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03月06日-02号

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  1. 芳賀町議会 2012-03-06
    03月06日-02号


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    平成24年  3月 定例会(第1回)          平成24年第1回芳賀町議会定例会会議録議事日程(第2号)                    平成24年3月6日(火)午前10時開議日程第1 一般質問日程第2 議案第1号 芳賀町東日本大震災復興推進基金条例の制定について日程第3 議案第2号 芳賀町スポーツ推進審議会条例の制定について日程第4 議案第3号 芳賀町長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について日程第5 議案第4号 芳賀町教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について日程第6 議案第5号 芳賀町職員の給与の特例に関する条例の一部改正について日程第7 議案第6号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について日程第8 議案第7号 芳賀町職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部改正について日程第9 議案第8号 東日本大震災に対処するための芳賀町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の特例に関する条例の一部改正について日程第10 議案第9号 芳賀町税条例の一部改正について日程第11 議案第10号 芳賀町こども医療費助成に関する条例の一部改正について日程第12 議案第11号 芳賀町ひとり親家庭医療費の助成に関する条例の一部改正について日程第13 議案第12号 芳賀町重度心身障害者医療費助成に関する条例の一部改正について日程第14 議案第13号 芳賀町介護保険条例の一部改正について日程第15 議案第14号 芳賀町生ごみの収集、運搬及び処理に関する条例の一部改正について日程第16 議案第15号 芳賀町土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例の一部改正について日程第17 議案第16号 芳賀町営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について日程第18 議案第17号 芳賀町生涯学習センター設置及び管理に関する条例の一部改正について日程第19 議案第18号 芳賀町総合情報館設置及び管理に関する条例の一部改正について日程第20 議案第19号 財産の処分について日程第21 議案第20号 芳賀町道路線の廃止について日程第22 議案第21号 芳賀町道路線の認定について日程第23 議案第22号 平成23年度芳賀町一般会計補正予算(第6号)日程第24 議案第23号 平成23年度芳賀町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)日程第25 議案第24号 平成23年度芳賀町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)日程第26 議案第25号 平成23年度芳賀工業団地排水処理センター特別会計補正予算(第3号)日程第27 議案第26号 平成23年度芳賀町介護保険特別会計補正予算(第2号)日程第28 議案第27号 平成23年度芳賀町祖母井南部土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)日程第29 議案第28号 平成23年度芳賀町宅地造成事業特別会計補正予算(第2号)日程第30 議案第29号 平成23年度芳賀町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)---------------------------------------出席議員(15名)     1番  水沼孝夫君      2番  北條 勲君     3番  市川宗司君      4番  小林一男君     5番  石川 保君      6番  増渕さつき君     7番  直井一之君      8番  小林俊夫君     9番  大根田和子君    10番  杉田貞一郎君    11番  小林隆志君     12番  小林信二君    13番  大島 浩君     14番  見目 匡君    15番  岩村治雄君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長        豊田征夫君     副町長       坪川幹雄君 教育長       中鉢 満君     総務課長兼選挙管理委員会書記長                               石崎 享君 企画課長      菱沼正裕君     税務課長      古谷一良君 住民課長      高松紀代美君    環境対策課長    塩澤啓一君 健康福祉課長    水沼秀幸君     農政課長兼農業委員会事務局長                               武田 章君 商工観光課長    七井真人君     建設課長      加藤和美君 都市計画課長    小林俊法君     会計管理者兼会計課長                               田村京子君 こども育成課長   上野哲男君     生涯学習課長    阿久津英之君---------------------------------------事務局職員出席者 議会事務局長    阿部芳幸君     書記        小池敬二君 書記        滝口浩子君 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(岩村治雄君) おはようございます。 ただいまの出席議員は15名であります。定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(岩村治雄君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(岩村治雄君) 日程第1、一般質問を行います。 順次発言を許可いたします。--------------------------------------- △北條勲君 ○議長(岩村治雄君) 2番、北條勲議員、登壇願います。          〔2番 北條 勲君 登壇〕 ◆2番(北條勲君) 一般質問の通告をしたところ、議長より許可を得ましたので質問いたします。 防災に対する町の計画について。 昨年3月11日、東日本大震災の教訓と、東京大学地震研究所では、首都直下地震が、4年以内の発生確率が高くなっているとの発表がありました。防災対策をしっかりやるべきと指摘しています。町では、今後の防災対策をどのように計画しているのか、次の3項目について伺います。 1、町自治会連合会と議会との懇談会で、災害時に一番必要な水の確保をどのようにするのかと提言がありました。町防災対策本部は、各自治会防災でも、水の給水では場所と時間の対応に四苦八苦しました。 そこで、地域のことは地域で官民協働によるべきと考え、各自治会に500リットルの飲料タンク及びタンク保管する防災用物置を各自治会に配置する考えはありますか。 なお、設置されたときの水の確保は、中部上水道企業団のホースと第3配水池、ここはニュータウンの南にある山です。私たちは、通称水道山と言っています。地震等の発生時には、緊急遮断弁により水を自動的にとめ、その量は2,032立方メートルです。芳賀、市貝、益子の人口、約5万3,000人が、一人一日の最低必要量を3リットルとして10日分はあります。 問題は、中部上水道企業団には、給水する車1台と給水タンクは、500リットル、1,000リットル、2,000リットルの3個しかありませんから、芳賀、市貝、益子の3町に、早く給水することはできません。水を必要とする自治会が、直接、水道山に行って持ち帰れば、水の確保はできます。また、上水道企業団と町本部の職員の負担も軽減されます。 この取り組みは、芳賀中部上水道企業団との話し合いが必要と思います。町長から提案する考えはありますか、あわせて伺います。 2、前回の東日本大震災のとき、町防災本部に、上給自治会防災では、電話と携帯を何回もかけましたが、通じませんでした。やむを得ず、役場まで会長と何回も往復をしました。 岩手県山田町消防団は、壊滅的な被害を受け、消防車は第三分団の2台のみとなりましたが、分団独自で整備したトランシーバーが大活躍と、NHK「解説アーカイブス」による放映がされました。 町では、災害本部と各消防車には無線があり、通信がとれます。そこで、自治会と地域の消防車にトランシーバーを設置すれば、自治会から消防車を経由して、町本部への通信ができます。また、逆に町本部から消防車を経由して自治会へ、間接ではありますが、双方向の通信もできます。 災害時の情報収集は、地域住民の安心・安全の確保につながります。町でトランシーバー等を設置する考えはありますか。 3、災害時に、自分の仕事を中断しても、いち早く危険な場所に駆けつけるのは消防団です。身分は非常勤の特別職地方公務員ですが、ふだんは本業の仕事をしています。東日本大震災のときも、町消防団員も、自宅が被災しているのに、地域を優先し、任務に当たる姿を見て、頭が下がりました。東北3県では、消防団員の殉職者は253人、主な理由は、身の危険を感じながら、地域住民を守るための避難誘導もしたからです。殉職者の大半は、子供が小さく働き盛りの年代でした。犠牲になった市町村では、消防団を退団する人がふえています。これからの団員確保と待遇改善が必至との新聞記事を読みました。 消防団は、地域のさまざまな活動になくてはならない存在ですが、団員の確保は上給自治会では大変苦労しています。第2分団の幹部にお話をお聞きしたところ、本部役員は、報酬等の増額は主張していませんが、今後の入団促進策として、団員の報酬等のアップは必要とのお話でした。県内でも、小山市では13年ぶりに団員報酬の見直しをする、鹿沼市では定数確保のため女性団員でもよい、真岡市では定数割れ等の解消を行うなどの新聞も見ました。 県内団員の平均報酬は4万3,000円、芳賀町は4万円です。全国出動の出動手当は3,300円、宇都宮市は全国と同じ3,300円、真岡市は2,300円、芳賀、市貝、益子、茂木は2,000円です。出動したときの仕事の内容は、市でも町でも団員は同じです。芳賀町消防団の待遇改善は、団員の士気高揚を図るためにも、報酬等を全国または県内平均の額までアップする考えはありますか。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 北條勲議員の質問に答弁願います。 町長。          〔町長 豊田征夫君 登壇〕 ◎町長(豊田征夫君) 2番、北條議員のご質問にお答えします。 1点目の水の確保について、500リットルのタンクを配置する考えですが、芳賀中部上水道企業団と構成町である芳賀町、市貝町、益子町と、平成15年4月に、災害時における対処として、芳賀中部上水道企業団施設の緊急時における構成町の応援に関する協定を締結しているところであります。 直接、水道山にとりに行く件についてですが、これについては、芳賀町だけで決定することはできませんので、構成町と協議の上、必要があるということになれば、とりに行くことについて決定したいというふうに思っております。 タンクの配置についてですが、先ほど自治会長さんとの懇談会において話し合ったというようなことでありますけれども、今まで私のところには、その必要性については話がありません。ですので、町としても、自治会長さん、また自主防災組織と協議して、必要があるということになれば、配置していきたいというふうに思っております。 なお、緊急時の飲料水の確保といたしましては、地域内に井戸水があると思います。その井戸水の利用についても検討していければというふうに思っているところであります。自家発電で行えば、水の確保ができます。これらについても、マップ等の整備とあわせて行ってまいりたいというふうに思っております。 2点目の大字自治会にトランシーバーを配置する考えですが、基本的には、トランシーバーの受信範囲は、四、五百メートルというふうに言われております。自主防災組織町災害対策本部との連絡手段としては、これは余り適さないのではないかというふうに思っております。連絡手段としては、衛星放送や災害時優先携帯電話、またはネットワークシステムを利用したテレビ電話というものがあります。現在、利用している防災無線機の追加導入などが考えられます。導入費用や維持管理費、利用内容など、一長一短があるかというふうに思います。それらを考慮して検討してまいりたいというふうに思っております。 3点目の消防団の出動手当ですが、今回の大震災では、消防団員の皆様には大変お世話になりました。この場をおかりいたしまして、厚く御礼を申し上げます。消防団員の報酬については、平成21年度に各種団体補助金を見直した中で、各部の運営補助を少なくするかわりに、平成22年4月から、団員1人当たり1万円、本部役員は2万円の増額をしたところであります。そういう経過もありますので、今後については、議員がおっしゃいましたように、各県内の町村等を調査いたしまして、必要があれば増額をしてまいりたいというふうに思っております。 以上をもって答弁といたします。 ○議長(岩村治雄君) 2番、北條勲議員。 ◆2番(北條勲君) 2番の連絡網のことで再質問したいと思います。 トランシーバーがちょっと難しければ、違う方法で考えていただきたいと思います。この間の新聞を見ますと、宇都宮市では、登録した消防団に、携帯電話での通話は混線して通信不能となり、登録した団員にメールで連絡するとの新聞を見ました。町でも、消防団はもちろんですけれども、自治会防災組織でも、登録した役員にもメールでの連絡は費用が少なく済むことですから、そういう検討はできないでしょうか。 ○議長(岩村治雄君) 石崎総務課長。 ◎総務課長兼選挙管理委員会書記長(石崎享君) お答えいたします。 メール配信については、今現在やっているのは、火災などの緊急については、メールで配信は登録していただければ配信されることになっております。ですから、この災害時についても、今後、検討していきたいというふうに思っています。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 2番、北條勲議員。 ◆2番(北條勲君) 1番の水の確保なんですけれども、水道山に水はあるわけなんです。芳賀、市貝、益子の3リットル使って10日分はあると。その水を運ぶのに車が1台しかないんですよ、中部環境には。それと、タンクが今言ったように3個しかないんです。だから、町の職員でも、それを各町に1個ずつ分けても、とりに行って芳賀町の各自治会に給水する、それには日にちと時間割りと前もって連絡しないと地域ではとりに行けないんです。 この間の災害では、上給自治会には自衛隊の給水車が来ました。来たんですけれども、時間もわからない、突然来たので、地域住民に、「水が来ましたよ」と、連絡ができないんです。やむを得なく、自衛隊には、うちのほうも、まず連絡がとれなくて、ポリバケツを持って、待っていてもらうような態勢がとれなかったんです。やむを得ず、益子のほうに行ってもらった。だから、水が必要なときに、役場でもくんでくれました。うちのほうにも来ましたけれども、時間も何もわからないで、いた人が、もうあるだけのポリタンクとか、あとは公民館のなべとか、そんなもので水をためて、後から来た人に分けたんです。だから、自治会防災組織がありますから、できれば近くの水道山に直接行って、あそこで消防の配水と同じようなバルブが2本あるそうです。それをあければ、地域、住民が直接とりに行くんです、町に手間をかけないで。だから、そういう方法をもう少しかけていただけば、役場の職員にも企業団の職員にも負担はかけないし、地域のことは地域でやるというような、あの水がせっかくタンクにあったとしても、うまく活用できる方法はないかということで、各自治会にタンクをお願いしたということだったんですけれども、再検討はされないでしょうか。 ○議長(岩村治雄君) 町長。
