芳賀町議会 > 2016-02-05 >
03月03日-01号

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  1. 芳賀町議会 2016-02-05
    03月03日-01号


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    平成28年  3月 定例会(第1回)芳賀町告示第6号 平成28年第1回芳賀町議会定例会を次のとおり招集する。  平成28年2月5日                             芳賀町長  見目 匡 1 期日  平成28年3月3日(木) 2 場所  芳賀町議会議場               ◯応招・不応招議員応招議員(14名)    1番  岡田年弘君       2番  大根田周平君    3番  大根田 弘君      4番  水沼孝夫君    5番  北條 勲君       6番  小林一男君    7番  石川 保君       8番  小林俊夫君    9番  岩村治雄君      10番  杉田貞一郎君   11番  小林隆志君      12番  小林信二君   13番  大島 浩君      14番  増渕さつき君不応招議員(なし)          平成28年第1回芳賀町議会定例会会議録議事日程(第1号)                    平成28年3月3日(木)午前10時開会日程第1 会議録署名議員の指名について日程第2 会期の決定について日程第3 承認第1号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度芳賀町一般会計補正予算(第7号))日程第4 議案第1号 芳賀町職員の退職管理に関する条例の制定について日程第5 議案第2号 芳賀町民の歯及び口腔の健康づくり推進条例の制定について日程第6 議案第3号 芳賀地区消費生活センター運営協議会規約の変更について日程第7 議案第4号 芳賀地区消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定について日程第8 議案第5号 芳賀町行政不服審査会条例の制定について日程第9 議案第6号 芳賀町税条例等の一部改正について日程第10 議案第7号 芳賀町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について日程第11 議案第8号 芳賀町長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について日程第12 議案第9号 芳賀町職員の給与に関する条例等の一部改正について日程第13 発議第1号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について日程第14 議案第10号 単純労務職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について日程第15 議案第11号 芳賀町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正について日程第16 議案第12号 芳賀町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準等を定める条例の一部改正について日程第17 議案第13号 芳賀町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に係る基準等を定める条例の一部改正について日程第18 議案第14号 芳賀町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について日程第19 議案第15号 第6次芳賀町振興計画の基本構想の策定について日程第20 議案第16号 軌道整備事業の実施について日程第21 議案第17号 芳賀町道路線の廃止について日程第22 議案第18号 芳賀町道路線の認定について日程第23 議案第19号 軌道運送高度化実施計画の認定申請に係る道路管理者の意見について日程第24 議案第20号 芳賀地区広域行政事務組合規約の変更について日程第25 議案第21号 芳賀地区広域行政事務組合規約変更に伴う財産処分について日程第26 議案第22号 芳賀郡障害児者相談支援センター運営協議会の設置について日程第27 議案第23号 平成27年度芳賀町一般会計補正予算(第8号)日程第28 議案第24号 平成27年度芳賀町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)日程第29 議案第25号 平成27年度芳賀町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)日程第30 議案第26号 平成27年度芳賀町介護保険特別会計補正予算(第2号)日程第31 議案第27号 平成27年度芳賀町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)日程第32 議案第28号 平成27年度芳賀町祖母井南部土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)日程第33 議案第29号 平成27年度芳賀町宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)日程第34 議案第30号 平成28年度芳賀町一般会計予算日程第35 議案第31号 平成28年度芳賀町国民健康保険特別会計予算日程第36 議案第32号 平成28年度芳賀町農業集落排水事業特別会計予算日程第37 議案第33号 平成28年度芳賀工業団地排水処理センター特別会計予算日程第38 議案第34号 平成28年度芳賀町介護保険特別会計予算日程第39 議案第35号 平成28年度芳賀町公共下水道事業特別会計予算日程第40 議案第36号 平成28年度芳賀町祖母井南部土地区画整理事業特別会計予算日程第41 議案第37号 平成28年度芳賀町宅地造成事業特別会計予算日程第42 議案第38号 平成28年度芳賀町後期高齢者医療特別会計予算日程第43 発議第2号 「手話言語法(仮称)」の制定を求める意見書の提出について日程第44 一般質問---------------------------------------出席議員(14名)     1番  岡田年弘君      2番  大根田周平君     3番  大根田 弘君     4番  水沼孝夫君     5番  北條 勲君      6番  小林一男君     7番  石川 保君      8番  小林俊夫君     9番  岩村治雄君     10番  杉田貞一郎君    11番  小林隆志君     12番  小林信二君    13番  大島 浩君     14番  増渕さつき君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長         見目 匡君   副町長        上野哲男君 教育長        見目政子君   総務企画部長兼総務課長併                    選挙管理委員会書記長 古谷一良君 企画課長       大関一雄君   税務課長       齋藤正美君 住民生活部長兼環境対策課長      住民課長       増淵方昭君            稲川嘉明君 健康福祉課長     小林しげ子君  高齢者支援課長    赤澤幸男君 建設産業部長兼都市計画課長      農政課長併農業委員会事務局長            菱沼正裕君              山本 篤君 商工観光課長     手塚孝幸君   建設課長       桑木 正君 会計管理者兼会計課長 菱沼容子君   こども育成課長    渡辺信夫君 生涯学習課長     増渕哲夫君   代表監査委員     槌谷 力君 監査委員事務局長   南雲照夫君---------------------------------------事務局職員出席者 議会事務局長     南雲照夫君   書記         滝口浩子君 書記         野沢幸代君 △開会 午前10時00分 △開会及び開議の宣告 ○議長(増渕さつき君) おはようございます。 ただいまから平成28年第1回芳賀町議会定例会を開会いたします。 ただいまの出席議員は14名です。定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(増渕さつき君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(増渕さつき君) 日程に入る前に、諸般の報告をいたします。 まず、議長宛て提出のあった陳情等の取り扱いについて報告いたします。 今般受理した陳情等は、お手元に配付した陳情等文書表のとおりです。この取り扱いについては、去る2月24日開催の議会運営委員会に諮り、慎重に審議した結果、陳情第1号は議長預かりとし、陳情第2号は上程し、質疑、討論、採決することに決定いたしました。 地方自治法第121条の規定により、本定例会における執行機関側の説明のため、議場に出席を求めた者は町長ほか16名です。また、本日は槌谷力監査委員の出席を求めました。 大根田周平議員、水沼孝夫議員から、一般質問に係る資料配付の申し出がありましたので、これを許可し、お手元に配付しました。 議会広報常任委員長より、議会だより編集のため、議場内での写真撮影のため、カメラ持ち込みの申し出がありました。これを許可いたします。 また、東京新聞宇都宮支局下野新聞真岡総局日本聴力障害新聞から写真撮影について申し出がありました。これを許可しましたので報告します。 これで諸般の報告を終わります。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(増渕さつき君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第117条の規定により、6番、小林一男議員、13番、大島浩議員、両議員を指名いたします。--------------------------------------- △会期の決定 ○議長(増渕さつき君) 日程第2、会期の件を議題といたします。 本件に関しては、さきに議会運営委員会を開催しましたので、その結果について議会運営委員長の報告を求めます。 小林信二議会運営委員長、登壇願います。     〔議会運営委員長 小林信二君 登壇〕 ◆議会運営委員長(小林信二君) 議長から指名がありましたので、議会運営委員会の経過と結果についてご報告申し上げます。 去る2月24日に議会運営委員会を開催し、本定例会の会期、日程、議案の取り扱い及び審議の方法等について審議した結果、次のとおり決定いたしました。 本定例会の会期は、本日から3月17日までの15日間とする。 日程、議案の取り扱い及び審議の方法は、お手元に配付してある報告書記載のとおりであります。 開会初日の本日は、提出された全議案を上程し、町長の提案理由の説明を聞くこととする。人事院勧告に伴う条例改正と一般会計補正予算及び発議第2号の質疑、討論、採決をする。一般質問を行う。 5日目、3月7日は、本会議を開き、一般質問を行う。 6日目の3月8日は、平成28年度予算を除く全ての議案について質疑、討論、採決を行う。 7日目の3月9日は、本会議を開き、平成28年度予算の質疑を行う。また、会計予算を所管する常任委員会へ議案の審査を付託し、常任委員会を開く。 9日目の3月11日と12日目の3月14日から13日目の3月15日まで、常任委員会を開き、付託された平成28年度予算の審議を行う。 15日目の最終日、3月17日は、本会議を開き、常任委員長から平成28年度予算に関する審査結果の報告を求め、委員長に対する質疑、討論、採決を行う。 なお、会期中のその他の日は休会とするという日程であります。 何とぞ円滑な議会運営ができますよう議員各位のご協力をお願い申し上げ、報告といたします。 ○議長(増渕さつき君) これで議会運営委員長の報告を終わります。 ただいまの議会運営委員長報告のとおり、本定例会の会期は、本日から3月17日までの15日間にしたいと思います。これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(増渕さつき君) 異議なしと認めます。 したがって、本定例会の会期は、本日から3月17日までの15日間と決定いたしました。--------------------------------------- △承認第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(増渕さつき君) 日程第3、承認第1号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度芳賀町一般会計補正予算(第7号))の件を議題といたします。 提出者から報告を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 承認第1号 専決処分の承認を求めることについて、提案理由を説明いたします。 本案件は、平成27年度芳賀町一般会計補正予算(第7号)です。緊急を要し、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定により、平成28年1月29日に専決処分いたしました。 芳賀町補正予算に関する説明書をごらんください。 今回の補正予算(第7号)は、総額に1,065万9,000円を追加し、予算総額を80億9,341万6,000円とするものです。 補正内容について、歳入から説明いたします。説明書4ページ、5ページをお開きください。 第15款県支出金32万9,000円は、雪害対策に係る県支出金です。 第19款繰越金1,033万円は、前年度繰越金です。 続いて、歳出について説明いたします。 第6款農林水産業費1,065万9,000円は、ことし1月18日の降雪により被災した町内の農業者に対し、再建資金借り入れに伴う利子、農作物及び農業用施設の片づけ作業費、パイプハウスなどの再建費用の一部を補助するものです。 議案書7ページをお開きください。 第2表債務負担行為補正は、農業者に対する雪害による再建資金の利子補給にかかわるものです。 以上が平成27年度芳賀町一般会計補正予算(第7号)の内容です。よろしくご審議の上、承認くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって報告を終わります。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 4番、水沼議員。 ◆4番(水沼孝夫君) これは、1月18日の雪害に対しての専決処分ということでありますけれども、県の補助のほうは、これはしようがないとして、町単のほうなんですが、これは前回、一昨年ですか、町に大変、やっぱり雪害で大きな被害がありましたですけれども、そのときには、多分9割方の補助があったと思います。 今回の雪害につきまして、同じような被害が出てきたわけですけれども、規模は小さいにしても、被災した住民からしてみれば、前回が9割、今回が初めて被災したにもかかわらず、ここには補助率、町単で30%ということで書かれておりますけれども、実際には事業費の2分の1掛ける補助の30%ということですので、実際には15%しか補助されないということがあります。共済加入者の方は別の話ですけれどもね。そういった思いがありますので、町民の方からも、被災された方は、余りにもちょっと開きが多いんじゃないかと、そういった、本当に心配される声がたくさん出ております。そういった思いも含めまして、今回、1,000万の専決処分ということでありましたけれども、さらに町単でもう1,000万とか、2,000万とか、そうすれば、今回これで15%ですから、さらに15%ずつ上積みできるのかなと、そんな思いもありますので、きちんとした今後の対策についての条件を付した上での、もう一段の町単での補助というのは考えられないか、その点についてお聞きいたします。
    ○議長(増渕さつき君) 山本農政課長。 ◎農政課長併農業委員会事務局長(山本篤君) 今回の被害につきましては、いろいろ検討した結果、JAはが野の関係で、真岡、益子、茂木、市貝、いろいろ、こちらとも協議しまして、同一の条件ということでもありまして、他市町との比較をしましたところ、芳賀町においては15%ということでありますが、これでも管内では一番高い補助率ということで認識していますので、これ以上の補助は考えておりません。 ○議長(増渕さつき君) 4番、水沼議員。 ◆4番(水沼孝夫君) 同様に、町長のお考えをお伺いしたいと思います。 ○議長(増渕さつき君) 町長。 ◎町長(見目匡君) 今の農政課長がお話ししましたように、25年度の降雪の被害のときですが、そのときには県内にかなり大きな被害をこうむったというようなことで、そのときに、例えば、パイプハウスのお話をしますと、ほとんどの方がパイプハウスに対して農業共済に加入をしていなかったと。そのときに、ちょっと年数は忘れましたが、多分5年ぐらいで、それ以上長いものについては農業共済の制度上加入ができないと、しかし、そういうことがありましたので、共済組合といたしましては、それを拡大したというような、そういう経緯があります。 しかしながら、今回、そういった共済制度があるにもかかわらず、共済に加入をしていなかったというようなことで、芳賀町としてはやはり、国の一つの制度でありますものですから、そういったものを行政側と農協等とかそういったものとで、できるだけそういうものに、共済に加入をしてくださいというような制度をしましょうというようなことも考えて、今回、このようなことで決定をさせてもらいました。 ○議長(増渕さつき君) 4番、水沼議員。 ◆4番(水沼孝夫君) 今回のこの専決処分について、これについて全く反対するものではないんですけれども、この先の、これから被災者においては、パイプハウスの片づけ、それから再建等と、これが始まってくると思います。その段階において、もう一段の考え方ができるんであればよろしくお願いしたいなと、そんな思いでの質問であります。よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(増渕さつき君) ほかに、質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(増渕さつき君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(増渕さつき君) 討論なしと認めます。 これから承認第1号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度芳賀町一般会計補正予算(第7号))の件を採決いたします。 本案は、原案のとおり承認することに賛成の議員は起立願います。     〔起立全員〕 ○議長(増渕さつき君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり承認されました。--------------------------------------- △議案第1号の上程、説明 ○議長(増渕さつき君) 日程第4、議案第1号 芳賀町職員の退職管理に関する条例の制定についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第1号 芳賀町職員の退職管理に関する条例の制定について、提案理由を説明いたします。 本案件は、地方公務員法の改正に伴い、職員の退職管理に関し必要な事項を定める必要があるため、本条例の制定をするものです。 内容は、営利企業等に再就職した元職員は、離職前5年間の職務に関し、離職後2年間は在職している職員等に対し、情報提供を求めるなどの働きかけを禁止すること。さらに、離職前に町の部長、課長相当職についていたものは、離職の日の5年前の日より前の職務についても在職している職員等に対し、その職務に関し、離職後2年間働きかけを禁止すること及び再就職の情報を任命権者に対して届け出ることを義務づけるものでございます。 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって、提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第2号の上程、説明 ○議長(増渕さつき君) 日程第5、議案第2号 芳賀町民の歯及び口腔の健康づくり推進条例の制定についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第2号 芳賀町民の歯及び口腔の健康づくり推進条例の制定について、提案理由を説明いたします。 本案件は、町民の生涯にわたる健康の保持増進を図るため、食べる、話すという生活の質に欠かすことができない歯と口腔の健康づくりについて、基本理念を定め、町及び関係機関の責務と基本施策等を条例で定めることにより、施策を総合的かつ計画的に推進できるようにするものです。国においても、歯科口腔保健の推進に関する法律が定められており、歯科保健推進の重要性が示されているところであります。本町における施策の基本事項を定め、推進を図ることで、町民の健康の保持増進につながることを目的として制定するものです。 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願いいたします。 ○議長(増渕さつき君) これをもって、提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第3号、議案第4号の一括上程、説明 ○議長(増渕さつき君) 日程第6、議案第3号 芳賀地区消費生活センター運営協議会規約の変更についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第3号 芳賀地区消費生活センター運営協議会規約の変更について及び議案第4号 芳賀地区消費生活センターの組織及び運営に関する条例の制定について、一括して提案理由を説明いたします。 議案第3号は、消費者安全法の一部改正に伴い、地方自治法第252条の2の2第1項の規定に基づき、芳賀町、益子町、茂木町及び市貝町が定めている協議会の規約について、一部を変更するため、地方自治法第252条の6の規定に基づき、議会の議決を求めるものです。 議案第4号につきましても、消費者安全法の一部改正に伴い、消費生活センターの組織及び運営に関し必要な事項を定めるため、条例を制定するもので、条例の制定は、芳賀地区消費生活センター設置4町がそれぞれ制定いたします。 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) ただいまの提案理由ですが、一括で提案理由の説明をしていただきました。前段で申し上げなかったこと、申しわけありませんでした。 