ○議長(小林俊夫君) 大根田学校教育課長。 ◎学校教育課長大根田淳一君) ご質問にお答えします。 昨年、令和3年9月に、8月末から9月にわたってなんですが、学校のほうとしまして調査をしていただいた結果なんですが、約97%に関しましては、何らかのWi-Fiの通信環境があるということで把握しております。 以上です。 ○議長(小林俊夫君) 9番、小林一男議員。 ◆9番(小林一男君) 今の答弁で、何らかのWi-Fiという答弁でしたが、例えば携帯電話のテザリング等だとパケットの限界が、動画配信などをすると限界がすぐ来てしまうと思われますので、単にWi-Fi環境があるということだけではなくて、その情報量が、どの程度の情報量を持ったWi-Fi環境が家庭に普及しているのかについても、今後お調べいただければと思います。 そういう中で、今97%という普及率であるという答弁でしたけれども、この取り残された3%の方が今後リモート等でWi-Fiを使わざるを得なくなった場合に、どのような対策を持ってこの3%の家庭に手を差し伸べるのか、お答えいただきたいと思います。 ○議長(小林俊夫君) 大根田学校教育課長。 ◎学校教育課長大根田淳一君) ご質問にお答えします。 今後、コロナとかによります臨時休業とか、その他緊急事態、いろいろあるかとは思うんですが、そういう事態が来たときには、モバイルWi-Fi等の端末、こちらの貸出しが町のほうからできるように今準備、検討中でございます。 以上です。 ○議長(小林俊夫君) 9番、小林一男議員。 ◆9番(小林一男君) リモートになった場合に教育を受ける権利というのが平等に確保できるように、これからも対策をしていただきたいと思います。 先ほど答弁の中にもちょっとあったんですけれども、次には、これは端末を学校が貸し出すからというだけではなくて、家庭用の携帯電話や家庭で親が持っている携帯電話を借りて使ったりしても起こり得ることなので、端末だけには関わらないんですけれども、有害な情報を掲載しているサイトや、特に問題になった北海道でのSNSいじめによる自殺等がありましたが、これから本当に気合を入れてといいますか、道徳的に正しいSNSの使い方について、学校でもきちんと教育していく必要があろうかと思うんですけれども、そういうことに対して、モラル教育についての学校側の考え方をお聞かせいただければと思います。 ○議長(小林俊夫君) 大根田学校教育課長。 ◎学校教育課長大根田淳一君) ご質問にお答えします。 この情報モラル教育についてなんですが、こちらは1人1台の端末を導入する以前から考えられたことではあるんですが、実際導入になると、それを推進していく中でとても重要な部分ということで、私どもも含めて認識はしております。情報端末を使った授業で情報モラル教育というのはもちろん既にやってはいますし、広めていっているところではあるんですが、端末を使わない授業なんかでも、例えば学級活動とか道徳の授業などでも関連づけてもらいながら、いろんな部分で繰り返し繰り返しこの情報モラルについては教育を行っていっていただきたいと。そして、最終的には児童・生徒の道徳心を養うということが一番大切なんじゃないかということで、こちらでも聞いております。こちらでもそういうふうに思っていますので、それについては後押しというか、支援はしたいと思います。 以上です。 ○議長(小林俊夫君) 9番、小林一男議員。 ◆9番(小林一男君) 問題ありません。 今回の教育のICT化は、明治以来、教科書、ノート、黒板という授業形態からの大変革です。しかも、このICT化の波は非常に速くて、現在のタブレットが更新される頃には5Gやメタバースが普及して、バーチャル空間で自分のアバターが授業を受けるようになるかもしれません。 今後とも子どもたちの学びに対する投資を惜しまず、教育レベルのなお一層の向上に努められることを祈念して、質問を終わります。 以上です。 ○議長(小林俊夫君) これで小林一男議員の一般質問を終わります。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(小林俊夫君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 会議を閉じます。 本日はこれにて散会します。 お疲れさまでした。 △散会 午前11時39分...