    ◎町長(豊田征夫君) お答えいたします。 混乱したのは事実であります。混乱したということは、やっぱり議員さんが質問したように、通信網が寸断されたというようなことなんです。水道山の水については、ぜひとも実現するようにしていきたいというふうに思っております。近々、正副企業長会議がありますので、そのときに提案したいというふうに思っています。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 2番、北條勲議員。 ◆2番(北條勲君) じゃ、よろしくお願いします。 以上で終わります。 ○議長(岩村治雄君) これで北條勲議員の一般質問を終わります。--------------------------------------- △大根田和子君 ○議長(岩村治雄君) 9番、大根田和子議員、登壇願います。          〔9番 大根田和子君 登壇〕 ◆9番(大根田和子君) 議長に一般質問の通告をいたしましたところ、許可をいただきましたので、これより一般質問を行います。 1番目、「赤ちゃんの駅」設置について。 乳幼児を持つ子育て中の家族が安心して外出できる環境の整備として、授乳やおむつがえをする際に、気軽に立ち寄れる施設、「赤ちゃんの駅」の設置は、子育て支援として有効な施設整備と考えます。町有施設では、情報館に設置され好評ですが、その他の町有施設などに設置し、支援を行う考えがありますか、伺います。 ○議長(岩村治雄君) 大根田和子議員の質問に答弁願います。 町長。          〔町長 豊田征夫君 登壇〕 ◎町長(豊田征夫君) 9番、大根田和子議員のご質問にお答えします。 「赤ちゃんの駅」の設置については、全国的に、都市部を中心に、子育て家庭が安心して外出できる環境を整えることとして進められております。県内でも、小山市、栃木市、真岡市などの県南地域及び宇都宮市等で取り組まれております。「赤ちゃんの駅」の規定は、定められたものがありませんけれども、各自治体においては、おむつがえ、授乳のいずれか、または両方ができる施設としているところです。 当町におきましては、総合情報館の一室に、これらの両機能を備え、幼児用トイレ、給湯設備等を設置されておるところです。設置する公共施設については、設備の一部として設置していますが、既存の施設については、おむつがえ用のベビーベッドが多目的トイレ等に設置されております。利用しやすくするためには、授乳の際の仕切りや部屋が必要です。また、給水、排水設備も使用となりますので、今後、整備を検討してまいります。 また、公共施設だけでなく、商店や企業等にも協力をお願いしたいというふうに思っております。町全体で子育てを支援することにつながりますので、これらも強力に進めてまいりたいというふうに思っています。 以上をもって答弁といたします。 ○議長(岩村治雄君) 9番、大根田和子議員。 ◆9番(大根田和子君) ただいま町長の答弁の中に、何カ所か設置してあるとおっしゃいましたが、そこをごらんになったことは、町長、ございますか。 ○議長(岩村治雄君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 会議室には行っていますので、それらは見ております。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 9番、大根田和子議員。 ◆9番(大根田和子君) それをごらんになって、どのように感じましたでしょうか。 ○議長(岩村治雄君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) これは必要だというふうに思いますけれども、やはり施設については、水道または排水等もありますので、つくるには、場所等を検討する必要があるというふうに思っております。これについては、町では子育て支援の充実というようなことを挙げておりますので、いずれも管理者がおりますので、その管理者によく検討をするように指示しているところであります。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 9番、大根田和子議員。 ◆9番(大根田和子君) 私も、知らないと言えば知らなかったんですが、改めて現在あるものを見せていただきまして、一応私も女の端くれですから、感じたことをちょっと述べさせていただきます。 町民会館には、確かに1階のトイレの前にぽつんとベビーベッドがございます。2階には、びっくりするほどのすごくいい設備が整っているのですが、残念ながら使用する人はいないのではないかと思います。それに、普通に多分施錠してありますので、使いやすいという、そういう現状ではないと思うんです。ステージが見えて、確かに居心地のいい空間ではあると思うんですが、使い勝手はありません。トレセンにはない。道の駅は、身障者用のトイレにあるだけ、甚だ不潔です。授乳用の設備はないです。ロマンの湯は、同じように、身障者用のトイレに家庭用のベビーベッドがあるだけです。体育館とか武道館とかはなし、生涯学習センターとたいらやさんは、子育て支援センターがあるので、これは大丈夫ではないかと思うんです。 せっかくこのように幾らか設備があるのに対して、使い勝手が悪いという現状は、町長は把握しておいででしょうか。 ○議長(岩村治雄君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 議員さんは女性の議員さんでありますし、私は男でありますので、余りそういう声は聞いておりませんので、余り知りません。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 9番、大根田和子議員。 ◆9番(大根田和子君) 役所にいる女性の現役の職員さんもいますし、私のように子育てが終わった人も多分いると思います。やはり男性目線で設置してあるから、使い勝手が悪いのではないでしょうか。やはり女性の、今、男女共同参画社会とは言われても、まだそこら辺までは行き着いていないなと私は感じるのですが、いかがでしょう。 ○議長(岩村治雄君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 女性の目線でどんどん意見を言っていただきまして、よりよい社会をつくっていただければありがたいというふうに思っております。多分、議員さんからこの質問も初めてではなかったかと思っていますし、女性参画社会の会議にも出ていますけれども、その中でもそういう話は出ておりませんので、これから、まちづくり委員会もありますので、そういう中で意見を出してもらって、改善するところは改善してまいりたいというふうに思っています。 ただ、先ほど言いましたように、やはり場所の問題があろうと思います。水道を持っていくことと、排水を持っていくこととがありますので、なかなかすぐにはできないのではないかというふうに思っているところです。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 9番、大根田和子議員。 ◆9番(大根田和子君) 集客を考えているならば、ぜひこの設備はつくっていただきたいと思います。私の子育て時代を話しても何なんですが、やはり授乳をするときに、恥ずかしいなと思うときもしばしばありました。そのころは、そんな設備は全く考えられませんが、あれからウン十年たっても、余り設備的には改善がなされていないなというのが私の実感でございます。 今回、勉強させていただきましたが、やっぱりこれだけのおむつがえのスペース、ミルク用の給湯器、カーテンで隠すことができるいす等々があれば、ゆっくりお客様も、授乳とか、そういうのを心配せずに、いろんなところに行けることだと思います。ぜひ、これから芳賀町が、もっともっとお客様に愛される、安心して子育て支援ができるという、そういう地域全体でやるという子育てを支援していく、意識の助成を図ることがやっぱり一番いいのではないでしょうか。やはり自分のことを振り返っても大変だったのに、今の若い人たちも、そのような設備のないところに行くというのはすごく考えさせられてしまうので、もしこの設備ができましたら、「赤ちゃんの駅」として、ホームページやガイドブックに載せて、やっていただきたいと思います。これでこの件は終わりにします。 次に移らせていただきます。 がん対策について。 病気はがんばかりではありませんが、今や、がんは国民病とまで言われています。日本では、およそ2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで亡くなっています。この割合は、世界でもトップレベルであり、日本は世界的ながん大国であると言えます。がんは不治の病ではありません。予防や早期発見、早期治療により、生存の確率は格段に高くなります。町民一人ひとりが、リスクの低減と健康な生活を営むためのがんに対する予防と検診等での早期発見、罹患者の対応について、町の施策を伺います。 ○議長(岩村治雄君) 答弁願います。 町長。 ◎町長(豊田征夫君) がん対策についてお答えします。 がん対策については、早期発見、早期治療が最も大切であるというふうに考えます。年1回は必ず受診をするよう勧めているところであります。 県が昨年公表いたしました平成21年度がん検診の受診状況は、県全体で、胃がんが16.8%、肺がんが26.2%、大腸がんが24.8%、子宮頸がんが23.6%、乳がんが26.6%という結果です。全国と比較すると、各項目とも上回っているというようなことであります。これは、県内の主に40歳以上の社会保険等の被扶養者と国民健康保険の加入者を対象とした調査のまとめたものですが、芳賀町の受診状況は、胃がん、肺がん、大腸がんとも平均を大きく上回っております。町で実施している健診事業は、地域に出向いて、総合健診を年18回、また個人が医療機関へ出向いて実施するがんセンター検診、子宮がん検診、がん検診推進事業や、国民健康保険加入者を対象とする人間ドック、脳ドックなど、各種の健診事業に取り組んでいるところです。 特に、がんセンター検診は、県内市町村で、唯一、芳賀町だけが実施しているもので、本人が受診項目を選択できる人間ドック的な検診で、費用も2分の1を補助しています。がんセンターは、がんに対する専門的な施設であり、高度医療の検診ができるものと、検診結果による精密検査や治療への移行がスムーズで、早期対応が期待されております。 また、がん検診推進事業は、節目年齢を対象に、クーポン券を発行し、無料で、子宮がん、乳がん、大腸がんの検診が受けられるもので、国も推進しております。 以上のような検診費用については、町が補助しており、検診者の費用負担軽減を図るなど、受診しやすい環境を整えています。平成22年度から、女子中学生を対象として、子宮頸がんワクチンの予防接種を全額補助しております。また、予防事業として、検診結果による特定検診指導該当者や、一般の方を対象に、メタボリックシンドロームや禁煙などの生活習慣の改善を指導しています。 しかし、最も大切なのは、本人の健康に対する意識であり、定期的な検診の意識であります。それらががん対策には不可欠と考えます。今後とも、町民の皆様には、各種検診や予防事業等について、広報やホームページ、芳賀チャンネル等を通して、効果的にPRし、受診率の向上に努めてまいります。 以上をもって答弁といたします。 ○議長(岩村治雄君) 9番、大根田和子議員。 ◆9番(大根田和子君) 芳賀町は、本当にずば抜けたがんに対する支援があると私も感じております。昨年の6月1日から、がんの検診スタートということで広報紙にも載っておりました。この中で、子宮頸がん、乳がん、大腸がんは、無料、全員が無料というわけではないんですが、無料と書いてありました。そのほかに、がん検診を受けると半額負担しますというのは、本当に過分な待遇だと私は思うんですが、このあたりで、どのぐらいアップしたのか、その数字がおわかりになりますか。 ○議長(岩村治雄君) 水沼健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(水沼秀幸君) このクーポンを利用することでアップした検診率ということなんでしょうか。 ◆9番(大根田和子君) はい。 ◎健康福祉課長(水沼秀幸君) クーポンを利用することで、実際的にアップしたという数字はつかんではおりません。現在のところ、22年度の数字ということで、実施状況についてはありますけれども、クーポン利用者だけの増分というのは、数字的にあらわれておりませんので、全体ということでよろしいんでしょうか。 先ほど答弁の中にありましたけれども、栃木県のがん検診実施状況報告書ということで、これは、平成21年度の実績ということで、お答えをさせていただきます。大腸がん、県の平均が24.8でしたが、芳賀町が33.7、子宮がん、県の平均が23.6、芳賀町の平均も23.6、乳がん、県の平均が26.6というところで、芳賀町が19.3と、乳がんがちょっと低い状況です。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 9番、大根田和子議員。 ◆9番(大根田和子君) がんによる死亡者数が多くても、やはりまだ、がん検診の受診率は、まだまだ低いような気がいたします。今まで女性の死亡原因のトップは乳がんでしたが、取ってかわりまして女性も、大腸がんが1位という結果が発表されています。男性は、胃がん、肺がんですが、肺がんは、禁煙をすることによって、がんのリスクは減ってきます。禁煙して、四、五年で喫煙者の半分程度のリスクとなり、10年たつと、一本も吸ったことのない人の1.4倍程度のリスクまで下がります。 夫が一日に20本のたばこを吸うと、妻の肺がんの死亡率は、非喫煙者の妻の約2倍となります。自分を愛する家族の健康のためにも、禁煙を考えてほしいなと思いますが、町としては、この対策として何か考えていることはありますでしょうか。 ○議長(岩村治雄君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 禁煙につきましては、これは、芳賀町独自だと思いますけれども、条例を制定しているところであります。禁煙運動についても、積極的にしているところであります。ただ、これは、禁止されているものでもありませんし、個人のものでありますので、やはり理解が必要であろうというふうに思っております。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 9番、大根田和子議員。 ◆9番(大根田和子君) そこで、せっかく早期発見、早期治療しても、運悪く1期、2期、3期とございますが、1期だと、はっきり言って、完治率は早いのですが、残念ながら、2期、3期となると、相当に抗がん剤治療や薬剤治療しないと難しいと思うんですが、そこで問題になっているのが、がんサバイバーという人たちのことなんですけれども、がんサバイバーというのは、町長、聞いたことはございますか。 ○議長(岩村治雄君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 聞いたことはありません。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 9番、大根田和子議員。 ◆9番(大根田和子君) がんサバイバーというのは、がん経験者というふうに訳すそうですので、それは私も経験しましたので、「ああ、こういうものか」と今実感いたしております。私も、平成22年12月に手術をこそこそとやりまして、現在このように1期で手術をしたものですから、健康に生活をすることができます。やはり開口されるということが、長く治療をしている人にとっては、つらいことだと私も思うんですが、日本は、がんに限らず、病人に対しては冷たい社会と私は思います。治療によって、本当に普通に働くことができるのに、それをだれもが証明したいときっと思っていると思います。できたら、今は、がんは平等にやってくる、社会全体で考えるときに来ているのではないかと私は思います。 2月7日の新聞に、転移防ぐ酵素発見と出ておりました。本当に小さい、こういう記事なんですけれども、すごく私はそれを興味深く読むことができました。がん細胞は、一般の細胞と違って、細胞分裂が早いものですから、早期に治療すればいいんですけれども、遅れますと死亡に至るという現状がありますので、やはりこういう新しい仕組みの解明は、私たちにとっても心強いものであり、悲しむ人が一人でも少なくなってくるということを私も願っていますし、これからも、私自身も、何か町でそういうイベント等とか啓蒙活動というんですか、そういうのをやるつもりはございますか。 ○議長(岩村治雄君) 水沼健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(水沼秀幸君) がんに対しての啓蒙活動というのは、広報また芳賀ナビ等の広報手段をもって、お知らせをしてまいりたいというふうに考えております。 