これをもって、提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第5号の上程、説明 ○議長(増渕さつき君) 日程第8、議案第5号 芳賀町行政不服審査会条例の制定についての件を議題とします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第5号 芳賀町行政不服審査会条例の制定について、提案理由を説明いたします。 本案件は、行政不服審査法第81条の規定により、町に審査請求があった際、審査庁の判断の妥当性を審査するための諮問機関を設置するものです。本町の場合は、過去の不服申し立ての件数が少ないことから、同法第81条第2項の規定による非常設で設置いたします。 よろしく審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって、提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第6号の上程、説明 ○議長(増渕さつき君) 日程第9、議案第6号 芳賀町税条例等の一部改正についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第6号 芳賀町税条例等の一部改正について、提案理由を説明いたします。 本案件は、行政不服審査法及び行政不服審査法の施行に関する法律の施行に伴い、関係法令を引用している関係条例の改正及び芳賀町行政不服審査会条例の制定に伴う関係条例の一部を改正するものです。 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって、提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第7号の上程、説明 ○議長(増渕さつき君) 日程第10、議案第7号 芳賀町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第7号 芳賀町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について、提案理由を説明いたします。 本案件は、地方公務員法の改正に伴う根拠条例の改正、学校教育法の改正に伴う、学校施設名称の追加のほか、特別休暇による夏季休暇の日数を変更するものです。現在、夏季休暇の日数は、特別休暇3日と職務専念義務免除3日の計6日となっていますが、県の指導を受け、特別休暇による6日と規定するものです。 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって、提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第8号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(増渕さつき君) 日程第11、議案第8号 芳賀町長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第8号 芳賀町長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について、提案理由を説明いたします。 本案件は、平成27年人事院勧告に伴う特別職の職員の給与に関する法律の改正により、期末手当の平成27年12月期の支給月数を0.05月分引き上げ、平成28年4月から、この引き上げ分のうち0.025月分を12月期から減じ、6月期に割り振るため、改正するものです。 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって、提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(増渕さつき君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「反対です」と呼ぶ者あり〕 ○議長(増渕さつき君) まず、反対討論の発言を許可します。 4番、水沼議員。 ◆4番(水沼孝夫君) この件に関しては、私、昨年も同様の反対討論をいたしました。町長の給与及び旅費に関する条例の一部改正、その下の第9号、芳賀町職員の給与に関する条例の一部改正、そして発議第1号の議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正、これは同じ案件にはなるんですけれども、結局、人事院勧告があるからといって、当町でもって給与を改正するということでありますけれども、これは、税収のほうがここのところ、増税の影響もあって伸びたから、それで改正に持っていこうという話であるとは思うんですが、基本的にその税収の伸びの部分のところは、全額、本来であれば社会保障に使いましょうと、そういったところの話がかなりあったはずなんです。ところが今、国のほうでもしかり、社会保障費は削られる一方ですし、そのほかにも、子どもたち関係の、扶養関係の、そういったものも削られつつあるわけですから、ましてや、芳賀町の場合はラスパイレス指数も県内一高いわけですから、決してここで人事院勧告をのんで改正する必要もないかなと、私は思います。 という意味での反対討論をさせていただきます。 ○議長(増渕さつき君) 次に、賛成討論の発言を許可します。     〔発言する者なし〕 ○議長(増渕さつき君) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(増渕さつき君) これで討論を終わります。 これから議案第8号 芳賀町長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。     〔起立多数〕 ○議長(増渕さつき君) 起立多数です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第9号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(増渕さつき君) 日程第12、議案第9号 芳賀町職員の給与に関する条例等の一部改正についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第9号 芳賀町職員の給与に関する条例等の一部改正について、提案理由を説明いたします。 芳賀町職員の給与に関する条例は、人事院勧告に伴う国家公務員の給与改正に準じて、官民給与の格差を解消するため、給与月額を平成27年4月にさかのぼり平均0.4%引き上げます。また、勤勉手当については、平成27年12月期の支給月数を0.1月分引き上げ、平成28年4月からは、この引き上げ分のうち0.05月分を12月期から減じ、6月期に振り分けるものです。 芳賀町一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例については、給与表と特定任期付職員の勤務手当支給月数の改正で、芳賀町職員等の旅費に関する条例と芳賀町職員の特殊勤務手当に関する条例は、地方公務員法の改正に伴う根拠条例を改正するものです。 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって、提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(増渕さつき君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(増渕さつき君) 討論なしと認めます。 これから議案第9号 芳賀町職員の給与に関する条例等の一部改正についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。     〔起立多数〕 ○議長(増渕さつき君) 起立多数です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △発議第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(増渕さつき君) 日程第13、発議第1号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 議案書は、136ページになります。 提出者から趣旨説明を求めます。 小林一男議員、登壇願います。     〔6番 小林一男君 登壇〕 ◆6番(小林一男君) 発議第1号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、趣旨説明をいたします。 人事院勧告に伴う特別職の国家公務員の特別給の改定に準じ条例を改正するもので、期末手当の平成27年12月期の支給割合を遡及して0.05月分引き上げるものです。平成28年4月からは、引き上げ分を0.025月ずつ6月期、12月期に割り振るために改正するものです。 よろしくご審議の上、可決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって、趣旨説明を終わります。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(増渕さつき君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(増渕さつき君) 討論なしと認めます。 これから発議第1号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。     〔起立多数〕 ○議長(増渕さつき君) 起立多数です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第10号の上程、説明 ○議長(増渕さつき君) 日程第14、議案第10号 単純労務職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第10号 単純労務職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について、提案理由を説明いたします。 本案件は、地方公務員法の改正に伴い、勤勉手当の支給方法を改正するものです。 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって、提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第11号の上程、説明 ○議長(増渕さつき君) 日程第15、議案第11号 芳賀町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第11号 芳賀町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正について、提案理由を説明いたします。 本案件は、地方公務員法の改正に伴い、公表する事項から勤務成績の評定を削除し、人事評価の状況及び退職管理の状況を追加するものです。 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。--------------------------------------- △議案第12号、議案第13号の一括上程、説明 ○議長(増渕さつき君) 日程第16、議案第12号 芳賀町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準等を定める条例の一部改正についての件を議題といたします。 議案第12号及び議案第13号は一括して説明を受けたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(増渕さつき君) 説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第12号 芳賀町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準等を定める条例の一部改正について及び議案第13号 芳賀町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に係る基準等を定める条例の一部改正について、一括して提案理由を説明いたします。 本案件は、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するため、関係法律の整備等に関する法律の一部の施行期日を定める政令及び指定居宅サービス等の事業人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令が公布されたことに伴う改正です。 改正の内容は、政令の公布に伴う条例の項ずれの改正及び省令の公布に伴い、認知症対応型通所介護事業者に運営推進会議の設置を義務づけるものです。 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって、提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第14号の上程、説明 ○議長(増渕さつき君) 日程第18、議案第14号 芳賀町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第14号 芳賀町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、提案理由を説明いたします。 1点目は、建築基準法施行令が改正され、特別非常階段に係る規制が合理化されるため、建築基準法施行令を引用する家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部が改正されたことに伴う改正です。 2点目は、差し迫った課題となっている保育士不足の解消に向けて、保育士の配置基準の一部について弾力的運営を可能とし、待機児童の解消及び受け皿拡大が一段落するまでの間、特例を設けて対応するため、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部が改正されたことに伴う改正です。 現在、本町には該当する施設はありませんが、改正する条例の施行日は、1点目が平成28年6月1日、2点目は平成28年4月1日です。 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって、提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第15号の上程、説明 ○議長(増渕さつき君) 日程第19、議案第15号 第6次芳賀町振興計画の基本構想の策定についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第15号 第6次芳賀町振興計画の基本構想の策定について、提案理由を説明いたします。 本町では、平成17年度に第5次芳賀町振興計画を定め、これを基本として総合的かつ計画的な行政運営に取り組み、「みんなで創る やすらぎと豊かさに満ちたまち 芳賀」の実現に向けて、各種施策を展開してきたところであります。 第5次振興計画が平成27年度に最終年度を迎えることから、現計画における成果や課題等、社会情勢の変化などを踏まえ、新たに第6次芳賀町振興計画の基本構想を定めるものです。 計画の策定に当たりましては、まちづくり基本条例に掲げる町民参加による計画づくりの考え方のもと、20歳以上の町民1,000人を対象とした町民意識調査を行うとともに、まちづくり委員会での協議やパブリックコメントの実施など、町民の意見反映に努めてきたところであります。また、町議会や各種団体の代表者、学識経験者からなる芳賀町振興計画審議会に対して、昨年8月に計画策定について諮問をし、4回の慎重な審議を経て、ことしの2月15日、答申を受けたところであります。 第6次振興計画の基本構想は、平成28年度を初年度とし、12年後の平成39年度を展望するものです。まちづくりの将来像は、「躍動する芳賀の町 未来につなげよう」と定めます。また、平成39年度の人口の目標値は、国立社会保障人口問題研究所の推計値より約1,000人多い1万5,000人とします。国や県、そして町が一体となり取り組む少子化対策によって出生率の改善を図るとともに、町が行う新たな住宅地分譲や定住促進事業などにより、転入者の増加を図るものです。将来像を実現するために、「便利をつなげる」「教育をつなげる」「話題をつなげる」「笑顔をつなげる」そして「地域をつなげる」の5つの分野を制定しています。 1つ目の「便利をつなげる」では、町民の生活を支える基盤施設の充実や田園と調和した市街地の形成を進め、利便性と快適性にすぐれたまちを目指します。さらに、次世代型路面電車LRTを中心とした利便性の高い公共交通ネットワークを構築し、誰もが容易に移動できるまちを目指します。なお、LRTは優先区間である工業団地の整備を推進し、早期運行開始を目指します。長期的には、祖母井市街地への延伸をし、交流促進、定住促進のための土地利用の誘導と一体的に行うことを検討します。LRTはコンパクトシティーをつくるための手段として、町民の利便性向上を図るだけでなく、町外、県外との交流人口をふやし、芳賀町の魅力を発信しながら、芳賀町のにぎわいを創出し、定住人口の増加を図っていきたいと考えています。また、芳賀高校跡地の宅地造成事業を実施し、農村環境と調和した住宅地を創出するとともに、祖母井中部地区などの市街地整備を推進いたします。芳賀町の活力を高め、雇用機会の拡大を図るため、新工業団地の創出に取り組みます。 2つ目の「教育をつなげる」では、地域の教育力で未来をつくる人材を育てるとともに、全ての町民が自己実現できるよう学習環境の向上、芸術文化、スポーツ活動の支援などにより、学び高め合う生涯学習社会を目指します。子どもたちが、芳賀の大地の田んぼや雑木林など、自然の中で遊び、仲間と触れ合う体験をすることで、自分を律し、他人を思いやり、協調する心、健康な体と体力が養われることを期待しております。また、このように自然の中で遊ぶことによって、記憶の中に芳賀町の原風景が焼きつき、郷土愛も生まれてくると思っております。生まれ育った芳賀町が好きになり、永遠に芳賀町に住むようになればと期待をしています。そのために里山わんぱくランドを設置し、子どもたちが里山で自由に遊べるような事業を進めます。また、町内に立地する世界最先端の技術を持つ企業との連携を深め、子どもたちの将来の夢を広げます。これらによって、郷土愛を持ったはがまちっ子を育てていきたいと考えております。質の高い学校教育の推進を図り、子どもたちの国際理解を進めるため、教育課程特例校の指定を受け、小学校の英語教育の充実を図ります。また、保育などの子育て環境の整備を行うとともに、子育て支援の充実を図ります。 3つ目の「話題をつなげる」では、芳賀町の発展の原動力となる地域経済の強化を目指して、付加価値の高い農業の実現、観光などと連携した集客力ある地域商業の実現に努めます。さらに、恵まれた企業集積を生かし、町民に多様な雇用機会を提供し、活力に満ちたまちを目指します。 芳賀町は面積の約半分が農地であり、そのほとんどが水田であります。したがって、水田農業に力を入れる必要があります。芳賀町は恵まれた自然環境や豊かな農地に囲まれた潜在能力の高いまちです。しかし、これらがうまく生かされていないと感じていますので、芳賀町の美田でとれた良質の芳賀米の食味検査を実施し、米を中心に農作物のブランド化を図ります。また、梨の輸出を支援するとともに、ネームバリューを上げるために、郷土が生んだ著名人の協力をいただいて、積極的に町外、県外のみならず、世界に発信していきたいと考えております。農業の効率化や競争力のある農業環境を整備するため、北部第2地区の再圃場整備事業を推進いたします。 商業の振興では、新鮮な農産物の販売施設や天然温泉施設をあわせ持つ、道の駅はがの機能向上を図ります。 4つ目の「笑顔をつなげる」では、保健、医療及び福祉相互の連携を推進し、福祉サービスの充実に努め、乳幼児から高齢者までの全ての町民が安心して暮らすことのできるまちを目指します。県と保健医療圏の中核病院であります芳賀日赤が、平成30年度北真岡に開院を予定していることから、建設費の補助を行い、地域医療の充実を図ります。健康づくりの拠点である保健センターの機能強化を図るため、再整備について検討します。社会福祉協議会にボランティアセンターを設立し、高齢者などが安心した暮らしができるよう支援するとともに、障害者が生きがいを持ち自立して暮らせるよう支援いたします。団塊の世代が75歳を迎える2025年を見据え、地域密着型介護施設の整備についても検討を進めます。 5つ目の「地域をつなげる」では、地域住民がそれぞれのきずなを大切にし、情報の入手や発信がしやすい環境を整えるためにも、子どもを産み育てやすい地域社会を目指します。さらに、環境保全に努め、防犯機能や防災機能を強化することで安全で安心な暮らしやすいまちを目指します。自治会などの地域活動のより一層の活性化を図るため、自治会活動の支援を行うとともに、広報紙や芳賀チャンネルなどによる情報提供の充実を図ります。ごみの減量化を目指し、循環型社会を推進します。交通安全や防犯対策、増加しつつある自然災害への対応などについて取り組みます。 この第6次芳賀町振興計画の実現を図ることにより、明るい未来を創造し、町民の皆様に住んでよかった、住んでみたいと思っていただけるまちづくりを実践してまいります。 ここに、地方自治法第96条第2項の規定による議会の議決すべき事件を定める条例第2条第1号の規定に基づき、第6次芳賀町振興計画の基本構想を提案するものです。 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって、提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第16号の上程、説明 ○議長(増渕さつき君) 日程第20、議案第16号 軌道整備事業の実施についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第16号 軌道整備事業の実施について、提案理由を説明いたします。 本案件は、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律第10条第2項の規定に基づく軌道整備事業を実施するに当たり、議会の議決を求めるものです。 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって、提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第17号、議案第18号の一括上程、説明 ○議長(増渕さつき君) 日程第21、議案第17号 芳賀町道路線の廃止について、日程第22、議案第18号 芳賀町道路線の認定についての2議案は、関連する案件ですので、会議規則第36条の規定により一括議題にしたいと思います。これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(増渕さつき君) 異議なしと認め、一括議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第17号 芳賀町道路線の廃止について及び議案第18号 芳賀町道路線の認定については、それぞれ関連がありますので、一括して提案理由を説明いたします。 まず、議案第17号 芳賀町道路線の廃止については、宇都宮・茂木線芳賀バイパスの整備に伴う管理移管により、路線の起点を変更するために一旦廃止するものです。 次に、議案第18号 芳賀町道路線の認定については、LRT整備を予定している主要地方道宇都宮・茂木線の一部について、軌道敷を町が特殊街路として都市計画を定めるために、町道として主要地方道宇都宮・茂木線と重複認定するものと、一旦廃止した路線を再認定するものです。 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって、提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第19号の上程、説明 ○議長(増渕さつき君) 日程第23、議案第19号 軌道運送高度化実施計画の認定申請に係る道路管理者の意見についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第19号 軌道運送高度化実施計画の認定申請に係る道路管理者の意見について、提案理由を説明いたします。 本案件は、地域公共交通の活性化及び再生に関する施行令第2条第1項の規定により、関東運輸局長から軌道運送高度化実施計画の認定申請に係る軌道が敷設される道路の管理者としての意見を求められていることから、これに異議のない旨の意見を述べることについて、同条第2項の規定により議会の議決を求めるものです。 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって、提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第20号、議案第21号の一括上程、説明 ○議長(増渕さつき君) 日程第24、議案第20号 芳賀地区広域行政事務組合規約の変更について、日程第25、議案第21号 芳賀地区広域行政事務組合規約変更に伴う財産処分についての2議案は、関連する案件ですので会議規則第36条の規定により、一括議題にしたいと思います。これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(増渕さつき君) 異議なしと認め、一括議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第20号 芳賀地区広域行政事務組合規約の変更について及び議案第21号 芳賀地区広域行政事務組合規約変更に伴う財産処分について、一括して提案理由を説明いたします。 本案件は、芳賀地区広域行政事務組合教育委員会は、1市4町の教育事務事業に係る共同処理を行うことを目的に昭和48年に設置され、教職員の研修、学校訪問、教科書用図書の採択に係る事務などを行ってまいりました。今般、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が平成27年4月1日から施行され、地方教育行政に関する責任体制の明確化、迅速な危機管理体制の構築、地方公共団体の長と教育委員会との連携強化などを図ることを目的としており、特により一層民意を反映した教育行政を推進していくため、首長と教育委員会で構成する総合教育会議を設置し、地域の実情に応じた当該地方公共団体の教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策の大綱を定めることとしております。法改正の趣旨に沿って地域の実情に応じた大綱を定め、独自の教育行政を進める市町と広域行政事務組合に総合教育会議が設置されることにより、教育行政の方針が一致せず、合理性が担保されない場合などが想定されます。このため、組合規約に定める教育委員会に関する条項を削除し、芳賀地区広域行政事務組合教育委員会を廃止するものです。また、構成市町の協議により、組合規約の変更に伴い、組合が保有する財産について処分するため、地方自治法第289条及び第290条の規定により、議会の議決を求めるものです。 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって、提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第22号の上程、説明
    ○議長(増渕さつき君) 日程第26、議案第22号 芳賀郡障害児者相談支援センター運営協議会の設置についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第22号 芳賀郡障害児者相談支援センター運営協議会の設置について、提案理由を説明いたします。 本案件は、障害児者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律第77条第1項第3号に規定する障害児者の相談支援業務を実施するため、芳賀郡4町が共同で、芳賀郡障害児者相談支援センターを設置し管理執行するため、芳賀郡障害児者相談支援センター運営協議会の設置に関し、規約を定めるものです。障害児者の相談支援業務については、これまで、芳賀郡1市4町が芳賀地区障害児者相談支援センターを設置し、共同により運営してまいりました。しかし、真岡市が単独で事業を実施する意向を示したことを受け、今後の運営について芳賀郡4町で協議をいたしました。その結果、4町共同で事業を実施するほうが、それぞれの町が単独で事業を行うよりも人材確保や財政負担においてメリットが大きいということで意見がまとまりました。また、相談支援の機能強化を図り、基幹型相談支援センターへの移行も目指します。そのため、障害児者相談支援センターを管理運営するため、芳賀郡障害児者相談支援センター運営協議会を設置するものです。 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって、提案理由の説明を終わります。 ここで暫時休憩とし、午前11時15分、再開いたします。 △休憩 午前11時05分 △再開 午前11時15分 ○議長(増渕さつき君) ただいまから会議を再開いたします。--------------------------------------- △議案第23号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(増渕さつき君) 日程第27、議案第23号 平成27年度芳賀町一般会計補正予算(第8号)の件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第23号 平成27年度芳賀町一般会計補正予算(第8号)について、提案理由を説明いたします。 今回の補正予算(第8号)は、総額に8,226万8,000円を追加し、予算総額を81億7,568万4,000円とするものです。 芳賀町補正予算に関する説明書のページを指し示してご説明いたしますので、ご用意ください。説明書4ページ、5ページをお開きください。 第1款町税は、4,661万1,000円の増です。個人町民税は、農業所得が低下したことにより1,025万1,000円の減、法人町民税は、企業の業績の影響により5,496万5,000円の減、入館者の減により入湯税が142万円の減となりますが、償却資産の増加による固定資産税が9,941万1,000円の増、消費税増税後の落ち込みの回復によりたばこ税が1,383万6,000円の増となります。 第6款地方消費税交付金2,550万円の減、第7款ゴルフ場利用税交付金210万円の増、第8款自動車取得税交付金1,000万円の増、第9款地方特別交付金34万7,000円の減は、交付見込みによるものです。 6ページ、7ページをお開きください。 第10款地方交付税4,145万3,000円の増は、被災者に対する税の減免分や最終処分場建設工事費負担金などによる災害復興特別交付税です。 第14款国庫支出金は、3,163万5,000円の減です。制度改正及び事業実施による国庫負担金、補助金などが増減するもののほか、芳賀中学校武道館耐震改修を実施するため、公立学校施設整備事業補助金1,127万5,000円が増となります。また、国の補正予算に対応する事業として、情報セキュリティー強化対策費補助金625万円、年金生活者等支援臨時福祉給付金5,554万5,000円、担い手確保・経営強化支援事業費補助金3,111万5,000円が、それぞれ増となります。 第15款県支出金は、4,789万2,000円の減です。 7ページから8ページをごらんください。 制度改正及び事業実績により、県負担金、補助金などが増減するものです。 9ページをごらんください。 第16款財産収入は、392万円の増です。基金利子のほか、県道整備にかかわる町有地の売り払い収入によるものです。 第17款寄附金は、287万円の増です。ふるさと芳賀応援寄附金及び奨学金に対する寄附金です。 第18款繰入金2,587万8,000円の増です。 10ページをお開きください。 第2項特別会計繰入金は、祖母井南部地区の分譲地売り払い収入により、宅地造成事業特別会計から繰り入れるものです。 第20款諸収入148万3,000円の増は、打越新田地内の光ケーブル移設にかかわる移転補償費などです。 第21款町債は、610万円の減です。事業の実績により、緊急防災・減災事業債490万円、土木債740万円が減となりますが、情報システム強靭化に係る一般補助施設整備等事業債620万円が増となります。 続いて、歳出について説明をいたします。 人事院勧告に伴い、期末手当等が増額になり、人件費が総額523万円の増となりますので、各款にそれぞれ計上しております。 12ページ、13ページをお開きください。 第2款総務費は、1億9,763万2,000円の増です。事業実績による増減のほか、生活バス路線維持費補助金が31万1,000円の増、情報システム強靭化に係るネットワーク構築業務が2,568万1,000円の増、財政調整基金積立金などの基金管理費が1億7,749万9,000円の増、県議会議員選挙費が710万9,000円の減、などが主なものです。 14ページ、15ページをお開きください。 第3款民生費は、9,433万7,000円の減です。 第1目社会福祉費、国民健康保険特別会計繰出金2,924万9,000円は、保険基盤安定負担金の増によるものです。年金生活者等支援臨時福祉給付金5,554万5,000円の増は、国の補正予算に伴い、低所得者の高齢者に対して一人当たり3万円を給付するものです。 第2目老人福祉費の元気づくり事業費は、事業内容の見直しにより211万4,000円の減となります。 16ページをお開きください。 第3目障害者福祉費の障害者自立支援費は、利用者の増により487万1,000円の増となります。 第2項児童福祉費は、児童手当給付費が実績より1,000万円の減となるほか、子ども・子育て支援事業費が制度改正と実績により1億6,870万7,000円の減となります。 17ページから18ページをごらんください。 第4款衛生費は、1,252万5,000円の増となります。 第1項保健衛生費は、実績により減額となるもののほか、芳賀郡中部環境衛生事務組合ごみ焼却炉の解体工事費負担金が2,530万5,000円の増、震災復興特別交付税が措置された最終処分場建設工事負担金が2,017万1,000円の増となります。 第2項保健体育費は、海洋センター空調設備改修工事費が実績により400万円の減となりました。 19ページから20ページをごらんください。 第6款農林水産業費1,906万4,000円の増です。環境保全型農業直接支援対策事業費補助金は制度改正により1,498万8,000円の増、国の補正予算によるTPP関連の担い手確保・経営強化支援事業補助金が3,111万5,000円の増、対象者の増加に伴う農用地利用権設定等促進奨励金が883万5,000円の増、県営土地改良事業費負担金が2,900万円の減になるなどが主なものです。 第7款商工費3,337万2,000円の減は、企業立地促進事業費補助金など事業実績による減です。 21ページをごらんください。 第8款土木費716万4,000円の増です。 第1項土木管理費は、地籍調査業務が実績により1,227万4,000円の減となります。 22ページ、23ページをお開きください。 第3項都市計画費は、土地開発基金で取得した祖母井地内用地の一般会計買い戻し費用が1億8,755万9,000円の増、祖母井中部整備費が2,100万円の減、LRT整備費は事業実績に伴い1億2,580万円の減となるほか、祖母井南部土地区画整理事業特別会計繰出金は保留地売り払い収入の増などにより1,936万2,000円の減となります。 第9款消防費は、実績により88万8,000円の減となります。 24ページ、25ページをお開きください。 第10款教育費1,270万6,000円の減です。 第1項教育総務費は、幼稚園の保育料減免対象者が少なかったため、幼稚園就園奨励費が2,200万円の減となります。 第2項小学校費は、スクールバスの運行実績による減額などにより1,934万8,000円の減となります。 第3項中学校費は、国の補助金を活用した武道館の耐震改修工事費3,800万円などにより、3,536万7,000円の増となります。 26ページ、27ページをお開きください。 第4項社会教育費は、生涯学習センターでの陶芸教室プレハブ設置工事の取りやめなどにより696万円の減となります。 第12款公債費1,300万円の減は、償還利子の減によるものです。 続いて、議案書76ページをお開きください。 第2表繰越明許費は、国の補正予算に係る年金生活者等支援臨時福祉給付金事業などのほか、1月の雪害に対する農業用パイプハウス等再建支援事業、LRT整備詳細設計業務、芳賀中学校武道館耐震改修工事など9事業3億1,317万2,000円を平成28年度に繰り越すものです。 第3表地方債補正は、歳入の町債で説明したとおりであります。 以上が、平成27年度芳賀町一般会計補正予算(第8号)の内容です。 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 12番、小林信二議員。 ◆12番(小林信二君) 補正予算に関する説明書の22ページをお開きください。 中段の祖母井中部整備費2,100万円が減額になっているんですが、その内容と内訳をお願いします。 ○議長(増渕さつき君) 菱沼建設産業部長兼都市計画課長。 ◎建設産業部長兼都市計画課長(菱沼正裕君) お答えをいたします。 入札差金と一部の事業を平成28年度に先送りしたことによる減額でございます。事業を一部先送りした理由といたしましては、事業進捗が予定よりおくれていること並びに国庫補助金の配分が予定より少なかったことによるものです。 ○議長(増渕さつき君) 12番、小林信二議員。 ◆12番(小林信二君) その事業進捗がおくれた理由なんかは、どういうふうな理由なんでしょうか。 ○議長(増渕さつき君) 菱沼建設産業部長兼都市計画課長。 ◎建設産業部長兼都市計画課長(菱沼正裕君) お答えをいたします。 事業進捗が予定よりおくれたことにつきましては、その主な要因は、関係者との話し合い、また交渉等が若干進まなかったということと、また同じ係でLRTの整備事業のほうも担当しておりますが、こちらが年度途中から大幅に業務量がふえたということによりまして、中部地区の業務に多少影響したということでございます。 ○議長(増渕さつき君) 12番、小林信二議員。 ◆12番(小林信二君) LRTの事業が大幅にふえたということなんですが、中部地区の整備事業とLRT事業は、どちらも大事な事業ですので、適切な人員の配置を行っていただいて、スムーズに進捗できるようお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(増渕さつき君) 4番、水沼議員。 ◆4番(水沼孝夫君) それでは、ちょっと何点かご質問いたします。 まず、説明書の16ページ、児童福祉費のところで先ほど町長からの説明にもありましたとおり、子ども・子育て支援事業費、これが1億6,870万7,000円減額になっておりますが、この内容について、詳細をちょっとご説明いただきたいと思います。 ○議長(増渕さつき君) 渡辺こども育成課長。 ◎こども育成課長(渡辺信夫君) ご存じのとおり、昨年4月1日からこの子ども・子育て支援制度が始まりまして、慎重に事務執行してきたんですが、やはりちょっと過大に見積もっていたというのも一つあるんですが、まだ制度も確定していなくて、ことしになってから各園にお支払いする給付費、これも昨年の4月にさかのぼって3%ぐらいがアップになるというような情報も来まして、そこで精査しまして、こちらにあるような各施設給付型、町内ですとこれはのぶ幼稚園さんとか、町外ですと市貝たいようさん、委託費の町内ですとみずはし、ひばり、第三ミドリ保育園さん、同じく委託費の町外ですと赤羽保育園とか、そういったところの金額がこのような形で減額になって、そのトータルがこのような形になるということです。 ○議長(増渕さつき君) 4番、水沼議員。 ◆4番(水沼孝夫君) ということは、こちらは児童福祉費のほうですけれども、その後の教育費のほうの減免ですよね、この辺もやっぱり実質からその交付が少なかったということは、それだけの需要がなかったということで判断してよろしいですか。わかりました。 それと、もう一点、25ページお願いします。 やっぱり小学校費のほうで小学校の管理費、光熱水費ということでマイナス240万、そして次のページ、町民会館管理費、これも光熱水費がマイナス100万、続いて総合情報館の管理費の光熱水費がマイナス100万ということで減額されておりますけれども、これは多分総務省のスマートグリッド関連の補助があって見直しをして、その後東京電力のほうと減額協議やったんですかね、そういったものがあっての話だと思うんですが、その辺のちょっと詳細についてご説明いただけますか。 ○議長(増渕さつき君) 古谷総務企画部長兼総務課長。 ◎総務企画部長兼総務課長併選挙管理委員会書記長(古谷一良君) お答えをいたします。 この施設のほうで光熱水費が減額になっていることで、今、水沼議員ご指摘のとおり、例のスマートグリッド事業導入をいたしまして、実はこの間その検討会議なども開いております。ちょっと申しわけありません。手元にその資料、私持ってくるのがあれですけれども、総額で約500万ぐらい、町有施設の中で電気料が軽減となっております。その主な原因というのが、基本料金ですね。基本料金をやはり引き下げることができたということで、省エネ・節電には効果があったものと考えております。 以上です。 ○議長(増渕さつき君) 4番、水沼議員。 ◆4番(水沼孝夫君) これは、せっかくですので、この間総務のほうからこういう資料をいただいたんですけれども、これで見る限りにおいて、昨年の4月から10月までは通常の電気料金で、その後11月から2月まで減額協議をやった結果、減額が73%ぐらいで最終的には508万4,000円程度の省エネができたということでございますので、これは本当に大変すばらしい成果が出せたと思うんですね。これは、きのう中期でこのくらいの数字が出ていますから、多分通年で見れば約1,000万近い削減ができているんじゃないかなと思いますので、こういったことは積極的にもっとやっていただいて、また町有施設でありますけれども、海洋センターですとかそれから道の駅、それからロマンの湯等々まだあると思いますので、そういったところも積極的に導入して、経費削減ということをされたらいいんじゃないかなと思うんですが、その辺についていかがでしょうか。 ○議長(増渕さつき君) 古谷総務企画部長兼総務課長。 ◎総務企画部長兼総務課長併選挙管理委員会書記長(古谷一良君) お答えをいたします。 今そのデマンド装置が入っていない施設が何カ所かありますけれども、その入れていない理由というものも当然あるわけで、不特定多数の方が集まる施設であるとかそういうものについては、やはり制限がかかってまいりますので、それらも踏まえまして、導入については検討をさせていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(増渕さつき君) 6番、小林一男議員。 ◆6番(小林一男君) 説明書の19ページをお願いいたします。 農業担い手育成支援費の中で補助金、町単独ですね、農地利用権設定等促進奨励金ということで計上されていますが、これは見込みと大分ふえたというふうにお見受けしますが、28年度の事務事業マネジメントシートで50ヘクタールということになっているようですけれども、詳細をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(増渕さつき君) 山本農政課長。 ◎農政課長併農業委員会事務局長(山本篤君) お答えします。 当初予算では、47.9ヘクタールの見込みで718万5,000円の予算を確保しておりました。12月から2月にかけて、農地の流動化、借り手と貸し手の賃借が、大規模な2ヘクタール、3ヘクタールクラスのものがふえまして、現在110ヘクタールになっております。そこに、1反歩当たり1万5,000円の助成金という支援制度でございまして、現在57名の借り手の方に110ヘクタールの土地が動いたということでの補正額でございます。 ○議長(増渕さつき君) 6番、小林一男議員。 ◆6番(小林一男君) この助成は、貸し手のほうに支払われると承知しているんですが、現況では、どちらかといえば農地は頼むからつくっていただきたいというような貸し借りがふえていて、以前のようにぜひとも貸してくれというのは、もうごくまれな状況ではないかと思うんですね。そういう中で、こういう補助を続けていくということに対してどういうことなのかなと、町長のお考えをちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(増渕さつき君) 町長。 ◎町長(見目匡君) 申しわけないんですが、これについては、貸し手じゃなくて借り手の、担い手のほうなんですけれども。すみません。 ○議長(増渕さつき君) 5番、北條議員。 ◆5番(北條勲君) 15ページの元気づくり事業の中で、これは27年度、新規に三重県いなべ市へ行くということであったんですけれども、どんな理由でこれは新規のものを取り上げたんですか。 ○議長(増渕さつき君) 赤澤高齢者支援課長。 ◎高齢者支援課長(赤澤幸男君) お答えいたします。 これにつきましては、視察に行って状況を見てきたわけでございますけれども、この元気づくりシステムの導入に当たりましては、システムの品質保持のため町独自のアレンジができないため、非常に職員の負担になるということ、それから今、生きがいサロンなんかでも体力テストを実施しておりまして、それによりまして、自分の身体能力を標準の能力と比較することで自主的に体力維持に努めるような取り組みをことしも行っておりまして、今後もそういう取り組みを行っていきたいというふうに考えております。 それから、それに基づいて運動指導士の改善指導なんかも取り入れておりますので、そういったことも踏まえまして、元気づくりのほうは見送りさせていただいたものでございます。 以上です。 ○議長(増渕さつき君) 5番、北條議員。 ◆5番(北條勲君) 新規事業ですから、できれば慎重に予算要求してもらいたいと思っています。 次は、25ページのスクールバス運行事業1,500万の減額なんですけれども、これは去年、国交省の運賃制度の改正により当初379万4,000円取ってあるんですけれども、この大幅な減はどんな理由なんでしょうか。 ○議長(増渕さつき君) 渡辺こども育成課長。 ◎こども育成課長(渡辺信夫君) 入札の結果で、1時間当たりの金額と1キロメートル当たりの金額、これが出まして、その運行ではじいてきますとこういう額が余ってくるということで、減額をさせてもらっています。 ○議長(増渕さつき君) 5番、北條議員。 ◆5番(北條勲君) 前に戻りまして、22ページの都市計画関係の都市計画推進費の1億8,750万の増額補正なんですけれども、先ほど祖母井地区ということで、この金額はあと残り1カ月で消化できるんですか、ちょっと伺います。 ○議長(増渕さつき君) もう一度、はっきりとご質問の内容をお願いいたします。 菱沼建設産業部長兼都市計画課長。 ◎建設産業部長兼都市計画課長(菱沼正裕君) お答えをいたします。 町長の提案理由にもございますように、祖母井南部地区と中部地区の事業用地として、土地開発基金で取得をいたしました土地を買い戻すということなものですから、一般会計予算で計上したものを基金のほうへ戻し入れするということでございますので、成立後、速やかに基金のほうへ戻し入れするということなものですから、3月に当然実施可能でございます。 以上です。 ○議長(増渕さつき君) 5番、北條議員。 ◆5番(北條勲君) 26ページの生涯学習センターの管理運営費で、陶芸教室プレハブ教室を当初に載せてあったんですけれども、そっくりそのまま減額というのは、どういう理由ですか。 ○議長(増渕さつき君) 増渕生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(増渕哲夫君) 北條議員の質問にお答えします。 陶芸の創作活動室は2階にあるため、粘土や作品を上げおろしをするため、それが大変なため、陶芸釜の隣にプレハブ教室を設置する予定でしたが、陶芸のグループと設置の打ち合わせをしていく中で、1階学習室と2階の創作活動室を入れかえたほうが使い勝手がよいというような結論になりまして、プレハブ教室の設置を取りやめたものです。 ○議長(増渕さつき君) 5番、北條議員。 ◆5番(北條勲君) 町長にお願いがあるんですけれども、当初予算に組んだものをそっくり減額するというのは、もう少し予算の見積もりというか、新しい予算を組むときに慎重に検討していただきたいと思っています。 以上です。 ○議長(増渕さつき君) 北條議員に申し上げます。これは質疑ですので、意見を言う場ではないのでお願いいたします。 ほかに質疑はありますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(増渕さつき君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 まず、反対討論の発言を許します。 4番、水沼議員。 ◆4番(水沼孝夫君) これは、先ほどの反対討論にも通ずるところですけれども、この補正予算の中で先ほど町長の説明のほうからもありましたとおり、総額で523万増になるということですので、その部分について反対させていただきます。 2年連続での給与アップということでございますので、特に芳賀町の財政においては、義務的経費、固定経費を上げるということは結局投資的経費のほうの目減り、そういったものに通ずるものでありまして、特に先ほども農業の降雪の被害もありました。そういったところで、なかなか補助のほうも思うようにいかないということで、仮にこの500万というものがあればさらに7.5%の上積みもできると、そういった考え方もできると思います。そういった意味で、特に支給に関して、給与のアップ、これが4月にさかのぼって支給すると、そういった内容でありますので、この部分について、私は反対討論とさせていただきます。 ○議長(増渕さつき君) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(増渕さつき君) これで討論を終わります。 これから議案第23号 平成27年度芳賀町一般会計補正予算(第8号)の件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。     〔起立多数〕 ○議長(増渕さつき君) 起立多数です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第24号の上程、説明 ○議長(増渕さつき君) 日程第28、議案第24号 平成27年度芳賀町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第24号 平成27年度芳賀町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、提案理由を説明いたします。 今回の補正予算(第2号)は、総額に1億3,768万3,000円を追加し、予算総額を23億5,129万9,000円とするものです。 歳入から説明をいたします。説明書34ページをお開きください。 第12款繰入金2,924万9,000円は、保険者支援の拡大により保険基盤安定負担金が増となったものです。 第13款繰越金1億843万4,000円は、前年度からの繰越金です。 続いて、歳出について説明いたします。35ページをごらんください。 第2款保険給付費9,268万円は、一般被保険者医療給付費が前年比5.5%増で推移してきていることと、インフルエンザの流行等を考慮して7,960万円を増額いたしました。また、高額療養費の実績の伸びにより、一般被保険者の高額療養費の1,308万円を増額するものです。 第8款保健事業費300万円の減は、健康診査特定健康指導の実績により特定健康診査等事業費を減額するものです。 36ページをお開きください。 第9款基金積立金1,372万3,000円は、国民健康保険財政調整基金への積立金です。 第11款諸支出金3,428万円は、平成26年度の療養給付費等の負担金の額が確定したことにより、超過交付金を返還するものです。 以上が、平成27年度芳賀町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の内容です。 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第25号の上程、説明 ○議長(増渕さつき君) 日程第29、議案第25号 平成27年度芳賀町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第25号 平成27年度芳賀町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について、提案理由を説明いたします。 今回の補正予算(第1号)は、総額から289万5,000円を減額し、予算総額を1億7,410万5,000円とするものです。 歳入から説明いたします。説明書40ページをお開きください。 第4款繰入金は、497万1,000円の減で農業集落排水処理施設維持管理基金から繰入金を減額するものです。 第5款繰越金146万7,000円の増で、前年度繰越金です。 第6款諸収入は、60万9,000円の増で東京電力からの賠償金などです。 続いて、歳出について説明をいたします。41ページをごらんください。 第1款農業集落排水事業費は、316万4,000円の減で事業実績による減のほか、消費税納付金の確定により減額するものです。 第3款基金積立金26万9,000円の増で、農業集落排水処理施設維持管理基金への積立金です。 以上が、平成27年度芳賀町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の内容です。 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第26号の上程、説明 ○議長(増渕さつき君) 日程第30、議案第26号 平成27年度芳賀町介護保険特別会計補正予算(第2号)の件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第26号 平成27年度芳賀町介護保険特別会計補正予算(第2号)について、提案理由を説明いたします。 今回の補正予算(第2号)は、保険事業勘定の総額に2,737万2,000円を追加し、予算総額を13億494万7,000円とするものです。 歳入から説明をいたします。説明書46ページ、47ページをお開きください。 第1款保険料は、50万円の減で、収入が当初見込みを下回るためのものです。 第3款国庫支出金は、257万5,000円の増で、保険給付額の見込みに伴う介護給付費国庫負担金210万6,000円、調整交付金46万9,000円の増額によるものです。 第4款支払基金交付金は、914万円の減です。 第5款県支出金は、10万2,000円の減で、介護給付費の実績見込みに伴うものです。 第6款財産収入は、31万2,000円の増で、基金利子の増額によるものです。 第7款繰入金716万7,000円の増で、低所得者保険料軽減負担金7万6,000円、介護給付費準備基金繰入金709万1,000円の増額によるものです。 第8款繰越金2,706万円の増は、前年度からの繰越金です。 続いて、歳出について説明をいたします。48ページ、49ページをお開きください。 第2款保険給付費、施設介護サービス給付費が当初見込みを下回ったため減額と、居宅介護サービス計画給付費、介護予防サービス計画給付費、高額介護サービス費及び特定入所者介護サービス費が当初見込みを上回ったため、増額するものです。 第5款基金積立金2,737万2,000円の増で、前年度繰越金及び基金利子を基金に積み立てるものです。 以上が、平成27年度芳賀町介護保険特別会計補正予算(第2号)の内容です。 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第27号の上程、説明 ○議長(増渕さつき君) 日程第31、議案第27号 平成27年度芳賀町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)の件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第27号 平成27年度芳賀町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、提案理由を説明いたします。 今回の補正予算(第2号)は、総額に158万3,000円を追加し、予算総額を2億6,658万3,000円とするものです。 歳入から説明をいたします。説明書54ページをお開きください。 第1款分担金及び負担金1,256万1,000円の増で、受益者負担金です。 第3款国庫支出金は、750万円の減で、下水道事業費補助金の確定によるものです。 第5款繰入金は、1,088万8,000円の減で、公共下水道事業基金からの繰入金を減額するものです。 第7款諸収入は、741万円の増で、消費税還付金234万8,000円、東京電力からの賠償金506万2,000円です。 続いて、歳出について説明をいたします。55ページをお開きください。 第1款下水道事業費は158万3,000円の増で、汚水管布設工事に伴う水道管移設補償費です。 以上が、平成27年度芳賀町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)の内容です。 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって提案理由の説明を終わります。 ここで暫時休憩いたします。 午後1時再開いたします。 △休憩 午後零時00分 △再開 午後1時00分 ○議長(増渕さつき君) ただいまから会議を再開いたします。--------------------------------------- △議案第28号の上程、説明 ○議長(増渕さつき君) 日程第32、議案第28号 平成27年度芳賀町祖母井南部土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)の件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第28号 平成27年度芳賀町祖母井南部土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について提案理由を説明いたします。 今回の補正予算(第1号)は、総額から400万円を減額し、予算総額を9,400万円とするものです。 歳入から説明いたします。 説明書60ページをお開きください。 第3款繰入金は1,936万2,000円の減で、保留地処分金及び清算金収入の増収に伴い、一般会計からの繰入金を減額するものです。 第4款諸収入は776万円の増で、清算金納入が見込みを上回ることによるものです。 6款繰越金301万9,000円の増で、前年度の繰越金です。 第7款保留地処分収入458万3,000円の増で、保留地売却が見込みを上回ることによるものです。 続いて、歳出について説明をいたします。 61ページをごらんください。 第2款事業費は400万円の減で、実績により負担金を減額するものです。 以上が平成27年度芳賀町祖母井南部土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)の内容です。 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第29号の上程、説明 ○議長(増渕さつき君) 日程第33、議案第29号 平成27年度芳賀町宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)の件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第29号 平成27年度芳賀町宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)について提案理由を説明いたします。 今回の補正予算(第1号)は、総額に3,227万3,000円を追加し、予算総額を4,727万3,000円とするものです。 歳入から説明をいたします。 説明書66ページをお開きください。 第4款財産収入は3,227万3,000円の増で、分譲地販売が見込みを上回ることによるものです。 続いて、歳出について説明いたします。 67ページをごらんください。 第1款事業費239万5,000円の増で、未売却の分譲地について区割りを変更し、住宅用地として再分譲するための費用が主なものです。 第2款諸支出金2,987万8,000円の増で、一般会計の繰出金です。 以上が平成27年度芳賀町宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)の内容です。 よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第30号の上程、説明 ○議長(増渕さつき君) 日程第34、議案第30号 平成28年度芳賀町一般会計予算の件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第30号 平成28年度芳賀町一般会計予算について提案理由を説明いたします。 我が国の経済は、緩やかな回復基調にあるものの、いまだ個人消費の回復には地域間でのばらつきや生産活動が弱いところもあり、地方によっては経済環境に厳しさがあります。 国は、平成28年度の予算編成において「経済再生なくして財政健全化なし」として、経済・財政再生計画を着実に推進するとしております。また、地方創生や国土強靭化、女性の活躍など1億総活躍社会を実現するとともに、持続可能な社会保障制度の確立等を図るとしております。 地方公共団体においては、引き続き、国・地方を通じた厳しい財政状況を見通し、簡素で効率的な行財政システムを構築し、質の高い公共サービスを効率的・効果的に提供することが求められております。 栃木県においては、県の総合計画である「とちぎ元気発信プラン」や、多くの分野別計画が平成28年度からスタートし、さらに「とちぎ創生15戦略」を本格的に展開するとしております。 そのため、平成28年度当初予算においては、収支の均衡を保った予算を継続しながら、安定した仕事をつくるため、本県の強みを生かした産業の振興や結婚から子育てまでの切れ目のない支援、本県への新しい人の流れをつくる企業立地や定住の促進などの施策を盛り込んだとしております。 次に、平成28年度の芳賀町行政運営方針を申し上げます。 私の政治姿勢は、このまちを明るい未来につなげるということであります。 根気強くまちづくりを続けていく「熱い情熱」、耳当たりのいいことだけを言うことではなしに、バランスのとれた計画行政を行う「確かな責任」、目先のことだけでなく「将来の展望」を見きわめ、町政を運営してまいります。 平成28年度は、第6次芳賀町振興計画及び芳賀町まち・ひと・しごと創生総合戦略がスタートする重要な年度となります。 第6次芳賀町振興計画の内容につきましては、先ほど、議案第15号 第6次芳賀町振興計画の基本構想の策定についてで申し上げたとおりでありますので、ここでは平成28年度に取り組む事業をそれぞれの「つなげる」ごとに申し上げます。 1つ目の「便利をつなげる」ですが、LRTについては、国の認可を経て、事業に着手をいたします。高齢者などの外出機会をふやし、健康で明るい生活を送っていただくため、ひばりタクシー利用料金の負担を軽減いたします。 2つ目が、「教育をつなげる」です。 里山わんぱくランドを設置し、子どもたちが里山で自由に遊べるような事業を進めてまいります。子どもたちの国際理解を進めるため、教育課程特例校の指定を受け、小学校の英語教育の充実を図ります。子育て環境の充実を図るため、祖母井保育園や学童保育の環境を整備するとともに、認定こども園整備のための補助を行います。 3つ目が、「話題をつなげる」です。 芳賀町の美田でとれた良質の「はが米」の食味検査を平成27年度に引き続き実施するとともに、イベント企画や商品用箱の作成などを行い、梨の輸出を継続して支援をいたします。北部第2地区再圃場整備事業の調査計画に着手をいたします。「道の駅はが」の環境整備を行うとともに、芳賀工業団地管理センターの利用環境の改善を図ります。 4つ目が、「笑顔をつなげる」です。 社会福祉協議会にボランティアセンターを設立し、高齢者などの安心した暮らしを支援してまいります。芳賀郡4町で芳賀郡障害児者相談支援センターを設立し、障害者の相談を支援いたします。平成30年度までの3カ年で芳賀日赤の建設費の補助を行います。 5つ目が、「地域をつなげる」です。 地域活動のより一層の活性化を図るため、自治会活動補助金を拡充いたします。広報紙や芳賀チャンネルなどによる情報提供の充実を図ります。地域と協力しながら、自然災害への対応や交通安全・防犯対策を図ります。 振興計画と同時に、平成28年度からスタートする芳賀町まち・ひと・しごと創生総合戦略についても、これらの「つなげる」の中に各種事業を盛り込み、交通アクセスの改善や住宅の確保、結婚から出産までの切れ目のない支援などに取り組んでまいります。 最後になりますが、聖徳太子の教えであります「和を以て貴しと為す」の精神を忘れずに、多くの皆様の「和」を大切にして、誠心誠意、町政を運営してまいります。 続きまして、平成28年度予算編成方針について申し上げます。 本町の財政状況は、平成27年度単年度の財政力指数が1.072で、昨年度に引き続き、普通交付税の不交付団体となりました。また、平成26年度決算では、財政の弾力性を示す経常収支比率が80.6と近年では低い値となりました。 平成28年度の歳入全体に占める自主財源比率は、町債などの依存財源が増加したことから、66.6%と低下いたしました。 町税は、工業団地立地企業の積極的な設備投資などにより、固定資産税の増収が見込まれるものの、税率改正により、法人町民税の伸びを見込めない状況にあります。 普通交付税は、来年度も不交付団体になる見込みですが、特別交付税が減額されることや国県補助金の中で減額されるものがあることから、臨時財政対策債が発行できないなどから、財源の確保が難しい状況にあります。 歳出見通しでありますが、LRT整備事業や芳賀高校跡地の宅地造成事業、工業団地拡張事業を初めとした中長期の大型事業が予定されております。町有施設の経年劣化による修繕費や国民健康保険・介護保険などの社会保障関連経費が増大することから、財政硬直化の進行が懸念されます。 今後も厳しい財政状態が続くと見込まれる中、「持続的発展の続くまち」を実現するため、限られた財源の中、戦略性と合理性を兼ね備えた予算を編成いたしました。 第6次芳賀町振興計画及び芳賀町まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げる各種事業に積極的に取り組むとともに、将来にわたる健全財政を堅持しながら、行政サービスの向上を推進するため、一般会計77億700万円の予算を編成し、平成28年度の行政運営を進めてまいります。 平成28年度の予算の概要については、企画課長に説明をさせます。 ○議長(増渕さつき君) 大関企画課長。     〔企画課長 大関一雄君 登壇〕 ◎企画課長(大関一雄君) 平成28年度芳賀町一般会計予算の概要について申し上げます。 芳賀町予算に関する説明書をご用意ください。ページを指し示して説明いたします。 説明書2ページ、3ページをお開きください。 歳入歳出予算の総額は77億700万円で、前年度に対して7,000万円、率にして0.9%の減となります。 歳入・歳出ともに、計上額や増減額の大きいもの、新規事業などについてご説明いたします。 まず、歳入から申し上げます。 第1款町税は、歳入全体の57.6%を占める44億4,171万4,000円で、前年度に対して6,636万2,000円の増となります。 4ページをお開きください。 町税のうち、第1項町民税の1目個人は、所得の増加を見込み、前年度より3,821万8,000円多い6億8,746万9,000円を、2目法人は、税率改正の影響により、9,495万6,000円少ない4億9,601万円を見込みました。 第2項1目固定資産税は、企業の設備投資の増加により、前年度より1億211万4,000円多い28億9,870万3,000円を見込みました。 6ページ、7ページをお開きください。 第6款地方消費税交付金は、消費税率引き上げの影響額により、2,450万円増の5億3,000万円を見込みました。なお、社会保障財源としての交付金1億4,000万円が含まれています。 第10款地方交付税の普通交付税は、前年度に引き続き、不交付になる見込みです。特別交付税は2,000万円を計上しました。 8ページをお開きください。 第12款第1項負担金には、保育所児童保護者負担金3,386万8,000円、学童保育保護者負担金780万円などを見込みました。 10ページ、11ページをお開きください。 