また、先ほどありました禁煙の部分ですが、禁煙教室というものを開いて、少しでも喫煙者に対して、「こんなふうにすれば体のためにいいんですよ」というPRも今後していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 9番、大根田和子議員。 ◆9番(大根田和子君) ぜひ、一人でも多くの人が、芳賀町の大いなる支援を受けて、受診されることを願って、私の一般質問は終わります。 ○議長(岩村治雄君) これで大根田和子議員の一般質問を終わります。 ここで暫時休憩いたします。午前11時、再開いたします。 △休憩 午前10時45分 △再開 午前11時00分 ○議長(岩村治雄君) ただいまから会議を再開いたします。 一般質問を続けます。--------------------------------------- △増渕さつき君 ○議長(岩村治雄君) 6番、増渕さつき議員、登壇願います。          〔6番 増渕さつき君 登壇〕 ◆6番(増渕さつき君) 一般質問の通告をしたところ、議長より質問の許可を得ましたので、質問させていただきます。 高齢者福祉の充実について質問いたします。 老後の安心を社会全体で支える仕組みとして、介護保険制度が導入されて、間もなく12年が経過します。我が国でも少子高齢化が進み、芳賀町でも、平成22年10月の高齢者数3,927人、高齢化率24.5%と増加しています。安心と健康を地域が支える福祉の町を目指して、町では、芳賀町高齢者総合保健福祉計画、第5期介護保険事業計画を策定中です。 そこで、高齢者福祉の充実のため質問いたします。 まず、介護保険についてです。 40歳から64歳、第2号被保険者の保険料は国が毎年改定しますが、65歳以上の第1号被保険者の保険料は、市町村で異なり、3年ごとに改正され、本年4月が改定の年になります。本年4月には、また町内に地域密着型の介護老人福祉施設が開所されることから、介護サービスの供給量等がふえ、介護保険料の引き上げが予想されますが、今後の介護保険料の推計と県内でのこの芳賀町の位置づけについて伺います。 そして、上記福祉施設の開所は入所希望者にとって待ち望んでいたサービスですが、現在、町で把握している入所待機者数とその解消に向けた取り組みについて伺います。 そして、町の保健センター、これは、町民の健康の維持・増進を図る拠点施設として、さまざまな健康づくり事業を行っていますが、この保健センターを、介護予防施設としての機能をあわせ持った施設として整備していく予定はないか伺います。 そして、生活環境の支援の一つに緊急通報装置貸与事業があります。おおむね65歳以上のひとり暮らしの高齢者の緊急時に早期発見を目的とした事業で、平成22年度の町の実績は50件です。岐阜県白川町では、高齢独居世帯の見守りのため、タブレット端末を利用しているそうです。見守り機能や電子回覧板機能を持たせ、行政コストの削減と高齢者支援の充実を両立させたいとのことです。芳賀町でも、この緊急通報装置を発展させて、タブレットを導入できないか伺います。 最後に、日常生活の支援です。高齢者や育児中の母親など、日々の買い物に困っている買い物弱者を支援しようという動きが各地で相次いでいます。 茨城県城里町では、民間の宅配業者と組み、町内の道の駅などが扱う野菜などの宅配を始めました。高齢者支援と地場産品の消費拡大をねらっています。県内でも、矢板市シルバー人材センターでは、高齢者や障害者などを対象に、シルバー元気宅配サービス事業を始めるそうです。食料品の買い物に加え、電球取りかえ、布団干し、家具移動などのサービスを無料で宅配するそうです。また、大田原市でも、高齢者見守り活動の一環として、買い物難民をサポートする買い物支援が、広がりを見せているそうです。こういった事業について、芳賀町でも取り組めないか伺います。 ○議長(岩村治雄君) 増渕さつき議員の質問に答弁願います。 町長。          〔町長 豊田征夫君 登壇〕 ◎町長(豊田征夫君) 6番、増渕さつき議員のご質問にお答えします。 1点目の介護保険についてですが、議案第13号 芳賀町介護保険条例の一部改正についてで提案を申し上げましたが、平成24年度から平成26年度までの保険給付費の増加に対応するため、保険料基準額を現行の4万7,400円、月額3,950円から、年5万4,700円、月額4,561円にする条例の一部改正を提案しております。 保険料の引き上げについては、東水沼地内に建設している29床の地域密着型特別老人福祉ホームの開所による介護サービス利用の増はもちろんですが、第5期介護保険料算定のポイントとして国による制度改正があり、1番目に第1号被保険者の負担割合が20%から21%に改正されたこと、2番目は、保険料基準額に対する割合の弾力化が導入され、低所得者の軽減措置として新第3段階が新設されたことなどが保険料の引き上げの要因となっています。 しかし、町の準備基金からの取り崩しや県の財政安定基金取り崩しによる交付額等により、ある程度の上昇抑制を図っております。 第5期における県内の位置づけですが、2月14日現在の県の集計では、最高が5,080円、最低が4,050円、県内平均が4,412円というレベルにあるようですが、この数値は確定ではありません。 2点目の町で把握している入居待機者数とその解消に向けた取り組みですが、平成23年5月に、今回の第5期介護保険事業計画策定に当たり、調査した数字では、特別養護老人ホームに入所が必要な申し込み数として52名ありました。精査して、町で入所が必要と判断する入所申し込み者は24名でした。精査ということは、町内特養の入所判定の実例などから一定の基準点以上の者を対象としたものです。この24名のうち在宅者は11名です。 今回4月に開所が予定されています29床の地域密着型介護老人福祉施設により、数字的には解消されるものと思います。こうした数値は生きており、常に流動的なものですが、今後も入所見込み者が増加することも予想されます。 しかし、介護保険財政負担と給付のバランスを保つためには、入所待機者数の解消だけでなく、在宅で生きがいを持った元気な高齢者を一人でも多くふやすことだろうというふうに考えています。 3点目の保健センターの整備に関してですが、芳賀町保健センターは、町民の健康づくりの拠点として昭和55年3月に建設され、今年で32年目を迎えました。保健センターでは、乳幼児健診や健康相談、健康づくりなどの保健事業を毎年効果的に実施しており、年間270回程度の各種事業に約6,000名の利用があります。また、現在では、高齢者向けの生きがいサロンが週2回開催されており、介護予防につながる生きた活動を実施しております。 昨年の東日本大震災では、施設の天井排気口の脱落、壁の亀裂、書庫等の倒壊によりガラスが破損したり等の被害がありましたが、建物自体については利用可能であることから、昨年の4月7日から利用を開始したところです。 しかし、施設の老朽化が進む中、適宜、補修等を実施しながら活用しておりますが、既に32年を経過していますので、今後、保健センターのあり方や役割を踏まえ、建てかえ等を検討しながら考えていかなければならないと考えています。その際には、トレーニングセンターのあり方も含め検討してまいります。 第4の緊急通報装置ですが、岐阜県白川町では、今年の1月から、インターネット接続サービスを利用し、独居世帯の安否確認や見守りなどを行うシステムも開始したようです。1月末からは35世帯での利用が開始されるようですが、まだ導入したばかりでどのように評価されるか不明です。白川町の地理的条件や人口構成、高齢化率30%強から導入を図られたものと思います。 ITとネットで困っている人を救えるのかということですが、白川町以外では、島根県奥出雲町や北海道白老町などでも、テレビ電話や携帯端末等のシステムの導入を図っているところです。 しかし、昨年の東日本大震災でも学んだように、最終的に機能するのは地域における人と人のつながりであり、見守りネットワークが高齢者に対する見守りの方法として力を発揮するとさえ認識したところです。ハード面の施設を普及させることで、施設の満足度を高めることも大切ですが、高齢者の見守りについては、現在、進めている地域の力というべき自主防災組織や見守りネットワーク組織の育成強化を進めていくことが必要であると考えますので、タブレットの導入については、今後の検討課題とさせていただきます。 5点目の日常生活の支援についてですが、買い物弱者の支援については、やはり地域的な要因もありますが、各地でさまざまな取り組みがされている事例が見受けられます。 芳賀町は、公共交通に恵まれていませんが、ふれあいタクシーひばりを利用しての買い物や、ヘルパーさん利用の買い物依頼という選択も考えられます。自分で出かけること、自分の目で選択し、買い物するということが認知症予防にもなるようです。現在、JAや生協において食材の配達をしていますが、これらを発展的に利用するのも一つの方法と考えます。 芳賀町では、平たんで地形的にも恵まれていると考えますが、これらの支援は、商工会、芳賀町シルバー人材センター等が高齢者に対するサービスを実施する機関として考えられます。このような取り組みについて、商工会、JA、シルバー人材センター等に検討していただくよう要望していきたいと考えております。 以上をもって答弁といたします。 ○議長(岩村治雄君) 増渕さつき議員。 ◆6番(増渕さつき君) 今、まさに国会でも社会保障と税の一体化について議論がされているところですけれども、国の仕組みと並行して、介護保険とか、あるいは医療保険というのは各市町村で任せている部分が多いので、やはり町としても考えていかなければならない大問題ということはお互い共通理解だと思います。 それで、その介護保険なんですけれども、この議案に提出される中で、介護保険に、これまでの変遷、当初の仕組み、介護保険が導入されてから、3年に一遍、その保険料の見直し、見直しといいましても、結局は、すべて値上がりという言い方が正しいのかどうか、要するに保険料の供給量がふえていくに従って、当然、介護保険料もふえていく。ですから、見直しのたびに3年に一度上がっていくということです。 まして今回は、国による制度改正という先ほど町長のほうからお話がありましたけれども、それでもいきなり保険料が上がるのでは大変だということで、今年度に限っては、その基金を取り崩してそこに充てましょうということで、緩やかな値上がり幅というふうになっているわけです。ですけど、この3年後というのはどうなるかということも含めて、皆さん、大変不安に思っているわけです。 例えば、皆保険の場合は、保険料を払っていれば、いつでもどこでもだれでも医療保険が使えますけれども、お医者さんにかかれるわけですが、介護保険の場合は、認定ということがありまして、介護保険は払っていても、いつでもどこでもだれでもというわけにはいきません。その介護の認定度によってかかれるものが違うということで、なかなか介護保険の仕組みそのものが、もうここに、12年たって変えなくてはいけないというところに来ているというふうに思うんです。 例えば、先ほど町の平均が今回3,990円から4,561円に上がり、県の平均からすれば、少し、県の平均が4,412円ということです。介護保険の場合は、保険料と違って世帯課税ではないので、個人個人にかかるわけで、お互い夫婦ですと、年金は上がらないのに、介護保険のみが4,400円、月に1万円まではいきませんけれども、8,800円どんどん払っていくということで、介護保険について、例えばこういった3年のたびに引き上げになるということについて、町としては今後この保険制度の仕組みそのものについてどのような考えをお持ちでしょうか。結局、このように3年に一度の天井知らずに上がっていって、それだけでやっていけるのかどうか、その辺、国との絡みもありますけれども、町としての介護保険に対するお考えをお聞かせいただければと思います。 ○議長(岩村治雄君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 議員のほうから質問がありましたように、これは社会全体で支えるというようなことでありますので、これは大切だというふうに思っています。今、核家族で、なかなかうちで見られないということで、こういうことになったんだというふうに思っております。 町では、少しでも安くというようなことを思っているわけですけれども、やはりサービスと比例するというような考えでおります。少しでも安くするような計画はとりますけれども、サービスを充実させれば、保険料も上がるというような考えでありますので、そのサービスの内容については、やはり皆さんと協議をして、これから進めていこうというふうに思っています。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 増渕さつき議員。 ◆6番(増渕さつき君) 先ほどの介護保険の改定、3年に一遍改定されます。保険医療の関係も2年の一遍の改定で、特にこの間の後期高齢者の医療についても、今回、後期高齢者自体がまだたっていないので、今回、改正が初ということで、大幅アップ、保険料年額4,680円増という新聞記事がありました。ですから、この4月からは、介護保険料アップに加え、後期高齢者の医療もアップされるわけです。 これについて周知がされているかどうか、皆さん、この保険料のアップについての情報といいますか、町として住民にその情報が届いているかどうか、お聞かせいただければと思いますが。 ○議長(岩村治雄君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) これは、今回、条例を改正したわけでありますので、条例が決まりましたら、これは周知してまいります。条例を改正する前に周知することはできませんので、多くの皆さんに理解していただくように周知をしてまいります。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 増渕さつき議員。 ◆6番(増渕さつき君) 介護保険を社会全体で支える仕組みとして、より皆さんに充実していくように望みます。 それと、例えば、この辺は勉強不足でお聞きしたいんですけれども、保険料の場合は、保険料が滞納すると無保険の状態になりますが、介護保険の滞納といった場合にはどういった状況になるんでしょうか。 ○議長(岩村治雄君) 水沼健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(水沼秀幸君) お答えします。 介護保険の滞納者については、ほとんど特別徴収という形をとっていますので、そのパーセンテージ的には大変少なくございます。ですが、現実にあるとすれば、それは介護保険を利用する際に全額自己負担というような形になっていきます。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 増渕さつき議員。 ◆6番(増渕さつき君) ですから、この介護保険の関係も保険料の関係も、だんだん貧困層というのがふえていく状況において大きな問題になっていくかと思いますけれども、安心して暮らせるまちづくりということで、そういった貧困層についてのケアといいますか、そういうところも少し着眼点としてお持ちいただきたいと思います。 それと、先ほどの入所待機者数が、今のところは町で把握しているところではいない状況で、今後いろいろな状況は変わってくるので変わりますけれども、いないという状況であるということで、もちろん施設の設置というのは、大きな課題であったのができ上がるということで、待ち望んでいた方についてはとてもありがたい施設だと思います。 例えば在宅、国でも、結局、施設整備が大変だということで、在宅で見るサービスをふやそうということで、着々とそういった法律的なものというか施設的なものについて、在宅サービスについてのいろいろなフォローをしていこうという状況になっていますけれども、町としては、在宅サービスを増やすということについてどのようにお考えですか。新しいサービスというか、そういったことをお考えでしょうか。 ○議長(岩村治雄君) 水沼健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(水沼秀幸君) 県内では、足利市が、24時間事業のサービスというのが、過日、下野新聞のほうに載りましたけれども、芳賀町としては、その24時間等については、まだ取り入れるという予定はありません。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 増渕さつき議員。 ◆6番(増渕さつき君) 国のほうでも、今、国会で審議中ということで、なかなか受け皿をどうするかとか、今、下野新聞でも、2025年問題ということで、いろいろなシリーズで特集を組んでいますけれども、記事を読んでいてもなかなか難しい問題だなということです。