第14款第1項1目民生費国庫負担金4億3,148万4,000円には、制度改正に伴い、保育所運営費負担金から変更になった子どものための教育・保育給付費負担金1億2,717万3,000円、児童手当費負担金1億7,288万4,000円、障害者自立支援給付費負担金1億776万円などを見込みました。 第2項国庫補助金には、認定こども園の整備に伴う保育所等整備交付金7,682万1,000円、認定こども園施設整備費交付金6,778万3,000円、LRT整備事業などに係る社会資本整備総合交付金5,152万7,000円、地籍調査費補助金5,739万5,000円などを見込みました。 12ページ、13ページをお開きください。 第15款第1項1目民生費県負担金には、こどものための教育・保育給付費負担金6,358万6,000円、保険基盤安定負担金8,581万2,000円を見込みました。 第2項県補助金には、多面的機能支払交付金1億9,946万7,000円、畜産競争力強化対策整備事業費補助金4,000万円などを見込みました。 16ページをお開きください。 第18款第1項基金繰入金には、財政調整基金繰入金を前年度より3億5,000万円少ない3億円を見込みました。 19ページをお開きください。 21款第1項町債の1目総務債には、庁舎空調改修関係で1億3,950万円、2目土木債には、道路関係1億2,050万円、LRT関係1億50万円、公園整備関係2,250万円を見込みました。 続いて、歳出について申し上げます。 まず、人件費ですが、111ページの給与費明細書をお開きください。 特別職では、町長、副町長、議員の期末手当が0.05月分増額になります。また、議員の共済費は負担率の変更により、前年度より956万4,000円の減となります。 一般職では、人事院勧告に伴い、職員の給料月額が平均0.4%引き上げになりますが、職員の新陳代謝等により、給料は136万円の減となります。職員手当は、人事院勧告に伴い、勤勉手当が437万円の増となります。時間外勤務手当は、参議院議員通常選挙、栃木県知事選挙事務及び前年度実績を考慮して、1,656万2,000円の増となります。 一般職人件費全体で、11億5,637万4,000円、前年度より331万7,000円の増となります。 続きまして、事業ごとにご説明いたします。 20ページ、21ページにお戻りください。 第1款議会費です。議会運営費には、議場音響設備改修のための工事費2,403万6,000円を計上しました。 第2款総務費です。 25ページをお開きください。 第1項5目の財産管理費には、公共施設の長寿命化などの計画を立てるための公共施設等総合管理計画策定業務825万2,000円を計上しました。 26ページをお開きください。 庁舎維持管理費には、庁舎空調を改修するための工事費1億8,642万3,000円を計上しました。 28ページをお開きください。 6目企画費の自治振興費には、地域活動支援を拡充するため、町単独わがまち協働推進事業補助金340万円を計上しました。 30ページ、31ページをお開きください。 7目情報費の業務系ネットワーク運営費には、公会計制度に対応するための新たな財務会計システム導入費用918万円を、光の道ネットワーク管理運営費には、八ツ木の丘に光ケーブルを増設するための工事費1,151万7,000円を計上しました。 36ページ、37ページをお開きください。 第4項選挙費には、栃木県知事選挙費900万円、参議院議員通常選挙費1,000万円を計上しました。 続いて、第3款民生費です。 40ページ、41ページをお開きください。 第1項1目社会福祉総務費の社会福祉協議会運営支援費3,544万円、国民健康保険特別会計繰出金1億3,852万6,000円、後期高齢者医療広域連合負担金1億6,252万7,000円、後期高齢者医療特別会計繰出金4,403万1,000円、臨時福祉給付金1,506万2,000円を計上しました。 42ページ、43ページをお開きください。 2目老人福祉費には、介護保険特別会計繰出金1億8,559万1,000円を計上しました。 44ページをお開きください。 3目障害者福祉費の障害者自立支援費には、扶助費2億3,844万4,000円を、地域生活支援費には芳賀郡4町で実施する芳賀郡障害児者相談支援事業に対する負担金500万円を計上しました。 46ページをお開きください。 第2項2目児童措置費には、児童手当給付費として2億5,016万3,000円、3目母子福祉費には、こども医療助成費6,594万4,000円を計上しました。 48ページ、49ページをお開きください。 4目保育所費の祖母井保育園管理費には、防犯監視カメラリース料や携帯メール連絡網システム使用料を計上しました。祖母井保育園運営費には、食物アレルギーに対応するため、新たに栄養士を配置する費用181万2,000円を計上しました。子ども・子育て支援事業費5億8,167万7,000円には、教育保育施設運営費負担金3億2,473万1,000円、認定こども園整備のための補助2億2,970万6,000円を計上しました。 50ページ、51ページをお開きください。 5目児童費の放課後子ども健全育成費には、学童保育運営の充実を図るため、委託料3,445万円と環境整備工事費254万2,000円を計上しました。 続いて、第4款衛生費です。 第1項1目の保健衛生総務費には、芳賀赤十字病院建設費補助3,641万3,000円を計上しました。1市4町で16億円を財政支援するもので、平成30年度までの3カ年で芳賀町分1億1,652万円を補助します。 52ページ、53ページをごらんください。 2目予防費の健康づくり推進費には、前年度に引き続きウェルネス運動教室を開催するための委託料1,220万8,000円を計上しました。生活習慣病検診費には、効果の少ないがんクーポンでの検診からはがきでの受診勧奨に変更するための費用を計上しました。 56ページ、57ページをお開きください。 4目環の町芳賀推進費の生ごみ処理費には、コンポスト容器等購入補助を新たに行うための費用を計上しました。自然エネルギー活用支援費には、太陽光発電システム設置者への補助30基分を計上しました。 58ページ、59ページをお開きください。 6目清掃費のごみ処理費9,924万7,000円には、芳賀郡中部環境衛生事務組合ごみ処理場解体工事費負担金5,233万1,000円を計上しました。 続いて、第6款農林水産業費です。 62ページ、63ページをお開きください。 第1項3目農業振興費の地域農産物ブランド化推進費には、農産物輸出支援業務や米食味検査業務などの委託料350万4,000円を計上しました。農業担い手育成支援費には、施設園芸ハウス設置のための補助金500万円や農業担い手育成支援のための補助金300万円、青年就農に対する給付費1,125万円を計上しました。 64ページ、65ページをお開きください。 4目畜産費には、畜舎増設に対する畜産競争力強化対策整備補助金4,000万円を計上しました。 5目農地費の多面的機能支払交付金には、共同活動に1億3,286万6,000円、長寿命化活動に1億3,309万1,000円を計上しました。農業農村整備費には、給部地内の農道整備などの工事費1,520万円、北部第2地区再圃場整備事業の調査計画費負担金600万円を計上しました。 66ページをお開きください。 第2項1目の里山林づくり整備費には、新たに上延生地区、東水沼地区を加えた5地区の業務委託料760万円を計上しました。 続いて、第7款商工費です。 68ページをお開きください。 第1項2目商工振興費の工業振興費には、芳賀町企業立地促進事業費補助金4,500万円を計上しました。芳賀工業団地管理センター運営費には、浄化槽修繕やLED照明更新のための工事費800万3,000円を計上しました。商工会活動支援費には、商工振興商品券事業費の補助525万円を計上しました。 3目観光費の観光振興費には、ツール・ド・とちぎを開催するための補助金80万円を計上しました。 70ページをお開きください。 4目道の駅はが管理運営費の温泉センター管理運営費には、源泉ガスセパレータ改修などの工事費2,619万4,000円を計上しました。ふるさと交流体験センター管理運営費には、防犯監視カメラ設置などの工事費163万7,000円を計上しました。 続いて、第8款土木費です。 72ページ、73ページをお開きください。 第1項1目土木管理費の地籍調査費には、委託料1億1,812万円を計上し、前年度に引き続き下高根沢、東水沼地内と新たに西水沼地内の測量業務を実施します。 第2項2目道路維持費の道路維持整備費には、単独事業としてのサイクリングロードや町道の舗装修繕、補助事業として与能八ツ木線舗装修繕工事費を計上しました。 74ページ、75ページをお開きください。 3目道路新設改良費の歩道・通学路整備費には、久津方・河井線通学路整備のための工費費1,960万円を計上しました。町道新設改良費には、三日市・宮田線などの測量・調査等委託料4,300万円、大塚・鷺の谷線などの道路改良舗装工事費1億30万円を計上しました。 4目橋梁維持費には、前年度に引き続き橋梁等の施設点検業務を委託するための費用1,836万円と橋梁塗装・修繕工事費850万円を計上しました。 第3項1目都市計画費です。 76ページ、77ページをお開きください。 祖母井中部整備費には、祖母井神社南地区の計画概要作成、体育館周辺地区の地区界測量などの委託料1,117万8,000円、内町南線道路築造工事1,641万6,000円、移転補償費1,880万円を計上しました。公園管理費には、かしの森公園駐車場整備のための工事費2,600万円を計上しました。 2目土地区画整理費には、祖母井南部土地区画整理事業特別会計への繰出金5,042万円を、3目公共下水道費には、公共下水道事業特別会計繰出金8,688万円を計上しました。 4目に公共交通推進費を新設しました。 ひばりタクシー運行費には、運行業務委託料として前年度より150万円多い2,100万円を計上しました。中学生以上、1回300円の利用料を200円に、小学生以下は150円を100円に改正し、利用促進を図るものです。LRT整備費には、LRTの軌道・運営施設などの実施設計や土質調査、用地測量1億4,108万8,000円を計上し、事業着手を目指します。 78ページをお開きください。 第4項1目住宅管理費の定住促進費には、前年度に引き続き住宅購入補助1,816万円を計上しました。 続いて、第9款消防費です。 81ページをお開きください。 第1項2目の消防施設管理費には、消防団詰所の改修工事679万1,000円を計上しました。 82ページをお開きください。 4目災害対策費には、防災マニュアルの作成費や防災士資格取得負担金を計上しました。 続いて、第10款教育費です。 85ページをお開きください。 第1項3目教育振興費の英語力向上推進費には、文部科学省教育課程特例校の指定を受け、小学校の英語教育を充実するため、ALT1名を増員する費用を計上しました。 87ページをお開きください。 特別支援教育推進費には、発達が心配される子どもを支援するため、臨床心理士の支援を拡充する費用を計上しました。 88ページをお開きください。 小学校管理費には、防犯監視カメラで警備するための費用77万8,000円を計上しました。 94ページをお開きください。 第3項1目学校管理費の中学校整備費には、外構を整備するための設計費73万5,000円を計上しました。 98ページ、99ページをお開きください。 第4項2目生涯学習センター費の生涯学習講座開催費には、里山わんぱくランドで教室を開催するための費用を計上しました。 100ページ、101ページをお開きください。 3目文化振興費の文化財保護費には、文化財説明板を修繕するための費用41万1,000円を計上しました。 102ページ、103ページをお開きください。 4目の町民会館管理費には、排煙装置の改修やトイレ手すり設置のための工事費497万9,000円を計上しました。町民会館運営費には、コンサートやキャラクターショーなどの運営委託費1,352万円を計上しました。 5目の総合情報館管理費には、空調設備を更新するための工事費454万7,000円を計上しました。 104ページをお開きください。 総合情報館図書館運営費には、閉架書庫設置のための工事費173万5,000円を計上しました。 106ページ、107ページをお開きください。 第5項1目保健体育総務費の生涯スポーツ振興費には、町民スポーツ・レクリエーション大会や梨の里マラソン大会の経費、はが路ふれあいマラソン大会の負担金を計上しました。 108ページ、109ページをお開きください。 2目体育施設費の体育施設管理費には、町第二体育館防鳥ネット取り付けなどの工事費471万円を計上しました。 3目の海洋センター管理運営費には、屋外シート防水改修工事費611万3,000円を計上しました。 第12款公債費には、元金と利子の償還を合わせて4億4,934万8,000円を計上しました。28年度末残高は27億6,238万7,000円となる見込みです。 議案書の103ページをお開きください。 第2表債務負担行為は、農業関係資金と中小企業振興資金の利子補給に係るもの、定住促進補助関係、芳賀赤十字病院建設事業費負担金を設定しました。 次の104ページをお願いします。 第3表地方債は、歳入の町債で説明したとおりです。 その他につきましては、予算付属書及び予算付属資料をごらんください。 以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第31号の上程、説明 ○議長(増渕さつき君) 日程第35、議案第31号 平成28年度芳賀町国民健康保険特別会計予算の件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第31号 平成28年度芳賀町国民健康保険特別会計予算について提案理由を説明いたします。 国民健康保険は、国民皆保険制度の最後のとりでであり、唯一の地域医療保険として、医療受診機会の確保と健康の保持・増進に大きく寄与し、重要な役割を担っております。 しかしながら、市町村が保険者として運営している国民健康保険は、加入者の高齢化、医療技術の高度化等により医療費は増嵩し、加えて他の医療保険に属さない人全てを被保険者としているため、低所得者・無職者等、保険税の負担能力の低い加入者が増加しており、構造的要因による非常に厳しい財政運営を強いられております。 こうした状況の中、国民皆保険を維持可能にするために、国保制度改正により平成30年度から都道府県が財政運営の責任主体となります。市町村は引き続き、資格管理や給付、保険税の賦課徴収といった住民に身近な業務を担っていきます。 国民健康保険税については、都道府県から標準的な保険料率を示されているため、平成28年度においても、平成30年度の税率改正を見据えた検討を行うとともに、なお一層、保険税収納対策に力を注いでまいります。 また、生活習慣病に着目した特定健診・特定保健指導の積極的実施や新たにジェネリック医薬品差額通知を実施するなどにより、医療費抑制に取り組んでまいります。 平成28年度の予算概要につきましては、住民課長に説明させます。 ○議長(増渕さつき君) 増淵住民課長。     〔住民課長 増淵方昭君 登壇〕
    ◎住民課長(増淵方昭君) 平成28年度芳賀町国民健康保険特別会計予算の概要について申し上げます。 説明書120ページ、121ページをお開きください。 歳入歳出予算の総額は22億5,600万円で、前年と比較して7,000万円、率にして3.2%の増となりました。 歳入から申し上げます。 122ページ、123ページをお開きください。 第1款国民健康保険税4億8,180万4,000円は、前年と比較して7.1%の減となりました。これは被保険者の減少と保険料軽減対象者の拡大によるものです。 第4款国庫支出金4億5,983万5,000円は、前年度と比較して5.2%の増となりました。これは主に療養給付費等負担金の増によるものです。 124ページ、125ページをお開きください。 第5款療養給付費交付金5,700万1,000円は、前年度と比較して9.5%の減となりました。これは退職者医療制度の該当者の減少が見込まれるためです。 第6款前期高齢者交付金4億2,400万円は、前年度と比較して5%の増となりました。これは前期高齢者において医療費の伸びが見込まれるためです。 第9款共同事業費交付金5億2,230万円は、前年度と比較して5,040万円、率にして10.7%の増となります。これは対象医療費の拡大と診療報酬の伸びによるものです。 126ページをお開きください。 第12款繰入金1億3,852万7,000円は、一般会計からの繰入金です。保険基盤安定負担金の増により、前年度と比較して5.8%の増となりました。 続いて、歳出について申し上げます。 129ページをお開きください。 第1款総務費1,169万2,000円は、国保連合会における共同事業電算処理やレセプト点検派遣委託料などを主な経費として計上しております。 130ページ、131ページをお開きください。 第2款保険給付費12億9,774万2,000円は、一般及び退職被保険者の療養給付費等です。一般被保険者の療養給付費と高額療養費の増加により、前年度と比較して3.4%の増となりました。 134ページ、135ページをお開きください。 第3款後期高齢者支援金等2億5,729万8,000円は、後期高齢者医療制度への支援金です。 136ページ、137ページをお開きください。 第6款介護納付金1億1,605万円は、介護第2号被保険者(40歳から64歳)の方が加入している国民健康保険から介護保険料を納めるための費用であります。 第7款共同事業拠出金5億2,244万9,000円は、高額医療費等を県内共同で給付するための拠出金です。国保連合会の試算により計上しました。対象医療費拡大と診療報酬の伸びにより、前年度と比較して10.7%の増となります。 第8款保健事業費2,796万8,000円は、特定検診や人間ドックの補助を行うための費用です。また、医療費通知やジェネリック医薬品差額通知などにより、医療費適正化対策を図る費用も含まれております。 以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第32号の上程、説明 ○議長(増渕さつき君) 日程第36、議案第32号 平成28年度芳賀町農業集落排水事業特別会計予算の件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第32号 平成28年度芳賀町農業集落排水事業特別会計予算について提案理由を説明いたします。 農業集落排水事業は、地域の水質保全と生活環境の改善を図るため、昭和60年度に事業に着手した稲毛田地区ほか7地区で事業推進を図ってまいりました。既に全地区とも供用開始をしており、現在の汚水処理戸数は8地区合わせて1,038戸、処理人口は3,649人となっております。今年度も引き続き処理施設の適正な維持管理に努めてまいります。 平成28年度の予算の概要につきましては、建設産業部長兼都市計画課長に説明をさせます。 ○議長(増渕さつき君) 菱沼建設産業部長兼都市計画課長。     〔建設産業部長兼都市計画課長 菱沼正裕君 登壇〕 ◎建設産業部長兼都市計画課長(菱沼正裕君) 平成28年度芳賀町農業集落排水事業特別会計予算の概要について申し上げます。 説明書144ページ、145ページをお開きください。 歳入歳出予算の総額は1億8,630万円で、前年度と比較して930万円、率にして5.3%の増となりました。 歳入から申し上げます。 146ページ、147ページをごらんください。 第2款使用料及び手数料4,517万1,000円は、8地区からの施設使用料で、前年度と比較して73万4,000円の減となりました。 第4款繰入金1億3,459万8,000円は、一般会計から1億1,964万9,000円、農業集落排水処理施設維持管理基金から1,494万9,000円の繰り入れを計上しました。 続いて、歳出について申し上げます。 148ページ、149ページをお開きください。 第1款農業集落排水事業費6,819万4,000円は、使用料賦課徴収委託料や消費税納付金など総務管理費に592万8,000円、処理場の運転経費や修繕料、保守管理料など施設管理費に6,226万6,000円を計上しました。 稲毛田地区の汚水ます修繕工事や城興寺地区の処理場ポンプ交換工事などにより、前年度と比べて930万円の増となりました。 第2款公債費は、償還元金と利子を合わせて1億1,740万6,000円を計上しました。 以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第33号の上程、説明 ○議長(増渕さつき君) 日程第37、議案第33号 平成28年度芳賀工業団地排水処理センター特別会計予算の件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第33号 平成28年度芳賀工業団地排水処理センター特別会計予算について提案理由を説明いたします。 この排水処理センターは、芳賀工業団地及び芳賀・高根沢工業団地に立地している103事業所から流入する二次処理排水を最終浄化する施設です。この排水処理センター内で三次処理することにより、放流可能なきれいな水にして河川の水質汚濁を防止するものです。 歳入総額のうち、各事業所からの施設使用料が54.4%、運営基金繰入金が42%を占めています。 平成28年度の予算の概要については、商工観光課長に説明をさせます。 ○議長(増渕さつき君) 手塚商工観光課長。     〔商工観光課長 手塚孝幸君 登壇〕 ◎商工観光課長(手塚孝幸君) 平成28年度芳賀工業団地排水処理センター特別会計予算の概要について申し上げます。 説明書154ページ、155ページをお開きください。 歳入歳出予算の総額は8,660万円で、前年度と比較して6,540万円、率にして43%の減となりました。 歳入から申し上げます。 156ページをお開きください。 第2款使用料及び手数料は、排水処理量を一月当たり5万7,000立方メートルと見込み、4,712万7,000円を計上しました。 第3款財産収入は、運営基金の運用利子として40万円を見込みました。 第4款繰入金は、運営基金からの繰入金として3,635万円を計上しました。 続いて、歳出について申し上げます。 158ページをお開きください。 第1款共同排水事業では、処理場管理費として需用費で排水処理薬品などの消耗品費、光熱水費、修繕料などの費用1,663万2,000円を計上しました。 委託料は、施設保守管理業務ほか各種業務委託の費用2,677万3,000円を計上しました。 工事請負費については、主要電気設備、各種ポンプ設備、各種汚泥処理装置、配管設備及び機械器具等の経年劣化に対応した修繕や交換工事費用として4,200万円を計上しました。 積立金は、基金の運用利子などの50万円を計上しております。 以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第34号の上程、説明 ○議長(増渕さつき君) 日程第38、議案第34号 平成28年度芳賀町介護保険特別会計予算の件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第34号 平成28年度芳賀町介護保険特別会計予算について提案理由を説明いたします。 この特別会計は、高齢化に伴い増加している介護保険認定者の介護サービスに係る給付事業や、要支援・要介護状態とならないよう介護予防事業を実施するものです。 介護保険制度は、要介護者を社会全体で支える仕組みとして計画に沿って3年を1期として運営されております。 平成28年度予算は、第6期介護保険事業計画に基づくもので、本計画の2年目の年度となります。 平成28年度の予算概要については、高齢者支援課長に説明をさせます。 ○議長(増渕さつき君) 赤澤高齢者支援課長。     〔高齢者支援課長 赤澤幸男君 登壇〕 ◎高齢者支援課長(赤澤幸男君) 初めに、平成28年度芳賀町介護保険特別会計予算(保険事業勘定)の概要について申し上げます。 説明書160ページ、161ページをお開きください。 歳入歳出予算の総額は13億2,770万円で、前年度と比較して6,970万円、率にして5.5%の増となりました。 歳入から申し上げます。 162ページ、163ページをお開きください。 第1款保険料2億5,100万1,000円は、第1号被保険者分で、平成27年度の実績見込みから計上いたしました。 第3款国庫支出金ですが、第1項国庫負担金は、介護給付費負担金の2億3,349万5,000円、2項国庫補助金は、調整交付金及び地域支援事業交付金の8,043万9,000円を見込みました。 第4款支払基金交付金3億6,282万3,000円は、第2号被保険者の保険料を見込みました。 第5款県支出金ですが、第1項県負担金は、介護給付費負担金の1億8,288万7,000円、第2項県補助金は、地域支援事業交付金498万6,000円を見込んでいます。 164ページ、165ページをお開きください。 第7款第1項一般会計繰入金は、標準給付費、保険料軽減負担金に対する町負担分及び事務費繰入金などに1億8,223万2,000円、第2項基金繰入金は、介護給付費準備基金から2,982万4,000円を見込みました。 続いて、歳出について申し上げます。 167ページから172ページをごらんください。 第1款総務費は、事務的な経費で、第3項に介護認定調査会費、認定調査などといたしまして、1,489万2,000円を計上いたしました。 第2款保険給付費は、在宅介護サービス等給付費、地域密着型介護サービス給付費、施設介護サービス給付費などのサービス全項目で総額12億8,118万円を計上いたしました。 173ページをお開きください。 第3款地域支援事業費は、第1項介護予防事業費に1,482万4,000円。 175ページをお開きください。 第2項包括的支援事業・任意事業費に1,622万6,000円を計上いたしました。 以上が保険事業勘定の予算の概要です。 次に、介護サービス事業勘定の予算の概要について申し上げます。 説明書180ページ、181ページをお開きください。 歳入歳出予算の総額は1,110万円で、前年度と比較して110万円、率にして11%の増となりました。 歳入から申し上げます。 182ページをお開きください。 第1款サービス収入676万8,000円は、介護予防支援事業である在宅支援サービス計画費収入です。 続いて、歳出について申し上げます。 183ページをお開きください。 第2款事業費は、介護予防支援事業費として、地域包括支援センターの職員の委託料、要支援ケアプラン委託等のために1,070万9,000円を計上いたしました。 以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって提案理由の説明を終わります。 ここで暫時休憩とし、午後2時15分再開いたします。 △休憩 午後2時01分 △再開 午後2時15分 ○議長(増渕さつき君) ただいまから会議を再開いたします。--------------------------------------- △議案第35号の上程、説明 ○議長(増渕さつき君) 日程第39、議案第35号 平成28年度芳賀町公共下水道事業特別会計予算の件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第35号 平成28年度芳賀町公共下水道事業特別会計予算について提案理由を説明いたします。 公共下水道事業は、地域の水質保全と生活環境の改善を図るため、平成12年度の事業着手以来、計画的な整備と普及率向上に努め、その結果、平成27年度末における整備面積は109.8ヘクタールで、認可面積に対する進捗率は59.6%になる見込みです。 今年度の主な建設事業は、下原地区や祖母井中部地区の汚水管布設工事を実施する予定です。 なお、引き続き、下水道使用料の増収を図るため水洗化の普及宣伝に努めるとともに、受益者負担金などの収入を確保し、健全な経営を図ってまいります。 平成28年度の予算概要につきましては、建設産業部長兼都市計画課長に説明をさせます。 ○議長(増渕さつき君) 菱沼建設産業部長兼都市計画課長。     〔建設産業部長兼都市計画課長 菱沼正裕君 登壇〕 ◎建設産業部長兼都市計画課長(菱沼正裕君) 平成28年度芳賀町公共下水道事業特別会計予算の概要について申し上げます。 説明書186ページ、187ページをお開きください。 歳入歳出予算の総額は2億9,830万円で、前年度と比較して4,430万円、率にして17.4%の増となりました。 歳入から申し上げます。 188ページ、189ページをごらんください。 第1款分担金及び負担金2,100万1,000円は、平成28年3月までに供用した区域の受益者からの負担金を計上しました。 第2款使用料及び手数料2,910万1,000円は、供用区域内の約600戸からの下水道使用料が主なものです。 第3款国庫支出金ですが、前年度の実績を踏まえ、1,250万円減の4,000万円を見込みました。 第4款繰入金8,688万1,000円は、地方債元利償還金に対する一般会計からの繰り入れが主なものです。 第8款町債1億2,000万円は、前年度と比較して6,000万円の増となりました。町単独事業分の汚水管布設工事費が増加したためです。 続いて、歳出について申し上げます。 191ページから193ページをごらんください。 第1款下水道事業費2億1,226万円は、使用料賦課徴収委託や下水道台帳更新業務など総務管理費に439万9,000円、実施設計業務や汚水管布設工事など建設事業費に1億7,292万7,000円、処理場の運転経費や修繕料、保守管理料など施設管理費に3,493万4,000円を計上しました。 建設事業費は、前年度と比べ汚水管布設工事の延長が約350メートル増となったため、4,529万1,000円の増となりました。 第2款公債費ですが、償還元金と利子を合わせて8,554万円を計上しました。 以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第36号の上程、説明 ○議長(増渕さつき君) 日程第40、議案第36号 平成28年度芳賀町祖母井南部土地区画整理事業特別会計予算の件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第36号 平成28年度芳賀町祖母井南部土地区画整理事業特別会計予算について提案理由を説明いたします。 快適な居住環境の創出を目的に、平成13年度の事業着手以来、順調に推移している祖母井南部土地区画整理事業は、平成27年2月に換地処分を行い、現在清算業務を進めております。 また、自主財源の確保を図るため、継続販売している保留地については、町広報紙やホームページの広告掲載、栃木県宅地建物取引協会による仲介業務などにより販売促進に努めてまいります。 予算の概要につきましては、建設産業部長兼都市計画課長に説明をさせます。 ○議長(増渕さつき君) 菱沼建設産業部長兼都市計画課長。     〔建設産業部長兼都市計画課長 菱沼正裕君 登壇〕 ◎建設産業部長兼都市計画課長(菱沼正裕君) 平成28年度芳賀町祖母井南部土地区画整理事業特別会計予算の概要について申し上げます。 説明書198ページ、199ページをお開きください。 歳入歳出予算の総額は6,300万円で、前年度と比較して3,500万円、率にして35.7%の減となりました。 歳入から申し上げます。 200ページ、201ページをごらんください。 第3款繰入金5,042万円は、一般会計からの繰入金で、事業費が減少することから、前年度と比較して2,160万3,000円の減となりました。 第7款保留地処分収入1,100万円は、一般保留地1区画の販売収入を見込みました。 続いて、歳出について申し上げます。 202ページ、203ページをお開きください。 第1款総務費3万9,000円は、一般管理事務経費です。 第2款事業費229万9,000円は、保留地販売促進のための仲介業務報酬や下水道受益者負担金が主な経費で、前年度と比較して3,394万4,000円の減となりました。 第3款公債費には、償還元金と利子を合わせて6,036万2,000円を計上しました。 以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第37号の上程、説明 ○議長(増渕さつき君) 日程第41、議案第37号 平成28年度芳賀町宅地造成事業特別会計予算の件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第37号 平成28年度芳賀町宅地造成事業特別会計予算について提案理由を説明いたします。 宅地造成事業は、良好な住宅地の供給を目的に、平成13年度から祖母井南部地区内で宅地分譲を進めてきたところであり、77区画のうち76区画が分譲完了いたしました。 今年度は、未分譲地について、区画の変更や効果的な広告などにより販売促進に努めるとともに、住宅地整備の検討を進めてまいりました。祖母井・赤坂地区の芳賀高校跡地について、法的手続が完了し造成工事に着手することから、本会計に予算を計上し、事業推進を図ってまいります。 平成28年度の予算の概要については、建設産業部長兼都市計画課長に説明をさせます。 ○議長(増渕さつき君) 菱沼建設産業部長兼都市計画課長。     〔建設産業部長兼都市計画課長 菱沼正裕君 登壇〕 ◎建設産業部長兼都市計画課長(菱沼正裕君) 平成28年度芳賀町宅地造成事業特別会計予算の概要について申し上げます。 説明書206ページ、207ページをお開きください。 歳入歳出予算の予算総額は7,270万円で、前年度と比較して5,770万円、率にして384.7%の増となりました。 歳入から申し上げます。 208ページ、209ページをごらんください。 第1款繰入金128万9,000円は、一般会計からの繰入金です。 第5款町債7,140万円は、芳賀高校跡地の造成工事に対する地域開発事業債として見込みました。 続いて、歳出について申し上げます。 210ページをごらんください。 第1款事業費7,270万円は、一般事務経費や分譲地の管理費用に加え、芳賀高校跡地の調整池造成工事や埋蔵文化財試掘調査業務などの費用を計上したことから、前年度と比較して386%の増となりました。 以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △議案第38号の上程、説明 ○議長(増渕さつき君) 日程第42、議案第38号 平成28年度芳賀町後期高齢者医療特別会計予算の件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 議案第38号 平成28年度芳賀町後期高齢者医療特別会計予算について提案理由を説明いたします。 後期高齢者医療制度は、急速な高齢化等により医療費が増加する中、高齢者と現役世代の負担の明確化を図るとともに、都道府県単位の広域連合を運営主体とすることによる財政の安定化を図るため、平成20年4月から施行されました。 これまで、制度の円滑な定着に向けて、保険料の軽減など、さまざまな改善が実施されてきました。今後も、全世代の納得と共感が得られるような、具体的なあり方について検討がなされていく予定です。 こうした状況の中、その動向を注視し、今後も、栃木県後期高齢者医療広域連合と連携を図りながら、事業を推進してまいります。 平成28年度の予算の概要につきましては、住民課長に説明をさせます。 ○議長(増渕さつき君) 増淵住民課長。     〔住民課長 増淵方昭君 登壇〕 ◎住民課長(増淵方昭君) 平成28年度芳賀町後期高齢者医療特別会計予算の概要について申し上げます。 説明書214ページ、215ページをお開きください。 歳入歳出予算の総額は1億4,100万円で、前年度と比較して300万円、率にして2.2%の増となりました。 歳入から申し上げます。 216ページ、217ページをお開きください。 第1款後期高齢者医療保険料9,212万円は、後期高齢者医療に該当する被保険者が納める保険料を計上しました。前年度と比較して2.9%の減となりました。 第4款繰入金4,403万2,000円は、一般会計からの繰入金です。保険基盤安定負担金の増により、前年度と比較して14.3%の増となりました。 第6款諸収入371万3,000円は、後期高齢者医療広域連合から委託される保健健診の検査の受託料などです。 続いて、歳出について申し上げます。 219ページをお開きください。 第1款総務費は、後期高齢者事業運営に係る保険料の賦課納付書発送に係る経費など126万3,000円を計上いたしました。 第2款後期高齢者医療広域連合納付金1億3,483万9,000円は、町が徴収した保険料及び低所得者の保険料軽減に係る保険基盤安定負担金を広域連合に納付するための経費です。前年度と比較して1.9%の増となりました。 220ページをお開きください。 第3款後期高齢者健診事業費375万3,000円は、健康増進のための健康診査に係る委託料などです。受診者数の増加により、前年度と比較して10.8%の増となりました。 以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(増渕さつき君) これをもって提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △発議第2号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(増渕さつき君) 日程第43、発議第2号 「手話言語法(仮称)」の制定を求める意見書の提出についての件を議題といたします。 提出者から意見書に関する趣旨説明を求めます。 大島浩議員、登壇願います。     〔教育民生常任委員長 大島 浩君 登壇〕 ◆教育民生常任委員長(大島浩君) 発議第2号 「手話言語法(仮称)」の制定を求める意見書の提出についての、趣旨説明をいたします。 この案件につきましては、平成26年8月12日に議長宛てに陳情等が提出され、平成26年第5回定例会において、教育民生常任委員会に付託され、審査の結果、不採択となったものです。 当時の委員会の意見は、障害者基本法に基づき、各障害者への対応と施策を可能なことから順次実施することが重要であり、聴覚障害者に特化した手話言語法は、障害者対策のバランスを欠く可能性を含むというものとしたものでした。 その後、平成27年4月の統一選挙により議員の改選がありました。新たな議員による議会が発足したところ、栃木県障害者協会から、議会議員に対し手話言語法(仮称)の説明をしたいとの申し出があったため、12月3日全員協議会において詳細な説明を受けました。 平成28年2月8日には議長宛てに、再度「手話言語法(仮称)」の制定を求める意見書に関する陳情が提出され、2月24日開催の議会運営委員会において、審査の結果、採択すべきものと決定しました。 議員各位のご理解とご賛同を賜りまして、趣旨説明といたします。 ○議長(増渕さつき君) これをもって趣旨説明を終わります。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(増渕さつき君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(増渕さつき君) 討論なしと認めます。 これから発議第2号 「手話言語法(仮称)」の制定を求める意見書の提出についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(増渕さつき君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(増渕さつき君) 日程第44、一般質問を行います。 一般質問の通告により、順次発言を許可いたします。--------------------------------------- △岡田年弘君 ○議長(増渕さつき君) 1番、岡田年弘議員、登壇願います。     〔1番 岡田年弘君 登壇〕 ◆1番(岡田年弘君) 一般質問の通告をしたところ、議長より許可をいただきましたので、質問をいたします。 まず初めに、芳賀町北部第2地区再圃場整備事業について。 芳賀町の総面積の約50%が農地ということで、先人の努力により、現在の田畑が形成されております。昨今、農業者の高齢化、農業機械の大型化、後継者の問題等があり、こうした現状の中、芳賀町北部第1地区においては、行政のご理解、地権者のご理解、ご協力により見事な整備がなされました。 これに引き続き、芳賀町北部第2地区再圃場整備が計画されようとしておりますが、その経緯、再圃場整備に対する思い、考え方、また非農用地の創出について、町長に伺います。 ○議長(増渕さつき君) 岡田年弘議員の質問に答弁願います。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 1番、岡田年弘議員の、芳賀町北部第2地区再圃場整備事業についてのご質問にお答えいたします。 芳賀町北部第2地区再圃場整備事業につきましては、平成28年度一般会計当初予算に県営土地改良事業調査計画事業費1,200万円のうち、町負担分となる2分の1の額600万円を計上いたしました。 計画に至る経緯は、私が町議会議員だった平成25年第7回議会定例会で「これからの芳賀町の農業・農村をどう考えていくのか」について質問をいたしました。 この中で、当時、国では農地の大区画化の必要性を示しており、芳賀町においても北部第1地区に続く第2地区の再圃場整備実施の考えを当時の豊田町長にお聞きをいたしました。このときは「推進していきたい」との答弁をいただいております。 これを受け、町土地改良区北部第2地区委員会では、平成26年7月に開催した委員会の中で、第2地区再圃場整備事業の推進を確認し、さらに同年10月に開催された委員会では、第2地区と隣接をしている祖母井北部地区の編入要望が町に提案をされています。 そして、私が町長に就任し表明した町政運営方針では、水田農業に力を入れる必要性を強調しました。特に、芳賀町の特性である土地利用型農業をさらに強くするため、土地改良事業を実施し、農作業の効率化や農業担い手への農地の集積、厳しさを増す産地間競争に勝てる農業を推進することを表明しております。 非農用地の創設については、昭和48年に出された「土地改良法の一部を改正する法律の施行について」は、非農用地区域の規模が示されており、「土地改良事業の施行区域の面積の3割を超えることがないよう措置されたい」とあります。 平成24年度に完了いたしました北部第1地区でも、非農用地は5.6%、27ヘクタールを創設し、遊水地や町道、用排水路整備を実施いたしました。北部第2地区では、今後詳細な調査設計を実施しなければ、創設可能な非農用地の面積はわかりませんが、町といたしましては、県道宇都宮・茂木線芳賀バイパスへのアクセス道路の拡幅や小中学校の通学路整備等、町道整備計画の中で非農用地を創設していきたいと思います。 また、祖母井北部と芳志戸南部の未整備地区においても、土地改良事業により幹線町道を新たに整備したいと考えております。 以上をもちまして、答弁といたします。 ○議長(増渕さつき君) 1番、岡田議員。 ◆1番(岡田年弘君) 再質問をさせていただきます。 北部第2地区圃場整備は、未整備地区の祖母井北部と芳志戸南部の北部第2地区に編入し、実施されると、特に、祖母井北部、芳志戸南部地区では、農道や用排水路整備を行うということで答弁をいただきました。 そこで、編入する予定の北部地区と芳志戸南部地区の水田と畑の割合、現在の利用状況について再質問をしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(増渕さつき君) 山本農政課長。 ◎農政課長併農業委員会事務局長(山本篤君) 再質問にお答えいたします。 まず、祖母井北部地区でございますが、面積は約10ヘクタールでございます。その内訳は、田んぼ7ヘクタール、畑3ヘクタールでございます。 そして、芳志戸南部地区は、市の堀の東側になりますが、約30ヘクタールでございます。内訳は、田んぼが27ヘクタール、畑は6ヘクタールでございます。 祖母井北部の地権者は63人、芳志戸南部の地権者は72人でございます。 現在の利用状況は、一部の田んぼでは、水稲の作付が行われておりますが、ほとんどは転作で麦や野菜、また保全管理がされております。 畑につきましては、自家用野菜の栽培がほとんどで、何も作付されていないところが多く見られる状況でございます。 以上です。 ○議長(増渕さつき君) 1番、岡田議員。 ◆1番(岡田年弘君) 町長の進めようとしている芳賀町の特性を生かした土地利用型農業をさらに強くするためには、今回計画されている未整備地区を含む北部第2地区再圃場整備事業は、とても重要だと私も考えております。耕作の放棄地の解消、農作業の効率化、農業担い手の育成などの課題を解決するための再圃場整備が、1年でも2年でも早く完成させることが今後の農業者から求められているものですから、もう一度、この事業に対する町長の思いをお聞かせ願いたいと思っております。 ○議長(増渕さつき君) 町長。 ◎町長(見目匡君) やはり芳賀町は、最初の答弁で申し上げましたように、面積の半分が農地だというようなことで、特に占める比率というものは、水田が多いというようなことでありますから、やはり土地改良事業というものは必要だろうと考えております。 土地改良というものは、申請事業であります。ここにつきましては、地区外の芳志戸の残った南部と祖母井の北部については改良区には入っておりませんが、現在そこは農地というようなことでありますから、今後、その北部第2に地区編入をしませんと、農業として取り残されてしまうというような一つの考え方であります。 それともう一つ、栃木県におきましては、改良区の設立というのが昭和20年か30年のころから県の指導等によりまして、各市町で進めてまいりました。そのときに、事業の認可の方法なんですが、ほかの県におきましては、聞くところによりますと、大体が町単位で大きな計画を立て、そして工区ごとに北部の1とか2というような、そういう形でありました。 しかし、栃木県におきましては、まとまったものに対して、知事のほうで事業を認可してしまったというようなことで、改良区が非常に小規模であるというようなことで、特に平成になりましてからは、県の指導で改良区の統廃合というような形になっております。 