先進地で、そういった市と町では違うというふうに言われてしまいますけれども、そういったところで先進的なことをやっている行政もありますので、ぜひとも今後とも芳賀町で生かせるものはないかということを取り入れていっていただきたいと思います。 それと、3点目の保健センターの関係なんですけれども、先ほど利用者数と保健センターの役割とをお話しいただきました。利用も、かなりの町民の健康の維持増進のために、いろいろな事業を行っているという話も聞かせていただきました。先ほど32年経過しているので建て替え等の話も出ました。 その中で、建て替えに当たって、提言というか、考えていただきたいと思うんですけれども、区画整理の関係で芳賀町の第1体育館がなくなるという話も聞いています。体育館がなくなるということと、その保健センター、それとトレーニングセンターのあり方というのも検討していることと思います。その一体化として、一体的に介護予防施設ということで、いろいろな国の補助金等の絡みとか、介護予防施設については恐らくいろいろなことがあると思うんですけれども、一体としてすべていろいろなことを網羅した施設、箱物というのは、やはり箱物行政から脱却しなくちゃいけないということは私も思っておりますけれども、今後、必要なものというのは、また違った目線で必要だと思うんです。ですから、体育館機能、保健センター機能あるいはトレセンにあるような社会福祉事務所的な機能、そういったものも併せ持ったトータル的なものをつくっていこうというお考えは、町としてはあるのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(岩村治雄君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) これは、具体的にはまだございません。これから振興計画の中で決めていきたいというふうに思っております。やっぱりできれば一体的なものが私はいいのではないかというふうに思っています。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 増渕さつき議員。 ◆6番(増渕さつき君) それと、保健センターのところで、先ほど生きがいサロンでも週2回お使いになっているということだったんですが、1階の一番奥の会議室というんでしょうか、そこをお使いで、生きがいサロンをやっています。 先日、芳賀チャンネルで介護予防のトレーニングの模様が放映されていたんですけれども、ちょうど介護予防マッサージの授業でしたか、その中を見ますと、そこで運動するにはちょっと手狭というか、エアロバイクとかいろいろなものが置いてあって、会議室としても使うので机も置かなくてはならない。生きがいサロンの方たちも、今だんだん人数が広がっているので、とても手狭であると、そういう話も聞きます。 例えば、増築といいますか、生きがいサロンとして使うのであれば、もう少し介護予防の運動をするのにも、やっぱり広いフロアが必要じゃないかという気がしてくるんですけれども、一体化する施設をつくる前に、現在、使っている状況で不便なものであるから少し広げてみようとか、そういうようなお考えはありますでしょうか。 ○議長(岩村治雄君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 一体的な建設について、いつするかということだというふうに思います。ですので、一体的に建築する時期が決まれば、これが遅くなれば、やっぱり増築も必要だろうというふうに思いますので、この一体的なものについて、これはお金も含めて検討していきたいというふうに思っています。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 増渕さつき議員。 ◆6番(増渕さつき君) では、そういった一体化するような施設をつくるに当たっては、いろいろな方の意見を聞いていただきたいと思います。 それと、先ほどの生活環境の支援のことと、それと買い物弱者の支援のことは、一体的に、先ほど自主防災組織とか見回りネットを活用して、ハードよりもソフト面で高齢者を支えていくというお話でした。 以前、私のほうで、一般質問で、かなり前でしたけれども、介護支援ボランティアの話をさせていただいたことがあります。要するに、自分でできる範囲で支援することによって、それがポイントになっていって、介護保険の保険料を支払う仕組みに整えていくというような内容だったんですけれども、そのときの答弁では、22年度中に検討して、23年度にはその介護支援ボランティア制度が発足できるような形をとりたいというようなご答弁がありました。介護支援ボランティア制度を導入することによって、支えられる側が支える側に回る、要するにまだまだ65歳というのは、高齢者といいましても、国でも高齢者の見直しというのが言われていますけれども、支える側にも回れるわけなので、そういった、ちょっとここには通告はしておりませんけれども、その介護支援ボランティア制度については、話はどのようになってしまったのか、もし途中経過がわかりましたらばお答えいただきたいと思います。 ○議長(岩村治雄君) 水沼健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(水沼秀幸君) 介護支援ボランティア制度ということで検討してまいりましたけれども、芳賀町に、ボランティアさんということで大変多く、これは社会福祉協議会のほうですけれども、登録がございます。それらのボランティアさんを有効に利用していくという形で、新たに介護支援ボランティアというふうに名称を変えることはないだろうという考えで、既存のボランティアを有効に利用していくという形に、検討の結果、考えております。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 増渕さつき議員。 ◆6番(増渕さつき君) そうしますと、それは、介護支援ボランティア制度というのは、それに一歩踏み込んで、自分が支援した時間をポイントとして扱ってもらって、地域貨幣みたいな感じで、そしてそれを介護保険料にも充てられるというようなところの介護支援ボランティア制度ということなんですけれども、そこまでは踏み込んではいないということですね。 ○議長(岩村治雄君) 水沼健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(水沼秀幸君) 既存のボランティアさんに対しては、全くの無償ということではなくて、300円、500円、600円という形で、これが、報酬的に支払われているという状況があります。 介護支援ボランティアで、そのポイント制度ということですと、既存のそのボランティアさんとの報酬とのつり合いがうまくとっていけない。ですから、既存のボランティアさんに対する報酬は、一時やはり町の町長のほうからの指示もございまして、統一的に少しアップさせてはどうかということもありました。それで、一律にアップをした経過もございます。ですから、ポイント制度ということとちょっと整合性がとれないということで、既存のボランティアさんの報酬の見直しということで進めました。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 増渕さつき議員。 ◆6番(増渕さつき君) 少し問題が外れてしまって申しわけないんですが、確かにガソリン代ということで、そういったものが支払われていますが、実際ボランティアをする者にとっては、余りそれは予定していたものではないわけで、例えば芳賀町にはひばりカードというカードがあり、そういったものを提携することによって、そのひばりのポイントになるとか、あるいはそのひばりポイントが何かで使えるということになると、もう少しボランティア性の報酬に対する広がりが出てくると思うんです。そういうようなものも提案していたような気がしたんですけれども、そのポイント制については、それ以上の踏み込みはしないという、町の今の現代では踏み込みはしないということでよろしいんでしょうか。 ○議長(岩村治雄君) 水沼健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(水沼秀幸君) 先ほど申し上げたとおりで、これ以上、踏み込むことはありません。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 増渕さつき議員。 ◆6番(増渕さつき君) では、また改めて違った場面で提案していきたいと思います。 それと、先ほど高齢者の支援の中で、シルバー人材センターとか、そういったところに要望していくという町長のお話でした。 要するに、高齢者の見守りということについて、いろいろな見守りネットも芳賀町ではでき上がっていますけれども、連携といいますか、民生委員さんとか社会福祉協議会さんとかボランティアさん、あるいはそういった高齢者支援に特化したところのシルバー人材センターのそういった業務とかということで、連携強化というのはうたっていますけれども、実際、具体的には、そういったところで統一的に会合を持つことがあったりとかというのはないような気がするんですが、文言で連携強化といいましても、どういった連携強化を目指していくのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(岩村治雄君) 水沼健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(水沼秀幸君) まず、連携強化というところですが、これは、シルバー人材センターあるいは社会福祉協議会という形ですけれども、社会福祉協議会には理事あるいは評議員という形で町の職員が参加をしております。ちなみに、健康福祉課長が社会福祉協議会の理事として加わっております。 シルバー人材センターについては、昨年まで、そういった形で、監査、監事あるいは理事として入って、その数々の会議に出席をしてまいりましたが、今回、シルバー人材センターは、法人化というか、公益法人化ということで、今、準備をしております。その過程の中で、町のほうからは引き上げた形になりました。会員の中から理事さんを選んで、そういったことで運営をしていくというような形です。ですが、補助金等も支出しておりますので、そういう補助金等の監査あるいは通常の連絡調整をシルバー人材センターとは図りながら、連携強化を図っています。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 増渕さつき議員。 ◆6番(増渕さつき君) 言葉だけではなく、実際、具体的なところで動いていただきたいと思います。 それと、大体そういったところの連携とかというと、どうしても充て職に頼ることが多くて、いろいろな世代の方の意見が通りにくいと、全体的にそうですけれども、そういうところがありますので、そういったもし連携の会議とかがある場合には、いろいろな意見が酌み取れる、そういった組織づくりというのをお願いしたいと思います。 それと、24年度の予算の中で、今まで重点施策の中に上がっていた高齢者福祉の充実についてというのが、今回、重点施策に入っておりません。重点に思っていらっしゃることは同じだと思うんですけれども、これがもし施設をつくったからそれでゴールなんだというふうなお考えで、この高齢者福祉の充実についてというのが最重点課題から漏れたのかというと、ちょっとこれは違うのではないかという気がしますが、重点には変わらないとは思いますけれども、最重点施策から高齢者の福祉の充実が今回の24年度の予算案について上がってこなかったというのは、何か特別な理由があるんでしょうか。
    ○議長(岩村治雄君) ちょっと確認したいんですが、24年度予算についての話なんですか。 ◆6番(増渕さつき君) その重点施策に載ってこなかったということ。 ○議長(岩村治雄君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 最重点施策というのはたくさん上げればいいものではないというふうに思っています。やはり優先的にやっていくというようなことで、これは庁議の中で決定させていただきました。高齢者福祉についておろそかにするということではなくて、これも同じようにやっていくというようなことなんですけれども、やはり4つの中には入らなかったというようなことであります。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 増渕さつき議員。 ◆6番(増渕さつき君) 今まさしく、2025年の超高齢化社会といいますか、肩車世代に私たちが乗っかるわけなんですけれども、皆さんほとんどの方が2025年には後期高齢者になっているわけで、その前に、やっぱり地域で安心して老後の生活が送れる、そして介護保険も使えるときには自由に使えると、そういった社会の仕組みづくりといいますか、もちろん国でやるべきところもあるんですけれども、町に負うところもたくさんありますので、そういった安心して老後が迎えられるように仕組みづくりについて皆さんで考えていただきたいと思います。 以上で質問を終わりにします。 ○議長(岩村治雄君) これで増渕さつき議員の一般質問を終わります。 ここで暫時休憩いたします。午後1時、再開いたします。 △休憩 午前11時40分 △再開 午後1時01分 ○議長(岩村治雄君) ただいまから会議を再開いたします。--------------------------------------- △議案第1号の質疑、討論、採決 ○議長(岩村治雄君) 日程第2、議案第1号 芳賀町東日本大震災復興推進基金条例の制定についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 14番、見目議員。 ◆14番(見目匡君) 芳賀町東日本大震災の復興推進基金の条例の制定というようなことで、新規に基金をつくるというようなことでありました。 町長の提案理由の説明の中で、県のほうが約20億円のお金を市町村に配布して、それの受け皿として基金をつくるというようなことでありますが、まず20億円の対象となる市町村、それと提案理由の説明の中で、8,609万円が芳賀町に入るというようなことなんですが、8,609万円というのは、どんなふうな形で、この20億円の算出基礎といいますか、そういうものはどういうところにあるのか伺います。 ○議長(岩村治雄君) 菱沼企画課長。 ◎企画課長(菱沼正裕君) お答えをいたします。 まず、県内の対象となる市町でございますが、全26市町が対象でございます。 それと、県の交付金の20億円の配分につきましては、均等割、人口割、被災状況割、以上の3つの方法で算出された金額でございます。その算出された金額につきましては、芳賀町においては8,609万円ということで県のほうから連絡をいただいております。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 14番、見目匡議員。 ◆14番(見目匡君) 一番問題になってくるこの被災の状況割というのは、そこの中でどのくらいの比率を占めているものなんですか。全体のその算出基礎の中で、均等とか何かとありますけれども、被災割というのは、そこの中の50%ぐらいが被災割で決めているのかどうか。 ○議長(岩村治雄君) 菱沼企画課長。 ◎企画課長(菱沼正裕君) お答えをいたします。 被災割につきましては、全体の4割でございます、40%。ちなみに、均等割が35%、人口割が25%でございます。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 14番、見目匡議員。 ◆14番(見目匡君) これについては、議論をしても、なかなか栃木県の中におきましても、ひどいところ、私は、芳賀町はひどいなと思っているんですが、これは県の決めたことなもので、何ともしようがないのかなと思っております。 それで、まずこの条例を見ますと、第1条なんですが、設置の目的というのは、復興するため、それを早くするために基金というような形なんですが、考え方によれば、今回、県のほうから20億というものが分配されて、芳賀町に8,609万円が入ってきますけれども、基金というのはあくまでも目的ですから、県のほうからお金が入ってこないにしても、芳賀町が本当にひどければ、そして23年度だけで復興ができないということになれば、これは、復興するための目的というようなことで、市町村がみずからそういった基金をつくっても、私はいいのかなと思います。 この1条を見ますと、復興を図るための事業の財源に充てるというような形になっております。これは、県のほうから来るという話になると、財源の充て方というものもかなり制約を受けるのか、それとも一般常識的に、執行部や我々議会が考えるようなところに、これも復興ですからというようなことで、この基金を取り崩して使えるものなのか伺います。 ○議長(岩村治雄君) 菱沼企画課長。 ◎企画課長(菱沼正裕君) お答えをいたします。 県のほうから示されております基金の対応の考え方につきましては、基本的に震災事業であれば、24年度から27年度までの4年間の事業に充当できるということになっております。 ただし、原子力災害として東京電力に賠償請求する経費とか、職員の人件費、臨時さんの賃金はいいのですが、一般職員の人件費については充てられないというふうなことになっております。 あとは、想定される事業につきましては、提案理由の中でもお話ししましたとおり、被災住宅の復興とか文化財の復旧支援とか農業・中小企業の支援とか、そういったことに使えるということになっておりますので、基本的に復興事業であれば一般的に使えるというふうに認識しております。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 14番、見目匡議員。 ◆14番(見目匡君) 2条の中で、基金をつくって、その基金の管理の仕方の条例みたいにしかとれないんですけれども、2条で積み立てをしていくということで、今回、一般会計の中に県からの8,609万円を歳入として、今度、歳出で基金をつくっていくと。基金で23年度の補正をしますと、それだけにしておいて、23年度はもう年度末ですから使えませんからそのままになって、24、25、26、27というような形で取り崩していって、今のような形になるんだと思うんですが、考え方からすると、芳賀町の場合には、町長もいつもいろいろなところでしているように、県内の中で、家屋の倒壊率、そういったものについて芳賀町は非常にひどいんだというような考え方を示していますし、我々もそういう認識を持っています。 そうしますと、基金のこれからこの条例を制定してつくっていったときに、原資といいますか、8,609万円のみならず、芳賀町はひどいのだから、この条例をつくって、さらに一般会計から基金に取り入れていって、もっと1億とか1億幾らとかと、そういうふうにするような考えというのはあるのかどうか伺います。 ○議長(岩村治雄君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) この基金については、これは突然来たんです。国の、多分ですけれども、第3次補正で来て、第3次補正、それはよくわからなかったみたいです、県でも。 今、課長が説明したように、県に40億というようなこと、あと20億については市長会と町村会に配分方法を任せるというようなわけで、結果的にはこういうことになったわけです。使い方も非常に悪いです。 芳賀町には、前の予算の大綱の中でも説明したように、財政調整基金がありますので、必要があれば、財政調整基金を利用して、復興の財源に充てていきたいというふうに思っています。特に、この基金については、非常に使い勝手の悪い基金であります。いろいろ制約もありますので、ただその制約の中で、これを執行していかなければならないというような考えは持っております。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 14番、見目匡議員。 ◆14番(見目匡君) 基金の制定をするというのは、やっぱり先ほど何回も言うようですけれども、財政調整基金は芳賀町でたくさんありまして、目的があってつくるわけなんですが、地域福祉基金とか教育の施設整備基金とか美術品購入等基金とか、そういうものと理屈は全く同じ形で条例制定をしていくわけですよね。 そうすると、今の町長の話を聞くと、制約があって非常に使いづらいんだと言うかもしれませんが、私からすると、町民にわかりやすく、うちのほうはこれだけこういうふうにしていて、基金もこういうふうな形で対応していきますというのを見せていくのも一つの行政のあり方だと思います。 そこで、提言なんですが、今回の初日に、総務常任委員長のほうから、議会でまとまりまして、昨年の6月、復興というか、こういうふうな形で何とかしなきゃならないというので、昨年の6月議会に5%議員の報酬もカットしました。そして、今回、初日に5%をカットしたと。議会の我々の共通認識は、他の市町村なんかは前もってやっているのに、財政が厳しいからしましょうよというようなところもありましたが、芳賀町の議会の場合には、この復興にできるだけ充てたいと、できるだけというか、充てるがためにというようなことで、5%カットというような形をとっております。そういうことを考えたときに、はっきりと我々の5%のカットの分は計算すれば当然出るわけでございますから、それをこの基金の中に入れれば、一般会計の中で減額にしておいていると使えます。そのような形で対応しますと言ってもなかなか目に見えてこない。だけど、今回こういうふうな基金を条例制定してやっていくという話になれば、はっきり5%を入れれば、我々の議員報酬のカットの部分というのは、そういう形で、目に見えた形になるので、そのような考え方というのはどうでしょうか、町長に伺います。 ○議長(岩村治雄君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) この基金の目的ですけれども、これは非常に制約があって使いづらいんですよ。だったら、もっと弾力的にやったほうがいいだろうというようなことで、この基金だけしか設定しなかったというのがありますので、この内容についてはもっと精査する必要があります。私も、提案理由の中で、被災住宅の再建のための利子補給、災害復興イベント、文化財等の復興支援、観光誘客に資するための事業というようなことを挙げましたけれども、これだけだと本当に使いづらいんですよ、これは。 だから、もっと内容を検討して、これはどういうものがあるかということでやることだというふうに思っていますので、その内容については、今、議員が質問されたことについては、内容を検討して、できれば実施していきたいというふうに思っています。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 討論なしと認めます。 これから議案第1号 芳賀町東日本大震災復興推進基金条例の制定についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(岩村治雄君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第2号の質疑、討論、採決 ○議長(岩村治雄君) 日程第3、議案第2号 芳賀町スポーツ推進審議会条例の制定についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 6番、増渕さつき議員。 ◆6番(増渕さつき君) 条例の第3条、組織、その中で、委員の中で関係行政機関の職員5人というのがうたってありますけれども、具体的に関係行政機関というのはどこを指しているんでしょうか。 ○議長(岩村治雄君) 阿久津生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(阿久津英之君) これは、具体的に今決めてはございませんが、県の出先であります芳賀教育事務所、それと芳賀の広域の教育委員会、またこの小・中学校と町の体育係、その辺を考えられると思っております。 ○議長(岩村治雄君) ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 討論なしと認めます。 これから議案第2号 芳賀町スポーツ推進審議会条例の制定についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(岩村治雄君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第3号の質疑、討論、採決 ○議長(岩村治雄君) 日程第4、議案第3号 芳賀町長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 討論なしと認めます。 これから議案第3号 芳賀町長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(岩村治雄君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第4号の質疑、討論、採決 ○議長(岩村治雄君) 日程第5、議案第4号 芳賀町教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 討論なしと認めます。 これから議案第4号 芳賀町教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(岩村治雄君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第5号の質疑、討論、採決 ○議長(岩村治雄君) 日程第6、議案第5号 芳賀町職員の給与の特例に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 4番、小林一男議員。 ◆4番(小林一男君) 提案理由の説明の中で、たしかラスパイレス指数により今回の引き下げをするんだというようなことだったと思うんですけれども、これまでラスパイレス指数は一体幾つで、この1.3%の引き下げに伴ってラスパイレス指数はどの程度に変わるんでしょうか。 ○議長(岩村治雄君) 石崎総務課長。 ◎総務課長兼選挙管理委員会書記長(石崎享君) 今年度のラスパイレス指数が101.3でありますので、その分100にするようにということで1.3%を引き下げました。100になるかどうかは、またちょっと難しい計算式がありますので、どうなるかはわかりませんけれども、100にするということで1.3%を減額するということでございます。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 4番、小林一男議員。 ◆4番(小林一男君) なるべく100に近づけるようにということで、今回の減額の条例が出たということなんですけれども、今後、国家公務員の給与の改定とかもあるかもしれませんので、そんな中で、大体どのぐらいラスパイレス指数が上がったときに、職員給与を引き下げるような条例はまた出すのかとか、その出すか出さないかの判断基準として、おおむねラスパイレス指数、何%か0.何%かぐらい変わったときに出すおつもりなのか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(岩村治雄君) 町長。 ◎町長(豊田征夫君) 今、質問の趣旨がちょっとよくわからなかったんですが、今、言っているのは、国家公務員の給与を7.8%引き下げるということでよろしいんでしょうか。 ◆4番(小林一男君) はい。 ◎町長(豊田征夫君) これはもう参議院も通りましたので、これは国が通りました。 状況についてですけれども、この状況については、町のほうにはまだ来ておりません。これから例えば地方交付税がありますけれども、その地方交付税の算定の中で、多分、給付については7.8%下がるのではないかというふうに思っています。そうすると、交付税も下がるというようなことでありますので、これは、7.8%については、そういう状況を見て、やっぱり7.8%を下げなければならないのではないかというような今の情報としての状況です。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 討論なしと認めます。 これから議案第5号 芳賀町職員の給与の特例に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(岩村治雄君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第6号の質疑、討論、採決 ○議長(岩村治雄君) 日程第7、議案第6号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 討論なしと認めます。 これから議案第6号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(岩村治雄君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第7号の質疑、討論、採決 ○議長(岩村治雄君) 日程第8、議案第7号 芳賀町職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 討論なしと認めます。 これから議案第7号 芳賀町職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(岩村治雄君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第8号の質疑、討論、採決 ○議長(岩村治雄君) 日程第9、議案第8号 東日本大震災に対処するための芳賀町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の特例に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 討論なしと認めます。 これから議案第8号 東日本大震災に対処するための芳賀町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の特例に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(岩村治雄君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第9号の質疑、討論、採決 ○議長(岩村治雄君) 日程第10、議案第9号 芳賀町税条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 6番、増渕さつき議員。 ◆6番(増渕さつき君) 25条、均等割が300円から500円加算というところなんですけれども、何か唐突に出てきたような感じもするんですが、それも、平成26年度から、通常ですと、今、出れば、翌年度からとか、あるいは24年度からかなという感じがするんですけれども、26年度から35年度までというのはどういったことからなんでしょうか、この均等割の500円増の加算の部分の説明をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(岩村治雄君) 古谷税務課長。 ◎税務課長(古谷一良君) ただいまのご質問でございますけれども、まずこの条例改正に至った経過でございますけれども、昨年の3月11日に発生しました東日本大震災に対しましては、平成23年6月24日に東日本大震災復興基本法というものが施行されたことにつきましては、既にご承知のことと思います。この法律の趣旨に基づきまして、平成23年12月2日には、東日本大震災からの復興に関し地方公共団体が実施する防災のための施策に必要な財源の確保に係る地方税の臨時特例に関する法律というものが施行されました。この法律の第2条において、平成26年度から35年度までの間、個人町民税の均等割額を地方税法第310条で規定されております3,000円に、500円を加算した額とすることが定められました。 このため、町の税条例につきましても、その法律に基づいて一部改正が必要となったものですが、その500円の引き上げにつきましては、平成26年度から35年度までの10年間でございますが、その増額となった部分につきましては、平成23年度から平成27年度までの5年間に、復興、それから防災対策に要する経費に充てるということで、財源としましては26年度から35年度までの10年間になりますが、その財源を前倒しして、その5年間に復興の事業に充てるという趣旨で今回の法律が制定されたということでございます。 ○議長(岩村治雄君) 3番、市川宗司議員。 ◆3番(市川宗司君) 今の質問に関連してなんですけれども、平成26年度から35年度までの10年間にわたって、個人の町民税に限り、均等割の税率をプラス500円加算した額が、いわゆる純粋なる増税という形になるかと思うんですが、この目的は、緊急に地方公共団体が実施する防災のための施策に要する費用の財源を確保するため、臨時の措置として、個人住民税の均等割の標準税率の引き上げを行うという趣旨の内容があるようでございますが、このいわゆる震災の復興に関しての財源の確保ということなんですが、この町民税と、もう一つ、道府県民税もプラス現在の年額1,000円のところを1,500円にということで、道府県民税も500円増額になっておりますけれども、私が質問したいところは、芳賀町の町民税の3,500円アップした分というのは、純粋に増税分として税収金額というのはいかほどになるのか、あるいはそれと芳賀町の増税に関する世帯数の数は何件ぐらいになるのか、そしてまた道府県民税のプラス500円に関しても町に還付金があるのかどうか、その辺のところをお聞きしたいと思います。 ○議長(岩村治雄君) 古谷税務課長。 ◎税務課長(古谷一良君) ただいまのご質問でございますけれども、まず均等割の対象者というのは、各年度で人数の増減はございますが、大体、毎年8,000人前後の均等割の納付者の数となっておりますので、それで500円を掛けていきますと、各年で全く同じということではありませんけれども、1年につき約400万ぐらいの税収に結びつくというふうに試算をしております。それが10年間ですので、トータルでは約4,000万ぐらいの税収につながると思われます。 それと、個人県民税につきましては、今、議員ご質問のように、やはり500円引き上げられて1,000円から1,500円に上がりますので、実質、町民の皆様のご負担としては、1人1,000円のご負担になっていく形になります。 それで、県民税の還付等ということでございますけれども、県民税の徴収につきましては、県のほうから、毎年、県民税の徴収委託金という形で、約2,300万程度の事務費的なものをいただいておりますので、その中に含まれてくると思われます。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 3番、市川宗司議員。 ◆3番(市川宗司君) それでは、もう一つお聞きします。 先ほど見目議員の質問の中のこの大災害により取り崩し復興基金といわゆる増収分というのは、これはダブるんですか。中に含まれるものなんですか、含まれないものなんですか、別々のものなんですか、その辺をお聞きしたいと思います。 ○議長(岩村治雄君) 菱沼企画課長。 ◎企画課長(菱沼正裕君) お答えいたします。 先ほど議案第1号で議決いただきました芳賀町東日本大震災復興推進基金と、今回、ただいまお話しいただいております26年度から10年間の均等割の500円アップにつきましては、重なるものではございません、別々でございます。ですから、基金についても復興事業に活用するとともに、この均等割分につきましても、26年度からの増収分ですが、先ほど税務課長がお答えしたとおり、23年度からの復興事業に活用できるというか、活用して、後で増収分をいただくというような形になります。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 討論なしと認めます。 これから議案第9号 芳賀町税条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。          〔起立全員〕
    ○議長(岩村治雄君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第10号の質疑、討論、採決 ○議長(岩村治雄君) 日程第11、議案第10号 芳賀町こども医療費助成に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 3番、市川宗司議員。 ◆3番(市川宗司君) 芳賀町こども医療費助成に関する条例の一部改正ということですけれども、入院時食事療養費を削るということで、議案の説明のときにお聞きしたと思うんですが、ちょっともう一度この項目を削る理由というものでお聞きしたいと思います。 ○議長(岩村治雄君) 水沼健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(水沼秀幸君) 入院時食事療養費ということで、入院している子供の食事代を今までは補助していましたけれども、県のほうが、平成21年度までで補助金が廃止になりました。22、23年度と町単独でこの分を支出していたところなんですが、通院者、それと元気な方においても食事はとられるということから、公平性の観点から、この食事代は廃止することと、それが望ましいのではないかということから、今回ご提案をさせていただきました。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 まず、反対討論の発言を許します。 3番、市川宗司議員。 ◆3番(市川宗司君) この医療費補助を廃止するということについて、反対の討論をさせていただきます。 まず、入院する人、通院されている人、これは、おのずからどちらが病状的に重症かといいますと、当然、入院されている方が重症かと思います。通院されている人、健康な人の食事代と同じように、この入院時食事療養費というものを考えてはならないかと思います。なぜかというと、入院時食事療養費というのは、入院時における病気治療の一部として、病院あるいはお医者さんはそのように考えているかと思います。ただ単なる患者個人の病状に合わせて、カロリー計算等をされて、食事というものは入院されている方に出されているかと思います。健康な人たちの食事と同様に考えるべきではない。 町の重点施策でもある子育て支援の充実という観点からしても、逆行した条例の改正になるように思います。この条例改正には反対をいたします。 以上でございます。 ○議長(岩村治雄君) ほかに討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) これで討論を終わります。 これから議案第10号 芳賀町こども医療費助成に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。          〔起立多数〕 ○議長(岩村治雄君) 起立多数です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第11号の質疑、討論、採決 ○議長(岩村治雄君) 日程第12、議案第11号 芳賀町ひとり親家庭医療費の助成に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 12番、小林信二議員。 ◆12番(小林信二君) ただいま市川議員が質問したとほぼ同じなんですが、特にこのひとり親医療費、食事療養費、確かに1人で子供を育てるというのは非常に大変なことだと思うんです。31ページのマネジメントシートを見ますと、将来、子供を育てるのに、不安を感じているというのが、46.3%というふうな数字が出ているわけなんです。ですから、少子化を防ぐのにも、そういうふうな食事療養費を削るようなことではなくて、せめて2分の1とか3分の1とかというふうな助成は考えていないんでしょうか。 ○議長(岩村治雄君) 水沼健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(水沼秀幸君) ひとり親のところなんですが、この医療費助成については、ひとり親という部分では、これはお子さんだけの補助ということで実施していますので、ひとり親といっても、事実は先ほどの議案第10号のこども医療費のほうでお金的には支払いをしています。ですから、実質的にひとり親家庭のお子さん分の補助というのは、ひとり親家庭医療費のほうでは金額的にはありません。 それと、これはご説明申し上げておきたいんですが、現在、芳賀町では中3までということで、最近、郡内各市町でも中学3年生までの医療費を無料ということで実施してきました。ですが、町内現物というのは県内でも中3までは芳賀町だけです。現物と償還方式という違いは、現物はお医者さんでお金を払わないということなんです。償還というのは、領収書を持ってきて、それで申請してお金の還付を受けるということです。ですから、通常、ワンレセプト、一月500円というのもかかってきます。郡内各市町ではそういったお金も受診者の方に負担をいただいています。芳賀町はその分も全くありません。依然として県内でこども医療費助成についてはトップの実施状況であります。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 討論なしと認めます。 これから議案第11号 芳賀町ひとり親家庭医療費の助成に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。          〔起立多数〕 ○議長(岩村治雄君) 起立多数です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第12号の質疑、討論、採決 ○議長(岩村治雄君) 日程第13、議案第12号 芳賀町重度心身障害者医療費助成に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 討論なしと認めます。 これから議案第12号 芳賀町重度心身障害者医療費助成に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。          〔起立多数〕 ○議長(岩村治雄君) 起立多数です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第13号の質疑、討論、採決 ○議長(岩村治雄君) 日程第14、議案第13号 芳賀町介護保険条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 討論なしと認めます。 これから議案第13号 芳賀町介護保険条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(岩村治雄君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第14号の質疑、討論、採決 ○議長(岩村治雄君) 日程第15、議案第14号 芳賀町生ごみの収集、運搬及び処理に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 6番、増渕さつき議員。 ◆6番(増渕さつき君) 生ごみのバケツ回収につきましては、もともと堆肥化事業が始まる前のころに、環の町芳賀推進会議というところで、この収集に当たっては、山形県長井市の先進地を視察してきた経緯があったと思うんです。そのときに、まず初めにバケツからということで芳賀町でも始まったんですが、そのバケツ自体が町で購入したバケツということで、不評で結局この袋になりました。その後、また今回その袋、利便性の向上のためということでバケツに戻るんですけれども、ただもとに戻るバケツ方式なのか、あるいは住民とか、そういった実際にこれに携わる人たちの意見を練った上での新しい形でのバケツ回収なのか、その辺のここに至ったまでの経緯がわかれば教えていただきたいと思います。 ○議長(岩村治雄君) 塩澤環境対策課長。 ◎環境対策課長(塩澤啓一君) お答えします。 この生ごみ回収事業につきましては、平成18年から開始されたということでございますが、その当初、今おっしゃっていたようなことで始まったようですが、ここ近年でのまちづくり委員会、そういった場で特に女性の方々の意見が多くて、今、回収しているのは一部特定した地域ではございますが、そういう中で、あの袋も、分解型の袋ということで、長もちしない中で切れちゃったりということで、非常に不便だという声が多くございまして、バケツで回収していただくことが一番処理しやすいということと、もう一点は、その費用の徴収、使用料の徴収といいますか、その件についても検討はあったんですけれども、バケツになるとなかなか徴収できない部分もありますけれども、やはりそういうことによってもう少し事業が拡大できるということを想定しまして、今回、条例改正という中で対応しようということになりました。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 6番、増渕さつき議員。 ◆6番(増渕さつき君) そのふたつきのバケツなんですけれども、当初、導入したときは不評だったという、周りの人たちの余りよろしくない評判も聞いたんですが、今回のこのバケツというのは、それとはまた別の形で行うのか、あるいは町で一括してバケツについては用意するのか、その辺のところはどうなんでしょうか。 ○議長(岩村治雄君) 塩澤環境対策課長。 ◎環境対策課長(塩澤啓一君) お答えします。 町のほうでは、特定したバケツを指定する予定はございません。よく水を切った生ごみをバケツに入れて出していただくということで考えております。ふたつきにするというのは、カラスとか動物、そういったものに荒らされないようにということの考えからでございます。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 6番、増渕さつき議員。 ◆6番(増渕さつき君) そうしますと、新しくこの方式に変わるに当たっては、実際にこの生ごみを出す住民に対しての広報活動とか、その辺のところはどのようになっているでしょうか。 ○議長(岩村治雄君) 塩澤環境対策課長。 ◎環境対策課長(塩澤啓一君) たしか今回、3月号の町広報にその記事が載っているかと思うんですが、引き続き広報は続けて周知していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 討論なしと認めます。 これから議案第14号 芳賀町生ごみの収集、運搬及び処理に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(岩村治雄君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第15号の質疑、討論、採決 ○議長(岩村治雄君) 日程第16、議案第15号 芳賀町土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 討論なしと認めます。 これから議案第15号 芳賀町土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(岩村治雄君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第16号の質疑、討論、採決 ○議長(岩村治雄君) 日程第17、議案第16号 芳賀町営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 6番、増渕さつき議員。 ◆6番(増渕さつき君) この提案理由の説明のときに、入居の資格要件が緩和されたということで、ご説明がありました。その中で、高齢者を老人に改めるということで、この条文の中ではすべて高齢者が老人に変わっているんですけれども、行政用語なのでしょうけれども、老人のほうが若いということなんですね。すみません、この高齢者と老人の用語の説明をお願いしたいと思います。 ○議長(岩村治雄君) 小林都市計画課長。 ◎都市計画課長(小林俊法君) お答えいたします。 旧条例では高齢者となっておりますが、高齢者とは一般的に65歳以上を指されるものだということで、今回のこの特例で設けられる老人につきましては60歳以上ということでございますので、文言を変えてきたものでございます。 ○議長(岩村治雄君) 増渕さつき議員、了解。 ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 討論なしと認めます。 これから議案第16号 芳賀町営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(岩村治雄君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第17号の質疑、討論、採決 ○議長(岩村治雄君) 日程第18、議案第17号 芳賀町生涯学習センター設置及び管理に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 6番、増渕さつき議員。 ◆6番(増渕さつき君) 議案17号、18号ともになんですけれども、この中に、具体的にの中に、組織する中に、「学校教育及び社会教育の関係者、家庭教育の向上に資する活動を行う者並びに学識経験のある者の中から」という具体的な項目が出てきたわけです。実際に、どういった人材を予定して、この組織の中に入れておこうというお考えなのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(岩村治雄君) 阿久津生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(阿久津英之君) 今までにもありましたように、社会教育指導員、生涯学習センターの審議員ということでございますが、そういった委員さんの中には、社会教育団体組織の代表者とかがございます。今回の中で、ただいまありますように、「学校教育及び社会教育の関係者、家庭教育の向上に資する活動を行う者並びに」ということでありますので、今、具体的にこのメンバーをすべて挙げることはちょっとできませんが、こういう者の中から選抜していきたいと思っております。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 6番、増渕さつき議員。 ◆6番(増渕さつき君) 要するに、今までは、この文言はなかったということは、広くどなたでもというところがあったのかなと思ったんです。わざわざ殊さらにこれを載せたというのは、何か条例に当たって具体的に考えることがあったのかなと思って聞いてみたんですけれども、これは逆に限定するようになってしまうかなというふうに思ったんですが、その点はいかがですか。 ○議長(岩村治雄君) 阿久津生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(阿久津英之君) 国のほうでは、先ほども申し上げましたように、法律の改正がございました。そういう中で、地域の自主性及び自立性を高めるための改革ということで、そういう方たちを任命するということで一部改正するんだという通達が来ております。 ○議長(岩村治雄君) ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 討論なしと認めます。 これから議案第17号 芳賀町生涯学習センター設置及び管理に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(岩村治雄君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第18号の質疑、討論、採決 ○議長(岩村治雄君) 日程第19、議案第18号 芳賀町総合情報館設置及び管理に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 討論なしと認めます。 これから議案第18号 芳賀町総合情報館設置及び管理に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(岩村治雄君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第19号の質疑、討論、採決 ○議長(岩村治雄君) 日程第20、議案第19号 財産の処分についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 討論なしと認めます。 これから議案第19号 財産の処分についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(岩村治雄君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第20号の質疑、討論、採決 ○議長(岩村治雄君) 日程第21、議案第20号 芳賀町道路線の廃止についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 討論なしと認めます。 これから議案第20号 芳賀町道路線の廃止についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(岩村治雄君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第21号の質疑、討論、採決 ○議長(岩村治雄君) 日程第22、議案第21号 芳賀町道路線の認定についての件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 討論なしと認めます。 これから議案第21号 芳賀町道路線の認定についての件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(岩村治雄君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第22号の質疑、討論、採決 ○議長(岩村治雄君) 日程第23、議案第22号 平成23年度芳賀町一般会計補正予算(第6号)の件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 5番、石川保議員。 ◆5番(石川保君) 説明書のほう、10ページをお願いします。 ちょっとわからないので説明をお願いしたいんですが、公共交通推進費というのが企画費の中であると思うんですが、その中の生活バス路線維持費補助金ということで114万円計上してあります。これはなぜ当初予算で計上しなかったのか、ちょっとその辺の説明をお願いします。 ○議長(岩村治雄君) 菱沼企画課長。 ◎企画課長(菱沼正裕君) お答えいたします。 この公共交通推進費の補助金につきましては、当初予算でも計上しておりましたが、今回、JRバスの2路線につきまして、震災の影響もあったかと思いますが、収入が見込みより少なかったと、最終的に経常赤字幅がふえたということで、今回そのふえた分の114万2,000円を補正計上するものです。 以上です。
    ○議長(岩村治雄君) 5番、石川保議員。 ◆5番(石川保君) 了解しました。 もう一点だけお願いします。 同じく説明書19ページをお願いします。 中段の地籍調査費なんですが、これは当初予算で147万4,000円あったんです。それが、今度、これは減です、199万4,000円、この途中に補正もあったんだと思うんですが、この流れについてちょっとご説明をお願いします。 ○議長(岩村治雄君) 加藤建設課長。 ◎建設課長(加藤和美君) お答えします。 地籍調査の減額について説明します。 当初は、一筆調査、これは現地立ち会いの調査でございますが、それの事前準備のために行う業務として、調査地図作成業務及び基準点の設置業務を計画していました。これは2つで約86万程度の業務委託を計画していましたが、検討の協議の中で、次年度からこの一筆調査という仕事に入るわけなんですが、その開始予定と同時に行うことで国庫補助の対象事業に取り入れられることとなったということで、町単で実施するよりも町の持ち出しが少なくなるということから、今年度は執行しないで減額としたものです。 また、6月に190万を補正しました。これは実施計画書作成業務ということで補正をさせていただいたわけですが、入札の結果が設計価格よりもかなり低い価格、落札率で言いますと46.4%という安い価格で落札されたことから執行残が出たため、先ほどの未執行のものとあわせて今回減額をしたものでございます。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 5番、石川保議員。 ◆5番(石川保君) 了解しました。 その流れについては理解したんですが、この地籍調査費については、ご承知のように昭和26年に国土調査法ができて、それから37年に国土調査促進推進法ができて進められているという話ですが、全国的にも進められて、栃木県はどちらかというと遅れているほうなんです。 その中で、芳賀町もどうなのかというと、芳賀町は、その割には1市5町の中では進んでいるほうというふうに伺っておりますけれども、ただこれは、本気になってやるつもりで、予算の話もありますけれども、来年の予算の中にも計上されて、これを具体的にもうしっかりと進めていくんだと、そういう基本的な考えでいるのか。 それから、しっかり地元の住民の方に事前説明をして、それをきっちりやっていくのか、その辺のところをちょっと確認したいと思います。 ○議長(岩村治雄君) 加藤建設課長。 ◎建設課長(加藤和美君) お答えします。 先ほども話しましたように、来年度から、この一筆調査ということで、地権者の方と立ち会いしながら境界を確定していくわけでございますが、今年度において、先ほど補正をいただいて作成しました実施計画書に基づいて、その中では、25年で芳賀町の地籍調査をやるというような計画で、今、策定しているところでございます。その中で、順位づけをされていく、どこからか最初にやるわけでございますが、その中では下高根沢の一番北の端のほうから順次やっていくというような計画を今策定しているところでございます。 実施に当たっては、当然、地域の皆様方に説明をしながら実施していくというふうに考えております。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 1番、水沼孝夫議員。 ◆1番(水沼孝夫君) ちょっと雑駁な質問になるかもしれませんが、町税収入、4ページ、税収が落ち込む一方でありますけれども、社会保障関係の費用は先ほど来増加の一途をたどっているということで、特に町税の減収の要因というものを大まかで結構です、教えていただければと思います。 ○議長(岩村治雄君) 古谷税務課長。 ◎税務課長(古谷一良君) 町税の税収減の内容でございますけれども、まず法人町民税につきましては、東日本大震災や円高などの経済状況の影響を受けまして、当初、見込んだ額よりも企業からの納税額が下回ってきたということによります。 それから、固定資産税につきましても、やはり東日本大震災による家屋等の減免が大きく要因となっておりまして、特に工業団地立地企業からの税収が大きくマイナスとなっております。法人の減免につきましては、20社から減免の申請がございました。 それから、個人の固定資産税につきましても、家屋の滅失あるいは損壊率によっての軽減によりまして、約320件ほど申請がございました。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 1番、水沼孝夫議員。 ◆1番(水沼孝夫君) そこで、同じ4ページからになるんですが、補正に関して、東日本大震災から復旧事業にかかわる地方負担分について、地方交付税のほうを加算するという意味で、震災復興特別交付税として、通常の特別交付税とは別枠で、個々の被災自治体における負担をゼロにするということで、震災の復興特別交付税というのが、4ページの下の段にあると思うんですが、5億7,176万円ほど歳入が計上されておりますけれども、その歳入歳出の分を見ると、その大部分が財政調整基金のほうに回っているように見えますけれども、その理由について、それから今後、その財政調整基金のほうに回して、何に使っていくのか、その辺についてお答えいただきたいと思います。 ○議長(岩村治雄君) 菱沼企画課長。 ◎企画課長(菱沼正裕君) お答えいたします。 説明書の11ページに財政調整基金がございます。基金積立金のうちの項目としてございます。今回の補正で3億8,750万8,000円を積み増しするということでございます。 まず、1点目でございますが、基金の利子が200万ほどふえるということで、それをプラスいたします。 次に、21年度の繰越金が6億4,200万ほどございました。地方財政法におきましては、剰余金の2分の1以上を翌々年度までに積み立てなさいという決まりがございますので、今回、その6億4,200万円のおよそ2分の1を積み立てるということで、3億2,150万円ほど財調に積み立てるということをしております。 最後に、先ほどございましたように、震災復興特別交付税等の国の財源措置がございましたので、23年度におきまして、6億3,000万ほどの剰余金が、歳入歳出の差額が出ておりますので、この分につきましても、今年度、財調に積み立てをしたいというふうに考えています。 先ほどお話したとおり、剰余金については、翌々年度までに2分の1以上を積み立てなさいという規定がございますので、今回の補正において、それらの状況を踏まえると、積めるときに積んだほうがいいだろうというふうな観点がございまして、積み立てることにしております。この積み立てた基金につきましては、当然のごとく24年度以降、例えば税収が下がってくるとか、もろもろの中で基金を取り崩す必要性が出たときに崩しまして、財源として充てたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(岩村治雄君) 1番、水沼孝夫議員。 ◆1番(水沼孝夫君) 大体わかりました。 それで、今、財政調整基金の残高、今、言われたかと思うんですが、今回の積み増しを入れてトータルでどのぐらいになるか、そしてまた財政調整基金の比率、これは何%ぐらいになっているのか、多分、県のほうで、市町村のほうの平均を見てみると、11.6%ぐらいになっていると思うので、芳賀町の場合、相当高い数値になるんじゃないかなと思うのですが、その辺、ちょっとお答えいただきたいと思います。 ○議長(岩村治雄君) 菱沼企画課長。 ◎企画課長(菱沼正裕君) お答えをいたします。 23年度末におきます財調の基金残高ですが、12億8,928万6,000円の見込みでございます。 その積み立てている率につきましては、詳細は把握しておりません。ただ、基準財政需要額のはっきりした数字は覚えておりませんが、5%から10%ぐらいですか。 ○議長(岩村治雄君) 田村会計課長。 ◎会計管理者兼会計課長(田村京子君) すみません、今、数字がすぐわかりませんので、後で調べて報告したいと思います。 ○議長(岩村治雄君) 1番、水沼孝夫議員。 ◆1番(水沼孝夫君) じゃ、後で報告はよろしくお願いしたいと思います。多分これは、今、21年の数字をちょっと見ていたんですけれども、芳賀町は、24~25%のところにいっていると思います。多分、県下では一番高いんじゃないかなと思いますので、そこら辺のちょっと詳しいところを知りたかったものですから質問しました。 そして、今回の補正予算の中で、歳出面において3款から11款まで3億8,228万ぐらいの削減がなされていると思うんですが、その中に、先ほども出ましたけれども、地質調査費等で、46.4%の落札率で199万ほど安くなったということが報告されていましたけれども、そういった契約の差金というのが相当出てくると思うんです。大体その契約差金がどのくらい発生しているのか、またそれが今度どういった形で償還されていくのか、その辺、ちょっと教えていただきたいと思います。 ○議長(岩村治雄君) 石崎総務課長。 ◎総務課長兼選挙管理委員会書記長(石崎享君) 契約金額、落札率等については、平成23年度分をまとめて議員さんにお示ししたいと思っていますので、後で資料を提示したいと思います。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 14番、見目匡議員。 ◆14番(見目匡君) 第2表の繰越明許について伺いたいと思います。 今回、7項目、何か繰り越しをするというようなことなんですが、繰り越しは、一般的なものの考え方からいたしますと、例えば一番上に上がっておりますように、私立保育園の建設の補助金、これは、説明によりますと、23年度中ですと、この2つの保育園が建設するのに、非常に高率な補助金がある。24年度になると、補助金というものが打ち切られるために、2つのひばりとみずはし保育園を23年度に計画をして、それが年度ぎりぎりですから、それを今度は24年度に実施するというようなことで、大体ほかのものというのは、そんなふうなものの考え方でいくのかと思うんですが、商工費の中で、道の駅はがリニューアル検討業務304万5,000円が繰り越しをするというようなことで、こういうものというのは、どちらかというと町が検討していくものだと思いますので、23年度内に償還をすべきものだろうと考えているのですが、なぜ繰り越しになったのか伺いたいと思います。 ○議長(岩村治雄君) 七井商工観光課長。 ◎商工観光課長(七井真人君) ただいまのご質問にお答えしたいと思います。 今回、業務委託をした内容でございますけれども、道の駅の全体のリニューアル計画をしたいということで、いわゆるコンサル業務の委託をしたわけでございますけれども、当初、発注の段階では、3月いっぱいで完了させるということで予定しておりまして、請け負った業者ともそういった内容で話を進めて、こちらとしても準備を進めてきたところでございます。 その中で、幾つかの調査項目がございまして、例えば現状分析とか立地環境調査あるいは指定管理者の意向調査とかあるいは市場調査とか、いろいろな項目がございますけれども、そういった項目については、いわゆる全体の調査項目の中では基礎的な調査ということになろうかと思います。 今、議員さんからご指摘のように、そういったものについて、例えば23年度だけでこの基礎的調査を実施させた上で、24年度に、その調査結果をもとに、さらに追加的なさらに詳しい調査をするという方法も、当然、事務手続上はあると思います。 ただし、今回の調査の内容を考えますと、不可分一体といいますか、効率性とか事務の業務内容の精度とか、そういったものを総合的に勘案しますと、特に調査項目の中で、アンケート調査とか意向調査を実施して、その検討内容を地元関係する指定管理者等と細密に打ち合わせして、その結果に基づいたものは、さらにコンサル業務を受注した業者に、さらに成果としてそれの高めてもらうような投げかけをもう一度して、それをもって、もう一度こちらでも検討するというやりとりを何度かしたいということで、より深い突き詰めた内容にしたいという思いがありまして、そういった関係で、やはり一定期間を要するということで、工期の延長をさせていただきたいというのが今回の繰り越しの内容でございます。 ○議長(岩村治雄君) 14番、見目匡議員。 ◆14番(見目匡君) 非常に何か失礼ですが、わかりづらい答弁だなというような感じがしたんですが、このコンサルにそういった業務を委託したと、年度内の3月までに結論を出すというような話で事は進んでいったんだと思うんですが、コンサルに業務を委託する前に、町として、商工観光課として、道の駅をどのようにするかという基本的な物の考え方で進んで、こういう仕事に取り組んだんだと思うんです。それなのに、今度、仕事が始まって、コンサルにお願いをしたら、こういうアンケート調査あるいはいろいろな項目の中で、もう一度こうというような、何か余りどうも計画性といいますか、基本というものは、やはり町がしっかり持って、今度プロ的な物の考え方からするとというものを業者に頼むというのが、行政というか、そういうもののやり方なのかなと思います。 18ページの説明書のほうでも、そのためなんだと思うんですが、195万3,000円減額だというような話なんですけれども、このリニューアルを24年度にしていくというような話で、そういうような話になると、何か指示しているほうがぼけちゃっているような気がするんですが、そういう心配というのはないのでしょうか、伺いたいと思うんです。 ○議長(岩村治雄君) 七井商工観光課長。 ◎商工観光課長(七井真人君) 今、24年度でというお話がございましたけれども、実質的には、全体のリニューアルを1年で完成させるということではなく、24年度の前期に全体の構想が固まれば、それをもって、いわゆる国庫補助を使えるような補助事業に向けた準備をしたいという、そういう意味で、24年度でこれが、成果品が即設計とかということに反映するわけではございません。あくまでも、全体の基礎を固めるための今回はリニューアル調査検討業務でございます。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 14番、見目匡議員。 ◆14番(見目匡君) 今の話を聞きますと、ますますこの道の駅のリニューアルというものの全体像というのが、私だけがわからないかどうかわかりませんが、何かわからなくなってきちゃっているという感じがするんです。今まで町長なんかが、いろいろな形で道の駅を何とかしなきゃならないと、24年度にリニューアルしていくんですよというような説明を聞いていたような気がするんです。それに向けてその調査をするよというようなことで、23年度にこういった事業を立ち上げて、ソフト的なことで業務委託をしたんだ、ところがやっていったらば何かいろいろなことがあるので、それを繰り越しして、さらに24年度も検討していって、それから今度また全体図をつくっていくという話になってくると、どうも今度、実施のほうも、じゃ24年度に限定されませんよ。もう少し、きょうは本議会中ですから、その辺のところは、細かくどうこうというのは言うつもりはありませんが、もう少し、じゃ全員協議会等において、あと少しほど、町でかなりお金をかけてやっていく、そういう場所ですから、わかりやすくしていきたいと思います。 ついでに言わせていただきますと、リニューアル、もう新しくそうしていくというのは、現状維持からさらに拡大のためと私なんかは解釈しているんです。やっていって、今の道の駅よりどんどんだめになるためにお金をつぎ込んでは何にもなりませんから、今の現状では満足できないだろうと、さらにすばらしいこの道の駅にしていきたいために、こういうことをして、リニューアルをしていくんだ。 ただ、今現状を考えたときに言わせていただきますと、今までより道の駅自体の運営とか何かというのは、みんな衰退しているように私なんかは見えるんです。そういうところをひっくるめて考えたときに、まず現状維持できないようなこともあるので、その夢ばかり膨らませていって、現実とかけ離れてしまうような気がするんですが、その辺は担当課長としてどう考えているのか、最後に伺いたいと思います。 ○議長(岩村治雄君) 七井商工観光課長。 ◎商工観光課長(七井真人君) 今、議員さんご指摘のように、現状維持のままという、そういうつもりは毛頭ございませんで、だれもが芳賀町のランドマークとなる道の駅ですので、新しいお客様が満足していただけるような、より活気のある道の駅にしたいという思いがございます。 そのために、じゃいかなる方法がいいかというところで、今回、補正をして、リニューアル検討業務を開始したということでございまして、できれば財源的なものも含めて、今回は、全体のレイアウトとか、それから運営方針とか、より経済的な運営方法はどういう方法がいいかとか、もうありとあらゆる角度から深く掘り下げることが全体の計画をよりよいものにするだろうということ、そういう思いで今回の検討業務を実施しているわけでございますので、ぜひご理解いただきたいと思っております。 ○議長(岩村治雄君) ほかに質疑はありませんか。 ここで暫時休憩したいと思います。2時35分、再開いたします。 △休憩 午後2時23分 △再開 午後2時36分 ○議長(岩村治雄君) ただいまから会議を再開いたします。--------------------------------------- ○議長(岩村治雄君) 2番、北條勲議員。 ◆2番(北條勲君) ページですが、22と23、小学校費と中学校費のここにある光熱水費が、これは節電の関係で減額しているかと思います。ただ、芳賀南小学校がふえているのはどういう理由ですか。 ○議長(岩村治雄君) 上野こども育成課長。 ◎こども育成課長(上野哲男君) お答えいたします。 ただいまご質問がありましたように、小学校、中学校、それぞれ電気料につきましては、夏季電力需給対策によりまして、節電等を実施した結果、残余が出たということで減額補正でございますが、芳賀南小学校の光熱水費につきましては、これにつきましては冷暖房の設備がガスで対応しております。 たまたま平成23年度につきましては、芳賀南小学校は、広域行政事務組合の研究指定校に、23年度、そして来年度もそうなんですが、2カ年継続で事業に取り組むということになっております。そういった都合上、夜間、先生方の残業等もございまして、夜間の暖房を使う機会が多くなったということで、特に今年度、冬場、冬期間、かなり寒い日が続いたものですから、その分のガス代が、若干、50万ほどプラスになったということでございます。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 2番、北條勲議員。 ◆2番(北條勲君) 同じく23ページと24ページの社会体育費の中で、同じ光熱水費で情報館関係は100万が減額になっています。町民会館が100万増額になったのは同じく理由をお聞きしたい。 ○議長(岩村治雄君) 阿久津生涯学習センター課長。 ◎生涯学習課長(阿久津英之君) お答えします。 情報館の減額は、先ほど上野こども育成課長が答弁したように、節電のための減額でございます。 町民会館の増額でございますが、町民会館、芳賀町以外の会館は、震災により使用ができなくなりまして、芳賀町の町民会館に集中して使用がありました。そういうことでの利用が多かったために、電気料等がふえたということでございます。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 9番、大根田和子議員。 ◆9番(大根田和子君) 21ページの真ん中あたりなんですけれども、真ん中よりちょっと下です。 災害対策費として、特殊地下ごうの安全対策工事等をして、多分これは3月の当初予算で1,500万ぐらいあったと思うんですが、なぜこんなにも減額されているのか、内容を教えていただけますでしょうか。 ○議長(岩村治雄君) 石崎総務課長。 ◎総務課長兼選挙管理委員会書記長(石崎享君) お答えいたします。 この特殊地下ごうについては、下高根沢にあります特殊地下ごうでございますが、これは国庫補助を受けてやっているものですが、実施設計をやりまして、空洞部分が当初見込んでいたよりも少なかったと。これは、動圧試験とか、目視といいまして、中にも業者が入りましたけれども、それで埋める部分が少ないために減額となりました。ですから、国庫補助についても減額ということでございます。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 9番、大根田和子議員。 ◆9番(大根田和子君) 便乗するわけではないんですが、昨年の6月か7月あたりだと思うんですが、自治会長を通じて、西高橋地区に、行事神社の下に、8カ所ぐらい、当時、兵隊だったうちの義理の祖父がそこに従事していたという話も聞きまして、地域の人たちに聞き取り調査みたいなことをやって、多分、自治会長から書類が上がっていると思うので、そのあたりの返答がまだいただいておりません。どうなっているか教えてください。 ○議長(岩村治雄君) 石崎総務課長。 ◎総務課長兼選挙管理委員会書記長(石崎享君) お答えいたします。 西高橋の行事神社の東側でございますが、やるのはうちのほうでも確認しております。それで、今現在、検討中でございますので、今後、実施するかどうかについても検討していきたいというふうに思っております。ですから、やるとは、ここではちょっと申し上げられませんが、検討中ということでございます。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) 3番、市川宗司議員。 ◆3番(市川宗司君) 全く同じ質問でしたので、私からは以上です。 ○議長(岩村治雄君) 10番、杉田貞一郎議員。 ◆10番(杉田貞一郎君) 説明書14ページ、祖母井保育園の運営費の中の需用費で、マイナスが115万となっております。需用費としては余りにも減額が多いんですけれども、この内容をお知らせください。 ○議長(岩村治雄君) 上野こども育成課長。 ◎こども育成課長(上野哲男君) お答えいたします。 祖母井保育園につきましては、4月から2保育園が私立保育園ということで民営化したところでございますが、その過程の中で、各市立保育園の中で、おやつ関係についても手づくりで子供たちに食べさせるというような計画が出され、実施されてきたところです。 それに応じまして、町の公立保育園であります祖母井保育園においても、調理員1名を増員しまして、なるべく子供たちに手づくりのものを食べさせようということで、この間、1年間やってきたわけなんですが、その中で、当然、材料費が、その分、人件費のほうがかかった分、材料費のほうが経費節減になったということで、今回、減額補正をさせていただいております。 以上です。 ○議長(岩村治雄君) ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 討論なしと認めます。 これから議案第22号 平成23年度芳賀町一般会計補正予算(第6号)の件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(岩村治雄君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第23号の質疑、討論、採決 ○議長(岩村治雄君) 日程第24、議案第23号 平成23年度芳賀町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 討論なしと認めます。 これから議案第23号 平成23年度芳賀町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(岩村治雄君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第24号の質疑、討論、採決 ○議長(岩村治雄君) 日程第25、議案第24号 平成23年度芳賀町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)の件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 討論なしと認めます。 これから議案第24号 平成23年度芳賀町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)の件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(岩村治雄君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第25号の質疑、討論、採決 ○議長(岩村治雄君) 日程第26、議案第25号 平成23年度芳賀工業団地排水処理センター特別会計補正予算(第3号)の件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 討論なしと認めます。 これから議案第25号 平成23年度芳賀工業団地排水処理センター特別会計補正予算(第3号)の件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(岩村治雄君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第26号の質疑、討論、採決 ○議長(岩村治雄君) 日程第27、議案第26号 平成23年度芳賀町介護保険特別会計補正予算(第2号)の件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 討論なしと認めます。 これから議案第26号 平成23年度芳賀町介護保険特別会計補正予算(第2号)の件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(岩村治雄君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第27号の質疑、討論、採決 ○議長(岩村治雄君) 日程第28、議案第27号 平成23年度芳賀町祖母井南部土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)の件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 討論なしと認めます。 これから議案第27号 平成23年度芳賀町祖母井南部土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)の件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(岩村治雄君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第28号の質疑、討論、採決 ○議長(岩村治雄君) 日程第29、議案第28号 平成23年度芳賀町宅地造成事業特別会計補正予算(第2号)の件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 討論なしと認めます。 これから議案第28号 平成23年度芳賀町宅地造成事業特別会計補正予算(第2号)の件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(岩村治雄君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第29号の質疑、討論、採決 ○議長(岩村治雄君) 日程第30、議案第29号 平成23年度芳賀町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の件を議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(岩村治雄君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩村治雄君) 討論なしと認めます。 これから議案第29号 平成23年度芳賀町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の件を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。          〔起立全員〕 ○議長(岩村治雄君) 起立全員です。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(岩村治雄君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 会議を閉じます。 本日はこれにて散会いたします。 お疲れさまでした。 △散会 午後2時50分...