したがいまして、この地区外といいますか、北部第2地区外につきましても、仮にその地域の農家の人たちが土地改良事業をやりたいと言ったときに、県としては、改良区としては認められないというようなことで、既存のというか、隣接の改良区に編入というような形になるものですから、そのような形で進めております。 それと、調査設計をしていきませんと、なかなかこれも事業主体は県営事業になります、面積からいたしますと。そういうことになりますと、やはり改良区、そして町が県にお願いをして、できるだけ早く予算獲得といいますか、そういうような形で進めていくといようなことになりますので、真剣に取り組んで、1年でも早いような計画をしていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(増渕さつき君) 1番、岡田議員。     〔1番 岡田年弘君 登壇〕 ◆1番(岡田年弘君) 1年でも2年でも、耕作放棄地にならないためにも早い完成を願って、芳賀町北部第2地区再圃場整備の質問を終わりにします。 続きまして、遊水地整備について。 遊水地整備の中、進捗及び町としての計画、道の駅はがより五行川(両岸)を北上して、遊水地までの整備についてもどのように考えているのか、町長にお伺いします。 ○議長(増渕さつき君) 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 1番、岡田年弘議員の遊水地整備についてのご質問にお答えをいたします。 五行川の芳賀遊水地は、豪雨時の洪水被害を防止するため、栃木県が主体となり、平成26年度から平成32年度までの7年間で、約19ヘクタールの洪水調節施設を整備する計画です。 現在の進捗状況ですが、昨年度、工事着手いたしましたが、左岸側は排水施設の整備や約9ヘクタールのうち3ヘクタールで掘削工事が終了するなど、平成29年度の完了を目指し順調に進捗しているようです。右岸側につきましては、左岸側の整備完了後、3カ年程度で整備をする計画と聞いております。 町では、遊水地空間の通常時の有効活用として緑地機能を付加し、町民の憩いの場や触れ合いの場として、また、観光誘致の場として活用できないか真岡土木事務所と協議を進めているところです。 活用案といたしましては、遊水地の外周を桜堤回廊として、遊水地内は、四季折々の花が咲くフラワーパークや水生・湿性花園など多くの町民等が集い、楽しめる空間を創出するとともに、子どもたちが自然の中で遊び、仲間と触れ合う体験ができるよう、せせらぎ水路や水遊び場などの整備を検討しているところであります。 整備は遊水地の本体工事完了後に着手する予定ですので、町も左岸側から工事を進め、右岸側を含め全体が完成するには、今後10年程度の期間を要するものと見込んでおります。 これらの整備とあわせまして、ロマンの湯周辺の五行川サイクリングロード沿いの桜堤を遊水地まで延長できれば、桜を楽しみながら回遊できるものと考えております。 また、遊水地のイベントを開催する際には、ロマンの湯や友遊はがでのイベントと連携した取り組みを図ることで、それぞれの施設により多くの観光客を呼び込めるものと期待をしているところです。 以上をもちまして、答弁といたします。 ○議長(増渕さつき君) 1番、岡田議員。 ◆1番(岡田年弘君) 遊水地の再質問で桜堤、遊水地周りの桜堤、これを桜のみじゃなくて広葉樹常緑樹も植栽をして、夏場に木陰となり、回遊する人の休息の場所になるのではないかと考えています。 あと、道の駅より遊水地までの桜堤までの計画で、堤の創出、これをどのように考えているのか。また、将来の遊水地内の管理が発生すると思いますが、町単独にて管理するのか、また、町と地元での管理をするのか、この3点、町長に伺いたいと思います。 ○議長(増渕さつき君) 菱沼建設産業部長兼都市計画課長。 ◎建設産業部長兼都市計画課長(菱沼正裕君) お答えをいたします。 まず、1点目の桜堤の件でございますが、桜の根が堤防本体に損害しないように、影響がないように堤防の幅を広くして、のり面も緩やかにするなどして桜や花を植える計画でございますので、広葉樹なども植栽できるものと思っております。 議員ご指摘のとおり、お客様の休憩施設というのをその桜堤の延長などに必要かというふうに考えておりますが、どのような休憩施設がよろしいかというのは、今後、関係者や、また管理をいたします土木事務所等のご意見等を伺いながら、具体的に検討してまいりたいと考えております。 2点目の桜堤五行川のロマンの湯から遊水地までの桜堤の用地の取得の件でございますが、五行川についても、遊水地と同様、堤防本体につきましては桜を植えることはできませんので、やはりその脇に用地を確保する必要があります。現時点では、水田、また用排水路等の施設なんかもございますが、それらを、例えば用地を買収するとか、用排水路をつけかえするとかという必要性も出てくることになろうかと思います。 関係者も多く、また、かかわる施設も多くなるということで、単純に買収せずに、先ほどご質問にありました北部第2地区の再圃場整備の計画が進められようとしておりますので、同事業での非農用地設定により用地を確保するという選択もございます。 ただ、この事業はまだこれから計画を進めるという段階でございますので、この事業も含めまして、今後、関係者や関係機関と協議をして、桜堤用地の確保などについて検討を進めてまいりたいと考えております。 最後の、管理方法についてのご質問ですが、活用方法も含めまして、町だけで行うということにつきましては、やはり限界があろうかというふうに考えております。町内の多くの方が関係するような組織を立ち上げ、観光イベントばかりではなく、管理運営にもかかわっていただきたいというふうに考えております。自治会、商工会、観光協会、有識者などとさまざまな分野の方と協議をしながら、整備計画の検討とあわせて管理面も含めて、今後検討できればというふうに考えております。 以上です。 ○議長(増渕さつき君) 1番、岡田議員。 ◆1番(岡田年弘君) 遊水地の面積が約20ヘクタールと広大な敷地でありますので、今話にありましたさまざまな分野の方々と協議して、立派な遊水地だと評価されるように願って、私の質問を全て終わりにしたいと思います。 ○議長(増渕さつき君) これで岡田年弘議員の一般質問を終わります。 ここで暫時休憩とし、午後3時10分に再開いたします。 △休憩 午後3時00分 △再開 午後3時10分 ○議長(増渕さつき君) ただいまから会議を再開いたします。--------------------------------------- △大根田周平君 ○議長(増渕さつき君) 一般質問を続けます。 2番、大根田周平議員、登壇願います。     〔2番 大根田周平君 登壇〕 ◆2番(大根田周平君) 議長より許可をいただきましたので、一般質問をさせていただきます。 私からは、第6次振興計画の策定に伴う次の4つの事業の構想について伺います。 まず1点目、都市計画法に基づく用途地域別の面積、それから農振法に基づく農用地面積について、2点目、芳賀町北部第2地区再圃場整備事業の計画について、3点目、株式会社栃木県畜産公社が整備、運営主体の食肉センターについて、4点目、祖母井の住居地域で国土交通省が推進している無電柱化について伺います。 ○議長(増渕さつき君) 大根田周平議員の質問に答弁願います。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 2番、大根田周平議員の第6次振興計画についてのご質問にお答えをいたします。 1点目の都市計画用途区域別面積と農業振興地域面積についてですが、現在の市街化区域面積は442ヘクタールで、そのうち住居系用途地域は73.2ヘクタールです。工業系用途地域は368.8ヘクタールです。 現在、第6次振興計画の策定にあわせて芳賀町都市計画マスタープランの見直し作業を進めていますが、その中の住居系土地利用の方針といたしましては、祖母井地区において都市基盤が未整備である既成市街地の整備とともに、必要に応じてその隣接地を市街化区域に編入し、土地区画整理事業などの市街地整備事業により一体的に整備することで、宇都宮都市計画区域の東部区域における住居拠点を形成していくとしています。 さらに、超高齢化社会において必要な医療、福祉機能の配置や、安心して子どもを育てられる環境の充実を目指した土地利用を推進することで、工業団地就業者等の居住の誘導を図りつつ、町内や宇都宮市等の近隣市町とのアクセス強化を図り、宇都宮都市圏の圏域全体の発展を促進する居住拠点としての位置づけを確立します。そのためにも、計画的に適切な規模の市街化区域の拡大を検討することにしています。 また、工業系土地利用の方針といたしましては、芳賀工業団地及び芳賀・高根沢工業団地において、産業の構造改革に対応しながら工業機能の再編、強化を行っていくとともに、既存の工業団地の隣接地に適切な規模の新規工業団地を計画的に創出することで、既存の産業と関連した機能拡充と、LRT整備による宇都宮市からのアクセス性等を生かした工業機能の拡充を目指すことにしております。 なお、住居系、工業系、土地利用とも、市街化区域の拡大に当たりましては、適切な整備手法や位置の選定、面積等を検討し、必要かつ適切な規模の市街化区域の拡大を農業環境との調和を図りながら進めてまいります。 次に、農業振興地域の整備に関する法律に基づく農業振興地域整備計画の見直しについてですが、国では農業振興地域の整備に関する法律に基づいて農林水産大臣が昨年12月24日付で従来の農用地等の確保等に関する基本指針を変更した指針を公表いたしました。この中で、農用地等の確保に関する基本的な方針を示しています。 第1に、確保すべき農用地等の面積目標です。優良な農地の確保とその有効利用に向け、これらの制度の適切な運用と取り組みの積極的な推進を図り、平成37年を目標年とし、現在よりも2万ヘクタール減の403万ヘクタールの農地を確保する目標を掲げております。 第2に、自治事務である農業振興地域整備計画の実施は、効率的かつ安定的な農業経営が農業生産の相当部分を担う農業構造の確立に向けて、必要な農地等を確保するため、都道府県及び市町村が自主的かつ積極的に取り組まなければならないとされております。 第3は、農用地等の確保のための取り組みの推進です。地域の特性に合わせた農業生産基盤の整備や農地の保全を積極的に実施し、良好な営農条件を備えた農地の確保が重要としています。 栃木県では県の基本方針に基づき、現在、栃木県農業振興地域整備基本方針を作成中です。県では、平成37年の農地面積を現在の10万1,200ヘクタールから500ヘクタール減の10万700ヘクタールと定める予定です。特に地域別に見ると、県央地区である芳賀町は肥沃で自然災害が少ないという特性から、米、麦、大豆等の土地利用型作物の省力化を基調として圃場整備を中心とした基盤整備を行い、農地の利用集積による経営規模の拡大等を図ることで、安定的な経営と需要に対応した農業生産を推進することとしています。 これらを踏まえますと、県の基本方針に記載されている芳賀町の農用地面積3,795ヘクタールは、極力維持しなければならないと思われます。現在、見直し作業中である芳賀町農業振興地域整備計画は、各方面から意見をいただきながら現状を分析し、将来の農業振興策とあわせて実施してまいります。 2点目の芳賀町北部第2地区再圃場整備事業計画についてのご質問にお答えをいたします。 まず、現在計画している受益面積は、北部第2地区の約180ヘクタールと隣接する祖母井北部と芳志戸南部の未整備地区約40ヘクタールを合わせた約220ヘクタールです。未整備地区については北部第2地区に編入する予定です。 工事概要については、既に完了している北部第1地区と同様に圃場の大区画化を行います。さらに用排水路、暗渠排水整備を行い、作業の効率化を図ります。祖母井北部と芳志戸南部の未整備地区については、道路、用排水路整備を行い、遊休農地とならないよう農地としての価値が向上する圃場整備を実施いたします。 工期については、平成28年度から32年度までの5年間は土質、道水路などの基礎調査や換地等の調整事業を行います。この後、平成33年度から工事を実施し、換地処分を行い完了する予定です。 次に、受益者の同意の状況についてですが、未整備地区と北部第2地区に分け、昨年8月から今年1月までの期間で説明会を9回開催いたしました。2つの地区で受益者が重なる人もいますので、延べ350人の方に案内を出し、約3割の方に出席していただきました。事業開始前の、現時点での事業実施に関する同意が必要になる地域は、未整備地区の祖母井北部と芳志戸南部です。この地区の受益者は130名で、既に同意をいただいた受益者80名を超え、3月末までには90%以上の同意をいただく予定です。 以上が芳賀町北部第2地区再圃場整備事業計画の概要です。 3点目の株式会社栃木県畜産公社が整備、運営主体の食肉センターについてのご質問にお答えをいたします。 ことし3月末で業務を終了する栃木県畜産酪農研究センター芳賀分場跡地、約27ヘクタールの全体利用計画について、食肉センター整備の窓口である県畜産振興課に問い合わせた結果、食肉センター建設用地の約10ヘクタール以外の跡地利用計画はまだ決定していないとの回答でありました。 現在、関係機関で組織している食肉センター整備検討協議会では、整備計画の検討を重点的に行い、整備実施計画を作成した上で整備費の負担割合などを検討していく予定になっております。跡地利用の検討についてはその後となるようです。当面は今後の動向を見守っていきたいと考えていますが、跡地利用の具体的な検討の際には協議の場に参加していきたいと思っております。 4点目の祖母井住居地域の国土交通省が推進している無電柱化についてですが、国におきましては、当初、主に大規模な商業地域の町の顔になるよう幹線道路の無電柱化の整備を進めてきた経緯があります。しかし、近年では地域活性化や高齢化など社会ニーズが多様化してきたことや、安全や防災の観点から住居系用途地域の非幹線道路においても歴史的町並みの保全、観光振興、地域文化の復興等を目的に無電柱化を推進しております。 議員ご指摘の祖母井の住居地域は町の中心地であり、地域活性化等に資する箇所と考えているところであります。既に整備が完了いたしました祖母井南部地区では、土地区画整理事業の整備にあわせて、主要地方道真岡那須烏山線と薬師の郷シンボルロードにおいて電柱の地中化を検討した経緯がありますが、過大設計にならないよう将来の必要電力量をおおむね確定させる必要があることや、事業費の増大化等の課題により、地中化と同様の効果が得られ、より安価な裏通りへの配線という手法により無電柱化を進めてまいりました。 祖母井中部地区につきましては、主要地方道真岡那須烏山線の整備を栃木県が、その他の路線については町が事業主体となり、用地買収方式による整備を進めていますが、一部の地域についてはミニ区画整理事業による整備を検討しています。ミニ区画整理事業により道路を再配置することで、用地買収方式と比べより多くの区間について無電柱化が可能になるのではないかと考えております。町といたしましては、祖母井南部地区と同様に可能な限り無電柱化が推進できるよう、関係機関と協議を進めてまいりたいと考えております。 以上をもちまして、答弁といたします。 ○議長(増渕さつき君) 2番、大根田周平議員。 ◆2番(大根田周平君) ただいま、町長から非常に重要な4つの答弁をいただきました。 まず気づいた点ですが、都市計画のマスタープラン、1点目の再質問になりますけれども、マスタープランの見直しを進めていますと、祖母井の既成市街地の整備とともに必要に応じて隣接地を市街化区域に編入して、区画整理事業と一体的に実施して居住拠点を形成していくと、こういう答弁でした。もう一つは、また超高齢化社会に必要な医療福祉機能の配置を考えていると、それから、工業系の土地利用方針では新工業団地を創出する、そして、4つ目のこの農用地区域の面積については、現在の3,795ヘクタールを極力維持したいと、こういう答弁いただきました。 そこで、再質問させていただきます。 まず最初は、芳賀工業団地の南、かしの森公園の一部と、本田技研の南側に約9.2ヘクタールの住居地域があるんですが、この地域の開発計画があるかどうか伺います。 ○議長(増渕さつき君) 菱沼建設産業部長兼都市計画課長。 ◎建設産業部長兼都市計画課長(菱沼正裕君) お答えいたします。 議員ご指摘の芳賀・高根沢工業団地の隣接地にかしの森公園と、それと本田さんの体育館等がございます土地がありますが、この土地につきましては栃木県企業局が実施しました区画整理事業によって公園とされたり、宅地造成されたりして、その後土地利用を図られたというところでございます。 その体育館の東側にあります、主に本田さんが従業員の駐車場として使っている土地、主で6ヘクタールぐらいだったと記憶しているんですが、これにつきましては市街化区域を拡大しまして、土地利用を図ろうとしたところでございます。当初は本田さんの独身寮と、要は住居系の土地利用を図りたいというような考えがあったようですが、従業員の増加に伴いまして、駐車場、独身寮が高根沢町さんのほうの土地のほうへいったというふうに記憶しております。 というので、現時点、まず、かしの森公園と体育館の土地については基盤整備を実施して、それでもう土地利用は図っているという土地、それと、基盤整備は実際しなかったんですが、本田さんの体育館の東側の土地については、もう従業員の駐車場として土地利用が図られているという観点からしますと、町のほうでその住居系の市街地整備を進めるという必要性はなかろうというふうに感じております。 以上です。 ○議長(増渕さつき君) 2番、大根田周平議員。 ◆2番(大根田周平君) このかしの森公園も入っていますよ、いつも。かしの森公園、この都市計画済みのところ、これはやっぱり住居地域というのはちょっとおかしいですよ、おかしくないですか。 ○議長(増渕さつき君) 菱沼建設産業部長兼都市計画課長。 ◎建設産業部長兼都市計画課長(菱沼正裕君) お答えをいたします。 芳賀・高根沢工業団地は、基本的に工業専用地域、研究所が主体となった土地利用のために造成した工業団地ですが、2つの都市計画道路を境に南、西側については住居系、特に本田さんの体育館及び当初は厚生棟といいまして独身寮的な土地利用をしていた、建物を建てて土地利用していたような感じなので、そういうことで住居系の土地利用になったんだと思われます。 かしの森公園は工業系でもよかったなと思うんですが、先ほど話したとおり、都市計画道路という明確な地形地物で分かれているので、そういう観点からすると、隣接の住居系の用途地域の指定がよろしいんじゃないかということで当時やったというふうに考えられます。私も確定的なことはわかりませんが、ただ都市計画の用途地域の定め方からしますと、そういった明確な地形地物で分かれるというのが通常ですので、考え方としてはそういうことだと思うので、いずれにしても工業専用地域じゃなくちゃおかしいんじゃないか、住居系じゃなくちゃだめなんじゃないかという議論ではないのではないかというふうに考えております。 以上です。 ○議長(増渕さつき君) 2番、大根田周平議員。 ◆2番(大根田周平君) 了解しました。この面積がかなり、9.2ヘクタールで、この芳賀高跡地が4.9ヘクタールで124区画なんていうことで計画されていますので、もったいないのかなという気がしたものですから。 それじゃ、次の再質問ですけれども、町長は先ほどその工業専用地域を拡大したいということですが、その計画面積等についてお伺いいたします。 ○議長(増渕さつき君) 菱沼建設産業部長兼都市計画課長。 ◎建設産業部長兼都市計画課長(菱沼正裕君) お答えいたします。 新たな工業団地の規模の設定につきましては、国勢調査とか工業統計調査の結果から芳賀町における産業フレームというのが大まか算出できます。平成37年までに新たに必要となる工業系の用途地域の面積は、それではじきますとおおむね30ヘクタール程度だと。1つのこれ算出方法なので、一概にはいい、悪いの判断はできませんが、一応そういう数字が出てまいります。 それと、ここ数年の企業さんからの問い合わせ、引き合いなどを考えますと、さらには環境影響評価、アセスメントですね、それの実施を義務づけられている面積20ヘクタール以上というのが今ございますが、それらから見ますと20ヘクタール程度、若干それを下回る面積が適当ではないだろうかということで、検討を進めてきた経過がございます。 以上です。
    ○議長(増渕さつき君) 2番、大根田周平議員。 ◆2番(大根田周平君) 約30ヘクタールぐらいということなんですが、これは町内の立地企業でありますとか、県の企業局、開発公社、あるいは東京事業所等のそういう情報収集みたいのはやっているんですか。 ○議長(増渕さつき君) 菱沼建設産業部長兼都市計画課長。 ◎建設産業部長兼都市計画課長(菱沼正裕君) お答えをいたします。 町の商工観光課へのお問い合わせ、また、直接町の工業団地管理センターへのお問い合わせ等もいただきますし、既に立地されている企業からのお問い合わせもいただきます。それと、栃木県のほうにお問い合わせがあった場合に、町の商工観光課のほうへそのような土地のお問い合わせに対応できるかどうかというような連絡も入ってきます。 現在、結構経済動向が、状況が震災以後よくなってきた後、1つのお問い合わせの面積、1件の問い合わせ面積が大きいということで、現在の芳賀工業団地の未利用地では対応できないというのがあります。そういったことで、せっかくのお問い合わせに応じられるような対応をつくりたいということと、また、既存の工業団地の企業さんの支援的な意味合いも、あと町の雇用の場をさらに創出するという意味合いもあって、面積については検討してきた経過がございます。 ただし、県においてはその環境影響評価の調査の義務づけを見直そうという動きがあります。恐らく新聞で発表されているので、そのような内容についてはご存じかと思いますので、それらについては今後情報収集して、面積区域設定の検討の資料等にしていきたいというふうに考えてはございます。 以上です。 ○議長(増渕さつき君) 2番、大根田周平議員。 ◆2番(大根田周平君) 今、菱沼部長がおっしゃったとおり、これは2月17日の下野新聞ですけれども、県のほうで独自規制の見直しということで、環境アセスメントも20から50にしたいと、これを2016年度から施行したいというようなことでうたっています。ですから、芳賀町の工業団地の場合にはLRTが導入され、そして北関東道、それから東北道等のアクセスも非常にいいわけですね。ですから、やはりこうした状況ですので、もう少し区域を再検討して行政経営の基盤をもう少し向上させたらどうかと思いますけれども、町長、いかがですか。 ○議長(増渕さつき君) 菱沼建設産業部長兼都市計画課長。 ◎建設産業部長兼都市計画課長(菱沼正裕君) お答えをいたします。 議員さんのお話のように20から50ヘクタールということで、環境アセスメントの基準が変わろうとしております。環境アセスメントについては、必要な開発事業なのでやりましょうということなんですが、ただやりますとやはり期間とお金がかかるので、できるだけそれより、以内におさめたいというのはどこの市町村でも考えているところでありますので、芳賀町としては、やはり今、適地だと思われる区域で、周辺の農業との調整とか、自然環境の保全等に配慮できて、あと地形上もとれる、あと関係者のご理解もいただけるという範疇の中で、適切に必要な面積を確保できればというふうに考えております。具体的に今後検討を進めさせていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(増渕さつき君) 2番、大根田周平議員。 ◆2番(大根田周平君) それは了解しました。できれば20にこだわらないで、もう少し広げる形でお願いしたいと。 もう一つ、町長は祖母井までLRTを延伸したいということをおっしゃっております。そのときに、駅の場所、それからトランジットセンター、これをどの辺に計画しているのか。これは、宇都宮市のLRTの推進の1つのやつをコピーしてきたわけなんですけれども、このトランジットセンターというのは交通の結節点ということで、いろんな交通手段の接続が行われる場所だと。ここの注目すべきは、今後のまちづくりの核となるんだと言っているんです。この絵を見ましても、非常に町の将来の、祖母井の核となるような、こんなイメージがこう出るわけですよね、この辺ちょっと町長に伺いたいと思います。 ○議長(増渕さつき君) 大根田周平議員に申し上げますが、ただいまの質問は通告にはのっておりませんが、よろしいですか。関連質問ということですか。 ◆2番(大根田周平君) はい。これは振興計画ですから、全体的な今後の12年を見通しているわけですよね。そんなことで質問したわけですけれども。 ○議長(増渕さつき君) では、町長。 ◎町長(見目匡君) 大変、長期的なものの考え方のことなものですから、なかなか詳しく答弁できないことをまず多く申し上げたいと思うんですが、将来的にはやはり芳賀の工業団地だけではなしに、芳賀町の活性化というようなことでは、私の思いとしては何が何でも祖母井までと思っております。ただ、今、宇都宮市と行っておりますLRTにつきましては、いろいろな問題といいますか、そういったものを全てクリアしていかなければなりません。事業の認可申請は提出しておりましたが、まだ正式には事業の認可にはなっておりません。なるとは思いますけれども。 そういう中から、現実に事業が進んだ時点で、そういうことで考えていきたいと思いますが、これも先ほど岡田議員、そして大根田周平議員からも出ております芳賀町の中心である祖母井の周りの北部第2地区についての非農用地等も絡めていかなければならないと考えておりますが、土地改良事業につきましては先ほど申し上げましたように、計画がまだ、全く県のほうで示されているわけではありませんので、そういう中から具体的になったときに、そういうようなことで進めていかなければ、今からこういうふうにしますと言いましても、なかなか農地協議といいますか、そちらのほうがクリアできるかどうかわかりませんので、そういうものが頭にはありますが、まだ発表できる段階ではありません。 以上です。 ○議長(増渕さつき君) 2番、大根田周平議員。 ◆2番(大根田周平君) この点は了解しました。 この次の質問も都市計画法と農振法が絡むものですから、関連でちょっとお伺いしたいと思うんですが、現在、町内には住宅建築開発が可能な50戸連たん区域というのが8地区ぐらいあると言われています。こうした場合に、うちが建てやすいように、この農振法の農用地区域の見直しも絡むんですが、こうした地域を農振の白地地域に考えて宅地が建つような、そういう構想があるかどうか伺います。 ○議長(増渕さつき君) 山本農政課長。 ◎農政課長併農業委員会事務局長(山本篤君) お答えします。 町長の答弁でもありましたが、栃木県で芳賀町の農業振興地域の農地が3,795ヘクタールということで、ここにプラス100ヘクタールの白地がございます。主には御料牧場の牧草地、また、先ほどからあります祖母井北部の未整備地区、そして芳賀高北側の畜産試験場の横の畑地帯が主な白地でございますが、この3,795から改めて白地にするという計画は現在ございません。 ○議長(増渕さつき君) 2番、大根田周平議員。 ◆2番(大根田周平君) 土地改良ともこの後も絡むんですが、農振の白地地域を土地改良に含めたり、そういうことも絡むと思うんです。この50戸連たんを聞いた理由というのは、小学校が9校あったのを3校になって、小学校学区ごとの人口ピラミッドなんかを想定した場合、非常に祖母井とか特殊な地域は人口があると思うんですが、そうしたことが懸念されるということで、関連で質問をさせてもらいました。 それから次に、町長はこれまで祖母井をコンパクトシティーにしたいというふうなことで、将来を見据えた場合、先ほどの答弁にもありましたように必要な医療福祉の施設も建築を考えているようです。保健センターでありますとか、農業者トレーニングセンターも老朽化しております。それから、町民祭や花火大会等でイベント開催するのも、駐車場が非常に不足していて顕在化しているわけですね。ですから、やはり公共用地の先行取得と、こんなことも考える必要があるんじゃないかと思うんですが、これいかがですか、町長。 ○議長(増渕さつき君) 町長。 ◎町長(見目匡君) ただいま大根田議員のご指摘の件については、十分考えております。ただ、これも先ほどと全く同じことなんですが、北部の第2地区の県とのすり合わせによってでないと、今からどこにというようなわけにはなかなかいかないと思いますので、それは考えております。 ○議長(増渕さつき君) 2番、大根田周平議員。 ◆2番(大根田周平君) この件は了解いたしました。 この芳賀町の都市計画法と農振法の歴史を見てみますと、都市計画の線引きしたのは昭和49年ですよね、12月20日。農振法は昭和45年の指定で計画策定が46年です。もう既に、例えば土地計画の線引き、これ42年経過しているわけです。 いろいろ今聞いたようなことをトータル的に考えた場合、祖母井のこの道の駅から主要地方道の宇都宮茂木線、芳賀バイパスまで、この区間ぐらいはやはり圃場整備計画から除いて、近い将来は市街化区域に編入してはどうかと。また、工専地域も拡大したいということですから、当然都市計画の線引き見直しが必要になってきますよね。それに従って、農振法の農地区域の見直しも当然やらなくちゃならない、いかがでしょうか、これは。 ○議長(増渕さつき君) 菱沼建設産業部長兼都市計画課長。 ◎建設産業部長兼都市計画課長(菱沼正裕君) お答えをいたします。 議員ご指摘のように、例えば都市計画の決定関係、区域の決定ですとか線引きの決定などは49年12月20日に決定、全てあわせてしています。その当時の市街化区域は290ヘクタールで、その後、芳賀・高根沢工業団地の拡幅を設けるとか、先ほどお話ししました本田さんの厚生棟の東側を拡大するとか、それと、祖母井地区につきましては祖母井南部の区画整理にあわせて拡大するとかというので、現在に至っているところでございまして、町といたしましても先ほど町長が答弁いたしましたとおり、祖母井の市街地整備に必要な、居住拠点の形成に必要な整備にあわせた市街化区域の拡大、住居系でございます。 それと、工業団地の拡張を進める、新規工業団地の整備に伴う市街化区域の拡大については、当然今後検討していくと、調整をしながらできるだけ実施していきたいということでございますので、当然そのときには農業との調整がかかわりますので、農業の計画もおのずと変更する必要がございます。そういったことで、芳賀町としてはトータル的な土地利用の調整を図って、適切に対応していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(増渕さつき君) 2番、大根田周平議員。 ◆2番(大根田周平君) この件、了解しました。 2点目の北部第2地区の再圃場整備、岡田議員ともダブってしまったんですが、私のほうでは総事業費、それから工事の完了時期、こういったことをちょっとお聞きしたいと思うんですが、おおよその予定で結構でございます。北部第1地区の例なんかを参考にいつごろまでかかって、換地はいつごろになるか、そういうことをちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(増渕さつき君) 山本農政課長。 ◎農政課長併農業委員会事務局長(山本篤君) お答えします。 8月から1月にかけて関係する受益者の皆様の説明会及び同意を聴取している際の説明資料をもとにお答えいたします。 受益面積につきましては先ほど町長からもありましたが、総事業面積220ヘクタールを予定しております。工期につきましては、平成28年度、来年度から32年度までの5年間は土質、用水路などの基礎調査や換地等調整事業を行い、受益者から事業開始の同意をいただく期間になります。平成33年から平成40年まで8年をかけて工事を行います。さらに、平成41年度から43年度の3年間で換地処分を行い、登記を完了する予定です。現在の計画ですが、平成28年度から平成43年度までの16年間を費やす事業ということで計画しております。 さらに、事業費につきましては、北部第1地区の単価を参考にしております。約29億3,000万と見込んでおりますが、これも現在計画ということで、見込みの額でございます。負担割合は、第1地区と同じ国50%、県30%、町12.5%、受益者が7.5%という割合で予定しております。 以上です。 ○議長(増渕さつき君) 2番、大根田周平議員。 ◆2番(大根田周平君) これは換地計画なんですけれども、換地工区は、これは1本でいくわけですか。 ○議長(増渕さつき君) 山本農政課長。 ◎農政課長併農業委員会事務局長(山本篤君) 北部第1地区、さらに芳賀町の歴史上換地工区を分けて施工した例がないということで、2地区につきましても1本でいきたいと考えております。 ○議長(増渕さつき君) 2番、大根田周平議員。 ◆2番(大根田周平君) 了解しました。これ約16年かかるわけですよね、ざっと。それから、例えば農地転用が絡む場合には工事完了の年から8年間は転用できないと。国庫補助金入れた場合はね。だから、こういうのも1つ考慮しながら、やはり都市計画法と農振法の、それからこの土地利用計画、これを有期的に計画していただきたいなと思っております。 時間が余りありませんので、4点目の祖母井の住居地域の無電柱化について。 先ほどの答弁では、祖母井の南部地区で裏通りの配線、それから中央通りは県の予算でできないということなんですけれども、これを俗に言うアロケーション方式、例えば県営だからということで県だけじゃなくて、町もある程度負担する、あるいはその電力会社も負担するような、そんな形のアロケーション方式ということは考えられないんでしょうか。 ○議長(増渕さつき君) 菱沼建設産業部長兼都市計画課長。 ◎建設産業部長兼都市計画課長(菱沼正裕君) お答えをいたします。 議員のご質問につきましては、恐らく無電柱化の中で一番代表的な電線地中化、電線の共同溝の整備のお話だと思われます。これにつきまして、電線共同溝の整備等に関する特別措置法という法律がつくられておりまして、一応やり方、ルールが決まっております。 道路管理者が市町村とか電気通信事業者、東電さんとかNTTさんですね、そういったところの意見を聞きながら共同溝は整備すべき道路の指定をしている、指定した場合に負担はどうするというふうな規定がございます。基本的にはそれに基づいて実施するということで、例えば町も含めて3者で費用負担を検討して、それで地中化を実施しましょうという、そういう基本的な考え方ではないみたいなんですが、ただ、できるかどうかというのは私もNTTさん、東電さんとか、道路管理者の県とか協議はしておりませんのではっきりは申せませんが、やり方としてはそういうことだという認識は持っております。 以上です。 ○議長(増渕さつき君) 2番、大根田周平議員。 ◆2番(大根田周平君) これは、やっぱり町長が決断すればできると思うんです。やはり町長の決断というのは非常に大きいと思うんです。例えばLRTにしてもしかり、46億ですよね。それから北部第2地区が先ほど言いましたように30億弱ですか、28億ぐらいとか、すばらしい決断をしてきているわけですね。 この祖母井の皆さんは、都市計画税も納めていただいているわけです。これは、やはり安全安心で魅力ある町ができると、そう信じていると思うんです。特に今回、皆さんのお手元にも資料を配付させてもらっていますけれども、特にこの防災関係、文化的なことはもちろんなんですが、1995年の阪神・淡路大震災、このときには何とこの電力関係の電柱が4,500基、通信が3,800基も倒れてこの絵のようになっていると。それから台風の関係でもこのとおり。それから竜巻被害なんかも最近は多いです。 こうした場合に緊急車両、消防車も救急車も通れないと。こういうことになりますから、やはり芳賀町の中心市街地の祖母井、これはやはり防災の面、それから歴史的な町並みの保存、観光の振興、地域文化の振興とか、非常にメリットのある事業だと思っているんです。やはり最適の事業であり、絶好のタイミングだと思っているんです。中部、北部とこれからやっていくわけですから。特に祖母井神社の南地区なんかも含まれていますよね。それからこういう地域はやはり、ぜひこれでやっていただきたいと思っているわけなんです。いかがですか、町長、これ決断いただけないでしょうか。 ○議長(増渕さつき君) 町長。 ◎町長(見目匡君) 大根田議員のほうから、町長が決断すればできるというようなことでありますが、全体的な財政的についてもお話を申し上げましたように、今の芳賀町におきましては、不交付団体と申しまして財政力指数がもう1.05ぐらいというようなことで、過去のような状況ではありません。そこにきまして、LRTとかいろいろな問題で相当の財源が必要になっております。 また、さらには予測を上回るような形で福祉関係、そういったものにかかわるというようなことで、まさに美的感覚からいたしますと、私もそういうことには大変興味はあるわけなんですが、全体的にそこの、例えば都市計画化だけのことだけを考えれば、じゃ、いこうというような話になるんですが、全てを勘案したときにはなかなかこの場で、じゃ、やれというのは難しいと思います。 いずれにいたしましても、そういうようなご意見をいただきましたから、よりよい、地中化になるかどうかはわかりませんが、担当課、部長等におきましても、あるいは町民の中においても、どういうような形になれば芳賀町の中心であります祖母井が美観的にもすばらしいと、人が住んでみたいというようになるよう努力をしていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(増渕さつき君) 2番、大根田周平議員。 ◆2番(大根田周平君) 了解いたしました。 今回の私の質問は、やはりこの第6次振興計画を推進するに当たりまして、町が大きく飛躍するための潜在的要素を秘めている事業というふうに私は認識をしているわけです。町長にはその経営品質向上の基本理念の1つでもあります独自能力という視点から、文化の薫り高い町を目指して行政を経営していただくことを願いまして、私の質問を終わります。 ○議長(増渕さつき君) これで、大根田周平議員の一般質問を終わります。 ここで暫時休憩とし、午後4時10分再開いたします。 △休憩 午後3時58分 △再開 午後4時10分 ○議長(増渕さつき君) ただいまから会議を再開いたします。 一般質問を続けます。--------------------------------------- △大島浩君 ○議長(増渕さつき君) 13番、大島浩議員、登壇願います。     〔13番 大島 浩君 登壇〕 ◆13番(大島浩君) 一般質問について通告したところ、議長より許可をいただきましたので、質問させていただきます。 高齢者運転免許自主返納の支援について。 昨年、町内において高齢者が運転する交通事故が3件発生いたしました。いずれもかけがえのない大切な人命を失う事故でした。自動車は、交通手段として大変便利なため、私自身含めて運転免許を持っている町民の皆様は、日ごろから運転する機会が多く、運転しない生活をすることは想像ができないと思います。 一方、高齢者の皆様は、中には家族から運転が心配と言われ、また最近の運転の操作に自信がなくなったとか、運転中に冷やっとする機会がふえたとか、などという理由で自主的な運転免許返納を検討している方がいらっしゃると思います。しかし、自動車運転以外に代替する交通手段の支援がない状況で、運転免許自主的返納をちゅうちょしている方々がいるのではないかと思われます。 そこで、自主的な運転免許返納を、高齢者対策として、町から感謝状を贈呈するとか、デマンド交通の割引、または無料券の配付等のことを考えられないか、返納後の生活の支援のために、自主的返納をすることによって高齢者の交通事故を未然に防ぐのにつながるでしょう。町長の考えをお尋ねいたします。 ○議長(増渕さつき君) 大島浩議員の質問に答弁願います。 町長。     〔町長 見目 匡君 登壇〕 ◎町長(見目匡君) 13番、大島浩議員の高齢者の運転免許自主返納に対する支援についてのご質問にお答えをいたします。 平成27年の真岡警察署管内の交通事故発生件数は248件で、前年に比べ39件の減となっており、負傷者数も295人で62人の減となっております。しかし、死亡者数は9人で4人の増となってしまいました。 本町の状況を見ますと、交通事故発生件数が39件、前年より10件の減、負傷者数も14人の減となりましたが、3名の方のとうとい命が失われ、2人の増となってしまいました。発生した死亡交通の特徴は、いずれも交差点における出会い頭事故で、3件のうち2件は高齢者によるものとなっております。 議員ご指摘のとおり、芳賀町はバスや電車など公共交通に恵まれないため、自動車は住民生活において必要不可欠な交通手段となっており、自動車のない生活を想像することも難しい状況にあります。自動車にかわる交通手段が確保できない状況では、免許証返納をちゅうちょしてしまう高齢者の方々がいると思われますし、運転免許証を自主的に返納された高齢者に対して、返納後の生活を支援することは大変重要なことであると認識をしております。 町といたしましては、さらなる住民サービスの向上を目指し、平成28年4月から現在運行しておりますひばりタクシーの利用料金について引き下げる方向ですが、さらに高齢者の免許証自主返納のきっかけともなるよう、感謝状の贈呈やひばりタクシーの無料券、あるいは割引券の交付など支援について、他市町の取り組み内容なども参考にしながら実施に向けて具体的に検討してまいります。 以上をもちまして、答弁といたします。 ○議長(増渕さつき君) 13番、大島議員。 ◆13番(大島浩君) 昨年12月ころですか、芳賀町地内でかなりの交通事故がありまして、真岡署と芳賀町と、それからつくったものかと思われますけれども、「とまろうよ、とまっぺよ」というキャッチフレーズのことがありました。私もことし1月ですか、テレビ報道を見て、65歳以上の人が全国で54%の事故率を持っているんだということを考えますと、私も68になりましたので、そろそろその年代に入ったのかなということを考えています。 そこで、県内の自治体の実態ですか、免許証を返納した人の県内の中の状況はどんなふうになっているのか、わかれば教えてください。 ○議長(増渕さつき君) 古谷総務企画部長兼総務課長。 ◎総務企画部長兼総務課長併選挙管理委員会書記長(古谷一良君) お答えをいたします。 ご質問の県内自治体の支援の状況ということですけれども、現時点で、私どもで把握しておるものですけれども、県内25市町のうち15の自治体で何らかの支援措置が設けられております。その主な内容としましては、芳賀町からデマンドタクシーが始まり、それからほかの市町にもデマンドタクシーなどが普及してまいりましたけれども、そのようなデマンドタクシーの回数券の交付、あるいは市営バス等があれば市営バスの無料券の交付などがなされている、そのようなものが多いように思われます。 また、その回数券の枚数等でも市町によってやはり差があります。特徴といたしましては、そのほとんどの自治体が免許を返納した際に1回限りとしていること、それからバスの無料券等につきましては、最初の1年間に限って対象としているなどが挙げられております。芳賀町で実施するとした場合に、これらの扱い、考え方を整理していく必要があると考えております。 実は先日、真岡警察署の交通課長が来庁されまして、今、真岡署管内ではこのような支援措置を設けている市町がないんだそうです。それで、ぜひ芳賀町でその先例をつくっていただけないかという依頼もありました。また、交通安全協会の役員さんからもそのような要望も受けておりますので、具体的に、町長が答弁申し上げましたように、そのようなことを整理した上で、実現に向けて検討を進めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(増渕さつき君) 13番、大島議員。 ◆13番(大島浩君) 運転の自信がなくなった高齢者の皆様が返納することによるメリットがあれば、芳賀町の交通安全、事故が防げると思います。多くの運転免許証の返納が、想定されます。その場合は町としてどんな対策が、施策があるのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(増渕さつき君) 古谷総務企画部長兼総務課長。 ◎総務企画部長兼総務課長併選挙管理委員会書記長(古谷一良君) 大島議員さん、申しわけございませんが、今、ご質問ですが、高齢者の返納をこういう支援措置を講じて進める上で、実際に免許証を返納しようとしても、やはり車がないと不安だとかそういう方がいらっしゃって、そういう方については今後どのような対応をするかという趣旨でよろしいですか。確かに、議員ご指摘のとおり、支援措置を設けましても車に依存する方は多いかもしれませんし、これは強制的に返納を求める、進めるということもできませんので、今年度、高齢者向けの交通安全講習会、大会なども実施しております。来年度も引き続き、こういうような交通安全対策を推進して高齢者の事故を1件でも少なくしていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(増渕さつき君) 13番、大島議員。 ◆13番(大島浩君) 昔はうちのおやじなんかも免許証持っていて乗ったんですけれども、86か5のころに、とにかく車乗るのはやめろよということで話をして、車のキーを取り上げた経緯があります。それもおやじに言ったことは、自分で事故を起こして何しても構わないけれども、他人様を巻き添えにしたらとんでもない、迷惑するんだということで話しましたので、できるだけ高齢者の事故がなくなるよう、また、今老人クラブ等も数が少なくなって、老人クラブ等による交通教室も多分少なくなっているのかなと思われますので、これからもそういう部分に対して講習を願いまして、私の質問を終わりにさせていただきます。 ありがとうございました。 ○議長(増渕さつき君) これで、大島浩議員の一般質問を終わります。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(増渕さつき君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 会議を閉じます。 本日はこれにて散会いたします。 △散会 午後4時20分...